JP2003259749A - 水耕栽培装置 - Google Patents

水耕栽培装置

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JP2003259749A
JP2003259749A JP2002114002A JP2002114002A JP2003259749A JP 2003259749 A JP2003259749 A JP 2003259749A JP 2002114002 A JP2002114002 A JP 2002114002A JP 2002114002 A JP2002114002 A JP 2002114002A JP 2003259749 A JP2003259749 A JP 2003259749A
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cultivation
nutrient solution
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water channel
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Toshiro Sekine
敏朗 関根
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】従来の送水ポンプに変わる新たなポンプを備
え、効率的に養液を循環でき、更に循環量の制御やメン
テナンスが安価にできる植物の水耕栽培装置を提供する 【解決手段】液体の固体に対する付着力及び表面張力に
よる作用と空気の浮揚力を利用した養液循環器、を備え
た水耕栽培装置に構成した。 【効果】液体と接触する機械的な部分や運動部分がない
ので,故障も少なく,メンテナンスが安価にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔産業上の利用分野〕本発明は、植物の水
耕栽培装置に関するものである。
【0002】〔従来の技術〕植物の水耕栽培において
は、養液が酸素欠乏になりやすく、腐敗菌が旺盛とな
り、根腐れにより、収穫不能となる危険を持っている。
また、一連の作物の根が水流の中に共存しているので、
根の病害がまたたくまに蔓延する危険も持っている。こ
の根腐れを防ぐためには、昼夜を問わず根圏を好気的環
境に維持する必要があり、養液の曝気、循環等の操作が
必要となる。従来、養液の循環には、遠心ポンプ、プロ
ペラポンプ等電動送水ポンプが用いられる。これは、液
体と接触する機械的な部分や運動部分が多く故障しやす
い、腐蝕・磨耗・漏水等故障も多く、メンテナンスが難
しくかつ高価となる、機械ロスが大きくエネルギー効率
が悪い、等の構造的欠点を持っている。通常、営農用と
しては、複数の水路状栽培ベッドが作業通路をはさん
で、平行して設置される。根の病気の蔓延を防止するに
は、1つの栽培ベッドに1つポンプを備えることが、理
想であるが、電気配線費用、ポンプ費用、制御配線費用
等施設費の高騰とそれに伴う電気エネルギーのロス増大
という好ましくない結果を招く原因となっている。ま
た、1つの電動ポンプで、複数の水路状栽培ベッドの水
流を形成する場合には、根の病気の蔓延を防止するた
め、薬剤の使用量増大という好ましくない結果を招く原
因となっている。また、植物の生育密度、種類、環境条
件等によって養液中の酸素消費が異なるので、経費節減
のためには、その酸素消費に応じた適切な循環量を設定
してやることが理想である。電動送水ポンプの場合、流
量計等の装置が必要であり、施設費の高騰につながる。
【0003】〔発明が解決しようとする課題〕本発明
は、このような点に鑑みなされたもので、電動送水ポン
プに変わる新たなポンプを備え、効率的に養液を循環で
き、更に循環量の制御やメンテナンスが安価にできる植
物の水耕栽培装置を提供するものである。
【0004】〔問題を解決するための手段〕すなわち、
本発明は、第1に、植物を水耕栽培するための装置であ
って、該装置が、 (ア)養液mの流入口aを備え、かつその内部上方に気
体を収納するための気相部gを有する上部密閉容器b (イ)上部密閉容器内bの上部隔壁の下方であって、養
液mの流入口aより上方の位置に開口し、上部隔壁を貫
通しほぼ鉛直上方に伸びる流出管d (ウ)気相部g内に気体を圧入するための送気管fより
なる養液循環器p、気相部g内に気体を圧入するための
気体圧入機e及び植物の栽培床hを設けた栽培水路c、
を備えるとともに、栽培水路cの上流部が流出管dに、
栽培水路cの下流部が流入口aにそれぞれ連絡している
ことを特徴とする水耕栽培装置であり、第2に、前記水
耕栽培装置の流入口a又は流入口aに連絡する管内に、
上部密閉容器b内への流れのみを許す一方向弁を、配備
したことを特徴とする水耕栽培装置である。
【0005】〔実施例と作用〕次に、図面により本発明
を詳しく説明する。図1乃至図3は、本発明の装置の一
実施態様を示す図面であり、図1は平面図、図2はA−
A縦断面図、図3はB−B縦断面図である。装置は、葉
菜類の栽培に適するものであり、上流部1と下流部2が
隣接する栽培水路c、栽培水路cに設けられた栽培床h
として定植パネル3、上部密閉容器b、流出管d、流入
口aと流入管2、流入管に設けられた逆止弁v、上部密
閉容器b内の気相部gに空気を圧入するための送気管f
により養液循環器pを構成してある。気体圧入機eは送
気管fに接続されている。流出管dの上端は上流部1の
底部に開口し、下端5は上部密閉容器b内に開口してい
る。流入管4は下流部2底部に開口し、流入口aに連絡
している。流入口aは、流出管dの下端5より下方の位
置に設けられている。次に、運転の状況を説明する。栽
培水路c内に養液を注入し、空気圧入機eを作動させる
と、送気管fを介して、気相部gに空気が連続的に圧入
される。水面sは、次第に下降していき、流出管d下端
5の位置に達する。この後、液体の固体に対する付着力
と表面張力の作用により、水面sは更に下降する。やが
て、液体の固体に対する付着力と表面張力の作用が限界
に達すると、気相部gの空気は、流出管d下端5周囲か
ら一気に流出管d内に流入し、空気層を形成する。この
空気層は、流出管d内空気層上方の養液mの大部分を押
し上げ、流出管d内空気層下方の養液mを引き上げなが
ら、流出管d内を上昇し、上流部1内及びその上方大気
中に噴出する。これにより、水面sは上昇する。空気層
下方の養液mも上流部1内に流出する。同時に、上流部
1内に流出した養液m及び空気に相当する養液mが流入
管4を介して流入口aより上部密閉容器b内に流入して
くる。その後すぐに水面sは、再び下降を始める。この
時、逆止弁vは閉じ、水面sの下降に相当する養液mが
流出管dを介して上流部1へ送られる。以後一定の周期
で噴出が繰り返され、養液mは、上流部1から下流部2
へと流動する。養液mは、加圧された気相部bとの接
触、大気中への噴出により、酸素の効率的な供給を受
け、その溶存酸素濃度が上昇する。養液mは、上流部1
から下流部2へと流動しながら、植物6の根に栄養と酸
素を供給する。下流部2の養液mは、溶存酸素が低下す
るが、流入管4、上部密閉容器b、流出管dを経て、再
び大気中に噴出される過程で、再び酸素の供給を受け
る。上部密閉容器b内の気液接触面積の、流出管dの断
面積に対する比は約50以上が適当である。この比が大
きいほど激しい噴出が得られる。また、上部密閉容器b
内の気液接触面積及び流出管dの断面積が大きいほど、
またもぐり水深(栽培水路c液面流出管d下端5までの
距離)が大きいほど、循環量は増加する。上部密閉容器
b内の気液接触面積及び流出管dの断面積・長さを栽培
水路cの容量に応じて決定する。これが決定されれば、
養液mの循環量及び酸素供給量は、流量調節弁tで調
節する。例えば、生育初期には通気量を少なくし、生育
後期には通気量を多くする。本発明の装置では、上部密
閉容器b、流出管d及びもぐり水深が決まれば、1回噴
出あたりの養液循環量は決まるので、単位時間あたりの
噴出回数を数えることで簡単に循環量を計測できる。し
たがって、特に流量計等の計器が必要なく、通気量の調
節より養液mの循環量及び酸素供給量の制御を極めて容
易に行なえる。図4乃至図6は、本発明の装置の別の一
実施態様を示す図面であり、図4は平面図、図5はD−
D縦断面図、第6図はE−E縦断面図である。本実施例
の装置は果菜類の栽培に適する。本実施例では、栽培水
路cが、上流部1と下流部2が隣接しない、1つの水路
状に構成され、栽培水路c内に長く敷設された流入管4
により下流部と流入口aが連絡されている点が図1乃至
図3の実施例と異なる。また、流入管4に逆止弁が設け
られていない点も異なる。栽培床hとして、栽培水路c
内に敷設された栽培ポット7が設けられている点も異な
る。栽培ポット7内には、砂、れき等の支持材が充填さ
れている。本実施例においても、図1乃至図3の実施例
と同様の作用で、上流部1から下流部2への流動と養液
mへの酸素供給が行なわれる。但し、逆止弁を設けない
ので、噴出後、養液mは流入管4を逆流する。上述の逆
止弁vを設けた場合と設けない場合の循環量を比較する
と、下記のようになる。 (1)逆止弁vを設けた場合 循環水量=(流出管d内上端から下端5までの液で、空
気層により押し上げられた液量)+(ブロワーeの通気
量にほぼ等しい液量) (2)逆止弁vを設けない場合 循環水量=(流出管d内上端から下端5までの液で、空
気層により押し上げられた液量)−(流入管4を逆流す
る液量) 上記から明らかなように、逆止弁vを設けた場合のほう
が逆止弁vを設けない場合よりも効率的である。図7乃
至図9は、本発明の装置のまた別の一実施態様を示す図
面であり、図7は平面図、図8はF−F縦断面図、図9
はG−G縦断面図である。本実施例では、上部密閉容器
bが栽培水路cの横の位置に設けられ、流出管dは、そ
の上端が栽培水路cの液面の位置よりやや上方の位置に
開口され、移送管9、水路8を介して上流部1に連絡さ
れている点が図1乃至図3の実施例と異なる。空気圧入
機eの作動により前述の装置と同様にして、流出管dの
上端から養液mと空気の周期的な噴出が始まる。噴出し
た養液mは、大気から酸素の供給を受けながら、移送管
9より水路8に落下する。この落下により養液mは、更
に酸素の供給を受ける。落下した養液mは、水路8を流
下し、上流部1に落下する。この流下及び落下の際にも
更なる酸素の供給を受ける。水路8にかえて通常の管を
用いても良い。本実施例の装置においては、大気との効
果的な接触時間が長いが、循環量はやや減少する。本実
施例の装置においては、効率的に循環できる流出管dの
上端10から栽培水路c液面までの距離、すなわち揚程
は、上部密閉容器b内の気液接触面積の流出管dの断面
積に対する比で決まる。例えば、後記するように、もぐ
り水深ほぼ50cm、上部密閉容器b内の気液接触面積
の流出管dの断面積に対する比がおよそ80の時、揚程
15cmで、逆止弁v付きで通気量のほぼ1.6以上、
逆止弁vなしで通気量のほぼ0.8倍以上の養液循環が
可能である。本発明の装置においては、揚程が高くなる
につれて、空気層と流出管d壁面の間からの液の漏れの
割合が多くなり、循環水量は減少する。効率的な循環を
達成するには、気相部gの空気が、流出管下端5の周囲
から一気に流出管d内に流入した時、形成された空気層
の上方の液柱の上部が移送管9へ流れ込む必要がある。
流れ込めば、空気層上方の液柱が軽くなり、一気に噴出
する。流れ込めない時は、空気層上方の液は、空気層と
流出管d壁面の間をすり抜け、下方へ移動してしまう。
したがって、効率的な揚水を行なえる揚程は、上部密閉
容器c内の気液接触面積の流出管dの断面積に対する比
によって決まる。この比が大きいほど、空気層の高さが
大きくなるので、可能揚程は増加する。また、本実施例
の装置では、栽培水路cの上方より養液mを流下させる
ので、図1乃至図3の実施例と比べて、液漏れの不安箇
所が1つ減少する。施工も容易である。図10は、本発
明の装置のまた別の一実施態様を示す平面図である。本
実施例では、1つの気体圧入機eで複数の栽培水路c1
乃至c6を循環流動させるよう構成してある。栽培水路
c1乃至c6には、それぞれ養液循環器p1乃至p6及
び流量調節弁t1乃至t6が付設されている。本実施例
においては、噴出回数を目安に流量調節弁t1乃至t6
を、各栽培水路の状況に応じて、調節し、通気量を適切
に配分できるので、エネルギー費用の節約につながる。
また、1つの気体圧入機eで栽培水路c1乃至c6それ
ぞれの養液mの循環を独立して行なえるので、病気の蔓
延を防止できる。気体圧入機eは、ブロワーaに限定さ
れるものではなく、通常使用されているコンプレッサー
付きエアタンク等でも良い。上記のように養液循環器p
は液体と接触する機械的な部分や運動部分がほとんどな
く、故障も少なく、しかも耐蝕性に優れる塩ビ等合成樹
脂を用いて作成できる。モーター部分も栽培水槽とはな
れて設置できる。メンテナンスも容易でかつ安価とな
る。
【0006】〔実施例〕本発明の実施例を説明する。実
験は、図7乃至図9に示した装置により行なった。但
し、栽培床hとしては、定植孔を設けた、栽培パネルを
用いた。上部密閉容器bは、200A塩ビパイプを長さ
16cmに切断し、上下に3mm厚塩ビ板を溶接した。
流入管1としては,バルブソケットを挿入溶接し、これ
に逆止弁v(チャッキ弁)を装着した。上部密閉容器b
上部隔壁に20A塩ビ管ソケットを鉛直に挿入溶接し、
これに内径20mmの塩ビ管を挿入し、流出管dとし
た。栽培水槽cは発泡スチロール製、幅45cm、長さ
300cm、中央に仕切りを設置し、透明フィルムを接
着し、防水処理した。栽培水槽cは底部が地上54cm
となるよう架台上に設置した。栽培水槽c内の液深はお
よそ5cmである。流出管dは、栽培水路液面より15
cm上方に開口させ、下端は上部密閉容器b内上部隔壁
下方4cmの位置に開口させた。この装置で循環量を測
定した。結果を表1、表2に示した。 表1,2より、養液循環器の仕様が決まれば、噴出回数
毎分およそ14回以内であれば、通気量に関係なく、1
回の噴出における噴出量は、ほぼ一定となる。したがっ
て、噴出回数を数えることで、通気量、養液循環量を把
握できる。養液循環量は、通気量のおよそ1.7倍であ
った。逆止弁v(チャッキ弁)を取り外し、同様の実験
行なった結果、養液循環量は、通気量のおよそ0.8倍
であった。その後、流出管dを内径25mmとした装置
を用いて、上記と同様に、循環量の測定を行なった。結
果を表3及び表4に示した。揚程は10cmとした。 逆止弁vを設けた場合、養液循環量は、通気量のおよそ
1.9倍であった。逆止弁vを設けない場合、養液循環
量は、通気量のおよそ1.4倍であった。その後、上記
装置(流出管20mm、揚程15cm、逆止弁v付き)
を用いて、毎分およそ4回噴出(約600ml/分)で
通気しながら、透明フィルムハウス内で、ほうれん草を
栽培した。養液は、市販の水耕栽培用液体肥料を希釈し
て用いた。その結果、ほうれん草は、健全に生長し、収
穫時に根を調べたところ、健全な白い根であり、根腐れ
は観察されなかった。
【0007】〔発明の効果〕以上のように、本発明の装
置の養液循環器は、液体の固体に対する付着力及び表面
張力による作用と空気の浮揚力を利用したものである。
このような養液循環器を備えた本発明の水耕栽培装置の
利点をまとめれば下記のとおりである。 (1) 養液循環量の計測・設定が計器なしでできる。 (2) 通気量を減らしても、循環不能状態にならず、
通気量に応じて定量を循環できる。 (3) 養液循環器は、液体と接触する機械的な部分や
運動部分がないので、故障も少なく、メンテナンスが安
価にできる。 (4) 栽培場所から離れて気体圧入機(電動機)を設
置できるので、点検整備も楽に行なえる。 (5) 栽培場所から離れて気体圧入機(電動機)を設
置できるので、自動制御が安価にできる。 (6) 1つの気体圧入機(電動機)で複数の栽培水路
の養液を循環できるので、自動制御が安価にできる。 (7) 複数の栽培水路の養液を、1つの気体圧入機
(電動機)でそれぞれ独立して循環できるので、病気が
発生した場合でも、病気蔓延の危険が少ない。 (8) 上記の如く、通気に対して、効率的に養液循環
を行なえる。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の装置の一実施態様を示す平面図であ
る。
【図2】は図1におけるA−A縦断面図である。
【図3】は図1におけるB−B縦断面図である。
【図4】は本発明の装置の別の一実施態様を示す平面図
である。
【図5】は図1におけるD−D縦断面図である。
【図6】は図1におけるE−E縦断面図である。
【図7】は本発明の装置のまた別の一実施態様を示す平
面図である。
【図8】は図1におけるF−F縦断面図である。
【図9】は図1におけるG−G縦断面図である。
【図10】は本発明の装置のまた別の一実施態様を示す
平面図である。
【符号の説明】
aは流入口,bは上部密閉容器,cは栽培水路,dは流
出管,eはブロワー,fは通気管、gは気相部、mは養
液,pは養液循環器、sは液面,tは流量調節弁、vは
逆止弁、c1乃至c6は栽培水路、p1乃至p6は養液
循環器、t1乃至t6は流量調節弁、1は上流部、2は
下流部、3は栽培パネル、4は流入管、5は流出管下
端、6は植物、7は栽培ポット、8は水路、9は移送管
である。矢印は、養液及び空気の流れ方向を示す。
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月3日(2002.7.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】追加
【補正内容】
【図10】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】植物を水耕栽培するための装置であって、 該装置が、 (ア)養液mの流入口aを備え、かつその内部上方に気
    体を収納するための気相部gを有する上部密閉容器b (イ)上部密閉容器内bの上部隔壁の下方であって、養
    液mの流入口aより上方の位置に開口し、上部隔壁を貫
    通しほぼ鉛直上方に伸びる流出管d (ウ)気相部g内に気体を圧入するための送気管fより
    なる養液循環器p、気相部g内に気体を圧入するための
    気体圧入機e及び植物の栽培床hを設けた栽培水路c、
    を備えるとともに、栽培水路cの上流部が流出管dに、
    栽培水路cの下流部が流入口aにそれぞれ連絡している
    ことを特徴とする水耕栽培装置。
  2. 【請求項2】植物を水耕栽培するための装置であって、 該装置が、 (エ)養液mの流入口aを備え、かつその内部上方に気
    体を収納するための気相部gを有する上部密閉容器b (オ)上部密閉容器内bの上部隔壁の下方であって、液
    mの流入口aより上方の位置に開口し、上部隔壁を貫通
    しほぼ鉛直上方に伸びる流出管d (カ)気相部g内に気体を圧入するための送気管fより
    なる養液循環器p、気相部g内に気体を圧入するための
    気体圧入機e及び植物の栽培床hを設けた栽培水路c、
    を備え、栽培水路cの上流部が流出管dに、栽培水路c
    の下流部が流入口aに、それぞれ連絡すると共に、流入
    口a又は流入口aに連絡する管内に、上部密閉容器b内
    への流れのみを許す一方向弁vを、配備したことを特徴
    とする水耕栽培装置。
  3. 【請求項3】流出管dの下方開口端部が、ほぼ水平であ
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の水耕栽
    培装置。
  4. 【請求項4】流出管dの上方開口端部を、栽培水路cの
    上流部内に開口配備し、栽培水路cの上流部と流出管d
    を連絡したことを特徴とする請求項1又は請求項2又は
    請求項3記載の水耕栽培装置。
  5. 【請求項5】流出管dの上方開口端部を、栽培水路c水
    面より上方の位置に開口配備し、該開口部と栽培水路c
    の上流部を水路で連絡し、栽培水路cの上流部と流出管
    dを連絡したことを特徴とする請求項1又は請求項2又
    は請求項3記載の水耕栽培装置。
  6. 【請求項6】1つの気体圧入機eが、複数の養液循環器
    pに連絡されていることを特徴とする請求項1又は請求
    項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5記載の水耕
    栽培装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012118159A1 (ja) * 2011-03-03 2012-09-07 株式会社森久エンジニアリング 水耕栽培システム

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WO2012118159A1 (ja) * 2011-03-03 2012-09-07 株式会社森久エンジニアリング 水耕栽培システム

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