JP2003228947A - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
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Abstract
クカートリッジを提供する。 【解決手段】 第1および第2の面を有するディスク1
00を回転可能なように収納するディスク収納部10d
と、ディスク収納部10dの底部に設けられており、デ
ィスク100を外部からチャッキングするためのチャッ
キング開口部11cおよびディスクの第2の面に対して
信号の再生および記録の少なくとも一方を行うヘッドが
アクセスするためのヘッド開口部11hとを含むカート
リッジ本体と、チャッキング開口部11cおよびヘッド
開口部11hを外部に対して開放または閉塞するよう
に、ディスク100の第2の面100Aとディスク収納
部の底部11uとの間において、カートリッジ本体に対
して回動可能なように支持されるシャッタ21、22と
を備えたディスクカートリッジ。
Description
ディスク等のディスク状の信号記録媒体を、回転可能な
状態で収納するディスクカートリッジに関する。
保持するためのディスクカートリッジが提案されてい
る。
は、片面もしくは両面に信号記録面を有するディスク状
の記録媒体(以下ディスクと称する)が、上ハーフおよ
び下ハーフからなるカートリッジ本体の内部に設けたデ
ィスク収納部の中に、完全に覆われた形で収納されるデ
ィスクカートリッジを開示している。このカートリッジ
本体には、スピンドルモータのターンテーブルおよびク
ランパーがディスクをチャッキングするためのチャッキ
ング開口部と、ヘッドがディスクに対して信号の再生お
よび記録を行うためのヘッド開口部が形成されている。
チャッキング開口部とヘッド開口部とは連なっており、
カートリッジを携帯して搬送する際、これらの開口部か
ら埃が侵入したりディスクに指紋が付着したりしやす
い。このため、これらの開口部を覆うシャッタがディス
クカートリッジに形成されている。
の場合、ディスクカートリッジをディスク装置に挿入し
てディスクに対して記録再生を行うために、ディスク回
転時の面ぶれ、ディスクの反り、およびカートリッジの
ディスク装置への位置決め誤差を許容するための空間
を、上ハーフと下ハーフとの間に形成されるディスクを
収納する空間に確保する必要が生じる。このため、カー
トリッジ本体の厚みが大きくなってしまうという問題点
を有していた。
ーンテーブル用の開口部とヘッド開口部とが設けられ、
上ハーフにはクランパー用の開口部が設けられているた
め、これらを同時に塞ぐためのシャッタは、上ハーフか
ら下ハーフにかけて連なるコの字形状を備えている必要
がある。しかし、このような形状のシャッタは高価であ
るため、ディスクカートリッジの製造コストを上昇させ
る結果となっていた。
は磁力によりガタつきの無いように吸引することも可能
であるが、CDやDVDといったハブの無い光ディスク
の場合、一般にディスクはカートリッジ内で固定されず
にフリーの状態にある。このため、ディスク装置内でシ
ャッタが開き、開口部からカートリッジ内に侵入した埃
がディスクに付着するという問題点も有していた。ま
た、ディスクのガタつきによりディスクの信号記録面が
傷ついたり、ディスクとカートリッジ内壁との衝突によ
り、粉塵を生じ、その粉塵がディスクに付着するという
問題点も有していた。
決し、特に片面のみに記録面を有するディスクを収納す
るカートリッジにおいて、厚みを薄くし、シンプルなシ
ャッタ構成としてディスクカートリッジのコストを低減
することを目的とする。また、ディスクをディスクカー
トリッジ内で保持しガタつきを無くし、ディスクへの埃
の付着を低減し、さらに露出したディスクレーベル面を
利用することによりデザイン的に優れたディスクカート
リッジを提供することを目的とする。
リッジは、第1および第2の面を有するディスクを回転
可能な状態で、かつ、前記ディスクの第1の面を外部に
露出するように収納するディスク収納部と、前記ディス
ク収納部の底部に設けられており、前記ディスクを外部
からチャッキングするためのチャッキング開口部および
前記ディスクの第2の面に対して信号の再生および記録
の少なくとも一方を行うヘッドがアクセスするためのヘ
ッド開口部とを含むカートリッジ本体と、少なくとも前
記ヘッド開口部を外部に対して開放または閉塞するよう
に前記カートリッジ本体に対して移動可能なように支持
されるシャッタと、前記ディスクを前記カートリッジ本
体に対して保持または解放するディスク保持部材とを備
えている。
第2の面を前記ディスク収納部の底部に押し付けて保持
することが好ましい。また、前記ディスク保持部材は、
前記ディスクの第2の面のうち、少なくとも外周部近傍
を前記ディスク収納部の底部に接触させることが好まし
い。
トリッジは、前記ディスク保持部材を複数備え、前記複
数のディスク保持部材のそれぞれは、前記ディスクの外
周上にその一部が位置するように配置されている。前記
複数のディスク保持部材のうち、少なくとも2つは同形
状であってもよい。前記複数のディスク保持部材は、互
いに連動して前記ディスクを保持または解放する動作を
行ってもよい。
部材は、弾性部材からなる楕円状のリングであり、前記
リングは、前記ディスクの直径より大きい内径を有する
ように変形可能である。
接する斜面を有しており、前記ディスク保持部材の斜面
が前記ディスクの外周上方に張り出すよう前記ディスク
保持部材を前記カートリッジ本体に配置することによっ
て、前記斜面を前記ディスクの側面もしくは稜に当接さ
せて前記ディスクを把持し、かつ、前記ディスクを前記
ディスク収納部の底部へ押し付けて保持することが好ま
しい。
トリッジは、前記ディスクカートリッジがディスクドラ
イブ装置に装着される際、前記ディスクドライブ装置に
設けられた装着位置を位置決めする位置決めピンが係合
する一対の位置決め孔を前記カートリッジ本体に有す
る。
クカートリッジは、ディスクドライブ装置に設けられた
凸部と係合し、前記ディスクカートリッジの誤挿入を防
止する凹部を前記ディスクカートリッジ本体に有する。
クカートリッジは、前記ディスクカートリッジがディス
クドライブ装置に挿入される際、前記ディスクドライブ
装置に設けられた凸部と係合する凹部を前記ディスクカ
ートリッジ本体に有する。
イブ装置に装着され、位置決めされる際、前記ディスク
保持部材が前記ディスクを保持状態から解放状態に移行
させてもよい。
対する前記ディスクドライブ装置の位置決めピンの係合
に連動して、前記ディスク保持部材が前記ディスクを保
持する状態から解放する状態に移行させてもよい。
記ディスクカートリッジ誤挿入防止用の凸部と前記ディ
スクカートリッジに設けられた前記凹部との係合に連動
して、前記ディスク保持部材が前記ディスクを保持する
状態から解放する状態に移行させてもよい。
部と前記ディスクカートリッジの前記凹部との係合に連
動して、前記ディスク保持部材が前記ディスクを保持す
る状態から解放する状態に移行させてもよい。
持する一対のディスク保持部材を備え、前記一対のディ
スク保持部材のそれぞれは、前記ディスクドライブ装置
に設けられた一対の位置決めピンの一方と係合して、前
記ディスク保持部材の2箇所において実質的に同時に前
記ディスクの保持・解放動作を行ってもよい。
合する部材を有し、前記シャッタの閉塞・開放動作に連
動して前記ディスクを保持する状態から解放する状態に
移行させてもよい。
ジ本体と一体に成形され、変形可能な弾性部を有してお
り、前記弾性部の変形によって前記ディスクを保持また
は開放してもよい。
トリッジは、前記ディスク保持部材が前記ディスクを保
持した状態で前記ディスク保持部材の動作を前記カート
リッジ本体に固定支持するロック機構を更に有する。
トリッジは、前記複数のディスク保持部材が前記ディス
クを保持した状態で前記複数のディスク保持部材の動作
を前記カートリッジ本体に固定支持するロック機構を前
記複数のディスク保持部材のいずれかひとつに有する。
トリッジは、前記ディスク保持部材が前記ディスクを解
放した時、前記ディスクが前記ディスクカートリッジの
収納部から脱落しないよう、前記ディスク保持部材が脱
落防止部を更に有する。
は、前記カートリッジ本体の側面に達している。
トリッジは、前記ディスクの第2の面と接触する前記デ
ィスク収納部の底部に、前記ディスクへの傷つきを防止
する保護層を有している。前記保護層は、傷つき防止用
不織布、防塵用不織布、傷つき防止用コーティング層お
よび防塵用コーティング層の中から選ばれる1つである
ことが好ましい。
トリッジは、前記シャッタが開閉する際、前記シャッタ
の前記ヘッド開口部を横切る側にブラシまたは塵埃払拭
材を更に備えている。
記ディスク収納部の底部に設けられた保護層に接してい
る際、前記ディスクを回転させることにより前記ディス
クの汚れを除去する。
トリッジは、前記シャッタの開閉と前記ディスク保持部
材の保持・解放動作とを連動させる前記ディスク収納部
内に格納されたディスク保持連動部材を更に備えてい
る。
前記チャッキング開口部の周りに回転摺動可能なように
保持された略扇形状をしており、前記シャッタの開閉と
前記ディスク保持部材の保持・解放動作とが連動してい
る。
ディスクの第2の面の外周部近傍を前記ディスク収納部
の底部、前記ディスク保持連動部材、あるいは前記シャ
ッタに押し付けて保持することが好ましい。
トリッジは、前記ディスク保持部材を複数備え、前記複
数のディスク保持部材のそれぞれは、前記ディスクの外
周上にその一部が位置するように配置されている。
する斜面を有しており、前記ディスク保持部材の斜面が
前記ディスクの外周上方に張り出すよう前記ディスク保
持部材を前記カートリッジ本体に配置することによっ
て、前記斜面を前記ディスクの側面もしくは稜に当接さ
せて前記ディスクを把持し、かつ、前記ディスクを前記
ディスク収納部の底部へ押し付けて保持することが好ま
しい。
部材は、カートリッジ本体と一体に成形されており、前
記ディスクを保持または解放するよう変形し得る弾性部
を有している。
部材が前記ディスクを解放した時、前記ディスクが前記
ディスクカートリッジの収納部から脱落しないよう、前
記ディスク保持部材が脱落防止部を更に有している。
記ヘッド開口部を外部に対して開放する時に、前記ディ
スク保持部材が前記ディスクを開放する。
連動部材は略扇形状である。
部は、前記ディスク収納部の底部となる第1の内側面
と、前記ディスクを収納したときに前記ディスクの外周
を囲む略円筒状の第2の内側面とを含んでいる。
記ディスクカートリッジの外側に設けられている。
記ディスク収納部の底部上に設けられている。
記チャッキング開口部を外部に対して開放または閉塞す
る。
つである。
1および第2の面を有するディスクを回転可能なように
収納するディスク収納部と、前記ディスク収納部の底部
に設けられており、前記ディスクを外部からチャッキン
グするためのチャッキング開口部および前記ディスクの
第2の面に対して信号の再生および記録の少なくとも一
方を行うヘッドがアクセスするためのヘッド開口部とを
含むカートリッジ本体と、前記チャッキング開口部およ
び前記ヘッド開口部を外部に対して開放または閉塞する
ように、前記ディスクの第2の面と前記ディスク収納部
の底部との間において、前記カートリッジ本体に対して
移動可能なように支持されるシャッタとを備えている。
は、第1および第2の面を有するディスクを回転可能な
ように収納するディスク収納部と、前記ディスク収納部
の底部に設けられており、前記ディスクを外部からチャ
ッキングするためのチャッキング開口部および前記ディ
スクの第2の面に対して信号の再生および記録の少なく
とも一方を行うヘッドがアクセスするためのヘッド開口
部とを含むカートリッジ本体と、前記チャッキング開口
部および前記ヘッド開口部を外部に対して開放または閉
塞するように、前記カートリッジ本体に対して移動可能
なように支持されるシャッタと、前記シャッタの開閉動
作に連動して、前記シャッタが前記チャッキング開口部
および前記ヘッド開口部を閉塞する際に、前記シャッタ
もしくは前記カートリッジ本体に対してディスクを固定
するディスク保持部とを備えている。
部は、前記ディスク収納部の底部となる第1の内側面
と、前記ディスクを収納したときに前記ディスクの外周
を囲む略円筒状の第2の内側面と、前記ディスクを出し
入れするディスク開口部とを含み、前記ディスク収納部
は、前記ディスク開口部から、前記ディスクの片面を外
部に露出するように収納する。
トリッジは、前記シャッタの開閉動作に連動して、前記
シャッタが前記チャッキング開口部および前記ヘッド開
口部を閉塞する際に、前記シャッタに対して前記ディス
クを固定するディスク保持部を前記シャッタに有してい
る。
部は前記シャッタの一部に設けられている。
トリッジは、前記ディスク保持部を複数有し、前記ディ
スクの外周近傍を保持するよう、前記シャッタに配置さ
れている。
部は前記ディスクを前記シャッタに面接触させている。
部は、逆テーパー状の斜面を有しており、前記斜面を前
記ディスクの側面もしくは稜に当接させて前記ディスク
を把持し、かつ、前記ディスクを前記シャッタに面接触
させることでカートリッジ本体に対してディスクを保持
している。
トリッジは、前記シャッタが前記チャッキング開口部と
前記ヘッド開口部を閉塞する位置において、前記シャッ
タを前記カートリッジ本体に固定支持するロック機構を
更に備えている。前記シャッタの動作を妨げないよう前
記第2の内側面の一部分が切り欠かれていることが好ま
しい。
トリッジは、前記シャッタが前記チャッキング開口部お
よび前記ヘッド開口部を外部に対して開放する際、前記
シャッタの一部を収納するシャッタ収納部をカートリッ
ジ本体に有する。
トリッジは、前記ディスク開口部から前記ディスクが脱
落することを防止するための、前記ディスク開口部に突
出した複数の脱落防止部を更に備えている。前記複数の
脱落防止部は、シャッタの開閉動作に連動して、ディス
クカートリッジの厚み方向に移動してもよい。
トリッジは、前記シャッタを複数有し、前記複数のシャ
ッタが協同して前記チャッキング開口部および前記ヘッ
ド開口部を外部に対して開放または閉塞してもよい。
タが前記チャッキング開口部と前記ヘッド開口部を閉塞
している状態において、前記複数のシャッタを前記カー
トリッジ本体に固定するロック機構が前記複数のシャッ
タのうちの一つに設けられている。
タのそれぞれが前記シャッタの厚み方向で部分的に重畳
して前記チャッキング開口部と前記ヘッド開口部を閉塞
する。
トリッジは、前記ディスクカートリッジの誤挿入防止機
構を有している。
は、前記カートリッジ本体の側面に達している。
タは、前記ディスクカートリッジ本体に設けられた複数
の回動軸に対してそれぞれ回動する。前記複数の回動軸
は、前記ディスクカートリッジ本体の前記ディスク収納
部以外の領域に設けられていることが好ましい。また、
前記ヘッド開口部は、前記カートリッジ本体の側面に達
しており、前記側面と対向する側面に近接して、前記複
数の回動軸が設けられていてもよい。
タは、お互い連動しながら開閉する連動部をそれぞれ有
している。前記連動部は、前記複数のシャッタにそれぞ
れ設けられたカム形状部もしくは歯車形状部であっても
よい。前記連動部は、ベルトもしくはリンクであっても
よい。
トリッジは、前記複数のシャッタを開放または閉塞の状
態に保つように付勢する弾性部材を更に備えている。前
記弾性部材は、前記ディスクカートリッジ本体の前記デ
ィスク収納部以外の領域に設けられていることが好まし
い。前記弾性部材は、前記シャッタと一体に成形されて
いてもよい。
止部材は、着脱可能であり、かつ、前記カートリッジ本
体と一体に成形されていてもよい。
は、前記カートリッジ本体に対して脱着可能に設けられ
ている。
トリッジは、前記シャッタの前記ディスクの第2の面と
接触する領域に、前記ディスクへの傷つきを防止する保
護層を備えている。前記保護層は、傷つき防止用不織
布、防塵用不織布、傷つき防止用コーティング層および
防塵用コーティング層の中から選ばれる1つであること
が好ましい。
記シャッタに面接触している際、前記ディスクを回転さ
せることにより前記ディスクの汚れを除去する。あるい
は、前記シャッタが前記チャッキング開口部と前記ヘッ
ド開口部を外部に対して開放または閉塞する開閉動作に
より、前記ディスクの汚れを除去する。
構は、外部装置に前記ディスクカートリッジを挿入する
方向に対して、非対称となるように前記カートリッジ本
体の外側面に設けられた凸部もしくは凹部を含んでい
る。
は、前記ディスクカートリッジ本体に形成されたロック
孔と、前記シャッタが前記チャッキング開口部および前
記ヘッド開口部を閉塞する位置で前記ロック孔と嵌合す
るよう前記シャッタに設けられたロック突起部とを含ん
でいる。
は、弾性部材を介して前記シャッタに設けられ、前記弾
性部材により前記ロック突起部を前記ロック孔に付勢し
嵌合している。
は、前記ディスクカートリッジ本体に形成されたロック
孔と、前記シャッタが前記チャッキング開口部および前
記ヘッド開口部を閉塞する位置で前記ロック孔と嵌合す
るロック突起部を有しており、前記ディスクカートリッ
ジ本体に設けられたロックレバーと、前記ロックレバー
に形成された第1の凸部もしくは第1の凹部と、前記閉
塞位置で第1の凸部もしくは第1の凹部と嵌合するよう
前記シャッタに形成された第2の凹部もしくは第2の凸
部とを含んでいる。
記ディスクカートリッジ本体に設けられており、前記弾
性部材により前記ロック突起部を前記ロック孔に付勢し
嵌合させ、また、前記第1の凸部もしくは第1の凹部を
前記第2の凹部もしくは第2の凸部に付勢し嵌合させて
もよい。また、前記ロック突起部と前記弾性部材は、前
記シャッタと一体に成形されていてもよい。前記ロック
レバーと前記弾性部材は、前記ディスクカートリッジ本
体と一体に成形されていてもよい。
前記シャッタが前記ディスクと面接触しながら前記チャ
ッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞している
状態において、前記ディスクのセンターホール内に突出
するよう前記シャッタに設けられた凸部を有し、前記凸
部が前記シャッタの開放動作で前記ディスクの下面に当
接しながら前記ディスクをカートリッジの厚み方向へ持
ち上げ、前記ディスクと前記シャッタの面接触を解除す
る。
トリッジは前記シャッタを複数有し、前記複数のシャッ
タは、前記複数のシャッタが前記ディスクと面接触しな
がら前記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部を
閉塞している状態において、前記ディスクのセンターホ
ール内に突出するよう前期複数のシャッタにそれぞれ設
けられた凸部を有し、前記凸部が前記シャッタの開放動
作で前記ディスクの下面に当接しながら前記ディスクを
カートリッジの厚み方向へ持ち上げ、前記ディスクと前
記シャッタの面接触を解除する。
状あるいは複数個の球状形状から選択される1つであっ
てもよい。
は、前記シャッタと一体に形成されている。前記脱落防
止部材は屈曲性部材もしくは弾性部材を介して、前記シ
ャッタと一体に形成されていてもよい。前記脱落防止部
材は凸部もしくは凹部を有しており、前記脱落防止部材
の凸部もしくは凹部と係合する案内凹部もしくは案内凸
部を前記カートリッジ本体は前記カートリッジ本体の内
側側壁もしくは内側上壁に備え、前記脱落防止部材が前
記シャッタの開閉動作に連動して、前記ディスクカート
リッジの厚み方向に移動してもよい。
は、前記カートリッジ本体と一体に形成されている。前
記脱落防止部材は弾性部材を介して、前記カートリッジ
本体と一体に形成されていてもよい。前記脱落防止部材
は、前記カートリッジ本体の一部分をスリットにより分
割した弾性体であってもよい。前記脱落防止部材は、第
1の凸部もしくは第1の傾斜部を有し、前記シャッタ
は、第2の傾斜部もしくは第2の凸部を有しており、前
記第1の凸部もしくは第1の傾斜部と前記第2の傾斜部
もしくは第2の凸部とは互いに当接してもよい。
口部および前記ヘッド開口部を開放する際、前記第1の
凸部もしくは第1の傾斜部と前記第2の傾斜部もしくは
第2の凸部とは互いに当接してもよい。
傾斜部近傍に、前記第2の凸部もしくは前記第1の凸部
が係合する凹部を有していてもよい。
は、前記シャッタが前記チャッキング開口部と前記ヘッ
ド開口部を閉塞する際に前記ディスクを厚み方向へ押圧
して前記シャッタに面接触させることで前記カートリッ
ジ本体に対して前記ディスクを保持している。
閉する開閉レバーおよび前記複数のシャッタが前記チャ
ッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する位置
で前記シャッタを前記カートリッジ本体に固定支持する
ロック機構が前記複数のシャッタのうちのことなる2つ
にそれぞれ設けられている。
1および第2の面を有するディスクを回転可能な状態
で、かつ、前記ディスクの第1の面を外部に露出するよ
うに収納するディスク収納部と、前記ディスク収納部の
底部に設けられており、前記ディスクを外部からチャッ
キングするためのチャッキング開口部および前記ディス
クの第2の面に対して信号の再生および記録の少なくと
も一方を行うヘッドがアクセスするためのヘッド開口部
とを含むカートリッジ本体と、前記チャッキング開口部
および前記ヘッド開口部を外部に対して開放または閉塞
するように、前記ディスクの第2の面と前記ディスク収
納部の底部との間において、前記カートリッジ本体に対
して移動可能なように支持されており、閉塞状態におい
て、前記ディスクのセンターホールに対応する領域に孔
を有するシャッタと、前記シャッタに設けられており、
前記シャッタが前記チャッキング開口部および前記ヘッ
ド開口部を閉塞する際、前記シャッタに対して前記ディ
スク押し付けて前記ディスクを保持するディスク保持部
とを備えている。
けられた前記孔は前記ディスクのセンターホールとおお
よそ同じ直径である。
は、第1および第2の面を有するディスクを回転可能な
状態で、かつ、前記ディスクの第1の面を外部に露出す
るように収納するディスク収納部と、前記ディスク収納
部の底部に設けられており、前記ディスクを外部からチ
ャッキングするためのチャッキング開口部および前記デ
ィスクの第2の面に対して信号の再生および記録の少な
くとも一方を行うヘッドがアクセスするためのヘッド開
口部とを含むカートリッジ本体と、前記チャッキング開
口部および前記ヘッド開口部を外部に対して開放または
閉塞するように、前記ディスクの第2の面と前記ディス
ク収納部の底部との間において、前記カートリッジ本体
に対して移動可能なように支持されているシャッタと、
前記シャッタに設けられており、前記シャッタが前記チ
ャッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する
際、前記シャッタに対して前記ディスク押し付けて前記
ディスクを保持するディスク保持部と、前記ディスク収
納部の内側側面からディスクの中心へ向かって張り出
し、かつ、前記シャッタが閉塞状態では前記ディスクの
外縁部と当接する鍔とを備えている。
閉塞状態において、前記ディスクのセンターホールに対
応する領域に孔を有する。前記鍔は前記ディスクの第2
の面と当接してもよい。前記シャッタが前記チャッキン
グ開口部および前記ヘッド開口部を外部に対して開放す
る状態において、前記鍔と前記ディスク収納部の内側下
面との間に前記シャッタの一部を収納する空隙を前記カ
ートリッジ本体が備えていてもよい。
記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部を外部に
対して閉塞する状態において、前記ディスクの第2の面
に接触する凸部を前記シャッタの前記孔の周囲に有して
いる。
塞した状態において前記ディスクの第2の面と前記シャ
ッタと空隙を埋める凸部を前記シャッタに有している。
前記凸部は、前記シャッタが前記チャッキング開口部お
よび前記ヘッド開口部を外部に対して開放する状態にお
いて、前記鍔よりも前記ディスク収納部の中心側に位置
する領域に設けられていてもよい。前記凸部は、前記デ
ィスクへの傷つきを防止する保護層であってもよい。
ィスクへの傷つきを防止する保護層が設けられている。
前記保護層は、傷つき防止用不織布、防塵用不織布、傷
つき防止用コーティング層および防塵用コーティング層
の中から選ばれる1つであってよい。
ャッタと一体に形成されている。
1および第2の面を有するディスクを回転可能な状態
で、かつ、前記ディスクの第1の面を外部に露出するよ
うに収納するディスク収納部と、前記ディスク収納部の
底部に設けられており、前記ディスクを外部からチャッ
キングするためのチャッキング開口部および前記ディス
クの第2の面に対して信号の再生および記録の少なくと
も一方を行うヘッドがアクセスするためのヘッド開口部
とを含むカートリッジ本体と、前記チャッキング開口部
および前記ヘッド開口部を外部に対して開放または閉塞
するように、前記ディスクの第2の面と前記ディスク収
納部の底部との間において、前記カートリッジ本体に対
して移動可能なように支持された1対のシャッタと、前
記シャッタに設けられており、前記シャッタが前記チャ
ッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する際、
前記シャッタに対して前記ディスク押し付けて前記ディ
スクを保持するディスク保持部とを備え、前記ヘッド開
口部は前記カートリッジ本体の側面に達して設けられて
おり、前記シャッタを開閉するために前記シャッタに設
けられた操作部を前記ヘッド開口部内に有している。
は、第1および第2の面を有するディスクを回転可能な
状態で、かつ、前記ディスクの第1の面を外部に露出す
るように収納するディスク収納部と、前記ディスク収納
部の底部に設けられており、前記ディスクを外部からチ
ャッキングするためのチャッキング開口部および前記デ
ィスクの第2の面に対して信号の再生および記録の少な
くとも一方を行うヘッドがアクセスするためのヘッド開
口部とを含むカートリッジ本体と、前記チャッキング開
口部および前記ヘッド開口部を外部に対して開放または
閉塞するように、前記ディスクの第2の面と前記ディス
ク収納部の底部との間において、前記カートリッジ本体
に対して移動可能なように支持された一対のシャッタ
と、前記シャッタに設けられており、前記シャッタが前
記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞す
る際、前記シャッタに対して前記ディスク押し付けて前
記ディスクを保持するディスク保持部とを備え、前記一
対のシャッタは互いに当接する第1および第2の接合面
をそれぞれ有し、前記第1および第2の接合面は一直線
上にない。
2の接合面は前記ディスクの厚み方向に対して傾いてお
り、互いに重畳している。
1および第2の面を有するディスクを回転可能な状態
で、かつ、前記ディスクの第1の面を外部に露出するよ
うに収納するディスク収納部と、前記ディスク収納部の
底部に設けられており、前記ディスクを外部からチャッ
キングするためのチャッキング開口部および前記ディス
クの第2の面に対して信号の再生および記録の少なくと
も一方を行うヘッドがアクセスするためのヘッド開口部
とを含むカートリッジ本体と、前記チャッキング開口部
および前記ヘッド開口部を外部に対して開放または閉塞
するように、前記ディスクの第2の面と前記ディスク収
納部の底部との間において、前記カートリッジ本体に対
して移動可能なように支持された一対のシャッタと、前
記シャッタに設けられており、前記シャッタが前記チャ
ッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する際、
前記シャッタに対して前記ディスク押し付けて前記ディ
スクを保持する複数のディスク保持部とを備え、前記複
数のディスク保持部の少なくとも1つは、前記一対のシ
ャッタの一方に対して前記ディスク収納部の中心へ向か
う方向に移動可能である。
は、第1および第2の面を有するディスクを回転可能な
状態で、かつ、前記ディスクの第1の面を外部に露出す
るように収納するディスク収納部と、前記ディスク収納
部の底部に設けられており、前記ディスクを外部からチ
ャッキングするためのチャッキング開口部および前記デ
ィスクの第2の面に対して信号の再生および記録の少な
くとも一方を行うヘッドがアクセスするためのヘッド開
口部とを含むカートリッジ本体と、前記チャッキング開
口部および前記ヘッド開口部を外部に対して開放または
閉塞するように、前記ディスクの第2の面と前記ディス
ク収納部の底部との間において、前記カートリッジ本体
に対して移動可能なように支持された一対のシャッタ
と、前記シャッタに設けられており、前記シャッタが前
記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞す
る際、前記シャッタに対して前記ディスク押し付けて前
記ディスクを保持する逆テーパー状の斜面を有する複数
のディスク保持部と、前記ディスク収納部から前記ディ
スクが脱落するのを防止するためのディスク当接面を有
し、前記ディスク上方に突出するよう前記カートリッジ
本体に設けられた複数の脱落防止部材とを備え、前記デ
ィスク保持部の斜面の一部が前記脱落防止部材の当接面
よりも上方に位置している。
タが、閉塞状態において互いにロックされる。
トリッジは、前記一対のシャッタが閉塞している状態に
おいて、前記一対のシャッタの位置を規制するためのシ
ャッタ当接部を更に有する。
1および第2の面を有するディスクを回転可能な状態
で、かつ、前記ディスクの第1の面を外部に露出するよ
うに収納するディスク収納部と、前記ディスク収納部の
底部に設けられており、前記ディスクを外部からチャッ
キングするためのチャッキング開口部および前記ディス
クの第2の面に対して信号の再生および記録の少なくと
も一方を行うヘッドがアクセスするためのヘッド開口部
とを含むカートリッジ本体と、前記チャッキング開口部
および前記ヘッド開口部を外部に対して開放または閉塞
するように、前記ディスクの第2の面と前記ディスク収
納部の底部との間において、前記カートリッジ本体に対
して移動可能なように支持された一対のシャッタと、前
記シャッタに設けられており、前記シャッタが前記チャ
ッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する際、
前記シャッタに対して前記ディスク押し付けて前記ディ
スクを保持する複数のディスク保持部とを備え、前記デ
ィスク保持部は、第1の高さを有する第1の領域と、第
1の高さよりも低い第2の高さを有する第2の領域とを
備えており、前記カートリッジ本体の上面において、前
記シャッタの開閉時に前記ディスク保持部の第1の領域
が通過する領域は、前記第1の領域の先端部分を受ける
よう窪んでおり、前記第2の領域が通過する領域よりも
薄くなっている。
は、前記シャッタが閉じるときに、前記第2の領域より
も早く前記ディスクに当接する。
1および第2の面を有するディスクを回転可能な状態
で、かつ、前記ディスクの第1の面を外部に露出するよ
うに収納し、前記ディスクを出し入れするディスク開口
部を有するディスク収納部と、前記ディスク収納部の底
部に設けられており、前記ディスクを外部からチャッキ
ングするためのチャッキング開口部および前記ディスク
の第2の面に対して信号の再生および記録の少なくとも
一方を行うヘッドがアクセスするためのヘッド開口部と
を含むカートリッジ本体と、前記チャッキング開口部お
よび前記ヘッド開口部を外部に対して開放または閉塞す
るように、前記ディスクの第2の面と前記ディスク収納
部の底部との間において、前記カートリッジ本体に対し
て移動可能なように支持された一対のシャッタと、前記
シャッタに設けられており、前記シャッタが前記チャッ
キング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する際、前
記シャッタに対して前記ディスク押し付けて前記ディス
クを保持する複数のディスク保持部と、前記ディスク開
口部へ突出した状態と前記ディスク開口部へ突出しない
状態とをとり得るように前記カートリッジ本体に移動可
能な状態で保持されている脱落防止部材とを備えてい
る。
は、前記カートリッジ本体の上面に対して平行な面にお
いて移動し得る。前記脱落防止部材は、前記カートリッ
ジ本体の上面において、回転し得るものであってもよ
い。
1および第2の面を有するディスクを回転可能な状態
で、かつ、前記ディスクの第1の面を外部に露出するよ
うに収納するディスク収納部と、前記ディスク収納部の
底部に設けられており、前記ディスクを外部からチャッ
キングするためのチャッキング開口部および前記ディス
クの第2の面に対して信号の再生および記録の少なくと
も一方を行うヘッドがアクセスするためのヘッド開口部
とを含むカートリッジ本体と、前記チャッキング開口部
および前記ヘッド開口部を外部に対して開放または閉塞
するように、前記ディスクの第2の面と前記ディスク収
納部の底部との間において、前記カートリッジ本体に対
して移動可能なように支持された一対のシャッタと、前
記シャッタに設けられており、前記シャッタが前記チャ
ッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する際、
前記シャッタに対して前記ディスク押し付けて前記ディ
スクを保持する複数のディスク保持部と、前記シャッタ
が閉塞してディスクが保持されているときに、ディスク
の前記第2の面の外周部と接するよう前記ディスク収納
部の内側下面の内周に設けられたディスク受け部とを備
えている。
部は、少なくとも前記ディスク収納部の内側下面と平行
な領域を有し、ディスクの他方の面と接している。前記
ディスク受け部は、前記ディスク収納部の内側側面と内
側下面とに渡って設けられたテーパーであり、前記シャ
ッタが閉塞してディスクが保持されているときに、ディ
スクの外周のエッジが前記ディスク受け部に当接しても
よい。
1および第2の面を有するディスクを回転可能な状態
で、かつ、前記ディスクの第1の面を外部に露出するよ
うに収納するディスク収納部と、前記ディスク収納部の
底部に設けられており、前記ディスクを外部からチャッ
キングするためのチャッキング開口部および前記ディス
クの第2の面に対して信号の再生および記録の少なくと
も一方を行うヘッドがアクセスするためのヘッド開口部
とを含むカートリッジ本体と、前記チャッキング開口部
および前記ヘッド開口部を外部に対して開放または閉塞
するように、前記ディスクの第2の面と前記ディスク収
納部の底部との間において、前記カートリッジ本体に対
して移動可能なように支持された一対のシャッタと、前
記シャッタに設けられており、前記シャッタが前記チャ
ッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する際、
前記シャッタに対して前記ディスク押し付けて前記ディ
スクを保持する複数のディスク保持部とを備え、前記シ
ャッタの開閉時に、前記ディスク保持部の底部が通過す
る第1の領域を前記ディスク収納部の内側下面は含んで
おり、前記第1の領域は凹部になっている。
は、第1および第2の面を有するディスクを回転可能な
状態で、かつ、前記ディスクの第1の面を外部に露出す
るように収納するディスク収納部と、前記ディスク収納
部の底部に設けられており、前記ディスクを外部からチ
ャッキングするためのチャッキング開口部および前記デ
ィスクの第2の面に対して信号の再生および記録の少な
くとも一方を行うヘッドがアクセスするためのヘッド開
口部とを含むカートリッジ本体と、前記チャッキング開
口部および前記ヘッド開口部を外部に対して開放または
閉塞するように、前記ディスクの第2の面と前記ディス
ク収納部の底部との間において、前記カートリッジ本体
に対して移動可能なように支持された一対のシャッタ
と、前記シャッタに設けられており、前記シャッタが前
記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞す
る際、前記シャッタに対して前記ディスク押し付けて前
記ディスクを保持する複数のディスク保持部とを備え、
前記シャッタの閉塞時に、前記シャッタの外周近傍に位
置する第2の領域を前記ディスク収納部の内側下面は含
んでおり、前記第2の領域は凹部になっている。
は、第1および第2の面を有するディスクを回転可能な
状態で、かつ、前記ディスクの第1の面を外部に露出す
るように収納するディスク収納部と、前記ディスク収納
部の底部に設けられており、前記ディスクを外部からチ
ャッキングするためのチャッキング開口部および前記デ
ィスクの第2の面に対して信号の再生および記録の少な
くとも一方を行うヘッドがアクセスするためのヘッド開
口部とを含むカートリッジ本体と、前記チャッキング開
口部および前記ヘッド開口部を外部に対して開放または
閉塞するように、前記ディスクの第2の面と前記ディス
ク収納部の底部との間において、前記カートリッジ本体
に対して移動可能なように支持された一対のシャッタ
と、前記シャッタに設けられており、前記シャッタが前
記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞す
る際、前記シャッタに対して前記ディスク押し付けて前
記ディスクを保持する複数のディスク保持部とを備え、
前記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部の周辺
ならびに/または、前記ディスク収納部の内側側面近傍
に位置する第3の領域を前記ディスク収納部の内側下面
は含んでおり、前記第3の領域は凹部になっている。
は、第1および第2の面を有するディスクを回転可能な
状態で、かつ、前記ディスクの第1の面を外部に露出す
るように収納するディスク収納部と、前記ディスク収納
部の底部に設けられており、前記ディスクを外部からチ
ャッキングするためのチャッキング開口部および前記デ
ィスクの第2の面に対して信号の再生および記録の少な
くとも一方を行うヘッドがアクセスするためのヘッド開
口部とを含むカートリッジ本体と、前記チャッキング開
口部および前記ヘッド開口部を外部に対して開放または
閉塞するように、前記ディスクの第2の面と前記ディス
ク収納部の底部との間において、前記カートリッジ本体
に対して移動可能なように支持されたシャッタと、前記
シャッタに設けられており、前記シャッタが前記チャッ
キング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する際、前
記シャッタに対して前記ディスク押し付けて前記ディス
クを保持する複数のディスク保持部と、前記シャッタを
開放または閉塞するための第1および第2の操作部とを
備えている。
2の操作部は、前記カートリッジ本体の第1および第2
の側面にそれぞれ設けられている。
もよい。前記第1の操作部は前記シャッタに接続された
突起であって、前記第1の操作部を前記第1の側面の一
部に沿ってスライドさせることにより前記シャッタを開
閉し得る構造を備えていてもよい。また、前記第2の操
作部は前記シャッタに係合された回転部材であって、前
記第2の操作部を回転させることにより前記シャッタを
開閉し得る構造を備えていてもよい。前記第2の操作部
は前記シャッタに係合されたスライドリンク部材であっ
て、前記第2の操作部を前記第2の側面に沿ってスライ
ドさせることにより前記シャッタを開閉し得る構造を備
えていてもよい。
前記シャッタに接続されたベルト部材であって、前記第
2の操作部を前記第2の側面に沿ってスライドさせるこ
とにより前記シャッタを開閉し得る構造をそなえてい
る。
リッジは、前記シャッタを一対含んでいる。前記第1お
よび第2の操作部は前記一対のシャッタのそれぞれ接続
または係合されていてもよい。
1および第2の面を有するディスクを回転可能な状態
で、かつ、前記ディスクの第1の面を外部に露出するよ
うに収納するディスク収納部と、前記ディスク収納部の
底部に設けられており、前記ディスクを外部からチャッ
キングするためのチャッキング開口部および前記ディス
クの第2の面に対して信号の再生および記録の少なくと
も一方を行うヘッドがアクセスするためのヘッド開口部
とを含むカートリッジ本体と、前記チャッキング開口部
および前記ヘッド開口部を外部に対して開放または閉塞
するように、前記ディスクの第2の面と前記ディスク収
納部の底部との間において、前記カートリッジ本体に対
して移動可能なように支持された一対のシャッタと、前
記シャッタに設けられており、前記シャッタが前記チャ
ッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する際、
前記シャッタに対して前記ディスク押し付けて前記ディ
スクを保持する複数のディスク保持部と、前記シャッタ
が閉塞した状態で前記ディスクが回転するのを防止する
ために、前記複数のディスク保持部の少なくとも1つに
設けられた、回転防止部材とを備えている。
摩擦係数の高い材料からなり、前記シャッタが閉塞した
状態で前記ディスクに当接するよう前記複数のディスク
保持部の少なくも1つに設けられている。
ゴムからなる。
ィスク開口部を有し、第1および第2の面を有するディ
スクを回転可能な状態で、かつ、前記ディスクディスク
開口部から前記第1の面を外部に露出するように収納す
るディスク収納部と、前記ディスク収納部の底部に設け
られており、前記ディスクを外部からチャッキングする
ためのチャッキング開口部および前記ディスクの第2の
面に対して信号の再生および記録の少なくとも一方を行
うヘッドがアクセスするためのヘッド開口部とを含むカ
ートリッジ本体と、前記チャッキング開口部および前記
ヘッド開口部を外部に対して開放または閉塞するよう
に、前記ディスクの第2の面と前記ディスク収納部の底
部との間において、前記カートリッジ本体に対して移動
可能なように支持された1対のシャッタと、前記シャッ
タに設けられており、前記シャッタが前記チャッキング
開口部および前記ヘッド開口部を閉塞する際、前記シャ
ッタに対して前記ディスク押し付けて前記ディスクを保
持する複数のディスク保持部と、前記ディスク開口部へ
少なくともその一部が突出するように前記カートリッジ
本体に設けられた少なくとも1つの脱落防止部材とを備
え、前記ヘッド開口部は前記カートリッジ本体の側面に
達して設けられており、前記シャッタを開閉するために
前記シャッタに設けられた操作部を前記ヘッド開口部内
に有する。
は互いに当接する第1および第2の接合面をそれぞれ有
し、前記第1および第2の接合面は一直線上にない。前
記第1および第2の接合面は前記ディスクの厚み方向に
対して傾いており、互いに重畳していてもよい。前記一
対のシャッタのうちの一方の前記第1の接合面は他方の
前記第1の接合面よりも上に位置しており、前記一方の
第2の接合面は前記他方の第2の接合面よりも下に位置
していてもよい。前記一対シャッタは、閉塞状態におい
て、前記ディスクのセンターホールに対応する領域に孔
を有していてもよい。前記一対シャッタに設けられた孔
は、前記ディスクのセンターホールとおおよそ同じ直径
であってもよい。
保持部は、前記一対のシャッタのそれぞれ両端に設けら
れており、各ディスク保持部は、逆テーパー状の斜面を
有している。前記複数のディスク保持部のうち、少なく
とも1つは、前記ディスクの中心に向かう方向へ移動可
能なように設けられていてもよい。
保持部のそれぞれは、第1の高さを有する第1の領域
と、第1の高さよりも低い第2の高さを有する第2の領
域とを含んでおり、前記カートリッジ本体の上面におい
て、前記シャッタの開閉時に前記ディスク保持部の第1
の領域が通過する領域は、前記第1の領域の先端部分を
受けるよう窪んでおり、前記第2の領域が通過する領域
よりも薄くなっている。
ときに、前記第2の領域よりも早く前記ディスクに当接
していてもよい。
ディスク100と当接する当接面を有し、前記複数のデ
ィスク保持部の少なくとも1つの前記斜面は、その一部
が前記脱落防止部材の当接面よりも上方に位置してい
る。
は、前記ディスクカートリッジ本体に設けられた一対の
回動軸に対してそれぞれ回動する。前記一対のシャッタ
は、お互い連動しながら開閉する連動部をそれぞれ有し
ていてもよい。前記一対のシャッタを閉塞した状態に保
つように付勢する弾性部材を前記ディスクカートリッジ
は更に備えていてもよい。
の第1の実施形態に係わるディスクカートリッジ301
について、その全体構成をディスク100と共に斜め上
方から示した斜視図である図1、斜め下方から示す図
2、及びこれを分解した状態を示す各パーツの斜視図で
ある図3とを参照しながら説明する。
の面を備えており、図1では、第1の面であり、通常デ
ィスクのラベル等が描かれている面が示されている。デ
ィスク100の第2の面である信号記録面100Aは、
図3において裏面として示されている。
301は、カートリッジ下体11、カートリッジ上体1
2、ディスク保持部材13、14およびシャッタ21を
含む。
は、外部からディスク100を回転させるためのスピン
ドルモータ等のチャッキング部材が侵入できるよう開口
したチャッキング開口部11cと、ディスク100の信
号記録面100Aに対して信号の再生および記録の少な
くとも一方を行うヘッドが侵入し、アクセスできるよう
開口したヘッド開口部11hとを有する。また、ディス
クドライブ装置の一対のカートリッジ位置決めピン21
0と嵌合してディスクドライブ装置に対するディスクカ
ートリッジ301の位置決めを行う一対の位置決め孔1
1wを有する。カートリッジ下体11は、ディスク10
0の信号記録面100Aと対向する。
の出し入れが可能であり、ディスクの上面を露出するよ
うにディスク100の全投影領域を開口する円形のディ
スク開口部12wを有する。カートリッジ上体12とカ
ートリッジ下体11とは外縁部で接着もしくは溶着され
てカートリッジ本体10を構成している。
信号記録面100Aと向かい合う第1の内側面11u
と、カートリッジ上体12のディスク開口部12wを構
成する略円筒状の第2の内側面12iとにより、ディス
ク100を収納するディスク収納部10d(図1)が構
成される。これにより、第1の内側面11uがディスク
収納部10dの底部となる。カートリッジ下体11の第
1の内側面11uには、ディスク100への傷つきもし
くは信号記録面100Aへの埃塵の侵入を防止する保護
層11pが設けられている。
塵用不織布、傷つき防止用コーティング層、および防塵
用コーティング層から適宜選択することができる。本実
施形態では、防塵用不織布からなるシートを保護層11
pとして貼着もしくは超音波溶着させている。
側面12iとディスク100との間にはディスク100
が回転可能な程度の空間が設けられる。また、ディスク
収納部10dの上部はディスク開口部12wになってお
り、ディスク収納部10dに保持されたディスク100
は、その片面をディスク開口部12wから外部に露出す
る。
は、一対の弾性部13dと、斜めに貫通した穴部13w
を有しており、ディスクカートリッジ301は、同一の
形状を有するディスク保持部材13を2つ備える。ディ
スク保持部材13の弾性部13dがカートリッジ上体1
2とカートリッジ下体11とで挟まれることにより、デ
ィスク保持部材13の先端は矢印13B方向に付勢さ
れ、これにより、ディスク100を第1の内側面11u
に押し付けている。またこの一対のディスク保持部材1
3は、それぞれ一対の位置決め孔11wの真上に穴部1
3wがほぼ位置するよう配置されている。
弾性部14dとを有する。回転軸14s周りの回転可能
なようにディスク保持部材14はカートリッジ本体10
に固定され、弾性部14dがカートリッジ上体12とカ
ートリッジ下体11とで挟まれることにより、ディスク
保持部材14の先端は矢印14B方向に付勢される。こ
れにより、ディスク100を第1の内側面11uに押し
付けている。
録面100Aと向かい合うようカートリッジ下体11の
外側に設けられている。図1および2に示すように、矢
印21Aまたは21B方向にシャッタが移動して、チャ
ッキング開口部11cおよびヘッド開口部11hを外部
に対して開放または閉塞する。シャッタバネ31は、シ
ャッタ21とカートリッジ本体10との間に張架され、
シャッタ21を閉じる方向に付勢している。
(カートリッジ下体11)の表面には、収納されるディ
スク100に書き込まれた内容などを記述することので
きるラベル面または凹部10fが設けられている。ま
た、カートリッジ本体10の左右に設けた一対の凹部1
0cは、ドライブ装置がディスクカートリッジ301を
引き込みローディングする際の、あるいはディスクカー
トリッジ301がチェンジャに収納された場合の、引き
込み用の係止もしくは位置決め用の凹みとして用いるこ
とができる。また、片側だけに設けた凹部10gは誤挿
入防止形状であり、ディスクカートリッジ301が正し
い方向に挿入された場合のみドライブ装置に設けた凸部
と正常にはまり合う。一方、ディスクカートリッジ30
1を間違って上下あるいは前後反対向けにディスクドラ
イブ装置へ挿入した場合、互いに干渉して正常に挿入す
ることができない。これにより誤挿入を防止することが
できる。
よるディスク100の保持動作について図4、図5を用
いてさらに詳しく説明する。図4および図5はそれぞ
れ、図1から図3に示すディスク100が保持された状
態におけるディスク保持部材13およびディスク保持部
材14のディスク半径方向の断面図である。
持部材13および14の先端には、ディスク投影領域上
であってディスク100の外周上方に張り出すように傾
斜した斜面13'および14'が設けられている。弾性部
13dおよび14dによって矢印13Bおよび14B方
向にそれぞれ付勢されたディスク保持部材13および1
4は、斜面13'および14'をディスク100の外周の
稜100cに当接させ、ディスク100を把持すると共
にディスク100を厚み方向100tへ押圧し、シート
11pに信号記録面100Aを面接触させる。これによ
り、ディスク100をカートリッジ本体10に保持固定
する。この状態ではディスク100の信号記録面100
Aの外周部分はシート11pに密着しているため、信号
記録面100Aへの埃塵の付着が防止できる。
よるディスク100の解放動作について図6、7および
8を用いてさらに詳しく説明する。
100を取り除いたディスクカーットリッジの斜視図で
ある。図6において、シャッタ21は、L字形状部21
sを図示しないディスクドライブ装置のシャッタ開放機
構によって矢印21A方向に押されており、その結果、
チャッキング開口部11cおよびヘッド開口部11hを
外部に対して開放している。また、ディスクドライブ装
置の一対のカートリッジ位置決めピン210がカートリ
ッジ本体10の位置決め孔11wと嵌合している。
持部材13のディスク半径方向の断面図であり、図8は
図6の状態におけるディスク保持部材14とシャッタ2
1の関係を示す要部拡大図である。
うに、位置決め孔11wからディスクドライブ装置のカ
ートリッジ位置決めピン210が挿入されると、ディス
ク保持部材13の斜めに貫通した穴部13wにカートリ
ッジ位置決めピン210が嵌合する。このため、ディス
ク保持部材13は13A方向に持ち上げられ、ディスク
100は斜面13'による圧接から開放されフリーの状
態になる。この時、ディスク保持部材13の先端の庇1
3eは、依然としてディスク投影領域にあるディスク外
周上に張り出している。したがって、ディスク100が
垂直になるよう構成されたディスクドライブ装置におい
てディスク開放状態になったときでも、ディスクカート
リッジ301からディスク100が脱落するのを防止す
ることができる。
うに、シャッタ21が開放状態になったとき、シャッタ
上に設けられたガイドリブ21xがディスク保持部材1
4の凹部14wに入り込み凹部14wの天井を押し上げ
る。これにより、ディスク保持部材14は14A方向に
持ち上げられ、ディスク100は斜面14'による圧接
から開放されフリーの状態になる。この時、ディスク保
持部材14の先端の庇14eは依然としてディスク投影
領域上であるディスク外周上に張り出している。このた
め、ディスク100が垂直になるよう構成されたディス
クドライブ装置において、ディスクが解放状態になった
ときでも、ディスクカートリッジ301からディスク1
00が脱落するのを防止することができる。
ば、ディスク保持部材14と一対のディスク保持部材1
3のあわせて3カ所を同時に解除して取り出さねばなら
ない。このため、操作者による安易なディスクの取り外
しも防止できる。
うにシャッタ21のディスク100と対向する側の端部
21rにブラシもしくは塵埃払拭材を設け、シャッタ2
1の開放動作に伴ってディスク100の信号記録面10
0A上の塵埃を除去してもよい。また、ディスクを保持
した状態でディスク保持部材をカートリッジ本体10に
固定支持するロック機構を有していてもよい。
態に係わるディスクカートリッジ302について、ディ
スク100を保持した状態の全体構成を示す平面図であ
る図9およびディスク100を開放した状態の全体構成
を示す平面図である図10を参照しながら説明する。図
9および図10において、第1の実施形態と同じ構成要
素には同一の番号を付して説明を省略する。
形態のディスクカートリッジ301とディスク保持部材
が異なっており、図9に示すように、ディスクカートリ
ッジ302は、矢印15Aまたは15B方向にスライド
するそれぞれ一対のディスク保持部材15、16を備え
る。
有し、弾性部15dにより矢印15B方向に付勢され、
第1の実施形態におけるディスク保持部材13、14と
同様、先端に設けた斜面15'によりディスク100を
カートリッジ本体10へ保持固定している。
し、回動軸16cを中心に回動可能なようにディスク保
持部材16がカートリッジ本体10に設けられている。
ディスク保持部材16も第1の実施形態におけるディス
ク保持部材13、14と同様、先端に設けた斜面16'
によりディスク100をカートリッジ本体10へ保持固
定する。ディスク保持部材15は連結ピン15pを有
し、ディスク保持部材16に設けられた溝部16gと連
結ピン15pとが係合し連動する。
ジ位置決めピン210がカートリッジ本体10の位置決
め孔11wと嵌合すると、図10に示すようにディスク
保持部材15は突起15sが位置決めピン210に押さ
れるため矢印15A方向に移動し、斜面15'はディス
ク100を解放する。また、ディスク保持部材15の移
動に連動してディスク保持部材16は矢印16A方向に
回動し、斜面16'もディスク100を解放する。
態に係わるディスクカートリッジ303について、ディ
スク100を保持した状態の全体構成を示す平面図であ
る図11、ディスク100を開放した状態の全体構成を
示す平面図である図12を参照しながら説明する。図1
1および図12において、第1の実施形態と同じ構成要
素には同一の番号を付して説明を省略する。
施形態のディスクカートリッジ301とディスク保持部
材が異なっており、図11に示すように、ディスクカー
トリッジ303は、矢印17Bおよび18B方向に付勢
されたそれぞれ一対のディスク保持部材17、18を備
える。各ディスク保持部材17、18は、カートリッジ
本体10と一体に成形されている。
しており、弾性部17dにより矢印17B方向に付勢さ
れる。ディスク保持部材17も第1の実施形態における
ディスク保持部材13、14と同様、先端に設けられた
斜面17'によりディスク100をカートリッジ本体1
0へ保持固定している。
し、弾性部18dによりディスク保持部材18が矢印1
8B方向に付勢される。また、先端に設けられた斜面1
8'によりディスク100をカートリッジ本体10へ保
持固定している。
クドライブ装置200に挿入されると、ディスクドライ
ブ装置200に設けられた一対のディスク解除ピン21
7がディスク保持部材17の突起17sを押す。これに
より、図12に示すようにディスク保持部材17はディ
スク100を解放する。また同時にディスクドライブ装
置200に設けられた一対のディスク解除ピン218も
ディスク保持部材18の側面18sに当接して、ディス
ク保持部材18がディスク100を解放する。
態に係わるディスクカートリッジ304について、ディ
スク100を保持した状態の全体構成を示す平面図であ
る図13、ディスク100を開放した状態の全体構成を
示す平面図である図14を参照しながら説明する。図1
3および図14において、第1の実施形態と同じ構成要
素には同一の番号を付してその説明を省略する。
施形態のディスクカートリッジ301とディスク保持部
材が異なっており、リング状のディスク保持部材19を
備えている。
9は、ゴムリングのような自在に形状を変えることので
きるリング状の弾性部材から形成されている。ディスク
保持部材19は、外部から力が加えられていない場合、
楕円形状を有しているが、外部から力を加え、おおよそ
真円形状を有するように変形させることもできる。おお
よそ真円となるようにディスク保持部材19を変形させ
た場合、その内径はディスク100の直径よりも大きく
なっている。
9は楕円形状の複数の箇所においてディスク100と接
し、ディスク100をカートリッジ本体10へ保持固定
している。このディスクカートリッジ304がディスク
ドライブ装置200に挿入されると、図14に示すよう
にディスクドライブ装置200に設けられた一対の凸部
219がリング状のディスク保持部材19の長軸側を押
し、ディスク保持部材19を変形させる。これにより、
ディスク保持部材19は概ね真円形状を有するようにな
り、ディスク100とディスク保持部材19との接触が
なくなる。つまり、ディスク保持部材19はディスク1
00を解放する。
スク保持部材19を変形させる力は、誤挿入防止用の凹
部10g(図2)にはまり合うディスクドライブ装置の
凸部によってディスク保持部材19に加えられても良
い。あるいは、ディスクカートリッジ304の左右に設
けられたディスクドライブ装置への引き込み用凹部10
c(図2)にはまり合うディスクドライブ装置の凸部に
よってディスク保持部材19に加えられても良い。
の実施形態を図15から18を参照して説明する。図1
5および17は、本実施形態によるディスクカートリッ
ジ305において、カートリッジ上体を取り除いた残り
の部分の構造を示す平面図であって、図15はシャッタ
21が開口部11h、11cを閉塞している状態を示し
ており、図17はシャッタ21が開口部11h、11c
を開放している状態を示している。また、図16および
18は、シャッタ21の閉塞状態および開放状態におけ
るディスク保持部43の状態を示している。
ィスクカートリッジと同じ構成要素には同じ参照符号を
付している。
徴的なところは、ディスク保持部材43のディスク保持
・解放動作が、ディスク保持連動部材44によってシャ
ッタ21の開閉動作と連動させられている点にある。
すように、ディスク保持連動部材44は、カートリッジ
下体11のチャッキング開口部11cの周りに回転摺動
ができるように、カートリッジ下体11の第1の内側面
11u上に設けられている。ディスク保持連動部材44
はチャッキング開口部11cを内径とするリングの一部
を切り取ったような扇形をしている。
ッジ下体11側(図15および17では紙面の奥へ向か
う方向)に突出する係合ピン47が設けられている。こ
の係合ピン47と係合する案内溝11mおよび21mが
カートリッジ下体11およびシャッタ21にそれぞれ設
けられている。また、ディスク保持連動部材44の外周
に、外側およびカートリッジ上体側(図15および17
では紙面の手前へ向かう方向)へ突き出した複数の突起
45が設けられている。ディスク保持連動部材44の上
面には、ディスク100への傷つきあるいは信号記録面
へ埃塵付着を防止するための不織布またはコーティング
材が付与されている。
た時、ディスクの外周部を保持し得るように、カートリ
ッジ下体11の領域には複数のディスク保持部材43が
間隔を隔てて設けられている。図15および17では、
ディスク保持部材43は3つ設けられているように示し
ているが、2つ、4つあるいはそれ以上の数のディスク
保持部材43を設けてもよい。ディスク保持部材43
は、それぞれ回転軸43Aを軸として摺動するようカー
トリッジ下体11に保持されている。
3は、ディスク保持連動部材44の外周近傍上にその一
部が重なるように位置している。また、ディスク保持部
材43は、例えば図5に示す弾性部14dのような機構
(図16には示していない)によってカートリッジ下体
11へ向かう方向43Bに押し付けられている。その結
果、ディスク保持部材43の斜面43'は、ディスク1
00の稜と当接しながらディスク100がディスク保持
連動部材44に接するようにディスク100を43Bの
方向に押し付けるとともにディスク100を保持してい
る。
ず)を保持したディスクカートリッジが、ディスクドラ
イブ装置200に対して矢印1Aの方向で挿入される
と、ディスクドライブ装置200のシャッタ開閉レバー
(図示せず)がシャッタ21を21Aの方向に移動させ
て、開放する。シャッタ21が21Aの方向に移動し始
めると、シャッタ21の案内溝21mに挿入されている
ディスク保持連動部材44の係合ピン47にも矢印21
Aの方向へ力が加わる。その結果、係合ピン47はカー
トリッジ下体11の案内溝11mに沿って移動させら
れ、これに伴って、ディスク保持連動部材44が矢印4
4Aで示すようにチャッキング開口部11cの周りに回
転し始める。ディスク保持連動部材44がシャッタ21
に連動して動くように、案内溝11mはシャッタ21の
移動方向におおよそ沿って伸びていることが好ましい。
図17に示すように、ディスク保持連動部材44の外周
に設けられた複数の突起45がディスク保持部材43の
下方に位置するようになる。図18に示すように、突起
45によってディスク保持部材43は上方へ押し上げら
れ、ディスク保持部材43の斜面43'がディスク10
0の外周の稜から離れる。これによって、ディスク10
0をディスク面に垂直な方向に押す力43Bを解放し、
ディスク100が回転可能なように開放される。このと
き、ディスク保持部材43の先端にある庇43eはディ
スク100の投影領域上であるディスク100の外周上
方に張り出している。このため、ディスク100を垂直
に保持するようなディスクドライブ装置においても、デ
ィスクが解放状態になったときにディスクがカートリッ
ジから脱落するのを防止することができる。
5によれば、ディスクドライブ装置200にディスクカ
ートリッジを挿入しなくてもディスクを解放状態にする
ことができる。例えば、手によって、シャッタ21を開
放すれば、シャッタ21の動作に連動してディスク保持
部材43がディスク100を開放する。したがって、使
用者の意図によって、例えば、ディスクをカートリッジ
から取り出し、別のディスクをカートリッジに挿入する
ことが可能である。
の実施形態を説明する。図19および20は、本実施の
形態によるディスクカートリッジ306においてカート
リッジ上体を取り除いた残りの部分の構造を示す平面図
であって、図19はシャッタがヘッド開口部を閉塞して
いる状態を示しており、図20はシャッタがヘッド開口
部を開放している状態を示している。図19および20
において第1の実施形態および第5の実施形態のディス
クカートリッジとおなじ構成要素には同じ参照符号を付
している。
徴的なところは、第5の実施形態において説明したディ
スク保持連動部材がシャッタを兼ねている点にある。図
19および20において矢印46Bで示すように、シャ
ッタ46は、カートリッジ下体11のチャッキング開口
部11cの周りに回転摺動できるように、カートリッジ
下体11の第1の内側面11u上に設けられている。シ
ャッタ46はチャッキング開口部11cを内径とするリ
ングの一部を切り取ったような扇形をしている。
側(図19および20では紙面の奥へ向かう方向)に突
出する係合ピン46pが設けられている。この係合ピン
46pと係合する案内溝11mがカートリッジ下体11
に設けられている。係合ピン46pが案内溝11mの一
端に位置するとき、シャッタ46によって、ヘッド開口
部11hは塞がれており、案内溝11mの他端に係合ピ
ン46pがあるとき、ヘッド開口部11hは開放され
る。案内溝11mはチャック開口部11cと同心円とな
る円弧の一部に沿って設けられている。ディスクドライ
ブ装置への挿入動作に伴って、シャッタ46が開放され
るように、案内溝11mは、ディスクカートリッジの挿
入方向1Aに対しておおよそ沿って伸びているほうが好
ましい。
カートリッジ上体12側(図19および20では紙面の
手前へ向かう方向)へ突き出した複数の突起46cが設
けられている。シャッタ46の上面にはディスク100
への傷つき防止あるいは信号記録面へ埃塵が付着するの
を防止するための不織布またはコーティング材が付与さ
れている。
実施形態のディスク保持部材と同様の構造を有する複数
のディスク保持部材43が間隔を隔てて設けられてい
る。ディスク保持部材43およびシャッタ46に設けら
れた突起46cは第5の実施形態において説明したよう
にシャッタ46の動作に連動してディスクを保持あるい
は開放する。
ィスクドライブ装置200に図19の矢印1Aで示すよ
うに挿入されると、ディスクドライブ装置200に設け
られた当接部材201にシャッタ46の係合ピン46p
が当接する。更にディスクカートリッジをディスクドラ
イブ装置200内へ挿入すると、当接部材201によっ
て、係合ピン46pが案内溝11mに沿って移動し始め
る。これにともなって、シャッタ46は矢印46Bで示
すように、カートリッジ下体11のチャッキング開口部
11cの周りを回転し始め、回転に伴って、ヘッド開口
部11hが開いてくる。
ジがディスクドライブ装置200へ完全に挿入される
と、係合ピン46pが案内溝11mの他端に達し、ヘッ
ド開口部11hは完全に開放される。このとき、第5の
実施形態で説明したように、突起46cがディスク保持
部材43の下方に位置するようになり、突起46cによ
ってディスク保持部がカートリッジ上体側(図20にお
いて紙面手前側)へ押し上げられる。これによって、デ
ィスク保持部材43により保持されていたディスク10
0は解放され、自由に回転できるようになる。
れば、ディスク保持連動部材が不要であるため、第5の
実施形態のディスクカートリッジに比べ厚みを薄くする
ことが可能である。また、係合ピン46pを案内溝11
mに沿って、手などで移動させることによって、シャッ
タ46を開放状態にできると共にディスク保持部材を解
放状態にしてディスクを取り出すことも可能である。
6はカートリッジ上体側から見て時計周りに回転する
が、案内溝11mの位置を変更することによって、シャ
ッタ46を反時計周りに回転するようにしてもよい。
の実施形態を説明する。図21および22は、本実施の
形態によるディスクカートリッジ307においてカート
リッジ上体を取り除いた残りの部分の構造を示す平面図
であって、図21はシャッタがヘッド開口部を閉塞して
いる状態を示しており、図22はシャッタがヘッド開口
部を開放している状態を示している。図21および22
において第3の実施形態および第6の実施形態のディス
クカートリッジとおなじ構成要素には同じ参照符号を付
している。
は、第6の実施形態のディスクカートリッジとディスク
保持部材の構造が異なっている。具体的には、図21お
よび22に示すように、本実施の形態のディスクカート
リッジは複数のディスク保持部材17を備えている。デ
ィスク保持部材17は、第3の実施形態において説明し
たディスク保持部材と同様、弾性部17dを有してお
り、シャッタ46が閉塞している時には、弾性部17d
の弾性力によって、ディスク100をディスクの中心方
向17Rへ押さえつけるようにディスクを保持する。本
実施の形態において、ディスク保持部材17はカートリ
ッジ下体11と一体に形成されているが、カートリッジ
下体11と別々に形成されていてもよい。
の断面形状は、図18に示されるディスク保持部材43
と同様、ディスク投影領域であるディスク外周上方に張
り出すように傾斜した斜面を有している。このため、斜
面にディスクの稜が当接するようディスク保持部材17
がディスクを保持することによって、ディスクはシャッ
タ46へ押し付けられる。
6cを備えている。本実施の形態において突起46cは
その外側方向に突き出しており、シャッタ46が開放状
態にあるとき、突起46cがディスク保持部材17の弾
性部17dに当接するような位置に突起46cはシャッ
タ46の外周部に設けられる。
状態になると、突起46cが弾性部17dをその弾性力
に抗してディスク100の外側に向かう方向17sへ押
し付ける。これによりディスク100が解放される。し
かし、ディスク保持部材17の先端には庇17eがそれ
ぞれ設けられていて、ディスク100が解放される状態
になっても、庇17eはディスクの投影領域へせり出し
ている。このため、ディスク100が垂直に保持される
ようディスクカートリッジがディスクドライブ装置20
0に挿入されても、ディスク100がディスクカートリ
ッジから脱落することはない。
れば、第6の実施形態において説明した特徴に加えて、
ディスク保持部材17をカートリッジ下体11と一体に
形成することが可能である。この場合、ディスクカート
リッジに構造を簡単にすることができ、また、製造コス
トを低減することができる。
実施形態に係わるディスクカートリッジ308につい
て、図を参照しながら説明する。
スクカートリッジ308のおおまかな構造を説明する。
なお、第1の実施形態と同様、図23および24に示さ
れるディスク100は第1および第2の面を備えてお
り、図23では、第1の面であり、通常ディスクのラベ
ル等が描かれている面が示されている。ディスク100
の第2の面である信号記録面100Aは、図24におい
て裏面として示されている。
カートリッジ308は、カートリッジ下体11、カート
リッジ上体12、一対のシャッタ21、22および脱落
防止部材23を含む。
うに、外部からディスク100を回転させるためのスピ
ンドルモータ等のチャッキング部材が侵入できるよう開
口したチャッキング開口部11cと、ディスク100の
信号記録面100Aに対して信号の再生および記録の少
なくとも一方を行うヘッドが侵入し、アクセスできるよ
う開口したヘッド開口部11hとを有する。カートリッ
ジ下体11は、ディスク100の信号記録面100Aと
対向する。また、ヘッド開口部11hは、カートリッジ
下体11の側面に達している。
の出し入れが可能であり、ディスクの上面を露出するよ
うにディスク100の全投影領域を開口する円形のディ
スク開口部12wを有する。カートリッジ上体12とカ
ートリッジ下体11とは外縁部で接着もしくは溶着され
てカートリッジ本体10を構成している。
信号記録面100Aと向かい合う第1の内側面11u
と、カートリッジ上体12のディスク開口部12wを構
成する略円筒状の第2の内側面12iとにより、ディス
ク100を収納するディスク収納部10dが構成され
る。これにより、第1の内側面11uがディスク収納部
10dの底部となる。
側面12iとディスク100との間にはディスク100
が回転可能な程度の空間が設けられる。また、ディスク
収納部10dの上部はディスク開口部12wになってお
り、ディスク収納部10dに保持されたディスク100
は、その片面をディスク開口部12wから外部に露出す
る。
開口部12wに突出するようにカートリッジ上体12に
着脱可能に設けられている。図23および24に示すよ
うに、本実施形態では脱落防止部材23は2つ設けられ
ている。一方、カートリッジ上体12には、カートリッ
ジ上体12と一体に形成されており、ディスク開口部1
2wから突出している脱落防止部12sが設けられてい
る。2つの脱落防止部材23および脱落防止部12s
は、ディスク開口部12wの円周上において、おおよそ
等間隔に配置されており、ディスク開口部12wからデ
ィスク100が脱落することを防止する。特に、ディス
クカートリッジをドライブ装置に垂直に挿入して使用す
る場合において脱落防止の効果を発揮する。
0の信号記録面100Aとディスク収納部10dの内側
面11uとの間に設けられている。シャッタ21および
22は、回動孔21uおよび22uをそれぞれ有してお
り、カートリッジ本体10のディスク収納部10d以外
の領域であって、かつヘッド開口部11hと反対側に設
けられた一対の回動軸11sに回動孔21u、22uが
回動自在にそれぞれ嵌合している。このため、チャッキ
ング開口部11cおよびヘッド開口部11hを外部に対
して開放または閉塞するようシャッタ21および22は
回動軸11sを中心に移動する。
よび22u近傍にはそれぞれカム21cおよびフォロワ
22cが設けられている。カム21cおよびフォロワ2
2cは互いに噛み合う形状を備え、シャッタ21および
22を互いに連動しながら開閉させる連動機構20cを
構成している。
録面100Aと向かい合う面にはディスク100への傷
つき、もしくは信号記録面100Aへの埃塵の侵入を防
止する保護層21p、22pが設けられている。
用不織布、防塵用不織布、傷つき防止用コーティング
層、および防塵用コーティング層から適宜選択すること
ができる。本実施形態では、防塵用不織布からなるシー
トを保護層21p、22pとして貼着もしくは超音波溶
着させている。
部10d以外の領域にそれぞれ設けられたシャッタバネ
31および32によって、シャッタ21および22が閉
じる方向に付勢されている。バネ以外の他の弾性部材を
用いてシャッタ21および22を閉じる方向に付勢して
もよい。
ジ308は、シャッタ21および22の端部にディスク
保持部21a、21b、22a、22bを備えている。
ディスク保持部21a、21b、22a、22bは、シ
ャッタ21および22が閉塞している状態において、デ
ィスク100の外周を保持するよう、シャッタ21およ
び22の端部において逆テーパー状の斜面を有してい
る。ディスク保持部21a、21b、22a、22bの
構造およびその動作については以下において詳述する。
0(カートリッジ上体12)の上面には、収納されるデ
ィスク100に書き込まれた内容などを記述することの
できるラベル面10fや、ディスクカートリッジ308
のドライブ装置への挿入方向(矢印1A)を示す矢印形
の刻印または凹部10aが設けられている。また、カー
トリッジ本体10の挿入方向1Aと平行な一対の側面に
それぞれ設けた凹部10cは、ドライブ装置がディスク
カートリッジ308をローディングする際の、あるいは
ディスクカートリッジ308がチェンジャに収納された
場合の、引き込み用の係止もしくは位置決め用の凹みと
して用いることができる。
ク100がない場合におけるシャッタ21、22がチャ
ッキング開口部11cおよびヘッド開口部11hを外部
に対して閉塞している状態を示す斜視図である。図25
において、シャッタ21、22に設けられたディスク保
持部21a、21b、22a、22bは図示しないディ
スク100の外周を掴むように位置している。
ク100がない場合におけるシャッタ21、22がチャ
ッキング開口部11cおよびヘッド開口部11hを外部
に対して開放している状態を示す斜視図である。シャッ
タ21、22が回動孔21u、22uを中心として回転
することにより、チャッキング開口部11cおよびヘッ
ド開口部11hを外部に対して開放している。また、シ
ャッタ21、22の移動にともなって、ディスク保持部
21a、21b、22a、22bも回動孔21u、22
uを中心として回転し、図示しないディスク100の外
周から離れた状態になる。
けるシャッタ21、22がチャッキング開口部11cお
よびヘッド開口部11hを外部に対して閉塞している状
態を示す斜視図である。図27に示すように、ディスク
保持部21a、21b、22a、22bはディスク収納
部10dに突出した状態にあり、図示しないディスク1
00を保持する。一方、図28は、ディスク100がな
い場合におけるシャッタ21、22がチャッキング開口
部11cおよびヘッド開口部11hを外部に対して開放
している状態を示す斜視図である。図28に示すよう
に、シャッタ21、22が開放状態にあるとき、ディス
ク保持部21a、21b、22a、22bは、カートリ
ッジ本体のディスク保持部10d以外の領域に収納され
る。
作について図29、30および31を用いてさらに詳し
く説明する。図29はディスク100の中心を通る断面
図である。図29に示すように、カートリッジ本体10
におけるディスク収納部10dの第2の内側面12iに
は、開閉動作を行うシャッタ22(21)と干渉しない
よう切り欠き10wを設け、さらに開放状態の時のシャ
ッタ22(21)の一部を収納するシャッタ収納部10
sがカートリッジ本体10内に設けている。またシャッ
タ閉塞時にシャッタ21と22の突き合わされる縁部の
うち、少なくともヘッド開口部11hとチャッキング開
口部11cの上で突き合わされる縁部21fと22f
は、図29に示すようにディスク100の厚み方向に重
畳している。
部21a、21b、22a、22bは、ディスク投影領
域上であって、ディスク100の外周上に張り出すよう
に傾斜した斜面21a'(21b'、22a'、22b')
を有する形状を備えている。つまり、斜面21a'は逆
テーパー状をしており、ディスク100に向かって傾い
ている。シャッタ21および22がチャッキング開口部
11cとヘッド開口部11hを閉塞する時は、斜面21
a'をディスク100の稜100cに当接させることで
ディスク100を把持すると共にディスク100を厚み
方向100tへ押圧し、シャッタ21および22のシー
ト21pおよび22pに信号記録面100Aを面接触さ
せ、ディスク100をカートリッジ本体10に保持固定
する。この状態において、ディスク100の信号記録面
100Aはシート21pおよび22pに密着しているた
め、信号記録面100Aへの埃塵の付着を防止できる。
面を強制的に回転させることにより、またはシャッタ2
1および22を強制的に開閉動作させることにより、デ
ィスク100の信号記録面100Aに付着した埃塵や指
紋等の汚れを払拭することもできる。
は外部からシャッタを開閉させるためのシャッタ開閉操
作部21tおよび弾性部21vとこれを介して形成され
るロック突起部21kが一体に形成されている。シャッ
タ21がチャッキング開口部11cおよびヘッド開口部
11hを閉塞した状態では、図31に示すように、弾性
部21vにより付勢されたロック突起部21kが、カー
トリッジ本体10に形成されたロック孔10kに嵌合し
シャッタ21を回動しないようカートリッジ本体10に
固定支持する。シャッタ21が固定されると、連動機構
20cにより連結されているシャッタ22も固定され
る。
起部21kを矢印20A方向に押してロック孔10kと
の嵌合を外しながら、同時に開閉操作部21tを矢印2
0B方向に押すことによってのみ、シャッタ21および
22を回動させてチャッキング開口部11cとヘッド開
口部11hを外部に対して開放し、同時にディスク保持
部21a、21b、22a、22bによるディスク10
0の保持を解除することができる。このようにして、操
作者による安易なディスクの取り外しを防止できる。
て図24および32を用いてさらに詳しく説明する。図
32は着脱可能に設けられた脱落防止部材23を上下逆
にして斜めから見た斜視図である。脱落防止部材23
は、その凸部23a、23b、23cがそれぞれ図24
に示すカートリッジ上体12のディスク開口部12w近
くに設けられた凹部12a、12b、12cと嵌合し、
着脱自在に取り付けられる。
イブ装置への誤挿入を防止する機構について、図33を
用いてさらに詳しく説明する。図33は図23における
ディスクカートリッジ308のドライブ装置への挿入方
向(矢印1B)から見た正面図である。図33に示すよ
うに、カートリッジ本体10には、その片側面に、厚み
中心からずれた位置に凹部10gが形成されており、ド
ライブ装置への挿入方向1A(図23)に対して非対称
になっている。
けた凸部がこの凹部10gに嵌まり込む場合にのみ、デ
ィスクカートリッジ308がドライブ装置に正しく挿入
でき、ドライブ装置が正常に動作する。
ートリッジ308をドライブ装置に挿入しようとした場
合、ドライブ装置に設けた凸部が、凹部10gの無い方
の側面と干渉して、カートリッジ308をドライブ装置
に挿入することはできない。また、間違って前後および
上下の方向において同時に反対向けに挿入した場合で
も、ドライブ装置に設けた凸部が凹部10gを設けた側
面の凹みのない部分に干渉してやはり挿入することがで
きない。これにより誤挿入を防止することができる。
クカートリッジ308に対し、種々の改変が可能であ
る。
時、脱落防止部材23がカートリッジ上体12の上面1
2f(図24)から突出しない程度に、カートリッジ本
体10の厚みをさらに薄くする。そして、シャッタ2
1、22が開放状態にあるときには、シャッタ21、2
2の開放動作に連動して、例えばディスク保持部21
a、22aが脱落防止部材23の下方を通過する際、脱
落防止部材23の凸部23aを下方から押すなどしてカ
ートリッジ上体12の上面12fから脱落防止部材23
を突出させる。このような構造にすれば、ディスク10
0がディスク収納部10d内で回転する際に必要な空間
を十分確保した上でディスクカートリッジの厚みを更に
薄くすることができる。
体10と一体に形成され、かつ、折ることができる構造
を備え、脱落防止部材23を抜脱可能に設けてもよい。
21、22が開く方向に付勢してもよい。連動機構によ
るシャッタ同士の動作が確実であればシャッタバネ3
1、32のうちいずれか一方のみを設けてもよい。
形成していたが、カートリッジ本体10に形成したロッ
クレバーの弾性部を介した先端にロック突起部および凸
部を設け、この凸部とシャッタに設けた凹部との嵌合
を、カートリッジ本体に設けたロック孔からロック突起
部を押すことにより外し、シャッタを回動自在に開放す
るようにしてもよい。またこの場合、ロックレバーはシ
ャッタバネ(弾性部材)と共に、カートリッジ本体10
と一体に成形される樹脂バネで形成してもよい。
実施形態に係わるディスクカートリッジ309につい
て、図を参照しながら説明する。
カートリッジ309は、カートリッジ下体41、カート
リッジ上体42、脱落防止部材42a、42b、42
c、42dおよび一対のシャッタ51および52を含
む。
うに、外部からディスク100を回転させるためのスピ
ンドルモータ等のチャッキング部材が侵入できるよう開
口したチャッキング開口部41cと、ディスク100の
信号記録面100Aに対して信号の再生および記録の少
なくとも一方を行うヘッドが侵入し、アクセスできるよ
う開口したヘッド開口部41hとを有する。カートリッ
ジ下体41は、ディスク100の信号記録面100Aと
対向する。また、ヘッド開口部41hは、カートリッジ
下体41の側面に達している。
の出し入れが可能であり、ディスクの上面を露出するよ
うにディスク100の全投影領域を開口する円形のディ
スク開口部42wを有する。カートリッジ上体42とカ
ートリッジ下体41とは外縁部で接着もしくは溶着され
てカートリッジ本体40を構成している。
信号記録面100Aと向かい合う第1の内側面41u
と、カートリッジ上体42のディスク開口部42wを構
成する略円筒状の第2の内側面42iとにより、ディス
ク100を収納するディスク収納部40dが構成され
る。これにより、第1の内側面41uがディスク収納部
40dの底部となる。
側面42iとディスク100との間にはディスク100
が回転可能な程度の空間が設けられる。また、ディスク
収納部40dの上部はディスク開口部42wになってお
り、ディスク収納部40dに保持されたディスク100
は、その片面をディスク開口部42wから外部に露出す
る。
2dは、ディスク開口部42wにその一部がそれぞれ突
出するよう、カートリッジ上体42からスリットにより
分割されており、カートリッジ上体42に一体に設けら
れている。脱落防止部材42a、42b、42c、42
dは、ディスク開口部42wからディスク100が脱落
することを防止している。特に、ディスクカートリッジ
をドライブ装置に垂直に挿入して使用する場合において
脱落防止の効果を発揮する。脱落防止部材42a、42
b、42c、42dは、弾性部材を介してカートリッジ
上体42に一体に形成されていてもよい。
0の信号記録面100Aとディスク収納部40dの内側
面41uとの間に設けられている。シャッタ51および
52は、回動孔51uおよび52uをそれぞれ有してお
り、カートリッジ本体40のディスク収納部40d以外
の領域であって、かつヘッド開口部41hと反対側に設
けられた一対の回動軸41sに回動孔51u、52uが
回動自在にそれぞれ嵌合している。このため、チャッキ
ング開口部41cおよびヘッド開口部41hを外部に対
して開放または閉塞するようシャッタ51および52は
回動軸41sを中心に移動する。
よび52u近傍にはそれぞれカム51cおよびフォロワ
52cが設けられている。カム51cおよびフォロワ5
2cは互いに噛み合う形状を備え、シャッタ51および
52を互いに連動しながら開閉させる連動機構50cを
構成している。
録面100Aと向かい合う面にはディスク100への傷
つき、もしくは信号記録面100Aへの埃塵の侵入を防
止する保護層51p、52pが設けられている。
用不織布、防塵用不織布、傷つき防止用コーティング
層、および防塵用コーティング層から適宜選択すること
ができる。本実施形態では、防塵用不織布からなるシー
トを保護層51p、52pとして貼着もしくは超音波溶
着させている。
部40d以外の領域にそれぞれ設けられたシャッタバネ
61および62によって、シャッタ51および52が閉
じる方向に付勢されている。シャッタバネ61、62は
シャッタ51、52が開く方向に付勢してもよい。ま
た、連動機構によるシャッタ同士の動作が確実であれば
シャッタバネ61、62のうちいずれか一方のみを設け
てもよい。
様、シャッタ51および52の端部にディスク保持部5
1a、51b、52a、52bが設けられている。更
に、以下で詳述するように、シャッタ51、52のディ
スク100のセンターホールに対応する領域に凸部51
e、52eが設けられている。
0(カートリッジ上体42)の上面には、ディスクカー
トリッジ309のドライブ装置への挿入方向(矢印1
A)を示す矢印形の刻印または凹部40aが設けられて
いる。また、カートリッジ本体40の挿入方向1Aに対
し平行な一対の側面にはそれぞれ凹部40cが設けられ
ている。凹部40cは、ドライブ装置がディスクカート
リッジ309をローディングする際の、あるいはカート
リッジ309がチェンジャに収納された場合の、引き込
み用の係止もしくは位置決め用の凹みとして用いること
ができる。またこの凹部40cをカートリッジ309の
一側面にのみ設けることで、ディスクカートリッジ30
9をドライブ装置に挿入または装着する際の表裏の誤挿
入防止機構にもなる。カートリッジ本体40の上面には
操作者がカートリッジ309を持つための握り部40e
が設けられている。この握り部40eには滑り止め用と
して凹凸形状が施されている。
るシャッタ51、52がチャッキング開口部41cおよ
びヘッド開口部41hを外部に対して閉塞している状態
を示す斜視図である。図37はディスク100がない場
合におけるシャッタ51、52がチャッキング開口部4
1cおよびヘッド開口部41hを外部に対して開放して
いる状態を示す斜視図である。
動作についてさらに詳しく説明する。図34及び図35
に示すように、シャッタ51および52に設けられたデ
ィスク保持部51a、51b、52a、52bは、第8
の実施形態と同様、ディスク投影領域上であって、ディ
スク100の外周上に張り出すように傾斜した斜面を有
する形状を備えている。つまり、斜面は逆テーパー状を
しており、ディスク100に向かって傾いている。これ
によって、第8の実施形態と同様の効果を発揮する。
を開閉させるための開閉操作部52tが設けられ、シャ
ッタ51には弾性部51vとこれを介して形成されるロ
ック突起部51kが一体に形成されている。これによっ
て、シャッタ51、52がチャッキング開口部41cお
よびヘッド開口部41hを閉塞した状態では、弾性部5
1vにより付勢されたロック突起部51kが、カートリ
ッジ本体40に形成されたロック孔40kに嵌合し、シ
ャッタ51を回動しないようカートリッジ本体40に固
定支持する。シャッタ51が固定されると、連動機構5
0cにより連結されているシャッタ52も固定される。
起物等によりロック突起部51kを矢印50A方向に押
してロック孔40kとの嵌合を外しながら、同時に開閉
操作部52tを矢印50B方向に押すことによっての
み、シャッタ51および52を回動させてチャッキング
開口部41cとヘッド開口部41hを外部に対して開放
し同時にディスク保持部51a、51b、52a、52
bによるディスク100の保持を解除することができ
る。このようにして、操作者による安易なディスクの取
り外しを防止できる。
タ51、52に設けられたロック突起部51kと開閉操
作部52tとが別々のシャッタ51、52にそれぞれ設
けられている。このような構造は、特に小径ディスク用
のディスクカートリッジに対して効果を発揮する。なぜ
なら、小径ディスク用のディスクカートリッジでは、カ
ートリッジ全体およびシャッタが小さくなるため、一つ
のシャッタにロック突起部と開閉操作部とを形成するの
が設計上困難になるからである。また、ロック突起部と
開閉操作部とをひとつのシャッタに形成できるとして
も、ドライブ装置側に設けるシャッタ開閉機構とロック
解除機構との間隔が非常に狭くなったり、小さなスペー
スに両方の機構を設ける必要が生じたりして、ドライブ
装置の設計を困難なものにしてしまうためである。
に形成していたが、カートリッジ本体40に形成したロ
ックレバーの弾性部を介した先端にロック突起部および
凸部を設け、この凸部とシャッタに設けた凹部との嵌合
を、カートリッジ本体に設けたロック孔からロック突起
部を押すことにより外し、シャッタを回動自在に開放す
るようにしてもよい。またこの場合、ロックレバーはシ
ャッタバネ(弾性部材)と共に、カートリッジ本体40
と一体に成形される樹脂バネで形成してもよい。
51e、52eの働きを説明する。図38はディスク1
00中心を通るディスク中心付近の断面図である。図3
8に示すように、シャッタ51、52が閉塞状態では、
凸部51e、52eはセンターホール100h内に突出
しており、ディスク100はシャッタ51、52と面接
触した状態にある。
が開放状態へと移行する際、凸部51e、52eはセン
ターホール100h内からディスク100の下面へと潜
り込み、ディスク100を持ち上げ、シャッタ51、5
2とディスク100との面接触を解除する。これによ
り、シャッタ51、52の開閉動作時において、シャッ
タ51、52が信号記録面100Aへ傷を付けるのを防
止することができる。シャッタ51、52の開閉動作に
よる凸部51e、52eの移動領域は信号記録面100
Aの信号記録領域よりも内周側であるので、凸部51
e、52eが信号記録領域と接することはなく、信号記
録領域に傷を付けることはない。
図40および41を用いてさらに詳しく説明する。図4
0はディスク100中心を通るディスク外周付近の断面
図であり、脱落防止部材42c(42a、42b、42
d)の裏面には凸部42c'(42a'、42b'、42
d')が形成されている。図40に示すように、シャッ
タ51、52が閉塞している状態では、脱落防止部材4
2cはディスク100とおおよそ平行であり、カートリ
ッジ309の厚み内に収まっている。この状態のディス
クカートリッジ309の外観は、図36に示される。
は、図41に示すように、シャッタ51、52に形成さ
れた傾斜部52f、51f、51d、52dがそれぞれ
凸部42a'、42b'、42c'、42d'と当接し、脱
落防止部材42a、42b、42c、42dをディスク
100の上方へ押し上げる。この状態のディスクカート
リッジ309の外観は、図37に示される。この構造に
よって、特に、ディスクカートリッジ309がディスク
ドライブ装置に垂直に挿入されてからディスク100が
チャッキングされるまでの間、ディスク100がディス
クカートリッジ309から脱落するのを防止できる。一
方、ディスク100がチャッキングされるときには、デ
ィスク100が動作し得る空間を広げることができる。
またこの構造によって、カートリッジ本体をさらに薄く
することができる。
状態において、シャッタ開放状態を一時的に保持するた
めに、傾斜部52f(51f、51d、52d)に凸部
42a'(42b'、42c'、42d')が係止めするた
めの凸部あるいは凹部を設けてもよい。
0の実施形態に係わるディスクカートリッジ310につ
いて、図を参照しながら説明する。本実施形態のディス
クカートリッジ310の主要な特徴は、脱落防止部材が
シャッタに設けられている点にある。
カートリッジ310は、カートリッジ下体71、カート
リッジ上体72、脱落防止部材81d、81f、82d
および一対のシャッタ81および82を含む。
うに、外部からディスク100を回転させるためのスピ
ンドルモータ等のチャッキング部材が侵入できるよう開
口したチャッキング開口部71cと、ディスク100の
信号記録面100Aに対して信号の再生および記録の少
なくとも一方を行うヘッドが侵入し、アクセスできるよ
う開口したヘッド開口部71hとを有する。カートリッ
ジ下体71は、ディスク100の信号記録面100Aと
対向する。また、ヘッド開口部71hは、カートリッジ
下体71の側面に達している。
の出し入れが可能であり、ディスクの上面を露出するよ
うにディスク100の全投影領域を開口する円形のディ
スク開口部72wを有する。カートリッジ上体72とカ
ートリッジ下体71とは外縁部で接着もしくは溶着され
てカートリッジ本体70を構成している。
信号記録面100Aと向かい合う第1の内側面71u
と、カートリッジ上体72のディスク開口部72wを構
成する略円筒状の第2の内側面72iとにより、ディス
ク100を収納するディスク収納部70dが構成され
る。これにより、第1の内側面71uがディスク収納部
70dの底部となる。
側面72iとディスク100との間にはディスク100
が回転可能な程度の空間が設けられる。また、ディスク
収納部70dの上部はディスク開口部72wになってお
り、ディスク収納部70dに保持されたディスク100
は、その片面をディスク開口部72wから外部に露出す
る。
0の信号記録面100Aとディスク収納部70dの内側
面71uとの間に設けられている。シャッタ81および
82は、回動孔81uおよび82uをそれぞれ有してお
り、カートリッジ本体70のディスク収納部70d以外
の領域であって、かつヘッド開口部71hと反対側に設
けられた一対の回動軸71sに回動孔81u、82uが
回動自在にそれぞれ嵌合している。このため、チャッキ
ング開口部71cおよびヘッド開口部71hを外部に対
して開放または閉塞するようシャッタ81および82は
回動軸71sを中心に移動する。
よび82u近傍にはそれぞれカム81cおよびフォロワ
82cが設けられている。カム81cおよびフォロワ8
2cは互いに噛み合う形状を備え、シャッタ81および
82を互いに連動しながら開閉させる連動機構80cを
構成している。
録面100Aと向かい合う面にはディスク100への傷
つき、もしくは信号記録面100Aへの埃塵の侵入を防
止する保護層81p、82pが設けられている。
用不織布、防塵用不織布、傷つき防止用コーティング
層、および防塵用コーティング層から適宜選択すること
ができる。本実施形態では、防塵用不織布からなるシー
トを保護層81p、82pとして貼着もしくは超音波溶
着させている。
部70d以外の領域にそれぞれ設けられたシャッタバネ
91および92によって、シャッタ81および82が閉
じる方向に付勢されている。シャッタバネ91、92は
シャッタ81、82が開く方向に付勢してもよい。ま
た、連動機構によるシャッタ同士の動作が確実であれば
シャッタバネ91、92のうちいずれか一方のみを設け
てもよい。
様、シャッタ81および82の端部にディスク保持部8
1a、81b、82a、82bが設けられている。凸部
81e、82eも同様にシャッタ81、82に設けられ
ている。
材81f、81d、82dがシャッタ81、82のディ
スク保持部81a、81b、82b近傍にそれぞれシャ
ッタ81、82と一体に形成されている。脱落防止部材
81f、81d、82dは、弾性部材を介してシャッタ
81、82と一体に形成されていてもよい。
0(カートリッジ上体72)の上面には、ディスクカー
トリッジ310のドライブ装置への挿入方向(矢印1
A)を示す矢印形の刻印または凹部70aが設けられて
いる。また、カートリッジ本体70の挿入方向1Aに対
し平行な一対の側面にはそれぞれ凹部70cが設けられ
ている。凹部70cは、ドライブ装置がディスクカート
リッジ310をローディングする際の、あるいはカート
リッジ310がチェンジャに収納された場合の、引き込
み用の係止もしくは位置決め用の凹みとして用いること
ができる。またこの凹部70cをカートリッジ310一
側面にのみ設けることで、ディスクカートリッジ310
をドライブ装置に挿入または装着する際の表裏の誤挿入
防止機構にもなる。カートリッジ本体70の上面には操
作者がカートリッジ310を持つための握り部70eが
設けられている。この握り部70eには滑り止め用とし
て凹凸形状が施されている。
るシャッタ81、82がチャッキング開口部71cおよ
びヘッド開口部71hを外部に対して閉塞している状態
を示す斜視図である。図45はディスク100がない場
合におけるシャッタ81、82がチャッキング開口部7
1cおよびヘッド開口部71hを外部に対して開放して
いる状態を示す斜視図である。
動作についてさらに詳しく説明する。図42及び図43
に示すように、シャッタ81および82に設けられたデ
ィスク保持部81a、81b、82a、82bは、第8
の実施形態と同様、ディスク投影領域上であって、ディ
スク100の外周上に張り出すように傾斜した斜面を有
する形状を備えている。つまり、斜面は逆テーパー状を
しており、ディスク100に向かって傾いている。これ
によって、第8の実施形態と同様の効果を発揮する。
タを開閉させるための開閉操作部82tおよび弾性部8
2vとこれを介して形成されるロック突起部82kが一
体に形成されている。これによって、シャッタ81、8
2がチャッキング開口部71cおよびヘッド開口部71
hを閉塞した状態では、弾性部82vにより付勢された
ロック突起部82kが、カートリッジ本体70に形成さ
れたロック孔70k(図44)に嵌合し、シャッタ82
を回動しないようカートリッジ本体70に固定支持す
る。シャッタ82が固定されると、連動機構80cによ
り連結されているシャッタ81も固定される。
起物等によりロック突起部82kを矢印70A方向に押
してロック孔70kとの嵌合を外しながら、同時に開閉
操作部82tを矢印70B方向に押すことによっての
み、シャッタ81および82を回動させてチャッキング
開口部71cとヘッド開口部71hを外部に対して開放
し同時にディスク保持部81a、81b、82a、82
bによるディスク100の保持を解除することができ
る。このようにして、操作者による安易なディスクの取
り外しを防止できる。
に形成していたが、カートリッジ本体70に形成したロ
ックレバーの弾性部を介した先端にロック突起部および
凸部を設け、この凸部とシャッタに設けた凹部との嵌合
を、カートリッジ本体に設けたロック孔からロック突起
部を押すことにより外し、シャッタを回動自在に開放す
るようにしてもよい。またこの場合、ロックレバーはシ
ャッタバネ(弾性部材)と共に、カートリッジ本体70
と一体に成形される樹脂バネで形成してもよい。
の構造および動作について、さらに詳しく説明する。シ
ャッタ81、82が閉塞している状態において、脱落防
止部材81f、81d、82dは図46および48に示
すように、ディスク100とおおよそ平行であり、ディ
スクカートリッジ310の上面より脱落防止部材81
f、81d、82dが突出することはない。この状態の
ディスクカートリッジ310の外観は、図44に示され
る。
81、82が開放状態に移行する時、脱落防止部材81
f、81d、82dはそれぞれカートリッジ70の内側
壁部に設けられたスリット70sおよび内側上壁に設け
られた傾斜部72sに案内され、ディスク100の上方
へ押し上げられる。またカートリッジ上体72には、脱
落防止部材81f、81d、82dが押し上げられたと
き、カートリッジ上体72と干渉しないよう、切り欠き
部72a、72b、72cがカートリッジ上体72に設
けられている。この状態のディスクカートリッジ310
の外観は、図45に示される。
おいて、脱落防止部材81f、81d、82dはディス
ク100の投影領域でかつディスク100の上部に位置
するので、ディスク100を厚み方向においてシャッタ
81、82に押し付け、ディスク100を保持する構成
とし、これによって、シャッタ81、82のディスク保
持部81a、81b、82a、82bをなくすことも可
能である。
リッジ310がディスクドライブ装置に垂直に挿入され
てからディスク100がチャッキングされるまでの間、
ディスク100がディスクカートリッジ310から脱落
するのを防止できる。一方、ディスク100がチャッキ
ングされるときには、ディスク100が動作し得る空間
を広げることができる。またこの構造によって、カート
リッジ本体をさらに薄くすることができる。
1の実施形態に係わるディスクカートリッジ311につ
いて、図を参照しながら説明する。
カートリッジ311は、カートリッジ下体11、カート
リッジ上体12、一対のシャッタ21、22および脱落
防止部材23を含む。これら構成要素の構造や機能は、
図52から56に示すように、第8の実施形態において
説明した通りであるので、詳細な説明は省略する。
態のディスクカートリッジ311は、シャッタ21、2
2に孔20hが設けられている点で第8の実施形態のデ
ィスクカートリッジ308とは異なっている。
のシャッタ21、22が閉塞した状態において、シャッ
タ21、22のディスク100のセンターホール100
hに対応する領域には、孔20hが設けられている。孔
20hは、シャッタ21および22にそれぞれ設けられ
た切り欠き21hおよび22hによって構成される。
311を図50に示すようにディスク100の上面を上
向きにして放置した場合、センターホール100hから
進入にする埃は、シャッタ21、22に設けられた孔2
0hを通過して、ディスクカートリッジ311に留まる
ことなく外部へ出てしまう。つまり、埃が、シャッタ2
1、22に堆積しない。これにより、シャッタ21、2
2が開いた状態、即ちドライブ装着状態において、埃が
ディスクの信号記録面側100Aに付着するのを防止で
きる。
が表向き(図50に示される状態)にも裏向き(カート
リッジ下体11が上にくる状態)にも放置されることを
考慮して、センターホール100hとほぼ同じ直径同径
を備えていることが好ましい。このような関係を満たす
ことによって、ディスクカートリッジ311が表向きに
放置される場合においてシャッタ21、22に埃が付着
することを防ぎ、ディスクカートリッジ311が裏向き
に放置される場合において、ディスク100の信号記録
面側100Aに直接埃が付着するのを防止できるためで
ある。
て、シャッタ21、22を開閉するための開閉操作部
は、シャッタ22に設けられており、第8の実施形態の
ディスクカートリッジ308とは異なっている。具体的
には、図51および57に示すように、開閉操作部22
tおよび弾性部22vとこれを介して形成されるロック
突起部22kがシャッタ22と一体に形成されている。
このため、第8の実施形態とは異なって、ディスク10
0側から見て、開閉操作部22tはヘッド開口部21h
の右側に位置している。開閉操作部22tの機能や動作
は第8の実施形態のディスクカートリッジ308と同じ
である。
2の実施形態に係わるディスクカートリッジ312につ
いて、図を参照しながら説明する。
収納部10dの内側側面12iに鍔12tを有する点お
よびシャッタ21、22の孔20hの周囲に凸部20w
を有する点で第11の実施形態のディスクカートリッジ
311とは異なっている。以下に、これらの特徴につい
て説明をする。
リッジ上体12の内側側面12iからディスク100の
内周方向に張り出しており、ディスク収納部10dの外
周部のほぼ全域に形成されている。ディスク100がデ
ィスク収納部10dに収納されたときのディスクカート
リッジ312の断面は図59に示されている。シャッタ
21および22が閉じた状態では、図59に示すよう
に、ディスク100の信号記録面100Aの外周部は鍔
12tに当接する。これにより、ディスク100の外周
部とカートリッジ本体との隙間が塞がり、信号記録面1
00A側へ埃が進入するのを防止することができる。
リッジ下体11との間には、空隙10wを設けており、
シャッタ21、22が開くとき、図60および61に示
すように、空隙10wにシャッタ21、22の一部が入
り込んで、カートリッジ本体10とシャッタ21、22
とが干渉するのを防いでいる。
ように、シャッタ21、22が閉じている時、ディスク
100とシャッタ21、22との間に外部に通じる隙間
10zが生じる。この隙間10zを塞ぐためディスクセ
ンターホール100h近傍に凸部21wおよび22wを
シャッタ21および22に設けている。図58に示すよ
うに、シャッタ21、22が閉じた状態では、凸部21
w、22wは密着し、ディスクセンターホール100h
近傍の全周を塞ぐ凸部20wが形成される。これにより
ディスクセンターホール100h近傍からディスク10
0の信号記録面100A側への埃の進入を防止できる。
00の信号記録面100Aと接触する可能性がある。こ
のため、凸部21w、22wの稜線を丸くして、ディス
クへの傷付きを防止することが好ましい。また、凸部2
1w、22wは、シャッタ21、22とそれぞれ一体に
形成してもよい。この場合、凸部20wのディスク10
0と当接する部分にディスクへの傷付き防止用の不織布
を粘着あるいは超音波溶着するか、傷付き防止用のコー
ティングを形成することが好ましい。また、凸部21
w、22w自体をディスクへの傷付き防止用の不織布あ
るいは傷付き防止用のコーティングで形成し、シャッタ
21および22上に直接、超音波溶着するか、または固
着してもよい。
シャッタ21および22が閉塞状態では、ディスク10
0は凸部20wと鍔12tとにより、シャッタ21およ
び22から空隙10zだけ浮いた状態でシャッタ21お
よび22に保持されている。すなわち、ディスク100
の信号記録面100Aの大部分はシャッタ21および2
2には面接触していない。従って、シャッタ21および
22に傷付防止用不織布の貼り付け等の処理が施されて
いない場合でも、信号記録面100Aに傷がつくことを
防止できるという効果もある。
周方向に拡大された凸部21w'および22w'を有する
ディスクカートリッジを示しており、図62はシャッタ
21、22が閉じた状態を示し、図63はシャッタ2
1、22が開いた状態を示している。
w'および22w'は、シャッタ21、22が開放してい
る状態において、ディスク収納部10dに設けられた鍔
12tよりもディスク収納部の中心側に設けられている
ことが好ましい。これにより、凸部21w'および22
w'と鍔12tとが接触したり干渉したりすることを防
ぐことができる。
および22とそれぞれ一体に形成してもよい。この場
合、凸部21w'および22w'のディスク100と当接
する部分にディスクへの傷付き防止用の不織布を粘着あ
るいは超音波溶着するか、傷付き防止用のコーティング
を形成することが好ましい。また、凸部21w'および
22w'自体をディスクへの傷付き防止用の不織布ある
いは傷付き防止用のコーティングで形成し、シャッタ2
1および22上に直接、超音波溶着するか、または固着
してもよい。
3の実施形態に係わるディスクカートリッジ313につ
いて、図を参照しながら説明する。
スクカートリッジ313のおおまかな構造を説明する。
なお、第8の実施形態と同様、図64および65に示さ
れるディスク100は第1および第2の面を備えてお
り、図64では、第1の面であり、通常ディスクのラベ
ル等が描かれている面が示されている。ディスク100
の第2の面である信号記録面100Aは、図65におい
て裏面として示されている。
カートリッジ313は、カートリッジ下体11、カート
リッジ上体12、一対のシャッタ21、22および脱落
防止部材23を含む。
うに、外部からディスク100を回転させるためのスピ
ンドルモータ等のチャッキング部材が侵入できるよう開
口したチャッキング開口部11cと、ディスク100の
信号記録面100Aに対して信号の再生および記録の少
なくとも一方を行うヘッドが侵入し、アクセスできるよ
う開口したヘッド開口部11hとを有する。カートリッ
ジ下体11は、ディスク100の信号記録面100Aと
対向する。またカートリッジ下体11は合成樹脂を成形
して形成されている。
1の側面にまで達しており、ヘッド開口部11hにより
カートリッジ下体11の剛性が弱くなるのを防止するた
めに、ヘッド開口部11hを繋ぐ橋梁部11bをカート
リッジ下体11は有している。
ライブ装置側のカートリッジ位置決めピンを挿入するた
めの位置決め孔11wを2ヶ所設けている。
の出し入れが可能であり、ディスクの上面を露出するよ
うにディスク100の全投影領域を開口する円形のディ
スク開口部12wを有する。カートリッジ上体12とカ
ートリッジ下体11とは外縁部で接着もしくは溶着され
てカートリッジ本体10を構成している。カートリッジ
上体12も合成樹脂から形成されている。
信号記録面100Aと向かい合う第1の内側面11u
と、カートリッジ上体12のディスク開口部12wを構
成する略円筒状の第2の内側面12iとにより、ディス
ク100を収納するディスク収納部10dが構成され
る。これにより、第1の内側面11uがディスク収納部
10dの底部となる。
側面12iとディスク100との間にはディスク100
が回転可能な程度の空間が設けられる。また、ディスク
収納部10dの上部はディスク開口部12wになってお
り、ディスク収納部10dに保持されたディスク100
は、その片面をディスク開口部12wから外部に露出す
る。
開口部12wに突出するようにカートリッジ上体12に
着脱可能に設けられている。図64および65に示すよ
うに、本実施形態では脱落防止部材23は2つ設けられ
ている。一方、カートリッジ上体12には、カートリッ
ジ上体12と一体に形成されており、ディスク開口部1
2wから突出している脱落防止部12sが設けられてい
る。2つの脱落防止部材23および脱落防止部12s
は、ディスク開口部12wの円周上において、おおよそ
等間隔に配置されており、ディスク開口部12wからデ
ィスク100が脱落することを防止する。また脱落防止
部12sの一部に凸形状のディスク当接部12s'を2
ヶ所設けている。このディスク当接部12s'の高さ
は、ディスク100から見た場合、脱落防止部材23の
ディスク当接部23aと同じ高さである。
313が垂直、或いは裏向きの状態で使用されても、デ
ィスク100の姿勢を安定に保つことができる。従っ
て、ディスクカートリッジ313を垂直、あるいは裏向
きの状態でドライブ装置に挿入して使用する場合におい
て、特に脱落防止の効果を発揮する。なお、脱落防止部
材23は、着脱可能にカートリッジ本体10に取り付け
られていなくてもよい。ディスク100がカートリッジ
本体10から取り出せる程度にディスク収納部10d内
において回動あるいは昇降できる限り、カートリッジ上
体12に脱落防止部材23が固定されていてもよい。
0の信号記録面100Aとディスク収納部10dの内側
面11uとの間の同一平面上に設けられている。シャッ
タ21および22は、回動孔21uおよび22uをそれ
ぞれ有しており、カートリッジ本体10のディスク収納
部10d以外の領域であって、かつヘッド開口部11h
と反対側に設けられた一対の回動軸11sに回動孔21
u、22uが回動自在にそれぞれ嵌合している。このた
め、チャッキング開口部11cおよびヘッド開口部11
hを外部に対して開放または閉塞するようシャッタ21
および22は回動軸11sを中心に移動する。シャッタ
21および22も合成樹脂から形成される。
よび22u近傍にはそれぞれリング形状部21cおよび
ピン状部22cが設けられている。リング形状部21c
およびピン状部22cは互いに噛み合う形状を備え、シ
ャッタ21および22を互いに連動しながら開閉させる
連動機構20cを構成している。連動機構20cは、カ
ム機構、あるいは歯車機構等の連動動作可能な他の機構
で構成してもよい。
録面100Aと向かい合う面にはディスク100への傷
つき、もしくは信号記録面100Aへの埃塵の侵入を防
止する保護層21p、22pが設けられている。
用不織布、防塵用不織布、傷つき防止用コーティング
層、および防塵用コーティング層から適宜選択すること
ができる。本実施形態では、防塵用不織布からなるシー
トを保護層21p、22pとして貼着もしくは超音波溶
着させている。
1kと、これと噛み合うよう、シャッタ22に設けられ
たロック係合部22kとは、シャッタ21および22を
互いに開閉ロックさせるロック機構20kを構成してい
る。この構造により、シャッタ21および22同士を開
閉ロックすることができるので、操作者が容易にシャッ
タを開放させてしまうことを防ぐ。そして、ディスク1
00の信号記録面100Aへの埃・指紋・傷等の付着を
防止する。ロック突起部21kはシャッタ21と、ロッ
ク係合部22kはシャッタ22と、それぞれ一体に形成
されている。
き21hおよび22hが設けられている。シャッタ21
および22が閉塞状態では切り欠き21hと22hとが
当接し、孔20hを形成する。シャッタ21および22
が閉塞している状態において、孔20hは、ディスク1
00のセンターホール100hに対応する位置にあり、
孔20hの直径はディスク100のセンターホール10
0hの直径とほぼ等しい。これにより、ディスクカート
リッジ313が表向きに放置される場合においてシャッ
タ21、22に埃が付着することを防ぎ、ディスクカー
トリッジ313が裏向きに放置される場合において、デ
ィスク100の信号記録面側100Aに直接埃が付着す
るのを防止できる。
ッタ21および22には、シャッタが閉塞状態の時にデ
ィスク100を保持するためのディスク保持部21a、
21b、22a、22bがディスク円周上に散在する形
でシャッタ21および22と一体に成形されている。デ
ィスク保持部21a、21b、22a、22bのディス
ク100と当接する部分は逆テーパー状の斜面になって
いる。これらの斜面により、シャッタ21、22が閉塞
状態において、ディスク100をシャッタ21、22側
に押圧しながら確実に保持することができる。
1bのみ、シャッタ21に固定されずに弾性部21dに
より結合されており、ディスク100の半径方向(ディ
スクの中心へ向かって)自在に移動できるように形成さ
れている。これにより、装着されるディスクの直径、あ
るいは厚みがばらついた場合でも、ガタつきなく確実に
ディスク保持部21a、21b、22a、22bがディ
スク100を保持できる。
部22aの近傍にはシャッタ22を開閉操作するための
シャッタ開閉操作部22tがシャッタ22に一体に形成
されている。そしてカートリッジ本体10にシャッタ2
1および22装着された場合、シャッタ開閉操作部22
tは橋梁部11bの下側のヘッド開口部11h内に位置
する。シャッタ21および22を開閉操作する際、開閉
操作部22tは、橋梁部11bに沿って、ヘッド開口部
11h内で移動する。この配置により、カートリッジ本
体10にシャッタ開閉操作部22tが移動するための空
隙を別途設ける必要がなくなる。言い換えれば、カート
リッジ本体10に余計な空隙を設ける必要がなくなり、
カートリッジ本体10内への埃の進入を防止することが
できる。またシャッタ開閉操作部22tをカートリッジ
本体10のヘッド開口部内に配置することができるの
で、デザイン的に優れたカートリッジを提供することが
できる。
ッタ22とは、一直線上において当接するのではなく、
直線上にない複数の接合面を有する。具体的には、チャ
ッキング開口部11c領域では、シャッタ21およびシ
ャッタ22は、それぞれ第1の接合面である21fおよ
び22fを有し、ヘッド開口部11h領域では、シャッ
タ21およびシャッタ22は、それぞれ第2の接合面で
ある21gおよび22gを有している。接合面21fお
よび22fは、本実施形態ではディスクカートリッジ3
13の対称中心線上で当接する。一方、接合面21gお
よび22gは、対称中心線から所定の角度、ここでは約
15〜16度だけずれた直線上で当接している。このよ
うな形状にすることにより、シャッタ開閉操作部22t
近傍から一体化した形状でシャッタ22を形成すること
ができ、シャッタ22の剛性を十分確保することができ
る。
部10d以外の領域にそれぞれ設けられたシャッタバネ
31および32によって、シャッタ21および22が閉
じる方向に付勢されている。シャッタバネ31および3
2は、カートリッジリッジ下体11に2ヶ所設けたバネ
柱11tにそれぞれ挿入される。本実施形態では、シャ
ッタバネ31および32としてねじりコイルバネを使用
している。同じ形状のバネをシャッタバネ31および3
2として用いることにより、コストを低減している。ね
じりコイルバネ以外に、圧縮バネ、板バネ、樹脂弾性バ
ネ等、種々の弾性部材をシャッタバネとして用いること
ができる。
ジ313は、ライトプロテクト部材40を備えている。
ライトプロテクト部材40は、カートリッジ下体11の
溝部11vに摺動可能に装着される。ライトプロテクト
部材40を摺動することにより、凸部40tの位置が移
動し、ドライブ装置に設けられた検出スイッチが、凸部
40tの位置に対応してONまたはOFF状態になる。
これによってディスク100への記録を禁止したり、許
可したりすることができる。
ッジ上体12からなるカートリッジ本体10、脱落防止
部材23、シャッタ21、22、シャッタバネ31、3
2、ライトプロテクト部材40により、ディスクカート
リッジ313は構成されている。
12が接合される際、カートリッジ下体11の2つの回
動軸11sはカートリッジ上体12の2つの凹部12h
にそれぞれ嵌合されるようになっている。これにより回
動軸11sの剛性が上がり、シャッタ21および22が
開放状態の時においても、シャッタバネ31および32
の付勢力によるシャッタ回動周辺部のねじれが低減で
き、確実なシャッタ開放量を確保できる。
12)の上面には、収納されるディスク100に書き込
まれた内容などを記述することのできるラベル面10
f、ディスクカートリッジ313のドライブ装置への挿
入方向(矢印1A)を示す矢印形の刻印または凹部10
aが設けられている。
本体10の2つの側面に設けた一対の凹部10cおよび
10eは、ドライブ装置がディスクカートリッジ313
をローディングする際の、或いはカートリッジ313が
チェンジャに収納された場合の、引き込み用の係止もし
くは位置決め用の窪みとして用いることができる。また
カートリッジ本体の一側面に設けたスリット部10b
は、ドライブ装置にディスクカートリッジ313を挿入
する際の表裏検出用の窪みとして用いることができる。
について、シャッタが閉じた状態を示す図66、シャッ
タが開いた状態を示す図67、シャッタロック部詳細図
である図68、およびシャッタのディスク保持部の詳細
図である図69を参照しながら説明する。
ブ装置に装着されない状態、即ち保管状態について説明
する。このとき、図66に示すようにシャッタ21およ
び22は閉塞している状態にあり、図69に示すよう
に、シャッタ22のディスク保持部22aの斜面部22
a'がディスク100の稜に当接することにより、ディ
スク100を保持し、かつ厚み方向100t方向へ押圧
し、シャッタ22のシート22pに信号記録面100A
を面接触させ、ディスク100をカートリッジ本体10
に保持固定する。その他のディスク保持部21a、21
b、22bについてもそれぞれ斜面部21a'、21
b'、22b'が形成されており、斜面部22a'と同様
にディスク100をカートリッジ本体10に保持固定す
る。
面100Aがシート21pおよび22pに密着している
ため、信号記録面100Aへの埃の付着を防止できる。
また、外部から露出したディスク100の片面を強制的
に回転させることにより、またはシャッタ21および2
2を強制的に開閉動作させることにより、ディスク10
0の信号記録面100Aに付着した埃や指紋等の汚れを
払拭することもできる。
および22は開閉ロックされているので、操作者が簡単
にはシャッタ21および22を開放できない。従って、
ディスク100の信号記録面側100Aを保護でき、
埃、指紋、傷等の付着を防止できる。
0hに対応するシャッタ21および22の領域には、シ
ャッタ21および22のそれぞれの切り欠き21hと2
2hとによって形成される孔20hを設けている。した
がって、カートリッジ313が放置された状態におい
て、センターホール100hから進入による埃がシャッ
タ21および22に付着するのを防止できる。
る時、シャッタ21と22との接合面のうち、少なくと
もヘッド開口部11hとチャッキング開口部11cの上
で突き合わされる接合面21fおよび22fならびに接
合面21gおよび22gは、図70および71に示すよ
うに、ディスク100の厚み方向に重畳している。従っ
て、ディスク100の直径がばらついている等の理由に
よって、シャッタ21および22が完全には閉塞しない
場合、あるいはシャッタ21とシャッタ22とのロック
が不完全であるため、シャッタ21および22が完全に
は閉塞しない場合であっても、シャッタ21および22
の接合面には隙間を生じない。このため、このような場
合でも、ディスク100に埃、指紋、傷等が付着するこ
とを確実に防止できる。
1h周辺において、シャッタ21と22とは、シャッタ
22の接合面22gがシャッタ21の接合面21gより
も上になるように接合している。一方、図71に示すよ
うに、チャッキング開口部11c周辺においては、シャ
ッタ21と22とは、シャッタ21の接合面21fがシ
ャッタ22の接合面22fよりも上になるように接合し
ている。この様にシャッタ21および22が当接する複
数の接合面の間で接合面の角度が異なるようにしてもよ
い。このような構造にすることによって、ディスクの厚
み方向に対して2枚のシャッタ21および22が確実に
係合するので、シャッタ21および22のそれぞれが浮
きあがることを防止でき、更に、シャッタ21および2
2が閉塞した状態において、シャッタ21および22の
接合面の剛性を高めることができる。
および22は、図70および71に示すような接合面2
1g、22g、21f、22gを有しているが、シャッ
タ21および22の接合面の位置や接合の仕方は、図7
0および71に示す以外の位置や接合の仕方であっても
よい。例えば、図70において示している接合面21
g、22gをヘッド開口部11h周辺に配置し、接合す
るようにしてもよいし、逆に図71において示している
接合面21f、22fをチャッキング開口部11c周辺
に配置し、接合するようにしてもよい。これにより、シ
ャッタ21および22の閉塞時の剛性がより向上し、接
合面の隙間を減少させることができ、カートリッジ内部
への埃の侵入を防止できる。
る状態では、図68に示すシャッタ21および22に設
けた凸部21j、22jがそれぞれ図65に示すカート
リッジ上体12に設けられた2個のシャッタストッパー
部12fに当接している。したがって、シャッタ21お
よび22は回動に対して規制されており、閉塞している
状態から移動することはない。これにより、シャッタの
ガタを防止することができ、また、操作者の故意的な扱
いによるシャッタの破損を防止することができる。さら
にシャッタ21および22の回動が規制されるため、シ
ャッタ開閉操作部22tの位置が変動しない。このた
め、ディスクカートリッジ313をドライブ装置に挿入
した場合、ドライブ装置のシャッタ開閉機構がシャッタ
開閉操作部22tを確実に係合することができる。
ブ装置に装着される状態を説明する。図66に示すよう
に、ディスクカートリッジ313を1A方向にドライブ
装置に挿入すると、ドライブ装置に設けたカートリッジ
位置決めピンがディスクカートリッジ313の位置決め
孔11wに係合し、ドライブ装置内でのディスクカート
リッジ313の水平方向および高さ方向の位置決めがな
される。
開閉機構のシャッタ開閉部材が図68に示すシャッタ開
閉操作部22tに係合し、かつシャッタ開閉機構のロッ
ク解除部材がシャッタ21のロック弾性部21eで繋が
ったロック押圧部21yを20A方向に押圧する。これ
により、ロック機構20kのロック突起部21kとロッ
ク係合部22kとが離れ、ロックが解除される。この状
態で同時にシャッタ開閉部材によりシャッタ開閉操作部
22tが20B方向に移動する。図67に示すように、
シャッタ21は回動軸11sを回動中心にして、シャッ
タバネ31の付勢力に反して回動する。これに伴い、連
動機構20cで連動したシャッタ22も同様にシャッタ
バネ32の付勢力に反して回動する。したがって、シャ
ッタ21が完全に開くと、シャッタ22も開放が完了す
る。
ロック押圧部21yはロック弾性部21eにより元の形
状位置に復帰している。したがって、樹脂によって形成
されたロック弾性部21eの塑性変形は発生しない。こ
の様にして、ディスク100の信号記録面100Aはチ
ャッキング開口部11cとヘッド開口部11hを通じて
外部に露出される。またディスク保持部21a、21
b、22a、22bにより保持されていたディスク10
0は、シャッタ21および22が回動することにより、
保持から開放され、ディスク収納部10d内で回転可能
な状態となる。
およびターンテーブル、ヘッドが、それぞれチャッキン
グ開口部11cとヘッド開口部11hに進入し、ディス
ク100への記録あるいは再生が可能な状態となる。
突起部21kを20A方向に押してロック係合部22k
との嵌合を外しながら、同時にシャッタ開閉操作部22
tを矢印20B方向に押すことによってのみ、シャッタ
21および22を回動させてチャッキング開口部11c
とヘッド開口部11hを外部に対して開放し、同時にデ
ィスク保持部21a、21b、22a、22bによるデ
ィスク100の保持を解除することができる。従って、
操作者による安易なシャッタの開放、あるいはディスク
の取り外しを防ぐことができるので、ディスク100へ
の埃・指紋・傷等の付着を防止することができる。
ブ装置からイジェクトされる状態を説明する。ドライブ
装置のイジェクト機構が作動すると、シャッタ開閉操作
部22tに係合したシャッタ開閉部材がシャッタ開閉操
作部22tより離れる。これによりシャッタ21および
22の開放維持ができなくなり、シャッタバネ31およ
び32で閉塞方向に付勢されているシャッタ21および
22は、閉塞方向に回動する。その結果、シャッタ21
および22がヘッド開口部11hおよびチャッキング開
口部11cを閉塞する。この時、シャッタ21および2
2はロック機構20kにより開閉ロックされる。またデ
ィスク100はディスク保持部21a、21b、22
a、22bにより保持され、元の状態に戻る。この状態
でカートリッジ313はドライブ装置からイジェクトさ
れる。
て、図69に示すように、カートリッジ本体10に設け
た脱落防止部材23のディスク当接部23aの高さとカ
ートリッジ上体12のディスク当接部12s'の高さは
同じである。またシャッタ21および22のディスク保
持部21a(21b、22a、22b)の斜面部21
a'(21b'、22a'、22b')は、ディスク当接部
23aおよび12s'よりもディスク100の上方向即
ち100u方向へ向けて高く形成されている。これによ
り、ドライブ装置の形態次第によってディスクカートリ
ッジ313が垂直の状態、あるいは裏向きの状態で使用
された場合でも、シャッタ21および22はディスク1
00を確実に保持することができる。例えば、特にディ
スク100が裏向きの状態で使用された場合、ディスク
100はチャッキング状態から開放されるとディスク当
接部23aおよび12s'に当接し、安定した水平状態
を維持する。この状態でシャッタ21および22が閉塞
状態に移行すると、ディスク100は斜面21a'(2
1b'、22a'、22b')に当接し、斜面を滑らかに
滑り込みディスク保持部21a(21b、22a、22
b)により確実に保持される。
カートリッジによれば、カートリッジ本体にディスク開
口部を有する構造を備え、ディスクの一方の面のみを覆
っておる。また、シャッタの開閉操作部をカートリッジ
本体のヘッド開口部に設けることにより、カートリッジ
本体に不要な隙間を形成する必要がなくなる。これによ
って、カートリッジ本体内への埃の進入を防止すること
ができる。
部領域ではディスクの中心線上で当接させ、ヘッド開口
部領域ではディスクの中心線から所定の角度だけずれた
直線上で当接させている。これにより、シャッタ開閉操
作部近傍から一体化した形状にすることができ、シャッ
タの剛性を十分確保することができる。
れる構成としているため、操作者は容易にシャッタを開
放することができない。したがって、ディスクへの埃・
指紋・傷等の付着を防止することができる。
とも一つはシャッタに固定されずに弾性部により結合さ
れており、シャッタバネの力も付加されディスクの半径
方向に弾性変形できる。これにより装着されるディスク
の径がばらついた場合でも、ガタつきなく確実にディス
クを保持することができる。
4の実施形態によるディスクカートリッジ314につい
て図72から81を参照して説明する。本実施形態のデ
ィスクカートリッジ314において第13の実施形態の
ディスクカートリッジ313と同じ構成要素には同じ参
照符号を付している。
実施形態のディスクカートリッジ313と異なっている
点は、カートリッジ上体12の内側上面12uの形状
(図79)、ディスク保持部21a、21b、22aお
よび22bの形状(図72から79)、ならびに脱落防
止部材53の形状(図72、77、78)である。ま
た、ディスクカートリッジ314は更にディスク受け部
60(図72および81)を有している。以下にディス
クカートリッジ314のこれら相違点を主に説明する。
313において、ディスク保持部21a、21b、22
a、22bの高さは、ディスク100の外周に沿ってほ
ぼ同じであった。これに対し、本実施の形態のディスク
カートリッジ314では、図73および79に示すよう
に、ディスク保持部21b、22aおよび22bの一部
に突起が設けられている。具体的には、ディスク保持部
21b、22aおよび22bは、突起を含み、第1の高
さh1を有する第1の領域121b、122aおよび1
22bと、第2の高さh2を有する第2の領域221
b、222aおよび222bとをそれぞれ含んでいる。
一方、ディスク保持部21aは、第2の高さh2を有す
る第2の領域221aのみを含んでいる。
きいが、第13の実施形態のディスクカートリッジ31
3のディスク保持部21a、21b、22a、22bの
高さと同程度である。つまり、本実施の形態のディスク
保持部21a、21b、22a、22bは、第1の領域
121b、122aおよび122bをのぞいて、第13
の実施形態のディスクカートリッジ313のディスク保
持部21a、21b、22a、22bよりも低くなって
いる。
ィスク保持部22aの第1の領域122aの上面は、デ
ィスクの外周に沿う方向にそって、ディスク側が高くな
っている段差223が設けられている。ディスク保持部
21bの第1の領域121bの上面およびディスク保持
部22bの第1の領域122bも同様に段差を備えてい
る。
2bは、シャッタ21および22が閉じてきたときにそ
れぞれのディスク保持部21b、22aおよび22bに
おいて、一番早くディスクと接する領域であり、したが
って、第2の領域221b、222a、222bよりも
先にディスク100と接する。
22bはシャッタ21および22の開閉にともなって移
動する。図77および78はシャッタ21および22が
閉じているときおよび開いているときのディスク保持部
21a、21b、22a、22bの位置をよく示してい
る。また、図79および80には、図78に示されるB
−B断面およびC−C断面が示されている。
ジ上体12の内側上面12uであって、シャッタ21お
よび22を開閉したとき、ディスク保持部21b、22
a、22bの第1の領域121b、122a、122b
が通過する領域12y、12x、12zは窪んでいる。
一方、第2の領域221b、222a、222bが通過
する領域12y'、12x'、12z'は窪んでいない。
したがって、領域12x、12y、12zにおけるカー
トリッジ上体12の厚みは、領域12x'、12y'、1
2z'や他の領域に比べて薄くなっている。
域122aの先端は、脱落防止部材53の下面よりも上
に位置している。また、ディスク保持部22aの第1の
領域122aの先端部分が、カートリッジ上体12の内
側上面12uに設けられた領域12xの凹部に入り込ん
でおり、領域12xの凹部が第1の領域122aの先端
部分を受けている。第1の領域122aの先端部分で
は、段差223により、第1の領域122aの上面の一
部のみが内側上面12uと接している。第2の領域22
2aは、カートリッジ上体12の内側上面12uと接し
ていない。
にするために、ディスク保持部22aの第1の領域12
2aの先端部分とカートリッジ上体12の内側上面12
uとの接触による摩擦は小さいほうが好ましい。このた
め、ディスク保持部22aの第1の領域122aの先端
部分は、ディスク100の半径方向に沿う断面が円弧の
一部となる凸部形状になっている。段差223は、先端
部分を鋭利な形状とすることによる強度の不足を補い、
先端部分の成形精度を上げると共に成形を容易にするた
めに設けられている。
bにおいても、第1の領域122bの先端は、脱落防止
部材53の下面より上方に位置している。また、第1の
領域122bの先端部分は、カートリッジ上体12の内
側上面12uに設けられた領域12zの凹部に入り込ん
でおり、領域12zの凹部が第1の領域122bの先端
部分を受けている。図示しないが、ディスク保持部21
bにおいても、第1の領域121bの先端が脱落防止部
材53の下面より上方に位置しており、カートリッジ上
体12の内側上面12uに設けられた領域12yの凹部
に入り込んでいる。
上面12uの領域12x、12y、および12zを窪ま
せ、その凹部に、ディスク保持部の一部を入り込ませる
ことによって、領域12x、12y、および12zの凹
部の深さ分だけ、ディスクカートリッジ314全体を薄
くすることができる。
ジが垂直あるいは裏向きの状態で使用された場合でも、
ディスク100がチャッキングから開放され、シャッタ
21および22が閉じてくると、確実にディスク保持部
22aの第1の領域122aの傾斜部122a'がディ
スク100に当接する。そして傾斜部122a'を滑ら
かに滑り込んで、ディスク保持部22aの第2の領域2
22aの傾斜部222a'も当接するようになる(図7
4)。このとき、突起の設けられていないディスク保持
部21aの第2の領域221aの傾斜部221a'もデ
ィスク100に当接する。その結果、ディスク保持部2
1aおよび22aが、協同してディスク100を保持す
るようになる。ディスク保持部21bおよび22bも同
様の動作によって、ディスク100を保持する。したが
って、ディスクカートリッジを薄くしても、あらゆる姿
勢においてシャッタを確実に閉じることができ、ディス
クを確実に保持することができる。
の実施形態と同じにしたままで、ディスクカートリッジ
全体を薄くしようとすれば、図78に示すように、カー
トリッジ上体12の内側上面12uのディスク保持部2
2a、21b、および22b全体が通過する領域12
x、12x'、12y、12y'12z、および12z'
を窪ませる必要がある。この場合、カートリッジ上体1
2において、かなり広い面積にわたって厚みが薄くなっ
てしまい、ディスクカートリッジ全体の強度を損ねてし
まう。これに対して、ディスクカートリッジ314によ
れば、厚みを薄くしている領域12x、12y、12z
は狭いので、ディスクカートリッジ全体の強度を損なう
ことなく、ディスクカートリッジの厚みを小さくするこ
とができる。
のうち、3つに突起を設けて第1の領域としているが、
ディスク保持部の数やシャッタの形状に合わせて種々の
数を選ぶことができる。
において第13の実施形態のディスクカートリッジ31
3と異なる他の点は脱落防止部材53の構成にある。
円板の一部を切り取った形状をしている。カートリッジ
上体12のディスク開口12wに接するように脱落防止
部材53にほぼ対応する切り欠き54が設けられ、脱落
防止部材53は回転可能なように切り欠き54に係合さ
れている。図77に示すように、脱落防止部材53は、
回転によって、カートリッジ上体12のディスク開口1
2wに脱落防止部材53の一部が突出するように保持さ
れる。また、図78に示すように、脱落防止部材53を
回転させることによって、脱落防止部材53がカートリ
ッジ上体に収まり、突出した部分がディスク開口12w
にない状態にも脱落防止部材53を保持し得る。脱落防
止部材53が切り欠き54から外れることが問題となる
場合には、脱落防止部材53の側面と切り欠き54を形
成しているカートリッジ上体12の側面とに係合する凹
凸などを設ければよい。
防止部材53の厚みをカートリッジ上体12の上面とほ
ぼ同じにすることができるので、ディスクカートリッジ
314全体の厚みを薄くすることができる。
において、次に特徴的なところは、図72、77、78
および81に示されるように、カートリッジ下体の内側
下面11uと内側側面11iとがつくるディスク収納部
の底部内周にディスク受け部60が設けられている点で
ある。ディスク受け部60は、カートリッジ下体の内側
下面11uに平行な上面60aを有している。
り、ディスク100がディスク保持部によって保持され
ているとき、ディスク100の信号記録面100Aの外
周近傍と、ディスク受け部60の上面60aとが接す
る。これによって、ディスク100の信号記録面100
Aに埃が付着したり、カートリッジ下体の内側下面11
に埃がたまったりするのを防止することができる。
ものであってもよい。例えば、図82に示すように、カ
ートリッジ下体の内側下面11uと内側側面11iとに
接するように設けられたテーパー形状を有するディスク
受け部76を設けても良い。この場合、シャッタ21お
よび22が閉塞状態にあり、ディスク100がディスク
保持部によって保持されているとき、ディスク100の
信号記録面100Aの外周がディスク受け部76と接す
る。
5の実施形態によるディスクカートリッジ315につい
て図83から87を参照して説明する。本実施の形態の
ディスクカートリッジ315において第14の実施形態
のディスクカートリッジ314と同じ構成要素には同じ
参照符号を付している。
ジ315は、カートリッジ下体11の内側下面11uの
シャッタ21および22と接触する領域、ならびにシャ
ッタ21および22の下面21vおよび22vに4種類
の凹部85、86、87、88a〜88cが設けられて
いる点でディスクカートリッジ314と異なっている。
これら4種類の凹部について順に説明する。なお、凹部
の深さは、12cmのディスクを保持するディスクカー
トリッジの場合には、例えば約0.1mmから0.3m
mである。
す図84および開いた状態を示す図85によくあらわさ
れているように、まず、シャッタ21および22が開閉
する際、シャッタ21および22のディスク保持部21
a、21b、22aおよび22bが接するカートリッジ
下体11の内側下面11uの領域において、第1の凹部
86が設けられている。
よび22bは、ほぼ隙間なくカートリッジ上体12およ
び下体11により挟み込まれている。ディスクカートリ
ッジ315の組み立て時、あるいは、ディスクカートリ
ッジ315を構成している部品の寸法ばらつきによっ
て、ディスク保持部21a、21b、22aおよび22
bは、カートリッジ上体12および下体11に強く接触
する可能性がある。これによって、ディスク保持部21
a、21b、22aおよび22bとカートリッジ上体1
2あるいは下体11との摩擦が大きくなり、シャッタ2
1および22の開閉動作が不安定になったり、摩擦によ
って発塵したりする。
ィスク保持部21a、21b、22aおよび22bの下
部に隙間が形成されるため、このような摩擦を低減する
ことができ、シャッタ21および22の開閉動作を安定
させ、摩擦による発塵を低減することができる。
2が閉じているとき、シャッタ21および22の外形エ
ッジ部が位置する領域に設けられる。図84および86
に示すように、第2の凹部87はシャッタ21および2
2の外形エッジ部と対応するカートリッジ下体11の内
側下面11uの線を含んでその外側および内側に渡って
設けられていることが好ましい。
片面を露出させて収納するため、図86に示すようにデ
ィスク100を矢印Aで示すように押さえつけることが
可能である。ディスク100の信号記録面100Aを保
護するため、不織布21sおよび22sが設けられてい
るが、シャッタ21および22の外形エッジ部にまで完
全には貼り付けられていない。このため、ディスク10
0を矢印Aで示すように押さえつけるとシャッタ21お
よび22の外形エッジ部が、ディスク100の信号記録
面100Aと接触して、信号記録面100Aに傷がつく
恐れがある。
って、シャッタ21および22の外形エッジ部はその一
部が第2の凹部87のなかへ入り込むように変形するこ
とができるようになる。これによって、押さえつける力
を分散し、ディスク100の信号記録面100Aにシャ
ッタ21および22の外形エッジ部が強く接触するのを
防止する。
およびヘッド開口部11hを囲むように内側下面11u
上設けられた第3の凹部88aと、シャッタ21および
22が閉じている状態でシャッタ21および22とは重
なっていない内側下面11uの領域に設けられた第3の
凹部88bと、シャッタ21および22が閉じている状
態でシャッタ21および22と重なっている内側下面1
1uの領域に設けられた第3の凹部88cを含む。第3
の凹部88bおよび88cはディスク収納部の内側面に
沿って円弧状に設けられている。また、本実施の形態で
は、第3の凹部88aは3本設けられている。
ク受け部等、埃がディスクカートリッジ内に入りこんだ
り、ディスクの信号記録面に埃が付着したりするのを防
ぐための種々の構造が取り入れられているが、埃の進入
や付着を完全に防止することは難しい。
ッジ315内に進入した埃を貯めておく働きをする。具
体的には、シャッタ21および22の開閉動作にともな
って、埃がこれら第3の凹部へ移動する。いったん第3
の凹部へ入った埃は、シャッタ21および22と接する
ことがないため、再び第3の凹部からでていくことな
く、第3の凹部にとどまり続ける。このようにして第3
の凹部に埃を貯めておくことによって、埃によるシャッ
タの動作不良や摩擦による発塵を低減することができ
る。
86および第2の凹部87によっても得られる。したが
って、上記第1の凹部86、第2の凹部87および第3
の凹部88aから88cは、必ずしもすべてを備えてい
る必要はなく、いずれかひとつを備えているだけでも、
少なくとも埃によるシャッタの動作不良や摩擦による発
塵を低減することができる。
ッジ下体11の内側下面11uとの間に入り込んだ埃を
より効果的に取り除いて、第2の凹部87等に溜め込む
ために、シャッタ21および22の下面21vおよび2
2vにおいて、外形エッジ部に沿って凹部85を更に設
けても良い。この場合、図84に示すように、シャッタ
21および22が閉じた状態で、第2の凹部87よりも
カートリッジの中心側に凹部85を設けることが好まし
い。また、図86に示すように、シャッタ21および2
2の凹部85とカートリッジ下体11の内側下面11u
の第2の凹部87とはシャッタ21および22が閉じた
状態で連通していないことが好ましい。
1および22の外形エッジ部はより変形し易くなる。し
たがって、ディスク100に対して矢印Aで示される力
が加わっても、信号記録面100Aにシャッタ21およ
び22の外形エッジ部が強く接触して、信号記録面10
0Aに傷をつけたりする恐れをより小さくできるという
効果もある。更に凹部86、87、88a、88b、8
8c内に不織布等を溶着あるいは粘着して設けることに
よってカートリッジ本体の隙間を埋めることができ、外
部からの埃の進入をさらに強固に防止することができ
る。
スクカートリッジ314に種々の凹部を設けた例を示し
たが、これらの凹部は第8〜13の実施形態のディスク
カートリッジに設けても良い。
6の実施形態によるディスクカートリッジ316につい
て図88〜93を参照して説明する。本実施の形態のデ
ィスクカートリッジ316において第13の実施形態の
ディスクカートリッジ313と同じ構成要素には同じ参
照符号を付している。
スクカートリッジ316は、ディスクの挿入方向1Aと
おおよそ垂直となるカートリッジ本体の第1の側面10
pに第1の開閉操作部22tを備え、第2の側面10q
には第2の開閉操作部93を備えている。このうち、第
1の開閉操作部22tは、第13の実施形態のディスク
カートリッジの開閉操作部22tと同じ構造を備えてい
る。
うに、カートリッジ下体11に設けられた回転軸11q
に挿入可能な穴を有する歯車形状をしている。第2の開
閉操作部93が回転軸11qに挿入されたとき、その一
部がカートリッジ本体10の第2の側面10qから露出
するように、カートリッジ下体11の側面には開口11
rが設けられている。回転軸11qはカートリッジ上体
12に設けられていてもよい。
開口部11hとチャッキング開口部11cを開放または
閉塞する2つのシャッタ21および22のうち、第1の
シャッタ部材であるシャッタ22には第1の開閉操作部
22tが一体に形成されている。一方、第2のシャッタ
部材であるシャッタ21の外側面のディスク保持部21
bの近傍には、歯車状の第2の開閉操作部93と係合す
るセクター歯車21mが設けられている。セクター歯車
21mの中心はシャッタ21の回動孔21uと一致して
いる。また、セクター歯車21mに隣接して凹部21n
が設けられている。凹部21nは、歯車状の第2の開閉
操作部93がセクター歯車21mに係合し得る空間を作
っている。
21および22を開閉するためには、まず図90に示す
ように、ロック突起部21kおよびロック係合部22k
からなるロック機構20kの係合状態を解除する。そし
て矢印22Wに示すように、カートリッジの第1の側面
10pに沿って第1の開閉操作部22tをスライドさせ
る。これにより、図91に示すようにシャッタ22の動
きが連動機構20cを介してシャッタ21に伝わり、シ
ャッタ21および22が協同して、ヘッド開口部11h
およびチャッキング開口部11cを開放する。
ッタ21および22を開閉するためには、まず、図90
に示すように、ロック機構20kの係合状態を解除す
る。次に、第2の開閉操作部93を矢印93Aで示すよ
うに回転させる。すると、第2の開閉操作部93の歯車
に係合し、セクター歯車21mが回動孔21uを中心と
して回転し始める。この動きはシャッタ21の開放動作
となる。シャッタ21の動きは連動機構20cを介して
シャッタ22に伝わるので、シャッタ21および22が
協同して、ヘッド開口部11hおよびチャッキング開口
部11cを開放する。図91に示すように、シャッタ2
1および22がヘッド開口部11hおよびチャッキング
開口部11cを完全に開放したとき、第2の開閉操作部
93の一部は、シャッタ21に設けられた凹部21nに
入り込む。
は、第1の開閉操作部22tを22Wと反対の方向にス
ライドさせるか、第2の開閉操作部93を93Aと反対
の方向に回転させればよい。本実施の形態では、シャッ
タ21および22が閉じる方向に力が働くようにシャッ
タバネ31および32が設けられているため、シャッタ
バネ31および32の力に抗してシャッタ21および2
2を開放する力、あるいは開放状態に保持する力を第1
の開閉操作部22tおよび第2の開閉操作部93に及さ
なければ、上述の動作を行わなくてもシャッタ21およ
び22が閉じる。
では、シャッタ21および22の開閉操作部がディスク
の挿入方向に対して垂直な面と平行な面との両方に設け
られている。したがって、シャッタの開閉操作部がディ
スクカートリッジの挿入方向に対して垂直な側面に設け
られているディスクカートリッジにのみ対応したディス
クドライブ装置であっても、シャッタの開閉操作部がデ
ィスクカートリッジの挿入方向に対して平行な側面に設
けられているディスクカートリッジにのみ対応したディ
スクドライブ装置であっても、本実施の形態のディスク
カートリッジに収納されているディスクに対して信号を
記録/再生することができる。
ジ316によれば、ディスクカートリッジ316の挿入
方向に対して平行な側面に設けられている第2の開閉操
作部93は歯車形状をしている。このため、ディスクド
ライブ装置に設けるシャッタ開閉機構も第2の開閉操作
部93に係合しうる種々の歯車によって形成することが
でき、比較的簡単な機構で確実にディスクカートリッジ
316のシャッタ21および22を開閉することができ
る。
車21mはディスク保持部21b近傍に設けられてい
た。この位置に設ければ、セクター歯車21mからシャ
ッタ21の回動孔21uの距離が小さくでき、シャッタ
21を完全に開放するのに必要なセクター歯車21mの
長さを短くできるからである。しかし、セクター歯車2
1mの形成場所はこの位置に限られるものではない。例
えば図92および93に示すように、セクター歯車21
mの円弧の延長線上におおよそディスクの中心がくるよ
うな位置にセクター歯車21mを設け、セクター歯車2
1mに係合するように第2の開閉操作部93を設けても
よい。この位置に第2の開閉操作部93を設ければ、シ
ャッタ21を完全に開放するのに必要なセクター歯車2
1mの長さは大きくなるが、回動孔21uからの距離も
長くできる。このことは、支点と作用点との間の距離を
大きくすることに対応しており、より軽い力で第2の開
閉操作部93を回転させ、シャッタ21および22を開
閉することができる。
7の実施形態によるディスクカートリッジ317につい
て図94〜97を参照して説明する。本実施の形態のデ
ィスクカートリッジ317において第16の実施形態の
ディスクカートリッジ316と同じ構成要素には同じ参
照符号を付している。
スクカートリッジ317は、第16の実施形態のディス
クカートリッジ316の第2の開閉操作部93に替え
て、第2の開閉操作部94を第2の側面10qに備えて
いる。
開閉操作部94は、カートリッジ下体11の側面に設け
られた開口11rに沿ってスライドし得るリンク部材で
あって、その中ほどで屈曲している。また、第2の開閉
操作部94の端部には突起94aが設けられており、こ
の突起94aはシャッタ21のディスク保持部21b近
傍に設けられた溝21iに係合する。
317のシャッタ21および22が閉塞している状態お
よび開放している状態をそれぞれ示している。第1の開
閉操作部22tを矢印22wの方向またはその逆方向に
スライドさせることにより、シャッタ21および22を
開閉させることができるのは第13および第16の実施
形態で説明した通りである。
21および22を開閉するためには、図96に示すよう
に、まず、ロック機構20kの係合状態を解除する。次
に、第2の開閉操作部94を矢印94Bで示す方向にス
ライドさせる。この動作によって、第2の開閉操作部9
4の突起94aを矢印94Bの方向に移動させるように
力が働く。その結果、シャッタ21が回動孔21uを中
心として開く。シャッタ21の動きは連動機構20cを
介してシャッタ22に伝わるので、その結果、シャッタ
21および22が協同して、ヘッド開口部11hおよび
チャッキング開口部11cを開放する。第2の開閉操作
部94を矢印94Bと逆の方向にスライドさせることに
よりシャッタ21および22を閉塞状態にできる点やシ
ャッタバネ31および32の力が及ぶ点は第16の実施
形態と同じである。
16の実施形態のディスクカートリッジと同様、シャッ
タの開閉操作部がディスクカートリッジの挿入方向に対
して垂直な側面に設けられているディスクカートリッジ
にのみ対応したディスクドライブ装置であっても、シャ
ッタの開閉操作部がディスクカートリッジの挿入方向に
対して平行な側面に設けられているディスクカートリッ
ジにのみ対応したディスクドライブ装置であっても、本
実施の形態のディスクカートリッジに収納されているデ
ィスクに対して信号を記録/再生することができる。
ャッタ21および22を開放するために第2の開閉操作
部94を操作する方向(94B)とディスクカートリッ
ジの挿入方向(1A)とは、逆向きであり、かつ平行で
ある。このため、第2の開閉操作部94に係合する突起
等をディスクドライブ装置に設けておけば、本実施形態
のディスクカートリッジをディスクドライブ装置に挿入
する際、突起が第2の開閉操作部94に係合し、ディス
クカートリッジの挿入動作に連動してディスクカートリ
ッジのシャッタ21および22を開放することができ
る。したがって、ディスクドライブ装置に設けるシャッ
タ開閉機構を簡便にすることができる。
8の実施形態によるディスクカートリッジ318につい
て図98〜101を参照して説明する。本実施の形態の
ディスクカートリッジ318においても第16の実施形
態のディスクカートリッジ316と同じ構成要素には同
じ参照符号を付している。
スクカートリッジ318は、第16の実施形態のディス
クカートリッジ316の第2の開閉操作部93に替え
て、第2の開閉操作部96を第2の側面10qに備えて
いる。
6は、シャッタ21のディスク保持部21aに接続され
たベルト部材である。ベルト部材の端部には突起96a
が設けられており、突起96aは、カートリッジ下体1
1の側面に設けられた開口11rに沿ってスライドし得
るようになっている。第2の開閉操作部96はシャッタ
21と一体に形成してもよい。
1および22が閉塞している状態および開放している状
態はそれぞれ図100および101に示されている。第
1の開閉操作部22tを矢印22wの方向またはその逆
方向にスライドさせることにより、シャッタ21および
22を開閉させることができるのは第16および第17
の実施形態で説明したとおりである。
21および22の開閉動作を行うために、まず、図10
0に示すように、ロック機構20kの係合状態を解除す
る。次に、第2の開閉操作部96の突起96aを矢印9
6Bで示す方向にスライドさせる。この動作によって、
シャッタ21の先端部分が回動孔21uを中心として矢
印96Cの方向に引っ張られるようシャッタ21に力が
働く。シャッタ21の動きは連動機構20cを介してシ
ャッタ22に伝わるので、シャッタ21および22が協
同して、ヘッド開口部11hおよびチャッキング開口部
11cを開放する。シャッタ21および22を閉じる場
合は、逆の動作を行う。
の実施形態のディスクカートリッジと同様、シャッタの
開閉操作部がディスクカートリッジの挿入方向に対して
垂直な側面に設けられているディスクカートリッジにの
み対応したディスクドライブ装置であっても、シャッタ
の開閉操作部がディスクカートリッジの挿入方向に対し
て平行な側面に設けられているディスクカートリッジに
のみ対応したディスクドライブ装置であっても、本実施
の形態のディスクカートリッジに対して信号を記録/再
生することができる。
6とを一体に形成すれば、ディスクカートリッジを構成
する部品の数を減らすことができる。これによって、デ
ィスクカートリッジの製造コストを削減したり、製造工
程を簡略にしたりすることができる。
て、第2の開閉操作部は、ディスクカートリッジの挿入
方向に対して左側の側面に設けられていた。しかし、第
2の開閉操作部の形成場所は上記実施の形態で示した側
面に限定されるものではない。例えば、ディスクの挿入
方向に対して右側の側面(図88に示す10r)に設け
てもよい。あるいは、第2の開閉操作部をディスクカー
トリッジの裏面(図88に示す10t)に設けてもよ
い。この場合には、例えば第18の実施形態で説明した
ベルト状の第2の開閉操作部96であれば、大きな変更
を加えることなくディスクカートリッジの裏面に第2の
開閉操作部を設けることができる。
9の実施形態によるディスクカートリッジ319につい
て図102および103を参照して説明する。本実施の
形態のディスクカートリッジ319において、第13の
実施形態のディスクカートリッジ313と同じ構成要素
には同じ参照符号を付している。
に特徴的なところは、ディスク保持部21b、22aお
よび22bに回転防止部材97がそれぞれ設けられてい
る点にある。また、不織布をシャッタ21および22に
超音波溶着するための凹部89が設けられている点にあ
る。
aおよび22bに孔21q、22rおよび22qを設
け、それぞれの孔21q、22qおよび22rに回転防
止部材97が埋め込まれている。図103に示すよう
に、回転防止部材97は、ディスク保持部21b(22
a、22b)において、それぞれの斜面21b'(22
a'、22b')からその一部が突出しており、ディスク
100がディスク保持部21a、21b、22a、22
bによって保持されるときには、回転防止部材97はデ
ィスク100の外周と当接する。回転防止部材97は弾
性を有し、摩擦係数の大きい材料から形成されているこ
とが好ましく、例えば、ゴムからなる回転防止部材97
を用いることが好ましい。
部21a、21b、22a、22bのうちの少なくとも
1つに設けられておれば回転防止の効果を発揮する。し
かし、より確実にディスク100の回転を防ぐために
は、図示したように3つの回転防止部材97を設けるこ
とが好ましい。
スク保持部21a、21b、22a、22bに保持され
ているとき、操作者が故意にディスク100を回転させ
ようとしても、ディスク100に当接した回転防止部材
97の働きによって少しの力ではディスク100回転さ
せることはできない。したがって、操作者が、例えば、
故意にディスク100をシャッタ21、22に押し付け
ながらディスク100を回転させようとしても、ディス
ク100が回転してしまうことを防ぐ。これによって、
シャッタ21、22に設けられた不織布に硬い埃が挟ま
っている場合に、上述した操作者の動作により、ディス
クに傷がついてしまうことを防止できる。
って、ディスク保持部内においてディスク100がガタ
つくことも防止できる。
び22は、ディスク10の信号記録面との接触面に不織
布を超音波溶着するための凹部89を備えている。凹部
89は、図102では、シャッタ21および22の信号
記録面と接触する部分の外周を囲むように設けられてい
る。また、その外周を囲む凹部89の内側の領域にも設
けられている。凹部89の形成領域は図102に示され
る形状に限定されるものではなく、シャッタ21および
22に不織布を確実に貼付できるものであればよい。こ
の凹部89において不織布とシャッタ21および22は
超音波溶着される。凹部89を設けることによって超音
波溶着による不織布の硬化部あるいはシャッタ21およ
び22を構成している樹脂材料の不織布からの突出部が
発生した場合でも、硬化部あるいは突出部が凹部89内
に収まって、ディスクに接触することを避けることがで
きる。これによりディスクへの傷付きを防止できる。こ
の凹部89は、上記第1から18の実施形態においても
不織布を設ける場合にはシャッタに形成することが好ま
しい。
タに不織布を超音波等により貼り付ける形態を説明した
が、ディスクの信号記録面に強靭なハードコート等が形
成されることによってより傷が付きにくい構造をディス
クが備えている場合には必ずしも不織布は必要はなく、
シャッタが直接ディスクに面接触してもよい。また、シ
ャッタの全面がディスクの信号記録面に面接触する必要
はなく、シャッタの少なくとも一部がディスクの信号記
録面に接触するような構造をシャッタが備えていてもよ
い。つまり、シャッタの全面ではなく、一部分がディス
クと面接触する構造であってもよい。また、その面接触
する部分に不織布等の傷付きを防止する構造を設けても
よい。
ディスクカートリッジに収納されるディスク100は片
面にのみ信号記録面を有していた。これは、本発明のデ
ィスクカートリッジがディスクの片面を外部に露出させ
る構造を有しており、そのような構造に最適なディスク
の一例として片面にのみ信号記録面を有するディスクを
例示しているにすぎない。例えば、両面に信号記録面を
有するディスクであっても、本発明のディスクカートリ
ッジに適切に収納され、ディスク装置にロードして、信
号を記録したり再生したりすることができる。しかし、
両面に信号記録面を有するディスクを本発明のディスク
カートリッジに収納し、保管する場合には、露出した信
号記録面に埃が付着してしまう可能性があるので、埃が
付着しないよう何らかの機構を設けることが好ましい。
は、特にディスク100の大きさについて言及しなかっ
たが、12cmのディスクや、その他のサイズのディス
クなど、種々のサイズのディスクを収納するディスクカ
ートリッジとして本発明を実施することができる。
は、ディスクカートリッジの外形は、ディスクよりわず
かに大きい程度であるように図示されていたが、ディス
クとディスクカートリッジとの大きさは、図示される関
係に限定されるものではない。例えば、ディスクカート
リッジの外形は12cmのディスクを収納できる程度に
大きいが、ディスクカートリッジに設けられたディスク
収納部やディスク保持部は8cmのディスクを収納する
のに適した大きさおよび構造であってもよい。このよう
なディスクカートリッジは、例えば、12cmディスク
用記録/再生装置において、8cmのディスクに対して
記録/再生するためのアダプターとしても機能する。
で説明した特徴は、適宜組み合わせて実施することがで
きる。例えば、第19の実施形態において説明した回転
防止部材を第16の実施形態のディスクカートリッジに
設けても良い。さらに、第15の実施形態で説明した、
埃を集めるための種々の凹部を第16の実施形態のディ
スクカートリッジに設けても良い。このように、上記第
1から第19の実施形態の組み合わせの態様は多岐に渡
るため、可能なすべての実施例の組み合わせを列挙する
のは不可能である。しかし、そのような種々可能な実施
形態の組み合わせを当業者が本願明細書に基づいて実施
することは可能であり、そのような種々の可能な実施形
態の組み合わせも本発明の範囲に含まれる。
ば、特に片面のみに記録面を有するディスクを収納する
のに適している。カートリッジ本体がディスクの信号記
録面のみを覆い、片面を露出させる構造を備えることに
より、カートリッジの厚みを小さくできる。また、シャ
ッタを、ディスクカートリッジの片側のみを覆う形状に
することによって、構造の簡素化を図り、シャッタのコ
ストを低下させることができる。また、ディスク保持部
あるいはディスク保持部材がディスクをシャッタあるい
はカートリッジ本体に押し付けて保持するので、カート
リッジ本体内においてディスクがガタつくことを防止で
き、ディスクの信号記録面への埃等の付着も防止でき
る。加えてディスク開口部に露出したディスクレーベル
面を利用することによりデザイン的に優れる。
塵性が高く、デザインに優れ、種々のドライブ装置に使
用可能なディスクカートリッジが提供される。
トリッジの全体構造を示す斜視図である。
図である。
示す分解斜視図である。
材近傍を示す断面図である。
材近傍を示す断面図である。
タが開放し、位置決めピンが挿入されている状態を示す
斜視図である。
図である。
図である。
トリッジの全体構造を示す平面図である。
スクが開放された状態を示す平面図である。
ートリッジの全体構造を示す平面図である。
ディスクが開放された状態を示す平面図である。
ートリッジの全体構造を示す平面図である。
ィスクが開放された状態を示す平面図である。
ートリッジのシャッタが閉塞した状態における全体構造
を示す平面図である。
スク保持部材の断面図である。
開放した状態における全体構造を示す平面図である。
スク保持部材の断面図である。
ートリッジのシャッタが閉塞した状態における全体構造
を示す平面図である。
開放した状態における全体構造を示す平面図である。
ートリッジのシャッタが閉塞した状態における全体構造
を示す平面図である。
開放した状態における全体構造を示す平面図である。
ジの全体構造を示す斜視図である。
態を示す分解斜視図である。
ートリッジ上体とディスクがない場合においてシャッタ
が閉塞している状態を示す斜視図である。
ートリッジ上体とディスクがない場合においてシャッタ
が開放している状態を示す斜視図である。
ィスクがない場合においてシャッタが閉塞している状態
を示す斜視図である。
ィスクがない場合においてシャッタが開放している状態
を示す斜視図である。
心を通る断面を示す部分断面図である。
一部を示す断面図である。
を示す部分平面図である。
材を示す斜視図である。
入方向から見た正面図である。
ートリッジの全体構造を示す斜視図である。
態を示す分解斜視図である。
ィスクがない場合にシャッタが閉塞している状態を示す
斜視図である。
ィスクがない場合にシャッタが開放している状態を示す
斜視図である。
心を通る断面であって、シャッタが閉塞した状態を示す
部分断面図である。
心を通る断面であって、シャッタが開放した状態を示す
部分断面図である。
心を通るディスク外周付近の断面であって、シャッタが
閉塞した状態を示す断面図である。
心を通るディスク外周付近の断面であって、シャッタが
開放した状態を示す断面図である。
カートリッジの全体構造を示す斜視図である。
態を示す分解斜視図である。
ィスクがない場合にシャッタが閉塞している状態を示す
斜視図である。
ィスクがない場合にシャッタが開放している状態を示す
斜視図である。
心を通る断面であって、シャッタが閉塞した状態を示す
部分断面図である。
心を通る断面であって、シャッタが開放した状態を示す
部分断面図である。
心を通るディスク外周付近の断面であって、シャッタが
閉塞した状態を示す断面図である。
心を通るディスク外周付近の断面であって、シャッタが
開放した状態を示す断面図である。
カートリッジの全体構造を示す斜視図である。
した状態を示す分解斜視図である。
ィスクがない場合にシャッタが閉塞している状態を示す
斜視図である。
ィスクがない場合にシャッタが開放している状態を示す
斜視図である。
心を通る断面であって、シャッタが閉塞した状態を示す
部分断面図である。
心を通る断面であって、シャッタが開放した状態を示す
部分断面図である。
一部を示す断面図である。
を示す部分平面図である。
リッジにおいて、ディスクがない場合にシャッタが閉塞
している状態を示す斜視図である。
心を通る断面であって、シャッタが閉塞した状態を示す
部分断面図である。
ィスクがない場合にシャッタが開放している状態を示す
斜視図である。
心を通る断面であって、シャッタが開放した状態を示す
部分断面図である。
って、ディスクがない場合においてシャッタが閉塞して
いる状態を示す斜視図である。
って、ディスクがない場合においてシャッタが開放して
いる状態を示す斜視図である。
カートリッジの全体構造を示す斜視図である。
態を示す分解斜視図である。
閉じた状態を示す概略平面図である。
開いた状態を示す概略平面図である。
ある。
ある。
ある。
カートリッジの全体構造を示す斜視図である。
斜視図である。
持部近傍の拡大斜視図である。
持部近傍の拡大斜視図である。
持部近傍の拡大断面図である。
ャッタが閉じた状態を示す概略平面図である。
ャッタが開いた状態を示す概略平面図である。
る。
カートリッジの分解した状態を示す分解斜視図である。
ャッタが閉じた状態を示す概略平面図である。
ャッタが開いた状態を示す概略平面図である。
カートリッジの全体構造を示す斜視図である。
態を示す分解斜視図である。
ャッタが閉じた状態を示す概略平面図である。
ャッタが開いた状態を示す概略平面図である。
しており、ディスクカートリッジのシャッタが閉じた状
態を示す概略平面図である。
ャッタが開いた状態を示す概略平面図である。
カートリッジの全体構造を示す斜視図である。
態を示す分解斜視図である。
ッタが閉じた状態を示す概略平面図である。
ッタが開いた状態を示す概略平面図である。
カートリッジの全体構造を示す斜視図である。
態を示す分解斜視図である。
ャッタが閉じた状態を示す概略平面図である。
ャッタが開いた状態を示す概略平面図である。
クカートリッジを分解した状態を示す分解斜視図であ
る。
ク保持部近傍の拡大断面図である。
ートリッジ 306、307、308、309、310 ディスクカ
ートリッジ 311、312、313、314、315 ディスクカ
ートリッジ 316、317、318、319、ディスクカートリッ
ジ
9)
Claims (30)
- 【請求項1】 第1および第2の面を有するディスクを
回転可能なように収納するディスク収納部と、前記ディ
スク収納部の底部に設けられており、前記ディスクを外
部からチャッキングするためのチャッキング開口部およ
び前記ディスクの第2の面に対して信号の再生および記
録の少なくとも一方を行うヘッドがアクセスするための
ヘッド開口部とを含むカートリッジ本体と、 前記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部を外部
に対して開放または閉塞するように、前記ディスクの第
2の面と前記ディスク収納部の底部との間において、前
記カートリッジ本体に対して回動可能なように支持され
るシャッタと、を備えたディスクカートリッジ。 - 【請求項2】 前記ディスク収納部は、前記ディスク収
納部の底部となる第1の内側面と、前記ディスクを収納
したときに前記ディスクの外周を囲む略円筒状の第2の
内側面と、前記ディスクを出し入れするディスク開口部
とを含み、前記ディスク収納部は、前記ディスク開口部
から、前記ディスクの片面を外部に露出するように収納
する請求項1に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項3】 前記シャッタを複数有し、前記複数のシ
ャッタが協同して前記チャッキング開口部および前記ヘ
ッド開口部を外部に対して開放または閉塞する請求項1
または2に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項4】 前記複数のシャッタは、前記ディスクカ
ートリッジ本体に設けられた複数の回動軸に対してそれ
ぞれ回動する請求項3に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項5】 前記複数の回動軸は、前記ディスクカー
トリッジ本体の前記ディスク収納部以外の領域に設けら
れている請求項4に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項6】 前記ヘッド開口部は、前記カートリッジ
本体の側面に達しており、前記側面と対向する側面に近
接して、前記複数の回動軸が設けられている請求項7に
記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項7】 前記複数のシャッタは、お互い連動しな
がら開閉する連動部をそれぞれ有する請求項3に記載の
ディスクカートリッジ。 - 【請求項8】 前記連動部は、前記複数のシャッタにそ
れぞれ設けられたカム形状部もしくは歯車形状部である
請求項7に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項9】 前記連動部は、ベルトもしくはリンクで
ある請求項7に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項10】 前記シャッタの動作を妨げないよう前
記第2の内側面の一部分が切り欠かれている請求項2に
記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項11】 前記シャッタが前記チャッキング開口
部および前記ヘッド開口部を外部に対して開放する際、
前記シャッタの一部を収納するシャッタ収納部をカート
リッジ本体に有する請求項1または2に記載のディスク
カートリッジ。 - 【請求項12】 前記複数のシャッタのそれぞれが前記
シャッタの厚み方向で部分的に重畳して前記チャッキン
グ開口部と前記ヘッド開口部を閉塞する請求項3に記載
のディスクカートリッジ。 - 【請求項13】 前記複数のシャッタを開放または閉塞
の状態に保つように付勢する弾性部材を更に備える請求
項3に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項14】 前記弾性部材は、前記ディスクカート
リッジ本体の前記ディスク収納部以外の領域に設けられ
ている請求項13に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項15】 前記弾性部材は、前記シャッタと一体
に成形されている請求項14に記載のディスクカートリ
ッジ。 - 【請求項16】 前記シャッタの前記ディスクの第2の
面と接触する領域に、前記ディスクへの傷つきを防止す
る保護層が設けられている請求項1に記載のディスクカ
ートリッジ。 - 【請求項17】 前記保護層は、傷つき防止用不織布、
防塵用不織布、傷つき防止用コーティング層および防塵
用コーティング層の中から選ばれる1つである請求項1
6に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項18】 前記ディスクが前記シャッタに面接触
している際、前記ディスクを回転させることにより前記
ディスクの汚れを除去する請求項16に記載のディスク
カートリッジ。 - 【請求項19】 前記シャッタが前記チャッキング開口
部と前記ヘッド開口部を外部に対して開放または閉塞す
る開閉動作により、前記ディスクの汚れを除去する請求
項16に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項20】 前記シャッタが前記チャッキング開口
部と前記ヘッド開口部を閉塞する位置において、前記シ
ャッタを前記カートリッジ本体に固定支持するロック機
構を更に備える請求項1または2に記載のディスクカー
トリッジ。 - 【請求項21】 前記複数のシャッタが前記チャッキン
グ開口部と前記ヘッド開口部を閉塞している状態におい
て、前記複数のシャッタを前記カートリッジ本体に固定
するロック機構が前記複数のシャッタのうちの一つに設
けられている請求項3に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項22】 前記ロック機構は、前記ディスクカー
トリッジ本体に形成されたロック孔と、前記シャッタが
前記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞
する位置で前記ロック孔と嵌合するよう前記シャッタに
設けられたロック突起部とを含む請求項20または21
に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項23】 前記ロック突起部は、弾性部材を介し
て前記シャッタに設けられ、前記弾性部材により前記ロ
ック突起部を前記ロック孔に付勢し嵌合させる請求項2
2に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項24】 前記ロック機構は、前記ディスクカー
トリッジ本体に形成されたロック孔と、前記シャッタが
前記チャッキング開口部および前記ヘッド開口部を閉塞
する位置で前記ロック孔と嵌合するロック突起部を有し
ており、前記ディスクカートリッジ本体に設けられたロ
ックレバーと、前記ロックレバーに形成された第1の凸
部もしくは第1の凹部と、前記閉塞位置で第1の凸部も
しくは第1の凹部と嵌合するよう前記シャッタに形成さ
れた第2の凹部もしくは第2の凸部とを含む請求項20
または21に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項25】 前記ロックレバーは、弾性部材を介し
て前記ディスクカートリッジ本体に設けられており、前
記弾性部材により前記ロック突起部を前記ロック孔に付
勢し嵌合させ、また、前記第1の凸部もしくは第1の凹
部を前記第2の凹部もしくは第2の凸部に付勢し嵌合さ
せる請求項24に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項26】 前記ロック突起部と前記弾性部材は、
前記シャッタと一体に成形されている請求項23に記載
のディスクカートリッジ。 - 【請求項27】 前記ロックレバーと前記弾性部材は、
前記ディスクカートリッジ本体と一体に成形されている
請求項25に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項28】 前記シャッタを開閉する開閉レバーお
よび前記複数のシャッタが前記チャッキング開口部およ
び前記ヘッド開口部を閉塞する位置で前記シャッタを前
記カートリッジ本体に固定支持するロック機構が前記複
数のシャッタのうちの異なる2つにそれぞれ設けられて
いる請求項3に記載のディスクカートリッジ。 - 【請求項29】 前記ディスクカートリッジの誤挿入防
止機構を設けたことを特徴とする請求項1または2に記
載のディスクカートリッジ。 - 【請求項30】 前記誤挿入防止機構は、外部装置に前
記ディスクカートリッジを挿入する方向に対して、非対
称となるように前記カートリッジ本体の外側面に設けら
れた凸部もしくは凹部を含む請求項29に記載のディス
クカートリッジ。
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JP2001-276284 | 2001-09-12 | ||
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Cited By (2)
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-
2002
- 2002-08-26 JP JP2002245892A patent/JP3405983B1/ja not_active Expired - Fee Related
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