JP2003153119A - テレビ受像機、テレビ番組出力方法、コンピュータプログラムおよびコンピュータプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

テレビ受像機、テレビ番組出力方法、コンピュータプログラムおよびコンピュータプログラムを記録した記録媒体

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JP2003153119A
JP2003153119A JP2001353805A JP2001353805A JP2003153119A JP 2003153119 A JP2003153119 A JP 2003153119A JP 2001353805 A JP2001353805 A JP 2001353805A JP 2001353805 A JP2001353805 A JP 2001353805A JP 2003153119 A JP2003153119 A JP 2003153119A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 推薦する番組を編成する際に一般のユーザー
が分かり易く親しみ易いインターフェースを提供するテ
レビ受像機、テレビ番組出力方法コンピュータプログラ
ムを提供する。 【解決手段】 テレビ番組の編成アルゴリズムについて
複数のシンボルキャラクタを出力するシンボル出力手段
と、シンボルキャラクタを見た視聴者が一のキャラクタ
の選択受け付ける選択入力手段と、選択されたシンボル
キャラクタが、そのシンボルキャラクタの編成アルゴリ
ズムに基づいて編成した番組リストを出力するリスト出
力手段と、当該番組リストに係るシンボルキャラクタを
採用する旨の意志表示の入力を受け付ける採用入力手段
とを備える。採用されたシンボルキャラクタに係る番組
リストに基づいたテレビ番組を出力するテレビ番組出力
手段とを機能させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、テレビ番組を選択
するに際して選択を補助する技術に関する。
【0002】
【先行技術】チャネル数も少なかった従来においては、
TV番組を選択することはそれほど問題ではなかった。
すなわち、その場で全チャネルを切り替えてみることも
容易であったし、テレビの番組表も新聞一面に収まる程
度の量であった。しかしながら地上波のみならずBS放
送・CS放送とチャンネルが増えるにしたがって選択が
難しくなってきた。デジタル放送が主流となる時代を想
定すると、データ放送部分にEPG(電子番組ガイド)
情報を載せることが出来るので、そのEPGデータを活
用すれば、受信端末装置側で番組を自動選択すること
も、当該受信端末装置へソフトウエアを組み込むことで
可能となるであろうし、多数の特許出願もなされてい
る。
【0003】また、今後の傾向として、ハードディスク
等の外部記憶装置を有するホームサーバーが主流となっ
た場合、数多くの番組の録画蓄積が可能となる。その結
果、リアルタイム視聴とタイムシフト視聴を合わせると
認識しきれない程の番組視聴が選択可能となる。更に、
アーカイブからのダウンロードまで含めれば選択肢は無
限となる。そういった多くの選択肢の中から選択を補助
するシステムやアルゴリズムに関しては、数多くの特許
出願がある。典型的な例として、ソフトウエアによって
特定の俳優が出演する番組を優先的に選択するといった
ことである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】多くの番組選択肢から
選択を補助する技術を用いてもなお解決されないのが、
ユーザーにとっての分かりにくさである。すなわち、そ
の番組推薦ソフトウェアがメタデータ(番組に関する紹
介を行うテキストデータ、番組の権利者情報、出演者情
報、制作者情報など)や番組視聴行動データに基づいて
番組を選択する際には様々な編成アルゴリズムが存在し
得る。しかし、それら編成アルゴリズムに利点欠点が存
在するであろうことは、容易に想像できる。その編成ア
ルゴリズムの良し悪しは番組視聴の満足に大きく影響を
与えるため、視聴者にとっては極めて重要な問題であ
る。しかし、その編成アルゴリズムの良し悪しを判断し
にくいという課題が残されているのである。
【0005】発明が解決すべき課題として、第一に、膨
大な番組視聴選択肢からEPG等のメタデータやその人
の視聴履歴データを用いて推薦する番組を編成する際に
一般のユーザーが分かり易く親しみ易いインターフェー
スを提供することである。第二の課題として、その推薦
・編成のアルゴリズムに対する視聴者による評価が自動
的になされる仕組みを提供することである。第三の課題
として、前述した二つの課題解決システムの運用におい
て、視聴者側に娯楽性を提供することである。
【0006】ここで、請求項1から請求項9に記載の発
明の目的は、推薦する番組を編成する際に一般のユーザ
ーが分かり易く親しみ易いインターフェースを提供する
テレビ受像機を提供することにある。請求項10から請
求項15に記載の発明の目的は、推薦する番組を編成す
る際に一般のユーザーが分かり易く親しみ易いインター
フェースを提供するテレビ番組出力方法を提供すること
にある。請求項16から請求項24に記載の発明の目的
は、推薦する番組を編成する際に一般のユーザーが分か
り易く親しみ易いインターフェースを提供するテレビ番
組出力方法の実現のためのコンピュータプログラムを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願は、上記した課題
を解決するため、以下のような発明を提供する。
【0008】(請求項1)請求項1記載の発明は、テレ
ビ番組を出力可能なテレビ受像機である。すなわち、テ
レビ番組の編成アルゴリズムについて複数のシンボルキ
ャラクタを出力するシンボル出力手段と、出力されたシ
ンボルキャラクタを見た視聴者が一のシンボルキャラク
タを選択するという意志表示の入力を受け付ける選択入
力手段と、その選択入力手段による意志表示に係る選択
されたシンボルキャラクタが、そのシンボルキャラクタ
の編成アルゴリズムに基づいて編成した番組リストを出
力するリスト出力手段と、出力された番組リストを見た
視聴者が当該番組リストに係るシンボルキャラクタを採
用する旨の意志表示の入力を受け付ける採用入力手段
と、その採用入力手段によって採用されたシンボルキャ
ラクタに係る番組リストに基づいたテレビ番組を出力す
るテレビ番組出力手段とを備えたテレビ受像機に係る。
【0009】(用語説明)「テレビ番組」とは、地上
波、衛星波など、電波放送によって提供されるコンテン
ツである。放送時にリアルタイムで出力させて視聴する
場合の他、それらコンテンツを受信して記録し、放送時
間よりも後の時間に視聴する場合に出力する場合、イン
ターネットを介して番組をダウンロードしてリアルタイ
ム出力させる場合あるいはハードディスクへ記録して後
に視聴するような場合、といったテレビ番組も含む。
「テレビ受像機」とは、地上波、衛星波を問わず、テレ
ビ電波を受信し、画像出力が可能な受像機であって、デ
ータの出入力および演算が行えることが必要である。い
わゆるテレビジョンの他、テレビチューナを備えたパー
ソナルコンピュータ、携帯用パソコン、携帯用PDAな
どをも含む。
【0010】「番組」の一単位は、番組表の番組を一単
位とすることが多いが、瞬間的な視聴率を計測する場面
を一単位としたり、番組提供社が交代する場面毎に一単
位としたり、いわゆるワンカット、一シーンといった単
位を番組の一単位とすることもできる。「シンボルキャ
ラクタ」とは、キャラクタの名称や愛称、キャラクタの
出力イメージなどによってテレビ番組の編成アルゴリズ
ムを表現したものをいう。テレビ番組の視聴者にとっ
て、いわば、番組選択エージェントとなるのである。た
とえば、野球選手のユニフォーム姿をした「ジャンル・
ベースボール」という名称のキャラクタは、野球中継を
中心とした番組を、例えばメタデータに対して「野球」
などのキーワードを用いて編成する。ネクタイを着用し
た「ニュースキャスター」という名称のキャラクタは、
ニュース番組を中心とした番組を編成する。
【0011】「編成アルゴリズム」とは、EPG、メタ
データなどを用いて複数の番組の中から番組を選び出し
て並べてゆくアルゴリズムである。対話形式で編成して
ゆくアルゴリズム、自動的に学習していくアルゴリズム
などもある。テレビ受像機の中に組み込まれる場合の
他、予め定められた編成アルゴリズムに基づいて予め番
組編成表を備えた状態のシンボルキャラクタを、テレビ
受像機の中に組み込こむこととしてもよい。対話形式で
の編成アルゴリズムとしては、例えば「これから何時間
視聴しますか?」といった質問に回答すると、その回答
に会わせた演算を行いながら編成する。
【0012】なお、テレビ番組の編成に用いるメタデー
タは、番組とともにデータ放送で提供される場合、放送
事業者がインターネット上のサイトにて放送前あるいは
後に提供する場合、第三者が放送後に提供する場合など
がある。放送事業者が番組の放映前あるいは同時に提供
する権利者、出演者、制作スタッフ、番組ジャンルなど
のデータもあれば、放映後にしか提供できない視聴率デ
ータやどういうカテゴリーの視聴者が多かったかなどの
データもあれば、放送事業者が提供しなかったデータ
(例えば、首相が何時何分何秒から35秒間発言したと
いったデータ)もある。
【0013】「シンボル出力手段」が出力するシンボル
キャラクタにつき、「複数」とは、一画面中に複数出力
する場合のほか、以下のような場合をも含む趣旨であ
る。例えば、通常は一のシンボルキャラクタのみが出力
され、他のシンボルキャラクタは出力されずに隠されて
いるが、ある命令によって出力できるように準備されて
いる場合である。
【0014】(作用)まず、シンボル出力手段が、テレ
ビ番組の編成アルゴリズムについて複数のシンボルキャ
ラクタを出力する。出力されたシンボルキャラクタを見
た視聴者は、選択入力手段を用いて、ある一のシンボル
キャラクタを選択する。すると、リスト出力手段が、選
択されたシンボルキャラクタの編成アルゴリズムに基づ
いて編成した番組リストを出力する。出力された番組リ
ストを見た視聴者は、当該番組リストに係るシンボルキ
ャラクタを採用する旨の意志表示を入力する。すると、
その意志表示は、採用入力手段が受け付ける。テレビ受
像機のテレビ番組出力手段は、採用されたシンボルキャ
ラクタに係る番組リストに基づいたテレビ番組を出力す
る。
【0015】視聴者は、番組選択に際して、まずシンボ
ルキャラクタの外観や名称などを拠り所として一の選択
してみることができる。また、一のシンボルキャラクタ
を選択した後は、そのシンボルキャラクタの編成アルゴ
リズムに基づく番組リストを拠り所として、番組選択に
役立てることができる。シンボルキャラクタの提供者と
しては、視聴者に対しテレビ受像機を通じて、シンボル
キャラクタおよびその選択という新しい娯楽を提供する
ことができる。
【0016】(請求項2)請求項2記載の発明は、請求
項1に記載のテレビ受像機を限定したものである。すな
わち、シンボル出力手段には、シンボルキャラクタの出
現および消去を選択可能な出没選択機能を備えたテレビ
受像機に係る。
【0017】(作用)視聴者は、シンボルキャラクタが
不要な場合、たとえば既にシンボルキャラクタの採用を
終了した場合やシンボルキャラクタによらないで番組選
択を終了した場合には、出没選択機能を実現させる操作
することによって出力装置からシンボルキャラクタを消
去する。そうすれば、シンボルキャラクタがテレビ番組
の邪魔をしない。視聴者は、シンボルキャラクタが必要
であるが出現していない場合、たとえば消去後に選択し
た番組が終了したような場合には、出没選択機能を実現
させる操作することによって出力装置へシンボルキャラ
クタを出現させる。そうすれば、シンボルキャラクタが
テレビ番組の選択を補助してくれる。
【0018】(請求項3)請求項3記載の発明は、請求
項1または請求項2のいずれかに記載のテレビ受像機を
限定したものである。すなわち、シンボル出力手段は、
採用入力手段が意志表示の入力を受け付けた場合にはシ
ンボルキャラクタを消去するとともに、テレビ番組の出
力装置が選択されたテレビ番組が終了した場合には、シ
ンボルキャラクタを出現させる再出現手段を備えたテレ
ビ受像機に係る。
【0019】(作用)採用入力手段が意志表示の入力を
受け付けた場合には、シンボル出力手段がシンボルキャ
ラクタを消去する。この場合、視聴者は特に何らかの操
作をしなくてもシンボルキャラクタが消去されるので、
シンボルキャラクタがテレビ番組の邪魔をしない。ま
た、テレビ番組の出力装置が選択されたテレビ番組が終
了した場合には、シンボル出力手段がシンボルキャラク
タを出現させる。この場合、視聴者は特に何らかの操作
をしなくてもシンボルキャラクタが出現するので、シン
ボルキャラクタがテレビ番組の選択を補助してくれる。
【0020】(請求項4)請求項4記載の発明は、請求
項1、請求項2または請求項3のいずれかに記載のテレ
ビ受像機を限定したものである。すなわち、シンボル出
力手段にて出力されるシンボルキャラクタを、更新また
は追加するためのキャラクタ追加手段を備えたテレビ受
像機に係る。
【0021】(用語説明)「キャラクタ追加手段」は、
更新または追加の対象となるシンボルキャラクタを格納
している記憶装置が物理的に離れており、そこから送信
される場合には、送信されてくるシンボルキャラクタの
データを受信する受信手段等である。また、シンボルキ
ャラクタを格納している記憶装置がテレビ番組の出力装
置に組み込まれている場合には、シンボルキャラクタの
データを実行するためのCPU、メモリ、ハードディス
クなどの記憶装置等である。キャラクタ追加手段にいう
「更新」とは、編成アルゴリズムのポリシーを変更せず
に改良や変更を加えたバージョンアップである。
【0022】(作用)キャラクタ追加手段が、シンボル
出力手段にて出力されるシンボルキャラクタを更新また
は追加する。これによって、視聴者がシンボルキャラク
タに飽きてしまうことを防止するとともに、シンボルキ
ャラクタおよびその選択という新しい娯楽を提供し続け
ることができる。
【0023】(請求項5)請求項5記載の発明は、請求
項1から請求項4のいずれかに記載のテレビ受像機を限
定したものである。すなわち、シンボルキャラクタの編
成アルゴリズムを学習する編成アルゴリズム学習手段を
備えたテレビ受像機に係る。
【0024】(用語説明)「編成アルゴリズム学習手
段」の「学習」とは、編成アルゴリズムのポリシーを変
更しない程度の、いわばマイナーチェンジであり、視聴
者にとっては、自らの好みに近づく方向への学習である
ことが意図される。ここで、「編成アルゴリズム学習手
段」とは、たとえば、見始めたチャンネルの番組の視聴
を止めたり途中で変更したりした場合に、シンボルキャ
ラクタの編成アルゴリズムとなる編成アルゴリズムを学
習する、自己学習プログラムである。またたとえば、常
時出現すべき複数のシンボルキャラクタの中から選ばれ
なかった場合や、編成した番組が選ばれなかった場合に
学習するのである。
【0025】(作用)編成アルゴリズム学習手段がシン
ボルキャラクタの編成アルゴリズムを改定する。これに
よって、当該シンボルキャラクタは、視聴者にとって自
らの好みに近づくと予想される。
【0026】(請求項6)請求項6記載の発明は、請求
項5に記載のテレビ受像機を限定したものである。すな
わち、編成アルゴリズム学習手段に基づいて編成アルゴ
リズムを学習した場合には、シンボル出力手段は、シン
ボルキャラクタを成長表示させることとしたテレビ受像
機に係る。
【0027】「成長表示」とは、学習したことを視聴者
に対して視覚的にアピールするような表示をいう。例え
ば、胸に付けた勲章の数を増やしたり、頭髪の白髪が増
えたり、太ったりするような表示である。
【0028】(作用)編成アルゴリズム学習手段に基づ
いて編成アルゴリズムを学習した場合には、シンボル出
力手段がシンボルキャラクタを成長表示させる。する
と、視聴者は、選択したシンボルキャラクタが成長した
ということを視覚で捉えることができるとともに、学習
させて成長させるという楽しみを提供される。
【0029】(請求項7)請求項7記載の発明は、請求
項4記載のテレビ受像機を限定したものである。すなわ
ち、編成アルゴリズム学習手段は、学習した編成アルゴ
リズムを受信する編成アルゴリズム受信手段と、その受
信した編成アルゴリズムを実行する実行手段とを備える
ことによって実現することとしたテレビ受像機に係る。
【0030】(用語説明)「編成アルゴリズム受信手
段」とは、編成アルゴリズムが電話回線を介して提供さ
れる場合にはダウンロード機能を実現する手段、編成ア
ルゴリズムがCD−ROM、DVD−ROMなどの記録
媒体パッケージで提供される場合には、それら記録媒体
の読み込み機能を実現する手段である。編成アルゴリズ
ムについてバージョンアップしたプログラムやデータを
提供する場合に用いられる。
【0031】(作用)編成アルゴリズム受信手段が学習
した編成アルゴリズムを受信し、実行手段がその受信し
た編成アルゴリズムを実行する。これによって、編成ア
ルゴリズム学習手段がシンボルキャラクタの編成アルゴ
リズムを改定する。
【0032】(請求項8)請求項8記載の発明は、請求
項1から請求項7の何れかに記載のテレビ受像機を限定
したものである。すなわち、シンボル出力手段によって
出力される複数のシンボルキャラクタのうちのひとつま
たは複数につき、所定期間内に選択されなかった場合に
おいて、シンボル出力手段による出力を停止させるシン
ボル出力停止手段を備えたテレビ受像機に係る。
【0033】(用語説明)「所定期間」とは、単純な期
間としての例えば二週間、一ヶ月といった期間や、シン
ボルキャラクタが選択される機会数や、それらの組合せ
をいう。組合せとはたとえば、シンボルキャラクタが選
択される機会数が20回または1ヶ月のいずれか一方を
超過したとき、といった組合せである。「シンボル出力
停止手段」とは、例えば、シンボルキャラクタに係るデ
ータを記録した記憶装置から当該データの一部または全
部を消去する手段である。
【0034】(作用)複数のシンボルキャラクタのうち
のひとつまたは複数につき、所定期間内に選択されなか
った場合、当該シンボルキャラクタはその視聴者に対し
ては評価されなかったこととなる。評価されなかったシ
ンボルキャラクタはシンボル出力停止手段によって出力
されなくなる。すなわち淘汰されることとなり、その結
果、シンボル出力手段によって出力可能なシンボルキャ
ラクタの全てに対し、評価が自動的になされる仕組みを
提供することとなる。
【0035】(請求項9)請求項9記載の発明は、請求
項1から請求項8の何れかに記載のテレビ受像機を限定
したものである。すなわち、シンボル出力手段によって
出力される複数のシンボルキャラクタのうちのひとつ
が、所定期間内に最も多く選択された場合には、当該シ
ンボルキャラクタは他のシンボルキャラクタと区別され
うる別格出力がなされる別格出力手段を備えたテレビ受
像機に係る。
【0036】(用語説明)「別格出力」とは、例えば、
当該シンボルキャラクタのみ冠をかぶって出力された
り、「編成部長」という名札を付けて出力されたりする
ことである。(作用)シンボル出力手段によって出力さ
れる複数のシンボルキャラクタのうちのひとつが、所定
期間内に最も多く選択された場合には、別格出力手段に
よって当該シンボルキャラクタは他のシンボルキャラク
タと区別される。その結果、シンボル出力手段によって
出力可能なシンボルキャラクタの全ての中から、最も評
価されたものが自動的に抽出される仕組みを提供するこ
ととなる。すると、お気に入りのシンボルキャラクタが
別格出力されるという、新たな娯楽が提供されることと
なる。
【0037】(請求項10)請求項10記載の発明は、
テレビ番組を出力させるプロセスに関する発明である。
すなわち、テレビ番組の編成アルゴリズムについて複数
のシンボルキャラクタを出力するシンボル出力手順と、
出力されたシンボルキャラクタを見た視聴者が一のシン
ボルキャラクタを選択するという意志表示の入力を受け
付ける選択入力手順と、その選択入力手順による意志表
示に係る選択されたシンボルキャラクタが、そのシンボ
ルキャラクタの編成アルゴリズムに基づいて編成した番
組リストを出力するリスト出力手順と、出力された番組
リストを見た視聴者が当該番組リストに係るシンボルキ
ャラクタを採用する旨の意志表示の入力を受け付ける採
用入力手順と、その採用入力手順によって採用されたシ
ンボルキャラクタに係る番組リストに基づいたテレビ番
組を出力する番組出力手順とを備えたテレビ番組出力方
法に係る。
【0038】(請求項11)請求項11記載の発明は、
請求項10に記載のテレビ番組出力方法を限定したもの
である。すなわち、採用入力手順にて意志表示の入力を
受け付けた場合にはシンボルキャラクタを消去するシン
ボルキャラクタ消去手順を備えるとともに、テレビ番組
の出力手順が実行されて選択されたテレビ番組が終了し
た場合には、シンボルキャラクタを出現させるシンボル
キャラクタ再出力手順を備えたテレビ番組出力方法に係
る。
【0039】(請求項12)請求項12記載の発明は、
請求項10または請求項11のいずれかに記載のテレビ
番組出力方法を限定したものである。すなわち、シンボ
ル出力手順にて出力されるシンボルキャラクタを、更新
または追加するためのキャラクタ追加手順を備えたテレ
ビ番組出力方法に係る。
【0040】(請求項13)請求項13記載の発明は、
請求項10から請求項12のいずれかに記載のテレビ番
組出力方法を限定したものである。すなわち、シンボル
キャラクタの編成アルゴリズムを学習する編成アルゴリ
ズム学習手順を備えたテレビ番組出力方法に係る。
【0041】(請求項14)請求項14は、請求項13
記載のテレビ番組出力方法を限定したものであり、編成
アルゴリズム学習手段に基づいて編成アルゴリズムを学
習した場合には、シンボルキャラクタを成長表示させる
成長表示手順を備えたテレビ番組出力方法に係る。
【0042】(請求項15)請求項15記載の発明は、
請求項13記載のテレビ番組出力方法を限定したもので
ある。すなわち、編成アルゴリズム学習手順には、学習
した編成アルゴリズムを受信する編成アルゴリズム受信
手順と、その受信した編成アルゴリズムを実行する実行
手順とを含むこととしたテレビ番組出力方法に係る。
【0043】(請求項16)請求項16記載の発明は、
テレビ番組を出力可能なテレビ受像機を用いて実行させ
るコンピュータプログラムに係る。そのプログラムは、
テレビ番組の編成アルゴリズムについて複数のシンボル
キャラクタを出力するシンボル出力手段と、出力された
シンボルキャラクタを見た視聴者が一のシンボルキャラ
クタを選択するという意志表示の入力を受け付ける選択
入力手段と、その選択入力手段による意志表示に係る選
択されたシンボルキャラクタが、そのシンボルキャラク
タの編成アルゴリズムに基づいて編成した番組リストを
出力するリスト出力手段と、出力された番組リストを見
た視聴者が当該番組リストに係るシンボルキャラクタを
採用する旨の意志表示の入力を受け付ける採用入力手段
とを備え、その採用入力手段によって採用されたシンボ
ルキャラクタに係る番組リストに基づいたテレビ番組を
出力するテレビ番組出力手段とを機能させるためのコン
ピュータプログラムである。
【0044】本願発明は、テレビ受像機やテレビチュー
ナ機能を備えたコンピュータや携帯パソコンなどに内蔵
されたコンピュータプログラムの実行機能によって実現
される場合の他、出力手段をテレビ受像機に依存したい
わゆるいわゆるテレビゲーム機によって実現することも
できる。
【0045】(請求項17)請求項17記載の発明もま
た、コンピュータプログラムに係る。そのプログラム
は、請求項16に記載のコンピュータプログラムの機能
に加え、シンボルキャラクタの出現および消去を選択可
能な出没選択機能を備えたコンピュータプログラムであ
る。
【0046】(請求項18)請求項18記載の発明もま
た、コンピュータプログラムに係る。そのプログラム
は、請求項16または請求項17のいずれかに記載のコ
ンピュータプログラムの機能に加え、採用入力手段が意
志表示の入力を受け付けた場合にはシンボルキャラクタ
を消去するシンボルキャラクタ消去手段と、テレビ番組
出力手段が機能したことによって選択されたテレビ番組
が終了した場合に、シンボルキャラクタを出現させるシ
ンボルキャラクタ再出力手段とを機能させるコンピュー
タプログラムである。
【0047】(請求項19)請求項19記載の発明もま
た、コンピュータプログラムに係る。そのプログラム
は、請求項16から請求項18のいずれかに記載のコン
ピュータプログラムの機能に加え、シンボル出力手段に
て出力されるシンボルキャラクタを、更新または追加す
るためのキャラクタ追加手段を機能させるコンピュータ
プログラムである。
【0048】(請求項20)請求項20記載の発明もま
た、コンピュータプログラムに係る。そのプログラム
は、請求項16から請求項19のいずれかに記載のコン
ピュータプログラムの機能に加え、シンボルキャラクタ
の編成アルゴリズムを学習する編成アルゴリズム学習手
段を機能させるコンピュータプログラムである。
【0049】(請求項21)請求項21記載の発明もま
た、コンピュータプログラムに係る。そのプログラム
は、請求項20に記載のコンピュータプログラムの機能
に加え、編成アルゴリズム学習手段に基づいて編成アル
ゴリズムを学習した場合には、シンボルキャラクタを成
長表示させる成長表示手段を機能させるコンピュータプ
ログラムである。
【0050】(請求項22)請求項22記載の発明もま
た、コンピュータプログラムに係る。そのプログラム
は、請求項16から請求項20のいずれかに記載のコン
ピュータプログラムの機能に加え、シンボル出力手段に
よって出力される複数のシンボルキャラクタのうちのひ
とつまたは複数につき、所定期間内に選択されなかった
場合において、シンボル出力手段による出力を停止させ
るシンボル出力停止手段を機能させるコンピュータプロ
グラムである。
【0051】(請求項23)請求項23記載の発明もま
た、コンピュータプログラムに係る。そのプログラム
は、請求項16から請求項22のいずれかに記載のコン
ピュータプログラムの機能に加え、シンボル出力手段に
よって出力される複数のシンボルキャラクタのうちのひ
とつが、所定期間内に最も多く選択された場合には、当
該シンボルキャラクタは他のシンボルキャラクタと区別
されうる別格出力がなされる別格出力手段を機能させる
コンピュータプログラムである。
【0052】(請求項24)請求項24記載の発明は、
テレビ番組を出力可能なテレビ受像機を用いて実行させ
るコンピュータプログラムを記録した記録媒体に係る。
そのプログラムは、テレビ番組の編成アルゴリズムにつ
いて複数のシンボルキャラクタを出力するシンボル出力
手段と、出力されたシンボルキャラクタを見た視聴者が
一のシンボルキャラクタを選択するという意志表示の入
力を受け付ける選択入力手段と、その選択入力手段によ
る意志表示に係る選択されたシンボルキャラクタが、そ
のシンボルキャラクタの編成アルゴリズムに基づいて編
成した番組リストを出力するリスト出力手段と、出力さ
れた番組リストを見た視聴者が当該番組リストに係るシ
ンボルキャラクタを採用する旨の意志表示の入力を受け
付ける採用入力手段とを備え、その採用入力手段によっ
て採用されたシンボルキャラクタに係る番組リストに基
づいたテレビ番組を出力するテレビ番組出力手段とを機
能させるためのコンピュータプログラムである。
【0053】ここで、「記録媒体」とは、それ自身では
空間を占有し得ないプログラムを担持することができる
媒体である。例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、CD−ROM、MO(光磁気ディ
スク)、DVD−ROM、コンパクトフラッシュ(登録
商標)、などである。
【0054】請求項17から請求項23に記載のコンピ
ュータプログラムを、記録媒体へ記憶させて提供するこ
ともできる。また、これらの発明に係るプログラムを格
納したコンピュータから、通信回線を通じて他のコンピ
ュータへ伝送することも可能である。更に、それらプロ
グラムをプリインストール、あるいはダウンロードする
ことで、請求項1から請求項9に係るテレビ受像機を形
成することは、当然可能である。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態及び図
面に基づいて、更に詳しく説明する。ここで使用する図
面は、図1乃至図13である。
【0056】(図1)以下、主に図1を中心に説明する
が、適宜他の図面も参照することとする。図1は、本実
施形態に係るテレビ受像機における代表的な画面表示を
示したものである。テレビ受像機には、図2などにも示
しているが、テレビ放送を受信し、画面出力が可能であ
るとともに、ハードディスクレコーダーによる録画機
能、インターネットへの接続機能などを備えている。
【0057】画面下部の左右には、シンボルキャラクタ
が出力されている。左側にあるシンボルキャラクタは、
ネクタイを着用した「ニュースキャスター」という名称
のキャラクタであり、名称および外観から容易に想像で
きるように、ニュース番組を中心とした番組を編成す
る。画面下部の右側にあるシンボルキャラクタは、野球
選手のユニフォーム姿をした「ジャンル・ベースボー
ル」という名称のキャラクタであり、野球中継を中心と
した番組を編成する。
【0058】カーソルを操作し、「ジャンル・ベースボ
ール」のシンボルキャラクタをクリックすると、当該キ
ャラクタが編成した番組表が出力される。同時に、画面
下部の中央には、「選択する」というボタン(採用入力
手段)と、「戻る」というボタン(再選択戻り手段)と
が表示される。「選択する」をクリックすれば、ジャン
ル・ベースボールが編成した番組の画像が出力される。
テレビ受像機に内蔵された電子時計(図示を省略)から
の時刻情報に基づき、現在が21時30分であれば、
「パリーグダイジェスト」が画面へ出力される。
【0059】「戻る」のボタンをクリックすれば、「ジ
ャンル・ベースボール」および「ニュースキャスター」
のいずれかによるリスト出力を選択できる画面へ戻るこ
とができる。「ジャンル・ベースボール」による番組編
成が気に入らなければ、「ニュースキャスター」をクリ
ックして、その番組編成のリストを出力させてみればよ
い。双方とも気に入らなければ、図示を省略したEPG
(電子番組ガイド)、新聞などを参照して独自に番組を
選択してもよいし、図5に示すように、インストールさ
れている全てのシンボルキャラクタを出力させ、その中
から気になるシンボルキャラクタを選択してもよい。
【0060】図7の説明にて詳しく説明するが、番組編
成に関しては、予め「ジャンル・ベースボール」のシン
ボルキャラクタを、あるランクへ指定しておく。する
と、「ジャンル・ベースボール」に組み込まれたプログ
ラム(編成アルゴリズム)が番組を自動的に録画し、番
組の編成へ組み込めるようにしている。
【0061】(図2)図2は、本実施形態に係るテレビ
受像機およびその周辺のハードウエア構成について、概
念的に表した図面である。なお、補足のため、図13も
用いて説明する。図13は、メタデータの活用について
示す概念図である。視聴者に係るテレビ受像機は、テレ
ビ放送受信手段と、その受信した電波を画像等に変換し
てテレビ番組を出力するテレビ番組出力手段と、必要に
応じてテレビ番組を録画するテレビ番組記録手段とを備
えている。テレビ放送受信手段は、放送事業者による地
上波放送、衛星放送などを受信できる。図面中のテレビ
受像機は、理解の便宜のため、「入力系」、「画面出力
系」、「放送受信系」に区分してある。
【0062】また、インターネット接続機能として、シ
ンボル受信手段を備えている。このシンボル受信手段
は、シンボルキャラクタの機能を実行するためのプログ
ラムであるシンボルキャラクタデータを、公衆電話回線
を通じて受信する。なお、シンボルキャラクタデータ
を、記録媒体へ記録したものを入手し、インストールす
ることもできる。
【0063】テレビ受像機へインストールされたシンボ
ルキャラクタデータは、シンボル出力手段によって画面
出力される。また、図1にて示したように採用入力手段
(「選択する」のボタン)による入力を受け付ける(す
なわち、特定のシンボルキャラクタを選択する)と、リ
スト出力手段が、番組リストを出力する。シンボルキャ
ラクタによる番組編成を視聴者が受け入れる場合には、
シンボル選択手段によって当該シンボルキャラクタを実
行させる。すると、編成されたテレビ番組がテレビ番組
出力手段によって画面へ出力されることとなる。
【0064】図13に示すように、メタデータ提供者
は、放送事業者によるデータ放送を介して、あるいはイ
ンターネットを介して、メタデータを視聴者へ提供す
る。提供されたメタデータは、視聴者に係る通信機能付
きのテレビ受像機におけるメタデータ受信手段が受信す
る。そして、シンボルキャラクタにおける編成アルゴリ
ズムを介して番組編成に用いられ、リスト出力手段によ
って番組リストが出力される。
【0065】シンボルキャラクタデータを視聴者へ提供
するキャラクタ提供者は、シンボルキャラクタデータを
蓄積したシンボルキャラクタデータベース(図中、「D
B」と略記)と、シンボルキャラクタデータを視聴者の
テレビ受像機へ送信するためのシンボル送信手段とを備
えている。図3、図4を用いて更に詳しく説明する。
【0066】(図3)図3では、キャラクタ提供者と視
聴者とが双方向通信を行う場合について説明するための
図である。テレビ受像機については、「放送受信系」を
省略している。キャラクタ提供者においては、視聴者が
どのシンボルキャラクタを採用したかという採用/不採
用データと、どのシンボルキャラクタを最終的に選択し
たかという選択シンボルデータとを受信可能な選択デー
タ受信手段と、それら採用/不採用データおよび選択シ
ンボルデータとを蓄積するシンボルキャラクタ選択デー
タベースとを備えている。
【0067】視聴者に係るテレビ受像機においては、採
用入力手段によってリストを出力させると、どのシンボ
ルキャラクタを採用したかという採用/不採用データ
が、キャラクタ提供者へ吸い上げられることとなってい
る。同様に、シンボル選択手段によってどのシンボルキ
ャラクタを最終的に選択してテレビ番組を視聴し始めた
かという選択シンボルデータが、キャラクタ提供者へ吸
い上げられることとなっている。なお、図13に示すよ
うに、シンボルキャラクタにおける編成アルゴリズム
は、採用入力手段による採用の可否、シンボル選択手段
による選択の可否などによって学習するものもあるし、
視聴者と対話形式にて視聴者の細かい嗜好を学習するも
のもある。学習機能については、図11、図12などを
用いて詳しく説明する。これらのシンボルキャラクタ選
択データを蓄積、分析することによって、新たなシンボ
ルキャラクタを作成する参考にしたり、既に作成したシ
ンボルキャラクタを改良したりするために用いることが
できる。これについては、図4に示す。
【0068】(図4)図4は、図3のようにして吸い上
げたシンボルキャラクタ選択データを活用することがで
きる構成を備えたキャラクタ提供者について説明してい
る。キャラクタ提供者は、前述のようにして多数の視聴
者から吸い上げたシンボルキャラクタ選択データを分析
するための選択データ解析手段と、その選択データ解析
手段の解析結果を用いて、新たなシンボルキャラクタを
作成する参考にしたり、既に作成したシンボルキャラク
タを改良したりするシンボルキャラクタ作成手段とを備
えている。シンボルキャラクタ作成手段は、シンボルキ
ャラクタデータにおける番組編成のためのアルゴリズム
を作成したり、作成の補助となるデータを出力したりす
るものであり、シンボルキャラクタの外観デザインや名
称までを作成するものではない。
【0069】シンボルキャラクタ作成手段による「更
新」とは、既に作成済みのシンボルキャラクタに関し、
番組編成における基本コンセプトに大幅な変更がない場
合において、例えば、視聴者が好まなかった番組選択を
外すようなアルゴリズムへの変更を行うことである。基
本コンセプトに大幅な変更を必要とするような場合に
は、シンボルキャラクタそのものを新規作成した方がよ
い場合が多い。既に当該シンボルキャラクタを採用した
ことがある視聴者が混乱するからである。
【0070】なお、視聴者の元で用いられるシンボルキ
ャラクタデータ中のプログラムは、視聴者に係るテレビ
受像機の種類によって異ならせる場合がある。例えば、
一般家庭設置用の大型テレビであればフルスペックのプ
ログラムを用意するが、携帯情報端末にテレビチューナ
を備えたようなテレビ受像機の場合には、ハードウエア
に対する負担を軽減するため、単純化したポケット版プ
ログラムとする。例えば、フルスペックのプログラムに
おいては、自己学習アルゴリズムを組み込み、ポケット
版においてはその自己学習アルゴリズムを外す、といっ
たことである。
【0071】(図5)図5は、全シンボル出力画面であ
る。すなわち、視聴者に係るテレビ受像機にインストー
ルされているシンボルキャラクタの全てを一画面に表示
させた様子を示す図である。この図に示すシンボルキャ
ラクタは7種類である。和服に扇子を持つ「ザ・時代
劇」は、時代劇や大河ドラマ、歌舞伎などを中心に編成
するシンボルキャラクタである。白衣に調理帽をかぶっ
た「ミスターコック」は、料理番組、食べ歩き番組など
を中心に編成するシンボルキャラクタである。漫画チッ
クな象の姿をした「お奨めだ・ぞー」は、視聴率の高い
番組ばかりを編成するシンボルキャラクタである。演説
する政治家「政治経済・博士」は、政治や経済の解説番
組、世界情勢などのドキュメンタリー番組などを中心に
編成するシンボルキャラクタである。宇宙服を着た「ス
ペースワールド君」は、宇宙や科学解説番組などを中心
に編成するシンボルキャラクタである。「ジャンル・ベ
ースボール」および「ニュースキャスター」については
前述したので、繰り返さない。
【0072】この画面の右上には、メニューボタンがあ
り、カーソル表示を合わせるとプルダウンメニューが表
れて、様々な操作が行えるようにしてある。また、カー
ソルをある特定のシンボルキャラクタへ合わせて反転さ
せてから「選択する」をクリックすると、当該シンボル
キャラクタによる番組編成の一例が表示される。そのと
きに、「戻る」をクリックすれば、どのシンボルキャラ
クタも選択されていない状態へ戻る。
【0073】(図6)図6は、ランキング出力画面であ
る。すなわち、本テレビ受像機において、所定期間中に
採用されたことが多い上位3つのシンボルキャラクタを
表示する画面である。この画面では、過去1ヶ月で最も
多く採用されたのが「お奨めだ・ぞー」、第2位が「ジ
ャンル・ベースボール」、第3位が「政治経済・博士」
であった。なお、この画面において、カーソルをある特
定のシンボルキャラクタへ合わせて反転させてから「選
択する」をクリックすると、当該シンボルキャラクタに
よる番組編成の一例を表示させることもできる。
【0074】(図7)図7は、表示シンボルランク付け
画面である。すなわち、多数のシンボルキャラクタか
ら、使用頻度に合わせて視聴者がランク付けをして便利
に利用する。遊びの要素が取り入れられると同時に、テ
レビ番組の出力に邪魔にならないようにすることができ
る。ランクとしては、最も使用頻度の高い「My編成部
長」のボックス、たまには使用するという「部長見習
い」のボックス、全く興味のない「降格者」のボックス
が用意されており、カーソルを当ててドラッグさせれば
簡単に移動させることができる。以上の3種類のボック
スへ、既にインストールされているシンボルキャラクタ
を分類する。「降格者」のボックスに入れられると、本
テレビ受像機から当該シンボルキャラクタに関するデー
タが削除されたり、簡単には再表示させることができな
くなる、などの処理が実行される。
【0075】なお、画面の右側には、キャラクタ提供者
から送られてきた新たなシンボルキャラクタが、「新参
者」というボックスの中へ表示される。この図に示す新
たなキャラクタは、以下の4種類である。笑顔で電話す
る「癒しガール」は、疲れを癒してくれるような番組、
例えばイージーリスニング系の音楽番組、旅紀行番組な
どを中心に編成するシンボルキャラクタである。ピエロ
の格好をした「笑ってボーイ」は、漫才、バラエティー
などのお笑い番組を中心に編成するシンボルキャラクタ
である。ダッシュする新聞記者風の「首相ウォッチャ
ー」は、総理大臣や人気の政治家などに密着する番組編
成をするシンボルキャラクタである。ヨガのポーズを取
る「ダイエットレディ」は、健康やダイエットをテーマ
にした番組を中心に編成するシンボルキャラクタであ
る。
【0076】この「新参者」のボックスの中から「部長
見習い」などへ移動させることも可能である。また、こ
の画面においても、カーソルをある特定のシンボルキャ
ラクタへ合わせて反転させてから「選択する」をクリッ
クすると、当該シンボルキャラクタによる番組編成の一
例を表示させることができる。
【0077】(図8)図8は、テレビ受像機へ画面出力
されるシンボルキャラクタを操作するためのシンボルキ
ャラクタ操作端末装置を示す図である。カーソルボタン
や、決定、キャンセル、送信といった操作ボタンを備え
る。「送信」のボタンは、キャラクタ提供者に対して、
自分が選択したデータ類を送信する命令を発する際など
に用いる。例えば、四人家族でテレビ受像機を強要して
いる場合において、このシンボルキャラクタ操作端末装
置を、家族四人で個別に四台保有してもらえれば、キャ
ラクタ提供者においては、より高度なデータ収集、デー
タ分析が可能となる。
【0078】さて、ここに示すシンボルキャラクタ操作
端末装置は、出力手段をテレビ受像機に依存したいわゆ
るテレビゲーム機にて代用させることも可能である。テ
レビゲーム機のソフトウエアとして、多数種類のシンボ
ルキャラクタデータを保存したDVD−ROMなどの記
録媒体と、電話回線を介してインターネット経由でダウ
ンロードした電子番組ガイドとによって、図7までに説
明してきたような実施形態を実現することは当然可能で
ある。
【0079】(図9)図9は、シンボルキャラクタを自
ら表示し、操作するためのシンボルキャラクタ表示端末
装置を示す図である。カーソルボタンや、決定、キャン
セル、送信といった操作ボタンのほか、出力装置として
の液晶パネルをも備えている。ここに示すシンボルキャ
ラクタ表示端末装置は、図8に示したシンボルキャラク
タ操作端末装置よりも発展した使い方ができる。例え
ば、テレビ受像機を離れて持ち運び、シンボルキャラク
タ操作端末装置のみで楽しむことができる。シンボルキ
ャラクタが学習機能を備えている場合には、テレビ受像
機を離れた外出先など、例えば通勤電車の中でお気に入
りのシンボルキャラクタを学習させ、自分用に進化させ
ることができる。
【0080】(図10)図10は、学習機能のアルゴリ
ズムを示すフローチャートである。図中、「選択アルゴ
リズム(a)」とあるのは、図12でその概念を示して
いる。まず、シンボルキャラクターAが「選択アルゴリ
ズム(a)」によってある番組を画面へ提示する。そこ
で、提示された番組を拒否した場合には、番組の属性に
関する好みに対して、ネガティブフィードバックがなさ
れる。そこで、この視聴者のこの番組属性に対する好み
パラメタが弱められたこととなる。その学習を裏で行う
が、画面には、シンボルキャラクターAによる次の番組
が表示される。
【0081】次に、最初に提示された番組を最後まで見
たとする。すると、番組の属性に関する好みに対して、
ポジティブフィードバックがなされる。そこで、この視
聴者のこの番組属性に対する好みパラメタが強められた
こととなる。その学習を裏で行った後、番組が終了した
ら、画面にはシンボルキャラクターAによる次の番組が
表示される。提示された番組を拒否しなかったものの、
番組を最後まで見なかったとする。すると、番組の属性
に関する好みに対して、ネガティブフィードバックがな
される。そこで、この視聴者のこの番組属性に対する好
みパラメタが弱められたこととなる。その学習を裏で行
うが、画面には、シンボルキャラクターAによる次の番
組が表示される。
【0082】(図11)図11に示すように、選択アル
ゴリズムは、各番組についてスコアを計算することによ
る。番組スコアは、例えば、番組属性と好み属性との合
致度、放映タイミング、および番組属性と既再生番組属
性との合致度の関数として計算する。そして、最もスコ
アが高い番組を選択して提示する。すなわち、「学習す
る」ということは、番組スコア計算のための変数が変化
することによるのである。
【0083】例えば、番組属性はジャンル、出演者等の
要素を含み、その視聴者の好みの属性とその番組の属性
の合致度が高いと、スコアが高まり「その視聴者はその
番組を好む」と推論される。また、放映タイミングは現
在に近い方がスコアは高まり、同程度の好みの番組であ
れば生放送が選択される。また、直前に既に再生された
番組とまったく同じような番組よりは、多少タイプの違
う番組のほうが選択される。
【0084】(図12)図12では、視聴者a氏が、番
組(イ)を提示されて拒否し、番組(ロ)を提示されて
採用して最後まで視聴し、番組(ハ)を提示されて採用
したが途中で止めた場合について、スコアを列挙したも
のである。例えば、提示された番組を選択したり最後ま
で見たりすると、視聴者の好み属性のその番組の属性項
目にあたる項目は強化される。また、拒否したり途中で
止めたりするとと逆に弱められる。
【0085】前述してきたように、シンボルキャラクタ
に対応するアルゴリズムは、メタデータと視聴者の好み
(主体的選択や行動からの学習)に基づき所謂編成を行
っている。シンボルキャラクタの例として、ジャンル等
番組の基本属性そのものに直接対応したものを多く例示
してきたが、以下のような、より高度なものもあり得
る。図示は省略するが、「評価定丸(ひょうかさだま
る)」というシンボルキャラクタを提供したとする。こ
の「評価定丸」は、基本的にはハードディスクに録画さ
れた番組を編成するシンボルキャラクタである。その編
成は、個人別視聴行動データを集める仕組みと最後まで
見ていた人数あるいは比率というメタデータの存在を前
提に、多くの他の視聴者が番組の最後まで見ていた番組
を中心に行う。
【0086】また、同じく図示は省略するが、「皆野す
すめ」というシンボルキャラクタを提供したとする。こ
の「皆野すすめ」もまた、基本的にはハードディスクに
録画された番組を編成するシンボルキャラクタである。
編成の手順は、個人別あるいは属性別の視聴データをあ
つめる仕組みが存在し、且つそのデータがメタデータで
存在することを前提に、協調フィルタリングによって類
似の好みの人が見た番組をお薦め番組として編成する。
【0087】また、同じく図示は省略するが、「発言サ
ンプラー」というシンボルキャラクタを提供したとす
る。この「発言サンプラー」は登録した人物(例えば著
名コメンテーター・首相などの政治家)の発言の場面を
収集して編成する。図7にて示した「首相ウォッチャ
ー」は予め「首相」を追いかけることを決めてあるが、
この「発言サンプラー」は視聴者へ誰の発言をサンプル
するかを質問形式で決定し、番組編成を行うことができ
る。
【0088】
【発明の効果】請求項1から請求項9に記載の発明によ
れば、推薦する番組を編成する際に一般のユーザーが分
かり易く親しみ易いインターフェースを提供するテレビ
受像機を提供することができた。請求項10から請求項
15に記載の発明によれば、推薦する番組を編成する際
に一般のユーザーが分かり易く親しみ易いインターフェ
ースを提供するテレビ番組出力方法を提供することがで
きた。請求項16から請求項24に記載の発明によれ
ば、推薦する番組を編成する際に一般のユーザーが分か
り易く親しみ易いインターフェースを提供するテレビ番
組出力方法の実現のためのコンピュータプログラムを提
供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るテレビ受像機における代表的
な画面表示を示したものである。
【図2】本実施形態に係るテレビ受像機およびその周辺
のハードウエア構成について、概念的に表した図面であ
る。
【図3】キャラクタ提供者と視聴者とが双方向通信を行
う場合について説明するための図である。
【図4】吸い上げたシンボルキャラクタ選択データを活
用することができる構成を備えた説明図である。
【図5】視聴者に係るテレビ受像機にインストールされ
ているシンボルキャラクタの全てを一画面に表示させた
様子を示す図である。
【図6】あるテレビ受像機において、所定期間中に採用
されたことが多い上位3つのシンボルキャラクタを表示
する画面である。
【図7】シンボルキャラクタのランク付けを行う画面で
ある。
【図8】テレビ受像機へ画面出力されるシンボルキャラ
クタを操作するためのシンボルキャラクタ操作端末装置
を示す図である。
【図9】シンボルキャラクタを自ら表示し、操作するた
めのシンボルキャラクタ表示端末装置を示す図である。
【図10】学習機能のアルゴリズムを示すフローチャー
トである。
【図11】選択アルゴリズムを示す概念図である。
【図12】学習アルゴリズムによる学習の例示を示す点
数表である。
【図13】メタデータを活用して番組編成を行うための
構成を示す概念図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/035 7/08 7/081

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビ番組を出力可能なテレビ受像機であ
    って、 テレビ番組の編成アルゴリズムについて複数のシンボル
    キャラクタを出力するシンボル出力手段と、 出力されたシンボルキャラクタを見た視聴者が一のシン
    ボルキャラクタを選択するという意志表示の入力を受け
    付ける選択入力手段と、 その選択入力手段による意志表示に係る選択されたシン
    ボルキャラクタが、そのシンボルキャラクタの編成アル
    ゴリズムに基づいて編成した番組リストを出力するリス
    ト出力手段と、 出力された番組リストを見た視聴者が当該番組リストに
    係るシンボルキャラクタを採用する旨の意志表示の入力
    を受け付ける採用入力手段と、 その採用入力手段によって採用されたシンボルキャラク
    タに係る番組リストに基づいたテレビ番組を出力するテ
    レビ番組出力手段とを備えたテレビ受像機。
  2. 【請求項2】シンボル出力手段には、シンボルキャラク
    タの出現および消去を選択可能な出没選択機能を備えた
    請求項1に記載のテレビ受像機。
  3. 【請求項3】シンボル出力手段は、採用入力手段が意志
    表示の入力を受け付けた場合にはシンボルキャラクタを
    消去するとともに、テレビ番組の出力装置が選択された
    テレビ番組が終了した場合には、シンボルキャラクタを
    出現させる再出現手段を備えた請求項1または請求項2
    のいずれかに記載のテレビ受像機置。
  4. 【請求項4】シンボル出力手段にて出力されるシンボル
    キャラクタを、更新または追加するためのキャラクタ追
    加手段を備えた請求項1、請求項2または請求項3のい
    ずれかに記載のテレビ受像機。
  5. 【請求項5】シンボルキャラクタの編成アルゴリズムを
    学習する編成アルゴリズム学習手段を備えた請求項1か
    ら請求項4のいずれかに記載のテレビ受像機。
  6. 【請求項6】編成アルゴリズム学習手段に基づいて編成
    アルゴリズムを学習した場合には、シンボル出力手段
    は、シンボルキャラクタを成長表示させることとした請
    求項5記載のテレビ受像機。
  7. 【請求項7】編成アルゴリズム学習手段は、学習した編
    成アルゴリズムを受信する編成アルゴリズム受信手段
    と、 その受信した編成アルゴリズムを実行する実行手段とを
    備えることによって実現することとした請求項5記載の
    テレビ受像機。
  8. 【請求項8】シンボル出力手段によって出力される複数
    のシンボルキャラクタのうちのひとつまたは複数につ
    き、所定期間内に選択されなかった場合において、シン
    ボル出力手段による出力を停止させるシンボル出力停止
    手段を備えた請求項1から請求項7の何れかに記載のテ
    レビ受像機。
  9. 【請求項9】シンボル出力手段によって出力される複数
    のシンボルキャラクタのうちのひとつが、所定期間内に
    最も多く選択された場合には、当該シンボルキャラクタ
    は他のシンボルキャラクタと区別されうる別格出力がな
    される別格出力手段を備えた請求項1から請求項8の何
    れかに記載のテレビ受像機。
  10. 【請求項10】テレビ番組の編成アルゴリズムについて
    複数のシンボルキャラクタを出力するシンボル出力手順
    と、 出力されたシンボルキャラクタを見た視聴者が一のシン
    ボルキャラクタを選択するという意志表示の入力を受け
    付ける選択入力手順と、 その選択入力手順による意志表示に係る選択されたシン
    ボルキャラクタが、そのシンボルキャラクタの編成アル
    ゴリズムに基づいて編成した番組リストを出力するリス
    ト出力手順と、 出力された番組リストを見た視聴者が当該番組リストに
    係るシンボルキャラクタを採用する旨の意志表示の入力
    を受け付ける採用入力手順と、 その採用入力手順によって採用されたシンボルキャラク
    タに係る番組リストに基づいたテレビ番組を出力する番
    組出力手順とを備えたテレビ番組出力方法。
  11. 【請求項11】採用入力手順にて意志表示の入力を受け
    付けた場合にはシンボルキャラクタを消去するシンボル
    キャラクタ消去手順を備えるとともに、 テレビ番組の出力手順が実行されて選択されたテレビ番
    組が終了した場合には、シンボルキャラクタを出現させ
    るシンボルキャラクタ再出力手順を備えた請求項10に
    記載のテレビ番組出力方法。
  12. 【請求項12】シンボル出力手順にて出力されるシンボ
    ルキャラクタを、更新または追加するためのキャラクタ
    追加手順を備えた請求項10または請求項11のいずれ
    かに記載のテレビ番組出力方法。
  13. 【請求項13】シンボルキャラクタの編成アルゴリズム
    を学習する編成アルゴリズム学習手順を備えた請求項1
    0から請求項12のいずれかに記載のテレビ番組出力方
    法。
  14. 【請求項14】編成アルゴリズム学習手段に基づいて編
    成アルゴリズムを学習した場合には、シンボルキャラク
    タを成長表示させる成長表示手順を備えた請求項13記
    載のテレビ番組出力方法。
  15. 【請求項15】編成アルゴリズム学習手順には、学習し
    た編成アルゴリズムを受信する編成アルゴリズム受信手
    順と、 その受信した編成アルゴリズムを実行する実行手順とを
    含むこととした請求項13記載のテレビ番組出力方法。
  16. 【請求項16】テレビ番組を出力可能なテレビ受像機を
    用いて実行させるコンピュータプログラムであって、 そのプログラムは、テレビ番組の編成アルゴリズムにつ
    いて複数のシンボルキャラクタを出力するシンボル出力
    手段と、 出力されたシンボルキャラクタを見た視聴者が一のシン
    ボルキャラクタを選択するという意志表示の入力を受け
    付ける選択入力手段と、 その選択入力手段による意志表示に係る選択されたシン
    ボルキャラクタが、そのシンボルキャラクタの編成アル
    ゴリズムに基づいて編成した番組リストを出力するリス
    ト出力手段と、 出力された番組リストを見た視聴者が当該番組リストに
    係るシンボルキャラクタを採用する旨の意志表示の入力
    を受け付ける採用入力手段とを備え、 その採用入力手段によって採用されたシンボルキャラク
    タに係る番組リストに基づいたテレビ番組を出力するテ
    レビ番組出力手段とを機能させるためのコンピュータプ
    ログラム。
  17. 【請求項17】シンボルキャラクタの出現および消去を
    選択可能な出没選択機能を備えた請求項16記載のコン
    ピュータプログラム。
  18. 【請求項18】採用入力手段が意志表示の入力を受け付
    けた場合にはシンボルキャラクタを消去するシンボルキ
    ャラクタ消去手段と、 テレビ番組出力手段が機能したことによって選択された
    テレビ番組が終了した場合に、シンボルキャラクタを出
    現させるシンボルキャラクタ再出力手段とを機能させる
    請求項16または請求項17のいずれかに記載のコンピ
    ュータプログラム。
  19. 【請求項19】シンボル出力手段にて出力されるシンボ
    ルキャラクタを、更新または追加するためのキャラクタ
    追加手段を機能させる請求項16から請求項18のいず
    れかに記載のコンピュータプログラム。
  20. 【請求項20】シンボルキャラクタの編成アルゴリズム
    を学習する編成アルゴリズム学習手段を機能させる請求
    項16から請求項19のいずれかに記載のコンピュータ
    プログラム。
  21. 【請求項21】編成アルゴリズム学習手段に基づいて編
    成アルゴリズムを学習した場合には、シンボルキャラク
    タを成長表示させる成長表示手段を機能させる請求項2
    0記載のコンピュータプログラム。
  22. 【請求項22】シンボル出力手段によって出力される複
    数のシンボルキャラクタのうちのひとつまたは複数につ
    き、所定期間内に選択されなかった場合において、シン
    ボル出力手段による出力を停止させるシンボル出力停止
    手段を機能させる請求項16から請求項20のいずれか
    に記載のコンピュータプログラム。
  23. 【請求項23】シンボル出力手段によって出力される複
    数のシンボルキャラクタのうちのひとつが、所定期間内
    に最も多く選択された場合には、当該シンボルキャラク
    タは他のシンボルキャラクタと区別されうる別格出力が
    なされる別格出力手段を機能させる請求項16から請求
    項22のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
  24. 【請求項24】テレビ番組を出力可能なテレビ受像機を
    用いて実行させるコンピュータプログラムを記録した記
    録媒体であって、 そのプログラムは、テレビ番組の編成アルゴリズムにつ
    いて複数のシンボルキャラクタを出力するシンボル出力
    手段と、 出力されたシンボルキャラクタを見た視聴者が一のシン
    ボルキャラクタを選択するという意志表示の入力を受け
    付ける選択入力手段と、 その選択入力手段による意志表示に係る選択されたシン
    ボルキャラクタが、そのシンボルキャラクタの編成アル
    ゴリズムに基づいて編成した番組リストを出力するリス
    ト出力手段と、 出力された番組リストを見た視聴者が当該番組リストに
    係るシンボルキャラクタを採用する旨の意志表示の入力
    を受け付ける採用入力手段とを備え、 その採用入力手段によって採用されたシンボルキャラク
    タに係る番組リストに基づいたテレビ番組を出力するテ
    レビ番組出力手段とを機能させるためのコンピュータプ
    ログラムとしたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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