JP2003157221A - 電子メールにボディアクション動作を付加して転送する方法、電子メール付加転送サービスシステム、電子メール付加転送サービスプログラム、及びこのシステムで用いるボディアクション動作表現機能を備えた通信ネットワーク外付補助機器 - Google Patents
電子メールにボディアクション動作を付加して転送する方法、電子メール付加転送サービスシステム、電子メール付加転送サービスプログラム、及びこのシステムで用いるボディアクション動作表現機能を備えた通信ネットワーク外付補助機器Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電子メールを送信したとき、受信側の通信端末
器に接続された補助機器にボディアクション動作が行え
るようにした、新規な、電子メール転送方法、及び電子
メール付加転送サービスシステムを提供する。 【解決手段】送信側の通信端末器２は、特定のアクショ
ン情報を含んだ電子メールを、電子メールサーバ機能と
付加サービスをなすアプリケーションサービスサーバを
備えたコミュニティサイト１に送信し、コミュニティサ
イト１では、受信した電子メールに含まれたアクション
情報を解読してコマンド情報に変換し、コマンド情報を
受信した電子メールメッセージとともに、受信側の通信
端末器３に送信し、受信側の通信端末器３では、それに
外付接続したボディアクション動作表現機能を備えた補
助機器４を、コマンド情報に応じてアクション動作させ
る。
器に接続された補助機器にボディアクション動作が行え
るようにした、新規な、電子メール転送方法、及び電子
メール付加転送サービスシステムを提供する。 【解決手段】送信側の通信端末器２は、特定のアクショ
ン情報を含んだ電子メールを、電子メールサーバ機能と
付加サービスをなすアプリケーションサービスサーバを
備えたコミュニティサイト１に送信し、コミュニティサ
イト１では、受信した電子メールに含まれたアクション
情報を解読してコマンド情報に変換し、コマンド情報を
受信した電子メールメッセージとともに、受信側の通信
端末器３に送信し、受信側の通信端末器３では、それに
外付接続したボディアクション動作表現機能を備えた補
助機器４を、コマンド情報に応じてアクション動作させ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク利用
者にカスタマイズされた電子メールの転送サービスを提
供する方法、電子メール転送サービスシステム、サービ
スサーバ及びそれに用いるボディアクション動作表現機
能を備えた通信ネットワーク外付補助機器に関する。
者にカスタマイズされた電子メールの転送サービスを提
供する方法、電子メール転送サービスシステム、サービ
スサーバ及びそれに用いるボディアクション動作表現機
能を備えた通信ネットワーク外付補助機器に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、携帯電話やパソコン等で利用して
いる電子メール技術の改良として、電子メール通知やそ
の内容を音声で出力するシステム、装置が開発されてい
る。特に携帯電話においては、このような音声技術によ
り、小さな画面を見ることなく、電子メールの送信元
や、その内容までを、迅速に知ることができる。
いる電子メール技術の改良として、電子メール通知やそ
の内容を音声で出力するシステム、装置が開発されてい
る。特に携帯電話においては、このような音声技術によ
り、小さな画面を見ることなく、電子メールの送信元
や、その内容までを、迅速に知ることができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
電子メール技術をさらに発展、改良させたもので、受信
側の通信端末器に接続された補助機器にボディアクショ
ンをさせるようにした、新規な、電子メール転送方法、
及び電子メールのカスタマイズ転送サービスシステムを
提供することを目的とする。
電子メール技術をさらに発展、改良させたもので、受信
側の通信端末器に接続された補助機器にボディアクショ
ンをさせるようにした、新規な、電子メール転送方法、
及び電子メールのカスタマイズ転送サービスシステムを
提供することを目的とする。
【０００４】また、このような電子メール転送システ
ム、方法を実現するための、ボディアクション動作表現
機能を備えた補助機器を提供することも、主たる目的に
含まれる。
ム、方法を実現するための、ボディアクション動作表現
機能を備えた補助機器を提供することも、主たる目的に
含まれる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１に記載の電子メールにボディアクション動
作を付加して転送する方法は、通信ネットワーク上にコ
ミュニティサイトを構築して、ネットワーク利用者にカ
スタマイズされた電子メールの転送サービスを提供する
方法であって、このコミュニティサイトは、電子メール
サーバ機能と、この電子メールサーバが転送する電子メ
ールに、所定のサービスを付加するアプリケーションサ
ービスサーバを備えており、次の手順で実行される。
に、請求項１に記載の電子メールにボディアクション動
作を付加して転送する方法は、通信ネットワーク上にコ
ミュニティサイトを構築して、ネットワーク利用者にカ
スタマイズされた電子メールの転送サービスを提供する
方法であって、このコミュニティサイトは、電子メール
サーバ機能と、この電子メールサーバが転送する電子メ
ールに、所定のサービスを付加するアプリケーションサ
ービスサーバを備えており、次の手順で実行される。
【０００６】すなわち、送信側の通信端末器は、特定の
アクション情報を含んだ電子メールを、コミュニティサ
イトに送信し、これを受けた上記コミュニティサイトで
は、受信した電子メールに含まれたアクション情報を抽
出し解読してコマンド情報に変換し、解読したコマンド
情報を、受信した電子メールメッセージとともに、受信
側となる通信端末器に送信する。そして、受信側の通信
端末器では、それに外付接続した、ボディアクション動
作表現機能を備えた補助機器を、コマンド情報に応じて
アクション動作させる。
アクション情報を含んだ電子メールを、コミュニティサ
イトに送信し、これを受けた上記コミュニティサイトで
は、受信した電子メールに含まれたアクション情報を抽
出し解読してコマンド情報に変換し、解読したコマンド
情報を、受信した電子メールメッセージとともに、受信
側となる通信端末器に送信する。そして、受信側の通信
端末器では、それに外付接続した、ボディアクション動
作表現機能を備えた補助機器を、コマンド情報に応じて
アクション動作させる。
【０００７】これによって、電子メールに、送信者の意
志や感情を反映させたボディアクション表現を付加し
て、転送出来るようにしている。
志や感情を反映させたボディアクション表現を付加し
て、転送出来るようにしている。
【０００８】請求項２では、請求項１において、上記特
定のアクション情報は、予め送信側の通信端末器に記憶
している数字、記号、絵などを組み合わせて規定される
ようにしている。
定のアクション情報は、予め送信側の通信端末器に記憶
している数字、記号、絵などを組み合わせて規定される
ようにしている。
【０００９】請求項３では、請求項１において、コミュ
ニティサイトは、送信元となる通信端末器から送信され
て来た電子メールのメッセージを、送信元が特定する言
語に変換して受信先の通信端末器を転送し、受信先の通
信端末器では、受信した電子メールに含まれている情報
の少なくとも一部を特定された言語に変換して音声出力
できるようにしている。
ニティサイトは、送信元となる通信端末器から送信され
て来た電子メールのメッセージを、送信元が特定する言
語に変換して受信先の通信端末器を転送し、受信先の通
信端末器では、受信した電子メールに含まれている情報
の少なくとも一部を特定された言語に変換して音声出力
できるようにしている。
【００１０】請求項４に記載の電子メールのカスタマイ
ズ転送サービスシステムは、通信ネットワーク上にコミ
ュニティサイトを構築して、ネットワーク利用者にカス
タマイズされた電子メールの転送サービスを提供するサ
ービスシステムであって、次の特徴を有している。
ズ転送サービスシステムは、通信ネットワーク上にコミ
ュニティサイトを構築して、ネットワーク利用者にカス
タマイズされた電子メールの転送サービスを提供するサ
ービスシステムであって、次の特徴を有している。
【００１１】すなわち、コミュニティサイトは、電子メ
ールサーバ機能と、この電子メールサーバが転送する電
子メールに、付加サービスを加えるアプリケーションサ
ービスサーバを備えるとともに、送信元から送信されて
来た電子メールに含まれた特定のアクション情報を解読
するためのアクション情報解読エンジンを備えており、
送信元となる通信端末器から受信した電子メールのうち
から、特定のアクション情報を抽出し、それをコマンド
情報に変換して、受信側の通信端末器に電子メールとと
もに転送する機能を備えたことを特徴とする。
ールサーバ機能と、この電子メールサーバが転送する電
子メールに、付加サービスを加えるアプリケーションサ
ービスサーバを備えるとともに、送信元から送信されて
来た電子メールに含まれた特定のアクション情報を解読
するためのアクション情報解読エンジンを備えており、
送信元となる通信端末器から受信した電子メールのうち
から、特定のアクション情報を抽出し、それをコマンド
情報に変換して、受信側の通信端末器に電子メールとと
もに転送する機能を備えたことを特徴とする。
【００１２】請求項５では、請求項４において、コミュ
ニティサイトは、送信元から送信されて来た電子メール
に含まれている情報を、予め準備された言語に変換する
ための言語翻訳エンジンを備えており、送信元となる通
信端末器から受信した電子メールのうちから、特定の言
語指定情報を抽出し、それをコマンド情報に変換して、
受信側の通信端末器に電子メールとともに転送する機能
を備えたことを特徴とする。
ニティサイトは、送信元から送信されて来た電子メール
に含まれている情報を、予め準備された言語に変換する
ための言語翻訳エンジンを備えており、送信元となる通
信端末器から受信した電子メールのうちから、特定の言
語指定情報を抽出し、それをコマンド情報に変換して、
受信側の通信端末器に電子メールとともに転送する機能
を備えたことを特徴とする。
【００１３】請求項６に記載のボディアクション動作表
現機能を備えた補助機器は、通信ネットワークに接続さ
れる通信端末器に外付接続して使用される、補助機器で
あって、音や音声などの音響出力手段と、特定の被制御
部を有し、それらを可動するためのボディアクション制
御機構と、信号処理制御部とを備え、信号処理制御部
は、通信端末器を通じて、ネットワーク上に設置された
コミュニティサイトから送信されて来るコマンド情報を
受信し、解読して、音響出力手段とボディアクション制
御機構とを協働的に駆動させるようにしている。
現機能を備えた補助機器は、通信ネットワークに接続さ
れる通信端末器に外付接続して使用される、補助機器で
あって、音や音声などの音響出力手段と、特定の被制御
部を有し、それらを可動するためのボディアクション制
御機構と、信号処理制御部とを備え、信号処理制御部
は、通信端末器を通じて、ネットワーク上に設置された
コミュニティサイトから送信されて来るコマンド情報を
受信し、解読して、音響出力手段とボディアクション制
御機構とを協働的に駆動させるようにしている。
【００１４】請求項７では、請求項６において補助機器
は、ロボット、動物などの本体形状を備えている。
は、ロボット、動物などの本体形状を備えている。
【００１５】請求項８に記載の電子メールカスタマイズ
転送サービスプログラムは、通信ネットワーク上にコミ
ュニティサイトを構築して、ネットワーク利用者にカス
タマイズされた電子メールの転送サービスを提供するた
め、コミュニティサイトにロードされる、電子メール転
送サービス用プログラムであって、次の特徴を有してい
る。
転送サービスプログラムは、通信ネットワーク上にコミ
ュニティサイトを構築して、ネットワーク利用者にカス
タマイズされた電子メールの転送サービスを提供するた
め、コミュニティサイトにロードされる、電子メール転
送サービス用プログラムであって、次の特徴を有してい
る。
【００１６】すなわち、本発明プログラムは、送信側の
通信端末器から送信された特定のアクション情報を含ん
だ電子メールを受信する手順と、その電子メールに含ま
れたアクション情報を抽出し解読してコマンド情報に変
換し、解読したコマンド情報を、ボディアクション動作
表現機能を備えた補助機器をそのコマンド情報に応じて
アクション動作させるために、受信した電子メールメッ
セージとともに、受信側となる通信端末器に送信する手
順とを実行する。
通信端末器から送信された特定のアクション情報を含ん
だ電子メールを受信する手順と、その電子メールに含ま
れたアクション情報を抽出し解読してコマンド情報に変
換し、解読したコマンド情報を、ボディアクション動作
表現機能を備えた補助機器をそのコマンド情報に応じて
アクション動作させるために、受信した電子メールメッ
セージとともに、受信側となる通信端末器に送信する手
順とを実行する。
【００１７】請求項９では、請求項８において、送信元
となる通信端末器から送信されて来た電子メールのメッ
セージを、送信元が特定する言語に変換して受信先の通
信端末器を転送するようにしている。
となる通信端末器から送信されて来た電子メールのメッ
セージを、送信元が特定する言語に変換して受信先の通
信端末器を転送するようにしている。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面とともに説明する。
付図面とともに説明する。
【００１９】図１は、電子メールのカスタマイズ転送サ
ービスシステムの一例を示すシステム系統図である。
ービスシステムの一例を示すシステム系統図である。
【００２０】このシステムは、インターネットなどの通
信ネットワークＬに、送信されてきた電子メールをカス
タマイズして転送するコミュニティサイト１と、送信側
の携帯端末機（以下、送信端末という）２と、例えばぬ
いぐるみ形状のボディアクション動作表現機能を備えた
補助機器４を外付け接続した受信側の携帯端末機（以
下、受信端末という）３とを接続して構成されている。
信ネットワークＬに、送信されてきた電子メールをカス
タマイズして転送するコミュニティサイト１と、送信側
の携帯端末機（以下、送信端末という）２と、例えばぬ
いぐるみ形状のボディアクション動作表現機能を備えた
補助機器４を外付け接続した受信側の携帯端末機（以
下、受信端末という）３とを接続して構成されている。
【００２１】ここで、送信側、受信側の端末を携帯端末
機として示しているが、これに限定されず、パソコンそ
の他の通信端末器であってもよい。また、コミュニティ
サイトは、電子メールサーバ機能にアプリケーションサ
ービスサーバ機能を付加して構築されたものであり、１
つのサーバに構築してもよいし、機能別に個別に構築し
てもよい。
機として示しているが、これに限定されず、パソコンそ
の他の通信端末器であってもよい。また、コミュニティ
サイトは、電子メールサーバ機能にアプリケーションサ
ービスサーバ機能を付加して構築されたものであり、１
つのサーバに構築してもよいし、機能別に個別に構築し
てもよい。
【００２２】コミュニティサイト１は、送信端末２から
送信された電子メール文書中に含まれる相手先の受信端
末３の補助機器４を動作させるためのアクション情報を
解読するアクション情報解読エンジン１ａと、同様に電
子メール文書中に含まれる特定言語を翻訳する言語翻訳
エンジン１ｂと、これらのエンジン１ａ、１ｂで使用す
る変換データベース１ｃ、１ｄとを備えている。
送信された電子メール文書中に含まれる相手先の受信端
末３の補助機器４を動作させるためのアクション情報を
解読するアクション情報解読エンジン１ａと、同様に電
子メール文書中に含まれる特定言語を翻訳する言語翻訳
エンジン１ｂと、これらのエンジン１ａ、１ｂで使用す
る変換データベース１ｃ、１ｄとを備えている。
【００２３】また、受信端末３に接続された補助機器４
は、信号処理制御部４ａと、音響出力手段を構成する音
声生成回路４ｂと、人工筋肉、人工関節などを備えたボ
ディアクション制御機構４ｃとを備え、受信端末３が受
信した信号に基づいて、音声、アラームなどを出力した
り、ランプ（不図示）を点滅させたり、特定の被制御部
４ｄを駆動させたりできる構成になっている。
は、信号処理制御部４ａと、音響出力手段を構成する音
声生成回路４ｂと、人工筋肉、人工関節などを備えたボ
ディアクション制御機構４ｃとを備え、受信端末３が受
信した信号に基づいて、音声、アラームなどを出力した
り、ランプ（不図示）を点滅させたり、特定の被制御部
４ｄを駆動させたりできる構成になっている。
【００２４】電子メールサービスシステムは、本実施例
においては、インターネットのＷｅｂブラウザを利用し
て送受信できるようにした、いわゆるＷｅｂメールシス
テムに、以下に説明する特定のサービスを付加したもの
であり、本実施例では、送信側、受信側ともにＷｅｂブ
ラウザでコミュニティサイト１をアクセスして送受信で
きるようにしたものを説明しているが、これに限定され
ず、送信側は通常の電子メールとして送信し、受信側は
Ｗｅｂメールとして受け取るようにしたものや、Ｗｅｂ
ブラウザを使用せずに送受信できるようにしたものなど
であってもよい。
においては、インターネットのＷｅｂブラウザを利用し
て送受信できるようにした、いわゆるＷｅｂメールシス
テムに、以下に説明する特定のサービスを付加したもの
であり、本実施例では、送信側、受信側ともにＷｅｂブ
ラウザでコミュニティサイト１をアクセスして送受信で
きるようにしたものを説明しているが、これに限定され
ず、送信側は通常の電子メールとして送信し、受信側は
Ｗｅｂメールとして受け取るようにしたものや、Ｗｅｂ
ブラウザを使用せずに送受信できるようにしたものなど
であってもよい。
【００２５】送信端末２、受信端末３がＷｅｂに対応し
ている機器の場合、ＨＴＭＬ、ＸＭＬなどの形式で送受
信される。
ている機器の場合、ＨＴＭＬ、ＸＭＬなどの形式で送受
信される。
【００２６】このシステムにおける電子メール付加転送
サービスは、次の手順で実施される。 送信端末２では、コミュニティサイト１をアクセスし
て、ユーザ操作により作成した文書を、相手先を指定し
て送信する。 コミュニティサイト１は、受信した電子メールを所定
ルールに基づき解読、変換等するとともに、相手先の受
信端末３に、受信メールがあることを通知する。 受信端末３では、この通知を受けると、ユーザ操作に
よりコミュニティサイト１をアクセスして、特定のメー
ル文書の転送を要求する。 コミュニティサイト１は、指定された電子メールの変
換後の内容を受信端末３に転送する。 受信端末３では、メール文書を表示するとともに、電
子メールに含まれるコマンド情報を接続された補助機器
４に対して出力する。 補助機器４では、信号処理部４ａがコマンド情報を解
読し、音声生成回路４ｂとボディアクション制御機構４
ｂとが協働しながら、音声出力や特定の被制御部４ｄの
アクション動作をさせる。
サービスは、次の手順で実施される。 送信端末２では、コミュニティサイト１をアクセスし
て、ユーザ操作により作成した文書を、相手先を指定し
て送信する。 コミュニティサイト１は、受信した電子メールを所定
ルールに基づき解読、変換等するとともに、相手先の受
信端末３に、受信メールがあることを通知する。 受信端末３では、この通知を受けると、ユーザ操作に
よりコミュニティサイト１をアクセスして、特定のメー
ル文書の転送を要求する。 コミュニティサイト１は、指定された電子メールの変
換後の内容を受信端末３に転送する。 受信端末３では、メール文書を表示するとともに、電
子メールに含まれるコマンド情報を接続された補助機器
４に対して出力する。 補助機器４では、信号処理部４ａがコマンド情報を解
読し、音声生成回路４ｂとボディアクション制御機構４
ｂとが協働しながら、音声出力や特定の被制御部４ｄの
アクション動作をさせる。
【００２７】なお、コミュニティサイト１で行う電子メ
ールの解読・変換は、受信端末３から転送要求があった
ときに実行してもよい。
ールの解読・変換は、受信端末３から転送要求があった
ときに実行してもよい。
【００２８】図２には、コミュニティサイト１の電子メ
ール受信時及び送信端末からの転送要求時に動作するプ
ログラムの基本フローチャートを示している。
ール受信時及び送信端末からの転送要求時に動作するプ
ログラムの基本フローチャートを示している。
【００２９】コミュニティサイト１は、電子メールを受
信すると、その相手先の受信端末３にメール通知情報を
送信し、そのメール文書に含まれるアクション情報を表
わす絵文字を、アクション情報変換データベース１ｃに
基づいて特定のコマンド情報に解読、変換する（以上、
１０１〜１０３）。また、文書中に言語変換指定があれ
ば、言語変換データベース１ｄに基づいて翻訳し、さら
に音声指定があれば音声データを生成する（１０４）。
すべての解読・変換処理が終了すると、ＨＴＭＬ編集を
して、所定のメールボックス（不図示）に保存する（１
０５）。
信すると、その相手先の受信端末３にメール通知情報を
送信し、そのメール文書に含まれるアクション情報を表
わす絵文字を、アクション情報変換データベース１ｃに
基づいて特定のコマンド情報に解読、変換する（以上、
１０１〜１０３）。また、文書中に言語変換指定があれ
ば、言語変換データベース１ｄに基づいて翻訳し、さら
に音声指定があれば音声データを生成する（１０４）。
すべての解読・変換処理が終了すると、ＨＴＭＬ編集を
して、所定のメールボックス（不図示）に保存する（１
０５）。
【００３０】その後、相手先の受信端末３からメール配
信要求があると、編集後の電子メールをその受信端末３
に送信する（１０６、１０７）。
信要求があると、編集後の電子メールをその受信端末３
に送信する（１０６、１０７）。
【００３１】アクション情報変換データベース１ｃに
は、数字、記号、絵文字などとそれに対応するアクショ
ン動作信号データがコマンド情報として格納されてい
る。また、記号と動作が１対１に対応するものに限ら
ず、１つの記号で複数の動作を定義したものも含まれ
る。これらの変換情報は、予め準備したもの以外にユー
ザが登録したものを含んでもよい。
は、数字、記号、絵文字などとそれに対応するアクショ
ン動作信号データがコマンド情報として格納されてい
る。また、記号と動作が１対１に対応するものに限ら
ず、１つの記号で複数の動作を定義したものも含まれ
る。これらの変換情報は、予め準備したもの以外にユー
ザが登録したものを含んでもよい。
【００３２】言語変換データベース１ｄには、例えば、
方言ごとに辞書化されたデータや、外国語翻訳データな
どが含まれる。また、ユーザごとに特定の変換方式を登
録しておき、その方式に従い変換するようにしてもよ
い。
方言ごとに辞書化されたデータや、外国語翻訳データな
どが含まれる。また、ユーザごとに特定の変換方式を登
録しておき、その方式に従い変換するようにしてもよ
い。
【００３３】例えば、相手先の猫の形状の補助機器４に
対して、語尾に「ニャン」を付加したり、送信先の地域
に応じた方言やなまりを加えたり、あるいは、そのよう
な言語でメッセージを音声出力させれば、より親しみを
持たせることができる。
対して、語尾に「ニャン」を付加したり、送信先の地域
に応じた方言やなまりを加えたり、あるいは、そのよう
な言語でメッセージを音声出力させれば、より親しみを
持たせることができる。
【００３４】図３には、絵文字によるボディアクション
動作の態様の一例を示している。また、図４には、送信
側で入力された絵文字や記号を含んだ文書に対応して音
声出力する補助機器４の態様の一例を示している。
動作の態様の一例を示している。また、図４には、送信
側で入力された絵文字や記号を含んだ文書に対応して音
声出力する補助機器４の態様の一例を示している。
【００３５】送信側は、簡単な入力操作で、相手先端末
３に接続された補助機器４にアクション動作させること
ができる。
３に接続された補助機器４にアクション動作させること
ができる。
【００３６】補助機器４のアクション動作は、上述した
ような電子メールの内容に基づいて行わせるものに限定
されず、図５に示すように、電子メールの通知に基づい
てアクション動作や音声出力させるようにしたものでも
よい。
ような電子メールの内容に基づいて行わせるものに限定
されず、図５に示すように、電子メールの通知に基づい
てアクション動作や音声出力させるようにしたものでも
よい。
【００３７】以上の実施例では、送信側と受信側が１対
１になっているものを示したが、複数人で行えるように
したチャット形式のシステムであってもよい。
１になっているものを示したが、複数人で行えるように
したチャット形式のシステムであってもよい。
【００３８】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、請
求項１に記載の電子メールにボディアクション動作を付
加して転送する方法によれば、送信側から電子メールを
送信するだけで受信側の通信端末器に接続した補助機器
にボディアクション動作をさせることができるので、遊
び感覚で電子メールの送受信が楽しめる。
求項１に記載の電子メールにボディアクション動作を付
加して転送する方法によれば、送信側から電子メールを
送信するだけで受信側の通信端末器に接続した補助機器
にボディアクション動作をさせることができるので、遊
び感覚で電子メールの送受信が楽しめる。
【００３９】請求項２では、送信側の通信端末器から記
号や絵文字を入力して、それに対応するアクション動作
を指定できるようにしているので、送信側は簡単な操作
で相手側の補助機器をアクション動作させることができ
る。
号や絵文字を入力して、それに対応するアクション動作
を指定できるようにしているので、送信側は簡単な操作
で相手側の補助機器をアクション動作させることができ
る。
【００４０】請求項３では、電子メールのメッセージを
送信側が指定した言語に変換して、そのメッセージを読
み上げるようにしているため、民族や文化の異なる言語
の他、地方なまり、方言や、語尾に特定の言葉を付加す
るなどのお遊び言語などで、メール交換を楽しむことが
できる。
送信側が指定した言語に変換して、そのメッセージを読
み上げるようにしているため、民族や文化の異なる言語
の他、地方なまり、方言や、語尾に特定の言葉を付加す
るなどのお遊び言語などで、メール交換を楽しむことが
できる。
【００４１】請求項４、５に記載された電子メールのカ
スタマイズ転送サービスシステムによれば、上記した本
発明方法が実行され、ボディアクション動作を付加した
電子メール転送を実施することができる。
スタマイズ転送サービスシステムによれば、上記した本
発明方法が実行され、ボディアクション動作を付加した
電子メール転送を実施することができる。
【００４２】請求項６に記載のボディ動作表現機能を備
えた補助機器によれば、音響出力やボディアクション動
作を可能としているため、送信者側の意思や感情をその
まま補助機器に表現させることができる。
えた補助機器によれば、音響出力やボディアクション動
作を可能としているため、送信者側の意思や感情をその
まま補助機器に表現させることができる。
【００４３】請求項７では、補助機器が動物、ロボット
などの形状であるので、親しみやすく、遊び感覚のメー
ル交換を楽しむことができる。
などの形状であるので、親しみやすく、遊び感覚のメー
ル交換を楽しむことができる。
【００４４】請求項８、９に記載された電子メールのカ
スタマイズ転送サービスプログラムによれば、上記した
本発明方法がコミュニティサイトで実行され、ボディア
クション動作を付加した電子メール転送を実施すること
ができる。
スタマイズ転送サービスプログラムによれば、上記した
本発明方法がコミュニティサイトで実行され、ボディア
クション動作を付加した電子メール転送を実施すること
ができる。
【図１】本発明の電子メール付加転送サービスシステム
の一例を示すシステム系統図である。
の一例を示すシステム系統図である。
【図２】電子メール受信時及び転送要求時に実行される
コミュニティサイトのプログラムの基本手順を示すフロ
ーチャートである。
コミュニティサイトのプログラムの基本手順を示すフロ
ーチャートである。
【図３】本発明の補助機器が絵文字に対応してアクショ
ン動作する態様の一例を示す図である。
ン動作する態様の一例を示す図である。
【図４】本発明の補助機器が絵文字や記号を含んだ文書
に対応して音声出力する態様の一例を示す図である。
に対応して音声出力する態様の一例を示す図である。
【図５】本発明の補助機器の電子メール通知に基づく音
声出力の態様の一例を示す図である。
声出力の態様の一例を示す図である。
１ コミュニティサイト
１ａ アクション情報解読エンジン
１ｂ 言語翻訳エンジン
２ 送信側の通信端末器
３ 受信側の通信端末器
４ 補助機器
４ａ 信号処理制御部
４ｂ 音声生成回路
４ｃ ボディアクション制御機構
４ｄ 被制御部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(54)【発明の名称】 電子メールにボディアクション動作を付加して転送する方法、電子メール付加転送サービスシス
テム、電子メール付加転送サービスプログラム、及びこのシステムで用いるボディアクション動
作表現機能を備えた通信ネットワーク外付補助機器
Claims (9)
- 【請求項１】通信ネットワーク上にコミュニティサイト
を構築して、ネットワーク利用者にカスタマイズされた
電子メールの転送サービスを提供する方法であって、 上記コミュニティサイトは、電子メールサーバ機能と、
この電子メールサーバが転送する電子メールに、所定の
サービスを付加するアプリケーションサービスサーバを
備えており、 送信側の通信端末器は、特定のアクション情報を含んだ
電子メールを、上記コミュニティサイトに送信し、 これを受けた上記コミュニティサイトでは、受信した電
子メールに含まれたアクション情報を抽出し解読してコ
マンド情報に変換し、解読したコマンド情報を、受信し
た電子メールメッセージとともに、受信側となる通信端
末器に送信し、 受信側の通信端末器では、それに外付接続した、ボディ
アクション動作表現機能を備えた補助機器を、上記コマ
ンド情報に応じてアクション動作させ、 これによって、電子メールに、送信者の意志や感情を反
映させたボディアクション表現を付加して、転送出来る
ようにしている、 電子メールにボディアクション動作を付加して転送する
方法。 - 【請求項２】請求項１において、 上記特定のアクション情報は、予め送信側の通信端末器
に記憶している数字、記号、絵などを組み合わせて規定
されるようにしている、 電子メールにボディアクション動作を付加して転送する
方法。 - 【請求項３】請求項１において、 上記コミュニティサイトは、送信元となる通信端末器か
ら送信されて来た電子メールのメッセージを、送信元が
特定する言語に変換して受信先の通信端末器を転送し、 受信先の通信端末器では、受信した電子メールに含まれ
ている情報の少なくとも一部を特定された言語に変換し
て音声出力できるようにしている、 電子メールにボディアクション動作を付加して転送する
方法。 - 【請求項４】通信ネットワーク上にコミュニティサイト
を構築して、ネットワーク利用者にカスタマイズされた
電子メールの転送サービスを提供するサービスシステム
であって、 上記コミュニティサイトは、電子メールサーバ機能と、
この電子メールサーバが転送する電子メールに、付加サ
ービスを加えるアプリケーションサービスサーバを備え
るとともに、送信元から送信されて来た電子メールに含
まれた特定のアクション情報を解読するためのアクショ
ン情報解読エンジンを備えており、 送信元となる通信端末器から受信した電子メールのうち
から、特定のアクション情報を抽出し、それをコマンド
情報に変換して、受信側の通信端末器に電子メールとと
もに転送する機能を備えたことを特徴とする、 電子メールの付加転送サービスシステム。 - 【請求項５】請求項４において、 上記コミュニティサイトは、 送信元から送信されて来た電子メールに含まれている情
報を、予め準備された言語に変換するための言語翻訳エ
ンジンを備えており、 送信元となる通信端末器から受信した電子メールのうち
から、特定の言語指定情報を抽出し、それをコマンド情
報に変換して、受信側の通信端末器に電子メールととも
に転送する機能を備えたことを特徴とする、 電子メールの付加転送サービスシステム。 - 【請求項６】通信ネットワークに接続される通信端末器
に外付接続して使用される、補助機器であって、 音や音声などの音響出力手段と、 特定の被制御部を有し、それらを可動するためのボディ
アクション制御機構と、 信号処理制御部とを備え、 上記信号処理制御部は、上記通信端末器を通じて、上記
ネットワーク上に設置されたコミュニティサイトから送
信されて来るコマンド情報を受信し、解読して、上記音
響出力手段と上記ボディアクション制御機構とを協働的
に駆動させるようにしている、 ボディアクション動作表現機能を備えた補助機器。 - 【請求項７】請求項６において、 上記補助機器は、ロボット、動物などの本体形状を備え
た、 ボディアクション動作機能を備えた補助機器。 - 【請求項８】通信ネットワーク上にコミュニティサイト
を構築して、ネットワーク利用者にカスタマイズされた
電子メールの転送サービスを提供するため、コミュニテ
ィサイトにロードされる、電子メール転送サービス用プ
ログラムであって、 送信側の通信端末器から送信された特定のアクション情
報を含んだ電子メールを受信する手順と、 その電子メールに含まれたアクション情報を抽出し解読
してコマンド情報に変換し、解読したコマンド情報を、
ボディアクション動作表現機能を備えた補助機器をその
コマンド情報に応じてアクション動作させるために、受
信した電子メールメッセージとともに、受信側となる通
信端末器に送信する手順とを実行させるための電子メー
ル付加転送サービス用プログラム。 - 【請求項９】請求項８において、 送信元となる通信端末器から送信されて来た電子メール
のメッセージを、送信元が特定する言語に変換して受信
先の通信端末器を転送するようにした電子メール付加転
送サービス用プログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001357291A JP2003157221A (ja) | 2001-11-22 | 2001-11-22 | 電子メールにボディアクション動作を付加して転送する方法、電子メール付加転送サービスシステム、電子メール付加転送サービスプログラム、及びこのシステムで用いるボディアクション動作表現機能を備えた通信ネットワーク外付補助機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001357291A JP2003157221A (ja) | 2001-11-22 | 2001-11-22 | 電子メールにボディアクション動作を付加して転送する方法、電子メール付加転送サービスシステム、電子メール付加転送サービスプログラム、及びこのシステムで用いるボディアクション動作表現機能を備えた通信ネットワーク外付補助機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003157221A true JP2003157221A (ja) | 2003-05-30 |
Family
ID=19168657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001357291A Withdrawn JP2003157221A (ja) | 2001-11-22 | 2001-11-22 | 電子メールにボディアクション動作を付加して転送する方法、電子メール付加転送サービスシステム、電子メール付加転送サービスプログラム、及びこのシステムで用いるボディアクション動作表現機能を備えた通信ネットワーク外付補助機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003157221A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016198859A (ja) * | 2015-04-10 | 2016-12-01 | ヴイストン株式会社 | ロボット及びロボット制御方法並びにロボットシステム |
-
2001
- 2001-11-22 JP JP2001357291A patent/JP2003157221A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016198859A (ja) * | 2015-04-10 | 2016-12-01 | ヴイストン株式会社 | ロボット及びロボット制御方法並びにロボットシステム |
| US10486312B2 (en) | 2015-04-10 | 2019-11-26 | Vstone Co., Ltd. | Robot, robot control method, and robot system |
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