JP2003296166A - サーバ複製方法、及び文書管理システム - Google Patents

サーバ複製方法、及び文書管理システム

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JP2003296166A
JP2003296166A JP2002104702A JP2002104702A JP2003296166A JP 2003296166 A JP2003296166 A JP 2003296166A JP 2002104702 A JP2002104702 A JP 2002104702A JP 2002104702 A JP2002104702 A JP 2002104702A JP 2003296166 A JP2003296166 A JP 2003296166A
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Takeshi Otsuka
毅 大塚
Koichi Nagoshi
孝一 名越
Ikuro Yoshida
育朗 吉田
Kiyohiko Honda
清彦 本田
Takayuki Fukushima
隆行 福島
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Panasonic Communications Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムを停止することなく蓄積データのバ
ックアップを行うことが可能なサーバ複製方法を提供す
る。 【解決手段】 複製元のサーバ1において、電子データ
を蓄積管理するサーバにクライアントから処理の要求が
あると、そのクライアント要求処理が蓄積データの変更
を伴う所定の処理に該当するか否かを処理実行部8で判
定し、これが所定の処理に該当する場合には、そのクラ
イアント要求処理を実行した後に、その処理内容に対応
した所要の処理を予め登録された複製先のサーバ2に行
わせるための複製指示用XMLデータを複製指示部12
で作成して当該複製先のサーバに送信するものとする。
特に複製元のサーバで複製先のサーバの複製実行状況を
監視し、複製が失敗した場合には複製指示用XMLデー
タを再送するものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々のデータを蓄
積管理するサーバの蓄積データを他のサーバに複製する
サーバ複製方法、及び種々の文書データを蓄積管理する
文書管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】スキャナで読み取った文書データや様々
なアプリケーションで作成された文書データをサーバに
蓄積管理し、ユーザによるクライアントPCからの処理
要求に応じて種々の処理を行うクライアント・サーバ型
の文書管理システムが知られている。この種の文書管理
システムでは、障害により蓄積データが消失しないよう
にバックアップが行われるが、従来、テープを用いて定
期的にデータのフルバックアップと差分バックアップと
を交互に行うのが一般的である。また2次記憶装置の電
子データ記憶領域を監視するアプリケーションを使用し
て自動的にバックアップを行う方法が採用されることも
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記テープ
によるサーバ蓄積データの複製方法では、テープへの書
き込み速度が遅いため、システム管理者が長時間の作業
に煩わされることはもとより、バックアップ処理中にク
ライアントからのデータ書込みが発生しないように文書
管理システムを一時的に停止するため、その間、ユーザ
がサービスを利用することができない不都合が生じる。
さらに、何らかの障害で他のサーバへデータを復元する
場合にも時間を要するため、長時間に渡ってユーザのサ
ービス利用が制限される問題がある。また、監視アプリ
ケーションを使用した自動バックアップでは、バックア
ップ用のサーバを別途設置する必要があるため、コスト
が嵩む不都合を有している。
【0004】本発明は、このような従来技術の問題点を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
システムを停止することなく蓄積データのバックアップ
を行うことが可能なように構成されたサーバ複製方法及
び文書管理システムを提供することにある。さらに、本
発明は、バックアップ専用のサーバを必要としない構成
を実現することも目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を果たす
ために、本発明においては、電子データを蓄積管理する
サーバにクライアントから処理の要求があると、そのク
ライアント要求処理が蓄積データの変更を伴う所定の処
理に該当するか否かを判定し、これが所定の処理に該当
する場合には、そのクライアント要求処理を実行した後
に、その処理内容に対応した所要の処理を予め登録され
た複製先のサーバに行わせるための複製指示データを作
成して当該複製先のサーバに送信するものとした。これ
によると、システムを停止することなく蓄積データのバ
ックアップを行うことができる。さらに、クライアント
からの処理要求を受け付ける複数のサーバ相互で複製指
示データを送信し合うことで、バックアップ専用のサー
バを必要としない構成を実現することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の態様に係る
サーバ複製方法は、電子データを蓄積管理するサーバに
クライアントから処理の要求があると、そのクライアン
ト要求処理が蓄積データの変更を伴う所定の処理に該当
するか否かを判定し、これが所定の処理に該当する場合
には、そのクライアント要求処理を実行した後に、その
処理内容に対応した所要の処理を予め登録された複製先
のサーバに行わせるための複製指示データを作成して当
該複製先のサーバに送信するものである。これによる
と、複製指示データの受信に応じて複製先のサーバが処
理を行うことで、システムを停止することなく自動的に
蓄積データのバックアップが行われる。この場合、蓄積
データの変更を伴う所定の処理とは、例えば電子データ
の新規登録、更新、及び削除の処理である。
【0007】本発明の第2の実施の態様に係るサーバ複
製方法は、前記第1の実施の態様に係る構成において、
複製元のサーバで複製先のサーバの複製実行状況を監視
し、複製が失敗した場合には複製指示データを再送する
ものである。これによると、複製先のサーバへの複製を
確実に行うことができる。
【0008】本発明の第3の実施の態様に係る文書管理
システムは、文書データを蓄積管理する第1のサーバ
と、この第1のサーバにおいて、クライアントから処理
の要求があると、そのクライアント要求処理が蓄積デー
タの変更を伴う所定の処理に該当するか否かを判定する
判定手段と、この判定手段によりクライアント要求処理
が所定の処理に該当するものと判定された場合に、その
クライアント要求処理が実行された後に、その処理内容
に対応した所要の処理を複製先の第2のサーバに行わせ
るための複製指示データを作成して当該第2のサーバに
送信する複製指示手段とを備えたものである。これによ
ると、複製指示データの受信に応じて第2のサーバが所
要の処理を行うことで、システムを停止することなく自
動的に蓄積データのバックアップが行われる。この場
合、蓄積データの変更を伴う所定の処理とは、例えば文
書データの新規登録、更新、及び削除の処理である。
【0009】本発明の第4の実施の態様に係る文書管理
システムは、前記第3の実施の態様に係る構成におい
て、複製指示手段が、複製先サーバでの複製実行状況を
監視し、複製が失敗した場合には複製指示データを再送
し、複製が成功した場合にはその旨の情報を複製状況管
理手段に登録するものである。これによると、第2のサ
ーバへの複製を確実に行うことができる。
【0010】本発明の第5の実施の態様に係る文書管理
システムは、前記第3の実施の態様に係る構成におい
て、複製指示手段が、複製指示データを汎用的なデータ
定義を用いて第2のサーバに送信するものである。これ
によると、第2のサーバへの複製のシステムを構築する
ことが容易になる。この場合、汎用的なデータ定義とし
ては、XML(eXtensible Markup Language)が好適で
ある。なお、複製先のサーバが複製元のサーバと同様に
クライアントからの処理要求を受け付け可能で、かつク
ライアントからの処理要求を同様の汎用的なデータ定義
を用いて受信可能な構成では、クライアントからの処理
要求と他のサーバからの複製指示とを同じ通信手段で受
信することが可能になり、構成を簡素化する上で効果的
である。
【0011】本発明の第6の実施の態様に係る文書管理
システムは、前記第3の実施の態様に係る構成におい
て、第2のサーバが、第1のサーバに代わってクライア
ントからの要求処理を実行する機能を有するものであ
る。これによると、両サーバを区別せずにクライアント
からアクセスすることができ、第1のサーバの障害発生
時に、システムの運用を停止することなく復旧を行うこ
とができる。また、両サーバが互いに遠隔地に設置され
ていると、天災等によるデータの消失を避ける上で効果
的であり、この場合インターネットを介してHTTP方
式でデータ通信を行えば良い。
【0012】本発明の第7の実施の態様に係る文書管理
システムは、前記第3の実施の態様に係る構成におい
て、第2のサーバが、それ自身に対するクライアントか
らの要求処理を実行する機能を有すると共に、その要求
処理に対応した所要の処理を第1のサーバに行わせるた
めの複製指示データを作成して当該第1のサーバに送信
する複製指示手段を備えたものである。これによると、
第2のサーバでの処理による蓄積データの変更が複製処
理によって第1のサーバに反映され、2つのサーバ相互
でバックアップが行われるため、バックアップ専用のサ
ーバが不要になり、設備の有効活用を図ることができ
る。また、利用しない別のサーバに登録された文書をユ
ーザが参照することが可能になる。
【0013】本発明の第8の実施の態様に係る文書管理
システムは、前記第3の実施の態様に係る構成に加え
て、第1のサーバにおいて、クライアント要求処理が文
書の新規登録である場合に、その処理が実行された後
に、当該文書の少なくとも一部を出力させる指示を所定
の画像出力装置に送る出力指示手段を備えたものであ
る。これによると、文書の登録に応じて登録文書の先頭
頁を印刷する場合や、文書の登録があったことを多数の
ユーザに報知する場合の作業を省力化することができ
る。
【0014】本発明の第9の実施の態様に係る文書管理
システムは、前記第8の実施の態様に係る構成におい
て、画像出力装置が、ユーザごとに設けられたファクシ
ミリ装置である。これによると、文書の登録があったこ
とを多数のユーザに確実に報知することができる。この
場合、多数のファクシミリ装置に一斉にファクシミリ送
信するため、ファクシミリサーバを介して出力を指示す
るものとしても良い。
【0015】なお、前記の複製指示データは、少なくと
もクライアント要求処理に対応する処理のコマンド、並
びに複製に要する実体データを有するが、これに加えて
複製元のサーバの識別情報を有する構成とすると、文書
の出所を明らかにすると共に、複数のサーバ相互で複製
を行う場合の無限ループを回避することができる。
【0016】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明による文書管理システムの
概略構成を示すブロック図である。この文書管理システ
ムでは、文書データを蓄積管理する複製元サーバ(第1
のサーバ)1でクライアントPC3からの要求に応じて
所要の処理が行われ、その処理の実行に伴って複製元サ
ーバ1の蓄積データと整合するデータが複製先サーバ2
(第2のサーバ)に蓄積されるように複製先サーバ2に
対して複製の処理が行われる。複製先サーバ2及びクラ
イアントPC3はインターネットを介して複製元サーバ
1と接続され、クライアントPC3から複製元サーバ1
への処理要求、複製元サーバ1からクライアントPC3
への返信、並びに複製元サーバ1から複製先サーバ2へ
の複製の指示は、汎用的なデータ定義であるXMLを用
いて行われる。
【0018】複製元サーバ1は、クライアントPC3と
データ通信を行う通信部6と、クライアントPC3から
渡されたデータから処理方法を指定するコマンド情報と
文書の実体データとを分離抽出するデータ解析部7と、
その解析に基づいて指定の処理を各部に実行させる処理
実行部8と、文書データを格納管理するデータ蓄積部9
と、クライアントPC3からの要求に対する結果データ
を作成する結果データ作成部10と、クライアントPC
3からの要求とその処理結果を保存するログ蓄積部11
と、複製先サーバ2への複製処理を実行管理する複製指
示部12とを有している。
【0019】複製元サーバ1では、クライアントPC3
から処理の要求があると、そのクライアント要求処理が
蓄積データの変更を伴う所定の処理、すなわち文書の新
規登録、更新、及び削除の処理のいずれかに該当するか
否かを処理実行部8(判定手段)で判定し、この判定に
よりクライアント要求処理が所定の処理に該当する場合
には、そのクライアント要求処理を実行した後に、その
処理内容に対応した所要の処理を複製先サーバ2に行わ
せるための複製指示用XMLデータ(複製指示データ)
を複製指示部(複製指示手段)12で作成して複製先サ
ーバに送信するようになっている。処理実行部8では、
クライアント要求のトランザクションが解析され、これ
に基づいて複製指示部12でそのトランザクションに対
応する内容の複製指示用XMLデータが作成される。
【0020】クライアントPC3から複製元サーバ1に
対する処理要求は、処理要求用XMLデータにより行わ
れ、この処理要求用XMLデータでは、要求処理の項目
(Command)に文書データの処理方法(ここでは登録(R
egister))が指定され、処理対象の項目(Subject)に
処理対象の文書データが指定される。また、複製元サー
バ1からクライアントPC3への結果データの送信は、
返信用XMLデータにより行われ、この返信用XMLデ
ータでは、処理状況の項目(Response)に処理が正常に
完了したか否かの情報が記載され、文書識別情報の項目
(Doc ID)に登録処理により付与された文書の識別情報
が記載される。
【0021】またこの文書管理システムでは、ユーザご
とに設けられたファクシミリ装置14に対してファクシ
ミリを送信するファクシミリ送信指示部15が設けられ
ており、サーバに文書を新規に登録するクライアントP
Cからの処理の要求があると、その処理の後に当該文書
の少なくとも一部(例えば先頭ページ)をファクシミリ
装置14で出力させて、文書の登録があったことをユー
ザに報知する同報ファクシミリ送信が行われるようにな
っている。ファクシミリ装置14には電子メール形式で
データが送信される。
【0022】図2は、図1に示した複製指示用XMLデ
ータの内容を示している。この複製指示用XMLデータ
では、要求処理の項目(Command)に文書データの処理
方法(ここでは登録(Register))が指定され、処理対
象の項目(Subject)に複製用文書データが指定されて
いる。文書識別情報の項目(Doc ID)には、元の文書I
D(ここでは123456789)にサーバの識別情報またはサ
ーバごとの文書管理システムの識別情報(システムID)
を付加した文書識別情報(ここではシステムID+1234567
89)が記述されており、これによりいずれのサーバまた
はシステムで登録された文書であるかを識別することが
できる。また、複製の項目(duplicate)には、複製元
サーバの識別情報(ここではServer001)が記述されて
おり、これにより複製の無限ループを回避することがで
きる。この複製の項目では、クライアントの要求を直接
受け付けたサーバから別のサーバを経由して複製の指示
が届けられた場合にそれらの複数のサーバの識別情報が
併記される。なお、この複製指示用XMLデータは、複
製元サーバと同一の構成を有する複製先サーバで受信さ
れると、クライアントからの処理要求用XMLデータと
同様にデータ解析部で解析が行われ、処理実行部で所要
の処理(例えば登録処理)が実行される。
【0023】図3は、図1に示したサーバとクライアン
トとの接続形態の一例を示すブロック図である。ここで
は、複製先サーバが、複製元サーバに代わってクライア
ントPCからのアクセスを受付可能となっている。複製
先サーバは、複製元サーバと同様にクライアントからの
要求に応じて文書を処理する機能を有し、複製元サーバ
から複製先サーバに送られる複製指示用XMLデータに
より複製先サーバではデータの蓄積内容が複製元サーバ
と同一に保持されており、複製元サーバで障害が発生す
ると、クライアントPCのアクセス先を複製先サーバに
切り替えて運用することで、ユーザは平常時と変わりな
くサービスを利用することができる。また、複製先サー
バへのアクセスを障害発生時に限定せず、常時、いずれ
のサーバにもアクセス可能とすると、検索処理における
サーバの負荷分散を図ることができる。
【0024】図4は、図1に示したサーバとクライアン
トとの接続形態の一例を示すブロック図である。ここで
は、前記の例と同様に相手のサーバに複製指示用XML
データを送るようになっているが、特にここでは遠隔地
に配備された両サーバがそれぞれ独立してクライアント
PCからの処理要求を受け付け、その処理による蓄積デ
ータの変更を相手のサーバに反映させるために相互に複
製を行うようになっており、これにより両サーバの蓄積
内容が同一に保持され、例えば大阪のクライアントは大
阪のサーバにアクセスすることで、東京のサーバに登録
された文書と同じ文書を閲覧することができる。この場
合、バックアップ専用のサーバは不要であり、設備の有
効活用を図ることができる。
【0025】図5は、図1に示したサーバとクライアン
トとの接続形態の一例を示すブロック図である。ここで
は、クライアントPCからの処理要求を受け付け可能な
2つのサーバ(ここでは東京及び大阪のサーバ)が共
に、遠隔地に配備された1つのサーバ(ここでは北海道
のサーバ)に複製指示用XMLデータを送るようになっ
ており、複製先のサーバで集中してバックアップが行わ
れる。
【0026】図6は、図1に示した複製指示部に格納さ
れる複製処理用管理ファイルの内容を示している。複製
元サーバには、複製先サーバの複製状況を管理する複製
処理用管理ファイル(複製状況管理手段)が設けられ、
複製指示部は、複製先サーバでの複製実行状況を監視し
て複製が失敗した場合には複製指示用XMLデータを再
送し、複製が成功した場合にはその旨の情報を複製処理
用管理ファイルに登録するようになっている。この複製
処理用管理ファイルには、日付、複製先で処理が正常に
完了したか否かを表す完了状況、並びにコマンドパスに
関する複製管理情報が格納されている。なお、ファクシ
ミリ送信指示部でもこれと同様に、ファクシミリ送信が
正常に完了したか否かを表す処理状況に関する管理情報
を格納する管理ファイルが設けられる。図6に示す例
は、前記図4に示した構成に対応するものであり、図6
中(A)には、大阪のサーバにおける東京のサーバに対
する管理ファイルが示され、図6中(B)には、東京の
サーバにおける大阪のサーバに対する管理ファイルが示
されている。
【0027】図7は、図1に示した文書管理システムで
の複製の処理の手順を示すフロー図である。ここでは、
まずステップ101にて複製先サーバの設置時に予め作
成された複製先サーバ一覧ファイルから複製先サーバ情
報を読み込み、つづくステップ102にて複製先サーバ
の登録があるか否かを判定する。ここで複製先サーバの
登録があればステップ103に進んで処理要求用XML
データのコマンド解析を行い、つづくステップ104に
てコマンドが既に処理されたものか否かを判定する。既
に処理されたものである場合というのは、複製元サーバ
が複製先サーバに複製指示用XMLデータを送信した後
に同じ複製指示用XMLデータが相手からまた送られて
きた場合である。複製指示用XMLデータの複製元サー
バの識別情報から自分が既に処理し送信したものである
と判断できる。ステップ104で処理済みでなければス
テップ105に進んでコマンドが蓄積内容を変更する処
理、すなわち登録、更新及び削除のいずれかに該当する
か否かを判定し、これに該当すればステップ106に進
んで複製指示用XMLデータを作成する。
【0028】次にステップ107にて、図6に示した複
製先サーバごとの複製処理用管理ファイルに、完了状況
の項目を保留状況のままでコマンドパスを書き込み、つ
づくステップ108にてこの書き込み処理が正常に完了
したか否かを判定し、正常に完了していればステップ1
09に進んで各複製先サーバに対して複製指示用XML
データを送信する。そしてステップ110にて各複製先
サーバからの応答データに基づいて複製処理が正常に完
了したか否かを判定し、正常に完了していればステップ
111に進んで複製処理用管理ファイルの完了状況の項
目に複製が完了した情報を書き込み、複製処理が正常に
完了していないものと判定されると、ステップ112に
進んでタイマを起動させて所定時間(例えば数分間)経
過した後にステップ109に戻り、再度複製指示用XM
Lデータを複製先サーバに送信する。
【0029】他方、ステップ102にて複製先サーバの
登録がないものと判定された場合、ステップ104にて
処理済みと判定された場合、並びにステップ105にて
クライアント要求処理が蓄積内容を変更する処理に該当
しない場合には、前記の複製指示用XMLデータの作成
処理並びに複製処理用管理ファイルへの書き込み処理は
行われずに終了する。また、ステップ108にて複製処
理用管理ファイルへの書き込みが失敗したものと判定さ
れると、ステップ113に進んで全ての管理ファイルか
ら該当するデータを削除して複製処理ができない旨を通
知し、以後サービスの受け付けを停止する。
【0030】図8は、図1に示した文書管理システムで
のファクシミリ送信の処理の手順を示すフロー図であ
る。ここではまずステップ201にて予め作成された送
信先ファクシミリ一覧ファイルから送信先ファクシミリ
情報を読み込み、つづくステップ202にて送信先ファ
クシミリの登録があるか否かを判定する。ここで送信先
ファクシミリの登録があればステップ203に進んで処
理要求用XMLデータのコマンド解析を行い、つづくス
テップ204にてコマンドが既に処理されたものか否か
を判定し、処理済みでなければステップ205に進んで
コマンドが登録の処理か否かを判定し、登録の処理であ
ればステップ206に進んでファクシミリ送信用電子メ
ールデータを作成する。
【0031】次にステップ207にて送信先ファクシミ
リごとのファクシミリ送信用管理ファイルに、完了状況
の項目を保留状況でコマンドパスを書き込み、つづくス
テップ208にてこの書き込み処理が正常に完了したか
否かを判定し、正常に完了していればステップ209に
進んで各送信先ファクシミリに対してファクシミリ送信
用電子メールデータを送信する。そしてステップ210
にて各ファクシミリからの応答データに基づいてファク
シミリ送信が正常に完了したか否かを判定し、正常に完
了していればステップ211に進んでファクシミリ送信
用管理ファイルに送信完了情報を書き込み、ファクシミ
リ送信が正常に完了していないものと判定されると、ス
テップ212に進んでタイマを起動させて所定時間(例
えば数分間)経過した後にステップ209に戻り、再度
ファクシミリ送信用電子メールデータを送信する。
【0032】他方、ステップ202にて送信先ファクシ
ミリの登録がないものと判定された場合、ステップ20
4にて処理済みと判定された場合、並びにステップ20
5にてクライアント要求処理が登録処理でないものと判
定された場合には、前記のファクシミリ送信用電子メー
ルデータの作成処理並びに管理ファイルへの書き込み処
理は行われずに終了する。また、ステップ208にて管
理ファイルへの書き込みが失敗したものと判定される
と、ステップ213に進んで全ての管理ファイルから該
当するデータを削除してファクシミリ送信ができない旨
を通知し、以後サービスの受け付けを停止する。
【0033】図9は、図1に示した文書管理システムで
のファクシミリ装置の接続形態の一例を示すブロック図
である。ここでは、ユーザごとに設けられたファクシミ
リ装置に文書データを送信するためにファクシミリサー
バに対してファクシミリ送信の指示がサーバから送られ
るようになっている。これによると、送信先ファクシミ
リ装置が多数に及ぶ場合の送信処理の負担を軽減するこ
とができる。
【0034】
【発明の効果】このように本発明によれば、複製指示デ
ータの受信に応じて複製先のサーバが指定の処理を行う
ことで、システムを停止することなく自動的に蓄積デー
タのバックアップが行われるため、システム管理者が長
時間のバックアップ及び復旧の作業に煩わさることを避
けると同時に、ユーザが長時間に渡ってサービスの利用
が制限される不都合を回避することができ、システムの
利便性を高める上で顕著な効果が得られる。さらに、複
数のサーバ相互で複製処理を行わせることで、バックア
ップ専用のサーバが不要になり、設備の有効活用を図る
と共にコストを削減する上で大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による文書管理システムの概略構成を示
すブロック図
【図2】図1に示した複製指示用XMLデータの内容を
示す図
【図3】図1に示したサーバとクライアントとの接続形
態の一例を示すブロック図
【図4】図1に示したサーバとクライアントとの接続形
態の一例を示すブロック図
【図5】図1に示したサーバとクライアントとの接続形
態の一例を示すブロック図
【図6】図1に示した複製指示部に格納される複製処理
用管理ファイルの内容を示す図
【図7】図1に示した文書管理システムでの複製処理の
手順を示すフロー図
【図8】図1に示した文書管理システムでのファクシミ
リ送信の処理の手順を示すフロー図
【図9】図1に示した文書管理システムでのファクシミ
リ装置の接続形態の一例を示すブロック図
【符号の説明】
1 複製元サーバ(第1のサーバ) 2 複製先サーバ(第2のサーバ) 3 クライアントPC 6 通信部 7 データ解析部 8 処理実行部(判定手段) 9 データ蓄積部 10 結果データ作成部 11 ログ蓄積部 12 複製指示部(複製指示手段) 14 ファクシミリ装置 15 ファクシミリ送信指示部(出力指示手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 育朗 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松下 電送システム株式会社内 (72)発明者 本田 清彦 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松下 電送システム株式会社内 (72)発明者 福島 隆行 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松下 電送システム株式会社内 Fターム(参考) 5B082 DE04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子データを蓄積管理するサーバにク
    ライアントから処理の要求があると、そのクライアント
    要求処理が蓄積データの変更を伴う所定の処理に該当す
    るか否かを判定し、これが所定の処理に該当する場合に
    は、そのクライアント要求処理を実行した後に、その処
    理内容に対応した所要の処理を予め登録された複製先の
    サーバに行わせるための複製指示データを作成して当該
    複製先のサーバに送信することを特徴とするサーバ複製
    方法。
  2. 【請求項2】 前記複製元のサーバで前記複製先のサ
    ーバの複製実行状況を監視し、複製が失敗した場合には
    前記複製指示データを再送することを特徴とする請求項
    1に記載のサーバ複製方法。
  3. 【請求項3】 文書データを蓄積管理する第1のサー
    バと、 この第1のサーバにおいて、クライアントから処理の要
    求があると、そのクライアント要求処理が蓄積データの
    変更を伴う所定の処理に該当するか否かを判定する判定
    手段と、 この判定手段により前記クライアント要求処理が所定の
    処理に該当するものと判定された場合に、そのクライア
    ント要求処理が実行された後に、その処理内容に対応し
    た所要の処理を複製先の第2のサーバに行わせるための
    複製指示データを作成して当該第2のサーバに送信する
    複製指示手段とを備えたことを特徴とする文書管理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記複製指示手段は、前記複製先サー
    バでの複製実行状況を監視し、複製が失敗した場合には
    前記複製指示データを再送し、複製が成功した場合には
    その旨の情報を複製状況管理手段に登録することを特徴
    とする請求項3に記載の文書管理システム。
  5. 【請求項5】 前記複製指示手段は、前記複製指示デ
    ータを汎用的なデータ定義を用いて前記第2のサーバに
    送信することを特徴とする請求項3に記載の文書管理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記第2のサーバは、前記第1のサー
    バに代わって前記クライアントからの要求処理を実行す
    る機能を有することを特徴とする請求項3に記載の文書
    管理システム。
  7. 【請求項7】 前記第2のサーバは、それ自身に対す
    るクライアントからの要求処理を実行する機能を有する
    と共に、その要求処理に対応した所要の処理を第1のサ
    ーバに行わせるための複製指示データを作成して当該第
    1のサーバに送信する複製指示手段を備えたことを特徴
    とする請求項3に記載の文書管理システム。
  8. 【請求項8】 前記第1のサーバにおいて、前記クラ
    イアント要求処理が文書の新規登録である場合に、その
    処理が実行された後に、当該文書の少なくとも一部を出
    力させる指示を所定の画像出力装置に送る出力指示手段
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載の文書管理シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記画像出力装置が、ユーザごとに設
    けられたファクシミリ装置であることを特徴とする請求
    項8に記載の文書管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008023009A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Yokogawa Electric Corp 医療画像情報管理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008023009A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Yokogawa Electric Corp 医療画像情報管理システム

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