JP2003258845A - 光vpnサービス通信システムおよび通信制御方法、ならびにカスタマエッジ装置,その通信方法,およびそのプログラムと記録媒体 - Google Patents

光vpnサービス通信システムおよび通信制御方法、ならびにカスタマエッジ装置,その通信方法,およびそのプログラムと記録媒体

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JP2003258845A
JP2003258845A JP2002052510A JP2002052510A JP2003258845A JP 2003258845 A JP2003258845 A JP 2003258845A JP 2002052510 A JP2002052510 A JP 2002052510A JP 2002052510 A JP2002052510 A JP 2002052510A JP 2003258845 A JP2003258845 A JP 2003258845A
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outband
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JP2002052510A
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Tomonori Takeda
知典 武田
Masahiro Goshima
正浩 五島
Ichiro Inoue
一郎 井上
Isao Azuma
東  勲
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】OXCなどのプロバイダエッジ装置(PE)が
MBGPをサポートする必要がなく、早期のサービスを
実現することができ、プロバイダNW内でルーティング
とディスカバリ動作が独立して行え、光VPNごとに独
自の情報をディスカバリ情報に付加できる。 【解決手段】ディスカバリ機能を実施するNWとして、
プロバイダNW4と独立のアウトバンドNW5を用い、
アウトバンドNW5として、MPLS IP−VPNや
MPLS L2VPNなどの既存のNWを利用する。ま
た、アウトバンドNW5で同一VPNに属するカスタマ
エッジ装置(CE)1を、光VPNにおいても同じ光V
PNに属するものとみなす。また、新規にCE1を追加
する場合、アウトバンドNW5において、VPNに参加
させた後、ディスカバリを行い、光VPN情報のやりと
りを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、閉域性を保ちなが
ら光パスをカスタマエッジ装置間に提供するネットワー
クサービスシステムおよびその通信制御方法、ならびに
カスタマエッジ装置,その通信方法およびそのプログラ
ムと記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、公衆網を専用網のように利用
できるサービスとして、仮想閉域網(VPN)が提供さ
れている。これを用いれば、加入電話網をあたかも社内
の内線電話のように利用することができる。このVPN
サービスとしては、MPLS(MultiProtoc
ol Label Switching)技術を用いた
IP−VPN、L2VPN、更にはL2TPおよびIP
sec技術を用いたIP−VPN、ATMやLAN技術
を用いたL2VPNがある。これらのサービスでは、カ
スタマが利用可能な回線種別が限定される上、プロバイ
ダNW(ネットワーク)が提供する回線の速度に上限が
ある。このため、カスタマが要求する回線種別ごとに複
数のプロバイダNWを用意したり、またカスタマの要求
する帯域が大きくなるに伴って、プロバイダNWの設備
を買い換えていく必要があった。
【0003】これに対して、近年のGMPLS(Gen
eralized MPLS)に代表される,光NWの
インテリジェント化およびIP網との連携を可能とする
技術の登場により、カスタマ装置間に波長による光パス
を提供することで、プロトコルまたは速度がフリーなパ
スを迅速かつ柔軟に提供することを可能にする技術が検
討されている。ここで、複数カスタマグループを同一N
Wに収容し、かつ異なるカスタマグループ間に情報を漏
洩せず、セキュアなパスを提供するネットワークサービ
スとして、光VPNサービスが検討されている。
【0004】光VPNにおいて、パス設定を主導するも
のとしては、カスタマエッジ装置(以下、CE)、プロ
バイダエッジ装置(以下、PE)もしくはOSS(Op
eration Support Systems)の
二つが考えられる。従来のMPLS VPNでは、プロ
バイダ主導が基本であったが、光VPNではパスの両端
がCEであるということもあいまって、カスタマ主導で
のパス設定が考えられる。この方法では、カスタマが柔
軟にトポロジー変更を行える利点がある。なお、光パス
と言う場合、波長ごとのパスとSONET技術などによ
るタイムスロットごとのパス、の二つが考えられる。本
発明では、主に波長ごとのパスについて扱うが、タイム
スロットによるパスでも、ほぼ同様なことが言える。
【0005】カスタマ主導での光VPNサービスを可能
とする方式としては、BGP(Border Gate
way Protocol)およびGMPLSを組み合
わせたものが提案されている(IETF Intern
et Draft drft−ouldbrahim−
bgpmpls−ovpn)。この方式では、BGPに
Communityなどの属性を付与する拡張を行った
プロトコル(以下、MBGP)を、PE間に適用するこ
とで、PE間で各PEのどのポートに、どの光VPNに
属するどのCEのどのポートが接続しているかの情報を
やりとりする。
【0006】また、各PEのどのポートと、どの光VP
Nに属するどのCEのどのポートが接続しているかは、
オプションとして、CE−PE間に何等かのプロトコル
を適用することで、自動的に取得する方法を示してい
る。各PEが、光VPN情報を取得した後、オプション
として、各CEに、同一光VPNに属するCEの情報を
提供する。これにより、CEは、同一光VPNに属する
他のCEの存在および接続ポート情報を得ることができ
る。これを、ここでは『ディスカバリ機能』と呼ぶ。デ
ィスカバリの後、カスタマは自身の判断により、どのC
Eとの間に光パスを張るかを決定し、シグナリングによ
り光パスを設定する。光VPNに新規CEが登場した場
合、あるいはCEが離脱した場合には、ディスカバリ機
能により同一光VPNに属するCEに自動的に情報が伝
播される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方式では、OXC(Optical Crossc
onnect)などのPEが、MBGPをサポートする
必要がある。同時に、プロバイダNW内において、ディ
スカバリ機能をルーティング機能に入れ込んでいるた
め、プロバイダNWにおいて、ディスカバリ機能が不安
定な動作をすると、ルーティングも不安定となったり、
逆にルーティングが不安定になると、ディスカバリ動作
も影響を受ける可能性がある。さらに、ディスカバリ時
にはポート接続情報のみを交換するため、CE配下のサ
ーバ情報などを他のCEに伝播することもできない。
【0008】そこで、本発明の目的は、これら従来の課
題を解決し、OXCなどのPEがディスカバリに関与せ
ず、MBGPをサポートする必要がなく、またプロバイ
ダNWの安定的な動作が期待でき、光VPNごとに独自
の情報を流すことができ、独自機能の追加が容易であ
り、他の光VPNに情報が漏洩することがない光VPN
サービス通信システムおよび通信制御方法、ならびにカ
スタマエッジ装置、その通信方法、そのプログラムと記
録媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の光VPNサービス通信システムでは、ディ
スカバリ機能を実施するNWとして、ベアラNWとは独
立のアウトバンドNWを用い、アウトバンドNWとし
て、MPLS IP−VPNやMPLS L2VPNな
どの既存のNWを利用することで、早期のサービス実施
を可能とする。また、本発明の方式では、アウトバンド
NWで同一VPNに属するCEを、光VPNにおいても
同じ光VPNに属するものとみなす。新規にCEを追加
する場合、まず、アウトバンドNWにおいて、VPNに
参加させる。これと同時に、もしくは、その後は、OX
CなどのPEがディスカバリに関与せず、MBGPをサ
ポートする必要がない。
【0010】また、本発明の光VPN通信サービス方法
においては、ルーティング動作とディスカバリ動作が独
立となるため、プロバイダNWの安定的な動作が期待で
きる。また、BGPおよびGMPLS方式では、ディス
カバリ時にPEにおいて制御情報を読み取る動作を行う
ため、光VPNごとに独自の機能を追加することが難し
い。その一方、本発明では、アウトバンドNWでデータ
情報を透過的に流すことができるので、光VPNごとに
独自の情報を流すことができ、独自機能の追加が容易で
ある。なお、アウトバンドNWとしてVPNなどの閉域
性のあるNWを用いているので、他の光VPNに情報が
漏洩することがない、という効果がある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例を示す
光VPNサービス通信システムの全体構成図である。図
1に示すように、PE21,PE22,PE23を接続す
るプロバイダNW4があり、各PE2にはCE11,C
E12,CE13がデータチャネル7と制御チャネル8と
で接続される。CE11には、CE配下接続チャネル1
0を介してCE配下ノード3が接続され、CE配下NW
を形成している。これらのNW以外に、アウトバンドN
W5が設けられ、各CE1との間にアウトバンドNW接
続チャネル9が設けられる。このようにして、1つのC
Eは、アウトバンドNW5へ接続するアウトバンドNW
接続チャネル9と、CE配下のNW6およびCE配下ノ
ード3に接続するCE配下接続チャネル10を持ってい
る。
【0012】ここで、アウトバンドNW接続チャネル9
は、ディスカバリ動作のためのメッセージなどが流れる
チャネルである。また、データチャネル7は、主に主デ
ータが流れるチャネルであり、プロバイダNW4内で終
端されず、宛先CEに到達する。一方、制御チャネル8
は、光パスを張るためのシグナリングメッセージや、C
EとPEでリンク情報を交換するメッセージが流れるチ
ャネルであり、PEでメッセージが終端される。制御チ
ャネル8は、光パスがSONET(Synchrono
us Optical Network)のようなタイ
ムスロットで提供される場合には、DCC(Data
Communication Channel)バイト
により構成され得る。また、制御チャネル8は、専用の
波長により構成されるか、あるいはデータチャネル7と
独立したEther回線により構成され得る。CE配下
接続チャネル10は、CE1とCE配下のノード3が、
データや制御メッセージを送受信するチャネルである。
【0013】アウトバンドNW5として、MPLS I
P−VPNやMPLS L2VPN,ATM回線やVL
AN技術によるL2VPNなど閉域性のあるNWを用い
る。アウトバンドNW5によりディスカバリ情報をやり
とりするため、アウトバンドNW5で閉域性が保たれて
いることにより、異なる光VPNにディスカバリ情報が
漏洩しない。光パス生成時のシグナリングでは、パスの
終点ノードとして、CEを指定するため(後述する)、
CE IDが他の光VPNに漏洩しないことで、異なる
光VPNに属するCEに対して、パス設定要求が起きな
い。また、悪意のあるユーザが、適当な終点CE ID
を指定することにより、異なる光VPNに属するCEに
対してパス設定要求が起きてしまった場合にも、パスの
終点ノードにおいて、未知のCEからパス設定要求が送
られたことが判明するため、ここでパス設定要求を拒絶
することができる。以上の説明により、セキュアな光パ
スが設定される。
【0014】(光パス設定手順)光パスの設定手順は、
以下のように行われる。 (1)アウトバンドNW5で同一VPNに属するCE同
士がアウトバンドNW5経由で(CE ID、CEポー
トID、PE ID、PEポートID)を交換する。C
E IDは、CEのノードID、CEポートIDは、P
Eに接続しているポートID、PE IDは、PEのノ
ードID、PEポートIDは、CEと接続しているポー
トIDを意味する。 (2)オペレータ介在、もしくはCEに存在するパス設
定決定手段により、どのCE間に光パスを設定するかを
決定する。 (3)CEは、(ソースCE ID、宛先PE ID、
宛先PEポートID、宛先CEポートID、宛先CE
ID)を含むシグナリングメッセージを生成し、制御チ
ャネルを通して、PEに情報を送出する。
【0015】(4)PEは、シグナリングメッセージよ
り、宛先PEに向けて、シグナリングメッセージを転送
する。途中のノードは、パス設定ができるリソースがあ
ることを確認する(プロバイダNW4内では、OSPF
(Open ShortestPath First)
などのルーティングプロトコルがあるものとする。な
お、OSPFはコストを考慮して、最適経路を決定する
方式であり、RIPはコストを考慮せず、ルータ数(ホ
ップ数)を基に決定する方式である。) (5)宛先PEでは、シグナリングメッセージより、宛
先CEに向けてシグナリングメッセージを転送する。
【0016】(6)宛先CEにおいては、パス設定を許
可するか否かの判断を行い、許可する場合には、逆の経
路でパス設定を許可する旨の応答メッセージを転送す
る。途中のノードでパス設定のためのスイッチの設定を
行う。 (7)ソースCEに応答メッセージが帰ってくることに
より、パス設定が完了したことが分かる。 (8)必要に応じて、光パスが設定されたCE間にルー
ティングピアが張られ、情報のやりとりが行われる。
【0017】(CEの構成(実施例1))図2は、本発
明の実施例1を示すもので、ディスカバリ機能をルーテ
ィングプロトコルの拡張により実現するCEの構成を示
す図である。ディスカバリ機能を実現するCEの構成
は、大きく分けて、18〜23の制御部と、11〜17
の記憶装置からなる。制御部としては、アウトバンドN
W向けのルーティングとディスカバリを同時に行うアウ
トバンドNW向けルーティング+ディスカバリ手段18
と、光パス設定のためのシグナリングを行うシグナリン
グ手段19と、CE配下のノードおよび光パス設定後、
同一の光VPNに属するCEとルーティング情報のやり
とりを行うルーティング手段20と、CE配下のノード
および光パス設定後、同一の光VPNに属するCEとデ
ータのフォワーディングを行うフォワーディング手段2
1と、アウドバンドNWに向けてデータのフォワーディ
ングを行うアウトバンドNWフォワーディング手段22
と、PEとデータチャネルおよび制御チャネルの情報の
交換を行うリンク制御手段23とからなる。なお、フォ
ワーディングとは、例えば、IPルータがIPパケット
を受け取ると、自分が持つルーティング・テーブルを検
索して、そのパケットの送信先を判断して、送信処理を
実行する等、宛先情報を調べて、適切な相手先に届けら
れる処理を行うことを言う。
【0018】一方、記憶装置は、同一光VPNに属する
CEの情報を保持するメンバ情報DB11、アウトバン
ドNWを介したネットワークルーティング情報を保持す
るアウトバンドNWルーティングDB12と、このCE
を始点もしくは終点とする光パスの情報を保持する光パ
スDB13と、CE配下のノードおよび光パス設定後、
同一光VPNに属するCEとのルーティング情報を保持
するルーティングDB14と、データをフォワーディン
グする際に、どのインターフェース(以下、IF)へ情
報を転送するかを示すフォワーディングDB15と、ア
ウトバンドNW向けにフォワーディングする際に、どの
IFへ情報を転送するかを示すアウトバンドNWフォワ
ーディングDB16と、PEへの制御チャネルおよびデ
ータチャネルの情報および状態を保持するリンクDB1
7からなる。なお、各DB11〜17の下に記載した情
報群は、そのDBに格納される情報を示している。
【0019】次に、実施例1におけるディスカバリ手
順、シグナリング手順を含むパス設定手順について述べ
る。なお、アウトバンドNWとして、ここでは、P−P
型(Point to Point型)のL2VPNを
想定する。P−P型のL2VPNの例としては、ATM
によるVPNや、PEおよびNW内部においてVLAN
スイッチングを行うVPN、また、MPLSを利用した
もの(IETF Internet Draft,dr
aft−kompella−ppvpn−l2vpnな
ど)がある。また、アウトバンドNWを通して、CE間
はOSPFによりルーティング情報をやりとりしている
ものとする。
【0020】(ディスカバリ動作) (1)新規CEはPEに接続するとともに、アウトバン
ドNWに接続する。 (2)CEは、リンク制御手段23により、CEと接続
しているPEのPE ID、およびPEポートIDを得
る。これをリンクDB17に書き込む。 (3)アウトバンドNWにおいて、CEをVPNAのメ
ンバに加える。 (4)所望トポロジーに沿うように、CEのルーティン
グ動作IFを選択し、アウトバンドNWルーティングD
B12に書き込む。 (5)アウトバンドNW向けルーティング+ディスカバ
リ手段18は、リンクDB17より(CEポートID、
PE ID、PEポートID)を取り出す。
【0021】(6)アウトバンドNW向けルーティング
+ディスカバリ手段18は、(CEID、CEポートI
D、PE ID、PEポートID)に必要な情報を付与
してリンクステートとし、ルーティングメッセージを作
成する(拡張OSPF)。 (7)アウトバンドNW向けルーティング+ディスカバ
リ手段18は、ルーティングが動作している全てのIF
より情報を送出する。 (8)CEは、他CEより、自ノード宛の(CE I
D、CEポートID、PEID、PEポートID)を含
むルーティング情報を受け取る。 (9)アウトバンドNW向けルーティング+ディスカバ
リ手段18は、この情報より、メンバ情報DB11に、
(CE ID、CEポートID、PE ID、PEポー
トID)を収納する(ディスカバリ達成)。また、受け
取ったトポロジー情報をアウトバンドNWルーティング
DB14に格納し、この情報から、アウトバンドNWフ
ォワーディングDB16を作成する。 (10)ルーティング+ディスカバリ手段18は、アウ
トバンドNWルーティングDB12を検索して、受け取
ったルーティング情報をフラディングする。
【0022】(シグナリング動作) (11)オペレータ介在、もしくは、パス設定決定手段
(図2には記載省略、CE内に存在)による判断によ
り、各CEがどのCEに対して光パスを張るかを判断す
る。 (12)シグナリング手段19は、この判断に基づき、
(自ノードCE ID、宛先PE ID、宛先PEポー
トID、宛先CE ID、宛先CEポートID)を含む
シグナリングメッセージを生成する。 (13)シグナリング手段19は、リンクDB17より
制御チャネル情報を得、その制御チャネルに向けて、シ
グナリングメッセージを送出する。
【0023】(14)宛先CEでは、この情報を受け取
ると、シグナリング手段19に情報を転送する。 (15)シグナリング手段19は、メンバ情報DB11
より、ソースCE IDが正当であるか否かを判断し、
正当であると判断した場合、光パスDB13に情報を格
納すると同時に、受け入れの応答メッセージを制御チャ
ネルに向けて送信する。 (16)ソースCEに応答メッセージが戻ってきた場
合、パス設定が完了したと判断され、光パスDB13に
設定された光パス情報が格納される。また、フォワーデ
ィングDB15に(宛先CE、データチャネルID)が
格納される。
【0024】(ルーティング動作) (17)必要に応じて、ルーティング手段20により、
光パスが生成されたCE間にOSPFなどのルーティン
グピアが張られ、ルーティング情報を交換して、ルーテ
ィングDB14およびフォワーディングDB15に情報
が格納される。(フォワーディング) (18)自ノードから主データを転送する際には、フォ
ワーディング手段21よりフォワーディングDB15を
検索し、適切なIFへ情報を転送する。また、他ノード
から、自ノード宛ではないデータが送られた場合にも同
様である。なお、CEが離脱する際には、ルーティング
ピアが解消され、この情報からメンバ情報DB11内の
データの削除が行われる。
【0025】(CEの構成(実施例2))図3は、本発
明の実施例2を示すもので、ディスカバリ機能をCEに
おけるアプリケーション間での情報交換で実現するCE
の構成を示す図である。図3においては、図2と比べ
て、アウトバンドNW向けルーティング手段18Aとデ
ィスカバリ手段24とが独立している点のみが異なって
いる。 (ディスカバリ手順)実施例2におけるディスカバリの
手順は以下のようになる。なお、アウトバンドNWとし
て、MPLS IP−VPNを想定する。また、アウト
バンドNWのPEとCE間はOSPFにより情報のやり
とりを行うものと仮定する。 (1)新規CEはPEに接続するとともに、アウトバン
ドNWに接続する。 (2)CEはリンク制御手段23により、CEと接続し
ているPEのPE ID、および、PEポートIDを得
る。これをリンクDBに書き込む。 (3)アウトバンドNWにおいて、CEをVPN Aの
メンバに加える。
【0026】(4)アウトバンドNW接続チャネルがル
ーティング動作IFとなり、これをアウトバンドNWル
ーティングDB12に書き込む。 (5)CEは、アウトバンドNWルーティングDB12
を検索して、DB12中のIFに向けてルーティング情
報を送出する。 (6)CEは、ルーティング情報を受け取り、到達可能
なCE IDを得る。受け取ったルーティング情報を、
アウトバンドNWルーティングDB12に格納すると同
時に、この情報からアウトバンドNWフォワーディング
DB16を作成する。 (7)ディスカバリ手段24は、アウトバンドNWルー
ティングDB12を検索し、新たな到達可能CEがある
か否かを調べる。
【0027】(8)新たに到達可能CEが現われた場
合、ディスカバリ手段24は、リンクDB17を検索
し、(CEポートID、PE ID、PEポートID)
を得る。 (9)ディスカバリ手段24は、全ての新たな到達可能
CE宛に、(CE ID、CEポートID、PE I
D、PEポートID)を含むディスカバリ情報を生成す
る。 (10)アウトバンドNWフォワーディングDB16よ
りフォワーディングIFを検索し、情報を転送する。 (11)CEはディスカバリ情報を受け取ると、(CE
ID、CEポートID、PE ID、PEポートI
D)をメンバ情報DB11に格納する。
【0028】このように、本実施例においては、アウト
バンドNWがL2VPNである場合や、L3VPNで
も、アプリケーションレベルでディスカバリ情報をやり
とりする際には、アウトバンドNWでディスカバリ情報
が終端されないため、ディスカバリ手段24において、
様々な情報を付与し、情報を交換すま駒唱逓ぴVPNご
とに情報を拡張することができる。例えば、CE配下に
人気コンテンツを集めたサーバがある場合には、このサ
ーバ名とサーバに収められたコンテンツ名をディスカバ
リ情報に付与することが考えられる。この情報を、どの
CE間に光パスを張るかを決定する際の判断基準に利用
することが考えられる。
【0029】図4は、本発明における2つのルーティン
グプロセスを示す図である。図2および図3に基づくデ
ィスカバリ方式では、図4に示すような2つのルーティ
ングプロセス1,2が別個のプロセスとなっている。す
なわち、アウトバンドNW5を使用したルーティングプ
ロセス111と、CE配下のノード31,32および遠隔
CE12とのルーティングプロセス112である。アウト
バンドNW5を使ったルーティングプロセス111
は、CE配下のノード31,32は加わっていない。この
ため、アウトバンドNW5経由で得られた到達可能ノー
ドは全てCEとなり、従って、CE情報の抽出も簡単で
あるという利点がある。しかしながら、アウトバンドN
W5は、単なるディスカバリ用のNWとなっており、主
データは流れない。これに対して、全て同じルーティン
グプロセスを用い、同時に、同じフォワーディングDB
を用いることで、光パス設定前はアウトバンドNW5経
由で主データが流れ、光パス設定後は、光パス経由で主
データが流れる、という制御が可能となる。
【0030】(CEの構成(実施例3))図5は、本発
明の実施例3を示すもので、ルーティングプロセスを統
合し、アウトバンドNWと光パスの両者を用いてデータ
転送を行う場合のCEの構成を示す図である。図5に示
すように、図3と比較すると、アウトバンドNWルーテ
ィングDB12とアウトバンドNWフォワーディングD
B16が省略され、アウトバンドNW向けルーティング
手段18AとアウトバンドNWフォワーディング手段2
2が不要となっている。なお、アウトバンドNWはMP
LS IP−VPNで、全てのルーティングプロセスは
OSPF(拡張を含む)、また、ディスカバリ手段24
は、ルーティング手段20から独立しているケースを示
している。ルーティング手段20は、アウトバンドNW
経由のものも、光パス設定後のCE間のものも、CE−
CE配下ノードのものも、全て含んでいる。同様に、ル
ーティングDB14、フォワーディングDB15も、全
ての情報を含んでいる。また、フォワーディングDB1
5にPreferenceエントリが追加される。同一
宛先に対して、複数のフォワーディングIFがある場
合、Preference値の小さいフォワーディング
IFを選択するものとする。
【0031】以下、実施例3におけるルーティング動
作、ディスカバリ手順、フォワーディング動作について
説明する。 (ルーティング動作) (1)新規CEは、PEに接続するとともに、アウトバ
ンドNW5に接続する。 (2)CEは、リンク制御手段23により、CEと接続
しているPEのPE ID、およびPEポートIDを得
る。これをリンクDB17に書き込む。 (3)アウトバンドNW5において、CEをVPN A
のメンバに加える。 (4)アウトバンドNW5接続チャネルがルーティング
動作IFとなり、ルーティングDB14に書き込む。
【0032】(5)CE配下ノードに向けてルーティン
グを動作させる場合、CE配下接続チャネルがルーティ
ング動作IFとなり、これをルーティングDB14に書
き込む。 (6)ルーティング手段20により、ルーティング動作
IFからルーティング情報を送出する。 (7)アウトバンドNW5経由でルーティング情報が到
達する。この情報をルーティングDB14に書き込むと
ともに、この情報からフォワーディングDB15を作成
する。 (8)ルーティングDB15を検索して、ルーティング
情報をフラディングする。 以上の手順で、アウトバンドNW経由でCE配下ノード
同士が主データの送受信を行えるようになる。
【0033】(ディスカバリ手順) (9)ディスカバリ手段24は、リンクDB17を検索
して、(CEポートID、PE ID、PEポートI
D)を得る。 (10)ディスカバリ手段24は、(CE ID、CE
ポートID、PE ID、PEポートID)を含むディ
スカバリ情報を生成し、アウトバンドNW接続チャネル
に向けて、ブロードキャストする。もしくは、All
CE Router宛にマルチキャストする(マルチキ
ャストアドレスは、IANAによる割り当てが必要であ
る)。 (11)CEは、ブロードキャストメッセージ、もしく
は、All CE Router宛マルチキャストメッ
セージを受け取ると、ディスカバリ手段24に情報を送
出する。 (12)ディスカバリ手段24は、(CE ID、CE
ポートID、PE ID、PEポートID)をメンバ情
報DB11に格納する。
【0034】(フォワーディング動作) (13)シグナリングにより光パスを設定する。手順
は、図2で説明した手順と同一である。 (14)CE−CE間にルーティングを走らす。すなわ
ち、ルーティングDB14のルーティング動作IFのエ
ントリに、データチャネルIDが書き込まれる。 (15)光パス経由で、到達可能アドレスが得られる。
ルーティング手段20は、これをルーティングDB14
に書き込み、この情報からフォワーディングDB15を
作成する。 (16)光パス経由で得られた到着可能アドレスは、ア
ウトバンドNW5経由で得られた到達可能アドレスと重
複するが、光パス経由で得られる到着可能アドレスのP
referenceを小さくすることで、フォワーディ
ング時に光パスを優先的に選択する。
【0035】なお、光パスを生成して、CE間に直接O
SPFルーティングピアが張られると、アウトバンドN
W5のMPLS IP−VPNでは、同一宛先に対し
て、出口のPEが二箇所見える状態となる。どちらのP
Eを経由するかについて、NGPのLocal Pre
ferenceを調節することで、適切なPEを選択す
ることができる。
【0036】(経路の振り分け)図6は、本発明におい
て、Local Preferenceにより、経路の
振り分けを行う場合の図である。図6においては、CE
配下ノード3−CE11、CE11−CE12、CE11
PE131、CE12−PE132、CE13−PE133
は、OSPFが動作している。また、PE131−PE
132、PE132−PE133、PE131−PE133
は、MBGPが動作している。CE13からCE11配下
ノード3への経路としては、CE13→PE13→PE1
1→CE11→CE11配下ノード3という経路と、C
E13→PE133→PE132→CE12→CE11→C
E11配下ノード3という経路が考えられる。
【0037】ここで、PE131−PE133のMBGP
におけるCE1配下ノードへのLocal Prefe
renceを、PE132−PE133のMBGPにおけ
るCE11配下ノード3へのLocal Prefer
enceより低く設定することで、前者の経路を取る。
アウトバンドNW5がL2VPNの場合、アウトバンド
NW5経由のCE間のルーティングとしてOSPFを用
い、また光パス生成後のCE間のルーティングをOSP
Fにすることで、OSPFのリンクコストのみに従って
経路選択が行われる。従って、Preferenceの
値を調節する必要がない。
【0038】(プログラムと記録媒体)なお、段落番号
〔0014〕〜〔0016〕の光パス設定手順、〔00
20〕〜〔0022〕のディカバリ動作、〔0024〕
のルーティング動作、〔0025〕〜〔0027〕のデ
ィスカバリ手順、〔0031〕〜〔0032〕のルーテ
ィング動作、〔0033〕のディスカバリ手順、および
〔0034〕のフォワーディング動作の各ステップをそ
れぞれコンピュータで実行させるためのプログラムに変
換し、変換されたプログラムをCD−ROMなどの記録
媒体に格納しておく。これにより、光サービス通信シス
テムの任意のPEまたはCEのコンピュータに記録媒体
を装着して、プログラムをインストールすることで、本
発明を容易に実現することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光VPNのディスカバリ機能をアウトバンドNWを用い
て実現することにより、OXCなどのPEがMBGPを
サポートする必要がなく、早期のサービスを実現するこ
とができる。また、プロバイダNW内で、ルーティング
とディスカバリ動作が独立して行えるため、ディスカバ
リ動作の安定性にかかわらず、プロバイダNWのルーテ
ィングを安定に動作させることができる。加えて、光V
PNごとに独自の情報をディスカバリ情報に付加するこ
とができる。また、本発明では、既存のL2VPNやL
3VPNを利用しながら、必要に応じて光パスを張る動
作が可能となるため、L2VPNやL3VPNからのマ
イグレーションを促進する方式とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す光VPNサービス通信
システムの全体構成図である。
【図2】ディスカバリ機能をルーティングプロトコルの
拡張により実現するCEの構成を示す図である。
【図3】ディスカバリ機能をCEにおけるアプリケーシ
ョン間での情報交換により実現するCEの構成を示す図
である。
【図4】本発明における2つのルーティングプロセスを
示す図である。
【図5】本発明により、ルーティングプロセスを統合
し、アウトバンドNWと光パスの両者を用いてデータ転
送を行う場合のCEの構成を示す図である。
【図6】本発明において、Local Prefere
nceにより、経路の振り分けを行うことを示す図であ
る。
【符号の説明】
1,12,13…カスタマ装置(CE)、21,22,23
…プロバイダ装置(PE)、3…CE配下ノード、5…
アウトバンドNW、6…CE配下NW、7…データチャ
ネル、8…制御チャネル、9…アウトバンドNW接続チ
ャネル、10…CE配下接続チャネル、11…メンバ情
報DB、12…アウトバンドNWルーティングDB、1
3…光パスDB、14…ルーティングDB、15…フォ
ワーディングDB、16…アウトバンドNWフォワーデ
ィングDB、17…リンクDB、18…アウトバンドN
W向けルーティング+ディスカバリ手段、19…シグナ
リング手段、20…ルーティング手段、21…フォワー
ディング手段、22…アウトバンドNWフォワーディン
グ手段、23…リンク制御手段、24…ディスカバリ手
段、111,112…ルーティングプロセス、31,32
CE1配下ノード、131,132,133…PE、12
A…光パス、18A…アウトバンドNW向けルーティン
グ手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 一郎 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 東 勲 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA12 HA08 HD03 JA07 JL03 KX23

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるカスタマグループに対して情報の
    漏洩がなく、複数のカスタマエッジ装置間に光パスを提
    供して、通信の独立性を提供するネットワークにおい
    て、 複数のプロバイダエッジ装置相互間を接続するプロバイ
    ダネットワークと、該プロバイダ装置とデータを送受信
    するデータチャネルおよび光パスを張るためのシグナリ
    ングメッセージや互いにリンク情報を交換するメッセー
    ジを送受信する制御チャネルで接続されたカスタマエッ
    ジ装置と、該カスタマエッジ装置と接続チャネルで接続
    されたカスタマ配下ノードと、前記カスタマエッジ装置
    相互間で情報を送受信する閉域性で独立したアウトバン
    ドネットワークとから構成されたことを特徴とする光V
    PNサービス通信システム。
  2. 【請求項2】 異なるカスタマグループに対して情報の
    漏洩がなく、複数のカスタマエッジ装置間に光パスを提
    供して、通信の独立性を提供するネットワークの通信制
    御方法において、 同一光VPNに属するカスタマエッジ装置相互間で自ら
    直接接続されているプロバイダエッジ装置およびその接
    続ポート情報を含む情報を交換するディスカバリ動作
    を、前記光パスを提供するネットワークとは独立したア
    ウトバンドネットワークを利用して行うことを特徴とす
    る光VPNサービス通信制御方法。
  3. 【請求項3】 前記ディスカバリ動作を実施するアウト
    バンドネットワークとして、IETF RFC2547
    に規定されるようなIP−VPNを用いることを特徴と
    する請求項2記載の光VPNサービス通信制御方法。
  4. 【請求項4】 前記ディスカバリ動作を実施するアウト
    バンドネットワークとして、IETF Interne
    t Draft draft−kompella−pp
    vpn−l2vpnに規定されるようなL2VPNを用
    いることを特徴とする請求項2記載の光VPNサービス
    通信制御方法。
  5. 【請求項5】 前記ディスカバリ動作を実現するため、
    前記アウトバンドネットワークに接続し、ルーティング
    プロトコルの拡張によりルーティング情報を取得するこ
    とを特徴とする請求項2記載の光VPNサービス通信制
    御方法。
  6. 【請求項6】 前記ディスカバリ動作を実現するため、
    前記アウトバンドネットワークに接続し、該カスタマエ
    ッジ装置におけるアプリケーション間での情報交換を行
    うことにより、ルーティング情報を取得することを特徴
    とする請求項2記載の光VPNサービス通信制御方法。
  7. 【請求項7】 前記ディスカバリ動作を実現するため、
    前記ポート接続情報に加え、カスタマエッジ装置配下の
    サーバ情報を含む情報を取得することを特徴とする請求
    項2記載の光VPNサービス通信制御方法。
  8. 【請求項8】 前記ルーティング情報の交換時のデータ
    転送として、光パス設定前は前記アウトバンドネットワ
    ークを利用するが、該光パス設定後は光VPNに転送経
    路に切り替えて行うことを特徴とする請求項2記載の光
    VPNサービス通信制御方法。
  9. 【請求項9】 閉域性ネットワーク内の他のカスタマエ
    ッジ装置との間に光パスを設定して、通信を行うカスタ
    マエッジ装置において、 アウトバンドネットワーク向けのルーティングとディス
    カバリ動作を同時に行うアウトバンドネットワーク向け
    ルーティング+ディスカバリ手段と、光パス設定のため
    のシグナリングを行うシグナリング手段と、カスタマ配
    下のノードおよび光パス設定後、同一の光VPNに属す
    るカスタマエッジ装置とルーティングのやりとりを行う
    ルーティング手段と、該カスタマエッジ装置配下のノー
    ドおよび光パス設定後、同一の光VPNに属する他のカ
    スタマエッジ装置とデータのフォワーディングを行うフ
    ォワーディング手段と、アウトバンドネットワークに向
    けてデータのフォワーディングを行うアウトバンドネッ
    トワークフォワーディング手段と、プロバイダエッジ装
    置とデータチャネルおよび制御チャネルの情報の交換を
    行うリンク制御手段からなる制御系装置、および、 同一光VPNに属するカスタマエッジ装置の情報を保持
    するメンバ情報データベースと、アウトバンドネットワ
    ークを介したネットワークルーティング情報を保持する
    アウトバンドネットワークルーティングデータベース
    と、該カスタマエッジを始点または終点とする光パスの
    情報を保持する光パスデータベースと、カスタマエッジ
    装置配下のノードおよび光パス設定後、同一光VPNに
    属するカスタマエッジ装置とのルーティング情報を保持
    するルーティングデータベースと、データをフォワーデ
    ィングする際にどのIFへ情報を転送するかを示すフォ
    ワーディングデータベースと、アウトバンドネットワー
    ク向けにフォワーディングする際に、どのIFへ情報を
    転送するかを示すアウトバンドネットワークフォワーデ
    ィングデータベースと、プロバイダエッジ装置への制御
    チャネルおよびデータチャネルの情報および状態を保持
    するリンクデータベースからなる記憶装置で構成される
    ことを特徴とするカスタマエッジ装置。
  10. 【請求項10】 前記アウトバンドネットワーク向けル
    ーティングとディスカバリ動作を、それぞれ独立して行
    うアウトバンドネットワーク向けルーティング手段、お
    よびディスカバリ手段を独立に設けて、ディスカバリ動
    作をカスタマエッジ装置におけるアプリケーション間で
    の情報交換により行うことを特徴とする請求項9記載の
    カスタマエッジ装置。
  11. 【請求項11】 前記アウトバンドネットワーク向けル
    ーティング手段と、アウトバンドネットワークフォワー
    ディング手段と、アウトバンドネットワークルーティン
    グデータベースと、アウトバンドネットワークフォワー
    ディングデータベースとを削除して、カスタマエッジ装
    置を残りの制御系装置と記憶装置で構成し、全て同じル
    ーティングプロセスを用い、同時に、同じフォワーディ
    ングデータベースを用いることで、光パス設定前はアウ
    トバンドネットワーク経由でデータを転送し、光パス設
    定後は、光パス経由でデータを転送することを特徴とす
    る請求項9記載のカスタマエッジ装置。
  12. 【請求項12】 閉域性ネットワーク内の他のカスタマ
    エッジ装置との間に光パスを設定して、通信を行うカス
    タマエッジ装置の通信方法において、 カスタマエッジ装置配下ノードとの間、他のカスタマエ
    ッジ装置との間、アウトバンドネットワークでのプロバ
    イダエッジ装置との間の各通信はOSPFが動作し、 アウトバンドネットワークでのプロバイダエッジ装置間
    の各通信はMBGPが動作し、 通信経路が2経路ある場合には、アウトバンドネットワ
    ークでの第一プロバイダエッジ装置から第三プロバイダ
    エッジ装置へのMBGPにおける宛先ノードへのLoc
    al Preferenceを、第二プロバイダエッジ
    装置から第三プロバイダエッジ装置へのLocal P
    referenceより低く設定することで、前者の経
    路を採用することを特徴とするカスタマエッジ装置の通
    信方法。
  13. 【請求項13】 請求項2から8、および請求項12の
    いずれかに記載の通信方法をコンピュータに実行させる
    ための光VPN通信制御用またはカスタマエッジ装置の
    通信用プログラム。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の光VPN通信制御用
    またはカスタマエッジ装置の通信用プログラムを格納し
    たことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8364822B2 (en) 2003-01-31 2013-01-29 Nippon Telegraph And Telephone Corporation VPN communication control device, communication control method in VPN, and virtual dedicated network management device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8364822B2 (en) 2003-01-31 2013-01-29 Nippon Telegraph And Telephone Corporation VPN communication control device, communication control method in VPN, and virtual dedicated network management device

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