JP2003242264A - ワークショップ・スタジオ教育システム並びに教育システム用建物 - Google Patents

ワークショップ・スタジオ教育システム並びに教育システム用建物

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JP2003242264A JP2002041082A JP2002041082A JP2003242264A JP 2003242264 A JP2003242264 A JP 2003242264A JP 2002041082 A JP2002041082 A JP 2002041082A JP 2002041082 A JP2002041082 A JP 2002041082A JP 2003242264 A JP2003242264 A JP 2003242264A
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Masaaki Sakuta
昌昭 佐久田
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SHIIZU INTERNATIONAL KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 教師による構成員への指導時間および構成員
相互間の指導時間を長く採れ、さらに不在教師の授業も
受講可能な教育システムと建物並びに方法を提供する。 【解決手段】 教師と構成員との学識情報および知識情
報とを相互交換するためのフォーラムサーバと、このフ
ォーラムサーバに接続されるフォーラム端末と、外来講
師と構成員との学識情報および知識情報とを交換するた
めのスタジオサーバと、このスタジオサーバに接続され
るスタジオ端末と、スタジオサーバとファイヤーウォー
ルを介して接続されるWWWサーバとから構成されて、
複数の教師と複数の構成員と複数の外来講師とが学識情
報および知識情報とを相互交換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高等教育システムおよ
び高等教育システム用建物及び高等教育システムを利用
した方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、世界的な規模で教育界の変化が先
進国を中心に行われている。特に高等教育については、
その変化がむしろ混乱と言ってもいいくらいの惨状であ
る。その理由は、20世紀の科学技術・産業の進歩とそ
れらのニーズの発生源である社会、また、それらの結果
を受け入れる受益者の立場に立つ社会の適応した改変が
整合されていないことにある。これは、結果の供給側と
受け入れ側の境界条件の非合理性にあるとも云えよう。
この境界条件の混乱は、影響するところが大きく、先進
国のみならず発展途上国の最適教育システムの否定にま
で至っている。
【0003】過去半世紀の我国の現行教育システムを概
観すると、以下の特長が上げられる。 (1)米国の州教育システムを基準に導入された、幼児
教育から大学院教育までの一貫システムである。 (2)1947年制定の教育基本法も、占領軍の一部グ
ループの指導により制定されたもので、国民の権利の偏
重と義務の軽視が特長ある傾向となっている。 (3)我国古来からの思想解体を目的とした世界連邦主
義・平和主義を強調するために国家・社会連帯意識を極
端に軽視し、個人・利己主義を助勢するよう志向した。
これと平行して宗教教育と公民教育が矮小化された。 (4)教師の労働者意識を強調し、組合運動の左翼化を
助長し、教職の聖職視を排除した。
【0004】これらの目的の為に、従来の教育システム
の全面的否定を強調した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】半世紀の現行教育シス
テムの実施結果として、現在顕在化している現象は次の
ように総括されよう。 (1)個人・家族・社会・国家・民族・人種の相互関係
が希薄になり、各々が独立した形で存在と権利を主張
し、社会全体の分裂・分解現象が進んだ。 (2)その結果、世界連邦主義、・平和主義が強調され
るのと全く反対に、現実は民族間の紛争から始まり、国
家・社会・家族内の混乱が大となって来た。
【0006】特に高等教育は、幼児期から成人期に至る
まで、その頭脳発達に応じて連続的に実施される教育全
システムの中でその仕上げとも云うべき位置にあり、社
会に適用出来る学識を涵養し、ある程度の専門的学習を
インターンシップ制度も併用して行なう必要があること
から上記の如き混乱は、科学技術創造立国を国是とする
我国にとっては致命的になった。これら高等教育の弱体
化の結果、社会若年層の社会貢献度の低下となり、我国
の生存基盤を揺るがすことになると懸念された。
【0007】社会の混乱を助長する因子を抽出する場
合、その因子の分類によって種々の方式が採られること
は当然であるが、ここでは全体システムから具体的に抽
出する必要があるだろう。我国の場合、三権の中核とも
いえる政治分野で論じると、議会民主政治が合理的に選
択された方式であるという前提のもとで、国民一人当た
りの投票権の重みの是正が長期間放置されていることが
全てを説明する基本になる。更に、全体システムの中で
の決定組織が不明確で、この不明確さが中央政府から地
方自治体に至るまで浸透し、それに伴ってフィードバッ
クシステムも未発達で、決定是正・修正組織もまた未成
熟である。このような致命的な欠陥を持つ全体システム
の中で、高等教育の是正を論じ代案を提出する場合、局
所対症療法しか方法が無いことはシステム論から明らか
であり、これ以外に方策は存在しないことも同様明らか
である。
【0008】このように世界的なレベルで経済および教
育について地盤沈下した我国を建て直し、21世紀に科
学技術創造立国を再興させるために、個人・家族・社会
・国家・民族・人種の相互関係を重視して、国家・社会
・家族内の礎となる人材の育成が必要である。なかで
も、高等教育の充実化が必要である。
【0009】高等教育の充実化として第一に、教師すな
わち教育のプロフェッショナルと生徒との接触時間およ
び生徒相互間の接触時間を増加させてその指導の機会を
拡大する必要がある。
【0010】さらに、学問によってはその専門化と深化
が著しいため、通常の教師では対応できないのも現実で
ある。教師以上に先端の技術を理解しているものはまさ
に、その現場で研究や開発に従事する技術者や研究者で
あり、彼らは必ずしも教育の場に近い位置に存在すると
は限らない。
【0011】そこで、本発明の目的は、教師による構成
員への指導時間および構成員相互間の指導時間を長く採
れることができ、さらに不在教師の授業も受講可能な教
育システムと建物並びに方法の提供にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め本発明に係るワークショップ・スタジオ教育システム
は、教師と構成員間および構成員相互間の学識情報およ
び知識情報とを交換するためのフォーラムサーバと、こ
のフォーラムサーバに接続されるフォーラム端末と、外
来講師と構成員との学識情報および知識情報とを相互自
由に交換するためのスタジオサーバと、このスタジオサ
ーバに接続されるスタジオ端末と、このスタジオサーバ
と接続されるWWWサーバとから構成されて、複数の教
師と複数の構成員と複数の外来講師とが学識情報および
知識情報とを相互自由に交換することを特徴とする。
【0013】さらに、スタジオ端末は、さらにカメラと
マイクと接続されてテレビ電話として機能する。
【0014】学識情報および知識情報との交換手段は、
電子メールと電子掲示板とチャットのいずれか一つであ
ってもよい。
【0015】本発明に係るワークショップ・スタジオ教
育システム用建物は、教師と構成員間および構成員相互
間の学識情報および知識情報とを交換するためのフォー
ラムサーバと、このフォーラムサーバに接続されるフォ
ーラム端末と、外来講師と構成員との学識情報および知
識情報とを相互自由に交換するためのスタジオサーバ
と、このスタジオサーバに接続されるスタジオ端末と、
このスタジオサーバと接続されるWWWサーバとから構
成されて、複数の教師と複数の構成員と複数の外来講師
とが学識情報および知識情報とを交換することを特徴と
するワークショップ・スタジオ教育システムを備えて、
フォーラムサーバとフォーラム端末が備えられるフォー
ラム室と、スタジオサーバとスタジオ端末とが設置され
るスタジオ室と、構成員の居住室と、教師の居住室とが
一体構成される。
【0016】本発明に係るワークショップ・スタジオ教
育方法は、教師と構成員とがフォーラムサーバ上で学識
情報および知識情報とを相互自由に交換する工程と、外
来講師と構成員とがスタジオサーバ上で学識情報および
知識情報とを相互自由に交換する工程とからなる複数の
教師と複数の構成員と複数の外来講師とが学識情報およ
び知識情報とを交換することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて添付の図1、2により説明する。
【0018】本発明に係るワークショップ・スタジオ教
育システム1のブロックダイヤグラムを図1に示す。ワ
ークショップ・スタジオ教育システム1は、複数のサー
バ(ネットワーク管理用電子計算機)とそのクライアン
トである端末装置とデータベース(電子記憶装置)とか
ら構成されファイヤーウォール(ネットワーク不正侵入
防御装置)を介して外部ネットワークとも接続されるネ
ットワークシステムである。具体的にワークショップ・
スタジオ教育システム1は、フォーラム用に配置される
フォーラムサーバ2と、スタジオ用に配置されるスタジ
オサーバ4と、教師間で使用される教師サーバ6と、デ
ータベースを管理するファイルサーバ8と、メールを管
理するメールサーバ10と、複数のアプリケーションツ
ールがインストールされたアプリケーションサーバ12
と、外部WWWデータをキャッシュするPROXYサー
バ14と、外部からのネットワークへの侵入を防ぐファ
イヤーウォール16と、外来講師端末のアクセス点とな
るWWWサーバ18とがルータ20を介してインターネ
ットサービスプロバイダ(ISP)22とがイーサネッ
ト(登録商標)等の電気通信回線で接続されて構成され
る。上記サーバはいずれもPC/AT互換機またはUN
IX(登録商標)をOSとするワークステーションから
構成される。
【0019】フォーラムサーバ2は、複数のフォーラム
端末24と接続され、フォーラム端末24相互間の情報
交換手段を提供する。情報交換手段は、電子メールと電
子掲示板とチャット機能が搭載される。電子掲示板と
は、電子掲示板に電子データとして登録された文章を、
登録された順序に表示するプログラムであり、電子掲示
板を各自都合の良い時間に閲覧と書込みをすることが可
能である。一方、チャット機能は、リアルタイムに複数
の端末が接続されて文章データを各端末の画面上に表示
させるプログラムである。チャット機能を利用すること
でリアルタイムな意見交換が可能となる。なお、これら
の機能を利用するためフォーラム端末24および以下に
示される端末の各記憶装置には、電子メール閲覧プログ
ラムとWWW閲覧プログラムが搭載されるものとする。
【0020】スタジオサーバ4は、複数のスタジオ端末
26と接続され、スタジオ端末26と本システム外の端
末との情報交換手段を提供する。情報交換手段は、電子
メールと電子掲示板とチャットとテレビ電話の中継機能
が搭載される。
【0021】スタジオ端末26は、さらにカメラ28お
よびヘッドセット30と接続される。カメラ28および
ヘッドセット30は、主にテレビ電話においてスタジオ
端末26使用者の映像の撮影と音声の収録および相手方
の音声の再生に使用される。スタジオ端末26は、カメ
ラ28およびヘッドセット30を使用したテレビ電話機
能の他に、電子メールと電子掲示板とチャット機能が搭
載される。
【0022】教師サーバ6は、複数の教師端末32と接
続され、教師端末32間の情報交換手段を提供すること
である。情報交換手段は、電子メールと電子掲示板とチ
ャットとテレビ電話の中継機能が搭載される。
【0023】ファイルサーバ8は、データベース管理用
のサーバであり、遠隔教育用データベース34と、構成
員用データベース36と、教師用データベース38とが
接続される。遠隔教育用データベース34と、構成員用
データベース36と、教師用データベース38は、それ
ぞれ遠隔教師と、構成員と、教師の認証データと各自の
メールアドレス情報を含むユーザデータ領域から構成さ
れる。ファイルサーバ8は、これらのデータベースへの
他のサーバや端末からのアクセスに対してデータを提供
する機能を有する。
【0024】メールサーバ10は、本システムに登録さ
れるアドレス宛に配信された電子メールを一括受信する
とともに本システム内で発信される電子メールを外部ネ
ットワークに送出する。
【0025】アプリケーションサーバ12は、各サーバ
に電子掲示板とチャットのプログラムを提供する機能を
有する。アプリケーションサーバに備わる記憶装置に電
子掲示板とチャットを制御するプログラムが記録されて
おり、フォーラムサーバ2と、スタジオサーバ4と、教
師サーバ6とが各機能を使用する際にアプリケーション
サーバ12にアクセスしてこれらの機能を動作させる。
【0026】アプリケーションサーバ12の記憶装置
に、他のプログラム又はプログラムのライセンスを記録
しておいてもよい。
【0027】PROXYサーバ14は、本システム外の
ネットワークにあるWWWサーバにアクセスしてWWW
データを取得してPROXYサーバ14の記憶装置に記
録するサーバである。本システム内部の各端末(フォー
ラム端末24、スタジオ端末、教師端末32)のWWW
閲覧プログラムから本システム外のネットワークにある
WWWサーバへの閲覧信号がPROXYサーバ14に到
着すると予め記録されたWWWデータを各端末に返信す
る。この際に、WWWデータが予め記録されていなかっ
た場合と、各端末のWWW閲覧プログラムからWWWデ
ータの再送信要求信号が送信された場合に、PROXY
サーバ14は本システム外のネットワークにあるWWW
サーバにアクセスしてWWWデータを取得する。
【0028】ファイヤーウォール16は、本システム内
部から特定の許可された信号のみを外部ネットワークへ
通過させ、外部ネットワークからも特定の許可された信
号のみを本システム内部へ通過させる。いかなる信号を
通過させるか予め設定して、ファイヤーウォール16の
記憶装置に予め記録しておくこともできる。
【0029】WWWサーバ18は、本システムのWWW
ページを搭載すると共に、外来講師のテレビ電話アクセ
スポイントともなる。WWWページには、さらに電子掲
示板とチャット機能も搭載され本システムの外部からの
書込みも可能となる。
【0030】ルータ20は、本システムと外部ネットワ
ークとの接続ポイントであり、本システム内の各端末や
サーバに割り振られたプライベートアドレスと、外部ネ
ットワークから割り振られたグローバルアドレスを付け
替えて信号の送受信を行う装置である。
【0031】インターネットサービスプロバイダ(IS
P)22は、本システム1を外部インターネットと接続
するポイントである。このISP22と接続すること
で、遠隔教師とのテレビ電話、電子掲示板、チャット等
のデータ送受信が可能となる。
【0032】上記のような構成とすることで、フォーラ
ム端末、スタジオ端末、教師端末により本システム内部
どうしおよび遠隔教師を含む外部端末との電子メール、
電子掲示板、チャットによる電子データの送受信が可能
となる。このため構成員、教師、遠隔教師との学識、知
識、常識の相互交換が容易に行なえる。
【0033】さらに、スタジオ端末において他の外部端
末とのインターネットを利用したテレビ電話システムの
活用が可能となり、外部との連絡、さらにネットワーク
を利用したインターンシップが可能となる。
【0034】次に、本発明本発明に係るワークショップ
・スタジオ教育システム1を適用した例として建物40
の平面図を図2に示す。
【0035】ワークショップ・スタジオ教育用施設の中
央に150M2 のフォーラム室42(共通広場)があ
り、ここで20名の構成員が一同に集まっての数グルー
プに分かれての作業が可能の空間が確保される。このフ
ォーラム室42に、前記システム1のフォーラムサーバ
2とフォーラム端末24が配置される。ワークショップ
は主として上記フォーラムにて作業が行なわれる。
【0036】このフォーラム室42に隣接して50M2
のスタジオ室44が設置される。フォーラム室42に付
随したスタジオ室44では、遠隔教育システム設備例え
ばテレビ電話を中心に外部との連絡・インターンシップ
関係設備すなわち、前記スタジオサーバ4並びにスタジ
オ端末26が準備される。
【0037】スタジオ室44の周辺には、構成員の個室
46あるいは2〜3人室48が配置される。その中には
トイレ・シャワー・ベッド・デスクおよび椅子他が常備
される。この構成員の個室46あるいは2〜3人室48
にそれぞれ端末装置が配置されフォーラムサーバ2に接
続される。
【0038】厨房・洗濯施設他工作室等附帯施設50
は、フォーラムの周辺に構成員の個室に準じて配置され
る。
【0039】教師用施設52は、図書資料室54に併列
配置される。教師用施設52には、前記本システム1の
教師サーバ6および教師端末32が配置される。
【0040】教師家族用施設56は、別途準備される。
【0041】このような施設を利用して、システムを運
用することで、教師と構成員は24時間の共同生活を送
りながら、常に学識・知識・常識の相互交換を行なうこ
とが可能となる。
【0042】以上のシステムと建物を活用することで、
ワークショップ・スタジオ教育方法が実施できる。
【0043】ワークショップ・スタジオ教育方法とは、
12歳から原則として26歳までの20人前後の男女が
構成員となり、一つのワークショップ・スタジオ施設内
外で、教師または教師団を中心に24時間の共同生活を
行う。その生活の中で学識・知識・常識の相互交換を行
ない、構成員の幼児期から体得した文化・文明の差異を
相互確認すると共に、人類共通の相互理解方式を習得す
る。実際には、フォーラム端末24を利用して、電子メ
ール、電子掲示板、チャットを利用した電子データの交
換と一般的な授業、ディスカッション等いずれもが可能
となる。
【0044】最新の遠隔教育システム(含e−ラーニン
グ方式)を導入し、教師または教師団の専門外の教程に
ついては、予め準備された外来講師リストの中から適正
な講師を教師または教師団が自主的に選択し、指名・依
頼、そして構成員が受講する。ここでは、スタジオ端末
26を活用して、外来講師とのテレビ電話を利用した遠
隔授業やインターンシップを行なうことができる。
【0045】上記20人前後の構成員の選定は、教師お
よび教師団の責任で行なわれるが、その構成員の年齢差
はなるべく均等な分散が好ましいともいえよう。意志伝
達手段の共通言語は英国系英語とするが、他の言語も補
完的に用いられることは当然である。また、国際共通意
志伝達手法としての手話法の補完的一部採用も考慮すべ
きであろう。
【0046】大学教育レベルまでは文理シナジー(文理
系融合)の思考を尊重し、専門別専門教育は大学院レベ
ルから本格的に開始されると考える。
【0047】構成員個々の教育成果の評価は、教師およ
び教師団が行なう。他の現行教育システム組織との効果
の比較は、教師および教師団の責任において行ない、結
果として社会的に認知された学位記・認定書等の授受
は、教師および教師団の責任業務である。
【0048】ワークショップ・スタジオ教育方法の運営
経費は、3年度までは公的資金の援助によるが、4年度
からは独立採算経理とし、設立時以降の援助費の返済も
計画的に行なう。
【0049】運営は教師および教師団の全責任のもと、
自治組織体の運営が好ましい。教師および教師団は理事
会の管理下に組織され、理事会は対内・対外的な全責任
をとる。
【0050】当直員・時間外指導要員は、教師および教
師団から指名される。年間を通じて休校・閉校は無い。
【0051】野外スポーツ施設は、原則として公共施設
の時間決め借用とする。
【0052】一般的教育方法から、ワークショップ・ス
タジオ教育方法への移行は、施設・設備の設定場所如何
を問わず、その地の既存教育システムとの並列採用とな
る。既存教育システムとの摩擦あるいは境界条件の整合
不可能な場合は、“学術特別区域”(「学術特区」と略
称)を設定し、ある期間隔離された状態での共存を図
る。「学術特区」指定は短期間が望ましいことは当然で
ある。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、24時間共同生活にお
ける学識・知識・常識の伝達とその正しい理解は、現在
の教育システムの10倍効率で行ない得る。特に、理工
系高等教育の場合は、その強い連続性から評価するとそ
れ以上の効率が期待し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワークショップ・スタジオ教育シ
ステム1のブロックダイヤグラムである。
【図2】本発明本発明に係るワークショップ・スタジオ
教育システム1を適用した建物40の平面図である。
【符号の説明】
1 ワークショップ・スタジオ教育システム 2 フォーラムサーバ 4 スタジオサーバ 6 教師サーバ 8 ファイルサーバ 10 メールサーバ 12 アプリケーションサーバ 14 PROXYサーバ 16 ファイヤーウォール 18 WWWサーバ 20 ルータ 22 インターネットサービスプロバイダ(ISP) 24 フォーラム端末 26 スタジオ端末 28 カメラ 30 ヘッドセット 32 教師端末 34 遠隔教育用データベース 36 構成員用データベース 38 教師用データベース 40 ワークショップ・スタジオ教育システムを適用し
た建物 42 フォーラム室 44 スタジオ室 46 個室 48 2〜3人室 50 厨房・洗濯施設他工作室等附帯施設 52 教師用施設 54 図書資料室 56 教師家族用施設

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 教師と構成員間および構成員相互間の学
    識情報および知識情報とを交換するためのフォーラムサ
    ーバと、このフォーラムサーバに接続されるフォーラム
    端末と、外来講師と構成員間および構成員相互間の学識
    情報および知識情報とを交換するためのスタジオサーバ
    と、このスタジオサーバに接続されるスタジオ端末と、
    スタジオサーバとWWWサーバとから構成されて、複数
    の教師と複数の構成員と複数の外来講師とが学識情報お
    よび知識情報とを相互自由に交換することを特徴とする
    ワークショップ・スタジオ教育システム。
  2. 【請求項2】 スタジオ端末は、さらにカメラとマイク
    と接続されてテレビ電話として機能することを特徴とす
    る請求項1記載のワークショップ・スタジオ教育システ
    ム。
  3. 【請求項3】 学識情報および知識情報との交換手段
    は、直接対面会話を含め電子メールと電子掲示板とチャ
    ットのいずれか一つであることを特徴とする請求項1乃
    至2いずれか一つに記載のワークショップ・スタジオ教
    育システム。
  4. 【請求項4】 教師と構成員間および構成員相互間の学
    識情報および知識情報とを交換するためのフォーラムサ
    ーバとこのフォーラムサーバに接続されるフォーラム端
    末と、外来講師と構成員との学識情報および知識情報と
    を交換するためのスタジオサーバと、このスタジオサー
    バに接続されるスタジオ端末と、スタジオサーバと接続
    されるWWWサーバとから構成されて、複数の教師と複
    数の構成員と複数の外来講師とが学識情報および知識情
    報とを相互自由に交換することを特徴とするワークショ
    ップ・スタジオ教育システムを備えて、フォーラムサー
    バとフォーラム端末が備えられるフォーラム室と、スタ
    ジオサーバとスタジオ端末とが設置されるスタジオ室
    と、構成員の居住室と、教師の居住室とが一体構成され
    るワークショップ・スタジオ教育システム用建物。
  5. 【請求項5】 教師と構成員とがフォーラムサーバ上で
    学識情報および知識情報とを交換する工程と、外来講師
    と構成員とがスタジオサーバ上で学識情報および知識情
    報とを交換する工程とからなる複数の教師と複数の構成
    員と複数の外来講師とが学識情報および知識情報とを相
    互自由に交換することを特徴とするワークショップ・ス
    タジオ教育方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103794100A (zh) * 2014-01-16 2014-05-14 北京学之网教育科技有限公司 一种基于Web 的在线学习平台系统

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CN103794100A (zh) * 2014-01-16 2014-05-14 北京学之网教育科技有限公司 一种基于Web 的在线学习平台系统

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