JP2003221773A - 溶液供給式しみとり用具 - Google Patents

溶液供給式しみとり用具

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JP2003221773A
JP2003221773A JP2002017128A JP2002017128A JP2003221773A JP 2003221773 A JP2003221773 A JP 2003221773A JP 2002017128 A JP2002017128 A JP 2002017128A JP 2002017128 A JP2002017128 A JP 2002017128A JP 2003221773 A JP2003221773 A JP 2003221773A
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Masaru Tsujimoto
賢 辻本
Susumu Tsujimoto
晋 辻本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 しみとり溶液の容器からの出過ぎを防止し、
且つ振動に代わる物理的な処理を創意工夫して、染み取
りの効果を発揮させる溶液供給式しみとり用具を得る。 【解決手段】 筒状筐体11と、筐体内に収容され且つ
しみとり溶液を保存可能な中綿6と、中綿の一端に接触
するように設けられた、しみとり溶液を中綿6から中継
するための中継部材4と、外周部がしみとり溶液を吸収
可能なスポンジ2からなる回転体と、回転体の外周部
が、中継部材4に接触してしみとり溶液をスポンジ2へ
移送できるように、回転体を回転可能に支持する支持手
段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣服、布地等の繊
維製品にしみが付着した場合に容易にこのしみを取り除
くことの出来る、簡単な構造の溶液供給式しみとり用具
及びこれを用いてしみとりを行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、市販されているこの種類の溶液供
給式しみとり用具には種々のものがある。例えば、しみ
とり溶液を適当な容器に封入し、その容器の先端の小孔
より溶液を出しながら、その先端の小孔の容器の口元よ
りしみとり溶液をしみの付着した布地に押し当て、その
布地の下側に予め置いてある、紙又はその他の吸湿性の
よい材料のものに汚れを移行させ、しみを除去する。
【0003】或いは、生インキ型のペイント様式のバル
ブ型の容器にしみとり溶液を封入し、その先端にある繊
維製のいわゆるペン先を軸方向に押圧して、匡体内のバ
ルブを開放して当該ペン先を通じてしみとり溶液を押し
出し、しみの付着した繊維に押し当て、前記と同様、下
側に予め置いてある紙又はその他の吸湿性のよい材料の
ものに汚れを移行させ、しみを除去する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の溶液供給式しみ
とり用具は上記のような方式のものが殆どであるが、こ
れらの従来技術のものは、いわゆる染みを取るには溶液
の活性剤その他の効果により、染み汚れの物質を繊維か
ら剥離する作用はあったが、しみとり溶液を汚れの箇所
に供給するだけでは、その汚れを十分に下敷きの紙又は
吸湿性の物質に移行させるのは甚だ困難であった。
【0005】そこで、汚れのある箇所を物理的に叩いて
振動を与えることにより、その汚れを下敷きの紙又は吸
湿性の物質に移行させて、いわゆる染み抜きの効果を出
させていた。
【0006】しかしながら、上記の従来技術の方式で
は、用具でもって布地等を叩く度に溶液が容器等から飛
び出して、当該布地の上に展開し、ますます当初の染み
が拡大して、結果としていわゆる染み抜きの効果が十分
には発揮されない場合が多々あった。
【0007】本発明は上記のような従来技術における問
題点を解決するために案出したものであって、しみとり
溶液の容器からの出過ぎを防止し、且つ振動に代わる物
理的な処理を創意工夫して、染み取りの効果を発揮させ
る溶液供給式しみとり用具及びこれを用いてしみとりを
行う方法を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、本発明によれば、内部にしみとり溶液を収容可能
な円筒状容器と、少なくとも外周部が前記しみとり溶液
を吸収可能なスポンジ材からなる回転体と、該回転体の
前記外周部が前記容器の先端開口に接触して、前記容器
内のしみとり溶液を該回転体に移送可能に、前記回転体
を回転可能に支持する支持手段とを具備することを特徴
とする溶液供給式しみとり用具が提供される。
【0009】また、本発明によれば、筒状匡体と、該匡
体内に収容され且つしみとり溶液を保存可能な中綿と、
該匡体内で前記中綿の一端に接触するように設けられ
た、しみとり溶液を前記中綿から中継するための中継部
材と、少なくとも外周部が前記しみとり溶液を吸収可能
なスポンジ材からなる回転体と、該回転体の前記外周部
が、前記中継部材の前記中綿と反対側にて接触してしみ
とり溶液を前記スポンジ材へ移送できるように、前記回
転体を回転可能に支持する支持手段とを具備することを
特徴とする溶液供給式しみとり用具が提供される。
【0010】前記スポンジ材は、通気性の良好な発泡樹
脂成形物、例えば、発泡ポリウレタン、発泡ポリエステ
ル、発泡ポリプロピレン、発泡ナイロン、発泡ビニロ
ン、発泡スチロール、発泡ゴム、その他繊維製不織布を
樹脂加工したもの、等からなり、付着吸収したしみとり
溶液を容易に汚れのある繊維の表面に移行でき、且つ機
械的に押圧することで、しみとり溶液により剥離された
汚れを下敷きの紙又は吸湿性のものに容易に移行させ得
る強度を有するものであることを特徴とする。
【0011】前記回転体は回転軸を形成する心棒と、該
心棒の周囲の前記スポンジ材とからなり、前記心棒は樹
脂製、陶器製又は金属製等で作製され、耐薬品性に優
れ、押圧する際、汚れ部分に対してスポンジを機械的に
十分保持する強度を有するものであることを特徴とす
る。
【0012】前記中継部材は繊維束を外皮を固定しその
両端を削り出して前記スポンジ材に容易にしみとり溶液
を供給出来るような構造を有することを特徴とする。
【0013】前記匡体は、中綿の他端側に流通孔を有す
る隔壁を有し、前記匡体内の、該隔壁の中綿とは反対側
にしみとり溶液のタンクが着脱可能に装着され、該タン
クの装着時は、タンク内のしみとり溶液が前記流通孔を
通して前記中綿に移送可能であることを特徴とする。
【0014】前記しみとり溶液のタンクは、前記筒状匡
体の他端開口部から挿入可能な形状を有すると共に、一
端に、押圧により開閉可能な蓋を有し、一方、前記匡体
の前記隔壁の中綿側とは他端側には、前記タンクが該匡
体に挿入された時に前記蓋が、前記突起により開放さ
れ、タンク内のしみとり溶液が前記流通孔を通して前記
中綿に移送可能となるように構成されていることを特徴
とする。
【0015】前記しみとり溶液のタンクと前記筒状匡体
との間に、タンクが筒状匡体の内部に挿入可能ではある
が、前記蓋が前記突起に突き刺さるのを阻止する阻止部
材が設けられ、未使用時に、前記タンク内からのしみと
り溶液の密封を確保するようにしたことを特徴とする。
【0016】前記しみとり溶液のタンクを前記筒状匡体
から引き抜くことにより、前記阻止部材を容易に除去で
き、該阻止部材を除去した状態で、前記タンクを匡体に
挿入することにより、前記蓋が前記突起に突き刺って開
放されることで、容易に前記タンクを前記匡体に装着で
きるように構成されていることを特徴とする。
【0017】前記中綿の設置される円筒状の内壁には、
軸方向の溝が設けられ、しみとり溶液の移動にしたがっ
て該溝を通じて空気が流通してしみとり溶液との間で置
換が行われることを特徴とする。
【0018】また、本発明によると、把手と、少なくと
も外周部がしみとり溶液を吸収可能なスポンジ材からな
る回転体と、該回転体を前記把手に回転可能に支持する
支持手段とを具備して成るしみとり用具を用い、前記ス
ポンジ材にしみとり溶液を浸たして後、前記回転体を衣
服等の染みの部分で押圧回転させることを特徴とするし
みとり方法が提供される。
【0019】更に、また、本発明によると、筒状匡体
と、少なくとも外周部がしみとり溶液を吸収可能なスポ
ンジ材からなる回転体と、該回転体の前記外周部が前記
匡体の先端開口に近接するように、前記回転体を回転可
能に支持する支持手段とを具備して成るしみとり用具を
用い、スポイト状しみとり溶液収容体を前記匡体の他端
部から挿入して、前記しみとり溶液収容体の一端から前
記スポンジ材にしみとり溶液を移行させ、前記回転体を
衣服等の染みの部分で押圧回転させることを特徴とする
しみとり方法が提供される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の1つの実施形態に係る溶液
供給式しみとり用具の未使用状態を示す。この状態で
は、しみとり溶液13を内蔵するタンク12の蓋10が
閉鎖されており、しみとり溶液13がタンク内に流出不
能に封入されている。タンク12は円筒状の匡体11の
他端(図の左端)の開口部から挿入可能であるが、タン
ク12と匡体11との間に、図示しない、テープ、シー
ル等、それ以上のタンク12に挿入を阻止する部材が設
けられている。
【0022】この状態では、タンク11内のしみとり溶
液と、この用具の先端(図の右端)に設けられているス
ポンジ2との間の溶液の流通は完全に遮断されている。
【0023】そこで、タンク12を匡体11から一旦取
り外し、その阻止部材を除去して再度匡体11に挿入
し、更にタンク12の底部14を匡体11の側の押圧す
ることにより、蓋10が匡体11の内部に設けられた蓋除
去用突起9に突き刺さり、蓋10が斜めの状態となり、
開放される。
【0024】図2は、本発明の実施形態に係る溶液供給
式しみとり用具の使用状態を示す。タンク12の蓋10
が突起9に突き刺さって開放されると、匡体11の内部
に設けられた隔壁7のしみとり溶液流通孔8を通じて、
しみとり溶液が、匡体11内に各壁7に隣接して収容さ
れ且つしみとり溶液を保存可能な中綿6に移送され、こ
の中綿6に吸収される。
【0025】中綿6の先端側(図の右側)において、周
囲の部分は匡体11の周囲段部で保持され、中心部に
は、中継部材ないし中継中綿4が挿入されている。この
中継部材4は、繊維束を外皮5を匡体に固定し、その両
端を外皮5を削り出して、一端でスポンジ2に接触する
ようにされ、他端で上述のように中綿6の内部に挿入さ
れている。
【0026】この構造により、しみとり溶液は、中綿6
から中継部材4、スポンジ2へと毛細管現象により順次
移行される。
【0027】その際、匡体11内部に設けられている隔
壁7としみとり溶液保存用中綿6の端面とが前述のよう
に密着しているので、しみとり溶液の移行に伴うタンク
内の減圧に対しては、中綿6の中にある空気とタンク1
2内のしみとり溶液13とが、隔壁7にある流通孔8を
通じて、置換して、しみとり溶液の移行が可能となる。
【0028】しみとり溶液の移行をより一層確保するた
めに、中綿6の外周に接する円筒状匡体11の内壁に軸
方向の溝(図示せず)を設けても良い。このような溝は
匡体11の内周に等間隔に2本ないし3本以上設けても
良い。
【0029】このようにしみとり溶液の移行が円滑に行
なわれ、中綿6に保存されているしみとり溶液が飽和状
態に達すると、空気の置換が行なわれなくなり、しみと
り溶液の移行は自動的に停止する。
【0030】スポンジ2は、前述のように通気性の良好
な発泡樹脂成形物からなり、付着吸収したしみとり溶液
を容易に汚れのある繊維の表面に移行でき、且つ機械的
に押圧することで、しみとり溶液により剥離された汚れ
を下敷きの紙又は吸湿性のものに容易に移行させ得る強
度を有する。
【0031】心棒3の周囲のスポンジ2が巻かれてお
り、心棒3とスポンジ2から成る回転体は、この用具の
先端部に回転可能に保持されている。心棒3は樹脂製、
陶器製又は金属製等で作製され、耐薬品性に優れ、押圧
する際、汚れ部分に対してスポンジ2を機械的に十分保
持する強度を有する。
【0032】
【実施例】以下、本発明の溶液供給式しみとり用具の実
施例の各部を図面に参照符号に基づき説明する。
【0033】(1)先端の回転スポンジの保護用キャッ
プ (2)しみとり用の回転式スポンジ (3)回転式スポンジの回転をスムーズにするための心
棒で実施例ではポリプロピレン(PP)の成形物を使用
するが金属、陶器その他、機械的強度を有し対薬品性に
優れていれば、何れも使用可である。
【0034】(4)しみとり溶液をスポンジに供給する
中継用の中綿で、実施例としての繊維はポリエステル製
で、外皮のPPで被服された中綿である。その両端の外
皮を2mm程度そぎ落として先端のスポンジローラー
(2)としみとり溶液の溶液保存用の中綿(6)と接触
させて溶液をスムーズに、スポンジローラー(2)に供
給する役目を果たす。
【0035】(5)しみとり溶液の中継用中綿部材
(4)の外皮で実施例としてはPPを使用しており内部
の繊維とは融着処理して繊維の軸方向の移動を防ぎ当該
器具の内壁に圧着し、先端スポンジローラー(2)との
内部の繊維の接触度を保持する。
【0036】(6)しみとり溶液を自動的に流量を調整
して(4)→(2)に供給し又は一時保管する部材で、
実施例としては内側の繊維がポリエステル外被にPPを
使用した中綿である。
【0037】(7)匡体内隔離用隔壁は溶液導入中綿
(4)(5)と溶液保存用中綿(6)を匡体内に固定し
溶液タンク(12)とを隔離する部材でその外周と匡体
の内周とは超音波融着によって匡体(11)と固定され
ている。
【0038】(8)匡体内隔離用隔壁(7)の中央に設
けられたしみとり溶液の流通孔で使用時には匡体内隔離
用隔壁(7)の小径部分の外周と溶液タンク(12)の
内周部が密着してしみとり溶液の流通孔となり同時に溶
液保存調整中綿(6)との空気の置換孔としても作用す
る。
【0039】(9)匡体内隔離用隔壁(7)の小径部の
先端に設けられた竹槍状態の突起部分で使用時に溶液タ
ンク(12)を矢印方向に押しこんだ時にタンク先端付
近部分にある溶液タンク封栓(10)を斜めにしてタン
ク内のしみとり溶液を溶液流通孔(8)に解放する機能
を有する。
【0040】(10)溶液タンク(12)の先端付近の
内面に物理的に密着した円板状の蓋で、しみとり溶液の
タンクよりの漏れだし又は蒸発を防ぐ。
【0041】(11)本しみとり用具の匡体である。
【0042】(12)本しみとり用具のしみとり溶液を
保存するタンクで一端が解放され、しみとり溶液注入後
内接する溶液タンク封栓(10)により物理的に圧着閉
鎖されしみとり溶液の保存にあたる。
【0043】(13)しみとり溶液で水性用としては主
に界面活性剤その他、油性用としてはアルコール系溶剤
その他が使用できる。
【0044】(14)しみとり溶液を収容保管する溶液
収容タンクの底部で、交換時に利便性のため指にてつま
み易い形状としてある。
【0045】図3は外側にしみとり溶液の保存容器(2
0)と回転式スポンジ用具(2)の組合せの図である。
スポンジ(2)は手持ち部分(22)(匡体に相当)に
回転可能に保持され、使用の都度スポンジ2にしみとり
溶液を浸して使用する。
【0046】図4は貯蔵用中綿を使用しないで直接匡体
24内にスポイト状態のタンク(26)にしみとり溶液
を封入しその先端開口部を回転式スポンジに接触させた
構造である。スポンジ2には常にタンクからしみとり溶
液が供給されている。使用方法は図1、図2のしみとり
用具と同様である。
【0047】以上添付図面を参照して本発明の実施の形
態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限
定されるものではわなく、本発明の精神ないし範囲内に
おいて種々の形態、変形、修正等が可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
しみとり溶液の容器からの出過ぎを防止し、且つスポン
ジを染みの付着した繊維等の箇所で回転させるだけの簡
単な操作で、振動に代わる物理的な作用をその箇所を与
えることにより、染み取りの効果を十分に発揮させるこ
とができる。このようにして本発明の溶液供給式しみと
り用具を使用すると、効果的なしみとりを行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の溶液供給式しみとり用具の未使用状態
での断面図である。
【図2】図1に示す本発明の溶液供給式しみとり用具の
使用状態での断面図である。
【図3】本発明の溶液供給式しみとり用具の別の実施形
態を示す。
【図4】本発明の溶液供給式しみとり用具の更に別の実
施形態を示す。
【符号の説明】
1…キャップ 2…スポンジ 3…心棒 4…中継部材(中綿) 5…外皮 6…溶液保存用中綿 7…隔壁 8…流通孔 9…突起 10…蓋 11…匡体 12…タンク 13…しみとり溶液 14…タンクの底部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にしみとり溶液を収容可能な円筒状
    容器と、少なくとも外周部が前記しみとり溶液を吸収可
    能なスポンジ材からなる回転体と、該回転体の前記外周
    部が前記容器の先端開口に接触して、前記容器内のしみ
    とり溶液を該回転体に移行可能に、前記回転体を回転可
    能に支持する支持手段とを具備することを特徴とする溶
    液供給式しみとり用具。
  2. 【請求項2】 筒状匡体と、該匡体内に収容され且つし
    みとり溶液を保存可能な中綿と、前記中綿の一端に接触
    するよう前記匡体内に設けられた、しみとり溶液を前記
    中綿から中継するための中継部材と、少なくとも外周部
    が前記しみとり溶液を吸収可能なスポンジ材からなる回
    転体と、該回転体の前記外周部が、前記中継部材の前記
    中綿と反対側にて接触してしみとり溶液を前記スポンジ
    材へ移行できるように、前記回転体を回転可能に支持す
    る支持手段とを具備することを特徴とする溶液供給式し
    みとり用具。
  3. 【請求項3】 前記スポンジ材は、通気性の良好な発泡
    樹脂成形物、例えば、発泡ポリウレタン、発泡ポリエス
    テル、発泡ポリプロピレン、発泡ナイロン、発泡ビニロ
    ン、発泡スチロール、発泡ゴム、その他繊維製不織布を
    樹脂加工したもの、等からなり、付着吸収したしみとり
    溶液を容易に汚れのある繊維の表面に移行でき、且つ機
    械的に押圧することで、しみとり溶液により剥離された
    汚れを下敷きの紙又は吸湿性のものに容易に移行させ得
    る強度を有するものであることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の溶液供給式しみとり用具。
  4. 【請求項4】 前記回転体は回転軸を形成する心棒と、
    該心棒の周囲の前記スポンジ材とからなり、前記心棒は
    樹脂製、陶器製又は金属製等で作製され、耐薬品性に優
    れ、汚れ部分に対して押圧する際、スポンジ材を機械的
    に十分保持できる強度を有するものであることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の溶液供給式しみとり用具。
  5. 【請求項5】 前記中継部材は繊維束をその外皮を固定
    しその外皮両端を削り出して前記スポンジ材に容易にし
    みとり溶液を供給出来るような構造を有することを特徴
    とする請求項2に記載の溶液供給式しみとり用具。
  6. 【請求項6】 前記匡体は、中綿の他端側に流通孔を有
    する隔壁を有し、前記匡体内の、該隔壁の中綿とは反対
    側にしみとり溶液のタンクが着脱可能に装着され、該タ
    ンクの装着時は、タンク内のしみとり溶液が前記流通孔
    を通して前記中綿に移行可能であることを特徴とする請
    求項2に記載の溶液供給式しみとり用具。
  7. 【請求項7】 前記しみとり溶液のタンクは、前記筒状
    匡体の他端開口部から挿入可能な形状を有すると共に、
    一端に、押圧により開閉可能な蓋を有し、一方、前記匡
    体の前記隔壁の中綿側とは他端側には、前記タンクが該
    匡体に挿入された時に前記蓋が、前記突起により開放さ
    れ、タンク内のしみとり溶液が前記流通孔を通して前記
    中綿に移送可能となるように構成されていることを特徴
    とする請求項6に記載の溶液供給式しみとり用具。
  8. 【請求項8】 前記しみとり溶液のタンクと前記筒状匡
    体との間に、タンクが筒状匡体の内部に挿入可能ではあ
    るが、前記蓋が前記突起に突き刺さるのを阻止する阻止
    部材が設けられ、未使用時に、前記タンク内のしみとり
    溶液の密封を確保するようにしたことを特徴とする請求
    項7に記載の溶液供給式しみとり用具。
  9. 【請求項9】 前記しみとり溶液のタンクを前記筒状匡
    体から引き抜くことにより、前記阻止部材を容易に除去
    でき、該阻止部材を除去した状態で、前記タンクを匡体
    に圧入することにより、前記蓋が前記突起に突き刺って
    開放されることで、容易に前記タンクを前記匡体に装着
    できるように構成されていることを特徴とする請求項8
    に記載の溶液供給式しみとり用具。
  10. 【請求項10】 前記中綿の設置される円筒状の内壁に
    は、軸方向の溝が設けられ、しみとり溶液の移動にした
    がって該溝を通じて空気が流通してしみとり溶液との間
    で置換が行われることを特徴とする請求項2に記載の溶
    液供給式しみとり用具。
  11. 【請求項11】 しみとり溶液の容器及び、少なくとも
    外周部がしみとり溶液を吸収可能なスポンジ材からなる
    回転体と、該回転体を回転可能に支持する支持手段とを
    具備して成るしみとり用具を用い、前記スポンジ材にし
    みとり溶液を浸たして後、前記回転体を衣服等の染みの
    部分で押圧回転させることを特徴とするしみとり方法。
  12. 【請求項12】 筒状匡体と、少なくとも外周部がしみ
    とり溶液を吸収可能なスポンジ材からなる回転体と、該
    回転体の前記外周部が前記匡体の先端開口に近接するよ
    うに、前記回転体を回転可能に支持する支持手段とを具
    備して成るしみとり用具を用い、スポイト状しみとり溶
    液収容体を前記匡体の他端部から挿入して、前記しみと
    り溶液収容体の一端から前記スポンジ材にしみとり溶液
    を移行させ、前記回転体を衣服等の染みの部分で押圧回
    転させることを特徴とするしみとり方法。
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