JP2003296853A - ガス検知システム - Google Patents
ガス検知システムInfo
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Abstract
知チップを利用することにより、比較的安価で、小さ
く、軽くすることが可能なガスセンサーを有するガス検
知システムを提供すること。 【構成】 この発明のガス検知システムは、半導体ウェ
ハ製造技術を応用して製造される検知チップを内蔵した
ガスセンサー5と、ガスセンサー5が検知したガスのデ
ータを送信する送信器2を有するものとしている。送信
器2から送信されたガスのデータは、送信器2と通信可
能に接続された監視装置3に受信されるようにすること
ができる。
Description
や、一般家庭、病院、その他適宜の場所において発生す
るガスを検知するためのシステムに関するものである。
において、有毒ガスが発生して犠牲者が出ることが多々
あるが、従来使用されていた有毒ガスの検知装置は高価
で、また、大きく、重く、携帯するのに不便であった。
ルシステム技術の発展により、様々な機能を有するデバ
イスの微細化が進んでおり、装置を小型化することが可
能となっている。その中でも、韓国Seju社が開発し
たMEMS Gas Sensorは、半導体ウェハ製
造技術を応用して製造される検知チップで、安価で量産
でき、水素原子を含むガスの検知が可能となっている。
しかし、この検知チップは、これまで、ミサイル用のセ
ンサーや、アルコールチェッカーに利用されていたが、
有毒ガスの検知装置等に利用されることはなかった。
半導体ウェハ製造技術を応用して製造される検知チップ
を利用することにより、比較的安価で、小さく、軽くす
ることが可能なガスセンサーを有するガス検知システム
を提供することを課題とする。
め、この発明は次のような技術的手段を講じている。
ェハ製造技術を応用して製造される検知チップを内蔵し
たガスセンサー5と、ガスセンサー5が検知したガスの
データを送信する送信器2を有するものとしている。
送信器2と通信可能に接続された監視装置3に受信され
るようにすることができる。
造される検知チップを内蔵したガスセンサー5と、ガス
センサー5が検知したガスのデータを表示するデータ出
力装置6を有するものとしてもよい。
孔を形成した絶縁体のケーシング7の内部に検知チップ
を設けたものとすることができる。
取り付けられる形状とすることもできる。
面を参照して説明する。
施形態の一例の構成の概略を示す図である。このシステ
ムでは、これまで地下工事等で多発してきた有害ガスに
よる人身事故を防止するとともに、広域なレベルで有害
ガスの発生状況を把握、事前にその対策を考えるための
データ作成を行なおうとするものである。
検知装置1に接続される送信器2、送信器2と通信可能
な監視装置3とから構成される。送信器2と監視装置3
とは、インターネットサービスプロバイダを介したダイ
ヤルアップ接続、公衆電話回線、専用線による接続等、
適宜の通信回線4を介してデータ通信可能に接続され
る。
データ出力装置6から構成される。ガスセンサー5は有
害なガスを検知する。データ出力装置6は、液晶等の表
示部を有しており、検知された有害ガスの濃度がどの程
度であるかを数値化して表示するとともに、これを送信
器2へ出力する。
方の端部にガスを取り込むための孔を形成した絶縁体の
ケーシング7と、ケーシング7の内部に設けられた有毒
ガスを検知する検知チップと、ケーシング7の前記孔の
反対側の端部に取り付けられケーブル8からなる。
発したMEMS Gas Sensorを用いることが
できる。このチップは半導体ウェハ製造技術を応用して
製造されるデバイスで、チップ表面に施されたエッチン
グにより、チップ表面に水素原子を含むガスが触れると
反応するようになっている。有毒ガスの多くは水素原子
を含んでいるため、ガスセンサーは、有毒ガスの有無を
検知することができる。しかも、このガスセンサー5
は、検知チップへの通電は微弱電流でよく、さらに絶縁
体のケーシング7により完全防爆仕様となっているの
で、ガス爆発を誘発するおそれが少ない。
により、従来の小型検知センサーを使用したものより、
さらに小さく量産でき、低価格化が図れる。
したときにデータ出力装置6に信号を送るためのリード
線9を通している。また、ケーブル8を介してデータ出
力装置6から検知チップへ電力を供給することができ
る。ケーブル8は、用途によって5m、10m、50m
等の長さを有するものとすることができる。
mm×50mm×10mm程度としており、電池が内蔵
され、ガスセンサー5で検知されたガスの状況を瞬時に
デジタル化し表示するとともに、デジタル化されたデー
タを出力端子よりケーブル10を介して送信器2へ出力
する。この実施形態では、ガスセンサー5によって0.
01〜9.99ppmの濃度のガスが検知され、データ
出力装置6によって、前記濃度の数値が表示及び送信器
2へ出力されるようにしている。
末装置とすることができるが、監視装置3との通信が可
能なものであればこれに限定されない。また、送信器2
とデータ出力装置6を一体化したものとしたり、あるい
は、ガスセンサー5、送信器2及びデータ出力装置6を
一体化したものとしたりすることも可能である。
信可能なコンピュータシステムとして構成されている。
監視装置3は、送信器2とのデータ通信が可能な適宜の
場所に設置されており、送信器2から送信されたデータ
を、機械的に、又は人手(オペレータ)により監視する
ようにしている。監視装置3は、毎日24時間常時稼働
していることが望ましい。
めとする敷設工事や各設備の保守点検など非常に広範囲
な分野での利用に需要が望める。また、ガスセンサー5
に内蔵される検知チップは、水素原子に反応するように
エッチングされているので、水素原子を含む様々な有害
ガスに反応するが、用途に応じてエッチング内容を変
え、特定のガスを検知するための専用機とすることも可
能である。
量産が可能で、有毒ガス検知装置1は小型で量産可能で
あり、しかも広く普及している携帯電話等を送信器2と
して活用することで、従来よりもはるかに低いコストで
実施することができる。
場合について説明する。
幼児や老人の身体に異常が起きた場合、周囲に誰もいな
ければ、発見が遅れ生命に関わることになるが、従来で
は、介護者による以外に、乳幼児や老人等の身体の異常
を発見する有効な手段はなかった。
は、水素原子を含むガスが微量に含まれており、健康状
態が悪化したときには、この水素原子を含むガスの量が
増大することが知られている。そこで、ガスセンサー5
で、乳幼児や老人等が発する微量なガスの変化を読みと
ることにより、乳幼児や老人等の身体に起きた異常を早
期に発見できるようにするシステムを構成することがで
きる。例えば、病院において、ガスセンサー5が異常を
検知した場合に、看護婦等にこれを知らせるナースコー
ルシステムを構成することができる。
示すように、手等、人体に添わせて固定できるような形
状とすることが望ましい。例えば、ガスセンサー5を、
コイン形状のケース11の中に、検知チップ、送信器
2、バッテリー等を内蔵したものとして構成し、その下
面を接着面としたり、バンソウコウのように上面から接
着テープで貼り付けられるようにしたりして(図示せ
ず)、手の甲や腕に固定できるようにするとよい。ま
た、ケース11を指輪形状として、指に嵌められるよう
にすることもできる。
電波でガスの検知データを発信する。発信された検知デ
ータは、ナースセンターに設置された監視装置3の受信
器12に受信されるようにしている。検知データに異常
があった場合は、監視装置3が作動して、ナースコール
がなされるようにする。なお、このシステムは、病院や
老人福祉関係施設の他、一般家庭においても利用可能で
ある。
らえることができるので、オフィスビルや一般家屋にお
いて、部屋ごとにガスセンサー5を設置し、空気の振動
に変化があったときに、発信器から受信装置に検知デー
タを発信することにより、簡易に実施できるセキュリテ
ィーシステムを構築することが可能である。この場合
は、例えば、図4に示すように、各部屋のガスセンサー
5からのデータを受信するコントローラー13と、コン
トローラー13に接続された発信装置13を建物内の適
宜場所に設け、発信装置13から送信器2や監視装置3
(図示せず)に検知データが送信されるようにすること
ができる。
ような構成を有しており、比較的安価で、小さく、軽く
することが可能なガスセンサー5を有するガス検知シス
テムを構成することが可能である。
図
センサーの斜視図。
概略図
概略図。
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体ウェハ製造技術を応用して製造さ
れる検知チップを内蔵したガスセンサー(5)と、ガス
センサー(5)が検知したガスのデータを送信する送信
器(2)を有することを特徴とするガス検知システム。 - 【請求項2】 送信器(2)から送信されたガスのデー
タが、送信器(2)と通信可能に接続された監視装置
(3)に受信されるようにしている請求項1記載のガス
検知システム。 - 【請求項3】 半導体ウェハ製造技術を応用して製造さ
れる検知チップを内蔵したガスセンサー(5)と、ガス
センサー(5)が検知したガスのデータを表示するデー
タ出力装置(6)を有することを特徴とするガス検知シ
ステム。 - 【請求項4】 ガスセンサー(5)は、ガスを取り込む
ための孔を形成した絶縁体のケーシング(7)の内部に
検知チップを設けたものとしている請求項1、2又は3
記載のガス検知システム。 - 【請求項5】 ガスセンサー(5)を人体に添わせて取
り付けられる形状とした請求項1、2、3又は4記載の
ガス検知システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002095440A JP2003296853A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | ガス検知システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002095440A JP2003296853A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | ガス検知システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003296853A true JP2003296853A (ja) | 2003-10-17 |
Family
ID=29387219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002095440A Pending JP2003296853A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | ガス検知システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003296853A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009096355A1 (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-06 | Riken Keiki Co., Ltd. | 電源部の防爆構造および防爆型電池ユニット並びに防爆型ガス警報器 |
JP2019035742A (ja) * | 2017-08-21 | 2019-03-07 | 研能科技股▲ふん▼有限公司 | アクチュエータセンサモジュールを備える装置 |
JP2019035745A (ja) * | 2017-08-21 | 2019-03-07 | 研能科技股▲ふん▼有限公司 | アクチュエータセンサモジュールを備える装置 |
-
2002
- 2002-03-29 JP JP2002095440A patent/JP2003296853A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2009096355A1 (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-06 | Riken Keiki Co., Ltd. | 電源部の防爆構造および防爆型電池ユニット並びに防爆型ガス警報器 |
JP2009181720A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Riken Keiki Co Ltd | 電源部の防爆構造および防爆型電池ユニット並びに防爆型ガス警報器 |
JP2019035742A (ja) * | 2017-08-21 | 2019-03-07 | 研能科技股▲ふん▼有限公司 | アクチュエータセンサモジュールを備える装置 |
JP2019035745A (ja) * | 2017-08-21 | 2019-03-07 | 研能科技股▲ふん▼有限公司 | アクチュエータセンサモジュールを備える装置 |
JP7009331B2 (ja) | 2017-08-21 | 2022-01-25 | 研能科技股▲ふん▼有限公司 | アクチュエータセンサモジュールを備える装置 |
JP7044662B2 (ja) | 2017-08-21 | 2022-03-30 | 研能科技股▲ふん▼有限公司 | アクチュエータセンサモジュールを備える装置 |
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