JP2003175915A5 - - Google Patents

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JP2003175915A5
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Description

【0011】
図3に示すごとく密封ケーシング内において3個の歯車21、22、23を噛み合わせ、原動ピニオン28から母体歯車27に回転動力を加えると、同一歯数の前記3個の歯車21,22,23はそれぞれ同速度で連動し、真ん中の主軸31の端に固定するペラ24は時計方向に回転し、従動軸32のペラ25及び補助軸33のペラ26は共に逆時計方向に同調回転する結果、3個のカム溝61、62、63にそれぞれ係合するピンロール64は前記各カム溝に沿って循環する。なおかかる蒲鉾型のカム溝61〜63を含めそれと類似する形のカム溝を長円形と象徴する。
【0012】
図1に簡略的に示すごとく、主軸31両端のペラ24に係合するピンロール64が支える両メインガイド40は、その上端に一側のシールバー51を架設支持し、一方従動軸32の両端及び補助軸33両端それぞれ上下のピンロール64で支えるスライダー41上端に他側のシールバー52を支持する。なおより具体的には図4のごとく、前記のメインガイド40は縦長な板材からなり、その上下両側に設けるスリーブ42、43は2本の棒材からなるスライダー41をスライド自在に抱え込み、メインペラ24の時計方向への回転運動により長円軌道65に沿って変位するメインガイド40に対し、従動ペラ25と補助ペラ26との回転運動で長円軌道66、67に沿い変位するスライダー41は逆移動する。この結果上下両シールバー51、52はそれぞれ相対ブロックモーションで開閉し、僅かな領域で互いに圧接して熱可塑性フイルムを挟圧加熱シールするのである。

Claims (5)

  1. 密封したケーシングの両壁間に平行支持する主軸及び従動軸それぞれに固定した歯車を、前記ケーシング内において噛み合わせると共に、同ケーシング外において前記主軸及び従動軸の両端それぞれにペラを固定し、前記いずれかの歯車に係合した原動ピニオンを前記ケーシング外から回転して前記主軸及び従動軸を相反する方向に連動回転させる手段と、前記密封ケーシングの両壁外面において、前記主軸及び従動軸の回りにそれぞれ形成したエンドレス状の長円形溝カム、これら各溝カムに係合した各ピンロールを前記各ペラでもって各溝カムに沿って循環させる手段と、前記主軸の両端の前記ペラでもって循環する前記ピンロールと連結する2本のメインガイドと、前記従動軸両端の前記ペラでもって循環する前記ピンロール連結し且つ前記メインガイドにスライド自在に支持した従動スライダーと、前記両メインガイド間に架設する一側シールバー及びシールバーと対向するように前記両従動スライダー間に架設した他側シールバーとにより構成する装置。
  2. 密封ケーシングの両壁間に支持する補助軸に固定した補助歯車と、主軸に固定した歯車とを密封ケーシング内で係合すると共に、前記補助軸両端それぞれに固定した補助クランクと、前記主軸のクランクとでメインガイドを支持して同調回転する請求項2に記載の装置。
  3. 密封ケーシング内に潤滑剤を貯留した請求項1又は2に記載の装置。
  4. それぞれ架材に支持する上下一対のシールバーの相対ブロックモーションにより、これら両シールバーで一時的に包材を挟圧し且つ加熱するシール機構であって、前記いずれか一方の架材両端の軸受間に支持する軸の両端にメカハンドルを固定すると共に、これら両メカハンドル解放端のピンを機台に係合する一方、前記軸の両端近傍に固定するカム板の偏芯カム溝に、前記シールバーに備わる板刃の両端を係合し、前記シールバーのブロックモーションに伴う前記メカハンドルと一体の前記カム板の回転で、前記板刃を包材に向けて突き出すことを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
  5. それぞれ架材に支持する上下一対のシールバーの相対ブロックモーションにより、これら両シールバーで一時的に包材を挟圧し且つ加熱するシール機構であって、前記いずれか一方の架材両端近傍のガイドレールにそれそぞれ支持したブロックを、前記シールバーのブロックモーション運動で水平往復動させる一方、同シールバーのブロックモーション運動により架材両端に立設したラック歯を上下運動させ、該ラック歯の上下運動を、前記ブロックに支持する歯車を通して一対のピニオンに伝え、これらピニオンにラック歯を介して係合する押し出し棒を前記包材の側面に押し込むことを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
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