JP2003329730A - テスト回路 - Google Patents

テスト回路

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JP2003329730A JP2002132296A JP2002132296A JP2003329730A JP 2003329730 A JP2003329730 A JP 2003329730A JP 2002132296 A JP2002132296 A JP 2002132296A JP 2002132296 A JP2002132296 A JP 2002132296A JP 2003329730 A JP2003329730 A JP 2003329730A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バウンダリスキャンレジスタを利用して、ごく
僅かな回路の追加だけで、大規模な半導体装置を実動作
速度で自己テストし、そのテスト結果だけを外部へ出力
することができるテスト回路を提供する。 【解決手段】半導体装置のそれぞれの入出力ピンにバウ
ンダリスキャンセルを設け、このバウンダリスキャンセ
ルを所定数直列に接続して、フィードバックシフトレジ
スタ構成のバウンダリスキャンレジスタを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、JTAG(Joint
Test Action Group )を利用した半導体装置のテスト回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】JTAGは、IEEE1149.1によ
り規定され、例えば半導体装置のボード上への実装テス
トや、ROMICE等のデバッグツールとしても使用さ
れる汎用的なテスト手法である。
【0003】以下、このJTAGを利用したテスト回路
について説明する。図6は、従来のテスト回路を適用す
る半導体装置の一例の構成概略図である。同図に示す半
導体装置50は、テスト回路として、JTAGを利用し
て構成されたバウンダリスキャンレジスタ(シフトレジ
スタ)を備えるものである。
【0004】図示例の半導体装置50のそれぞれの入力
ピンは入力バッファ(I/O)14の入力端子に接続さ
れ、この入力バッファ14の出力端子と内部回路12と
の間に入力用のバウンダリスキャンセル(BSC)16
が配置されている。また、内部回路12とそれぞれの出
力バッファ(I/O)20の入力端子との間には出力用
のバウンダリスキャンセル(BSC)18が配置され、
それぞれの出力バッファ20の出力端子は、半導体装置
50のそれぞれの出力ピンに接続されている。
【0005】図中左下の初段の入力用のバウンダリスキ
ャンセル16の入力端子TDIには、外部から半導体装
置50のテスト用の入力ピンTDIへ入力される信号が
入力バッファ14を介して入力されている。
【0006】この初段のバウンダリスキャンセル16の
出力端子TDOから出力される信号は、次段のバウンダ
リスキャンセル18の入力端子TDIに入力され、以後
同様にして、前段のバウンダリスキャンセルの出力端子
TDOから出力される信号が、次段のバウンダリスキャ
ンセルの入力端子TDIに入力されている。こうして、
全てのバウンダリスキャンセル16,18が直列に接続
され、1本のバウンダリスキャンレジスタが構成されて
いる。
【0007】そして、図中中央下の最終段の出力用のバ
ウンダリスキャンセル18の出力端子TDOから出力さ
れる信号が、出力バッファ20を介して半導体装置50
の出力ピンTDOから外部へ出力されている。
【0008】続いて、バウンダリスキャンセルの構成に
ついて説明する。図7および図8は、従来のバウンダリ
スキャンセルの一例の構成回路図である。まず、図7に
示す入力用のバウンダリスキャンセル16は、半導体装
置50の各々の入力ピンに設けられているものであり、
セレクタ24と、フリップフロップ(F/F)26と、
ラッチ(D−Latch)30と、セレクタ32とを備
えている。
【0009】セレクタ24の入力端子0,1および選択
端子には、それぞれ信号ZIN、信号TDIおよび信号
SHIFTが入力され、その出力信号は、フリップフロ
ップ26のデータ入力端子Dに入力されている。また、
フリップフロップ26のクロック入力端子CKには信号
CLOCKが入力され、そのデータ出力端子Qから出力
される信号は、ラッチ30のデータ入力端子Dに入力さ
れると共に、信号TDOとして出力されている。
【0010】ラッチ30のイネーブル入力端子ENには
信号UPDATEが入力され、その出力端子Qから出力
される信号はセレクタ32の入力端子1に入力されてい
る。また、セレクタ32の入力端子0および選択入力端
子には、それぞれ信号ZINおよび信号MODEが入力
され、セレクタ32からは信号ZOUTが出力されてい
る。
【0011】ここで、信号ZINは、外部から半導体装
置50の入力ピンへ入力され、入力バッファ14を介し
てこの入力用のバウンダリスキャンセル16に入力され
る信号であり、信号ZOUTは、半導体装置50の内部
回路12へ供給される信号である。
【0012】信号TDIおよび信号TDOは、テスト用
のデータ信号である。信号TDIとしては、半導体装置
50の入力ピンTDIから入力される信号、または前段
のバウンダリスキャンセルの出力端子TDOから出力さ
れる信号が入力される。一方、バウンダリスキャンセル
から出力される信号TDOは、次段のバウンダリスキャ
ンセルの入力端子TDIへ入力される、または半導体装
置50の出力ピンTDOから外部へ出力される。
【0013】信号MODE、信号SHIFT、信号CL
OCKおよび信号UPDATEは、テスト用の制御信号
である。信号MODEは、半導体装置50の動作モード
を設定する信号であり、‘0’の場合は通常モード、
‘1’の場合はテストモードとなる。また、信号SHI
FTは、セレクタ24の選択信号であり、‘0’の場
合、セレクタ24からは信号ZINが出力され、‘1’
の場合には信号TDIが出力される。
【0014】信号CLOCKは、フリップフロップ26
のクロック信号であり、その立上がりに同期して、セレ
クタ24から出力される信号がフリップフロップ26に
保持されると共に、そのデータ出力端子Qから出力され
る。また、信号UPDATEは、ラッチ30のイネーブ
ル信号であり、‘0’の場合、ラッチ30のデータ出力
端子Qから出力される信号は保持され、‘1’の場合に
は、フリップフロップ26から出力される信号TDOが
データ出力端子Qから出力される。
【0015】一方、図8に示す出力用のバウンダリスキ
ャンセル18は、半導体装置50の各々の出力ピンに設
けられているものである。同図に示すように、出力用の
バウンダリスキャンセル18の構成は、図7に示す入力
用のバウンダリスキャンセル16において、信号ZIN
および信号ZOUTが、それぞれ信号AINおよび信号
AOUTに変更されている点を除いて同じである。従っ
て、出力用のバウンダリスキャンセル18の詳細な説明
は省略する。
【0016】ここで、信号AINは、半導体装置50の
内部回路12から入力される信号であり、信号AOUT
は、この出力用のバウンダリスキャンセル18から出力
バッファ20を介して半導体装置50の外部へ出力され
る信号である。
【0017】図示例のテスト回路では、通常モード(信
号MODE=‘0’)の場合、入力用のバウンダリスキ
ャンセル16のセレクタ32からは、信号ZOUTとし
て信号ZINが出力され、内部回路12に供給される。
また、出力用のバウンダリスキャンセル18のセレクタ
44からは、信号AOUTとして信号AINが出力さ
れ、半導体装置50の外部へ出力される。
【0018】すなわち、通常モードの場合、機能的に
は、入力用および出力用のバウンダリスキャンセル1
6,18が共にない状態と等価であり、内部回路12
は、それぞれの入力ピンから入力される信号に従って動
作し、その出力信号は、それぞれの出力ピンから半導体
装置50の外部へ出力される。
【0019】一方、テストモード(信号MODE=
‘1’)の場合、入力用のバウンダリスキャンセル16
のセレクタ24からは、信号SHIFT=‘0’の場合
に信号ZINが出力され、‘1’の場合には信号TDI
が出力される。すなわち、セレクタ24からは、対応す
る入力ピンから入力される信号と入力ピンTDIから入
力される信号ないしは前段のバウンダリスキャンセルの
出力端子TDOから入力される信号とのいずれか一方が
選択的に出力される。
【0020】続いて、セレクタ24の出力信号は、信号
CLOCKの立上がりに同期してフリップフロップ26
に保持される。
【0021】ここで、信号SHIFT=‘0’の場合、
各々の入力ピンから入力される信号ZINが、信号CL
OCKの立上がりに同期して、各々対応するフリップフ
ロップ26に同時に保持される。
【0022】一方、信号SHIFT=‘1’の場合、全
てのバウンダリスキャンセルによってバウンダリスキャ
ンレジスタが構成される。この場合、入力ピンTDIか
ら入力される信号が、信号CLOCKの立上がりに同期
して、初段のバウンダリスキャンセルのフリップフロッ
プ26に保持され、以後、次段のバウンダリスキャンセ
ルのフリップフロップに順次シフトされ、最終的に、全
てのバウンダリスキャンセルのフリップフロップ26に
データが設定される。
【0023】各々の入力用のバウンダリスキャンセル1
6のフリップフロップ26に保持された信号は、信号U
PDATE=‘1’とするタイミングでラッチ30を通
過し、セレクタ32を介して内部回路12へ供給され
る。また、ラッチ30を通過した信号は、信号UPDA
TE=‘0’とするタイミングでラッチ30に保持され
る。
【0024】これにより、入力タイミングのばらつきに
関係なく、外部から半導体装置50の入力ピンへ入力さ
れた信号を信号UPDATEのタイミングで同時に内部
回路12へ供給することができる。
【0025】その後、内部回路12は、各々の入力用の
バウンダリスキャンセル16のセレクタ32から供給さ
れる信号に従って動作し、その出力信号は、各々の出力
用のバウンダリスキャンセル18に供給される。
【0026】同様に、出力用のバウンダリスキャンセル
18においても、テストモードの場合、信号SHIFT
=‘0’として、内部回路12から出力される信号AI
Nを各々対応するフリップフロップ40に同時に保持
し、信号UPDATE=‘1’のタイミングで同時に外
部へ出力したり、信号SHIFT=‘1’として、フリ
ップフロップ40に保持された信号を順次シフトして、
出力ピンTDOから外部へ順次出力することができる。
【0027】このJTAGを利用したテスト回路を半導
体装置50に実装しておくことにより、前述のようにし
て、例えば半導体装置50がボード上に正しく実装され
ているかどうかをテストすることができる。
【0028】ところで、半導体装置を出荷する場合に
は、専用のテスタにより良品か不良品かをチェックし、
良品だけが選別されて出荷される。この際、テスタから
半導体装置に対して所定のタイミングで入力信号が与え
られ、これに応じて半導体装置が動作し、所定のタイミ
ングで出力信号が出力される。テスタでは、半導体装置
から出力される信号を確認することにより、半導体装置
が良品なのか不良品なのかの選別が行われる。
【0029】しかし、最近は半導体装置の製造技術が急
速に進歩し、搭載される回路規模が増大すると共に、非
常に高速に動作する製品も増えている。当然、テスタに
よる選別時も、実動作時と同じ高速な動作速度でテスト
を行うのが望ましいが、実動作速度でのテストは、以下
の1)および2)の観点から困難な場合が多い。
【0030】1)テスタの負荷と実使用上での負荷の違
い ボード上に高速動作する半導体装置を実装する場合、当
然、ボード上の各半導体装置間をつなぐ配線は短く配線
され、できるだけ負荷が小さくなるようにボード設計が
なされるはずである。また、信号がバスの場合、それぞ
れの信号配線の負荷が等しくなるように設計し、信号間
のスキューがないように設計がなされるはずである。
【0031】これに対し、テスタの場合は、各半導体装
置の入出力ピンに入力信号を与えるドライバと、出力信
号の値を調べるコンパレータが治具を介して接続される
ため、容量として数10〜100pf以上の負荷とな
る。また、通常、テスタの治具は、製品毎に特化した仕
様で設計されているわけではなく、従って、特定の信号
間にスキューが発生しないように設計されているわけで
はなく、配線の引き回し等によるばらつきがあるのはあ
る程度やむを得ない。
【0032】このような両者の負荷の違いにより、実使
用時の条件下では正常動作するはずの半導体装置であっ
ても、テスタによるテストの時には正常に動作しない場
合がある。
【0033】2)テスタの測定精度の問題 当然ながら、テスタの測定精度の問題もある。例えば、
出力ストローブ位置(テスタが出力信号を測定するタイ
ミング)についても、ある程度のマージンがないと、本
来良品である半導体装置が不良品と判断される場合があ
る。
【0034】上記1)および2)は、半導体装置の外部
から入力信号を与え、その出力信号を半導体装置の外部
で観測することによって製品の選別を行うことの難しさ
を意味する。
【0035】このような問題を解決するために、近年、
例えば前述のJTAGを利用したテスト回路や、ロジッ
クビスト(Logic BIST)等の組込み型自己テスト方式の
テスト手法が用いられている。
【0036】しかし、この場合、半導体装置の内部に、
その内部回路に与える入力信号を発生する回路と、内部
回路からの出力信号が正しいのかどうかを判定する回路
等を含むテスト回路を実際の回路とは別に搭載する必要
があり、回路規模が増大するという問題があった。
【0037】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術に基づく問題点を解消し、バウンダリスキャン
レジスタを利用して、ごく僅かな回路の追加だけで、大
規模な半導体装置を実動作速度で自己テストし、そのテ
スト結果だけを外部へ出力することができるテスト回路
を提供することにある。
【0038】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、半導体装置のそれぞれの入出力ピンに設
けられたバウンダリスキャンセルを所定数直列に接続し
て構成される少なくとも1つのバウンダリスキャンレジ
スタを備え、前記バウンダリスキャンレジスタは、フィ
ードバックシフトレジスタ構成とされていることを特徴
とするテスト回路を提供するものである。
【0039】ここで、半導体装置の出力ピンに設けられ
る前記バウンダリスキャンセルは、前記半導体装置の内
部回路の各々対応する出力信号とテスト用の入出力ピン
から入力される信号ないしは前記バウンダリスキャンレ
ジスタを構成する前段のバウンダリスキャンセルの出力
信号との排他的論路和を取るEXORゲートと、前記内
部回路の各々対応する出力信号と前記EXORゲートの
出力信号とのいずれか一方を選択的に出力する第1のセ
レクタと、クロック信号に同期して前記第1のセレクタ
の出力信号を保持し、当該バウンダリスキャンセルの出
力信号として出力する第1のフリップフロップと、この
第1のフリップフロップの出力信号を保持する第1のラ
ッチと、前記内部回路の各々対応する出力信号と前記第
1のラッチの出力信号とのいずれか一方を選択的に出力
する第2のセレクタとを備えるのが好ましい。
【0040】また、半導体装置の入力ピンに設けられる
前記バウンダリスキャンセルは、各々対応する入出力ピ
ンから入力される信号と前記テスト用の入出力ピンから
入力される信号ないしは前記バウンダリスキャンレジス
タを構成する前段のバウンダリスキャンセルの出力信号
とのいずれか一方を選択的に出力する第3のセレクタ
と、前記クロック信号に同期して前記第3のセレクタの
出力信号を保持し、当該バウンダリスキャンセルの出力
信号として出力する第2のフリップフロップと、前記各
々対応する入出力ピンから入力される信号と前記第2の
フリップフロップの出力信号とのいずれか一方を選択的
に出力する第4のセレクタと、この第4のセレクタの出
力信号を保持する第2のラッチと、前記各々対応する入
出力ピンから入力される信号と前記第2のラッチの出力
信号とのいずれか一方を選択的に出力する第5のセレク
タとを備えるのが好ましい。
【0041】また、前記バウンダリスキャンレジスタ
は、さらに、前記テスト用の入出力ピンから入力される
信号と当該バウンダリスキャンレジスタを構成する最終
段のバウンダリスキャンセルの出力信号とのどちらか一
方を選択的に出力する第6のセレクタを備え、前記第6
のセレクタの出力信号は、当該バウンダリスキャンレジ
スタの初段のバウンダリスキャンセルに入力されている
のが好ましい。
【0042】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面に示す好適実
施例に基づいて、本発明のテスト回路を詳細に説明す
る。
【0043】図1は、本発明のテスト回路を適用する半
導体装置の一実施例の構成概略図である。同図に示す半
導体装置10は、テスト回路として、JTAGを利用し
て構成されたバウンダリスキャンレジスタを備えてい
る。なお、図1に示す本発明のテスト回路を適用する半
導体装置10と図6に示す従来のテスト回路を適用する
半導体装置50との違いは、さらにセレクタ22を備え
ている点だけであるから、同一の構成要素には同一の符
号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0044】すなわち、図1に示す半導体装置10は、
内部回路12と、各々の入力ピンにおいて、入力バッフ
ァ(I/O)14および入力用のバウンダリスキャンセ
ル(BSC)16と、各々の出力ピンにおいて、出力用
のバウンダリスキャンセル(BSC)18および出力バ
ッファ(I/O)20と、セレクタ22とを備えてい
る。全てのバウンダリスキャンセル16,18がセレク
タ22を介してリング状に接続され、前述のバウンダリ
スキャンレジスタが構成されている。
【0045】ここで、入力ピンTDIから入力される信
号は、入力バッファ14を介してセレクタ22の入力端
子0に入力されている。また、セレクタ22の入力端子
1には、最終段のバウンダリスキャンセル18の出力端
子TDOから出力される信号が入力され、その選択入力
端子には、信号FBSRが入力されている。また、セレ
クタ22の出力信号は、初段のバウンダリスキャンセル
16の入力端子TDIに入力されている。
【0046】なお、信号FBSRは、詳細は後述する
が、バウンダリスキャンレジスタをフィードバックシフ
トレジスタとして構成するかどうかを設定する信号であ
る。信号FBSR=‘0’の場合、セレクタ22から
は、外部から入力ピンTDIに入力される信号が出力さ
れる。また、信号FBSR=‘1’の場合、セレクタ2
2からは、最終段のバウンダリスキャンセル18の出力
端子TDOから出力される信号が出力される。
【0047】続いて、バウンダリスキャンセル16,1
8の構成について説明する。図2および図3は、本発明
のバウンダリスキャンセルの一実施例の構成回路図であ
る。
【0048】まず、図2に示す入力用のバウンダリスキ
ャンセル16は、図1に示す半導体装置10の各々の入
力ピンに設けられているものである。なお、図2に示す
本発明の入力用のバウンダリスキャンセル16と図7に
示す従来の入力用のバウンダリスキャンセル16との違
いは、さらにセレクタ28を備えている点だけであるか
ら、同様に、同一の構成要素には同一の符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。
【0049】すなわち、図2に示す入力用のバウンダリ
スキャンセル16は、セレクタ24と、フリップフロッ
プ26と、セレクタ28と、ラッチ30と、セレクタ3
2とを備えている。セレクタ28の入力端子0,1およ
び選択入力端子には、それぞれフリップフロップ26の
出力端子Qから出力される信号、信号ZINおよび信号
UPDATE SELが入力され、その出力信号は、ラ
ッチ30のデータ入力端子Dに入力されている。
【0050】信号UPDATE SEL=‘0’の場
合、セレクタ28からは、フリップフロップ26の出力
端子Qから入力される信号が出力される。この場合、図
2に示す入力用のバウンダリスキャンセル16は、機能
的には、図7に示す従来の出力用のバウンダリスキャン
セルと等価になる。一方、信号UPDATE SEL=
‘1’の場合、セレクタ28からは、信号SHIFTお
よび信号CLOCKによる制御を行うことなく、信号Z
INが出力される。
【0051】続いて、図3に示す出力用のバウンダリス
キャンセル18は、図1に示す半導体装置10の各々の
出力ピンに設けられているものである。なお、図3に示
す本発明の出力用のバウンダリスキャンセル18と図8
に示す従来の出力用のバウンダリスキャンセル18との
違いは、さらにANDゲート34およびEXORゲート
36を備えている点だけであるから、同様に、同一の構
成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0052】すなわち、図3に示す出力用のバウンダリ
スキャンセル18は、ANDゲート34と、EXORゲ
ート36と、セレクタ38と、フリップフロップ40
と、ラッチ42と、セレクタ44とを備えている。AN
Dゲート34の入力端子には、信号AINおよび信号F
BSRが入力されている。また、EXORゲート36の
入力端子には、信号TDIおよびANDゲート34の出
力信号が入力され、その出力信号はセレクタ38の入力
端子1に入力されている。
【0053】ここで、信号FBSRは、図1に示すセレ
クタ22の選択入力端子に入力されている信号と同じ信
号である。
【0054】信号FBSR=‘0’の場合、ANDゲー
ト34の出力信号は‘0’となり、EXORゲート36
の出力信号は信号TDIと等価になる。この場合、図3
に示す出力用のバウンダリスキャンセル18は、図8に
示す従来の出力用のバウンダリスキャンセル18と機能
的に等価である。
【0055】一方、信号FBSR=‘1’の場合、AN
Dゲート34の出力信号は信号AINとなり、図4に概
念的に示すように、全てのバウンダリスキャンセル1
6,18がリング状に接続されてフィードバックシフト
レジスタが構成される。すなわち、出力用のバウンダリ
スキャンセル18において、前段のバウンダリスキャン
セルの出力端子TDOから出力される信号と内部回路1
2から出力される信号との排他的論理和が演算され、順
次圧縮されてシフトされる。
【0056】なお、信号UPDATEは、例えば外部か
ら半導体装置へ供給される、もしくはその変化タイミン
グが調整可能に構成されているのが好ましい。これによ
り、信号UPDATEを任意のタイミングで‘0’また
は‘1’に変更可能となり、テストモード(信号MOD
E=‘1’)の場合に、バウンダリスキャンセル16,
18からの出力信号ZOUT,AOUTの出力タイミン
グを適宜調整可能とすることができる。
【0057】次に、本発明のテスト回路を備える半導体
装置10の動作を説明する。
【0058】まず、通常モード(信号MODE=
‘0’)の場合、およびテストモード(信号MODE=
‘1’)の場合に、信号UPDATE SEL=‘0’
の場合の入力用のバウンダリスキャンセル16の動作、
および信号FBSR=‘0’の場合の出力用のバウンダ
リスキャンセル18の動作は、図6〜8に示す従来のテ
スト回路を備える半導体装置50の場合と全く同じであ
るから、ここでは、その繰り返しの説明は省略する。
【0059】次に、テストモード(信号MODE=
‘1’)の場合に、信号UPDATESEL=‘1’の
場合、入力用のバウンダリスキャンセル16では、セレ
クタ28から信号ZINが出力される。セレクタ28の
出力信号は、信号UPDATE=‘1’とするタイミン
グでラッチ30を通過して、セレクタ32を介して内部
回路12へ供給され、信号UPDATE=‘0’とする
タイミングでラッチ30に保持される。
【0060】これにより、例えばバス等のように、複数
の信号のタイミングを合わせて入力する必要がある場合
に、テスタから実際に入力される信号の入力タイミング
のばらつきに関係なく、信号UPDATE=‘1’とす
るタイミングで複数の信号を内部回路12へ同時に供給
することができる。
【0061】図7に示す従来の入力用のバウンダリスキ
ャンセル16では、信号SHIFTおよび信号CLOC
Kを制御して、信号ZINを一旦フリップフロップ26
に保持しておかなければ、上記と同様の機能を実現でき
ない。これに対し、本発明の入力用のバウンダリスキャ
ンセル16では、フリップフロップ26を利用すること
なく、信号UPDATE SELによる制御だけで上記
機能を実現できるので、極めて制御性がよいという利点
がある。
【0062】その後、内部回路12は、各々の入力用の
バウンダリスキャンセル16のセレクタ32から供給さ
れる信号に従って動作し、その出力信号は、各々の出力
用のバウンダリスキャンレジスタ18に出力される。
【0063】また、テストモード(信号MODE=
‘1’)の場合に、信号FBSR=‘1’の場合、出力
用のバウンダリスキャンセル18では、EXORゲート
36により、信号AINと信号TDIとの排他的論理和
が取られる。EXORゲート36の出力信号は、信号S
HIFT=‘1’の場合に、信号CLOCKの立上がり
に同期してフリップフロップ40に保持され、順次次段
のバウンダリスキャンセルへシフトされる。
【0064】これにより、バウンダリスキャンレジスタ
はフィードバックシフトレジスタとして機能し、前段の
バウンダリスキャンセルの出力信号が順次圧縮されて次
段のバウンダリスキャンセルへシフトされる。従って、
本発明のテスト回路を適用する半導体装置10では、内
部回路12を実動作速度でテストした後、最終段のバウ
ンダリスキャンセルに保持されている最終的なテスト結
果を読み出すだけでテストの良否判定を行うことができ
る。
【0065】また、最終的なテスト結果は、所定の出力
用のバウンダリスキャンセル18のフリップフロップ4
0に保持され、信号UPDATE=‘1’としたタイミ
ングで出力ピンから出力される。従って、半導体装置1
0の実動作時の出力タイミングに関係なく、信号UPD
ATEのタイミングを適宜調整することにより、テスタ
のストローブ位置に対して適切なマージンを持たせるこ
とができ、本来良品である半導体装置が不良品と判定さ
れるのを防止することができる。
【0066】なお、信号SHIFT=‘0’の場合の出
力用のバウンダリスキャンセル18の動作は、図8に示
す従来の出力用のバウンダリスキャンセル18の場合と
全く同じである。
【0067】また、本実施例のテスト回路を備える半導
体装置10では、図1および図4に示すように、テスト
モード(信号MODE=‘1’)の場合に、信号FBS
R=‘1’の場合、最終段のバウンダリスキャンセル1
8の出力端子TDOから出力される信号が、セレクタ2
2を介して、初段のバウンダリスキャンセル16の入力
端子TDIに入力(フィードバック)される。
【0068】これにより、入力ピンから入力される信号
を、信号UPDATEのタイミングで内部回路12へ供
給して内部回路12を動作させ、その出力信号を、フィ
ードバックシフトレジスタにより、順次圧縮して次段の
バウンダリスキャンセルへシフトし、最終段のバウンダ
リスキャンセル18までシフトした後、再度、入力ピン
から入力される信号を適宜変更して、テストを繰り返し
連続的に行うことができ、その最終的なテスト結果を得
ることができる。
【0069】以下、本発明のテスト回路を利用して、内
部回路12に別に設けられるスキャンテスト回路を実動
作時と同じ高速な動作速度で動作させてテストする場合
の一例を挙げて説明する。
【0070】スキャンテスト回路は、ロジック回路の代
表的なテスト手法の1つである。スキャンテスト回路
は、本来のロジック回路で使用されるフリップフロップ
をスキャンテスト用のフリップフロップに置き換えたも
のである。スキャンテスト回路は、テストモードの設定
信号であるスキャンイネーブル信号がアクティブ状態と
された場合に、スキャンテスト用のフリップフロップが
直列に接続され、シフトレジスタとして機能する。
【0071】スキャンテスト回路では、図5の動作概念
図に示すように、1)スキャンイネーブル信号をアクテ
ィブ状態とし、スキャンクロック信号に同期してデータ
を順次シフト入力し、全てのスキャンテスト用のフリッ
プフロップに初期値を設定する。続いて、2)スキャン
イネーブル信号を非アクティブ状態としてロジック回路
を通常動作させ、その出力信号をスキャンクロック信号
に同期してスキャンテスト用のフリップフロップに保持
する。そして、3)再度スキャンイネーブル信号をアク
ティブ状態とし、各々のスキャンテスト用のフリップフ
ロップに保持されているロジック回路の出力信号を順次
シフト出力する。
【0072】このスキャンテスト回路を利用することに
より、同期回路を順序回路としてテストすることがで
き、テストを簡単に行うことができるという利点があ
る。なお、一般的に、上記1)および3)のサイクルを
シフト動作と呼び、2)のサイクルをキャプチャ動作と
呼ぶ。
【0073】ところで、上記スキャンテスト回路を備え
る半導体装置を実動作時と同じ高速な動作速度で動作さ
せる場合、スキャンクロック信号が半導体装置の実動作
時の周波数と同じ周波数に設定される。
【0074】この場合、テスタでの負荷や信号のスキュ
ーの問題、さらにはテスタの測定精度の問題から、各サ
イクルでのスキャンクロック信号の立上がりに対して、
入力データのセットアップ・ホールド時間を十分に確保
することができず、良品である半導体装置が不良品であ
ると誤判定されたり、あるいはテスタの出力ストローブ
タイミングで出力信号を安定的に測定することができな
いという問題が発生する場合があることは既に述べた通
りである。
【0075】これに対し、本発明のテスト回路を利用す
る場合、図2に示す入力用のバウンダリスキャンセル1
6において、信号MODE=信号UPDATE SEL
=‘1’とし、入力ピンから入力されるデータ(信号Z
IN)をセレクタ28から選択的に出力し、信号UPD
ATE=‘1’とするタイミングでラッチ30を通過さ
せ、さらにセレクタ32を介してシフトレジスタを構成
する初段のスキャンテスト用のフリップフロップに順次
シフト入力する。
【0076】これにより、テスタのドライバからボード
を通って半導体装置10の入力バッファ14を通過する
間の信号のスキューの問題、すなわち信号の入力タイミ
ングのばらつきの問題はなくなる。言い換えると、本発
明のテスト回路を利用すれば、信号UPDATE=
‘1’とするタイミングとスキャンクロック信号の立上
がりのタイミングを適宜調整することにより、セットア
ップ・ホールド時間の不足によるエラーを簡単に回避す
ることができる。
【0077】また、図3に示す出力用のバウンダリスキ
ャンセル18において、信号MODE=信号FBSR=
信号SHIFT=‘1’とし、スキャンテスト回路の出
力信号(信号AIN)と信号TDIとの排他的論理和を
取って圧縮し、セレクタ38を介して、信号CLOCK
の立上がりに同期してフリップフロップ40に保持す
る。以後、同様にして、スキャンテスト回路の全ての出
力信号について順次圧縮しながらシフトする。
【0078】最終的に、スキャンテスト回路の全ての出
力信号が圧縮され、フィードバックシフトレジスタを構
成する所定の出力用のバウンダリスキャンセル18のフ
リップフロップ40に保持される。その後、テスタの出
力ストローブタイミングに対応して、信号UPDATE
=‘1’とするタイミングを適宜調整し、フリップフロ
ップ40に保持されている信号、すなわち最終的なテス
ト結果を対応する出力ピンから出力する。
【0079】これにより、テスタの出力プローブタイミ
ングと半導体装置の出力信号との間に必要十分なマージ
ンを確保することができ、テスタは半導体装置の出力信
号を安定的に測定することができる。また、本発明は、
半導体装置10に既に備えられているバウンダリスキャ
ンレジスタを利用するため、従来の組込み型自己テスト
方式のテスト手法を用いた場合と比べて、はるかに少な
い回路の追加で内部回路を実動作速度で動作させてテス
トすることができる。
【0080】なお、本発明は、上記実施例に限定され
ず、入力ピン、出力ピン、双方向ピン、トライステート
ピン等を含む、従来公知のあらゆる種類の入出力ピンに
適用可能である。例えば、本発明を双方向ピンに適用し
た場合、この双方向ピンに設けられるバウンダリスキャ
ンセルは、その入力部として、図2に示す入力用のバウ
ンダリスキャンセルを備えると共に、出力部として、図
3に示す出力用のバウンダリスキャンセルを備える。
【0081】また、上記実施例では、全てのバウンダリ
スキャンセルを接続して1つのバウンダリスキャンレジ
スタを構成しているが、これも限定されず、所定数のバ
ウンダリスキャンセルを接続して、1つないしは複数の
バウンダリスキャンレジスタを構成してもよい。バウン
ダリスキャンセルの構成は、基本的には図2および図3
に示す通りであるが、必要に応じて適宜構成を変更した
バウンダリスキャンセルを利用することも可能である。
【0082】また、セレクタ22,28は必須の構成要
素ではなく、必要に応じて適宜設けるのが好ましい。ま
た、ANDゲート34およびEXORゲート36からな
る回路は同一機能を実現する他の回路構成であってもよ
い。上記実施例では、本発明のテスト回路を利用して、
内部回路に設けられているスキャンテスト回路をテスト
する場合の一例を挙げて説明したが、本発明はこれに限
定されず、内部回路のどのような回路をテストする際に
も同様に適用可能である。
【0083】本発明のテスト回路は、基本的に以上のよ
うなものである。以上、本発明のテスト回路について詳
細に説明したが、本発明は上記実施例に限定されず、本
発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変
更をしてもよいのはもちろんである。
【0084】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に、本発明のテス
ト回路は、半導体装置のそれぞれの入出力ピンにバウン
ダリスキャンセルを設け、このバウンダリスキャンセル
を所定数直列に接続して、フィードバックシフトレジス
タ構成のバウンダリスキャンレジスタを構成するように
したものである。本発明のテスト回路では、ごく僅かな
回路を追加するだけで、フィードバックシフトレジスタ
構成のバウンダリスキャンレジスタを利用し、所望のタ
イミングで入力信号を入力して内部回路を実動作速度で
テストし、その最終的なテスト結果だけを外部へ所望の
タイミングで出力することができる。これにより、本発
明のテスト回路によれば、テスタから入力される信号の
セットアップ・ホールド時間の不足によるエラーを簡単
に回避することができるし、テスタの出力プローブタイ
ミングと半導体装置の出力信号との間に必要十分なマー
ジンを確保することができ、半導体装置の出力信号を安
定的に測定することができるようになるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のテスト回路を適用する半導体装置の
一実施例の構成概略図である。
【図2】 本発明を適用する入力用のバウンダリスキャ
ンセルの一実施例の構成回路図である。
【図3】 本発明を適用する出力用のバウンダリスキャ
ンセルの一実施例の構成回路図である。
【図4】 本発明を適用するバウンダリスキャンレジス
タの一実施例の構成概略図である。
【図5】 スキャンテスト回路の動作を表す一実施例の
概念図である。
【図6】 従来のテスト回路を適用する半導体装置の一
例の構成概略図である。
【図7】 従来の入力用のバウンダリスキャンセルの一
例の構成回路図である。
【図8】 従来の出力用のバウンダリスキャンセルの一
例の構成回路図である。
【符号の説明】
10,50 半導体装置 12 内部回路 14 入力バッファ 16 入力用のバウンダリスキャンセル 18 出力用のバウンダリスキャンセル 20 出力バッファ 22,24,28,32,38,44 セレクタ 26,40 フリップフロップ 30,42 ラッチ 34 ANDゲート 36 EXORゲート
フロントページの続き (72)発明者 角田 護 千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目三番地 川 崎マイクロエレクトロニクス株式会社幕張 本社内 Fターム(参考) 2G132 AB01 AC15 AG09 AK08 AK14 AK23 AL11 5F038 DT02 DT03 DT06 DT08 DT15 EZ20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体装置のそれぞれの入出力ピンに設け
    られたバウンダリスキャンセルを所定数直列に接続して
    構成される少なくとも1つのバウンダリスキャンレジス
    タを備え、 前記バウンダリスキャンレジスタは、フィードバックシ
    フトレジスタ構成とされていることを特徴とするテスト
    回路。
  2. 【請求項2】半導体装置の出力ピンに設けられる前記バ
    ウンダリスキャンセルは、前記半導体装置の内部回路の
    各々対応する出力信号とテスト用の入出力ピンから入力
    される信号ないしは前記バウンダリスキャンレジスタを
    構成する前段のバウンダリスキャンセルの出力信号との
    排他的論路和を取るEXORゲートと、前記内部回路の
    各々対応する出力信号と前記EXORゲートの出力信号
    とのいずれか一方を選択的に出力する第1のセレクタ
    と、クロック信号に同期して前記第1のセレクタの出力
    信号を保持し、当該バウンダリスキャンセルの出力信号
    として出力する第1のフリップフロップと、この第1の
    フリップフロップの出力信号を保持する第1のラッチ
    と、前記内部回路の各々対応する出力信号と前記第1の
    ラッチの出力信号とのいずれか一方を選択的に出力する
    第2のセレクタとを備えることを特徴とする請求項1に
    記載のテスト回路。
  3. 【請求項3】半導体装置の入力ピンに設けられる前記バ
    ウンダリスキャンセルは、各々対応する入出力ピンから
    入力される信号と前記テスト用の入出力ピンから入力さ
    れる信号ないしは前記バウンダリスキャンレジスタを構
    成する前段のバウンダリスキャンセルの出力信号とのい
    ずれか一方を選択的に出力する第3のセレクタと、前記
    クロック信号に同期して前記第3のセレクタの出力信号
    を保持し、当該バウンダリスキャンセルの出力信号とし
    て出力する第2のフリップフロップと、前記各々対応す
    る入出力ピンから入力される信号と前記第2のフリップ
    フロップの出力信号とのいずれか一方を選択的に出力す
    る第4のセレクタと、この第4のセレクタの出力信号を
    保持する第2のラッチと、前記各々対応する入出力ピン
    から入力される信号と前記第2のラッチの出力信号との
    いずれか一方を選択的に出力する第5のセレクタとを備
    えることを特徴とする請求項1または2に記載のテスト
    回路。
  4. 【請求項4】前記バウンダリスキャンレジスタは、さら
    に、前記テスト用の入出力ピンから入力される信号と当
    該バウンダリスキャンレジスタを構成する最終段のバウ
    ンダリスキャンセルの出力信号とのどちらか一方を選択
    的に出力する第6のセレクタを備え、 前記第6のセレクタの出力信号は、当該バウンダリスキ
    ャンレジスタの初段のバウンダリスキャンセルに入力さ
    れていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載のテスト回路。
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