JP2003175115A - ロック式ニードルレス混注管 - Google Patents

ロック式ニードルレス混注管

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JP2003175115A JP2002285086A JP2002285086A JP2003175115A JP 2003175115 A JP2003175115 A JP 2003175115A JP 2002285086 A JP2002285086 A JP 2002285086A JP 2002285086 A JP2002285086 A JP 2002285086A JP 2003175115 A JP2003175115 A JP 2003175115A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】血液回路等の使用時に、誤針事故やニードルレ
スシリンジの脱落等による感染のない優れた安全性を有
し、使用、未使用時の汚染を防止するロック式ニードル
レス混注管を提供する。 【解決手段】閉塞孔を備えた弁2と内筒3を内在する側
管12を有するT字管1からなるロック式ニードルレス
混注管において、前記側管12には該側管とニードルレ
スシリンジとを接続するコネクター5を有し、該コネク
ターは、前記側管内を上下に移動し、かつ下動時にコネ
クターの先端に有する穿刺突起53が前記弁を突き刺
す。またコネクター外壁の穿刺突起側端部に上限停止機
構を有し、更にシリンジ取付部材の内面と側管外壁とが
相互に凹凸による係合部によって構成され、この凹凸に
よる係合部として相互に突起と二条ネジで構成されてい
る。またコネクターには、ループ付き蓋を設けることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロック式ニードル
レス混注管に関するもので、更に詳しくは本発明は、血
液回路等から輸液セットや輸血セット等の採血や薬液投
与等でシリンジに採血針を取り付けたり、取り外す際に
誤って手等に穿刺針を刺すなどの誤針事故がなく、また
シリンジを側菅に挿入し採血や薬液投与する際にシリン
ジから針が脱落したり、側菅との挿入時に、接続部から
シリンジが脱落し、血液汚染や治療上の支障を生じない
等の優れた安全性を有し、使用・扱い時の感染を防止し
たロック式ニードルレス混注管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、混注管は、側管を有するT字管か
らなり、この側管にゴム状弾性体又は割弁を詰め込み状
態にしてあり、血液回路から採血や薬液投与等の操作
は、まずシリンジ(注射器)に採血針等の針を取付け、
混注管に刺し、中にあるゴム状弾性体又は割弁に刺し込
み採血したり又は薬液投与を行ったりしている。混注管
は、医療用具として近年益々多量に使用されるようにな
り、そのような中で医療過誤や医療従事者の穿刺針の扱
いによる誤刺なども多く、したがってこれらが原因の感
染症が問題となっており、より安全性の高い医療器具の
開発が要望されている。
【0003】一方、シリンジの構造面からいっても従来
のシリンジは穿刺針の取付け部はルアーテーパー部(テ
ーパ付けのみ)であったので、シリンジのルアーテーパ
ー部に針を接続した際に、テーパー(オス部)と針(メ
ス部)のテーパー部とに微妙な狂いが生じている際には
嵌合が十分に行われないことがある。この嵌合が十分で
なければ、操作時に側管であるゴム混注管へ針を刺した
場合、ゴム部材と穿刺針との穿刺抵抗が生じ、このゴム
部材から針を抜く際に穿刺抵抗によりシリンジに取り付
けた針との嵌合が外れる恐れがある。他に何らかの操作
ミスで穿刺針が外れて脱落する恐れがある。このような
医療事故において、その発生原因は、混注管が血液回路
のどの部位に着いているかによって通常異なる。例え
ば、血液回路の動脈側に付いていて、上述した事故が発
生した場合には、回路に空気の吸い込みが起き、その結
果透析器(ダイアライザー)から静脈側の回路を通じ生
体内に空気が流入する空気塞栓(air emboli
sm)という致命的な過失となる。また静脈側に混注管
が付いていて、上述した事故が発生した場合には、回路
内圧で混注管に刺さった注射針の内筒穴を通じ、血液が
吹き出す結果となり、この血液の漏れは、ただ単に不快
感や不潔等の問題ではなく最も深刻な感染の元となる。
従来、このような事故を防止する手段として、穿刺針と
シリンジ先端の嵌合度を確実にするためオネジ、メネジ
等でロックされる構造のものが開発されている。更に近
年では、感染症の問題から穿刺事故を完全に防止するこ
とが要望される中、ニードルレスシリンジが開発され、
これが現在主流になりつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような中で、これ
らの事故に結びつくことを防止するために、回路からの
採血や薬液投与等における針の利用を極力避けるという
観点で開発されたニードルレスシリンジが、穿刺事故の
防止に効果があるものの、依然として血液回路や輸液・
輸血セット等の使用中における脱落等の医療事故を防止
すること並びにこれが原因の感染等を防止することは困
難であった。そこで本発明者等は、この点について更に
検討したところ、ニードルレスシリンジと混注管をロッ
ク式構造とすることにより前述の問題点が解決されるこ
とを見出し、ここに本発明をなすに至った。したがっ
て、本発明が解決しようとする課題は、血液回路ならび
に輸液セットや輸血セット等の使用時に、誤針事故やニ
ードルレスシリンジの脱落等による感染のない優れた安
全性を有し、未使用時の汚染や同一透析時に複数回の使
用における蓋の落下かつ紛失を防止したロック式ニード
ルレス混注管を提供するものである。以下、本願明細書
では、ニードルレスシリンジを単にシリンジという場合
もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記本発明の課題は、以
下の各発明によってそれぞれ達成される。
【0006】(1)閉塞孔を備えた弁と該弁を押さえる
内筒を内在する側管を有するT字管からなるロック式ニ
ードルレス混注管において、前記側管には該側管とニー
ドルレスシリンジとを接続するコネクターを有し、該コ
ネクターは、前記側管内を上下に移動し、かつ下動時に
コネクターの先端に有する穿刺突起が前記弁を突き刺す
ことを特徴とするロック式ニードルレス混注管。 (2)閉塞孔を備えた弁と該弁を押さえる内筒を内在す
る側管を有するT字管からなるロック式ニードルレス混
注管において、前記側管には、中心にコネクター挿入孔
が設けられた本体キャップを有し、該キャップの挿入孔
を通じて先端に穿刺突起を有するコネクターが挿入され
ており、該コネクターの外壁と前記内筒の内壁とが相互
に突起と二条ネジで構成されていることを特徴とするロ
ック式ニードルレス混注管。 (3)閉塞孔を備えた弁と該弁を押さえる内筒を内在す
る側管を有するT字管からなるロック式ニードルレス混
注管において、前記側管の周囲に環状誘導部材を同心円
状に有すると共に、先端に穿刺突起を有するコネクター
からなり、該コネクターの肩部から下方に伸び、穿刺突
起の周囲を同心円状に囲むシリンジ取付部材が前記環状
誘導部材と係合していることを特徴とするロック式ニー
ドルレス混注管。 (4)コネクター外壁の穿刺突起側端部に上限停止機構
を有することを特徴とする前記第2項に記載のロック式
ニードルレス混注管。 (5)コネクター外壁の上端部にはシリンジ固定用突起
を有することを特徴とする前記第2項又は第4項に記載
のロック式ニードルレス混注管。 (6)コネクターのシリンジ接続部を覆う蓋を有するこ
とを特徴とする前記第2項、第4項又は第5項のいずれ
かに記載のロック式ニードルレス混注管。 (7)シリンジ取付部材の内面と側管外壁とが相互に凹
凸による係合部によって構成されていることを特徴とす
る前記第3項に記載のロック式ニードルレス混注管。 (8)凹凸による係合部として相互に突起と二条ネジで
構成されていることを特徴とする前記第7項に記載のロ
ック式ニードルレス混注管。 (9)シリンジ取付部材には相対して2個のロック用突
起を有し、環状誘導部材には、内側方向にフランジを有
すると共に該フランジには相対して2個の凹部が形成さ
れていることを特徴とする前記第3項、前記第7項又は
第8項のいずれかに記載のロック式ニードルレス混注
管。 (10)コネクター外壁の上端部にはシリンジ固定用突
起を有することを特徴とする前記第3項、第7項乃至第
9項のいずれかに記載のロック式ニードルレス混注管。 (11)コネクターのシリンジ接続部を覆う蓋を有する
ことを特徴とする前記第3項、又は第7項乃至第10項
のいずれかに記載のロック式ニードルレス混注管。 (12)コネクターのシリンジ接続部を覆う蓋がループ
によって側管に接続されていることを特徴とする請求項
2乃至請求項5、請求項7乃至請求項11のいずれかに
記載のロック式ニードルレス混注管。
【0007】本願第1項の発明の閉塞孔を備えた弁と該
弁を押さえる内筒を内在する側管を有するT字管からな
るロック式ニードルレス混注管において、前記側管には
該側管とニードルレスシリンジとを接続するコネクター
を有し、該コネクターは、前記側管内を上下に移動し、
かつ下動時にコネクターの先端に有する穿刺突起が前記
弁を突き刺すことを特徴とするもので、これにより血液
回路ならびに輸液セットや輸血セット等の使用時に、誤
針事故やシリンジの脱落等による感染のない優れた安全
性を有するという優れた効果を奏するものである。
【0008】本願第2項の発明の閉塞孔を備えた弁と該
弁を押さえる内筒を内在する側管を有するT字管からな
るロック式ニードルレス混注管において、前記側管に
は、中心にコネクター挿入孔が設けられた本体キャップ
を有し、該キャップの挿入孔を通じて先端に穿刺突起を
有するコネクターが挿入されており、該コネクターの外
壁と前記内筒の内壁とが相互に突起と二条ネジで構成さ
れていることを特徴とするもので、特にコネクターの外
壁と内筒の内壁とが相互に二条ネジで構成されているこ
とにより、血液回路ならびに輸液セットや輸血セット等
の使用時に、弁に設けられた閉塞孔に正確に挿入される
と共に、シリンジの脱落等のない優れた安全性を有する
ものであり、また側管には、中心にコネクター挿入孔が
設けられた蓋を有することにより使用時に側管とコネク
ターとの嵌合が十分に行われるという優れた効果を奏す
るものである。
【0009】本願第3項の発明の閉塞孔を備えた弁と該
弁を押さえる内筒を内在する側管を有するT字管からな
るロック式ニードルレス混注管において、前記側管の周
囲に環状誘導部材を同心円状に有すると共に、先端に穿
刺突起を有するコネクターからなり、該コネクターの肩
部から下方に伸び、穿刺突起の周囲を同心円状に囲むシ
リンジ取付部材が前記環状誘導部材と係合していること
を特徴とし、この環状誘導部材と側管との間にシリンジ
取付部材が係合することにより、血液回路ならびに輸液
セットや輸血セット等の使用時に、シリンジの脱落等の
ない優れた安全性を有し、また脱落により漏れた血液に
よる汚染・感染を防止することができる。
【0010】本願第4項の発明は、前記第2項に記載の
ロック式ニードルレス混注管において、コネクター外壁
の穿刺突起側端部に上限停止機構を有することにより、
使用時に、シリンジの脱落を防止することができ、安全
が高いものである。また本願第5項の発明は、前記第2
項又は第4項に記載のロック式ニードルレス混注管にお
いて、コネクター外壁の上端部にはシリンジ固定用突起
を有することにより、コネクターとシリンジとが脱落す
ることなく十分に固定される。更に本願第6項の発明
は、前記第2項、第4項又は第5項のいずれかに記載の
ロック式ニードルレス混注管において、コネクターのシ
リンジ接続部を覆う蓋を有することにより、混注管に挿
入されたゴム上部の接触汚染や空気中に浮遊する落下菌
の被曝等の汚染を防止することができるという優れた効
果を奏するものである。
【0011】本願第7項の発明は、前記第3項又は第7
項に記載のロック式ニードルレス混注管において、シリ
ンジ取付部材の内面と側管外壁とが相互に凹凸による係
合部によって構成されていることにより、血液回路なら
びに輸液セットや輸血セット等の使用時に、弁に設けら
れた閉塞孔に正確に挿入される。また本願第8項の発明
は、前記第3項に記載のロック式ニードルレス混注管に
おいて、凹凸による係合部として相互に突起と二条ネジ
で構成されていることにより、血液回路ならびに輸液セ
ットや輸血セット等の使用時に、弁に設けられた閉塞孔
に正確に挿入されると共に、割弁への挿入が容易とな
る。本願第9項の発明は、前記第3項、第7項又は第8
項のいずれかに記載のロック式ニードルレス混注管にお
いて、シリンジ取付部材には相対して2個のロック用突
起を有し、環状誘導部材には、内側方向にフランジを有
すると共に該フランジには相対して2個の凹部が形成さ
れていることにより、コネクターの脱落や上部での固定
が十分に行われる。また本願第10項の発明は、前記第
3項、第7項乃至第9項のいずれかに記載のロック式ニ
ードルレス混注管において、コネクター外壁の上端部に
はシリンジ固定用突起を有することにより、コネクター
とシリンジとが脱落することなく十分に固定される。更
に本願第11項の発明は、前記第3項、第7項乃至第1
0項のいずれかに記載のロック式ニードルレス混注管に
おいて、コネクターのシリンジ接続部を覆う蓋を有する
ことにより、未使用時の汚染を防止することができると
いう優れた効果を奏するものである。本願第12項の発
明は、前記第2項乃至第5項、第7項乃至第11項のい
ずれかに記載のロック式ニードルレス混注管において、
コネクターのシリンジ接続部を覆う蓋がループによって
側管に接続されていることにより、ロック式ニードルレ
ス混注管を設置した装置、例えば、血液回路等におい
て、同一透析時に仮に複数回の使用に際しても、(イ)
蓋の落下かつ紛失が防止される。(ロ)使用中、蓋を一
時置いて置くようなことがないので、衛生面の向上が期
待できる。また置いた場所が分からなくなるようなこと
がない。(ハ)蓋の着脱が平易となり作業効率上好まし
いなどの優れた効果を奏するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参考にして詳しく説明するが、本発明は、これらの
例によって限定されないことは言うまでもない。
【0013】図1は、本発明のロック式ニードルレス混
注管を示す斜視図である。図2は、図1に示されるロッ
ク式ニードルレス混注管の断面図である。図3は、内筒
3の内面を示す部分斜視図である。図1乃至図3におい
て、T字管本体1は、チューブ固定管11に直角に延び
た、いわゆるT字状に側管12を有し、該側管12に
は、内部の底部に弁又は割弁2が配置される。更にこの
割弁2は内筒3を設置することによって固定される。こ
の弁又は割弁は、閉塞孔でできている。ついで本体キャ
ップ4により蓋がされる。このキャップ4には中心にコ
ネクター5の挿入孔8を有しており、更にこの挿入孔8
の周囲の所望の位置に、溝7(対応して2か所)が設け
られている。また内筒3の内面には下端部にフランジ3
1を有し、このフランジ31はコネクター5の下方への
位置止めとして作用すると共に、更に外面の上端部に
は、フランジ32を有し、このフランジ32は内筒3の
位置止めとして作用している。更に図3に示される如く
内筒3の内面にはコネクター5の上下動の誘導溝33が
垂直設けられ、また上部ロック溝34及び下部ロック溝
35が水平に設けられている。これらのロック機構によ
りコネクター5は、必要に応じて上部でロックされると
共に下部の停止位置でロックされる。本発明では、この
コネクター5の上下動の誘導溝33に代えて二条ネジで
構成してもよい。また前記内筒3は、半筒を二つ合わせ
て構成されているが、円筒そのものを用いてもよいこと
は言うまでもない。
【0014】一方、コネクター5には、ニードルレス突
起53を有すると共に、上端部及び下端部の外周にそれ
ぞれ突起51、52が設けられており、挿入孔8を通じ
てコネクター5を挿入した際、下部の突起52は、コネ
クター5の挿入時に必要に応じてロックすることができ
る。また上部の突起51は、シリンジ(図に示していな
い。)を固定するためであると共に、シリンジを接続す
る前までは、蓋9が設けられており、コネクター部分が
露出したままの時は、ゴミによる汚染又は細菌感染等を
引き起こす恐れがあるのを防止している。
【0015】本発明では、このように構成することによ
り、以下の手順で使用される。例えば、血液回路にロッ
ク式ニードルレス混注管が接続されている場合には、こ
の混注管本体1の両側のチューブ固定管11、11に血
液回路を介してチューブが接続されている。側管12に
は、コネクター5を有しており、コネクター5の下端部
の突起52を左回転して左側ロック部34aに導入しロ
ックする。ついで、コネクター5のシリンジ接続部54
にシリンジのニードルレス突起を接続後、右回転してロ
ック34aから突起52を解除し、該突起52を誘導溝
33へ押し込むことによってコネクター5を下方へ移動
させ、更に右回転して右側ロック部34bにコネクター
5の下端突起52を導入して固定する。この際コネクタ
ー5の先端の突起54は割弁2に突き刺さる。この状態
でT字管本体1の血液流路と接続して流路が形成される
ので、血液の採取や薬液の投与等を行うことができる。
【0016】前記第4項の発明において、コネクター外
壁の穿刺突起側端部に上限停止機構を有する点は、図2
及び図3に示されるように、コネクター5の穿刺突起5
3の肩部に突起52を有しており、この突起52が、図
3に示される内筒3の内面の上端部に有する溝34に嵌
合し、更に溝34a又は34bに嵌合することによって
ロックされる。このロックを解除するにはコネクター5
に有する突起52を中央部にセットし、かつコネクター
5を下方へ押し下げることによって突起52は誘導部3
3に誘導されて下端へ移動し下端、即ち底部に到達し停
止する。更にここで溝35へ誘導することによって固定
される。この際、コネクター5の穿刺突起53は、割弁
2を貫通して本体流路と流通する。また本発明の第5項
の発明においては、コネクター外壁の上端部にはシリン
ジ固定用突起を有するが、このシリンジ固定用突起51
は、ニードルレスシリンジ(図示せず)に設けられてい
る二条ネジと係合し、ひとねじりすることにより固定さ
れる。更に第6項の発明は、コネクターに蓋を有するも
のであるが、この点は、図2に示される如く、コネクタ
ー5のシリンジ固定用突起51を利用して蓋9の内部に
二条ネジ構造を形成しそれと係合することによって蓋9
を閉めることができる。この蓋9は、ゴミや塵が付着す
るのを防止するばかりでなく、細菌による汚染を防止す
ることにもある。
【0017】本発明の第3項のロック式ニードルレス混
注管の発明は、閉塞孔を備えた弁と該弁を押さえる内筒
を内在する側管を有するT字管からなるロック式ニード
ルレス混注管において、前記側管の周囲に環状誘導部材
を同心円状に有すると共に、先端に穿刺突起を有するコ
ネクターからなり、該コネクターの肩部から下方に伸
び、穿刺突起の周囲を同心円状に囲むシリンジ取付部材
が前記誘導部材と係合していることを特徴とする。この
第3項の発明を図4を参照して説明する。図4は、本発
明のロック式ニードルレス混注管の別の実施の形態を示
す断面図である。図5は、図4に示される本発明のロッ
ク式ニードルレス混注管を示す斜視図である。図4及び
図5において、T字管本体1には、これに直角に側管1
2を有し、この外周には環状誘導部材13が同心円状に
設けられており、該環状誘導部材13には、コネクター
5の肩部から下方に伸び、穿刺突起53の周囲を同心円
状に囲むシリンジ取付部材55が嵌合している。更にコ
ネクター5にはシリンジ取付部54を有し、この上端部
には突起51を有し、この突起51はニードルレスシリ
ンジ(図示せず)の固定用又は蓋9の固定用として用い
られる。したがって、ニードルレスシリンジの固定部又
は蓋9の内面には、これと係合する二条ネジ6等の溝を
有している。前記側管12において、その内部の底部に
はシリコーン弁等の割弁2が配置され、更に内筒3によ
り押さえて固定される。また内筒3が側管12との間で
通常知られている固定機構を有することは言うまでもな
い。
【0018】本発明のロック式ニードルレス混注管の使
用方法を説明すると、まず図4において、T字管本体1
のチューブ固定管11には、血液回路等のチューブが接
続される。ついで、コネクター5に設けられている蓋9
を取り、シリンジ取付部54内にニードルレスシリンジ
(図示していない)のニードルレス突起を挿入すると共
に、該ニードルレスシリンジに設けられている二条ネジ
6の溝にコネクター5のシリンジ取付突起51を合わせ
て右に回して固定する。更に右回転させるとコネクター
5が環状誘導部材13に誘導されて下方に移動し、その
穿刺突起53が割弁2に突き刺さり、更に割弁2を貫通
してT字管本体にシリンジと接続した流路が形成され
る。この状態で採血や薬液の投与を行う。これにより血
液回路ならびに輸液セットや輸血セット等の使用時に、
シリンジの脱落等のない優れた安全性を有し、また脱落
により漏れた血液による汚染・感染を防止することがで
きる。
【0019】前記第7項の発明において、シリンジ取付
部材の内面と側管外壁とが相互に凹凸による係合部によ
って構成されているが(図4参照)、このシリンジ取付
部材55の内壁55bが凹部のときは、側管12の外壁
12aは、凸部からなり、またシリンジ取付部材55の
内壁55bが凸部のときは、側管12の外壁12aは、
凹部からなる。これらは嵌合して上下動する。更に環状
誘導部材13に誘導されるので、穿刺突起53は、正確
に割弁2に突き刺さって挿入される。またこれらの凹凸
は、上部から下部へ垂直に上下動してもよく、また二条
ネジ構造により回転して上下動してもよい。前記第8項
の発明において、好ましくは凹凸による係合部として相
互に突起と二条ネジで構成されていることにある。また
前記第9項の発明において、シリンジ取付部材には相対
して2個のロック用突起を有し、環状誘導部材には、内
側方向にフランジを有すると共にフランジには相対して
2個の凹部が形成されている。シリンジ取付部材55に
は、その外周面の下端部に外側方向に突起56を有し、
またこの突起56は相対して2個設けられている。更に
環状誘導部材13には、内側方向にフランジ14を有す
ると共にこのフランジ14には相対して2個の凹部が形
成されており、前記突起56は、このフランジ14に設
けられている凹部を通して挿入し、その後、上下に移動
することによって穿刺突起53を割弁(シリコン弁)へ
突き刺さる。更に前記第10項の発明において、コネク
ター外壁の上端部にはシリンジ固定用突起を有する。こ
の突起51は、相対して2個有する。更にまた前記第1
1項の発明において、コネクターのシリンジ接続部を覆
う蓋を有することを特徴とするが、この蓋9は、図2に
示されるロック式ニードルレス混注管と同様の作用並び
に効果を奏するものであり、即ち図2に示される如く、
コネクター5のシリンジ固定用突起51を利用して蓋の
内部に二条ネジ構造を形成しそれと係合することによっ
て蓋を閉めることができる。この蓋は、ゴミや塵が付着
するのを防止するばかりでなく、細菌による汚染を防止
することにもある。
【0020】更に本発明では、図2及び図4に示される
ロック式ニードルレス混注管のコネクター5は、それぞ
れ蓋9が設けられてもまた設けられていなくてもよい
が、通常、蓋9を設けて使用する場合が多い。この際、
蓋9は、使用前にゴミや塵が付着するのを防止するばか
りでなく、細菌による汚染を防止するために設けられて
いるが、例えば、ロック式ニードルレス混注管を血液回
路等に使用した場合、同一透析時おいて複数回、蓋9を
取り外したりまた蓋9をしたりすることが多い。このよ
うな場合、取り外した蓋9を一時置くために置く場所を
探したり、また置いた蓋を探したりする煩わしさがある
ばかりでなく、衛生面からいっても問題があったが、本
発明では、この点を前記蓋9にループを付けることによ
って解決した。
【0021】図6及び図7は、図2に示されるロック式
ニードルレス混注管に設けられた蓋に連結部材を取り付
けたループ付き蓋を示す断面図である。図6において、
ロック式ニードルレス混注管の側管12に環状取付体9
3を設置する。この環状取付体93の一部から伸びたル
ープ(連結部材)92が蓋9に接続されており、更にル
ープ92の長さは、蓋9の取り外しが可能である長さを
有している。図6に示されている蓋9は、その内面壁9
1は平滑に形成されているため、そのまま引き抜くよう
に取り外すことができる。
【0022】図7は、蓋9の内面壁94は、二条ネジ構
造6を有しているタイプであり、この蓋9は、図6に示
される蓋9と同様にループ92を有する。図7におい
て、ロック式ニードルレス混注管の側管12に環状取付
体93が設置され、この環状取付体93の一部から伸び
たループ(連結部材)92が蓋9に接続されている。更
にループ92の長さは、蓋9の取り外しが可能である長
さを有している。この蓋9の場合は、蓋9の取り外しの
際、蓋9を取り外し方向へ回転させることにより環状取
付体93も回転するため、蓋9の着脱が容易にできる。
また図6及び図7で示される環状取付体93は、側管1
2に取り付けられるが、側管12に緩く固定してもまた
固着してもいずれでもよい。ただ、固着した場合には、
ループ92の長さを蓋9の取り外しに支障が生じない程
度の長さにする必要があることはいうまでもない。本発
明のループ付き蓋を有するロック式ニードルレス混注管
は、蓋にループを有することにより、ロック式ニードル
レス混注管を設置した装置、例えば、血液回路等におい
て、同一透析時に複数回の使用に際して、(イ)蓋の落
下かつ紛失が防止される。(ロ)使用中、蓋を一時置い
て置くようなことがないので、衛生面の向上が期待でき
る。また置いた場所が分からなくなるようなことがな
い。(ハ)蓋の着脱が平易となり作業効率上好ましいな
どの優れた効果を奏するものである。
【0023】更に、本発明では、ループ付き蓋につい
て、図6及び図7に説明したが、更に図4に示される別
の形式のロック式ニードルレス混注管にも適用すること
ができるもので、この場合には、ループ92に接続され
た環状取付体93は、環状誘導部材13に設置すること
が好ましく、その際、環状誘導部材13の外壁の周囲に
環状突起等を設けて環状取付体93が脱落するのを防止
する手段を設けることが好ましい。
【0024】
【発明の効果】本願第1項の発明によれば、閉塞孔を備
えた弁と該弁を押さえる内筒を内在する側管を有するT
字管からなるロック式ニードルレス混注管において、前
記側管には該側管とニードルレスシリンジとを接続する
コネクターを有し、該コネクターは、前記側管内を上下
に移動し、かつ下動時にコネクターの先端に有する穿刺
突起が前記弁を突き刺すことにより血液回路ならびに輸
液セットや輸血セット等の使用時に、誤針事故やシリン
ジの脱落等による感染のない優れた安全性を有するとい
う優れた効果を奏するものである。
【0025】本願第2項の発明によれば、閉塞孔を備え
た弁と該弁を押さえる内筒を内在する側管を有するT字
管からなるロック式ニードルレス混注管において、前記
側管には、中心にコネクター挿入孔が設けられた本体キ
ャップを有し、該キャップの挿入孔を通じて先端に穿刺
突起を有するコネクターが挿入されており、該コネクタ
ーの外壁と前記内筒の内壁とが相互に突起と二条ネジで
構成されていることを特徴とするもので、特にコネクタ
ーの外壁と内筒の内壁とが相互に二条ネジで構成されて
いることにより、血液回路ならびに輸液セットや輸血セ
ット等の使用時に、弁に設けられた閉塞孔に正確に挿入
されると共に、シリンジの脱落等のない優れた安全性を
有するものであり、また側管には、中心にコネクター挿
入孔が設けられた蓋を有することにより使用時に側管と
コネクターとの嵌合が十分に行われるという優れた効果
を奏するものである。
【0026】本願第3項の発明によれば、閉塞孔を備え
た弁と該弁を押さえる内筒を内在する側管を有するT字
管からなるロック式ニードルレス混注管において、前記
側管の周囲に環状誘導部材を同心円状に有すると共に、
先端に穿刺突起を有するコネクターからなり、該コネク
ターの肩部から下方に伸び、穿刺突起の周囲を同心円状
に囲むシリンジ取付部材が前記環状誘導部材と係合して
いることを特徴とし、この環状誘導部材と側管との間に
シリンジ取付部材が係合することにより、血液回路なら
びに輸液セットや輸血セット等の使用時に、シリンジの
脱落等のない優れた安全性を有し、また脱落により漏れ
た血液による汚染・感染を防止することができる。
【0027】本願発明のロック式ニードルレス混注管に
よれば、コネクター外壁の穿刺突起側端部に上限停止機
構を有することにより、使用時に、シリンジの脱落を防
止することができ、安全性が高いものである。また本願
発明のロック式ニードルレス混注管によれば、コネクタ
ー外壁の上端部にはシリンジ固定用突起を有することに
より、コネクターとシリンジとが脱落することなく十分
に固定される。更に本願発明のロック式ニードルレス混
注管によれば、コネクターのシリンジ接続部を覆う蓋を
有することにより、使用前または使用後の汚染を最小限
に留めることができるという優れた効果を奏するもので
ある。
【0028】本願発明のロック式ニードルレス混注管に
よれば、シリンジ取付部材の内面と側管外壁とが相互に
凹凸による係合部によって構成されていることにより、
血液回路ならびに輸液セットや輸血セット等の使用時
に、弁に設けられた閉塞孔に正確に挿入される。また本
願発明のロック式ニードルレス混注管によれば、凹凸に
よる係合部として相互に突起と二条ネジで構成されてい
ることにより、血液回路ならびに輸液セットや輸血セッ
ト等の使用時に、弁に設けられた閉塞孔に正確に挿入さ
れると共に、割弁への挿入が容易となる。本願発明のロ
ック式ニードルレス混注管に依れば、シリンジ取付部材
には相対して2個のロック用突起を有し、環状誘導部材
には、内側方向にフランジを有すると共に該フランジに
は相対して2個の凹部が形成されていることにより、コ
ネクターの脱落や上部での固定が十分に行われる。また
本願発明のロック式ニードルレス混注管によれば、コネ
クター外壁の上端部にはシリンジ固定用突起を有するこ
とにより、コネクターとシリンジとが脱落することなく
十分に固定される。
【0029】本願発明のロック式ニードルレス混注管に
よれば、ロック式ニードルレス混注管を設置した装置、
例えば、血液回路等において、同一透析時に複数回の使
用に際して、(イ)蓋の落下かつ紛失が防止される。
(ロ)使用中、蓋を一時置いて置くようなことがないの
で、衛生面の向上が期待できる。また置いた場所が分か
らなくなるようなことがない。(ハ)蓋の着脱が平易と
なり作業効率上好ましいなどの優れた効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロック式ニードルレス混注管を示す斜
視図である。
【図2】図1で示されるロック式ニードルレス混注管の
断面図である。
【図3】内筒の一部を示す部分斜視図である。
【図4】本発明のロック式ニードルレス混注管の別の実
施の形態を示す断面図である。
【図5】図4に示される本発明のロック式ニードルレス
混注管を示す斜視図である。
【図6】本発明のループ付き蓋を有するロック式ニード
ルレス混注管を示す断面図である。
【図7】本発明のループ付き蓋を有する別のロック式ニ
ードルレス混注管を示す断面図である。
【符号の説明】
1 T字管本体 2 割弁(シリコーン弁) 3 内筒 4 本体キャップ 5 コネクター 6 二条ネジ構造 7 溝 8 コネクター挿入孔 9 蓋 11 チューブ固定管 12 側管 13 環状誘導部材 14 フランジ 31 内部フランジ 32 外部フランジ 33 誘導溝 34 凹部 34a 左側ロック部(上部ロック溝) 34b 右側ロック部(上部ロック溝) 35 下部ロック溝 51 シリンジ取付突起(突起) 52 下部突起(突起) 53 穿刺突起 54 シリンジ接続部 55 シリンジ取付部材 55a シリンジ取付部材の外壁 55b シリンジ取付部材の内壁 56 突起(外側方向) 91 蓋内壁 93 環状取付体 94 内壁面

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】閉塞孔を備えた弁と該弁を押さえる内筒を
    内在する側管を有するT字管からなるロック式ニードル
    レス混注管において、前記側管には該側管とニードルレ
    スシリンジとを接続するコネクターを有し、該コネクタ
    ーは、前記側管内を上下に移動し、かつ下動時にコネク
    ターの先端に有する穿刺突起が前記弁を突き刺すことを
    特徴とするロック式ニードルレス混注管。
  2. 【請求項2】閉塞孔を備えた弁と該弁を押さえる内筒を
    内在する側管を有するT字管からなるロック式ニードル
    レス混注管において、前記側管には、中心にコネクター
    挿入孔が設けられた本体キャップを有し、該キャップの
    挿入孔を通じて先端に穿刺突起を有するコネクターが挿
    入されており、該コネクターの外壁と前記内筒の内壁と
    が相互に突起と二条ネジで構成されていることを特徴と
    するロック式ニードルレス混注管。
  3. 【請求項3】閉塞孔を備えた弁と該弁を押さえる内筒を
    内在する側管を有するT字管からなるロック式ニードル
    レス混注管において、前記側管の周囲に環状誘導部材を
    同心円状に有すると共に、先端に穿刺突起を有するコネ
    クターからなり、該コネクターの肩部から下方に伸び、
    穿刺突起の周囲を同心円状に囲むシリンジ取付部材が前
    記環状誘導部材と係合していることを特徴とするロック
    式ニードルレス混注管。
  4. 【請求項4】コネクター外壁の穿刺突起側端部に上限停
    止機構を有することを特徴とする請求項2に記載のロッ
    ク式ニードルレス混注管。
  5. 【請求項5】コネクター外壁の上端部にはシリンジ固定
    用突起を有することを特徴とする請求項2又は請求項4
    に記載のロック式ニードルレス混注管。
  6. 【請求項6】コネクターのシリンジ接続部を覆う蓋を有
    することを特徴とする請求項2、請求項4又は請求項5
    のいずれかに記載のロック式ニードルレス混注管。
  7. 【請求項7】シリンジ取付部材の内面と側管外壁とが相
    互に凹凸による係合部によって構成されていることを特
    徴とする請求項3に記載のロック式ニードルレス混注
    管。
  8. 【請求項8】凹凸による係合部として相互に突起と二条
    ネジで構成されていることを特徴とする請求項7に記載
    のロック式ニードルレス混注管。
  9. 【請求項9】シリンジ取付部材には相対して2個のロッ
    ク用突起を有し、環状誘導部材には、内側方向にフラン
    ジを有すると共に該フランジには相対して2個の凹部が
    形成されていることを特徴とする請求項3、請求項7又
    は請求項8のいずれかに記載のロック式ニードルレス混
    注管。
  10. 【請求項10】コネクター外壁の上端部にはシリンジ固
    定用突起を有することを特徴とする請求項3、請求項7
    乃至請求項9のいずれかに記載のロック式ニードルレス
    混注管。
  11. 【請求項11】コネクターのシリンジ接続部を覆う蓋を
    有することを特徴とする請求項3、又は請求項7乃至請
    求項10のいずれかに記載のロック式ニードルレス混注
    管。
  12. 【請求項12】コネクターのシリンジ接続部を覆う蓋が
    ループによって側管に接続されていることを特徴とする
    請求項2乃至請求項5、請求項7乃至請求項11のいず
    れかに記載のロック式ニードルレス混注管。
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