JP2003320198A - 物干し竿付きスタンド型物干し器 - Google Patents

物干し竿付きスタンド型物干し器

Info

Publication number
JP2003320198A
JP2003320198A JP2002128006A JP2002128006A JP2003320198A JP 2003320198 A JP2003320198 A JP 2003320198A JP 2002128006 A JP2002128006 A JP 2002128006A JP 2002128006 A JP2002128006 A JP 2002128006A JP 2003320198 A JP2003320198 A JP 2003320198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
posture
insertion hole
wall
pair
stand
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002128006A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomihisa Masumura
富久 桝村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MORY IND Inc
Mory Industries Inc
Original Assignee
MORY IND Inc
Mory Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MORY IND Inc, Mory Industries Inc filed Critical MORY IND Inc
Priority to JP2002128006A priority Critical patent/JP2003320198A/ja
Publication of JP2003320198A publication Critical patent/JP2003320198A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 物干し竿付きスタンド型物干し器全体をワン
タッチで楽に速やかに折り畳んだり組み立てたりでき
る。縦支持体は、構成部品点数を少なくするうえ、大き
な部品の数も少なくする。 【解決手段】 縦支持体1は、一対の支柱5・支点ピン
6・および開脚姿勢規定装置7を具える。一対の支柱5
の支柱途中部分8同士は互いに、側面視で前後にずらせ
て、正面視でX形に交差させた状態にして、前後向きの
支点ピン6でそのX形の交差角を開閉させるように揺動
自在に枢支させる。開脚姿勢規定装置7は、一対の両支
柱5に亘って設けて、両支柱5同士がX形の開脚使用姿
勢X以上に開かないように制限して、両支柱5がこのX
形の開脚使用姿勢XとI形の閉脚折り畳み姿勢との間で
姿勢変更されるのを許すように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物干し竿付きスタ
ンド型物干し器に関する。
【0002】
【前提構成】本発明の物干し竿付きスタンド型物干し器
は、例えば図1−図6(本発明)、または図15(従来
技術)に示すように、次の前提構成を有するものを対象
とする。
【0003】図1−図6は本発明の物干し竿付きスタン
ド型物干し器の実施形態1を示す。図1(A)は物干し
竿付きスタンド型物干し器の斜視図、図1(B)は図1
(A)において干し物を吊持させた使用状態の斜視図で
ある。図2は図1(A)のII部分の拡大図であり、図2
(A)は開脚姿勢規定具の部分の横断平面図(図2
(B)のA−A線断面図)、図2(B)は図2(A)の
B−B線断面図、図2(C)は図2(A)のC−C線断
面図である。
【0004】図3(A)は図1(A)のA部の分解斜視
図、図3(B)は図1(A)のB部の縦断左側面図、図
3(C)は図1(A)のC部の縦断左側面図である。図
4(A)は図1(A)において前側の物干し竿を中央部
に移動させた斜視図、図4(B)は図4(A)において
干し物を吊持させた使用状態の斜視図である。図5は図
1(A)において、支柱に対して各接地体・各竿支持体
を前側へ移動させた斜視図。図6は物干し竿付きスタン
ド型物干し器を折り畳んだ状態の斜視図である。
【0005】図15は従来技術を示す物干し竿付きスタ
ンド型物干し器の斜視図である。
【0006】物干し竿付きスタンド型物干し器は、1体
の縦支持体(1)・左右一対の接地体(2)(2)・左右一対
の竿支持体(3)(3)・および少なくとも1本の物干し竿
(4)を具える。
【0007】左右一対の各接地体(2)(2)は、互いに左
右に離れ合った位置で、それぞれ前後方向に向けて、縦
支持体(1)の下部の左右の各端部に固定する。左右一対
の各竿支持体(3)(3)は、互いに左右に離れ合った位置
で、それぞれ前後方向に向けて、縦支持体(1)の上部の
左右の各端部に支持させる。少なくとも1本の物干し竿
(4)は、左右一対の両竿支持体(3)(3)に亘って着脱可
能に支持させ、て構成したものである。
【0008】
【従来の技術】上記前提構成において、前記縦支持体
(1)を具体化するための構成として、従来技術では次の
ものがある。 ○ 従来技術1. 図15参照. 特許第299788
2号公報. 図15は従来技術を示す物干し竿付きスタンド型物干し
器の斜視図である。
【0009】前記縦支持体(1)は、左右一対の縦支柱(5
1)(51)・上下一対の横連結棒(52)(52)・4個のT形管継
手(53)…・および8個のボルト(54)…を具える。左右一
対の縦支柱(51)(51)と上下一対の横連結棒(52)(52)と
を、4個のT形管継手(53)…と8個のボルト(54)…を介
して、正面視で「井形」に連結固定したものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、次
の問題がある。 [ イ. 物干し竿付きスタンド型物干し器を組み立て
状態と折り畳み状態との間で切り換える操作は、多くの
手間と時間がかかり、ワンタッチで楽に速やかに行うこ
とができない。 ]
【0011】物干し竿付きスタンド型物干し器の全体
を、図14に示す組み立てられた状態から折り畳んだ状
態に切り換えるには、つぎの手順が要る。まず、8本の
ボルト(54)…を弛める。つぎに、片手で縦支柱(51)を支
えながら、もう一方の手で上下の各横連結棒(52)(52)を
4個の各T形管継手(53)…から順に抜き外していく。そ
して、バラバラに分解した2本の縦支柱(51)(51)と2本
の横連結棒(52)(52)とを、束ねて保管する。このため、
この組み立て状態から折り畳み状態への切り換え操作
は、多くの手間と時間がかかり、ワンタッチで楽に速や
かに行うことができない。
【0012】また、折り畳み状態から組み立て状態への
切り換え操作も、同様に多くの手間と時間がかかり、ワ
ンタッチで楽に速やかに行うことができない。
【0013】[ ロ. 縦支持体(1)は、構成部品点数
が多く要るうえ、大きな部品が2本の縦支柱(51)(51)と
2本の横連結棒(52)(52)との合計4本も要るので、
物干し竿付きスタンド型物干し器全体が重いものになる
うえ、 その製造コストが高くつく。 ]
【0014】前記縦支持体(1)は、左右一対の縦支柱(5
1)(51)・上下一対の横連結棒(52)(52)・4個のT形管継
手(53)…・および8個のボルト(54)…の、合計16個も
の数多くの構成部品が必要である。そのうえ、大きな構
成部品としては、2本の縦支柱(51)(51)と2本の横連結
棒(52)(52)との合計4本も要る。
【0015】このように、縦支持体(1)は、構成部品点
数が多く要るうえ、大きな部品が2本の縦支柱(51)(51)
と2本の横連結棒(52)(52)との合計4本も要るので、
物干し竿付きスタンド型物干し器全体が重いものにな
るうえ、 その製造コストが高くつく。
【0016】本発明の課題は、次のようにすることにあ
る。 (イ). 一対の支柱同士は互いに支点ピンを支点とし
て、正面視でX形の開脚姿勢(X)とI形の折り畳み姿勢
(I)との間で、単に開閉操作するだけで、物干し竿付き
スタンド型物干し器全体をワンタッチで楽に速やかに折
り畳んだり組み立てたりする事ができる。 (ロ). 前記縦支持体は、構成部品点数を少なくする
うえ、大きな部品の数も少なくすることにより、物干し
竿付きスタンド型物干し器全体を軽量化するうえ、その
製造コストを引き下げる。
【0017】(ハ). 開脚姿勢規定装置は、単一の開
脚姿勢規定具(11)で構成することにより、その構成部品
が比較的小さなもので済むうえ、複数個の部品同士を組
み合わせるための連結構造を不要にして、その製造コス
トを大幅に引き下げる。 (ニ). 両支柱がX形に開かれた開脚使用姿勢(X)に
された使用状態において、変形されにくい中間つなぎ壁
により、支柱左側面受け止め壁・支柱右側面受け止め壁
を介して、両支柱が開脚使用姿勢(X)に確りと固定され
て振ら付きにくくすることにより、物干し竿付きスタン
ド型物干し器の全体を頑丈にして安定性を高める。
【0018】(ホ). 中間つなぎ壁は、単位断面積当
たりの捩り力が遥かに小さな値になる分だけ、変形や破
損がされにくくなることにより、開脚姿勢規定具は、そ
の耐久性を格段に高めてその寿命を大幅に延長させる。 (ヘ). 前後の両支柱左側面受け止め壁同士も、前後
の両右側面受け止め壁同士も、互いに同じ形に形成し
て、中間つなぎ壁を挟んで前後一列に連続させることに
より、開脚姿勢規定具はその前後方向からの圧縮強度も
引っ張り強度も曲げ強度も向上させる。
【0019】(ト). 前後の各支柱左側面受け止め壁
・各支柱右側面受け止め壁の各凹曲面と、パイプ状支柱
途中部分とは、広い曲面で面接当させて接当面圧を低く
することにより、変形や破損がされにくくして、耐久性
を向上させる。 (チ). 図1に例示する竿支持体を前後振り分け姿
勢(3A)にセットした場合に、支柱の荷重耐力を大きく
したり、支柱が荷重で曲げ変形されにくくなるという使
用状態と、 図5に例示する竿支持体を前方延出姿勢
(3B)にセットした場合に、広くて大きな干し物が支柱
に邪魔されたり触れたり絡んだりしにくくなるという使
用状態との、 どちらにでも任意に姿勢変更して、便利
に使用できるようにする。
【0020】(リ). 竿支持体や物干し竿に衣服など
の比較的重い干し物を数多く吊るして干すことと、タオ
ル干し枠の各タオル吊持棒に数多くのタオルやハンカチ
などの比較的軽い干し物を吊持して干すこととを、同時
に行えるようにする。 (ヌ). 衣服やタオルなどの干し物の種類や枚数の多
寡などに適宜対応して、タオル干し枠を竿支持体に対し
て前後位置変更することにより、これら多種多量の干し
物を適宜ほどよく並べ合わせて、良好に干すことができ
るようにする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の物干し竿付きス
タンド型物干し器は、上記前提構成において、上記課題
を解決するために、例えば図1−図14に示すように、
前記縦支持体(1)を具体化するための構成として、次の
特徴構成を追加したことを特徴とする。
【0022】図1−図6は本発明の物干し竿付きスタン
ド型物干し器の実施形態1を示す。図1(A)は物干し
竿付きスタンド型物干し器の斜視図、図1(B)は図1
(A)において干し物を吊持させた使用状態の斜視図で
ある。図2は図1(A)のII部分の拡大図であり、図2
(A)は開脚姿勢規定具の部分の横断平面図(図2
(B)のA−A線断面図)、図2(B)は図2(A)の
B−B線断面図、図2(C)は図2(A)のC−C線断
面図である。
【0023】図3(A)は図1(A)のA部の分解斜視
図、図3(B)は図1(A)のB部の縦断左側面図、図
3(C)は図1(A)のC部の縦断左側面図である。図
4(A)は図1(A)において前側の物干し竿を中央部
に移動させた斜視図、図4(B)は図4(A)において
干し物を吊持させた使用状態の斜視図である。図5は図
1(A)において、支柱に対して各接地体・各竿支持体
を前側へ移動させた斜視図。図6は物干し竿付きスタン
ド型物干し器を折り畳んだ状態の斜視図である。
【0024】図7−図10は本発明の物干し竿付きスタ
ンド型物干し器の実施形態2を示す。図7(A)は物干
し竿付きスタンド型物干し器の斜視図、図7(B)は図
7(A)のB部の拡大・分解斜視図、図7(C)は図7
(A)において干し物を吊持させた使用状態の斜視図で
ある。
【0025】図8は図7(A)において、タオル干し枠
を前側位置から中央位置に移動させた斜視図。図9は図
7(A)において、支柱に対して各接地体・各竿支持体
を前側へ移動させた斜視図。図10は物干し竿付きスタ
ンド型物干し器を折り畳んだ状態の斜視図である。
【0026】図11は本発明の実施形態3を示し、図1
(A)のII部分の拡大図である。図11(A)は開脚姿
勢規定具の部分の横断平面図(図11(B)のA−A線
断面図)、図11(B)は図11(A)のB−B線断面
図、図11(C)は図11(A)のC−C線断面図であ
る。
【0027】図12は本発明の実施形態4を示し、図1
(A)のII部分の拡大図である。図12(A)は開脚姿
勢規定具の部分の横断平面図(図12(B)のA−A線
断面図)、図12(B)は図12(A)のB−B線断面
図、図12(C)は図12(A)のC−C線断面図であ
る。
【0028】図13は本発明の実施形態5を示し、図1
(A)のII部分の拡大図である。図13(A)は開脚姿
勢規定具の部分の横断平面図(図13(B)のA−A線
断面図)、図13(B)は図13(A)のB−B線断面
図、図13(C)は図13(A)のC−C線断面図であ
る。
【0029】図14は本発明の実施形態6を示し、図1
(A)のII部分の拡大図である。図14(A)は一対の
支柱の支柱途中部分および開脚姿勢規定装置の部分の正
面図、図13(B)は図13(A)の右側面図である。
【0030】○ 発明1. 請求項1. 図1−図6、
図7−図10、図11、図12、図13、または図14
参照. 前記縦支持体(1)は、一対の支柱(5)(5)・支点ピン
(6)・および開脚姿勢規定装置(7)を具える。
【0031】一対の支柱(5)(5)の支柱途中部分(8)
(8)同士は互いに、正面視でX形に交差させた状態にし
て、前後向きの支点ピン(6)でそのX形の交差角を開閉
させるように揺動自在に枢支させる。
【0032】開脚姿勢規定装置(7)は、一対の両支柱
(5)(5)に亘って設けて、両支柱(5)(5)同士がX形の
開脚使用姿勢(X)以上に開かないように制限して、両支
柱(5)(5)がこのX形の開脚使用姿勢(X)とI形の閉脚
折り畳み姿勢(I)との間で姿勢変更されるのを許すよう
に構成した。
【0033】○ 発明2. 請求項2. 図1・図2、
図11、図12、または図13参照. この発明2は、上記発明1において、次の特徴構成を追
加したことを特徴とする。
【0034】前記開脚姿勢規定装置(7)は単一の姿勢規
定具(11)から成る。この単一の姿勢規定具(11)の肉壁内
において、その前端部から後端部に向かって順に、前端
壁(12)・前側支柱挿通孔(13)・中間つなぎ壁(14)・後側
支柱挿通孔(15)・および後端壁(16)を並べて形成する。
【0035】前側支柱挿通孔(13)および後側支柱挿通孔
(15)のそれぞれの左右に支柱左側面受け止め壁(17)と支
柱右側面受け止め壁(18)を形成する。前側支柱挿通孔(1
3)に前側の支柱途中部分(8)を貫通させる。後側支柱挿
通孔(15)に後側の支柱途中部分(8)を貫通させる。
【0036】前側支柱挿通孔(13)と後側支柱挿通孔(15)
との少なくとも一方は、これに貫通した支柱途中部分
(8)の所定角度範囲内での左右方向への揺動を許す揺動
許容空間(19)を有する長孔状に形成する。この揺動許容
空間(19)の存在により、両支柱途中部分(8)(8)同士が
X形の開脚使用姿勢(X)とI形の閉脚折り畳み姿勢(I)
との間で姿勢変更されるのを許すように構成した。
【0037】 ○ 発明3. 請求項3. 図1・図2参照. この発明3は、上記発明2において、次の特徴構成を追
加したことを特徴とする。
【0038】前記前側支柱挿通孔(13)の支柱左側面受け
止め壁(17)と後側支柱挿通孔(15)の支柱左側面受け止め
壁(17)とは、互いに同じ形に形成するとともに、中間つ
なぎ壁(14)を挟んで前後一列に連続させて形成する。
【0039】前記前側支柱挿通孔(13)の支柱右側面受け
止め壁(18)と後側支柱挿通孔(15)の支柱右側面受け止め
壁(18)とは、互いに同じ形に形成するとともに、中間つ
なぎ壁(14)を挟んで前後一列に連続させて形成した。
【0040】 ○ 発明4. 請求項4. 図1・図3・図5参照. この発明5は、上記発明1・2または3において、次の
特徴構成を追加したことを特徴とする。
【0041】前記左右一対の各接地体(2)(2)は各支柱
(5)(5)の下部に対して、前後両方向に延出する前後振
り分け姿勢(2A)と、前方へ移動させて前方へ長く延出
する前方延出姿勢(2B)とに、切換移動操作可能に構成
する。前記左右一対の各竿支持体(3)(3)は各支柱(5)
(5)の上部に対して、前後両方向に延出する前後振り分
け姿勢(3A)と、前方へ移動させて前方へ長く延出する
前方延出姿勢(3B)とに、切換移動操作可能に構成し
た。
【0042】 ○ 発明5. 請求項5. 図7−図10参照. この発明5は、上記発明1・2・3または4において、
次の特徴構成を追加したことを特徴とする。
【0043】タオル干し枠(21)を追加する。このタオル
干し枠(21)は、複数本の各タオルを吊持する複数本の各
タオル吊持棒(22)…と、左右一対の両竿支持体(3)(3)
への係合部(23)…とを具える。この係合部(23)…を両竿
支持体(3)(3)に係合させることにより、タオル干し枠
(21)を両竿支持体(3)(3)に亘って支持させるように構
成した。
【0044】 ○ 発明6. 請求項6. 図7−図10参照. この発明6は、上記発明5において、次の特徴構成を追
加したことを特徴とする。前記タオル干し枠(21)は両竿
支持体(3)(3)に対して、着脱可能でかつ前後位置変更
可能に支持させる。
【0045】
【発明の効果】本発明の物干し竿付きスタンド型物干し
器は、つぎの効果を奏する。 ○ 発明1. 請求項1. 図1−図6参照. [ イ. 一対の支柱(5)(5)同士は互いに支点ピン
(6)を支点として、正面視でX形の開脚姿勢(X)とI形
の折り畳み姿勢(I)との間で、単に開閉操作するだけ
で、物干し竿付きスタンド型物干し器全体をワンタッチ
で楽に速やかに折り畳んだり組み立てたりする事ができ
る。 ]
【0046】本発明1は、前記縦支持体(1)を具体化す
るための構成として、つぎの特徴構成を有する。前記縦
支持体(1)は、一対の支柱(5)(5)・支点ピン(6)・お
よび開脚姿勢規定装置(7)を具える。
【0047】一対の支柱(5)(5)の支柱途中部分(8)
(8)同士は互いに、正面視でX形に交差させた状態にし
て、前後向きの支点ピン(6)でそのX形の交差角を開閉
させるように揺動自在に枢支させる。
【0048】開脚姿勢規定装置(7)は、一対の両支柱
(5)(5)に亘って設けて、両支柱(5)(5)同士がX形の
開脚使用姿勢(X)以上に開かないように制限して、両支
柱(5)(5)がこのX形の開脚使用姿勢(X)とI形の閉脚
折り畳み姿勢(I)との間で姿勢変更されるのを許すよう
に構成した。
【0049】この特徴構成から、一対の支柱(5)(5)同
士は互いに支点ピン(6)を支点として、正面視で図1
(A)に示すX形の開脚姿勢(X)と、図6に示すI形の
折り畳み姿勢(I)との間で、単に開閉操作するだけで、
物干し竿付きスタンド型物干し器全体をワンタッチで楽
に速やかに折り畳んだり組み立てたりする事ができる。
【0050】[ ロ. 縦支持体(1)は、構成部品点数
が少なくて済むうえ、大きな部品が支柱(5)(5)の2本
だけで済むので、 物干し竿付きスタンド型物干し器
全体を軽量化して、軽く楽に持ち運びできるうえ、
その製造コストを引き下げる事ができる。 ]
【0051】本発明1は、上記特徴構成を有することか
ら、縦支持体(1)は、2本の支柱(5)(5)・支点ピン
(6)・および開脚姿勢規定装置(7)の4点で構成できる
から、その構成部品点数が少なくて済む。そのうえ、支
点ピン(6)および開脚姿勢規定装置(7)は比較的小さな
部品にでき、大きな部品は2本の支柱(5)(5)だけで済
む。
【0052】このように、縦支持体(1)は、構成部品点
数が少なくて済むうえ、大きな部品が支柱(5)(5)の2
本だけで済むので、 物干し竿付きスタンド型物干し
器全体を軽量化して、軽く楽に持ち運びできるうえ、
その製造コストを引き下げる事ができる。
【0053】○ 発明2. 請求項2. 図1・図2、
図11、図12、または図13参照. この発明2は、上記発明1の効果[イ]・[ロ]に加え
て、つぎの効果を奏する。
【0054】[ ハ. 開脚姿勢規定装置(7)は、単一
の開脚姿勢規定具(11)から成り、その構成部品が比較的
小さなもので済むうえ、複数個の部品同士を組み合わせ
るための連結構造が不要になるから、その製造コストを
大幅に引き下げる事ができる。 ]
【0055】本発明2は、開脚姿勢規定装置(7)を具体
化するための構成として、つぎの特徴構成を有する。前
記開脚姿勢規定装置(7)は単一の姿勢規定具(11)から成
る。この単一の姿勢規定具(11)の肉壁内において、その
前端部から後端部に向かって順に、前端壁(12)・前側支
柱挿通孔(13)・中間つなぎ壁(14)・後側支柱挿通孔(15)
・および後端壁(16)を並べて形成する。
【0056】前側支柱挿通孔(13)および後側支柱挿通孔
(15)のそれぞれの左右に支柱左側面受け止め壁(17)と支
柱右側面受け止め壁(18)を形成する。前側支柱挿通孔(1
3)に前側の支柱途中部分(8)を貫通させる。後側支柱挿
通孔(15)に後側の支柱途中部分(8)を貫通させる。
【0057】前側支柱挿通孔(13)と後側支柱挿通孔(15)
との少なくとも一方は、これに貫通した支柱途中部分
(8)の所定角度範囲内での左右方向への揺動を許す揺動
許容空間(19)を有する長孔状に形成する。この揺動許容
空間(19)の存在により、両支柱途中部分(8)(8)同士が
X形の開脚使用姿勢(X)とI形の閉脚折り畳み姿勢(I)
との間で姿勢変更されるのを許すように構成した。
【0058】本発明2は、上記特徴構成を有することか
ら、開脚姿勢規定装置(7)は、単一の開脚姿勢規定具(1
1)から成り、その構成部品が比較的小さなもので済むう
え、複数個の部品同士を組み合わせるための連結構造が
不要になるから、その製造コストを大幅に引き下げる事
ができる。
【0059】[ ニ. 両支柱(5)(5)がX形に開かれ
た開脚使用姿勢(X)にされた使用状態において、変形さ
れにくい中間つなぎ壁(14)により、支柱左側面受け止め
壁(17)・支柱右側面受け止め壁(18)を介して、両支柱
(5)(5)が開脚使用姿勢(X)に確りと固定されて振ら付
きにくくなった分だけ、物干し竿付きスタンド型物干し
器の全体が頑丈になり、安定性が高まる。 ]
【0060】本発明2は、上記特徴構成を有することか
ら、図1(B)または図4(B)に例示するように、物
干し竿(4)または竿支持体(3)に吊持させた水を含む衣
服(d1)やタオル(d2)などの干し物(D)の荷重により、両
支柱(5)(5)を開脚させようとする捩り力が生じて、開
脚姿勢規定具(11)に大きな捩り応力が作用する。
【0061】この干し物(D)の荷重による大きな捩り力
は、両支柱途中部分(8)(8)から支柱左側面受け止め壁
(17)・支柱右側面受け止め壁(18)を介して、中間つなぎ
壁(14)の全肉壁部分に亘って広く分散して作用する分だ
け、中間つなぎ壁(14)は単位断面積当たりの捩り応力が
遥かに小さな値になり、変形されにくいものになる。
【0062】これにより、両支柱(5)(5)がX形に開か
れた開脚使用姿勢(X)にされた使用状態において、上述
のように変形されにくい中間つなぎ壁(14)により、支柱
左側面受け止め壁(17)・支柱右側面受け止め壁(18)を介
して、両支柱(5)(5)が開脚使用姿勢(X)に確りと固定
されて振ら付きにくくなった分だけ、物干し竿付きスタ
ンド型物干し器の全体が頑丈になり、安定性が高まる。
【0063】[ ホ. 中間つなぎ壁(14)は、単位断面
積当たりの捩り力が遥かに小さな値になる分だけ、変形
や破損がされにくくなることにより、開脚姿勢規定具(1
1)は、その耐久性が格段に高まってその寿命を大幅に延
長させる事ができる。 ]
【0064】本発明2は、上記特徴構成を有することか
ら、上記効果[ニ]で述べたように、干し物(D)の荷重
による大きな捩り応力は、両支柱途中部分(8)(8)から
支柱左側面受け止め壁(17)・支柱右側面受け止め壁(18)
を介して、中間つなぎ壁(14)の全肉壁部分に亘って広く
分散して作用する。
【0065】このため、中間つなぎ壁(14)は、単位断面
積当たりの捩り力が遥かに小さな値になる分だけ、変形
や破損がされにくくなる。これにより、開脚姿勢規定具
(11)は、その耐久性が格段に高まって、その寿命を大幅
に延長させる事ができる。
【0066】○ 発明3. 請求項3. 図1・図2参
照. この発明3は、上記発明1の効果[イ]・[ロ]、およ
び発明2の効果[ハ]・[ニ]・[ホ]に加えて、つぎ
の効果を奏する。
【0067】[ ヘ. 前後の両支柱左側面受け止め壁
(17)(17)同士も、前後の両右側面受け止め壁(18)(18)同
士も、互いに同じ形に形成されて、中間つなぎ壁(14)を
挟んで前後一列に連続している分だけ、開脚姿勢規定具
(11)は、その前後方向からの圧縮強度も引っ張り強度も
曲げ強度も向上させることができる。 ]
【0068】本発明3は、開脚姿勢規定具(11)を具体化
するための構成として、つぎの特徴構成を有する。前記
前側支柱挿通孔(13)の支柱左側面受け止め壁(17)と後側
支柱挿通孔(15)の支柱左側面受け止め壁(17)とは、互い
に同じ形に形成するとともに、中間つなぎ壁(14)を挟ん
で前後一列に連続させて形成する。
【0069】前記前側支柱挿通孔(13)の支柱右側面受け
止め壁(18)と後側支柱挿通孔(15)の支柱右側面受け止め
壁(18)とは、互いに同じ形に形成するとともに、中間つ
なぎ壁(14)を挟んで前後一列に連続させて形成した。
【0070】この特徴構成を有することから、前後の両
支柱左側面受け止め壁(17)(17)同士も、前後の両右側面
受け止め壁(18)(18)同士も、互いに同じ形に形成され
て、中間つなぎ壁(14)を挟んで前後一列に連続している
分だけ、これらが前後一列に連続しない場合と比べて、
開脚姿勢規定具(11)に前後から加わる圧縮力・引っ張り
力・曲げ力に対する抵抗力が強くなる。これにより、開
脚姿勢規定具(11)は、その前後方向からの圧縮強度も引
っ張り強度も曲げ強度も向上させることができる。
【0071】○ 発明4. 請求項4. 図1・図3・
図5参照. この発明4は、上記発明1の効果[イ]・[ロ]に加え
て、つぎの効果を奏する。
【0072】[ ト. 図1に例示する竿支持体(3)
(3)を前後振り分け姿勢(3A)にセットした場合に、支
柱(3)の荷重耐力を大きくしたり、支柱(3)(3)が荷重
で曲げ変形されにくくなるという使用状態と、 図5
に例示する竿支持体(3)(3)を前方延出姿勢(3B)にセ
ットした場合に、広くて大きな干し物(D)が支柱(5)
(5)に邪魔されたり触れたり絡んだりしにくくなるとい
う使用状態との、 どちらにでも任意に姿勢変更して、
便利に使用することができる。 ]
【0073】本発明4は、各接地体(2)(2)および各竿
支持体(3)(3)を各支柱(5)(5)に取り付けるための構
成として、つぎの特徴構成を有する。前記左右一対の各
接地体(2)(2)は各支柱(5)(5)の下部に対して、前後
両方向に延出する前後振り分け姿勢(2A)と、前方へ移
動させて前方へ長く延出する前方延出姿勢(2B)とに、
切換移動操作可能に構成する。前記左右一対の各竿支持
体(3)(3)は各支柱(5)(5)の上部に対して、前後両方
向に延出する前後振り分け姿勢(3A)と、前方へ移動さ
せて前方へ長く延出する前方延出姿勢(3B)とに、切換
移動操作可能に構成した。
【0074】 この特徴構成を有することから、図1
に例示するように、各接地体(2)(2)および各竿支持体
(3)(3)を各支柱(5)(5)に対して、前後両方向に延出
する前後振り分け姿勢(2A)(3A)にセットした場合に
は、支柱(5)(5)に対して竿支持体(3)(3)が延出する
腕長さが短くなる事から、竿支持体(3)(3)の端部にか
かる物干し竿(4)とこれに吊持される干し物(D)との荷
重によるモーメントが小さくなるので、各支柱(5)(5)
の各竿支持体(3)(3)の各支持部の荷重耐力が大きくな
る。
【0075】また、この前後振り分け姿勢(2A)(3A)
にセットした場合において、竿支持体(3)(3)の前後両
端部に物干し竿(4)とこれに吊持される干し物(D)との
荷重を、前後振り分けに支持させる場合には、その荷重
による曲げモーメントが遥かに小さくなるか殆ど無くな
るかする分だけ、曲げ変形されにくくなる。
【0076】 図5は各接地体(2)(2)および各竿支
持体(3)(3)を各支柱(5)(5)に対して、前方へ長く延
出する前方延出姿勢(2B)(3B)にセットした場合を例
示する。この前方延出姿勢(2B)(3B)にセットした場
合には、支柱(5)(5)に対して竿支持体(3)(3)が前方
へ延出する腕長さが長くなることから、竿支持体(3)
(3)に直接吊持させるか物干し竿(4)を介して吊持させ
るかした干し物(D)が広くて大きいものの場合でも、こ
の広くて大きい干し物(D)が支柱(5)(5)に邪魔された
り触れたり絡んだりしにくくなる。
【0077】 以上のように、 図1に例示する竿
支持体(3)(3)を前後振り分け姿勢(3A)にセットした
場合に、支柱(3)の荷重耐力を大きくしたり、支柱(3)
(3)が荷重で曲げ変形されにくくなるという使用状態
と、 図5に例示する竿支持体(3)(3)を前方延出姿
勢(3B)にセットした場合に、広くて大きな干し物(D)
が支柱(5)(5)に邪魔されたり触れたり絡んだりしにく
くなるという使用状態との、 どちらにでも任意に姿勢
変更して、便利に使用することができる。
【0078】○ 発明5. 請求項5. 図7、図8、
または図9参照. この発明5は、上記発明1の効果[イ]・[ロ]に加え
て、つぎの効果を奏する。
【0079】[ チ. 竿支持体(3)(3)や物干し竿
(4)に衣服(d1)などの比較的重い干し物(D)を数多く
吊るして干すことと、タオル干し枠(2)の各タオル吊持
棒(22)…に数多くのタオル(d2)やハンカチなどの比較
的軽い干し物(D)を吊持して干すこととを、同時に行え
る。 ]
【0080】本発明5は、つぎの特徴構成を有する。タ
オル干し枠(21)を追加する。このタオル干し枠(21)は、
複数本の各タオルを吊持する複数本の各タオル吊持棒(2
2)…と、左右一対の両竿支持体(3)(3)への係合部(23)
…とを具える。この係合部(23)…を両竿支持体(3)(3)
に係合させることにより、タオル干し枠(21)を両竿支持
体(3)(3)に亘って支持させるように構成した。
【0081】この特徴構成を有することから、竿支持体
(3)(3)や物干し竿(4)に衣服(d1)などの比較的重い
干し物(D)を数多く吊るして干すことと、タオル干し枠
(2)の各タオル吊持棒(22)…に数多くのタオル(d2)や
ハンカチなどの比較的軽い干し物(D)を吊持して干すこ
ととを、同時に行える。
【0082】○ 発明6. 請求項6. 図7・図8参
照. 本発明6は、上記発明1の効果[イ]・[ロ]、および
発明5の効果[チ]に加えて、つぎの効果を奏する。
【0083】[ リ. 衣服(d1)やタオル(d2)など
の干し物(D)の種類や枚数の多寡などに適宜対応して、
タオル干し枠(21)を竿支持体(3)(3)に対して前後位置
変更することにより、これら多種多量の干し物(D)…を
適宜ほどよく並べ合わせて、良好に干すことができる。
【0084】本発明6は、つぎの特徴構成を有する。
前記タオル干し枠(21)は両竿支持体(3)(3)に対して、
着脱可能でかつ前後位置変更可能に支持させる。
【0085】この特徴構成を有することから、衣服(d
1)やタオル(d2)などの干し物(D)の種類や枚数の多
寡などに適宜対応して、タオル干し枠(21)を竿支持体
(3)(3)に対して前後位置変更することにより、これら
多種多量の干し物(D)…を適宜ほどよく並べ合わせて、
良好に干すことができる。
【0086】
【発明の実施の形態】以下、本発明の物干し竿付きスタ
ンド型物干し器の実施の形態を、図面に基づき説明す
る。 ○ 実施形態1. 請求項1・2・3・4. 図1−図
6参照.
【0087】図1−図6は本発明の物干し竿付きスタン
ド型物干し器の実施形態1を示す。図1(A)は物干し
竿付きスタンド型物干し器の斜視図、図1(B)は図1
(A)において干し物を吊持させた使用状態の斜視図で
ある。図2は図1(A)のII部分の拡大図であり、図2
(A)は開脚姿勢規定具の部分の横断平面図(図2
(B)のA−A線断面図)、図2(B)は図2(A)の
B−B線断面図、図2(C)は図2(A)のC−C線断
面図である。
【0088】図3(A)は図1(A)のA部の分解斜視
図、図3(B)は図1(A)のB部の縦断左側面図、図
3(C)は図1(A)のC部の縦断左側面図である。図
4(A)は図1(A)において前側の物干し竿を中央部
に移動させた斜視図、図4(B)は図4(A)において
干し物を吊持させた使用状態の斜視図である。図5は図
1(A)において、支柱に対して各接地体・各竿支持体
を前側へ移動させた斜視図。図6は物干し竿付きスタン
ド型物干し器を折り畳んだ状態の斜視図である。
【0089】図1−図6に示すように、物干し竿付きス
タンド型物干し器は、1体の縦支持体(1)・左右一対の
接地体(2)(2)・左右一対の竿支持体(3)(3)・2本の
物干し竿(4)を具える。各接地体(2)(2)・各竿支持体
(3)(3)・および各物干し竿(4)はそれぞれ、鉄製のコ
ア管の外周面をステンレス鋼製の表皮で覆って成るステ
ンレス鋼クラッド管から成る。
【0090】図1・図3に示すように、左右一対の各接
地体(2)(2)は、互いに左右に離れ合った位置で、それ
ぞれ前後方向に向けて、縦支持体(1)の下部の左右の各
端部にT形管継手(31)を介してボルト(32)で固定する。
左右一対の各竿支持体(3)(3)は、互いに左右に離れ合
った位置で、それぞれ前後方向に向けて、縦支持体(1)
の上部の左右の各端部にT形管継手(33)を介して支持さ
せて、ボルト(34)で固定する。
【0091】2本の物干し竿(4)はそれぞれ、左右一対
の両竿支持体(3)(3)の前端部分同士間および後端部分
同士間に亘って、板バネ製のクリップ(35)…を介して、
着脱可能に支持させる。この板バネ製のクリップ(35)
は、下向きU形の下向きクリップ部分(36)と飢え下向き
U形の上向きクリップ部分(37)とが、平面視で十字状に
一体形成されてなる。下向きクリップ部分(36)は竿支持
体(3)に上から嵌合離脱自在に嵌合する。上向きクリッ
プ部分(37)に物干し竿(4)が上から嵌合離脱自在に嵌合
する。
【0092】図1・図2に示すように、前記縦支持体
(1)は、一対の支柱(5)(5)・支点ピン(6)・および開
脚姿勢規定装置(7)を具える。一対の各支柱(5)(5)
は、鉄製のコア管の外周面をステンレス鋼製の表皮で覆
って成るステンレス鋼クラッド管から成る。一対の支柱
(5)(5)の支柱途中部分(8)(8)同士は互いに、側面視
で前後にずらせて、正面視でX形に交差させた状態にし
て、前後向きの支点ピン(6)でそのX形の交差角を開閉
させるように揺動自在に枢支させる。
【0093】開脚姿勢規定装置(7)は、一対の両支柱
(5)(5)に亘って設けて、両支柱(5)(5)同士がX形の
開脚使用姿勢(X)以上に開かないように制限して、両支
柱(5)(5)がこのX形の開脚使用姿勢(X)とI形の閉脚
折り畳み姿勢(I)との間で姿勢変更されるのを許すよう
に構成する。
【0094】図2に示すように、前記開脚姿勢規定装置
(7)は、合成樹脂製の単一の姿勢規定具(11)から成る。
この単一の姿勢規定具(11)の肉壁内において、その前端
部から後端部に向かって順に、前端壁(12)・前側支柱挿
通孔(13)・中間つなぎ壁(14)・後側支柱挿通孔(15)・お
よび後端壁(16)を並べて形成する。
【0095】前側支柱挿通孔(13)および後側支柱挿通孔
(15)のそれぞれの左右に支柱左側面受け止め壁(17)と支
柱右側面受け止め壁(18)を形成する。前側支柱挿通孔(1
3)に前側の支柱途中部分(8)を貫通させる。後側支柱挿
通孔(15)に後側の支柱途中部分(8)を貫通させる。
【0096】前側支柱挿通孔(13)と後側支柱挿通孔(15)
とは、これに貫通した支柱途中部分(8)の所定角度範囲
内での左右方向への揺動を許す揺動許容空間(19)を有す
る長孔状に形成する。この揺動許容空間(19)の存在によ
り、両支柱途中部分(8)(8)同士がX形の開脚使用姿勢
(X)とI形の閉脚折り畳み姿勢(I)との間で姿勢変更さ
れるのを許すように構成する。
【0097】前記前側支柱挿通孔(13)の支柱左側面受け
止め壁(17)と後側支柱挿通孔(15)の支柱左側面受け止め
壁(17)とは、互いに同じ形に形成するとともに、中間つ
なぎ壁(14)を挟んで前後一列に連続させて形成する。前
記前側支柱挿通孔(13)の支柱右側面受け止め壁(18)と後
側支柱挿通孔(15)の支柱右側面受け止め壁(18)とは、互
いに同じ形に形成するとともに、中間つなぎ壁(14)を挟
んで前後一列に連続させて形成する。
【0098】前記一対の各支柱(5)(5)の各支柱途中部
分(8)(8)はその軸直交断面を円形のパイプ状に形成す
る。前記前側支柱挿通孔(13)および後側支柱挿通孔(15)
に臨む各支柱左側面受け止め壁(17)(17)および各支柱右
側面受け止め壁(18)(18)を、パイプ状支柱途中部分(8)
(8)に面接当する凹局面状に形成した。
【0099】前記左右一対の各接地体(2)(2)は各支柱
(5)(5)の下部に対して、図1に示すように前後両方向
に延出する前後振り分け姿勢(2A)と、図5に示すよう
に前方へ移動させて前方へ長く延出する前方延出姿勢
(2B)とに、切換移動操作可能に構成する。
【0100】前記左右一対の各竿支持体(3)(3)は各支
柱(5)(5)の上部に対して、図1に示すように前後両方
向に延出する前後振り分け姿勢(3A)と、図5に示すよ
うに前方へ移動させて前方へ長く延出する前方延出姿勢
(3B)とに、切換移動操作可能に構成したものである。
【0101】○ 他の実施形態. 次に述べる実施形態2−8は、上記実施形態1の構成に
おいて、その一部を次のように変更したものである。 ○ 実施形態2. 請求項1・2・3・4・5・6.
図7−図10参照. この実施形態2は、上記実施形態1の構成において、そ
の一部を次のように変更したものである。
【0102】図7−図10は本発明の物干し竿付きスタ
ンド型物干し器の実施形態2を示す。図7(A)は物干
し竿付きスタンド型物干し器の斜視図、図7(B)は図
7(A)のB部の拡大・分解斜視図、図7(C)は図7
(A)において干し物を吊持させた使用状態の斜視図で
ある。
【0103】図1に示す前側の物干し竿(4)を取り除く
代わりに、図7−図10に示すようにタオル干し枠(21)
を追加する。このタオル干し枠(21)は、前後に並列させ
た4本の各タオルを吊持する各タオル吊持棒(22)…と、
この4本のタオル吊持棒(22)…を連結する左右一対の連
結棒(38)(38)と、前後両端のタオル吊持棒(22)の左右両
端部から折り下げて形成した、左右一対の両竿支持体
(3)(3)への係合部(23)…とから成る。
【0104】図7・図8に示すように、この係合部(23)
…を両竿支持体(3)(3)に係合させることにより、タオ
ル干し枠(21)を両竿支持体(3)(3)に亘って支持させる
ように構成する。このタオル干し枠(21)は両竿支持体
(3)(3)に対して、着脱可能でかつ前後位置変更可能に
支持させたものである。
【0105】○ 実施形態3. 請求項1・2. 図1
1参照. この実施形態3は、上記実施形態1の構成において、そ
の一部を次のように変更したものである。図11は本発
明の実施形態3を示し、図1(A)のII部分の拡大図で
ある。図11(A)は開脚姿勢規定具の部分の横断平面
図(図11(B)のA−A線断面図)、図11(B)は
図11(A)のB−B線断面図、図11(C)は図11
(A)のC−C線断面図である。
【0106】前記開脚姿勢規定具(11)を図2に示す形状
から、図11に示す形状に変更したものである。すなわ
ち、後側支柱挿通孔(15)の支柱左側面受け止め壁(17)お
よび支柱右側面受け止め壁(18)を円筒形に形成して、後
側支柱挿通孔(15)から揺動許容空間(19)を無くしたもの
である。
【0107】○ 実施形態4. 請求項1・2. 図1
2参照. この実施形態4は、上記実施形態1の構成において、そ
の一部を次のように変更したものである。図12は本発
明の実施形態4を示し、図1(A)のII部分の拡大図で
ある。図12(A)は開脚姿勢規定具の部分の横断平面
図(図12(B)のA−A線断面図)、図12(B)は
図12(A)のB−B線断面図、図12(C)は図12
(A)のC−C線断面図である。
【0108】前記開脚姿勢規定具(11)を図2に示す形状
から、図12に示す形状に変更したものである。すなわ
ち、この開脚姿勢規定具(11)の前側支柱挿通孔(13)およ
び後側支柱挿通孔(15)の各支柱左側面受け止め壁(17)(1
7)・各支柱右側面受け止め壁(18)(18)は、各支柱途中部
分(8)(8)が左右方向に揺動するのを許容する角度を、
前記実施形態1の図2に示す開脚角度(Θ)から、その
半分の(Θ/2)に変更したものである。
【0109】○ 実施形態5. 請求項1・2. 図1
3参照. この実施形態5は、上記実施形態1の構成において、そ
の一部を次のように変更したものである。図13は本発
明の実施形態5を示し、図1(A)のII部分の拡大図で
ある。図13(A)は開脚姿勢規定具の部分の横断平面
図(図13(B)のA−A線断面図)、図13(B)は
図13(A)のB−B線断面図、図13(C)は図13
(A)のC−C線断面図である。
【0110】前記開脚姿勢規定具(11)を図2に示す形状
から、図13に示す形状に変更したものである。すなわ
ち、この開脚姿勢規定具(11)の前側支柱挿通孔(13)に対
して、後側支柱挿通孔(15)を左側に変位させる。前後の
各支柱途中部分(8)(8)は、開脚姿勢規定具(11)の左右
にずれた位置で、各支点ピン(6)(6)で個別に枢支させ
たものである。
【0111】○ 実施形態6. 請求項1. 図14参
照. この実施形態6は、上記実施形態1の構成において、そ
の一部を次のように変更したものである。
【0112】図14は本発明の実施形態6を示し、図1
(A)のII部分の拡大図である。図14(A)は一対の
支柱の支柱途中部分および開脚姿勢規定装置の部分の正
面図、図13(B)は図13(A)の右側面図である。
【0113】前記一対の支柱(5)(5)および開脚姿勢規
定具(11)を、図1および図2に示す形状から、図14に
示す形状に変更したものである。
【0114】すなわち、前記一対の各支柱(5)(5)はそ
れぞれ、前記ステンレス鋼クラッド管からなる下半支柱
部分(41)に、合成樹脂製の中間連結具(42)を介して、ス
テンレス鋼クラッド管からなる上半支柱部分(43)を直列
状に連結固定したものから成る。
【0115】各下半支柱部分(41)の上端部分は、前後の
各中間連結具(42)の下部に形成された下向き開口の有底
筒体部分(44)に挿嵌される。この有底筒体部分(44)にね
じ嵌合するテーパー締め付け式ナット(45)を締め付けて
いくことにより、有底筒体部分(44)の周方向に並列に形
成された複数本のスリット(46)…が狭められて、各下半
支柱部分(41)の上端部は中間連結具(42)の下向き開口の
有底筒体部分(44)に固定される。
【0116】各上半支柱部分(43)の下端部分は、前後の
各中間連結具(42)の上部に形成された上向き開口の有底
筒体部分(47)に挿嵌されて、小ねじ(48)により固定され
る。
【0117】前側に位置する支柱(5)の中間連結具(42)
と後側に位置する中間連結具(42)とは、互いに前後に接
当した状態で、前後向きの支点ピン(6)でX形の開脚使
用姿勢(X)とI形の折り畳み使用姿勢(I)との間で揺動
自在に連結される。この支点ピン(6)は、前側の中間連
結具(42)の中央部から後ろ向きに一体に突設されて、後
側の中間連結具(42)の中央部に透設したピン嵌合孔(49)
に貫通する。
【0118】前記開脚姿勢規定装置(7)は、前後の両中
間連結具(42)(42)に形成した各ストッパー面(50)(50)と
各ストッパー突起(51)(51)とからなる。この各ストッパ
ー面(50)(50)は、前側の中間連結具(42)の下向き開口有
底筒体(44)の左側面の上端部分と、後側の中間連結具(4
2)の下向き開口有底筒体(44)の右側面の上端部分とに形
成されている。
【0119】各ストッパー突起(51)は、前側の中間連結
具(42)の上向き開口有底筒体(47)の右側面の下端部分
と、後側の中間連結具(42)の上向き開口有底筒体(47)の
左側面の下端部分とに形成されている。そして、各スト
ッパー突起(51)(51)と各ストッパー面(50)(50)とが上下
から接当することにより、両支柱(5)(5)がX形の開脚
使用姿勢(X)に固定されるものである。
【0120】○ 実施形態7. 請求項1. 図示は省
略. この実施形態7は、上記実施形態1の構成において、そ
の一部を次のように変更したものである。前記開脚姿勢
規定装置(7)は、前記両支柱途中部分(8)(8)同士を揺
動自在に枢支した枢支ピン(6)から上側または下側に離
れた位置で、両支柱(5)に亘って鎖を連結させたもので
構成する。
【0121】○ 実施形態8. 請求項1. 図示は省
略. この実施形態8は、上記実施形態1の構成において、そ
の一部を次のように変更したものである。前記開脚姿勢
規定装置(7)は、前記両支柱途中部分(8)(8)同士を揺
動自在に枢支した枢支ピン(6)から上側または下側に離
れた位置で、両支柱(5)に亘って中折れリンクを連結さ
せたもので構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1−図6は本発明の物干し竿付きスタンド型
物干し器の実施形態1を示す。図1(A)は物干し竿付
きスタンド型物干し器の斜視図、図1(B)は図1
(A)において干し物を吊持させた使用状態の斜視図。
【図2】図2は図1(A)のII部分の拡大図である。図
2(A)は開脚姿勢規定具の部分の横断平面図(図2
(B)のA−A線断面図)、図2(B)は図2(A)の
B−B線断面図、図2(C)は図2(A)のC−C線断
面図。
【図3】図3(A)は図1(A)のA部の分解斜視図、
図3(B)は図1(A)のB部の縦断左側面図、図3
(C)は図1(A)のC部の縦断左側面図。
【図4】図4(A)は図1(A)において前側の物干し
竿を中央部に移動させた斜視図、図4(B)は図4
(A)において干し物を吊持させた使用状態の斜視図。
【図5】図1(A)において、支柱に対して各接地体・
各竿支持体を前側へ移動させた斜視図。
【図6】物干し竿付きスタンド型物干し器を折り畳んだ
状態の斜視図。
【図7】図7−図10は本発明の物干し竿付きスタンド
型物干し器の実施形態2を示す。図7(A)は物干し竿
付きスタンド型物干し器の斜視図、図7(B)は図7
(A)のB部の拡大・分解斜視図、図7(C)は図7
(A)において干し物を吊持させた使用状態の斜視図。
【図8】図7(A)において、タオル干し枠を前側位置
から中央位置に移動させた斜視図。
【図9】図7(A)において、支柱に対して各接地体・
各竿支持体を前側へ移動させた斜視図。
【図10】物干し竿付きスタンド型物干し器を折り畳ん
だ状態の斜視図。
【図11】図11は本発明の実施形態3を示し、図1
(A)のII部分の拡大図である。図11(A)は開脚姿
勢規定具の部分の横断平面図(図11(B)のA−A線
断面図)、図11(B)は図11(A)のB−B線断面
図、図11(C)は図11(A)のC−C線断面図。
【図12】図12は本発明の実施形態4を示し、図1
(A)のII部分の拡大図である。図12(A)は開脚姿
勢規定具の部分の横断平面図(図12(B)のA−A線
断面図)、図12(B)は図12(A)のB−B線断面
図、図12(C)は図12(A)のC−C線断面図。
【図13】図13は本発明の実施形態5を示し、図1
(A)のII部分の拡大図である。図13(A)は開脚姿
勢規定具の部分の横断平面図(図13(B)のA−A線
断面図)、図13(B)は図13(A)のB−B線断面
図、図13(C)は図13(A)のC−C線断面図。
【図14】図14は本発明の実施形態6を示し、図1
(A)のII部分の拡大図である。図14(A)は一対の
支柱の支柱途中部分および開脚姿勢規定装置の部分の正
面図、図13(B)は図13(A)の右側面図。
【図15】従来技術を示す物干し竿付きスタンド型物干
し器の斜視図。
【符号の説明】
1…縦支持体、 2…接地体、 2A…前後振り分け姿
勢、 2B…前方延出姿勢、 3…竿支持体、 3A…
前後振り分け姿勢、 3B…前方延出姿勢、4…物干し
竿、 5…支柱、 6…支点ピン、 7…開脚姿勢規定
装置、 8…支柱途中部分、 11…開脚姿勢規定具、
12…前端壁、 13…前側支柱挿通孔、 14…中
間つなぎ壁、 15…後側支柱挿通孔、 16…後端
壁、 17…支柱左側面受け止め壁、 18…支柱右側
面受け止め壁、 19…揺動許容空間、 21…タオル
干し枠、 22…タオル吊持棒、 23…係合部 I…
閉脚折り畳み姿勢、 X…開脚使用姿勢。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物干し竿付きスタンド型物干し器は、1
    体の縦支持体(1)・左右一対の接地体(2)(2)・左右一
    対の竿支持体(3)(3)・および少なくとも1本の物干し
    竿(4)を具え、 左右一対の各接地体(2)(2)は、互いに左右に離れ合っ
    た位置で、それぞれ前後方向に向けて、縦支持体(1)の
    下部の左右の各端部に固定し、 左右一対の各竿支持体(3)(3)は、互いに左右に離れ合
    った位置で、それぞれ前後方向に向けて、縦支持体(1)
    の上部の左右の各端部に支持させ、 少なくとも1本の物干し竿(4)は、左右一対の両竿支持
    体(3)(3)に亘って着脱可能に支持させ、 て構成した物干し竿付きスタンド型物干し器において、 前記縦支持体(1)は、一対の支柱(5)(5)・支点ピン
    (6)・および開脚姿勢規定装置(7)を具え、 一対の支柱(5)(5)の支柱途中部分(8)(8)同士は互い
    に、正面視でX形に交差させた状態にして、前後向きの
    支点ピン(6)でそのX形の交差角を開閉させるように揺
    動自在に枢支させ、 開脚姿勢規定装置(7)は、一対の両支柱(5)(5)に亘っ
    て設けて、両支柱(5)(5)同士がX形の開脚使用姿勢
    (X)以上に開かないように制限して、両支柱(5)(5)が
    このX形の開脚使用姿勢(X)とI形の閉脚折り畳み姿勢
    (I)との間で姿勢変更されるのを許すように構成した、
    ことを特徴とする物干し竿付きスタンド型物干し器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した物干し竿付きスタン
    ド型物干し器において、 前記開脚姿勢規定装置(7)は単一の開脚姿勢規定具(11)
    から成り、この単一の開脚姿勢規定具(11)の肉壁内にお
    いて、その前端部から後端部に向かって順に、前端壁(1
    2)・前側支柱挿通孔(13)・中間つなぎ壁(14)・後側支柱
    挿通孔(15)・および後端壁(16)を並べて形成し、 前側支柱挿通孔(13)および後側支柱挿通孔(15)のそれぞ
    れの左右に支柱左側面受け止め壁(17)と支柱右側面受け
    止め壁(18)を形成し、前側支柱挿通孔(13)に前側の支柱
    途中部分(8)を貫通させ、後側支柱挿通孔(15)に後側の
    支柱途中部分(8)を貫通させ、 前側支柱挿通孔(13)と後側支柱挿通孔(15)との少なくと
    も一方は、これに貫通した支柱途中部分(8)の所定角度
    範囲内での左右方向への揺動を許す揺動許容空間(19)を
    有する長孔状に形成し、この揺動許容空間(19)の存在に
    より、両支柱途中部分(8)(8)同士がX形の開脚使用姿
    勢(X)とI形の閉脚折り畳み姿勢(I)との間で姿勢変更
    されるのを許すように構成した、 ことを特徴とするも
    の。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載した物干し竿付きスタン
    ド型物干し器において、 前記前側支柱挿通孔(13)の支柱左側面受け止め壁(17)と
    後側支柱挿通孔(15)の支柱左側面受け止め壁(17)とは、
    互いに同じ形に形成するとともに、中間つなぎ壁(14)を
    挟んで前後一列に連続させて形成し、 前記前側支柱挿通孔(13)の支柱右側面受け止め壁(18)と
    後側支柱挿通孔(15)の支柱右側面受け止め壁(18)とは、
    互いに同じ形に形成するとともに、中間つなぎ壁(14)を
    挟んで前後一列に連続させて形成した、 ことを特徴と
    するもの。
  4. 【請求項4】 請求項1・2または3に記載の物干し竿
    付きスタンド型物干し器において、 前記左右一対の各接地体(2)(2)は各支柱(5)(5)の下
    部に対して、前後両方向に延出する前後振り分け姿勢
    (2A)と、前方へ移動させて前方へ長く延出する前方延
    出姿勢(2B)とに、切換移動操作可能に構成し、 前記左右一対の各竿支持体(3)(3)は各支柱(5)(5)の
    上部に対して、前後両方向に延出する前後振り分け姿勢
    (3A)と、前方へ移動させて前方へ長く延出する前方延
    出姿勢(3B)とに、切換移動操作可能に構成し、 たこ
    とを特徴とするもの。
  5. 【請求項5】 請求項1・2・3または4に記載の物干
    し竿付きスタンド型物干し器において、 タオル干し枠(21)を追加し、このタオル干し枠(21)は、
    複数本の各タオルを吊持する複数本の各タオル吊持棒(2
    2)…と、左右一対の両竿支持体(3)(3)への係合部(23)
    …とを具え、 この係合部(23)…を両竿支持体(3)(3)に係合させるこ
    とにより、タオル干し枠(21)を両竿支持体(3)(3)に亘
    って支持させるように構成した、 ことを特徴とするも
    の。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載した物干し竿付きスタン
    ド型物干し器において、 前記タオル干し枠(21)は両竿支持体(3)(3)に対して、
    着脱可能でかつ前後位置変更可能に支持させた、 こと
    を特徴とするもの。
JP2002128006A 2002-04-30 2002-04-30 物干し竿付きスタンド型物干し器 Pending JP2003320198A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002128006A JP2003320198A (ja) 2002-04-30 2002-04-30 物干し竿付きスタンド型物干し器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002128006A JP2003320198A (ja) 2002-04-30 2002-04-30 物干し竿付きスタンド型物干し器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003320198A true JP2003320198A (ja) 2003-11-11

Family

ID=29541904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002128006A Pending JP2003320198A (ja) 2002-04-30 2002-04-30 物干し竿付きスタンド型物干し器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003320198A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109023863A (zh) * 2017-06-08 2018-12-18 昆山市苞蕾众创投资管理有限公司 活动晾衣架

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109023863A (zh) * 2017-06-08 2018-12-18 昆山市苞蕾众创投资管理有限公司 活动晾衣架

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100886671B1 (ko) 빨래 건조대
US20100181270A1 (en) Clothes drying rack
KR100960813B1 (ko) 접철식 빨래건조대
KR940005472A (ko) 절첩식 바구니 구조물
JP2003320198A (ja) 物干し竿付きスタンド型物干し器
KR200450680Y1 (ko) 다용도 이동식 건조대
US3040941A (en) Collapsible garment hanger
CN208892188U (zh) 一种晾衣架
CN209090692U (zh) 一种便携衣架
KR200409827Y1 (ko) 빨래 건조대의 접철 연결 구조
JP2018110900A (ja) 自立式物干し具
KR100656733B1 (ko) 빨래 건조대의 접철 연결 구조
KR20090003383U (ko) 착탈식 걸이대 및 이를 장착한 빨래 건조대
KR100771141B1 (ko) 빨래 건조대
KR100903019B1 (ko) 접이식 빨래건조대의 널판 지지용 홀더 및 이를 이용한빨래건조대
JP3837413B2 (ja) 折畳み式物干し器および物干し器用物干し竿の係留装置
KR20090022349A (ko) 빨래건조대의 걸이봉
JP2003038895A (ja) 折畳み式スタンド型物干し器
JP3777351B2 (ja) 折畳み式物干し台
KR20170035515A (ko) 건조대
KR100909582B1 (ko) 접이식 빨래건조대의 널판 지지용 홀더
KR101066142B1 (ko) 접철식 행거
CN217517204U (zh) 晾晒装置
JP3193580B2 (ja) 物干し台
CN215501712U (zh) 一种户外用可折叠可拆卸的撑杆树挂吊床

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040427

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041130