JP2003337889A - オンライン情報配信システム - Google Patents

オンライン情報配信システム

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JP2003337889A
JP2003337889A JP2003132744A JP2003132744A JP2003337889A JP 2003337889 A JP2003337889 A JP 2003337889A JP 2003132744 A JP2003132744 A JP 2003132744A JP 2003132744 A JP2003132744 A JP 2003132744A JP 2003337889 A JP2003337889 A JP 2003337889A
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Hitomi Kanamori
ひとみ 金森
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、コンピュータネットワーク上のオン
ライン情報配信システムを利用することにより、経済・
金融市場の情報を迅速に知ることを可能ならしめ、顧客
が希望する情報をリアルタイムに、系統立てて、また総
括的に得ることができるオンライン情報配信システムを
提供することを目的とする。 【解決手段】情報ベンダー及び専門情報ベンダーがコン
ピュータネットワーク上の通信回線を介し経済・金融市
場に関する情報を配信する国内外のオンライン情報提供
サービスにおいて、時系列及び/又は逆時系列にリアル
タイムベースで情報を適宜追加し、また、予めフォーマ
ット化されているページにリアルタイムベースで情報を
適宜付加し、新しい情報の配信時に古い情報を何回でも
繰り返し配信できることを特徴とするオンライン情報配
信システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワーク上の通信回線を介して、経済・金融市場の情報
をリアルタイムに、系統立てて、また総括的に顧客へ配
信するためのオンライン情報配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より一般大衆にとっては、経済新聞
や金融新聞のマネー欄などが、経済・金融に関する最新
情報の入手先だった。しかし、これらの情報は週に数回
程度しか入手できない場合が多く、特に資金調達や売出
などの資金取引に絡む情報の専門性が著しく低かった。
また、海外に居住する人々にとっては、母国の経済・金
融市場の情報のみならず、海外における資金取引の情報
などを必要に応じて迅速に入手したいという要望があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
の点を改善すべく、コンピュータネットワーク上のオン
ライン情報配信システムを利用することにより、経済・
金融市場の情報を迅速に知ることを可能ならしめ、顧客
が希望する情報をリアルタイムに、系統立てて、また総
括的に得ることができるオンライン情報配信システムを
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明はオ
ンライン情報配信システムであって、コンピュータネッ
トワーク上の通信回線を介して情報を提供する国内外の
オンライン情報提供サービスにおいて、顧客に配信する
ための経済・金融市場の情報を文字や数値などのデータ
として取り込むデータ入力装置と、該データ入力装置か
ら取り込んだデータを直接顧客に配信する又は情報ベン
ダーを経由して顧客に配信するデータ配信手段と、該配
信されたデータを顧客側のコンピュータ又は情報ベンダ
ー側のコンピュータで受信することで、リアルタイムに
経済・金融市場の情報を入手することができることを特
徴とし、時系列及び/又は逆時系列にリアルタイムベー
スで情報を適宜追加し、新しい情報の配信時に古い情報
を何回でも繰り返し配信できることを特徴とする。本発
明において経済・金融市場に関する情報とは、経済情
報、金融情報及び経済や金融に影響を与える政治情報、
社会情報、文化情報などを指し、記者が配信するニュー
スや論評、分析者が配信する分析・評価や数値データ、
データベース会社が提供する検索可能データ、調査・評
価機関や金融機関が電子文書フォーマットなどで提供す
る運用参考資料や調達参考資料などの種類がある。ま
た、本発明における情報ベンダーとは、自社の専用端末
や専用回線、インターネットなどを使用して顧客へ直接
的に情報を配信する通信社や新聞社などを想定する。こ
れに対し、当該情報ベンダーを経由して間接的に又はイ
ンターネットなどを使用して直接的に顧客へ情報を配信
する出版社や調査・評価機関、データベース会社、金融
機関などを想定して専門情報ベンダーと呼ぶ。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載のオ
ンライン情報配信システムであって、前記配信情報を、
融資の実行、貸付債権の売出、株式、債券もしくはコマ
ーシャル・ペーパーの募集、売出もしくは落札など各種
資金取引の気配値及び/又は理論値とすることを特徴と
する。本発明における各種資金取引の気配値及び理論値
には次のような数値があり、個別の銘柄・案件のみなら
ず、特定の業種、特定の信用力格付け及び特定の株価格
付けなども対象となり得る。 (1)利率。 (2)価格:発行価格、売出価格、引受価額、商法上の
発行価額、再販価格、権利行使価格など。 (3)利回り:最終利回り、配当利回りなど。 (4)割引率、割増率。 (5)為替レート。 (6)スワップ取引を実施しない場合の資金調達コス
ト、スワップ取引後の資金調達コスト。 (7)融資契約に絡む諸費用、発行諸費用、売出諸費
用、期中の諸費用など。一般に募集とは、金融商品を新
規に発行する際に複数の資産運用者へ均一条件で行う販
売行為を指す。一方、募集・発行されて既に資産運用者
が保有している金融商品を、他の複数の資産運用者へ均
一条件で放出する際に行う販売行為を売出といい、売出
を行う資産運用者を特に売出人と呼ぶ。また、募集にお
ける販売価格を発行価格、売出における販売価格を売出
価格といい、募集と売出を同時に実施する場合、両者は
同一水準に値決めされる。 尚、本発明における各種金融商品の募集、売出及び落札
は、特別目的会社や信託などの媒介体を使用する案件、
私募案件及び非公開案件の販売を含む。
【0006】請求項3記載の発明は、請求項1記載のオ
ンライン情報配信システムであって、前記配信情報を、
スワップ金利もしくはそれに相当する変動金利に対する
上乗せ利回り及び/又は国債利回りに対する上乗せ利回
りで運用利回りを表示したデータとすることを特徴とす
る。一般にスワップ金利とは、スワップ取引における固
定金利を指し、スワップ取引とは、該固定金利と変動金
利など、異なる金利の支払や受取を交換する金融取引を
いう。また、運用利回りにおける上乗せ利回りとは、ス
ワップ金利や国債利回りなどの指標金利に対し、金利商
品の利回りがどの程度高いかを意味する。
【0007】請求項4記載の発明は、請求項1記載のオ
ンライン情報配信システムであって、前記配信情報を、
スワップ金利又はそれに相当する変動金利に対する上乗
せ利回りで資金調達コストを表示したデータとすること
を特徴とする。一般に、金利商品において資金調達コス
トとは、資金調達者が資金調達の際に負担する利回りで
あり、絶対値のみならず、前記スワップ金利又はそれに
相当する変動金利に対する上乗せ利回りで表示すること
が可能である。
【0008】請求項5記載の発明は、請求項1記載のオ
ンライン情報配信システムであって、前記配信情報を、
基準株価に対する発行価格もしくは売出価格の割合、基
準株価に対する引受価額の割合、基準株価に対する手取
価額の割合、及び基準株価と手取価額との差額の基準株
価に対する割合のうち、何れか1つ以上の指数とするこ
とを特徴とする。本発明では、株式の発行価格又は売出
価格から、金融機関へ支払われる引受手数料及び1株当
たりの諸費用を差し引いた資金調達者又は売出人の手取
分を手取価額と呼ぶ。また、一般に基準株価とは、発行
・売出価格が決定される当日の株価終値であり、資産運
用者への募集・売出がスムースに運ぶよう、発行・売出
価格は基準株価を若干割り引いて決定される。そして、
発行・売出価格から引受手数料を差し引いた価格は引受
価額と呼ばれる。よって、これらの価格は通常、基準株
価、発行・売出価格、引受価額、手取価額の順に低くな
る。引受手数料や1株当たりの諸費用は、資金調達者や
売出人が資金取引の際に負担する実費であり、基準株価
と発行・売出価格との差額は資金調達者や売出人が被る
一種の逸失利益、即ち間接的なコストであると認識する
ことが可能である。
【0009】請求項6記載の発明は、請求項1記載のオ
ンライン情報配信システムであって、前記配信情報を、
評価分析情報としての採点データとすることを特徴とす
る。
【0010】請求項7記載の発明は、請求項1記載のオ
ンライン情報配信システムであって、前記配信情報を、
各種資金取引に関与した金融機関、資金調達者、売出
人、資産運用者などのランキング、及び/又は各種資金
取引の取引総額の統計データとすることを特徴とする。
本発明における国内外の資金取引のランキングには、主
として以下のような種類があり、これらの組み合わせに
より、更に異なったランキングを集計することも可能で
ある。 (1)金融商品別:融資、貸付債権、株式、債券、コマ
ーシャル・ペーパー。 (2)市場別:国別、通貨別、上場・非上場別、取引所
別。 (3)取引数量別:資金調達額、資金調達件数、売出
額、売出件数、発行株数、売出株数、資金調達枠、与信
枠、発行登録枠。 (4)価格別:券面、額面、発行価格、売出価格、引受
価額、商法上の発行価額、再販価格。 (5)販売形態別:募集、売出、入札、落札、私募、縁
故。 (6)販売対象別:個人の資産運用者向け、法人の資産
運用者向け、欧州などの資産運用者向け、北米の機関投
資家向け。 (7)主体別:コーディネーター、アレンジャー、ブッ
クマネージャー、ブックランナー、事務主幹事、主幹
事、共同主幹事、副幹事、引受業者、販売業者、主取扱
者、取扱者、主受託会社、受託会社、代表管理会社、管
理会社、財務代理人、払込取扱金融機関、資金調達者、
売出人、資産運用者、保証人。 (8)期間別:1日、1週間、1ヶ月、1年(暦年、会
計年度)、10年。
【0011】請求項8記載の発明は、請求項1記載のオ
ンライン情報配信システムであって、前記配信情報を、
資金取引の予定又は観測情報、実施される該資金取引の
諸条件、実施された該資金取引に関する評価分析の順序
で提供されるデータとすることを特徴とする。
【0012】請求項9記載の発明はオンライン情報配信
システムであって、コンピュータネットワーク上の通信
回線を介して情報を提供する国内外のオンライン情報提
供サービスにおいて、顧客に配信するための経済・金融
市場の情報を文字や数値などのデータとして取り込むデ
ータ入力装置と、該データ入力装置から取り込んだデー
タを直接顧客に配信する又は情報ベンダーを経由して顧
客に配信するデータ配信手段と、該配信されたデータを
顧客側のコンピュータ又は情報ベンダー側のコンピュー
タで受信することで、リアルタイムに経済・金融市場の
情報を入手することができることを特徴とし、該配信情
報を資産運用者向けの運用参考資料とすることを特徴と
する。本発明における運用参考資料とは、主として次の
ような資料を指す。 (1)資産配分の提案・評価。 (2)マクロ経済や経済指標、金融指標の分析・予測。 (3)金利・為替市場全般や指標金利、債券指数の分析
・予測、個別業種や個別企業の信用リスクの分析・予
測、個別通貨の分析・予測。 (4)株式市場全般や株式指数、個別業種、個別企業、
個別株価の分析・予測。 (5)各種資金取引の予定・観測や諸条件、評価・分
析。 (6)資産運用者の金融商品の持高情報。 (7)運用受託者に関しての概要や評価・分析。 (8)各種閲覧・開示書類。 (9)上記各種資料で使用される予測データの平均値、
及び該平均値に関しての評価・分析。 (10)上記各種資料で使用された予測データの検証結
果、及び該検証結果に基づく各種ランキング。 (11)上記各種資料へのアクセス件数、及び該アクセ
ス件数に関しての各種ランキングや評価・分析。
【0013】請求項10記載の発明はオンライン情報配
信システムであって、コンピュータネットワーク上の通
信回線を介して情報を提供する国内外のオンライン情報
提供サービスにおいて、顧客に配信するための経済・金
融市場の情報を文字や数値などのデータとして取り込む
データ入力装置と、該データ入力装置から取り込んだデ
ータを直接顧客に配信する又は情報ベンダーを経由して
顧客に配信するデータ配信手段と、該配信されたデータ
を顧客側のコンピュータ又は情報ベンダー側のコンピュ
ータで受信することで、リアルタイムに経済・金融市場
の情報を入手することができることを特徴とし、該配信
情報を資金調達者向けの調達参考資料とすることを特徴
とする。本発明における調達参考資料とは、主として次
のような資料を指す。 (1)資金調達のタイミングや値決め・資金調達コスト
の水準、値決めの方法、販売需要などについての意見。 (2)負債・資本構成の提案・評価。 (3)マクロ経済や経済指標、金融指標の分析・予測。 (4)金利・為替市場全般や指標金利、債券指数の分析
・予測、個別業種や個別企業の信用リスクの分析・予
測、個別通貨の分析・予測。 (5)株式市場全般や株式指数、個別業種、個別企業、
個別株価の分析・予測。 (6)各種資金取引の予定・観測や諸条件、評価・分
析。 (7)資産運用者の金融商品の持高情報。 (8)各種閲覧・開示書類。 (9)上記各種資料で使用される予測データの平均値、
及び該平均値に関しての評価・分析。 (10)上記各種資料で使用された予測データの検証結
果、及び該検証結果に基づく各種ランキング。 (11)上記各種資料へのアクセス件数、及び該アクセ
ス件数に関しての各種ランキングや評価・分析。
【0014】請求項11記載の発明はオンライン情報配
信システムであって、コンピュータネットワーク上の通
信回線を介して情報を提供する国内外のオンライン情報
提供サービスにおいて、顧客に配信するための経済・金
融市場の情報を文字や数値などのデータとして取り込む
データ入力装置と、該データ入力装置から取り込んだデ
ータを直接顧客に配信する又は情報ベンダーを経由して
顧客に配信するデータ配信手段と、該配信されたデータ
を顧客側のコンピュータ又は情報ベンダー側のコンピュ
ータで受信することで、リアルタイムに経済・金融市場
の情報を入手することができることを特徴とし、予めフ
ォーマット化されているページにリアルタイムベースで
情報を適宜付加し、新しい情報の配信時に古い情報を何
回でも繰り返し配信できることを特徴とする。
【0015】請求項12記載の発明は、請求項11記載
のオンライン情報配信システムであって、前記配信情報
を、融資の実行、貸付債権の売出、株式、債券もしくは
コマーシャル・ペーパーの募集、売出もしくは落札など
各種資金取引の気配値及び/又は理論値とすることを特
徴とする。
【0016】請求項13記載の発明は、請求項11記載
のオンライン情報配信システムであって、前記配信情報
を、スワップ金利もしくはそれに相当する変動金利に対
する上乗せ利回り及び/又は国債利回りに対する上乗せ
利回りで運用利回りを表示したデータとすることを特徴
とする。
【0017】請求項14記載の発明は、請求項11記載
のオンライン情報配信システムであって、前記配信情報
を、スワップ金利又はそれに相当する変動金利に対する
上乗せ利回りで資金調達コストを表示したデータとする
ことを特徴とする。
【0018】請求項15記載の発明は、請求項11記載
のオンライン情報配信システムであって、前記配信情報
を、基準株価に対する発行価格もしくは売出価格の割
合、基準株価に対する引受価額の割合、基準株価に対す
る手取価額の割合、及び基準株価と手取価額との差額の
基準株価に対する割合のうち、何れか1つ以上の指数と
することを特徴とする。
【0019】請求項16記載の発明は、請求項11記載
のオンライン情報配信システムであって、前記配信情報
を、評価分析情報としての採点データとすることを特徴
とする。
【0020】請求項17記載の発明は、請求項11記載
のオンライン情報配信システムであって、前記配信情報
を、各種資金取引に関与した金融機関、資金調達者、売
出人、資産運用者などのランキング、及び/又は各種資
金取引の取引総額の統計データとすることを特徴とす
る。
【0021】請求項18記載の発明は、請求項11記載
のオンライン情報配信システムであって、前記配信情報
を、資金取引の予定又は観測情報、実施される該資金取
引の諸条件、実施された該資金取引に関する評価分析の
順序で提供されるデータとすることを特徴とする。
【0022】本発明によるオンライン情報配信システム
では、情報ベンダーや専門情報ベンダーが、経済・金融
市場の情報を顧客へリアルタイムに配信することができ
る。これにより、顧客となる銀行や証券会社などの金融
機関は、経済・金融市場の各種ニュースや分析記事をリ
アルタイムに且つ系統立てて入手でき、また、リアルタ
イムに更新される各種データベースを適宜ビジネスに活
用できる。また、顧客となる金融機関は、資金取引の目
安となる相場水準の気配値・理論値、資金取引の予定・
観測情報、実施される資金取引の諸条件、実施された該
資金取引の採点データや評価・分析、流通市場へ移行し
た各種金融商品についての権利行使・条件変更の内容、
流通市場における該金融商品の取引数量や約定値・気配
値・理論値、該流通市場の評価・分析、満期を迎える各
種金利商品の評価・分析などの専門性が高い情報を、系
統立てていち早く入手することで、引受・販売業務や委
託・仲介業務、自己売買業務で競合他社より優位に立つ
ことができ、これが各種手数料や売買益の増加につなが
る。さらに、自社を含む資金取引の各種ランキングや、
取引総額についての統計データをリアルタイムで入手す
ることにより、上記各種業務についての全社的な戦略を
立てやすくなる。
【0023】顧客となる事業法人などの資金調達者は、
経済・金融市場の各種ニュースや分析記事、資金調達水
準の気配値・理論値、各種調達参考資料をリアルタイム
に入手することで、自社の資金調達のタイミングを計る
ことができる。また、自社の資金調達についての採点デ
ータや評価・分析、流通市場へ移行した自社の金融商品
の価格・利回りデータと評価・分析、満期を迎える自社
の金利商品の評価・分析などをいち早く入手すること
で、自社が実施した資金調達の値決めや方法、タイミン
グなどについての分析・反省が容易且つ客観的になり、
これが次回の資金調達におけるコスト軽減に繋がる。ま
た、他社の資金取引の情報や取引総額についての統計デ
ータをいち早く入手することで、自社の資金調達の方針
や目標、スケジュールが立てやすくなり、延いてはこれ
が自社の資金調達の最適化に繋がる。さらに、資金調達
者は、資金調達に関与する金融機関の各種ランキングや
各種調達参考資料をリアルタイムに入手することで各金
融機関の得手・不得手が判明し、自社の調達方針や調達
目標に合致した金融機関を助言者として即座に選定する
ことが可能となる。
【0024】顧客となる生損保、投信・投資顧問会社な
どの機関投資家や個人の資産運用者は、経済・金融市場
の各種ニュースや分析記事をリアルタイムに且つ系統立
てて入手でき、資金取引水準の気配値・理論値、資金取
引の予定・観測情報、実施される資金取引の諸条件、各
種運用参考資料をいち早く入手することで、タイミング
良くこれらの資金取引に参加できる。また、資産運用者
は、実施された資金取引についての採点データや評価・
分析、流通市場へ移行した金融商品の価格・利回りデー
タと評価・分析、満期を迎える金利商品の評価・分析、
資金取引総額の統計データなど、専門性が高い情報をい
ち早く入手することで、自社が実施した資産運用の対象
商品やタイミングなどについての分析・反省が容易且つ
客観的になり、これが次回の資産運用における利回り向
上に繋がる。さらに、顧客となる資産運用者は、資金取
引に関与する金融機関の各種ランキングや各種運用参考
資料をリアルタイムに入手することで各金融機関の得手
・不得手が判明し、自社の運用方針や運用目標に合致し
た金融機関を助言者として即座に選定することが可能と
なる。
【0025】情報ベンダーは、顧客へ提供する情報内容
が充実し、顧客数、延いては購読料や広告収入の増加に
繋がる。また、専門情報ベンダーに自社の専用端末や専
用回線を使用させて情報を配信する場合には、専門情報
ベンダーのサービスを自社の情報提供サービスの1メニ
ューとして持つことで、他の情報ベンダーとの競争にお
いて優位に立つことができ、自社の顧客のキャンセル防
止に役立つ。
【0026】そして、前記後者の場合は、専門情報ベン
ダーから回線使用料などを徴収でき、顧客数の増加に伴
って、徴収できる回線使用料などが等しい割合で増加し
ていく。さらに、専門情報ベンダーのサービスを自社の
情報提供サービスの1メニューとすることで、自ら多く
の記者や分析者、調査員を抱える必要がなくなり、結果
として制作費や人件費を節約できる。
【0027】専門情報ベンダーは、情報ベンダーを経由
して間接的に情報を配信する場合に、顧客へ提供する情
報内容が充実し、それが顧客から高い評価を得ること
で、より多くの情報ベンダーと配信契約を結ぶことがで
き、これが顧客数の増加、延いては購読料や情報提供料
などの増収に繋がる。一方、インターネットなどを使用
して直接的に情報を配信する場合も、顧客へ提供する情
報内容が充実し、顧客数、延いては購読料や広告収入の
増加に繋がる。
【0028】また、金融機関や調査・評価機関が専門情
報ベンダーとして、運用参考資料もしくは調達参考資料
を、顧客である資産運用者もしくは資金調達者へ配信す
る場合には、自社が作成した参考資料へのアクセス件数
や、実際にアクセスした資産運用者もしくは資金調達者
が判明し、今後の参考資料作成の励みとなる。また、該
アクセス件数を基にした人気ランキングや、予測データ
の検証結果を基にした的中ランキングなどを自己の宣伝
に使用できる機会が増える。
【0029】金利商品の運用利回りを、スワップ金利も
しくはそれに相当する変動金利に対する上乗せ利回り
や、国債利回りに対する上乗せ利回りで表示したデー
タ、金利商品による資金調達のコストをスワップ金利も
しくはそれに相当する変動金利に対する上乗せ利回りで
表示したデータ、及び株式の資金取引コストを基準株価
に対する発行・売出価格や引受価額、手取価額の割合で
表示した本発明の新指数は、資金取引の相場水準を客観
的、連続的に把握しづらい環境下においても、評価・分
析の尺度として高い透明性を金融市場に提供できる。こ
れらの尺度は、過去の資金取引との比較の上で、個別の
案件が資産運用者寄りか、又は資金調達者もしくは売出
人寄りかを示し、同一商品の個別銘柄間の水準比較のみ
ならず、相異なる金融商品間の水準比較にも利便性を発
揮する。
【0030】本発明における顧客に対する課金方法の一
例としては、情報ベンダー又は専門情報ベンダーが、専
用回線やインターネットなどの通信回線を通じて直接顧
客に情報を配信する場合、顧客に対して年間購読料を徴
収する。インターネットを通じた配信の場合には、1パ
スワードなどに対して購読料を設定することができる。
一方、専門情報ベンダーが、情報ベンダーの専用端末や
専用回線を経由して顧客に情報を配信する場合には、次
の2通りの課金方法が例として挙げられる。1つの方法
は、顧客が情報ベンダーに対して年間購読料を支払い、
情報ベンダーはそのうちの10%程度を回線使用料とし
て差し引いた後、残る90%程度を情報提供料として専
門情報ベンダーに支払う。他の方法は、顧客が専門情報
ベンダーに対して年間購読料を支払い、専門情報ベンダ
ーはそのうちの90%程度を情報提供料として差し引い
た後、残る10%程度を回線使用料として情報ベンダー
に支払う。尚、情報ベンダーと専門情報ベンダーとの間
の手数料比率はこれに限定されるものではない。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明は、経済・金融市場の情報
をリアルタイムに顧客へ配信するためのオンライン情報
配信システムに関する。即ち、情報ベンダー及び専門情
報ベンダーがコンピュータネットワーク上の通信回線を
介し経済・金融市場に関する情報を配信する国内外のオ
ンライン情報提供サービスにおいて、時系列及び/又は
逆時系列にリアルタイムベースで情報を適宜追加し、ま
た、予めフォーマット化されているページにリアルタイ
ムベースで情報を適宜付加し、新しい情報の配信時に古
い情報を何回でも繰り返し配信することができる。
【0032】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施形態の一
例を説明する。図1において、データ1は情報ベンダー
3が入力する経済・金融市場の情報であり、文字や数値
などのデータとしてデータ入力装置2に取り込まれる。
データ入力装置2から取り込まれた各種データ1は情報
ベンダー3のコンピュータを用い、通信回線4を介して
複数の顧客A、顧客B、顧客Cにリアルタイムで配信さ
れる。この情報提供サービスに対し、各顧客5は情報ベ
ンダー3に年間購読料を支払う。
【0033】一方、図1において、データ6は専門情報
ベンダー8が入力する経済・金融市場の情報であり、文
字や数値などのデータとしてデータ入力装置7に取り込
まれる。データ入力装置7から取り込まれた各種データ
6は、専門情報ベンダー8のコンピュータを用い、通信
回線9を介して情報ベンダー3へ送信される。情報ベン
ダー3側へ送信された各種データ6は、情報ベンダー3
のコンピュータを用い、通信回線4を介して複数の顧客
A、顧客B、顧客Cへリアルタイムで配信される。この
情報提供サービスに対し、各顧客5は情報ベンダー3に
年間購読料を支払う。その後、情報ベンダー3は、その
購読料の例えば10%を回線使用料として差し引いた
後、残る90%を情報提供料として専門情報ベンダー8
に支払う。もしくは、この情報提供サービスに対し、各
顧客5は専門情報ベンダー8に年間購読料を支払う。そ
の後、専門情報ベンダー8は、その購読料の例えば90
%を情報提供料として差し引いた後、残る10%を回線
使用料として情報ベンダー3に支払う。
【0034】上記情報配信方法とは異なり、専門情報ベ
ンダー8は、インターネットなどのなどの通信回線10
を通じ、直接顧客5に文字や数値などのデータ6を配信
することもできる。この情報提供サービスに対し、各顧
客5は専門情報ベンダー8に年間購読料を支払う。
【0035】図2以下は、本発明で配信される情報の一
例を示したものである。図2は、逆時系列に情報を適宜
追加し、新しい情報の配信時に古い情報を何回でも繰り
返し配信する一例を示したものである。このフォーマッ
トには、配信時刻(15時47分)、日付(11月25
日)とともに記事の見出しが文字データとして表示さ
れ、罫線を挟んでその見出しの下には、その日時に配信
されたA社についての最新記事が記されている。また、
その記事の下には、11月24日の16時50分と11
月20日の11時30分に配信された記事が残ってお
り、これによって顧客は、A社に関する情報の全体の流
れを把握することができる。
【0036】図3乃至図5は、予めフォーマット化され
ているページに情報を適宜付加し、新しい情報の配信時
に古い情報を何回でも繰り返し配信する一例を示したも
のである。図3は最初の配信情報を示している。図表の
上欄には見出し(A社が仮条件を発表)と日付・時間
(3月16日:14時30分)が文字データとして表示
され、罫線の下欄には最初の記事(債券を募集するA社
が、2.30〜2.35%の仮条件を発表した)が示さ
れるとともに、予めフォーマット化されている項目、即
ち募集日や満期、利率などのうち、募集日と主幹事の具
体的な情報が文字データとして顧客に配信される。
【0037】次に図4は、更に新しい情報が追加された
フォーマットを示している。ここでは、満期や利率、発
行価格などが加わった。そして図5は、運用利回りの上
乗せ利回りや資金調達コストの上乗せ利回りという、顧
客にとって重要な情報が付加されたフォーマットを示し
ている。運用利回りの上乗せ利回りには、いくつかの表
記方法がある。まず、スワップ金利もしくはそれに相当
する変動金利が比較の対象である場合には、例えばプラ
ス0.17%、スワップ金利比=プラス17bp、スワ
ップ金利+0.17%、Libor+17bp、Lプラ
ス0.17%などのように上乗せ利回りを表示する。ま
た、国債利回りが比較の対象である場合には、例えば第
219回国債(3月発行)プラス0.51%、第219
回国債(3月)+51bp、国債利回り比=プラス0.
51%(第219回債3月発行)、JGB(#219−
3)+0.51%、JGB(#219−3)プラス51
bpなどのように、比較している国債の銘柄を特定した
上で上乗せ利回りを表示する。一方、資金調達コストの
上乗せ利回りは、例えばLiborプラス0.28%、
Libor+28bp、L+0.28%、Lプラス28
bpなどのように表示される。
【0038】図6乃至図9は、融資の実行、貸付債権の
売出、株式、債券もしくはコマーシャル・ペーパーの募
集、売出もしくは落札など各種資金取引で目安となる相
場水準の気配値・理論値を配信する一例を示したもので
ある。図6は、ある資金調達者が現在の相場環境下で、
円通貨又は米ドル、ユーロ、英ポンドの外貨を選択して
債券を発行する際に、運用利回りが通貨・年限によって
どのように異なるのかを、気配値もしくは理論値で示し
ている。例えば、10年満期のユーロ建て債券が選択さ
れた場合、現在なら同債は5.25%の利回りで発行で
きることが分かる。そして図7は、現在の相場における
資金調達コストの理論値を絶対値で表示したものであ
る。外貨については、発行手取金を金融派生商品市場で
円通貨にスワップした場合、最終的な資金調達コストが
円ベースで何%程度になるかの理論値を示している。例
えば、英ポンド建ての10年物債券を発行して円通貨に
スワップした場合、この資金調達者が達成できるコスト
は1.27%となり、これは、直接円建ての10年物債
券を発行する水準(1.84%)よりも、低いコストで
資金が調達できることを示す。
【0039】次に図8は、既公開会社のA〜E社が株式
の発行・売出をする際、発行・売出価格や割引率、引受
価額が、現在の市場環境においてどの程度になるかの気
配値もしくは理論値を表示している。図8によると、D
社は他社に比して割引率が6%と高いが、これは例え
ば、昨今の株価の推移や収益見通しが芳しくないことな
どから、現在の株価水準から大きく発行・売出価格を引
き下げないと資産運用者を惹きつけることが出来ないこ
とを示す。そして図9は、未公開会社であるF〜J社が
株式を新規公開する際に、発行・売出価格や引受価額、
商法上の発行価額がどの程度になるかの気配値もしくは
理論値を示している。
【0040】図10は、本発明における資金取引コスト
の新指数の一例を示したものである。募集や売出を実施
した株式の値決めを評価するには、これまで2種類の方
法しかなかった。1つは、発行・売出価格bが基準株価
aから割り引かれている割合(割引率d)であり、これ
が低いほど資金調達者・売出人寄り、高いほど資産運用
者寄りの値決めであるということができた。もう1つ
は、発行・売出価格bに対する引受手数料の割合(引受
手数料率e)であり、こちらも数値が低いほど資金調達
者・売出人寄り、高い場合は引受・販売業務を担当する
金融機関寄りの値決めであると判断することが可能だっ
た。しかし、図10において、例えばA株式とB株式と
を比較した場合、割引率dは、A株式(4.00%)よ
りB株式(3.11%)が低いため、B株式の方が資金
調達者・売出人寄りに見えるが、引受手数料率eでは、
逆にB株式(5.08%)よりA株式(4.69%)の
方が低いため、一体どちらの方が資金調達者・売出人寄
りの値決めなのか判断しづらい。また、募集や売出に要
するコストは引受手数料のみではなく、様々な諸費用が
存在する。案件によっては、これが相対的に大きな割合
を占める場合もあり、これをどう評価するかも問題だっ
た。そこで本発明では、引受価額cから1株当たりの諸
費用fを引いた手取価額gという概念を設け、手取価額
gを基準株価aと直接照らし合わせることで、総合的に
株式の資金取引コストを評価する。この新指数γの比較
においては、B株式(88.52ポイント)よりA株式
(90.75ポイント)の数値が高い。即ち、基準株価
aに対する手取価額gの割合が高いA株式の値決めが、
より資金調達者・売出人寄りであるとの評価が可能にな
る。また、基準株価aと手取価額gとを比較する場合に
は、両者の差額に対する基準株価aの割合δを使用する
こともでき、この方式によればA株式の指数が9.25
ポイント、B株式は11.48ポイントとなり、数値の
低い方が資金調達者・売出人寄りである。基準株価aに
対する手取価額gの割合γのみならず、基準株価aに対
する発行・売出価格bの割合αや、基準株価aに対する
引受価額cの割合βが併せて表示されると、資金取引コ
ストの透明性が更に増す。C株式とD株式とを比較した
場合、基準株価aに対する発行・売出価格bの割合αが
双方97.00ポイントで等しいものの、基準株価aに
対する引受価額cの割合βでは、D株式(92.00ポ
イント)よりC株式(92.16ポイント)が資金調達
者・売出人寄りであった。
【0041】図11は、資金取引の実施時にリアルタイ
ムで配信される採点データの一例を示したものである。
図11では、発行されたE〜H債券を、値決め、タイミ
ング、値決め後の値動き、流動性、革新性の5項目に関
して、記者や分析者、調査員などが、金融機関や資産運
用者などの市場関係者に対してヒアリングなどを行い、
その結果に基づいて各項目を20点満点で採点。その点
数を合計した数値を、総合評価の得点数(100点満
点)として右列に表示している。この採点データによる
と、相場環境的にE債券は販売されたタイミングが芳し
くなかったものの、値決めや流動性、革新性の点で市場
関係者の評価が高く、4案件の中で最も高い総合得点を
獲得していることが分かる。この採点データを蓄積する
ことで、その日で最も評価が高い案件、もしくは、その
週で最も評価が高い案件、同様にその月やその年で最高
得点を獲得している案件などがリアルタイムベースで明
らかになり、例えば資金取引の種類別に、採点の結果を
配信することが可能になる。
【0042】図12は、各種資金取引に関与した金融機
関や資金調達者、売出人、資産運用者などのランキング
をリアルタイムに配信する一例を示したものである。図
12では、2002年1〜6月に売り出された株式で主
幹事を務めた金融機関が、その売出金額の合計数字を基
にランク付けされ、併せてその半年間の占有率が表示さ
れている。トップにランクされているのはA証券であ
り、売出の主幹事を務めた合計金額は1380億円、割
合にして34.7%を占めた。株式の売出は、新規案件
が条件確定される都度、売出額が主幹事毎に該ランキン
グに加算され、占有率が計算し直されていく。
【0043】図13は、各種資金取引が実施された段階
で、取引総額についての統計データをリアルタイムに更
新する一例を示したものである。2002年4月の時点
において、当月の払込みや受渡で実施される資金調達や
売出は、新規案件が条件確定される都度、この一覧表に
取引総額が加算されていく。
【0044】そして、本発明におけるオンライン情報提
供サービスは、資金取引の目安となる相場水準の気配値
・理論値、資金取引の予定・観測情報、実施される該資
金取引の諸条件、実施された該資金取引の評価・分析、
流通市場へ移行した各種金融商品についての権利行使・
条件変更の内容、流通市場における該金融商品の取引数
量や約定値・気配値・理論値、該流通市場の評価・分
析、満期を迎える各種金利商品の評価・分析などで構成
されている。
【0045】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、次のような効果を奏する。
【0046】本発明によるオンライン情報配信システム
は、資金取引などの専門性が高い経済・金融市場の情報
を、国内外の顧客へリアルタイムに、系統立てて、また
総括的に配信することができる。この効果として、顧客
となる金融機関は、各種業務で競合他社より優位な立場
に立つことができ、これが手数料収入や売買益の増加に
繋がる。また、顧客となる資金調達者は資金調達コスト
を軽減でき、顧客となる資産運用者は運用利回りを向上
させることができる。
【0047】また、情報を配信する情報ベンダーや専門
情報ベンダーは、経済的な効果として、顧客から高い評
価を得ることで購読料、広告収入、情報提供料もしくは
回線使用料などの増収を図れる。さらに、業務の効率化
により、制作費や人件費を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いるオンライン情報配信システムの
構成図である。
【図2】本発明の一実施例を示す文字データとしての情
報である。
【図3】本発明の他の実施例を示すフォーマット化され
たページに表示される情報である。
【図4】本発明の他の実施例を示すフォーマット化され
たページに表示される情報である。
【図5】本発明の他の実施例を示すフォーマット化され
たページに表示される情報である。
【図6】本発明の他の実施例を示す文字・数値データと
しての情報である。
【図7】本発明の他の実施例を示す文字・数値データと
しての情報である。
【図8】本発明の他の実施例を示す文字・数値データと
しての情報である。
【図9】本発明の他の実施例を示す文字・数値データと
しての情報である。
【図10】本発明の他の実施例を示す文字・数値データ
としての情報である。
【図11】本発明の他の実施例を示す文字・数値データ
としての情報である。
【図12】本発明の他の実施例を示す文字・数値データ
としての情報である。
【図13】本発明の他の実施例を示す文字・数値データ
としての情報である。
【符号の説明】
1 情報ベンダーのデータ 2 情報ベンダーのデータ入力装置 3 情報ベンダー 4 情報ベンダーの通信回線 5 顧客 6 専門情報ベンダーのデータ 7 専門情報ベンダーのデータ入力装置 8 専門情報ベンダー 9 専門情報ベンダーの通信回線 10 専門情報ベンダーの通信回線

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータネットワーク上の通信回線を
    介して情報を提供する国内外のオンライン情報提供サー
    ビスにおいて、顧客に配信するための経済・金融市場の
    情報を文字や数値などのデータとして取り込むデータ入
    力装置と、該データ入力装置から取り込んだデータを直
    接顧客に配信する又は情報ベンダーを経由して顧客に配
    信するデータ配信手段と、該配信されたデータを顧客側
    のコンピュータ又は情報ベンダー側のコンピュータで受
    信することで、リアルタイムに経済・金融市場の情報を
    入手することができることを特徴とし、時系列及び/又
    は逆時系列にリアルタイムベースで情報を適宜追加し、
    新しい情報の配信時に古い情報を何回でも繰り返し配信
    できることを特徴とするオンライン情報配信システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記配信情報を、融資
    の実行、貸付債権の売出、株式、債券もしくはコマーシ
    ャル・ペーパーの募集、売出もしくは落札など各種資金
    取引の気配値及び/又は理論値とすることを特徴とする
    オンライン情報配信システム。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記配信情報を、スワ
    ップ金利もしくはそれに相当する変動金利に対する上乗
    せ利回り及び/又は国債利回りに対する上乗せ利回りで
    運用利回りを表示したデータとすることを特徴とするオ
    ンライン情報配信システム。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記配信情報を、スワ
    ップ金利又はそれに相当する変動金利に対する上乗せ利
    回りで資金調達コストを表示したデータとすることを特
    徴とするオンライン情報配信システム。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記配信情報を、基準
    株価に対する発行価格もしくは売出価格の割合、基準株
    価に対する引受価額の割合、基準株価に対する手取価額
    の割合、及び基準株価と手取価額との差額の基準株価に
    対する割合のうち、何れか1つ以上の指数とすることを
    特徴とするオンライン情報配信システム。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記配信情報を、評価
    分析情報としての採点データとすることを特徴とするオ
    ンライン情報配信システム。
  7. 【請求項7】請求項1において、前記配信情報を、各種
    資金取引に関与した金融機関、資金調達者、売出人、資
    産運用者などのランキング、及び/又は各種資金取引の
    取引総額の統計データとすることを特徴とするオンライ
    ン情報配信システム。
  8. 【請求項8】請求項1において、前記配信情報を、資金
    取引の予定又は観測情報、実施される該資金取引の諸条
    件、実施された該資金取引に関する評価分析の順序で提
    供されるデータとすることを特徴とするオンライン情報
    配信システム。
  9. 【請求項9】コンピュータネットワーク上の通信回線を
    介して情報を提供する国内外のオンライン情報提供サー
    ビスにおいて、顧客に配信するための経済・金融市場の
    情報を文字や数値などのデータとして取り込むデータ入
    力装置と、該データ入力装置から取り込んだデータを直
    接顧客に配信する又は情報ベンダーを経由して顧客に配
    信するデータ配信手段と、該配信されたデータを顧客側
    のコンピュータ又は情報ベンダー側のコンピュータで受
    信することで、リアルタイムに経済・金融市場の情報を
    入手することができることを特徴とし、該配信情報を資
    産運用者向けの運用参考資料とすることを特徴とするオ
    ンライン情報配信システム。
  10. 【請求項10】コンピュータネットワーク上の通信回線
    を介して情報を提供する国内外のオンライン情報提供サ
    ービスにおいて、顧客に配信するための経済・金融市場
    の情報を文字や数値などのデータとして取り込むデータ
    入力装置と、該データ入力装置から取り込んだデータを
    直接顧客に配信する又は情報ベンダーを経由して顧客に
    配信するデータ配信手段と、該配信されたデータを顧客
    側のコンピュータ又は情報ベンダー側のコンピュータで
    受信することで、リアルタイムに経済・金融市場の情報
    を入手することができることを特徴とし、該配信情報を
    資金調達者向けの調達参考資料とすることを特徴とする
    オンライン情報配信システム。
  11. 【請求項11】コンピュータネットワーク上の通信回線
    を介して情報を提供する国内外のオンライン情報提供サ
    ービスにおいて、顧客に配信するための経済・金融市場
    の情報を文字や数値などのデータとして取り込むデータ
    入力装置と、該データ入力装置から取り込んだデータを
    直接顧客に配信する又は情報ベンダーを経由して顧客に
    配信するデータ配信手段と、該配信されたデータを顧客
    側のコンピュータ又は情報ベンダー側のコンピュータで
    受信することで、リアルタイムに経済・金融市場の情報
    を入手することができることを特徴とし、予めフォーマ
    ット化されているページにリアルタイムベースで情報を
    適宜付加し、新しい情報の配信時に古い情報を何回でも
    繰り返し配信できることを特徴とするオンライン情報配
    信システム。
  12. 【請求項12】請求項11において、前記配信情報を、
    融資の実行、貸付債権の売出、株式、債券もしくはコマ
    ーシャル・ペーパーの募集、売出もしくは落札など各種
    資金取引の気配値及び/又は理論値とすることを特徴と
    するオンライン情報配信システム。
  13. 【請求項13】請求項11において、前記配信情報を、
    スワップ金利もしくはそれに相当する変動金利に対する
    上乗せ利回り及び/又は国債利回りに対する上乗せ利回
    りで運用利回りを表示したデータとすることを特徴とす
    るオンライン情報配信システム。
  14. 【請求項14】請求項11において、前記配信情報を、
    スワップ金利又はそれに相当する変動金利に対する上乗
    せ利回りで資金調達コストを表示したデータとすること
    を特徴とするオンライン情報配信システム。
  15. 【請求項15】請求項11において、前記配信情報を、
    基準株価に対する発行価格もしくは売出価格の割合、基
    準株価に対する引受価額の割合、基準株価に対する手取
    価額の割合、及び基準株価と手取価額との差額の基準株
    価に対する割合のうち、何れか1つ以上の指数とするこ
    とを特徴とするオンライン情報配信システム。
  16. 【請求項16】請求項11において、前記配信情報を、
    評価分析情報としての採点データとすることを特徴とす
    るオンライン情報配信システム。
  17. 【請求項17】請求項11において、前記配信情報を、
    各種資金取引に関与した金融機関、資金調達者、売出
    人、資産運用者などのランキング、及び/又は各種資金
    取引の取引総額の統計データとすることを特徴とするオ
    ンライン情報配信システム。
  18. 【請求項18】請求項11において、前記配信情報を、
    資金取引の予定又は観測情報、実施される該資金取引の
    諸条件、実施された該資金取引に関する評価分析の順序
    で提供されるデータとすることを特徴とするオンライン
    情報配信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016122383A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 株式会社Quick 情報提供システム、情報提供方法及び情報提供プログラム
WO2021235224A1 (ja) * 2020-05-20 2021-11-25 ソニーグループ株式会社 情報提供装置および方法、プログラム、並びに情報処理端末

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