JP2003185761A - 環境データ測定システム、環境データ処理用サーバ、環境データ測定装置、環境データ測定装置を搭載した携帯電話、処理用サーバ制御用プログラム及び携帯電話制御用プログラム - Google Patents

環境データ測定システム、環境データ処理用サーバ、環境データ測定装置、環境データ測定装置を搭載した携帯電話、処理用サーバ制御用プログラム及び携帯電話制御用プログラム

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JP2003185761A
JP2003185761A JP2001385174A JP2001385174A JP2003185761A JP 2003185761 A JP2003185761 A JP 2003185761A JP 2001385174 A JP2001385174 A JP 2001385174A JP 2001385174 A JP2001385174 A JP 2001385174A JP 2003185761 A JP2003185761 A JP 2003185761A
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Ryuichi Sato
竜一 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の携帯電話のそれぞれの周辺の環境デー
タの測定を行うと共に、測定された環境データを環境デ
ータ処理用サーバに伝送し、当該環境データ処理用サー
バにおいて、測定された環境データに基づき所定の処理
を行うと共に、その処理結果をシステム利用者に通知す
るようになっている環境データ測定システム、環境デー
タ処理用サーバ、環境データ測定装置、環境データ測定
装置を搭載した携帯電話、処理用サーバ制御用プログラ
ム及び携帯電話制御用プログラムを提供する。 【解決手段】 環境データ測定システム1を、第1〜第
nの携帯電話CP1〜CPnと、環境データ処理用サー
バ5と、位置情報検出部6と、携帯電話網7と、を含ん
で構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の携帯電話の
それぞれの周辺の環境データの測定及び測定された環境
データに基づいて所定の処理を行い、その処理結果をシ
ステム利用者に通知する環境データ測定システムに係
り、特に、携帯電話の機動性及び通信機能を利用して、
所定範囲内の携帯電話周辺の環境データの測定及びサー
バへの測定データの伝送を行い、所定範囲内における環
境データに対する所定の処理結果をシステム利用者に通
知する環境データ測定システム、このシステムにおけ
る、環境データ処理用サーバ、環境データ測定装置、環
境データ測定装置を搭載した携帯電話、処理用サーバ制
御用プログラム及び携帯電話制御用プログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、気象データなどは、各地
に設けられた気象台やアメダスなどの測定装置によっ
て、それぞれが局地的なデータを測定し、それらの測定
結果に基づいて様々な分析処理が行われ、その分析結果
に基づいて各地域などの広範囲な場所の天候が予想され
ていた。そして、これらの予想結果は、ラジオやテレビ
などによって多くの人に知らされるものであった。
【0003】また、特定の場所を除く、局地的な騒音
や、空気の状態などの環境データの測定は、複数の測定
者が測定対象に合わせた測定機器を所持して現場まで行
き、人手によって行われることが多く、また、測定デー
タは、研究所等の所定の場所まで持ち帰ってから分析が
行われることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、局地的な天候や、時間の経過によって刻
一刻と変化する天候状態などは、ラジオやテレビなどに
よって知らされることはほとんどなく、更に、現地にい
る人間がそのことを知るのは困難であった。また、測定
機器による環境データの測定では、例えば、旅行先など
において、現在の局地的な空気の状態や騒音の状態など
を知りたいと思っても、測定データを一度持ち帰ってか
ら分析を行い環境状態を判定するため、時間的な遅れが
生じるので、リアルタイムな環境情報を知ることは困難
であった。
【0005】そこで、本発明は、このような従来の技術
の有する未解決の課題に着目してなされたものであっ
て、複数の携帯電話のそれぞれの周辺の環境データの測
定を行うと共に、測定された環境データを環境データ処
理用サーバに伝送し、当該環境データ処理用サーバにお
いて、測定された環境データに基づき所定の処理を行う
と共に、その処理結果をシステム利用者に通知するよう
になっている環境データ測定システム、環境データ処理
用サーバ、環境データ測定装置、環境データ測定装置を
搭載した携帯電話、処理用サーバ制御用プログラム及び
携帯電話制御用プログラムを提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項1記載の環境データ測定システ
ムは、複数の携帯電話のそれぞれの存在位置周辺の所定
の環境データを測定し、測定された前記環境データに基
づいて所定の処理を行う環境データ測定システムであっ
て、前記複数の携帯電話と環境データ処理用サーバとを
互いにデータ通信可能に備え、前記環境データを測定す
る環境データ測定手段と、前記携帯電話の位置情報を検
出する位置情報検出手段と、をそれぞれ前記携帯電話と
データ通信可能に備え、前記環境データ測定手段は、前
記複数の携帯電話のうち少なくとも一部と組で備えられ
るようになっており、前記携帯電話は、前記環境データ
測定手段から取得した前記環境データ及び前記位置情報
検出手段から取得した当該携帯電話の位置情報を、前記
環境データ処理用サーバに伝送するようになっており、
前記環境データ処理用サーバは、前記複数の携帯電話か
ら伝送されてきた前記環境データ及び前記位置情報に基
づき前記所定の処理を行う環境データ処理手段と、その
処理結果をシステム利用者に通知する処理結果通知手段
と、を備えることを特徴としている。
【0007】このような構成であれば、複数の携帯電話
の一部と組で備わった環境データ測定手段によって、携
帯電話周辺の所定の環境データを測定することが可能で
あり、位置情報検出手段によって、携帯電話の位置情報
を測定することが可能である。そして、環境データ測定
手段及び位置情報検出手段は、携帯電話とデータ通信が
可能であるので、測定された環境データ及び検出された
位置情報は、携帯電話の通信機能によって環境データ処
理用サーバに伝送され、そこで、環境データ処理手段に
よって伝送されてきた環境データ及び位置情報に基づき
所定範囲内における環境データに対する所定の処理を行
い、処理結果通知手段によってその処理結果をシステム
利用者に通知することが可能である。
【0008】従って、携帯電話の機動性及び所持性の高
さから意識せずに各地域に分布されることになり、その
結果、各地域の局地的な環境データの測定を簡易に行え
ると共に、携帯電話の通信機能によって測定データを処
理用のサーバに簡易に伝送することができ、更に、処理
用のサーバでは、測定されたデータに対する所定の処理
を行い、その処理結果をシステム利用者に通知するよう
になっているので、例えば、旅行先の局地的な環境状態
を知るときなどに役立つ。また、環境データの測定及び
そのデータの処理を短い周期で行い、その処理結果を通
知することで、刻一刻と変化する環境状態を知ることも
可能である。
【0009】また、請求項2に係る発明は、請求項1記
載の環境データ測定システムにおいて、前記環境データ
処理用手段は、前記所定の処理として統計処理を行うよ
うになっていることを特徴としている。つまり、環境デ
ータ処理手段は、取得した環境データの統計処理を行う
ようにしたもので、これにより、例えば、所定範囲内の
温度や空気状態などの統計データを知ることが可能とな
り、環境状態の判定に役立つ。ここで、統計処理は、過
去に測定された環境データにも基づいて行うようにして
も良いし、過去のデータに基づく予測を行っても良い。
【0010】また、請求項3に係る発明は、請求項1又
は請求項2記載の環境データ測定システムにおいて、前
記環境データ処理用サーバは、前記所定の処理を行う前
に前記取得した環境データのうち異常なデータを除外す
る異常データ除外手段を備えることを特徴としている。
つまり、環境データ測定装置の故障や、所定範囲内の特
異な場所などで測定された異常値のデータを、異常デー
タ除外手段によって、除外してから所定の処理を行うよ
うにしたもので、正確な処理を行うのに役立つ。
【0011】また、請求項4に係る発明は、請求項1乃
至請求項3のいずれかに記載の環境データ測定システム
において、前記処理結果通知手段は、前記処理結果を、
通知要求のあった前記携帯電話に通知するようになって
いることを特徴としている。つまり、処理結果通知手段
は、通知要求のあった携帯電話に対して環境データの処
理結果を通知するようになっている。従って、システム
利用者は、簡易に環境状態を知ることが可能である。
【0012】また、請求項5に係る発明は、請求項1乃
至請求項4のいずれかに記載の環境データ測定システム
において、前記環境データ測定手段は、前記環境データ
として温度情報を測定するようになっており、前記環境
データ処理手段は、前記所定の処理として所定範囲内の
温度の状態を判定する処理を行うようになっていること
を特徴としている。
【0013】つまり、環境データ測定手段は、所定範囲
内の温度情報を測定するようになっており、環境データ
処理手段は、取得した環境データ及び位置情報に基づい
て、所定範囲内の温度の状態を判定する処理を行うよう
になっている。従って、システム利用者は、例えば、旅
行先の所定範囲内の温度分布などの処理結果を簡易に知
ることが可能となる。
【0014】また、請求項6に係る発明は、請求項1乃
至請求項5のいずれかに記載の環境データ測定手段にお
いて、前記環境データ測定手段は、前記環境データとし
て空気情報を測定するようになっており、前記環境デー
タ処理手段は、前記所定の処理として所定範囲内の空気
の状態を判定する処理を行うようになっていることを特
徴としている。
【0015】つまり、環境データ測定手段は、所定範囲
内の空気情報を測定するようになっており、環境データ
処理手段は、取得した環境データ及び位置情報に基づい
て、所定範囲内の空気の状態を判定する処理を行うよう
になっている。従って、システム利用者は、例えば、旅
行先の所定範囲内の空気に含まれる二酸化炭素などの空
気に含まれる成分の量などを簡易に知ることが可能とな
る。
【0016】また、請求項7に係る発明は、請求項1乃
至請求項6のいずれかに記載の環境データ測定システム
において、前記環境データ測定手段は、前記環境データ
として騒音情報を測定するようになっており、前記環境
データ処理手段は、前記所定の処理として所定範囲内の
騒音の状態を判定する処理を行うようになっていること
を特徴としている。
【0017】つまり、環境データ測定手段は、所定範囲
内の騒音情報を測定するようになっており、環境データ
処理手段は、取得した環境データ及び位置情報に基づい
て、所定範囲内の騒音の状態を判定する処理を行うよう
になっている。従って、システム利用者は、例えば、家
の周辺の所定範囲内の道路における騒音レベルなどを簡
易に知ることが可能となる。
【0018】また、請求項8に係る発明は、請求項1乃
至請求項7のいずれかに記載の環境データ測定システム
において、前記環境データ測定手段は、前記環境データ
として放射能情報を測定するようになっており、前記環
境データ処理手段は、前記所定の処理として所定範囲内
の放射能の状態を判定する処理を行うようになっている
ことを特徴としている。
【0019】つまり、環境データ測定手段は、所定範囲
内の放射能情報を測定するようになっており、環境デー
タ処理手段は、取得した環境データ及び位置情報に基づ
いて、所定範囲内の放射能の状態を判定する処理を行う
ようになっている。従って、システム利用者は、例え
ば、現場周辺の所定範囲内における放射能レベルなどを
簡易に知ることが可能となる。
【0020】また、請求項9に係る発明は、請求項1乃
至請求項8のいずれかに記載の環境データ測定システム
において、前記環境データ測定手段は、前記環境データ
として紫外線情報を測定するようになっており、前記環
境データ処理手段は、前記所定の処理として所定範囲内
の紫外線の状態を判定する処理を行うようになっている
ことを特徴としている。
【0021】つまり、環境データ測定手段は、所定範囲
内の紫外線情報を測定するようになっており、環境デー
タ処理手段は、取得した環境データ及び位置情報に基づ
いて、所定範囲内の紫外線の状態を判定する処理を行う
ようになっている。従って、システム利用者は、例え
ば、海岸の所定範囲内における紫外線レベルなどを簡易
に知ることが可能となる。
【0022】また、請求項10に係る発明は、請求項1
乃至請求項9のいずれかに記載の環境データ測定システ
ムにおいて、前記処理結果通知手段は、前記処理結果を
インターネット上に公開するようになっていることを特
徴としている。つまり、環境データ処理手段によって所
定の処理が行われた結果を、インターネット上のWeb
ページなどに公開するようにしたものである。従って、
システム利用者は、PDA(Personal Digital Assista
nt)等のインターネットに接続可能な機器を用いて、環
境状態を知ることが可能となる。
【0023】また、請求項11に係る発明は、請求項1
乃至請求項10のいずれかに記載の環境データ測定シス
テムにおいて、前記測定された環境データの伝送量に応
じて、前記携帯電話の私用料金を減じるようになってい
ることを特徴としている。つまり、環境データ測定手段
によって環境データの測定を行う携帯電話については、
その環境データの伝送量に応じて、携帯電話の使用料金
を減じるようになっているものである。従って、システ
ムの運営者は、例えば、環境データ測定手段を無料で貸
しだすと共に、それを用いて環境データを測定してくれ
る人の環境データ測定時の使用料金分を減じたり、ある
いは、使用料金分以上の料金を減じるなどのサービスを
提供することが可能となる。
【0024】また、請求項12に係る発明は、請求項1
乃至請求項11のいずれに記載の環境データ測定システ
ムにおいて、前記処理結果通知手段は、前記処理結果を
前記システム利用者のみに限らず、任意の対象に通知す
ることが可能となっていることを特徴としている。つま
り、環境データの処理結果は、例えば、システム利用者
のみに限らず、テレビやラジオ等の任意の対象に向けて
通知することを可能としたものである。ここで、処理結
果の通知は、リアルタイムである必要はなく、データを
測定して処理を行った後に、しばらくしてから通知する
ようにしても良い。従って、処理結果を任意の対象に通
知できるようにしたので、情報の有効利用が可能とな
る。
【0025】また、請求項13に係る発明は、請求項1
乃至請求項12のいずれかに記載の環境データ測定シス
テムにおいて、前記処理結果通知手段は、前記処理結果
に基いた所定の報知を行うようになっていることを特徴
としている。つまり、処理結果通知手段は、処理結果を
通知するだけではなく、その結果に基づいて、例えば、
放射能濃度が高いと処理結果が出力された場合は、「危
険なので大至急立ち退くように!」といった警告等の処
理結果に基づく報知を行うようにしたものである。従っ
て、危険な環境内にいるときは、適切な避難場所等を報
知するようにすることで、危険回避等に役立つ。
【0026】また、請求項14に係る発明は、請求項1
3記載の環境データ測定システムにおいて、前記処理結
果通知手段は、前記所定の報知を、前記所定範囲外の前
記システム利用者にも行うようになっていることを特徴
としている。つまり、例えば、放射能濃度が高いと処理
結果が出力された場合は、「危険なので大至急立ち退く
ように!」といった警告等の処理結果に基づく報知を、
周辺の範囲外にいるシステム利用者にも行うものであ
る。これにより、危険な範囲内にシステム利用者が近づ
くのを防ぐなど危険回避等に役立つ。
【0027】また、請求項15に係る発明は、請求項1
乃至請求項14のいずれかに記載の環境データ測定シス
テムにおいて、前記環境データ測定手段は、前記環境デ
ータとして気圧情報を測定するようになっており、前記
環境データ処理手段は、前記所定の処理として所定範囲
内の気圧の状態を判定する処理を行うようになっている
ことを特徴としている。
【0028】つまり、環境データ測定手段は、所定範囲
内の気圧情報を測定するようになっており、環境データ
処理手段は、取得した環境データ及び位置情報に基づい
て、所定範囲内の気圧の状態を判定する処理を行うよう
になっている。従って、システム利用者は、所定範囲内
における気圧を簡易に知ることが可能となる。また、請
求項16に係る発明は、請求項1乃至請求項15のいず
れかに記載の環境データ測定システムにおいて、前記環
境データ測定手段は、前記環境データとして湿度情報を
測定するようになっており、前記環境データ処理手段
は、前記所定の処理として所定範囲内の湿度の状態を判
定する処理を行うようになっていることを特徴としてい
る。
【0029】つまり、環境データ測定手段は、所定範囲
内の湿度情報を測定するようになっており、環境データ
処理手段は、取得した環境データ及び位置情報に基づい
て、所定範囲内の湿度の状態を判定する処理を行うよう
になっている。従って、システム利用者は、所定範囲内
における湿度を簡易に知ることが可能となる。また、本
発明に係る請求項17記載の環境データ処理用サーバ
は、複数の携帯電話のそれぞれの存在位置周辺の所定の
環境データを測定し、測定された前記環境データに基づ
いて所定の処理を行う環境データ測定システムにおける
前記携帯電話と通信可能な環境データ処理用サーバであ
って、前記複数の携帯電話から伝送されてきた前記環境
データ及び前記位置情報に基づき前記所定の処理を行う
環境データ処理手段と、その処理結果をシステム利用者
に通知する処理結果通知手段と、を備えることを特徴と
している。
【0030】また、請求項18に係る発明は、請求項1
7記載の環境データ処理用サーバにおいて、前記所定の
処理として、前記環境データの統計処理を行うことを特
徴としている。また、請求項19に係る発明は、請求項
17又は請求項18記載の環境データ処理用サーバにお
いて、前記所定の処理を行う前に前記取得した環境デー
タのうち異常なデータを除外する異常データ除外手段を
備えることを特徴としている。
【0031】また、請求項20に係る発明は、請求項1
7乃至請求項19のいずれかに記載の環境データ処理用
サーバにおいて、前記処理結果通知手段は、前記処理結
果を、通知要求のあった前記携帯電話に通知するように
なっていることを特徴としている。また、請求項21に
係る発明は、請求項17乃至請求項20のいずれかに記
載の環境データ処理用サーバにおいて、前記環境データ
として、温度情報を取得するようになっており、前記所
定の処理として、所定範囲内の温度の状態を算出する処
理を行うようになっていることを特徴としている。
【0032】また、請求項22に係る発明は、請求項1
7乃至請求項21のいずれかに記載の環境データ処理用
サーバにおいて、前記環境データとして、空気情報を取
得するようになっており、前記所定の処理として、所定
範囲内における空気の状態を判定する処理を行うように
なっていることを特徴としている。また、請求項23に
係る発明は、請求項17乃至請求項22のいずれかに記
載の環境データ処理用サーバにおいて、前記環境データ
として、騒音情報を取得するようになっており、前記所
定の処理として、所定範囲内における騒音の状態を判定
する処理を行うようになっていることを特徴としてい
る。
【0033】また、請求項24に係る発明は、請求項1
7乃至請求項23のいずれかに記載の環境データ処理用
サーバにおいて、前記環境データとして、放射能情報を
取得するようになっており、前記所定の処理として、所
定範囲内の放射能の状態を判定する処理を行うようにな
っていることを特徴としている。また、請求項25に係
る発明は、請求項17乃至請求項24のいずれかに記載
の環境データ処理用サーバにおいて、前記環境データと
して、紫外線情報を取得するようになっており、前記所
定の処理として、所定範囲内の紫外線の状態を判定する
処理を行うようになっていることを特徴としている。
【0034】また、請求項26に係る発明は、請求項1
7乃至請求項25のいずれかに記載の環境データ処理用
サーバにおいて、前記処理結果通知手段は、前記処理結
果をインターネット上に公開するようになっていること
を特徴としている。また、請求項27に係る発明は、請
求項17乃至請求項26のいずれかに記載の環境データ
処理用サーバにおいて、前記処理結果通知手段は、前記
処理結果を前記システム利用者のみに限らず、任意の対
象に通知することが可能となっていることを特徴として
いる。
【0035】また、請求項28に係る発明は、請求項2
2乃至請求項27のいずれかに記載の環境データ処理用
サーバにおいて、前記処理結果通知手段は、前記処理結
果に基づいた所定の報知を行うようになっていることを
特徴としている。また、請求項29に係る発明は、請求
項17乃至請求項28のいずれかに記載の環境データ処
理用サーバにおいて、前記処理結果通知手段は、前記処
理結果に基いた所定の報知を、前記所定範囲外の前記シ
ステム利用者に行うようになっていることを特徴として
いる。
【0036】また、請求項30に係る発明は、請求項2
2乃至請求項29のいずれかに記載の環境データ処理用
サーバにおいて、前記環境データ測定手段は、前記環境
データとして気圧情報を測定するようになっており、前
記環境データ処理手段は、前記所定の処理として所定範
囲内の気圧の状態を判定する処理を行うようになってい
ることを特徴としている。
【0037】また、請求項31に係る発明は、請求項2
2乃至請求項30のいずれかに記載の環境データ処理用
サーバにおいて、前記環境データ測定手段は、前記環境
データとして湿度情報を測定するようになっており、前
記環境データ処理手段は、前記所定の処理として所定範
囲内の湿度の状態を判定する処理を行うようになってい
ることを特徴としている。
【0038】ここで、請求項22乃至請求項31記載の
環境データ処理用サーバは、請求項1乃至請求項16記
載の環境データ測定システムにおける、測定された環境
データに対して所定の処理を行うためのサーバであり、
その作用効果は重複するので記載を省略する。また、本
発明に係る請求項32記載の環境データ測定装置は、複
数の携帯電話のそれぞれの存在位置周辺の所定の環境デ
ータを測定し、測定された前記環境データに基づいて所
定の処理を行う環境データ測定システムにおける環境デ
ータ測定装置であって、前記携帯電話とデータ通信可能
に接続できると共に、自装置周辺の所定の環境データを
測定する環境データ測定手段を備えることを特徴として
いる。
【0039】また、請求項33に係る発明は、請求項3
2記載の環境データ測定装置において、前記環境データ
測定手段は、前記環境データとして自装置周辺における
温度情報を測定可能となっていることを特徴としてい
る。また、請求項34に係る発明は、請求項32又は請
求項33記載の環境データ測定装置において、前記環境
データ測定手段は、前記環境データとして自装置周辺に
おける空気情報を測定可能となっていることを特徴とし
ている。
【0040】また、請求項35に係る発明は、請求項3
2乃至請求項34のいずれかに記載の環境データ測定装
置において、前記環境データ測定手段は、前記環境デー
タとして自装置周辺における騒音情報を測定可能となっ
ていることを特徴としている。また、請求項36に係る
発明は、請求項32乃至請求項35のいずれかに記載の
環境データ測定装置において、前記環境データ測定手段
は、前記環境データとして自装置周辺における放射能情
報を測定可能となっていることを特徴としている。
【0041】また、請求項37に係る発明は、請求項3
2乃至請求項36のいずれかに記載の環境データ測定装
置において、前記環境データ測定手段は、前記環境デー
タとして自装置周辺における紫外線情報を測定可能とな
っていることを特徴としている。また、請求項38に係
る発明は、請求項32乃至請求項37のいずれかに記載
の環境データ測定装置において、前記環境データ測定手
段は、前記環境データとして自装置周辺における気圧情
報を測定可能となっていることを特徴としている。
【0042】また、請求項39に係る発明は、請求項3
2乃至請求項38のいずれかに記載の環境データ測定装
置において、前記環境データ測定手段は、前記環境デー
タとして自装置周辺における湿度情報を測定可能となっ
ていることを特徴としている。ここで、請求項32乃至
請求項39記載の環境データ測定装置は、請求項1、5
〜9、15、16記載の環境データ測定システムにおけ
る、環境データを測定するための環境データ測定手段に
該当し、その作用効果は重複するので記載を省略する。
【0043】また、本発明に係る請求項40記載の携帯
電話は、請求項32乃至請求項39のいずれかに記載の
環境データ測定装置を搭載している。ここで、請求項4
0記載の携帯電話は、請求項32乃至請求項39の環境
データ測定装置を搭載した携帯電話であり、請求項1、
5〜9、15、16記載の環境データ測定システムにお
ける携帯電話と環境データ測定手段とを合わせたもので
あるので、作用効果の記載を省略する。
【0044】また、本発明に係る請求項41記載の処理
用サーバ制御用プログラムは、複数の携帯電話のそれぞ
れの存在位置周辺の所定の環境データを測定し、測定さ
れた前記環境データに基づいて所定の処理を行う環境デ
ータ測定システムにおける携帯電話とデータ通信可能に
接続された環境データ処理用サーバを制御する処理用サ
ーバ制御用プログラムであって、前記複数の携帯電話か
ら伝送されてきた前記環境データ及び前記位置情報に基
づき前記所定の処理を行う環境データ処理ステップと、
その処理結果をシステム利用者に通知する処理結果通知
ステップと、を備えることを特徴としている。
【0045】また、請求項42に係る発明は、請求項4
1記載の処理用サーバ制御用プログラムにおいて、前記
環境データ処理ステップにおいては、前記所定の処理と
して統計処理を行うことを特徴としている。また、請求
項43に係る発明は、請求項41又は請求項42記載の
処理用サーバ制御用プログラムにおいて、前記所定の処
理を行う前に前記取得した環境データのうち異常なデー
タを除外する異常データ除外ステップを備えることを特
徴としている。
【0046】また、請求項44に係る発明は、請求項4
1乃至請求項43のいずれかに記載の処理用サーバ制御
用プログラムにおいて、前記環境データ処理ステップに
おける処理結果を、前記携帯電話に通知する処理結果通
知ステップを備えることを特徴としている。また、請求
項45に係る発明は、請求項41乃至請求項44のいず
れかに記載の処理用サーバ制御用プログラムにおいて、
前記環境データ処理ステップにおいては、前記環境デー
タとして取得された所定範囲内の温度情報に基づいて当
該所定範囲内の温度の状態を判定する処理を行うように
なっていることを特徴としている。
【0047】また、請求項46に係る発明は、請求項4
1乃至請求項45のいずれかに記載の処理用サーバ制御
用プログラムにおいて、前記環境データ処理ステップに
おいては、前記環境データとして取得された所定範囲内
の空気情報に基づいて当該所定範囲内の空気の状態を判
定する処理を行うようになっていることを特徴としてい
る。
【0048】また、請求項47に係る発明は、請求項4
1乃至請求項46のいずれかに記載の処理用サーバ制御
用プログラムにおいて、前記環境データ処理ステップに
おいては、前記環境データとして取得された所定範囲内
の騒音情報に基づいて当該所定範囲内の騒音の状態を判
定する処理を行うようになっていることを特徴としてい
る。
【0049】また、請求項48に係る発明は、請求項4
1乃至請求項47のいずれかに記載の処理用サーバ制御
用プログラムにおいて、前記環境データ処理ステップに
おいては、前記環境データとして取得された所定範囲内
の放射能情報に基づいて当該所定範囲内の放射能の状態
を判定する処理を行うようになっていることを特徴とし
ている。
【0050】また、請求項49に係る発明は、請求項4
1乃至請求項48のいずれかに記載の処理用サーバ制御
用プログラムにおいて、前記環境データ処理ステップに
おいては、前記環境データとして取得された所定範囲内
の紫外線情報に基づいて当該所定範囲内の紫外線の状態
を判定する処理を行うようになっていることを特徴とし
ている。
【0051】また、請求項50に係る発明は、請求項4
1乃至請求項49のいずれかに記載の処理用サーバ制御
用プログラムにおいて、前記処理結果通知ステップにお
いては、前記処理結果を前記システム利用者のみに限ら
ず、任意の対象に通知するようになっていることを特徴
としている。また、請求項51に係る発明は、請求項4
1乃至請求項50のいずれかに記載の処理用サーバ制御
用プログラムにおいて、前記処理結果通知ステップにお
いては、前記処理結果に基いた所定の報知を行うように
なっていることを特徴としている。
【0052】また、請求項52に係る発明は、請求項4
1乃至請求項51のいずれかに記載の処理用サーバ制御
用プログラムにおいて、前記処理結果通知ステップにお
いては、前記処理結果に基いた所定の報知を、前記所定
範囲外の前記システム利用者に行うようになっているこ
とを特徴としている。また、請求項53に係る発明は、
請求項41乃至請求項52のいずれかに記載の処理用サ
ーバ制御用プログラムにおいて、前記環境データ処理ス
テップにおいては、前記環境データとして取得された所
定範囲内の気圧情報に基づいて当該所定範囲内の気圧の
状態を判定する処理を行うようになっていることを特徴
としている。
【0053】また、請求項54に係る発明は、請求項4
1乃至請求項53のいずれかに記載の処理用サーバ制御
用プログラムにおいて、前記環境データ処理ステップに
おいては、前記環境データとして取得された所定範囲内
の湿度情報に基づいて当該所定範囲内の湿度の状態を判
定する処理を行うようになっていることを特徴としてい
る。
【0054】ここで、請求項41乃至請求項54記載の
処理用サーバ制御用プログラムは、請求項1乃至請求項
16記載の環境データ測定システムにおける環境データ
処理用サーバを制御するためのプログラムであると共
に、請求項17乃至請求項31記載環境データ処理用サ
ーバを制御するためのプログラムであり、その効果は重
複するので記載を省略する。
【0055】また、本発明に係る請求項55記載の携帯
電話制御用プログラムは、請求項1乃至請求項16のい
ずれかに記載の環境データ測定システムにおける前記携
帯電話を制御する携帯電話制御用プログラムであって、
前記環境データ測定手段によって測定された環境データ
を取得する環境データ取得ステップと、取得した環境デ
ータを前記環境データ処理用サーバに伝送する環境デー
タ伝送ステップと、前記位置情報検出手段から前記携帯
電話の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、取
得した位置情報を伝送する位置情報伝送ステップと、を
備えることを特徴としている。
【0056】ここで、請求項55記載の携帯電話制御用
プログラムは、請求項1乃至請求項16記載の環境デー
タ測定システムにおける携帯電話を制御するためのプロ
グラムであり、その効果は重複するので記載を省略す
る。
【0057】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図8は、本発明に係る環
境データ測定システムの実施の形態を示す図である。ま
ず、本発明に係る環境データ測定システムの構成を図1
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る環境データ
測定システムの構成を示すブロック図である。
【0058】環境データ測定システム1は、第1〜第n
の携帯電話CP1〜CPnと、環境データ処理用サーバ
5と、位置情報検出部6と、携帯電話網7と、を含んで
構成されている。第1〜第nの携帯電話CP1〜CPn
は、環境データ測定部2bと、携帯電話機能部2aとを
含んで構成されている。
【0059】つまり、図2に示す携帯電話の構成例のよ
うに、第1〜第nの携帯電話CP1〜CPnは、携帯電
話機能部2aに、環境データ測定部2bが装着された構
成となっている。環境データ測定部2bは、温度情報、
空気情報、騒音情報、放射能情報及び紫外線情報等の周
辺の環境データを測定するためのもので、各環境データ
に応じた検出部を備えている。本実施の形態において
は、環境データ処理用サーバ5からの環境データ測定命
令に応じて環境データの測定を行う。
【0060】携帯電話機能部2aは、公知の携帯電話の
機能そのものであり、本実施の携帯においては、上記し
た環境データ測定部2bと一体型になっており、環境デ
ータ処理用サーバ5から環境データ測定要求を受信した
り、同測定部2aによって測定された環境データを受信
し、それを環境データ処理用サーバ5に伝送したり、位
置情報検出部6に位置情報要求を送信して位置情報を取
得し、それを環境データ処理用サーバ5に伝送したり、
といった主にデータ通信処理を行う。
【0061】ここで、上記各携帯電話は、図示しない
が、CPUと、上記各部の処理を制御する制御用プログ
ラムの記憶されたROMと、プログラム実行時に必要な
データを記憶するRAMと、を備えており、上記各部の
処理は、制御プログラムをCPUによって実行すること
によって行われる。環境データ処理用サーバ5は、環境
データ処理部5aと、異常データ除外部5bと、処理結
果通知部5cと、を含んだ構成となっている。
【0062】環境データ処理部5aは、取得した環境デ
ータ及び位置情報に基づき、所定範囲内における環境デ
ータに対して統計処理等の所定の処理を行い、それらの
分析結果に基づいて環境状態の判定処理を行うもので、
これにより所定範囲内の環境状態を判定する。例えば、
測定データが温度であれば、温度データ及び位置情報に
基づき所定範囲内における温度分布等を算出し、その結
果に基づき所定範囲内の温度状態の判定を行う。ここ
で、所定範囲は、環境データ処理用サーバ5において定
められるもので、本実施の形態においては、携帯電話の
基地局を中心とした所定の半径(例えば、半径500
m)を有する円内となる。
【0063】異常データ除外部5bは、取得した環境デ
ータの中に、異常な値のデータがあったときに、それを
測定データの中から除外する処理を行うもので、例え
ば、環境データとして外気温を測定した際に、季節が冬
であるのに30℃を越えるような温度データが測定され
たりしたときに、そのようなデータを除外する。処理結
果通知部5cは、携帯電話からの通知要求に応じて、環
境データ処理部5aにおける最新の処理結果を要求のあ
った携帯電話に通知するものである。ここで、本実施の
形態において、環境データ処理部5aの処理結果及び判
定結果は、図示しない記憶装置に記憶されており、処理
結果通知部5cは、携帯電話からの通知要求に応じて記
憶装置から最新の処理結果及び判定結果を読み出して通
知する。また、これら処理結果及び判定結果は、図示し
ないが、インターネット上のWebページで閲覧できる
ように公開されており、PC(Personal Computer)や
PDA等で閲覧することが可能となっている。
【0064】ここで、上記環境データ処理用サーバ5
は、図示しないが、CPUと、上記各部の処理を制御す
る制御用プログラムの記憶された記憶装置と、プログラ
ム実行時に必要なデータを記憶するRAMと、を備えて
おり、上記各部の処理は、制御用プログラムをCPUに
よって実行することによって行われる。位置情報検出部
6は、携帯電話からの位置情報要求に応じて、要求のあ
った携帯電話の位置情報を検出して通知するもので、本
実施の形態においては、携帯電話の基地局の位置と電界
強度によって大まかな位置を検出して、携帯電話が所定
範囲内にあるか否かを通知する。
【0065】ここで、上記位置情報検出部6は、図示し
ないが、CPUと、上記検出処理を制御するための制御
用プログラムの記憶されたROMと、プログラム実行時
に必要なデータを記憶するRAMと、を備えており、上
記各部の処理は、制御用プログラムをCPUによって実
行することによって行われる。より具体的な動作を図3
に基づいて説明する。図3は、環境データ測定システム
1における環境データの測定例を示す図である。
【0066】図3に示すように、環境データ測定システ
ム1において、第1の携帯電話CP1及び第2の携帯電
話CP2が所定範囲内に存在し、第3の携帯電話CP3
が所定範囲外に存在している状態となっている。但し、
実際は、もっと多数の携帯電話が所定範囲内に存在する
ものとする。そして、範囲の中心には携帯電話の基地局
30があり、この基地局30は、管轄地域内にある携帯
電話と別の管轄地域内の携帯電話とを携帯電話網7を介
して通信可能とする処理を行っている他、本実施の形態
においては、携帯電話の位置情報を検出するための位置
情報検出部6を備えている。更に、基地局30は、携帯
電話網7を介して環境データ処理用サーバ5とも通信可
能となっている。
【0067】まず、環境データの測定は、環境データ処
理用サーバ5から所定周期で送信される環境データ測定
命令を携帯電話が受信することによって開始される。例
えば、第1の携帯電話CP1は、環境データ測定要求を
受信すると、その要求内容を、環境データ測定部2bへ
と伝送し、この要求を受信した環境データ測定部2b
は、測定可能な周辺の環境データの測定を開始する。こ
こで、本実施の形態においては、測定可能な環境データ
として、上記したように、温度情報、空気情報、騒音情
報、放射能情報、紫外線情報などがあり、更に、これら
の環境データは、携帯電話における環境データ測定部2
b毎に全てが測定可能となっている訳ではなく、環境デ
ータ測定部2bは、いずれかひとつの環境データが測定
可能となっているものや、温度情報と空気情報の組み合
わせなどいくつかの組み合わせが測定可能となっている
ものなどがあることとする。
【0068】一方、第1の携帯電話CP1は、自分の位
置情報を取得するために位置情報取得要求を基地局30
に伝送する。上記したように、基地局30は、位置情報
検出部6を備えているので、位置情報取得要求を受信す
ると、基地局30の位置及び受信した電波の電界強度に
基づき要求のあった携帯電話が所定範囲内にあるか否か
を判定し、その判定結果を伝送する。
【0069】そして、環境データの測定が終了すると、
第1の環境データ測定部2bは、測定されたデータを携
帯電話機能部2aに伝送し、当該機能部2bの通信機能
によって、そのデータ及び取得した位置情報を環境デー
タ処理用サーバ5に伝送する。更に、第2の携帯電話C
P2及び第3の携帯電話CP3も、上記第1の携帯電話
CP1と同様に環境データ及び位置情報を取得して環境
データ処理用サーバ5に伝送する処理を行う。
【0070】そして、環境データ処理用サーバ5は、第
1〜第3の携帯電話CP1〜CP3から測定された環境
データ及び位置情報を受信すると、まず取得した位置情
報から各携帯電話が所定範囲内に存在するか否かを判定
する。図3に示すように、ここでは、第1、第2の携帯
電話CP1、CP2は所定範囲内に存在するが、第3の
携帯電話CP3だけは所定範囲外に存在するので、この
範囲外にある第3の携帯電話CP3からの環境データは
無視する。つまり、環境データ処理部5aは、第1及び
第2の携帯電話CP1及びCP2からの環境データにつ
いてのみ処理を行うことになる。ここで、第1及び第2
の携帯電話CP1及びCP2の環境データは処理前に異
常データ除外部5bにおいて、通常では考えられないよ
うな異常な値の環境データが測定されているか否かを判
定し、異常なデータがあった場合は、そのデータを処理
しないように除外する処理を行う。更に、環境データ処
理部5aは、異常データの除外が行われると、測定され
た環境データの内容に応じた処理を行い、その処理結果
を図示しない記憶部へと記憶する。ここで、環境データ
処理部5aにおける処理として、環境データの統計処理
及びその処理結果に基づく環境状態の判定などを行うよ
うになっている。そして、処理結果として、統計処理に
基づく分布図や変化のグラフなどが出力され、判定結果
としては、それらの処理結果に基づき、「暑い」、「う
るさい」、「危険」などの環境状態が出力される。更
に、本実施の形態においては、例えば、環境データとし
て放射能情報が測定されたときに、その放射能濃度が高
いときなどは、判定結果として「非常に危険」といった
内容に加え、「○△へ避難する必要あり」など、判定結
果に対する対処方法等も出力されることになる。
【0071】一方、処理結果通知部5cは、携帯電話か
らの処理結果通知要求を受信すると、その要求に応じ
て、対応した処理結果及び判定結果を記憶部から読み出
して通知する処理を行う。なお、本実施の形態において
は、通知する内容として、処理結果及び判定結果の両方
を通知しているが、これに限らず、判定結果のみを通知
するようにしても良いし、どちらかを選択可能としても
良い。
【0072】なお、本実施の形態においては、環境デー
タ測定部2bは、システム運営者から無料で貸し出さ
れ、システム利用者は、この環境データ測定部2bを個
人の所持する携帯電話に装着し、且つ、制御用プログラ
ムを携帯電話にインストールすることで環境データの測
定処理を行っている。そして、システム運営者は、環境
データの測定をしてもらう代わりに、環境データの測定
処理における通信料を使用料金から減じると共に、伝送
される環境データの伝送量に応じて、携帯電話の使用料
金を減じていくサービスを行っている。
【0073】また、本実施の形態においては、処理結果
は、インターネット上の専用のWebページにおいて公
開されており、インターネットに接続可能な機器によっ
て閲覧することが可能となっている。次に、環境データ
測定時の携帯電話側の動作処理の一例を図4に基づいて
説明する。図4は、環境データ測定時の携帯電話側の動
作処理の一例を示すフローチャートである。なお、ここ
では、第1の携帯電話CP1の動作を例として説明す
る。また、これらの処理は、携帯電話の備えるROMに
記憶された制御用プログラムを、CPUによって実行す
ることによって行われる。
【0074】図4に示すように、ステップS400に移
行し、環境データ処理用サーバ5からの環境データ測定
命令を受信したか否かを判定し、受信したと判定された
場合(Yes)はステップS402に移行し、そうでない場
合(No)は受信するまで待機する。ステップS402に移
行した場合は、第1の携帯電話CP1における携帯電話
機能部2aによって位置情報要求を環境データ処理用サ
ーバ5に伝送してステップS404に移行する。
【0075】ステップS404に移行すると、第1の携
帯電話CP1は、位置情報を取得したか否かを判定し、
取得したと判定された場合(Yes)はステップS406に
移行し、そうでない場合(No)は、取得するまで待機す
る。ステップS406に移行した場合は、取得した環境
データの測定命令の内容に応じ、環境データ測定部2b
によって、測定可能な環境データの測定を行いステップ
S408に移行する。
【0076】ステップS408では、第1の環境データ
測定部2bによる環境データの測定が終了したか否かを
判定し、終了したと判定された場合(Yes)はステップS
410に移行し、そうでない場合(No)は測定が終了する
まで待機する。ステップS410に移行した場合は、環
境データの測定が終了したので、測定された環境データ
及び取得した位置情報を環境データ処理用サーバ5に伝
送してステップS400に移行する。
【0077】つまり、第1の携帯電話CP1は、環境デ
ータ処理用サーバ5からの環境データの測定命令を取得
する毎に、ステップS400〜ステップS410の処理
を行い環境データの測定処理及び伝送処理を行うことに
なる。更に、環境データ測定時の環境データ処理用サー
バ5の動作処理の流れを図5に基づいて説明する。図5
は、環境データ測定時の環境データ処理用サーバ5の動
作処理の一例を示すフローチャートである。なお、これ
らの処理は、環境データ処理用サーバ5の備えるROM
に記憶された制御用プログラムを、CPUによって実行
することによって行われる。
【0078】図5に示すように、まずステップS500
に移行し、環境データ処理用サーバ5は、環境データ測
定命令を管轄エリア内の携帯電話に向けて伝送しステッ
プS502に移行する。ステップS502では、管轄地
域内の携帯電話から、その位置情報及び測定データを受
信したか否かを判定し、受信したと判定された場合(Ye
s)はステップS504に移行し、そうでない場合(No)は
受信するまで待機する。
【0079】ステップS504に移行した場合は、受信
した位置情報から、携帯電話が所定範囲内にあるか否か
を判定し、更に、異常データ除外部5bにおいて、所定
範囲内にある携帯電話からの環境データに対して、その
中に異常なデータがあるか否かを判定し、異常なデータ
があると判定された場合(Yes)はステップS506に移
行し、そうでない場合(No)はステップS508に移行す
る。
【0080】ステップS506に移行した場合は、異常
データ除外部5bにおいて、検出された異常データを処
理対象のデータから除外してステップS508に移行す
る。測定データの中に異常データが無いか、あるいは、
異常データの除外処理が終了しステップS508に移行
すると、環境データ処理部5aにおいて、受信した環境
データに応じた処理を行うと共に、その処理結果に基づ
いた判定処理を行いステップS510に移行する。
【0081】ステップS510では、環境データ処理部
5aは、図示しない記憶部に処理結果を記憶してステッ
プS500に移行する。つまり、環境データ処理用サー
バ5は、所定の周期で環境データ測定命令を送信し、ス
テップS502〜ステップS510の処理を行うように
なっている。更に、位置情報検出部6における位置情報
の検出処理の流れを図6に基づいて説明する。図6は、
位置情報検出部6における位置情報の検出処理の一例を
示すフローチャートである。なお、これらの処理は、位
置情報検出部6の備えるROMに記憶された制御用プロ
グラムを、CPUによって実行することによって行われ
る。
【0082】図6に示すように、まずステップS600
に移行し、携帯電話からの位置情報要求を受信したか否
かを判定し、受信したと判定された場合(Yes)はステッ
プS602に移行し、そうでない場合(No)は受信するま
で待機する。ステップS602に移行した場合は、受信
した位置情報要求の電界強度に基づき携帯電話が所定範
囲内に存在するか否かを判定してステップS604に移
行する。
【0083】ステップS604では、要求のあった携帯
電話が所定範囲内にあるか否かの判定結果を、その携帯
電話に伝送してステップS600に移行する。更に、環
境データ処理用サーバ5において処理された環境データ
の処理結果を取得するときの携帯電話側の動作処理の流
れを図7に基づいて説明する。図7は、環境データの処
理結果を取得するときの携帯電話側の動作処理の一例を
示すフローチャートである。なお、これらの処理は、携
帯電話の備えるROMに記憶された制御用プログラム
を、CPUによって実行することによって行われる。
【0084】図7に示すように、ステップS700に移
行し、携帯電話機能部2aにおける通信機能によって、
位置情報検出部6に位置情報取得要求を伝送してステッ
プS702に移行する。ステップS702に移行する
と、位置情報検出部6から位置情報を受信したか否かを
判定し、受信したと判定された場合(Yes)はステップS
704に移行し、そうない場合(No)は受信するまで待機
する。
【0085】ステップS704に移行した場合は、携帯
電話機能部2aにおける通信機能によって、環境データ
処理用サーバ5に処理結果の通知要求を伝送してステッ
プS706に移行する。ここで、処理結果の通知要求
は、環境データ処理用サーバ5が扱っている環境データ
の中から任意のものを選択して要求を行うことが出来る
ようになっている。
【0086】ステップS706に移行すると、環境デー
タ処理用サーバ5から通知要求に対応した処理結果を受
信したか否かを判定し、受信したと判定された場合(Ye
s)は処理を終了し、そうでな場合(No)は受信するまで待
機する。ここで、本実施の形態においては、携帯電話か
ら処理結果の通知を要求したときに、その携帯電話の存
在する所定範囲内の処理結果が自動的に通知されるよう
になっている。従って、最初に位置情報の検出処理を行
うのである。
【0087】更に、環境データ処理用サーバ5における
処理結果の通知処理の流れを図8に基づいて説明する。
図8は、環境データ処理用サーバ5における処理結果の
通知処理の一例を示すフローチャートである。なお、こ
れらの処理は、環境データ処理用サーバ5の備える制御
用プログラムを、CPUによって実行することによって
行われる。
【0088】図8に示すように、ステップS800に移
行し、携帯電話から通知要求を受信したか否かを判定
し、受信したと判定された場合(Yes)はステップS80
2に移行し、そうでない場合(No)は、受信するまで待機
する。ステップS802に移行した場合は、処理結果通
知部5cによって、図示しない処理結果の記憶された記
憶部から通知要求に応じた環境データの最新の処理結果
及び判定結果を読み出し、対応する携帯電話に伝送して
ステップS800に移行する。
【0089】なお、本実施の形態においては、処理結果
及び判定結果として最新のものを伝送するようになって
いるが、これに限らず、過去の処理結果や過去の処理結
果も考慮した処理結果及び判定結果等を伝送するように
しても良い。以上、上記実施の形態においては、第1〜
第nの携帯電話CP1〜CPnは、環境データ処理用サ
ーバ5からの環境データの測定命令に応じて各携帯電話
に備わる環境データ測定部により、周辺の環境データを
測定し、更に、第1〜第nの携帯電話CP1〜CPn
は、位置情報検出部6に、位置情報要求を伝送して、同
検出部6からその位置情報を取得し、これら測定データ
及び位置情報を環境データ処理用サーバ5に伝送してい
るので、携帯電話の機動性、通信機能及び所持性の高さ
を活かした環境データの測定が可能となっている。
【0090】更に、環境データ処理用サーバ5は、取得
した環境データ及び位置情報に基づき、所定範囲内の環
境データに対して統計処理等のデータ処理及びその処理
結果に基づき環境状態の判定処理を行うようになってい
るので、リアルタイムに送られてくる環境データに対し
て、処理を行い、そのときの環境状態を判定することが
可能となっている。
【0091】更に、環境データ処理用サーバ5は、処理
結果及び判定結果を記憶部に記憶し、携帯電話からの通
知要求に応じて、それら処理結果及び判定結果を通知す
るようにしているので、システム利用者は手軽に局地的
な環境の状態を知ることが可能となっている。更に、本
システムは、環境データ測定部2bを無料で貸し出し、
環境データの伝送量に応じてシステム利用者の携帯電話
の使用料金を下げるなどのサービスを行っているので、
環境データの測定者を募るのに役立ち、多くの環境デー
タを集め易くなる。
【0092】更に、処理結果をインターネット上のWe
bページに公開して、閲覧可能としたので、簡易に環境
状態を知ることが可能である。ここで、図1に示す、環
境データ測定部2bは、請求項1、5〜9、22〜27
記載の環境データ測定手段に対応し、環境データ処理部
5aは、請求項1、2、5〜10記載の環境データ処理
手段に対応し、異常データ除外部5bは、請求項3及び
請求項14記載の異常データ除外手段に対応し、処理結
果通知部5cは、請求項1、4、10、12、15記載
の処理結果通知手段に対応し、位置情報検出部6は、請
求項1記載の位置情報検出手段に対応する。
【0093】なお、上記実施の形態においては、所定範
囲を携帯電話の基地局から半径500mの円内としてい
るが、これに限らず、基地局の電波の届く範囲全てにし
たりするなど、電波の届く範囲であればどのような範囲
にしても良い。また、上記実施の形態においては、携帯
電話の基地局30の位置と携帯電話から受信した電波の
電界強度とに基づいて携帯電話が所定範囲内にあるか否
かを判定するようにしているが、これに限らず、携帯電
話にGPS(Global Positioning System)等の機能を
設け、更に詳しい位置情報を取得できるようにするな
ど、別の方法で携帯電話の位置情報を検出するようにし
ても良い。
【0094】また、上記実施の形態においては、環境デ
ータとして、温度情報、空気情報、騒音情報、放射能情
報及び紫外線情報を測定しているが、これに限らず、湿
度情報や気圧情報など、別の環境データを測定するよう
にしても良い。また、上記実施の形態においては、環境
データの測定時において、室内にいるか否かを判定せず
にデータの測定を行っているが、携帯電話側で室内か否
かの情報を送るようにして、環境データの処理を行うよ
うにしても良い。
【0095】また、上記実施の形態においては、処理結
果の通知をシステム利用者のみに行っているが、これに
限らず、テレビ局やラジオ局などの任意の対象に通知す
るようにしても良いし、これ以外にも、測定データを、
生データのまま、あるいは、所定の加工を施してCD−
ROM、DVD−ROM等の記憶媒体に記録して、例え
ば測定データ集として配布や販売することによって通知
するようにしても良いし、また、測定データをインター
ネットのWebサイトで有料、あるいは、無料で公開
し、研究者などのデータを必要とする人に提供したりす
るなど、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、通知の方法
はどのようなものであっても良い。
【0096】また、Webサイト上で提供する測定デー
タのファイルは、特定のアプリケーションソフトや、所
定のプログラミング言語環境などにおいて、そのまま利
用できるように所定のファイル形式でダウンロード可能
にするなどの測定データの利用方法に工夫を施してから
公開(通知)するようにしても良い。例えば、公開する
測定データのファイルは汎用性のあるテキスト形式のフ
ァイルとし、更に、利用者側のダウンロード時間の低減
やWebサイト側のメモリの節約等のために、所定の圧
縮形式でファイルデータを圧縮したものを公開する。こ
の場合、利用者は圧縮ファイルを元のファイルに展開し
てから目的の用途に利用することになる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1記載の環境データ測定システムによれば、複数の携
帯電話の一部と組で備わった環境データ測定手段によっ
て、携帯電話周辺の所定の環境データを測定することが
可能であり、位置情報検出手段によって、携帯電話の位
置情報を測定することが可能である。そして、環境デー
タ測定手段及び位置情報検出手段は、携帯電話とデータ
通信が可能であるので、測定された環境データ及び検出
された位置情報は、携帯電話の通信機能によって環境デ
ータ処理用サーバに伝送され、そこで、環境データ処理
手段によって伝送されてきた環境データ及び位置情報に
基づき所定範囲内における環境データに対する所定の処
理を行い、処理結果通知手段によってその処理結果をシ
ステム利用者に通知することが可能である。従って、携
帯電話の機動性及び所持性の高さから、測定を行う携帯
電話は意識せずに各地域に分布されることになり、その
結果、各地域の局地的な環境データの測定を簡易に行え
ると共に、携帯電話の通信機能によって測定データを処
理用のサーバに簡易に伝送することができ、更に、処理
用のサーバでは、測定されたデータに対する所定の処理
を行い、その処理結果をシステム利用者に通知するよう
になっているので、例えば、旅行先の局地的な環境状態
を知るときなどに役立つ。また、環境データの測定及び
そのデータの処理を短い周期で行い、その処理結果を通
知することで、刻一刻と変化する環境状態を知ることも
可能である。
【0098】また、請求項2記載の環境データ測定シス
テムによれば、請求項1の前記効果に加え、環境データ
処理手段は、取得した環境データの統計処理を行うよう
にしたので、これにより、例えば、所定範囲内の温度や
空気状態などの統計データを知ることが可能となり、環
境状態の判定に役立つ。また、請求項3記載の環境デー
タ測定システムによれば、請求項1又は請求項2の前記
効果に加え、環境データ測定装置の故障や、所定範囲内
の特異な場所などで測定された異常な値のデータを、異
常データ除外手段によって、除外してから所定の処理を
行うようにしたもので、正確な処理を行うのに役立つ。
【0099】また、請求項4記載の環境データ測定シス
テムによれば、請求項1乃至請求項3のいずれかの前記
効果に加え、処理結果通知手段により、通知要求のあっ
た携帯電話に対して環境データの処理結果を通知するよ
うにしたので、システム利用者は、簡易に環境状態を知
ることが可能である。また、請求項5乃至請求項9、請
求項15、16記載の環境データ測定システムによれ
ば、環境データ測定手段は、環境データとして、周辺の
温度情報、空気情報、騒音情報、放射能情報、紫外線情
報、気圧情報及び湿度情報を測定することが可能であ
る。
【0100】また、請求項10記載の環境データ測定シ
ステムによれば、環境データ処理手段によって所定の処
理が行われた結果を、インターネット上のWebページ
などに公開するようにしたものである。従って、システ
ム利用者は、PDA等のインターネットに接続可能な機
器を用いて、簡易に環境状態を知ることが可能となる。
【0101】また、請求項11記載の環境データ測定シ
ステムによれば、環境データ測定手段によって環境デー
タの測定を行う携帯電話については、その環境データの
伝送量に応じて、携帯電話の使用料金を減じるようにな
っているものである。従って、システムの運営者は、例
えば、環境データ測定手段を無料で貸しだすと共に、そ
れを用いて環境データを測定してくれる人の環境データ
測定時の使用料金分を減じたり、あるいは、使用料金分
以上の料金を減じるなどのサービスを提供することが可
能となる。
【0102】また、請求項12記載の環境データ測定シ
ステムによれば、環境データの処理結果は、例えば、シ
ステム利用者のみに限らず、テレビやラジオ等の任意の
対象に向けて通知することを可能としたので、情報の有
効利用が可能となる。また、請求項13記載の環境デー
タ測定システムによれば、処理結果通知手段は、処理結
果を通知するだけではなく、その結果に基づいて警告等
の報知を行うようにしたので、危険な環境内にいるとき
に適切な避難場所等を報知するようにすることで、危険
回避等に役立つ。
【0103】また、請求項14記載の環境データ測定シ
ステムによれば、警告等の処理結果に基づく報知を、周
辺の範囲外にいるシステム利用者にも行うものである。
これにより、危険な範囲内にシステム利用者が近づくの
を防ぐなど危険回避等に役立つ。また、請求項17乃至
請求項31記載の環境データ処理用サーバは、請求項1
乃至請求項16記載の環境データ測定システムにおけ
る、環境データの処理を行うサーバであり、その効果は
重複するので記載を省略する。
【0104】また、請求項32乃至請求項39記載の環
境データ測定装置は、請求項1、5〜9記載の環境デー
タ測定システムにおける、環境データを測定するための
環境データ測定手段に該当し、その効果は重複するので
記載を省略する。また、請求項40記載の携帯電話は、
請求項32乃至請求項39の環境データ測定装置を搭載
した携帯電話であり、請求項1、5〜9、15、16記
載の環境データ測定システムにおける携帯電話と環境デ
ータ測定手段とを合わせたものであるので、効果の記載
を省略する。
【0105】また、請求項41乃至請求項54記載の処
理用サーバ制御用プログラムは、請求項1乃至請求項1
6記載の環境データ測定システムにおける環境データ処
理用サーバを制御するためのプログラムであると共に、
請求項17乃至請求項31記載環境データ処理用サーバ
を制御するためのプログラムであり、その効果は重複す
るので記載を省略する。
【0106】また、請求項55記載の携帯電話制御用プ
ログラムは、請求項1乃至請求項16記載の環境データ
測定システムにおける携帯電話を制御するためのプログ
ラムであり、その効果は重複するので記載を省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る環境データ測定システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】携帯電話の構成例を示す図である。
【図3】環境データ測定システムにおける環境データの
測定例を示す図である。
【図4】環境データ測定時の携帯電話側の動作処理の一
例を示すフローチャートである。
【図5】環境データ測定時の環境データ処理用サーバ5
の動作処理の一例を示すフローチャートである。
【図6】位置情報検出部6における位置情報の検出処理
の一例を示すフローチャートである。
【図7】環境データの処理結果を取得するときの携帯電
話側の動作処理の一例を示すフローチャートである。
【図8】環境データ処理用サーバ5における処理結果の
通知処理の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 環境データ測定システム CP1〜CPn 第1〜第nの携帯電話 2a 携帯電話機能部 2b 環境データ測定部 5 環境データ処理用サーバ 5a 環境データ処理部 5b 異常データ除外部 5c 処理結果通知部 6 位置情報検出部 7 携帯電話網

Claims (55)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の携帯電話のそれぞれの存在位置周
    辺の所定の環境データを測定し、測定された前記環境デ
    ータに基づいて所定の処理を行う環境データ測定システ
    ムであって、 前記複数の携帯電話と環境データ処理用サーバとを互い
    にデータ通信可能に備え、 前記環境データを測定する環境データ測定手段と、前記
    携帯電話の位置情報を検出する位置情報検出手段と、を
    それぞれ前記携帯電話とデータ通信可能に備え、 前記環境データ測定手段は、前記複数の携帯電話のうち
    少なくとも一部と組で備えられるようになっており、 前記携帯電話は、前記環境データ測定手段から取得した
    前記環境データ及び前記位置情報検出手段から取得した
    当該携帯電話の位置情報を、前記環境データ処理用サー
    バに伝送するようになっており、 前記環境データ処理用サーバは、前記複数の携帯電話か
    ら伝送されてきた前記環境データ及び前記位置情報に基
    づき前記所定の処理を行う環境データ処理手段と、その
    処理結果をシステム利用者に通知する処理結果通知手段
    と、を備えることを特徴とする環境データ測定システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記環境データ処理手段は、前記所定の
    処理として統計処理を行うようになっていることを特徴
    とする請求項1記載の環境データ測定システム。
  3. 【請求項3】 前記環境データ処理用サーバは、前記所
    定の処理を行う前に前記取得した環境データのうち異常
    なデータを除外する異常データ除外手段を備えることを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の環境データ測定
    システム。
  4. 【請求項4】 前記処理結果通知手段は、前記処理結果
    を、通知要求のあった前記携帯電話に通知するようにな
    っていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
    れかに記載の環境データ測定システム。
  5. 【請求項5】 前記環境データ測定手段は、前記環境デ
    ータとして温度情報を測定するようになっており、前記
    環境データ処理手段は、前記所定の処理として所定範囲
    内の温度の状態を判定する処理を行うようになっている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記
    載の環境データ測定システム。
  6. 【請求項6】 前記環境データ測定手段は、前記環境デ
    ータとして空気情報を測定するようになっており、前記
    環境データ処理手段は、前記所定の処理として所定範囲
    内の空気の状態を判定する処理を行うようになっている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記
    載の環境データ測定システム。
  7. 【請求項7】 前記環境データ測定手段は、前記環境デ
    ータとして騒音情報を測定するようになっており、前記
    環境データ処理手段は、前記所定の処理として所定範囲
    内の騒音の状態を判定する処理を行うようになっている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記
    載の環境データ測定システム。
  8. 【請求項8】 前記環境データ測定手段は、前記環境デ
    ータとして放射能情報を測定するようになっており、前
    記環境データ処理手段は、前記所定の処理として所定範
    囲内の放射能の状態を判定する処理を行うようになって
    いることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか
    に記載の環境データ測定システム。
  9. 【請求項9】 前記環境データ測定手段は、前記環境デ
    ータとして紫外線情報を測定するようになっており、前
    記環境データ処理手段は、前記所定の処理として所定範
    囲内の紫外線の状態を判定する処理を行うようになって
    いることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか
    に記載の環境データ測定システム。
  10. 【請求項10】 前記処理結果通知手段は、前記処理結
    果をインターネット上に公開するようになっていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の
    環境データ測定システム。
  11. 【請求項11】 前記測定された環境データの伝送量に
    応じて、前記携帯電話の使用料金を減じるようになって
    いることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれ
    かに記載の環境データ測定システム。
  12. 【請求項12】 前記処理結果通知手段は、前記処理結
    果を前記システム利用者のみに限らず、任意の対象に通
    知することが可能となっていることを特徴とする請求項
    1乃至請求項11のいずれかに記載の環境データ測定シ
    ステム。
  13. 【請求項13】 前記処理結果通知手段は、前記処理結
    果に基いた所定の報知を行うようになっていることを特
    徴とする請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の環
    境データ測定システム。
  14. 【請求項14】 前記処理結果通知手段は、前記所定の
    報知を、前記所定範囲外の前記システム利用者にも行う
    ようになっていることを特徴とする請求項13記載の環
    境データ測定システム。
  15. 【請求項15】 前記環境データ測定手段は、前記環境
    データとして気圧情報を測定するようになっており、前
    記環境データ処理手段は、前記所定の処理として所定範
    囲内の気圧の状態を判定する処理を行うようになってい
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれか
    に記載の環境データ測定システム。
  16. 【請求項16】 前記環境データ測定手段は、前記環境
    データとして湿度情報を測定するようになっており、前
    記環境データ処理手段は、前記所定の処理として所定範
    囲内の湿度の状態を判定する処理を行うようになってい
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項15のいずれか
    に記載の環境データ測定システム。
  17. 【請求項17】 複数の携帯電話のそれぞれの存在位置
    周辺の所定の環境データを測定し、測定された前記環境
    データに基づいて所定の処理を行う環境データ測定シス
    テムにおける前記携帯電話と通信可能な環境データ処理
    用サーバであって、 前記複数の携帯電話から伝送されてきた前記環境データ
    及び前記位置情報に基づき前記所定の処理を行う環境デ
    ータ処理手段と、その処理結果をシステム利用者に通知
    する処理結果通知手段と、を備えることを特徴とする環
    境データ処理用サーバ。
  18. 【請求項18】 前記所定の処理として、前記環境デー
    タの統計処理を行うことを特徴とする請求項17記載の
    環境データ処理用サーバ。
  19. 【請求項19】 前記所定の処理を行う前に前記取得し
    た環境データのうち異常なデータを除外する異常データ
    除外手段を備えることを特徴とする請求項17又は請求
    項18記載の環境データ処理用サーバ。
  20. 【請求項20】 前記処理結果通知手段は、前記処理結
    果を、通知要求のあった前記携帯電話に通知するように
    なっていることを特徴とする請求項17乃至請求項19
    のいずれかに記載の環境データ処理用サーバ。
  21. 【請求項21】 前記環境データとして、温度情報を取
    得するようになっており、前記所定の処理として、所定
    範囲内の温度の状態を算出する処理を行うようになって
    いることを特徴とする請求項17乃至請求項20のいず
    れかに記載の環境データ処理用サーバ。
  22. 【請求項22】 前記環境データとして、空気情報を取
    得するようになっており、前記所定の処理として、所定
    範囲内の空気の状態を判定する処理を行うようになって
    いることを特徴とする請求項17乃至請求項21のいず
    れかに記載の環境データ処理用サーバ。
  23. 【請求項23】 前記環境データとして、騒音情報を取
    得するようになっており、前記所定の処理として、所定
    範囲内の騒音の状態を判定する処理を行うようになって
    いることを特徴とする請求項17乃至請求項22のいず
    れかに記載の環境データ処理用サーバ。
  24. 【請求項24】 前記環境データとして、放射能情報を
    取得するようになっており、前記所定の処理として、所
    定範囲内の放射能の状態を判定する処理を行うようにな
    っていることを特徴とする請求項17乃至請求項23の
    いずれかに記載の環境データ処理用サーバ。
  25. 【請求項25】 前記環境データとして、紫外線情報を
    取得するようになっており、前記所定の処理として、所
    定範囲内の紫外線の状態を判定する処理を行うようにな
    っていることを特徴とする請求項17乃至請求項24の
    いずれかに記載の環境データ処理用サーバ。
  26. 【請求項26】 前記処理結果通知手段は、前記処理結
    果をインターネット上に公開するようになっていること
    を特徴とする請求項17乃至請求項25のいずれかに記
    載の環境データ処理用サーバ。
  27. 【請求項27】 前記処理結果通知手段は、前記処理結
    果を前記システム利用者のみに限らず、任意の対象に通
    知することが可能となっていることを特徴とする請求項
    17乃至請求項26のいずれかに記載の環境データ処理
    用サーバ。
  28. 【請求項28】 前記処理結果通知手段は、前記処理結
    果に基いた所定の報知を行うようになっていることを特
    徴とする請求項17乃至請求項27のいずれかに記載の
    環境データ処理用サーバ。
  29. 【請求項29】 前記処理結果通知手段は、前記処理結
    果に基いた所定の報知を、前記所定範囲外の前記システ
    ム利用者に行うようになっていることを特徴とする請求
    項17乃至請求項28のいずれかに記載の環境データ処
    理用サーバ。
  30. 【請求項30】 前記環境データ測定手段は、前記環境
    データとして気圧情報を測定するようになっており、前
    記環境データ処理手段は、前記所定の処理として所定範
    囲内の気圧の状態を判定する処理を行うようになってい
    ることを特徴とする請求項17乃至請求項29のいずれ
    かに記載の環境データ処理用サーバ。
  31. 【請求項31】 前記環境データ測定手段は、前記環境
    データとして湿度情報を測定するようになっており、前
    記環境データ処理手段は、前記所定の処理として所定範
    囲内の湿度の状態を判定する処理を行うようになってい
    ることを特徴とする請求項17乃至請求項30のいずれ
    かに記載の環境データ処理用サーバ。
  32. 【請求項32】 複数の携帯電話のそれぞれの存在位置
    周辺の所定の環境データを測定し、測定された前記環境
    データに基づいて所定の処理を行う環境データ測定シス
    テムにおける環境データ測定装置であって、 前記携帯電話とデータ通信可能に接続できると共に、自
    装置周辺の所定の環境データを測定する環境データ測定
    手段を備えることを特徴とする環境データ測定装置。
  33. 【請求項33】 前記環境データ測定手段は、前記環境
    データとして自装置周辺における温度情報を測定可能と
    なっていることを特徴とする請求項32記載の環境デー
    タ測定装置。
  34. 【請求項34】 前記環境データ測定手段は、前記環境
    データとして自装置周辺における空気情報を測定可能と
    なっていることを特徴とする請求項32又は請求項33
    記載の環境データ測定装置。
  35. 【請求項35】 前記環境データ測定手段は、前記環境
    データとして自装置周辺における騒音情報を測定可能と
    なっていることを特徴とする請求項32乃至請求項34
    のいずれかに記載の環境データ測定装置。
  36. 【請求項36】 前記環境データ測定手段は、前記環境
    データとして自装置周辺における放射能情報を測定可能
    となっていることを特徴とする請求項32乃至請求項3
    5のいずれかに記載の環境データ測定装置。
  37. 【請求項37】 前記環境データ測定手段は、前記環境
    データとして自装置周辺における紫外線情報を測定可能
    となっていることを特徴とする請求項32乃至請求項3
    6のいずれかに記載の環境データ測定装置。
  38. 【請求項38】 前記環境データ測定手段は、前記環境
    データとして自装置周辺における気圧情報を測定可能と
    なっていることを特徴とする請求項32乃至請求項37
    のいずれかに記載の環境データ測定装置。
  39. 【請求項39】 前記環境データ測定手段は、前記環境
    データとして自装置周辺における湿度情報を測定可能と
    なっていることを特徴とする請求項32乃至請求項38
    のいずれかに記載の環境データ測定装置。
  40. 【請求項40】 請求項32乃至請求項39のいずれか
    に記載の環境データ測定装置を搭載した携帯電話。
  41. 【請求項41】 複数の携帯電話のそれぞれの存在位置
    周辺の所定の環境データを測定し、測定された前記環境
    データに基づいて所定の処理を行う環境データ測定シス
    テムにおける携帯電話とデータ通信可能に接続された環
    境データ処理用サーバを制御する処理用サーバ制御用プ
    ログラムであって、 前記複数の携帯電話から伝送されてきた前記環境データ
    及び前記位置情報に基づき前記所定の処理を行う環境デ
    ータ処理ステップと、その処理結果をシステム利用者に
    通知する処理結果通知ステップと、を備えることを特徴
    とする処理用サーバ制御用プログラム。
  42. 【請求項42】 前記環境データ処理ステップにおいて
    は、前記所定の処理として統計処理を行うことを特徴と
    する請求項41記載の処理用サーバ制御用プログラム。
  43. 【請求項43】 前記所定の処理を行う前に前記取得し
    た環境データのうち異常なデータを除外する異常データ
    除外ステップを備えることを特徴とする請求項41又は
    請求項42記載の処理用サーバ制御用プログラム。
  44. 【請求項44】 前記環境データ処理ステップにおける
    処理結果を、前記携帯電話に通知する処理結果通知ステ
    ップを備えることを特徴とする請求項41乃至請求項4
    3のいずれかに記載の処理用サーバ制御用プログラム。
  45. 【請求項45】 前記環境データ処理ステップにおいて
    は、前記環境データとして取得された所定範囲内の温度
    情報に基づいて当該所定範囲内の温度の状態を判定する
    処理を行うようになっていることを特徴とする請求項4
    1乃至請求項44のいずれかに記載の処理用サーバ制御
    用プログラム。
  46. 【請求項46】 前記環境データ処理ステップにおいて
    は、前記環境データとして取得された所定範囲内の空気
    情報に基づいて当該所定範囲内の空気の状態を判定する
    処理を行うようになっていることを特徴とする請求項4
    1乃至請求項45のいずれかに記載の処理用サーバ制御
    用プログラム。
  47. 【請求項47】 前記環境データ処理ステップにおいて
    は、前記環境データとして取得された所定範囲内の騒音
    情報に基づいて当該所定範囲内の騒音の状態を判定する
    処理を行うようになっていることを特徴とする請求項4
    1乃至請求項46のいずれかに記載の処理用サーバ制御
    用プログラム。
  48. 【請求項48】 前記環境データ処理ステップにおいて
    は、前記環境データとして取得された所定範囲内の放射
    能情報に基づいて当該所定範囲内の放射能の状態を判定
    する処理を行うようになっていることを特徴とする請求
    項41乃至請求項47のいずれかに記載の処理用サーバ
    制御用プログラム。
  49. 【請求項49】 前記環境データ処理ステップにおいて
    は、前記環境データとして取得された所定範囲内の紫外
    線情報に基づいて当該所定範囲内の紫外線の状態を判定
    する処理を行うようになっていることを特徴とする請求
    項41乃至請求項48のいずれかに記載の処理用サーバ
    制御用プログラム。
  50. 【請求項50】 前記処理結果通知ステップにおいて
    は、前記処理結果を前記システム利用者のみに限らず、
    任意の対象に通知するようになっていることを特徴とす
    る請求項41乃至請求項49のいずれかに記載の処理用
    サーバ制御用プログラム。
  51. 【請求項51】 前記処理結果通知ステップにおいて
    は、前記処理結果に基いた所定の報知を行うようになっ
    ていることを特徴とする請求項41乃至請求項50のい
    ずれかに記載の処理用サーバ制御用プログラム。
  52. 【請求項52】 前記処理結果通知ステップにおいて
    は、前記処理結果に基いた所定の報知を、前記所定範囲
    外の前記システム利用者に行うようになっていることを
    特徴とする請求項41乃至請求項51のいずれかに記載
    の処理用サーバ制御用プログラム。
  53. 【請求項53】 前記環境データ処理ステップにおいて
    は、前記環境データとして取得された所定範囲内の気圧
    情報に基づいて当該所定範囲内の気圧の状態を判定する
    処理を行うようになっていることを特徴とする請求項4
    1乃至請求項52のいずれかに記載の処理用サーバ制御
    用プログラム。
  54. 【請求項54】 前記環境データ処理ステップにおいて
    は、前記環境データとして取得された所定範囲内の湿度
    情報に基づいて当該所定範囲内の湿度の状態を判定する
    処理を行うようになっていることを特徴とする請求項4
    1乃至請求項53のいずれかに記載の処理用サーバ制御
    用プログラム。
  55. 【請求項55】 請求項1乃至請求項16のいずれかに
    記載の環境データ測定システムにおける前記携帯電話を
    制御する携帯電話制御用プログラムであって、 前記環境データ測定手段によって測定された環境データ
    を取得する環境データ取得ステップと、取得した環境デ
    ータを前記環境データ処理用サーバに伝送する環境デー
    タ伝送ステップと、前記位置情報検出手段から前記携帯
    電話の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、取
    得した位置情報を伝送する位置情報伝送ステップと、を
    備えることを特徴とする携帯電話制御用プログラム。
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