JP2003170119A - 空ペットボトルと空缶の仕分け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ［課題］空ペットボトルと空缶のリサイクル化におけ
る、第一歩の段階の仕分け作業について、手作業による
か、電気力を使った大掛りな装置でしかできなかったも
のを、自然の法則のみにより、簡単かつ、電気代もいら
ない経済的なものにする。 ［解決手段］斜めに設置された、誘導構１と誘導軸２か
ら成り、誘導軸２を、傾斜面４を有した外壁で囲い、空
ペットボトルと空缶の長さの違いを利用して選別する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】［発明の属する技術分野］本発明は、斜め
に設置された誘導構、外壁を有する誘導軸から成るもの
で、空缶に対し、長さの長い空ペットボトルを、外壁を
つたわせ外側へ落下させ、短い空缶のみを、外壁の内側
に落下させ選別するものである。尚、多種多様にある飲
料水容器の形態において、本発明は、最も一般的な５０
０ｍｌ以上の空ペットボトルと、５００ｍｌ以下の空缶
を対照としたものであり、空缶には空ボトル缶も含まれ
ることは言うに及ばす、空缶を空ビンに置き換えても同
様の効力を発揮するものである。

【０００２】［従来の技術］従来、空ペットボトルと空
缶の選別は、手作業によるものが殆どであった。風力を
利用したものや、磁力を利用したもの、又、静電気を利
用したものなどもあるが、その全てにおいて大掛りなも
のであり、設備にかかる費用は莫大なものとなり、電気
代すら安くはなかった。

【０００３】［発明の実施の形態］本発明は、空ペット
ボトルと空缶を選別するもので、それを図面について説
明すれば、誘導軸１をすべり落ちる空缶と空ペットボト
ルは、誘導軸２に達し、外壁の突起部分３で一旦は止ま
る。その時、空ペットボトルは、突起部分３を起点に回
転するか、外壁の傾斜面４をつたい転がり、外壁の外側
に落下する。

【０００４】［発明の効果］この様にすれば、空ペット
ボトルと空缶は、外壁の内側と外側に別れ、それぞれの
受け容器に導き選別できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例を示す立体図である。

【符号の説明】

１誘導構 ２誘導軸 ３外壁の突起部分 ４外壁の傾斜面

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】空ペットボトルと空缶を、斜めに設置され
   た誘導構から誘導軸に流し落す事により、空ペットボト
   ルと空缶の長さの違いを利用して選別できる様にした装
   置。
2. 【請求項２】誘導構より誘導軸に導かれた空ペットボト
   ルと空缶のうち、空缶だけを、誘導軸と傾斜を有した外
   壁で設けられた空間に、落下させる装置。