JP2003191187A - ロボット装置及びその制御方法 - Google Patents

ロボット装置及びその制御方法

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JP2003191187A
JP2003191187A JP2001389697A JP2001389697A JP2003191187A JP 2003191187 A JP2003191187 A JP 2003191187A JP 2001389697 A JP2001389697 A JP 2001389697A JP 2001389697 A JP2001389697 A JP 2001389697A JP 2003191187 A JP2003191187 A JP 2003191187A
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JP2001389697A
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Rika Hasegawa
里香 長谷川
Takeshi Takagi
剛 高木
Masato Ito
真人 伊藤
Gen Endo
玄 遠藤
Masaki Fukuchi
正樹 福地
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エンターテインメント性を向上させ得るロボッ
ト装置及びその制御方法を提案する。 【解決手段】ロボット装置及びその制御方法において、
外部及び又は内部の状況に応じて感情を生成すると共
に、現在の感情の状態に応じて行動のパラメータを変化
させ、当該変化させたパラメータに基づいてロボット装
置に行動を発現させるようにした。また外部及び内部の
状況に応じて感情を生成すると共に、現在の感情の状態
に基づいて行動を決定し、当該決定した行動のパラメー
タに基づいて当該行動をロボット装置に発現させ、発現
した行動のパラメータに基づいて感情の状態を変化させ
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロボット装置及びそ
の制御方法に関し、例えば感情をもつロボットに適用し
て好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、本願特許出願人により、4脚歩行
型のロボットが開発及び販売されている。かかるロボッ
トは、一般家庭において飼育される犬や猫に似た外観形
状を有し、「叩く」や「撫でる」といったユーザからの
働きかけや周囲の環境等に応じて自己の感情を生成し、
当該感情の状態に配慮しながら自律的に行動し得るよう
になされたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる従来
のロボットにおいては、上述のように自己の感情に配慮
しながら自律的に行動させ得るようにする方法として、
感情の状態ごとにそれぞれ複数の行動を予め用意してお
き、感情を表現する際には対応する行動の中から1つの
行動を選択してこれを発現する方法が用いられている。
【0004】例えば、ある感情を表すパラメータの値が
50のときには「A」、「B」、「C」という行動を用
意し、当該パラメータの値が80のときには「A」〜
「C」とは行動内容が全く異なる「D」、「E」、
「F」という行動を用意するという具合に各種感情の状
態に対してそれぞれ幾つかの行動を用意していた。
【0005】しかしながらこの方法によると、各感情の
状態ごとにそれぞれ複数の行動を用意する必要がある
分、開発が煩雑化したり、またロボット内部において各
種行動内容を規定する制御パラメータを保持するための
メモリとして容量が大きなものが必要となるため、用意
できる行動数が限定され、十分な感情表現を行い得ない
問題があった。
【0006】従って、少ない行動数で多様な感情表現を
行い得るようにすることができれば、コストの低下を図
りながら、よりエンターテインメント性の高いロボット
を提供し得るものと考えられる。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、エンターテインメント性の高いロボット装置及びそ
の制御方法を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、ロボット装置において、外部及び
又は内部の状況に応じて感情を生成する感情生成手段
と、行動内容を規定する所定のパラメータを記憶する記
憶手段と、行動のパラメータを感情生成手段における現
在の感情の状態に応じて変化させる変化手段と、変化さ
れたパラメータに基づいて行動を発現させるための所定
の制御処理を実行する制御手段とを設けるようにした。
この結果、このロボット装置では、同じ行動でもそのと
きの感情の状態に応じて変化を付けることができ、その
分少ない行動数で多様かつ直接的な感情表現を行うこと
ができる。
【0009】また本発明においては、ロボット装置の制
御方法において、行動内容を規定する所定のパラメータ
を記憶する第1のステップと、外部及び又は内部の状況
に応じて感情を生成すると共に、現在の感情の状態に応
じて行動のパラメータを変化させる第2のステップと、
当該変化させたパラメータに基づいてロボット装置に行
動を発現させる第3のステップとを設けるようにした。
この結果、このロボット装置の制御方法によれば、同じ
行動でもそのときの感情の状態に応じて変化を付けるこ
とができ、その分少ない行動数で多様かつ直接的な感情
表現を行うことができる。
【0010】さらに本発明においては、ロボット装置に
おいて、感情を生成する感情生成手段と、行動内容を規
定した所定のパラメータを記憶する記憶手段と、感情生
成手段における現在の感情の状態に基づいて行動を決定
し、当該決定した行動のパラメータに基づいて当該行動
を発現させるための所定の制御処理を実行する制御手段
と、発現した行動のパラメータに基づいて感情生成手段
における感情の状態を変化させる変化手段とを設けるよ
うにした。この結果このロボット装置では、行動を直接
的に感情の状態に反映させることができる。
【0011】さらに本発明においては、ロボット装置の
制御方法において、行動内容を規定した所定のパラメー
タを記憶する第1のステップと、外部及び内部の状況に
応じて感情を生成すると共に、現在の感情の状態に基づ
いて行動を決定し、当該決定した行動のパラメータに基
づいて当該行動をロボット装置に発現させる第2のステ
ップと、発現した行動のパラメータに基づいて感情の状
態を変化させる第3のステップとを設けるようにした。
この結果このロボット装置の制御方法によれば、行動を
直接的に感情の状態に反映させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0013】(1)本実施の形態によるロボットの構成 (1−1)ロボットの全体構成 図1及び図2において、1は全体として本実施の形態に
よる2足歩行型のロボットを示し、胴体部ユニット2の
上部に頭部ユニット3が配設されると共に、当該胴体部
ユニット2の上部左右にそれぞれ同じ構成の腕部ユニッ
ト4A、4Bがそれぞれ配設され、かつ胴体部ユニット
2の下部左右にそれぞれ同じ構成の脚部ユニット5A、
5Bがそれぞれ所定位置に取り付けられることにより構
成されている。
【0014】胴体部ユニット2においては、体幹上部を
形成するフレーム10及び体幹下部を形成する腰ベース
11が腰関節機構12を介して連結することにより構成
されており、体幹下部の腰ベース11に固定された腰関
節機構12の各アクチュエータA、Aをそれぞれ駆
動することによって、体幹上部を図3に示す直交するロ
ール軸13及びピッチ軸14の回りにそれぞれ独立に回
転させることができるようになされている。
【0015】また頭部ユニット3は、フレーム10の上
端に固定された肩ベース15の上面中央部に首関節機構
16を介して取り付けられており、当該首関節機構16
の各アクチュエータA、Aをそれぞれ駆動すること
によって、図3に示す直交するピッチ軸17及びヨー軸
18の回りにそれぞれ独立に回転させることができるよ
うになされている。
【0016】さらに各腕部ユニット4A、4Bは、それ
ぞれ肩関節機構19を介して肩ベース15の左右に取り
付けられており、対応する肩関節機構19の各アクチュ
エータA、Aをそれぞれ駆動することによって図3
に示す直交するピッチ軸20及びロール軸21の回りに
それぞれ独立に回転させることができるようになされて
いる。
【0017】この場合、各腕部ユニット4A、4Bは、
それぞれ上腕部を形成するアクチュエータAの出力軸
に肘関節機構22を介して前腕部を形成するアクチュエ
ータAが連結され、当該前腕部の先端に手部23が取
り付けられることにより構成されている。
【0018】そして各腕部ユニット4A、4Bでは、ア
クチュエータAを駆動することによって前腕部を図3
に示すヨー軸24の回りに回転させ、アクチュエータA
を駆動することによって前腕部を図3に示すピッチ軸
25の回りにそれぞれ回転させることができるようにな
されている。
【0019】これに対して各脚部ユニット5A、5Bに
おいては、それぞれ股関節機構26を介して体幹下部の
腰ベース11にそれぞれ取り付けられており、それぞれ
対応する股関節機構26の各アクチュエータをA〜A
11それぞれ駆動することによって、図3に示す互いに
直交するヨー軸27、ロール軸28及びピッチ軸29の
回りにそれぞれ独立に回転させることができるようにな
されている。
【0020】この場合各脚部ユニット5A、5Bは、そ
れぞれ大腿部を形成するフレーム30の下端に膝関節機
構31を介して下腿部を形成するフレーム32が連結さ
れると共に、当該フレーム32の下端に足首関節機構3
3を介して足部34が連結されることにより構成されて
いる。
【0021】これにより各脚部ユニット5A、5Bにお
いては、膝関節機構31を形成するアクチュエータA
12を駆動することによって、下腿部を図3に示すピッ
チ軸35の回りに回転させることができ、また足首関節
機構33のアクチュエータA 、A14をそれぞれ駆
動することによって、足部34を図3に示す直交するピ
ッチ軸36及びロール軸37の回りにそれぞれ独立に回
転させることができるようになされている。
【0022】一方、胴体部ユニット2の体幹下部を形成
する腰ベース11の背面側には、図4に示すように、当
該ロボット1全体の動作制御を司るメイン制御部40
と、電源回路及び通信回路などの周辺回路41と、バッ
テリ45(図5)となどがボックスに収納されてなる制
御ユニット42が配設されている。
【0023】そしてこの制御ユニット42は、各構成ユ
ニット(胴体部ユニット2、頭部ユニット3、各腕部ユ
ニット4A、4B及び各脚部ユニット5A、5B)内に
それぞれ配設された各サブ制御部43A〜43Dと接続
されており、これらサブ制御部43A〜43Dに対して
必要な電源電圧を供給したり、これらサブ制御部43A
〜43Dと通信を行ったりすることができるようになさ
れている。
【0024】また各サブ制御部43A〜43Dは、それ
ぞれ対応する構成ユニット内の各アクチュエータA
14と接続されており、当該構成ユニット内の各アク
チュエータA〜A14をメイン制御部40から与えら
れる各種制御コマンドに基づいて指定された状態に駆動
し得るようになされている。
【0025】さらに頭部ユニット3には、図5に示すよ
うに、このロボット1の「目」として機能するCCD
(Charge Coupled Device )カメラ50及び「耳」とし
て機能するマイクロホン51及びタッチセンサ52など
からなる外部センサ部53と、「口」として機能するス
ピーカ54となどがそれぞれ所定位置に配設され、制御
ユニット42内には、バッテリセンサ55及び加速度セ
ンサ56などからなる内部センサ部57が配設されてい
る。
【0026】そして外部センサ部53のCCDカメラ5
0は、周囲の状況を撮像し、得られた画像信号S1Aを
メイン制御部に送出する一方、マイクロホン51は、ユ
ーザから音声入力として与えられる「歩け」、「伏せ」
又は「ボールを追いかけろ」等の各種命令音声を集音
し、かくして得られた音声信号S1Bをメイン制御部4
0に送出するようになされている。
【0027】またタッチセンサ52は、図1及び図2に
おいて明らかなように頭部ユニット3の上部に設けられ
ており、ユーザからの「撫でる」や「叩く」といった物
理的な働きかけにより受けた圧力を検出し、検出結果を
圧力検出信号S1Cとしてメイン制御部40に送出す
る。
【0028】さらに内部センサ部57のバッテリセンサ
55は、バッテリ45のエネルギ残量を所定周期で検出
し、検出結果をバッテリ残量検出信号S2Aとしてメイ
ン制御部40に送出する一方、加速度センサ56は、3
軸方向(x軸、y軸及びz軸)の加速度を所定周期で検
出し、検出結果を加速度検出信号S2Bとしてメイン制
御部40に送出する。
【0029】メイン制御部部40は、外部センサ部53
のCCDカメラ50、マイクロホン51及びタッチセン
サ52等からそれぞれ供給される画像信号S1A、音声
信号S1B及び圧力検出信号S1C等(以下、これらを
まとめて外部センサ信号S1と呼ぶ)と、内部センサ部
57のバッテリセンサ55及び加速度センサ等からそれ
ぞれ供給されるバッテリ残量検出信号S2A及び加速度
検出信号S2B等(以下、これらをまとめて内部センサ
信号S2と呼ぶ)に基づいて、ロボット1の周囲及び内
部の状況や、ユーザからの指令、ユーザからの働きかけ
の有無などを判断する。
【0030】そしてメイン制御部40は、この判断結果
と、予め内部メモリ40Aに格納されている制御プログ
ラムと、そのとき装填されている外部メモリ58に格納
されている各種制御パラメータとに基づいて続く行動を
決定し、決定結果に基づく制御コマンドを対応するサブ
制御部43A〜43Dに送出する。この結果、この制御
コマンドに基づき、そのサブ制御部43A〜43Dの制
御のもとに、対応するアクチュエータA〜A14が駆
動され、かくして頭部ユニット3を上下左右に揺動させ
たり、腕部ユニット4A、4Bを上にあげたり、歩行す
るなどの行動がロボット1により発現されることとな
る。
【0031】またこの際メイン制御部40は、必要に応
じて所定の音声信号S3をスピーカ54に与えることに
より当該音声信号S3に基づく音声を外部に出力させた
り、外見上の「目」として機能する頭部ユニット3の所
定位置に設けられたLEDに駆動信号を出力することに
よりこれを点滅させる。
【0032】このようにしてこのロボット1において
は、周囲及び内部の状況や、ユーザからの指令及び働き
かけの有無などに基づいて自律的に行動することができ
るようになされている。
【0033】(1−2)メイン制御部40の処理 ここでこのようなロボット1の行動生成に関するメイン
制御部40の処理について説明する。
【0034】図6に示すように、ロボット1の行動生成
に関するメイン制御部40の処理内容を機能的に分類す
ると、外部センサ部53(図5)及び内部センサ部57
(図5)からそれぞれ供給される外部センサ信号S1及
び内部センサ信号S2に基づいて次の行動を選択するた
めの外部情報を保持する外部情報保持部60と、外部セ
ンサ信号S1及び内部センサ信号S2等に基づいてロボ
ット1の本能及び感情を生成する本能・感情生成部61
と、外部情報保持部60により保持された外部情報とそ
のときのロボット1の本能及び感情の状態とに基づいて
次の行動を決定する行動決定部62と、行動決定部62
の決定結果に基づいて実際にロボット1に行動を発現さ
せる行動生成部63とに分けることができる。以下、こ
れら状態認識部60、本能・感情生成部61、行動決定
部62及び行動生成部63の処理について説明する。
【0035】(1−2−1)外部情報保持部60の処理 外部情報保持部60は、ロボット1が発現できる全ての
行動にそれぞれ対応させてカウント値を外部メモリ58
に記憶している。
【0036】そして外部情報保持部60は、外部センサ
部53及び内部センサ部57からそれぞれ与えられる外
部センサ信号S1及び内部センサ信号S2に基づいて外
部及び内部の状態を認識すると共に、この認識結果と、
外部センサ信号S1及び内部センサ信号S2とに基づい
て、かかる外部メモリ58内に保持された各種行動に対
応するカウント値のうち、そのときの外部及び内部の状
況に対してロボット1が次に発現するものとして適した
と思われる行動と対応するカウント値を増加させ、それ
以外の行動と対応するカウント値を必要に応じて減少さ
せるようにして、次の行動の候補を提示する。
【0037】具体的に外部情報保持部60は、外部セン
サ部53のCCDカメラ50(図5)から与えられる画
像信号S1A(図5)を常時監視し、当該画像信号S1
Aに基づく画像内に例えば「赤い丸いもの」で「大きい
もの」を検出したときには「ボールが近くにある」と認
識し、「ボールを蹴る」という行動に対応するカウント
値を増加させる。
【0038】また外部情報保持部60は、外部センサ部
53のマイクロホン51(図5)から与えられる音声信
号S1B(図5)に基づいて「笑え」という音声による
行動指令が与えられたことを認識すると、「笑う」とい
う行動のカウント値を増加させる。
【0039】(1−2−2)本能・感情生成部61の処
理 本能・感情生成部61は、本能生成部61A及び感情生
成部61Bから構成される。
【0040】この場合、本能生成部61Aは、「養分
(Nourishment)」、「大便(Movement)」、「水分(M
oisture)」、「小便(Urine)」、「疲労(Tirednes
s)」、「愛情(Affection)」、「興味(Curiosit
y)」、「眠気(Sleepy)」の互いに独立した8つのゲ
ージについて、これらゲージごとにそのゲージの強さを
表す8つのパラメータを保持している。
【0041】そして本能生成部61Aは、これら各ゲー
ジのパラメータ値を、それぞれ外部センサ信号S1及び
内部センサ信号S2に基づき検出されるそのゲージに対
応付けられた特定の外部又は内部状況や、所定時点から
の経過時間等に基づいて所定周期で順次更新する。
【0042】例えば本能生成部61Aは、「養分」のゲ
ージについては、バッテリセンサ55(図5)から与え
られるバッテリ残量信号S2A(図5)に基づいて、バ
ッテリ45(図5)のエネルギ残量が少ないほどその値
が少なくなるようにパラメータ値を所定周期で順次更新
する。また「大便」や「小便」のゲージについては、バ
ッテリ45が充電されてからの経過時間等に基づいて周
期的に大きくなるようにパラメータ値を所定周期で順次
更新する。
【0043】また本能生成部61Aは、各ゲージのパラ
メータと同様にして、「摂食欲(Hunger)」、「排便欲
(Defecation)」、「摂水欲(Thirst)」、「排尿欲
(Urination)」、「運動欲(Exercise)」、「愛情欲
(Affection)」、「好奇心(Curiosity)」、「睡眠欲
(Sleepy)」の8つの互いに独立した欲求について、こ
れら欲求ごとにその欲求の強さを表すパラメータを保持
している。
【0044】そして本能生成部61Aは、これら各欲求
のパラメータ値を、それぞれ上述した8つのゲージのう
ちの対応するゲージのパラメータ値の大きさや所定時点
からの経過時間等に基づいて所定周期で順次更新する。
【0045】例えば本能生成部61Aは、「摂食欲」の
欲求については、「養分」のパラメータ値と最後にバッ
テリ45を充電してからの経過時間等に基づいて、当該
パラメータ値が小さくなるほど、また経過時間が多くな
るほどその値が大きくなるようにそのパラメータ値を所
定周期で順次更新する。
【0046】また本能生成部61Aは、「排便欲」の欲
求については、「排便欲」及び「排尿欲」のパラメータ
値に基づいて、これらのパラメータ値が大きくなるほど
その値が大きくなるように、パラメータ値を所定周期で
順次更新する。
【0047】一方、感情生成部61Bは、図7に示すよ
うに、ロボット1の感情を、「快度」、「確信度」及び
「覚醒度」をそれぞれ軸とする3次元空間である感情空
間70内の1点(以下、この点を感情点Pと呼ぶ)の
座標として保持している。ここで「快度」は、本能がど
れだけ満たされているかの度合い、「確信度」は、現在
ロボット1が注目しているものを確信をもって認識でき
る度合い、「覚醒度」は、生物に存在するようなバイオ
リズムによって決定される、起きているか寝ているかの
度合いをそれぞれ示すパラメータである。
【0048】そしてこの感情空間70は、「快度」、
「確信度」及び「覚醒度」の各値に応じて予め幾つかの
空間領域70A、70B……に分けられており、これら
各空間領域70A、70B……にそれぞれ「喜び(Jo
y)」、「恐怖(Fear)」、「怒り(Anger)」、「悲し
み(Sadness)」、「驚き(Surprise)」及び「嫌悪(H
atred)」等の互いに異なる情動が対応付けられてい
る。
【0049】かくして感情生成部61Bは、この感情空
間70において感情点Pがどの空間領域70A、70
B……内にあるかによって、そのときのロボット1の感
情をそのとき感情点Pが属する空間領域70A、70
B……と対応付けられた情動に決定すると共に、当該感
情点からその空間領域70A、70B……の中心までの
距離をその情動の強さとして決定する。
【0050】さらに感情生成部61Bは、本能生成部6
1Aに保持された各欲求のパラメータ値の値やその変化
量、時間及びロボット1が見ているものの認識の度合い
等に基づいて「快度」、「確信度」及び「覚醒度」のパ
ラメータ値を変化させ、これによりロボット1の感情を
変化させる。
【0051】実際上、感情生成部61Bは、「快度」に
ついては、本能生成部61Aにおける「摂食欲」、「排
便欲」、「摂水欲」、「排尿欲」、「運動欲」、「愛情
欲」、「好奇心」及び「睡眠欲」の各欲求のうちのいず
れかのパラメータ値が変化したときに、その変化量に応
じてパラメータ値を増減させる。
【0052】例えば感情生成部61Bは、「排便欲」の
パラメータ値が減少した場合には、図8(A)に示すよ
うに、その変化量に応じて「快度」のパラメータ値を増
加させ、「摂食欲」のパラメータ値が増加した場合に
は、図8(B)に示すように、その変化量に応じて「快
度」のパラメータ値を減少させる。
【0053】なお、欲求のパラメータ値の増加に対して
「快度」のパラメータ値を増加させるか又は減少させる
かや、欲求のパラメータ値の変化量に対してどの程度
「快度」のパラメータ値を変化させるか等は欲求ごとに
それぞれ予め定められている。
【0054】また感情生成部61Bは、「確信度」につ
いては、そのときロボット1が見ているものに対する認
識の度合い(例えばマッチング度)等に基づいてパラメ
ータ値を増減させ、「覚醒度」については、本能生成部
61Aに保持された「睡眠欲」のパラメータ値の大きさ
及び起きている時間等に基づいてそのパラメータ値を増
減させる。
【0055】この結果このような「快度」、「確信度」
及び又は「覚醒度」の増減に伴う感情空間70内での感
情点Pの移動によって、感情点Pから当該感情点P
が属する空間領域70A、70B……の中心までの距
離や、感情点Pが属する空間領域70A、70B……
自体が変化する。
【0056】このようにして感情生成部61Bにおいて
は、本能生成部61Aにおける各欲求のパラメータ値の
変化量等に応じてその状態を変化させ得るように、ロボ
ット1の感情を生成する。
【0057】(1−2−3)行動決定部62の処理 行動決定部62は、外部情報保持部60に保持されてい
る行動ごとのカウント値と、本能・感情生成部61にお
いて本能生成部61Aが保持している各欲求のパラメー
タ値の大きさ並びに感情生成部61Bにおけるそのとき
の感情の状態(情動の種類及びその強さ)とに基づいて
次の行動を決定し、決定結果を行動決定情報D2として
行動生成部63に通知する。
【0058】例えば行動生成部62は、外部情報保持部
60においてロボット1の近くにある「ボールを蹴る」
という行動に対応するカウント値が大きい場合、本能・
感情生成部61の本能生成部61Aが保持している「運
動欲」のパラメータ値が大きく、かつ感情生成部61B
におけるそのときのロボット1の感情状態が「喜ぶ」で
その強さが大きいときには、かかる「ボールを蹴る」と
いう行動を次の行動として決定する。
【0059】これに対して行動生成部62は、そのとき
の本能生成部61Aが保持している「運動欲」のパラメ
ータ値が小さく、また感情生成部61Bにおけるそのと
きのロボット1の感情状態が「嫌悪」でその強さが大き
いときには、次の行動として「ボールを蹴る」以外の他
の行動に決定する。
【0060】(1−2−4)行動生成部63の処理 行動生成部63においては、行動決定部62から行動決
定情報D2が与えられると、当該行動決定情報D2に基
づく行動をロボットに発現させるための制御コマンドC
OMを生成し、これを対応するサブ制御部43A〜43
Dにそれぞれ出力する。
【0061】具体的に、行動生成部63は、「歩く」、
「座る」、「ダンスする」等の各行動にそれぞれ対応さ
せて、その行動をロボット1に発現させるためにどのア
クチュエータA〜A14(図1及び図2)の出力軸を
どのタイミングでどのくらいの角度だけ回転駆動させる
かといった、行動ごとの各アクチュエータA〜A
の時系列的な制御内容を規定したファイル(以下、これ
を行動ファイルと呼ぶ)を外部メモリ58(図5)内に
有している。
【0062】そして行動生成部63は、行動決定部62
から行動決定情報D2が与えられるごとに、対応する行
動ファイルを順次再生して当該行動ファイルに格納され
た制御パラメータに基づく制御コマンドCOMを生成
し、当該制御コマンドCOMを対応するサブ制御部43
A〜43Dに送出する。
【0063】この結果この制御コマンドCOMに基づい
て、対応するサブ制御部43A〜43Dによって対応す
るアクチュエータA〜A14が順次駆動され、かくし
てロボット1がかかる行動を発現することとなる。
【0064】このようにしてメイン制御部40において
は、外部及び内部の状況や、ユーザからの指令及び働き
かけの有無等に応じてロボット1を自律的に行動させ得
るようになされている。
【0065】(2)行動及び感情のモジュレーション 次に、このロボット1の特徴的構成である行動や感情の
モジュレーション(変調)について説明する。
【0066】(2−1)感情に基づく行動のモジュレー
ション このロボット1の場合、上述のように行動決定部62に
より決定された行動をロボット1に発現させるに際し、
行動生成部63が対応する行動ファイル内のその行動の
「周期性」、「速度」及び又は「振幅」に関する制御パ
ラメータをそのときのロボット1の感情の状態に応じて
モジュレート処理することにより、当該感情の状態を直
接的に行動に反映させ得るようになされている。
【0067】実際上、このロボット1の場合、上述のよ
うに外部メモリ58に格納された各行動ファイル内に
は、それぞれその行動の「周期性」、「速度」及び「振
幅」について、それぞれモジュレート可能であるか否か
を示すモジュレーション可否情報が格納されている。
【0068】そして行動生成部63は、行動決定部62
から行動決定情報D2として次の行動が通知されると、
外部メモリ58から対応する行動ファイルを読み出し、
当該行動ファイルに格納されたモジュレーション可否情
報に基づいて「周期性」、「速度」及び「振幅」ごとに
モジュレーションの可否を判断し、その全てがモジュレ
ーションできない行動である場合には、上述のように当
該行動ファイルに格納された制御パラメータに基づく制
御コマンドCOMを生成し、当該制御コマンドCOMを
対応するサブ制御部43A〜43Dに送出する。
【0069】これに対して行動生成部63は、その行動
の「周期性」、「速度」及び「振幅」のうちのいずれか
がモジュレート可能なものである場合には、本能・感情
生成部61の感情生成部61Bにおけるそのときの感情
の状態を反映させるように当該行動をモジュレート処理
する。
【0070】具体的に、行動生成部63は、図9に示す
ように、感情生成部61Bにおける感情空間70の「快
度」、「確信度」及び「覚醒度」の各軸とそれぞれ対応
付けられた「周期性」、「速度」及び「振幅」の3つの
軸により規定される3次元空間である行動空間71を定
義し、当該行動空間71内に感情空間70における感情
点Pの座標を所定の対応付け比率でマッピングする。
【0071】この場合、かかる対応付け比率は自由に設
定することができ、例えば「快度」及び「周期性」間の
比率が1:1、「確信度」及び「速度」間の比率が1:
3、「覚醒度」及び「振幅」間の比率が2:3と設定さ
れている場合において、感情空間70における感情点P
の座標(〔快度,確信度,覚醒度〕)が〔50,5
0,100〕であったときには、行動空間71にマッピ
ングされた後の感情点P ´の座標(=〔周期性、速
度、振幅〕)は〔50、150、150〕となる。
【0072】そして行動生成部63は、このようにして
得られたマッピング後の感情点P´の「周期性」、
「速度」及び「振幅」の各座標に基づいて、その行動の
「周期性」、「速度」及び「振幅」のうちのモジュレー
ト可能なものについて、行動の「周期性」に対してはマ
ッピング後の感情点P´の「周期性」の座標、行動の
「速度」に対してはマッピング後の感情点P´の「速
度」の座標、行動の「振幅」に対してはマッピング後の
感情点P´の「振幅」の座標の値の百分率分だけその
行動について予め規定された「周期性」、「速度」又は
「振幅」のパラメータ値を増加させるように、その行動
を規定した行動ファイル内の対応する制御パラメータを
モジュレート処理する。
【0073】従って、例えばその行動の「周期性」、
「速度」及び「振幅」の全てがマッピング可能であり、
行動空間71におけるマッピング後の感情点P´の
「周期性」、「速度」及び「振幅」の座標が〔50、1
50、150〕である場合には、その行動の「周期性」
が規定の「周期性」に対して50〔%〕増加し、「速
度」が規定の「速度」に対して150〔%〕増加し、
「振幅」も規定の「振幅」に対して150〔%〕増加す
るように、対応する行動ファイルの対応する制御パラメ
ータがモジュレーション処理される。
【0074】かくして行動生成部63は、この後このよ
うにして得られた制御パラメータに基づいて制御コマン
ドCOMを生成し、当該制御コマンドCOMを対応する
サブ制御部43A〜43Dに送出することにより、当該
制御コマンドCOMに基づく行動をロボット1に発現さ
せる。
【0075】このようにしてこのロボット11において
は、そのときの感情の状態を行動に反映させ得るように
なされている。
【0076】(2−2)行動に基づく感情のモジュレー
ション 一方、このロボット1においては、外部からの命令によ
り指定された行動を発現する場合に、これをロボット1
の感情に反映させ得るようになされている。
【0077】実際上、行動決定部63は、外部からの命
令により指定された行動を次の行動として決定したとき
には、これを本能・感情生成部61及び行動生成部63
に通知する。
【0078】このとき行動生成部63は、かかる決定さ
れた行動の行動ファイルを外部メモリ58から読み出
し、当該行動ファイルに格納された制御パラメータに基
づく制御コマンドCOMを生成し、当該制御コマンドC
OMを対応するサブ制御部43A〜43Dに送出する。
この結果この制御コマンドに基づいて、ロボットにより
その行動が発現される。
【0079】また行動生成部63は、これと共にその行
動の行動ファイル内に格納された当該行動の「周期
性」、「速度」及び「振幅」に関する制御パラメータを
本能・感情生成部61に与える。例えばかかる行動が
「笑う」であった場合、行動ファイル内に格納された
「はっはっはっは……」という笑い声についての制御パ
ラメータのうち、音の間隔の一致性に関する制御パラメ
ータがその行動の「周期性」、音の間隔がその行動の
「速度」、笑い声の大きさに関する制御パラメータがそ
の行動の「振幅」についての制御パラメータとして本能
・感情生成部61に与えられる。
【0080】このとき本能・感情生成部61の感情生成
部61Bは、図10に示すように、行動生成部63から
与えられたその行動の「周期性」、「速度」及び「振
幅」の制御パラメータのパラメータ値をそれぞれ「周期
性」、「速度」及び「振幅」の座標とする点(以下、こ
れを行動点Pと呼ぶ)を上述の行動空間71上にプロ
ットすると共に、その行動点Pを上述の感情空間70
に所定の対応付け比率でマッピングする。
【0081】この場合、かかる対応付け比率は自由に設
定することができ、例えば「周期性」及び「快度」間の
比率が1:1、「速度」及び「確信度」間の比率が2:
3、「振幅」及び「覚醒度」間の比率が1:1と設定さ
れている場合において、行動空間71における行動点P
の座標が〔50,10,50〕であったときには、当
該行動点Pが感情空間70にマッピングされた後の座
標は〔50,15,50〕となる。
【0082】そして感情生成部61Bは、このようにし
て得られたマッピング後の行動点P ´の座標と、現在
の感情点(図10においては図示せず)の座標との差分
を「快度」、「確信度」及び「覚醒度」ごとにとり、そ
の継続時間を参照しながら、現在の感情点の座標をマッ
ピング後の行動点P´の座標に徐々に近づけるよう
に、そのとき保持している感情点の「快度」、「確信
度」及び「覚醒度」の制御パラメータのパラメータ値を
変化させる。
【0083】このようにしてこのロボット1において
は、自己の行動をそのときの感情の状態に反映させるこ
とができるようになされている。
【0084】(2−3)外部情報に基づく感情のモジュ
レーション 他方、このロボット1においては、外部からの刺激を自
己の感情に反映させるようになされている。
【0085】実際上、本能・感情生成部61の感情生成
部61Bにおいては、CCDカメラ50(図5)から供
給される画像信号S1A(図5)やマイクロホン51
(図5)から供給される音声信号S1B(図5)等に基
づいて、例えば周期的に点滅する光や音楽などのような
周期性のある入力を認識すると、当該入力の特徴量とし
て「周期性」、「速度」及び「振幅」を検出する。
【0086】例えば、かかる周期的な入力が光の点滅で
ある場合、感情生成部61Bは、その点滅の周期を「周
期性」として検出すると共に、1回の点灯の時間を「速
度」として検出し、さらに点滅時の最も明るいときと暗
いときの輝度差を「振幅」として検出する。また感情生
成部61Bは、かかる周期的な入力が音楽である場合に
は、その音楽のリズムを「周期性」として検出すると共
に、その音楽のテンポを「速度」として検出し、さらに
その音楽の音の大きさを「振幅」として検出する。
【0087】そして感情生成部61Bは、図11に示す
ように、このようにして検出したその入力の「周期
性」、「速度」及び「振幅」の値をそれぞれ「周期
性」、「速度」及び「振幅」の座標とする点(以下、こ
れを外部入力検出点Pと呼ぶ)を上述の行動空間71
上にプロットすると共に、その外部入力検出点Pを感
情空間70に所定の対応付け比率でマッピングする。
【0088】この場合においても、かかる対応付け比率
を自由に設定することができ、例えば「周期性」及び
「快度」間の比率が1:1、「速度」及び「確信度」間
の比率が1:3、「振幅」及び「覚醒度」間の比率が
2:3と設定されている場合において、行動空間71に
おける外部入力検出点Pの座標が〔50,10,5
0〕であったときには、当該外部入力検出点Pが感情
空間70にマッピングされた後の座標は〔50,30,
75〕となる。
【0089】そして感情生成部61Bは、このようにし
て得られたマッピング後の外部入力検出点P´の座標
と、現在の感情点(図11においては図示せず)の座標
との差分を「快度」、「確信度」及び「覚醒度」ごとに
とり、その継続時間を参照しながら、現在の感情点の座
標をマッピング後の外部入力検出点P´の座標に徐々
に近づけるように、そのとき保持している感情点の「快
度」、「確信度」及び「覚醒度」のパラメータ値を更新
する。
【0090】このようにしてこのロボット1において
は、周期性のある外部入力に応じて自己の感情を変更さ
せるようになされている。
【0091】(3)本実施の形態の動作及び効果 以上の構成において、このロボット1は、感情空間70
における現在のロボット1の感情を表す感情点Pの座
標を行動空間71上の座標に変換し、当該変換後の座標
に基づいて次の行動の「周期性」、「速度」及び「振
幅」に関する制御パラメータを変化させる一方、発現し
た行動を行動空間71上の座標として表現すると共に、
当該座標を感情空間70上の座標に変換し、当該変換後
の座標に基づいて感情空間70における現在の感情の
「快度」、「確信度」及び「覚醒度」に関する制御パラ
メータを変化させる。
【0092】従って、このロボット1は、同じ行動でも
そのときの感情の状態に応じて変化を付けることがで
き、その分少ない行動数で多様かつ直接的な感情表現を
行うことができる。またこのロボット1は、行動を直接
的に感情の状態に反映させることができる。
【0093】以上の構成によれば、感情空間70におけ
る現在のロボット1の感情を表す感情点Pの座標を行
動空間71上の座標に変換し、当該変換後の座標に基づ
いて次の行動の「周期性」、「速度」及び「振幅」に関
する制御パラメータを変化させるようにしたことによ
り、同じ行動でもそのときの感情の状態に応じて変化を
付けることができ、その分少ない行動数で多様かつ直接
的な感情表現を行うことができ、かくしてエンターテイ
ンメント性の高いロボット装置を実現できる。
【0094】また、発現した行動を行動空間71上の座
標として表現すると共に、当該座標を感情空間70上の
座標に変換し、当該変換後の座標に基づいて感情空間7
0における現在の感情の「快度」、「確信度」及び「覚
醒度」に関する制御パラメータを変化させるようにした
ことにより、行動を直接的に感情の状態に反映させるこ
とができ、これによってもエンターテインメント性を向
上させることができる。
【0095】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、本発明を図1及び図
2のように構成された2足歩行型のロボット1に適用す
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、この他種々の形態のロボット装置に広く適用する
ことができる。
【0096】また上述の実施の形態においては、感情空
間70及び行動空間71を3次元の座標空間として定義
するようにした場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、これ以外の複数次元の座標空間として定義する
ようにしても良い。
【0097】さらに上述の実施の形態においては、現在
の感情の状態に基づいて行動の「周期性」、「速度」及
び「振幅」をモジュレート処理するだけの場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、例えばこれに加え
て、その行動を行う際に利用されない頭部ユニット3や
各腕部ユニット4A、4B、各脚部ユニット5A、5B
等の構成部位をそのときの感情の状態に応じて動かすよ
うに動作させるようにしても良い。
【0098】この場合には、予め「喜ぶ」等の各種情動
にそれぞれ特化させた構成部位ごとの各種動作(悲しい
ときの「頭をうなだれる」等)をそれぞれ規定した制御
データを外部メモリ58に格納しておき、かかるモジュ
レート処理された行動の「周期性」、「速度」及び「振
幅」の制御パラメータと、現在のロボット1の感情に適
した動作の制御データとに基づいて制御コマンドCOM
を生成し、当該制御コマンドCOMを対応するサブ制御
部43A〜43Dに送出することにより、当該制御コマ
ンドCOMに基づく行動及びかかる動作をロボット1に
発現させるようにすれば良い。
【0099】さらにこの場合において、図9について上
述したのと同様にして、さらにかかる動作の「周期
性」、「速度」及び「振幅」に関する制御パラメータを
変化させるようにしても良い。
【0100】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、ロボット
装置において、外部及び又は内部の状況に応じて感情を
生成する感情生成手段と、行動内容を規定する所定のパ
ラメータを記憶する記憶手段と、行動のパラメータを感
情生成手段における現在の感情の状態に応じて変化させ
る変化手段と、変化されたパラメータに基づいて行動を
発現させるための所定の制御処理を実行する制御手段と
を設けるようにしたことにより、同じ行動でもそのとき
の感情の状態に応じて変化を付けることができ、その分
少ない行動数で多様かつ直接的な感情表現を行うことが
でき、かくしてエンターテインメント性の高いロボット
装置を実現できる。
【0101】また本発明によれば、ロボット装置の制御
方法において、行動内容を規定する所定のパラメータを
記憶する第1のステップと、外部及び又は内部の状況に
応じて感情を生成すると共に、現在の感情の状態に応じ
て行動のパラメータを変化させる第2のステップと、当
該変化させたパラメータに基づいてロボット装置に行動
を発現させる第3のステップとを設けるようにしたこと
により、同じ行動でもそのときの感情の状態に応じて変
化を付けることができ、その分少ない行動数で多様かつ
直接的な感情表現を行うことができ、かくしてエンター
テインメント性の高いロボット装置の制御方法を実現で
きる。
【0102】さらに本発明によれば、ロボット装置にお
いて、感情を生成する感情生成手段と、行動内容を規定
した所定のパラメータを記憶する記憶手段と、感情生成
手段における現在の感情の状態に基づいて行動を決定
し、当該決定した行動のパラメータに基づいて当該行動
を発現させるための所定の制御処理を実行する制御手段
と、発現した行動のパラメータに基づいて感情生成手段
における感情の状態を変化させる変化手段とを設けるよ
うにしたことにより、行動を直接的に感情の状態に反映
させることができ、かくしてエンターテインメント性の
高いロボット装置を実現できる。
【0103】さらに本発明においては、ロボット装置の
制御方法において、行動内容を規定した所定のパラメー
タを記憶する第1のステップと、外部及び内部の状況に
応じて感情を生成すると共に、現在の感情の状態に基づ
いて行動を決定し、当該決定した行動のパラメータに基
づいて当該行動をロボット装置に発現させる第2のステ
ップと、発現した行動のパラメータに基づいて感情の状
態を変化させる第3のステップとを設けるようにしたこ
とにより、行動を直接的に感情の状態に反映させること
ができ、かくしてエンターテインメント性の高いロボッ
ト装置の制御方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるロボットの外観構成を示す
斜視図である。
【図2】本実施の形態によるロボットの外観構成を示す
斜視図である。
【図3】本実施の形態によるロボットの外観構成の説明
に供する概念図である。
【図4】本実施の形態によるロボットの内部構成を示す
斜視図である。
【図5】本実施の形態によるロボットの内部構成を示す
斜視図である。
【図6】メイン制御部の処理の説明に供するブロック図
である。
【図7】感情空間の説明に供する概念図である。
【図8】感情の変化の説明に供する概念図である。
【図9】感情に基づく行動のモジュレーションの説明に
供する概念図である。
【図10】行動に基づく感情のモジュレーションの説明
に供する概念図である。
【図11】外部情報に基づく感情のモジュレーションの
説明に供する概念図である。
【図12】他の実施の形態の説明に供する概念図であ
る。
【符号の説明】
1……ロボット、40……メイン制御部、58……外部
メモリ、60……外部情報保持部、61……本能・感情
生成部、61A……本能生成部、61B……感情生成
部、62……行動決定部、63……行動生成部、70…
…感情空間、70A、70B、70C……空間領域、7
1……行動空間、P……感情点、P……行動点、P
……外部入力検出点、S1……外部センサ信号、S2
……内部センサ信号。
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 真人 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 遠藤 玄 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 福地 正樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 Fターム(参考) 2C150 CA01 DA04 DC28 DF03 DF33 DG02 DG13 EA18 EB01 ED37 ED42 EE02 EE07 EF13 EF16 EF23 EF27 EF30 EF50 EH07 EH08 FA03 3C007 AS36 CS08 HS09 HS27 KS23 KS31 KS39 KT01 KX02 WA03 WA13 WB14 WB16 WB25

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部及び又は内部の状況に応じて感情を生
    成する感情生成手段と、 行動内容を規定する所定のパラメータを記憶する記憶手
    段と、 上記行動の上記パラメータを上記感情生成手段における
    現在の上記感情の状態に応じて変化させる変化手段と、 上記変化された上記パラメータに基づいて上記行動を発
    現させるための所定の制御処理を実行する制御手段とを
    具えることを特徴とするロボット装置。
  2. 【請求項2】上記感情の状態は、 複数次元の座標空間である感情空間上の座標として表現
    でき、 上記行動の上記パラメータは、 複数次元の座標空間である行動空間上の座標として表現
    でき、 上記変化手段は、 上記現在の感情の状態を所定の対応関係に従って上記行
    動空間上の座標に変換し、当該変換された上記行動空間
    上における上記感情の状態の上記座標に基づいて、上記
    発現すべき行動の上記パラメータを変化させることを特
    徴とする請求項1に記載のロボット装置。
  3. 【請求項3】上記変化手段は、 発現した上記行動の上記パラメータを所定の対応関係に
    従って上記感情空間上の座標に変換し、当該変換された
    上記感情空間上における上記パラメータの上記座標に基
    づいて、上記感情生成手段における上記感情の状態を変
    化させることを特徴とする請求項2に記載のロボット装
    置。
  4. 【請求項4】上記記憶手段は、 予め特定の上記感情に特化した構成部位ごとの動作を規
    定した制御データを記憶し、 上記制御手段は、 上記変化された上記パラメータに基づいて上記行動を発
    現させるための所定の制御処理を実行すると共に、上記
    記憶手段に記憶された上記制御データに基づいて、上記
    感情生成手段における上記現在の感情の状態に応じた上
    記動作を発現させるための所定の制御処理を実行するこ
    とを特徴とする請求項2に記載のロボット装置。
  5. 【請求項5】外部から与えられる刺激について、当該刺
    激の特徴量を検出する検出手段を具え、 上記変化手段は、 上記検出手段により検出された上記刺激の上記特徴量に
    応じて上記感情生成手段における上記感情の状態を変化
    させることを特徴とする請求項1に記載のロボット装
    置。
  6. 【請求項6】行動内容を規定する所定のパラメータを記
    憶する第1のステップと、 外部及び又は内部の状況に応じて感情を生成すると共
    に、現在の上記感情の状態に応じて上記行動の上記パラ
    メータを変化させる第2のステップと、 当該変化させたパラメータに基づいてロボット装置に上
    記行動を発現させる第3のステップとを具えることを特
    徴とするロボット装置の制御方法。
  7. 【請求項7】上記感情の状態は、 複数次元の座標空間である感情空間上の座標として表現
    でき、 上記行動の上記パラメータは、 複数次元の座標空間である行動空間上の座標として表現
    でき、 上記第2のステップでは、 上記現在の感情の状態を所定の対応関係に従って上記行
    動空間上の座標に変換し、当該変換された上記行動空間
    上における上記感情の状態の上記座標に基づいて、上記
    発現すべき行動の上記パラメータを変化させることを特
    徴とする請求項6に記載のロボット装置の制御方法。
  8. 【請求項8】上記第2のステップでは、 発現した上記行動の上記パラメータを所定の対応関係に
    従って上記感情空間上の座標に変換し、当該変換された
    上記感情空間上における上記パラメータの上記座標に基
    づいて、上記感情生成手段における上記感情の状態を変
    化させることを特徴とする請求項7に記載のロボット装
    置の制御方法。
  9. 【請求項9】上記第1のステップでは、 予め特定の上記感情に特化した構成部位ごとの動作を規
    定した制御データを記憶し、 上記第3のステップでは、 上記第2のステップにおいて変化された上記行動のパラ
    メータと、上記現在の感情の状態に応じた上記動作の上
    記制御データとに基づいて、当該行動及び当該動作を上
    記ロボット装置に発現させることを特徴とする請求項6
    に記載のロボット装置の制御方法。
  10. 【請求項10】外部から与えられる刺激の特徴量を検出
    し、検出した当該特徴量に応じて上記感情の状態を変化
    させることを特徴とする請求項6に記載のロボット装置
    の制御方法。
  11. 【請求項11】感情を生成する感情生成手段と、 行動内容を規定した所定のパラメータを記憶する記憶手
    段と、 上記感情生成手段における現在の上記感情の状態に基づ
    いて行動を決定し、当該決定した行動の上記パラメータ
    に基づいて当該行動を発現させるための所定の制御処理
    を実行する制御手段と、 発現した上記行動の上記パラメータに基づいて上記感情
    生成手段における上記感情の状態を変化させる変化手段
    とを具えることを特徴とするロボット装置。
  12. 【請求項12】上記感情の状態は、 複数次元の座標空間である感情空間上の座標として表現
    でき、 上記行動の上記パラメータは、 複数次元の座標空間である行動空間上の座標として表現
    でき、 上記変化手段は、 上記発現した行動の上記パラメータを所定の対応関係に
    従って上記感情空間上の座標に変換し、当該変換された
    上記感情空間上における上記パラメータの座標に基づい
    て上記感情生成手段における上記感情の状態を変化させ
    ることを特徴とする請求項11に記載のロボット装置。
  13. 【請求項13】行動内容を規定した所定のパラメータを
    記憶する第1のステップと、 外部及び内部の状況に応じて感情を生成すると共に、現
    在の上記感情の状態に基づいて行動を決定し、当該決定
    した行動の上記パラメータに基づいて当該行動をロボッ
    ト装置に発現させる第2のステップと、 発現した上記行動の上記パラメータに基づいて上記感情
    の状態を変化させる第3のステップとを具えることを特
    徴とするロボット装置の制御方法。
  14. 【請求項14】上記感情の状態は、 複数次元の座標空間である感情空間上の座標として表現
    でき、 上記行動の上記パラメータは、 複数次元の座標空間である行動空間上の座標として表現
    でき、 上記第3のステップでは、 発現した上記行動の上記パラメータを所定の対応関係に
    従って上記感情空間上の座標に変換し、当該変換された
    上記感情空間上における上記パラメータの座標に基づい
    て上記感情生成手段における上記感情の状態を変化させ
    ることを特徴とする請求項13に記載のロボット装置の
    制御方法。
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