JP2003180901A

JP2003180901A - 太陽電池付きゲートボール得点表示器の電力供給方法。太陽電池付きゲートボール得点表示器。

Info

Publication number: JP2003180901A
Application number: JP2001402834A
Authority: JP
Inventors: Kozo Inoguchi; 耕三猪口
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2001-12-18
Filing date: 2001-12-18
Publication date: 2003-07-02
Also published as: WO2003051471A1

Abstract

(57)【要約】【課題】従来の腕装着用のゲートボール得点表示器の
電力供給方法では、ボタン電池の電池容量がＩＣメモリ
ーのＲＯＭの動作電圧より以下になると、競技使用中に
突然該得点表示器の動作不能による表示不能となる致命
的問題点があった。【解決手段】太陽電池付きゲートボール得点表示器１
の電力供給電源を太陽電池３及び電池４とし、該太陽電
池３及び電池４の電圧の高い電源より送電される電力を
電子回路５にて逆流防止用ダイオード６を介して一部は
蓄電部２へも蓄電されると共に電子部品７を介して表示
部１２への表示やブザー１３の発音に対する読み出し可
能なＩＣメモリー１４のＲＯＭ１５の動作電圧に対する
電位や該ブザー１３の発音に必要な電位を、該太陽電池
３及び電池４や蓄電後の該蓄電部２からも供給され、該
得点表示器１のスイッチ操作により該表示部１２の表示
やブザー１３の発音を行う構成とした、太陽電池付きゲ
ートボール得点表示器の電力供給方法１６。

Description

【発明の詳細な説明】

【発明の属する技術分野】本発明は、腕装着用のゲート
ボール競技に用いるゲートボール得点表示器の表示にお
いて、電池消耗時に関する不具合の解消を解決するよう
にした太陽電池付きゲートボール得点表示器の電力供給
方法及び太陽電池付きゲートボール得点表示器に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来の腕装着用のゲートボール得点表示
器としては、腕装着用バンド支持部を備えた横長状のケ
ースの表面に、１〜１０の数字のうちの１、３、５、
７、９の奇数競技者スイッチと、該奇数競技者スイッチ
に対応した奇数得点表示部と、２、４、６、８、１０の
偶数競技者スイッチと、該偶数競技者スイッチに対応し
た偶数得点表示部と、該奇数得点表示部の横側には奇数
合計得点表示部及び該偶数得点表示部の横側には偶数合
計得点表示部と、アウトボール用スイッチはアウトボー
ル状態を表示し、電源をボタン電池のみを用い、表示部
の表示やブザーの発音に係る電子部品やＩＣメモリーを
介した電子回路にて必要な電力を供給し該得点表示器の
スイッチ操作で表示部の表示やブザーの発音を行う構成
であった。（実登録第１９３７４６４号）

【０００３】また、腕装着用のゲートボール得点表示器
としては、横長状のケースの表面に、１〜１０の数字の
うちの１、３、５、７、９の奇数競技者スイッチと、該
奇数競技者スイッチに対応した奇数得点表示部と、２、
４、６、８、１０の偶数競技者スイッチと、該偶数競技
者スイッチに対応した偶数得点表示部と、該奇数得点表
示部の横側には奇数合計得点表示部及び該偶数得点表示
部の横側には偶数合計得点表示部を設けた構成であった
が、電力の供給方法は前述の方法と同一のボタン電池を
電源として、電子部品やＩＣメモリーを電子回路を用い
て表示部の表示やブザーの発音に必要な電力を供給し該
得点表示器のスイッチ操作で表示部の表示やブザーの発
音を行う構成であった。（実登録第２０７２４１０号）

【０００４】そして、形状のみを表した意匠では、腕装
着用の太陽電池付きゲートボール得点表示集計器は、ケ
ースの表面に、１〜１０の数字のうちの１、３、５、
７、９の奇数競技者スイッチと、該奇数競技者スイッチ
に対応した奇数得点表示部と、２、４、６、８、１０の
偶数得点スイッチと、該偶数得点スイッチに対応した偶
数得点表示部と、該奇数得点表示部の横側には奇数合計
得点表示部及び該偶数得点表示部の横側には偶数合計得
点表示部を設け、更に電源スイッチとスタートスイッチ
と時計スイッチとアウトボールスイッチとタイマースイ
ッチを配設し、表示部には時計表示部とタイマー表示部
を設けケース裏面には電池ケースを設けた構成であっ
た。（意匠登録第１０６９５４９号）

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
腕装着用のゲートボール得点表示器への電力供給方法と
しては、ボタン電池のみの電源より電子回路にて電子部
品のリセット用ＩＣやトランジスタや抵抗やリセットス
イッチ等を介して、表示部の表示やブザーの発音に対す
る読み出し可能なＩＣメモリーのＲＯＭの動作電圧に対
する電位やブザーの発音に必要な電位を該ボタン電池よ
り供給され、該得点表示器のスイッチ操作により該表示
部の表示やブザーの発音を行っていたが、電池容量がＲ
ＯＭの動作電圧より以下になると競技中突然表示が消
え、該得点表示器としての致命的問題が解決されないで
いた。

【０００６】更に、ゲートボール競技においては、ステ
ィックでボールを打撃するので、手袋をしているが、こ
の手袋をした指でゲートボール得点表示器のスイッチ操
作を行うとき、入力が出来たか否かの確認が取りづらい
ため、入力確認の音声が必要であり、競技者の多くが高
齢者のため確認音が低音であると聞き取りづらいため、
高音を発生させていた。このため、電池消耗が激しくな
る問題があった。そして、ブザー音量は消費電流の大半
を占めるので、この消費電流を補充する代替え補給電源
を設けることが望ましい。

【０００７】そこで、継続的給電を行うことが望ましい
が、腕に取り付けて競技を行いながら操作を行うことか
ら大きさが限定されるが、太陽電池を付加することが望
ましいが、太陽電池を電源として表示部への表示及びブ
ザー音の発音に対する電位を送電するが、この場合、太
陽電池が覆われると表示が消え、更に太陽エネルギーや
照明エネルギーのエネルギー吸収量がＲＯＭの動作電圧
以下のとき、表示もブザーの発音は行われない。この構
成に蓄電部を設けようとも太陽電池の受けるエネルギー
が無くなれば、蓄電部に貯蔵された電力は太陽電池に逆
流し、更に表示部及びブザー音の発音にて一挙に消費し
表示器が動作しなくなる問題と、製品としての使用初期
においては、蓄電部への蓄電量がＲＯＭの作動電圧以上
にならなければ動作しないが、この蓄電時間中は該表示
器の使用が出来ない問題がある。

【０００８】また、ただ単に太陽電池と電池を組み合わ
せて、電圧の高い電源からＲＯＭへ電位を送電すると、
この場合も電池の電圧が落ち太陽電池のエネルギー吸収
量がＲＯＭの出力以下のとき、太陽電池が覆われると表
示が消える問題点がある。

【０００９】そして、形状のみを表した意匠で、太陽電
池付きのゲートボール得点表示器が登録されているが、
腕装着用のゲートボール得点表示器の最大の欠点であ
る、競技中の使用において、電池切れによる該得点表示
器の使用不能に対する解決方法である電力の供給方法や
本発明の課題に対する解決手段については一切示唆され
てなく、解決方法を未だ見いだすことが出来なかったも
のである。

【００１０】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は次の通りである。請求項１の太陽電池付きゲートボ
ール得点表示器の電力供給方法においては、腕装着用の
太陽電池付きゲートボール得点表示器の電力供給におい
て、該得点表示器の電力供給電源を太陽電池及び電池と
し、該太陽電池及び電池の電圧の高い電源より送電され
る電力を電子回路にて逆流防止用ダイオードを介して一
部は蓄電部へも蓄電されると共に電子部品（システムリ
セット用ＩＣ、トランジスタ、抵抗、リセットスイッ
チ、水晶振動子等）を介して表示部への表示やブザーの
発音に対する読み出し可能なＩＣメモリーのＲＯＭの動
作電圧に対する電位や該ブザーの発音に必要な電位を、
該太陽電池及び電池や蓄電後の該蓄電部からも供給さ
れ、該得点表示器のスイッチ操作により該表示部の表示
や該ブザーの発音を行う構成とした。

【００１１】このような構成によって、該得点表示器へ
の電力供給に対しては、太陽電池と電池の電圧の高い電
源より電子回路にて逆流防止用ダイオードを介して電力
の供給を行うが、この時一部の電力は蓄電部に蓄電する
が、この該蓄電部に蓄電された電力は太陽電池若しくは
電池の電圧がＲＯＭの作動電圧以下となったとき、太陽
電池若しくは電池との切り替え時のＲＯＭへの電力供給
をすむうずに行う作用を有し、そして電池の特性として
は、無使用電池の電圧は使用を始めると一定の安定電圧
迄急激に落ちる特性を持っているので、ＲＯＭの選定の
動作電圧を電池の安定電圧以下とし、太陽電池の選定に
おいては体育館内の照明や曇天時での使用をブザー出力
以上に対応することを条件としたことで、該表示部への
表示やブザーの発音に対して安定した電力供給が得ら
れ、該得点表示器の動作不能による表示不能を防ぐ作用
を有す。

【００１２】そして、蓄電部に蓄電された電力は逆流防
止用ダイオードによって太陽電池への逆流防止作用を
得、製品の使用初期の蓄電部への蓄電に対しては、製品
出荷時に電池の放電防止のための絶縁シールを電池と電
池金具の間に挿入するが、この絶縁シールを抜き取ると
直ちに電池側から蓄電部に蓄電と共にＲＯＭへ電位を送
電する事が出来、該得点表示器の使用初期の動作問題の
解決を図ることが出来る。

【００１３】電池消耗については、電池消費は該得点表
示器の初期使用時の蓄電部への電力供給と、太陽電池が
太陽エネルギーからの供給が出来ないときと、自然放電
のみとなるので電池の寿命も従来のゲートボール得点表
示器より長くなる作用を有し、電池切れの時は太陽電池
より給電された電力を、電力の逆流防止ダイオードによ
って逆流放電させず蓄電部に蓄電し、この蓄電部より電
位を送電することが出来、電池切れにおいても該得点表
示器への電力供給を安定して行う作用を有す。

【００１４】また、ＲＯＭとソフトウエアーの関係で
は、該得点表示器においては電源切りの待機状態での消
費電流が電池消耗に大きく関係するが、該ソフトウエア
ー作成時にＣＰＵがＨＡＬＴ状態の消費電流を微量にす
るように設計するか、ＲＯＭにスタンバイモードを設け
られる仕様においてはソフトウエアー作成時に対応する
事によって消費電流を微量に抑えることが出来るが、こ
れによって不必要な抵抗部品を回路中に設けて電圧を落
とす事もないので、故障率減少や使用しないときの電池
消耗が微量となり電池樹寿命が長くなり、製品の信頼性
が高まる作用を得る。

【００１５】このように、従来のゲートボール得点表示
器の該得点表示器への電力供給方法とは全く相違し、従
来の該得点表示器では電池切れによる動作や表示不能に
対する電力供給方法については示唆すらされてない。

【００１６】なお、本明細書中に記載の、「電池」とは
本発明のゲートボール得点表示器内に収納可能な電池で
あり、ボタン電池（リチューム電池）に限定されるもの
でない。

【００１７】また、本明細書中に記載の「太陽電池」の
配設位置においては限定されるものではなく、更に表示
部上で使用可能な太陽電池を使用することも含まれる。

【００１８】そして、本明細書中に記載の「電子部品」
とは、該得点表示器に用いる電子部品の全てを指し、本
明細書中に記載の電子部品に限定されるものでない。

【００１９】更に、本発明の電力供給方法は、他の得点
表示器に用いることも含む。

【００２０】請求項２の太陽電池付きゲートボール得点
表示器においては、腕装着用のゲートボール得点表示器
の表面に、太陽電池と、１〜１０の数字のうちの１、
３、５、７、９の奇数競技者スイッチと、該奇数競技者
スイッチに対応した奇数競技者得点表示部と、２、４、
６、８、１０の偶数競技者スイッチと、該偶数競技者ス
イッチに対応した偶数競技者得点表示部と、該奇数競技
者得点表示部に相対した奇数チーム合計表示部と該偶数
競技者得点表示部に相対した偶数チーム合計得点表示部
を設け、更に該得点表示器には電源スイッチを配設し、
本体ケースには腕装着用の支持部と電池ケースを設け、
該電池ケース内には電池が設けられる。該得点表示器の
電力供給電源を太陽電池及び電池とし、該太陽電池及び
電池の電圧の高い電源より送電される電力を電子回路に
て逆流防止用ダイオードを介して一部は蓄電部へも蓄電
されると共に電子部品（システムリセット用ＩＣ、トラ
ンジスタ、抵抗、リセットスイッチ、水晶振動子等）を
介して表示部への表示やブザー音の発音に対する読み出
し可能なＩＣメモリーのＲＯＭの動作電圧に対する電位
や該ブザーの発音に必要な電位を、該太陽電池及び電池
や蓄電後の該蓄電部からも供給され、該得点表示器のス
イッチ操作により該表示部の表示や該ブザーの発音を行
う構成とした。

【００２１】このような構成によって、従来のゲートボ
ール得点表示器の最大の欠点である電池容量がＲＯＭの
動作電圧より以下になると動作不能となりゲーム途中で
突然表示が消える問題点に対しては、電力の供給を太陽
電池と電池より電子回路にて逆流防止用ダイオードを介
して一部は蓄電部へも蓄電されると共に電子部品を介し
て表示部への表示やブザー音の発音に係るＲＯＭや電子
部品に電位を送電するが、電池がＲＯＭの動作電圧以下
になっても太陽電池及び蓄電された蓄電部より電力を安
定して送電することで、該得点表示器のスイッチ操作に
よる表示部への表示やブザーの発音を安定して行うこと
が出来、動作不能による表示不能を解消する作用を有す
る。

【００２２】そして、ブザー音の電池消耗の解消につい
ては、太陽電池の出力を体育館内の明るさや曇天時の明
るさでブザー音の出力以上でも対応出来る構成とするこ
とで解消される。

【００２３】更に、太陽電池が覆われても、蓄電部に蓄
電された電力を使用するので表示を消さない作用を有
す。

【００２４】なお、太陽電池付きゲートボール得点表示
器には、電源スイッチをＯＮに入力後の全動作を同時に
始動させるスタートスイッチや、アウトボール状態を
１、２３得点表示の各競技者に限定してアウトボールス
イッチを操作後に該当競技者スイッチを操作することに
よって該１、２、３得点表示のいづれかが点滅表示し、
該点滅表示の解消方法は該点滅表示している該競技者ス
イッチを操作する（アウトボールスイッチを操作した後
に該競技者スイッチを操作してもよい。）ことで解消さ
れ、また、タイマースイッチは３０分タイマーと１０秒
ルール兼用（個別に設けてもよい。）としてタイマース
イッチの操作にて表示部にて切り替え表示を行い、時計
スイッチを設けて表示部に時計表示などを行うことも出
来る。

【００２５】本発明では、ＩＣメモリーをＲＯＭとして
いるが、ＲＡＭ（ＲａｎｄｏｍＡｃｃｅｓｓＭｅｍ
ｏｒｙ）を用いることも含む。

【００２６】

【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は、本発明の第１実施例を示
す太陽電池付きゲートボール得点表示器の電力供給方法
を示す回路図である。この、太陽電池付きゲートボール
得点表示器の電力供給方法１６によると、腕装着用の太
陽電池付きゲートボール得点表示器１の電力供給におい
て、該得点表示器１の電力供給電源を太陽電池３及び電
池４とし、該太陽電池３及び電池４の電圧の高い電源よ
り送電される電力を電子回路５にて逆流防止用ダイオー
ド６を介して一部は蓄電部２へも蓄電されると共に電子
部品７（システムリセット用ＩＣ８、トランジスタ９、
抵抗１０、リセットスイッチ１１、水晶振動子１８等）
を介して表示部１２への表示やブザー１３の発音に対す
る読み出し可能なＩＣメモリー１４のＲＯＭ１５の動作
電圧に対する電位や該ブザー１３の発音に必要な電位
を、該太陽電池３及び電池４や蓄電後の該蓄電部２から
も供給され、該得点表示器１のスイッチ操作により該表
示部１２の表示やブザー１３の発音を行う構成としてい
る。

【００２７】そして、該得点表示器１を使用するにあた
り、電池４と電池接点１８の間に絶縁シールの設けられ
ている場合はこの絶縁シールを取り除くと、電池４より
逆流防止用ダイオード５を介して蓄電部２へ電力が蓄電
されるが、太陽電池３及び電池４のいづれかの電圧の高
い電源から電子回路にて逆流防止用ダイオード６を介
し、更に電子部品を介して電位がＲＯＭ１５に給電され
電源スイッチ１９の操作待機入り状態となる。

【００２８】図２は、本発明の第１実施例の他の例を示
す太陽電池付きゲートボール得点表示器の電力供給方法
を示す回路図である。この、太陽電池付きゲートボール
得点表示器の電力供給方法１６によると、腕装着用の太
陽電池付きゲートボール得点表示器１の電力供給におい
て、該得点表示器１の電力供給電源を太陽電池３及び電
池４とし、該太陽電池３及び電池４の電圧の高い電源よ
り送電される電力を電子回路５にて逆流防止用ダイオー
ド６を介して一部は蓄電部２へも蓄電されると共に電子
部品７（システムリセット用ＩＣ８、トランジスタ９、
抵抗１０、リセットスイッチ１１、水晶振動子１８等）
を介して表示部１２への表示やブザー１３の発音に対す
る読み出し可能なＩＣメモリーのＲＯＭ１５の動作電圧
に対する電位や該ブザー１３の発音に必要な電位を、該
太陽電池３及び電池４や蓄電後の該蓄電部２からも供給
され、該得点表示器１のスイッチ操作により該表示部１
２の表示やブザー１３の発音を行うが、電池有無確認シ
グナル検出用回路２０を電池４とＲＯＭ１５間に設け、
電池電圧低下警告シグナル検出用回路２１には抵抗１０
及び電圧検出用のシステムリセット用ＩＣ８’を介して
電池４とＲＯＭ１５間に設け、該電池有無確認シグナル
及び電池電圧低下シグナルはＲＯＭ１５を介して表示部
１２に表示を行う構成としている。

【００２９】そして、該得点表示器１を使用するにあた
り、電池４と電池接点１８の間に絶縁シールの設けられ
ている場合はこの絶縁シールを取り除くと、電池４より
逆流防止用ダイオード６を介して蓄電部２へ電力が蓄電
されるが、太陽電池３及び電池４のいづれか電圧の高い
電源より電子回路にて逆流防止用ダイオード６を介し、
更に電子部品を介し電位がＲＯＭ１５に送電され電源ス
イッチ１９の操作待機入りと同時に、電池有無確認シグ
ナルや電池電圧低下警告シグナルが監視状態入りとな
る。電池電圧低下警告シグナルは、電池４の安定電圧以
下若しくはＲＯＭ１５の動作電圧以下に電圧が低下した
ときに表示部１２に表示し、電池有無確認シグナルは電
池４切れのシグナルを表示部１２に表示するものである
が、表示方法や位置は限定されない。

【００３０】図３は、本発明の第２実施例を示す太陽電
池付きゲートボール得点表示器の平面図であり、図４
は、該得点表示器の背面図であり、図５は、該得点表示
器の回路図である。この、太陽電池付きゲートボール得
点表示器においては、腕装着用の太陽電池付きゲートボ
ール得点表示器１の表面に太陽電池３と、１〜１０の数
字のうちの１、３、５、７、９の奇数競技者スイッチ２
２と、該奇数競技者スイッチ２２に対応した奇数競技者
得点表示部２３と、２、４、６、８、１０の偶数競技者
スイッチ２４と、該偶数競技者スイッチ２４に対応した
偶数競技者得点表示部２５と、該奇数競技者得点表示部
２３に相対した奇数チーム合計得点表示部２６と該偶数
競技者得点表示部２５に相対した偶数チーム合計得点表
示部２７と、更に該得点表示器１には電源スイッチ１９
を配設し、本体ケース２８には腕装着用のバンド支持部
２９と電池ケース３０を設け、該電池ケース３０内には
電池４が設けられる。該得点表示器１の電力供給電源を
太陽電池３及び電池４とし、該太陽電池３及び電池４の
高い電源より送電される電力を電子回路５にて逆流防止
用ダイオード６を介して一部は蓄電部２へも蓄電される
と共に電子部品７（システムリセット用１Ｃ８、トラン
ジスタ９、抵抗１０、リセットスイッチ１１、水晶振動
子１８等）を介して表示部１２への表示やブザー１３の
発音に対する読み出し可能なＩＣメモリー１４のＲＯＭ
１５の動作電圧に対する電位や該ブザー１３の発音に必
要な電位を、該太陽電池３及び電池３や蓄電後の該蓄電
部２からも供給され、該得点表示器１のスイッチ操作に
より該表示部１２の表示や該ブザー１３の発音を行う構
成としている。

【００３１】そして、競技者が、腕に腕装着用バンド３
１で該得点表示器１を装着するが、該得点表示器１を使
用するにあたり、電池４と電池接点１８の間に絶縁シー
ルが設けられている場合はこの絶縁シールを取り除く
と、電池４より電力を電子回路にて逆流防止用ダイオー
ド６を介して一部の電力は蓄電部２へ蓄電されるが、太
陽電池３及び電池４のいづれかの電圧の高い電源より電
位がＲＯＭ１５に供給されると、電源スイッチ１９の操
作待機入りとなり、該電源スイッチ１９を入りにすると
１〜１０の奇数競技者得点表示部２３及び偶数競技者得
点表示部２５や奇数チーム合計得点表示部２６及び偶数
チーム合計得点表示部２７は０表示となり競技スタート
待ち状態となり、各競技者の競技経過によって奇数競技
者スイッチ２２及び偶数競技者スイッチ２４を操作する
毎に各競技者の得点が奇数競技者得点表示部２３及び偶
数競技者得点表示部２５に表示されるが、１回の競技者
スイッチの操作で１点、２回目で２点、３回目で３点、
４回目で５点、５回目で０点に復帰される表示（０−１
−２−３−５−０と表示される）を行い、この奇数競技
者得点表示部２３の得点表示に対応した奇数チーム合計
得点表示部２６に奇数チームの合計得点が一体的に表示
され、偶数競技者得点表示部２５の得点表示に対応した
偶数チーム合計得点表示部２７に偶数チームの合計得点
が一体的に表示される。

【００３２】図６は、本発明の第２実施例の他の例を示
す太陽電池付きゲートボール得点表示器の平面図であ
り、図７は、該得点表示器の背面図であり、図８は、該
得点表示器の回路図である。この、太陽電池付きゲート
ボール得点表示器においては、腕装着用の太陽電池付き
ゲートボール得点表示器１の表面に太陽電池２と、１〜
１０の数字のうちの１、３、５、７、９の奇数競技者ス
イッチ２２と、該奇数競技者スイッチに対応した奇数競
技者得点表示部２３と、２、４、６、８、１０の偶数競
技者スイッチ２４と、該偶数競技者スイッチ２４に対応
した偶数競技者得点表示部２５と、該奇数競技者得点表
示部２３に相対した奇数チーム合計得点表示部２６と、
該偶数競技者得点表示部２５に相対した偶数チーム合計
得点表示部２７と、更に該得点表示器１には電源スイッ
チ１９とスタートスイッチ３３とアウトボールスイッチ
３４と時計スイッチ３７が配設され、表示部１２にはタ
イマー表示部３６と時計表示部３７を設け、本体ケース
２８には腕装着用のバンド支持部２９と電池ケース３０
を設け、該電池ケース３０内には電池４が設けられる。
該得点表示器１の電力供給電源を太陽電池３及び電池４
とし、該太陽電池３及び電池４の高い電源より送電され
る電力を電子回路５にて逆流防止用ダイオード６を介し
て一部は蓄電部２へも蓄電されると共に電子部品７（シ
ステムリセット用ＩＣ８、トランジスタ９、抵抗１０、
リセットスイッチ１１、水晶振動子１８等）を介して表
示部１２への表示やブザー１３の発音に対する読み出し
可能なＩＣメモリー１４のＲＯＭ１５の動作電圧に対す
る電位や該ブザー１３の発音に必要な電位を、該太陽電
池３及び電池４や蓄電後の該蓄電部２からも供給され、
該得点表示器１のスイッチ操作により該表示部１２の表
示やブザー１３の発音を行うが、電池有無確認シグナル
検出用回路２０を電池４とＲＯＭ１５間に設け、電池電
圧低下警告シクナル検出用回路２１には抵抗１０及び電
圧検出用のシステムリセット用ＩＣ８’を介して電池４
とＲＯＭ１５間に設け、電池有無確認シグナル及び電池
電圧低下シグナルはＲＯＭ１５を介して表示部１２に表
示を行う構成としている。

【００３３】そして、該得点表示器１を使用するにあた
り、電池４と電池接点の間に絶縁シールの設けられてい
る場合はこの絶縁シールを取り除くと、電池４より逆流
防止用ダイオード６を介して蓄電部２へ一部の電力は蓄
電されるが、太陽電池３及び電池４のいづれか電圧の高
い電源より電子回路５にて逆流防止用ダイオード６を介
し、更に電子部品を介し電位がＲＯＭ１５に給電され電
源スイッチ１９の操作待機入りと同時に、電池有無確認
シグナルや電池電圧低下警告シグナルが監視状態入りと
なる。電池電圧低下警告シグナルは、電池４の安定電圧
以下（電池によって数値は異なる。）に電圧が低下した
ときに表示部１２に表示し、電池有無確認シグナルは電
池切れのシグナルを表示部１２に表示するものである
が、表示方法や位置は限定されない。

【００３４】そして、競技者が、腕に腕装着用バンド３
１で該得点表示器１を装着するが、該得点表示器１を使
用するにあたり、電池４と電池接点の間に絶縁シールが
設けられている場合はこの絶縁シールを取り除くと、電
池４より電力を電子回路５にて逆流防止用ダイオード６
を介して一部の電力は蓄電部２へ蓄電されるが、太陽電
池３及び電池４のいづれかの電圧の高い電源より電位が
ＲＯＭ１５に供給されると、電源スイッチ１９の操作待
機入りとなり、該電源スイッチ１９を入りにすると１〜
１０の奇数競技者得点表示部２３及び偶数競技者得点表
示部２５や奇数チーム合計得点表示部２６及び偶数チー
ム合計得点表示部２７及びタイマー表示部３６は０表示
となり競技スタート待ち状態となり、その後スタートス
イッチ３３を操作すると、タイマー表示部３６には設定
されたタイマー時刻表示はカウントを始め、各競技者の
競技経過によって奇数競技者スイッチ２４及び偶数競技
者スイッチ２４を操作する毎に各競技者の得点が奇数競
技者得点表示部２３及び偶数競技者得点表示部２５に表
示されるが、１回の競技者スイッチの操作で１点、２回
目で２点、３回目で３点、４回目で５点、５回目で０点
に復帰される表示（０−１−２−３−５−０と表示され
る）を行い、この奇数競技者得点表示部２３の得点表示
に相対した奇数チーム合計得点表示部２６に奇数チーム
の合計得点が一体的に表示され、偶数競技者得点表示部
２５の得点表示に相対した偶数チーム合計得点表示部２
７に偶数チームの合計得点が一体的に表示され、更にア
ウトボール状態を表示するには、アウトボール該当得点
は１点、２点、３点を得点している競技者に適用される
が、先ずアウトボールスイッチ３４を押した後に該当す
るアウトボールになった競技者スイッチを操作すると表
示された得点が点滅するが、このアウトボールの点滅の
解除方法は、点滅をしている競技者スイッチの操作を行
うことで点滅が止まるが、アウトボールスイッチ３４を
操作した後に点滅をしている競技者スイッチを操作して
点滅を止めてもよい。時計表示は、時計スイッチ３７を
操作すると設定時刻が表示され、設定条件に従って入力
することで動作する。また更に、タイマースイッチ３３
は１０秒ルールスイッチと共用してもよく、該タイマー
スイッチを操作することでタイマー表示部３６にタイマ
ー表示と１０秒ルール表示の表示切り替えを行うことが
出来る。

【００３５】

【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されているような効果を奏す
る。

【００３６】太陽電池及び電池や蓄電部を設け、電子回
路の電力供給方法に工夫を凝らしたことによって、競技中に電池が切れても動作不能による表示不能を起
こさない。誤動作を防ぐ。電池消耗を軽減する。このような効果を奏する。

【００３７】更に、ブザーの発音による電池消耗問題に
おいては、屋外での競技使用においては、晴天、曇天に
ても太陽電池よりの電力供給が行われることによって、
電池は使用されず電池寿命を長く保つ効果を奏する。

【００３８】

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本発明の第１実施例を示す太陽電池付
きゲートボール得点表示器の電力供給方法を示す回路図
である。

【図２】図２は、本発明の第１実施例の他の例を示す太
陽電池付きゲートボール得点表示器の電力供給方法を示
す回路図である。

【図３】図３は、本発明の第２実施例を示す太陽電池付
きゲートボール得点表示器の平面図である。

【図４】図４は、本発明の第２実施例を示す太陽電池付
きゲートボール得点表示器の背面図である。

【図５】図５は、本発明の第２実施例を示す太陽電池付
きゲートボール得点表示器の電力供給方法を示す回路図
である。

【図６】図６は、本発明の第２実施例の他の例を示す太
陽電池付きゲートボール得点表示器の平面図である。

【図７】図７は、本発明の第２実施例の他の例を示す太
陽電池付きゲートボール得点表示器の背面図である。

【図８】図８は、本発明の第２実施例の他の例を示す太
陽電池付きゲートボール得点表示器の回路図である。

【００３９】

【符号の説明】

１．太陽電池付きゲートボール得点表示器２．蓄電部３．太陽電池４．電池５．電子回路６．逆流防止用ダイオード７．電子部品８．システムリセット用ＩＣ８’．システムリセット用ＩＣ９．トランジスタ１０．抵抗１１．リセットスイッチ１２．表示部１３．ブザー１４．ＩＣメモリー１５．ＲＯＭ１６．太陽電池付きゲートボール得点表示器の電力供
給方法１７．スイッチマトリクス１８．電源接点１９．電源スイッチ２０．電池有無確認シグナル検出用回路２１．電池低下警告シグナル検出用回路２２．奇数競技者スイッチ２３．奇数競技者得点表示部２４．偶数競技者スイッチ２５．偶数競技者得点表示部２６．奇数チーム合計得点表示部２７．偶数チーム合計得点表示部２８．本体ケース２９．バンド支持部３０．電池ケース３１．腕装着用バンド３２．水晶振動子３３．スタートスイッチ３４．アウトボールスイッチ３５．タイマースイッチ３６．タイマー表示部３７．時計スイッチ３８．時計表示部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】腕装着用の太陽電池付きゲートボール
得点表示器の電力供給において、該得点表示器の電力供
給電源を太陽電池及び電池とし、該太陽電池及び電池の
電圧の高い電源より送電される電力を電子回路にて逆流
防止用ダイオードを介して一部は蓄電部へも蓄電される
と共に電子部品を介して表示部への表示やブザーの発音
に対する読み出し可能なＩＣ（Ｉｍｔｅｇｒａｔｅｄ
Ｃｉｒｃｕｉｔ）メモリーのＲＯＭ（ＲｅａｄＯｎｌ
ｙＭｅｍｏｒｙ）の動作電圧に対する電位や該ブザー
の発音に必要な電位を、該太陽電池及び電池や蓄電後の
該蓄電部からも供給され、該得点表示器のスイッチ操作
により該表示部の表示や該ブザーの発音を行うことを特
徴とする太陽電池付きゲートボール得点表示器の電力供
給方法。
【請求項２】腕装着用の太陽電池付きゲートボール
得点表示器の表面に太陽電池と、１〜１０の数字のうち
の１、３、５、７、９の奇数競技者スイッチと、該奇数
競技者スイッチに対応した奇数競技者得点表示部と、
２、４、６、８、１０の偶数競技者スイッチと、該偶数
競技者スイッチに対応した偶数競技者得点表示部と、該
奇数競技者得点表示部に相対した奇数チーム合計得点表
示部と該偶数競技者得点表示部に相対した偶数チーム合
計得点表示部と、更に該得点表示器には電源スイッチを
配設し、本体ケースには腕装着用のバンド支持部と電池
ケースを設け、該電池ケース内には電池が設けられる。
該得点表示器の電力供給電源を太陽電池及び電池とし、
該太陽電池及び電池の電圧の高い電源より送電される電
力を電子回路にて逆流防止用ダイオードを介して一部は
蓄電部へも蓄電されると共に電子部品を介して表示部へ
の表示やブザーの発音に対する読み出し可能なＩＣ（Ｉ
ｎｔｅｇｒａｔｅｄＣｉｒｃｕｉｔ）メモリーのＲＯ
Ｍ（ＲｅａｄＯｎｌｙＭｅｍｏｒｙ）の動作電圧に対
する電位や該ブザーの発音に必要な電位を、該太陽電池
及び電池や蓄電後の該蓄電部からも供給され、該得点表
示器のスイッチ操作により該表示部の表示や該ブザーの
発音を行うことを特徴とする太陽電池付きゲートボール
得点表示器。【０００１】