JP2003296289A - 負荷分散方式、負荷分散システム、負荷分散方法および負荷分散用プログラム - Google Patents

負荷分散方式、負荷分散システム、負荷分散方法および負荷分散用プログラム

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JP2003296289A
JP2003296289A JP2002100173A JP2002100173A JP2003296289A JP 2003296289 A JP2003296289 A JP 2003296289A JP 2002100173 A JP2002100173 A JP 2002100173A JP 2002100173 A JP2002100173 A JP 2002100173A JP 2003296289 A JP2003296289 A JP 2003296289A
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Tomoki Sugano
知己 菅野
Ayako Kobayashi
綾子 小林
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NEC Solution Innovators Ltd
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NEC Corp
NEC Solution Innovators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、トランザクション処理メッセージの
振り分け配分を決定する負荷分散方式を提供することに
ある。 【解決手段】複数のトランザクション処理メッセージを
受け取り、受け取った前記複数のトランザクション処理
メッセージそれぞれのトランザクション処理メッセージ
識別子をキーにして前記トランザクション毎平均CPU
使用時間管理表を検索し、前記複数のトランザクション
処理メッセージそれぞれの実行に要する平均CPU使用
時間を取得するとともに、取得した前記平均CPU使用
時間より前記複数のトランザクション処理メッセージの
実行に要するCPU使用時間の予測値を算出し、算出し
た前記予測値と、一定時間間隔で取得した複数のサーバ
それぞれの現在のCPU使用率に基づいて、前記複数の
トランザクション処理メッセージの前記複数のサーバへ
の振り分け配分を決定することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】負荷分散方式、負荷分散シス
テム、負荷分散方法および負荷分散用プログラムに関
し、特に、CPU使用時間の予測値および現在のCPU
使用率をもとにトランザクション処理メッセージの振り
分け配分を決定する負荷分散方式、負荷分散システム、
負荷分散方法および負荷分散用プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクライアント/サーバ型のオンラ
イントランザクション処理システムにおけるトランザク
ション処理の負荷分散方式の一例が、特開2001−3
4591号広報に記載されている。
【0003】同公報に開示されているクライアント/サ
ーバ型のオンラインシステムは、各々サーバの過負荷ト
ランザクション数を算出する過負荷通知手段と、端末か
ら投入されたトランザクション処理をいずれのサーバに
振り分けるかを決定するサーバ選択手段とを備えた通信
手段から構成される。
【0004】当該クライアント/サーバ型のオンライン
システムにおいて、前記サーバ毎のCPU使用率が過負
荷状態になるトランザクション数を算出し、その算出し
たトランザクション数をもとに、前記端末から投入され
たトランザクション処理をいずれの前記サーバに振り分
けるかを決定し負荷分散を実現している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のクライ
アント/サーバ型のオンラインシステムには、CPU使
用時間が異なるトランザクションが複数投入された際、
特定サーバのみ負荷が解消されないという状況が発生す
る場合がある。
【0006】例えば、各々サーバのCPU使用率が過負
荷状態である複数のサーバ群へ、CPU使用時間の異な
るトランザクションが複数投入された場合、単にトラン
ザクション数だけで振り分けても、投入されたトランザ
クションが終了するまでの時間はトランザクション毎に
異なる為、各々サーバのCPU使用率の過負荷状態が解
消されるまでの時間がサーバ毎に異なってしまう。よっ
て特定サーバのみ負荷が解消されないという状況が発生
し、CPUの利用効率の平準化が図れない場合がある。
【0007】本発明の目的は、複数の端末から投入され
た複数のトランザクション処理メッセージについて、ト
ランザクション処理メッセージ毎平均CPU使用時間の
稼働統計情報をもとに算出した本トランザクション処理
メッセージ実行時に発生するCPU使用時間の予測値、
および各々サーバの現在のCPU使用率をもとに、トラ
ンザクション処理メッセージの振り分け配分を決定する
負荷分散方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の負荷分散
方式は、トランザクション処理メッセージの実行に要す
る平均CPU使用時間を、前記トランザクション処理メ
ッセージを識別するためのトランザクション処理メッセ
ージ識別子毎に記憶するトランザクション毎平均CPU
使用時間管理表と、複数のトランザクション処理メッセ
ージを受け取り、受け取った前記複数のトランザクショ
ン処理メッセージそれぞれのトランザクション処理メッ
セージ識別子をキーにして前記トランザクション毎平均
CPU使用時間管理表を検索し、前記複数のトランザク
ション処理メッセージそれぞれの実行に要する平均CP
U使用時間を取得するとともに、取得した前記平均CP
U使用時間より前記複数のトランザクション処理メッセ
ージの実行に要するCPU使用時間の予測値を算出し、
算出した前記予測値と、一定時間間隔で取得した複数の
サーバそれぞれの現在のCPU使用率に基づいて、前記
複数のトランザクション処理メッセージの前記複数のサ
ーバへの振り分け配分を決定し、決定した前記振り分け
配分に基づいて、前記複数のトランザクション処理メッ
セージを前記複数のサーバのそれぞれに投入するトラン
ザクション振り分け手段を備えたことを特徴とする。
【0009】本発明の第2の負荷分散方式は、第1の負
荷分散方式において、前記トランザクション振り分け手
段は、前記複数のトランザクション処理メッセージそれ
ぞれのトランザクション処理メッセージ識別子をキーに
して前記トランザクション毎平均CPU使用時間管理表
を検索し、前記複数のトランザクション処理メッセージ
それぞれの実行に要する平均CPU使用時間を取得し、
前記複数のトランザクション処理メッセージそれぞれの
実行に要する平均CPU使用時間を全て加算することに
より、前記複数のトランザクション処理メッセージの実
行に要するCPU使用時間の予測値を算出するととも
に、一定時間間隔で取得した前記複数のサーバそれぞれ
の現在のCPU使用率から、前記複数のサーバそれぞれ
の使用可能CPU値を算出し、前記予測値と前記使用可
能CPU値に基づいて、前記複数のトランザクション処
理メッセージの前記複数のサーバへの振り分け配分を決
定し、決定した前記振り分け配分に基づいて、前記複数
のトランザクション処理メッセージを前記複数のサーバ
のそれぞれに投入することを特徴とする。
【0010】本発明の第1の負荷分散システムは、複数
のトランザクション実行サーバとトランザクション振り
分けサーバとが接続されたコンピュータシステムにおい
て、トランザクション処理メッセージを識別するための
トランザクション処理メッセージ識別子と、前記トラン
ザクション処理メッセージの実行に要した総CPU使用
時間を示す総CPU使用時間と、前記トランザクション
処理メッセージの総実行件数を示す総実行件数と、前記
トランザクション処理メッセージの実行に要する平均C
PU使用時間を示す平均CPU使用時間を記憶するトラ
ンザクション毎稼働統計情報管理ファイルと、トランザ
クション処理メッセージの実行に要する平均CPU使用
時間を、前記トランザクション処理メッセージを識別す
るためのトランザクション処理メッセージ識別子毎に記
憶するトランザクション毎平均CPU使用時間管理表と
を備え、前記トランザクション振り分けサーバは、複数
のトランザクション処理メッセージを受け取り、受け取
った前記複数のトランザクション処理メッセージそれぞ
れのトランザクション処理メッセージ識別子をキーにし
て前記トランザクション毎平均CPU使用時間管理表を
検索し、前記複数のトランザクション処理メッセージそ
れぞれの実行に要する平均CPU使用時間を取得すると
ともに、取得した前記平均CPU使用時間より前記複数
のトランザクション処理メッセージの実行に要するCP
U使用時間の予測値を算出し、算出した前記予測値と、
一定時間間隔で取得した前記複数のトランザクション実
行サーバそれぞれの現在のCPU使用率に基づいて、前
記複数のトランザクション処理メッセージの前記複数の
トランザクション実行サーバへの振り分け配分を決定
し、決定した前記振り分け配分に基づいて、前記複数の
トランザクション処理メッセージを前記複数のトランザ
クション実行サーバのそれぞれに投入するトランザクシ
ョン振り分け手段を備え、前記複数のトランザクション
実行サーバのそれぞれは、前記トランザクション処理メ
ッセージを受け取って対応するアプリケーションプログ
ラムを起動するとともに、受け取った前記トランザクシ
ョン処理メッセージのトランザクション処理メッセージ
識別子に対応する前記トランザクション毎稼働統計情報
管理ファイルの前記総CPU使用時間と、前記総実行件
数と、前記平均CPU使用時間を更新するトランザクシ
ョン実行制御手段を備えたことを特徴とする。
【0011】本発明の第2の負荷分散システムは、第1
の負荷分散システムにおいて、前記トランザクション振
り分け手段は、一定時間毎に前記トランザクション毎稼
働統計情報管理ファイルのトランザクション処理メッセ
ージ識別子および平均CPU使用時間を読み込み、読み
込んだ値で前記トランザクション毎平均CPU使用時間
管理表を更新することを特徴とする。
【0012】本発明の第1の負荷分散方法は、複数のト
ランザクション処理メッセージを受け取り、受け取った
前記複数のトランザクション処理メッセージそれぞれの
トランザクション処理メッセージ識別子をキーにして、
トランザクション処理メッセージの実行に要する平均C
PU使用時間を、前記トランザクション処理メッセージ
を識別するためのトランザクション処理メッセージ識別
子毎に記憶するトランザクション毎平均CPU使用時間
管理表を検索し、前記複数のトランザクション処理メッ
セージそれぞれの実行に要する平均CPU使用時間を取
得するとともに、取得した前記平均CPU使用時間より
前記複数のトランザクション処理メッセージの実行に要
するCPU使用時間の予測値を算出し、算出した前記予
測値と、一定時間間隔で取得した複数のサーバそれぞれ
の現在のCPU使用率に基づいて、前記複数のトランザ
クション処理メッセージの前記複数のサーバへの振り分
け配分を決定し、決定した前記振り分け配分に基づい
て、前記複数のトランザクション処理メッセージを前記
複数のサーバのそれぞれに投入するトランザクション振
り分けステップを含むことを特徴とする。
【0013】本発明の第2の負荷分散方法は、第1の負
荷分散方法において、前記トランザクション振り分けス
テップは、前記複数のトランザクション処理メッセージ
それぞれのトランザクション処理メッセージ識別子をキ
ーにして前記トランザクション毎平均CPU使用時間管
理表を検索し、前記複数のトランザクション処理メッセ
ージそれぞれの実行に要する平均CPU使用時間を取得
し、前記複数のトランザクション処理メッセージそれぞ
れの実行に要する平均CPU使用時間を全て加算するこ
とにより、前記複数のトランザクション処理メッセージ
の実行に要するCPU使用時間の予測値を算出するとと
もに、一定時間間隔で取得した前記複数のサーバそれぞ
れの現在のCPU使用率から、前記複数のサーバそれぞ
れの使用可能CPU値を算出し、前記予測値と前記使用
可能CPU値に基づいて、前記複数のトランザクション
処理メッセージの前記複数のサーバへの振り分け配分を
決定し、決定した前記振り分け配分に基づいて、前記複
数のトランザクション処理メッセージを前記複数のサー
バのそれぞれに投入することを特徴とする。
【0014】本発明の第3の負荷分散方法は、複数のト
ランザクション実行サーバとトランザクション振り分け
サーバとが接続されたコンピュータシステムにおいて、
前記トランザクション振り分けサーバが、複数のトラン
ザクション処理メッセージを受け取り、受け取った前記
複数のトランザクション処理メッセージそれぞれのトラ
ンザクション処理メッセージ識別子をキーにして、トラ
ンザクション処理メッセージの実行に要する平均CPU
使用時間を、前記トランザクション処理メッセージを識
別するためのトランザクション処理メッセージ識別子毎
に記憶するトランザクション毎平均CPU使用時間管理
表を検索し、前記複数のトランザクション処理メッセー
ジそれぞれの実行に要する平均CPU使用時間を取得す
るとともに、取得した前記平均CPU使用時間より前記
複数のトランザクション処理メッセージの実行に要する
CPU使用時間の予測値を算出し、算出した前記予測値
と、一定時間間隔で取得した前記複数のトランザクショ
ン実行サーバそれぞれの現在のCPU使用率に基づい
て、前記複数のトランザクション処理メッセージの前記
複数のトランザクション実行サーバへの振り分け配分を
決定し、決定した前記振り分け配分に基づいて、前記複
数のトランザクション処理メッセージを前記複数のトラ
ンザクション実行サーバのそれぞれに投入するトランザ
クション振り分けステップを含み、前記複数のトランザ
クション実行サーバのそれぞれが、前記トランザクショ
ン処理メッセージを受け取って対応するアプリケーショ
ンプログラムを起動するとともに、受け取った前記トラ
ンザクション処理メッセージのトランザクション処理メ
ッセージ識別子に対応する、トランザクション処理メッ
セージを識別するためのトランザクション処理メッセー
ジ識別子と、前記トランザクション処理メッセージの実
行に要した総CPU使用時間を示す総CPU使用時間
と、前記トランザクション処理メッセージの総実行件数
を示す総実行件数と、前記トランザクション処理メッセ
ージの実行に要する平均CPU使用時間を示す平均CP
U使用時間を記憶するトランザクション毎稼働統計情報
管理ファイルの前記総CPU使用時間と、前記総実行件
数と、前記平均CPU使用時間を更新するトランザクシ
ョン実行制御ステップを含むことを特徴とする。
【0015】本発明の第4の負荷分散方法は、第3の負
荷分散方法において、前記トランザクション振り分けス
テップは、一定時間毎に前記トランザクション毎稼働統
計情報管理ファイルのトランザクション処理メッセージ
識別子および平均CPU使用時間を読み込み、読み込ん
だ値で前記トランザクション毎平均CPU使用時間管理
表を更新することを特徴とする。
【0016】本発明の第1の負荷分散用プログラムは、
複数のトランザクション処理メッセージを受け取り、受
け取った前記複数のトランザクション処理メッセージそ
れぞれのトランザクション処理メッセージ識別子をキー
にして、トランザクション処理メッセージの実行に要す
る平均CPU使用時間を、前記トランザクション処理メ
ッセージを識別するためのトランザクション処理メッセ
ージ識別子毎に記憶するトランザクション毎平均CPU
使用時間管理表を検索し、前記複数のトランザクション
処理メッセージそれぞれの実行に要する平均CPU使用
時間を取得するとともに、取得した前記平均CPU使用
時間より前記複数のトランザクション処理メッセージの
実行に要するCPU使用時間の予測値を算出し、算出し
た前記予測値と、一定時間間隔で取得した複数のサーバ
それぞれの現在のCPU使用率に基づいて、前記複数の
トランザクション処理メッセージの前記複数のサーバへ
の振り分け配分を決定し、決定した前記振り分け配分に
基づいて、前記複数のトランザクション処理メッセージ
を前記複数のサーバのそれぞれに投入するトランザクシ
ョン振り分け処理をコンピュータに実行させることを特
徴とする。
【0017】本発明の第2の負荷分散用プログラムは、
第1の負荷分散用プログラムにおいて、前記トランザク
ション振り分け処理は、前記複数のトランザクション処
理メッセージそれぞれのトランザクション処理メッセー
ジ識別子をキーにして前記トランザクション毎平均CP
U使用時間管理表を検索し、前記複数のトランザクショ
ン処理メッセージそれぞれの実行に要する平均CPU使
用時間を取得し、前記複数のトランザクション処理メッ
セージそれぞれの実行に要する平均CPU使用時間を全
て加算することにより、前記複数のトランザクション処
理メッセージの実行に要するCPU使用時間の予測値を
算出するとともに、一定時間間隔で取得した前記複数の
サーバそれぞれの現在のCPU使用率から、前記複数の
サーバそれぞれの使用可能CPU値を算出し、前記予測
値と前記使用可能CPU値に基づいて、前記複数のトラ
ンザクション処理メッセージの前記複数のサーバへの振
り分け配分を決定し、決定した前記振り分け配分に基づ
いて、前記複数のトランザクション処理メッセージを前
記複数のサーバのそれぞれに投入することを特徴とす
る。
【0018】本発明の第3の負荷分散用プログラムは、
複数のトランザクション実行サーバとトランザクション
振り分けサーバとが接続されたコンピュータシステムに
おいて、複数のトランザクション処理メッセージを受け
取り、受け取った前記複数のトランザクション処理メッ
セージそれぞれのトランザクション処理メッセージ識別
子をキーにして、トランザクション処理メッセージの実
行に要する平均CPU使用時間を、前記トランザクショ
ン処理メッセージを識別するためのトランザクション処
理メッセージ識別子毎に記憶するトランザクション毎平
均CPU使用時間管理表を検索し、前記複数のトランザ
クション処理メッセージそれぞれの実行に要する平均C
PU使用時間を取得するとともに、取得した前記平均C
PU使用時間より前記複数のトランザクション処理メッ
セージの実行に要するCPU使用時間の予測値を算出
し、算出した前記予測値と、一定時間間隔で取得した前
記複数のトランザクション実行サーバそれぞれの現在の
CPU使用率に基づいて、前記複数のトランザクション
処理メッセージの前記複数のトランザクション実行サー
バへの振り分け配分を決定し、決定した前記振り分け配
分に基づいて、前記複数のトランザクション処理メッセ
ージを前記複数のトランザクション実行サーバのそれぞ
れに投入するトランザクション振り分け処理を前記トラ
ンザクション振り分けサーバに実行させ、前記トランザ
クション処理メッセージを受け取って対応するアプリケ
ーションプログラムを起動するとともに、受け取った前
記トランザクション処理メッセージのトランザクション
処理メッセージ識別子に対応する、トランザクション処
理メッセージを識別するためのトランザクション処理メ
ッセージ識別子と、前記トランザクション処理メッセー
ジの実行に要した総CPU使用時間を示す総CPU使用
時間と、前記トランザクション処理メッセージの総実行
件数を示す総実行件数と、前記トランザクション処理メ
ッセージの実行に要する平均CPU使用時間を示す平均
CPU使用時間を記憶するトランザクション毎稼働統計
情報管理ファイルの前記総CPU使用時間と、前記総実
行件数と、前記平均CPU使用時間を更新するトランザ
クション実行制御処理を前記複数のトランザクション実
行サーバのそれぞれに実行させることを特徴とする。
【0019】本発明の第4の負荷分散用プログラムは、
第3の負荷分散用プログラムにおいて、前記トランザク
ション振り分け処理は、一定時間毎に前記トランザクシ
ョン毎稼働統計情報管理ファイルのトランザクション処
理メッセージ識別子および平均CPU使用時間を読み込
み、読み込んだ値で前記トランザクション毎平均CPU
使用時間管理表を更新することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の実施の形態を示すブロッ
ク図である。
【0022】図1を参照すると、本発明の実施の形態
は、クラスタシステムを構成しトランザクション処理を
行うサーバ1およびサーバ2と、トランザクション処理
メッセージ毎の平均CPU使用時間を記録するトランザ
クション毎稼動統計情報管理ファイル3と、端末51〜
端末5Nからなる端末群5と、サーバ1、サーバ2およ
び端末群5と接続され、端末群5から投入されたトラン
ザクション処理メッセージの振り分け配分を決定し前記
サーバ1またはサーバ2へトランザクション処理メッセ
ージを投入するサーバ4から構成されている。クラスタ
システムを構成しトランザクション処理を行うサーバ1
およびサーバ2は同一構成であり、サーバ1は、トラン
ザクション実行制御手段11と、アプリケーションプロ
グラム12と、CPU測定装置13から構成されてお
り、サーバ2は、トランザクション実行制御手段21
と、アプリケーションプログラム22と、CPU測定装
置23から構成されている。サーバ4は、端末群5から
投入されたトランザクション処理メッセージの振り分け
配分を決定し、前記サーバ1またはサーバ2へトランザ
クション処理メッセージを投入するトランザクション振
り分け手段41と、トランザクション毎の平均CPU使
用時間を記憶するトランザクション毎平均CPU使用時
間管理表42から構成されている。
【0023】図2は、トランザクション毎平均CPU使
用時間管理表42の一例を示す図であり、トランザクシ
ョン処理メッセージを識別するトランザクション処理メ
ッセージ識別子421と、当該トランザクション処理メ
ッセージの実行に要する平均CPU使用時間を示す平均
CPU使用時間422から構成されている。
【0024】図3は、トランザクション毎稼働統計情報
管理ファイル3の一例を示す図であり、トランザクショ
ン処理メッセージを識別するトランザクション処理メッ
セージ識別子31と、当該トランザクション処理メッセ
ージの実行に要した総CPU使用時間を示す総CPU使
用時間32と、当該トランザクション処理メッセージの
総実行件数を示す総実行件数33と、当該トランザクシ
ョン処理メッセージの実行に要する平均CPU使用時間
を示す平均CPU使用時間34から構成されている。
【0025】次に、本実施の形態の動作について、図
1、図2および図3を参照して詳細に説明する。
【0026】端末群5から複数のトランザクション処理
メッセージが投入された場合の動作について説明する。
なお、説明上、本発明のオンライントランザクション処
理システムにおいては、トランザクション処理メッセー
ジの実行待ちは発生しないものとする。
【0027】まず、端末群5が、複数のトランザクショ
ン処理メッセージを投入すると、トランザクション振り
分け手段41は、当該複数のトランザクション処理メッ
セージを受け取り、当該複数のトランザクション処理メ
ッセージそれぞれのトランザクション処理メッセージ識
別子421をキーにして、トランザクション毎平均CP
U使用時間管理表42を検索し、当該トランザクション
処理メッセージ識別子421それぞれの平均CPU使用
時間422の取得を試みる。
【0028】トランザクション毎平均CPU使用時間管
理表42より平均CPU使用時間422を取得できたト
ランザクション処理メッセージについては、当該平均C
PU使用時間より算出した、当該トランザクション処理
メッセージの実行に要するCPU使用時間の予測値と、
CPU測定装置13およびCPU測定装置23より一定
時間間隔で取得した各々のサーバの現在のCPU使用率
とに基づいて、当該トランザクション処理メッセージの
振り分け配分を決定し、該当サーバへトランザクション
処理メッセージを投入する。
【0029】トランザクション毎平均CPU使用時間管
理表42内に平均CPU使用時間422が存在しないト
ランザクション処理メッセージについては、本システム
に初めて投入されたトランザクション処理メッセージで
あるとみなし、本トランザクション処理メッセージの投
入件数およびCPU測定装置13およびCPU測定装置
23より取得した各々サーバの現在のCPU使用率をも
とに、トランザクション処理メッセージの振り分け配分
を決定し、該当サーバへトランザクション処理メッセー
ジを投入する。トランザクション実行制御手段11およ
びトランザクション実行制御手段21は、トランザクシ
ョン振り分け手段41から受け取ったトランザクション
処理メッセージに対応するアプリケーションプログラム
12またはアプリケーションプログラム22の実行を制
御し、前記トランザクション処理メッセージの実行結果
を端末群5へ返却する。また、トランザクション実行制
御手段11およびトランザクション実行制御手段21
は、トランザクション毎稼働統計情報管理ファイル3の
トランザクション処理メッセージ識別子31をキーにし
て、トランザクション処理メッセージ毎の総CPU使用
時間32およびトランザクション処理メッセージ毎の総
実行件数33を検索し、検索できたトランザクション処
理メッセージについては、前記トランザクション処理メ
ッセージの実行に要したCPU使用時間および実行件数
をトランザクション毎稼働統計情報管理ファイル3の総
CPU時間32および総実行件数33へ加算するととも
に、総CPU使用時間32および総実行件数33よりト
ランザクション処理メッセージ毎の平均CPU使用時間
を算出し、平均CPU使用時間34を更新する。
【0030】一方、トランザクション毎稼働統計情報管
理ファイル3内にトランザクション処理メッセージ識別
子31が存在しないトランザクション処理メッセージに
ついては、本システムに初めて投入されたトランザクシ
ョン処理メッセージであるとみなし、トランザクション
処理メッセージ識別子31、総CPU使用時間32、総
実行件数33および平均CPU使用時間34を登録す
る。
【0031】トランザクション振り分け手段41は、ト
ランザクション毎稼動統計管理ファイル3を一定時間毎
に読み込み、トランザクション毎平均CPU使用時間管
理表42のトランザクション処理メッセージ識別子42
1およびトランザクション処理メッセージ毎の平均CP
U使用時間422を更新し、最新状態とする。
【0032】以上の動作により、トランザクション処理
メッセージ毎の平均CPU使用時間を考慮したトランザ
クション処理メッセージの振り分け配分を決定すること
により、各々のサーバの負荷の平準化(CPUの利用効
率の平準化)を図ることができる。
【0033】次に、本発明の一実施例の動作について、
トランザクション毎平均CPU使用時間管理表42およ
びトランザクション毎稼働統計情報管理ファイル3の一
例をあげて詳細に説明する。まず、オンライントランザ
クション処理システムの稼働を開始する前に、トランザ
クション毎稼働統計情報管理ファイル3のトランザクシ
ョン処理メッセージ識別子31、総CPU使用時間3
2、総実行件数33および平均CPU使用時間34を初
期化する。また、トランザクション毎平均CPU使用時
間管理表42のトランザクション処理メッセージ識別子
421、平均CPU使用時間422を初期化する。
【0034】本実施例では、図1、図2および図3に示
すように、クラスタシステムを構成しトランザクション
処理を行うサーバ1またはサーバ2でトランザクション
処理メッセージ「TRNS0A」、「TRNS0B」、
「TRNS0C」が既に実行され、トランザクション毎
稼動統計情報管理ファイル3には、トランザクション処
理メッセージ識別子31、総CPU使用時間32、総実
行件数33および平均CPU使用時間34が既に登録さ
れ、トランザクション毎平均CPU使用時間管理表42
には、トランザクション処理メッセージ識別子421お
よび平均CPU使用時間422が既に登録されている場
合について説明する。
【0035】まず、トランザクション振り分け手段41
は、端末群5より複数のトランザクション処理メッセー
ジを受け取ると、トランザクション毎平均CPU使用時
間管理表42よりトランザクション処理メッセージ識別
子421をキーとしてトランザクション毎の平均CPU
使用時間422を取得し、本トランザクション処理メッ
セージ実行時に発生するCPU使用時間の予測値を算出
する。
【0036】ここで、本システムに、端末群5より複数
のトランザクション処理メッセージが65件(「TRN
S0A」が5件、「TRNS0B」が10件、「TRN
S0C」が20件、「TRNS0D」が30件)投入さ
れた場合について考える。なお、トランザクション処理
メッセージのCPU使用時間をミリ秒単位、サーバのC
PU使用率をパーセント単位とする。
【0037】本実施例では、トランザクション毎平均C
PU使用時間管理表42より「TRNS0A」の平均C
PU使用時間「100」、「TRNS0B」の平均CP
U使用時間「50」および「TRNS0C」の平均CP
U使用時間「10」を取得し、「TRNS0A」、「T
RNS0B」および「TRNS0C」の実行に要するC
PU使用時間の予測値を求めると、計算式((「TRN
S0A」の平均CPU使用時間×投入数)+(「TRN
S0B」の平均CPU使用時間×投入数)+(「TRN
S0C」の平均CPU使用時間×投入数)=(100×
5)+(50×10)+(10×20)=1200)よ
り「1200」となる。次に、トランザクション振り分
け手段41は、CPU測定装置13およびCPU測定装
置23より一定時間間隔で取得した各々のサーバの現在
のCPU使用率をもとに、各々のサーバの使用可能CP
U値を算出し、本トランザクション処理メッセージの実
行に要するCPU使用時間の予測値が、各々のサーバの
使用可能CPU値と同じ割合になるような振り分け配分
を決め、該当サーバへトランザクション処理メッセージ
を投入する。また、「TRNS0D」は、トランザクシ
ョン毎平均CPU使用時間管理表42内に平均CPU使
用時間情報が存在しない為、本システムに初めて投入さ
れたトランザクション処理メッセージであるとみなし、
本トランザクション処理メッセージの投入件数およびC
PU測定装置13およびCPU測定装置23より取得し
た各々サーバの現在のCPU使用率をもとに、トランザ
クション処理メッセージの振り分け配分を決定し、該当
サーバへトランザクション処理メッセージを投入する。
【0038】ここで、各々のサーバの現在のCPU使用
率が次の三例であった場合の振り分け方式について考え
る。
【0039】第一の例として、現在のCPU使用率がサ
ーバ1「60%」およびサーバ2「20%」である各々
のサーバへ、端末群5より複数のトランザクション処理
メッセージが65件(「TRNS0A」が5件、「TR
NS0B」が10件、「TRNS0C」が20件、「T
RNS0D」が30件)投入された場合について考え
る。
【0040】トランザクション振り分け手段41は、C
PU測定装置13よりサーバ1のCPU使用率「60
%」、CPU測定装置23よりサーバ2のCPU使用率
「20%」を取得し、各々サーバにCPU負荷がかかっ
ていない状態での使用可能なCPU値を「100%」と
すると、サーバ1の使用可能なCPU値は計算式(10
0%−現在のサーバ1のCPU使用率)=(100%−
60%=40%)より「40%」、サーバ2の使用可能
なCPU値は計算式(100%−現在のサーバ2のCP
U使用率)=(100%−20%=80%)より「80
%」となり、各々サーバ毎の使用可能なCPU値の割合
は(サーバ1:サーバ2=40%:80%=1:2)と
なる。次にトランザクション振り分け手段41はCPU
使用時間「1200」の複数トランザクションについ
て、各々サーバ毎のCPU使用時間の予測値が各々サー
バの使用可能なCPU値(サーバ1:サーバ2=40
%:80%=1:2)の割合と同じ割合になるようなト
ランザクション処理メッセージの振り分け配分を求め
る。
【0041】例えば、サーバ1に投入するトランザクシ
ョン処理メッセージの振り分け配分は、CPU使用時間
の予測値が「1200」の複数トランザクションについ
て各々サーバ毎のCPU使用時間の予測値が(サーバ
1:サーバ2=1:2=400:800)となるよう
に、トランザクション毎平均CPU使用時間管理表42
の平均CPU使用時間422の多い順にトランザクショ
ン処理メッセージを選択すると、サーバ1のCPU使用
時間の予測値が「400」となる為には、計算式
((「TRNS0A」の平均CPU使用時間×投入数)
=(100×4))=400)より「TRNS0A」
(4件)と決定でき、残りのトランザクション処理メッ
セージ(「TRNS0A」(1件)および「TRNS0
B」(10件)および「TRNS0C」(20件))を
サーバ2へ投入するトランザクション処理メッセージと
決定でき、そのときのサーバ2のCPU使用時間の予測
値は(計算式=(「TRNS0A」の平均CPU使用時
間×投入数)+(「TRNS0B」の平均CPU使用時
間×投入数)+(「TRNS0D」の平均CPU使用時
間×投入数)=(100×1)+(50×10)+(1
0×20)=800)となり、各々サーバ毎のCPU使
用時間の予測値が各々サーバの使用可能なCPU値(サ
ーバ1:サーバ2=40%:80%=1:2)の割合と
同じ割合になるような振り分け配分を決定することがで
きる。本振り分け配分に従いトランザクション処理メッ
セージを該当サーバへ投入する。
【0042】また、「TRNS0D」の平均CPU使用
時間はトランザクション毎平均CPU使用時間管理表4
2内に、CPU使用時間情報が存在しない為、初めて本
システムに投入されたトランザクション処理メッセージ
であるとみなし、投入件数が30件の「TRNS0D」
について、各々サーバ毎のトランザクション処理メッセ
ージの投入件数が(サーバ1:サーバ2=1:2)の割
合になるようなトランザクション処理メッセージの振り
分け配分を求めると、サーバ1に投入するトランザクシ
ョン処理メッセージの振り分け配分は、「TRNS0
D」(10件)、サーバ2に投入するトランザクション
処理メッセージの振り分け配分は、「TRNS0D」
(20件)と決定できる。本振り分け配分に従い「TR
NS0D」を該当サーバへ投入する。
【0043】第二の例として、現在CPU使用率がサー
バ1「100%」およびサーバ2「50%」である各々
のサーバへ、端末群5より複数のトランザクション処理
メッセージが65件(「TRNS0A」が5件、「TR
NS0B」が10件、「TRNS0C」が20件、「T
RNS0D」が30件)投入された場合について考え
る。
【0044】トランザクション振り分け手段41は、C
PU測定装置13よりサーバ1のCPU使用率「100
%」、CPU測定装置23よりサーバ2のCPU使用率
「50%」を取得し、各々サーバにCPU負荷がかかっ
ていない状態での使用可能なCPU値を「100%」と
すると、サーバ1の使用可能なCPU値は計算式(10
0%−現在のサーバ1のCPU使用率)=(100%−
100%=0%)より「0%」、サーバ2の使用可能な
CPU値は計算式(100%−現在のサーバ2のCPU
使用率)=(100%−50%=50%)より「50
%」となり、各々サーバ毎の使用可能なCPU値の割合
が(サーバ1:サーバ2=0%:50%)であることよ
り、サーバ1へはトランザクション処理メッセージを振
り分けず、端末群5より投入されたトランザクション処
理メッセージ全てサーバ2へ振り分ける。第二の例で
は、サーバ1に投入するトランザクション処理メッセー
ジの振り分け配分は0件、サーバ2に投入するトランザ
クション処理メッセージの振り分け配分は、端末群5よ
り投入された全トランザクション処理メッセージ65件
(「TRNS0A」が5件、「TRNS0B」が10
件、「TRNS0C」が20件、「TRNS0D」が3
0件)と決定できる。本振り分け配分に従いトランザク
ション処理メッセージを該当サーバへ投入する。
【0045】第三の例として、現在CPU使用率がサー
バ1「100%」およびサーバ2「100%」である各
々のサーバへ、端末群5より複数のトランザクション処
理メッセージが65件(「TRNS0A」が5件、「T
RNS0B」が10件、「TRNS0C」が20件、
「TRNS0D」が30件)投入された場合について考
える。
【0046】トランザクション振り分け手段41は、C
PU測定装置13よりサーバ1のCPU使用率「100
%」、CPU測定装置23よりサーバ2のCPU使用率
「100%」を取得する。各々サーバのCPU使用率が
同じである為、CPU使用時間の予測値「1200」の
複数トランザクションについて、各々サーバ毎のCPU
使用時間の予測値が(サーバ1:サーバ2=1:1)の
割合になるようなトランザクション処理メッセージの振
り分け配分を求める。
【0047】例えば、サーバ1に投入するトランザクシ
ョン処理メッセージの振り分け配分は、CPU使用時間
の予測値が「1200」の複数トランザクションについ
て各々サーバ毎のCPU使用時間の予測値が(サーバ
1:サーバ2=1:1=600:600)となるように
トランザクション毎平均CPU使用時間管理表42の平
均CPU使用時間422の多い順にトランザクション処
理メッセージを選択すると、サーバ1のCPU使用時間
の予測値が「600」となる為には、(計算式=(「T
RNS0A」の平均CPU使用時間×投入数)+(「T
RNS0B」の平均CPU使用時間×投入数)=(10
0×5)+(50×2)=600)より「TRNS0
A」(5件)および「TRNS0B」(2件)と決定で
き、残りの「TRNS0B」(8件)および「TRNS
0C」(20件)をサーバ2へ投入するトランザクショ
ン処理メッセージと決定でき、その時のサーバ2のCP
U使用時間の予測値は((計算式=(「TRNS0B」
の平均CPU使用時間×投入数)+(「TRNS0D」
の平均CPU使用時間×投入数)=(50×8)+(1
0×20)=600)となり、各々サーバ毎のCPU使
用時間の予測値が各々サーバの使用可能なCPU値(サ
ーバ1:サーバ2=1:1)の割合と同じ割合になるよ
うな振り分け配分を決定することができる。本振り分け
配分に従いトランザクション処理メッセージを該当サー
バへ投入する。
【0048】また、「TRNS0D」の平均CPU使用
時間はトランザクション毎平均CPU使用時間管理表4
2内に、CPU使用時間情報が存在しない為、初めて本
システムに投入されたトランザクション処理メッセージ
であるとみなし、投入件数が30件の「TRNS0D」
について、各々サーバ毎のトランザクション処理メッセ
ージの投入件数が(サーバ1:サーバ2=1:1)の割
合になるようなトランザクション処理メッセージの振り
分け配分を求めると、サーバ1に投入するトランザクシ
ョン処理メッセージの振り分け配分は、「TRNS0
D」(15件)、サーバ2に投入するトランザクション
処理メッセージの振り分け配分は、「TRNS0D」
(15件)と決定できる。本振り分け配分に従いトラン
ザクション処理メッセージを該当サーバへ投入する。
【0049】トランザクション実行制御手段11はトラ
ンザクション振り分け手段41から受け取ったトランザ
クション処理メッセージに対応するアプリケーションプ
ログラム12を起動し、トランザクション実行後各々ト
ランザクション処理メッセージの実行結果を端末群5へ
返却し、トランザクション毎稼働統計情報管理ファイル
3のトランザクション処理メッセージ識別子31をキー
にして、トランザクション処理メッセージ毎の総CPU
使用時間32およびトランザクション処理メッセージ毎
の総実行件数33を検索する。
【0050】トランザクション毎稼働統計情報管理ファ
イル3よりトランザクション処理メッセージ識別子31
が検索できたトランザクション処理メッセージについて
は、前記トランザクション処理メッセージの実行に要し
たCPU使用時間および実行件数をトランザクション毎
稼働統計情報管理ファイル3の総CPU時間32および
総実行件数33へ加算し、またCPU使用時間32およ
び総実行件数33よりトランザクション処理メッセージ
毎の平均CPU使用時間を算出し、平均CPU使用時間
34を更新する。トランザクション毎稼働統計情報管理
ファイル3内にトランザクション処理メッセージ識別子
31が存在しないトランザクション処理メッセージにつ
いては、本システムに初めて投入されたトランザクショ
ン処理メッセージであるとみなし、トランザクション処
理メッセージ識別子31、総CPU使用時間32、総実
行件数33および平均CPU使用時間34を登録する。
【0051】ここでトランザクション実行制御手段11
において「TRNS0A」が1件実行され、実行時にか
かったCPU使用時間が「98」であった場合について
考える。
【0052】トランザクション実行制御手段11はトラ
ンザクション処理メッセージ識別子31より「TRNS
0A」を検索し、「TRNS0A」欄の総CPU使用時
間32「1000」に「TRNS0A」の実行に要した
CPU使用時間「98」を加算し、「TRNS0A」欄
の総CPU使用時間32を「1000」から「109
8」に更新し、「TRNS0A」欄の総実行件数33
「10」に「TRNS0A」の実行件数「1」を加算
し、総実行件数33を「10」から「11」に更新す
る。
【0053】次にトランザクション実行制御手段11は
「TRNS0A」欄の総CPU使用時間32「109
8」および「TRNS0A」欄の実行件数33「11」
をもとにトランザクション処理メッセージあたりの平均
CPU使用時間を(計算式(総CPU使用時間÷総実行
件数)=(1099÷11)=99.9(少数第一位で
繰り上げ))より算出し、「TRNS0A」欄の平均C
PU使用時間34を「100」から「99.9」に更新
する。
【0054】同様にトランザクション実行制御手段21
はトランザクション振り分け手段41から受け取ったト
ランザクション処理メッセージに対応するアプリケーシ
ョンプログラム22を起動し、トランザクション実行後
トランザクション処理メッセージの実行結果を端末群5
へ返却し、本サーバで実行されたトランザクション毎の
総CPU使用時間およびトランザクション毎の実行件数
およびトランザクション毎の平均CPU使用時間を取得
し、トランザクション毎稼働統計情報管理ファイル3の
トランザクション毎の総CPU使用時間32とトランザ
クション毎の実行件数33と平均CPU使用時間34を
更新する。
【0055】ここでトランザクション実行制御手段21
において「TRNS0D」が1件実行され、実行時にか
かったCPU使用時間が「20」であった場合について
考える。
【0056】トランザクション実行制御手段21はトラ
ンザクション処理メッセージ識別子31内に「TRNS
0D」が存在しない為、本システムに初めて投入された
トランザクション処理メッセージとみなし、トランザク
ション処理メッセージ識別子31へ「TRNS0D」を
登録するとともに、「TRNS0D」欄の総CPU使用
時間32へ「20」、総実行件数33へ「1」を登録す
る。
【0057】次にトランザクション実行制御手段11は
「TRNS0D」欄の総CPU使用時間32「20」お
よび「TRNS0D」欄の実行件数33「1」よりトラ
ンザクション処理メッセージあたりの平均CPU使用時
間を(計算式(総CPU使用時間÷総実行件数)=(2
0÷1)=20)より算出し、平均CPU使用時間34
へ「20」を登録する。トランザクション振り分け手段
41は、一定時間毎にトランザクション毎稼働統計情報
管理ファイル3のトランザクション処理メッセージ識別
子31および平均CPU使用時間34を読み込み、トラ
ンザクション毎平均CPU使用時間管理表42のトラン
ザクション処理メッセージ識別子421と平均CPU使
用時間422を読み込んだ値で更新することにより最新
状態にする。これにより、最新のCPU使用時間の稼働
統計情報をもとにしたトランザクション処理メッセージ
の振り分け方式を実現することができる。以上のよう
に、各々サーバにおいてトランザクション処理メッセー
ジ実行時に発生するトランザクション処理メッセージ毎
の平均CPU使用時間を考慮したトランザクション処理
メッセージの振り分け配分を決定することにより、各々
サーバに投入されたトランザクション処理メッセージが
使用するCPU時間を平準化させ、各々サーバの負荷の
平準化(CPUの利用効率の平準化)を図ることができ
る。
【0058】
【発明の効果】以上、本発明にはトランザクション処理
メッセージが複数投入された場合、トランザクション処
理メッセージ毎の平均CPU使用時間の稼働統計情報を
もとに算出した本トランザクション処理メッセージ実行
時に必要となるCPU使用時間および、各々サーバの現
在のCPU使用率をもとに振り分け配分を決定する為、
各々サーバに投入されたトランザクション処理メッセー
ジが使用するCPU時間を平準化させ、各々サーバの負
荷の平準化(CPUの利用効率の平準化)を図ることが
できる。
【0059】また、トランザクション処理メッセージに
対応するアプリケーションプログラム変更により、本ト
ランザクション処理メッセージ実行時に発生するCPU
使用時間が変わっても、トランザクション処理メッセー
ジ毎のCPU使用時間の最新情報を常に管理している
為、操作員の介入なく常に最適な振り分け方式を実現す
ることが可能である。さらに、本発明は複数のクラスタ
構成のサーバ群に分散して処理を行うオンライントラン
ザクション処理システムにおける、トランザクション処
理メッセージ毎の平均CPU使用時間の稼働統計情報を
考慮した負荷分散方式について述べたが、同様にトラン
ザクション処理メッセージ毎の処理経過時間の稼働統計
情報や、トランザクション処理メッセージ毎の使用ファ
イルのI/O時間の稼働統計情報などを考慮した負荷分
散方式の実現により、同様に各々サーバの負荷の平準化
を図ることができ、オンライントランザクション処理以
外にもバッチジョブの負荷分散方式の実現も可能という
効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態の具体例である。
【図3】本発明の実施の形態の具体例である。
【符号の説明】
1 サーバ 11 トランザクション実行制御手段 12 アプリケーションプログラム 13 CPU測定装置 2 サーバ 21 トランザクション実行制御手段 22 アプリケーションプログラム 23 CPU測定装置 3 トランザクション毎稼動統計情報管理ファイル 4 サーバ 41 トランザクション振り分け手段 42 トランザクション毎平均CPU使用時間管理表 5 端末群 51 端末 52 端末 5N 端末
フロントページの続き (72)発明者 小林 綾子 東京都江東区新木場一丁目18番6号 エヌ イーシーソフト株式会社内 Fターム(参考) 5B045 BB28 BB42 GG02 GG05 5B098 GA01 GD02 GD14

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランザクション処理メッセージの実行
    に要する平均CPU使用時間を、前記トランザクション
    処理メッセージを識別するためのトランザクション処理
    メッセージ識別子毎に記憶するトランザクション毎平均
    CPU使用時間管理表と、複数のトランザクション処理
    メッセージを受け取り、受け取った前記複数のトランザ
    クション処理メッセージそれぞれのトランザクション処
    理メッセージ識別子をキーにして前記トランザクション
    毎平均CPU使用時間管理表を検索し、前記複数のトラ
    ンザクション処理メッセージそれぞれの実行に要する平
    均CPU使用時間を取得するとともに、取得した前記平
    均CPU使用時間より前記複数のトランザクション処理
    メッセージの実行に要するCPU使用時間の予測値を算
    出し、算出した前記予測値と、一定時間間隔で取得した
    複数のサーバそれぞれの現在のCPU使用率に基づい
    て、前記複数のトランザクション処理メッセージの前記
    複数のサーバへの振り分け配分を決定し、決定した前記
    振り分け配分に基づいて、前記複数のトランザクション
    処理メッセージを前記複数のサーバのそれぞれに投入す
    るトランザクション振り分け手段とを備えたことを特徴
    とする負荷分散方式。
  2. 【請求項2】 前記トランザクション振り分け手段は、
    前記複数のトランザクション処理メッセージそれぞれの
    トランザクション処理メッセージ識別子をキーにして前
    記トランザクション毎平均CPU使用時間管理表を検索
    し、前記複数のトランザクション処理メッセージそれぞ
    れの実行に要する平均CPU使用時間を取得し、前記複
    数のトランザクション処理メッセージそれぞれの実行に
    要する平均CPU使用時間を全て加算することにより、
    前記複数のトランザクション処理メッセージの実行に要
    するCPU使用時間の予測値を算出するとともに、一定
    時間間隔で取得した前記複数のサーバそれぞれの現在の
    CPU使用率から、前記複数のサーバそれぞれの使用可
    能CPU値を算出し、前記予測値と前記使用可能CPU
    値に基づいて、前記複数のトランザクション処理メッセ
    ージの前記複数のサーバへの振り分け配分を決定し、決
    定した前記振り分け配分に基づいて、前記複数のトラン
    ザクション処理メッセージを前記複数のサーバのそれぞ
    れに投入することを特徴とする請求項1記載の負荷分散
    方式。
  3. 【請求項3】 複数のトランザクション実行サーバとト
    ランザクション振り分けサーバとが接続されたコンピュ
    ータシステムにおいて、トランザクション処理メッセー
    ジを識別するためのトランザクション処理メッセージ識
    別子と、前記トランザクション処理メッセージの実行に
    要した総CPU使用時間を示す総CPU使用時間と、前
    記トランザクション処理メッセージの総実行件数を示す
    総実行件数と、前記トランザクション処理メッセージの
    実行に要する平均CPU使用時間を示す平均CPU使用
    時間を記憶するトランザクション毎稼働統計情報管理フ
    ァイルと、トランザクション処理メッセージの実行に要
    する平均CPU使用時間を、前記トランザクション処理
    メッセージを識別するためのトランザクション処理メッ
    セージ識別子毎に記憶するトランザクション毎平均CP
    U使用時間管理表とを備え、 前記トランザクション振り分けサーバは、複数のトラン
    ザクション処理メッセージを受け取り、受け取った前記
    複数のトランザクション処理メッセージそれぞれのトラ
    ンザクション処理メッセージ識別子をキーにして前記ト
    ランザクション毎平均CPU使用時間管理表を検索し、
    前記複数のトランザクション処理メッセージそれぞれの
    実行に要する平均CPU使用時間を取得するとともに、
    取得した前記平均CPU使用時間より前記複数のトラン
    ザクション処理メッセージの実行に要するCPU使用時
    間の予測値を算出し、算出した前記予測値と、一定時間
    間隔で取得した前記複数のトランザクション実行サーバ
    それぞれの現在のCPU使用率に基づいて、前記複数の
    トランザクション処理メッセージの前記複数のトランザ
    クション実行サーバへの振り分け配分を決定し、決定し
    た前記振り分け配分に基づいて、前記複数のトランザク
    ション処理メッセージを前記複数のトランザクション実
    行サーバのそれぞれに投入するトランザクション振り分
    け手段を備え、前記複数のトランザクション実行サーバ
    のそれぞれは、前記トランザクション処理メッセージを
    受け取って対応するアプリケーションプログラムを起動
    するとともに、受け取った前記トランザクション処理メ
    ッセージのトランザクション処理メッセージ識別子に対
    応する前記トランザクション毎稼働統計情報管理ファイ
    ルの前記総CPU使用時間と、前記総実行件数と、前記
    平均CPU使用時間を更新するトランザクション実行制
    御手段を備えたことを特徴とする負荷分散システム。
  4. 【請求項4】 前記トランザクション振り分け手段は、
    一定時間毎に前記トランザクション毎稼働統計情報管理
    ファイルのトランザクション処理メッセージ識別子およ
    び平均CPU使用時間を読み込み、読み込んだ値で前記
    トランザクション毎平均CPU使用時間管理表を更新す
    ることを特徴とする請求項3記載の負荷分散システム。
  5. 【請求項5】 複数のトランザクション処理メッセージ
    を受け取り、受け取った前記複数のトランザクション処
    理メッセージそれぞれのトランザクション処理メッセー
    ジ識別子をキーにして、トランザクション処理メッセー
    ジの実行に要する平均CPU使用時間を、前記トランザ
    クション処理メッセージを識別するためのトランザクシ
    ョン処理メッセージ識別子毎に記憶するトランザクショ
    ン毎平均CPU使用時間管理表を検索し、前記複数のト
    ランザクション処理メッセージそれぞれの実行に要する
    平均CPU使用時間を取得するとともに、取得した前記
    平均CPU使用時間より前記複数のトランザクション処
    理メッセージの実行に要するCPU使用時間の予測値を
    算出し、算出した前記予測値と、一定時間間隔で取得し
    た複数のサーバそれぞれの現在のCPU使用率に基づい
    て、前記複数のトランザクション処理メッセージの前記
    複数のサーバへの振り分け配分を決定し、決定した前記
    振り分け配分に基づいて、前記複数のトランザクション
    処理メッセージを前記複数のサーバのそれぞれに投入す
    るトランザクション振り分けステップを含むことを特徴
    とする負荷分散方法。
  6. 【請求項6】 前記トランザクション振り分けステップ
    は、前記複数のトランザクション処理メッセージそれぞ
    れのトランザクション処理メッセージ識別子をキーにし
    て前記トランザクション毎平均CPU使用時間管理表を
    検索し、前記複数のトランザクション処理メッセージそ
    れぞれの実行に要する平均CPU使用時間を取得し、前
    記複数のトランザクション処理メッセージそれぞれの実
    行に要する平均CPU使用時間を全て加算することによ
    り、前記複数のトランザクション処理メッセージの実行
    に要するCPU使用時間の予測値を算出するとともに、
    一定時間間隔で取得した前記複数のサーバそれぞれの現
    在のCPU使用率から、前記複数のサーバそれぞれの使
    用可能CPU値を算出し、前記予測値と前記使用可能C
    PU値に基づいて、前記複数のトランザクション処理メ
    ッセージの前記複数のサーバへの振り分け配分を決定
    し、決定した前記振り分け配分に基づいて、前記複数の
    トランザクション処理メッセージを前記複数のサーバの
    それぞれに投入することを特徴とする請求項5記載の負
    荷分散方法。
  7. 【請求項7】 複数のトランザクション実行サーバとト
    ランザクション振り分けサーバとが接続されたコンピュ
    ータシステムにおいて、 前記トランザクション振り分けサーバが、複数のトラン
    ザクション処理メッセージを受け取り、受け取った前記
    複数のトランザクション処理メッセージそれぞれのトラ
    ンザクション処理メッセージ識別子をキーにして、トラ
    ンザクション処理メッセージの実行に要する平均CPU
    使用時間を、前記トランザクション処理メッセージを識
    別するためのトランザクション処理メッセージ識別子毎
    に記憶するトランザクション毎平均CPU使用時間管理
    表を検索し、前記複数のトランザクション処理メッセー
    ジそれぞれの実行に要する平均CPU使用時間を取得す
    るとともに、取得した前記平均CPU使用時間より前記
    複数のトランザクション処理メッセージの実行に要する
    CPU使用時間の予測値を算出し、算出した前記予測値
    と、一定時間間隔で取得した前記複数のトランザクショ
    ン実行サーバそれぞれの現在のCPU使用率に基づい
    て、前記複数のトランザクション処理メッセージの前記
    複数のトランザクション実行サーバへの振り分け配分を
    決定し、決定した前記振り分け配分に基づいて、前記複
    数のトランザクション処理メッセージを前記複数のトラ
    ンザクション実行サーバのそれぞれに投入するトランザ
    クション振り分けステップを含み、前記複数のトランザ
    クション実行サーバのそれぞれが、前記トランザクショ
    ン処理メッセージを受け取って対応するアプリケーショ
    ンプログラムを起動するとともに、受け取った前記トラ
    ンザクション処理メッセージのトランザクション処理メ
    ッセージ識別子に対応する、トランザクション処理メッ
    セージを識別するためのトランザクション処理メッセー
    ジ識別子と、前記トランザクション処理メッセージの実
    行に要した総CPU使用時間を示す総CPU使用時間
    と、前記トランザクション処理メッセージの総実行件数
    を示す総実行件数と、前記トランザクション処理メッセ
    ージの実行に要する平均CPU使用時間を示す平均CP
    U使用時間を記憶するトランザクション毎稼働統計情報
    管理ファイルの前記総CPU使用時間と、前記総実行件
    数と、前記平均CPU使用時間を更新するトランザクシ
    ョン実行制御ステップを含むことを特徴とする負荷分散
    方法。
  8. 【請求項8】 前記トランザクション振り分けステップ
    は、一定時間毎に前記トランザクション毎稼働統計情報
    管理ファイルのトランザクション処理メッセージ識別子
    および平均CPU使用時間を読み込み、読み込んだ値で
    前記トランザクション毎平均CPU使用時間管理表を更
    新することを特徴とする請求項7記載の負荷分散方法。
  9. 【請求項9】 複数のトランザクション処理メッセージ
    を受け取り、受け取った前記複数のトランザクション処
    理メッセージそれぞれのトランザクション処理メッセー
    ジ識別子をキーにして、トランザクション処理メッセー
    ジの実行に要する平均CPU使用時間を、前記トランザ
    クション処理メッセージを識別するためのトランザクシ
    ョン処理メッセージ識別子毎に記憶するトランザクショ
    ン毎平均CPU使用時間管理表を検索し、前記複数のト
    ランザクション処理メッセージそれぞれの実行に要する
    平均CPU使用時間を取得するとともに、取得した前記
    平均CPU使用時間より前記複数のトランザクション処
    理メッセージの実行に要するCPU使用時間の予測値を
    算出し、算出した前記予測値と、一定時間間隔で取得し
    た複数のサーバそれぞれの現在のCPU使用率に基づい
    て、前記複数のトランザクション処理メッセージの前記
    複数のサーバへの振り分け配分を決定し、決定した前記
    振り分け配分に基づいて、前記複数のトランザクション
    処理メッセージを前記複数のサーバのそれぞれに投入す
    るトランザクション振り分け処理をコンピュータに実行
    させることを特徴とする負荷分散用プログラム。
  10. 【請求項10】 前記トランザクション振り分け処理
    は、前記複数のトランザクション処理メッセージそれぞ
    れのトランザクション処理メッセージ識別子をキーにし
    て前記トランザクション毎平均CPU使用時間管理表を
    検索し、前記複数のトランザクション処理メッセージそ
    れぞれの実行に要する平均CPU使用時間を取得し、前
    記複数のトランザクション処理メッセージそれぞれの実
    行に要する平均CPU使用時間を全て加算することによ
    り、前記複数のトランザクション処理メッセージの実行
    に要するCPU使用時間の予測値を算出するとともに、
    一定時間間隔で取得した前記複数のサーバそれぞれの現
    在のCPU使用率から、前記複数のサーバそれぞれの使
    用可能CPU値を算出し、前記予測値と前記使用可能C
    PU値に基づいて、前記複数のトランザクション処理メ
    ッセージの前記複数のサーバへの振り分け配分を決定
    し、決定した前記振り分け配分に基づいて、前記複数の
    トランザクション処理メッセージを前記複数のサーバの
    それぞれに投入することを特徴とする請求項9記載の負
    荷分散用プログラム。
  11. 【請求項11】 複数のトランザクション実行サーバと
    トランザクション振り分けサーバとが接続されたコンピ
    ュータシステムにおいて、 複数のトランザクション処理メッセージを受け取り、受
    け取った前記複数のトランザクション処理メッセージそ
    れぞれのトランザクション処理メッセージ識別子をキー
    にして、トランザクション処理メッセージの実行に要す
    る平均CPU使用時間を、前記トランザクション処理メ
    ッセージを識別するためのトランザクション処理メッセ
    ージ識別子毎に記憶するトランザクション毎平均CPU
    使用時間管理表を検索し、前記複数のトランザクション
    処理メッセージそれぞれの実行に要する平均CPU使用
    時間を取得するとともに、取得した前記平均CPU使用
    時間より前記複数のトランザクション処理メッセージの
    実行に要するCPU使用時間の予測値を算出し、算出し
    た前記予測値と、一定時間間隔で取得した前記複数のト
    ランザクション実行サーバそれぞれの現在のCPU使用
    率に基づいて、前記複数のトランザクション処理メッセ
    ージの前記複数のトランザクション実行サーバへの振り
    分け配分を決定し、決定した前記振り分け配分に基づい
    て、前記複数のトランザクション処理メッセージを前記
    複数のトランザクション実行サーバのそれぞれに投入す
    るトランザクション振り分け処理を前記トランザクショ
    ン振り分けサーバに実行させ、前記トランザクション処
    理メッセージを受け取って対応するアプリケーションプ
    ログラムを起動するとともに、受け取った前記トランザ
    クション処理メッセージのトランザクション処理メッセ
    ージ識別子に対応する、トランザクション処理メッセー
    ジを識別するためのトランザクション処理メッセージ識
    別子と、前記トランザクション処理メッセージの実行に
    要した総CPU使用時間を示す総CPU使用時間と、前
    記トランザクション処理メッセージの総実行件数を示す
    総実行件数と、前記トランザクション処理メッセージの
    実行に要する平均CPU使用時間を示す平均CPU使用
    時間を記憶するトランザクション毎稼働統計情報管理フ
    ァイルの前記総CPU使用時間と、前記総実行件数と、
    前記平均CPU使用時間を更新するトランザクション実
    行制御処理を前記複数のトランザクション実行サーバの
    それぞれに実行させることを特徴とする負荷分散用プロ
    グラム。
  12. 【請求項12】 前記トランザクション振り分け処理
    は、一定時間毎に前記トランザクション毎稼働統計情報
    管理ファイルのトランザクション処理メッセージ識別子
    および平均CPU使用時間を読み込み、読み込んだ値で
    前記トランザクション毎平均CPU使用時間管理表を更
    新することを特徴とする請求項11記載の負荷分散用プ
    ログラム。
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