JP2003281804A - トレイ出退装置 - Google Patents
トレイ出退装置Info
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- JP2003281804A JP2003281804A JP2002086193A JP2002086193A JP2003281804A JP 2003281804 A JP2003281804 A JP 2003281804A JP 2002086193 A JP2002086193 A JP 2002086193A JP 2002086193 A JP2002086193 A JP 2002086193A JP 2003281804 A JP2003281804 A JP 2003281804A
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- eject button
- forced
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単且つ安価な構造で断電時にトレイを容易
に引き出すこと。 【解決手段】 断電中にトレイ2を筐体1の開口部3か
ら強制的に引き出すための引出し機構8が、前記筐体1
内に出退可能且つ出退方向a,bとは直交する横方向
c,dに移動可能に配置されて突出時に該筐体1に貫設
したイジェクト孔9に挿通される強制イジェクト釦10
を有し、通電時に強制イジェクト釦10を筐体1内に退
入させ断電時に強制イジェクト釦10をイジェクト孔9
から突出させることにより該強制イジェクト釦10を左
横方向cに移動させてトレイ2に係合させる釦操作機構
11が設けられており、イジェクト孔9から突出する強
制イジェクト釦10を押し込むことによりトレイ2を筐
体1の開口部3から強制的に引き出すようにした。
に引き出すこと。 【解決手段】 断電中にトレイ2を筐体1の開口部3か
ら強制的に引き出すための引出し機構8が、前記筐体1
内に出退可能且つ出退方向a,bとは直交する横方向
c,dに移動可能に配置されて突出時に該筐体1に貫設
したイジェクト孔9に挿通される強制イジェクト釦10
を有し、通電時に強制イジェクト釦10を筐体1内に退
入させ断電時に強制イジェクト釦10をイジェクト孔9
から突出させることにより該強制イジェクト釦10を左
横方向cに移動させてトレイ2に係合させる釦操作機構
11が設けられており、イジェクト孔9から突出する強
制イジェクト釦10を押し込むことによりトレイ2を筐
体1の開口部3から強制的に引き出すようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばディスクプ
レーヤのCDなどの光ディスクを支持するトレイを断電
時に筐体の開口部から強制的に引き出すことができるよ
うにしたトレイ出退装置に関する。
レーヤのCDなどの光ディスクを支持するトレイを断電
時に筐体の開口部から強制的に引き出すことができるよ
うにしたトレイ出退装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トレイ出退装置の一例として図7
に示すものがある。これは、ディスクプレーヤの筐体1
内にトレイ2が矢印a,b方向に出退可能に配置された
ものであって、前記トレイ2は、光ディスクDを載置す
るためのトレイ本体2aと、該トレイ本体2aの前端に
一体形成した前板部2bとからなり、前記筐体1の前面
パネル1aに、トレイ2用開口部3、イジェクト釦4、
ボリューム5及びイヤホーン挿入口が設けられている。
に示すものがある。これは、ディスクプレーヤの筐体1
内にトレイ2が矢印a,b方向に出退可能に配置された
ものであって、前記トレイ2は、光ディスクDを載置す
るためのトレイ本体2aと、該トレイ本体2aの前端に
一体形成した前板部2bとからなり、前記筐体1の前面
パネル1aに、トレイ2用開口部3、イジェクト釦4、
ボリューム5及びイヤホーン挿入口が設けられている。
【0003】通電中にトレイ2を引き出す場合には、イ
ジェクト釦4を押せばよい。これにより発信されたトレ
イ突出信号に基づいて駆動モータ(図示せず)によりト
レイ2を矢印a方向にスライドさせて開口部3から突出
させ(図7仮想線参照)、断電中にトレイ2を引き出す
場合には、前板部2bと開口部3との間の隙間に針金を
差し込んでトレイ2を開口部3から強制的に引き出す。
ジェクト釦4を押せばよい。これにより発信されたトレ
イ突出信号に基づいて駆動モータ(図示せず)によりト
レイ2を矢印a方向にスライドさせて開口部3から突出
させ(図7仮想線参照)、断電中にトレイ2を引き出す
場合には、前板部2bと開口部3との間の隙間に針金を
差し込んでトレイ2を開口部3から強制的に引き出す。
【0004】上記構成によれば、断電中に前板部2bと
開口部3との間の隙間に針金を差し込んでトレイ2を開
口部3から強制的に引き出すのに手間がかかると共に、
前板部2bが傷付けられるという難点がある。
開口部3との間の隙間に針金を差し込んでトレイ2を開
口部3から強制的に引き出すのに手間がかかると共に、
前板部2bが傷付けられるという難点がある。
【0005】そこで、特開平6−180918号公報に
記載の技術に基づいて前記筐体1内に引出し機構を設け
ると共に、該引出し機構に対向して筐体1の前面パネル
1aにイジェクト孔を形成し、そのイジェクト孔にクリ
ップを差し込んで引出し機構を操作することにより、断
電中に開口部3からトレイ2を強制的に引き出すことが
考えられる。
記載の技術に基づいて前記筐体1内に引出し機構を設け
ると共に、該引出し機構に対向して筐体1の前面パネル
1aにイジェクト孔を形成し、そのイジェクト孔にクリ
ップを差し込んで引出し機構を操作することにより、断
電中に開口部3からトレイ2を強制的に引き出すことが
考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
引出し機構の構造が複雑で製作費が高くつくと共に、ク
リップをイジェクト孔に差し込んで引出し機構を操作す
る必要があり、その操作に手間がかかる。
引出し機構の構造が複雑で製作費が高くつくと共に、ク
リップをイジェクト孔に差し込んで引出し機構を操作す
る必要があり、その操作に手間がかかる。
【0007】本発明は、上記従来の欠点に鑑み、簡単且
つ安価な構造で断電時にトレイを容易に引き出すことが
できるようにしたトレイ出退装置を提供することを目的
としている。
つ安価な構造で断電時にトレイを容易に引き出すことが
できるようにしたトレイ出退装置を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、筐体内にトレイが出退可
能に配置され、通電中にトレイ突出信号に基づいてトレ
イを筐体の開口部から突出させ、断電中に引出し機構に
よりトレイを筐体の開口部から強制的に引き出すように
したトレイ出退装置であって、前記引出し機構が、前記
筐体内に出退可能且つ出退方向とは直交する横方向に移
動可能に配置されて突出時に該筐体に貫設したイジェク
ト孔に挿通される強制イジェクト釦を有し、該強制イジ
ェクト釦を突出方向に付勢するばねと、通電時に強制イ
ジェクト釦に設けた磁性体を吸引することにより前記ば
ねに抗して該強制イジェクト釦を退入させる退入用電磁
石と、強制イジェクト釦をトレイに係脱可能に係合させ
るクラッチ機構とを有する釦操作機構が設けられ、前記
クラッチ機構が、前記トレイに設けたラックと、該ラッ
クに噛合するピニオンと、該ピニオンに対向して前記強
制イジェクト釦の側面に形成したクラッチ歯と、通電時
に強制イジェクト釦に設けた磁性体を吸引することによ
り強制イジェクト釦を横方向に移動させて前記クラッチ
歯をピニオンから離間させるクラッチオフ用電磁石とを
有しており、断電時にばねにより強制イジェクト釦をイ
ジェクト孔から突出させることにより該強制イジェクト
釦を横方向に移動させてクラッチ歯をピニオンに噛合さ
せ、イジェクト孔から突出する強制イジェクト釦を押し
込むことによりクラッチ歯、ピニオン及びラックを介し
てトレイを筐体の開口部から強制的に引き出すようにし
たことを特徴としている。
め、請求項1に記載の発明は、筐体内にトレイが出退可
能に配置され、通電中にトレイ突出信号に基づいてトレ
イを筐体の開口部から突出させ、断電中に引出し機構に
よりトレイを筐体の開口部から強制的に引き出すように
したトレイ出退装置であって、前記引出し機構が、前記
筐体内に出退可能且つ出退方向とは直交する横方向に移
動可能に配置されて突出時に該筐体に貫設したイジェク
ト孔に挿通される強制イジェクト釦を有し、該強制イジ
ェクト釦を突出方向に付勢するばねと、通電時に強制イ
ジェクト釦に設けた磁性体を吸引することにより前記ば
ねに抗して該強制イジェクト釦を退入させる退入用電磁
石と、強制イジェクト釦をトレイに係脱可能に係合させ
るクラッチ機構とを有する釦操作機構が設けられ、前記
クラッチ機構が、前記トレイに設けたラックと、該ラッ
クに噛合するピニオンと、該ピニオンに対向して前記強
制イジェクト釦の側面に形成したクラッチ歯と、通電時
に強制イジェクト釦に設けた磁性体を吸引することによ
り強制イジェクト釦を横方向に移動させて前記クラッチ
歯をピニオンから離間させるクラッチオフ用電磁石とを
有しており、断電時にばねにより強制イジェクト釦をイ
ジェクト孔から突出させることにより該強制イジェクト
釦を横方向に移動させてクラッチ歯をピニオンに噛合さ
せ、イジェクト孔から突出する強制イジェクト釦を押し
込むことによりクラッチ歯、ピニオン及びラックを介し
てトレイを筐体の開口部から強制的に引き出すようにし
たことを特徴としている。
【0009】上記構成によれば、通電中は釦操作機構に
より強制イジェクト釦が筐体内に退入されているので、
その強制イジェクト釦を間違えて操作するおそれがな
く、断電時は釦操作機構により強制イジェクト釦をイジ
ェクト孔から突出させることにより該強制イジェクト釦
を横方向に移動させてクラッチ機構を介してトレイに係
合させるので、そのイジェクト孔から突出する強制イジ
ェクト釦を押し込むだけで、トレイを筐体の開口部から
強制的に容易に引き出すことができる。
より強制イジェクト釦が筐体内に退入されているので、
その強制イジェクト釦を間違えて操作するおそれがな
く、断電時は釦操作機構により強制イジェクト釦をイジ
ェクト孔から突出させることにより該強制イジェクト釦
を横方向に移動させてクラッチ機構を介してトレイに係
合させるので、そのイジェクト孔から突出する強制イジ
ェクト釦を押し込むだけで、トレイを筐体の開口部から
強制的に容易に引き出すことができる。
【0010】また、前記釦操作機構が、ばねと、退入用
電磁石及びクラッチ機構とを有し、その構造が簡単であ
るから、製作費が安くつく。
電磁石及びクラッチ機構とを有し、その構造が簡単であ
るから、製作費が安くつく。
【0011】更に、通電時にクラッチオフ用電磁石によ
り強制イジェクト釦を横方向に移動させてクラッチ歯を
ピニオンから離間させるので、通電中はトレイに強制イ
ジェクト釦による負荷がかからず、そのトレイを小さな
力で容易且つ確実に出退させることができる。
り強制イジェクト釦を横方向に移動させてクラッチ歯を
ピニオンから離間させるので、通電中はトレイに強制イ
ジェクト釦による負荷がかからず、そのトレイを小さな
力で容易且つ確実に出退させることができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、筐体内にトレイ
が出退可能に配置され、通電中にトレイ突出信号に基づ
いてトレイを筐体の開口部から突出させ、断電中に引出
し機構によりトレイを筐体の開口部から強制的に引き出
すようにしたトレイ出退装置であって、前記引出し機構
が、前記筐体内に出退可能且つ出退方向とは直交する横
方向に移動可能に配置されて突出時に該筐体に貫設した
イジェクト孔に挿通される強制イジェクト釦を有し、通
電時に強制イジェクト釦を筐体内に退入させ断電時に強
制イジェクト釦をイジェクト孔から突出させることによ
り該強制イジェクト釦を横方向に移動させてトレイに係
合させる釦操作機構が設けられており、イジェクト孔か
ら突出する強制イジェクト釦を押し込むことによりトレ
イを筐体の開口部から強制的に引き出すようにしたこと
を特徴としている。
が出退可能に配置され、通電中にトレイ突出信号に基づ
いてトレイを筐体の開口部から突出させ、断電中に引出
し機構によりトレイを筐体の開口部から強制的に引き出
すようにしたトレイ出退装置であって、前記引出し機構
が、前記筐体内に出退可能且つ出退方向とは直交する横
方向に移動可能に配置されて突出時に該筐体に貫設した
イジェクト孔に挿通される強制イジェクト釦を有し、通
電時に強制イジェクト釦を筐体内に退入させ断電時に強
制イジェクト釦をイジェクト孔から突出させることによ
り該強制イジェクト釦を横方向に移動させてトレイに係
合させる釦操作機構が設けられており、イジェクト孔か
ら突出する強制イジェクト釦を押し込むことによりトレ
イを筐体の開口部から強制的に引き出すようにしたこと
を特徴としている。
【0013】上記構成によれば、通電中は釦操作機構に
より強制イジェクト釦が筐体内に退入されているので、
その強制イジェクト釦を間違えて操作するおそれがな
く、断電時は釦操作機構により強制イジェクト釦をイジ
ェクト孔から突出させることにより該強制イジェクト釦
を横方向に移動させてトレイに係合させるので、そのイ
ジェクト孔から突出する強制イジェクト釦を押し込むだ
けで、トレイを筐体の開口部から強制的に容易に引き出
すことができる。
より強制イジェクト釦が筐体内に退入されているので、
その強制イジェクト釦を間違えて操作するおそれがな
く、断電時は釦操作機構により強制イジェクト釦をイジ
ェクト孔から突出させることにより該強制イジェクト釦
を横方向に移動させてトレイに係合させるので、そのイ
ジェクト孔から突出する強制イジェクト釦を押し込むだ
けで、トレイを筐体の開口部から強制的に容易に引き出
すことができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記釦操作機構が、強制イジェクト釦
を突出方向に付勢するばねと、通電時に強制イジェクト
釦に設けた磁性体を吸引することにより前記ばねに抗し
て該強制イジェクト釦を退入させる退入用電磁石と、強
制イジェクト釦をトレイに係脱可能に係合させるクラッ
チ機構とを有することを特徴としている。
の発明において、前記釦操作機構が、強制イジェクト釦
を突出方向に付勢するばねと、通電時に強制イジェクト
釦に設けた磁性体を吸引することにより前記ばねに抗し
て該強制イジェクト釦を退入させる退入用電磁石と、強
制イジェクト釦をトレイに係脱可能に係合させるクラッ
チ機構とを有することを特徴としている。
【0015】上記構成によれば、釦操作機構が、ばね
と、退入用電磁石及びクラッチ機構とを有し、その構造
が簡単であるから、製作費が安くつくと共に、通電中は
退入用電磁石の吸引作用により強制イジェクト釦を筐体
内に退入させるので、該強制イジェクト釦を間違えて操
作するおそれがなく、断電時はばねにより強制イジェク
ト釦をイジェクト孔から突出させることにより該強制イ
ジェクト釦を横方向に移動させてクラッチ機構を介して
トレイに係合させるので、そのイジェクト孔から突出す
る強制イジェクト釦を押し込むだけで、クラッチ機構を
介してトレイを筐体の開口部から強制的に容易に引き出
すことができる。
と、退入用電磁石及びクラッチ機構とを有し、その構造
が簡単であるから、製作費が安くつくと共に、通電中は
退入用電磁石の吸引作用により強制イジェクト釦を筐体
内に退入させるので、該強制イジェクト釦を間違えて操
作するおそれがなく、断電時はばねにより強制イジェク
ト釦をイジェクト孔から突出させることにより該強制イ
ジェクト釦を横方向に移動させてクラッチ機構を介して
トレイに係合させるので、そのイジェクト孔から突出す
る強制イジェクト釦を押し込むだけで、クラッチ機構を
介してトレイを筐体の開口部から強制的に容易に引き出
すことができる。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記クラッチ機構が、前記トレイに設
けたラックと、該ラックに噛合するピニオンと、該ピニ
オンに対向して前記強制イジェクト釦の側面に形成した
クラッチ歯と、通電時に強制イジェクト釦に設けた磁性
体を吸引することにより強制イジェクト釦を横方向に移
動させて前記クラッチ歯をピニオンから離間させるクラ
ッチオフ用電磁石とを有することを特徴としている。
の発明において、前記クラッチ機構が、前記トレイに設
けたラックと、該ラックに噛合するピニオンと、該ピニ
オンに対向して前記強制イジェクト釦の側面に形成した
クラッチ歯と、通電時に強制イジェクト釦に設けた磁性
体を吸引することにより強制イジェクト釦を横方向に移
動させて前記クラッチ歯をピニオンから離間させるクラ
ッチオフ用電磁石とを有することを特徴としている。
【0017】上記構成によれば、通電時にクラッチオフ
用電磁石により強制イジェクト釦を横方向に移動させて
クラッチ歯をピニオンから離間させるので、通電中はト
レイに強制イジェクト釦による負荷がかからず、そのト
レイを小さな力で容易且つ確実に出退させることができ
る。
用電磁石により強制イジェクト釦を横方向に移動させて
クラッチ歯をピニオンから離間させるので、通電中はト
レイに強制イジェクト釦による負荷がかからず、そのト
レイを小さな力で容易且つ確実に出退させることができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態であ
るトレイ出退装置を備えたディスクプレーヤを示すもの
であって、断電中にトレイ2を筐体1の開口部3から強
制的に引き出すための引出し機構8が設けられており、
その引出し機構8は、図2から図4に示すように、筐体
1に一体形成したポケット1b内に出退可能且つ出退方
向a,bとは直交する横方向c,dに移動可能に配置さ
れて突出時に該筐体1の前面パネル1aに貫設したイジ
ェクト孔9に挿通される強制イジェクト釦10を有し、
該強制イジェクト釦10を出退させるための釦操作機構
11が設けられている。上記以外の構成は図7に示す構
成とほぼ同じであるから、同一部分に同一符号を付して
その説明を省略する。
るトレイ出退装置を備えたディスクプレーヤを示すもの
であって、断電中にトレイ2を筐体1の開口部3から強
制的に引き出すための引出し機構8が設けられており、
その引出し機構8は、図2から図4に示すように、筐体
1に一体形成したポケット1b内に出退可能且つ出退方
向a,bとは直交する横方向c,dに移動可能に配置さ
れて突出時に該筐体1の前面パネル1aに貫設したイジ
ェクト孔9に挿通される強制イジェクト釦10を有し、
該強制イジェクト釦10を出退させるための釦操作機構
11が設けられている。上記以外の構成は図7に示す構
成とほぼ同じであるから、同一部分に同一符号を付して
その説明を省略する。
【0019】前記強制イジェクト釦10は、円柱状であ
って、その前端部10aが半球状に形成されている。ま
た、イジェクト孔9は、真円状であって、その口径rが
強制イジェクト釦10の外径kよりも若干大径に形成さ
れ、そのイジェクト孔9の軸心O1に対して強制イジェ
クト釦10の軸心O2が所定間隔α(例えば1/4k〜
1/2k)だけ右横方向dに位置ずれされており、強制
イジェクト釦10の前端部10aをイジェクト孔9に差
し込むことにより、該強制イジェクト釦10が左横方向
cに移動されて、その強制イジェクト釦10の軸心O2
をイジェクト孔9の軸心O1と一致させる(図5参
照)。なお、12は強制イジェクト釦10の前端部10
a近傍に設けたストッパリングである。
って、その前端部10aが半球状に形成されている。ま
た、イジェクト孔9は、真円状であって、その口径rが
強制イジェクト釦10の外径kよりも若干大径に形成さ
れ、そのイジェクト孔9の軸心O1に対して強制イジェ
クト釦10の軸心O2が所定間隔α(例えば1/4k〜
1/2k)だけ右横方向dに位置ずれされており、強制
イジェクト釦10の前端部10aをイジェクト孔9に差
し込むことにより、該強制イジェクト釦10が左横方向
cに移動されて、その強制イジェクト釦10の軸心O2
をイジェクト孔9の軸心O1と一致させる(図5参
照)。なお、12は強制イジェクト釦10の前端部10
a近傍に設けたストッパリングである。
【0020】前記釦操作機構11は、図2から図4に示
すように、強制イジェクト釦10の後端面とポケット1
bの奥端面との間に介在されて該強制イジェクト釦10
を突出方向aに付勢するばね11aと、ポケット1bの
奥端面に設けられて通電時に強制イジェクト釦10の後
端面に設けた鉄板などの磁性体11bを吸引することに
より前記ばね11aに抗して該強制イジェクト釦10を
退入bさせる円筒状退入用電磁石11cと、強制イジェ
クト釦10をトレイ2に係脱可能に係合させるクラッチ
機構11dとを有している。
すように、強制イジェクト釦10の後端面とポケット1
bの奥端面との間に介在されて該強制イジェクト釦10
を突出方向aに付勢するばね11aと、ポケット1bの
奥端面に設けられて通電時に強制イジェクト釦10の後
端面に設けた鉄板などの磁性体11bを吸引することに
より前記ばね11aに抗して該強制イジェクト釦10を
退入bさせる円筒状退入用電磁石11cと、強制イジェ
クト釦10をトレイ2に係脱可能に係合させるクラッチ
機構11dとを有している。
【0021】前記クラッチ機構11dは、図2から図4
に示すように、トレイ2の裏面に出退方向a,bに沿っ
て設けたラック14と、該ラック14に噛合する上側ピ
ニオン15a及び該上側ピニオン15aに連結軸15b
を介して同心状に一体連結した下側ピニオン15cと、
該下側ピニオン15cに対向して強制イジェクト釦10
の一側面に形成したクラッチ歯16と、通電時に強制イ
ジェクト釦10の他側面に設けた鉄板などの磁性体17
を吸引することにより強制イジェクト釦10を右横方向
dに移動させてクラッチ歯16を下側ピニオン15cか
ら離間させるクラッチオフ用電磁石18とを有してい
る。また、クラッチオフ用電磁石18の吸引力F1を退
入用電磁石11cの吸引力F2よりも小さく設定するこ
とにより(F1<F2)、強制イジェクト釦10をポケ
ット1b内の奥部まで確実に退入bさせるようにしてい
る。
に示すように、トレイ2の裏面に出退方向a,bに沿っ
て設けたラック14と、該ラック14に噛合する上側ピ
ニオン15a及び該上側ピニオン15aに連結軸15b
を介して同心状に一体連結した下側ピニオン15cと、
該下側ピニオン15cに対向して強制イジェクト釦10
の一側面に形成したクラッチ歯16と、通電時に強制イ
ジェクト釦10の他側面に設けた鉄板などの磁性体17
を吸引することにより強制イジェクト釦10を右横方向
dに移動させてクラッチ歯16を下側ピニオン15cか
ら離間させるクラッチオフ用電磁石18とを有してい
る。また、クラッチオフ用電磁石18の吸引力F1を退
入用電磁石11cの吸引力F2よりも小さく設定するこ
とにより(F1<F2)、強制イジェクト釦10をポケ
ット1b内の奥部まで確実に退入bさせるようにしてい
る。
【0022】上記構成において、通電時には、図2及び
図3に示すように、ばね11aに抗して退入用電磁石1
1cの吸引作用により強制イジェクト釦10をポケット
1b内に退入させると共に、クラッチオフ用電磁石18
により強制イジェクト釦10を右横方向dに移動させて
クラッチ歯16を下側ピニオン15cから離間させてお
り、これによって、トレイ2に強制イジェクト釦10に
よる負荷がかからず、そのトレイ2を小さな力で容易且
つ確実に出退a,bさせることができる。
図3に示すように、ばね11aに抗して退入用電磁石1
1cの吸引作用により強制イジェクト釦10をポケット
1b内に退入させると共に、クラッチオフ用電磁石18
により強制イジェクト釦10を右横方向dに移動させて
クラッチ歯16を下側ピニオン15cから離間させてお
り、これによって、トレイ2に強制イジェクト釦10に
よる負荷がかからず、そのトレイ2を小さな力で容易且
つ確実に出退a,bさせることができる。
【0023】通電中にトレイ2を引き出す場合には、イ
ジェクト釦4を押せばよい。これにより発信されたトレ
イ突出信号に基づいて駆動モータ(図示せず)によりト
レイ2を矢印a方向にスライドさせて開口部3から突出
させる(図1仮想線参照)。この場合、強制イジェクト
釦10の前端部10aがイジェクト孔9から突出されて
いないので、該強制イジェクト釦10を間違えて操作す
るおそれがない。
ジェクト釦4を押せばよい。これにより発信されたトレ
イ突出信号に基づいて駆動モータ(図示せず)によりト
レイ2を矢印a方向にスライドさせて開口部3から突出
させる(図1仮想線参照)。この場合、強制イジェクト
釦10の前端部10aがイジェクト孔9から突出されて
いないので、該強制イジェクト釦10を間違えて操作す
るおそれがない。
【0024】断電時には、退入用電磁石11c及びクラ
ッチオフ用電磁石18の吸引作用が無くなるので、ばね
11aにより強制イジェクト釦10が突出方向aに押し
出されて、該強制イジェクト釦10の前端部10aがイ
ジェクト孔9から突出され、これにより、図5及び図6
に示すように、強制イジェクト釦10が左横方向cに移
動されてクラッチ歯16が下側ピニオン15cに噛合さ
れ、強制イジェクト釦10をトレイ2に係合させる。
ッチオフ用電磁石18の吸引作用が無くなるので、ばね
11aにより強制イジェクト釦10が突出方向aに押し
出されて、該強制イジェクト釦10の前端部10aがイ
ジェクト孔9から突出され、これにより、図5及び図6
に示すように、強制イジェクト釦10が左横方向cに移
動されてクラッチ歯16が下側ピニオン15cに噛合さ
れ、強制イジェクト釦10をトレイ2に係合させる。
【0025】断電中にトレイ2をイジェクト操作する場
合には、イジェクト孔9から突出する強制イジェクト釦
10の前端部10aを押し込むだけでよい。これによっ
て、クラッチ歯16、上下両ピニオン15a,15c及
びラック14を介してトレイ2の前板部2bが筐体1の
開口部3から矢印a方向に強制的に突出されるので(図
5仮想線参照)、その前板部2bを把持して引っ張るこ
とにより、トレイ2を強制的に引き出すことができる
(図1仮想線参照)。
合には、イジェクト孔9から突出する強制イジェクト釦
10の前端部10aを押し込むだけでよい。これによっ
て、クラッチ歯16、上下両ピニオン15a,15c及
びラック14を介してトレイ2の前板部2bが筐体1の
開口部3から矢印a方向に強制的に突出されるので(図
5仮想線参照)、その前板部2bを把持して引っ張るこ
とにより、トレイ2を強制的に引き出すことができる
(図1仮想線参照)。
【0026】上記構成によれば、釦操作機構11が、ば
ね11aと、退入用電磁石11c及びクラッチ機構11
dとを有し、その構造が簡単であるから、製作費が安く
つく。また、断電時に、イジェクト孔9から突出する強
制イジェクト釦10の前端部10aを押し込むだけで、
トレイ2の前板部2bを筐体1の開口部3から強制的に
突出させることができ、従来のようにイジェクト孔9に
クリップを差し込んで引出し機構8を操作する必要がな
く、イジェクト操作を容易に行なうことができる。
ね11aと、退入用電磁石11c及びクラッチ機構11
dとを有し、その構造が簡単であるから、製作費が安く
つく。また、断電時に、イジェクト孔9から突出する強
制イジェクト釦10の前端部10aを押し込むだけで、
トレイ2の前板部2bを筐体1の開口部3から強制的に
突出させることができ、従来のようにイジェクト孔9に
クリップを差し込んで引出し機構8を操作する必要がな
く、イジェクト操作を容易に行なうことができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、通電中
は釦操作機構により強制イジェクト釦が筐体内に退入さ
れているので、その強制イジェクト釦を間違えて操作す
るおそれがなく、断電時は釦操作機構により強制イジェ
クト釦をイジェクト孔から突出させることにより該強制
イジェクト釦を横方向に移動させてクラッチ機構を介し
てトレイに係合させるので、そのイジェクト孔から突出
する強制イジェクト釦を押し込むだけで、トレイを筐体
の開口部から強制的に容易に引き出すことができる。
は釦操作機構により強制イジェクト釦が筐体内に退入さ
れているので、その強制イジェクト釦を間違えて操作す
るおそれがなく、断電時は釦操作機構により強制イジェ
クト釦をイジェクト孔から突出させることにより該強制
イジェクト釦を横方向に移動させてクラッチ機構を介し
てトレイに係合させるので、そのイジェクト孔から突出
する強制イジェクト釦を押し込むだけで、トレイを筐体
の開口部から強制的に容易に引き出すことができる。
【0028】また、前記釦操作機構が、ばねと、退入用
電磁石及びクラッチ機構とを有し、その構造が簡単であ
るから、製作費が安くつく。
電磁石及びクラッチ機構とを有し、その構造が簡単であ
るから、製作費が安くつく。
【0029】更に、通電時にクラッチオフ用電磁石によ
り強制イジェクト釦を横方向に移動させてクラッチ歯を
ピニオンから離間させるので、通電中はトレイに強制イ
ジェクト釦による負荷がかからず、そのトレイを小さな
力で容易且つ確実に出退させることができる。
り強制イジェクト釦を横方向に移動させてクラッチ歯を
ピニオンから離間させるので、通電中はトレイに強制イ
ジェクト釦による負荷がかからず、そのトレイを小さな
力で容易且つ確実に出退させることができる。
【0030】請求項2に記載の発明によれば、通電中は
釦操作機構により強制イジェクト釦が筐体内に退入され
ているので、その強制イジェクト釦を間違えて操作する
おそれがなく、断電時は釦操作機構により強制イジェク
ト釦をイジェクト孔から突出させることにより該強制イ
ジェクト釦を横方向に移動させてトレイに係合させるの
で、そのイジェクト孔から突出する強制イジェクト釦を
押し込むだけで、トレイを筐体の開口部から強制的に容
易に引き出すことができる。
釦操作機構により強制イジェクト釦が筐体内に退入され
ているので、その強制イジェクト釦を間違えて操作する
おそれがなく、断電時は釦操作機構により強制イジェク
ト釦をイジェクト孔から突出させることにより該強制イ
ジェクト釦を横方向に移動させてトレイに係合させるの
で、そのイジェクト孔から突出する強制イジェクト釦を
押し込むだけで、トレイを筐体の開口部から強制的に容
易に引き出すことができる。
【0031】請求項3に記載の発明によれば、釦操作機
構が、ばねと、退入用電磁石及びクラッチ機構とを有
し、その構造が簡単であるから、製作費が安くつくと共
に、通電中は退入用電磁石の吸引作用により強制イジェ
クト釦を筐体内に退入させるので、該強制イジェクト釦
を間違えて操作するおそれがなく、断電時はばねにより
強制イジェクト釦をイジェクト孔から突出させることに
より該強制イジェクト釦を横方向に移動させてクラッチ
機構を介してトレイに係合させるので、そのイジェクト
孔から突出する強制イジェクト釦を押し込むだけで、ク
ラッチ機構を介してトレイを筐体の開口部から強制的に
容易に引き出すことができる。
構が、ばねと、退入用電磁石及びクラッチ機構とを有
し、その構造が簡単であるから、製作費が安くつくと共
に、通電中は退入用電磁石の吸引作用により強制イジェ
クト釦を筐体内に退入させるので、該強制イジェクト釦
を間違えて操作するおそれがなく、断電時はばねにより
強制イジェクト釦をイジェクト孔から突出させることに
より該強制イジェクト釦を横方向に移動させてクラッチ
機構を介してトレイに係合させるので、そのイジェクト
孔から突出する強制イジェクト釦を押し込むだけで、ク
ラッチ機構を介してトレイを筐体の開口部から強制的に
容易に引き出すことができる。
【0032】請求項4に記載の発明によれば、通電時に
クラッチオフ用電磁石により強制イジェクト釦を横方向
に移動させてクラッチ歯をピニオンから離間させるの
で、通電中はトレイに強制イジェクト釦による負荷がか
からず、そのトレイを小さな力で容易且つ確実に出退さ
せることができる。
クラッチオフ用電磁石により強制イジェクト釦を横方向
に移動させてクラッチ歯をピニオンから離間させるの
で、通電中はトレイに強制イジェクト釦による負荷がか
からず、そのトレイを小さな力で容易且つ確実に出退さ
せることができる。
【図1】 本発明の実施の一形態であるトレイ出退装置
を備えたディスクプレーヤの斜視図である。
を備えたディスクプレーヤの斜視図である。
【図2】 同通電中の要部の水平断面図である。
【図3】 図2のA−A矢視図である。
【図4】 同要部の分解斜視図である。
【図5】 同断電中の要部の水平断面図である。
【図6】 図5のB−B矢視図である。
【図7】 従来例を示す斜視図である。
1 筐体
2 トレイ
3 開口部
8 引出し機構
9 イジェクト孔
10 強制イジェクト釦
11 釦操作機構
11a ばね
11b 磁性体
11c 退入用電磁石
11d クラッチ機構
14 ラック
15a 上側ピニオン
15c 下側ピニオン
16 クラッチ歯
17 磁性体
18 クラッチオフ用電磁石
a,b 出退方向
c,d 横方向
Claims (4)
- 【請求項1】 筐体内にトレイが出退可能に配置され、
通電中にトレイ突出信号に基づいてトレイを筐体の開口
部から突出させ、断電中に引出し機構によりトレイを筐
体の開口部から強制的に引き出すようにしたトレイ出退
装置であって、前記引出し機構が、前記筐体内に出退可
能且つ出退方向とは直交する横方向に移動可能に配置さ
れて突出時に該筐体に貫設したイジェクト孔に挿通され
る強制イジェクト釦を有し、該強制イジェクト釦を突出
方向に付勢するばねと、通電時に強制イジェクト釦に設
けた磁性体を吸引することにより前記ばねに抗して該強
制イジェクト釦を退入させる退入用電磁石と、強制イジ
ェクト釦をトレイに係脱可能に係合させるクラッチ機構
とを有する釦操作機構が設けられ、前記クラッチ機構
が、前記トレイに設けたラックと、該ラックに噛合する
ピニオンと、該ピニオンに対向して前記強制イジェクト
釦の側面に形成したクラッチ歯と、通電時に強制イジェ
クト釦に設けた磁性体を吸引することにより強制イジェ
クト釦を横方向に移動させて前記クラッチ歯をピニオン
から離間させるクラッチオフ用電磁石とを有しており、
断電時にばねにより強制イジェクト釦をイジェクト孔か
ら突出させることにより該強制イジェクト釦を横方向に
移動させてクラッチ歯をピニオンに噛合させ、イジェク
ト孔から突出する強制イジェクト釦を押し込むことによ
りクラッチ歯、ピニオン及びラックを介してトレイを筐
体の開口部から強制的に引き出すようにしたことを特徴
とするトレイ出退装置。 - 【請求項2】 筐体内にトレイが出退可能に配置され、
通電中にトレイ突出信号に基づいてトレイを筐体の開口
部から突出させ、断電中に引出し機構によりトレイを筐
体の開口部から強制的に引き出すようにしたトレイ出退
装置であって、前記引出し機構が、前記筐体内に出退可
能且つ出退方向とは直交する横方向に移動可能に配置さ
れて突出時に該筐体に貫設したイジェクト孔に挿通され
る強制イジェクト釦を有し、通電時に強制イジェクト釦
を筐体内に退入させ断電時に強制イジェクト釦をイジェ
クト孔から突出させることにより該強制イジェクト釦を
横方向に移動させてトレイに係合させる釦操作機構が設
けられており、イジェクト孔から突出する強制イジェク
ト釦を押し込むことによりトレイを筐体の開口部から強
制的に引き出すようにしたことを特徴とするトレイ出退
装置。 - 【請求項3】 前記釦操作機構が、強制イジェクト釦を
突出方向に付勢するばねと、通電時に強制イジェクト釦
に設けた磁性体を吸引することにより前記ばねに抗して
該強制イジェクト釦を退入させる退入用電磁石と、強制
イジェクト釦をトレイに係脱可能に係合させるクラッチ
機構とを有することを特徴とする請求項2に記載のトレ
イ出退装置。 - 【請求項4】 前記クラッチ機構が、前記トレイに設け
たラックと、該ラックに噛合するピニオンと、該ピニオ
ンに対向して前記強制イジェクト釦の側面に形成したク
ラッチ歯と、通電時に強制イジェクト釦に設けた磁性体
を吸引することにより強制イジェクト釦を横方向に移動
させて前記クラッチ歯をピニオンから離間させるクラッ
チオフ用電磁石とを有することを特徴とする請求項3に
記載のトレイ出退装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002086193A JP2003281804A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | トレイ出退装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002086193A JP2003281804A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | トレイ出退装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003281804A true JP2003281804A (ja) | 2003-10-03 |
Family
ID=29232884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002086193A Pending JP2003281804A (ja) | 2002-03-26 | 2002-03-26 | トレイ出退装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003281804A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7516463B2 (en) | 2005-05-12 | 2009-04-07 | Hitachi, Ltd. | Electronic apparatus |
-
2002
- 2002-03-26 JP JP2002086193A patent/JP2003281804A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7516463B2 (en) | 2005-05-12 | 2009-04-07 | Hitachi, Ltd. | Electronic apparatus |
US8006255B2 (en) | 2005-05-12 | 2011-08-23 | Hitachi, Ltd. | Electronic apparatus |
CN1862687B (zh) * | 2005-05-12 | 2012-08-29 | 株式会社日立制作所 | 电子器械 |
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