JP2003196312A - データベース検索装置 - Google Patents

データベース検索装置

Info

Publication number
JP2003196312A
JP2003196312A JP2001391735A JP2001391735A JP2003196312A JP 2003196312 A JP2003196312 A JP 2003196312A JP 2001391735 A JP2001391735 A JP 2001391735A JP 2001391735 A JP2001391735 A JP 2001391735A JP 2003196312 A JP2003196312 A JP 2003196312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
search
data
storage location
storage
database
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001391735A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Fujinaga
和也 藤永
Masahide Kono
政秀 河野
Saburo Takahashi
三郎 高橋
Hisashi Yoshizako
寿 吉迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PORTAL CORP
Original Assignee
PORTAL CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PORTAL CORP filed Critical PORTAL CORP
Priority to JP2001391735A priority Critical patent/JP2003196312A/ja
Publication of JP2003196312A publication Critical patent/JP2003196312A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データベース検索を高速化する。 【解決手段】 ハードディスク等で構成されるデータ格
納手段2は、各々の検索項目のデータを各々の格納場所
に格納する。格納されたデータの検索のために、格納場
所情報が格納場所情報保持手段3に用意される。格納場
所情報は、各検索項目と、その検索項目のデータの格納
手段2における格納場所とを対応付ける。検索処理で
は、格納場所情報を用いて、検索キーに応じて検索され
るべき検索項目のデータの格納場所が特定される。そし
て、特定された格納場所に格納されたデータがデータ格
納手段から取り出される。取り出されたデータから、検
索キーに対応するデータが特定される。参照されるべき
各検索対象のデータの格納手段からの取出しに、項目名
の取出しが伴わなくてよい。すなわち、項目名、デー
タ、項目名、データという具合に順次見ていく従来の処
理が行われなくてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベース検索
装置に関し、特に、データベース検索装置による検索処
理の高速化に関する。
【0002】
【従来の技術】データベース検索装置は、複数の検索項
目についての複数の検索対象のデータをもつデータベー
スから、検索キーに応じた検索項目のデータの参照によ
り、検索キーに対応するデータをもつ検索対象を求め
る。
【0003】データベースは、あらゆる分野で、多数の
情報から必要な情報を検索するために利用されている。
そして、情報が膨大になり続けるのに伴い、データベー
ス検索の高速化も常に要求され続ける。データベース検
索を高速化するためには、プロセッサの高速化などの処
理能力向上が有効である。しかし、それだけではなく、
処理量を削減することも有効である。むしろ、処理量削
減の方が、検索高速化のためのより根本的な解決手法と
もいえる。ここで、処理量の削減とは、検索対象の量が
同じだとしてもコンピュータの処理が少なくてすむこと
を意味する。
【0004】例えば、インターネットを利用した電子商
取引における、数百万といった商品群から希望の商品を
検索するWebページの提供を考える。このとき、従来
の検索処理を、従来の高いレベルの処理能力をもったハ
ードウエア上で行ったとしても、相当の検索時間を要す
る。もちろん、将来の処理能力の向上は期待できる。し
かし、従来の処理能力での高速化を図るには、検索処理
量を削減する技術の提供が望まれる。
【0005】また、将来に処理能力が向上しても、検索
されるべき情報量も増大するので、やはり検索処理量の
削減は重要である。結局、処理能力の大きさの如何に拘
わらず、検索処理量の削減は、検索の高速化に有効な技
術として常に望ましいものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図1は、データベース
検索の概念を示すために一般的に用いられる説明図であ
る。図1のデータベースは、多数の検索対象の、複数の
検索項目についてのデータをもつ。この例では、検索対
象は「工具A」「工具B」「工具C」等であり、検索項
目は「長さ」「先端形状(+、−等)」「グリップ形
状」等であり、データは、「50mm」「100mm」
「150mm」等である。
【0007】検索装置は、図1に一点鎖線で示されるよ
うに、検索キーに応じた検索項目のデータを参照する。
この例では、検索キーが「100mm」である。検索項
目「長さ」に対応するデータ群が参照される。そして、
検索キーに対応するデータ「100mm」をもつ工具B
が抽出される。
【0008】データベース検索は、概念的には上述のよ
うにして行われる。しかし、実際のコンピュータでの処
理は、実際のデータベース構造に基づき、以下のように
して行われている。
【0009】図2に示すように、実際のデータベース
は、ハードディスク等の格納手段に、検索対象毎に、項
目名とデータを関連づけて格納している。検索処理で
は、各検索対象の、項目名とデータの対が、格納手段か
らメモリへと取り出される。すなわち、図2の例では、
データベースは、「長さ」「50mm」、「長さ」「1
00mm」、「長さ」「150mm」・・・というかた
ちで情報を格納しており、これらが取り出される。そし
て、検索キー対応するデータをもつ工具が求められる。
【0010】図3は、図2の処理を、前出のデータベー
スの概念図上で表している。概念的には、一つの項目名
に対応する複数のデータがまとめて参照されるように見
える。しかし、実際の検索処理では、矢印で示すよう
に、各データの取出しに、項目名の取出しが伴う。すな
わち、矢印で示されるように、項目名と一つ目のデータ
が取り出され、次に項目名と二つ目のデータが取り出さ
れ、この処理が繰り返される。
【0011】このように、従来のデータベースは、その
構造上、一つ一つのデータを常に項目名と共に扱うよう
に構成されている。データを取り出すときには、項目名
を見つけなければ、データを見つけられない。したがっ
て、検索処理は、項目名とデータを格納手段から取出す
動作を繰り返す。言い換えれば、データの取出しには、
常に、項目名の取出しが伴う。
【0012】したがって、従来のデータベース検索は、
項目名とデータの取出しを繰り返さなければならないの
で、多数回の項目名の取出しが必要であり、このこと
は、検索処理量を増大させる要因になっている。もちろ
ん、検索対象の数が少なければ、従来の処理でも、十分
に短い時間で検索が完了する。しかし、検索対象の数が
多いとき、例えば数百万といったオーダーに達すると
き、検索時間が無視できないほどに長くなる。
【0013】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、項目名の取出しを伴わずにデータを
取出し可能とし、これにより検索処理量を削減して、デ
ータベース検索を高速化することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のデータベース検
索装置は、複数の検索項目についての複数の検索対象の
データをもつデータベースから、検索キーに応じた検索
項目のデータの参照により、検索キーに対応するデータ
をもつ検索対象を求める。本発明の装置では、ハードデ
ィスク等で構成されるデータ格納手段が、各々の検索項
目のデータを各々の格納場所に格納する。格納されたデ
ータの検索のために、格納場所情報が、格納場所情報保
持手段に用意される。格納場所情報は、各検索項目と、
その検索項目のデータの前記データ格納手段における格
納場所とを対応付ける。検索処理では、格納場所特定手
段が、格納場所情報を用いて、検索キーに応じて検索さ
れるべき検索項目のデータの格納場所を特定する。そし
て、検索対象特定手段が、特定された格納場所に格納さ
れたデータをデータ格納手段から取り出して、取り出さ
れたデータから、検索キーに対応するデータを特定す
る。したがって、参照されるべき各検索対象のデータの
格納手段からの取出しに、項目名の取出しが伴わなくて
よい。すなわち、項目名、データ、項目名、データとい
う具合に順次見ていく処理が行われなくてもよい。その
結果、検索処理量を低減し、検索を高速化できる。
【0015】好ましくは、前記格納場所情報保持手段
は、検索キーが受け付けられるときに前記格納場所情報
を利用可能なように予め前記格納場所情報を保持してい
る。この構成は、いわゆる常駐に相当する。格納場所情
報保持手段は、典型的にはRAM(ランダムアクセスメ
モリ)等のメモリで構成される。検索キーが受け付けら
れると、メモリに用意された格納場所情報を用いて即座
に格納手段内の格納場所を特定し、特定された格納場所
から必要なデータを取り出すので、検索処理で高速にで
きる。
【0016】好ましくは、前記データ格納手段は、情報
を非作業領域に記憶する、外部記憶装置等の非作業用記
憶手段で構成され、前記格納場所情報保持手段は、情報
を作業領域に記憶する、内部記憶装置等の作業用記憶手
段で構成される。例えば、前記非作業用記憶手段はハー
ドディスク装置である。また、前記作業用記憶手段は、
RAM等のメモリで構成される。好ましくは、前記検索
場所特定手段は、前記作業用記憶手段に予め保持されて
いる格納場所情報を、検索キーが受け付けられたときに
利用して、格納場所を特定する処理を行い、前記検索対
象特定手段は、格納場所が特定されてから、前記非作業
用記憶手段から前記作業用記憶手段へとデータを取り出
して検索対象を求める処理を行う。
【0017】本発明のある態様は、各々の検索項目のデ
ータを各々の格納場所に格納するデータベースについて
の、各検索項目と、その検索項目のデータの前記データ
ベースにおける格納場所とを対応付ける格納場所情報を
保持する格納場所情報保持手段と、前記格納場所情報を
用いて、検索キーに応じて検索されるべき検索項目のデ
ータの格納場所を特定する格納場所特定手段と、特定さ
れた格納場所に格納されたデータを前記データ格納手段
から取り出して、取り出されたデータから、検索キーに
対応するデータを特定するように構成され、前記データ
格納手段からの各検索対象のデータの取出しに項目名の
取出しを伴うことなく検索対象を特定可能な検索対象特
定手段と、を含む。この態様によっても、上述の本発明
の利点が得られる。
【0018】本発明の装置は、インターネット等のネッ
トワークを経由して受け付けられた検索キーに基づいて
検索対象を検索し、検索結果を返してもよい。本発明の
装置は、電子商取引システムに適用され、本発明の装置
を用いた検索と、検索により得られた商品を売買するコ
ンピュータ処理とを行う電子商取引システムが構成され
てもよい。
【0019】本発明は、上述のデータベース検索装置の
態様には限定されない。本発明の別の態様は、例えば、
データベース検索方法であり、コンピュータに検索を行
わせるプログラムであり、またプログラム記録媒体であ
る。また本発明のある態様は、上記の電子商取引システ
ムである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
(以下、実施形態という)を図面を参照して説明する。
【0021】図4は、本発明の原理を、工具の検索を例
に用いて示している(図1〜図3と同様の例を使用)。
データ検索装置1は、データ格納手段2および格納場所
情報保持手段3を含む。例えば、ハードディスクがデー
タ格納手段2として機能し、メモリが格納場所情報保持
手段3として機能する。
【0022】データ格納手段2は、各々の検索項目のデ
ータを各々の格納場所に格納する。格納場所情報保持手
段3は、格納場所情報を保持する。格納場所情報は、各
検索項目と、その検索項目のデータのデータ格納手段に
おける格納場所とを対応付ける。
【0023】すなわち、図4の例では、50mm、10
0mm(長さのデータ)、+、−(先端形状のデー
タ)、丸、四角(グリップ形状のデータ)といったデー
タは、データ格納手段2における各々の格納場所p、
q、rに格納されている。そして、項目名「長さ」「先
端形状」「グリップ形状」は、データ格納場所p、q、
rと、格納場所情報保持手段3の格納場所情報により対
応付けられる。
【0024】検索処理では、格納場所特定手段が、格納
場所情報を用いて、検索キーに応じて検索されるべき検
索項目のデータの格納場所を特定する(S1)。次に、
検索対象特定手段が、特定された格納場所に格納された
データをデータ格納手段から取り出して(S2)、取り
出されたデータから、検索キーに対応するデータを特定
する(S3)。
【0025】図4の例では、検索キーが「100mm」
なので、検索されるべき検索項目は「長さ」である。そ
こで、格納場所情報を参照して、長さのデータの格納場
所pが求められる。データ格納手段2から、格納場所p
のデータがメモリ上に取り出される。そして、取り出さ
れたデータから、100mmが特定される。この100
mmをデータとしてもつのは、工具Bである。そこで、
工具Bが、検索キーに対応する検索対象として求められ
る。
【0026】このように、本発明のデータベース検索
は、格納場所情報を保持手段に保持し、格納場所情報を
利用してデータ格納手段からデータを取り出し、取り出
したデータから検索対象を求める。したがって、データ
格納手段からのデータの取出しに、項目名の取出しが伴
わなくてよい。すなわち、項目名、データ、項目名、デ
ータというように、項目名とデータをセットで取り出す
必要がない。したがって、検索処理量を低減し、検索を
高速化できる。
【0027】好ましくは、格納場所情報保持手段3は、
検索キーが受け付けられるときに格納場所情報を利用可
能なように予め格納場所情報を保持している。すなわ
ち、図4の例では、格納場所情報3としてのメモリに格
納場所情報が保持される。これは、いわゆる常駐に相当
する。この態様によれば、検索キーが受け付けられる
と、既に用意された格納場所情報を用いて即座に格納手
段内の格納場所を特定し、特定された格納場所から必要
なデータを取り出すので、データベース検索を高速化で
きる。
【0028】この点は、以下のように説明することもで
きる。すなわち、好ましくは、データ格納手段2は、情
報を非作業領域に記憶する非作業用記憶手段で構成さ
れ、格納場所情報保持手段3は、情報を作業領域に記憶
する作業用記憶手段で構成される。典型的には、非作業
用記憶手段はハードディスク等であり、作業用記憶手段
はメモリ(RAM)である。メモリ上に予め格納場所情
報が保持される。検索キーが受け付けられると、メモリ
上の格納場所情報を使って格納場所が特定され、それか
らハードディスク等からデータがメモリ上に取り出され
る。格納場所情報を予め作業用記憶手段に用意するの
で、格納場所を迅速に特定でき、したがって迅速に必要
なデータを取り出すことができ、データベース検索を高
速化できる。
【0029】なお、図4の例では、説明を分かりやすく
するために、非常に少数のデータのみが示された。実際
のデータベースにおいて、膨大なデータを扱うときも、
基本的に同様の構成を適用できる。もちろん、大量のデ
ータを扱うために、テーブルやファイルが複数に分けら
れてよい。
【0030】データ量が多くなると、検索処理全体の時
間における、データの取出しに要する時間の占める割合
が増す。本発明によれば、項目名の取出しの時間が不要
なので、データの取出し時間が半分程度になることが期
待できる。これにより、検索の大幅な高速化が期待でき
る。このように、本発明の利点は、データ量が多いとき
に顕著に得られる。
【0031】また、図5を参照すると、本発明は、以下
のように説明することもできる。まず、従来は、図5の
上段に示すように、項目名、データ、項目名、データと
いう順番で、ハードディスクからメモリ上にデータが取
り出される。
【0032】一方、本発明では、予めデータをメモリ上
に取り出すことが分かっており、いわば架空のテンプレ
ートがメモリ上に設定されている。そのテンプレート
に、データ、データ、データ、という具合にデータが並
べられ、それらデータと検索キーが照合される。このよ
うにして、データを直接的に扱うことが可能となり、項
目名の処理を削減でき、そして、検索処理量を低減でき
る。
【0033】次に、本発明のデータ検索装置の構成例
を、それが適用される電子商取引システムとともに説明
する。
【0034】図6は、電子商取引システムの全体的な構
成を示す。電子商取引システム10は、WWWサーバ1
2とデータベースサーバ14を含む。WWWサーバ12
は、インターネットNを経由して、ユーザのクライアン
ト端末16からアクセスされる。WWWサーバ12は、
クライアント端末16に対して、電子商取引のための各
種のWebページを提供する。
【0035】WWWサーバ12が提供するWebページ
の中には、商品検索のページが含まれる。このページを
用いて、クライアント端末16からWWWサーバ12に
検索キーが送られると、検索キーがデータベースサーバ
14に渡される。
【0036】データベースサーバ14は、本発明のデー
タベース検索装置の一形態である。データベースサーバ
14は、検索キーに対応する商品を検索し、検索結果を
WWWサーバ12に返す。検索結果は、WWWサーバ1
2によりクライアント端末16へ提示される。
【0037】図7は、データベースサーバ14の構成を
示す機能ブロック図である。データベースサーバ14
は、データ格納部20、格納場所情報保持部22、検索
キー受付部24、格納場所特定部26、検索対象特定部
28よび検索結果提供処理部30を含む。データ格納部
20はハードディスクで構成される。一方、格納場所情
報保持部22はメモリ(RAM)に設けられる。他の機
能ブロックは、CPUにより、プログラムに従い、メモ
リを用いて実現される。
【0038】データ格納部20は、図4の左下に示した
ように、各検索項目のデータを、適当な格納場所に格納
している。データはテーブルのかたちで格納される。5
0mm、100mm・・・といったデータが格納され
る。このテーブルは、従来のデータベースの一般的なテ
ーブルと異なり、一列目に配列される項目名をもたな
い。
【0039】ただし、本実施形態においても、データ格
納部のテーブルが項目名をもっていてもよい。しかしな
がら、項目名をもっていたとしても、本発明の特徴的な
処理を行うときには、項目名が一つ一つのデータと共に
毎回読み出されることはない。
【0040】格納場所情報保持部22は、図4の上方に
示したように、検索項目とデータ格納場所を対応付ける
格納場所情報を保持する。格納場所情報は、テーブルの
かたちで保持される。格納場所情報は、初めは、データ
格納部20のデータと同じくハードディスクに格納され
る。そして、格納場所情報は、ハードディスクからメモ
リに読み出され、保持される。格納場所情報はメモリに
常駐する。
【0041】図4の例では、格納場所情報が一つのテー
ブルで構成される。しかし、商品数が多いときには、複
数のテーブルにより格納場所情報を構成することも好適
である。もちろん、データ格納部も、複数のテーブルお
よび複数のファイルで構成されてよい。
【0042】図8は、格納場所情報が2つのテーブルで
構成される例を示す。ここでは、格納場所情報のテーブ
ルを、「コアテーブル」と呼ぶ。第1コアテーブルは、
商品種類を、その商品種類の第2コアテーブルを示す情
報と関連づける。そして、第2コアテーブルが、各商品
種類に関して、複数の検索項目の各々を、データ格納部
20における格納箇所(アドレス情報)と対応付ける。
【0043】次に、検索キー受付部24は、WWWサー
バ12から検索キーを受け付ける。ここでは、検索キー
「100mm」が受け付けられる。格納場所特定部26
は、格納場所情報保持部22の格納場所情報を参照し、
検索キーに対応する検索項目のデータの格納場所、すな
わち、項目「長さ」のデータの格納場所「p」を特定す
る。そして、検索対象特定部28が、特定された格納場
所に格納されたデータをデータ格納手段から取り出し
て、取り出されたデータから、検索キーに対応するデー
タを特定する。格納場所「p」から、50mm、100
mmといった長さデータが取り出される。検索キーと一
致するデータ「100mm」をもつ工具Bが、特定され
る。
【0044】検索結果提供処理部30は、検索結果の情
報を、WWWサーバ12へと提供する。WWWサーバ1
2は、検索結果、ここでは商品「工具B」をクライアン
ト端末16に提示し、その後の電子商取引の処理を進め
る。
【0045】以上、本発明の好適な実施形態を説明し
た。本実施形態は、本発明の範囲内で変形可能なことは
もちろんである。例えば、工具以外の任意の検索対象の
データベースに本発明を適用できる。検索対象は、商品
でなくてもよく、物体でなくてもよい。
【0046】また、上述にて用いた各種の図面は、デー
タベースの極一部を示していたが、本発明が適用される
データベースは相当に巨大であってもよい。むしろ、検
索対象の数が多いほど、顕著な高速化が期待できる。こ
の点については前述した通りである。
【0047】また、上記の実施形態では、インターネッ
トを使った電子商取引システムに本発明が適用された。
しかし、本発明は、他の任意のデータベース技術に適用
可能である。例えば、社内LANを使ったシステムに本
発明が適用されてもよい。また例えば、一つのパーソナ
ルコンピュータで構成されるデータベースに本発明が適
用されてもよい。
【0048】また、プログラムの態様に着目するとき、
本発明のプログラムは、少なくとも、本発明の格納場所
特定手段と検索対象特定手段の機能をコンピュータに実
現させる。好ましくは、本発明のプログラムは、格納場
所情報を格納場所情報保持手段に保持させる機能、格納
場所情報を作成する機能、データを適切なかたちでデー
タ格納手段に格納する機能をコンピュータに実現させ
る。本発明のプログラムは、例えば、記録媒体に格納さ
れたかたちで提供され、また、ネットワークを使って通
信で提供される。
【0049】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、格納
場所情報を保持手段に保持し、格納場所情報を利用して
データ格納手段からデータを取り出し、取り出したデー
タから検索対象を求める。データ格納手段からのデータ
の取出しに、項目名の取出しが伴わなくてよい。すなわ
ち、項目名、データ、項目名、データというように、項
目名とデータをセットで取り出す必要がない。したがっ
て、検索処理量を低減し、検索を高速化できる。
【0050】また、本発明は、検索キーが受け付けられ
るときに格納場所情報を利用可能なように予め格納場所
情報を格納場所情報保持手段に保持する。典型的にはメ
モリ上に格納場所情報が常駐する。これにより、検索キ
ーが受け付けられると、既に用意された格納場所情報を
用いて即座に格納手段内の格納場所を特定し、特定され
た格納場所から必要なデータを取り出すので、データベ
ース検索を高速化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】データベース検索の概念を示すために従来から
一般的に用いられる説明図である。
【図2】従来の実際のデータベースの検索処理を示す図
である。
【図3】従来の実際のデータベースの検索処理を示すも
う一つ図である。
【図4】本発明のデータベース検索を示す図である。
【図5】本発明のデータベース検索を示すもう一つの図
である。
【図6】本発明の実施形態のデータベース検索装置が適
用される電子商取引システムを示す図である。
【図7】図6のシステムに備えられた、データベース検
索装置の一形態であるデータベースサーバを示す図であ
る。
【図8】図7の格納場所情報保持部に保持される格納場
所情報が2つのテーブルで構成されるときの例を示す図
である。
【符号の説明】
1 データベース検索装置 2 データ格納手段 3 格納場所情報保持手段 10 電子商取引システム 12 WWWサーバ 14 データベースサーバ 16 クライアント端末 20 データ格納部 22 格納場所情報保持部 24 検索キー受付部 26 格納場所特定部 28 検索対象特定部 30 検索結果提供処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 三郎 東京都港区虎ノ門5丁目11番10号 ポータ ル株式会社内 (72)発明者 吉迫 寿 東京都港区虎ノ門5丁目11番10号 ポータ ル株式会社内 Fターム(参考) 5B075 NK42 PR10

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の検索項目についての複数の検索対
    象のデータをもつデータベースから、検索キーに応じた
    検索項目のデータの参照により、検索キーに対応するデ
    ータをもつ検索対象を求めるデータベース検索装置であ
    って、 各々の検索項目のデータを各々の格納場所に格納するデ
    ータ格納手段と、 各検索項目と、その検索項目のデータの前記データ格納
    手段における格納場所とを対応付ける格納場所情報を保
    持する格納場所情報保持手段と、 前記格納場所情報を用いて、検索キーに応じて検索され
    るべき検索項目のデータの格納場所を特定する格納場所
    特定手段と、 特定された格納場所に格納されたデータを前記データ格
    納手段から取り出して、取り出されたデータから、検索
    キーに対応するデータを特定するように構成され、前記
    データ格納手段からの各検索対象のデータの取出しに項
    目名の取出しを伴うことなく検索対象を特定可能な検索
    対象特定手段と、 を含むことを特徴とするデータベース検索装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータベース検索装置
    において、 前記格納場所情報保持手段は、検索キーが受け付けられ
    るときに前記格納場所情報を利用可能なように予め前記
    格納場所情報を保持していることを特徴とするデータベ
    ース検索装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデータベース検索装置
    において、 前記データ格納手段は、情報を非作業領域に記憶する、
    外部記憶装置等の非作業用記憶手段で構成され、 前記格納場所情報保持手段は、情報を作業領域に記憶す
    る、内部記憶装置等の作業用記憶手段で構成されること
    を特徴とするデータベース検索装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のデータベース検索装置
    において、 前記検索場所特定手段は、前記作業用記憶手段に予め保
    持されている格納場所情報を、検索キーが受け付けられ
    たときに利用して、格納場所を特定する処理を行い、 前記検索対象特定手段は、格納場所が特定されてから、
    前記非作業用記憶手段から前記作業用記憶手段へとデー
    タを取り出して検索対象を求める処理を行う、 ことを特徴とするデータベース検索装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載のデータベース
    検索装置において、 前記非作業用記憶手段はハードディスク装置であり、前
    記作業用記憶手段はRAMであることを特徴とするデー
    タベース検索装置。
  6. 【請求項6】 複数の検索項目についての複数の検索対
    象のデータをもつデータベースから、検索キーに応じた
    検索項目のデータの参照により、検索キーに対応するデ
    ータをもつ検索対象を求めるデータベース検索装置であ
    って、 各々の検索項目のデータを各々の格納場所に格納するデ
    ータベースについての、各検索項目と、その検索項目の
    データの前記データベースにおける格納場所とを対応付
    ける格納場所情報を保持する格納場所情報保持手段と、 前記格納場所情報を用いて、検索キーに応じて検索され
    るべき検索項目のデータの格納場所を特定する格納場所
    特定手段と、 特定された格納場所に格納されたデータを前記データ格
    納手段から取り出して、取り出されたデータから、検索
    キーに対応するデータを特定するように構成され、前記
    データ格納手段からの各検索対象のデータの取出しに項
    目名の取出しを伴うことなく検索対象を特定可能な検索
    対象特定手段と、 を含むことを特徴とするデータベース検索装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のデータ
    ベース検索装置において、 インターネット等のネットワークを経由して受け付けら
    れた検索キーに基づいて検索対象を検索し、検索結果を
    返すことを特徴とするデータベース検索装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載のデータ
    ベース検索装置を備えた電子商取引システム。
  9. 【請求項9】 複数の検索項目についての複数の検索対
    象のデータをもつデータベースから、検索キーに応じた
    検索項目のデータの参照により、検索キーに対応するデ
    ータをもつ検索対象を求めるデータベース検索方法であ
    って、 各々の検索項目のデータを各々の格納場所に格納するデ
    ータ格納手段についての、各検索項目と、その検索項目
    のデータの前記データ格納手段における格納場所とを対
    応付ける格納場所情報を用いて、検索キーに応じて検索
    されるべき検索項目のデータの格納場所を特定する格納
    場所特定ステップと、 特定された格納場所に格納されたデータを前記データ格
    納手段から取り出して、取り出されたデータから、検索
    キーに対応するデータを特定するように構成され、前記
    データ格納手段からの各検索対象のデータの取出しに項
    目名の取出しを伴うことなく検索対象を特定可能な検索
    対象特定ステップと、 を含むことを特徴とするデータベース検索方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のデータベース検索方
    法において、 前記格納場所特定ステップは、検索キーが受け付けられ
    るときに利用可能なように予め前記格納場所情報保持手
    段に保持されている前記格納場所情報を、検索キーの受
    付に応答して利用し、格納場所を特定することを特徴と
    するデータベース検索方法。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載のデータベース検索方
    法において、 前記検索場所特定ステップは、情報を作業領域に記憶す
    る作業用記憶手段に設けられる格納場所情報保持手段に
    予め保持されている格納場所情報を、検索キーが受け付
    けられたときに利用して、格納場所を特定する処理を行
    い、 前記検索対象特定ステップは、格納場所が特定されてか
    ら、情報を非作業領域に記憶する非作業用記憶手段で構
    成されるデータ格納手段から前記作業用記憶手段へとデ
    ータを取り出して検索対象を求める処理を行う、ことを
    特徴とするデータベース検索方法。
  12. 【請求項12】 請求項9〜11のいずれかに記載のデ
    ータベース検索方法において、 インターネット等のネットワークを経由して受け付けら
    れた検索キーに基づいて検索対象を検索し、検索結果を
    返すことを特徴とするデータベース検索方法。
  13. 【請求項13】 請求項9〜12のいずれかに記載のデ
    ータベース検索方法を含んだ、電子商取引のためのコン
    ピュータ処理方法。
  14. 【請求項14】 コンピュータにデータベース検索処理
    を行わせるプログラムであって、複数の検索項目につい
    ての複数の検索対象のデータをもつデータベースから、
    検索キーに応じた検索項目のデータの参照により、検索
    キーに対応するデータをもつ検索対象を求めるデータベ
    ース検索を前記コンピュータに行わせるプログラムにお
    いて、 各々の検索項目のデータを各々の格納場所に格納するデ
    ータ格納手段についての、各検索項目と、その検索項目
    のデータの前記データ格納手段における格納場所とを対
    応付ける格納場所情報を用いて、検索キーに応じて検索
    されるべき検索項目のデータの格納場所を特定する格納
    場所特定ステップと、 特定された格納場所に格納されたデータを前記データ格
    納手段から取り出して、取り出されたデータから、検索
    キーに対応するデータを特定するように構成され、前記
    データ格納手段からの各検索対象のデータの取出しに項
    目名の取出しを伴うことなく検索対象を特定可能な検索
    対象特定ステップと、 を含む処理を前記コンピュータに行わせることを特徴と
    するプログラム。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のプログラムにおい
    て、 前記格納場所特定ステップは、検索キーが受け付けられ
    るときに利用可能なように予め前記格納場所情報保持手
    段に保持されている前記格納場所情報を、検索キーの受
    付に応答して利用し、格納場所を特定することを特徴と
    するプログラム。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載のプログラムにおい
    て、 前記検索場所特定ステップは、情報を作業領域に記憶す
    る作業用記憶手段に設けられる格納場所情報保持手段に
    予め保持されている格納場所情報を、検索キーが受け付
    けられたときに利用して、格納場所を特定する処理を行
    い、 前記検索対象特定ステップは、格納場所が特定されてか
    ら、情報を非作業領域に記憶する非作業用記憶手段で構
    成されるデータ格納手段から前記作業用記憶手段へとデ
    ータを取り出して検索対象を求める処理を行う、ことを
    特徴とするプログラム。
  17. 【請求項17】 請求項14〜16のいずれかに記載の
    プログラムを格納した、コンピュータにて読取可能な記
    録媒体。
JP2001391735A 2001-12-25 2001-12-25 データベース検索装置 Pending JP2003196312A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001391735A JP2003196312A (ja) 2001-12-25 2001-12-25 データベース検索装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001391735A JP2003196312A (ja) 2001-12-25 2001-12-25 データベース検索装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003196312A true JP2003196312A (ja) 2003-07-11

Family

ID=27599234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001391735A Pending JP2003196312A (ja) 2001-12-25 2001-12-25 データベース検索装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003196312A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010079690A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 端末装置及びプログラム
JP2013214323A (ja) * 2013-07-10 2013-10-17 Nec Casio Mobile Communications Ltd 端末装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010079690A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 端末装置及びプログラム
JP2013214323A (ja) * 2013-07-10 2013-10-17 Nec Casio Mobile Communications Ltd 端末装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5748954A (en) Method for searching a queued and ranked constructed catalog of files stored on a network
US7664767B2 (en) System and method for geographically organizing and classifying businesses on the world-wide web
US8583808B1 (en) Automatic generation of rewrite rules for URLs
CN101847161A (zh) 搜索网页的方法和建立数据库的方法
US8812508B2 (en) Systems and methods for extracting phases from text
WO2015081792A1 (zh) 联动性和个性化扩展搜索方法及装置、系统
Lin et al. Automatic information discovery from the" invisible Web"
JP3564999B2 (ja) 情報検索装置
CN111400323A (zh) 数据检索方法、系统、设备及存储介质
JP2000082074A (ja) 氏名又は名称、又は電話番号、又は住所によるurl検索システムを持つインターネットのwwwサイト
JP2003196312A (ja) データベース検索装置
JP2002259409A (ja) 情報抽出方法、情報抽出装置、コンピュータ読取可能な記憶媒体およびコンピュータ・プログラム
JPH07146880A (ja) 文書検索装置及び方法
JP2001155021A (ja) 情報検索装置及びその方法並びにプログラムを記憶した記憶媒体
US20130091166A1 (en) Method and apparatus for indexing information using an extended lexicon
CN104765830A (zh) 一种信息搜索方法及装置
JP2005099964A (ja) 検索分類システム、検索分類サーバ、プログラムおよび記録媒体
JP2020181332A (ja) 高精度類似画像検索方法、プログラム及び高精度類似画像検索装置
JP3287307B2 (ja) 構造化文書検索システム、構造化文書検索方法および構造化文書検索用プログラムを記録した記録媒体
JP2002117043A (ja) 文書検索装置、文書検索方法およびその方法を実施するためのプログラムを記録した記録媒体
JP2682448B2 (ja) 索引検索方式
JP2005056223A (ja) テキストデータ検索システム、その方法及びそのプログラム
JP2002189713A (ja) 文書作成支援方法およびシステム
JP2003281436A (ja) 買物情報取得システム
JP2020042722A (ja) データ検索システム及びデータ検索用プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060509

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061114