JP2003296537A - 自動リスク管理システムおよび方法 - Google Patents

自動リスク管理システムおよび方法

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JP2003296537A
JP2003296537A JP2003088917A JP2003088917A JP2003296537A JP 2003296537 A JP2003296537 A JP 2003296537A JP 2003088917 A JP2003088917 A JP 2003088917A JP 2003088917 A JP2003088917 A JP 2003088917A JP 2003296537 A JP2003296537 A JP 2003296537A
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JP2003088917A
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Ichiro Akashi
イチロウ・アカシ
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Nissho Iwai American Corp
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Nissho Iwai American Corp
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    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes
    • G06Q40/08Insurance
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投資と関連したリスクを管理するためのシス
テムおよび方法を提供する。 【解決手段】 本発明の方法は、投資の説明、投資と関
連したリスクの説明、プロジェクトメンバーの説明、お
よび、プロジェクトリーダーの説明のうち少なくとも1
つを含むプロジェクト情報を受信する段階と、投資を実
施するための行動を表し、かつ、行動の説明、行動計画
の日付範囲、および、少なくとも1人の行動メンバーの
氏名のうち少なくとも1つを含む行動計画情報を受信す
る段階と、行動の進行を表す行動計画更新情報を受信す
る段階と、行動計画更新情報を表す行動計画状態インジ
ケータを、行動計画情報に割り当てる段階と、行動計画
状態インジケータを分析することにより決定されるプロ
ジェクト状態インジケータを、プロジェクト情報に割り
当てる段階とを具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投資(investment
s)および融資(loans)と関連したエクスポージャー
(exposure)を管理するためのシステムおよび方法に関
する。より詳細には、本発明は、会社(company)が、
短期投資および長期投資を認可し、実施し、追跡し、か
つ、最終的には、完了することを可能にするシステムお
よび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】企業(corporations)のためのクレジッ
ト・エクスポージャー(credit exposure)を管理する
ことは、依然としてビジネスの成功についての決定的な
構成要素(component)である。リスクは複数の方法で
招かれ得る。例えば、投資取引、長期支払いおよび/ま
たは延べ払い取引(long and/or deferred payment tra
nsactions)、および、不動産融資取引は、投資取引を
有益なものとするために管理しなければならないリスク
を招く。リスクは、棚卸資産(inventory)、機械類(m
achinery)、および、補給品(supplies)への投資を含
む非資本的(non-capital)投資からも招かれる。
【0003】長い間に、投資に関連したプロジェクトの
管理を支援するためのコンピュータソフトウェアアプリ
ケーションが開発されてきた。投資プロジェクトに関す
る情報を自動的に受信するための管理を可能にする自動
システム(automated systems)が開発されてきた。例
えば、従来技術の自動システムは、プロジェクトメンバ
ーが、自分が関連している投資に関する情報を電子的に
提出することを可能にする。このような自動システムの
開発は、プロジェクトメンバーと職務メンバーとの間の
連絡を大いに改善してきた。しかしながら、従来技術の
管理ツールは、既存のエクスポージャーの管理に焦点を
合わせているのみであって、それを防止することに焦点
を合わせてはいない。
【0004】自動プロジェクト管理システムにおける最
近の開発が、プロジェクトの職務および日付を管理する
ことを当事者に可能にさせるツールという結果となる一
方で、従来技術のプロジェクト管理ツールは、会社のリ
スクポートフォリオ(risk portfolio)全体を完全に統
合していない。例えば、従来技術のプロジェクト管理ツ
ールにおいて、管理者は、職務をプロジェクトメンバー
に割り当て、該メンバーは、自分の寄与(contribution
s)に向けられた情報が受信される際に、システムを更
新する。問題が発生すれば、割り当てられたプロジェク
トメンバーは、通常は、面倒なことになるという心配を
せずに、肯定的な報告を行う。プロジェクトメンバー
は、問題が間もなく解決するだろうと期待することによ
り、自分の報告を正当化する。問題が当初の予想を越え
て拡張する場合であっても、プロジェクトメンバーは、
プロジェクトは順調に進んでいるという肯定的な報告を
行い続ける。厳しく罰せられるという恐れに駆られ、か
つ、問題が間もなく解決するだろうという微かな望みに
依存して、この人物は、問題を秘密に保っておく。事態
が悪化し続けて手に負えなくなる頃に、業務管理者が最
終的にそのことに気づく。しかしながら、その時には、
事態を解決するためにできることは、誰にとってもそう
多くはない。最終的に、割り当てられたプロジェクトメ
ンバーが自分の期待および恐れに駆られて正確な情報を
報告し損なったために、企業の意思決定プロセスは遅延
する。しかしながら、万一問題がその初期段階で発見さ
れたとしても、該問題については迅速かつ容易に解決す
ることができないだけでなく、プロジェクトメンバー
は、不必要な不安およびストレスに苦しむことになる。
【0005】さらに、通常は、業務管理者は、実施中の
それぞれのプロジェクトの進行について、上層経営陣お
よび重役に通知する。上層経営陣および企業の重役は、
通常は、業務管理者から受け取る情報を用いて、将来的
な投資戦略を展開する。例えば、プロジェクトの管理者
から受け取った情報を検討した後に、実行委員会のメン
バーは、同様のプロジェクトのためのリソース(resour
ces)を将来的に増大させようと決定することができ、
あるいは、同様のプロジェクトへ投資しない旨を決定す
ることができる。しかしながら、上層経営陣は、業務管
理者が自分に対して報告するのを待つ必要がある。さら
に、特に長期のプロジェクトについて、上層経営陣は、
管理者が会社を辞めておりかつ次の管理者に何の情報も
残さなかったために、或る問題について通知されないこ
とがある。他の例では、単に、管理者が、上層経営陣に
或る情報を差し控えようと決めることがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題および課題を解決するた
めの手段】企業内の部門(departments)により実施さ
れる投資は、該投資と関連したリスクを頻繁に有する。
投資と関連したリスクを管理することは、収益を実現す
るために必要である。企業レベルにおいて、最上層の意
思決定者が、ボタンをクリックして会社内のプロジェク
トを迅速に見渡すことを可能にする発明が必要とされ
る。概観の表示を提供することにより、本発明は、業務
管理者による報告を待つのに浪費される時間を排除し、
かつ、業務管理者が情報を差し控える可能性を排除す
る。
【0007】さらに、個々のプロジェクトレベルにおい
て、エクスポージャーが発生する前に各投資プロジェク
トと関連した必要な職務または行動を追跡する発明が必
要とされる。検査および追跡検査からなるシステムを用
いることにより、本発明は、エクスポージャーを防止
し、かつ、プロジェクトが不必要にリスクを負う可能性
を大いに低減させる。プロジェクトと関連した行動は登
録され、かつ、任意の所定プロジェクトのライフサイク
ル中における細心の追跡検査に起因して、本発明は、投
資プロジェクトと関連した必要な職務または行動を事前
に認識する。
【0008】本発明は、投資プロジェクトと関連した複
数の当事者が、投資および他の関連行動の状態に向けら
れた最新情報を維持するために、グローバル通信ネット
ワークを介して情報を送受信することを可能にする。本
発明は、プロジェクトメンバーから受信された情報を、
有用でありかつ情報を提供できるフォーマットの形にコ
ンパイルすることが好ましい。
【0009】本発明は、1人以上の当事者から、投資と
関連した1つ以上の行動へ向けられた情報を受信する。
システムのユーザー(例えば、投資委員会の代表者(co
mmittee representatives))は、本発明により受信さ
れる行動情報を評価することが好ましく、その後に、投
資に関連した行動の状態を表すためのインジケータを割
り当てることが好ましい。本発明は、各投資プロジェク
トと関連した全ての行動を評価することにより、かつ、
投資と関連した全ての行動の中で最も不利な状態インジ
ケータと等価的なプロジェクトインジケータを割り当て
ることにより、各投資プロジェクトを査定することが好
ましい。例えば、4つが模範的であると評価されかつ1
つが危機的であると評価される5つの行動を具備する投
資プロジェクトは、危機的であると評価される。
【0010】本発明は、1人以上の当事者から、投資プ
ロジェクトの成功的成果を潜在的に減少させる要因を表
す予測情報を受信することが好ましい。例えば、特に過
酷な冬季は、オレンジジュースの先物取引への投資に関
する利益を潜在的に減少させる。
【0011】本発明は、投資と関連した当事者に向けら
れた情報をさらに受信する。例えば、本発明は、プロジ
ェクトメンバー情報やプロジェクトリーダー情報などを
受信する。好ましい実施形態において、本発明は、プロ
ジェクトメンバーと関連した職務に向けられた情報を受
信することが好ましい。関連した行動についての予定
が、本発明によりさらに受信される。
【0012】本発明は、少なくとも1つの行動がタイム
スケジュールにしたがって行われない場合に、投資プロ
ジェクトと関連した当事者に通知することが好ましい。
時間が経過しかつ行動が義務不履行状態(delinquent)
となるにつれて、本発明により通知を受ける高い責任的
地位にある人々の数が増加することが好ましい。さら
に、メッセージ内容の重大度(severity)も同様に増加
することが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を説明する目的のために、
現状での好ましい形式が図面に示されるが、示される取
り決めおよび手段そのものに本発明が制限されるもので
はないことが理解される。本発明の特徴および利点は、
添付図面を参照した以下の本発明についての説明から明
らかとなるだろう。
【0014】本発明は、グローバル通信ネットワーク
(例えば、インターネット)を経て利用可能であること
が好ましい複数の入力および出力モジュールを具備す
る。これらのモジュールは、複数のフォーマットの状態
で情報を受信し、該情報を少なくとも1つの有意義なア
プリケーションの形に処理し、かつ、該情報を1人以上
の当事者へ送信する。これらのモジュールからなる統合
システムは、ユーザーに、或る形式のリスクを有する投
資の査定(assessments)を提供する。
【0015】本明細書内で用いられるものとして、“プ
ロジェクト(project)”という用語は、実施できる任
意の投資を指す。プロジェクトの例は、資本投資(capi
talinvestment)と、支払い取引(payment transaction
s)と、融資と、買収(acquisitions)と、棚卸資産や
機械類や補給品の購入とを含む。
【0016】さらに、本明細書内で用いられるものとし
て、“行動計画(action plan)”という用語は、プロ
ジェクトと関連し、該プロジェクトの実施に役立つ行動
を指す。行動計画は、プロジェクトと関連し、かつ、プ
ロジェクトの過程の間に実行される。
【0017】本明細書内で用いられるものとして、“行
動メンバー(action member)”という用語は、行動計
画を実施する責任を担う人物を指す。行動メンバーは、
通常は、行動計画に関連した責務を割り当てられた職員
である。行動メンバーは、後段で述べるパートナーを含
むことができる。
【0018】本明細書内で用いられるものとして、“パ
ートナー”という用語は、プロジェクトを実施する会社
と直接的には提携していない(例えば、その会社の従業
員ではない)が、プロジェクトと関連した責任を少なく
とも1つ有する人物を指す。パートナーは、行動計画と
関連した責任を直接的に有し得るか、あるいは、プロジ
ェクトと関連した責任を有し得る。
【0019】さらに、本明細書内で用いられるものとし
て、“プロジェクトリーダー(project leader)”とい
う用語は、プロジェクトの責任を担う人物を指す。プロ
ジェクトリーダーは、プロジェクトメンバーが、プロジ
ェクトと関連した行動計画を、適時的かつ有効な方法で
完了することを保証する責任を担う。
【0020】さらに、本明細書内で用いられるものとし
て、“プロジェクトメンバー(project member)”とい
う用語は、プロジェクトと関連した責任を有する人物を
指す。プロジェクトメンバーは、行動メンバー、パート
ナー、および、プロジェクトリーダーを含む。
【0021】本明細書内で用いられるものとして、“ユ
ーザー”という用語は、1つ以上のプロジェクトに向け
られた情報を提出かつ/または受信するために本発明を
利用する人物、または、人々のグループを指す。
【0022】さらに、本明細書内で用いられるものとし
て、“リンク”または“ハイパーリンク(hyperlin
k)”という用語は、1つ以上の単語、絵柄(picture
s)、または、他の情報オブジェクトから、他の単語、
絵柄、または、他の情報オブジェクトへの選択可能な接
続部を指し、この場合に、該選択可能な接続部は、ウェ
ブブラウザ内に提示される。情報オブジェクトは、音声
および/または動画(motionvideo)を含むことができ
る。選択は、通常は、マウスやトラックボールやタッチ
スクリーンなどのような入力装置を用いてリンクを“ク
リック”することにより行われる。もちろん、当業者で
あれば、スクリーン上に提示されたオブジェクトを選択
できる任意の方法が十分にあることを理解するだろう。
【0023】図面を参照すると、同様の参照番号は同様
の要素(elements)を指しており、図1には、本発明の
原理によって構成され、かつ、概略的には“自動リスク
管理システム10”として示されるリスク管理用ネット
ワークベース(networked based)システムのための、
ハードウェアの取り決めの例が示される。自動リスク管
理システム10は、少なくとも1つの情報処理装置(in
formation processor)12と、少なくとも1つのユー
ザー端末(user terminal)14とからなり、これらの
各々は、通信ネットワーク(communication network)
16を経て通信する。情報処理装置12は、本発明を支
援するために必要な全てのデータベースを含むことが好
ましい。しかしながら、通信ネットワーク16、また
は、情報処理装置12を連結できる他の任意の通信ネッ
トワークを経て、情報処理装置12が任意の必要なデー
タベースにアクセスできることが考えられる。通信ネッ
トワーク16は、インターネットのようなグローバル公
衆通信ネットワークであることが好ましいが、広域ネッ
トワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(L
AN)であってもよく、または、ただ1つのコンピュー
タでさえあり得る。
【0024】好ましい実施形態において、情報処理装置
12およびユーザー端末14は、通信ネットワーク16
を横断してデータを送信/受信することが可能な任意の
装置、すなわち、メインフレームコンピュータ、ミニコ
ンピュータ、パーソナルコンピュータ、ラップトップコ
ンピュータ、携帯情報端末(PDA)、または、ウェブ
TVのようなインターネットアクセス装置である。さら
に、ユーザー端末14には、マイクロソフト社のインタ
ーネットエクスプローラ(登録商標)やネットスケープ
社のナビゲーター(登録商標)などのようなウェブブラ
ウザが備えられることが好ましい。情報処理装置12お
よびユーザー端末14は、あらゆる公知のデータ通信ネ
ットワーキング技術を用いて、通信ネットワーク16に
連結されることが好ましい。
【0025】図1および図2に示されるように、各情報
処理装置12の機能的要素は、ソフトウェアコードを実
行しかつ情報処理装置12の動作を制御するための1つ
以上の中央処理装置(CPU)18と、読み出し専用メ
モリ(ROM)20と、ランダムアクセスメモリ(RA
M)22と、通信ネットワークを横断して他のコンピュ
ーティング装置との間でデータを送信/受信するための
1つ以上のネットワークインターフェース(network in
terfaces)24と、プログラムコードやデータベースや
アプリケーションデータを記憶するための、ハードディ
スクドライブやフロッピー(登録商標)ディスクドライ
ブやテープドライブやCD−ROMまたはDVDのよう
な記憶装置(storage devices)26と、キーボードや
マウスやトラックボールのような1つ以上の入力装置
(input devices)28と、表示装置(display)30と
を含む。
【0026】情報処理装置12の種々の構成要素は、同
じ筐体内に物理的に含まれる必要はなく、1つの場所に
設置される必要さえもない。例えば、記憶装置26につ
いては、情報処理装置12の残りの要素から遠く離れた
現場に設置することができ、かつ、記憶装置26につい
ては、通信ネットワーク16を横断して、ネットワーク
インターフェース24を経て、CPU18に接続するこ
とさえもできる。情報処理装置12は、ハイパーテキス
トマークアップ言語(HTML)やJava(登録商
標)アプレットやアクティブX(Active-X)制御プログ
ラムなどをユーザー端末14へ伝達するためのウェブサ
ーバーとして機能する他に、必要なデータベースやフォ
ーラム(forums)やコミュニティサービス(community
services)を供給するために十分な貯蔵量を備えたデー
タベースを含む。情報処理装置12は、例えば、図2に
示されるような、情報処理装置12の期待される動作環
境に適した構成要素によって取り決められる。中央処理
装置18、ネットワークインターフェース24、メモリ
20,22、および、記憶装置26は、期待される要求
に適応するように収容能力が取り決められることを保証
するように選択される。
【0027】図2に示される機能的要素(参照番号18
〜30により示される)は、ユーザー端末14内に存在
する機能的要素と同じ範疇のものである。しかしなが
ら、全ての要素が存在する必要はなく(例えば、PDA
の場合における記憶装置)、かつ、種々の要素の収容能
力は、ユーザーが期待する要求に適応するように取り決
められる。例えば、ユーザー端末14内のCPU18
は、情報処理装置12内に存在するCPUよりも低い収
容能力のCPUであってもよい。同様に、情報処理装置
12は、ユーザー端末14内に存在する記憶装置よりも
遙かに高い収容能力の記憶装置を含む可能性がある。
【0028】もちろん、当業者であれば、機能的要素の
能力を必要に応じて調節できることを理解するだろう。
本発明の性質は、コンピュータにより実行可能なコード
(ソフトウェア)を書く当業者が、説明された機能を、
一般的に好まれるコンピュータプログラミング言語(C
++、ビジュアルベーシック(Visual Basic)、Jav
a(登録商標)、アクティブX、HTMLを含むが、こ
れらに制限されるものではない)のうち1つ以上または
これらの組み合わせと、ウェブアプリケーション開発環
境とを用いて実施できる程度のものである。
【0029】本発明は、本明細書内の一例として、ウェ
ブブラウザおよびウェブサイトサーバー(情報処理装置
12)を用いたウェブベース(web-based)システムと
いう形で説明されるが、システム10は、上記の構成設
定(configuration)に制限されるものではない。
【0030】あらゆる公知の通信および表示方法(例え
ば、インターネットパケット交換(IPX)やダイヤル
アップやサードパーティーやプライベートネットワーク
または付加価値ネットワーク(VAN)のようなローカ
ルエリアネットワークプロトコルと連結された非インタ
ーネットブラウザであるWindows(登録商標)ビ
ューア)を用いて、ユーザー端末14が情報処理装置1
2と通信できかつ該情報処理装置12から受信されたデ
ータを表示できるように、自動リスク管理システム10
を取り決めることができることが考えられる。
【0031】任意の適切なオペレーティングシステム
(例えば、OS/400(登録商標)、VMS(登録商
標)、AIX(登録商標)、MVS(登録商標)、MS
−DOS(登録商標)、Windows(登録商標)
3.x、Windows(登録商標)95、Windo
ws(登録商標)98、Windows(登録商標)N
T、Windows(登録商標)2000、Windo
ws(登録商標)XP、Windows(登録商標)M
E、Windows(登録商標)CE、Mac(登録商
標)OS、UNIX(登録商標)、Linux(登録商
標)、Palm−OS(登録商標)、および、任意の適
切なPDAオペレーティングシステム)を、ユーザー端
末14上で使用できることがさらに考えられる。
【0032】さらに、本明細書内で用いられるものとし
て、ユーザー端末14上にデータを表示することについ
ての言及は、通信ネットワーク16を横断して端末へデ
ータを伝達するプロセスと、ウェブブラウザなどを用い
てユーザー端末の表示装置30上で閲覧できるようにデ
ータを処理するプロセスとを指す。ユーザー端末14上
の表示スクリーンは、自動リスク管理システム10内の
領域を提示し、これにより、ユーザーは、所望のリンク
を選択することにより領域から領域へ進行することがで
きる。したがって、自動リスク管理システム10につい
ての各ユーザーの経験的知識は、該ユーザーが表示装置
のスクリーンを進行する順番に基づくことになる。すな
わち、システム内の表示スクリーンの取り決めは完全に
階層的ではないので、ユーザーは、一連の表示スクリー
ンを通して“引き返す”ことを必要とせずに、領域から
領域へ進行することができる。したがって、特に記述が
なければ、以下の説明は、順次的な操作段階を表すよう
に意図されるものではなく、自動リスク管理システム1
0の構成要素についての論考である。
【0033】前述したハードウェアの取り決めは、リス
クを有するプロジェクトをユーザーが管理することを好
都合に許容するシステムを提供する。以下に、自動リス
ク管理システム10により提供される特定の機能性(詳
細には、情報処理装置12)について詳細に説明する。
【0034】以下に、モジュール間の相互作用を含む、
自動リスク管理システム10と関連した機能性につい
て、図3〜図6に示されるブロック図およびフローチャ
ートを参照して説明する。
【0035】以下、図3を参照すると、本発明により提
供される機能性は、複数の入力/出力モジュールを経て
利用可能であることが好ましい。好ましい実施形態にお
いて、これらのモジュールは、プロジェクト概観(proj
ect overview)モジュール31と、プロジェクト計画
(project plan)モジュール32と、行動計画モジュー
ル34と、予測(forecasting)モジュール36と、情
報モジュール38と、フォーラムモジュール40と、報
告モジュール42と、複写(copy)モジュール43とを
含む。この選択対象リストは網羅的なものではなく、も
ちろん、当業者であれば、さらなる入力/出力モジュー
ル(例えば、電子ファイルの管理および出力)を追加で
きることを認識するだろう。入力/出力モジュールとこ
れらに関連した機能性とに関する詳細な論考について、
以下に提供する。
【0036】プロジェクト計画モジュール32によっ
て、ユーザーは、新たなプロジェクト計画を追加するこ
とができ、かつ、既存のプロジェクト計画を検討するこ
とができる。ユーザーは、プロジェクトに向けられた情
報(例えば、リスク分析文書および投資提案文書)を、
新たなプロジェクトが自動リスク管理システム10に追
加される前に送信することが好ましい。行動計画モジュ
ール34を選択した後に、ユーザーは、行動計画につい
ての開始日および終了日と、行動計画と関連したメンバ
ーと、行動計画についてのテキスト記述と、電子文書
(添付書類)とを含む複数の情報を提出することが好ま
しい。最終的に、情報は、特定のプロジェクトと関連し
た行動計画の履歴の形にコンパイルされる。行動計画の
履歴に関する論考については、図19Bを参照して後段
で述べる。予測モジュール36は、潜在的に予測不可能
なリスクエクスポージャー(例えば、テロ行為)と、リ
スクエクスポージャーがプロジェクトに対して有する潜
在的な影響とをユーザーが提出するために利用可能であ
る。予測モジュール36は、ユーザーがプロジェクトに
対する潜在的な影響を識別するためのヒント(prompt
s)を、さらに、エクスポージャーに対処するための戦
略を提出するためのヒントを含む。
【0037】情報モジュール38は、複数の情報ソース
(例えば、インターネットウェブサイト、電子文書、電
子データベース、および、ホストシステムデータ)への
アクセス権をユーザーに与える。ユーザーがフォーラム
モジュール40にアクセスする場合に、ユーザーには、
アイディアや提案や質問が提出されることが好ましいニ
ュースグループ形式の環境が提供される。ユーザーは、
複数の情報報告(例えば、複数の情報ソース(例えば、
インターネットウェブサイト、電子文書、電子データベ
ース)を通して利用可能にされた財務報告(financial
reports)、プロジェクトメンバーの報告、および、複
数の特別報告(ad hoc reports))を求めて、報告モジ
ュール42にアクセスする。複写モジュール43は、複
数のテンプレートへのアクセス権をユーザーに与える。
例えば、新たなプロジェクトが自動リスク管理システム
10に追加される場合には、以前に実施されかつ複写モ
ジュール43内で見出された同様のプロジェクトから作
成されたテンプレートが、新たなプロジェクトを実施す
るためのモデルとして用いられることが好ましい。本明
細書内で説明されるモジュールは、ディジタルの、系統
的な、かつ、統合されたリスク管理用システムを形成す
ることが好ましい。
【0038】図4Aは、自動リスク管理システム10に
ついての高いレベルの機能性を説明し、かつ、本発明の
好ましい実施形態に含まれる自動リスク管理システム1
0の制約領域へアクセスすることに関連した手順段階を
表す。好ましい実施形態において、ユーザー端末14を
操作するユーザーは、ホームページウェブサイトを訪問
することにより、自動リスク管理システム10へ入る
(段階S100)。自動リスク管理システム10の制約
領域へのアクセス権を得るために、ユーザーは、登録を
行いかつ独自の識別名/パスワードを得る必要がある。
段階S102において、システムは、ユーザーが登録さ
れているか否かを評価することが好ましい。ユーザーが
まだ登録されていなければ、ユーザーは認可された人物
により登録される必要がある(段階S104)。本発明
の好ましい実施形態において、自動リスク管理システム
10に登録を行った人物には、最初に、登録名(例え
ば、参加者の社会保障番号)/パスワード(システムに
よりランダムに生成されることが好ましい)が提供され
る。その後に、ユーザーは、自分の識別名/パスワード
を用いて、自動リスク管理システム10にアクセスす
る。ユーザーの認可に関して前述したように、自動リス
ク管理システム10は、ユーザーの認可レベルを認識
し、それに応じて、特定領域へのアクセス権を付与また
は制約することが好ましい。もちろん、当業者であれ
ば、時間によって認可を付与または除去できることを認
識するだろう。さらに、自動リスク管理システム10へ
のアクセスを制約する本発明の安全性の特徴について
は、複数の方法で実施することができる。例えば、従来
技術で公知である複数の暗号化方法(ディジタル署名や
ソケット層を含む)が本明細書内にあることが考えられ
る。
【0039】好ましい実施形態において、いったんユー
ザーが、例えば、電子登録データ入力書式を提出しかつ
認可クリアランス(authorization clearance)を受信
することにより登録すると、その後に、ユーザーは、自
動リスク管理システム10の制約領域へ“ログイン”し
かつアクセスするために、自分の独自の識別名/パスワ
ードを提供する(段階S106)。いったんユーザーが
自分の識別名/パスワードを提出すると、情報処理装置
12は、ユーザーを認証して自動リスク管理システム1
0の制約領域へのアクセス権を付与すべきか否かを決定
する(段階S108)。書式を完成させた人物は自動リ
スク管理システム10の制約領域へのアクセスを認可さ
れないという結論を情報処理装置12が出せば入場は拒
絶され、かつ、ユーザーには、段階S100で説明した
“ホーム”ページが提示される。
【0040】図4Bは、自動リスク管理システム10の
好ましい実施形態と関連した高いレベルのプロセスを示
す。段階S110において、部門は、新たなプロジェク
ト(例えば、不動産取引)を提案する。その後に、プロ
ジェクトに向けられた文書は、承認のために、投資委員
会へ提出される(段階S112)。投資委員会が会議を
開催してプロジェクトを承認した後に、該プロジェクト
が、自動リスク管理システム10に追加される(段階S
114)。
【0041】段階S116において、自動リスク管理シ
ステム10へ新規に追加されたプロジェクトは、その最
終的な完了まで厳密に監視される。プロジェクトの実施
中または実施後に、段階S117において、複数の情報
報告が利用可能とされることが好ましい。これらの報告
は、例えば、予め企画された(pre-designed)財務報告
/特別の財務報告と、職員の報告(personnel report
s)と、プロジェクトの詳細とを具備する。プロセス全
体を通して、該プロジェクトの展開中に受信されかつコ
ンパイルされる全ての情報は、将来的な参照のために、
アクセス可能な知識ベース(knowledge base)に記憶さ
れる(段階S118)。
【0042】知識ベースは、将来的なプロジェクトの他
に、現在のプロジェクトをユーザーが管理することを支
援する検索ツールを含むことが好ましい。好ましい実施
形態において、検索ツールは、自動リスク管理システム
10のユーザーがテキストを入力するテキストボックス
(text box)制御部を具備する。テキストは、ユーザー
が検索について望む基準を表すことが好ましい。テキス
トが入力された後に、ユーザーは、ボタンのようなグラ
フィック制御部(graphic control)をクリックするこ
とが好ましく、かつ、自動リスク管理システム10は、
例えば、プロジェクトと、行動計画と、ユーザーにより
提出されるテキストについての予測やフォーラムや報告
や電子文書やスプレッドシートやプレゼンテーションな
どを含みかつ自動リスク管理システム10と関連したモ
ジュールの状態で提出される情報とを通して、知識ベー
スを検索する。プロジェクトと行動計画とを含む検索結
果は、ハイパーリンクとしてリスト化されかつフォーマ
ットされることが好ましい。所望のプロジェクトおよび
/または行動計画に対応するハイパーリンクをユーザー
が選択する場合に、これらに向けられた詳細がさらに表
示される。自動リスク管理システム10が、選択された
プロジェクトまたは行動計画の発生を強調表示(highli
ght)させることが好ましく、この場合に、検索テキス
トが、ユーザーにより当初に提供されたものとして現れ
る。
【0043】検索ツールは、現在および将来的なプロジ
ェクトを管理する間において非常に有用である。例え
ば、石油業界のプロジェクトが世界的な石油価格の上昇
により影響を及ぼされれば、ユーザーは、従来的には、
石油業界のプロジェクトと関連した問題の解決に焦点を
合わせる。さらに、ユーザーは、石油価格の上昇により
直接的に影響を及ぼされる他のプロジェクトと関連した
問題を突き止めかつ解決する。従来技術のリスク管理シ
ステムにおいて、プロジェクトの成功を減ずる要因(例
えば、石油価格の上昇)により間接的に影響を及ぼされ
るプロジェクトは、検出されないままである。本発明の
原理によれば、検索ツールを用いることにより、プロジ
ェクトが石油に関連しない場合であっても、“石油”と
いう語が、例えば、予測モジュール内のプロジェクトの
一部である限りは、ユーザーは、世界的な石油価格の上
昇により影響を及ぼされるプロジェクトを見出すことが
できる。こうして、会社は、直接的および間接的という
両方の状態で、石油と関連したプロジェクトを分析する
ことができる。
【0044】図5は、段階S112(新たなプロジェク
トの詳細を提出する段階)を具備する構成要素について
より詳細に説明するフローチャートを示す。段階S12
0において、新たなプロジェクト(例えば、投資、また
は、融資および/または延べ払い)は、完成された提案
書式において識別され、かつ、部門により投資委員会へ
提出される。その中で、プロジェクトの説明、タイムス
ケジュール、行動計画、および、予測がさらに提出され
る(それぞれ、段階S122および段階S124)。例
えば、行動計画の詳細は、行動について見積もられる時
間枠と、行動についての説明的な詳細と、行動を完了す
る責任を担う行動メンバーとを含む。さらに、あらゆる
減少要因(例えば、労働力不足や自然災害など)が識別
され、かつ、行動計画の詳細において提供される。プロ
ジェクトの説明と行動計画の詳細と予測とを受信した後
に、投資委員会は、プロジェクト内のリソース(例え
ば、資本、時間、および、職員)に投資すべきか否かに
ついて、情報に基づく決定を行う。プロジェクトが承認
され、かつ、該プロジェクトおよびこれに関連した行動
計画が自動リスク管理システム10に追加された後に、
一連の日付が、各行動計画のために割り当てられる。
【0045】プロジェクトと関連した行動計画に割り当
てられた行動メンバーが自分たちの行動計画を完了した
場合に、完了した行動計画の詳細が自動リスク管理シス
テム10に追加されることが好ましい。行動メンバー
は、自動リスク管理システム10が、行動計画と関連し
たプロジェクトメンバーと、権限を与えられた職員(例
えば、投資委員会の代表者)とに、好ましくは電子メー
ルにより通知を行うためのプロセスを呼び出すことが好
ましい。好ましい実施形態において、投資委員会の代表
者は、情報を評価し、かつ、調査およびプロジェクトメ
ンバーとの討議の後に、実質的に図13に示されるよう
に、カラーアイコン66により表される値を、行動計画
に割り当てる。例えば、模範的な状態を有するプロジェ
クトと関連した行動計画には、緑色のアイコン(例え
ば、塗り潰された円)が割り当てられる。(後で模範的
と再査定される可能性が高い)条件付き状態を有する行
動計画には、黄色に着色された円が割り当てられる。深
刻な問題を有するかまたは義務不履行状態である行動計
画には、例えば、赤色に着色された円が割り当てられ
る。
【0046】図6は、1つのプロジェクトについての展
開および実施(図4Bの段階S116)の詳細を表すフ
ローチャートを示す。自動リスク管理システム10は、
システム内の全行動計画および全プロジェクトについて
の評価を毎日行うことが好ましく、かつ、予め定義され
た規則にしたがって、行動計画およびプロジェクトの状
態について特定の当事者に自動的に通知することが好ま
しい。本発明の好ましい実施形態において当事者に通知
を行うために用いられる規則の詳細については、後段で
詳細に論考する。自動リスク管理システム10は、電子
メールにより、当事者に自動的に通知を行うことが好ま
しい。もちろん、当業者であれば、本明細書内で任意の
通知方法が考えられることを認識するだろう。プロジェ
クトと関連した日付および予定の行動について当事者に
通知することにより、特定のプロジェクトと関連した行
動が行われない可能性が著しく低減される。さらに、1
人の人物が問題を自分で解決しなければならない可能性
が回避される。誤りは、事態が改善されることを期待し
て隠そうとする前に暴露され、かつ、迅速に解決され
る。したがって、問題は、手に負えなる前に適切な注意
を惹く。
【0047】段階S126(図6)において、自動リス
ク管理システム10は、行動計画開始日に到達したか否
かを判断する。現在の日付が行動計画開始日に等しけれ
ば、自動リスク管理システム10は、行動計画の遂行が
それぞれの行動メンバーにより報告されたか否かを判断
する(段階S126A)。何の行動も報告されていなけ
れば、自動リスク管理システム10は、開始日に到達し
たことを、行動メンバーとプロジェクトリーダーとに通
知することが好ましい(段階S126B)。前述したよ
うに、行動メンバーは、プロジェクトメンバーの組織外
にあって、同様に投資プロジェクトと関連した人物(す
なわち、パートナー)を含むことができる。
【0048】段階S128において、自動リスク管理シ
ステム10は、現在の日付が特定の行動終了日の1週間
前であるか否かを判断する。そうである場合には、シス
テムは、関連した行動計画の遂行がそれぞれの行動メン
バーにより報告されたか否かを判断する(段階S13
0)。何の行動も報告されていなければ、自動リスク管
理システム10は、義務不履行状態について通知される
当事者(行動メンバーと、プロジェクトリーダーと、投
資委員会の代表者と、総支配人(general manager)
と、役員(director)とを含む)を増加させることが好
ましい(段階S132)。
【0049】行動計画の予定終了日に到達した場合には
(段階S134)、段階S136に示されるように、自
動リスク管理システム10は、何らかの行動が報告され
たか否かを判断する(段階S130)。何の行動も報告
されていなければ、段階S138において、自動リスク
管理システム10は、例えば、段階S132において通
知された当事者よりも多数の当事者に通知を行うことが
好ましく、かつ、例えば、行動メンバーとプロジェクト
リーダーと投資委員会のメンバーと総支配人と役員と最
高財務責任者(chief financial officer)と社長(pre
sident)とに、義務不履行状態について通知する。さら
に、自動リスク管理システム10は、行動状態インジケ
ータ(action status indicator)を、警報を表す赤色
に変更する(段階S140)。義務不履行状態の重大度
が増加するにつれて、通知される当事者の数を増加させ
ることにより、かつ、より大きな権限を備えた当事者
(例えば、企業内の役員、最高財務責任者、および、社
長)を追加することにより、これらの当事者が行動計画
に応答しかつ行動計画を完了する可能性が増加する。さ
らに、1人の人物が問題を自分で解決しようとする試み
を防止することにより、意思決定者は、初期段階で問題
に取り組むことができる。
【0050】自動リスク管理システム10は、行動計画
終了日が過ぎたと判断した後に、現在の日付が予定の行
動終了日から1週間以内であるか否かを判断する(段階
S142)。そうである場合には、何らかの行動が報告
されたか否かという他の決定が、システム10内で行わ
れる(段階S144)。その時点で何の行動も報告され
ていなければ、自動リスク管理システム10は、行動メ
ンバーとプロジェクトリーダーとに、義務不履行状態に
ついて再び通知することが好ましい(段階S146)。
【0051】段階S148において、自動リスク管理シ
ステム10は、現在の日付が予定の行動終了日から7日
後であるか否かを判断する。そうである場合には、自動
リスク管理システム10は、何らかの行動が報告された
か否かを判断する(段階S150)。その時点で何の行
動も報告されていなければ、自動リスク管理システム1
0は、段階S138において通知された当事者と同じ当
事者(例えば、行動メンバーと、プロジェクトリーダー
と、投資委員会の代表者と、上層レベルの経営陣(例え
ば、総支配人、最高財務責任者、および、社長)とを含
む)に、義務不履行状態について通知することが好まし
く(段階S152)、これにより、投資委員会に、義務
不履行状態について討議するための会議を開催させる。
【0052】行動計画が報告される時にはいつでも、自
動リスク管理システム10は、投資委員会の代表者に、
行動計画の状態に関して通知することが好ましい。報告
された行動計画について投資委員会に通知された後に、
報告された提出が査定されかつ評価されることが好まし
い。行動計画が、以前に不利な(unfavorable)値によ
って査定されたことがあれば、投資委員会の代表者は、
行動計画の行動を再評価する。
【0053】したがって、前述のフローチャートにより
説明されるように、プロジェクトと関連した行動計画が
査定される。行動メンバーが自動リスク管理システム1
0へ情報を提出することについて義務不履行状態にあれ
ば、複数のプロジェクトメンバー、役員、および、上層
経営陣が、義務不履行状態について通知される。プロジ
ェクトのライフサイクルの間にはいつでも、該プロジェ
クトと関連した行動が評価される。本発明の原理によれ
ば、各プロジェクトは、最も不利な査定を有する関連行
動計画と関連した状態値を受け継ぐ。例えば、1つの義
務不履行状態の行動計画と10個の非義務不履行状態の
行動計画とを有するプロジェクトは、義務不履行状態の
行動計画の状態を受け継ぎ、かつ、義務不履行状態と査
定される。この例において、投資と関連した最も義務不
履行状態の行動計画が赤色の状態インジケータを有する
ので、プロジェクト全体についての状態インジケータ
は、赤色の状態インジケータである。ユーザーは、何ら
かの形の義務不履行状態によって査定されたことがある
行動計画を識別するために、自動リスク管理システム1
0を用いる。プロジェクトリーダーおよび行動メンバー
は、プロジェクトと関連した義務不履行状態の行動計画
を識別し、かつ、その後に、1つ以上の義務不履行状態
の行動計画を修復する。
【0054】図5(段階S112)を参照して前述した
ように、新たなプロジェクトを実施したいと希望する部
門は、承認のために、提案文書を投資委員会へ提出す
る。図7は、新たな提案情報を自動リスク管理システム
10に追加するために用いられる新規提案・表示スクリ
ーン44の例を示す。図7に示される例において、50
千万ドルの投資が、テストカラー株式会社(Test Color
Incorporated)という企業の購入のために提案され
る。図7に示されるように、ユーザーは、投資の理由、
投資金額、コミュニケーションの詳細、および、将来的
な投資および人口統計学的情報を含む、投資に関する著
しい量の詳細を提供する。図7に示される例のように、
プロジェクトが企業の買収であれば、ユーザーは、企業
の商法(business practices)に向けられた情報と、製
品の説明と、企業の元金(principal)と、利益/損失
状態と、負債(liabilities)と、投資者と、株式(sto
ck)情報と、市場競争、クレジット、棚卸資産、産業な
ど(図示せず)を含む関連したリスク分析とを提出す
る。さらに、ユーザーは、市場規模と、市場シェアと、
投資企業の競争とについて説明する情報を提出すること
が好ましい。さらに、ユーザーは、投資についての評価
分析(valuation analysis)を提出し、かつ、企業をそ
の各自の業界に関連して評価するコンサルタントの報告
を有することが好ましい。好ましい実施形態において、
複数の電子データを添付書類として提案データ入力スク
リーン44へ提出することができる。プロジェクトの提
案段階中に入力されるデータは、プロジェクトに関する
決定が投資委員会により行われている間に保存(save)
されることが好ましい。データは、提案が拒絶された場
合には記録保管の(archival)目的のために利用可能で
あることが好ましく、または、提案が受諾された場合に
は自動リスク管理システム10に統合されることが好ま
しい。
【0055】買収の他に、自動リスク管理システム10
は、他の種類のプロジェクト(例えば、融資および/ま
たは延べ払いの提案、および、不動産投資)に適応する
ことが好ましい。これらの提案は、実質的に図7に示さ
れるようにリスク管理システム10に入力され、かつ、
投資委員会は、提案を進行させるか否かを決定する前に
情報を検討することが好ましい。
【0056】その後に、さらなるデータ(例えば、プロ
ジェクトメンバー、行動計画、および、予測、自動リス
ク管理システム10の入力/出力モジュールを経て追加
される。追加された全てのデータは、実質的にリアルタ
イムで、検討可能な(reviewable)知識ベースに記憶さ
れる。この知識ベースは、プロジェクトの追跡検査を支
援し、著しいイベントまたは発生により影響を及ぼされ
るであろうプロジェクトを識別するのに役立ち、かつ、
将来的なプロジェクトの成功を保証するのに役立つ知識
の源となる。
【0057】図8は、自動リスク管理システム10内
で、ユーザーが投資提案を新たなプロジェクトへ公式に
進展させる場合に表示スクリーン上に提示される見本的
な新規プロジェクト追加書式46を示す。例えば、テキ
ストボックス、ドロップダウンリスト(drop-down list
s)、ハイパーリンク、および、押しボタン(push butt
ons)などを含む一連のグラフィック制御部を用いて、
ユーザーは、例えば、プロジェクト名、プロジェクトリ
ーダー、ソース組織(source organization)、およ
び、登録日を含む、プロジェクトに関連した情報を提出
する。追加された新規プロジェクト書式をユーザーが完
成させると、ユーザーは、例えば、プロジェクト保存
(save project)・ハイパーリンク48をクリックする
ことにより、将来的な利用のためにデータを保存するこ
とが好ましい。
【0058】いったん新たなプロジェクトが自動リスク
管理システム10に入力されると、ユーザーは、新たな
プロジェクトと関連するプロジェクトメンバーを割り当
てることが好ましい。図9Aは、新たなメンバーを自動
リスク管理システム10に追加するための新規メンバー
追加・表示スクリーン50の例を示す。図9Aに示され
る例において、ユーザーは、新たなプロジェクトメンバ
ーを追加し、かつ、リーダーまたはメンバー制御部51
を経て、人物についての階層的状態を識別する。図9A
に示される例において、プロジェクトメンバーは、メン
バーまたはリーダーのいずれかとして識別される。プロ
ジェクトメンバーは、会社外の人物を含むことができ
る。図9Bに示されるように、このようなメンバーは、
パートナーとして識別され、かつ、自動リスク管理シス
テムに入力される。もちろん、当業者であれば、プロジ
ェクトメンバーを他のグループの形に分類できることを
認識するだろう。プロジェクトメンバーの分類を可能に
することにより、自動リスク管理システム10は、分類
によりグループ化されたデータに対して演算を行うこと
が好ましい。
【0059】プロジェクトメンバーのデータが自動リス
ク管理システム10に追加された後に、ユーザーは、例
えば、プロジェクトメンバーリスト・表示スクリーン5
2(図10)のような他の表示スクリーン内のデータを
検討することが好ましい。好ましい実施形態において、
ユーザーは、関連ハイパーリンク上をクリックすること
により、プロジェクトメンバーリスト・表示スクリーン
52内の名前を選択する。ハイパーリンクの選択は、選
択されたプロジェクトメンバーと関連したデータをユー
ザーが検討しかつ編集できるようにデータ入力・表示ス
クリーンを表示するように、情報処理装置12に命令す
ることが好ましい。
【0060】自動リスク管理システム10へのプロジェ
クトの追加が成功した後に、プロジェクトと関連した行
動計画がシステム10へ入力される。図11は、プロジ
ェクト(この場合には、テストカラー株式会社の買収)
と関連した例示的な新規行動計画追加・表示スクリーン
53を示す。図11に示されるように、ユーザーは、複
数の要素(例えば、行動計画名、行動計画のテキスト記
述、行動計画開始日および終了日、行動計画が反復され
ているか否か/プロジェクトリーダーと関連しているか
否か/図10において登録されたプロジェクトメンバー
から選択された行動メンバーと関連しているか否か/行
動計画がいつ完了するのか、行動計画の要約情報)につ
いてのグラフィック制御部を経て、行動計画を提出す
る。さらに、好ましい実施形態において、ユーザーに
は、添付データ制御部54を経て外部データファイルを
添付する機会が与えられる。完了後に、ユーザーは、デ
ータを自動リスク管理システム10内に保存する行動計
画保存・ハイパーリンク55Aをクリックする。
【0061】行動計画が自動リスク管理システム10内
に提出された後に、ユーザーは、例えば、行動計画検討
・表示スクリーン56(図12)に示されるように、行
動計画と関連したデータを検討しかつ編集することが好
ましい。ユーザーが行動計画検討・表示スクリーン56
においてデータを変更または追加したいと希望する場合
に、ユーザーは、行動編集・ハイパーリンク制御部58
を選択することによりデータ編集することが好ましい。
いったん行動編集・ハイパーリンク制御部58が選択さ
れると、新規行動計画追加・表示スクリーン53と実質
的に同様な表示スクリーンが、ユーザーが行動計画デー
タに対して調整または追加を行うために提示される。
【0062】図13は、特定のプロジェクトと関連した
行動計画を列挙しかつ識別する例示的な行動計画リスト
・表示スクリーン60を示す。例示的な行動計画リスト
・表示スクリーン60において、予定の株式投資(equi
ty investment)と、報告および他の情報を受信する計
画と、実現可能性の検討を完了する計画と、必要なライ
センスを得る計画とを含む複数の行動計画が示される。
好ましい実施形態において、列挙された行動計画の各々
が、行動計画・ハイパーリンク制御部62として提示さ
れる。ユーザーが行動計画・ハイパーリンク制御部62
を選択すると、対応する行動計画に関する詳細が行動計
画検討・表示スクリーン56(図12)に提示されるこ
とが好ましい。好ましい実施形態において、行動計画リ
スト・表示スクリーン60は、関連したプロジェクトに
新たな行動計画を追加することをユーザーに可能にさせ
るための行動計画追加・ハイパーリンク制御部64を含
む。
【0063】行動計画リスト・表示スクリーン60は、
その中に列挙された1つ以上の行動計画に向けられたデ
ータ要素を列挙する。図13に示される例において、行
動計画名、開始日および終了日、および、行動計画のテ
キスト記述が表示される。好ましい実施形態において、
行動計画の状態に関する査定を表すアイコンも提供され
る。各行動計画には、アイコン(例えば、緑色、黄色、
または赤色の円、あるいは、小さな顔を備えた円)が割
り当てられる。図13に示される例において、“垂直方
向のグループ部分の株式投資(Equity Investment of V
ertical GroupPortion)”という行動計画は、緑色の状
態インジケータ制御部66を有する。“行動計画テスト
値(Action Plan Test Value)”という行動計画は、黄
色の状態インジケータ制御部66を有する。“親会社の
半期報告を得る(To get Parent Company's Semi-annua
l Report)”という行動計画は、赤色の状態インジケー
タ制御部66を有する。“試作品の食品を開発する(To
Develop Prototype Food)”という行動計画は、予定
の行動計画がまだ行動計画終了日に到達しておらずかつ
何の行動も取られていない旨を、または、行動が取られ
たが査定はまだ行われていない旨を示す小さな顔の状態
インジケータを有する。前述したように、特定の状態イ
ンジケータにより表される最も不利な査定を有する行動
計画が、プロジェクト全体の状態を決定づける。
【0064】図14は、行動計画が義務不履行状態とな
った場合に送信される例示的な行動計画警告通知・表示
スクリーン68を示す。図14に示される例において、
行動計画警告記述テキストボックス70は、義務不履行
状態の性質を識別し、行動計画に関して詳述し、かつ、
問題を修復するための1つ以上の指令を提示する。さら
に、行動計画警告通知・表示スクリーン68は、選択さ
れた場合には行動計画検討・表示スクリーン56(図1
2)をホストプロセッサ12に表示させる行動計画ハイ
パーリンク72を具備する。行動計画検討・表示スクリ
ーン56を用いて、ユーザーは、行動編集・ハイパーリ
ンク制御部58を選択し、かつ、行動計画の義務不履行
状態に対する解決法について説明する要約情報を提供す
ることが好ましい。行動メンバーが義務不履行状態を修
復しない場合には、自動リスク管理システム10は、図
14に示される例のように、電子メールメッセージの深
刻度(seriousness)を増加させ、さらに、その受信者
の数を増加させる。
【0065】ユーザーが自動リスク管理システム10内
の表示スクリーンをナビゲートし、かつ、行動計画に関
連した情報を提出することにより該自動リスク管理シス
テム10内のデータベースを更新した後に、自動リスク
管理システム10は、1人以上の当事者(好ましくは、
プロジェクトメンバー、および、投資委員会の代表者)
に通知し、かつ、行動状態の更新をさらに要請すること
が好ましい。前記要請は、行動計画の保存および状態変
更・ハイパーリンク55B(図11)をユーザーがクリ
ックした時に電子メールにより送信されることが好まし
い。図15は、例示的な行動計画状態更新要請スクリー
ン74を示し、該行動計画状態更新要請スクリーン74
は、行動計画が更新されかつ状態変更が要請された後に
自動的に送信されることが好ましい。行動計画警告通知
・表示スクリーン68(図14)と同様に、行動計画ハ
イパーリンク制御部72は、更新された行動計画情報を
投資委員会の代表者が査定するために利用可能であるこ
とが好ましい。図15に示される例において、通知は電
子メールメッセージである。もちろん、当業者であれ
ば、任意の形式の通知が本明細書内で考えられることを
認識するだろう。
【0066】投資委員会の代表者が通知を受けた後に、
行動計画がランク付けされることが好ましい。図19A
は、例示的な行動計画更新・表示スクリーン104を示
し、該行動計画更新・表示スクリーン104は、行動計
画の状態に向けられた情報を自動リスク管理システム1
0内に提出するためにアクセスされる。図19Aは、行
動計画名と、行動計画のテキスト記述と、行動計画開始
日および終了日と、プロジェクトリーダーおよび行動メ
ンバーと、電子ファイル添付と、行動の要約と、該行動
についてのテキスト詳細とを含む。アクティブオプショ
ン(active option)リスト制御部106は、投資委員
会の代表者に対してのみ利用可能であることが好まし
く、かつ、状態インジケータを行動計画に割り当てる機
能性を投資委員会の代表者に提供することが好ましい。
前記制御部106は、1つのみを選択できることが好ま
しい選択対象リストを提供し、かつ、行動メンバーまた
はプロジェクトリーダーにより提出された行動計画更新
情報の検討に続いて行動計画の状態を提示する。行動計
画更新・表示スクリーン104に示されるように、アク
ティブオプションリスト制御部106において利用可能
な選択対象は、行動計画が始まったことを示すため選択
対象と、行動計画が成功して完了したことを示すため選
択対象と、何らかの義務不履行状態が存在する警告(wa
rning)状態を示すための選択対象と、危機的な義務不
履行状態を示す警報(alert)状態を示すための選択対
象とを含む。やはり投資委員会の代表者に対してのみ利
用可能であることが好ましいアクティブオプションリス
ト制御部107は、プロジェクトを予定通りに終了させ
るための終了(end)選択対象と、行動計画およびプロ
ジェクトを記録から抹消されたものとして表す抹消(wr
ite-off)選択対象と、関連したプロジェクトの収集を
免除するための譲歩(give-up)選択対象とを含む。前
述したように、アクティブオプションリスト制御部10
6,107において行われた選択は、関連したプロジェ
クトの全体的な状態に対して潜在的な影響力を有する。
具体的には、最も不利な査定を有する行動計画が、プロ
ジェクトについての全体的な状態レベルを決定づける。
【0067】自動リスク管理システム10は、各行動計
画について発生する更新および変更の履歴を維持する
(図19B)。アクティブオプションリスト制御部10
6,107へのアクセス権を有することを認可されたユ
ーザーのみが、この情報へのアクセス権を有する。履歴
入力は、システムが行動計画の状態を赤色の警報状態へ
自動的に変更する度に、または、いずれかの変更が行動
計画のいずれかの部分(例えば、行動計画開始日および
終了日、要約、および、詳細)に対して行われる度に、
自動的に生成されることが好ましい。記録された変更
が、行動計画の状態を赤色へ変更したという旨であれ
ば、認可されたユーザーは、変更の原因が何であったの
か、自動リスク管理システム10がそれを自動的に変更
したのか否か、または、投資委員会の代表者がそれを変
更したのか否か、について知る。さらに、この機能は、
情報を隠匿しようとするユーザーによる、または、他の
ユーザーを欺こうとするユーザーによる行動計画に対す
る不正な変更を防止することが好ましい。
【0068】この履歴特徴は、さらにプロジェクト分析
に役立つことが好ましい。例えば、支払いの延長を要請
する顧客が存在し得る。一般的には、延長は承諾され、
かつ、行動計画終了日は後日に変更される。延長を繰り
返し要請する顧客に関しては、行動計画終了日が将来的
にどのくらい先であるのかとは無関係に、かつ、行動計
画の状態が小さな顔であるという事実とは無関係に、こ
の顧客が潜在的に問題を有し得る会社である旨を、認可
されたユーザーが履歴を検討することから識別できるこ
とが好ましい。
【0069】プロジェクトの展開過程の間に、プロジェ
クトメンバーは、自分の職務を成功して完了するため
に、自動リスク管理システム10により提供される電子
リソースに依存する。自動リスク管理システム10は、
プロジェクトメンバーが自分の職務を適時的な方法で完
了することを可能にさせる複数の電子リソースを提供す
る。例えば、電子文書と、データベースと、ポストユニ
フォームリソースロケーターを関連インターネットウェ
ブサイトへ広めるために、情報モジュール38(図3)
がプロジェクトメンバーによりアクセスされる。このモ
ジュールは、アカウント情報のためのホストシステムデ
ータをさらに提供する。プロジェクトメンバーは、アイ
ディアを共有したり、コメントや提案を掲示したり、質
問を掲示したりするために、フォーラムモジュール40
(図3)にアクセスする。予測モジュール36(図3)
は、プロジェクトの成果に潜在的に影響を及ぼし得る要
因のリストをプロジェクトメンバーに提供する。報告モ
ジュール42(図3)は、複数の財務報告および年次報
告と複数の特別報告とを含む情報を、プロジェクトメン
バーに提供する。これらの電子リソースを用いることに
より、プロジェクトメンバーはプロジェクトと行動計画
とを適時的な方法で完了することができる。
【0070】図16は、1つ以上の外部電子情報ソース
を検討するためのリソースとして用いられる例示的な情
報モジュール・表示スクリーン76を示す。図16に示
される例において、情報モジュール・ハイパーリンク制
御部78は、選択された場合にはハイパーリンクと関連
した電子リソースを、ユーザー端末14(図1)の表示
装置上に表示させる。テストカラー株式会社を買収する
例について続けると、図16は、プレゼンテーションフ
ァイルへのハイパーリンクと、ショッピングウェブサイ
トへのハイパーリンクと、テストカラー社のホームペー
ジへのハイパーリンクと、プロジェクトメンバーのため
の電子リソースについてのニュースソースリンクとを示
す。ホストシステムからのデータへのハイパーリンクも
また想定される。これらのリソースは、複数の情報処理
装置12(例えば、公衆インターネットウェブサイト、
および、プライベートイントラネット/エクストラネッ
トサイト)上に存在することが好ましい。情報モジュー
ル38(図3)へ寄与するための、ハイパーリンクを経
て利用可能な貴重なリソースのような情報をプロジェク
トメンバーが有していれば、該プロジェクトメンバー
は、情報追加・ハイパーリンク制御部80(図16)を
選択し、かつ、リソース名や該リソースについて説明す
る短いコメントやユニフォームリソースロケーターやデ
ータベースや、または、そのための電子文書添付ファイ
ルを提出することが好ましい。さらに、自動リスク管理
システム10は、情報として自動的に入力されるホスト
システムデータを自動的に受信することが好ましい。図
16に示されるように、リソースの“エイリアス”名の
他に、フォーマットされたユニフォームリソースロケー
ターまたは添付ファイルが、プロジェクトメンバーの検
討のためにさらに表示される。
【0071】図17は、例示的なプロジェクトフォーラ
ム・表示スクリーン82を示す。自動リスク管理システ
ム10を経て利用可能なプロジェクトフォーラムは、プ
ロジェクトメンバーが質問およびコメントを掲示した
り、プロジェクトに向けられた情報を回収したりするこ
とを可能にする。図17に示される例示的なプロジェク
トフォーラム・表示スクリーン82において、プロジェ
クトメンバーは、テストカラー株式会社により製造され
る製品についての技術の状態に関する質問を、フォーラ
ム主題リスト84へ提出している。日付ハイパーリンク
制御部86、主題ハイパーリンク制御部88、または、
カテゴリーハイパーリンク制御部90を選択することに
より、プロジェクトメンバーは、選択された主題を検討
することができ、かつ、該選択された主題に応答するこ
とができる。プロジェクトメンバーが寄与すべき話題
(例えば、自分が掲示したいと希望する質問)を有する
場合に、フォーラム追加ハイパーリンク制御部94が選
択されることが好ましく、かつ、プロジェクトメンバー
には、フォーラムの主題を提出するためのデータ入力・
表示スクリーンが提示される。
【0072】図18は、例示的なプロジェクト予測・表
示スクリーン96を示し、該プロジェクト予測・表示ス
クリーン96は、プロジェクトの成功を潜在的に減少さ
せ得る予測または他の問題を検討および/または追加す
ることをプロジェクトメンバーに可能にさせるために利
用可能であることが好ましい。これらの予測は、意思決
定プロセスの間に極めて重要となり得る貴重な情報を提
供する。図18に示される例において、プロジェクト予
測リスト98は、テストカラー株式会社の収益性に潜在
的に影響を及ぼし得る予測の数を識別する。プロジェク
ト予測・表示スクリーン96には複数の予測ハイパーリ
ンク制御部100が含まれ、該予測ハイパーリンク制御
部100は、選択された場合には、予測名と該予測につ
いてのテキスト詳細とをプロジェクトメンバーに提供す
ることが好ましい。プロジェクトメンバーは、プロジェ
クトに向けられた新たな予測を提出するために予測ハイ
パーリンク制御部102を選択することが好ましい。
【0073】プロジェクトの展開中および展開後に、複
数の情報報告が、自動リスク管理システム10を経て利
用可能であることが好ましい。図22は、出力報告と、
プロジェクトに向けられた他の電子情報とに対するアク
セスをプロジェクトメンバーに提供する例示的な報告表
示スクリーン118を示す。図22に示される例におい
て、報告リスト120は、利用可能な報告または他の電
子ファイルのリストを具備する。報告名ハイパーリンク
制御部122を選択することにより、プロジェクトメン
バーには関連した報告が提示されることが好ましい。時
には、報告は、別々のアプリケーションにおいて生成さ
れ、かつ、報告リスト120を経てダウンロードするた
めに利用可能となる。あるいは、プロジェクトに向けら
れた報告はHTTPサーバーに記憶され、かつ、関連ユ
ニフォームリソースロケーターは、ユーザーの表示装置
30(図2)上に報告を表示するように情報処理装置1
2に指示するために、報告リスト120内で利用可能と
なることが好ましい。図22に示されるように、自動リ
スク管理システム10に追加すべき報告を1つ以上有す
るプロジェクトメンバーは、報告追加・ハイパーリンク
制御部124を選択することが好ましい。いったん選択
されると、この制御部は、新たな報告を追加するための
データ入力・表示スクリーンを情報処理装置12に提示
させる。プロジェクトメンバーには、情報処理装置12
上に配置されるユニフォームリソースロケーターやデー
タベースや、または、電子文書添付ファイルを提供する
機会が与えられる。
【0074】テストカラー株式会社の買収プロジェクト
が成功して完了した後に、関連した行動計画のテンプレ
ートおよび他の関連データが、これらに基づく新たな投
資プロジェクトを生成するために利用可能となることが
好ましい。以前に成功して完了したプロジェクトに迅速
に基づいて新たなプロジェクトを展開するというこの特
徴は、自動リスク管理システム10により提供される有
用かつ時間節約的な特徴である。
【0075】もちろん、投資委員会のメンバー、最高財
務責任者、および、社長のような、他の任意の認可され
たユーザーもまた、これらのモジュールにアクセスする
ことができる。
【0076】プロジェクトの展開中にはいつでも、自動
リスク管理システム10のユーザーは、図20に示され
るようなプロジェクト概観・表示スクリーン108にア
クセスできることが好ましい。自動リスク管理システム
10により管理されているプロジェクトは部門により順
序づけられることが好ましく、かつ、プロジェクトの全
体的な状態を示す関連した状態インジケータを有する。
図20に示される例において、テストカラー株式会社の
買収は、提案部門4Zにより識別される。さらに、図2
0に示される例において、テストカラー株式会社プロジ
ェクトについての状態インジケータは緑色の円である。
好ましい実施形態において、緑色の状態インジケータ
は、予定およびこれに関連した最終期限の遵守を示す。
プロジェクト・ハイパーリンク制御部112は、選択さ
れた場合には、選択されたプロジェクトに向けられた情
報を検討しかつ編集するためのデータ入力・表示スクリ
ーンを、情報処理装置12に表示させることが好まし
い。さらに、ユーザーは、1つ以上のグラフィック制御
部(例えば、行動計画に関連したハイパーリンク)を選
択することにより、選択されたプロジェクトと関連した
特定の行動計画をナビゲートすることができる。
【0077】好ましい実施形態において、プロジェクト
形式・ハイパーリンク制御部117(図20)による閲
覧は、選択された場合には、プロジェクトのリストをプ
ロジェクト形式別に順序づける。あるいは、プロジェク
トリーダー・ハイパーリンク制御部114は、プロジェ
クトをプロジェクトリーダー別に分類する。ユーザーが
自動リスク管理システム10に追加すべき新たなプロジ
ェクトを有している場合には、該ユーザーは、新規プロ
ジェクト追加・表示スクリーン46(図8)を情報処理
装置12に表示させる新規プロジェクト・ハイパーリン
ク制御部116を選択することが好ましい。
【0078】図21は、他の例示的なプロジェクト概観
・表示スクリーン108を示す。しかしながら、図20
に示されるプロジェクト概観・表示スクリーン108と
は違い、テストカラー株式会社プロジェクトの状態イン
ジケータは、緑色から赤色へ変化している。好ましい実
施形態において、赤色の状態インジケータは、危機的な
義務不履行状態を示す。図21に示されるプロジェクト
概観・表示スクリーン108を閲覧するプロジェクトメ
ンバーは、テストカラー株式会社の買収と関連した義務
不履行状態が存在することを認識し、かつ、テストカラ
ー株式会社プロジェクトと関連したハイパーリンク制御
部112を選択する。テストカラー株式会社の買収プロ
ジェクトと関連したプロジェクトハイパーリンクをプロ
ジェクトメンバーが選択した後に、該プロジェクトメン
バーには、行動計画リスト・表示スクリーン60(図1
3)が提示されることが好ましく、かつ、該プロジェク
トメンバーは、行動計画と関連した義務不履行状態の状
態インジケータを有する特定の行動計画を識別する。行
動計画リスト・表示スクリーン60内で利用可能な行動
計画・ハイパーリンク制御部62を用いて、プロジェク
トメンバーは、義務不履行状態である特定の行動計画へ
ナビゲートし、かつ、義務不履行状態の原因を希望を持
って修復する。
【0079】こうして、プロジェクト情報は、プロジェ
クトと関連した複数の当事者に対して即時に利用可能と
され、かつ、遅延や緊急事態や予測などを含む義務不履
行状態の原因については、容易に識別しかつ修復するこ
とができる。自動リスク管理システム10は、リスクを
負う会社が、種々の投資プロジェクトに関連した問題を
厳密に監視しかつ解決することを可能にする。
【0080】モジュールと、表示スクリーンと、グラフ
ィック制御部と、本明細書内で説明される機能性とを統
合することは、プロジェクトおよびリスク管理のため
に、独自の効率的かつ貴重なリソースを提供する。自動
リスク管理システム10は、プロジェクトおよび行動計
画の詳細へのアクセスを、場合によっては無数の人々に
提供し、さらに、自動リスク管理システム10は、アク
セスを特定範囲の当事者に制約することにより種々のア
クセスレベルが当事者を選択することを可能にする。さ
らに、プロジェクトおよび行動計画の義務不履行状態に
ついての自動通知は、行動計画およびプロジェクトが修
復不可能な程度までさらに義務不履行状態となる可能性
を低減させる。
【0081】これから、自動リスク管理システム10に
より提供されるさらなる機能性について、一例としてさ
らに説明する。
【0082】大手企業内の融資管理(Loan Managemen
t)部門は、投資の機会を識別する。投資は、約650
万ドルの見積利益(estimated profit)を有する融資お
よび延べ払いの機会である。融資管理部門は、自動リス
ク管理システム10を経て投資を実施したいと希望す
る。融資管理部門は、投資に向けられた情報と、借り主
(borrower)の情報と、融資の理由と、支出(disburse
ment)情報と、資金源(funding source)情報と、証券
担保(security collateral)情報と、財務報告とを含
む融資および/または延べ払い提案書式を完成させる。
さらに、前記部門は、特定の国や市場や信用履歴や棚卸
資産の状態や産業や財源や運用などについての減少要因
により引き起こされる種々のリスクを提出する。
【0083】提案書式が提出され、かつ、情報が自動リ
スク管理システム10に入力された後に、投資委員会は
会議を開催し、かつ、投資の続行の選択肢について熟考
する。慎重な審議に続いて、投資委員会は投資を続行す
ることを決定する。
【0084】融資管理部門により提案されている投資
は、公式のプロジェクトとなり、かつ、自動リスク管理
システム10において、新規プロジェクト追加・表示ス
クリーン46(図8)に入力される。プロジェクト名
と、プロジェクトの形式と、登録日とを含むプロジェク
トの詳細が提出された後に、自動リスク管理システム1
0にプロジェクトを入力したユーザーは、プロジェクト
保存・ハイパーリンク制御部48を選択することが好ま
しい。いったんプロジェクト保存・ハイパーリンク制御
部48が選択されると、自動リスク管理システム10
は、新たなプロジェクトのための記憶空間を情報処理装
置12上に割り当てることが好ましい。
【0085】プロジェクトが自動リスク管理システム1
0に入力された後に、プロジェクトリーダーは、新規メ
ンバー追加・表示スクリーン50(図9A)をナビゲー
トすることが好ましく、かつ、該リーダーと、該プロジ
ェクトに関連したメンバーとを提供することが好まし
い。その後に、任意のパートナーが入力される。
【0086】プロジェクトメンバーが自動リスク管理シ
ステム10に追加された後に、例えば、新規行動計画追
加・表示スクリーン53(図11)へナビゲートするこ
とにより、プロジェクトと関連した行動計画がシステム
に追加されることが好ましい。システム内に追加された
行動計画は、時間が経過するにつれて厳密に監視され、
かつ、選択された当事者は、それぞれの行動計画の進行
について通知される。
【0087】実施すべき行動計画(例えば、実現可能性
の検討)が完了すると、行動メンバーは、自動リスク管
理システム10に、行動が完了した旨を報告するように
促す。システム10は、行動計画の状態更新を投資委員
会の代表者に要請する。投資委員会の代表者は、実現可
能性の検討から、プロジェクトが十分な担保および財源
を有していると判断し、かつ、有利な(favorable)行
動計画インジケータを該行動計画に割り当てる。
【0088】しかしながら、時間が経てば、他の行動計
画(四半期報告の受理)が適時的な方法で完了されな
い。行動計画開始日に、自動リスク管理システム10
は、行動計画開始日に到達した旨を行動メンバーおよび
プロジェクトリーダーに通知を行うことが好ましい。予
定の行動計画終了日の1週間以内に、自動リスク管理シ
ステム10は、投資委員会の代表者と、総支配人と、役
員とに通知することにより、義務不履行状態の重大度を
増加させる。直ちに、当事者は、四半期報告を送付する
責任を担う当事者を識別することにより、かつ、彼らに
送付するように圧力をかけることにより、集合的に問題
を解決する。予定の行動計画終了日の1週間後と日付が
等しくなるまでに、自動リスク管理システム10は、行
動メンバーと、パートナーと、投資委員会の代表者と、
総支配人と、役員と、最高財務責任者と、社長とに通知
を行う。このレベルの通知は、それぞれの当事者に、義
務不履行状態の性質に対して1日以内に重要な問い合わ
せを行うように促す。通知の頻度と、重大度と、当事者
数とを増加させることによって、問題が、取り返しのつ
かない損害が引き起こしたり、このおよび他のプロジェ
クトが成功して完了することが妨げたりする前に解決さ
れる。
【0089】プロジェクトが完了すると、テンプレート
が、融資管理部門により実施された融資および延べ払い
との実質的な類似性を生じさせる将来的なプロジェクト
にとって利用可能となる。さらに、四半期報告に依存す
る他のプロジェクトが、融資および延べ払いプロジェク
トの管理と関連したプロセスの結果、より有効に管理さ
れる。
【0090】本明細書内で説明される好ましい実施形態
は資本投資および買収について言及しているが、本発明
はそのように制限されるものではない。例えば、製造企
業は、自分の製造プロセスを改善するために、実質的な
機械類への投資を決定する。製造企業は、自動リスク管
理システム10を用いて、新たな機械類を自分の製造プ
ロセスに追加するプロセスを実施する。例えば、新たな
機械類へ投資すべきか否かを決定する委員会へ、提案が
提出される。機械類の買収に直接的に関与する部門は、
複数の行動計画を定義し、かつ、該投資と関連した自動
リスク管理システム10に提出する。そして、実施プロ
ジェクトと関係した成功は、自動リスク管理システム1
0により表示されるような、前記投資と関連した全ての
行動計画が成功して完了したことにより、事実上表され
る。
【0091】他の例において、診療所は、外科的処置の
ための新たな機械類に投資することを決定する。再び述
べると、自動リスク管理システム10は、新たな外科手
術用機械類の実施プロジェクトと関係した成功を適格と
しかつ数値で表すために用いられる。
【0092】リスクを負う資本支出および/または投資
に関与した任意の組織が、実質的には、自動リスク管理
システム10により提供される機能性により利益を得る
ことが想定される。
【0093】本発明について、その特定の実施形態に関
連して説明してきたが、多数の変形例および修正形態、
および、他の用途が、当業者には明らかとなるだろう。
したがって、本発明は、本明細書における特定の開示内
容によってではなく、添付の請求項によってのみ制限さ
れることが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好ましい実施形態についてのハード
ウェアの取り決めを示す図である。
【図2】 本発明によって構成される機能的要素のブロ
ック図である。
【図3】 本発明の原理によって構成される好ましいモ
ジュールを特定するブロック図を示す図である。
【図4A】 本発明のシステムへのログインと関連した
プロセスを特定するフローチャートである。
【図4B】 本発明の原理による高レベルのプロセスを
示すフローチャートである。
【図5】 本発明の原理による、投資の詳細の提出と関
連した詳細を特定するフローチャートである。
【図6】 本発明の原理による、投資と関連した行動の
展開と監視とに関連したプロセスを示すフローチャート
である。
【図7】 本発明において、新たな提案情報を追加する
ために用いられる新規提案・表示スクリーンを示す図で
ある。
【図8】 自動リスク管理システム内で、ユーザーが新
たなプロジェクトを公式に追加する場合に用いられる見
本的な新規プロジェクト追加書式を示す図である。
【図9A】 新たなメンバーをプロジェクトに追加する
ための新規メンバー追加・表示スクリーンを示す図であ
る。
【図9B】 新たなパートナーをプロジェクトに追加す
るために用いられる例示的な新規パートナー追加・表示
スクリーンを示す図である。
【図10】 プロジェクトと関連したメンバーを示すプ
ロジェクトメンバーリスト・表示スクリーンを示す図で
ある。
【図11】 特定のプロジェクトに対する行動を追加す
るために用いられる新規行動計画追加・表示スクリーン
を示す図である。
【図12】 プロジェクトと関連した行動計画に向けら
れた詳細を示す行動計画検討・表示スクリーンを示す図
である。
【図13】 特定のプロジェクトと関連した全ての行動
計画を示す行動計画リスト・表示スクリーンを示す図で
ある。
【図14】 義務不履行状態の行動計画に応答してメン
バーへ送信される見本的な警告通知である。
【図15】 行動計画が更新されかつ状態変更を要求す
る旨の見本的な通知である。
【図16】 本発明の原理による情報モジュールを示す
図である。
【図17】 本発明の原理によるプロジェクトフォーラ
ムを示す図である。
【図18】 本発明の原理によるプロジェクト予測モジ
ュールを示す図である。
【図19A】 行動計画状態インジケータを特定の行動
計画に割り当てるために用いられる、委員会による行動
計画更新・表示スクリーンを示す図である。
【図19B】 行動計画中に発生した更新および変更の
履歴を示す見本的な行動計画履歴・表示スクリーンであ
る。
【図20】 部門と関連した投資プロジェクトを識別す
る投資プロジェクト概観・表示スクリーンと、該プロジ
ェクトと関連した状態インジケータとを示す図である。
【図21】 投資プロジェクトについての状態変更を識
別する他の見本的なプロジェクト概観・表示スクリーン
である。
【図22】 本発明の原理による、種々の報告にアクセ
スするために用いられる見本的な報告・表示スクリーン
である。
【符号の説明】
10 自動リスク管理システム 12 情報処理装置 14 ユーザー端末 16 通信ネットワーク 18 中央処理装置(CPU) 20 読み出し専用メモリ(ROM) 22 ランダムアクセスメモリ(RAM) 24 ネットワークインターフェース 26 記憶装置 28 入力装置 30 表示装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年5月9日(2003.5.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9A
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9A】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9B
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9B】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19A
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19A】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19B
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19B】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】
フロントページの続き (72)発明者 イチロウ・アカシ アメリカ合衆国・ニューヨーク・10036・ ニューヨーク・アベニュー・オブ・ジ・ア メリカズ・1211・シー/オー・ニッショウ イワイ・アメリカン・コーポレイション

Claims (56)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投資と関連したリスクを管理するための
    方法であって、 前記投資の説明、前記投資と関連したリスクの説明、プ
    ロジェクトメンバーの説明、および、プロジェクトリー
    ダーの説明のうち少なくとも1つを含むプロジェクト情
    報を受信する段階と、 前記投資を実施するための行動を表し、かつ、前記行動
    の説明、行動計画の日付範囲、および、少なくとも1人
    の行動メンバーの氏名のうち少なくとも1つを含む行動
    計画情報を受信する段階と、 前記行動の進行を表す行動計画更新情報を受信する段階
    と、 前記行動計画更新情報を表す行動計画状態インジケータ
    を、前記行動計画情報に割り当てる段階と、 前記行動計画状態インジケータを分析することにより決
    定されるプロジェクト状態インジケータを、前記プロジ
    ェクト情報に割り当てる段階とを具備することを特徴と
    する方法。
  2. 【請求項2】 複数の前記行動についての複数の前記行
    動計画情報を受信する段階と、 それぞれの行動計画状態インジケータを、複数の前記行
    動計画情報に割り当てる段階と、 複数の前記行動計画状態インジケータのうち少なくとも
    1つを分析することにより決定される前記プロジェクト
    状態インジケータを、前記プロジェクト情報に割り当て
    る段階とさらに具備することを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 前記分析段階は、複数の前記行動計画情
    報に割り当てられた全ての行動計画状態インジケータの
    中から、最も不利な行動計画状態インジケータを識別す
    る段階を具備することを特徴とする請求項2に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記プロジェクト情報のリストを生成す
    る段階をさらに具備することを特徴とする請求項2に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 前記リストは、前記プロジェクト情報に
    対するそれぞれのプロジェクト状態インジケータをさら
    に含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記投資を分析するために、前記リスト
    を検討する段階をさらに具備することを特徴とする請求
    項4に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記プロジェクト情報、前記行動計画情
    報、前記行動計画更新情報、前記行動計画状態インジケ
    ータ、および、前記プロジェクト状態インジケータのう
    ち少なくとも1つを、データベースに記憶する段階をさ
    らに具備することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記記憶されたプロジェクト情報と前記
    記憶された行動計画情報とから、新たなプロジェクトを
    生成する段階をさらに具備することを特徴とする請求項
    7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 リスクエクスポージャーを決定し、意思
    決定を支援し、かつ、プロジェクトの計画を支援するた
    めに、前記データベース内の前記記憶されたプロジェク
    ト情報、前記記憶された行動計画情報、および、前記記
    憶された行動計画更新情報のうち少なくとも1つを回収
    する段階をさらに具備することを特徴とする請求項7に
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記回収段階は、 前記プロジェクト情報、前記行動計画情報、および、前
    記行動計画更新情報のうち少なくとも1つを表す検索基
    準を受信する段階と、 前記検索基準と関連した前記記憶されたプロジェクト情
    報、前記記憶された行動計画情報、および、前記記憶さ
    れた行動計画更新情報のうち少なくとも1つを捜し出す
    ために、前記検索基準を用いる段階とを具備することを
    特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記行動計画情報、および、前記行動
    計画更新情報のうち少なくとも1つに対する変更の履歴
    を生成する段階をさらに具備し、該生成段階は、 前記行動計画情報に対する少なくとも1つの変更を表す
    少なくとも1つの行動計画情報変更を受信する段階と、 前記行動計画更新情報に対する少なくとも1つの変更を
    表す少なくとも1つの行動計画更新情報変更を受信する
    段階と、 前記少なくとも1つの行動計画情報変更、および、前記
    少なくとも1つの行動計画更新情報変更のうち少なくと
    も1つを、データベースに記憶する段階とを含むことを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記行動計画情報に対する不正な変更
    を防止するために、前記変更の履歴を検討する段階をさ
    らに具備することを特徴とする請求項11に記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 前記投資を分析するために、前記変更
    の履歴を検討する段階をさらに具備することを特徴とす
    る請求項11に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記行動計画状態インジケータを、前
    記行動の遂行能力の関数として変更する段階をさらに具
    備することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記投資の成果を減少させる要因を表
    すプロジェクト予測情報を受信する段階をさらに具備す
    ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記少なくとも1人の行動メンバーの
    少なくとも1つの責任を表す行動メンバー責任情報を受
    信する段階をさらに具備することを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記行動が未解決である場合に、前記
    少なくとも1人の行動メンバーに通知を行う段階をさら
    に具備することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記プロジェクト情報、および、前記
    行動計画情報のうち少なくとも1つを、表示スクリー
    ン、および、印刷装置のうち少なくとも1つに出力する
    段階をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  19. 【請求項19】 前記投資は、資本投資、不動産投資、
    延べ払い融資、棚卸資産、機械類、および、補給品のう
    ち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  20. 【請求項20】 複数の前記プロジェクトメンバーを少
    なくとも1つのグループに分類する段階と、 前記プロジェクト情報、前記行動計画情報、および、前
    記行動計画更新情報のうち少なくとも1つを、複数の前
    記プロジェクトメンバーの前記少なくとも1つのグルー
    プに提供する段階とをさらに具備することを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記リスクを、通信ネットワークを介
    して管理する段階をさらに具備することを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記通信ネットワークは、インターネ
    ット、イントラネット、エクストラネット、広域ネット
    ワーク、および、ローカルエリアネットワークのうち少
    なくとも1つであることを特徴とする請求項21に記載
    の方法。
  23. 【請求項23】 前記プロジェクト情報、前記行動計画
    情報、および、前記行動計画更新情報のうち少なくとも
    1つを1人の人物へ送信する一方で、前記プロジェクト
    情報、前記行動計画情報、および、前記行動計画更新情
    報のうち少なくとも1つを他の1人の人物へ送信する段
    階をさらに具備し、これにより、前記1人の人物、およ
    び、前記他の1人の人物の各々が、 前記プロジェクト情報を監視する段階と、 前記投資を実施するためのリソースが有効であるか否か
    を判断する段階と、 将来的な投資戦略を決定する段階と、 前記投資の収益性を判断する段階とのうち少なくとも1
    つを行うことが可能となることを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  24. 【請求項24】 プロジェクトと関連したリスクを管理
    するための方法であって、 前記プロジェクトの説明と、前記プロジェクトと関連し
    たリスクの説明とを含むプロジェクト情報を受信する段
    階と、 前記プロジェクトを実施するための少なくとも1つのプ
    ロジェクト行動を表し、かつ、前記少なくとも1つのプ
    ロジェクト行動の説明、行動計画の日付範囲、および、
    少なくとも1人の行動メンバーの氏名のうち少なくとも
    1つを含む行動計画情報を受信する段階と、 前記少なくとも1つのプロジェクト行動の進行を表す行
    動計画更新情報を受信する段階と、 少なくとも1つの行動計画状態インジケータを、前記行
    動計画更新情報の関数として、前記行動計画情報に割り
    当てる段階と、 前記少なくとも1つの行動計画状態インジケータを分析
    することにより決定されるプロジェクト状態インジケー
    タを、前記プロジェクトに割り当てる段階と、 前記少なくとも1つのプロジェクト行動と関連した日付
    および少なくとも1人の行動メンバーのうち、少なくと
    も1つを表す予定を、前記少なくとも1つのプロジェク
    ト行動のために割り当てる段階と、 前記少なくとも1つのプロジェクト行動のうち少なくと
    も1つが前記予定にしたがって行われなかった場合に、
    前記プロジェクトと関連した少なくとも1人の人物へ通
    知を送信する段階とを具備することを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 所定期間にわたって、前記通知を受信
    した人々の数、および、前記通知の受信者のうち少なく
    とも1つを変更する段階をさらに具備することを特徴と
    する請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 複数の前記プロジェクトに対する複数
    の前記リスクを管理する段階をさらに具備することを特
    徴とする請求項24に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記プロジェクト情報のリストを生成
    する段階をさらに具備することを特徴とする請求項24
    に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記リストは、前記プロジェクト情報
    に対するそれぞれのプロジェクト状態インジケータをさ
    らに含むことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記プロジェクトを分析するために、
    前記リストを検討する段階をさらに具備することを特徴
    とする請求項27に記載の方法。
  30. 【請求項30】 所定期間にわたって、前記通知を変更
    する段階をさらに具備することを特徴とする請求項24
    に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記行動計画情報、および、前記行動
    計画更新情報のうち少なくとも1つに対する変更の履歴
    を生成する段階をさらに具備し、該生成段階は、 前記行動計画情報に対する少なくとも1つの変更を表す
    少なくとも1つの行動計画情報変更を受信する段階と、 前記行動計画更新情報に対する少なくとも1つの変更を
    表す少なくとも1つの行動計画更新情報変更を受信する
    段階と、 前記少なくとも1つの行動計画情報変更、および、前記
    少なくとも1つの行動計画更新情報変更のうち少なくと
    も1つを、データベースに記憶する段階とを含むことを
    特徴とする請求項24に記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記行動計画情報に対する不正な変更
    を防止するために、前記変更の履歴を検討する段階をさ
    らに具備することを特徴とする請求項31に記載の方
    法。
  33. 【請求項33】 前記プロジェクトを分析するために、
    前記変更の履歴を検討する段階をさらに具備することを
    特徴とする請求項31に記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記プロジェクト情報、前記行動計画
    情報、および、前記行動計画更新情報のうち少なくとも
    1つを1人の人物へ送信する一方で、前記プロジェクト
    情報、前記行動計画情報、および、前記行動計画更新情
    報のうち少なくとも1つを他の1人の人物へ送信する段
    階をさらに具備し、これにより、前記1人の人物、およ
    び、前記他の1人の人物の各々が、 前記プロジェクト情報を監視する段階と、 前記プロジェクトを実施するためのリソースが有効であ
    るか否かを判断する段階と、 将来的なプロジェクト戦略を決定する段階と、 前記プロジェクトの収益性を判断する段階とのうち少な
    くとも1つを行うことが可能となることを特徴とする請
    求項24に記載の方法。
  35. 【請求項35】 投資と関連したリスクを管理するため
    のシステムであって、 前記投資の説明と、前記投資と関連したリスクの説明と
    を含むプロジェクト情報を受信する第1ソフトウェア設
    備と、 前記投資を実施するための少なくとも1つの行動を表
    し、かつ、前記少なくとも1つの行動の説明、行動計画
    の日付範囲、および、少なくとも1人の行動メンバーの
    氏名のうち少なくとも1つを含む行動計画情報を受信す
    る第2ソフトウェア設備と、 前記少なくとも1つの行動の進行を表す行動計画更新情
    報を受信する第3ソフトウェア設備と、 少なくとも1つの行動計画状態インジケータを、前記少
    なくとも1つの行動の進行の関数として、前記行動計画
    情報に割り当てる第4ソフトウェア設備と、 前記少なくとも1つの行動計画状態インジケータを分析
    することにより決定されるプロジェクト状態インジケー
    タを、前記プロジェクト情報に割り当てる第5ソフトウ
    ェア設備とを具備することを特徴とするシステム。
  36. 【請求項36】 前記第5ソフトウェア設備は、複数の
    前記プロジェクト情報の各々に対するそれぞれのプロジ
    ェクト状態インジケータをさらに生成することを特徴と
    する請求項35に記載のシステム。
  37. 【請求項37】 前記行動計画情報、および、前記行動
    計画更新情報のうち少なくとも1つに対する変更の履歴
    を生成する第6ソフトウェア設備をさらに具備し、該生
    成段階は、 前記行動計画情報に対する少なくとも1つの変更を表す
    少なくとも1つの行動計画情報変更を受信する段階と、 前記行動計画更新情報に対する少なくとも1つの変更を
    表す少なくとも1つの行動計画更新情報変更を受信する
    段階と、 前記少なくとも1つの行動計画情報変更、および、前記
    少なくとも1つの行動計画更新情報変更のうち少なくと
    も1つを、データベースに記憶する段階とを含むことを
    特徴とする請求項35に記載のシステム。
  38. 【請求項38】 前記プロジェクト情報、および、前記
    行動計画情報のうち少なくとも1つを、表示スクリー
    ン、および、印刷装置のうち少なくとも1つに出力する
    第7ソフトウェア設備をさらに具備することを特徴とす
    る請求項35に記載のシステム。
  39. 【請求項39】 前記第2ソフトウェア設備は、複数の
    前記行動についての前記行動計画情報をさらに受信し、 前記第4ソフトウェア設備は、複数の前記行動の各々に
    対して、それぞれの行動計画状態インジケータをさらに
    割り当て、 前記第5ソフトウェア設備は、複数の前記行動計画状態
    インジケータのうち少なくとも1つを分析することによ
    り決定される前記プロジェクト状態インジケータを、前
    記プロジェクト情報にさらに割り当てることを特徴とす
    る請求項35に記載のシステム。
  40. 【請求項40】 前記プロジェクト状態インジケータ
    は、複数の前記行動計画状態インジケータのうちで、最
    も不利な行動計画状態インジケータであることを特徴と
    する請求項39に記載のシステム。
  41. 【請求項41】 前記第2ソフトウェア設備は、前記行
    動計画情報を、前記少なくとも1つの行動の遂行能力の
    関数としてさらに変更することを特徴とする請求項35
    に記載のシステム。
  42. 【請求項42】 前記投資の成果を減少させる要因を表
    すプロジェクト予測情報を受信する第8ソフトウェア設
    備をさらに具備することを特徴とする請求項35に記載
    のシステム。
  43. 【請求項43】 前記第2ソフトウェア設備は、前記少
    なくとも1人の行動メンバーの少なくとも1つの責任を
    表す行動メンバー責任情報をさらに受信することを特徴
    とする請求項35に記載のシステム。
  44. 【請求項44】 前記少なくとも1つの行動が未解決で
    ある場合に、前記少なくとも1人の行動メンバーに通知
    を行う第9ソフトウェア設備をさらに具備することを特
    徴とする請求項35に記載のシステム。
  45. 【請求項45】 前記プロジェクト情報のリストを生成
    する第10ソフトウェア設備をさらに具備することを特
    徴とする請求項35に記載のシステム。
  46. 【請求項46】 前記リストは、前記プロジェクト情報
    に対するそれぞれのプロジェクト状態インジケータをさ
    らに含むことを特徴とする請求項45に記載のシステ
    ム。
  47. 【請求項47】 前記投資は、資本投資、不動産投資、
    延べ払い投資、棚卸資産、機械類、および、補給品のう
    ち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項35に
    記載のシステム。
  48. 【請求項48】 前記プロジェクト情報、前記行動計画
    情報、および、前記行動計画更新情報のうち少なくとも
    1つを1人の人物へ送信する一方で、前記プロジェクト
    情報、前記行動計画情報、および、前記行動計画更新情
    報のうち少なくとも1つを他の1人の人物へ送信する第
    11ソフトウェア設備をさらに具備することを特徴とす
    る請求項35に記載のシステム。
  49. 【請求項49】 プロジェクトと関連したリスクを管理
    するためのシステムであって、 前記プロジェクトの説明と、前記プロジェクトと関連し
    たリスクの説明とを含むプロジェクト情報を受信する第
    1ソフトウェア設備と、 前記プロジェクトを実施するための少なくとも1つの行
    動を表し、かつ、前記少なくとも1つの行動の説明、行
    動計画の日付範囲、および、少なくとも1人の行動メン
    バーの氏名のうち少なくとも1つを含む行動計画情報を
    受信する第2ソフトウェア設備と、 前記少なくとも1つの行動の進行を表す行動計画更新情
    報を受信する第3ソフトウェア設備と、 少なくとも1つの行動計画状態インジケータを、前記少
    なくとも1つの行動の進行の関数として、前記行動計画
    情報に割り当てる第4ソフトウェア設備と、 前記少なくとも1つの行動計画状態インジケータを分析
    することにより決定されるプロジェクト状態インジケー
    タを、前記プロジェクトに割り当てる第5ソフトウェア
    設備と、 前記少なくとも1つの行動と関連した日付および少なく
    とも1人の行動メンバーのうち、少なくとも1つを表す
    予定を割り当てる第6ソフトウェア設備と、 前記少なくとも1つの行動が前記予定にしたがって行わ
    れなかった場合に、前記プロジェクトと関連した少なく
    とも1人の人物へ通知を送信する第7ソフトウェア設備
    とを具備することを特徴とするシステム。
  50. 【請求項50】 前記第5ソフトウェア設備は、複数の
    前記プロジェクト情報の各々に対するそれぞれのプロジ
    ェクト状態インジケータをさらに生成することを特徴と
    する請求項49に記載のシステム。
  51. 【請求項51】 前記第7ソフトウェア設備は、所定期
    間にわたって、前記通知を受信した人々の数、および、
    前記通知の受信者のうち少なくとも1つをさらに変更す
    ることを特徴とする請求項49に記載のシステム。
  52. 【請求項52】 前記第7ソフトウェア設備は、所定期
    間にわたって、前記通知をさらに変更することを特徴と
    する請求項49に記載のシステム。
  53. 【請求項53】 前記行動計画情報、および、前記行動
    計画更新情報のうち少なくとも1つに対する変更の履歴
    を生成する第8ソフトウェア設備をさらに具備し、該生
    成段階は、 前記行動計画情報に対する少なくとも1つの変更を表す
    少なくとも1つの行動計画情報変更を受信する段階と、 前記行動計画更新情報に対する少なくとも1つの変更を
    表す少なくとも1つの行動計画更新情報変更を受信する
    段階と、 前記少なくとも1つの行動計画情報変更、および、前記
    少なくとも1つの行動計画更新情報変更のうち少なくと
    も1つを、データベースに記憶する段階とを含むことを
    特徴とする請求項49に記載のシステム。
  54. 【請求項54】 前記プロジェクト情報のリストを生成
    する第9ソフトウェア設備をさらに具備することを特徴
    とする請求項49に記載のシステム。
  55. 【請求項55】 前記リストは、前記プロジェクト情報
    に対するそれぞれのプロジェクト状態インジケータをさ
    らに含むことを特徴とする請求項54に記載のシステ
    ム。
  56. 【請求項56】 前記プロジェクト情報、前記行動計画
    情報、および、前記行動計画更新情報のうち少なくとも
    1つを1人の人物へ送信する一方で、前記プロジェクト
    情報、前記行動計画情報、および、前記行動計画更新情
    報のうち少なくとも1つを他の1人の人物へ送信する第
    10ソフトウェア設備をさらに具備することを特徴とす
    る請求項49に記載のシステム。
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