JP2003232862A - 中性子検出器および電極と被膜との付着強度の測定方法 - Google Patents

中性子検出器および電極と被膜との付着強度の測定方法

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JP2003232862A
JP2003232862A JP2002354158A JP2002354158A JP2003232862A JP 2003232862 A JP2003232862 A JP 2003232862A JP 2002354158 A JP2002354158 A JP 2002354158A JP 2002354158 A JP2002354158 A JP 2002354158A JP 2003232862 A JP2003232862 A JP 2003232862A
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neutron detector
electrode
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JP2002354158A
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Masato Shibazaki
正人 柴崎
Kiyobumi Okawa
清文 大川
Hideto Kato
秀人 加藤
Yasushi Goto
泰志 後藤
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 核分裂物質およびその親核種を含むコーティ
ング材を確実に電極部材に塗布でき安定して中性子の計
測が可能な中性子検出器を提供する。 【解決手段】 中性子検出器を構成する陽極1または陰
極2の少なくとも一方の主面をブラスト処理した後、ウ
ラン234とウラン235の混合体を含むコーティング
材を塗布し、電極材料とコーティング材との付着強度を
強くする。コーティング材が電極材料から剥離すること
を防止して異常放電などを起こすことを防止する。コー
ティング材を十分な量で電極材料に塗布することができ
て核的寿命を長くでき、中性子検出器の寿命を長くし、
安定して中性子を計測できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中性子線照射によ
って生じる電離ガスの電荷を検出して中性子を検出する
中性子検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、原子炉内の放射線出力分布の計
測、たとえば中性子計測には電離箱の原理を用いた中性
子検出器が用いられている。
【0003】そして、中性子検出器の電極となる陽極お
よび陰極には、電極材料としてチタンなどが用いられ、
これら陽極および陰極の少なくともいずれか一方の電極
材料の主面には、核分裂物質およびその核種を含む物質
の混合体であるウランなどのコーティング材が塗布され
ている。
【0004】また、コーティング材は、メッキなどの方
法により電極材料に塗布している(たとえば特許文献1
参照)。
【0005】なお、電極材料のチタンは、コーティング
材をコーティングするに先だって、前処理としてたとえ
ば所定の薬品処理(酸処理)を施すこともある。
【0006】そして、中性子検出器に中性子が入射する
と電極材料のチタンに塗布された核分裂物質であるウラ
ンが核分裂して核分裂破片が生成され、この核分裂破片
により陽極および陰極間に封入された電離ガスが電離さ
れ電荷が生ずる。その結果、この電荷が陽極および陰極
間に印加される電界によって収集されて電気信号として
検出され、中性子束の大きさが測定される。
【0007】
【特許文献1】特開平11−64531号公報(第3
頁、図1)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電極材料と
コーティング材との付着強度が弱いと、コーティング材
が電極材料から剥離して異常放電などを起こすおそれが
あるとともに、コーティングを十分な量で電極材料に塗
布できず核的寿命を長くできない問題を有している。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、核分裂物質およびその親核種を含むコーティング材
を確実に電極部材に塗布でき安定して中性子の計測が可
能な中性子検出器および電極と被膜との付着強度の測定
方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、陽極および陰
極が対向され、これら陽極および陰極の間に電離ガスが
封入された中性子検出器において、前記陽極および陰極
の少なくとも一方は、主面がブラスト処理された後に、
酸化ウランを含むコーティング材が塗布されて形成され
ていたり、あるいは、前記陽極および陰極の少なくとも
一方は、主面に塗布量が0.3mg/cm以上0.9
mg/cm以下で酸化ウランを含むコーティング材が
塗布されて形成されていることにより、コーティング材
の主面に対する付着強度が強くなり、たとえばコーティ
ング材が剥離することによる異常放電を防止したり、初
期のコーティング材の塗布量が多くなることにより核的
寿命を長くでき、安定した中性子の計測が可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態の中
性子検出器を図面を参照して説明する。
【0012】図1は中性子検出器の概略図で、図示しな
い密封容器の中には、図1に示すように、電極を形成す
る陽極1と陰極2とが対向して配置され、これら陽極1
および陰極2の間にはアルゴンなどの電離ガス3が封入
されている。また、陽極1および陰極2間には、電源4
および電流計5が直列に電気的に接続されている。
【0013】そして、陽極1および陰極2の少なくとも
一方または両方の電極材料の主面には、親核種であるウ
ラン234およびその核分裂物質であるウラン235の
混合物である酸化ウランを含む図示しないコーティング
材が、メッキなどの方法により塗布されている。また、
ウラン234とウラン235の混合比は、好ましくは3
対1ないし5対1である。このように、ウラン234と
ウラン235の混合比を3対1ないし5対1の範囲にす
ることにより、安定して正確に中性子束を計測できる。
なお、コーティング材の塗布量は、0.3mg/cm
以上、好ましくは0.45mg/cm以上、0.9m
g/cm以下、好ましくは0.6mg/cm以下で
あることが望ましい。すなわち、0.3mg/cm
上であれば中性子束を計測するために十分であり、初期
量としても十分であるため核的寿命を長くでき長期間に
亘って中性子束を正確に計測でき、0.45mg/cm
以上であれば寿命を長くする点ではより好適である。
反対に、0.9mg/cm 以下であればコーティング
材が電極材料から剥離しにくいため異常放電なども生じ
にくく、0.6mg/cm以下であれば異常放電を防
止する点ではより好適である。
【0014】また、陽極1および陰極2の電極材料に
は、たとえばNi−Cr−Fe系合金(商標名Incone
l)材、Ni−Fe系合金材〔42アロイ材(Niの含
有量が42%の鉄系合金)、50アロイ材(Niの含有
量が50%の鉄系合金)あるいはパーマロイ材(高透磁
率のNi−鉄系合金の総称)〕のいずれかを用いること
ができる。なお、それぞれの電極材料は、コーティング
材のコーティングの前処理としてたとえばブラスト処理
が施されている。
【0015】ここで、コーティング材と電極材料の付着
強度について説明する。
【0016】まず、付着強度を測定する際には、コーテ
ィング材が塗布された電極材料のコーティング面をコー
ティング材を剥離する所定の条件として、たとえばある
一定の面圧でコーティング材を擦り、この擦りにより剥
離したコーティング材から放出されるα線の数、すなわ
ちα線量を測定することで付着強度を測定できる。
【0017】図2は表面をブラスト処理した後にコーテ
ィング材を塗布した電極材料(Ni−Cr−Fe合金
(商標名Inconel))からコーティング材が剥離する
量、すなわち発生確率/サンプル総数を求めた結果を示
すグラフである。この図2の横軸は電極材料から剥離し
たコーティング材からのα線量〔cpm〕を示し、縦軸
はコーティング材の剥離が認められたサンプル数の分布
を示している。なお、図2において、サンプル総数は4
6〔P〕、α線量の平均値は162〔cpm〕、α線量
の標準偏差は57〔cpm〕である。
【0018】また、比較のため、図3に表面を薬品処理
した後にコーティング材を塗布した従来のチタン電極か
らコーティング材が剥離する量、すなわち発生確率/サ
ンプル総数を求めた結果を示す。この図3でも図2と同
様に、横軸は電極材料から剥離したコーティング材から
のα線量を示し、縦軸はコーティング材の剥離が認めら
れた分布を示している。なお、図3において、サンプル
総数は459〔P〕、α線量の平均値は360〔cp
m〕、α線量の標準偏差は166〔cpm〕である。ま
た、図3においては、図2との比較を容易とするため
に、ハッチングを変えた部分で図2の結果を重ねてい
る。
【0019】そして、図2および図3に示すように、上
述の実施の形態のように電極材料の表面をブラスト処理
した後にコーティング材を電極材料に塗布した場合、表
面を薬品処理した後にコーティング材を塗布した従来の
チタン電極に比較して1/2以下、具体的には45%程
度しかコーティング材が電極材料から剥離しておらず、
ブラスト処理した後のコーティングの付着強度が向上さ
れていることが認められる。
【0020】なお、参考までに、ブラスト処理した電極
材料の表面状態を図4に、薬品処理したチタン電極の表
面状態を図5に示す。
【0021】本発明においては、前述のNi−Cr−F
e系合金材あるいはNi−Fe系合金材各合金材を使用
することにより、従来のチタン(Ti)等を使用した場
合に比し、ブラスト処理後のコーティング材の塗布、た
とえばメッキによっても付着強度が向上し、その結果、
コーティング材の塗布量を従来に比べ増加することが可
能となるのである。
【0022】そして、中性子検出器に中性子が照射され
ると、ウラン235が核分裂し、核分裂破片によって電
離ガス3が電離される。電源4により陽極1および陰極
2に電圧を印加した状態で、電離したイオンや電子は陽
極1および陰極2に収集され、その結果、陽極1および
陰極2間に電流が流れる。このとき、陽極1および陰極
2間に流れる電流が電流計5で測定され、電流の大きさ
と中性子束が比例関係にあることを利用して、中性子束
が測定される。
【0023】また、コーティング材に含まれるウラン2
34は、中性子照射により、92234+η → 92235+γ の核反応を示す。
【0024】すなわち、中性子照射により、コーティン
グ材すなわち核分裂物質およびその核種を含む物質が核
分裂し、その核分裂破片によって電離ガス3が電離する
ので、電離したイオンおよび電子を陽極1および陰極2
間に収集することで、電流計5により中性子束に比例し
た電流値を測定できる。
【0025】また、中性子検出器の電離ガス3の電離に
は寄与しない一方で、中性子を吸収して新たにウラン2
35を生成することにより、核分裂で消費されたウラン
235を補填し、中性子検出器の経時的な検出感度の低
下を抑制できる。
【0026】なお、原子力発電所にて使用中の中性子検
出器の中性子感度の変化は、中性子照射量φを受けたと
きの中性子感度をSn(φ)、初期感度をSn(0)、
ウラン234の吸収断面積をσ234、ウラン235の
吸収断面積をσ235、混合比=ウラン234量/ウラ
ン235量をn、中性子照射量をφとしたとき、次式に
より求められる。
【0027】Sn(φ)/Sn(0)=exp(−σ
235φ)+nσ234/(σ235−σ234){e
xp(−σ234φ)−exp(−σ235φ)} したがって、この式から考えてもコーティング材の塗布
量を多くすることにより、中性子感度の低下を遅くで
き、核的寿命が長くなることにより、中性子検出器の寿
命も長くできる。
【0028】ここで、核分裂物質とその親核種を含むウ
ラン234およびウラン235のコーティング材の電極
材料への塗布量に基づき初期中性子感度を異ならせた場
合の中性子感度変化について図6を参照して説明する。
【0029】なお、実験例1ではコーティング材の電極
材料への塗布量が0.561mg/cm、実験例2で
はコーティング材の電極材料への塗布量が0.889m
g/cm、実験例3(比較例)では、コーティング材
への塗布量が0.2mg/cmのものを用いている。
【0030】ここで、実験例1および実験例2は、Ni
−Cr−Fe系合金(商標名Inconel)材を使用し、コ
ーティング材の塗布(メッキ)前にブラスト処理を施し
ており、実験例3は、従来のチタン(Ti)材を使用
し、コーティング材の塗布(メッキ)前に従来の酸処理
を施したものである。
【0031】そして、原子炉の炉心温度が300℃の感
度補正値を0.6としたとき、実験例1の最大感度は
9.6E−18A/nv*0.6、実験例2の最大感度
は1.27E−17A/nv*0.6、実験例3の最大
感度は、2.87E−18A/nv*0.6となり、コ
ーティング材の電極材料への塗布量が多いほど最大感度
が高いことがわかる。
【0032】また、中性子感度が5E−19A/nvに
なった時点を中性子感度寿命と定義した場合の核的寿命
は、一般的には7.2年ないし8.3年といわれ、実験
例1の場合は2.63E22nvtで約8.3年、実験
例3の場合は1.565E22nvtで約5年であるの
に対し、実験例2の場合は2.88E22nvtで9年
となり、コーティング材の電極材料への塗布量が多く初
期中性子感度が高い場合には中性子検出器の核的寿命が
長いことがわかる。
【0033】なお、核的寿命年数をy、中性子感度が中
性子感度寿命の5E−19A/nvとなる時の熱中性子
照射量をnvt、中性子束をnv、1年間の時間〔秒〕
をtとしたとき、寿命年数は次式により求められる。
【0034】y=nvt/(nv×t) 上述のように、コーティング材のメッキの前処理として
電極材料にブラスト処理をし電極材料とコーティング材
との付着強度を強くすることにより、コーティング材が
電極材料から剥離することを防止して異常放電などを起
こすことを防止するとともに、コーティング材を十分な
量で電極材料に塗布することができて核的寿命を長くで
き、中性子検出器の寿命を長くし、安定して中性子を計
測できる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、コーティング材の主面
に対する付着強度を強くして塗布量を多くすることによ
り、たとえばコーティング材が剥離することによる異常
放電を防止したり、初期のコーティング材の塗布量が多
くなることにより核的寿命を長くでき、安定した中性子
の計測を可能にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の中性子検出器を示す概
略図である。
【図2】同上表面をブラスト処理した後にコーティング
材を塗布した電極材料からコーティング材が剥離する量
を測定した結果を示すグラフである。
【図3】比較例の表面を薬品処理した後にコーティング
材を塗布したチタン電極からコーティング材が剥離する
量を測定した結果を示すグラフである。
【図4】同上表面をブラスト処理したNi−Cr−Fe
合金の表面状態を示す顕微鏡写真である。
【図5】比較例の表面を薬品処理した処理したチタンの
表面状態を示す顕微鏡写真である。
【図6】同上中性子検出器の中性子感度を示すグラフで
ある。
【符号の説明】
1 陽極 2 陰極 3 電離ガス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 秀人 栃木県大田原市下石上字東山1385番の1 株式会社東芝那須電子管工場内 (72)発明者 後藤 泰志 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 2G088 FF09 GG06 JJ37

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陽極および陰極が対向され、これら陽極
    および陰極の間に電離ガスが封入された中性子検出器に
    おいて、 前記陽極および陰極の少なくとも一方は、主面がブラス
    ト処理された後に、酸化ウランを含むコーティング材が
    塗布されて形成されていることを特徴とする中性子検出
    器。
  2. 【請求項2】 コーティング材の塗布量は、0.3mg
    /cm以上0.9mg/cm以下であることを特徴
    とする請求項1記載の中性子検出器。
  3. 【請求項3】 陽極および陰極が対向され、これら陽極
    および陰極の間に電離ガスが封入された中性子検出器に
    おいて、 前記陽極および陰極の少なくとも一方は、主面に塗布量
    が0.3mg/cm以上0.9mg/cm以下で酸
    化ウランを含むコーティング材が塗布されて形成されて
    いることを特徴とする中性子検出器。
  4. 【請求項4】 陽極および陰極の少なくとも一方は、N
    i−Cr−Fe系合金、Fe−Ni系合金のいずれかで
    形成されていることを特徴とする請求項1ないし3いず
    れか記載の中性子検出器。
  5. 【請求項5】 酸化ウランは、ウラン234とウラン2
    35の混合比が3対1ないし5対1であることを特徴と
    する請求項1ないし5いずれか記載の中性子検出器。
  6. 【請求項6】 陽極および陰極が対向され、これら陽極
    および陰極の間に電離ガスが封入された中性子検出器に
    用いる前記陽極および陰極の少なくとも一方の主面に付
    着される被膜を所定の条件で剥離させ、 この剥離した被膜から放出されるα線の量を測定して電
    極と被膜との付着強度を測定することを特徴とする電極
    と被膜との付着強度の測定方法。
JP2002354158A 2001-12-05 2002-12-05 中性子検出器および電極と被膜との付着強度の測定方法 Pending JP2003232862A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109164479A (zh) * 2018-09-03 2019-01-08 兰州大学 用于裂变碎片物理测量的双屏栅气体探测器

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