JP2003174463A - 伝送装置 - Google Patents
伝送装置Info
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- JP2003174463A JP2003174463A JP2001372790A JP2001372790A JP2003174463A JP 2003174463 A JP2003174463 A JP 2003174463A JP 2001372790 A JP2001372790 A JP 2001372790A JP 2001372790 A JP2001372790 A JP 2001372790A JP 2003174463 A JP2003174463 A JP 2003174463A
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- Japan
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- repeater
- phy
- link
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 10BASE/100BASEのイーサネッ
ト(登録商標)接続が可能であって、LAN ANLY
ZERを接続可能なモニタポートを有する伝送装置によ
り、外部にリピータハブを接続しなくてもLAN AN
ALYZERにてイーサネット通信のモニタが可能とな
る伝送装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 MIIインタフェースを有するリピータ
ハブを伝送装置内部に実装し、10BASE/100B
ASEに対応するMIIのスピードを自動的に切り替え
る回路を追加することにより、従来の機能を満たしつつ
モニタポートを実装することを可能とする。
ト(登録商標)接続が可能であって、LAN ANLY
ZERを接続可能なモニタポートを有する伝送装置によ
り、外部にリピータハブを接続しなくてもLAN AN
ALYZERにてイーサネット通信のモニタが可能とな
る伝送装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 MIIインタフェースを有するリピータ
ハブを伝送装置内部に実装し、10BASE/100B
ASEに対応するMIIのスピードを自動的に切り替え
る回路を追加することにより、従来の機能を満たしつつ
モニタポートを実装することを可能とする。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報伝送システム
の端局装置において、10BASE及び100BASE
のイーサネット(登録商標)接続による外部装置との通
信状態をモニタする技術に関するものである。 【0002】 【従来の技術】装置間通信にイーサネットを用いる情報
伝送システムにおいて、装置の汎用性を考慮すると、1
0BASE及び100BASEのいずれの伝送路につい
ても接続可能であることが望ましい。 【0003】通常、MAC(Media Access
Control)部とPHY(Physical L
ayer Device 物理層)部がMII(Med
iaIndependent Interface)を
用いた場合、PHY部のAuto−Negociati
on機能に合わせてMIIの接続のスピードを自動的に
変更することにより10BASEと100BASEの接
続切り替えを行っている。また、接続状態をLAN A
NALYZERなどを用いて確認する場合には、リピー
タハブを外部に接続して接続可能なポート数を増やして
いる。 【0004】図3に示すように、10BASEまたは1
00BASEのイーサネットによる伝送装置1と伝送装
置2の間の通信状態をモニタするためには、イーサネッ
トの通信状態をモニタすることが可能なLAN ANA
LYZER(以下LAN ANALYZERと称す
る。)などを用いる。このとき、伝送装置1および伝送
装置2をリピータハブ3に接続することによりLAN
ANALYZER4の接続が可能になる。つまり、イー
サネット通信の状態をモニタするためには、外部にリピ
ータハブ3の接続が必要であった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
必要であった外部でのリピータハブの接続を不要とし、
10BASE及び100BASEを自動的に切換えられ
るモニタポートを備える伝送装置を提供することを課題
とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明に係る伝送装置
は、単一のMAC(媒体アクセス制御)チップと、複数
のPHYポートを備えたリピータハブとにより構成さ
れ、10BASE−Tと100BASE−Tのいずれの
仕様のイーサネットにも接続可能なイーサネット通信状
態のモニタポートを備えたことを特徴とする。 【0007】 【発明の実施の形態】実施の形態1.まず、本発明につ
いて概説する。本発明においては、MII機能を備える
REPEATER PHYを用いる。例えば、INTE
L(登録商標)社により提供されているLXT9863
のような10M/100Mビット・ネットワークに接続
可能なMII機能つきのREPEATER(以下REP
EATERと称する。)を用いる。REPEATER
は、複数のPHYを1チップに備えることにより、複数
ポートによるイーサネット通信を可能にしている。 【0008】また、IEEE802.3.u規格の出現
によりMACチップPHYを接続するために、媒体独立
インタフェース(media independent
Interface、以下MIIと称する)バスが用
いられている。MIIバスに接続されたPHYチップ
は、データを4ビット毎にグループ分け(ニブル)し
て、MACチップに対するデータの送受信を行う。MI
Iバスは、10BASE時には2.5Mビットレートで
通信を行い、100BASEの場合は25Mビットレー
トで通信を行う必要がある。(MIIバスの構成につい
ては、IEEE802.3u規格22章に詳細が開示さ
れている。)1つのMACチップに対して1つのPHY
チップを設ける場合には、MIIバスのスピードを自動
的に変更するものもあるが、本発明でモニタポートを設
けるために使用する複数のPHYを備えたREPEAT
ERの場合には、いずれのPHYにMIIスピードを合
わせるか決定しなければならない。つまり、外部よりR
EPEATERに対して、特定のPHYに接続スピード
に合わせるにように要求する必要がある。 【0009】本発明では、10BASE/100BAS
E接続が可能な伝送装置に対して接続するPHYのポー
トを固定して使用し、固定されたPHYポートに対して
MIIのスピードを変更する。MIIのスピードが決定
したことにより使用されずに空いているPHYポート
は、接続状態をモニタするポートとして使用することが
可能となる。これにより、モニタ伝送装置内部にてモニ
タ可能なPHYのポートを備えた10BASE/100
BASE対応伝送装置を構成することができる。 【0010】以下、本発明について詳述する。図1は、
本発明における伝送路監視装置の構成例を示す図であ
る。11は、媒体アクセス制御(MAC)集積回路、1
2は、複数のPHYを有する媒体インタフェース物理副
層(MII−REPEATER PHY)、14は、通
信状態を制御する論理回路部(LINK状態制御部)で
ある。 【0011】MII−REPEATER PHY12
は、10T、100Tまたは他の10/100Mビット
・ネットワークである他の伝送装置と接続するインタフ
ェース15と、インタフェース15のイーサネット接続
速度にあわせたモニタ用インタフェース16を有するチ
ップである。例えばMII−REPEATER PHY
はINTEL社製のLXT9863あるいは、他のベン
ダーによって製作されるMII−REPEATER P
HYである。 【0012】MII−REPEATER PHY12
は、更に、送信データ入力(TXD)122、受信デー
タ出力(RXD)123、送信クロック/受信クロック
(TXCLK/RXCLK)124、受信許可出力(R
XEN)125、受信データ有効出力(RXDV)12
6、送信許可入力(TXEN)127、CONFIG時
MIIのスピード設定を行う物理制御信号入力(MII
_SPD)132、インタフェース15に対してLIN
K接続検出出力(LINKSTATUS)133、イン
タフェース15に対するLINKスピード検出出力(L
INKSPEED)134、MII−REPEATER
PHYの初期化を行う(CONFIG)131を有し
ている。 【0013】媒体アクセス制御(MAC)集積回路11
は、例えばAMD製のAm79C972あるいは他のベ
ンダ−によって製作される媒体アクセス制御(MAC)
集積回路である。 【0014】MAC11は、4ビット送信データ出力1
12、4ビット受信データ入力113、送信クロック/
受信クロック114、受信許可出力(RXEN)11
5、受信データ有効出力(RXDV)116、送信許可
入力(TXEN)127を有している。 【0015】MAC11の4ビット送信データ出力11
2は、ライン17を介してMII−REPEATER
PHY12の4ビット送信データ入力122に接続され
ている。MAC11の4ビット受信データ入力113
は、ライン18を介してMII−REPEATER P
HY12の4ビット受信データ出力123に接続されて
いる。MAC11の送信クロック/受信クロック114
は、ライン19を介してMII−REPEATER P
HY12の送信クロック/受信クロック114に接続さ
れている。MAC11の受信許可入力(RXEN)11
5は、ライン20を介してMII−REPEATER
PHY12の受信許可出力(RXEN)115に接続さ
れている。MAC11の受信データ有効入力(RXD
V)116は、ライン21を介してMII−REPEA
TER PHY12の受信データ有効出力(RXDV)
126に接続されている。MAC11の送信データ有効
出力(TXEN)117は、ライン22を介してMII
−REPEATER PHY12の送信データ有効入力
(TXEN)127に接続されている。 【0016】LINK状態制御部14は、論理回路によ
り構成される。LINK状態制御部14は、CONFI
G時MIIのスピード設定を行う物理制御信号出力(M
II_SPD)142、LINK接続検出入力(LIN
KSTATUS)143、LINKスピード検出入力
(LINKSPEED)144、MII−REPEAT
ER PHYに対して初期化を行う出力(CONFI
G)141を有している。 【0017】LINK状態制御部14のCONFIG時
MIIのスピード設定を行う物理制御信号出力142
は、ライン24を介してCONFIG時のMIIスピー
ド設定を行う物理制御信号入力132に接続されてい
る。LINK接続検出入力143は、ライン25を介し
てLINK接続検出出力133に接続されている。LI
NKスピード検出入力144は、ライン26を介してL
INKスピード検出出力134に接続されている。MI
I−REPEATER PHYに対して初期化を行う出
力141は、ライン27を介して初期化を行う入力13
1に接続されている。 【0018】伝送装置の動作中に、インタフェース15
に対して100Mまたは10Mイーサネット接続が行わ
れた場合を想定する。MII−REPEATER PH
Y12は、LINKが確立すると、LINK状態制御部
14に対してLINK接続検出出力133およびLIN
Kスピード検出出力134を出力する。LINK状態制
御部14は、入力したLINK接続検出入力143およ
びLINKスピード検出入力144に基づいて、LIN
K状態制御部14に設定されているMIIスピードが適
切か判断する。MIIスピードが適切でないと判断した
場合には、MIIスピード設定を行う物理制御信号出力
142をMII−REPEATER PHY12に対し
て出力する。また、LINK状態制御部14は、MII
−REPEATER PHY12を初期化するためにC
ONFIG131を出力する。MII−REPEATE
R PHY12は、設定されたMIIスピードにて初期
化後、再度動作を開始する。MII−REPEATER
PHY12がMIIスピードを切り替えて立ち上がる
と、インタフェース15に対するイーサネット接続に関
してMIIと動作スピードが適応している。これによ
り、MII−REPEATER PHY12とMAC1
1は、正常にMIIにて通信を行うことができる。ま
た、このときインタフェース16にLAN ANALY
ZER4を接続することにより、外部伝送装置とのイー
サネット通信が可能となる。 【0019】図2は、MII−REPEATER PH
Y12においてMIIスピードを変更するまでの動作を
示す図である。伝送装置が動作を開始すると10BAS
E/100BASE−Tへのリンク検査81の状態にな
る。MAC11およびMII−REPEATER PH
Y12、LINK状態制御部14が動作を開始し、LI
NK制御部状態確認82の状態に移る。LINK制御部
状態確認82の状態において、インタフェース15に他
の伝送装置が接続されるとLINK、および10BAS
Eまたは100BASEのどちらで接続されたかを認識
する。LINK状態制御部14は、インタフェース15
が現在設定されているMIIスピードと比較する。適応
している場合は、他の伝送装置との接続が可能であるた
め、引き続きLINK制御部状態確認82の状態でイン
タフェース15の監視を続ける。一方、MIIスピード
が適応していない場合には、LINK状態制御変更83
に状態が移り、MII−REPEATER PHY12
にMIIスピード変更要求およびMII−REPEAT
ERPHY12初期化要求を行い、MII−REPEA
TER PHY初期化状態84に状態が移る。MII−
REPEATER PHY12が初期化を完了すると、
再びLINK制御部状態確認82に状態が移る。 【0020】本発明では、複数のPHYポートを持つR
EPEATERを使用することにより10BASE/1
00BASEモニタポ−ト機能によるイーサネットのモ
ニタを行う場合に、伝送装置外部にREPEATERを
接続することなく直接伝送装置に接続することができる
ようになる。また、PHYチップをREPEATERに
しているため、プリント回路基板上のスペースは、モニ
タポートがない場合と同じスペースで設計が可能にな
る。 【0021】 【発明の効果】本発明によれば伝送装置間に10BAS
E−Tまたは100BASE−Tでのイーサネット通信
をLANアナライザなどでモニタする場合に、リピータ
ハブを外部に接続しなくともモニタポートにLANアナ
ライザを接続することにより他伝送装置とのイーサネッ
ト通信をモニタすることが可能になる。
の端局装置において、10BASE及び100BASE
のイーサネット(登録商標)接続による外部装置との通
信状態をモニタする技術に関するものである。 【0002】 【従来の技術】装置間通信にイーサネットを用いる情報
伝送システムにおいて、装置の汎用性を考慮すると、1
0BASE及び100BASEのいずれの伝送路につい
ても接続可能であることが望ましい。 【0003】通常、MAC(Media Access
Control)部とPHY(Physical L
ayer Device 物理層)部がMII(Med
iaIndependent Interface)を
用いた場合、PHY部のAuto−Negociati
on機能に合わせてMIIの接続のスピードを自動的に
変更することにより10BASEと100BASEの接
続切り替えを行っている。また、接続状態をLAN A
NALYZERなどを用いて確認する場合には、リピー
タハブを外部に接続して接続可能なポート数を増やして
いる。 【0004】図3に示すように、10BASEまたは1
00BASEのイーサネットによる伝送装置1と伝送装
置2の間の通信状態をモニタするためには、イーサネッ
トの通信状態をモニタすることが可能なLAN ANA
LYZER(以下LAN ANALYZERと称す
る。)などを用いる。このとき、伝送装置1および伝送
装置2をリピータハブ3に接続することによりLAN
ANALYZER4の接続が可能になる。つまり、イー
サネット通信の状態をモニタするためには、外部にリピ
ータハブ3の接続が必要であった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
必要であった外部でのリピータハブの接続を不要とし、
10BASE及び100BASEを自動的に切換えられ
るモニタポートを備える伝送装置を提供することを課題
とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明に係る伝送装置
は、単一のMAC(媒体アクセス制御)チップと、複数
のPHYポートを備えたリピータハブとにより構成さ
れ、10BASE−Tと100BASE−Tのいずれの
仕様のイーサネットにも接続可能なイーサネット通信状
態のモニタポートを備えたことを特徴とする。 【0007】 【発明の実施の形態】実施の形態1.まず、本発明につ
いて概説する。本発明においては、MII機能を備える
REPEATER PHYを用いる。例えば、INTE
L(登録商標)社により提供されているLXT9863
のような10M/100Mビット・ネットワークに接続
可能なMII機能つきのREPEATER(以下REP
EATERと称する。)を用いる。REPEATER
は、複数のPHYを1チップに備えることにより、複数
ポートによるイーサネット通信を可能にしている。 【0008】また、IEEE802.3.u規格の出現
によりMACチップPHYを接続するために、媒体独立
インタフェース(media independent
Interface、以下MIIと称する)バスが用
いられている。MIIバスに接続されたPHYチップ
は、データを4ビット毎にグループ分け(ニブル)し
て、MACチップに対するデータの送受信を行う。MI
Iバスは、10BASE時には2.5Mビットレートで
通信を行い、100BASEの場合は25Mビットレー
トで通信を行う必要がある。(MIIバスの構成につい
ては、IEEE802.3u規格22章に詳細が開示さ
れている。)1つのMACチップに対して1つのPHY
チップを設ける場合には、MIIバスのスピードを自動
的に変更するものもあるが、本発明でモニタポートを設
けるために使用する複数のPHYを備えたREPEAT
ERの場合には、いずれのPHYにMIIスピードを合
わせるか決定しなければならない。つまり、外部よりR
EPEATERに対して、特定のPHYに接続スピード
に合わせるにように要求する必要がある。 【0009】本発明では、10BASE/100BAS
E接続が可能な伝送装置に対して接続するPHYのポー
トを固定して使用し、固定されたPHYポートに対して
MIIのスピードを変更する。MIIのスピードが決定
したことにより使用されずに空いているPHYポート
は、接続状態をモニタするポートとして使用することが
可能となる。これにより、モニタ伝送装置内部にてモニ
タ可能なPHYのポートを備えた10BASE/100
BASE対応伝送装置を構成することができる。 【0010】以下、本発明について詳述する。図1は、
本発明における伝送路監視装置の構成例を示す図であ
る。11は、媒体アクセス制御(MAC)集積回路、1
2は、複数のPHYを有する媒体インタフェース物理副
層(MII−REPEATER PHY)、14は、通
信状態を制御する論理回路部(LINK状態制御部)で
ある。 【0011】MII−REPEATER PHY12
は、10T、100Tまたは他の10/100Mビット
・ネットワークである他の伝送装置と接続するインタフ
ェース15と、インタフェース15のイーサネット接続
速度にあわせたモニタ用インタフェース16を有するチ
ップである。例えばMII−REPEATER PHY
はINTEL社製のLXT9863あるいは、他のベン
ダーによって製作されるMII−REPEATER P
HYである。 【0012】MII−REPEATER PHY12
は、更に、送信データ入力(TXD)122、受信デー
タ出力(RXD)123、送信クロック/受信クロック
(TXCLK/RXCLK)124、受信許可出力(R
XEN)125、受信データ有効出力(RXDV)12
6、送信許可入力(TXEN)127、CONFIG時
MIIのスピード設定を行う物理制御信号入力(MII
_SPD)132、インタフェース15に対してLIN
K接続検出出力(LINKSTATUS)133、イン
タフェース15に対するLINKスピード検出出力(L
INKSPEED)134、MII−REPEATER
PHYの初期化を行う(CONFIG)131を有し
ている。 【0013】媒体アクセス制御(MAC)集積回路11
は、例えばAMD製のAm79C972あるいは他のベ
ンダ−によって製作される媒体アクセス制御(MAC)
集積回路である。 【0014】MAC11は、4ビット送信データ出力1
12、4ビット受信データ入力113、送信クロック/
受信クロック114、受信許可出力(RXEN)11
5、受信データ有効出力(RXDV)116、送信許可
入力(TXEN)127を有している。 【0015】MAC11の4ビット送信データ出力11
2は、ライン17を介してMII−REPEATER
PHY12の4ビット送信データ入力122に接続され
ている。MAC11の4ビット受信データ入力113
は、ライン18を介してMII−REPEATER P
HY12の4ビット受信データ出力123に接続されて
いる。MAC11の送信クロック/受信クロック114
は、ライン19を介してMII−REPEATER P
HY12の送信クロック/受信クロック114に接続さ
れている。MAC11の受信許可入力(RXEN)11
5は、ライン20を介してMII−REPEATER
PHY12の受信許可出力(RXEN)115に接続さ
れている。MAC11の受信データ有効入力(RXD
V)116は、ライン21を介してMII−REPEA
TER PHY12の受信データ有効出力(RXDV)
126に接続されている。MAC11の送信データ有効
出力(TXEN)117は、ライン22を介してMII
−REPEATER PHY12の送信データ有効入力
(TXEN)127に接続されている。 【0016】LINK状態制御部14は、論理回路によ
り構成される。LINK状態制御部14は、CONFI
G時MIIのスピード設定を行う物理制御信号出力(M
II_SPD)142、LINK接続検出入力(LIN
KSTATUS)143、LINKスピード検出入力
(LINKSPEED)144、MII−REPEAT
ER PHYに対して初期化を行う出力(CONFI
G)141を有している。 【0017】LINK状態制御部14のCONFIG時
MIIのスピード設定を行う物理制御信号出力142
は、ライン24を介してCONFIG時のMIIスピー
ド設定を行う物理制御信号入力132に接続されてい
る。LINK接続検出入力143は、ライン25を介し
てLINK接続検出出力133に接続されている。LI
NKスピード検出入力144は、ライン26を介してL
INKスピード検出出力134に接続されている。MI
I−REPEATER PHYに対して初期化を行う出
力141は、ライン27を介して初期化を行う入力13
1に接続されている。 【0018】伝送装置の動作中に、インタフェース15
に対して100Mまたは10Mイーサネット接続が行わ
れた場合を想定する。MII−REPEATER PH
Y12は、LINKが確立すると、LINK状態制御部
14に対してLINK接続検出出力133およびLIN
Kスピード検出出力134を出力する。LINK状態制
御部14は、入力したLINK接続検出入力143およ
びLINKスピード検出入力144に基づいて、LIN
K状態制御部14に設定されているMIIスピードが適
切か判断する。MIIスピードが適切でないと判断した
場合には、MIIスピード設定を行う物理制御信号出力
142をMII−REPEATER PHY12に対し
て出力する。また、LINK状態制御部14は、MII
−REPEATER PHY12を初期化するためにC
ONFIG131を出力する。MII−REPEATE
R PHY12は、設定されたMIIスピードにて初期
化後、再度動作を開始する。MII−REPEATER
PHY12がMIIスピードを切り替えて立ち上がる
と、インタフェース15に対するイーサネット接続に関
してMIIと動作スピードが適応している。これによ
り、MII−REPEATER PHY12とMAC1
1は、正常にMIIにて通信を行うことができる。ま
た、このときインタフェース16にLAN ANALY
ZER4を接続することにより、外部伝送装置とのイー
サネット通信が可能となる。 【0019】図2は、MII−REPEATER PH
Y12においてMIIスピードを変更するまでの動作を
示す図である。伝送装置が動作を開始すると10BAS
E/100BASE−Tへのリンク検査81の状態にな
る。MAC11およびMII−REPEATER PH
Y12、LINK状態制御部14が動作を開始し、LI
NK制御部状態確認82の状態に移る。LINK制御部
状態確認82の状態において、インタフェース15に他
の伝送装置が接続されるとLINK、および10BAS
Eまたは100BASEのどちらで接続されたかを認識
する。LINK状態制御部14は、インタフェース15
が現在設定されているMIIスピードと比較する。適応
している場合は、他の伝送装置との接続が可能であるた
め、引き続きLINK制御部状態確認82の状態でイン
タフェース15の監視を続ける。一方、MIIスピード
が適応していない場合には、LINK状態制御変更83
に状態が移り、MII−REPEATER PHY12
にMIIスピード変更要求およびMII−REPEAT
ERPHY12初期化要求を行い、MII−REPEA
TER PHY初期化状態84に状態が移る。MII−
REPEATER PHY12が初期化を完了すると、
再びLINK制御部状態確認82に状態が移る。 【0020】本発明では、複数のPHYポートを持つR
EPEATERを使用することにより10BASE/1
00BASEモニタポ−ト機能によるイーサネットのモ
ニタを行う場合に、伝送装置外部にREPEATERを
接続することなく直接伝送装置に接続することができる
ようになる。また、PHYチップをREPEATERに
しているため、プリント回路基板上のスペースは、モニ
タポートがない場合と同じスペースで設計が可能にな
る。 【0021】 【発明の効果】本発明によれば伝送装置間に10BAS
E−Tまたは100BASE−Tでのイーサネット通信
をLANアナライザなどでモニタする場合に、リピータ
ハブを外部に接続しなくともモニタポートにLANアナ
ライザを接続することにより他伝送装置とのイーサネッ
ト通信をモニタすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における媒体アクセス制御(MAC)
とREPEATERPHYチップとLINK状態制御部
を接続したブロック図である。 【図2】 本発明のおけるリンク制御ロジックを示す図
である。 【図3】 LANアナライザでモニタするためにリピー
タハブを外部に備える従来のブロック図である。 【符号の説明】 1 伝送装置、2 伝送装置、3 リピータハブ、4
LAN ANALYZER、11 MAC、12 MI
I−REPEATER PHY、14 LINK状態制
御部、15 インタフェース、16 モニタ用インタフ
ェース、8110BASE/100BASE−Tへのリ
ンク検査、82 LINK制御部状態確認、83 LI
NK状態制御変更、84 MII−REPEATER
PHY初期化状態。
とREPEATERPHYチップとLINK状態制御部
を接続したブロック図である。 【図2】 本発明のおけるリンク制御ロジックを示す図
である。 【図3】 LANアナライザでモニタするためにリピー
タハブを外部に備える従来のブロック図である。 【符号の説明】 1 伝送装置、2 伝送装置、3 リピータハブ、4
LAN ANALYZER、11 MAC、12 MI
I−REPEATER PHY、14 LINK状態制
御部、15 インタフェース、16 モニタ用インタフ
ェース、8110BASE/100BASE−Tへのリ
ンク検査、82 LINK制御部状態確認、83 LI
NK状態制御変更、84 MII−REPEATER
PHY初期化状態。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 単一のMAC(媒体アクセス制御)チッ
プと、複数のPHYポートを備えたリピータハブとによ
り構成され、10BASE−Tと100BASE−Tの
いずれの仕様のイーサネットにも接続可能なイーサネッ
ト通信状態のモニタポートを備えた伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001372790A JP2003174463A (ja) | 2001-12-06 | 2001-12-06 | 伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001372790A JP2003174463A (ja) | 2001-12-06 | 2001-12-06 | 伝送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003174463A true JP2003174463A (ja) | 2003-06-20 |
Family
ID=19181618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001372790A Pending JP2003174463A (ja) | 2001-12-06 | 2001-12-06 | 伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2003174463A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007519997A (ja) * | 2003-12-31 | 2007-07-19 | インテル・コーポレーション | Pci/pci−x標準ホットプラグコントローラ(shpc)コマンドステイタスの信号伝達の方法 |
JP2009100447A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-05-07 | Meitai Kagi Kofun Yugenkoshi | 電力線アダプタ及び省電力モードで動作する電力線アダプタの制御方法 |
JP2012105004A (ja) * | 2010-11-09 | 2012-05-31 | Allied Telesis Holdings Kk | ネットワーク集線装置及び電力制御方法 |
JP2014123838A (ja) * | 2012-12-20 | 2014-07-03 | Fujitsu Ltd | 信号生成装置及び信号生成方法 |
-
2001
- 2001-12-06 JP JP2001372790A patent/JP2003174463A/ja active Pending
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JP2007519997A (ja) * | 2003-12-31 | 2007-07-19 | インテル・コーポレーション | Pci/pci−x標準ホットプラグコントローラ(shpc)コマンドステイタスの信号伝達の方法 |
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