JP2003203238A - フレームレートで多数のビデオストリームを対応させるスケーラブルアーキテクチャ - Google Patents

フレームレートで多数のビデオストリームを対応させるスケーラブルアーキテクチャ

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JP2003203238A JP2002333486A JP2002333486A JP2003203238A JP 2003203238 A JP2003203238 A JP 2003203238A JP 2002333486 A JP2002333486 A JP 2002333486A JP 2002333486 A JP2002333486 A JP 2002333486A JP 2003203238 A JP2003203238 A JP 2003203238A
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JP2002333486A
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Peter J Mcguinness
ジェイ. マクギネス ピーター
George Q Chen
キュー. チェン ジョージ
Clifford M Stein
エム. ステイン クリフォード
Kim C Ng
シー. ヌグ キム
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ST MICROELECTRONICS Inc
STMicroelectronics lnc USA
Original Assignee
ST MICROELECTRONICS Inc
STMicroelectronics lnc USA
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    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/30Determination of transform parameters for the alignment of images, i.e. image registration
    • G06T7/33Determination of transform parameters for the alignment of images, i.e. image registration using feature-based methods

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数個のカメラから二次元画像を作成するこ
とを可能とするスケーラブルな方法及び装置を提供す
る。 【解決手段】 本発明画像処理システムは、三次元動画
の再生をサポートするために画像内の特徴をマッチング
するためにビデオデータの同一のオブジェクトとの異な
るビューである複数個の画像を実時間で処理する。これ
らの異なる画像は複数個のカメラによってキャプチャさ
れ、デジタル処理装置によって処理されて特徴を識別し
且つ予備的2ビュー特徴マッチングを実施する。画像デ
ータ及びマッチングされた特徴点定義が少なくとも2画
像マッチングをサポートするために隣接するカメラへ通
信される。マッチングされた特徴点データは中央コンピ
ュータへ転送され、該中央コンピュータは全ての画像の
間でのマルチビュー対応を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大略、画像処理シ
ステム及び方法に関するものであって、更に詳細には、
実時間で多数のビデオストリームにわたって画像特徴を
マッチングさせるシステム及び方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】採取されたシーン内においてビュア即ち
視聴者が自由にパン及びズームする能力を提供する三次
元ビデオシーケンスを発生するために多数のデジタルビ
デオカメラを同期して使用するための研究がなされてい
る。このことを達成するための典型的なシステムは視野
がオーバーラップしている多数のカメラから構成されて
いる。これらのカメラは同期されており、従ってビデオ
フレームは全て正確に同時的である。このことは同一の
シーンの多数のビデオストリームを発生し、それらを使
用して後にユーザが特定した視点からレンダリングさせ
るための三次元データベースを形成することが可能であ
る。
【0003】シーンの多数のビデオストリームをキャプ
チャ即ち捕獲するために多数のカメラを使用する方法が
継続して改善されるが、それら全てについての基本的な
共通の条件は、ビデオシーケンスを発生するカメラを記
述する多数のパラメータが、何等かの有用な画像処理を
行うことが可能となる前に既知のものでなければならな
い。これらのパラメータとしては、各カメラの位置、オ
リエンテーション即ち配向状態、アパーチャ及び焦点距
離を包含しており、それらは集約的にカメラポーズと呼
ばれる。
【0004】スチル (静止)画像の採取の場合、及びあ
るビデオ適用例の場合には、固定したカメラポーズを使
用することが適切である場合があり、その場合には、そ
れらのパラメータはオペレータが測定し且つ設定するこ
とが可能である。然しながら、多くの現実の世界での適
用例の場合には、カメラのフレームレートにおいてカメ
ラ位置を決定する能力は著しい利点であり、且つシーン
の動的カバレッジのためのカメラの特別のカメラ配置、
付加及び除去及びシーンキャプチャ期間中におけるカメ
ラの運動を可能とさせることによってシステムの利用可
能性を拡張させる。
【0005】カメラポーズを確立する場合の基本的な第
一ステップは画像間のコレスポンデンス (corres
pondence)即ち対応を確立することである。こ
の手順は画像を検査し且ついずれか1つの画像における
どの特徴が他の画像のうちのいずれかにおける同一の特
徴であるかを決定することを試みる。これはコレスポン
デンス即ち対応と呼ばれる。ビューの全てにわたっての
多数の特徴の対応が確立されると、カメラの位置を派生
することが可能である。重要な点は、全ての画像におけ
る全てのピクセルの間の対応を確立することが必要なも
のではないということである (又、通常そのことは可能
なことではない)。何故ならば、比較的少数の対応から
カメラポーズを派生することが可能であることが知られ
ているからである。
【0006】対応を確立するための第一ステップとし
て、画像内の特徴点が低レベル信号処理技術によって抽
出される。このことは、多数の対応で行うことが可能で
あるが、通常、画像における鮮鋭なコーナー点が識別す
ることが可能であるようにその画像及びその派生物にわ
たっていくつかのフィルタカーネルを順番に通過させる
ことが関与する。このことの必要な一部として、充分な
る算術的精度を維持するために、一時的に格納されるデ
ータの量はオリジナルの画像よりも著しく一層大きなも
のとなる。
【0007】特徴検出のために必要とされる処理の量は
フィデューシャル(fiducial)と呼ばれる公知
のオブジェクトを包含させることにより、又はそのシー
ン内に構造化画像を投影させ且つそれらを対応のために
使用することによって減少させることが可能である。こ
れらの技術は良好な画像品質が必要とされる適用におい
ては通常許容可能なものではなく、従って存在する特徴
点を見つけ出し且つ対応させることが可能なシステムが
必要とされる。
【0008】第二ステップとして、抽出した特徴点を他
の画像内のものとマッチさせる試みが行われる。このこ
とも、種々の手段によって達成することが可能である
が、通常、1つの画像における各特徴点の周りに中心位
置決めされた小さな領域を取り且つ多数のその他の画像
において同様の領域をサーチすることが関与する。カメ
ラポーズは不知であるので、該特徴点がその他の画像の
いずれかにおいて見える範囲までこのサーチに関しての
拘束条件は存在せず、従ってそのサーチは全てのその他
の画像の全ての部分をカバーせねばならない。
【0009】該対応ステップは、更に、誤ったマッチを
見つけ出させる場合がある画像中の不明確性に対する可
能性によって複雑化される。後の段階においてのバンド
ル調整 (bundle adjustment)技術の
使用が成功するためには、ロバスト即ち堅牢なシステム
はこれらの誤ったマッチを見つけ出し且つ拒否する方法
を包含せねばならない。
【0010】多数のビデオストリームの間での対応を確
立する例示的な技術は「ビデオレート稠密深さマッピン
グ用ステレオマシン及びその新しい適用 (A Ster
eoMachine for Video−rate
Dense DepthMapping and it
s New Application)」、Takeo
Kanade、Atsushi Yoshida、K
azuo Oda、Hiroshi Kano、Mas
aya Tanaka、第15回コンピュータビジョン
・アンド・パターンレコグニションコンフェレンス (C
VPR)のプロシーディングズ、6月、1820、19
96、サンフランシスコの文献に開示されている。この
技術はエピポーラ拘束条件を使用することにより画像処
理の総量を減少させるために固定され且つ既知の物理的
関係を有する複数個のカメラを使用している。この技術
は予備処理を実施するために複数個のプロセッサを使用
しているが、その予備処理は各カメラに対してビットマ
ップ型画像データセットを発生し、それは後続の処理に
よって処理されねばならない非常に大きなデータセット
である。このシステムによって発生されるデータの量
は、特に、多数のカメラが使用される場合には、実時間
で単一のプロセッサによって実際的に処理することは不
可能である。
【0011】多数の画像にわたっての点をマッチ即ち照
合させるために必要とされる帯域幅及び格納部と共に、
特徴検出のために必要とされるピクセルレベルの処理は
この特徴の実際的な実現化を制限する。
【0012】デジタルカメラは矩形状のサンプリンググ
リッドを使用して画像をキャプチャ即ち捕獲し且つ格納
し、尚該グリッドの各行は従来のアナログカメラのラス
タースキャンラインと整合されており、且つ該グリッド
の各列はピクセル (画素)と呼ばれるサンプルを形成す
る。各ピクセルのカラー即ち色は赤、緑、青に対して各
々8ビットを使用するカラーコンポーネントとして、又
はルミナンスと2個のクロミナンスフィールドとして
(その場合には、データの量はピクセル当たり16ビッ
トに減少される)格納される。
【0013】典型的なデジタルTV信号は720個の列
と485個の行とを有しており、従ってデータ量は画像
当たり5,587,200ビットと8,380,800
ビットとの間である。毎秒30個のフレームの典型的な
フレームレートにおいて、全体的なデータレートは16
7,616,000bpsと251,424,000b
psとの間で変化する。処理、格納 (記憶)及び通信帯
域幅における現在の技術水準は、中央位置においてこの
データを集め且つ処理しようとするどのようなシステム
も少数のカメラへ制限する。
【0014】例えばライトフィールドレンダリング (L
ight Field Rendering)等の動画
に対する三次元シーケンスの展開を許容する技術は非常
に多数のカメラを必要とし且つ厳しい柔軟性に関する制
限を有している。カメラポーズはカメラ位置の物理的測
定によって決定され、そのことはキャプチャした画像の
解析によるカメラ位置の決定の困難性を完全に回避する
が幾つかの欠点を有している。それらの欠点は、特別の
カメラ配置を排除することを包含しており、従って、例
えば、複数個のカメラが移動するオブジェクトを追跡す
ることが可能なシステムは不可能であり、又オクルージ
ョンを除去するためのカメラの運動は不可能である。例
えばニュースイベント等の現実世界のシーンを記録する
場合には特別カメラ配置が望ましい。ライトフィールド
レンダリングと共にこれらのカメラ配置技術を使用する
ことは、又、カメラの必要な大きなアレイを注意深く較
正し且つその位置に維持せねばならないことを意味して
おり、そのことは製造上及び使用上の問題を発生させ
る。全ての3D画像キャプチャシステムは計算された三
次元画像における歪みを回避するためにカメラポーズに
おける変動を強制するか又は考慮するものでなければな
らない。これらの変動は製造上のトリランス、熱膨張効
果又は支持物質における永年変化、及びオペレータが知
らない場合のあるシステムの損傷又はインパクト等によ
って発生される場合がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従って、上述した従来
技術の問題を解消し、且つ、特に、その位置及びポーズ
が事前に知られていない複数個のカメラからの二次元画
像を、好適には、最大で少なくとも各カメラから毎秒3
0個のフレームを有する三次元動画を作成するために受
付け且つ実時間で処理することを可能とするスケーラブ
ルな方法及び装置を提供することが所望されている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の好適実施例によ
れば、本方法が、事前に知られていない異なる物理的位
置から同時的にキャプチャしたシーンの複数個の画像の
間で画像特徴をマッチングさせることによってフレーム
レートで複数個のビデオストリームを対応させる。本好
適な方法は、第一複数個の画像のうち第一画像における
第一組の独特の画像特徴を検知するステップを有してお
り、該第一複数個の画像は事前に知られていない異なる
物理的位置から同時的にキャプチャしたシーンの画像を
有している。本方法は、更に、該第一組の独特な画像特
徴と該第一複数個の画像のうちの少なくとも第二画像に
おいて検知した少なくとも第二組の独特の画像特徴との
間の独特の画像特徴の第一対応を決定するステップを有
している。本方法は、更に、該第一複数個の画像内にお
いて、該第一画像と該少なくとも第二画像とを包含する
第二複数個の画像において検知した独特の画像特徴の最
終的対応を決定するステップを有している。
【0017】本発明の好適実施例によれば、フレームレ
ートで複数個のビデオストリームを対応させるスケーラ
ブルアーキテクチャを具備するシステムが複数個の画像
特徴検知器を有している。該複数個の画像特徴検知器の
各々は、夫々、第一複数個の画像のうちの1つにおける
1組の独特の画像特徴を検知し、該第一複数個の画像は
事前に知られていない異なる物理的位置から同時的にキ
ャプチャしたシーンの画像を有している。本システム
は、更に、複数個の初期画像相関器を有しており、該複
数個の初期画像相関器の各々は該第一複数個の画像のう
ちの少なくとも2つの画像において検知した独特の画像
特徴の第一対応を決定するために該複数個の画像特徴検
知器のうちの少なくとも2つと通信可能であるように結
合されている。本システムは、更に、該第一複数個の画
像内において、該少なくとも2つの画像を包含する第二
複数個の画像において検知した独特の画像特徴の最終的
対応を決定するために、該複数個の初期画像相関器の各
々と通信可能に結合されている最終画像相関器を有して
いる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の好適実施例は、可変数の
ビデオストリームカメラによってキャプチャ即ち捕獲さ
れる三次元シーンのビデオストリームをスケーラブルな
態様で且つ実時間で処理する構成とされている。ビデオ
ストリームをキャプチャする複数個のカメラの位置及び
ポーズ (姿勢)は本発明の好適実施例に基づく画像処理
にとって不知であるか又は部分的に既知とすることが可
能である。本例示的実施例に基づく画像処理は、該複数
個のカメラによってキャプチャした複数個のビデオスト
リームデータの処理によってシーンの新たなビュー即ち
視点を描画するビデオストリームの再生を可能とさせ
る。本発明の例示的実施例はフィデューシャル即ち投影
した光構造を必ずしも包含することのない画像のビデオ
ストリームデータを処理することによって画像相関及び
カメラポーズを決定する。
【0019】好適実施例に基づく画像処理システムは、
複数個のカメラによってキャプチャされたビデオストリ
ームを受付け、該画像の各々における特徴点を検知し、
且つ隣接するビデオカメラによってキャプチャした画像
対の間で画像特徴点マッチングを実施する。本画像処理
システムは、2つの画像の間で特徴点がマッチされる
と、複数個の画像にわたっての特徴点のマッチングはピ
クセルレベル画像データを処理することは必要ではない
という事実を利用する。隣接する2ビュー画像に関して
実施する特徴点マッチングの結果はマルチビュー特徴点
相関のマッチングのために中央処理コンピュータへ通信
される。そのマルチビュー特徴点相関は、カメラポーズ
の決定及び三次元動画の発生をサポートするために本画
像処理システムによって使用される。
【0020】本画像処理システムは、好適には、各カメ
ラから少なくとも25メガバイト/秒の程度であるレー
トで発生されるデータを処理する。複数個のビデオスト
リームカメラによって発生されるデータは、典型的に、
各カメラと共に増加する。例えば、データを発生するた
めに10個のカメラが使用される場合には、実時間で処
理されることを必要とする発生されたデータの総量は2
50メガバイト/秒の程度である。
【0021】本発明の好適実施例に基づく画像処理シス
テムは、例えば上述したように250メガバイト/秒で
あるこれらの複数個のカメラによって発生されるデータ
の量を取扱うために多数のプロセッサの間で画像処理を
分割させる。該例示的実施例によって使用されるアルゴ
リズムは3つの主要な部分に分解される。これら3つの
処理部分のうちの2つは該イメージ内において識別され
るマッチされた特徴点の定義を発生するためにキャプチ
ャされた画像データの全体の組を処理することを必要と
する。これら最初の2つの処理部分は該イメージデータ
に関して処理を行い且つ隣接するカメラによってキャプ
チャされた画像対におけるマッチングする特徴点の組合
わせを発生する。これら2つの処理部分のマッチした特
徴点データはオリジナルの画像データの組よりも著しく
小さなデータセットを有している。最終処理部分は画像
データそれ自身を必要とするものではなく、そのシーン
からキャプチャした全てのビューから派生されたデータ
の処理を必要とする。従って、この例示的実施例の最終
処理部分は中央プロセッサ上で動作し且つ本システムの
出力としてマッチした特徴点の最終組を発生するために
該最初の2つの処理部分によって発生されるより小さな
データ量の結果に関して動作するに過ぎない。
【0022】好適実施例に基づく本画像処理システム
は、画像データをキャプチャする各カメラと関連してい
る別個のデータプロセッサを使用する。これらの別個の
データプロセッサの各々はそれと関連するカメラからの
データを受付け且つそのカメラによって発生される全体
的な画像データに関する初期的処理を実施する。個別的
なデータプロセッサによって実施される処理は1つの画
像内における1組の検知された特徴点を発生し且つこれ
らの特徴点と最も近くの隣りのカメラによってキャプチ
ャされた同一のシーンの同時的にキャプチャした画像内
の検知された特徴点とのマッチングを実施する。本画像
処理システムは、各特徴点の二次元座標によって識別さ
れるマッチされた特徴点の明細を最終処理のために複数
個のデータプロセッサから中央プロセッサへ通信する。
画像データの完全な組の代わりにマッチされた特徴点デ
ータのみを中央プロセッサへ通信することは、カメラに
よって最初に発生されたものよりも著しく小さな量のデ
ータを中央プロセッサへ通信させることとなる。
【0023】従って、中央プロセッサによって実施され
る処理は、マッチされた特徴点データの著しくより小さ
なデータセットを効果的に処理するに過ぎず、それによ
りデータプロセッサと中央プロセッサとの間のデータ通
信及びその中央プロセッサの処理条件の両方を著しく減
少させる。中央プロセッサによって受取られるマッチさ
れた特徴点データの処理は全てのキャプチャした画像に
わたっての特徴点の改善され且つより正確なマッチング
を発生し且つこれらの決定された関係を使用してカメラ
ポーズを決定する。中央プロセッサによって決定される
カメラポーズデータは、次いで、稠密対応 (dense
correspondence)を決定する後で使用
するために、メタデータとしてビデオ画像ストリームへ
付加させることが可能である。中央プロセッサによって
決定されるカメラポーズ (姿勢)は、又、そのカメラと
関連するデジタルプロセッサを使用して更なる稠密対応
情報を抽出することが可能であるように適宜のカメラへ
フィードバックさせることも可能である。
【0024】本発明の好適実施例によって実施される処
理は2001年4月3日付で出願した発明者Chenの
関連する米国特許出願第09/825,266号におい
て記載されており、その特許出願の記載内容全てを引用
によって本明細書に取込む。以下に説明する代替的実施
例は本明細書に記載する処理に対応する処理を実現する
ことが可能である。代替的実施例は、例えば、「ビデオ
レート稠密深さマッピング用ステレオマシン及びその新
たな適用(A Stereo Machinefor
Video−rate Dense Depth Ma
ppingand its New Applicat
ion)」、Takeo Kanade、Atsush
i Yoshida、Kazuo Oda、Hiros
hiKano、Masaya Tanaka、第15回
コンピュータビジョン・アンド・パターンレコグニショ
ンコンフェレンス (CVPR)のプロシーディングズ、
6月1820、1996、サンフランシスコの文献に記
載されているマルチベースライン方法を使用することが
可能である。別の例としては、代替的実施例はK. N
gの「3Dビデュアルモデリング及びバーチャルビュー
合成:全方向性画像を使用した共同レンジスペースステ
レオアプローチ(3D VisualModeling
and Virtual View Synthes
is:A Synergetic. Range−Sp
ace Stereo Approach Using
Omni−Directional Image
s)」、博士論文、カリフォルニア大学、サンディエ
ゴ、2000年3月に記載されているレンジスペース方
法を使用することが可能である。更に、別の例はKim
C. Ng、Mohan Trivedi、Hiro
shi Ishiguroの「一般化したマルチベース
ラインステレオ用レンジスペースアプローチ及び直接的
バーチャルビュー合成 (Range−Space Ap
proachfor Generarized Mul
tiple Baseline Stereo and
Direct Virtual View Synt
hesis)」、IEEE・ワークショップ・オン・ス
テレオ・アンド・マルチベースラインビジョン、200
1年12月9−10の文献に記載されている。種々の代
替的実施例に対する適宜のハードウエア構成は本明細書
の開示に鑑み当業者にとって自明なものである。
【0025】図1に示したように、本発明の好適実施例
によれば、画像マッチングシステム100は1組のデジ
タルビデオカメラ102を有しており、この例示的実施
例においては3個のカメラ104,106,108によ
って示されており、それらは異なるポーズ即ち姿勢で配
設されている。各ビデオストリームカメラ104,10
6,108は、夫々、デジタルプロセッサ115,11
7,119へ結合されている。
【0026】該ビデオストリームカメラの各々によって
キャプチャされる画像は初期的処理のために夫々のデジ
タルプロセッサの各々へ通信される。デジタルプロセッ
サ115,117,119によって実施される初期的処
理は関連するカメラによってキャプチャされた画像内の
特徴点の検知を包含している (それについては以下に説
明する)。
【0027】各カメラからキャプチャされた画像及び画
像データ内の検知された特徴点の (X,Y)座標によっ
て好適実施例において表現されている検知された特徴記
述は、複数個の画像データの初期的処理をサポートする
ためにカメラ間通信チャンネル120a,120b,1
20cを介してそのカメラの「最も近くの隣りの」カメ
ラへ通信され、これら2つの画像における特徴点は以下
に説明する如くにマッチ即ち照合される。
【0028】例示的な画像処理システム100におい
て、最も近くの隣りのカメラはカメラ間通信チャンネル
120a,120b,120cの接続によって選択され
る。第一カメラと関連する第一デジタルプロセッサは第
一カメラによってキャプチャされた画像情報及びマッチ
された特徴点データを第二カメラと関連する第二下流側
デジタルプロセッサへ送信する。同様の態様で、第一カ
メラ用のデジタルプロセッサは第三カメラと関連する上
流側デジタルプロセッサから画像及びマッチされた特徴
点データを受取る。
【0029】例示した実施例の各デジタルプロセッサは
カメラ間通信チャンネル120a,120b,120c
によってその「最も隣りの」プロセッサへ接続されてい
る。「最も近くの隣り」カメラの定義はデジタルプロセ
ッサ115,117,119の相互接続によって定義さ
れる。例示的な画像処理システム100においては、中
間デジタルプロセッサ115がカメラ間通信チャンネル
120bによって下流側デジタルプロセッサ117へ接
続されており且つカメラ間通信チャンネル120aを介
して上流側デジタルプロセッサ119へ接続している。
この実施例においては、各デジタルプロセッサによって
発生される画像及びマッチされた特徴点データは下流側
デジタルプロセッサが2ビュー画像マッチングを実施す
ることを可能とするために下流側デジタルプロセッサへ
通信される。
【0030】この例示的な画像処理システム100にお
いては、下流側デジタルプロセッサ117はカメラ間通
信リンク120cによって上流側デジタルプロセッサ1
19へ接続している。デジタルプロセッサ115,11
7,119によって発生されるデータは、次いで、最終
処理のためにカメラ・コンピュータ通信チャンネル12
4を介して中央コンピュータ116へ通信される。
【0031】ある時刻において、これらのカメラが3個
のカメラ104,106,108に対して図示されてい
る3個のキャプチャした画像114,116,118の
ような1組の画像を収集する。該1組の画像112内の
各画像はカメラの相対的運動によって該1組の画像11
2における他の画像からずれている。例えば、第一画像
114及び第二画像116はシーン126に対してカメ
ラ104,106の異なるポーズ即ち姿勢に起因して両
方の画像114,116上で見つかる対応する特徴点の
間の距離だけ互いにずれることが可能である。2つの画
像114,116の間のこのカメラの相対的な運動は、
これら2つの画像114,116の間の対応 (即ち、マ
ッチ)する特徴点の間の運動ベクトルによって表わすこ
とが可能である。本明細書においては、カメラ相対運動
という用語は本発明の全ての変形実施例を広くカバーす
ることを意図しており、移動するシーン126及び/又
はカメラ104,106,108の任意の組合わせを表
わすことが可能である。
【0032】例示した実施例のデジタルプロセッサ11
5は図2に更に詳細に示してある。他のカメラ106,
108の各々に取付けられている本例におけるその他の
デジタルプロセッサ117,119の代表的なものであ
るカメラ104に取付けられている例示的なデジタルプ
ロセッサ115のコンポーネントが説明の便宜上図示さ
れている。デジタルプロセッサ115,117,119
の各々は、共通のアーキテクチャを共有しており且つ好
適実施例によって使用されるカメラの間で分散されてい
る各デジタルプロセッサ内において同様の処理が実施さ
れる。
【0033】例示的なデジタルプロセッサ115は多数
の専用プロセッサを有しており、それらは、カメライン
ターフェース224を介して受取られる例示的なデジタ
ルプロセッサ115と関連するカメラから受取られるデ
ジタル画像データ、及び第一の隣りのインターフェース
入力226を介してカメラ間通信リンク120aを介し
て受取られる本発明の例示的実施例における最も近くの
隣りのカメラから受取られる画像及び検知された特徴点
データを包含するデータメモリ214内に格納されてい
るデータを処理する。
【0034】カメラインターフェース224は取付けら
れているカメラ104からの画像データを受付け且つプ
ロセッサ240によって発生されるコンフィギュレーシ
ョン(形態)及び動作コマンドを供給する。図示例におけ
る第一チャンネル間通信リンク120a及び第二チャン
ネル間通信リンク120bを包含するカメラ間通信リン
ク120は画像及び検知した特徴データを隣り合うカメ
ラの間で転送して初期データ処理をサポートする。好適
実施例におけるカメラ間通信リンク120はITU65
6スタンダードに準拠するインターフェースを介して実
現される。本明細書の記載に鑑み当業者にとって自明で
あるように、デジタルプロセッサ間において別の通信リ
ンクが必要なデータな通信することが可能である。この
ような変形例は、IEEE1394スタンダード (商品
名FIREWIRE又はI−LYNYとして知られてい
る)及びUSB2インターフェーススタンダードに準拠
するインターフェースを包含している。
【0035】本発明の例示的実施例はデジタルプロセッ
サ115内の2画像相関を実施する処理を実現する。本
発明の別の実施例は各デジタルプロセッサ115内にお
いて3個又はそれ以上の画像間での相関を実施する処理
を実現することが可能である。このような変形実施例の
1つの例はデジタルプロセッサ115内においてトライ
フォーカル(三焦点)テンソル方法を実現することが可
能である。この三焦点テンソル方法は3個の画像の比較
を必要とする。このような変形実施例はデジタルプロセ
ッサ115,117,119間において双方向カメラ間
通信リンク120を使用することが可能である。デジタ
ルプロセッサ間の双方向通信リンクは2つの隣り合うカ
メラによってキャプチャされた画像データ及び必要とさ
れる場合には検知された特徴点データを、取付けられて
いるカメラ104によってキャプチャされた画像データ
での同時的処理のために、ローカルバッファ262及び
ローカル特徴点バッファ264からデジタルプロセッサ
115へ転送させることを可能とする。その他の変形実
施例は処理のために各デジタルプロセッサ115におい
てより多数の画像及び特徴点データを使用可能とさせる
ために、付加的なカメラ間において付加的なカメラ間通
信リンクを使用することが可能である。その他の変形実
施例は、付加的な画像及び特徴点データを各デジタルプ
ロセッサ115において使用可能とさせるために、隣り
のカメラから受取ったデータを「パススルー」即ち通過
させるようにデジタルプロセッサ115をコンフィギュ
ア (configure)即ち形態特定することが可能
である。
【0036】本好適実施例の例示的なデジタルプロセッ
サ115は、更に、特徴検知器230、2ビュー画像比
較器232、2ビュー改良型マッチングプロセッサ23
4を包含する専用のデータプロセッサを有しており、そ
れらは、全て、実際的な実時間画像処理のために必要と
される処理能力を維持するために並列的に動作する。本
実施例におけるこれらのプロセッサの機能について以下
に詳細に説明する。
【0037】例示的なデジタルプロセッサ115はデー
タメモリ214を有している。データメモリ214は画
像メモリ220と特徴点メモリ221とを有している。
画像メモリ220はカメラインターフェース224を介
して受取られた画像データを包含するローカル画像バッ
ファ262を包含している。画像メモリ220は、又、
本実施例の隣りのインターフェース入力226を介して
隣りのカメラから受取られる画像データを包含するため
の遠隔画像バッファ266を包含している。特徴点メモ
リ221はローカル特徴点バッファ264、遠隔特徴点
バッファ268、マッチ済特徴点バッファ252用のメ
モリを包含している。ローカル特徴点バッファ264は
カメラインターフェース224から受取られた画像デー
タに対して特徴検知器230によって検知された特徴点
定義を格納するために使用される。遠隔特徴点データバ
ッファ268は本例の隣りのインターフェース入力26
6を介して隣りのカメラから受取られる特徴点定義を格
納する。ローカル画像バッファ262内の画像データ及
びローカル特徴点バッファ264内に格納されている検
知された特徴点は隣りのインターフェース出力227を
介して次の隣りのカメラへ通信される。
【0038】データメモリ214は、デジタルプロセッ
サ115内の特徴検知器プロセッサ230、2ビュー画
像比較器プロセッサ232、2ビュー改良型マッチング
プロセッサ234へ電気的に結合されている。特徴点メ
モリ221は、更に、マッチング済特徴点バッファ25
2を有しており、それは、2ビュー画像比較器232に
よって決定され且つ以下に詳細に説明するように例示的
なデジタルプロセッサ115内の2ビュー改良型マッチ
ングプロセッサ234によって改良されたマッチ済の特
徴点を格納する。更に、データメモリ214はパラメー
タメモリ222を包含しており、デジタルプロセッサ1
15内のプロセッサはコンフィギュレーション (形態)
及び計算パラメータを格納する。
【0039】本実施例の専用プロセッサは特徴検知器2
30を有しており、それはローカルバッファ262内に
包含している画像内の特徴点である独特の画像特徴を検
知するためにローカルバッファ262内に包含されてい
る画像データを処理する画像特徴検知器である。2ビュ
ー画像比較器232は、ローカル特徴点バッファ264
及び遠隔特徴点バッファ268内に格納されている特徴
点及びこれら2つの画像の解析を介してローカルバッフ
ァ262及び遠隔バッファ266内に格納されている画
像の間の画像特徴の第一対応を決定する初期画像相関器
である。本実施例の2ビュー画像比較器232は遠隔特
徴点バッファ268から検知された特徴点を受取る。遠
隔特徴点バッファ内の検知された特徴点は、異なるデジ
タルプロセッサ、即ち隣りのカメラと関連するデジタル
プロセッサ、例えば第一の隣りのカメラ106と関連す
る第一の隣りのデジタルプロセッサ117における特徴
点検知器によって本実施例において検知されたものであ
る。検知された特徴点の隣りのデジタルプロセッサ、例
えば第一の隣りのデジタルプロセッサからの通信は2ビ
ュー画像比較器も第一の隣りのデジタルプロセッサ11
7内に包含されている特徴検知器230と通信可能に結
合させる。この文脈においての通信可能に結合されると
言うことは、特定の実施例の物理的エンティティ即ち実
体の間でデータ及び命令を通信する全ての手段及び方法
を包含することを意味している。2ビュー画像比較器2
32はマッチ済特徴点メモリバッファ252内に第一対
応を格納する。本実施例の2ビュー改良型マッチングプ
ロセッサ234はマッチ済特徴点メモリバッファ252
内に格納されている第一対応を改良するために付加的な
処理を実施する。
【0040】例示的なデジタルプロセッサ115はプロ
セッサ240及びプログラムメモリ244を包含してい
る。プロセッサ240はデジタルプロセッサ115の動
作を調整し且つプログラムメモリ244内に格納されて
いるプログラムコードを実行する。本実施例の特徴検知
器230、2ビュー画像比較器232、2ビュー改良型
マッチングプロセッサ234はデジタルプロセッサ11
5内の専用の特定目的デジタルハードウエアで実現され
ている。この専用特定目的デジタルハードウエアの動作
は、好適には、プロセッサ240の処理によって調整さ
れる。本明細書の記載に鑑み当業者によって理解される
ように、別の実施例は、特徴検知器230、2ビュー画
像比較器232、2ビュー改良型マッチングプロセッサ
234の処理の幾つか又は全てを実施するために1個又
はそれ以上のプロセッサ240による実行のために、プ
ログラムメモリ244内に処理用ソフトウエアモジュー
ルを組込むことが可能である。これらの処理用モジュー
ルは、更に、デジタルプロセッサ115と同様のデジタ
ルプロセッサ内に組込むか、又はプロセッサ240及び
/又はメモリ244内の処理を区画化することにより複
数個のカメラによってキャプチャされる画像ストリーム
を処理する単一のプロセッサ内に組込むことが可能であ
る。
【0041】例示した実施例の各デジタルプロセッサ1
15,117,119は中央コンピュータシステム11
6へ通信可能に結合されている。この例示的実施例にお
ける各カメラと関連しているデジタルプロセッサはその
カメラによってキャプチャされた画像とそのカメラの最
も近くの隣りのものによってキャプチャされた画像との
間で識別されている1組の相関された特徴点を発生す
る。その相関された特徴点は本実施例におけるカメラ・
コンピュータ通信チャンネル124を介して中央コンピ
ュータシステム116へ通信される。本実施例の全ての
デジタルプロセッサはカメラ・コンピュータ通信チャン
ネル124を介して中央コンピュータ116へ通信し、
そのチャンネルはこの実施例においてはファイアワイヤ
(FIREWIRE)ネットワークインターフェースを
介して実現されている。デジタルプロセッサ115,1
17,119と中央コンピュータ116との間において
その他の通信技術を使用することが可能であることは当
業者にとって明らかである。
【0042】本実施例の中央コンピュータシステム11
6は各カメラと関連しているデジタルプロセッサから受
取ったデータを格納し、次いで、以下に詳細に説明する
ように、好適な処理に従ってマルチビュー対応処理を実
施する。この好適実施例は該カメラ、又はそれらと関連
するデジタルプロセッサからの画像データを中央コンピ
ュータ116へ通信するものではない。この処理アーキ
テクチャは、中央コンピュータ116に関する処理条件
を減少させ且つ中央コンピュータ116へのデータの実
際的且つ経済的な通信を可能とさせるためにデジタルプ
ロセッサ115,117,119及び中央コンピュータ
116からのデータ送信条件を減少させる。マルチ画像
処理を複数個のプロセッサの間で分割するその他の処理
技術も本発明の変形実施例を実現するために使用するこ
とが可能である。
【0043】本発明の好適実施例は画像データを収集す
る複数個のカメラの間で予備的2ビュー対応を分配す
る。このアーキテクチャはスケーラブル処理アーキテク
チャを提供し、付加的なカメラの使用に起因して付加的
な画像ビュー (視点)に関連する付加的な処理の多くを
これらの付加的なカメラと関連する別個のプロセッサの
間で分散させ且つそれらのプロセッサによって実施され
る。この付加的なカメラへの処理の分散は、全ての画像
データを中央化処理する場合に必要とされるよりも中央
処理における増加を著しく少ない状態で画像ビューを付
加する能力となる。該好適実施例はマルチビュー画像デ
ータの効率的な処理のために中央コンピュータ116に
おけるマルチビュー処理を実施する。このことは従来の
画像処理システムにおいては得ることが不可能な本発明
の顕著な利点である。
【0044】この例示的実施例の中央コンピュータシス
テム116を図3により詳細に示してある。中央コンピ
ュータシステム116は、好適には、制御器/プロセッ
サ312を有しており、それは中央コンピュータデータ
メモリ306及びプログラムメモリ316へ電気的に結
合されている。制御器/プロセッサ312は、又、好適
には、ユーザインターフェース318へ電気的に結合さ
れており、該インターフェースは例えばモニタディスプ
レイ320を介してユーザへ情報を提供し、且つ例えば
本実施例のキーボード (不図示)及びマウス (不図示)等
のユーザ入力322を介してユーザからのユーザ入力を
受取る。
【0045】本実施例のプログラムメモリ316は、マ
ルチビューロバストマッチング処理モジュール336及
びカメラポーズ決定モジュール338に対する動作シー
ケンスを実施するために制御器/プロセッサ312に対
してコンピュータプログラム命令を供給する。マルチビ
ューロバストマッチング処理モジュール336は本実施
例における最終画像相関器の機能を実施する。
【0046】中央コンピュータデータメモリ360は各
カメラと関連している各デジタルプロセッサから受取っ
た各組の特徴点及び特徴点対応データに対する格納部を
有している。図3に示した好適実施例は第一カメラと関
連するデジタルプロセッサから受取った第一組の画像特
徴データ382a、第二カメラと関連するデジタルプロ
セッサから受取った第二組の特徴データ382b、n番
目のカメラから受取ったn番目の組の特徴データ382
nを示している。中央プロセッサは各デジタルプロセッ
サからの各画像に対して受取ったデータを格納し且つ、
以下に説明するように、そのデータに関して処理を実施
する。
【0047】本実施例に基づくmビューロバストマッチ
ングモジュール336は各画像内に包含されているマッ
チされた特徴点に関してのみ動作を行う。種々のカメラ
によってキャプチャされる種々の画像は、全てが、オブ
ジェクト126の異なるビュー即ち視点に起因する同一
の特徴点を包含していない場合がある。極端な例におい
ては、オブジェクト126の1つの側面のビュー即ち視
点でカメラによってキャプチャされた画像はそのオブジ
ェクトの反対側のキャプチャされた画像と共通するより
少ない特徴点を有する場合がある。本実施例の処理は、
隣接する画像が多数の特徴点を共有する限り、1つのシ
ーンの異なる画像によって共有されることのない特徴点
を受付ける。このことは、1つのシーンの1組の複数個
の画像が共有される特徴点を有することのないこれらの
画像、即ち該シーンのビューの幾つかを包含する場合が
ある可能性となる。本好適実施例の処理は図4に示した
ように特徴点存在マトリクス400を維持する。この実
施例による特徴点存在マトリクス400は各画像に対し
て1つの行を包含しており且つ各特徴点に対して1つの
列を有している。1つの画像における1つの特徴点の存
在は該マトリクスの関連する位置における「真」インジ
ケータによって表わされており、一方1つの位置におけ
る「偽」インジケータは、その特徴点が関連する画像内
に存在しないことを表わしている。mビューマッチング
処理は、存在マトリクス400の内容によって表わされ
るように、2個又はそれ以上の画像によって共有される
特徴点のみを処理する。
【0048】本発明の好適実施例によれば、システム1
00のかなりの部分は集積回路によって実現することが
可能である。例えば、コンピュータシステム116の機
能的コンポーネントは少なくとも1個の集積回路で実現
することが可能である。同様に、デジタルプロセッサ1
15,117,119のかなりの部分は少なくとも1個
の集積回路で実現することが可能である。
【0049】本発明の好適実施例に基づく各カメラと関
連するデジタルプロセッサは本好適実施例によって使用
される4個の画像対応処理ステージのうちの3つを包含
している。第一画像対応処理ステージは特徴点検知処理
を実施する特徴点検知器230である。第二画像対応処
理ステージは2ビュー画像比較器232によって実施さ
れる。典型的に、画像特徴の幾つかの潜在的なマッチは
その第二ステージにおいて見出される。これらの潜在的
なマッチは次のステージに対する開始点を与える。2つ
の最も近い隣りの画像内の画像特徴の全ての潜在的なマ
ッチは第三ステージにおいて見出され、そのことは2ビ
ュー改良型マッチングプロセッサ234によって実施さ
れる。各カメラと関連している複数個のプロセッサ内の
全てのキャプチャされた画像ビューに対して並列的に動
作する2ビュー改良型マッチングプロセッサ234は、
汚染率 (全ての候補に対するアウトライヤー即ち異常値
の比)を効果的に10%未満へ減少させ、従って本好適
実施例の中央コンピュータ116内のキャプチャされた
画像の全てのマッチされた特徴点定義のみについて実施
される第四ステージ、即ちマルチビューマッチングステ
ージ336において少数の反復が必要とされるに過ぎな
い。このことは全体的なアプローチを非常に効率的なも
のとさせ且つ本発明を使用するどのような具体例もその
商業的有用性を向上させる。複数個の画像ビューが相関
された後に、中央コンピュータ116内のカメラポーズ
処理が各カメラに対するカメラポーズを決定する。
【0050】上述した説明は本発明の例示的実施例によ
って実施される処理を定義している。本発明を実現する
システムの機能性を達成するために別の処理アルゴリズ
ムを実施することが可能であることは明らかである。
【0051】画像マッチング決定システムの連続的動作 本発明の好適実施例は、ビデオストリームカメラ、例え
ば本実施例の3個のカメラ104,106,108が連
続して画像をキャプチャする場合に連続的に動作する。
キャプチャされた画像データはデジタルプロセッサ、例
えば本実施例の3個のデジタルプロセッサ115,11
7,119及び中央コンピュータ116によって継続的
に処理される。中央コンピュータ116によって処理さ
れる継続的にキャプチャされた画像は、該画像の全ての
特徴点が上述した処理に従ってマッチされると、三次元
動画へ処理することが可能である。
【0052】本発明の好適実施例の中央コンピュータ1
16によって実施される例示的な連続的処理ループ50
0は図5に例示してある。処理は中央コンピュータ11
6内の処理ソフトウエアによってローカル格納 (記憶)
部及びその他のファシリティのステップ502における
処理化で開始する。中央コンピュータソフトウエアが初
期化されると、処理はステップ504へ移行し、カメラ
及びデジタルプロセッサへのコマンドによってそれらの
処理を初期化させる。該初期化コマンドはカメラ・コン
ピュータ通信チャンネル124を介してデジタルプロセ
ッサへ通信される。
【0053】次いで、中央コンピュータ116内の処理
はステップ508乃至512によって形成されるフレー
ム処理ループへ入り、それはほぼ同時にキャプチャした
全てのカメラによってキャプチャされた画像の全てから
の特徴点を処理し、例えば、そのフレームの三次元画像
を発生するために使用することが可能な単一画像フレー
ムに対するデータセットを発生する。該フレーム処理ル
ープ内の処理はほぼ同時にキャプチャされた各カメラか
らの画像内のマッチング特徴点のリストを収集する。次
いで、該処理は一連の画像、同時にキャプチャされた画
像内のマッチング点を識別する画像対応データ、及び各
画像をキャプチャした相対的なカメラ位置の定義からな
るデータを発生する。
【0054】該フレーム処理ループはステップ508に
おける処理で開始し、特徴点定義及び画像特徴点データ
の2ビュー蓋然性マッチ組が各カメラ及びデジタルプロ
セッサから受取られる。次いで、中央コンピュータ11
6での処理はステップ510へ移行し、上述した如くM
ビューロバストマッチング処理を行う。ステップ510
における中央コンピュータ116も画像を収集するため
に使用される相対的なカメラポーズの定義を発生する。
次いで、ステップ512において中央コンピュータ11
6は画像、該画像の間のマッチされた特徴点の組、及び
その画像に対する相対的カメラポーズを格納する。次い
で、ステップ508において、カメラ及びデジタルプロ
セッサからのデータの次の組が受取られるまで、処理は
中断される。
【0055】カメラと関連する各デジタルプロセッサに
おいて実施される反復的カメラ処理606を図6に示し
てある。該反復的カメラ処理はステップ602において
開始し、カメラ及びデジタルプロセッサが初期化され
る。好適実施例においては、カメラ及びデジタルプロセ
ッサの初期化は中央コンピュータ116によるカメラ及
びデジタルプロセッサへのコンフィギュレーション (形
態特定)データの送信を包含している。
【0056】カメラ及びデジタルプロセッサが初期化さ
れ且つコンフィギュレーションデータが受取られると、
デジタルプロセッサ及び関連するカメラは処理ループに
入り、そこで時間系列の画像のうちの各画像が処理され
る。ステップ604において該処理ループはカメラによ
ってキャプチャされた画像で開始する。次いで、デジタ
ルプロセッサはステップ605へ移行してキャプチャし
た画像データを処理して該データ内のデータ特徴点を識
別する。ステップ604においてキャプチャされた画像
及びステップ605において計算された特徴点はステッ
プ606において最も近い隣りのカメラへ通信される。
次いで、デジタルプロセッサはステップ608において
最も近くの隣りのカメラによってキャプチャされた画像
及び該最も近くの隣りのカメラと関連するデジタルプロ
セッサによって計算された識別された特徴を受取る。上
述した如く、好適実施例はその画像をキャプチャしたカ
メラと関連するデジタルプロセッサにおいて画像内の特
徴点を識別する。別の実施例は、単に、最も近くの隣り
のカメラの間で画像データを転送し且つ2ビュー画像処
理の前に受取り側のカメラにおいて最も近くの隣りの画
像の特徴点を識別することが可能であることは明らかで
ある。
【0057】次いで、デジタルプロセッサ内の処理はス
テップ610へ移行してステップ604においてキャプ
チャされ且つステップ608における受取られた画像に
対して上述した2ビュー処理が実施される。ステップ6
10において2ビュー画像データを発生した後に、ステ
ップ612において特徴点リスト及び最も蓋然性の高い
マッチされた特徴点が中央コンピュータ116へ送信さ
れる。次いで、処理はステップ604へ復帰し新たな画
像がキャプチャされる。
【0058】代替的実施例 上述した好適実施例は本発明の実際的且つ経済的な実現
例を表わしている。本発明のその他の実施例も上述した
利点を実現することが可能である。
【0059】複数個のカメラによってキャプチャされた
複数個の画像を処理するために別のアルゴリズムを使用
することは本発明の別の好適実施例内に組込むことが可
能である。独特の画像ピクセルパターンの初期的画像対
応推定を発生するために画像のサブセットを処理する初
期的処理ステージと、該複数個の初期的対応推定を結合
し且つ改良即ち洗練化させる最終的処理ステージとの間
での処理の分割は、実時間で三次元動画を発生するため
に複数個の画像を効率的に処理することが可能な実際的
なシステムを生成することを可能とする。キャプチャさ
れたシーンの画像のサブセットの初期的処理の分割もス
ケーラブルな実現を可能とし、その場合に、画像処理シ
ステムの処理遅延において認知可能な程度の増加を発生
することなしに、付加的なカメラ及びそれらがキャプチ
ャした画像を処理することが可能である。
【0060】本発明は大量の画像データの処理を必要と
する画像データの初期的処理を同一のシーンの複数個の
画像の実時間処理を可能とする並列的に実行を行う処理
への分割を使用している。従って、初期的処理の結果は
最終的処理のために中央コンピュータ116へ通信され
る。本明細書に開示した分割型処理アーキテクチャへ適
用することが可能なその他の画像処理方法の例としては
以下のようなものがある。
【0061】例示的実施例の特徴検知器230によって
実施されるような画像特徴検知を実現する方法は、別法
として、S.M. Smithによって教示される方法
によって実施することが可能である。その方法は、無人
ビークル (乗物)の案内のためにエッジ (端部)及び/又
はコーナー (角部)の位置を決定するためにデジタル的
に画像を処理する方法であって、英国国防省によって所
有されている米国特許2,272,285号、1997
年1月15日の特許に開示されている。
【0062】例示的実施例の2ビュー画像比較器232
及び2ビュー改良型マッチングプロセッサ234によっ
て実施されるような2ビュー画像マッチングを実現する
方法は、別法として、以下の文献に記載されている方法
によって実施することが可能である。
【0063】Z. Zhang、R. Derich
e、Q.−T. Luong、O.Faugerasの
「画像マッチングへのロバストアプローチ:エピポラー
幾何学の回復 (A Robust Approach
to Image Matching: Recove
ry of the Epipolar Geomet
ry)」、プロシーディングズ・インターナショナル・
シンポジウム・オブ・ヤング・インベスティゲーターズ
・オン・インフォメーション/コンピュータ/コントロ
ール、7−28頁、北京、中国、1994年2月。
【0064】R. Deriche、Z. Zhan
g、Q.−T. Luong、O.Faugerasの
「非較正ステレオリグに対するエピポラー幾何学のロバ
スト回復 (Robust Recovery of t
he Epipolar Geometry for
an Uncalibrated Stereo Ri
g)」、EECV94、Vol.1、567−576
頁、ストックフォルム、スエーデン、1994年5月。
【0065】Z. Zhang、R. Derich
e、O. Faugeras、Q.−T. Luong
の「未知のエピポラー幾何学の回復を介して2つの非較
正画像をマッチングさせるロバスト技術(A Robu
st Technique for Matching
Two Uncalibrated ImagesT
hrough the Recovery of th
e UnknownEpipolar Geometr
y)」、アーティフィシャル・インテリジェンス・ジャ
ーナル、Vol.78、87−119頁、1995年1
0月。又、研究報告書番号2273、INRIAソフィ
ア−アンティポリス。又、プロシーディング・サード・
インターナショナル・コンフェレンス、オートメーショ
ン・ロボティックス・コンピュータ・ビジョン、110
2−1106頁、シンガポール、1994年11月。
【0066】例示的実施例の中央コンピュータ116に
よって実施されるマルチビュー画像処理及び2ビュー画
像比較器232及び2ビュー改良型マッチングプロセッ
サ234の2ビュー画像処理は、別法として、P.H.
S. Torr、A. Zissermanの「三焦点
テンソルのロバストパラメータ化及び計算 (Robus
t Parameterization and Co
mputationof the Trifocal
Tensor)」、イメージ・アンド・ビジョン・コン
ピューティング15、1997、591605に記載さ
れているトライフォーカル (三焦点)テンソル方法に従
って実施することが可能である。
【0067】注意すべきことであるが、上述した例示的
実施例は2ビュー画像処理を示すものであるが、本発明
の教示によって意図された別の実現例は複数個のカメラ
ビューにわたっての画像特徴のマッチングを包含するこ
とが可能である。特定の例において、3ビュー画像比較
器がデジタルプロセッサ115,117,119内に常
駐することが可能であり、且つ画像データバッファのト
リプルセット即ち3組がデータメモリ220内に存在す
ることが可能であり、それにより三焦点テンソル方法を
容易化させる。更に、注意すべきことであるが、デジタ
ルプロセッサ115,117,119の隣りのインター
フェース120a,120bの双方向通信能力はデジタ
ルプロセッサ115,117,119のどの間の画像デ
ータの通信可能な結合も容易なものとさせる。従って、
この特定の例においては、3つのビュー即ち視点の画像
特徴点をトライフォーカルテンソル方法を使用して同時
的に使用することが可能である。
【0068】例示的実施例の中央コンピュータ116に
よって実施されるマルチビュー画像処理及び2ビュー比
較器232及び2ビュー改良型マッチングプロセッサ2
34の2ビュー画像処理もM. Pollefeys、
R. Koch、L. Van Goolの「変化し且
つ未知の内部カメラパラメータに拘わらずに自動較正及
びメトリック再生 (Self−Calibration
and Metric Reconstructio
n in spite of Varyingand
Unknown Internal Camera P
arameters)」、インターナショナル・ジャー
ナル・オブ・コンピュータ・ビジョン、32(1)、7
−25、1999に記載されている自動較正方法に従っ
て実施することも可能である。
【0069】本発明は、又、一連の初期的画像対応デー
タセットを発生し次いでこれらの初期的画像対応推定の
最終的処理を実施するために、別々のメモリパーティシ
ョンにおける別々の処理内において、又はマルチプロセ
ス環境において、画像の複数個のサブセットを別々に処
理する形態とされているパーティション型プロセッサ上
で効果的に実現することが可能である。
【0070】2個又はそれ以上のカメラと関連するプロ
セッサの間で処理を分散させることにより例示した実施
例における中央プロセッサ104の処理を本発明の別の
実施例が実施することが可能であることも明らかであ
る。これらの実施例は、データプロセッサと二次的プロ
セッサと各カメラと連結させ且つ中央プロセッサ104
の処理を実現するために該二次的プロセッサの間でデー
タを通信することが可能である。これらの実施例におけ
る二次的プロセッサは各カメラと関連させるか、又は単
にカメラのサブセットと関連させることが可能である。
【0071】画像マッチング及びカメラポーズ決定シス
テムの実現 本発明はハードウエア、ソフトウエア、又はハードウエ
アとソフトウエアとの組合わせで実現することが可能で
ある。本発明の好適実施例に基づくシステムは1つのコ
ンピュータシステムにおいて中央化した態様で実現する
ことが可能であり、又は異なる要素が幾つかの相互接続
されたコンピュータシステムにわたって分散されている
分散型の態様で実現することが可能である。任意の種類
のコンピュータシステム、又は本明細書に記載した方法
を実施するのに適したその他の装置又は集積回路が適し
ている。典型的なハードウエアとソフトウエアとの組合
わせはコンピュータプログラムを有する汎用コンピュー
タシステムとすることが可能であり、該コンピュータプ
ログラムがロードされ且つ実行されると、本明細書に記
載した方法を実施するようにコンピュータシステムを制
御する。本明細書においては、システム要素はハードウ
エアプロセッサ上で実行するソフトウエアプログラムか
ら構成することが可能である。該要素は、所要の処理を
実行させることが可能な命令と呼ぶことが可能であり、
且つ該要素はその機能を実現するためにハードウエアプ
ロセッサへ通信可能に結合される。
【0072】本発明は、又、コンピュータプログラムプ
ロダクトの形態で実現することが可能であり、それは本
明細書に記載した方法の実現を可能とする全ての特徴を
有しており、且つ、それは、コンピュータシステム内に
ロードされた場合に、これらの方法を実施することが可
能である。この文脈においてのコンピュータプログラム
手段又はコンピュータプログラムは直接的に又は (a)
別の言語、コード又は表記への変換及び(b)異なる形
式における再生のいずれか又は両方の後に情報処理能力
を具備するシステムをして特定の機能を実施させること
を意図した1組の命令の任意の言語における任意の表
現、コード又は表記を意味している。
【0073】各コンピュータシステムは、1個又はそれ
以上のコンピュータ及びコンピュータがデータ、命令、
メッセージ又はメッセージパケット、及びコンピュータ
によって読取可能な媒体からのその他のコンピュータが
読取可能な情報を読取ることを可能とする少なくとも1
個のコンピュータによって読取可能な媒体を有すること
が可能である。該コンピュータによって読取可能な媒体
は、例えばROM等の非揮発性メモリ、フラッシュメモ
リ、ディスクドライブメモリ、CD−ROM、その他の
永久的な記憶 (格納)装置を有することが可能である。
更に、コンピュータによって読取可能な媒体は、例え
ば、RAM、バッファ、キャッシュメモリ、ネットワー
ク回路等の揮発性格納 (記憶)装置を有することが可能
である。更に、該コンピュータによって読取可能な媒体
は、コンピュータがこのようなコンピュータによって読
取可能な情報を読取ることを可能とする有線ネットワー
ク又は無線ネットワークを包含するネットワークリンク
及び/又はネットワークインターフェース等の過渡的状
態媒体におけるコンピュータによって読取可能な情報を
包含することが可能である。
【0074】本発明に基づく画像マッチングシステムは
従来技術と比較して顕著な利点を提供している。本画像
マッチングシステムはビデオ画像をキャプチャする各カ
メラと関連しているプロセッサの間でデータ集約的処理
を分割即ち分散させる。このアーキテクチャはマルチビ
デオ画像ストリームの著しくより高速な処理を可能とし
且つシステムへ付加的なカメラを付加することを可能と
することによりカメラの数におけるスケーラビリティ即
ち拡縮可能性を提供しており、一方、複数個のカメラの
画像を互いにマッチさせ且つ三次元ビデオの発生をサポ
ートするために、30フレーム/秒の程度のビデオデー
タレートでこれらの複数個のカメラによってキャプチャ
されるビデオ画像の実時間処理を可能としている。
【0075】従って、本発明の実施例の顕著な効率に起
因して、集積回路 (IC)チップにおける実現が可能で
あり且つ望ましいものである。一般的に、例えばIC、
回路基板、及びプリント回路カードによって供給される
ような回路支持基板及び関連する回路、及び上述した本
発明に基づく機能的モジュールを包含するその他の同様
の実施例は、本発明に基づく非常に正確な画像マッチン
グ方法からコンピュータシステムが利点を享受すること
を可能とするモジュール型解決を提供することが可能で
ある。
【0076】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ制限
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適実施例に基づく例示的な画像マ
ッチングシステムを示した機能的ブロック図。
【図2】 本発明の好適実施例に基づく図1の例示的な
画像マッチングシステム内のデジタルプロセッサのより
詳細な構成を示した機能的ブロック図。
【図3】 本発明の好適実施例に基づく図1の例示的な
画像マッチングシステム内の中央コンピュータのより詳
細な構成を示した機能的ブロック図。
【図4】 本発明の好適実施例によって使用される存在
マトリクスを示した概略図。
【図5】 本発明の好適実施例に基づく中央コンピュー
タによって実施される処理を示したフローチャート。
【図6】 本発明の好適実施例に基づくデジタルプロセ
ッサによって実施される処理を示したフローチャート。
【符号の説明】
100 画像マッチングシステム 102 デジタルビデオカメラ 104,106,108 カメラ 115,117,119 デジタルプロセッサ 120a,120b,120c カメラ間通信チャンネ
ル 124 カメラ・コンピュータ通信チャンネル
フロントページの続き (72)発明者 ピーター ジェイ. マクギネス アメリカ合衆国, カリフォルニア 92064, サン ディエゴ, ツイン ピ ークス ロード 14540 (72)発明者 ジョージ キュー. チェン アメリカ合衆国, カリフォルニア 92129, サン ディエゴ, ドーマウス ロード 12396 (72)発明者 クリフォード エム. ステイン アメリカ合衆国, カリフォルニア 92122, サン ディエゴ, チャーマン ト ドライブ 7045, ナンバー 154 (72)発明者 キム シー. ヌグ アメリカ合衆国, カリフォリニア 92117, サン ディエゴ, ウェルター ノ アベニュー 4060, ナンバー 208 Fターム(参考) 5L096 CA05 FA09 FA34 JA11

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像処理システムにおいて、 複数個の画像特徴検知器が設けられており、前記複数個
    の画像特徴検知器の内の各画像特徴検知器は第一複数個
    の画像のうちの少なくとも1つにおいて1組の独特の画
    像特徴を検知するものであり、前記第一複数個の画像は
    事前には不知である異なる物理的位置からキャプチャし
    たシーンの画像を有しており、 複数個の初期画像相関器が設けられており、前記複数個
    の初期画像相関器内の各初期画像相関器は前記第一複数
    個の画像のうちの少なくとも2つの画像内の独特の画像
    特徴の第一対応を決定するために前記複数個の画像特徴
    検知器内の前記画像特徴検知器のうちの少なくとも1つ
    と通信可能に結合されており、 前記第一複数個の画像内の前記少なくとも2つの画像を
    包含する第二複数個の画像において検知した独特の画像
    特徴の最終的対応を決定するために最終画像相関器が前
    記複数個の初期画像相関器の各々と通信可能に結合され
    ている、ことを特徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、独特の画像特徴が特
    徴点であることを特徴とする画像処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記第一複数個の画
    像内及び前記第二複数個の画像内の各画像が実時間動画
    内の1つの画像であることを特徴とする画像処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記複数個の画像特
    徴検知器内の第一画像特徴検知器及び前記複数個の初期
    画像相関器内の第一初期画像相関器が、前記複数個の画
    像のうちの少なくとも1つの画像をキャプチャするため
    の第一カメラへ通信可能に結合されている第一デジタル
    プロセッサへ通信可能に結合されていることを特徴とす
    る画像処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記最終画像相関器
    が第二プロセッサへ通信可能に結合されていることを特
    徴とする画像処理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1において、各初期画像相関器
    が、第一蓋然的マッチ組の各マッチに対してマッチング
    する隣りのものの独特な画像特徴の総数に少なくとも部
    分的に基づいて対応の最大平均強度を有するものと決定
    される第一蓋然的マッチ組の独特の画像特徴を計算する
    ことを特徴とする画像処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記最終画像相関器
    は前記第一対応を改善し、その結果前記少なくとも2つ
    の画像の間の画像特徴の少なくとも第二蓋然的マッチ組
    を発生し、前記少なくとも第二蓋然的マッチ組は、前記
    少なくとも第二蓋然的マッチ組の射影再生から得られる
    マッチした独特の画像点に対する再射影エラーの計算に
    少なくとも部分的に基づいていることを特徴とする画像
    処理システム。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記少なくとも第二
    蓋然的マッチ組が前記少なくとも第二蓋然的マッチ組に
    おけるマッチされた独特の画像点に関連する再射影エラ
    ーの最小二乗メディアンに少なくとも部分的に基づいて
    いることを特徴とする画像処理システム。
  9. 【請求項9】 複数個の画像の間で画像特徴をマッチン
    グする方法において、 第一複数個の画像の第一画像における第一組の独特の画
    像特徴を検知し、前記複数個の画像は事前に不知である
    異なる物理的位置から同時的にキャプチャしたシーンの
    画像を有しており、 前記第一組の独特の画像特徴と前記第一複数個の画像の
    少なくとも第二画像内において検知した少なくとも第二
    組の独特特徴との間の独特の特徴画像の第一対応を決定
    し、 前記第一複数個の画像内において前記第一画像及び前記
    少なくとも第二画像を包含する第二複数個の画像におい
    て検知された独特の画像特徴の最終的対応を決定する、
    ことを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記独特の画像特
    徴が特徴点であることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項9において、実時間ビデオデー
    タを処理するために前記方法の各ステップを繰返し実施
    することを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項9において、前記検知するステ
    ップ及び前記第一対応を決定するステップが前記第一画
    像をキャプチャしたカメラと関連している第一プロセッ
    サにおいて実施されることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記最終的対応
    を決定するステップが第二プロセッサにおいて実施され
    ることを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 請求項9において、前記第一対応を決
    定するステップが、第一蓋然的マッチ組の各マッチに対
    するマッチングする隣りのものの独特の画像特徴の総数
    に少なくとも部分的に基づいた対応の最大平均強度を有
    するものとして決定される独特の画像特徴の第一蓋然的
    マッチ組を発生することを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 請求項9において、前記最終的対応を
    決定するステップが、前記第一画像と前記少なくとも第
    二画像との間の画像特徴の少なくとも第二蓋然的マッチ
    組を発生する前記第一対応の改良を決定し、前記少なく
    とも第二蓋然的マッチ組が前記少なくとも第二蓋然的マ
    ッチ組の射影再生から発生するマッチされた独特の画像
    点に対する再射影エラーの計算に少なくとも部分的に基
    づいていることを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項15において、前記少なくとも
    第二蓋然的マッチ組は、前記少なくとも第二蓋然的マッ
    チ組におけるマッチされた独特の画像点に関連する再射
    影エラーの最小二乗メディアンに少なくとも部分的に基
    づいていることを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 複数個の画像の間において画像特徴を
    マッチングさせるコンピュータ命令を包含するコンピュ
    ータ読取可能媒体において、コンピュータをして、 事前に不知である異なる物理的位置から同時的にキャプ
    チャされたシーンの画像を包含する第一複数個の画像の
    第一画像において第一組の独特の画像特徴を検知させ、 前記第一組の独特の画像特徴と前記第一複数個の画像の
    少なくとも第二画像内において検知した少なくとも第二
    組の独特の特徴画像との間の独特の特徴画像の第一対応
    を決定させ、 前記第一複数個の画像内において前記第一画像及び前記
    少なくとも第二画像を包含する第二複数個の画像におい
    て検知された独特の画像特徴の最終的対応を決定させ
    る、命令を有していることを特徴とするコンピュータに
    よって読取可能な媒体。
  18. 【請求項18】 請求項17において、独特の画像特徴
    が特徴点であることを特徴とするコンピュータによって
    読取可能な媒体。
  19. 【請求項19】 請求項17において、実時間ビデオデ
    ータを処理するために前記命令が繰返し実施されること
    を特徴とするコンピュータによって読取可能な媒体。
  20. 【請求項20】 請求項17において、前記検知させる
    命令及び前記第一対応を決定させる命令が前記第一画像
    をキャプチャしたカメラと関連している第一プロセッサ
    において実行されることを特徴とするコンピュータによ
    って読取可能な媒体。
  21. 【請求項21】 請求項20において、前記最終的対応
    を決定する命令が第二プロセッサにおいて実行されるこ
    とを特徴とするコンピュータによって読取可能な媒体。
  22. 【請求項22】 請求項17において、前記第一対応を
    決定させる命令が、第一蓋然的マッチ組の各マッチに対
    してマッチングする隣りのものの独特の画像特徴の総数
    に少なくとも部分的に基づく対応の最大平均強度を有す
    るものとして決定される独特の画像特徴の第一蓋然的マ
    ッチ組を発生させる命令を有していることを特徴とする
    コンピュータによって読取可能な媒体。
  23. 【請求項23】 請求項17において、前記最終的対応
    を決定させる命令が、前記第一画像と前記少なくとも第
    二画像との間の画像特徴の少なくとも第二蓋然的マッチ
    組を発生する前記第一対応の改良を決定する命令を有し
    ており、前記少なくとも第二蓋然的マッチ組が前記少な
    くとも第二蓋然的マッチ組の射影再生から発生するマッ
    チされた独特の画像点に対する再射影エラーの計算に少
    なくとも部分的に基づいていることを特徴とするコンピ
    ュータによって読取可能な媒体。
  24. 【請求項24】 請求項23において、前記第二蓋然的
    マッチ組が前記少なくとも第二蓋然的マッチ組における
    マッチされた独特の画像点と関連する再射影エラーの最
    小二乗メディアン計算に少なくとも部分的に基づいてい
    ることを特徴とするコンピュータによって読取可能な媒
    体。
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Remì Sub-frame synchronisation and motion interpolation for panoramic video stitching
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