JP2003169374A - 移動通信端末とその制御モジュール及び計算制御プログラム - Google Patents

移動通信端末とその制御モジュール及び計算制御プログラム

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JP2003169374A
JP2003169374A JP2001367483A JP2001367483A JP2003169374A JP 2003169374 A JP2003169374 A JP 2003169374A JP 2001367483 A JP2001367483 A JP 2001367483A JP 2001367483 A JP2001367483 A JP 2001367483A JP 2003169374 A JP2003169374 A JP 2003169374A
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user
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JP2001367483A
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Mitsuyoshi Murayama
光好 村山
Yuji Fukumoto
勇二 福元
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】計算内容を簡単かつ迅速にしかも誤りなく通知
することを可能にする。 【解決手段】電卓機能を備えた携帯電話機において、電
卓の入力画面にメール送信を要求するためのボタンを設
け、このボタンが操作された場合にメール作成送信制御
機能12bのプログラムを起動する。そして、ユーザに
よる宛先、件名及び本文の入力を受け付けると共に、上
記電卓機能により得られた計算内容を上記メール本文に
自動挿入又は自動添付することにより送信メールを作成
し、この作成された送信メールを送信するようにしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機やP
DA(Personal Digital Assistants)等の移動通信端
末とその制御モジュール及び計算制御プログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機やPDA等の移動通信
端末においては、本来の移動通信機能に止まらず、メモ
帳機能や時計機能、電卓機能といった付加可能を備えた
端末が多くなっている。この種の移動通信端末を使用す
ると、ユーザは例えば商談や買い物の最中にその電卓機
能を用いて簡単な計算を行うことができ、大変便利であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の移動
通信端末に設けられた電卓機能は一般に計算機能しか有
していない。このため、例えば計算内容を外出中の人や
遠方にいる人に通知する必要がある場合には、電話をか
けて口頭で伝えたり或いは別途メールを作成して送信し
なければならず、操作が非常に面倒だった。また、計算
内容を口頭で伝える際、或いはメールにユーザ自身が入
力する際に、通知或いは入力を誤るおそれがあり、有効
な対策が望まれていた。
【0004】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、計算内容を簡単かつ迅
速にしかも誤りなく通知することを可能にした移動通信
端末とその制御モジュール及び計算制御プログラムを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、計算機能を備えた移動通信端末におい
て、上記計算機能に、ユーザが入力した数値データと計
算規則とをもとに計算処理を行って計算内容を得る手段
と、上記計算内容が得られた状態でユーザによるメール
送信要求の入力を監視する手段と、上記メール送信要求
の入力が検出された場合に上記計算内容を含む送信メー
ルを作成する手段と、上記作成された送信メールを送信
する手段とを持たせるように構成したものである。
【0006】したがってこの発明によれば、計算内容が
得られた状態でユーザがメール送信要求を入力すると、
この要求に応じて上記計算内容が本文に挿入又は添付さ
れた送信メールが自動作成されて送信される。このた
め、ユーザは例えば計算内容をメモ用紙にメモしたのち
通知先へ電話をかけて口頭で伝えたり、或いは別途メー
ル作成プログラムを起動させて上記計算内容を自身でキ
ー入力することによりメールを作成して送信するといっ
た作業が不要となり、この結果計算内容を簡単かつ短時
間にしかも誤りを生じることなく離れている人に通知す
ることが可能となる。
【0007】具体的には、上記計算内容を含む送信メー
ルの作成手段として次のような各種構成が考えられる。
第1の構成は、計算内容を送信メールの本文に挿入する
ものである。第2の構成は、計算内容を含む添付ファイ
ルを作成して、この作成された添付ファイルを送信メー
ルの本文に添付するものである。これらの構成によれ
ば、計算内容を含むメール作成を固定された手順により
簡単に行い得る。
【0008】第3の構成は、計算内容をメール本文に挿
入する第1のモードと、計算内容をメール本文に添付す
る第2のモードとのいずれかをユーザに選択させ、ユー
ザにより選択されたモードに応じて計算内容を送信メー
ルの本文に挿入する処理と添付する処理とを選択的に実
行するものである。この構成によれば、計算内容の量な
どに応じてユーザが適切なモードを選択することができ
る。
【0009】第4の構成は、宛先、件名及び本文のうち
の少なくとも一つに予め定型文が挿入された定型送信メ
ールを記憶したメモリを設け、ユーザによるメール送信
要求の入力が検出された場合に、上記メモリから上記定
型メールを読み出してこの読み出された定型送信メール
の本文に計算内容を挿入又は添付するものである。この
構成によれば、ユーザは定型送信メールを使用して計算
内容を送信することが可能となり、これによりユーザの
メール作成に要する手間を軽減することができる。
【0010】第5の構成は、上記メモリに複数の定型送
信メールを記憶しておき、この記憶された複数の定型送
信メールの中から所望の定型送信メールをユーザに選択
させるようにしたものである。この構成によれば、ユー
ザは計算内容の内容や通知相手等に応じて最適な定型送
信メールを選択して計算内容を通知することが可能とな
り、これにより計算内容の内容や通知相手等が異なる場
合でも、常に簡単かつ迅速に計算内容の通知を行うこと
ができる。
【0011】第6の構成は、宛先、件名及び本文のうち
の少なくとも一つについて定型文をユーザに入力させ、
この入力された定型文をもとに定型送信メールを作成す
る。そして、この作成された定型送信メールを上記メモ
リに登録するようにしたものである。この構成によれ
ば、ユーザは例えば通知先ごとに最適な定型送信メール
を自身で予め作成して登録しておくことができ、これに
よりメールの作成操作を一切不要にするか又は必要最小
限の操作を行うだけで、常に最適な定型送信メールによ
り計算内容を通知することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)この発明の第
1の実施形態は、電卓機能を備えた携帯電話機におい
て、電卓の入力画面にメール送信を要求するためのボタ
ンを設け、このボタンが操作された場合にメール作成送
信プログラムを起動して、ユーザによる宛先、件名及び
本文の入力を受け付けると共に、上記電卓機能による計
算内容を上記本文に自動挿入又は自動添付することによ
り送信メールを作成し、この作成された送信メールを送
信するようにしたものである。
【0013】図1は、この発明に係わる移動通信端末の
第1の実施形態である携帯電話機の機能構成を示すブロ
ック図である。この携帯電話機は、基地局との間の無線
アクセス方式としてCDMA(Code Division Multiple
Access)方式を採用したものである。
【0014】図示しない基地局から送信された無線周波
信号は、アンテナ1で受信されたのちアンテナ共用器2
(DUP)を介して受信回路(RX)3に入力される。
受信回路3では、上記無線周波信号が周波数シンセサイ
ザ(SYN)4から出力された受信局部発振信号とミキ
シングされて中間周波信号或いはベースバンド信号に周
波数変換される。なお、上記周波数シンセサイザ4から
発生される受信局部発振信号の周波数は、制御部12A
から発生される制御信号SYCによって指示される。
【0015】上記受信中間周波信号又は受信ベースバン
ド信号は、CDMA信号処理部6に入力される。CDM
A信号処理部6では、入力された受信中間周波信号又は
受信ベースバンド信号に対し、直交復調処理と、受信チ
ャネルに割り当てられた拡散符号による逆拡散処理とが
行われ、これによりデータレートに応じた所定のフォー
マットの復調データが得られる。この復調データは音声
符号処理部7に入力される。また、上記復調データのう
ちデータレートを示す制御データについては受信データ
レートとして制御部12Aに入力される。
【0016】音声符号処理部7は、上記CDMA信号処
理部6から出力された復調データに対し、制御部12A
から通知される受信データレートに応じた伸長処理を施
したのち、ビタビ復号等を用いた復号処理と誤り訂正復
号処理とを行って、ベースバンドの受信ディジタルデー
タを再生する。
【0017】PCM符号処理部8は、制御部12Aから
出力された通信の種別(音声通信、画像或いはデータ通
信)に応じて異なる信号処理を行う。すなわち、音声通
信時には、音声符号処理部7から出力された受信ディジ
タルデータをPCM復号してアナログ受話信号を出力す
る。このアナログ受話信号は、受話増幅器9により増幅
されたのちスピーカ10から拡声出力される。また画像
或いはデータ通信時には、音声符号処理部7から出力さ
れた受信ディジタルデータを制御部12Aへ供給する。
制御部12Aは、上記受信ディジタルデータを記憶部1
3に格納すると共に、表示部15に表示させる。
【0018】なお、上記受信ディジタルデータは、必要
に応じて図示しない携帯情報端末(PDA:Personal D
igital Assistance )やノート型パーソナル・コンピュ
ータ等の外部情報端末機器へ図示しない外部インタフェ
ースを介して転送することも可能である。
【0019】一方、音声通信時における話者の入力音声
は、マイクロホン11を通じてアナログ送話信号として
入力され、送話増幅器18で適正レベルまで増幅され
る。そしてPCM符号処理部8に入力される。PCM符
号処理部8では、入力されたアナログ送話信号に対しP
CM符号化処理が施される。これにより生成された送信
データは、音声符号処理部7に供給される。また、図示
しない外部情報端末機器から出力されたデータは、外部
インタフェースを介して制御部12Aに入力される。そ
して、この制御部12AからPCM符号処理部8を介し
て音声符号処理部7に入力される。
【0020】音声符号処理部7は、音声通信時には、P
CM符号処理部8から出力された送信音声データより入
力音声のエネルギ量を検出し、この検出結果に基づいて
データレートを決定する。そして、上記送信データを上
記データレートに応じたフォーマットのバースト信号に
圧縮し、さらに誤り訂正符号化処理を施したのちCDM
A信号処理部6へ出力する。これに対し画像データ又は
メールなどのデータ通信時においては、PCM符号処理
部8から出力された送信データを、予め設定されたデー
タレートに応じたフォーマットのバースト信号に圧縮す
る。そして、この圧縮された送信データに対し誤り訂正
符号化処理を施してCDMA信号処理部6へ出力する。
なお、音声通信時及び画像又はデータ通信時のいずれの
データレートも、送信データレートとして制御部12A
に通知される。
【0021】CDMA信号処理部6は、上記音声符号処
理部7にて圧縮されたバースト信号に対して、送信チャ
ネルに割り当てられた拡散符号を用いて拡散処理を施
す。そしてこの拡散符号化された送信信号に対して直交
変調処理を施し、この直交変調信号を送信回路(TX)
5へ出力する。
【0022】送信回路5は、上記CDMA信号処理部6
から出力された直交変調信号を、周波数シンセサイザ4
から発生される送信局部発振信号と合成して無線周波信
号に変換する。そして送信回路5は、制御部12Aによ
り通知される送信データレートに基づいて、上記無線周
波信号の有効部分だけを高周波増幅し、送信無線周波信
号として出力する。この送信回路5から出力された送信
無線周波信号は、アンテナ共用器2を介してアンテナ1
に供給され、このアンテナ1から図示しない基地局へ向
けてバースト送信される。
【0023】入力部14には、ダイヤルキーや発信キ
ー、電源キー、終了キー、音量調節キー、モード指定キ
ー等のキー群が設けられ、また表示部15にはLCD表
示器及びLEDが設けられている。LCD表示器には、
電話帳の記憶情報や発着信履歴、相手話者の端末装置の
電話番号、自装置の動作状態等が表示される。またLE
Dは、着信の発生をユーザに報知する場合や、バッテリ
16の充電を要求する場合に点灯或いは点滅駆動され
る。
【0024】なお、17は電源回路であり、バッテリ1
6の出力をもとに所定の動作電源電圧Vccを生成して各
回路部に供給する。また、電源回路17には充電回路も
設けられており、この充電回路によりバッテリ16の充
電が行われる。
【0025】ところで、制御部12Aは制御モジュール
として機能するもので、例えばマイクロコンピュータを
主制御部として備えている。この制御部12Aは、発着
信に応じて無線接続制御を実行して音声通信やメール等
のデータ通信を可能にする通信制御機能や、位置登録制
御機能、ハンドオフ制御機能等の携帯電話機本来の制御
機能を備え、さらにこの発明に係わる新たな制御機能と
して、計算制御機能12aと、メール作成送信制御機能
12bと、定型メール登録制御機能12cとを備えてい
る。
【0026】計算制御機能12aは、ユーザにより電卓
機能や割り勘演算機能等の計算機能が選択された場合
に、入力画面をLCD表示器に表示してユーザに数値デ
ータ及び計算規則を入力させる。そして、この入力され
た数値データ及び計算規則をもとに計算処理を行い、そ
の計算内容を計算内容表示画面に表示する。
【0027】メール作成送信制御機能12bは、上記計
算内容表示画面に設けられたメールの送信を要求するた
めのボタンが操作された場合に、メール作成画面を表示
して宛先、要件及び本文をユーザに入力させると共に、
上記計算制御機能12aにより得られた計算内容を本文
に挿入或いは添付する。そして、ユーザの送信操作に応
じて上記作成されたメールを宛先に向け送信する。
【0028】定型メール登録制御機能12cは、計算内
容の送信に使用する定型送信メールを作成し登録するた
めの画面をLCD表示器に表示して、ユーザに宛先、要
件及び本文の定型文を入力させる。そして、この入力操
作に応じて定型送信メールを作成し、この作成されたメ
ールを記憶部13内の定型メール格納領域に記憶させ
る。
【0029】なお、上記計算制御機能12a及びメール
作成送信制御機能12bは、いずれも制御部12Aのマ
イクロプロセッサにプログラムを実行させることにより
実現される。このプログラムは、制御部12A内のプロ
グラムメモリ或いは記憶部13内のプログラム記憶エリ
アに格納される。これらのプログラムメモリ或いはプロ
グラム記憶エリアへのプログラムの格納手段としては、
製造時に記憶させるもの、携帯電話機の使用開始後にC
DROMやメモリカード等の外部メモリから読み込んで
上記プログラムメモリ或いはプログラム記憶エリアに書
き込むもの、携帯電話機の使用開始後に通信ネットワー
ク上に設けられた通信事業者或いはメーカのサイトから
ダウンロードして上記プログラムメモリ或いはプログラ
ム記憶エリアに書き込むもの等があり、これらを選択的
に使用できる。
【0030】次に、以上のように構成された携帯電話機
による電卓メール送信動作を説明する。図2乃至図4は
その制御手順と制御内容を示すフローチャートである。
【0031】計算処理機能のメインメニューにおいてユ
ーザが電卓機能を選択すると、制御部12Aは図2に示
すステップ2aで電卓入力画面を表示部15のLCD表
示器に表示させる。図5(a)にこの電卓入力画面の一
例を示す。そして、ステップ2b,2cにおいてそれぞ
れ「終了」及び「メール」の操作を監視しながら、ステ
ップ2dで数値データ及び計算規則の入力操作を監視す
る。この状態でユーザが入力部14のテンキー及び機能
キーを操作して数値データと計算規則を入力すると、制
御部12Aはステップ2eに移行してここで計算処理を
実行し、その計算内容つまり計算式と計算結果を上記電
卓入力画面に表示させる。
【0032】さて、この状態でユーザが上記計算内容を
サークルの仲間などに通知するべく「メール」ボタンを
操作したとする。そうすると制御部12Aは、ステップ
2cからステップ2fに移行して、ここで先ず上記計算
内容の付加モードをユーザに選択させるための画面(挿
入/添付選択画面)をLCD表示器に表示させる。図5
(b)にこの挿入/添付選択画面の一例を示す。そし
て、ステップ2g及びステップ2hでそれぞれ「戻る」
及び「選択」の操作を監視する。ここでユーザが「戻
る」を選択すると、上記電卓入力画面の表示状態に戻
る。
【0033】これに対しユーザが、希望する付加モード
を選択したのち「選択」ボタンを操作すると、制御部1
2Aはステップ2iでユーザが選択したモードを判定す
る。そしてこの判定の結果、挿入モードが選択された場
合には、以後次のように挿入モードによるメール作成送
信処理を実行する。
【0034】すなわち、制御部12Aは図3に示すよう
に先ずステップ2jにおいて上記計算内容を送信メール
の本文に挿入し、この計算内容が挿入された本文をステ
ップ2kによりLCD表示器に表示させる。そして、ス
テップ3a及びステップ3bによりそれぞれ「戻る」及
び「決定」の操作を監視しながら、ステップ3cにおい
て本文の内容の入力操作を監視する。この状態でユーザ
が入力部14のキー操作により本文の内容を入力する
と、制御部12Aはステップ3dにおいて本文作成処理
を行う。図5(c)にこのユーザが入力した内容と計算
内容が挿入されたメール本文の一例を示す。
【0035】そして、ユーザが「決定」ボタンを操作す
ると、制御部12Aはステップ3eに移行して、ここで
例えば図5(d)に示すように送信メール作成画面を表
示させ、この状態でステップ3f及びステップ3gによ
りそれぞれ「戻る」及び「送信」の操作を監視しなが
ら、ステップ3hでユーザの入力操作を監視する。そし
て、ユーザが「宛先」、「件名」及び「添付」を入力す
ると、制御部12Aはステップ3iで送信メールの作成
処理を行う。そして、上記宛先、件名及び添付ファイル
の入力終了後にユーザが「送信」ボタンを操作すると、
制御部12Aは当該送信メールの送信処理を行う。
【0036】一方、挿入/添付選択画面(図6(a))
において、ユーザが添付モードを選択したとする。そう
すると制御部12Aは、先ず図4に示すようにステップ
4aで上記計算内容の添付ファイルを作成し、この作成
された添付ファイルを制御部12A内のメモリに一時保
存する。このとき、添付ファイルのフォーマット形式と
しては例えば“.vcf”が使用されるが、携帯電話機で再
生可能なものであればその他のフォーマット形式であっ
てもよい。
【0037】次に制御部12Aは、ステップ4bでメー
ル本文作成画面をLCD表示器に表示させ、この状態で
ステップ4c及びステップ4dによりそれぞれ「戻る」
及び「決定」の操作を監視しながら、ステップ4eにお
いてユーザによる本文の入力を監視する。そして、ユー
ザが入力部14を操作して本文を入力すると、制御部1
2Aはステップ4fにおいてメール本文を作成する。図
6(b)にこの作成されたメール本文の一例を示す。
【0038】さて、上記メール本文の作成終了後にユー
ザが「決定」ボタンを操作すると、制御部12Aはステ
ップ4gに移行して、先に作成した計算内容の添付ファ
イルを上記送信メールに添付し、この添付ファイルが添
付された送信メールの作成画面をステップ4hでLCD
表示器に表示させる。図6(c)にこの送信メール作成
画面の一例を示す。そして、ステップ4i及びステップ
4jによりそれぞれ「戻る」及び「送信」の操作を監視
しながら、ステップ4kでユーザの入力操作を監視す
る。
【0039】この状態で、ユーザが「宛先」及び「件
名」を入力すると、制御部12Aはステップ4mで上記
宛先及び件名の入力受付処理を行う。そして、上記宛先
及び件名の入力終了後にユーザが「送信」ボタンを操作
すると、制御部12Aは当該送信メールの送信処理を行
う。
【0040】以上詳述したように第1の実施形態では、
電卓機能を備えた携帯電話機において、電卓の入力画面
にメール送信を要求するためのボタンを設け、このボタ
ンが操作された場合にメール作成送信制御機能12bの
プログラムを起動する。そして、ユーザによる宛先、件
名及び本文の入力を受け付けると共に、上記電卓機能に
よる計算内容を上記本文に自動挿入又は自動添付するこ
とにより送信メールを作成し、この作成された送信メー
ルを送信するようにしている。
【0041】したがって、ユーザは例えば通知先へ電話
をかけて計算結果を口頭で伝えたり、上記計算内容を自
身でキー入力することにより送信メールを作成して送信
するといった作業が不要となり、この結果計算内容を簡
単かつ短時間にしかも誤りを生じることなく通知先に通
知することができる。
【0042】また、計算内容をメールに付加するモード
として挿入モードと添付モードとを用意し、ユーザの操
作によりこれらのモードを選択するようにしたことによ
って、例えば計算内容の量などに応じてユーザが適切な
モードを任意に選択することができる。
【0043】(第2の実施形態)この発明の第2の実施
形態は、電卓機能を備えた携帯電話機において、定型メ
ール登録制御機能を設け、ユーザに宛先、件名、本文及
び計算方法付加方法を入力させて定型送信メールを作成
しメモリに登録する。そして、上記電卓機能の使用中に
メール送信要求が入力された場合に、上記メモリから定
型送信メールを読み出し、この読み出された定型送信メ
ールの本文に上記電卓機能の計算内容を挿入又は添付し
て送信するようにしたものである。
【0044】図7は、この発明に係わる移動通信端末の
第2の実施形態であるCDMA携帯電話機の構成を示す
ブロック図である。なお、同図において前記図1と同一
部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0045】制御部12Bは、この発明に係わる新たな
制御機能として、計算制御機能12cと、メール作成送
信制御機能12dと、定型メール登録制御機能12eと
を備えている。
【0046】定型メール登録制御機能12eは、計算内
容の送信に使用する定型送信メールを作成し登録するた
めの画面をLCD表示器に表示して、ユーザに宛先、要
件及び本文を入力させる。そして、この入力操作に応じ
て定型送信メールを作成し、この作成されたメールを記
憶部13内の定型メール格納領域13aに記憶させる。
【0047】計算制御機能12cは、ユーザにより電卓
機能や割り勘演算機能等の計算機能が選択された場合
に、計算入力画面をLCD表示器に表示してユーザに数
値データ及び計算規則を入力させる。そして、この入力
された数値データ及び計算規則をもとに計算処理を行
い、その計算内容を計算内容表示画面に表示する。
【0048】メール作成送信制御機能12dは、上記計
算内容表示画面に設けられたメールの送信を要求するた
めのボタンが操作された場合に、上記記憶部13内の定
型メール格納領域13aに記憶されているメール作成画
面を読み出し、この読み出された定型送信メールの本文
に上記計算制御機能12cにより得られた計算内容を挿
入或いは添付する。そして、ユーザの送信操作に応じて
上記計算内容が挿入又は添付された定型送信メールを宛
先に向け送信する。
【0049】なお、上記計算制御機能12c、メール作
成送信制御機能12d及び定型メール登録制御機能12
eは、いずれも制御部12Bのマイクロプロセッサにプ
ログラムを実行させることにより実現される。
【0050】このように構成された携帯電話機におい
て、定型送信メールの登録は次のように行われる。図8
乃至図12は、この定型送信メール登録制御の手順と内
容を示すフローチャートである。
【0051】定型送信メール登録メニューが選択される
と制御部12Bは、先ずステップ8aで登録画面をLC
D表示器に表示させる。図13(a)にこの登録画面の
一例を示す。そして、ステップ8b及びステップ8cに
おいて「登録」及び「戻る」の操作を監視しながら、ス
テップ8dで項目の選択操作を監視する。監視対象の項
目には、「宛先」、「件名」、「本文」及び「計算内容
付加方法」がある。
【0052】この状態で、ユーザが先ず「宛先」を選択
したとする。そうすると制御部12Bは、ステップ8e
でこの選択された項目を判定して、以後宛先入力処理を
実行する。図9はその処理手順と内容を示すフローチャ
ートである。
【0053】すなわち、制御部12Bは先ずステップ9
aで宛先入力画面をLCD表示器に表示させる。そし
て、ステップ9b及びステップ9cにおいて「確定」及
び「戻る」の操作を監視しながら、ステップ9dで項目
の選択操作を監視する。監視対象の項目には、図13
(b)に示すように「アドレス帳呼び出し」、「送信履
歴呼び出し」及び「直接入力」がある。
【0054】この状態で、ユーザが例えば「アドレス帳
呼び出し」を選択すると、制御部12Bはステップ9e
からステップ9fに移行し、ここで記憶部13からアド
レス帳のリストを読み出してLCD表示器に表示させ
る。図13(c)にこのアドレス帳呼び出し画面の一例
を示す。この状態でユーザが所望のアドレス帳を選択す
ると、制御部12Bはステップ9iからステップ9jに
移行してここで上記選択されたアドレス帳を読み出し、
例えば図13(d)に示すようにLCD表示器に表示さ
せる。
【0055】なお、上記アドレス帳読み出し画面の表示
中にユーザが確定操作を行うと、ステップ8aによる登
録画面の表示に復帰し、また「戻る」を操作するとステ
ップ9aによる宛先入力画面(図13(b))の表示に
戻る。
【0056】上記アドレス帳が表示された状態で、ユー
ザが希望する宛先名を選択した上で確定操作を行ったと
する。そうすると制御部12Bは、ステップ9kからス
テップ8aに戻り、ここで登録画面の「宛先」の欄に上
記選択された宛先名を表示させる。また、ユーザが「追
加」を選択して新たな宛先名を入力した場合には、制御
部12Bはステップ9nからステップ9oに移行し、こ
こで上記表示中のアドレス帳に上記新たに入力された宛
先名を追加する処理を行う。なお、上記アドレス帳が表
示された状態でユーザが「戻る」を操作した場合には、
ステップ9mからステップ9fに戻ってアドレス帳読み
出し画面(図13(c))が再び表示される。
【0057】一方、前記ステップ9aによる宛先入力画
面(図13(b))の表示中に、ユーザが「送信履歴呼
び出し」を選択したとする。そうすると制御部12B
は、ステップ9pで記憶部13から送信履歴を読み出し
てLCD表示器に表示させる。図13(e)にその表示
例を示す。そして、ユーザが所望の送信宛先名を選択し
て確定操作を行うと、ステップ9qからステップ8aに
戻り、ここで登録画面の「宛先」の欄に上記選択された
送信宛先名を表示させる。また、ユーザが「追加」を選
択して新たな宛先名を入力した場合には、制御部12B
はステップ9sからステップ9tに移行し、ここで上記
表示中の送信履歴に上記新たに入力された送信宛先名を
追加する処理を行う。なお、上記送信履歴が表示された
状態でユーザが「戻る」を操作した場合には、ステップ
9rからステップ9aに戻り、宛先入力画面(図13
(b))が再び表示される。
【0058】また、前記ステップ9aによる宛先入力画
面(図13(b))の表示中に、ユーザが「直接入力」
を選択したとする。そうすると制御部12Bは、ステッ
プ9uでユーザに宛先名を直接入力させるための画面を
LCD表示器に表示させる。図13(f)にその表示例
を示す。この状態でユーザが、所望の宛先名(ドメイン
ネーム)を入力部14のキーを操作して入力すると、ス
テップ9xからステップ9yに移行してここで上記宛先
名の入力受付処理を行う。そして、入力終了後にユーザ
が決定操作を行うと、ステップ9vからステップ8aに
戻り、ここで登録画面の「宛先」の欄に上記入力された
宛先名を表示させる。なお、上記直接入力画面の表示中
にユーザが「戻る」を操作した場合には、ステップ9w
からステップ9aに戻り、宛先入力画面(図13
(b))が再び表示される。かくして、「宛先」の登録
がなされる。
【0059】次に、ユーザが登録画面(図13(a))
において「件名」を選択したとする。そうすると、制御
部12Bは図10に示すフローチャートに従い件名入力
処理を行う。すなわち、先ずステップ10aで図13
(h)に示す件名入力画面をLCD表示器に表示させ
る。この状態でユーザが、件名を入力部14のキーを操
作して入力すると、ステップ10dからステップ10e
に移行してここで上記件名の入力受付処理を行う。図1
3(i)は入力された件名の一例を示す。
【0060】そして、入力終了後にユーザが決定操作を
行うと、ステップ10bからステップ8aに戻り、ここ
で登録画面の「件名」の欄に上記入力された件名を表示
させる。なお、上記件名入力画面の表示中にユーザが
「戻る」を操作した場合には、ステップ10cからステ
ップ9aに戻り、宛先入力画面(図13(b))が再び
表示される。かくして、「件名」の登録がなされる。
【0061】続いて、ユーザが登録画面(図13
(a))において「本文」を選択したとする。そうする
と、制御部12Bは図11に示すフローチャートに従い
本文入力処理を実行する。すなわち、先ずステップ11
aで図13(j)に示す本文入力画面をLCD表示器に
表示させる。この状態でユーザが、本文の内容を入力部
14のキーを操作して入力すると、ステップ11dから
ステップ11eに移行してここで上記本文の内容の入力
受付処理を行う。図13(k)は入力された本文の一例
を示す。
【0062】そして、入力終了後にユーザが決定操作を
行うと、ステップ11bからステップ8aに戻り、ここ
で登録画面の「本文」の欄に上記入力された本文を表示
させる。なお、上記本文入力画面の表示中にユーザが
「戻る」を操作した場合には、ステップ11cからステ
ップ9aに戻り、宛先入力画面(図13(b))が再び
表示される。かくして、「本文」の登録がなされる。
【0063】さらに、ユーザが登録画面(図13
(a))において「計算内容付加方法」を選択したとす
る。そうすると、制御部12Bは図12に示すフローチ
ャートに従い本文入力処理を実行する。すなわち、先ず
ステップ12aで図13(l)に示す挿入/添付選択画
面をLCD表示器に表示させる。この状態でユーザが、
「挿入モード」と「添付モード」のいずれかを選択する
と、ステップ12cからステップ12dに移行してここ
で上記選択されたモードを登録する。なお、上記挿入/
添付選択画面の表示中にユーザが「戻る」を操作した場
合には、ステップ12bからステップ9aに戻り、宛先
入力画面(図13(b))が再び表示される。かくし
て、「計算内容付加方法」の登録がなされる。
【0064】さて、以上のようにして各項目の登録が終
了し、ユーザが「登録」ボタンを操作したとする。そう
すると制御部12Bはステップ8fに移行してここで上
記各項目の登録内容を記憶部13内の定型メール記憶領
域13aに格納する。この格納時にそして、ステップ8
gにおいて、上記登録内容をLCD表示器に一定時間
(例えば2秒間)表示させ、一連の登録処理を終了す
る。なお、図13(m)は、上記登録内容の表示動作終
了後にLCD表示器に表示される登録終了メッセージの
一例を示すものである。
【0065】次に、以上のように登録された定型送信メ
ールを使用して計算内容をメール送信する場合の動作を
説明する。図14はその制御手順と内容を示すフローチ
ャートである。
【0066】制御部12Bはステップ14aで電卓入力
画面を表示部15のLCD表示器に表示させる。図15
(a)にこの電卓入力画面の一例を示す。そして、ステ
ップ14b,14cにおいてそれぞれ「終了」及び「メ
ール」の操作を監視しながら、ステップ14dで数値デ
ータ及び計算規則の入力操作を監視する。この状態でユ
ーザが入力部14のテンキー及び機能キーを操作して数
値データと計算規則を入力すると、制御部12Bはステ
ップ14eに移行してここで計算処理を実行し、その計
算内容つまり計算式と計算結果を上記電卓入力画面に表
示させる。
【0067】さて、この状態でユーザが上記計算内容を
サークルの仲間などに通知するべく「メール」ボタンを
操作したとする。そうすると制御部12Bは、ステップ
14cからステップ14fに移行して、ここで先ず定型
送信メールが登録されているか否かを判定する。そし
て、未登録であれば、第1の実施形態で述べた送信メー
ル作成処理(図2のステップ2f)に移行する。
【0068】一方、定型送信メールが登録されている場
合には、制御部12Bは記憶部13内の定型メール記憶
領域13aから定型送信メールを読み出し、この読み出
された定型送信メールをステップ14gでLCD表示器
に表示させる。図15(b)にこの定型メール送信画面
の一例を示す。
【0069】この状態でユーザが確認操作を行うと、制
御部12Bはステップ14iからステップ14jに移行
し、ここで上記読み出された定型送信メールの本文に前
記計算内容を挿入又は添付する。このとき挿入を行うか
添付を行うかは、定型送信メールの「計算内容付加方
法」に登録されたモードに従う。そして、上記計算内容
の挿入又は添付がなされた定型送信メールをステップ1
4kによりLCD表示器に表示させる。図15(c)に
この定型送信メールの表示結果の一例を示す。
【0070】そして、この状態でユーザが送信操作を行
うと、制御部12Bはステップ14mにおいて上記定型
送信メールの送信処理を実行する。かくして、定型送信
メールを使用した計算内容のメール送信がなされる。
【0071】なお、上記定型送信メールの送信処理に
は、次のような別の処理手順を採用することもできる。
すなわち、定型メール記憶領域13aから読み出された
定型送信メールの本文に、ユーザの確認操作を待たずに
計算内容を挿入又は添付する。そして、LCD表示器に
はメール送信画面のみを表示させ、この状態でユーザが
送信操作を行うと、定型送信メールの内容確認過程を省
略して当該定型送信メールをそのまま送信する。なお、
この場合にもユーザが確認操作を行った場合には、上記
計算内容が挿入又は添付された定型送信メールをLCD
表示器に表示させることが可能である。
【0072】以上述べたように第2の実施形態では、定
型メール登録制御機能12eを設け、ユーザに宛先、件
名、本文及び計算方法付加方法を入力させて定型送信メ
ールを作成し、この作成された定型送信メールを記憶部
13内の定型メール記憶領域13aに登録する。そし
て、上記電卓機能の使用中に「メール」ボタンが操作さ
れた場合に、上記定型メール記憶領域13aから定型送
信メールを読み出し、この読み出された定型送信メール
の本文に上記電卓機能の計算内容を挿入又は添付して送
信するようにしている。
【0073】したがって、ユーザは計算内容を固定され
た宛先へ通知する場合には、その都度送信メールの作成
動作を行う必要がなくなり、より一層簡単かつ迅速に計
算内容をメール送信することが可能となる。この効果
は、同一の計算結果を固定された複数の宛先にそれぞれ
送信する場合に特に有効である。
【0074】(第3の実施形態)この発明の第3の実施
形態は、計算機能として電卓機能に加えて割り勘演算機
能とゴチ割り演算機能とを備えた携帯電話機において、
上記割り勘演算機能又はゴチ割り演算機能の使用中に、
メール送信を要求するためのメールボタンが操作された
場合に、メール作成送信プログラムを起動する。そし
て、ユーザに宛先、件名及び本文を入力させると共に、
上記割り勘演算機能又はゴチ割り演算機能による計算内
容を上記本文に自動挿入又は自動添付することにより送
信メールを作成し、この作成された送信メールを送信す
るようにしたものである。
【0075】この第3の実施形態に係わる携帯電話機の
制御部は、計算制御機能の一機能として、上記割り勘演
算を実現する割り勘演算制御機能と、上記ゴチ割り演算
を実現するゴチ割り演算制御機能とを備えている。な
お、第3の実施形態に係わる携帯電話機の構成は、前記
第2の実施形態において説明した図7に示す構成と計算
制御機能12cを除き同一なので、ここでの説明は省略
する。
【0076】この第3の実施形態に係わる携帯電話機に
おいて、割り勘演算処理とその計算内容のメール送信処
理動作は次のように行われる。図16はその制御手順と
制御内容を示すフローチャートである。
【0077】図示しない計算用のメインメニューにおい
て、ユーザが割り勘演算のメニューを選択したとする。
そうすると制御部12Bは、先ずステップ16aにおい
て割り勘演算のためのサブメニュー画面を表示部15の
LCD表示器に表示させる。図17(a)にこの割り勘
演算のためのサブメニュー画面の一例を示す。
【0078】さて、この状態でユーザが入力部14のキ
ー操作により、例えば「割り勘」のサブメニューを選択
したとする。そうすると制御部12Bは、ステップ16
bからステップ16cに移行してここで上記選択された
サブメニューを判定する。そして、選択されたサブメニ
ューが「割り勘」であれば、ステップ16dに移行して
ここで割り勘演算用の入力画面をLCD表示器に表示さ
せる。図17(b)にこの割り勘演算用の入力画面の一
例を示す。
【0079】この状態で制御部12Bは、ステップ16
e及びステップ16fにおいてそれぞれ「戻る」と「数
値入力」の各操作を監視しており、この状態で「戻る」
が選択された場合には図17(a)に示したサブメニュ
ー画面に戻る。
【0080】これに対しユーザが入力部14のテンキー
を操作して金額と人数を入力したとする。そうすると制
御部12Bは、この入力された数値データをステップ1
6gで取り込んで上記割り勘演算用の入力画面に図17
(b)に示すように表示する。そして、この数値データ
の入力受付状態を保持しながら、ステップ16eによる
「戻る」の操作と、ステップ16hによる「決定」の操
作をそれぞれ監視する。
【0081】さて、上記金額及び人数を入力し終わった
ユーザが「決定」の操作を行うと、制御部12Bはステ
ップ16hからステップ16iに移行して、ここで上記
入力された金額と人数をもとに一定比率の割り勘演算処
理を実行する。そして、この演算処理により算出された
一人あたりの分担額を計算結果表示画面に表示させる。
またこのとき、割り切れずに余りが発生した場合には、
この余り額を上記分担額と共に表示させる。図17
(c)にこの計算結果表示画面の一例を示す。
【0082】そして、この計算結果表示画面が表示され
た状態で制御部12Bは、ステップ16kで演算モード
の切り替え操作を監視すると共に、ステップ16m及び
ステップ16nでそれぞれ「OK」及び「メール」の操
作を監視する。
【0083】この状態で、ユーザが余りが発生する計算
結果ではなく不足額が発生する計算結果を望んでおり、
演算モードを切り替えるための操作を行ったとする。そ
うすると制御部12Bは、ステップ16kからステップ
16iに戻り、ここで演算モードを余りが発生する第1
の演算モードから不足額が発生する第2の演算モードに
切り替えたのち、上記入力された金額と人数をもとに再
度一定比率の割り勘演算処理を実行する。そして、この
演算処理により算出された一人あたりの分担額と不足額
を計算結果表示画面に表示させる。なお、上記演算モー
ドは次にユーザが切り替え操作を行うまでそのまま保持
される。そうして所望の計算結果が得られ、ユーザが
「OK」操作を行うと、制御部12Bは計算処理を終了
する。
【0084】さて、上記計算結果が得られた状態でユー
ザが「メール」ボタンを操作したとする。そうすると、
制御部12Bは先に第2の実施形態において述べた図1
4のステップ14fに移行する。そして、以後図14に
て説明した手順に従い、上記割り勘演算の計算内容をメ
ールの本文に挿入又は添付した定型送信メールの送信処
理を実行する。なお、定型送信メールが未登録の場合に
は、図2に示したステップ2fに移行し、以後図2と、
図3又は図4に示す手順に従い、上記割り勘演算の計算
内容をメール本文に挿入又は添付した送信メールの送信
処理を実行する。
【0085】一方、参加者の分担比率を異ならせたゴチ
割り計算を行う場合、ユーザはサブメニュー画面におい
て図19(a)に示すように「ゴチ割り」のサブメニュ
ーを選択する。この場合制御部12Bはステップ16c
からゴチ割り演算制御に移行する。図18はこのゴチ割
り演算制御の手順と内容を示すフローチャートである。
【0086】制御部12Bは、先ずステップ18aでゴ
チ割り演算用の入力画面をLCD表示器に表示させる。
図19(b)にこのゴチ割り演算用の入力画面の一例を
示す。
【0087】この状態で制御部12Bは、ステップ18
b及びステップ18cにおいてそれぞれ「戻る」と「数
値入力」の各操作を監視しており、この状態で「戻る」
が指定された場合には図19(a)に示したサブメニュ
ー画面に戻る。
【0088】これに対しユーザが入力部14のテンキー
を操作して数値データを入力したとする。このとき入力
される数値データは、割り勘の対象となる金額と、分担
額が多目になる人のグループ及び分担額が少な目になる
人のグループの各人数と分担比率である。制御部12B
は、この入力された数値データをステップ18dで取り
込んで上記ゴチ割り演算用の入力画面に図19(b)に
示すように表示する。そして、この数値データの入力受
付状態を保持しながら、ステップ18bによる「戻る」
の操作と、ステップ18eによる「決定」の操作をそれ
ぞれ監視する。
【0089】さて、上記金額と、各グループの人数及び
分担比率を入力し終わったユーザが「決定」の操作を行
うと、制御部12Bはステップ18eからステップ18
fに移行する。そして、ここで上記入力された金額と、
各グループの人数及び分担比率をもとに、割り勘演算処
理を実行する。そして、この演算処理により算出された
グループごとの一人あたりの分担額を計算結果表示画面
に表示させる。またこのとき、割り切れずに余りが発生
した場合には、この余り額を上記分担額と共に表示させ
る。図19(c)にこの計算結果表示画面の一例を示
す。
【0090】そして、この計算結果表示画面が表示され
た状態で制御部12Bは、ステップ18hで演算モード
の切り替え操作を監視すると共に、ステップ18i及び
ステップ18jでそれぞれ「OK」及び「メール」の操
作を監視する。
【0091】この状態で、ユーザが余りが発生する計算
結果ではなく不足額が発生する計算結果を望んでおり、
演算モードを切り替えるための操作を行ったとする。そ
うすると制御部12Bは、ステップ18hからステップ
18fに戻る。そして、ここで演算モードを余りが発生
する第1の演算モードから不足額が発生する第2の演算
モードに切り替えたのち、上記入力された金額と、各グ
ループの人数及び分担比率をもとに、再度割り勘演算処
理を実行する。そして、この演算処理により算出された
グループごとの一人あたりの分担額と不足額を、ステッ
プ18gにより計算結果表示画面に表示させる。なお、
上記演算モードは次にユーザが切り替え操作を行うまで
そのまま保持される。そうして所望の計算結果が得ら
れ、ユーザが「OK」操作を行うと、制御部12Bはス
テップ18iでこの「OK」操作を検出して計算処理を
終了する。
【0092】さて、上記計算結果が得られた状態でユー
ザが「メール」ボタンを操作したとする。そうすると、
制御部12Bはステップ18jにより上記「メール」ボ
タン操作を検出し、先に第2の実施形態において述べた
図14のステップ14fに移行する。そして、以後上記
割り勘演算の場合と同様に、図14にて説明した手順に
従い、上記割り勘演算の計算内容をメールの本文に挿入
又は添付した定型送信メールの送信処理を実行する。な
お、定型送信メールが未登録の場合には、図2に示した
ステップ2fに移行し、以後図2と、図3又は図4に示
す手順に従い、上記割り勘演算の計算内容をメール本文
に挿入又は添付した送信メールの送信処理を実行する。
【0093】以上述べたようにこの実施形態では、割り
勘演算制御機能及びゴチ割り演算制御機能を備えた携帯
電話機にあって、これらの演算制御機能の使用中に「メ
ール」ボタンが操作された場合に、メール作成画面を表
示させてユーザに宛先、件名及び本文を入力させると共
に、上記割り勘演算又はゴチ割り演算による計算内容を
上記本文に自動挿入又は自動添付することにより送信メ
ールを作成し、この作成された送信メールを送信するよ
うにしている。
【0094】したがって、割り勘演算或いはゴチ割り演
算の計算内容を例えば飲み会の参加者に通知する際に、
ユーザは例えば参加者へ電話をかけて計算結果を口頭で
伝えたり、上記計算内容を自身でキー入力することによ
り送信メールを作成して送信するといった作業が不要と
なり、この結果割り勘演算或いはゴチ割り演算の計算内
容を簡単かつ短時間にしかも誤りなく参加者に通知する
ことができる。
【0095】(その他の実施形態)前記各実施形態は、
メール本文に対する計算内容の挿入位置を特に指定せず
にユーザが本文の内容の入力時に任意に調整する場合を
例にとって説明した。しかし、定型送信メールの登録時
に本文における計算内容の挿入位置を予め登録してお
き、この登録された挿入位置に計算内容を自動挿入する
ようにしてもよい。
【0096】また、前記第2の実施形態では、1種類の
定型送信メールを登録し使用する場合について説明し
た。しかし、異なる複数の定型送信メールを記憶部13
にメモリに登録しておき、定型メールを記憶部13から
読み出す際にそのリストをLCD表示器に表示させてユ
ーザに所望の定型送信メールを選択させ、この選択され
た定型送信メールを記憶部13から読み出してその本文
に計算内容を挿入又は添付するようにしてもよい。
【0097】さらに、前記第2の実施形態では、ユーザ
が定型送信メールを登録する際に、宛先、件名、本文及
び計算内容付加方法の各項目をすべて登録するようにし
た。しかし、これらの各項目のうち所望の項目について
のみ予め登録しておき、空白の項目についてはメール送
信時にその都度ユーザが入力するようにしてもよい。
【0098】さらに、前記第2の実施形態では、ユーザ
が任意に作成した定型送信メールを記憶部13に登録す
るようにしたが、通信事業者又はメーカが作成した定型
送信メールのテンプレートを予め記憶部13に記憶して
おき、ユーザはこの予め記憶されたテンプレートを使用
して計算内容を含むメールを作成し送信するようにして
もよい。
【0099】その他、移動通信端末の種類とその構成、
制御モジュールの構成、計算機能の種類とその演算制御
手順と内容、送信メールのフォーマットとメール作成送
信制御の手順と内容、メール本文に計算内容を添付する
際の添付ファイルのフォーマット形式等についても、こ
の発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施でき
る。
【0100】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、計算
機能を備えた移動通信端末において、上記計算機能に、
ユーザが入力した数値データと計算規則とをもとに計算
処理を行って計算内容を出力する手段と、上記計算内容
が出力された状態でユーザによるメール送信要求の入力
を監視する手段と、上記メール送信要求の入力が検出さ
れた場合に上記計算内容を送信内容に含む送信メールを
作成する手段と、上記作成された送信メールを送信する
手段とを持たせるようにている。したがってこの発明に
よれば、計算内容を簡単かつ迅速にしかも誤りなく通知
することを可能にした移動通信端末とその制御モジュー
ル及び計算制御プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態に係わる携帯電話
機の構成を示すブロック図。
【図2】 図1に示した携帯電話機による電卓メール作
成送信制御の前半部分の手順と内容を示すフローチャー
ト。
【図3】 図1に示した携帯電話機による電卓メール作
成送信制御の挿入モードの手順と内容を示すフローチャ
ート。
【図4】 図1に示した携帯電話機による電卓メール作
成送信制御の添付モードの手順と内容を示すフローチャ
ート。
【図5】 図3に示した挿入モードによる表示画面の一
例を示す図。
【図6】 図4に示した添付モードによる表示画面の一
例を示す図。
【図7】 この発明の第2の実施形態に係わる携帯電話
機の構成を示すブロック図。
【図8】 図7に示した携帯電話機による定型メール登
録制御の前半部分の手順と内容を示すフローチャート。
【図9】 図7に示した携帯電話機による定型メール登
録制御の宛先入力処理の手順と内容を示すフローチャー
ト。
【図10】 図7に示した携帯電話機による定型メール
登録制御の件名入力処理の手順と内容を示すフローチャ
ート。
【図11】 図7に示した携帯電話機による定型メール
登録制御の本文入力処理の手順と内容を示すフローチャ
ート。
【図12】 図7に示した携帯電話機による定型メール
登録制御の挿入/添付選択処理の手順と内容を示すフロ
ーチャート。
【図13】 図10乃至図12に示した定型メール登録
制御による表示画面の一例を示す図。
【図14】 図7に示した携帯電話機による電卓メール
送信制御の手順と内容を示すフローチャート。
【図15】 図14に示した電卓メール送信制御による
表示画面の一例を示す図。
【図16】 この発明の第3の実施形態に係わる携帯電
話機において実行される割り勘演算制御の手順と内容を
示すフローチャート。
【図17】 図16に示した割り勘演算制御により表示
される表示画面の一例を示す図。
【図18】 この発明の第3の実施形態に係わる携帯電
話機において実行されるゴチ割り演算制御の手順と内容
を示すフローチャート。
【図19】 図18に示したゴチ割り演算制御により表
示される表示画面の一例を示す図。
【符号の説明】
1…アンテナ 2…アンテナ共用器(DUP) 3…受信回路(RX) 4…周波数シンセサイザ(SYN) 5…送信回路(TX) 6…CDMA信号処理部 7…音声符号処理部 8…PCM符号処理部 9…受話増幅器 10…スピーカ 11…マイクロホン 12A,12B…制御部 12a,12c…計算制御機能 12b,12d…メール作成送信制御機能 12e…定型メール登録制御機能 13…記憶部 13a…定型メール記憶領域 14…入力部 15…表示部 16…バッテリ 17…電源回路 18…送話増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 BB02 HH00 5K067 AA21 BB04 BB21 DD51 EE02 FF02 FF23 GG01 KK13 KK15 KK17 5K101 KK02 LL12 NN03 NN18 NN21

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機能を備えた移動通信端末におい
    て、 前記計算機能は、 ユーザが入力した数値データと計算規則とをもとに計算
    処理を行ってその計算内容を得る手段と、 前記計算内容が得られた状態でユーザによるメール送信
    要求の入力を監視する手段と、 前記メール送信要求の入力が検出された場合に、前記計
    算内容を含む送信メールを作成する手段と、 前記作成された送信メールを送信する手段とを具備した
    ことを特徴とする移動通信端末。
  2. 【請求項2】 前記送信メールを作成する手段は、前記
    計算内容を送信メールの本文に挿入することを特徴とす
    る請求項1記載の移動通信端末。
  3. 【請求項3】 前記送信メールを作成する手段は、前記
    計算内容を含む添付ファイルを作成し、この作成された
    添付ファイルを送信メールの本文に添付することを特徴
    とする請求項1記載の移動通信端末。
  4. 【請求項4】 前記送信メールを作成する手段は、 前記計算内容をメール本文に挿入する第1のモードと、
    前記計算内容をメール本文に添付する第2のモードとの
    いずれかをユーザに選択させる手段と、 ユーザにより選択されたモードに応じて、前記計算内容
    を送信メールの本文に挿入する処理と前記計算内容を送
    信メールの本文に添付する処理とを選択的に実行する手
    段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の移動通信
    端末。
  5. 【請求項5】 前記送信メールを作成する手段は、 宛先、件名及び本文のうちの少なくとも一つに予め定型
    文が挿入された定型送信メールを記憶するメモリと、 前記メール送信要求の入力が検出された場合に、前記メ
    モリから前記定型送信メールを読み出し、この読み出さ
    れた定型送信メールの本文に前記計算内容を挿入又は添
    付する手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の
    移動通信端末。
  6. 【請求項6】 前記送信メールを作成する手段は、 前記メモリに複数の定型送信メールを記憶しておき、こ
    の記憶された複数の定型送信メールの中から所望の定型
    送信メールをユーザに選択させる手段を、さらに備えた
    ことを特徴とする請求項5記載の移動通信端末。
  7. 【請求項7】 ユーザの入力操作に応じて、宛先、件名
    及び本文のうちの少なくとも一つに定型文が挿入された
    定型送信メールを作成し、この作成された定型送信メー
    ルを前記メモリに記憶させる定型送信メール登録手段
    を、さらに備えたことを特徴とする請求項5記載の移動
    通信端末。
  8. 【請求項8】 基地局との間で無線通信を行う無線モジ
    ュールと、ユーザによる情報の入力及びユーザへの情報
    の出力を行うユーザインタフェースとを備えた移動通信
    端末に設けられる制御モジュールにおいて、 ユーザが入力した数値データと計算規則を前記ユーザイ
    ンタフェースから取り込んで計算処理を行い、その計算
    内容を前記ユーザインタフェースへ出力する手段と、 前記計算内容が得られた状態で、ユーザによるメール送
    信要求の入力を前記ユーザインタフェースを介して監視
    する手段と、 前記メール送信要求の入力が検出された場合に、前記計
    算内容を含む送信メールを作成する手段と、 前記作成された送信メールを前記無線モジュールへ出力
    して送信させる手段とを具備したことを特徴とする制御
    モジュール。
  9. 【請求項9】 コンピュータを備えた移動通信端末で使
    用される計算制御プログラムにおいて、 ユーザが入力した数値データと計算規則とをもとに計算
    処理を行って計算内容を得るステップと、 前記計算内容が得られた状態でユーザによるメール送信
    要求の入力を監視するステップと、 前記メール送信要求の入力が検出された場合に、前記計
    算内容を含む送信メールを作成するステップと、 前記作成された送信メールを送信させるステップとを前
    記コンピュータに実行させる計算制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018504865A (ja) * 2015-12-01 2018-02-15 シャオミ・インコーポレイテッド 情報処理方法及び装置、プログラム及び記録媒体

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