JP2003301826A5 - - Google Patents
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【発明の名称】ネジ及びその緩め方法
【特許請求の範囲】
【請求項1】ネジ頭部とネジ部から構成されたネジであって、前記ネジ頭部は、マイナスドライバーで締め付け方向のみに力を受ける垂直面のひっかかりが二ヶ所設けられると共に、緩め方向に回されたマイナスドライバーを滑らせるように前記片側のひっかかりから隣のひっかかりにわたって平面のスロープが形成されてなり、前記ネジ部は、そのネジ頭部側先端に、六角レンチ又はその他の工具でねじ回すことが可能である溝が形成されてなり、締め付け時はマイナスドライバーを前記ネジ頭部に適用して締め付けると共に、緩め時は六角レンチ又はその他の工具を前記ネジ部先端の溝に適用して緩めるようにしたことを特徴とするネジ。
【請求項2】請求項1に記載のネジにおいて、ネジ頭部の裏面にナット状の溝が設けられると共に該溝にネジ部先端が入れられてなるネジ。
【請求項3】請求項1又は2に記載のネジを締め付け後に緩めるに際して、ネジ頭部にドリルで穴を開けると共に出てきたネジ部先端の溝にそれに対応する六角レンチ又はその他の工具を差し込んで緩め方向に回すことを特徴とするネジの緩め方法。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物体を固定する部品であるネジに関し、詳細には、マイナスドライバーを締め付け方向に回す操作で容易に締め付けることができる反面、マイナスドライバーを反対方向に回しても緩めることが不可能であり、防犯を目的として容易に外されてはいけない箇所に使用されるネジ及びその緩め方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の一方向にのみ回せるネジとして、特開平8−35512号公報(特願平6−172691号)には、ネジ頭部に、プラスネジに対応したドライバーで一方向の力を受ける垂直面を有するひっかかりの溝が二ヶ所設けられると共に、この溝の片面が隣の溝に至るまでなだらかなスロープに形成され、これにより、締め付け方向には回すことができても緩め方向には空回りするようになっており、容易に緩めることが出来ないような用途に使われるネジが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術に係る前記の一方向にのみ回せるネジは、プラスドライバーを緩め方向に回したときに滑らせるようになっているスロープもプラスドライバーに対応していることから、該スロープにプラスドライバーを上から強く押し付けながら回すことによって、本来プラスドライバーを滑らせる目的で設けられたスロープ自体がネジ山の役割を果たし、その結果として、前記ネジを、スロープによってプラスドライバーが上に押し上げられる力に打ち勝って緩め方向に回すことが可能になり、該ネジは、緩め方向に対して空回りするという当初の目的が果たされずに緩んでしまうことがあった。
【0004】
また、前記ネジの場合、スロープが前記のようにプラスドライバーに対応していることから、ネジ頭部の溝に無理やりマイナスドライバーを力強く打ち込むと共にマイナスドライバーに対するひっかかりを新たに作り、それによって前記ネジを緩めることも可能であり、防犯を目的とする上では安全性に問題があった。
さらに、前記のようにスロープにプラスドライバーを上から強く押し付けながらネジを緩めようとしてスロープ部分を潰してしまった場合、該ネジを緩めることは不可能となってしまい、緩めたいときに緩められるというネジ本来の性質を奪ってしまうことにもなる。
【0005】
本発明の課題は、防犯を目的として容易に外されてはいけない箇所に使用され、マイナスドライバーを締め付け方向に回す操作で容易に締め付けることができる反面、マイナスドライバーを反対方向に回しても緩めることが不可能であり、しかも緩めたいときには緩めることを可能にしたネジ及びその緩め方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するにあたり、本発明では、ネジ頭部とネジ部から構成されたネジであって、前記ネジ頭部は、マイナスドライバーで締め付け方向のみに力を受ける垂直面のひっかかりが二ヶ所設けられると共に、緩め方向に回されたマイナスドライバーを滑らせるように前記片側のひっかかりから隣のひっかかりにわたって平面のスロープが形成されてなり、前記ネジ部は、そのネジ頭部側先端に、六角レンチ又はその他の工具でねじ回すことが可能である溝が形成されてなり、締め付け時はマイナスドライバーを前記ネジ頭部に適用して締め付けると共に、緩め時は六角レンチ又はその他の工具を前記ネジ部先端の溝に適用して緩めるようにしたことを特徴とするネジが提供される。
前記構成のネジの締め付け操作は、マイナスドライバーを前記ネジ頭部に適用して締め付け方向に回すと共にその垂直面のひっかかり二ヶ所に締め付け方向の力を加えることにより行われる。なお、マイナスドライバーを前記ネジ頭部に適用して緩め方向に回したとしても、該マイナスドライバーは、ひっかかるところのない平面のスロープ上を滑動するのみであり、該マイナスドライバーをどのように強い力で押し付けながら緩め方向に回しても、前記ネジを緩めることは不可能となる。
【0007】
前記構成のネジの緩め操作は、ネジ頭部にドリルで穴を開けると共に出てきたネジ部先端の溝にそれに対応する六角レンチ又はその他の工具を差し込んで緩め方向に回すことにより行われる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、実施例に基づき、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例に係るネジの外観斜視図、図2は、図1に示すネジを構成するネジ頭部の上側からの斜視図、図3は、図1に示すネジを構成するネジ頭部の裏側からの斜視図、図4は、図1に示すネジを構成するネジ部の斜視図、図5は、図1に示すネジの縦断面図、図6は、従来技術に係る一方向にのみ回せるネジの外観斜視図である。
図1において、ネジはネジ頭部2とネジ部3から構成され、ネジ頭部2には垂直面のひっかかり二ヶ所と平面のスロープ1が設けられ、前記垂直面のひっかかりは、マイナスドライバーで締め付け方向に回す時に力を受け、また前記平面のスロープは、片側のひっかかりから隣のひっかかりまで約180度の範囲で平らに形成されている。
前記スロープは、図6に示す従来技術に係るネジの溝になったスロープに比べて平面になっているため、仮に前記スロープにマイナスドライバーを上から押し付けながら緩め方向に回したとしても、ひっかかる所がないのでネジを緩めることが不可能である。なお、図6に示す従来技術に係るネジは、ネジ頭部12とネジ部13から構成され、ネジ頭部12には、垂直面とスロープ面で構成される溝14が設けられている。
【0009】
本実施例に係る図1に示すネジは、図2に示すネジ頭部2と図4に示すネジ部3から構成されている。前記ネジ頭部4の裏面5には、図3に示すようにナット状の溝4が設けられ、また前記ネジ部3のネジ頭部側先端には、図4に示すように六角レンチ対応の溝6が設けられ、使用に際しては、図5に示すように、ネジ頭部2のナット状溝4に、ネジ部3における溝6が設けられたネジ頭部側先端が入れられ、一つのネジの状態にされる。この場合、前記ネジは、締め付け時に使用するネジ頭部2と、緩め時に使用するネジ部3の溝6との二重構造になっている。
【0010】
前記構成のネジの締め付け時は、マイナスドライバーを前記ネジ頭部2に適用して締め 付け方向に回すと共にその垂直面のひっかかり二ヶ所に締め付け方向の力を加えることにより行われる。また、前記ネジの緩め時は、ネジ頭部2にドリルで穴を開けると共に、ネジ頭部側に入っているネジ部3先端の六角レンチ対応の溝6を出すようにし、出てきた前記溝6に六角レンチを差し込んで緩め方向に回すことにより緩めることが可能になる。
【0011】
図1に示す本発明に係るネジの外観と、図6に示す従来技術に係るネジの外観を比較すると、ネジ頭部の形状において、本発明に係るものの方が従来技術に係るものよりシンプルになっている。従って、ネジ頭部を作成する時に用いられる金型については、金型設計費用においても金型そのもののコストにおいても、本発明に係るものの方が従来技術に係るものより安くなる。
【0012】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るネジは、実施例でも示したように、マイナスドライバーを締め付け方向に回す操作で容易に締め付けることができる反面、マイナスドライバーを反対の緩め方向に回しても緩めることが不可能であり、安全性が高く、防犯を目的として容易に外されてはいけない箇所に使用することができる。
一方、前記ネジは、ネジ頭部にドリルで穴を開けると共に出てきたネジ部先端の溝を使用して確実に緩めることができるので、緩めたいときに緩められるというネジ本来の性質を失うことなし防犯用ネジとして好適に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るネジの外観斜視図である。
【図2】図1に示すネジを構成するネジ頭部の上側からの斜視図である。
【図3】図1に示すネジを構成するネジ頭部の裏側からの斜視図である。
【図4】図1に示すネジを構成するネジ部の斜視図である。
【図5】図1に示すネジの縦断面図である。
【図6】従来技術に係る一方向にのみ回せるネジの外観斜視図である。
【符号の説明】
1 垂直面のひっかかりと平面のスロープ
2 ネジ頭部3 ネジ部4 ネジ頭部裏側にあるナット状の溝
5 ネジ頭部の裏面
6 ネジ部先端にある六角レンチ対応の溝
12 ネジ頭部
13 ネジ都
14 垂直面とスロープ面で構成される溝
【特許請求の範囲】
【請求項1】ネジ頭部とネジ部から構成されたネジであって、前記ネジ頭部は、マイナスドライバーで締め付け方向のみに力を受ける垂直面のひっかかりが二ヶ所設けられると共に、緩め方向に回されたマイナスドライバーを滑らせるように前記片側のひっかかりから隣のひっかかりにわたって平面のスロープが形成されてなり、前記ネジ部は、そのネジ頭部側先端に、六角レンチ又はその他の工具でねじ回すことが可能である溝が形成されてなり、締め付け時はマイナスドライバーを前記ネジ頭部に適用して締め付けると共に、緩め時は六角レンチ又はその他の工具を前記ネジ部先端の溝に適用して緩めるようにしたことを特徴とするネジ。
【請求項2】請求項1に記載のネジにおいて、ネジ頭部の裏面にナット状の溝が設けられると共に該溝にネジ部先端が入れられてなるネジ。
【請求項3】請求項1又は2に記載のネジを締め付け後に緩めるに際して、ネジ頭部にドリルで穴を開けると共に出てきたネジ部先端の溝にそれに対応する六角レンチ又はその他の工具を差し込んで緩め方向に回すことを特徴とするネジの緩め方法。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物体を固定する部品であるネジに関し、詳細には、マイナスドライバーを締め付け方向に回す操作で容易に締め付けることができる反面、マイナスドライバーを反対方向に回しても緩めることが不可能であり、防犯を目的として容易に外されてはいけない箇所に使用されるネジ及びその緩め方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の一方向にのみ回せるネジとして、特開平8−35512号公報(特願平6−172691号)には、ネジ頭部に、プラスネジに対応したドライバーで一方向の力を受ける垂直面を有するひっかかりの溝が二ヶ所設けられると共に、この溝の片面が隣の溝に至るまでなだらかなスロープに形成され、これにより、締め付け方向には回すことができても緩め方向には空回りするようになっており、容易に緩めることが出来ないような用途に使われるネジが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術に係る前記の一方向にのみ回せるネジは、プラスドライバーを緩め方向に回したときに滑らせるようになっているスロープもプラスドライバーに対応していることから、該スロープにプラスドライバーを上から強く押し付けながら回すことによって、本来プラスドライバーを滑らせる目的で設けられたスロープ自体がネジ山の役割を果たし、その結果として、前記ネジを、スロープによってプラスドライバーが上に押し上げられる力に打ち勝って緩め方向に回すことが可能になり、該ネジは、緩め方向に対して空回りするという当初の目的が果たされずに緩んでしまうことがあった。
【0004】
また、前記ネジの場合、スロープが前記のようにプラスドライバーに対応していることから、ネジ頭部の溝に無理やりマイナスドライバーを力強く打ち込むと共にマイナスドライバーに対するひっかかりを新たに作り、それによって前記ネジを緩めることも可能であり、防犯を目的とする上では安全性に問題があった。
さらに、前記のようにスロープにプラスドライバーを上から強く押し付けながらネジを緩めようとしてスロープ部分を潰してしまった場合、該ネジを緩めることは不可能となってしまい、緩めたいときに緩められるというネジ本来の性質を奪ってしまうことにもなる。
【0005】
本発明の課題は、防犯を目的として容易に外されてはいけない箇所に使用され、マイナスドライバーを締め付け方向に回す操作で容易に締め付けることができる反面、マイナスドライバーを反対方向に回しても緩めることが不可能であり、しかも緩めたいときには緩めることを可能にしたネジ及びその緩め方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するにあたり、本発明では、ネジ頭部とネジ部から構成されたネジであって、前記ネジ頭部は、マイナスドライバーで締め付け方向のみに力を受ける垂直面のひっかかりが二ヶ所設けられると共に、緩め方向に回されたマイナスドライバーを滑らせるように前記片側のひっかかりから隣のひっかかりにわたって平面のスロープが形成されてなり、前記ネジ部は、そのネジ頭部側先端に、六角レンチ又はその他の工具でねじ回すことが可能である溝が形成されてなり、締め付け時はマイナスドライバーを前記ネジ頭部に適用して締め付けると共に、緩め時は六角レンチ又はその他の工具を前記ネジ部先端の溝に適用して緩めるようにしたことを特徴とするネジが提供される。
前記構成のネジの締め付け操作は、マイナスドライバーを前記ネジ頭部に適用して締め付け方向に回すと共にその垂直面のひっかかり二ヶ所に締め付け方向の力を加えることにより行われる。なお、マイナスドライバーを前記ネジ頭部に適用して緩め方向に回したとしても、該マイナスドライバーは、ひっかかるところのない平面のスロープ上を滑動するのみであり、該マイナスドライバーをどのように強い力で押し付けながら緩め方向に回しても、前記ネジを緩めることは不可能となる。
【0007】
前記構成のネジの緩め操作は、ネジ頭部にドリルで穴を開けると共に出てきたネジ部先端の溝にそれに対応する六角レンチ又はその他の工具を差し込んで緩め方向に回すことにより行われる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、実施例に基づき、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例に係るネジの外観斜視図、図2は、図1に示すネジを構成するネジ頭部の上側からの斜視図、図3は、図1に示すネジを構成するネジ頭部の裏側からの斜視図、図4は、図1に示すネジを構成するネジ部の斜視図、図5は、図1に示すネジの縦断面図、図6は、従来技術に係る一方向にのみ回せるネジの外観斜視図である。
図1において、ネジはネジ頭部2とネジ部3から構成され、ネジ頭部2には垂直面のひっかかり二ヶ所と平面のスロープ1が設けられ、前記垂直面のひっかかりは、マイナスドライバーで締め付け方向に回す時に力を受け、また前記平面のスロープは、片側のひっかかりから隣のひっかかりまで約180度の範囲で平らに形成されている。
前記スロープは、図6に示す従来技術に係るネジの溝になったスロープに比べて平面になっているため、仮に前記スロープにマイナスドライバーを上から押し付けながら緩め方向に回したとしても、ひっかかる所がないのでネジを緩めることが不可能である。なお、図6に示す従来技術に係るネジは、ネジ頭部12とネジ部13から構成され、ネジ頭部12には、垂直面とスロープ面で構成される溝14が設けられている。
【0009】
本実施例に係る図1に示すネジは、図2に示すネジ頭部2と図4に示すネジ部3から構成されている。前記ネジ頭部4の裏面5には、図3に示すようにナット状の溝4が設けられ、また前記ネジ部3のネジ頭部側先端には、図4に示すように六角レンチ対応の溝6が設けられ、使用に際しては、図5に示すように、ネジ頭部2のナット状溝4に、ネジ部3における溝6が設けられたネジ頭部側先端が入れられ、一つのネジの状態にされる。この場合、前記ネジは、締め付け時に使用するネジ頭部2と、緩め時に使用するネジ部3の溝6との二重構造になっている。
【0010】
前記構成のネジの締め付け時は、マイナスドライバーを前記ネジ頭部2に適用して締め 付け方向に回すと共にその垂直面のひっかかり二ヶ所に締め付け方向の力を加えることにより行われる。また、前記ネジの緩め時は、ネジ頭部2にドリルで穴を開けると共に、ネジ頭部側に入っているネジ部3先端の六角レンチ対応の溝6を出すようにし、出てきた前記溝6に六角レンチを差し込んで緩め方向に回すことにより緩めることが可能になる。
【0011】
図1に示す本発明に係るネジの外観と、図6に示す従来技術に係るネジの外観を比較すると、ネジ頭部の形状において、本発明に係るものの方が従来技術に係るものよりシンプルになっている。従って、ネジ頭部を作成する時に用いられる金型については、金型設計費用においても金型そのもののコストにおいても、本発明に係るものの方が従来技術に係るものより安くなる。
【0012】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るネジは、実施例でも示したように、マイナスドライバーを締め付け方向に回す操作で容易に締め付けることができる反面、マイナスドライバーを反対の緩め方向に回しても緩めることが不可能であり、安全性が高く、防犯を目的として容易に外されてはいけない箇所に使用することができる。
一方、前記ネジは、ネジ頭部にドリルで穴を開けると共に出てきたネジ部先端の溝を使用して確実に緩めることができるので、緩めたいときに緩められるというネジ本来の性質を失うことなし防犯用ネジとして好適に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るネジの外観斜視図である。
【図2】図1に示すネジを構成するネジ頭部の上側からの斜視図である。
【図3】図1に示すネジを構成するネジ頭部の裏側からの斜視図である。
【図4】図1に示すネジを構成するネジ部の斜視図である。
【図5】図1に示すネジの縦断面図である。
【図6】従来技術に係る一方向にのみ回せるネジの外観斜視図である。
【符号の説明】
1 垂直面のひっかかりと平面のスロープ
2 ネジ頭部3 ネジ部4 ネジ頭部裏側にあるナット状の溝
5 ネジ頭部の裏面
6 ネジ部先端にある六角レンチ対応の溝
12 ネジ頭部
13 ネジ都
14 垂直面とスロープ面で構成される溝
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002139284A JP2003301826A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | ネ ジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002139284A JP2003301826A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | ネ ジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003301826A JP2003301826A (ja) | 2003-10-24 |
JP2003301826A5 true JP2003301826A5 (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=29397604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002139284A Pending JP2003301826A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | ネ ジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003301826A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019230910A1 (ja) * | 2018-06-01 | 2019-12-05 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
JP6619846B2 (ja) * | 2018-06-01 | 2019-12-11 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
-
2002
- 2002-04-05 JP JP2002139284A patent/JP2003301826A/ja active Pending
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