JP2003203198A - 撮像装置、撮像方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体及びコンピュータプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体及びコンピュータプログラム

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JP2003203198A
JP2003203198A JP2002001581A JP2002001581A JP2003203198A JP 2003203198 A JP2003203198 A JP 2003203198A JP 2002001581 A JP2002001581 A JP 2002001581A JP 2002001581 A JP2002001581 A JP 2002001581A JP 2003203198 A JP2003203198 A JP 2003203198A
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JP2002001581A
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Inventor
Junichi Hoshi
淳一 星
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で安価な携帯電話に代表されるようなモ
バイル機器へリーダー用カメラを搭載できるようにす
る。 【解決手段】 比較的に画素数の少ないカラーエリアセ
ンサを使用して複数枚のフレーム画像を生成するととも
に、前記複数枚のフレーム画像を合成して1枚の静止画
を生成することにより、暗い場所や振動の多い場所でも
コードをデコードすることができるようにして、携帯機
器に代表されるモバイル機器にバーコードリーダーを搭
載できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置、撮像方
法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体及びコンピュ
ータプログラムに関し、特に、カラーエリアセンサを用
いてバーコード等を撮像する装置、特に、S/N比が悪い
環境においてバーコードを撮像するために用いて好適な
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、劣悪な撮像環境において撮像を行
うための技術には、例えば、(イ)手ぶれ補正、(ロ)
フラッシュ、(ハ)オートホワイトバランスコントロー
ル(AWC)、(ニ)エッジ強調等の技術がある。
【0003】前記(イ)手ぶれ補正は、主に動画(ムー
ビー)等で使用されている技術であり、例えば「特開平
5−316405号」等に記載の、手ぶれにより生じる
加速度の検出等を行って補正を行う技術や、例えば「特
開2000−244797号」、「特開平11−224
324号」、「特開2000−217032号」等に記
載の、フレーム間の画像の相関から前記画像の重心を重
ね合わせて滑らかな動画を再生する技術等がある。
【0004】それに対して、前記(ロ)フラッシュは、
主に静止画(デジタルカメラ)等で使用されている技術
である。前記フラッシュは近接する被写体からの入射光
量を増大できる技術であるものの、多大な電力を消費す
るため、ハンディタイプのムービー等には搭載すること
が事実上困難な技術でもある。
【0005】また、(ハ)オートホワイトバランスコン
トロールは、被写体の色度(クロマ)を調節するための
技術であり、画像中に存在する最大光量の色を白と仮定
して、前記クロマを調節して最適と思われる画像の色を
再現する技術である。しかし、前記最大光量の色が白と
異なるときは、しばしば誤った色を再現することになる
のは周知の通りである。
【0006】また、(ニ)エッジ強調は、画像からオブ
ジェクト等を切り出す際に必要な画像処理の一種である
が、これも広く普及している技術である。
【0007】近年、携帯電話に代表されるように、モバ
イル機器へのカメラ、エリアセンサの搭載が盛んとなっ
ている。これは、プリクラ(登録商標)に代表されるよ
うなコミュニケーションを図る以外にも、バーコード等
の入力が可能な、入力機器としての働きをも有している
非常に便利なツールである。
【0008】事実、インターネットのURL等の取得を目
的として、複数の会社がそのバーコードシステムビジネ
スを立ち上げ中である。前記ビジネスは、例えばハード
であるバーコードリーダーを無償で貸し出すことにより
前記ハードを普及させ、雑誌媒体等によって配布された
バーコードを前記リーダーで読み取り、前記URLを取得
することによって、容易に前記URLアドレスにジャンプ
することが可能であり、前記バーコードの配布者あるい
はアクセスを希望するURLアドレス者にとっては、非常
に魅力的なシステムとなっている。
【0009】前記システムを運営する会社は、何も利用
者からその利用代金を徴収するだけでなく、コマーシャ
ルのように、前記利用によって利益を得るであろう前記
URLアドレス者からも徴収することができるので、非常
に巧妙なビジネスモデルとなっている。
【0010】特に、日本においては携帯電話の普及率が
高く、例えばiモード(登録商標)等は今後非常に有望
な前記ビジネスの展開環境となりつつある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記携帯電話に搭載さ
れるカメラは基本的に低解像度のカラーセンサであり、
それは従来からバーコードリーダーに搭載されていたモ
ノクロの高解像度センサとは進化形態が明らかに異なる
センサ及びカメラである。
【0012】例えばN*Nのセルからなる2次元バーコー
ドを読み取るためには、その25倍の5N*5Nの画素
数を必要とすると言われている。しかも、これはモノク
ロセンサーの場合であり、カラーセンサを前記コードの
読み取りに使用した場合には、そのカラーフィルタ配列
から発生する擬信号が前記読み取り画像を悪化させる可
能性が更にある。
【0013】図10に示した画像は、市販のPCカメラ
によりモノクロバーコードを読み取った例であるが、前
記画像から輝度信号成分を抽出してセルを再生させる
と、図11に示したように前記カラーフィルタ配列の偽
信号を拾いヒゲを発生させてしまうことが知られてい
る。
【0014】これを解決するためには更なる解像度を必
要とするが、比較的低解像度な表示装置しか保有しない
前記携帯電話にとっては贅沢な仕様であり、コストアッ
プにつながる要因でもある。
【0015】また、前記携帯電話は場所を選ばないコミ
ュニケーションツールであるため、前記カメラも低照度
の環境でも使用できる必要がある。しかも、前記バーコ
ードの読み取りのためにわざわざフラッシュをつけるこ
とは現実的ではない。
【0016】したがって、前記カメラは高感度である必
要があるが、従来のバーコードリーダーに搭載されてい
るそれは、焦点位置を選ばない焦点深度の深いピンホー
ルカメラプラス、LED照明系の組み合わせからなるのが
通常であった。
【0017】これらのカメラは、お世辞にも高感度と言
える代物ではなく、例えば照明系を持たない携帯電話に
搭載するには、一工夫も二工夫も必要である。したがっ
て、現在のモバイル機器に接続するバーコードリーダー
は、1次元コードのみをなぞって読み取るペン型のそれ
か、ラインセンサーを移動させて2次元コードを読み取
る、前記モバイル機器とは別付けのアタッチメントタイ
プが主流である。
【0018】しかし、これは前記リーダーの普及の制限
と、コストアップにつながっている。どうにかして前記
モバイル機器に前記リーダー用カメラをも内蔵させるこ
とができればその応用も広がり、前述したビジネスモデ
ルが広く成立する強力なメディアを育てることが可能と
なる。
【0019】本発明は前述の問題点にかんがみてなされ
たもので、小型で安価な携帯電話に代表されるようなモ
バイル機器へリーダー用カメラを搭載できるようにする
ことを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置は、バ
ーコードを撮像するためにカラーセンサを使用する撮像
装置において、前記カラーセンサによって撮像されたバ
ーコードを検出するための認識手段を有することを特徴
としている。また、本発明の他の特徴とするところは、
前記認識手段を動作させるための動作切り替えは、前記
撮像装置の利用者がマニュアルで切り替えることが可能
であるとともに、前記バーコードを検出して自動的に切
り替わることを特徴としている。また、本発明のその他
の特徴とするところは、前記カラーセンサの一辺の画素
数は、前記検出するバーコードのバー数の5倍あるいは
一辺のセル数の5倍を越えないことを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、前記バー
コードを検出するための特別な光源を用いることなく検
出することを特徴としている。また、本発明のその他の
特徴とするところは、前記コードのバー及びセルが四角
形からなることを特徴としている。また、本発明のその
他の特徴とするところは、前記コードに使用されている
色は予め仕様に決められている色相を有することを特徴
としている。また、本発明のその他の特徴とするところ
は、前記バーコードを検出するための特別な光学系は、
ピンホール光学系を除く光学系であることを特徴として
いる。また、本発明のその他の特徴とするところは、前
記カラーセンサによって複数枚のフレーム画像を撮像す
ることを特徴としている。また、本発明のその他の特徴
とするところは、前記カラーセンサによって撮像された
複数枚のフレーム画像の手ぶれ補正を行う手ぶれ補正手
段と、前記手ぶれ補正手段によって手ぶれ補正が行われ
複数枚のフレーム画像から1枚の静止画像を作成する静
止画像作成手段とを有することを特徴としている。ま
た、本発明のその他の特徴とするところは、前記カラー
センサによって複数枚のフレーム画像を撮像する間に、
オートホワイトバランスコントロールを禁止することを
特徴としている。また、本発明のその他の特徴とすると
ころは、前記カラーセンサによって複数枚のフレーム画
像を撮像する間に、オートゲインコントロールを禁止す
ることを特徴としている。また、本発明のその他の特徴
とするところは、前記カラーセンサの画素数よりも大き
な画素数のメモリを有し、前記複数枚のフレーム画像を
合成することを特徴としている。また、本発明のその他
の特徴とするところは、前記フレーム画像の合成におい
ては、前記カラーセンサの画素の色と入射光による信号
強度から色度と輝度を計算で求めることを特徴としてい
る。また、本発明のその他の特徴とするところは、前記
静止画像が作成されるまでは、偽信号が混入する恐れの
あるエッジ強調を含む画像処理を行わないことを特徴と
している。また、本発明のその他の特徴とするところ
は、前記コードのバーあるいはセル色を検出する際に、
前記フレーム画像における色相を用いることを特徴とし
ている。また、本発明のその他の特徴とするところは、
画像をメモリに取り込む手段と、前記コードの代表点を
検出する手段と、前記コードの限界と大きさを検出する
手段と、前記コードの平行移動量を計算する手段と、前
記コードの拡大量と回転量を計算する手段と、前記コー
ドの平行移動量、拡大量、回転量に基づいて画像を変換
する手段と、別に格納されている画像と加算平均を取る
手段と、前記各手段が所定回数行われたか否かを監視す
る手段とを有し、前記各手段で行われる処理を所定の回
数だけ繰り返して1枚の静止画像を形成するようにした
ことを特徴としている。また、本発明のその他の特徴と
するところは、前記バーコードをデコードするためのデ
コード手段が、セル色の一方を1に対応させてデコード
し、その結果を第1の結果として評価する第1の評価手
段と、前記セル色の他方を1に対応させてデコードし、
その結果を第2の結果として評価する第2の評価手段
と、前記第1の評価手段及び第2の評価手段の評価結果
が両方ともに妥当でない場合にはデコード結果を表示せ
ずに異常終了させ、前記第1の評価手段及び第2の評価
手段の評価結果が両方ともに妥当である場合にはデコー
ド結果を両方表示し、異常終了させ、前記第1の評価手
段及び第2の評価手段の評価結果のうち、片方の評価結
果のみが妥当である場合には、妥当である方のデコード
結果を表示して正常終了させる表示制御手段とを有する
ことを特徴としている。
【0021】本発明の撮像方法は、カラーセンサによっ
て複数枚のフレーム画像を撮像するフレーム画像撮像処
理と、前記フレーム画像撮像処理によって撮像された複
数枚のフレーム画像の手ぶれ補正を行う手ぶれ補正処理
と、前記手ぶれ補正処理によって手ぶれ補正が行われ複
数枚のフレーム画像から1枚の静止画像を作成する静止
画像作成処理とを有することを特徴としている。また、
本発明の他の特徴とするところは、前記カラーセンサの
画素数よりも大きな画素数のメモリを使用して、前記複
数枚のフレーム画像を合成することを特徴としている。
また、本発明のその他の特徴とするところは、前記フレ
ーム画像の合成においては、前記カラーセンサの画素の
色と入射光による信号強度から色度と輝度を計算で求め
ることを特徴としている。また、本発明のその他の特徴
とするところは、画像をメモリに取り込む処理と、前記
コードの代表点を検出する処理と、前記コードの限界と
大きさを検出する処理と、前記コードの平行移動量を計
算する処理と、前記コードの拡大量と回転量を計算する
処理と、前記コードの平行移動量、拡大量、回転量に基
づいて画像を変換する処理と、別に格納されている画像
と加算平均を取る処理と、前記各処理が所定回数行われ
たか否かを監視する処理とを有し、前記各処理で行われ
る処理を所定の回数だけ繰り返して1枚の静止画像を形
成するようにしたことを特徴としている。また、本発明
のその他の特徴とするところは、前記バーコードをデコ
ードするためのデコード処理が、セル色の一方を1に対
応させてデコードし、その結果を第1の結果として評価
する第1の評価処理と、前記セル色の他方を1に対応さ
せてデコードし、その結果を第2の結果として評価する
第2の評価処理と、前記第1の評価処理及び第2の評価
処理の評価結果が両方ともに妥当でない場合にはデコー
ド結果を表示せずに異常終了させ、前記第1の評価処理
及び第2の評価処理の評価結果が両方ともに妥当である
場合にはデコード結果を両方表示し、異常終了させ、前
記第1の評価処理及び第2の評価処理の評価結果のう
ち、片方の評価結果のみが妥当である場合には、妥当で
ある方のデコード結果を表示して正常終了させる表示制
御処理とを有することを特徴としている。
【0022】本発明の記憶媒体は、前記に記載の各手段
としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記
録したことを特徴としている。また、本発明の記憶媒体
の他の特徴とするところは、前記に記載の方法をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録したことを
特徴としている。
【0023】また、本発明のコンピュータプログラム
は、前記に記載の方法をコンピュータに実行させること
を特徴としている。
【0024】
【発明の実施の形態】最初に本発明の撮像装置の概要を
説明する。本発明は、まずバーコードを検出するための
特別な認識ルーチンを採用する。前記バーコードを認識
するモードへの切り替えは、利用者の操作あるいは前記
コードの自動検出であっても構わない。
【0025】前記ルーチンでは以下のことを仮定する。 (1)バーコードが四角形のバーやセルからなる。 (2)バーコードに使用されている色は予め仕様に決め
られている色相を持つ。
【0026】前記(1)は、1次元や2次元コードのバ
ーやセルの通常の形であり、これを制限することで特に
不都合は生じない。しかし、前記カメラで撮像した画像
の中にバーコードが存在するか否か等を自動検出するた
めには、便利な仮定である。また、カラーセンサを用い
て前記セルを検出する際にも、前記仮定は有力なアシス
トとなる。
【0027】前記(2)は、重要な仮定であり、前記色
相がバーあるいはセル間で均一、一定であることを仮定
することによって、輝度だけでなく、色相でも前記コー
ド、セルを検出可能となる。今後は雑誌掲載等が増える
に従って、カラー印刷等からなるカラー化バーコードが
増える可能性が高い。
【0028】以下に、実際の認識ルーチンを説明する。
ここでは2次元バーコードを例にとり説明するが、1次
元バーコードでも同様である。まず各バーコードに搭載
されている位置決めシンボル(切り出しシンボル)によ
って前記コードの座標系を構築する。その座標系に従っ
て前期セルの白黒、「01」を検出する。
【0029】その際、前記撮像に用いるカメラの光学系
はピンホールカメラではなく人の顔が取れるような比較
的広角で明るい光学系とし、用いるセンサは比較的低解
像度、低感度で安価なカラーセンサとする。前記低感度
なセンサを考慮し、前期撮像する時間を手ぶれの生じる
ような長期間(1/30秒以上)とする。
【0030】しかし、その間の撮像フレーム数は1では
なく、複数枚であり、その各々のフレームの撮像時間は
手ぶれの目立たない短期間(1/30秒以下)とする。
本発明は、前記複数のフレームを用いて1枚の静止画を
形成する。前記複数のフレーム画像を撮像するその際、
前記複数のフレーム間で色度(色相、彩度)の変化を生
じるようなAWC等の操作は一切行わない。また、同様に
輝度(明度)の変化を生じるようなAGC(オートゲイン
コントロール)等の操作も一切行わない。
【0031】前述の4つの公報に記載の手ぶれ補正技術
は、一般のオブジェクトを想定しているが、本発明が対
象とするバーコードは前記複数のフレーム間に渡って同
一のオブジェクトであり、従って相関係数は1であるは
ずである。しかもそのオブジェクト仕様は予め明らかで
ある割合が高いために、前述の一般のオブジェクトを対
象とする公知の手ぶれ補正技術よりもより多くの情報を
用いて前記補正を行うことが可能となっている。
【0032】本実施の形態においても前述の技術と同様
に、前記複数の画像を合成して1枚の静止画を得てい
る。その際、前記複数の画像に用いる画像変換操作に
は、(イ)画像の拡大縮小、(ロ)画像の平行移動、
(ハ)画像の回転等がある。
【0033】前記(イ)画像の拡大縮小は、一般には、
手ぶれ補正に用いない画像操作であり、何故ならば前記
撮像光学系の撮像距離が充分に長いために深さ方向のぶ
れを全く考慮する必要がないからである。しかし、本発
明においては、前記撮像装置の光学系は広角であり撮像
距離が非常に短いことから、必要不可欠なものとなって
いる。
【0034】通常のバーコード検出においては、前述の
ような画像の操作を直接行うことは処理速度が低下する
ため、とても現実的ではない。その代わりに前記画像上
に張られたコードの座標系を操作して、前記セルの色を
取得するのが通常である。前記座標系の拡大縮小や平行
移動、回転は単なる直線の変形であるため非常に負荷が
軽く、それによって処理速度を低下させることはない。
【0035】しかし、本発明に用いられる比較的低解像
度、少画素なセンサにおいては前者の手法も現実的とな
る。例えば、検出すべきバーコードの大きさを100*
100セルとし、それを検出するカラーセンサの大きさ
を640*400とすると、明らかに画素数が少なすぎ
ることが知れよう。(500*500以上必要)また、
カラー化の問題も以前残存している。
【0036】これを解決するために、前記複数のフレー
ム画像を利用する。前記複数のフレーム画像から合成さ
れた1枚の静止画は、公知のようにより高い解像度を有
することが期待できる。
【0037】そこで、フレーム画像を格納し操作するメ
モリ領域を、前記センサの画素数よりも充分大きくと
る。前記メモリは前記センサよりも安価であるため、前
記メモリ領域(メモリ画素数)の増大はただちにはコス
トアップにつながらない。ここでは説明のため2倍(1
280*800)とすると、前記コードのサイズ的には
問題でなくなる。
【0038】前記複数のフレーム画像の合成には、公知
のようなオブジェクトの相関を利用する。しかし、その
相関操作は、前記バーコードの仕様である幾何的な構造
を予め知ることが出来ることを前提としたものである。
具体的には、前記コードを代表する点である、位置検出
シンボルや2次元バーコードの黒セルの重心等を検出
し、それを用いて前記画像を重ね合わせていく。
【0039】前記コードには、一般には、座標系(バー
座標系やセル座標系)が形成されているため、前記座標
系を検出することで前記複数のフレームにわたるバーコ
ード画像の合成がより容易となる。
【0040】その後、前記センサの画素信号である色
(カラーフィルタの色、RGB等)の区別と、入射光の信
号強度あるいはそれに代わるものを前記(イ)〜(ハ)
の処理を用いて重ね合わせていく。
【0041】前述したように、前記フレーム間の画像の
拡大倍率が異なることと、前記エリアセンサのカラーフ
ィルタ配列問題のため、必ずしも画素の位置が前記メモ
リマップと一致しないが、これは公知の画像処理、補間
方法で前記メモリマップ上に前記各画素の信号を展開し
ておく。
【0042】最終的にメモリマップ上の各画素におい
て、前記複数のフレームの色と信号強度情報あるいはそ
れに代わるものを合成し、その色度(色相と彩度)と輝
度(明度)等を得る。
【0043】本発明によれば、複数枚のフレーム画像を
前記コードのバーあるいはセル色の検出に使用するた
め、前述したようなカラーフィルタに起因するヒゲの発
生を抑制可能である。
【0044】そして、前記ヒゲは一種のランダムノイズ
と考えることが出来るため、前記画像のS/Nは、フレ
ーム枚数をnとするとroot(n)の割合で改善が可
能である。
【0045】また、前記重ね合わせた静止画像を得るま
では、画像に偽信号が混入するため、エッジ強調等、高
周波成分を発生させるような公知の画像処理は行わない
方が良い。
【0046】1枚の静止画像が得られた後に、前記メモ
リマップ上の情報から前記コードのバー色やセル色「0
1」を抽出する。前記情報の抽出には前記輝度を用いる
か、前述のようにコード内で一定な色相を用いるかであ
るが、後者の方が環境照明の傾斜(シェーディング)が
存在する際にも有用である。
【0047】本発明によればシェーディングを有するよ
うな暗い照明下でも、前記バーコードを検出することが
できる。そして、抽出した「01」情報から公知の方法
によってバーコード情報が抽出され、前記コードのデコ
ードが行われる。
【0048】次に、添付図面を参照しながら本発明の撮
像装置、撮像方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒
体及びコンピュータプログラムの具体的に実施の形態に
ついて説明する。
【0049】本発明の第1の実施の形態である撮像装置
の概略図を図1に示す。図1において、11は撮像距離
20cm程度の光学系であり、人面の撮影が可能となっ
ている。12は低消費電力な画素数40*64の正方格
子原色カラーフィルタ(R、Bは1*20*32個、Gは
2*20*32個)を有するCMOS製カラーエリアセンサ
であり、前記光学系から入射した入射光を電気的信号か
らなる画像に変換する。
【0050】sx:センサ画素座標x sy:センサ画素座標y 0<=sx<40 0<=sy<64
【0051】13は前記センサカラーエリアセンサ12
から出力されるアナログ電気信号をデジタル信号に変換
するADC(ADコンバーター)である。14は前記AD
コンバーター13から出力される画像信号を一般画像処
理部16、あるいはバーコード認識部18に引き渡す切
り替えスイッチ15の役割を果たすルーチン選択回路で
ある。
【0052】前記ルーチン選択回路14は、本実施の形
態の場合はマニュアルスイッチからなっており、前記カ
ラーエリアセンサ12によりバーコードを読み取る場合
には、前記撮像装置の操作者が前記マニュアルスイッチ
を押すことになる。それにより、前記ADコンバーター
13から出力される画像信号は前記バーコード認識部1
8に供給されるようになる。
【0053】16は前記マニュアルスイッチが押されて
いない場合に画像が供給されるルーチンである。このル
ーチンは公知の画像処理ルーチンであり、とくに前記画
像に変更を加えることはないが、公知のAWCやAGCの一部
は含まれている。17は画素数40*64相当の液晶表
示装置であり、前記画像を表示する。18は前記画像中
に含まれるバーコードを認識するための特別なルーチン
であり、以下に詳細に説明する。
【0054】図2の撮像装置のバーコード認識部の構成
を示すブロック図に示すように、前記ADコンバーター
13からのバーコードを含む画像はスイッチ15を経由
してフレームメモリ21中のフレーム第1のフレームメ
モリに格納される。前記メモリの大きさは前記センサ1
2の画素数40*64の100倍の400*640画素
であり、前記各画素の画像データは、前記エリアセンサ
の色(カラーフィルタ)情報C(sx、sy)とAD変換
された8ビットの光強度情報I(sx、sy)を含んで
いる。 C(sx、sy)=RorGorB 0<=I(sx、sy)<255
【0055】それらのデータは、図3に記載したアルゴ
リズムに従って、CPUあるいはDSP22によりデータ処理
される。ここでは、説明を簡単にするため、検出するバ
ーコードを、図4に示したような最も簡単なそれを考え
ることにする。
【0056】図4において、42は前記2次元バーコー
ド41の最外方の四隅に配置されている位置決めシンボ
ルに相当する黒点であり、前記コードの外周、限界と大
きさを規定している。43は情報を格納するためのセル
であり最大10行10列であり、各セルは予め決められ
た一定の色相である白黒「01」2値の値を取る。
【0057】図3に示したように、処理が開始される
と、ステップS301において第2のメモリがリセット
される(N=1)。次に、ステップS302に進み、画
像を第1のフレームメモリに取り込む。次いで、ステッ
プS303においてコードの重心の計算が行われる。こ
の計算は以下のように行われる。
【0058】まず、1枚目のフレーム画像F(C、I) C(mx、my)=C(sx、sy) I(mx、my)=I(sx、sy) sx*10<=mx<(sx+1)*10 sy*10<=my<(sy+1)*10 mx:メモリ画素座標x my:メモリ画素座標y 0<=mx<400 0<=my<640 は、前記色情報Cと光強度情報Iから色度と輝度Yが計算
され、前記画像中の最大輝度の半分の閾値Ythで2値
化され、モノクロのデジタル画像Mに変換される。 Y(mx、my)=Kr*Ir(xr、yr)+Kg*Ig
(xg、yg)+Kb*Ib(xb、yb) Kr、Kg、Kb:各色の輝度換算定数 Ir、Ig、Ib :各色の光強度 xr、xg、xb:輝度を補間して求める際に使用する
隣接メモリ座標x yr、yg、yb:同座標y Yth=max(Y(x、y))/2 M(mx、my)=0 :Y(mx、my)<Yth or255 :Y(mx、my)>=Yth
【0059】次いで、その黒い方(輝度が低い方)の重
心(gx、gy)が求められ、それをバーコードの重心
として認識する。 gx=Σmx/Σ1 :和は黒に対して取る gy=Σmy/Σ1
【0060】そして、前記コードの重心が求められたな
らば、その点から最も遠い黒い画素(fx、fy)を求
めることで、前記バーコードの大きさSと四隅に配置さ
れた黒点(bx、by)を求めることができる。
【0061】その際に、ゴミ等によるノイズ成分を避け
るために、バーコードのセルサイズあるいはバーの太さ
以下に相当する20画素以下の、黒い画素を無視するよ
うなローパスフィルタを掛けても良い。これらは公知の
画像処理の収縮膨張処理を用いて実現することができ
る。
【0062】max((mx−gx)^2+(my−g
y)^2)=(fx−gx)^2+(fy−gy)^2
:黒に対して求める max((mx−fx)^2+(my−fy)^2)=
(bx−fx)^2+(by−fy)^2 :黒に対し
て求める 残りの二隅の黒点は対角線の直交性を仮定して求める
【0063】前記コードに入れられた四隅の黒点パター
ン(bx、by)が検出されたならば、それを使用して
前記コードの座標系v(i,j)を張ることができる。
但しコードは検出系(撮像装置)に対してプラスマイナ
ス45度以上は傾いていないものとする。このようにし
て、コードの四隅と大きさを検出する(ステップS30
4)。
【0064】次に、第2のフレームメモリへ格納するた
めに予め決められていた座標系との差を求め、コード画
像の変換に必要な平行移動量や拡大量、回転量を求める
(ステップS305、ステップS306)。
【0065】ここでは、前記コードの代表点として、コ
ード中心(cx、cy)と前記四隅の黒点の中心(bc
x、bcy)を選んでいるが、これは前述の重心や任意
のコード座標であっても無論構わない。
【0066】v(i,j)=bLD+p*i+q*j v(i,j):(i,j)番目のセルの座標ベクトル bLD :左下の黒点の座標 p :横方向のセルピッチベクトル、対角線
ベクトルから計算 q :縦方向のセルピッチベクトル、同上 cx=bLDx+px*4.5+qx*4.5 cy=bLDy+py*4.5+qy*4.5 bcxLD=bLDx+px*0.5+qx*0.5 bcyLD=bLDy+py*0.5+qy*0.5等
【0067】以上から、代表点であるコード中心が予め
決められた座標点(200、320)に来るように計算
された平行移動量ΔX、ΔYと、四隅の黒点の中心が予
め決められた座標点(200+−90、320+−9
0)に来るように計算された拡大量m、回転量θを用い
て、前記バーコードを含む1枚目の画像F1(Y(m
x、my))を変換し、第2のフレームメモリにF1
(Y(mx‘、my’))の形で格納する(ステップS
307)。
【0068】ΔX =200−cx ΔY =320−cy m =180/(9*root(px^2+py^
2)) θLD =45°―tan−1(cy−bcyLD/c
x−bcxLD)等 θ =(θLD+θRD+θLU+θRU)/4 tx‘=(mx+ΔX)*m ty‘=(my+ΔY)*m mx‘=tx*cosθ―ty*sinθ :第2の
フレームメモリの座標x my‘=tx*sinθ+ty*cosθ :第2の
フレームメモリの座標y Y(mx、my)=Y(mx‘、my’)
【0069】次いで、2枚目の画像F2を前記ADコン
バーター13から得る。前記フレーム画像の撮像間隔
は、手ぶれが目立たない20msecである。2枚目の
画像F2は、同様にして第1のフレームメモリに書き込
まれる。前記書き込みにより前記第1のフレームメモリ
中に残存していた1枚目の画像F1は上書きされ、消去
される。同様な処理が行われ、平行移動量、拡大量、回
転量が計算され、画像変換が行われるが、1枚目と異な
るのは変換後の画像の輝度情報Y(mx、my)が1/N
化(ここでは、N=2)されることである(ステップS3
08)。
【0070】その後、第2のフレームメモリ中に格納さ
れている1枚目の変換された画像F1との加算が行われ
る(ステップS309)。その際に注意すべきは、前記
第2のフレームメモリ中の画像の輝度情報F1(Y)も
(N-1)/N倍(ここではN=2、即ち1/2倍)されるこ
とである。その後、第1のフレームメモリ中の変換され
た2枚目の画像F2(Y)との加算が行われる。加算さ
れた結果は、第2のフレームメモリに書き込まれる。
【0071】次に、ステップS310において、「N=
N+1」の処理が行われ、前記インクリメントされたN
が予め設定された「max(10)」を超えたか否かが
判断される(ステップS311)。このようにして最低
でも10枚(Nmax=10)のフレーム画像が前記第
2のフレームメモリ中に変換修正されて書き込まれる。
【0072】その後、前記座標系上に存在するセルの
「01」情報に基づいて公知のバーコードデコードアル
ゴリズムにより、前記バーコードに内蔵されているコー
ド情報が取り出され、結果はLCDからなるコード出力装
置19に文字(キャラクター)として表示される。
【0073】本実施の形態によれば、前記カラーエリア
センサのカラーフィルタに起因するランダム的な偽信号
は、平均化されることによって約ルート10分の1に低減
される。また各フレームの画像は手ぶれ限界以下の撮像
間隔(シャッタースピード)によって撮像されているた
めに、前記各フレームにおける手ぶれの影響は最小であ
る。また全体の撮像時間は20msec*10=200
msecと長いので、照度の低い暗い環境でも前記バー
コードの認識が可能である。
【0074】なお、本実施の形態では第2のフレームメ
モリに書き込む画像情報としては、輝度Yのみしか取り
扱わなかったが、色度に対しても同様な処理で書き込み
が可能である。また、他の任意の画像情報に関しても、
同様に書き込みが可能である。
【0075】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。本実施の形態の撮像装置のルーチン選択回路のアル
ゴリズムを説明するフローチャートを図5に示す。
【0076】本実施の形態で検出するバーコードは、JI
SやISOで標準化されているQRコードである。前記コード
はコード中に、切り出しシンボルと呼ばれる座標系検出
用の特殊なパターンを有する。
【0077】前記パターンは1:1:3:1:1という
特殊な白黒パターンであるため、水平線を走査するだけ
でそのパターンの存在の有無を知ることができる。これ
を前記バーコードの検出に利用する。
【0078】すなわち、図5に示したように、フレーム
メモリ中に格納されている任意のフレーム画像を取得し
(ステップS301)、次に、初期設定「n=0」の処
理を行う(ステップS302)。
【0079】次に、ステップS303において、横方向
に1本の水平走査線を調べる処理を行う。そして、その
中に「1:1:3:1:1」の構造が存在するかどうか
を調べる(ステップS304)。
【0080】前記「1:1:3:1:1」の構造が存在
した場合にはステップS305に進み、「n=n+1」
の処理を行う。次に、ステップS306において、「n
≧2」であるかを判断する。この判定の結果、そうでな
いならば、ステップS303に戻って前述した処理を繰
り返し行う。
【0081】その結果、もしその構造が2本以上の水平
走査線で見つかれば、それはバーコードが存在すると判
定して前記バーコード認識ルーチンへと撮像装置のルー
チンを変更する(ステップS307)。
【0082】前記構造を2本以上の走査線で調べる理由
は、自然界に存在する構造による誤検出の割合を低減さ
せるためである。また前記処理は通常は前述のようにフ
レームメモリ中に格納されているフレーム画像に対して
行われるが、CCD等のエリアセンサから直接出力される
水平線情報を利用しても、同様な処理を行うことができ
る。
【0083】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図6は、第3の実施の形態を説明するための撮像装
置のバーコード認識アルゴリズムを示すフローチャート
である。本実施の形態に用いるバーコードは、カラー印
刷からなる2次元バーコードであり、しかもその輝度が
ほぼ等しい2色のセルからなるそれである。
【0084】しかし、前記バーコードにおいては、少な
くとも前記コードの各セルの色情報と各セルの「01」
情報との対応が、予め分かるように仕様化されている必
要がある。例えばオレンジのセルが「0」を表わし緑の
セルが「1」である、といった仕様である。
【0085】通常のバーコードリーダーでは用いている
センサがモノクロであるため、前記輝度が等しいセルか
らなるコードは原理上検出不可能であるが、本発明の撮
像装置はカラーセンサを用いているために、このような
カラーコードが検出可能である。
【0086】まず、第2のフレームメモリにバーコード
画像を格納する。次に、ステップS602に進み、各画
素毎に色と光強度情報を求める。次いで、第2のフレー
ムメモリに格納されている輝度と色度から公知の手法で
色相を求め、色相に対するヒストグラムを作成し、2値
化を行うために最適な閾値を求める。
【0087】その閾値を求めて(ステップS603)、
2値化を行い(ステップS604)、前述のようにバー
コード座標系を求め(ステップS605)て各セルの色
を読み取る(ステップS606)。
【0088】予め決められた仕様である前記各セルの色
と各セルの「01」情報との対応を用いて前記セルの情
報を「0」または「1」に確定する(ステップS60
7)。以後のデコード法は、公知のそれを用い、前記カ
ラーコードのデコードを行う(ステップS608)。
【0089】次に、ステップS609において、結果の
妥当性を評価し、この評価結果が妥当であるか否かをを
ステップS610で判断する。この判断の結果、妥当で
はない場合はステップS611に進んで異常終了する。
また、ステップS610の判断の結果が妥当であれば、
ステップS612に進んで正常終了する。
【0090】本実施の形態を用いれば、通常のバーコー
ドリーダーには不可能なカラーコードのデコードも可能
となる。また、輝度ではなく色相で前記コードの検出を
行う利点は、前述のとおりシェーディングを含む外光照
明に対して強い抵抗力、検出力がある。
【0091】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。本実施の形態の撮像装置のバーコード認識アルゴリ
ズムを説明するためのフローチャートを図7に示す。本
実施の形態に用いるバーコードは前出のカラー2次元バ
ーコードであるが、内部にセル色と「01」情報との対
応の仕様を持たないそれを検出するためのアルゴリズム
である。
【0092】バーコードのなかには白黒の反転処理を行
ったことを示す情報を格納できるコードも存在するが、
それを同一輝度を示す異なる色でどのように印刷するか
は印刷者の自由である。したがって、前記反転処理の有
無の格納は前記色と「01」情報との対応とは無関係で
ある。しかも、前記仕様を持たない従来のモノクロコー
ドでも、時代の要請でカラー印刷され雑誌等に掲載され
る可能性が高くなっている。本実施の形態はこのような
コードに対応するものである。
【0093】そこで、図7に示すように、最初のステッ
プS701において、バーコード画像を第2のフレーム
メモリに格納する。次に、ステップS702において、
2値化した各セルの色を読み取る。
【0094】次に、前述と同様に色度、輝度を計算し、
色相をもとめて2値化し、まず一方のセル色を「1」と
他方のセル色を「0」と仮定(ステップS703)して
デコードを行(ステップS704)、同一コード中に通
常含まれる検査ビットを用いてその結果の妥当性を評価
する(ステップS705)。次いで、反対の組み合わせ
で同様にデコードを行い、同様に結果の妥当性を評価す
る(ステップS7203〜ステップS7205)。
【0095】前記「妥当性評価1」をステップS706
で判断する。この判断の結果、妥当であった場合にはス
テップS707にて「妥当性評価2」の妥当性を判断す
る。この判断の結果、妥当であった場合にはステップS
708に進んで両方表示して、異常終了する(ステップ
S709)。
【0096】また、ステップS707の判断の結果、
「妥当性評価2」が妥当ではない場合にはステップS7
10に進んで一方のみを表示して、正常終了する(ステ
ップS711)。
【0097】また、ステップS706の判断の結果、
「妥当性評価1」が妥当ではない場合にはステップS7
12に進んで「妥当性評価2」が妥当か否かを判断す
る。この判断の結果、妥当であった場合にはステップS
713にて他方のみを表示して、正常終了する(ステッ
プS714)。また、ステップS712の判断の結果、
妥当ではなかった場合には、表示を行わず(ステップS
715)、異常終了する(ステップS716)。
【0098】本実施の形態において、両方のデコード結
果とも妥当でない場合には、それは明らかにコード検出
が正しく行われていないことを意味するので、異常終了
とする。あるいは、両方のデコード結果とも妥当である
場合には、それはコードの意味が不明、不定であること
を意味するので、両方のデコード結果を表示して同様に
異常終了とする。なぜならば、そのデコード結果が示す
文字(キャラクター)の内容から、使用者が両者の確か
さに差をつける場合もあるであろうからである。
【0099】そして、一方のデコード結果のみが妥当で
ある場合には、それはコード検出が正しく行われたこと
を意味するので、そのコード結果のみを表示し正常終了
とする。
【0100】本実施の形態によれば、カラー化の対応が
出来ていないバーコードに対しても前記バーコードの検
出が可能となるため、前記コードを任意の色でプリント
可能となる。
【0101】次に、本発明の第5の実施の形態を説明す
る。図8に、本実施の形態の撮像装置のバーコード認識
部の構成を示す。図8に示したように、ADコンバータ
ー83につらなるメモリ91には11枚のフレームメモ
リが存在し、そのうち第1のフレームメモリから第10
のフレームメモリまでは前記ADコンバーター83から
のフレーム画像を記憶するために用い、11枚目のフレ
ームメモリは前記10枚のフレーム画像から合成された
1枚の高画質なフレーム画像を格納するために用いる。
【0102】本実施の形態によれば、前記フレーム画像
の合成をリアルタイムで行う必要がなくなるため、CPU
/DSP92の性能が低くても良くなる。その結果、前記C
PU/DSP92のサイズが小さく(低級)、安価で良くな
り、また動作周波数が下がることから低消費電力となっ
て、よりモバイル機器に好適な構成となっている。
【0103】(本発明の他の実施の形態)本発明は複数
の機器から構成されるシステムに適用しても1つの機器
からなる装置に適用しても良い。
【0104】また、前述した実施の形態の機能を実現す
るように各種のデバイスを動作させるように、前記各種
デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピ
ュータに対し、記憶媒体から、またはインターネット等
の伝送媒体を介して前記実施の形態の機能を実現するた
めのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシ
ステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはM
PU)に格納されたプログラムに従って前記各種デバイ
スを動作させることによって実施したものも、本発明の
範疇に含まれる。
【0105】また、この場合、前記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコード自体、およびその
プログラムコードをコンピュータに供給するための手
段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体
は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶す
る記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハ
ードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R
OM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等
を用いることができる。
【0106】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、前述の実施の形態で説
明した機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコ
ードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソ
フト等の共同して前述の実施の形態で示した機能が実現
される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施
の形態に含まれることは言うまでもない。
【0107】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって前述した実施
の形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれる。
【0108】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、環境を選ばずバーコードを読み取るようにすること
ができ、安価で簡単な構成の携帯電話に代表されるモバ
イル機器により容易に検出を行うことができる。
【0109】また、本発明の他の特徴によれば、シェー
ディングを行うような暗い照明下でも、前記バーコード
を検出してデコードを行うことができる。
【0110】また、本発明のその他の特徴によれば、カ
ラー化されたバーコードを読み取る際に、カラーエリア
センサのカラーフィルタに起因するランダム的な偽信号
を平均化することによってかなり低減することができ
る。これにより、従来のバーコードリーダーでは不可能
であったカラーコードのデコードを行うことができる。
【0111】また、本発明のその他の特徴によれば、各
フレームの画像は手ぶれ限界以下の撮像間隔(シャッタ
ースピード)によって撮像するために、前記各フレーム
における手ぶれの影響を最小にすることができる。
【0112】また、本発明のその他の特徴によれば、全
体の撮像時間は長いので、照度の低い暗い環境でも前記
バーコードの認識を良好に行うことができる。
【0113】また、本発明のその他の特徴によれば、ま
た、輝度ではなく色相で前記コードの検出を行うように
したので、前述のとおりシェーディングを含む外光照明
に対して強い抵抗力、及び検出力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、第1の実施の形態
である撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】撮像装置のバーコード認識部の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】静止画像を作成する手順を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図4】バーコードの一例を示す図である。
【図5】撮像装置のルーチン選択回路のアルゴリズムを
説明するためのフローチャートである。
【図6】第3の実施の形態を説明するための撮像装置の
バーコード認識アルゴリズムを示すフローチャートであ
る。
【図7】第4の実施の形態を示し、撮像装置のバーコー
ド認識アルゴリズムを説明するためのフローチャートで
ある。
【図8】第5の実施の形態を示し、撮像装置のバーコー
ド認識部の構成を示すブロック図である。
【図9】従来のPCカメラによりモノクロバーコードを
読み取った例を示す図である。
【図10】従来例を示し、カラーフィルタ配列の偽信号
を拾いヒゲを発生させている状態を説明する図である。
【符号の説明】
11 光学系 12 エリアセンサ 13、83 ADC 14 選択回路 15、85 スイッチ 16 画像処理回路 17 出力装置 18 認識ルーチン 19、89 出力装置 21、91 メモリ 22、92 CPU/DSP

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーコードを撮像するためにカラーセン
    サを使用する撮像装置において、 前記カラーセンサによって撮像されたバーコードを検出
    するための認識手段を有することを特徴とする撮像装
    置。
  2. 【請求項2】 前記認識手段を動作させるための動作切
    り替えは、前記撮像装置の利用者がマニュアルで切り替
    えることが可能であるとともに、前記バーコードを検出
    して自動的に切り替わることを特徴とする請求項1に記
    載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記カラーセンサの一辺の画素数は、前
    記検出するバーコードのバー数の5倍あるいは一辺のセ
    ル数の5倍を越えないことを特徴とする請求項1または
    2に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記バーコードを検出するための特別な
    光源を用いることなく検出することを特徴とする請求項
    1〜3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記コードのバー及びセルが四角形から
    なることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載
    の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記コードに使用されている色は予め仕
    様に決められている色相を有することを特徴とする請求
    項1〜5の何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記バーコードを検出するための特別な
    光学系は、ピンホール光学系を除く光学系であることを
    特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記カラーセンサによって複数枚のフレ
    ーム画像を撮像することを特徴とする請求項1に記載の
    撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記カラーセンサによって撮像された複
    数枚のフレーム画像の手ぶれ補正を行う手ぶれ補正手段
    と、 前記手ぶれ補正手段によって手ぶれ補正が行われ複数枚
    のフレーム画像から1枚の静止画像を作成する静止画像
    作成手段とを有することを特徴とする請求項8に記載の
    撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記カラーセンサによって複数枚のフ
    レーム画像を撮像する間に、オートホワイトバランスコ
    ントロールを禁止することを特徴とする請求項8または
    9に記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記カラーセンサによって複数枚のフ
    レーム画像を撮像する間に、オートゲインコントロール
    を禁止することを特徴とする請求項8または9に記載の
    撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記カラーセンサの画素数よりも大き
    な画素数のメモリを有し、前記複数枚のフレーム画像を
    合成することを特徴とする請求項8〜11の何れか1項
    に記載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 前記フレーム画像の合成においては、
    前記カラーセンサの画素の色と入射光による信号強度か
    ら色度と輝度を計算で求めることを特徴とする請求項1
    2に記載の撮像装置。
  14. 【請求項14】 前記静止画像が作成されるまでは、偽
    信号が混入する恐れのあるエッジ強調を含む画像処理を
    行わないことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  15. 【請求項15】 前記コードのバーあるいはセル色を検
    出する際に、前記フレーム画像における色相を用いるこ
    とを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  16. 【請求項16】 画像をメモリに取り込む手段と、前記
    コードの代表点を検出する手段と、前記コードの限界と
    大きさを検出する手段と、前記コードの平行移動量を計
    算する手段と、前記コードの拡大量と回転量を計算する
    手段と、前記コードの平行移動量、拡大量、回転量に基
    づいて画像を変換する手段と、別に格納されている画像
    と加算平均を取る手段と、前記各手段が所定回数行われ
    たか否かを監視する手段とを有し、 前記各手段で行われる処理を所定の回数だけ繰り返して
    1枚の静止画像を形成するようにしたことを特徴とする
    請求項8〜15の何れか1項に記載の撮像装置。
  17. 【請求項17】 前記バーコードをデコードするための
    デコード手段が、セル色の一方を1に対応させてデコー
    ドし、その結果を第1の結果として評価する第1の評価
    手段と、 前記セル色の他方を1に対応させてデコードし、その結
    果を第2の結果として評価する第2の評価手段と、 前記第1の評価手段及び第2の評価手段の評価結果が両
    方ともに妥当でない場合にはデコード結果を表示せずに
    異常終了させ、前記第1の評価手段及び第2の評価手段
    の評価結果が両方ともに妥当である場合にはデコード結
    果を両方表示し、異常終了させ、前記第1の評価手段及
    び第2の評価手段の評価結果のうち、片方の評価結果の
    みが妥当である場合には、妥当である方のデコード結果
    を表示して正常終了させる表示制御手段とを有すること
    を特徴とする請求項1〜16の何れか1項に記載の撮像
    装置。
  18. 【請求項18】 カラーセンサによって複数枚のフレー
    ム画像を撮像するフレーム画像撮像処理と、 前記フレーム画像撮像処理によって撮像された複数枚の
    フレーム画像の手ぶれ補正を行う手ぶれ補正処理と、 前記手ぶれ補正処理によって手ぶれ補正が行われ複数枚
    のフレーム画像から1枚の静止画像を作成する静止画像
    作成処理とを有することを特徴とする撮像方法。
  19. 【請求項19】 前記カラーセンサの画素数よりも大き
    な画素数のメモリを使用して、前記複数枚のフレーム画
    像を合成することを特徴とする請求項18に記載の撮像
    方法。
  20. 【請求項20】 前記フレーム画像の合成においては、
    前記カラーセンサの画素の色と入射光による信号強度か
    ら色度と輝度を計算で求めることを特徴とする請求項1
    9に記載の撮像方法。
  21. 【請求項21】 画像をメモリに取り込む処理と、前記
    コードの代表点を検出する処理と、前記コードの限界と
    大きさを検出する処理と、前記コードの平行移動量を計
    算する処理と、前記コードの拡大量と回転量を計算する
    処理と、前記コードの平行移動量、拡大量、回転量に基
    づいて画像を変換する処理と、別に格納されている画像
    と加算平均を取る処理と、前記各処理が所定回数行われ
    たか否かを監視する処理とを有し、 前記各処理で行われる処理を所定の回数だけ繰り返して
    1枚の静止画像を形成するようにしたことを特徴とする
    請求項18〜20の何れか1項に記載の撮像方法。
  22. 【請求項22】 前記バーコードをデコードするための
    デコード処理が、セル色の一方を1に対応させてデコー
    ドし、その結果を第1の結果として評価する第1の評価
    処理と、 前記セル色の他方を1に対応させてデコードし、その結
    果を第2の結果として評価する第2の評価処理と、 前記第1の評価処理及び第2の評価処理の評価結果が両
    方ともに妥当でない場合にはデコード結果を表示せずに
    異常終了させ、前記第1の評価処理及び第2の評価処理
    の評価結果が両方ともに妥当である場合にはデコード結
    果を両方表示し、異常終了させ、前記第1の評価処理及
    び第2の評価処理の評価結果のうち、片方の評価結果の
    みが妥当である場合には、妥当である方のデコード結果
    を表示して正常終了させる表示制御処理とを有すること
    を特徴とする請求項18〜21の何れか1項に記載の撮
    像方法。
  23. 【請求項23】 前記請求項1〜17の何れか1項に記
    載の各手段としてコンピュータを機能させるためのプロ
    グラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取
    り可能な記憶媒体。
  24. 【請求項24】 前記請求項18〜22の何れか1項に
    記載の撮像方法をコンピュータに実行させるためのプロ
    グラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取
    り可能な記憶媒体。
  25. 【請求項25】 前記請求項18〜22の何れか1項に
    記載の撮像方法をコンピュータに実行させることを特徴
    とするコンピュータプログラム。
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