JP2003191893A - Bearing structure for drive shaft for vessel - Google Patents

Bearing structure for drive shaft for vessel

Info

Publication number
JP2003191893A
JP2003191893A JP2001395926A JP2001395926A JP2003191893A JP 2003191893 A JP2003191893 A JP 2003191893A JP 2001395926 A JP2001395926 A JP 2001395926A JP 2001395926 A JP2001395926 A JP 2001395926A JP 2003191893 A JP2003191893 A JP 2003191893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
drive shaft
grease
hull
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001395926A
Other languages
Japanese (ja)
Inventor
Tomohiro Fuse
知洋 布施
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2001395926A priority Critical patent/JP2003191893A/en
Publication of JP2003191893A publication Critical patent/JP2003191893A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/66Special parts or details in view of lubrication
    • F16C33/6603Special parts or details in view of lubrication with grease as lubricant
    • F16C33/6622Details of supply and/or removal of the grease, e.g. purging grease
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/66Special parts or details in view of lubrication
    • F16C33/6603Special parts or details in view of lubrication with grease as lubricant
    • F16C33/6607Retaining the grease in or near the bearing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/04Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
    • F16C19/06Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/54Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To reduce frequency of grease supply maintenance for a drive shaft bearing part. <P>SOLUTION: A drive shaft 22 for driving an impeller is rotatably supported on a hull via a bearing member 52. A grease reservoir 22f constituted of a ring-shaped recessed groove is provided on a facing surface 22e with the bearing member 52 in the drive shaft 22. A grease supply port 51d is provided on a bearing body 50 for storing the bearing member 52. Grease can be filled into a bearing chamber 51 and the grease reservoir 22f without extracting the drive shaft 22 from the bearing body 50. <P>COPYRIGHT: (C)2003,JPO

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、船舶用ドライブシ
ャフトの軸受け構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の船舶用ドライブシャフトの軸受け
構造として、図7に示すようなものが知られている(特
開平7−112697号公報)。図において、1はドラ
イブシャフトであり、その前端に、図示しないエンジン
の駆動側カプラに連結された従動側カプラ2が固定さ
れ、後端に、図示しないインペラが固定されていて、エ
ンジンからの動力をインペラに伝達してインペラを回転
駆動するようになっている。その軸受け構造は、ドライ
ブシャフト1を船体3に対して回転可能に支持する軸受
け体4を有している。軸受け体4は、ドライブシャフト
1を回転可能に支持する軸受け部材(図示のものはボー
ルベアリング)5と、この軸受け部材5を収容する軸受
け室6と、前記軸受け部材5の両側(軸線方向前後)に
配置されドライブシャフト1の外周面(図示のものはシ
ャフト1と一緒に回転するスリーブ1’の外周面)1a
との当接で前記軸受け室6を区画するシール部材7,7
とを備えている。このような軸受け構造においては、通
常、軸受け体4を船体3へ組み付ける際に、軸受け室6
にグリースを充填した状態で組み付ける。軸受け部材5
の回転を円滑にするためである。軸受け体4およびドラ
イブシャフト1が船体3に組み付けられた状態では、上
述したように、シール部材7,7がドライブシャフト1
の外周面1aと当接して軸受け室6を区画するから、基
本的に軸受け室6は気密な状態となり、したがって、ド
ライブシャフト1が回転(したがって船舶が走行)しな
い限り、基本的には軸受け室6内に充填されたグリース
が軸受け室6から漏れ出すということは生じ難い。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら実際に
は、エンジンの駆動でドライブシャフト1が回転し、イ
ンペラが回転して船舶が航行されるから、ドライブシャ
フト1および軸受け部材5の回転により、軸受け室6内
の温度は上昇する。軸受け室6内の温度が上昇すると、
軸受け室6内のグリースないし空気が膨張することとな
る。上述したような従来の軸受け構造によると、そのシ
ール部材7の端部7aが軸受け室6の外側に向かって配
置されているので、軸受け室6内のグリースないし空気
がある一定以上に膨張すると、軸受け室6の内圧の上昇
に起因するシール部材7の変形で形成されるシール部材
7のシャフト1外周面1aへの当接部7bとシャフト外
周面1aとの間の隙間から軸受け室6内のグリースない
し空気が室外へ漏れ出すこととなる。したがって、軸受
け室6内のグリースないし空気が膨張しても、これによ
ってシール部材7が過度に変形したりしてしまうという
事態は防止される。しかしながら、このような従来の軸
受け構造によると、軸受け室6内の温度上昇および、こ
れに伴う軸受け室6内のグリースないし空気の膨張によ
り、軸受け室6内のグリースが軸受け室6外へ漏れ出し
てしまうという難点がある。通常、船舶は、その走行お
よび停止を繰り返し、これによって軸受け室6の温度の
上昇および下降(したがって軸受け室6内のグリースな
いし空気の膨張および収縮)も繰り返され、温度下降時
には僅かな隙間から軸受け室6内に空気が入り込み、温
度上昇時にはこれが再び膨張してグリースを軸受け室6
外に押し出すこととなるから、軸受け室6内のグリース
が船舶の走行および停止の繰り返しによって、少なくな
ってしまう可能性がある。一方、このような船舶用ドラ
イブシャフトの軸受け構造においては、ドライブシャフ
ト1(図示のものスリーブ1’、以下同じ)を軸受け部
材5に対して抜き差しできるように、軸受け部材5のイ
ンナーレース5aの内径に対してドライブシャフト1の
外径がごく僅かに小さく構成される。そして、船舶にお
けるドライブシャフト1には、インペラからの反力が作
用し、この反力は、スラスト力、捻り力、および曲げ力
が複雑に組み合わされた状態で作用すると共に、組立性
を考慮するとドライブシャフトとインナーレースのクリ
アランスを極端には小さくできないため、ドライブシャ
フト1とインナーレース5aとが一緒には回転せず、ド
ライブシャフト1の外周面1aとインナーレース5aの
内周面とが摺接することも考えられる。このような状況
下において、上述したようにして軸受け室6内のグリー
スが少なくなると、次第にドライブシャフト1の外周面
1aおよび/またはインナーレース5aの内周面が摩耗
し易くなるので、そのような点に配慮する必要があっ
た。このため、従来の軸受け構造では、その船舶の走行
状況にもよるが、定期的に、軸受け体4からドライブシ
ャフト1を抜いて軸受け室6にグリースを充填する必要
があり、メンテナンスが大変であるという課題があっ
た。 【0004】この発明の目的は、以上のような課題を解
決し、上記のようなメンテナンスの頻度を少なくするこ
とができる船舶用ドライブシャフトの軸受け構造を提供
することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の船舶用ドライブシャフトの軸受け構造
は、インペラを駆動するドライブシャフトを船体に対し
軸受け部材を介して回転可能に支持するものにおいて、
前記ドライブシャフトにおける前記軸受け部材との対向
面にリング状凹溝からなるグリース溜まりが設けられて
いることを特徴とする。 【0006】 【作用効果】請求項1記載の船舶用ドライブシャフトの
軸受け構造は、インペラを駆動するドライブシャフトを
船体に対し軸受け部材を介して回転可能に支持するもの
において、前記ドライブシャフトにおける前記軸受け部
材との対向面にリング状凹溝からなるグリース溜まりが
設けられているので、この船舶用ドライブシャフトの軸
受け構造によれば、上記グリース溜まりにあるグリース
によって、ドライブシャフトと軸受け部材との間の潤滑
性が確保され、ドライブシャフトの外周面および/また
は軸受け部材の内周面が摩耗し難くなる。したがって、
メンテナンスを行なうとしたとしてもその頻度を少なく
することができる。したがってまた、仮に、上述したよ
うな軸受け室を備えた構成とした場合において、軸受け
室内のグリースが少なくなったとしても、上記グリース
溜まりにあるグリースによって、ドライブシャフトと軸
受け部材との間の潤滑性が確保され、ドライブシャフト
の外周面および/または軸受け部材の内周面が摩耗し難
くなるので、メンテナンスを行なうとしたとしてもその
頻度を少なくすることができる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係る船舶用
ドライブシャフトの軸受け構造の一実施の形態を用いた
小型滑走艇の一例を示す一部切り欠き概略側面図、図2
は同じく概略平面図である。 【0008】これらの図(主として図1)に示すよう
に、この小型滑走艇10は、鞍乗り型小型船舶であり、
船体11上のシート12に乗員が座り、スロットルレバ
ー付きの操舵ハンドル13を握って操行可能である。船
体11は、ハル14とデッキ15とを接合して内部に空
間16を形成した浮体構造となっている。空間16内に
おいて、ハル14上には、エンジン20が搭載され、こ
のエンジン20で駆動される推進手段としてのジェット
ポンプ(ジェット推進ポンプ)30がハル14の後部に
設けられている。 【0009】ジェットポンプ30(図3参照)は、船底
に開口した取水口17から船体後端に開口した噴流口3
1c2およびディフレクタ38に至る流路18内に配置
されたインペラ32を有しており、インペラ32の駆動
用のシャフト(ドライブシャフト)22がエンジン20
の出力軸21(図1,図4参照)にカプラ23(駆動側
カプラ23aおよび従動側カプラ23b)を介して連結
されている。したがって、エンジン20によりカプラ2
3およびシャフト22を介してインペラ32が回転駆動
されると、取水口17から取り入れられた水が噴流口3
1c2からディフレクタ38を経て噴出され、これによ
って船体11が推進される。エンジン20の駆動回転
数、すなわちジェットポンプ30による推進力は、前記
操作ハンドル13のスロットルレバー13a(図2参
照)の回動操作によって操作される。ディフレクタ38
は、図示しない操作ワイヤーで操作ハンドル13と連係
されていて、ハンドル13の操作で回動操作され、これ
によって船体11の進路を変更することができる。図1
において、19は牽引対象(ゴムボート等)を牽引する
際に利用されるトウイングフックであり、船体11の後
部に固定されている。 【0010】図3は主としてジェットポンプ30および
シャフト22の軸受け構造を示す断面図、図4は図3の
部分拡大図、図5はさらに図4の部分拡大図である。図
3に示すように、ジェットポンプ30は、船体11の底
部に設けられた取水口17に連通する流路18を形成す
るダクト31と、このダクト31内に配置されたインペ
ラ32と、ダクト31内に設けられたインペラの軸受け
部33と、この軸受け部33の後端を塞ぐキャップ34
とを備えている。ジェットポンプ30は、ダクト31の
前部に形成されたフランジ部31dをハル14に図示し
ないボルトで固定することによりハル14に対して着脱
可能に装着されている。 【0011】ダクト31は、インペラ収容部31aと、
軸受け収容部31bと、ノズル部31cとを有してお
り、インペラ収容部31aと軸受け収容部31bとは一
体に形成されている。軸受け収容部31b内に静翼31
b1を介して前記軸受け部33が一体的に形成されてい
る。 【0012】インペラ32は、そのボス部32aの前部
が、ドライブシャフト22の後端に形成されたスプライ
ン22bに係合しており、ドライブシャフト22と一緒
に回転する。このシャフト22は、その先端部22aが
船体11に搭載されたエンジン20の出力軸21にカプ
ラ23(図4参照)を介して連結されている。一方、軸
受け部33には、インペラ32のボス部32aの後部3
2bを支持する支持軸35がボールベアリング33aを
介して回転可能に支持されている。支持軸35の先端に
は雄ネジ35aが形成されており、この雄ネジ35aが
インペラ32のボス部後部32bに形成されている雌ネ
ジと螺合していることによって、インペラ32と支持軸
35とが結合されている。したがって、インペラ32
は、そのボス部32aの前部がシャフト22に結合さ
れ、ボス部の後部32bが支持軸35に結合されてい
て、これらシャフト22および支持軸35と一緒に回転
する。 【0013】キャップ34の前部には、前記軸受け部3
3の後部への挿入部(筒状部)34bが形成されている
とともに、ネジ36(図3参照)の挿入穴34cが3つ
(1つのみ図示)形成されている。筒状の挿入部34b
には、Oリング(図示せず)の装着溝が形成されてい
る。したがって、キャップ34は、挿入部34bにOリ
ングを装着してこの挿入部34bを図3に示すように軸
受け部33の後部へ挿入(圧入)し、ネジ36によって
軸受け部33の後部に装着される。キャップ34の軸受
け部33との当接面には、部分的な切り欠き34dが形
成されており、メンテナンス時には、上記ネジ36を外
し、この切り欠き34dに工具(例えばドライバ)の先
を差し込んでキャップ34を容易に取り外すことができ
るようになっている。 【0014】ノズル部31cの内周面におけるキャップ
34との対向部には、キャップ34に向かって静翼31
c1が形成されている。ノズル部31cには、船底のビ
ルジ水を排出するためのビルジ管37が挿入されてい
る。ビルジ管37は、ダクト31上部に設けられた流路
31e、31f、およびジョイントパイプ31gを介し
て船体内のビルジ用パイプ60に接続されている。ジェ
ットポンプ30側のジョイントパイプ31gとビルジ用
パイプ60とは圧入により着脱可能に連結されており、
ジェットポンプ30をハル14から取り外す際には、ビ
ルジ用パイプ60をジョイントパイプ31gから取り外
すことができる。また、ノズル部31cの後部には、前
述したディフレクタ38が回動可能に取り付けられてい
る。 【0015】図3、図4に示すように、ハル14には、
軸受けカバー43が固定されており、この軸受けカバー
43に、軸受け体としてのゴムダンパ付き軸受け体50
が固定されている。軸受け体50は、シャフト22の中
間部を船体11に回転可能に支持するためのものであ
る。図4,図5に示すように、軸受け体50は、ゴムダ
ンパ部をなすゴム製の本体51と、この本体51内に収
容され、シャフト22を回転可能に支持するための複数
の軸受け部材(図示のものは2個のボールベアリング)
52,52と、これらベアリング52よりもエンジン側
に組み込まれたシール部材53と、ベアリング52より
もジェットポンプ30側(流路18側)に組み込まれた
シール部材54(この実施の形態では図5に示すように
54a、54bの2つのシール部材)とを備えている。
本体51は、筒状部51aと、この筒状部51aと一体
のフランジ部51bとを有しており、筒状部51a内に
上記ベアリング52、シール部材53および54が組み
込まれている。 【0016】図5に示すように、ベアリング52の両側
に配置されたシール部材すなわち、エンジン側に配置さ
れたシール部材53とジェットポンプ30側に配置され
たシール部材54aは、ドライブシャフト22の外周面
22eと当接することにより軸受け部材(ベアリング)
52を収容する軸受け室51fを区画している。すなわ
ち、軸受け室51fは、筒状部51aの内周面51a1
と、シャフト22の外周面22eと、シール部材53の
内側面53aと、シール部材54aの内側面54a1と
で囲まれた空間として形成されている。この空間(51
f)はまた、後述するように、グリースの充填室を形成
している。 【0017】ベアリング52は、ドライブシャフト22
の外周面22eと当接するインナーレース52aと、こ
のインナーレース52aの外側に回転体(図示のものは
ボール)52bを介して配置されたアウターレース52
cとを備えており、ドライブシャフト22における軸受
け部材との対向面(この場合、インナーレース52aと
の対向面)には、リング状凹溝からなるグリース溜まり
22fが設けられている。グリース溜まり22fをなす
リング状凹溝の角部22gは、シャフト22のベアリン
グ52への抜き差しを容易にするために面取りがなされ
ている。この実施の形態では、図5に示すように、ベア
リング52が2つ設けられており、グリース溜まり22
fは、2つのベアリング52の間において両ベアリング
52に跨るように設けられているが、ベアリング52が
1つである場合には、図6(a)に示すように、グリー
ス溜まり22fは、インナーレース52aの内周面52
eによって全体的に閉塞されるように設けても良いし、
同図(b)に示すように、インナーレース52aの内周
面52eによって部分的に覆われるように設けても良
い。 【0018】図4に示すように、軸受け体50の筒状部
51aは、後述する船体側の円筒部46aに向かって伸
びるゴム円筒部51gを形成している。また、軸受け体
50のフランジ部51bには、金属製の補強部材51c
が一体的に設けられている。一方、軸受けカバー43の
前壁43aには、軸受け体50の筒状部51aを挿入す
る穴43bが設けられているとともに、この穴43bの
回りに金属製でリング状のベース44が接着剤で密に接
着されている。ベース44には、ボルト44bが一体的
に植設されている。軸受け体50は、そのゴム円筒部5
1gを軸受けカバー43の穴43bに挿通するととも
に、そのフランジ部51bにおける補強部材51cに上
記ボルト44bを挿通し、このボルト44bにナット4
5を船体内側から螺合させてフランジ部51b(したが
ってその補強部材51c)を締め付けることによって、
軸受けカバー43(したがって船体11)に固定されて
いる。ゴム円筒部51gの後端は、ハル14に対し、前
記流路18側から接着剤で密に接着されて装着されたジ
ョイントラバー46の円筒部46aに対し、リング状の
クランプ47で連結されている。 【0019】図4および図5に示すように、軸受け体5
0の筒状部51aには、前記軸受け室(グリース充填
室)51fに連通するグリース供給孔51dが形成され
ている。グリース供給孔51dには、連結パイプ55を
介してグリース供給ホース56が接続されており、その
先端にはグリースニップル56aが設けられている。グ
リースニップル56aは、取付金具56bで、デッキ1
5に対し、シート12を開けた際の開口15a近くにお
いて、前述したトウイングフック19(図1参照)と共
締めで固定されている。したがって、シート12を開け
ることにより、グリースニップル56aからグリース供
給ホース56を介して容易に、グリースを前記軸受け室
(グリース充填室)51fに供給することができる。軸
受け室51fに充填されるグリースは、ベアリング52
内および/またはベアリング52とドライブシャフト2
2の外周面22eとの間の僅かな隙間を経てグリース溜
まり22f内にも充填される。 【0020】以上のような船舶用ドライブシャフトの軸
受け構造によれば、次のような作用効果が得られる。 (a)インペラ32を駆動するドライブシャフト22を
船体11に対し軸受け部材52を介して回転可能に支持
するものにおいて、ドライブシャフト22における軸受
け部材52との対向面22eにリング状凹溝からなるグ
リース溜まり22fが設けられているので、この船舶用
ドライブシャフトの軸受け構造によれば、グリース溜ま
り22fにあるグリースによって、ドライブシャフト2
2と軸受け部材52との間の潤滑性が確保され、ドライ
ブシャフト22の外周面22eおよび/または軸受け部
材52の内周面52eが摩耗し難くなる。したがって、
メンテナンスを行なうとしたとしてもその頻度を少なく
することができる。したがってまた、この実施の形態の
ように、軸受け室51fを備えた構成とした場合におい
て、軸受け室51f内のグリースが少なくなったとして
も、上記グリース溜まり22fにあるグリースによっ
て、ドライブシャフト22と軸受け部材52との間の潤
滑性が確保され、ドライブシャフト22の外周面22e
および/または軸受け部材52の内周面52eが摩耗し
難くなるので、メンテナンスを行なうとしたとしてもそ
の頻度を少なくすることができる。 (b)軸受け体50が、ドライブシャフト22を回転可
能に支持する軸受け部材52と、この軸受け部材52を
収容する軸受け室51fと、軸受け部材52の両側に配
置されドライブシャフト22の外周面22eとの当接で
前記軸受け室51fを区画するシール部材53、54a
とを備え、軸受け室51fに対してグリース供給孔51
dおよびグリース供給ホース56を連通させてあるの
で、軸受け室51f内の温度が上昇して軸受け室51f
内のグリースないし空気が膨張したとしても、その膨張
した分のグリースないし空気はグリース供給孔51dお
よびグリース供給ホース56に逃げることとなり、これ
によって軸受け室51f内の内圧は上昇しないか上昇し
たとしてもその上昇は著しく抑制される。したがって、
軸受け室51f内の内圧によってはシール部材53,5
4aは基本的には変形せず、したがってまたシール部材
53,54aとシャフト外周面22eとの間にも隙間が
生じないから、軸受け室51f内のグリースないし空気
がシール部材53,54aとシャフト外周面22eとの
間の隙間から室外へ漏れ出しにくくなる。また、軸受け
室51f内の温度上昇によりグリース供給孔51dおよ
びグリース供給ホース56内に逃げたグリースないし空
気は、船舶10の走行が停止されて軸受け室51f内の
温度が下がると、軸受け室51f内へ戻ることとなる。
したがって、この船舶用ドライブシャフトの軸受け構造
によれば、軸受け室51fの内圧上昇によるシール部材
53,54aの過度の変形が防止されると同時に、船舶
の走行および停止が繰り返されて軸受け室温度の上昇お
よび下降(したがって軸受け室51f内のグリースない
し空気の膨張および収縮)が繰り返されても、軸受け室
51f内のグリースは、基本的には減少せず、仮に減少
したとしてもその減少の度合いは極めて抑制されること
となる。結果として、この軸受け構造によれば、上述し
た(a)の作用効果と相俟って従来技術で必要とされた
ような、シャフト22を抜いてのメンテナンスが基本的
には不要となり、仮にメンテナンスを行なうとしたとし
てもその頻度は著しく少なくて済むという効果が得られ
る。 (c)軸受け体50にはグリース供給ホース56が接続
されており、このグリース供給ホース56によってグリ
ースを注入可能であるので、軸受け体50からドライブ
シャフト22を抜き取ることなく軸受け室51fおよび
グリース溜まり22fにグリースを充填することができ
る。したがって、仮にメンテナンス(グリース充填)の
必要があったとしても、メンテナンスを容易に行うこと
が可能となる。 【0021】以上、本発明の実施の形態および実施例に
ついて説明したが、本発明は上記の実施の形態または実
施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内
において適宜変形実施可能である。 【0022】
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a marine drive shaft bearing structure. 2. Description of the Related Art As a conventional bearing structure for a marine drive shaft, there is known a structure as shown in FIG. 7 (Japanese Patent Laid-Open No. 7-112697). In the figure, reference numeral 1 denotes a drive shaft. A driven side coupler 2 connected to a drive side coupler (not shown) of the engine is fixed to a front end of the drive shaft, and an impeller (not shown) is fixed to a rear end of the drive shaft. Is transmitted to the impeller to rotate the impeller. The bearing structure has a bearing body 4 that rotatably supports the drive shaft 1 with respect to the hull 3. The bearing body 4 includes a bearing member (a ball bearing is shown) for rotatably supporting the drive shaft 1, a bearing chamber 6 for accommodating the bearing member 5, and both sides of the bearing member 5 (back and forth in the axial direction). Outer surface of the drive shaft 1 (the outer surface of the sleeve 1 ′ that rotates together with the shaft 1) 1 a
Sealing members 7, 7 that partition the bearing chamber 6 by contact with
And In such a bearing structure, usually, when assembling the bearing body 4 to the hull 3, the bearing chamber 6
Assemble with grease filled. Bearing member 5
This is for the purpose of smooth rotation. In a state where the bearing body 4 and the drive shaft 1 are assembled to the hull 3, as described above, the seal members 7, 7 are attached to the drive shaft 1.
The bearing chamber 6 is basically in an airtight state because the bearing chamber 6 is partitioned by contacting the outer peripheral surface 1a of the drive shaft 1a. Therefore, unless the drive shaft 1 rotates (therefore, the ship runs), the bearing chamber 6 is basically closed. It is unlikely that the grease filled in 6 leaks out of the bearing chamber 6. However, in practice, the drive shaft 1 is rotated by the driving of the engine, the impeller is rotated, and the ship is navigated, so that the rotation of the drive shaft 1 and the bearing member 5 The temperature in the bearing chamber 6 rises. When the temperature in the bearing chamber 6 rises,
The grease or air in the bearing chamber 6 expands. According to the above-described conventional bearing structure, since the end 7a of the seal member 7 is arranged toward the outside of the bearing chamber 6, when grease or air in the bearing chamber 6 expands beyond a certain level, The gap between the contact portion 7b of the seal member 7 formed on the outer peripheral surface 1a of the shaft 1 and the outer peripheral surface 1a of the shaft formed by the deformation of the seal member 7 due to the increase in the internal pressure of the bearing chamber 6 causes Grease or air leaks out of the room. Therefore, even if the grease or the air in the bearing chamber 6 expands, it is possible to prevent the seal member 7 from being excessively deformed. However, according to such a conventional bearing structure, the grease in the bearing chamber 6 leaks out of the bearing chamber 6 due to the temperature rise in the bearing chamber 6 and the accompanying expansion of grease or air in the bearing chamber 6. There is a disadvantage that it will. Normally, the ship repeatedly travels and stops, thereby increasing and decreasing the temperature of the bearing chamber 6 (therefore, expansion and contraction of grease or air in the bearing chamber 6). Air enters the chamber 6, and when the temperature rises, the air expands again and grease is applied to the bearing chamber 6.
Since the grease is pushed out, there is a possibility that the amount of grease in the bearing chamber 6 may decrease due to repeated running and stopping of the ship. On the other hand, in such a bearing structure for a marine drive shaft, the inner diameter of the inner race 5a of the bearing member 5 is adjusted so that the drive shaft 1 (sleeve 1 'in the drawing, the same applies hereinafter) can be inserted into and removed from the bearing member 5. In contrast, the outer diameter of the drive shaft 1 is very small. Then, a reaction force from the impeller acts on the drive shaft 1 in the ship, and this reaction force acts in a state where the thrust force, the torsional force, and the bending force are combined in a complicated manner, and in consideration of assemblability. Since the clearance between the drive shaft and the inner race cannot be extremely reduced, the drive shaft 1 and the inner race 5a do not rotate together, and the outer peripheral surface 1a of the drive shaft 1 and the inner peripheral surface of the inner race 5a are in sliding contact. It is also possible. Under such circumstances, if the amount of grease in the bearing chamber 6 is reduced as described above, the outer peripheral surface 1a of the drive shaft 1 and / or the inner peripheral surface of the inner race 5a gradually become worn. Points had to be considered. For this reason, in the conventional bearing structure, it is necessary to periodically remove the drive shaft 1 from the bearing body 4 and fill the bearing chamber 6 with grease, depending on the running condition of the ship, and maintenance is troublesome. There was a problem. An object of the present invention is to provide a bearing structure for a marine drive shaft which can solve the above-mentioned problems and can reduce the frequency of maintenance as described above. According to a first aspect of the present invention, there is provided a marine drive shaft bearing structure in which a drive shaft for driving an impeller is rotatable with respect to a hull via a bearing member. In what we support,
A grease reservoir formed of a ring-shaped groove is provided on a surface of the drive shaft facing the bearing member. According to a first aspect of the present invention, there is provided a bearing structure for a marine drive shaft, which rotatably supports a drive shaft for driving an impeller with respect to a hull via a bearing member. Since the grease reservoir formed of the ring-shaped concave groove is provided on the surface facing the member, according to the bearing structure of the marine drive shaft, the grease in the grease reservoir causes the drive shaft and the bearing member to move between the drive shaft and the bearing member. Lubricity is ensured, and the outer peripheral surface of the drive shaft and / or the inner peripheral surface of the bearing member are less likely to be worn. Therefore,
Even if maintenance is performed, the frequency can be reduced. Therefore, in the case where the bearing chamber as described above is provided, even if the amount of grease in the bearing chamber is reduced, the grease in the grease reservoir allows lubrication between the drive shaft and the bearing member. Is secured, and the outer peripheral surface of the drive shaft and / or the inner peripheral surface of the bearing member are hardly worn, so that even if maintenance is performed, the frequency of maintenance can be reduced. Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. FIG. 1 is a partially cut-away schematic side view showing an example of a personal watercraft using one embodiment of a bearing structure for a marine drive shaft according to the present invention.
FIG. As shown in these drawings (mainly FIG. 1), this personal watercraft 10 is a saddle-ride type small boat,
An occupant can sit on a seat 12 on the hull 11 and operate by holding a steering handle 13 with a throttle lever. The hull 11 has a floating structure in which a hull 14 and a deck 15 are joined to form a space 16 therein. In the space 16, an engine 20 is mounted on the hull 14, and a jet pump (jet propulsion pump) 30 as a propulsion unit driven by the engine 20 is provided at a rear portion of the hull 14. The jet pump 30 (see FIG. 3) has a jet port 3 opening at the rear end of the hull from an intake port 17 opening at the bottom of the hull.
1c2 and an impeller 32 disposed in the flow path 18 leading to the deflector 38, and a driving shaft (drive shaft) 22 of the impeller 32 is
1 (see FIGS. 1 and 4) via a coupler 23 (a driving coupler 23a and a driven coupler 23b). Therefore, the coupler 20
When the impeller 32 is driven to rotate via the shaft 3 and the shaft 22, the water taken in from the water intake 17 is ejected from the jet 3
The hull 11 is propelled from 1c2 through the deflector 38, thereby propelling the hull 11. The driving speed of the engine 20, that is, the propulsive force of the jet pump 30, is operated by turning the throttle lever 13a (see FIG. 2) of the operation handle 13. Deflector 38
Is linked to the operation handle 13 by an operation wire (not shown), and is turned by the operation of the handle 13, whereby the course of the hull 11 can be changed. FIG.
In the figure, 19 is a towing hook used for towing a tow target (rubber boat or the like), and is fixed to the rear part of the hull 11. FIG. 3 is a sectional view mainly showing a bearing structure of the jet pump 30 and the shaft 22, FIG. 4 is a partially enlarged view of FIG. 3, and FIG. 5 is a partially enlarged view of FIG. As shown in FIG. 3, the jet pump 30 includes a duct 31 that forms a flow path 18 that communicates with an intake port 17 provided at the bottom of the hull 11, an impeller 32 disposed in the duct 31, and a duct 31. Bearing portion 33 of the impeller provided therein, and a cap 34 for closing the rear end of the bearing portion 33
And The jet pump 30 is detachably attached to the hull 14 by fixing a flange portion 31d formed at a front portion of the duct 31 to the hull 14 with a bolt (not shown). [0011] The duct 31 includes an impeller accommodating portion 31a,
It has a bearing accommodation part 31b and a nozzle part 31c, and the impeller accommodation part 31a and the bearing accommodation part 31b are formed integrally. The stationary blade 31 is provided in the bearing accommodation portion 31b.
The bearing part 33 is integrally formed via b1. The impeller 32 has a front portion of a boss 32a engaged with a spline 22b formed at the rear end of the drive shaft 22, and rotates together with the drive shaft 22. The shaft 22 has a distal end 22 a connected to an output shaft 21 of an engine 20 mounted on the hull 11 via a coupler 23 (see FIG. 4). On the other hand, the bearing portion 33 has a rear portion 3 of the boss portion 32a of the impeller 32.
A support shaft 35 that supports 2b is rotatably supported via a ball bearing 33a. A male screw 35a is formed at the tip of the support shaft 35, and the male screw 35a is screwed with a female screw formed on the boss rear portion 32b of the impeller 32, so that the impeller 32 and the support shaft 35 are formed. And are combined. Therefore, impeller 32
The front portion of the boss portion 32a is connected to the shaft 22 and the rear portion 32b of the boss portion is connected to the support shaft 35, and rotates together with the shaft 22 and the support shaft 35. At the front of the cap 34, the bearing 3
3 is formed with an insertion portion (tubular portion) 34b to the rear portion, and three insertion holes 34c (only one is shown) of the screw 36 (see FIG. 3) are formed. Cylindrical insertion portion 34b
Has an O-ring (not shown) mounting groove formed therein. Therefore, the cap 34 is fitted with an O-ring on the insertion portion 34b, inserted (press-fitted) into the rear portion of the bearing portion 33 as shown in FIG. You. On the contact surface of the cap 34 with the bearing portion 33, a partial notch 34d is formed. At the time of maintenance, the screw 36 is removed, and the tip of a tool (for example, a screwdriver) is inserted into the notch 34d. The cap 34 can be easily removed. A stationary blade 31 facing the cap 34 is provided on a portion of the inner peripheral surface of the nozzle portion 31 c facing the cap 34.
c1 is formed. A bilge pipe 37 for discharging bilge water at the bottom of the ship is inserted into the nozzle portion 31c. The bilge pipe 37 is connected to a bilge pipe 60 in the hull via flow paths 31 e and 31 f provided above the duct 31 and a joint pipe 31 g. The joint pipe 31g on the jet pump 30 side and the bilge pipe 60 are detachably connected by press fitting.
When removing the jet pump 30 from the hull 14, the bilge pipe 60 can be removed from the joint pipe 31g. The above-described deflector 38 is rotatably attached to a rear portion of the nozzle portion 31c. As shown in FIGS. 3 and 4, the hull 14
A bearing cover 43 is fixed, and a bearing body 50 with a rubber damper as a bearing body is attached to the bearing cover 43.
Has been fixed. The bearing body 50 is for rotatably supporting the intermediate portion of the shaft 22 on the hull 11. As shown in FIGS. 4 and 5, the bearing body 50 includes a rubber body 51 forming a rubber damper portion, and a plurality of bearing members (shown in FIG. 4) housed in the body 51 and rotatably supporting the shaft 22. Is two ball bearings)
52, 52, a seal member 53 incorporated on the engine side of the bearing 52, and a seal member 54 incorporated on the jet pump 30 side (the flow path 18 side) of the bearing 52 (FIG. 5 in this embodiment). , Two seal members 54a and 54b).
The main body 51 has a tubular portion 51a and a flange portion 51b integral with the tubular portion 51a, and the bearing 52 and the sealing members 53 and 54 are incorporated in the tubular portion 51a. As shown in FIG. 5, the seal members disposed on both sides of the bearing 52, that is, the seal member 53 disposed on the engine side and the seal member 54a disposed on the jet pump 30 side are formed on the outer periphery of the drive shaft 22. Bearing member (bearing) by contacting surface 22e
A bearing chamber 51f accommodating 52 is defined. That is, the bearing chamber 51f is provided with the inner peripheral surface 51a1 of the cylindrical portion 51a.
, The outer peripheral surface 22e of the shaft 22, the inner surface 53a of the seal member 53, and the inner surface 54a1 of the seal member 54a. This space (51
f) also forms a grease filling chamber, as described below. The bearing 52 is mounted on the drive shaft 22.
An inner race 52a abutting on the outer peripheral surface 22e of the inner race 52a, and an outer race 52 disposed outside the inner race 52a via a rotating body (a ball is shown) 52b.
and a grease reservoir 22f formed of a ring-shaped groove is provided on the surface of the drive shaft 22 facing the bearing member (in this case, the surface facing the inner race 52a). The corners 22g of the ring-shaped concave grooves forming the grease reservoir 22f are chamfered to facilitate insertion and removal of the shaft 22 from the bearing 52. In this embodiment, two bearings 52 are provided as shown in FIG.
f is provided so as to straddle both bearings 52 between the two bearings 52, but when there is only one bearing 52, as shown in FIG. Inner peripheral surface 52 of race 52a
e may be provided so as to be totally closed,
As shown in FIG. 5B, the inner race 52a may be provided so as to be partially covered by the inner peripheral surface 52e. As shown in FIG. 4, the cylindrical portion 51a of the bearing body 50 forms a rubber cylindrical portion 51g extending toward a hull-side cylindrical portion 46a described later. A metal reinforcing member 51c is provided on the flange portion 51b of the bearing body 50.
Are provided integrally. On the other hand, the front wall 43a of the bearing cover 43 is provided with a hole 43b for inserting the cylindrical portion 51a of the bearing body 50, and a metal ring-shaped base 44 is provided around the hole 43b with an adhesive. Tightly adhered. A bolt 44b is integrally implanted in the base 44. The bearing body 50 has a rubber cylindrical portion 5.
1g is inserted through the hole 43b of the bearing cover 43, and the bolt 44b is inserted through the reinforcing member 51c of the flange portion 51b.
5 is screwed from the inside of the hull to tighten the flange portion 51b (therefore, the reinforcing member 51c),
It is fixed to the bearing cover 43 (therefore, the hull 11). The rear end of the rubber cylindrical portion 51g is connected to the hull 14 by a ring-shaped clamp 47 to the cylindrical portion 46a of the joint rubber 46 mounted tightly with an adhesive from the flow channel 18 side with an adhesive. I have. As shown in FIGS. 4 and 5, the bearing 5
A grease supply hole 51d communicating with the bearing chamber (grease filling chamber) 51f is formed in the 0 cylindrical portion 51a. A grease supply hose 56 is connected to the grease supply hole 51d via a connection pipe 55, and a grease nipple 56a is provided at the tip thereof. The grease nipple 56a is a mounting bracket 56b,
5, near the opening 15 a when the sheet 12 is opened, it is fixed together with the aforementioned towing hook 19 (see FIG. 1). Therefore, by opening the sheet 12, grease can be easily supplied from the grease nipple 56a to the bearing chamber (grease filling chamber) 51f via the grease supply hose 56. The grease filled in the bearing chamber 51f is supplied to the bearing 52
Inner and / or bearing 52 and drive shaft 2
The grease reservoir 22f is also filled into the grease reservoir 22f through a slight gap between the grease reservoir 22f and the outer peripheral surface 22e. According to the bearing structure of the marine drive shaft as described above, the following operational effects can be obtained. (A) A grease formed of a ring-shaped groove on a surface 22e of the drive shaft 22 facing the bearing member 52 in a case where the drive shaft 22 for driving the impeller 32 is rotatably supported on the hull 11 via a bearing member 52. Since the reservoir 22f is provided, according to the marine drive shaft bearing structure, the grease in the grease reservoir 22f causes the drive shaft 2
Lubricity between the shaft member 2 and the bearing member 52 is ensured, and the outer peripheral surface 22e of the drive shaft 22 and / or the inner peripheral surface 52e of the bearing member 52 are less likely to be worn. Therefore,
Even if maintenance is performed, the frequency can be reduced. Therefore, in the case where the bearing chamber 51f is provided as in this embodiment, even if the amount of grease in the bearing chamber 51f is reduced, the grease in the grease reservoir 22f allows the drive shaft 22 and the bearing to be fixed. Lubricity between the member 52 and the outer peripheral surface 22e of the drive shaft 22 is ensured.
In addition, since the inner peripheral surface 52e of the bearing member 52 is less likely to be worn, even if maintenance is performed, the frequency of the maintenance can be reduced. (B) The bearing body 50 has a bearing member 52 rotatably supporting the drive shaft 22, a bearing chamber 51f for accommodating the bearing member 52, and an outer peripheral surface 22e of the drive shaft 22 disposed on both sides of the bearing member 52. Seal members 53 and 54a that partition the bearing chamber 51f by contact of
And a grease supply hole 51 with respect to the bearing chamber 51f.
d and the grease supply hose 56 are in communication with each other, so that the temperature in the bearing chamber 51f rises and the bearing chamber 51f
Even if the grease or air in the inside expands, the expanded grease or air escapes to the grease supply hole 51d and the grease supply hose 56, so that even if the internal pressure in the bearing chamber 51f does not increase or increases. The rise is significantly suppressed. Therefore,
Depending on the internal pressure in the bearing chamber 51f, the sealing members 53, 5
4a is basically not deformed, so that there is no gap between the seal members 53, 54a and the shaft outer peripheral surface 22e. Therefore, the grease or air in the bearing chamber 51f allows the seal members 53, 54a and the shaft outer periphery to be removed. It is difficult to leak out of the room from the gap between the surface 22e. The grease or air that escapes into the grease supply hole 51d and the grease supply hose 56 due to the temperature rise in the bearing chamber 51f is stopped when the running of the boat 10 is stopped and the temperature in the bearing chamber 51f decreases. Will return to.
Therefore, according to the bearing structure of the marine drive shaft, the seal members 53 and 54a are prevented from being excessively deformed due to an increase in the internal pressure of the bearing chamber 51f, and at the same time, running and stopping of the boat are repeated to reduce the bearing chamber temperature. Even if ascending and descending (accordingly, the grease in the bearing chamber 51f or expansion and contraction of air) are repeated, the grease in the bearing chamber 51f does not basically decrease, and even if it does decrease, the degree of the decrease is reduced. It will be extremely suppressed. As a result, according to this bearing structure, in combination with the operation and effect (a) described above, the maintenance for removing the shaft 22 as required in the prior art is basically unnecessary, and the maintenance is temporarily performed. Is performed, the effect is obtained that the frequency is extremely low. (C) A grease supply hose 56 is connected to the bearing body 50, and grease can be injected by the grease supply hose 56. Therefore, the bearing chamber 51 f and the grease reservoir 22 f without removing the drive shaft 22 from the bearing body 50. Can be filled with grease. Therefore, even if maintenance (grease filling) is required, the maintenance can be easily performed. Although the embodiments and examples of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments or examples, and can be appropriately modified within the scope of the present invention. It is. [0022]

【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る船舶用ドライブシャフトの軸受け
構造の一実施の形態を用いた小型滑走艇の一例を示す一
部切り欠き概略側面図。 【図2】同じく概略平面図。 【図3】主としてジェットポンプ30およびシャフト2
2の軸受け構造を示す断面図。 【図4】図3の部分拡大図。 【図5】図4の部分拡大図。 【図6】(a)(b)はそれぞれ本発明に係る船舶用ド
ライブシャフトの軸受け構造の変形例を示す図。 【図7】従来技術の説明図。 【符号の説明】 11 船体 22 ドライブシャフト 22e 外周面(対向面) 32 インペラ 52 ボールベアリング(軸受け部材) 22f グリース溜まり
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a partially cut-away schematic side view showing an example of a personal watercraft using one embodiment of a bearing structure for a marine drive shaft according to the present invention. FIG. 2 is a schematic plan view of the same. FIG. 3 mainly shows a jet pump 30 and a shaft 2
Sectional drawing which shows 2 bearing structures. FIG. 4 is a partially enlarged view of FIG. 3; FIG. 5 is a partially enlarged view of FIG. 4; FIGS. 6A and 6B are diagrams showing a modification of the bearing structure of the marine drive shaft according to the present invention. FIG. 7 is an explanatory diagram of a conventional technique. [Description of Signs] 11 Hull 22 Drive shaft 22e Outer peripheral surface (opposed surface) 32 Impeller 52 Ball bearing (bearing member) 22f Grease pool

フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16N 11/00 F16N 11/00 Continued on the front page (51) Int.Cl. 7 Identification symbol FI Theme coat II (reference) F16N 11/00 F16N 11/00

Claims (1)

【特許請求の範囲】 【請求項1】 インペラを駆動するドライブシャフトを
船体に対し軸受け部材を介して回転可能に支持するもの
において、 前記ドライブシャフトにおける前記軸受け部材との対向
面にリング状凹溝からなるグリース溜まりが設けられて
いることを特徴とする船舶用ドライブシャフトの軸受け
構造。
Claims 1. A drive shaft for driving an impeller for rotatably supporting a hull via a bearing member, wherein a ring-shaped groove is formed on a surface of the drive shaft facing the bearing member. A bearing structure for a marine drive shaft, comprising a grease reservoir made of:
JP2001395926A 2001-12-27 2001-12-27 Bearing structure for drive shaft for vessel Pending JP2003191893A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001395926A JP2003191893A (en) 2001-12-27 2001-12-27 Bearing structure for drive shaft for vessel

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001395926A JP2003191893A (en) 2001-12-27 2001-12-27 Bearing structure for drive shaft for vessel

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003191893A true JP2003191893A (en) 2003-07-09

Family

ID=27602175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001395926A Pending JP2003191893A (en) 2001-12-27 2001-12-27 Bearing structure for drive shaft for vessel

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003191893A (en)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016536214A (en) * 2013-09-13 2016-11-24 フィンカンティエリ ソチエタ ペル アツィオニ Lubricating system for bearings of mechanical components for ship stabilizer operation

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016536214A (en) * 2013-09-13 2016-11-24 フィンカンティエリ ソチエタ ペル アツィオニ Lubricating system for bearings of mechanical components for ship stabilizer operation

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3946019B2 (en) Bearing structure for marine drive shaft
US7530870B2 (en) Drive shaft sealing device for small watercraft
US20080017451A1 (en) Lubricating structure for marine drive
JP2003191893A (en) Bearing structure for drive shaft for vessel
JP3880824B2 (en) Water jet propulsion machine
JP3948922B2 (en) Bearing structure for marine drive shaft
JP2004098945A (en) Oil-feeding opening structure for small surface boat
US6488553B2 (en) Driveshaft with a resiliently deformable cushioning structure secured thereon
JP3886351B2 (en) Drive shaft support structure for small vessels
JP3953290B2 (en) Ship coupler mounting structure
US6659816B2 (en) Water jet propeller
JP3976530B2 (en) Water jet propulsion machine
JP3953398B2 (en) Water jet propulsion machine
CA2479461C (en) Water jet pump
AU711003B2 (en) Hub assembly for water jet propulsion unit
CA2410133C (en) Fuel tank for personal watercraft
US7393253B1 (en) Cooling system for a marine propulsion device
KR101993205B1 (en) Watertighting apparatus driving shaft for of water jet
JP7292827B2 (en) Ship propulsion device, ship and method for assembling ship propulsion device
JP3505697B2 (en) Bearing structure of jet pump for small watercraft
JPH11115892A (en) Bearing device for water jet propulsion unit
JP2002227625A (en) Lubricant pump device in outboard motor