JP2003312847A - 物流管理システム - Google Patents

物流管理システム

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JP2003312847A
JP2003312847A JP2002122894A JP2002122894A JP2003312847A JP 2003312847 A JP2003312847 A JP 2003312847A JP 2002122894 A JP2002122894 A JP 2002122894A JP 2002122894 A JP2002122894 A JP 2002122894A JP 2003312847 A JP2003312847 A JP 2003312847A
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Japan
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temporary storage
physical distribution
warehouse
management system
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JP2002122894A
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Naosuke Uda
直介 宇田
Masahiro Yano
正博 矢野
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Marubeni Corp
Original Assignee
Marubeni Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 海外等、遠隔地の生産工場からエンドユーザ
ーまでの物流を管理する物流管理システムにおいて、在
庫量を抑制し、在庫保管コストを低減するとともに、エ
ンドユーザーへの納期を、国内の生産工場からの納期と
同程度に短縮すること。 【解決手段】 顧客16a、16b、販売業者14、遠
隔地の生産工場18、輸送業者20、一時保管場所2
2、倉庫24、物流管理センター12の各所をネットワ
ークで結び、各所で発生する発注、出荷、生産、在庫等
の物流情報を物流管理センター12で一元管理するとと
もに、顧客、販売業者、生産工場により、予め一時保管
場所22における単位期間毎(月毎)の基準在庫量を設
定し、在庫を、生産工場18、輸送業者20、一時保管
場所22、倉庫業者24に分散する。前記物流管理セン
ター12は、所定の期日毎に、生産工場18への生産発
注、一時保管場所22への出荷指示を行い、また、周期
的に倉庫24の出荷量を算出し、一時保管場所22から
倉庫24に補充するよう出荷指示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物流管理システム
に関するものであり、例えば、複写機、プリンター、フ
ァクシミリ等のいわゆるOA機器に使用される複写機用
紙、プリンター用紙等のOA用紙の物流管理システムに
関する。特に本発明は、顧客、販売業者、海外等の遠隔
地の生産工場、海運業者、港湾業者、倉庫、運送業者間
の物流を一元管理し、海外の製紙工場からの輸入OA用
紙の物流管理に適用するに好適な物流管理システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】官庁、会社等の各種職場において、複写
機、プリンター、ファクシミリ等のいわゆるOA機器が
普及し、これに伴い複写機用紙、プリンター用紙等のO
A用紙の消費が年々飛躍的に増大している。これらのO
A用紙は、これまで殆どが日本国内で製造され、消費さ
れていたが、最近、外国からも輸入され始め、その輸入
量は、年々急激な成長を遂げ、日本国内市場の20%以
上のシェアを占めるようになって来た。
【0003】しかし、近年、この輸入OA用紙の伸び率
が鈍化し始めている。輸入OA用紙(以下、輸入紙とい
う)は、国内で生産されるOA用紙(以下、国内紙とい
う)と比べ、その品質が年々向上し国内紙とほぼ同等の
レベルに到達してきており、これに伴いユーザーに受入
れられるようになり、一方価格面では安価であると言う
利点を有している。しかし、かかる利点を有しながら、
その輸入量が鈍化してきている原因は、経済不況に起因
する消費伸び率の低下を別にすると、輸入紙の安定供
給、品質クレームに対する対応、更には価格ポリシーの
変更に伴う混乱等の各種のユーザーの不安であった。
【0004】このユーザーの不安は、納期通りに入荷さ
れるのか、いつも要求数量が確保されるのか、また、品
質クレーム及び不良品の補償はされるのか、価格は市場
マーケットにいつもマッチさせられるのか、更には、突
然の販売方針の変更等によって供給不安にならないのか
等に表れている。これらのユーザーの不安は、究極的に
は生産者、輸送業者及びユーザー間のトップ面談がいつ
でもセットされ、改善・解消され得るものであるが、生
産者が海外であることから、ユーザー側と生産者側との
商慣習の違い、或いは生産者からユーザーまでの流通経
路が複雑なこと等、改善・解消には多くの課題を有して
いる。
【0005】かかる課題の中で最も深刻な問題は、納期
であると言える。すなわち、ユーザーが注文してから実
際に納品されるまでの納期は、国産紙にあっては、ほぼ
2日以内に納品されるにも拘わらず、輸入紙は約2カ月
を要している。この納期短縮を図る方法として、予め消
費量を予測し、その量を製造委託して、消費地に近いと
ころの倉庫に在庫として保管しておき、ユーザーにタイ
ムリーに納品する方法が考えられる。しかし、この方法
によると、消費予測が難しく、この予測を誤ると消費ニ
ーズとの間に過不足ギャップが発生し、不足した場合ユ
ーザークレームに発展し、或いは過剰の場合は過剰在庫
を抱えることになる。
【0006】また、大量の輸入紙を所定期間、ほぼ2カ
月分を倉庫に保管して置くとなると、倉庫保管費用(在
庫保有コスト)が嵩み、為替レートの変動により為替損
が発生し、更には市場価格変動にタイムリーに追随出来
ない等のリスクを抱えることになる。このため、輸入紙
を折角安価に仕入れたにも拘わらず、これらのリスクに
より経済的メリットが生かせず、損失を招く恐れがある
ことから、輸入伸び率が鈍化せざるを得なかった。
【0007】従来、ユーザーと生産者との間で、納期と
在庫量を適切に管理、運用する手段として、特開平8−
14738号公報、特開2001−222313号公報
等に開示された納入指示カード(いわゆる「かんばん」
と称される)を使用した「かんばん方式」といわれる物
流管理システムが知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この物
流管理システムは、比較的近距離に存在するユーザーと
生産者間の物流管理に主眼が置かれたものであり、海外
等の遠隔地に生産工場が存在し、発注から納品までに2
ケ月を要するような輸入紙に関して発生する、前記のよ
うなユーザー不安の改善に適用できるものではなかっ
た。従って、本発明は、顧客から遠隔地に存在する、海
外等の生産工場から顧客までの物品の納期を、国内など
顧客近傍に存在する生産工場からの納期と同等に短縮す
ることができ、更に生産工場から顧客までの物流過程に
おける在庫保有に係わるコストを抑制できる物流管理シ
ステムを実現することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するためになされたもので、OA用紙サプライヤー
等の顧客(発注者)と、商社等の販売業者と、顧客から
遠隔地に存在する海外等の生産工場と、海運や港湾等の
輸送業者と、顧客近傍に存在する倉庫と、生産工場と顧
客近傍の倉庫との間に位置するコンテナヤード等の一時
保管場所と、物流管理センターと、をネットワークで結
んで構成する。そして、物流管理センターにおいて、前
記各所で発生する発注、生産、出荷(販売)、在庫等の
物流情報を一元管理し、生産から在庫状況(工場、船
上、一時保管場所、倉庫まで)をリアルタイムで把握す
る。
【0010】また、本発明では、在庫を、生産工場、輸
送業者、一時保管場所、倉庫に分散し、予め、顧客(発
注者)、販売業者(商社)、生産工場の3者により一時
保管場所における単位期間毎(例えば1ケ月毎)の基準
在庫量を設定する。物流管理センターは、倉庫の出荷情
報をリアルタイムに収集するとともに、該物流管理セン
ターにおいて、一時保管場所に対して、該一時保管場所
から倉庫への出荷指示を、また、遠隔地の生産工場に対
して生産発注と出荷指示を行う。
【0011】すなわち、物流管理センターは、周期的
(例えば3営業日毎)に倉庫の出荷情報を集計して、一
時保管場所に出荷指示を行い、該倉庫の出荷数量相当分
を自動的に補充する。また、物流管理センターは生産工
場に対して、単位期間毎に一時保管場所における第一所
定期間後(例えば3ケ月後)分の基準在庫量の生産発注
と、一時保管場所における第二所定期間後(例えば翌々
月)分の基準在庫量の出荷(海運業者への船積み)指示
を行う。
【0012】更に、前記物流管理センターは、一定期間
毎に、一時保管場所から倉庫への出荷情報を集計し、該
算出時点における一時保管場所からの異常出荷量(基準
在庫量から平均出荷予定量を差し引いた在庫予定数量と
実在庫数量との差分)を算出し、生産工場に対する次回
発注量(第一所定期間後分の基準在庫量)に、自動的に
該異常出荷量相当数を増減して生産発注する。
【0013】エンドユーザーからの注文に対しては、倉
庫から直ちに出荷、納品され、倉庫の基準在庫量は、前
述した物流管理センターの機能により、所定周期で自動
的にその出荷数量分が補充され、設定した基準在庫量が
維持されるから、エンドユーザーの注文後、ほぼ2日で
納品することができる。
【0014】一方、異常出荷量が、一時保管場所におけ
る予め設定した数量(例えば平均的基準在庫量の2分の
1)を超える場合、物流管理センターは生産工場に対し
て異常出荷量に相当する数量の緊急発注を行い、生産工
場は当該生産工場が持つ基準在庫から海運会社を通じて
一時保管場所に出荷する。このため、生産工場の工場在
庫量は、前記予め設定した数量の在庫を緊急在庫量とし
て保有している。従って、一時保管場所の在庫量は、期
初に設定した各単位期間毎(各月毎)の基準在庫量にほ
ぼ保たれることになる。
【0015】本発明によれば、エンドユーザーは、物流
管理センターに発注後、ほぼ2日で、倉庫から配送を受
け、品物を入手することが可能になり、倉庫には、例え
ば、3営業日毎に基準在庫との差分が一時保管場所から
自動的に補充され、また、一時保管場所の各単位期間
(各月)毎の在庫量は、予め設定した基準在庫量にほぼ
維持される。従って、倉庫の在庫量を約1週間分程度に
減少させることが可能であり、在庫保管費用を大幅に低
減することができる。
【0016】また、一時保管場所の基準在庫量を、遠隔
地工場での生産に要する期間、及び、遠隔地工場から一
時保管場所までの輸送に要する期間(約2ケ月)分の約
半分近くに圧縮でき、一時保管場所として、港湾業者の
コンテナヤードを利用すると、その保管費用は極めて安
く、倉庫にすべての在庫を集中する場合に比べ、大幅な
保管費用削減ができる。この結果、販売業者、顧客(注
文者)は、為替リスク負担や市場価格変動リスク負担を
回避でき、物流コストを大幅に抑制することができ、安
価な輸入紙による経済メリットを最大限に活かすことが
可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る物流管理システムの構成を示す図である。本発明の物
流管理システム10は、商社等の販売業者14により運
営される物流管理センター12に設置されたコンピュー
タを中心にして、顧客(発注者)16a、16b、販売
業者14、顧客16a、16bから遠隔地に存在する海
外などの生産工場18、海運業者や港湾業者などの輸送
業者20、顧客16a、16bの近傍に存在する国内倉
庫等の倉庫24、生産工場18と倉庫24との間に存在
する一時保管場所22(例えば、コンテナヤードなど)
にそれぞれ設置される小型コンピュータ等の端末機器を
回線で接続し、消費―生産―流通における在庫状況(工
場、船上、一時保管場所、倉庫)を前記物流管理センタ
ー12でリアルタイムで把握し、一元管理することによ
り、遠隔地の生産工場で生産された商品を、エンドユー
ザーに短期間で納品できるようになすシステムである。
【0018】すなわち、物流管理センター12に設置さ
れたコンピュータは、複数の顧客16a、16b、販売
業者14、生産工場18、輸送業者20、一時保管場所
22、倉庫24に設置されたコンピュータ(端末機器)
と回線(ネットワーク)で接続されている。複数の顧客
16a、16bのコンピュータは、官庁、会社等のエン
ドユーザー(図示せず)と回線を介して接続されてい
る。なお、この回線は有線、無線の何れでもよく、ま
た、専用回線、商用回線の何れでもよい。また、顧客1
6a、16bとエンドユーザーとの間は、ファクシミリ
等の通信回線による接続であってもよい。
【0019】そして物流管理センター12は、各所で発
生する発注、生産、出荷(販売)、在庫などの物流情報
を一元管理し、生産から在庫状況(工場、船上、一時保
管場所、倉庫)をリアルタイムで把握するとともに、各
所への生産発注、出荷(船積み、配送)指示を行う。倉
庫24は、販売業者14が保有する倉庫、あるいは、顧
客16a、16bが保有する倉庫又は、輸送業者や倉庫
業者の保有する倉庫のいずれであってもよく、また、そ
れらの倉庫の組み合わせであってもよい。
【0020】本実施形態では、在庫は、生産工場18、
輸送業者20、一時保管場所22、倉庫24に分散さ
れ、一時保管場所22における単位期間毎の基準在庫
量、例えば、月毎の基準在庫量が、予め所定の期間分
(半期あるいは年度)について設定される。基準在庫量
の設定にあたっては、顧客16a、16b、販売業者1
4、生産工場18の3者が持つ、販売計画、マーケティ
ング情報、消費ニーズ、受注状況などに係わる情報を分
析、協議し、紙の種別、サイズ、量、地域別毎に基準在
庫量が決定される。この協議は、基準在庫量を設定する
期間に先立ち、例えば、生産工場18での製造に約1.
5ケ月、生産工場18から一時保管場所22までの輸送
に0.5ケ月を要する輸入紙の場合、少なくとも2ケ月
前には行われる必要がある。
【0021】そして、物流管理センター12による各所
への発注、出荷等の指示は、設定された一時保管場所2
2における月毎の基準在庫量をベースに行われ、各所の
出荷量や在庫量に関する情報は物流管理センター12に
集められ、該物流管理センター12は、この情報に基づ
いて、前記各所への発注、出荷などの指示を行う。すな
わち、エンドユーザーからの注文に対する配送、納品
は、倉庫24から行われ、物流管理センター12は、周
期的に倉庫24からの出荷量を算出し、一時保管場所2
2に対して出荷を指示し、倉庫24の在庫補充を行う。
【0022】一方、物流管理センター12は、設定した
各月の基準在庫量に基づいて、毎月所定の期日に、生産
工場18に対して一定期間後の一時保管場所22におけ
る基準在庫量の生産発注と、輸送業者20への出荷(船
積み)指示を行う。また、物流管理センター12は、毎
月、所定期日経過時点で一時保管場所22からの出荷量
を集計し、その時点での予定在庫量と実在庫量との差分
を異常出荷量として算出し、生産工場18に対する次回
の基準在庫量の発注時に、前記異常出荷量相当数を自動
的に増減して生産発注する。
【0023】図2は、本発明に係る物流管理システム1
0のより具体的な実施形態を示す構成図である。図2の
物流管理システム10において、遠隔地の生産工場は海
外工場18、輸送業者は海運業者20、一時保管場所
は、例えば、東京、横浜、神戸など各港の港湾業者が所
管するコンテナヤード22a、22b、倉庫は国内の各
地区をカバーする国内倉庫24a、24bであり、エン
ドユーザー28a、28b、28cにはそれぞれ近傍の
国内倉庫24a又は24bから国内運送業者26a又は
26bを介して納品される。
【0024】以下の説明は、コンテナヤード22a、2
2bにおける平均的な基準在庫量を製造するための海外
工場18での製造期間として約1.5ケ月、海外工場1
8からコンテナヤード22a、22bまでの輸送期間と
して約0.5ケ月を要する輸入紙の物流を例として進め
る。
【0025】各コンテナヤード22a、22bの基準在
庫量は前述のように、顧客、販売業者、海外工場が持つ
販売計画、マーケティング情報、消費ニーズ、受注状況
などに係わる情報を分析し、地域毎の販売計画(販売予
測)に分解し、当該地域に近接したコンテナヤード22
a、22bと、各コンテナヤード22a、22bがカバ
ーするよう関連付けされた国内倉庫24a、24b毎
に、適切な基準在庫量を設定することになる。例えば、
コンテナヤ―ド22aと国内倉庫24aが地域Aをカバ
ーし、コンテナヤード22bと国内倉庫24bが地域B
をカバーするものとすると、地域Aの販売計画に応じて
国内倉庫24aとコンテナヤード22aの基準在庫を設
定し、地域Bの販売計画に応じて国内倉庫24bとコン
テナヤード22bの基準在庫を設定することになる。
【0026】図3はこの一元管理の概要を示すシステム
フロー図である。先ず、ステップS10において、顧客
(発注者)16a、16bは、物流管理システム10に
接続されたコンピュータから、販売業者14、生産工場
18との協議によって設定したコンテナヤード22a、
22bの基準在庫の注文入力を行う。物流管理センター
12は、ステップS11でレター・オブ・クレジット
(L/C、輸入業者の取り引き銀行による輸入代金の支
払い保証状)の開設を、例えば、半期(6ケ月)に1回
行い、ステップS21で単位期間中の所定期日(例えば
毎月15日)に、海外工場18に対して、コンテナヤー
ド22a、22bにおける第一所定期間後(例えば3ケ
月後)分の基準在庫の生産発注を行う。すなわち、1月
15日であれば海外工場18に対して、4月分のコンテ
ナヤード22a、22bの基準在庫の生産発注を行う。
【0027】海外工場18は、ステップS22でこれを
受注し、所要のサイズ、量の生産を行い(ステップS2
3)、出荷(船積み)までの間は工場在庫として保管す
る。一方、顧客16a、16bは、ステップS24で、
コンテナヤード22a、22bにおける翌々月分の基準
在庫の出荷計画(仕向け地別すなわち地域別、コンテナ
別、種類別、サイズ別の販売計画)を作成し、物流管理
センター12に送信する。これに基づき、物流管理セン
ター12は、ステップS25において、単位期間中、所
定期日(例えば毎月20日〜月末)に、海外工場18に
対して、第二所定期間後(例えば2ケ月後)分のコンテ
ナヤード22a、22bにおける基準在庫量の出荷(船
積み)を指示する。すなわち、1月末日であれば3月分
のコンテナヤード22a、22bの基準在庫量の出荷指
示を行う。
【0028】海外工場18はステップS26で、この出
荷指示を受け、在庫引き当てを行い、仕向け地別、コン
テナ別、種類別に所要のサイズ、量の出荷(船積み)を
行う(ステップS27)。船積み出荷された製品は、約
2週間でコンテナヤード22aに到着する。すなわち、
1月末日に出荷された製品は、2月15日にコンテナヤ
ード22aに到着し、保管される。
【0029】この間、海運業者(海運会社)20は、港
湾業者に船積み書類等必要書類27aを添付して荷受依
頼を行い(ステップS28)、ステップS29で通関等
の輸入諸手続き、配送手配が行われ、ステップS30に
おいて、製品がコンテナヤード22a、22bに陸揚げ
され、在庫として保管される。一般に、物品の輸入にお
いては、通関手続き完了後4週間程度は、港湾業者がコ
ンテナヤードにて輸入物品を保管する慣習となってい
る。従って、この期間のコンテナヤードにおける在庫
を、前述のごとくして設定した基準在庫として物流管理
する。
【0030】海外工場18に生産発注してからコンテナ
ヤード22a、22bに製品が到着するまでの月日経過
を図3の上段に月日経過として表してある。一方、輸入
代金の清算は、ステップS31のレター・オブ・クレジ
ット(L/C)買取り、ステップS32の決済の如く、
一般の輸入取引の決済と同様に行われる。
【0031】図4は、上記のような例における各月のコ
ンテナヤード22aの基準在庫量と海外工場18の生
産、出荷(船積み)とコンテナヤード22a到着までの
時間関係を示す図である。図4において、行41の各々
は、コンテナヤード22aにおける各単位期間(各月
度)を示し、列42、はコンテナヤード22aの各月度
の基準在庫量、列43は、海外工場18への生産発注
日、列44は、海外工場18への出荷(船積み)指示の
日、列45は、コンテナヤード22aへの製品到着日を
それぞれ示す。図に示すように、コンテナヤード22a
における各月の基準在庫の到着は前月の15日であり、
その海外工場18からの出荷(船積み)は前々月末、海
外工場18への生産、発注は3ケ月前の15日となる。
【0032】顧客16a、16bはエンドユーザー28
a等から注文が寄せられると、ステップS33におい
て、近傍の国内倉庫例えば24aに出荷依頼(配送指
示)を行う(図3参照)。国内倉庫24aは、ステップ
S34でその出荷依頼に従ってエンドユーザー28aに
商品を発送、納品する(ステップS35)。そしてステ
ップS36で、国内倉庫24aは、物流管理センター1
2にエンドユーザー28aへの出荷、配送の情報を送信
する。
【0033】物流管理センター12は、周期的に(例え
ば3営業日毎に)国内倉庫24aからの出荷数量を算出
し、ステップS37において、コンテナヤード22aに
出荷指示を行い、国内倉庫24aからエンドユーザー2
8aへの出荷により減少した在庫分、すなわち、前記出
荷数量分を自動的に補充する。従ってエンドユーザー2
8a等は注文後2日で納品を受けることができ、また、
国内倉庫24aはコンテナヤード22aから周期的に在
庫補充をうけ、いつでもエンドユーザー28a等の注文
に応ずることが可能となる。
【0034】物流管理センター12は、また、ステップ
S38で、単位期間中の所定日数経過時(例えば、毎月
15日)に、コンテナヤード22aの出荷情報を集計
し、当該時点のコンテナヤード22aにおける予定在庫
量と実在庫量との差分を異常出荷量として算出し、海外
工場18に対する前記第一所定期間後の基準在庫量の生
産発注に際して、該異常出荷量相当数の増減を行う。
【0035】上記コンテナヤード22aの在庫量の変化
が図5のグラフに示されている。図5において、横軸は
月日、縦軸はコンテナヤード22aにおける各月の在庫
量(トン)を示している。4月分の基準在庫量は450
0トンであり、線5Aは日別平均出荷量(基準在庫数量
/単位期間内日数)で基準在庫が減少するとした場合の
予定在庫量を、5Bは実在庫量を表す。図5では、物流
管理センター12が4月15日時点で、コンテナヤード
22aにおける異常出荷量を算出する例が示されてい
る。この例では、4月5日〜4月10日の間に、予定在
庫量と実在庫量との差分が−100トン異常出荷量とし
て生じており、物流管理センター12は、7月分の基準
在庫量5000トンの生産発注時に、この異常出荷量の
100トンを加え、5100トンで発注する。
【0036】一方、4月15日には5月分の基準在庫4
000トンがコンテナヤード22aに到着し、この時点
でコンテナヤード22aの在庫は最大で、ほぼ基準在庫
の1.5ケ月分となる。この後、4月末時点では4月分
の基準在庫は0となり、4月15日時点の異常出荷量1
00トン分は5月分の基準在庫から出荷されたことにな
り、5月1日時点では、5月分の基準在庫は予定の40
00トンから100トン減の3900トンでスタートす
ることになる。
【0037】図6は、日別出荷平均数量による予定在庫
と出荷移動平均値による実在庫の変化を示す図であり、
図中6Aは日別出荷平均数量による予定在庫量、6Bは
出荷移動平均値による実在庫量の変化を示すグラフであ
る。日別出荷平均数量は当月度の基準在庫量(予定出荷
総数)を実働日数で除したものであり、出荷移動平均値
は、ある算出期間を設定した時、期間内出荷実績合計を
期間日数で除した値である。従って、コンテナヤード2
2a、22bにおける所定時点の予定在庫量と実在庫量
との差(異常出荷量)はこの出荷移動平均値を使用して
求めることもできる。
【0038】以上のようにして、5月初め時点での基準
在庫量100トンの差分は、6月15日に到着する7月
分の基準在庫量に増減されて補充されるため、差分が大
量でない限り、一般的にはコンテナヤード22aの在庫
量が不足になることはない。しかしながら、異常出荷量
が、例えば、平均的基準在庫量の1/2を超える場合に
は、コンテナヤード22aの在庫量が不足し、国内倉庫
24aへの出荷に支障を来す恐れが生じる。この場合、
物流管理センター12は、海外工場18に対して、工場
在庫から緊急出荷するよう出荷指示を行う。従って、海
外工場18が保有する緊急用の基準在庫は各コンテナヤ
ード22a、22bの平均的基準在庫量の1/2程度を
保有する必要がある。
【0039】物流管理センター12が海外工場18に対
して緊急出荷指示をした場合、半月後には商品がコンテ
ナヤード22aに到着することになり、該コンテナヤー
ド22aの在庫は、ほぼ基準在庫量に維持されることに
なる。当然ながら、緊急出荷指示があった場合、海外工
場18では緊急出荷によって減少した基準在庫量を回復
する生産が行われる。以上の物流管理はコンテナヤード
22bに対しても同様に行われる。
【0040】物流管理システム10における顧客16
a、16b、販売業者14、生産工場18、コンテナヤ
ード22a、22b、倉庫24a、24bの前述の各処
理は、ネットワーク接続された各所のコンピュータか
ら、Web画面を通して行われる。すなわち各所におけ
る所要の入力は、Web画面から行い、各所の関係者間
の通知、及び、依頼や、販売業者14の営業業務担当、
発注業務担当、輸入業務担当などの所内関係者間の通
知、及び、依頼は、物流管理センター12のデータベー
スに、Web画面を介して各所から入力されて登録され
た注文書や発注伝票等に基づいて、物流管理センター1
2がWebメール等により自動発送することができ、ま
た、各所の関係者はこれらの書類、伝票等を必要に応じ
てWeb画面から参照でき、また、内容の確認や、承
認、修正を行うことができる。
【0041】例えば、基準在庫の発注フェーズでは、前
述のごとくして設定されたコンテナヤード22a、22
bの各単位期間(月毎)の基準在庫量を、顧客16a、
16bがWeb画面から物流管理システム12に注文入
力し、販売業者14においてチェック、確認が行われた
後、物流管理システム12のデータベースに注文書とし
て登録する形態をとることができ、海外工場18の受注
担当者への発注内容の通知と確認依頼は、物流管理シス
テム12から自動的にメール送信され、該受注担当者は
Web画面上から、システムに登録された発注データを
参照、確認することができる。
【0042】同様にして、販売業者14と生産工場18
間の受注確認書(セールスコンファメーション)の送
受、船積みスケジュールの作成、コンテナヤード22
a、22bから倉庫24a、24bへのデリバリスケジ
ュール、倉庫24a、24bからエンドユーザー28
a、28b、28cへの出荷依頼、倉庫24a、24b
の出荷データ収集等の各処理についても、各所のコンピ
ュータを通して行うことができる。ここで、輸入に関す
る法的書式に合致した書類の作成と通関作業等は従来の
手順に従って処理する必要がある。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明の物流管理シ
ステムは、顧客と、販売業者と、遠隔地の生産工場と、
顧客近傍の倉庫と、生産工場と倉庫との間に位置するコ
ンテナヤード等の一時保管場所と、物量管理センター
と、をネットワークで結び、該物流管理センターにおい
て上記各所で発生する発注、生産、出荷、在庫などの物
流情報を一元管理するように構成される。また、顧客、
販売業者、生産工場により、一時保管場所における単位
期間毎(月毎)の基準在庫量が予め設定され、物流管理
センターは所定の期日毎に、一時保管場所の一定期間後
の基準在庫量の生産発注と、出荷指示を行い、在庫は、
生産工場、輸送業者、一時保管場所、倉庫に分散され
る。
【0044】また、物流管理センターは、周期的に倉庫
の出荷数量を算出し、一時保管場所から倉庫に該出荷数
量相当数を補充するよう出荷指示し、更に物流管理セン
ターは、毎月所定期日に一時保管場所における予定在庫
量と実在庫量との差分(異常出荷量)を算出し、生産工
場に対する次回の生産発注量(所定期間後の基準在庫
量)に前記差分を自動的に増減することで物流管理を行
う。
【0045】従って、エンドユーザーは顧客(発注者)
に注文後2日で、倉庫から配送、納品を受け、品物を入
手することが可能になり、倉庫には3営業日毎に基準在
庫との差分が一時保管場所から自動的に補充され、ほぼ
その基準在庫量が維持され、また、一時保管場所の月毎
の基準在庫量も、予め設定した基準在庫量にほぼ保たれ
る。
【0046】また、本発明によれば、倉庫の在庫量を約
1週間分程度に減少させることが可能であり、保管費用
を大幅に低減することができる。また、一時保管場所の
基準在庫量を、遠隔地工場での生産に要する期間及び遠
隔地工場から一時保管場所までの輸送に要する期間(約
2ケ月)相当分の約半分近くに圧縮でき、一時保管場所
として港湾業者のコンテナヤードを利用すると、その保
管費用は極めて安く、倉庫にすべての在庫を集中する場
合に比べ大幅な保管費用削減ができる。この結果、販売
業者、顧客(注文者)は、為替リスク負担や市場価格変
動リスク負担を回避でき、物流コストを大幅に抑制する
ことができ、安価な輸入紙による経済メリットを最大限
に活かすことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る物流管理システムの構成を示す
図である。
【図2】 本発明に係る物流管理システムの更に具体的
な構成を示す図である。
【図3】 本発明に係る物流管理システムの処理を示す
システムフロー図である。
【図4】 各単位期間の基準在庫量と生産−輸送−一時
保管場所到着の時間関係を示す図である。
【図5】 一時保管場所における単位期間の基準在庫の
変化を示すグラフである。
【図6】 日別出荷平均数量による予定在庫と出荷移動
平均値による実在庫の変化を示す図である。
【符号の説明】
10・・ 物流管理システム 12・・ 物流管理センター 14・・ 販売業者 16a、16b・・ 顧客(発注者) 18・・ 生産工場、海外工場 20・・ 輸送業者 22・・ 一時保管場所 22a、22b・・ コンテナヤード 24・・ 倉庫 24a、24b・・ 国内倉庫 26a、26b・・ 国内運送業者 28a、28b、28c・・ エンドユーザー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇田 直介 東京都千代田区大手町1丁目4番2号 丸 紅株式会社内 (72)発明者 矢野 正博 東京都千代田区大手町1丁目4番2号 丸 紅株式会社内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客と、販売業者と、顧客から遠隔地に
    存在する生産工場と、輸送業者と、顧客近傍に存在する
    倉庫と、前記生産工場と倉庫との間に位置する一時保管
    場所と、物流管理センターと、をネットワークで結び、
    該物流管理センターにおいて、前記各所で発生する発
    注、生産、出荷、在庫等の物流に係わる情報を一元管理
    する物流管理システムであって、 在庫を、前記生産工場、輸送業者、一時保管場所、倉庫
    に分散し、前記一時保管場所における単位期間毎の基準
    在庫量を予め設定し、該物流管理センターから、前記一
    時保管場所に対して、該一時保管場所から倉庫への出荷
    の指示と、生産工場に対して、前記一時保管場所の基準
    在庫量の生産発注、及び、出荷指示を行うことを特徴と
    する物流管理システム。
  2. 【請求項2】 前記物流管理センターは、単位期間毎に
    前記生産工場に対し、前記一時保管場所における第一所
    定期間後の基準在庫量の生産発注と、第二所定期間後の
    基準在庫量の出荷指示を行うことを特徴とする請求項1
    に記載の物流管理システム。
  3. 【請求項3】 前記物流管理センターは、倉庫の出荷情
    報をリアルタイムに収集し、所定の周期で前記倉庫の出
    荷数量を算出し、該出荷数量分を前記一時保管場所から
    前記倉庫に補充するよう、該一時保管場所に出荷指示す
    ることを特徴とする請求項1に記載の物流管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記物流管理センターは、単位期間中、
    所定の営業日数経過時に、一時保管場所の出荷情報か
    ら、当該時点の予定在庫量と実在庫量との差分を異常出
    荷量として算出し、前記異常出荷量が予め設定した数量
    の範囲内である場合は、生産工場に対する第一所定期間
    後の基準在庫量の生産発注時に、前記異常出荷量相当数
    を増減することを特徴とする請求項1に記載の物流管理
    システム。
  5. 【請求項5】 前記異常出荷量が予め設定した数量を超
    えた場合、物流管理センターは生産工場に対して、異常
    出荷量相当数を生産工場の基準在庫から出荷するよう緊
    急出荷指示を行うことを特徴とする請求項4に記載の物
    流管理システム。
  6. 【請求項6】 前記生産工場における基準在庫量は、一
    時保管場所における前記予め設定した数量としたことを
    特徴とする請求項5に記載の物流管理システム。
  7. 【請求項7】 前記一時保管場所の単位期間毎の基準在
    庫量は、複数の単位期間からなる営業期期初に先立つ所
    定の期間前に、顧客、物流管理センター、生産工場の3
    者が保有する、少なくとも、販売計画、マーケティング
    情報、消費ニーズ、受注状況に係わる情報に基づいて設
    定したことを特徴とする請求項1に記載の物流管理シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記生産工場は、製紙工場であることを
    特徴とする請求項1に記載の物流管理システム。
  9. 【請求項9】 前記一時保管場所における基準在庫量
    は、紙の種類、サイズ毎に設定することを特徴とする請
    求項1記載の物流管理システム。
  10. 【請求項10】 前記一時保管場所は、複数の地域に対
    応してそれぞれ少なくとも1つ設置し、前記倉庫は、前
    記一時保管場所と関連づけられ、各一時保管場所に対応
    して少なくとも1つ設置されたことを特徴とする請求項
    1に記載の物流管理システム。
  11. 【請求項11】 前記複数の一時保管場所、及び、倉庫
    の基準在庫量は、顧客、物流管理センター、生産工場の
    3者が保有する、少なくとも、各地域毎の販売計画、マ
    ーケティング情報、消費ニーズ、受注状況に係わる情報
    に基づいて設定したことを特徴とする請求項10に記載
    の物流管理システム。
  12. 【請求項12】 前記物流管理センターは、各倉庫の出
    荷情報をリアルタイムに収集し、前記地域対応に設置さ
    れた一時保管場所毎に関連付けられた各倉庫毎の出荷数
    量を所定の周期で算出し、該出荷数量分を各該当倉庫に
    補充するよう、該関連付けられた一時保管場所に出荷指
    示することを特徴とする請求項10に記載の物流管理シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 前記物流管理センターは、前記生産工
    場に対して、単位期間毎に前記複数の各一時保管場所に
    おける第一所定期間後の基準在庫量の生産発注と、第二
    所定期間後の基準在庫量の出荷指示を行うことを特徴と
    する請求項10に記載の物流管理システム。
  14. 【請求項14】 前記物流管理センターは単位期間中、
    所定の営業日数経過時に、前記複数の各一時保管場所の
    出荷情報から、当該時点の予定在庫量と実在庫量との差
    分を異常出荷量として算出し、該異常出荷量が予め設定
    した数量の範囲内である場合は、前記生産工場に対す
    る、各一時保管場所における第一所定期間後の基準在庫
    量の生産発注時に、前記異常出荷量相当数を増減するこ
    とを特徴とする請求項10に記載の物流管理システム。
  15. 【請求項15】 前記複数の各一時保管場所において算
    出した異常出荷量が、前記予め設定した数量を超えた場
    合、物流管理センターは、前記生産工場に対して、異常
    出荷量相当数を生産工場の基準在庫から、各該当一時保
    管場所に出荷するよう緊急出荷指示を行うことを特徴と
    する請求項10に記載の物流管理システム。
  16. 【請求項16】 前記生産工場は、海外製造工場であ
    り、前記一時保管場所はコンテナヤードであることを特
    徴とする請求項1又は請求項10に記載の物流管理シス
    テム。
  17. 【請求項17】 前記倉庫は、前記顧客の保有する倉庫
    であることを特徴とする請求項1又は請求項10に記載
    の物流管理システム。
  18. 【請求項18】 前記倉庫は更に、前記販売業者の保有
    する倉庫を含むことを特徴とする請求項1又は請求項1
    0に記載の物流管理システム。
  19. 【請求項19】 前記輸送業者は、海運業者及び国内運
    送業者であり、倉庫は国内倉庫であることを特徴とする
    請求項1又は請求項10に記載の物流管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023002551A1 (ja) * 2021-07-20 2023-01-26 株式会社日立物流 貿易物流配送手配システム、貿易物流配送手配方法及びそのプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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