JP2003328771A - 冷却流体循環方式再燃焼複合サイクル混式ガスタービン - Google Patents

冷却流体循環方式再燃焼複合サイクル混式ガスタービン

Info

Publication number
JP2003328771A
JP2003328771A JP2002136754A JP2002136754A JP2003328771A JP 2003328771 A JP2003328771 A JP 2003328771A JP 2002136754 A JP2002136754 A JP 2002136754A JP 2002136754 A JP2002136754 A JP 2002136754A JP 2003328771 A JP2003328771 A JP 2003328771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
flow path
steam
air
hollow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002136754A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Miyamoto
清 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2002136754A priority Critical patent/JP2003328771A/ja
Publication of JP2003328771A publication Critical patent/JP2003328771A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

Landscapes

  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 混式ガスタービンからの冷却空気と復水ター
ビンからの冷却蒸気に一部の再生空気と再生蒸気を混合
した冷却空気及び冷却蒸気の二流体を適宜に利用して、
混式ガスタービンの内部に冷却損失がない冷却循環流路
を構成し、反動式ノズル入口温度を高温にして熱効率と
出力を高める。 【解決手段】 混式ガスタービン7の中空ロータ8に流
体ジャケットと隔壁を設け、ライナヘッドに反動式ノズ
ル入口と隔壁に冷却流体導入口を配列して設け、中空ロ
ータ9に環状の羽根形ノズルブロック17を設け、燃焼
器6の出口側に燃焼ガス供給流路10を設け、燃焼ガス
供給流路10に希薄混合燃焼ガスにするバイパス圧縮空
気の流路5aと再生空気の導入口10aを設け、再燃焼
室8で再燃焼する二次燃料供給流路7cを設け、一端側
に燃料制御弁7dとメカニカルシール7eを設け、他端
側に燃料噴射管と燃料ノズルを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、混式ガスタービ
ンの複数の抽気弁から抽出した冷却空気と復水タービン
の複数の抽気弁から抽出した冷却蒸気との二流体(気
体)を用い、混式ガスタービンの内部に対流冷却と吹付
冷却との対流伝熱形の冷却循環流路を構成し、冷却循環
後の再生空気と再生蒸気及び排気ガスなどを有効に利用
して用いる、冷却流体循環方式再燃焼複合サイクル混式
ガスタービンに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、軸流タービンの冷却方式は圧縮機
出口または中途段からの抽気を用いる空冷方式により、
対流冷却と吹付冷却の対流伝熱形及び翼表面に低温の圧
縮空気膜を形成させる保護膜形の膜冷却との三種類の冷
却技術が併用されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガスタ
ービンの効率は、タービン入口温度を高温にするほど向
上するが、その温度はタービン翼の耐熱限界により制約
されると共に高温化は冷却空気量の損失が大きくなり、
ガス温度の上昇により得られるはずの熱効率と出力にお
ける利得を大幅に減少するという課題があった。 【0004】この発明は、上記のような課題に鑑み、そ
の課題を解決すべく創案されたものであって、その目的
とするところは、復水タービンの低圧段に設けた複数の
抽気弁から適当な圧力の吸熱効果が大きい飽和蒸気を抽
出して冷却蒸気導入口に導入し、再生蒸気排気口からの
一部の再生蒸気と混合して混式ガスタービンの内部を冷
却損失がない対流冷却と吹付冷却との対流伝熱形の冷却
循環流路を構成し、再燃焼室のライナヘッドに等間隔に
配列して設けた反動式ノズル入口温度(タービン入口温
度)を高温にし、また、冷却空気の使用時も同様の方式
により高温にして、混式ガスタービンの効率と熱効率及
び出力が向上する冷却流体循環方式再燃焼複合サイクル
混式ガスタービンを提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、冷却流体循環方式再燃焼複合
サイクル混式ガスタービン本体の一端側に吸気口を設け
た低圧圧縮機と中間冷却器及び高圧圧縮機を設けると共
に冷却空気を抽出する複数の抽気弁を設け、他端側に隔
壁を設けた二重構造のタービン車室を設けると共に前部
車室に冷却空気導入口と冷却蒸気導入口を設け、内部の
ライナに複数で中空の静翼を配列して設けると共に外部
にスリット付中空フレームを配列して設け、上部入口よ
り一部の冷却流体を導入してスリットから静翼内面に吹
付冷却して下部出口より流出する冷却流路を設け、環状
流路に吹付冷却用の環状ノズルブロックを設け、ライナ
の一部に環状案内羽根及び燃焼ガスのディフューザ流路
を設け、出口から中空ボスの内部に冷却流体を供給する
供給流路を設け、高圧圧縮機からの圧縮空気で燃料を燃
焼させて適当な燃焼ガス温度にする燃焼器を設け、中空
ボスの上部に二重構造の中空ロータと中空ロータを一体
構造とした混式ガスタービンを設けると共にタービン軸
と圧縮機軸に複数の軸受を設け、タービン軸の中空部に
二次燃料供給流路を設け、一端側に燃料制御弁と燃料供
給用のメカニカルシールを設け、他端側に複数で等間隔
に配列した二重構造のラジアル羽根を中空ボスに設ける
と共に二次燃料供給流路に連結した複数の燃料噴射管か
らの燃料を噴射する燃料ノズルを内部の先端部に設け、
中空ボスに配列したラジアル羽根の内部に均等に導入す
る冷却流体導入口を設けると共に内部を吹付冷却するス
リット付フレームを設け、外周部のタービン円板と内周
部のライナで二重構造の流体ジャケットを設けて中空ロ
ータを構成すると共にラジアル羽根の出口に内部を均等
に吹付冷却する複数の傾斜ノズルを設けて一体構造と
し、流体ジャケット内部を隔壁で分割して上部に循環流
路を設けると共に内部の強度構成材であるフレームとリ
ブなどを設け、ライナヘッドに内部を吹付冷却する複数
の環状ノズルブロックを設けると共に中空ロータの内部
が一定の燃焼ガス圧力になる再燃焼室として設け、再燃
焼室の希薄燃焼ガスを噴射する二重構造で複数の反動式
ノズルを外周部に同一方向回りの円周接線方向に指向さ
せて等間隔に配列して設けると共にノズル入口をライナ
ヘッドに配列して設け、冷却流体導入口を隔壁に配列し
て設けると共に反動式ノズルの内部を吹付冷却するノズ
ルを設け、反動式ノズル内部の冷却流体を循環流路に排
出する複数の排気口を設け、循環流路の出口に環状排気
口を設け、中空ロータの円板に複数で中空の動翼とプラ
ットフォームを配列して設けると共に中空シャンクに冷
却流体を導入する植込部を中空ボスに設けた取付部に取
付け、中空ボス連結部に動翼を冷却する導入口を設け、
中空ボスの取付部に導入口を設け、プラットフォームに
スリット付中空フレームを配列して設けると共に入口よ
り冷却流体を導入してスリットから動翼内面に吹付冷却
して後部出口より中空ロータに排出する冷却流路を設
け、環状排気口と動翼の前部入口に複数の冷却流路を配
列して設け、過剰冷却流体を中空ロータに排出する排気
口を設けると共に一部の冷却流体を混合させて動翼内面
を冷却する冷却流路を設け、中空ロータ内部の冷却流体
を排出する環状の羽根形ノズルブロックを設け、後部車
室のライナに円錐形中空キャップを支持する複数の案内
羽根併用の中空支柱を配列して設け、最後部の外部車室
に再生空気排気口と再生蒸気排気口を設けて冷却流体循
環流路を構成すると共にタービン車室の排気口に接続す
る排気ガス流路の途中にボイラと過熱器及び最終排気口
を設け、他端側に排気ガス排気口を設け、過熱器で過熱
された過熱蒸気制御弁で駆動する復水タービンを設ける
と共に飽和蒸気を抽出する複数の抽気弁を設け、複数の
抽気弁と冷却蒸気切換弁及び冷却蒸気導入口に供給流路
を設け、複数の抽気弁と冷却空気切換弁及び冷却空気導
入口に供給流路を設け、冷却空気切換弁に流量制御弁を
設けると共に燃焼ガス供給流路の導入口に供給流路及び
プロセス空気の供給流路を設け、再生空気排気口と燃焼
ガス供給流路の導入口に再生空気切換弁を設けると共に
一部の再生空気を冷却空気導入口に導入する空気流量制
御弁設け、再生蒸気排気口と燃焼器の導入口に供給流路
を設け、再生蒸気排気口と再生蒸気切換弁に供給流路を
設けると共に再生蒸気流量制御弁から復水タービンの高
圧段と燃焼ガス供給流路に供給する供給流路及びプロセ
ス再生蒸気制御弁を設け、冷却蒸気切換弁にプロセス蒸
気制御弁を設け、排気ガス排気口からの供給流路に排気
ガス流量制御弁を設けると共に燃焼ガス供給流路の導入
口に供給流路及びプロセス排気ガスの供給流路を設け、
燃焼器の燃焼ガスと希薄燃焼用のバイパス圧縮空気及び
燃焼ガス供給流路の導入口からの再生空気、冷却空気、
冷却空気と排気ガスの混合ガスまたは排気ガスなどを再
燃焼室の内部に供給する供給流路を設け、複数のラビリ
ンスシールを設け、混式ガスタービンと復水タービンで
駆動する発電機及び複数の構成機器類などを設けた手段
よりなるものである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、図面に記載の発明の実施の
形態に基づいて、この発明をより具体的に説明する。こ
こで、図1は冷却流体循環方式再燃焼複合サイクル混式
ガスタービンの断面図、図2は要部の拡大断面図、図3
は二重構造の中空ロータの正面方向の部分断面図、図4
は二重構造の中空ロータの正面図である。 【0007】図において、冷却流体循環方式再燃焼複合
サイクル混式ガスタービン1の車室の一端側には圧縮空
気を取り入れる吸気口1aが形成されている。その中心
部にはタービン軸7aと圧縮機軸3a及び出力軸2aを
一軸式にして複数の軸受7bが設けられている。出力軸
2aの端部には発電機2が連動連結されている。圧縮機
軸3aには始動用及び補機類駆動用のフライホイール3
bが設けられている。 【0008】圧縮機軸3aには低圧圧縮機3が設けられ
ている。低圧圧縮機3には中途段から冷却空気を抽出す
る抽気弁3cが設けられている。タービン軸7aの回転
によって低圧圧縮機3は回転して、吸気口1aから導入
する空気を低圧で圧縮して出口から中間冷却器4に圧送
する。 【0009】中間冷却気4は冷却水と圧縮空気の熱交換
により圧縮空気を冷却して比体積を減少させるもので、
圧縮仕事の低減と有効出力の増大を図ることができる。 【0010】圧縮機軸3aには高圧圧縮機5が設けられ
ている。高圧圧縮機5は中間冷却器4から導入する空気
を圧縮するもので、中途段には冷却空気を抽出する抽気
弁5cが設けられている。高圧圧縮機5の出口には希薄
燃焼用のバイパス圧縮空気の流路5aと流量制御弁5a
が設けられている。高圧圧縮機5の出口5dは燃焼器6
の吸気口6aに連結されている。 【0011】燃焼器6は支持板6bに固定されている。
燃焼器6には燃料制御弁6cと燃料ノズル6d及び着火
用の点火栓6eが設けられている。燃焼器6にはライナ
6fが設けられている。ライナ6fはその中で高圧圧縮
機5からの圧縮空気と燃料ノズル6dからの燃料の噴射
により燃料を燃焼させて適当な燃焼ガス温度にする。燃
焼器6には再生蒸気の導入口6gが設けられている。 【0012】燃焼器6の出口側には燃焼ガス供給流路1
0が構成されている。燃焼ガス供給流路10には希薄燃
焼用のバイパス圧縮空気の流路5aが連結されている。
燃焼ガス供給流路10には再生空気の導入口10aと再
生蒸気の導入口10bが設けられている。燃焼ガス供給
流路10はタービン車室11に連結されている。タービ
ン円板8aとタービン車室11にはラビリンスシール1
0cが設けられている。燃焼ガス供給流路10と中空ボ
ス14にはラビリンスシール10dが設けられている。
燃焼ガス供給流路10から再燃焼室8の内部に供給す
る。 【0013】タービン車室11の高温部にはライナ11
aと外部車室11bで二重構造の車室を設け、隔壁11
cで分割して前部車室11dと後部車室11eが設けら
れている。隔壁11cの前部には前部車室11dの環状
冷却流路に効率よく冷却流体を配分する連絡管を設けた
冷却蒸気導入口11fと冷却空気導入口11gが設けら
れている。最後部の外部車室11bには再生流体を配分
する連絡管を設けた再生蒸気排気口11hと再生空気排
気口11iが設けられている。 【0014】内部のライナ11aには複数で中空の静翼
12が配列して設けられている。外部車室11bにはス
リット付中空フレーム12aが配列して設けられてい
る。上部入口12bより一部の冷却流体を導入してスリ
ットから静翼12の内面に吹付冷却して下部出口12c
より流出する冷却流路が設けられている。 【0015】ライナ11aの一部には環状案内羽根13
及び燃焼ガスのディフューザ流路13aが設けられてい
る。環状案内羽根13には補強用の複数のフレーム13
bが配列して設けられている。環状流路には吹付冷却用
の環状ノズルブロック13cが設けられている。 【0016】前部車室11dの出口から中空ボス14の
内部に冷却流体を供給する冷却流体供給流路11jが設
けられている。冷却流体供給流路11jはラビリンスシ
ール10dとメカニカルシール7eに連結して密封され
ている。 【0017】中空ボス14上部には二重構造の中空ロー
タ8と中空ロータ9を一体構造とした混式ガスタービン
7が設けられている。混式ガスタービン7にはタービン
軸7aと圧縮機軸3a及び出力軸2aに複数の軸受7b
を設けて構成されている。 【0018】タービン軸7aの中空部には二次燃料供給
流路7cが設けられている。一端側には燃料制御弁7d
と燃料供給用のメカニカルシール7eが設けられてい
る。他端側には複数で等間隔に配列した二重構造のラジ
アル羽根15が中空ボス14に設けられている。二次燃
料供給流路7cには連結した複数の燃料噴射管7fから
の燃料を噴射する燃料ノズル7gが内部の先端部に設け
られている。 【0019】中空ボス14には配列したラジアル羽根1
5の内部に均等に導入する冷却流体導入口15aが設け
られている。ラジアル羽根15の内部には冷却流体をス
リットから羽根内面の高温部にジェット状に吹付冷却す
るスリット付フレーム15bが設けられている。 【0020】外周部のタービン円板8aと内周部のライ
ナ8bで二重構造の流体ジャケット8cを設けて中空ロ
ータ8が構成されている。ラジアル羽根15の出口には
流体ジャケット8c内部を均等に吹付冷却する複数の傾
斜ノズル15cを設けて一体構造とし、流体ジャケット
8c内部を隔壁8dで分割して上部に循環流路8eが設
けられている。内部には強度構成材である図示しないフ
レームとリブなどが設けられている。ライナヘッド8f
には内部を吹付冷却する複数の環状ノズルブロック8g
が設けられている。 【0021】中空ロータ8の内部が一定の燃焼ガス圧力
になる再燃焼室8として設け、再燃焼室8の希薄燃焼ガ
スを噴射する二重構造で複数の反動式ノズル16を外周
部に同一方向回りの円周接線方向に指向させて等間隔に
配列して設けられている。ライナヘッド8fには反動式
ノズル入口16が配列して設けられている。隔壁8dに
は冷却流体導入口16aと反動式ノズル16の内部を吹
付冷却するノズル16bが配列して設けられている。外
周部のタービン円板8aには反動式ノズル16内部の冷
却流体を循環流路8eに排出する複数の排気口16cが
設けられている。反動式ノズル16内部には内部の補強
材である複数のフレーム16dが設けられている。循環
流路8eの出口には環状排気口8hが設けられている。 【0022】中空ロータ9の円板9aには複数で中空の
動翼9bとプラットフォーム9cがクリスマスツリー形
の軸方向セレーションにより配列して取付けられてい
る。中空シャンク9dには冷却流体を導入する植込部9
eが中空ボス14に設けた取付部14aに取付けられて
いる。中空ボス連結部14bには動翼9bを冷却する導
入口14cが設けられている。中空ボス14の取付部1
4aには導入口14dが設けられている。プラットフォ
ーム9cにはスリット付中空フレーム9fが設けられて
いる。下部の入口9gより冷却流体を導入してスリット
から動翼9bの内面に吹付冷却して後部出口9hより中
空ロータ9に排出する冷却流体が設けられている。 【0023】環状排気口8hと動翼9bの前部入口9i
には複数の冷却流路8iが配列して設けられている。冷
却流路8iには過剰冷却流体を中空ロータ9に排出する
排気口8jと一部の冷却流体を混合させて動翼9bの内
面を冷却する冷却流路8iが設けられている。 【0024】中空ロータ9の円板9aには中空ロータ9
内部の冷却流体を排出する環状の羽根形ノズルブロック
17が設けられている。後部車室11eのライナ11a
には円錐形中空キャップ18を支持する複数の案内羽根
併用の中空支柱19が配列して設けられている。円錐形
中空キャップ18の内部にはすきまを利用した密封装置
であるラビリンスシール20が設けられている。最後部
中空ボス14eにはタービン軸7aを連結するナット1
4fが円錐形中空キャップ18の内部に設けられてい
る。 【0025】最後部の外部車室11bには再生蒸気排気
口11hと再生空気排気口11iを設けて冷却損失のな
い二流体(気体)の冷却流体循環流路が構成される。 【0026】タービン車室11のライナ11aには排気
口21が設けられている。排気口21に接続する排気ガ
ス流路の途中には排熱回収用のボイラ22と過熱器23
が設けられている。排気ガス流路には大気放出1bする
最終排気口24が設けられている。他端側には排気ガス
排気口25が設けられている。 【0027】過熱器23には過熱蒸気制御弁26が設け
られている。過熱蒸気制御弁26には復水タービン27
が設けられている。復水タービン27には排気を復水す
る復水器28が設けられている。復水器28にはボイラ
22に給水する給水ポンプ29が設けられている。復水
タービン27には発電機2が設けられている。 【0028】復水タービン27には低圧段から適当な圧
力の飽和蒸気を抽出する抽気弁30と抽気弁31が設け
られている。抽気弁30と抽気弁31には冷却蒸気切換
弁32が設けられている。冷却蒸気切換弁32には冷却
蒸気導入口11fに供給する供給流路が設けられてい
る。 【0029】抽気弁3cと抽気弁5cには冷却空気切換
弁33が設けられている。冷却空気切換弁33には冷却
空気導入口11gに供給する供給流路が設けられてい
る。冷却空気切換弁33には流量制御弁34が設けられ
ている。流量制御弁34には燃焼ガス供給流路の導入口
10aに供給する供給流路35及びプロセス空気の供給
流路36が設けられている。 【0030】再生空気排気口11iには燃焼ガス供給流
路の導入口10aに再生空気を供給する供給流路37に
再生空気切換弁38が設けられている。供給流路37に
は一部の再生空気を冷却空気導入口11gに導入する空
気流量制御弁39が設けられている。 【0031】再生蒸気排気口11hには燃焼器の導入口
6gに再生蒸気を供給する供給流路40が設けられてい
る。供給流路40には一部の再生蒸気を冷却蒸気導入口
11fに導入する蒸気流量制御弁41が設けられてい
る。 【0032】再生蒸気排気口11hには再生蒸気を供給
する供給流路42に再生蒸気切換弁43が設けられてい
る。再生蒸気切換弁43には再生蒸気流量制御弁44が
設けられている。再生蒸気流量制御弁44には復水ター
ビン27の高圧段45と燃焼ガス供給流路の導入口10
bに供給する供給流路46が設けられている。 【0033】再生蒸気切換弁43にはプロセス再生蒸気
切換弁47が設けられている。冷却蒸気切換弁32には
プロセス蒸気制御弁48が設けられている。プロセス再
生蒸気とプロセス蒸気によりコジェネレーション(熱電
併給)の蒸気システムに用いる蒸気吸収冷凍機による冷
房と熱交換器による暖房及び貯湯槽による給湯などの構
成機器を設けて熱と電力が同時に発生できる。 【0034】排気ガス排気口25からの供給流路49に
は排気ガス流量制御弁50が設けられている。排気ガス
流量制御弁50には燃焼ガス供給流路の導入口10aに
高温で残留酵素を有する排気ガスを供給する供給流路5
1及びプロセス排気ガスの供給流路52が設けられてい
る。 【0035】プロセス空気の供給流路36とプロセス排
気ガスの供給流路52またはプロセス空気36とプロセ
ス排気ガス52の混合ガスにより熱電併給の温水システ
ムに用いる温水吸収冷凍機による冷房と熱交換器による
暖房及び貯湯槽による給湯などの構成機器を設けて熱と
電力が同時に発生できる。 【0036】次に、上記発明の実施の形態の構成に基づ
く動作について以下説明する。冷却蒸気切換弁32と再
生蒸気切換弁43を閉鎖し、空気流量制御弁39と蒸気
流量制御弁41は開放して併用して利用する。 【0037】図示しない始動機により始動用のフライホ
イール3bを回転させる。圧縮機軸3aの回転により、
低圧圧縮機3は回転して吸気口1aから導入する空気を
低圧で圧縮して出口から中間冷却気4に圧送される。 【0038】中間冷却器4で冷却された圧縮空気は出口
から高圧圧縮機5に圧送される。高圧圧縮機5によって
圧縮されて中途段の抽気弁5c及び低圧圧縮機3の中途
段の抽気弁3cから一部の冷却空気を抽出する。抽気弁
3cと抽気弁5cからの冷却空気は冷却空気切換弁33
を経由して冷却空気導入口11gに圧送される。 【0039】再生空気排気口11i再生蒸気排気口11
hからの一部の再生空気は空気流量制御弁39と蒸気流
量制御弁41により冷却空気に混合させて冷却される。
冷却蒸気の使用時は同様の方法により、冷却空気と冷却
蒸気の抽出量が低減できる。再生空気排気口11iから
の再生空気は再生空気切換弁38と供給流路37を経由
して燃焼ガス供給流路10aの導入口に供給される。 【0040】高圧圧縮機5で高温高圧に圧縮された希薄
燃焼用のバイパス圧縮空気は流量制御弁5bを設けた流
路5aから燃焼ガス供給流路10に供給される。燃焼用
の圧縮空気は出口5dから燃焼器6に供給される。 【0041】燃焼器6の吸気口6aからの圧縮空気と燃
料が供給された燃料制御弁6cからの燃料を噴射する燃
料ノズル6d及び図示しない点火装置により点火する点
火栓6eによって燃焼されライナ6f内部で冷却され適
当な燃焼ガス温度にされて燃焼ガス供給流路10に供給
される。 【0042】燃焼ガス供給流路10に供給する燃焼器6
からの燃焼ガスの流量とバイパス圧縮空気5aの流量及
び供給流路37からの再生空気の流量は一次燃焼領域で
適当に配分されて希薄混合燃焼ガスにされる。希薄混合
燃焼ガスの温度はアイドル運転から定格運転の移行時に
二次燃焼領域である再燃焼室8内の複数の燃料ノズル7
gに容易に着火できる温度にされる。 【0043】冷却蒸気による運転時は復水タービン27
の低圧段の抽気弁30と抽気弁31から適当な圧力の吸
熱効果の大きい飽和蒸気を抽出して冷却される。冷却空
気切換弁33と再生空気切換弁38を閉鎖し、冷却蒸気
切換弁32と再生蒸気切換弁43を開放して冷却蒸気を
冷却蒸気導入口11fに導入される。再生蒸気排気口1
1hから再生蒸気切換弁43に再生蒸気を供給する供給
流路42及び燃焼器6の導入口6gに蒸気流量制御弁4
1から窒素酸化物の低減に用いる適当な流量の再生蒸気
を供給する供給流路40が設けられる。 【0044】冷却空気切換弁33の流量制御弁34から
の冷却空気を供給する供給流路35と排気ガス排気口2
5の排気ガス流量制御弁50からの高温で残留酵素を有
する排気ガスを供給する供給流路51は再生空気の供給
流路37に連結されている。供給流路37には冷却空
気、冷却空気と排気ガスの混合ガスまたは排気ガスなど
流量制御弁34と排気ガス流量制御弁50及び抽気弁3
cや抽気弁5cなどの弁を適宜に操作して一次燃焼領域
に供給され希薄混合燃焼ガスにされる。 【0045】一次燃焼領域の混合燃焼ガスはラジアル羽
根15の列間から圧縮されて再燃焼室8に入る。燃料制
御弁7dに燃料が供給されると複数の燃料ノズル7gか
ら噴射して着火され再燃焼室8の二次燃焼領域で希薄燃
焼により燃焼温度を適当に保持してライナヘッド8fに
等間隔に配列して設けた複数の反動式ノズル16入口に
導入して運転される。 【0046】混式ガスタービン7の効率は反動式ノズル
16入口温度(タービン入口温度)を高温にするほど向
上するので、定格出力時は吸熱効果の大きい冷却蒸気に
より高温部に対流冷却より冷却効率のよい吹付冷却する
複数のスリット付フレーム15bと傾斜ノズル15c及
び環状ノズルブロック8fを設けて再燃焼室8であるラ
ジアル羽根15及び流体ジャケット8cの一様厚みの平
板であるライナ8bとライナヘッド8fを冷却すると共
に隔壁8dに等間隔に配列して設けた複数のノズル16
bにより反動式ノズル16の内部が冷却されて高温にで
きる。 【0047】再燃焼室8のライナヘッド8fに等間隔に
配列して設けた複数の反動式ノズル16入口から高温の
希薄燃焼ガスを導入して出口で、熱(圧力)エネルギー
を運動エネルギーに変換して得られる高速ジェットの反
動力によって回転し、環状案内羽根13でジェットの半
径流の流れを方向変換してディフューザ流路13aから
効率よく流し、軸流の静翼12と動翼9bで燃焼ガスの
加速と方向変換して圧力を降下させる加速膨張流れによ
り混式ガスタービン7を駆動して排気口21から排熱回
収用のボイラ22と過熱器23を通過する間に過熱して
最終排気口24より大気中1bに放出される。高温にな
る環状案内羽根13の環状流路の冷却は吹付冷却用の環
状ノズルブロック13cが設けられる。 【0048】軸流の静翼12と動翼9bの冷却はスリッ
ト付中空フレーム12aと9fのスリットから過熱し易
い前縁と先端部の内部を吹付冷却し、後縁を対流冷却し
て流出する対流伝熱形の冷却流路が設けられる。 【0049】混式ガスタービン7の内部を対流冷却と吹
付冷却する対流伝熱形の冷却流路の冷却流体は燃焼ガス
との熱交換により高温となり及び混式ガスタービン7の
回転により高圧となり中空ロータ9の環状の羽根形ノズ
ルブロック17から円錐形中空キャップ18と後部車室
11eのライナ11aに配列した複数の案内羽根併用の
中空支柱19を経由して最後部の外部車室11bに設け
た再生蒸気排気口11h及び再生空気排気口11iに高
温高圧の再生流体を排出する冷却損失のない二流体(気
体)の冷却流体循環流路が構成される。 【0050】排気口21に接続する排気ガス流路のボイ
ラ22と過熱器23の熱回収により給水過熱から過熱ま
で行ない過熱蒸気を発生させ、過熱蒸気制御弁26で発
電力の大きい復水器28を装備した復水タービン27を
駆動して出力軸2aに連結した発電機2から電力が発生
される。復水タービン27の低圧段から適当な圧力の飽
和蒸気を抽気弁30と抽気弁31での抽出により復水器
28での放熱量も減少して発電力が向上される。 【0051】再生蒸気切換弁43の再生蒸気流量制御弁
44から電力需要のピーク時は複合サイクルの復水ター
ビン27の高圧段の供給流路45と混式ガスタービンの
燃焼ガス供給流路の導入口10bに供給する供給流路4
6に高温高圧である再生蒸気の供給により発電力が向上
される。熱の需要時はプロセス再生蒸気制御弁47とプ
ロセス蒸気制御弁48及びプロセス空気の供給流路35
とプロセス排気ガスの供給流路52などに設けた熱電併
給の図示しない蒸気システムと温水システムの構成機器
類により冷房と暖房及び給湯などができる。 【0052】なお、この発明は上記発明の実施の形態に
限定されるものではなく、この発明の精神を逸脱しない
範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。 【0053】 【発明の効果】以上の記載より明らかなように、この発
明に係わる冷却流体循環方式再燃焼複合サイクル混式ガ
スタービンによれば、復水タービンの低圧段に設けた複
数の抽気弁から適当な圧力の吸熱効果が空気の二倍程度
の値をもつ飽和蒸気を抽出して冷却蒸気導入口に導入
し、再生蒸気排気口からの一部の再生蒸気と混合して混
式ガスタービンの内部を、冷却損失がない対流冷却と高
温となる内面に冷却流体を各種のノズルとスリットから
ジェット状に吹付けて冷却する吹付冷却との対流伝熱形
の冷却循環流路を構成し、再燃焼室のライナヘッドに等
間隔に配列して設けた反動式ノズル入口温度(タービン
入口温度)を高温にして、また、冷却空気の使用時も同
様の方式により高温にして、混式ガスタービンの効率と
熱効率及び出力が向上する。復水タービンの冷却蒸気は
再生蒸気排気口からの一部の再生蒸気と混合して冷却す
るので抽出する冷却蒸気量の減少により発電力が向上す
る。低圧段の飽和蒸気の抽出により復水器での放熱量も
減少して発電力が向上する。低圧圧縮機と高圧圧縮機の
冷却空気は再生空気排気口からの一部の再生空気と混合
して冷却するので抽出する冷却空気量の減少により発電
力が向上する。冷却空気の抽気量の減少により主空気流
量に混合して圧縮もでき、高温で残留酸素を有する排気
ガスと燃焼器からの燃焼ガス及びバイパス圧縮空気を混
合して再燃焼室で希薄燃焼ができる。理論混合比より空
気を過剰とした希薄燃焼により窒素酸化物の低減と燃焼
器での圧力損失の減少により発電力が向上する。燃焼器
に適量の再生蒸気の導入により窒素酸化物の低減ができ
る。電力需要のピーク時には復水タービンの高圧段と混
式ガスタービンの燃焼ガス供給流路の導入口に高温高圧
の再生蒸気の供給により発電力が向上する。熱の需要時
にはプロセス再生蒸気とプロセス蒸気及びプロセス空気
やプロセス排気ガスなどにより熱電併給の蒸気システム
と温水システムの構成機器類による冷房と暖房及び給湯
などにより熱電比が制御できると共にピークカット運転
により電力需要の平準化ができる。半径流の反動式ノズ
ルは先細ノズルや中細ノズルなどに形状を変更して熱落
差を消化でき、軸流の静翼と動翼は段数を変更して熱落
差を消化できるので適宜に変更して最適回転数にして運
転することができる。前部の高圧段には反動式ノズルを
設けるので、後部の低圧段の静翼と動翼は寸法的制限を
緩和されて冷却翼にできるので、小型の混式ガスタービ
ンにも対応することができる。混式ガスタービン内部の
冷却流体は再燃焼室で燃焼された希薄燃焼ガスとの熱交
換により高温の再熱サイクルになり、回転による遠心力
で高圧になり、再生蒸気排気口及び再生空気排気口では
高温高圧の再生サイクルとなるので、中間冷却器を利用
する中間冷却サイクルにより燃料消費量の低減と混式ガ
スタービンの効率が向上する。しかも、排気ガスの温度
も高温となるので過熱蒸気も高温となり復水タービンの
発電力が向上する。混式ガスタービンと復水タービンは
回転式の速度形機関なので、高価な潤滑油消費量も少な
く大流量で大出力ができる。内燃機関での熱勘定の割合
である冷却損失と排気損失及び機械損失を大幅に減少し
て正味仕事が増加するので、省エネルギーと窒素酸化物
の低減及び温暖化防止などの環境保全が得られるなど、
極めて新規的有益なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の実施の形態を示す冷却流体循環方式
再燃焼複合サイクル混式ガスタービンの断面図である。 【図2】この発明の実施の形態を示す要部の拡大断面図
である。 【図3】この発明の実施の形態を示す二重構造の中空ロ
ータの正面方向の部分断面図である。 【図4】この発明の実施の形態を示す二重構造の中空ロ
ータの正面図である。 【符号の説明】 1 冷却流体循環方式再燃焼複合サイクル混式ガス
タービン 1a 吸気口 1b 大気放出 2 発電機 2a 出力軸 3 低圧圧縮機 3a 圧縮機軸 3b フライホイール 3c 抽気弁 4 中間冷却器 5 高圧圧縮機 5a バイパス圧縮空気の流路 5b 流量制御弁 5c 抽気弁 5d 出口 6 燃焼器 6a 吸気口 6b 支持板 6c 燃料制御弁 6d 燃料ノズル 6e 点火栓 6f ライナ 6g 導入口 7 混式ガスタービン 7a タービン軸 7b 軸受 7c 二次燃料供給流路 7d 燃料制御弁 7e メカニカルシール 7f 燃料噴射管 7g 燃料ノズル 8 二重構造の中空ロータ 8 再燃焼室 8a タービン円板 8b ライナ 8c 流体ジャケット 8d 隔壁 8e 循環流路 8f ライナヘッド 8g 環状ノズルブロック 8h 環状排気口 8i 冷却流路 8j 排気口 9 中空ロータ 9a 円板 9b 動翼 9c プラットフォーム 9d 中空シャンク 9e 植込部 9f スリット付中空フレーム 9g 下部の入口 9h 後部出口 9i 前部入口 10 燃焼ガス供給流路 10a 再生空気の導入口 10b 再生蒸気の導入口 10c ラビリンスシール 10d ラビリンスシール 11 タービン車室 11a ライナ 11b 外部車室 11c 隔壁 11d 前部車室 11e 後部車室 11f 冷却蒸気導入口 11g 冷却空気導入口 11h 再生蒸気排気口 11i 再生空気排気口 11j 冷却流体供給流路 12 静翼 12a スリット付中空フレーム 12b 上部入口 12c 下部出口 13 環状案内羽根 13a ディフューザ流路 13b フレーム 13c 環状ノズルブロック 14 中空ボス 14a 取付部 14b 中空ボス連結部 14c 導入口 14d 導入口 14e 最後部中空ボス 14f ナット 15 ラジアル羽根 15a 冷却流体導入口 15b スリット付フレーム 15c 傾斜ノズル 16 反動式ノズル 16 反動式ノズル入口 16a 冷却流体導入口 16b ノズル 16c 排気口 16d フレーム 17 環状の羽根形ノズルブロック 18 円錐形中空キャップ 19 案内羽根併用の中空支柱 20 ラビリンスシール 21 排気口 22 ボイラ 23 過熱器 24 最終排気口 25 排気ガス排気口 26 過熱蒸気制御弁 27 復水タービン 28 復水器 29 給水ポンプ 30 抽気弁 31 抽気弁 32 冷却蒸気切換弁 33 冷却空気切換弁 34 流量制御弁 35 供給流路 36 プロセス空気の供給流路 37 供給流路 38 再生空気切換弁 39 空気流量制御弁 40 供給流路 41 蒸気流量制御弁 42 供給流路 43 再生蒸気切換弁 44 再生蒸気流量制御弁 45 高圧段 46 供給流路 47 プロセス再生蒸気制御弁 48 プロセス蒸気制御弁 49 供給流路 50 排気ガス流量制御弁 51 供給流路 52 プロセス排気ガスの供給流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02C 7/18 F02C 7/18 A E

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 冷却流体循環方式再燃焼複合サイクル混
    式ガスタービン本体の一端側に吸気口を設けた低圧圧縮
    機と中間冷却器及び高圧圧縮機を設けると共に冷却空気
    を抽出する複数の抽気弁を設け、他端側に隔壁を設けた
    二重構造のタービン車室を設けると共に前部車室に冷却
    空気導入口と冷却蒸気導入口を設け、内部のライナに複
    数で中空の静翼を配列して設けると共に外部にスリット
    付中空フレームを配列して設け、上部入口より一部の冷
    却流体を導入してスリットから静翼内面に吹付冷却して
    下部出口より流出する冷却流路を設け、環状流路に吹付
    冷却用の環状ノズルブロックを設け、ライナの一部に環
    状案内羽根及び燃焼ガスのディフューザ流路を設け、出
    口から中空ボスの内部に冷却流体を供給する供給流路を
    設け、高圧圧縮機からの圧縮空気で燃料を燃焼させて適
    当な燃焼ガス温度にする燃焼器を設け、中空ボスの上部
    に二重構造の中空ロータと中空ロータを一体構造とした
    混式ガスタービンを設けると共にタービン軸と圧縮機軸
    に複数の軸受を設け、タービン軸の中空部に二次燃料供
    給流路を設け、一端側に燃料制御弁と燃料供給用のメカ
    ニカルシールを設け、他端側に複数で等間隔に配列した
    二重構造のラジアル羽根を中空ボスに設けると共に二次
    燃料供給流路に連結した複数の燃料噴射管からの燃料を
    噴射する燃料ノズルを内部の先端部に設け、中空ボスに
    配列したラジアル羽根の内部に均等に導入する冷却流体
    導入口を設けると共に内部を吹付冷却するスリット付フ
    レームを設け、外周部のタービン円板と内周部のライナ
    で二重構造の流体ジャケットを設けて中空ロータを構成
    すると共にラジアル羽根の出口に内部を均等に吹付冷却
    する複数の傾斜ノズルを設けて一体構造とし、流体ジャ
    ケット内部を隔壁で分割して上部に循環流路を設けると
    共に内部の強度構成材であるフレームとリブなどを設
    け、ライナヘッドに内部を吹付冷却する複数の環状ノズ
    ルブロックを設けると共に中空ロータの内部が一定の燃
    焼ガス圧力になる再燃焼室として設け、再燃焼室の希薄
    燃焼ガスを噴射する二重構造で複数の反動式ノズルを外
    周部に同一方向回りの円周接線方向に指向させて等間隔
    に配列して設けると共にノズル入口をライナヘッドに配
    列して設け、冷却流体導入口を隔壁に配列して設けると
    共に反動式ノズルの内部を吹付冷却するノズルを設け、
    反動式ノズル内部の冷却流体を循環流路に排出する複数
    の排気口を設け、循環流路の出口に環状排気口を設け、
    中空ロータの円板に複数で中空の動翼とプラットフォー
    ムを配列して設けると共に中空シャンクに冷却流体を導
    入する植込部を中空ボスに設けた取付部に取付け、中空
    ボス連結部に動翼を冷却する導入口を設け、中空ボスの
    取付部に導入口を設け、プラットフォームにスリット付
    中空フレームを配列して設けると共に入口より冷却流体
    を導入してスリットから動翼内面に吹付冷却して後部出
    口より中空ロータに排出する冷却流路を設け、環状排気
    口と動翼の前部入口に複数の冷却流路を配列して設け、
    過剰冷却流体を中空ロータに排出する排気口を設けると
    共に一部の冷却流体を混合させて動翼内面を冷却する冷
    却流路を設け、中空ロータ内部の冷却流体を排出する環
    状の羽根形ノズルブロックを設け、後部車室のライナに
    円錐形中空キャップを支持する複数の案内羽根併用の中
    空支柱を配列して設け、最後部の外部車室に再生空気排
    気口と再生蒸気排気口を設けて冷却流体循環流路を構成
    すると共にタービン車室の排気口に接続する排気ガス流
    路の途中にボイラと過熱器及び最終排気口を設け、他端
    側に排気ガス排気口を設け、過熱器で過熱された過熱蒸
    気制御弁で駆動する復水タービンを設けると共に飽和蒸
    気を抽出する複数の抽気弁を設け、複数の抽気弁と冷却
    蒸気切換弁及び冷却蒸気導入口に供給流路を設け、複数
    の抽気弁と冷却空気切換弁及び冷却空気導入口に供給流
    路を設け、冷却空気切換弁に流量制御弁を設けると共に
    燃焼ガス供給流路の導入口に供給流路及びプロセス空気
    の供給流路を設け、再生空気排気口と燃焼ガス供給流路
    の導入口に再生空気切換弁を設けると共に一部の再生空
    気を冷却空気導入口に導入する空気流量制御弁を設け、
    再生蒸気排気口と燃焼器の導入口に供給流路を設けると
    共に一部の再生蒸気を冷却蒸気導入口に導入する蒸気流
    量制御弁を設け、再生蒸気排気口と再生蒸気切換弁に供
    給流路を設けると共に再生蒸気流量制御弁から復水ター
    ビンの高圧段と燃焼ガス供給流路に供給する供給流路及
    びプロセス再生蒸気制御弁を設け、冷却蒸気切換弁にプ
    ロセス蒸気制御弁を設け、排気ガス排気口からの供給流
    路に排気ガス流量制御弁を設けると共に燃焼ガス供給流
    路の導入口に供給流路及びプロセス排気ガスの供給流路
    を設け、燃焼器の燃焼ガスと希薄燃焼用のバイパス圧縮
    空気及び燃焼ガス供給流路の導入口からの再生空気、冷
    却空気、冷却空気と排気ガスの混合ガスまたは排気ガス
    などを再燃焼室の内部に供給する供給流路を設け、複数
    のラビリンスシールを設け、混式ガスタービンと復水タ
    ービンで駆動する発電機及び複数の構成機器類などを設
    けたことを特徴とする冷却流体循環方式再燃焼複合サイ
    クル混式ガスタービン。
JP2002136754A 2002-05-13 2002-05-13 冷却流体循環方式再燃焼複合サイクル混式ガスタービン Pending JP2003328771A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002136754A JP2003328771A (ja) 2002-05-13 2002-05-13 冷却流体循環方式再燃焼複合サイクル混式ガスタービン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002136754A JP2003328771A (ja) 2002-05-13 2002-05-13 冷却流体循環方式再燃焼複合サイクル混式ガスタービン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003328771A true JP2003328771A (ja) 2003-11-19

Family

ID=29698697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002136754A Pending JP2003328771A (ja) 2002-05-13 2002-05-13 冷却流体循環方式再燃焼複合サイクル混式ガスタービン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003328771A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100476515B1 (ko) 발전소플랜트운전방법
EP0797729B1 (en) Recuperative steam cooled gas turbine
US5611197A (en) Closed-circuit air cooled turbine
US4982564A (en) Turbine engine with air and steam cooling
US6223523B1 (en) Method of operating a power station plant
EP1905964B1 (en) Gas turbine engine
US5953900A (en) Closed loop steam cooled steam turbine
US20090260342A1 (en) Gas turbine
US5737912A (en) Method for starting gas turbine in combined cycle power station
CN110234847B (zh) 氢氧当量燃烧涡轮系统
US6786694B2 (en) Gas turbine and method of operating a gas turbine
JPH08246897A (ja) パワープラントの運転法
SK80199A3 (en) Ramjet engine for power generation
JP4036914B2 (ja) パワープラントの運転法
US20010022075A1 (en) Gas turbine
EP0146624B1 (en) Process of intensification of the thermoenergetical cycle and air jet propulsion engines
CA2453634C (en) Turbo recuperator device
JP2003328771A (ja) 冷却流体循環方式再燃焼複合サイクル混式ガスタービン
JP3035289B1 (ja) ハイブリッド燃焼器
JP3532495B2 (ja) 再燃焼複合サイクル混式ガスタービン
US5873233A (en) Method of operating a gas-turbine group
EP4019753A1 (en) Power plant comprising a gas turbine assembly and, optionally, a steam turbine assembly for forming a combined cycle and method for operating this power plant