JP2003150393A - リモートサービス処理システムおよび方法、プログラム - Google Patents

リモートサービス処理システムおよび方法、プログラム

Info

Publication number
JP2003150393A
JP2003150393A JP2001344489A JP2001344489A JP2003150393A JP 2003150393 A JP2003150393 A JP 2003150393A JP 2001344489 A JP2001344489 A JP 2001344489A JP 2001344489 A JP2001344489 A JP 2001344489A JP 2003150393 A JP2003150393 A JP 2003150393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
rpc
identifier
received
return value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001344489A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Fujita
悟 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2001344489A priority Critical patent/JP2003150393A/ja
Publication of JP2003150393A publication Critical patent/JP2003150393A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信方法を限定することなく、リモートサー
ビスを実行するプロセスを起動して実行する。 【解決手段】 リモートサービス処理システム100で
は、RPC受信手段3とメッセージ受信手段6とを有す
ることによって、外部の計算機から、RPCおよびメッ
セージをいずれも受信することができるようになり、R
PC送信手段8とメッセージ送信手段7とを有すること
によって、外部の計算機1へRPC要求とメッセージと
をともに送信することができる。このようにすれば、プ
ロセス制御手段5によって実行されるプロセス11は、
RPCとメッセージ送受信とを容易に利用することがで
きるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークで接
続されている各計算機間でリモートサービスを実行する
ためのリモートサービス処理システムおよび方法、プロ
グラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリモートサービス処理システムの
一例が、特開平9−069081号公報に記載されてい
る。この従来の分散処理システムは、主に、外部からの
メッセージ送受信のためのメッセージ交換部と、メッセ
ージキューイング部と、シナリオ解釈実行部と、RPC
(リモートプロシージャコール)呼出部とから構成され
ている。このような構成を有する従来のリモートサービ
ス処理システムは、次のように動作する。
【0003】まず、ネットワークを通して外部から送ら
れてきたメッセージをメッセージ交換部が受信する。続
いて、受信したメッセージをメッセージキューイング部
によって、一時的にキューに格納する。続いて、そのメ
ッセージと関連するシナリオをシナリオ情報保持部から
読み込み、そのシナリオをシナリオ解釈実行部で解釈実
行する。最後に、そのシナリオの中で、RPC呼出部に
よってローカルネットワーク内でリモートプロシージャ
コールが実行される。
【0004】従来、このシステムでは、外部のネットワ
ークに接続された計算機間では、メッセージ送受信が行
われ、内部のローカルネットワークに接続された計算機
間ではリモートプロシージャコールが実行されることが
特徴であった。しかし、最近では、SOAP(Simp
le Object Access Protocol:シ
ンプル・オブジェクト・アクセス・プロトコル)の登場
により、外部の広域ネットワークを通じてもリモートプ
ロシージャコールを実行することが可能となっている。
そのため、外部からリモートプロシージャコールで呼び
出され、内部ではメッセージ送受信による通信を行う機
能が必要になる場合がある。また、外部のネットワーク
に接続された所定の計算機とは、リモートプロシージャ
コールによって通信を行い、他の計算機とはメッセージ
送受信を行うといったように、状況に合わせた通信方法
の選択が必要になってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のリモートサービス処理システムでは、外部のネット
ワークに接続された計算機間では、メッセージ送受信を
行い、内部のローカルネットワークに接続された計算機
間ではリモートプロシージャコールを行うといったよう
に、リモートサービスを実行する際の通信方法が限定さ
れていた。
【0006】本発明は、メッセージでも、リモートプロ
シージャコールでも、通信方法を限定することなく、リ
モートサービスを実行するプロセスを起動して実行する
ことができるリモートサービス処理システムを提供する
ことを目的とする。
【0007】また、本発明は、直接的に相手のプロセス
識別子を知らなくても、対話識別子を用いることによっ
て、正しく相手プロセスにメッセージ送受信を行うこと
ができるリモートサービス処理システムを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のリモートサービス処理システムでは、外部
からリモートプロシージャコール(RPC)を受信し、
前記リモートプロシージャに対する戻り値を外部に送信
するRPC受信手段と、外部からメッセージを受信する
メッセージ受信手段と、前記RPC受信手段によって受
信されたRPCあるいは前記メッセージ受信手段によっ
て受信したメッセージに基づいてプロセスを実行して該
プロセスの戻り値を生成するプロセス制御手段と、前記
プロセスが生成したメッセージを外部に送信するメッセ
ージ送信手段と、前記プロセスが生成したRPCを外部
に送信し、当該RPCの戻り値を外部から受信して前記
プロセスに送信するRPC送信手段とを備える。
【0009】本発明のリモートサービス処理システムで
は、RPC受信からのプロセス起動、メッセージからの
プロセス起動とを可能にするメッセージ受信、メッセー
ジ送信、RPC送信の各手段と、プロセスエンジンとか
ら構築されているため、メッセージでも、リモートプロ
シージャコールでも、通信方法を限定することなく、リ
モートサービスを実行するプロセスを起動して実行する
ことができる。
【0010】また、本発明の他のリモートサービス処理
システムでは、前記メッセージ受信手段および前記メッ
セージ送信手段から参照され、プロセスを識別するため
のプロセス識別子と、メッセージ送受信によって実現さ
れる対話を識別するための対話識別子との組合せでデー
タが登録されるテーブルをさらに備え、前記メッセージ
受信手段は、前記テーブルを検索し、受信したメッセー
ジに含まれる対話識別子に対応するプロセス識別子をメ
ッセージを配送すべきプロセス識別子として決定し、前
記メッセージが新規にプロセスを起動する要求である場
合は、前記プロセス起動手段にプロセス起動を依頼し、
起動されたプロセスのプロセス識別子を、対話識別子と
組みにして前記テーブルに登録し、前記メッセージ送信
手段は、対話識別子を有するメッセージを送信するとも
に、前記テーブルに登録されていない対話識別子を有す
るメッセージを送信する場合には、送信依頼をしたプロ
セスのプロセス識別子と対話識別子とを組みにして前記
テーブルに登録する。
【0011】本発明のリモートサービス処理システムで
は、対話識別子とプロセス識別子との間の変換テーブル
を管理する機能を備えているため、メッセージやリモー
トプロシージャコールの通信相手を識別する際に、相手
のプロセス識別子ではなく互いの対話識別子を用いて通
信を実行することができる。このようにすれば、直接的
に相手のプロセス識別子を知らなくても、対話識別子を
用いることによって、正しく相手プロセスにメッセージ
送受信を行うことができるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態のリモー
トサービス処理システムについて図面を参照して詳細に
説明する。
【0013】(第1の実施形態)まず、本発明の第1の
実施形態のリモートサービス処理システムについて説明
する。図1は、本実施形態のリモートサービス処理シス
テムが適用される実行環境を示す図である。図1に示す
ように、プログラムを実行する複数の計算機1が、ネッ
トワーク2に接続されている。各計算機1は、互いに、
リモートプロシージャコール(以下、RPC)の呼出/
受信と、メッセージの送受信とを行う。ネットワーク2
は、インターネット等の広域のネットワークであっても
よい。本実施形態のリモートサービス処理システムは、
各計算機1に実装される。
【0014】図2は、本実施形態のリモートサービス処
理システムの構成を示すブロック図である。図2に示す
ように、本実施形態のリモートサービス処理システムの
一例であるリモートサービス処理システム100は、R
PCを受信するためのRPC受信手段3と、RPCに含
まれる要求に基づいて直接にサービスを行うためのプロ
グラムを実行するサービス実行手段4と、プロセスの定
義の格納、プロセスの起動、実行、終了処理を行ってリ
モートサービスを行うプロセスを実行するプロセス制御
手段5と、外部からのメッセージを受信するメッセージ
受信手段6と、外部に対してメッセージを送信するメッ
セージ送信手段7と、外部に対してRPC呼出を行うR
PC送信手段8とを備えている。
【0015】プロセス制御手段5は、RPC受信手段3
から呼び出され、プロセス定義ライブラリ10に格納さ
れたプロセス定義に基づいてプロセスを起動するプロセ
ス起動手段9と、プロセス起動手段9によって起動され
るプロセス11を実行するプロセス実行手段12と、プ
ロセスの終了時に終了処理を行ってRPC受信手段3に
対して戻り値の返信を行うプロセス終了処理手段13と
を備えている。
【0016】次に、各手段の動作について説明する。R
PC受信手段3は、ネットワークを通して、外部からR
PCの要求を受信し、その要求内容を解析し、直接に、
サービスプログラムを実行するのであれば、サービス実
行手段4に実行依頼を送信し、サービス実行手段4によ
って実行されたプログラムの戻り値を、RPCの呼出元
に返信する。
【0017】また、RPC受信手段3は、RPCの内容
がプロセス起動を必要とするものであれば、プロセス制
御手段5のプロセス起動手段9にプロセスの実行依頼を
送信し、プロセスの終了待ち状態に遷移する。そして、
プロセス終了処理手段13から返信されたそのプロセス
の戻り値を受信し、RPCの呼出元に返信する。
【0018】サービス実行手段4は、RPC受信手段3
からの要求で計算機内部のサービスプログラムを立ち上
げてそのプログラムを実行し、その実行結果をRPC受
信手段3に返信する。
【0019】プロセス制御手段5は、プロセス起動手段
9がRPC受信手段3あるいはメッセージ受信手段6か
ら起動メッセージを受信すると動作を開始する。まず、
プロセス起動手段9は、プロセス定義ライブラリ10か
ら、対象となるプロセス定義を検索して取得し、このプ
ロセス定義に基づいて、プロセス実行手段12の中にプ
ロセス11を起動する。プロセス実行手段12は、その
プロセス11を実行する。プロセス11は、後述するメ
ッセージ受信処理、メッセージ送信処理、RPC要求処
理等を実行した後、プロセス11の実行を終了するとき
に、プロセス終了処理手段13を呼び出す。このプロセ
ス終了処理手段13は、プロセス11の実行に必要だっ
たリソースの開放を行い、また、プロセス11が、RP
C受信手段3を通して起動されていた場合には、その戻
り値をRPC受信手段3に返信する。
【0020】メッセージ受信手段6は、ネットワークを
介して外部からメッセージを受信し、その内容を解析し
て、新しいプロセスを起動する必要があれば、プロセス
制御手段5のプロセス起動手段9に対してプロセスの起
動を依頼し、既に生成されたプロセスへのメッセージで
あれば、プロセス制御手段5のプロセス実行手段12の
中で実行中のプロセス11を検索し、該当するプロセス
11に対してメッセージを転送する。
【0021】メッセージ送信手段7は、プロセス実行手
段12中のプロセスからのメッセージ送信要求によって
呼び出され、ネットワークを通して外部のプロセスに対
して、メッセージを送信する。
【0022】RPC送信手段8は、プロセス実行手段1
2中のプロセス11からのRPC呼出要求によって呼び
出され、ネットワーク2を介して外部の計算機1にRP
Cの要求を送信し、その戻り値を受信し、RPC呼出を
行ったプロセス11に対し受信した戻り値を返信する。
【0023】次に、本実施形態のリモートサービス処理
システムの全体の動作について詳細に説明する。図3
は、RPC受信手段3における動作を示すフローチャー
トである。まず、RPC受信手段3は、ネットワーク2
を通して、外部の計算機1からRPC呼出を受信する
(ステップ14)。次に、RPC受信手段3は、RPC
の要求の内容を解析し、プロセスを起動するか否か、つ
まり、プロセスを起動する必要があるものか、あるいは
直接にプログラムを実行するものかを判断する(ステッ
プ15)。ステップ15において、直接にプログラムを
実行するだけで良い場合には、RPC受信手段3は、そ
のサービス実行手段4にそのプログラムを実行させる
(ステップ16)。
【0024】ステップ15において、プロセスを起動す
る必要がある場合は、RPC受信手段3は、プロセス起
動手段9に対しプロセスの起動を要求する(ステップ1
7)。そして、RPC受信手段3は、プロセスエンジン
中でのプロセスの実行が終了するのを待機する(ステッ
プ18)。次に、RPC受信手段3は、プロセス終了処
理手段13より、終了の通知を受けた場合には、その通
知に含まれる返信値を獲得する(ステップ19)。ステ
ップ16あるいはステップ19終了後、RPC受信手段
3は、返信メッセージを作成する(ステップ20)。そ
して、最後に、RPC受信手段3は、この返信メッセー
ジをRPC返信として返信し、処理を終了する(ステッ
プ21)。
【0025】図4は、メッセージ受信手段6における動
作を示すフローチャートである。図4に示すように、メ
ッセージ受信手段6は、まず、ネットワークを通して、
外部の計算機1よりメッセージを受信する(ステップ2
2)。メッセージ受信手段6は、次に、メッセージの内
容を解析して、プロセスを新規に起動するのか、既存の
プロセスに対してメッセージを転送するのかを決定する
(ステップ23)。
【0026】ステップS23において、プロセスを新規
に起動する場合には、メッセージ受信手段6は、プロセ
ス起動手段9に対して、プロセスの起動を要求する(ス
テップ24)。
【0027】ステップS23において、メッセージを既
存プロセスに転送する場合は、メッセージ受信手段6
は、対応するプロセスを識別するためのプロセス識別子
(以下、PID)を有するプロセスが存在するかを確認
し(ステップ25)、プロセスが存在する場合にば、そ
のプロセスにメッセージを配信し(ステップ26)、プ
ロセスが存在しない場合には、メッセージの配信先を決
定することができないので、エラーメッセージを返信す
る(ステップ27)。
【0028】図5は、メッセージ送信手段7における動
作を示すフローチャートである。図5に示すように、メ
ッセージ送信手段7は、メッセージの送信依頼をプロセ
ス側から受信し(ステップ28)、メッセージの配送先
を判断して、メッセージを送信する(ステップ29)。
【0029】図6は、RPC送信手段8における動作を
示すフローチャートである。図6に示すように、RPC
送信手段8は、RPC送信依頼をプロセス11から受信
すると(ステップ30)、RPCを送信する(ステップ
31)。そして、RPCの返信値を受信するを待ち、受
信した返信値をプロセス11に送信する(ステップ3
2)。
【0030】図7は、プロセス終了処理手段13におけ
る動作を示すフローチャートである。図7に示すよう
に、プロセス終了処理手段13は、プロセス実行手段1
2から、メッセージ終了処理依頼を受信すると(ステッ
プ33)、このプロセスがRPC実行要求で起動された
ものなのか、メッセージ受信から起動されたものなのか
を判断する(ステップ34)。そして、ステップ34に
おいて、RPC実行要求で起動されたプロセスである場
合には、プロセス終了処理手段13は、RPC受信手段
3に、プロセスの返信値を送信する(ステップ35)。
ステップ34において、RPC実行要求で起動されたプ
ロセスである場合には、プロセス終了処理手段13は、
プロセスへの返信値を渡した後、メッセージ受信から起
動された場合は、何もしないまま、最後のプロセス終了
処理として不要なリソースの開放などを行う(ステップ
36)。
【0031】次に、本実施形態のリモートサービス処理
システムの効果について説明する。
【0032】本実施形態のリモートサービス処理システ
ムでは、RPC受信手段3とメッセージ受信手段6とを
有することによって、外部の計算機1から、RPCおよ
びメッセージをいずれも受信することができるようにな
り、RPC送信手段8とメッセージ送信手段7とを有す
ることによって、外部の計算機1へRPC要求とメッセ
ージとをともに送信することができる。本実施形態のリ
モートサービス処理システムでは、RPCとメッセージ
送受信とをプロセス制御手段5中のプロセス11が容易
に利用することができるようになるため、通信方法を限
定することなく、リモートサービスを実行するプロセス
を起動して実行することができるようになり、Webサ
ービスのようなRPCとメッセージが入り交じったサー
ビスを提供するリモートサービス処理システムを容易に
構築することができるようになる。
【0033】次に、具体例を用いて、本実施形態のリモ
ートサービス処理システムの動作を説明する。図8から
図13に示すように、本実施形態のリモートサービス処
理システムにおけるRPCとメッセージ送受信は、様々
なパターンで組合せて実行され得る。
【0034】図8には、リモートサービス処理システム
100AがRPC呼出しされ、その中で起動したプロセ
ス11中で、計算機1A、計算機1Gに対して同じくR
PC呼出を行う例が示されている。図8に示すように、
リモートサービス処理システム100Aでは、別の計算
機1A、1Bに対して複数のRPC呼出を行うようなプ
ロセス11をRPC呼出によって作成することができ
る。
【0035】図9には、リモートサービス処理システム
100BがRPC呼出しされ、その中で起動されたプロ
セス11中で、計算機1Bに対しては、メッセージ送受
信を行い、計算機1Hに対しては、RPC呼出しを行う
例が示されている。図9に示すように、リモートサービ
ス処理システム100Bでは、別の計算機1B、1Hに
対して複数のRPC呼出と複数のメッセージ送受信を行
うようなプロセスをRPC呼出によって作成することが
できる。
【0036】図10には、リモートサービス処理システ
ム100CがRPC呼出しされ、その中で起動されたプ
ロセス11中で、計算機1C、計算機1Jに対して同じ
くメッセージ送受信を行う例が示されている。図10に
示すように、リモートサービス処理システム100Cで
は、別の計算機1C、1Jに対して複数のメッセージ送
受信を行うようなプロセス11をRPC呼出によって作
成することができる。
【0037】図11には、リモートサービス処理システ
ム100Dが起動メッセージでププロセスを起動し、そ
の後、起動元とメッセージ送受信を行いながら、かつ、
計算機1D、計算機1Kに対して同じくRPC呼出を行
う例が示されている。図11に示すように、リモートサ
ービス処理システム100Dでは、他の計算機1D、1
Kに対して複数のRPC呼出を行うプロセス11をメッ
セージ呼出によって作成することができる。
【0038】図12には、リモートサービス処理システ
ム100Eが起動メッセージでププロセスを起動し、そ
の後、起動元とメッセージ送受信を行いながら、計算機
1Eに対してはメッセージ送受信を行い、計算機1Lに
対しては、RPC呼出しを行う例が示されている。図1
2に示すように、リモートサービス処理システム100
Eでは、別の計算機1E、1Lに対して複数のRPC呼
出と複数のメッセージ送受信を行うようなプロセス11
をメッセージ呼出によって作成することができる。
【0039】図13には、リモートサービス処理システ
ム100Fが起動メッセージでプロセスを起動し、その
後、起動元とメッセージ送受信を行いながら、かつ、計
算機1F、1Mに対して同じくメッセージ送受信を行う
例が示されている。図13に示すように、リモートサー
ビス処理システム100Fでは、他の計算機1F、1M
に対して複数のメッセージ送受信を行うようなプロセス
11をメッセージ呼出によって作成することができる。
【0040】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態のリモートサービス処理システムについて図面
を参照して詳細に説明する。図14は、本実施形態のリ
モートサービス処理システムの構成を示すブロック図で
ある。図14に示すように、本実施形態のリモートサー
ビス処理システムは、第1の実施形態のリモートサービ
ス処理システムの構成に加え、メッセージ受信手段6お
よびメッセージ送信手段7から参照されるPIDテーブ
ル37を有している。図15は、PIDテーブル37の
データ格納構造を示す図である。PIDテーブル37で
は、プロセスを識別するためのプロセス識別子(PID)
38とメッセージ送受信によって実現される対話を識別
するための対話識別子39との組合せでデータが登録さ
れる。
【0041】メッセージ受信手段6は、対話識別子39
を有するメッセージを受信する。そして、そのメッセー
ジが新規にプロセスを起動する要求である場合は、メッ
セージ受信手段6は、プロセス起動手段9にプロセス起
動を依頼し、起動されたプロセスのプロセス識別子(P
ID)を、対話識別子と組みにしてPIDテーブル37
に登録する。
【0042】メッセージ送信手段7は、同じく対話識別
子を有するメッセージを送信する。
【0043】PID テーブル37に登録されていない
対話識別子を有するメッセージを送信する時には、メッ
セージ送信手段7は、送信依頼をしたプロセスのプロセ
ス識別子(PID)と対話識別子とを組みにして、PID
テーブル37に登録する。
【0044】次に、本発明の第2の実施形態のリモート
サービス処理システムの動作について説明する。図16
は、本実施形態のリモートサービス処理システムにおけ
るメッセージ受信手段6の動作を示すフローチャートで
ある。
【0045】まず、メッセージ受信手段6は、ネットワ
ークを通して、外部の計算機よりメッセージを受信する
(ステップ40)。このメッセージには、対話識別子が
付与されているものとする。
【0046】次に、メッセージ受信手段6は、メッセー
ジの内容を解析して、プロセスを新規に起動するのか、
既存のプロセスに対してメッセージを転送するのかを決
定する(ステップ41)。
【0047】ステップ41において、プロセスを新規に
起動する場合は、メッセージ受信手段6は、プロセス起
動手段9に対して、プロセスの起動を要求する(ステッ
プ42)。そして、メッセージ受信手段6は、新規に起
動されたプロセスのプロセス識別子(PID)と、メッセ
ージ中の対話識別子との組合せを、PIDテーブル37
に登録する(ステップ43)。
【0048】ステップ41において、メッセージを既存
プロセスに転送する場合には、メッセージ受信手段6
は、PIDテーブル37を検索し、メッセージを配送す
べきプロセス識別子(PID)を決定する(ステップ4
4)。次に、メッセージ受信手段6は、対応するプロセ
ス識別子(PID)を有するプロセスが存在するかを確認
し(ステップ45)、存在すれば、そのプロセスにメッ
セージを配信する(ステップ46)、存在しない場合に
は、メッセージの配信先を決定することができないの
で、エラーメッセージを返信する(ステップ47)。
【0049】図17は、メッセージ送信手段7における
動作を示すフローチャートである。図17に示すよう
に、メッセージ送信手段7は、メッセージの送信依頼を
プロセス11から受信する(ステップ48)。そして、
メッセージ送信手段7は、メッセージ中の対話識別子を
確認し、その対話識別子が既にPIDテーブル37に登
録されているかどうかを判断する(ステップ49)。そ
して、登録されていない場合には、メッセージ送信手段
7は、PIDテーブルにメッセージの送信元のプロセス
識別子と対話識別子の組合せを登録する(ステップ5
0)。最後に、メッセージ送信手段7は、メッセージの
配送先を判断して、メッセージを送信する(ステップ5
1)。
【0050】次に、本実施形態のリモートサービス処理
システムにおける効果について説明する。本実施形態の
リモートサービス処理システムでは、第1の実施形態の
リモートサービス処理システムにおける特徴の1つであ
る、RPCとメッセージとが入り交じったサービス提供
形態の中で、システム構築を容易にできるという効果に
加え、対話識別子とプロセス識別子の変換テーブルとし
て利用できるPIDテーブル37を持つことにより、直
接的に相手のプロセス識別子を知らなくても、対話識別
子を用いることによって、正しく相手プロセスにメッセ
ージ送受信を行うことができるようになる。
【0051】また、プロセスは、複数の相手と、複数の
メッセージ交換を行う可能性があることから、対話識別
子で対話の相手を決定することで、それぞれの対話を別
々に分離して管理することができるようになる。一方、
PIDテーブル37を有することによって、外部から送
られてきた対話識別子つきのメッセージは、正しく対象
プロセスを特定することができる。
【0052】なお、第1、第2の実施形態のリモートサ
ービス処理システムには、その動作を実行するためのプ
ログラムが記録されているか、図18に示すように、記
録媒体52に記録されたそのプログラムを読み取り可能
となっている。このプログラムは、計算機1によって実
現されるリモートサービス処理システムのハードウエア
の動作を制御するものであり、上述したリモートサービ
ス処理システムの処理は、全てそのプログラムによって
指定されている。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のリモートサ
ービス処理システムは、以下に示す効果を有する。 (1) RPC受信からのプロセス起動、メッセージか
らのプロセス起動とを可能にするメッセージ受信、メッ
セージ送信、RPC送信の各手段と、プロセスエンジン
とから構築されているため、メッセージでも、リモート
プロシージャコールでも、通信方法を限定することな
く、リモートサービスを実行するプロセスを起動して実
行することができる。 (2) 対話識別子とプロセス識別子の間の変換テーブ
ルを管理する機能を備えているため、メッセージやリモ
ートプロシージャコールの通信相手を識別する際に、相
手のプロセス識別子ではなく互いの対話識別子を用いて
通信を実行することができるため、直接的に相手のプロ
セス識別子を知らなくても、対話識別子を用いることに
よって、正しく相手プロセスにメッセージ送受信を行う
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のリモートサービス処
理システムが適用される実行環境を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態のリモートサービス処
理システムの構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態のリモートサービス処理システ
ムにおけるRPC受信手段の動作を示すフローチャート
である。
【図4】第1の実施形態のリモートサービス処理システ
ムにおけるメッセージ受信手段の動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】第1の実施形態のリモートサービス処理システ
ムにおけるメッセージ送信手段の動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】第1の実施形態のリモートサービス処理システ
ムにおけるRPC送信手段の動作を示すフローチャート
である。
【図7】第1の実施形態のリモートサービス処理システ
ムにおけるプロセス終了処理手段の動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】第1の実施形態のリモートサービス処理システ
ムにおける動作の具体例を示す第1の図である。
【図9】第1の実施形態のリモートサービス処理システ
ムにおける動作の具体例を示す第2の図である。
【図10】第1の実施形態のリモートサービス処理シス
テムにおける動作の具体例を示す第3の図である。
【図11】第1の実施形態のリモートサービス処理シス
テムにおける動作の具体例を示す第4の図である。
【図12】第1の実施形態のリモートサービス処理シス
テムにおける動作の具体例を示す第5の図である。
【図13】第1の実施形態のリモートサービス処理シス
テムの動作の具体例を示す第6の図である。
【図14】本発明の第2の実施形態のリモートサービス
処理システムの構成を示すブロック図である。
【図15】第2の実施形態のリモートサービス処理シス
テムにおけるPIDテーブルの構成を示すデータ構造図
である。
【図16】第2の実施形態のリモートサービス処理シス
テムにおけるメッセージ受信手段の動作を示すフローチ
ャートである。
【図17】第2の実施形態のリモートサービス処理シス
テムにおけるメッセージ送信手段の動作を示すフローチ
ャートである。
【図18】本発明のリモートサービス処理方法をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒
体等を示す図である。
【符号の説明】
1 計算機 2 ネットワーク 3 RPC受信手段 4 サービス実行手段 5 プロセス制御手段 6 メッセージ受信手段 7 メッセージ送信手段 8 RPC送信手段 9 プロセス起動手段 10 プロセス定義ライブラリ 11 プロセス 12 プロセス実行手段 13 プロセス終了処理手段 14〜51 ステップ 100、100A〜100F リモートサービス処理
システム

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からリモートプロシージャコール
    (RPC)を受信し、前記リモートプロシージャに対す
    る戻り値を外部に送信するRPC受信手段と、 外部からメッセージを受信するメッセージ受信手段と、 前記RPC受信手段によって受信されたRPCあるいは
    前記メッセージ受信手段によって受信したメッセージに
    基づいてプロセスを実行して該プロセスの戻り値を生成
    するプロセス制御手段と、 前記プロセスが生成したメッセージを外部に送信するメ
    ッセージ送信手段と、 前記プロセスが生成したRPCを外部に送信し、当該R
    PCの戻り値を外部から受信して前記プロセスに送信す
    るRPC送信手段とを備えるリモートサービス処理シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記RPC受信手段によって受信された
    RPCに基づいてサービスプログラムを実行し該サービ
    スプログラムの戻り値を前記RPC受信手段に返信する
    サービス実行手段をさらに備える請求項1記載のリモー
    トサービス処理システム。
  3. 【請求項3】 前記RPC受信手段は、 受信したRPCの要求内容がサービスプログラムの実行
    を必要とするものであれば、前記サービス実行手段に実
    行依頼を送信して、前記戻り値を受信してRPCの呼出
    元に返信し、 受信したRPCの要求内容がプロセス起動を必要とする
    ものであれば、前記プロセス制御手段にプロセスの実行
    依頼を送信して、前記プロセス制御手段から返信された
    戻り値を受信してRPCの呼出元に返信する請求項2記
    載のリモートサービス処理システム。
  4. 【請求項4】 前記メッセージ受信手段は、受信したメ
    ッセージが新しいプロセスの起動を必要とするものであ
    れば、前記プロセス制御手段の該当プロセスに前記メッ
    セージを転送する請求項1から3のいずれか1項記載の
    リモートサービス処理システム。
  5. 【請求項5】 前記プロセス制御手段は、 プロセス定義が格納されているプロセス定義ライブラリ
    と、 前記RPC受信手段あるいは前記メッセージ受信手段か
    ら呼び出され、プロセス定義ライブラリに格納されたプ
    ロセス定義に基づいてプロセスを起動するプロセス起動
    手段と、 前記プロセス起動手段によって起動されたプロセスを実
    行するプロセス実行手段と、 前記プロセスの実行終了時に終了処理を行い、前記RP
    C受信手段から呼び出されている場合には、前記RPC
    受信手段に対し戻り値を返信するプロセス終了処理手段
    とを備えている請求項1から4のいずれか1項記載のリ
    モートサービス処理システム。
  6. 【請求項6】 前記メッセージ受信手段は、受信したメ
    ッセージが、新しいプロセスを起動する必要があるメッ
    セージであれば、前記プロセス起動手段に対してプロセ
    スの起動を依頼し、 前記メッセージが、既に生成されたプロセスへのメッセ
    ージであれば、前記プロセス実行手段で実行中のプロセ
    スを検索し、該当するプロセスに対してメッセージを転
    送する請求項5記載のリモートサービス処理システム。
  7. 【請求項7】 前記メッセージ受信手段および前記メッ
    セージ送信手段から参照され、プロセスを識別するため
    のプロセス識別子と、メッセージ送受信によって実現さ
    れる対話を識別するための対話識別子との組合せでデー
    タが登録されるテーブルをさらに備え、 前記メッセージ受信手段は、前記テーブルを検索し、受
    信したメッセージに含まれる対話識別子に対応するプロ
    セス識別子をメッセージを配送すべきプロセス識別子と
    して決定し、前記メッセージが新規にプロセスを起動す
    る要求である場合は、前記プロセス起動手段にプロセス
    起動を依頼し、起動されたプロセスのプロセス識別子
    を、対話識別子と組みにして前記テーブルに登録し、 前記メッセージ送信手段は、対話識別子を有するメッセ
    ージを送信するともに、前記テーブルに登録されていな
    い対話識別子を有するメッセージを送信する場合には、
    送信依頼をしたプロセスのプロセス識別子と対話識別子
    とを組みにして前記テーブルに登録する請求項5または
    6記載のリモートサービス処理システム。
  8. 【請求項8】 外部からリモートプロシージャコール
    (RPC)を受信し、前記リモートプロシージャに対す
    る戻り値を外部に送信する第1のステップと、 外部からメッセージを受信する第2のステップと、 前記第1のステップにおいて受信されたRPCあるいは
    前記第2のステップにおいて受信したメッセージに基づ
    いてプロセスを実行し該プロセスの戻り値を生成する第
    3のステップと、 前記プロセスが生成したメッセージを外部に送信する第
    4のステップと、 前記プロセスが生成したRPCを外部に送信し、前記リ
    モートプロシージャコールの戻り値を外部から受信して
    前記プロセスに送信する第5のステップとを有するリモ
    ートサービス処理方法。
  9. 【請求項9】 前記第1のステップにおいて受信された
    RPCに基づいてサービスプログラムを実行し、該サー
    ビスプログラムの戻り値を返信する第6のステップをさ
    らに有する請求項8記載のリモートサービス処理方法。
  10. 【請求項10】 前記第1のステップでは、 受信したRPCの要求内容がサービスプログラムの実行
    を必要とするものであれば、前記第6のステップを実行
    して、前記戻り値をRPCの呼出元に返信し、 受信したRPCの内容がプロセス起動を必要とするもの
    であれば、前記第3のステップを実行し、前記プロセス
    から返信された戻り値をRPCの呼出元に返信する請求
    項9記載のリモートサービス処理方法。
  11. 【請求項11】 前記第2のステップでは、 受信したメッセージが、新しいプロセスの起動を必要す
    るものであれば、前記第3のステップで実行される該当
    プロセスに前記メッセージを転送する請求項10記載の
    リモートサービス処理方法。
  12. 【請求項12】 前記第3のステップでは、 プロセス定義ライブラリに格納されたプロセス定義に基
    づいてプロセスを起動し、 起動したプロセスを実行し、 前記プロセスの終了時に終了処理を行い、前記RPC呼
    出である場合には、戻り値を返信する請求項8から11
    のいずれか1項記載のリモートサービス処理方法。
  13. 【請求項13】 前記第2のステップでは、受信したメ
    ッセージが、新しいプロセスを起動する必要があるメッ
    セージであれば、前記プロセスを起動し、 前記メッセージが、既に生成されたプロセスへのメッセ
    ージであれば、実行中のプロセスを検索し、該当するプ
    ロセスに対してメッセージを転送する請求項12記載の
    リモートサービス処理方法。
  14. 【請求項14】 プロセスを識別するためのプロセス識
    別子と、メッセージ送受信によって実現される対話を識
    別するための対話識別子との組合せでデータが登録され
    るテーブルをさらに備え、 メッセージを外部から受信する場合には、前記テーブル
    を検索し、受信したメッセージに含まれる対話識別子に
    対応するプロセス識別子を、メッセージを配送すべきプ
    ロセス識別子として決定し、前記メッセージが新規にプ
    ロセスを起動する要求である場合は、前記プロセス起動
    手段にプロセス起動を依頼し、起動されたプロセスのプ
    ロセス識別子を、対話識別子と組みにして前記テーブル
    に登録し、 メッセージを外部に送信する場合には、対話識別子を有
    するメッセージを送信するともに、前記テーブルに登録
    されていない対話識別子を有するメッセージを送信する
    場合には、送信依頼をしたプロセスのプロセス識別子と
    対話識別子とを組みにして前記テーブルに登録する請求
    項12または13記載のリモートサービス処理方法。
  15. 【請求項15】 コンピュータに、 外部からリモートプロシージャコール(RPC)を受信
    し、前記リモートプロシージャに対する戻り値を外部に
    送信する第1のステップと、 外部からメッセージを受信する第2のステップと、 前記第1のステップにおいて受信されたRPCあるいは
    前記第2のステップにおいて受信したメッセージに基づ
    いてプロセスを実行し該プロセスの戻り値を生成する第
    3のステップと、 前記プロセスが生成したメッセージを外部に送信する第
    4のステップと、 前記プロセスが生成したRPCを外部に送信し、前記リ
    モートプロシージャコールの戻り値を外部から受信して
    前記プロセスに送信する第5のステップとを有するリモ
    ートサービス処理を実行させるためのプログラム。
  16. 【請求項16】 前記第1のステップにおいて受信され
    たRPCに基づいてサービスプログラムを実行し、該サ
    ービスプログラムの戻り値を返信する第6のステップを
    さらに有する処理をコンピュータにさらに実行させるた
    めの請求項15記載のプログラム。
  17. 【請求項17】 前記第1のステップでは、 受信したRPCの要求内容がサービスプログラムの実行
    を必要とするものであれば、前記第6のステップを実行
    して、前記戻り値をRPCの呼出元に返信し、 受信したRPCの内容がプロセス起動を必要とするもの
    であれば、前記第3のステップを実行し、前記プロセス
    から返信された戻り値をRPCの呼出元に返信する請求
    項16記載のプログラム。
  18. 【請求項18】 前記第2のステップでは、 受信したメッセージが、新しいプロセスの起動を必要す
    るものであれば、前記第3のステップで実行される該当
    プロセスに前記メッセージを転送する請求項17記載の
    プログラム。
  19. 【請求項19】 前記第3のステップでは、 プロセス定義ライブラリに格納されたプロセス定義に基
    づいてプロセスを起動し、 起動したプロセスを実行し、 前記プロセスの終了時に終了処理を行い、前記RPC呼
    出である場合には、戻り値を返信する請求項15から1
    8のいずれか1項記載のプログラム。
  20. 【請求項20】 前記第2のステップでは、受信したメ
    ッセージが、新しいプロセスを起動する必要があるメッ
    セージであれば、前記プロセスを起動し、 前記メッセージが、既に生成されたプロセスへのメッセ
    ージであれば、実行中のプロセスを検索し、該当するプ
    ロセスに対してメッセージを転送する請求項19記載の
    プログラム。
  21. 【請求項21】 メッセージを外部から受信する場合に
    は、プロセスを識別するためのプロセス識別子と、メッ
    セージ送受信によって実現される対話を識別するための
    対話識別子との組合せでデータが登録されるテーブルを
    検索し、受信したメッセージに含まれる対話識別子に対
    応するプロセス識別子を、メッセージを配送すべきプロ
    セス識別子として決定し、前記メッセージが新規にプロ
    セスを起動する要求である場合は、前記プロセス起動手
    段にプロセス起動を依頼し、起動されたプロセスのプロ
    セス識別子を、対話識別子と組みにして前記テーブルに
    登録し、 メッセージを外部に送信する場合には、対話識別子を有
    するメッセージを送信するともに、前記テーブルに登録
    されていない対話識別子を有するメッセージを送信する
    場合には、送信依頼をしたプロセスのプロセス識別子と
    対話識別子とを組みにして前記テーブルに登録する請求
    項19または20記載のプログラム。
JP2001344489A 2001-11-09 2001-11-09 リモートサービス処理システムおよび方法、プログラム Pending JP2003150393A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001344489A JP2003150393A (ja) 2001-11-09 2001-11-09 リモートサービス処理システムおよび方法、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001344489A JP2003150393A (ja) 2001-11-09 2001-11-09 リモートサービス処理システムおよび方法、プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003150393A true JP2003150393A (ja) 2003-05-23

Family

ID=19158007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001344489A Pending JP2003150393A (ja) 2001-11-09 2001-11-09 リモートサービス処理システムおよび方法、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003150393A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006172454A (ja) * 2004-12-10 2006-06-29 Microsoft Corp キューに入れられたアプリケーションメッセージを確実に転送すること
JP2007299400A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ランタイム・メモリー実行可能分離のための方法、コンピュータ・プログラム、及びデータ処理システム(ランタイム・メモリー実行可能分離のための方法及び装置)
JP2012027910A (ja) * 2010-07-09 2012-02-09 Thomson Licensing クライアント及びサーバにおけるリモートプロシージャコールハンドラを動作させる方法並びに当該クライアント及びサーバを含むコンピュータシステム
KR20210084003A (ko) * 2019-12-27 2021-07-07 주식회사 안랩 호출 기반의 악성 진단 장치 및 호출 기반의 악성 진단 방법

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06301618A (ja) * 1993-04-15 1994-10-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 遠隔手続き呼び出し方法
JPH07302235A (ja) * 1994-04-30 1995-11-14 Nec Corp クライアント・サーバシステム
JP2000227860A (ja) * 1999-02-08 2000-08-15 Nec Corp 並行アクセス制御方法とその装置及びマルチスレッドプロセス方法
JP2001005652A (ja) * 1999-06-24 2001-01-12 Hitachi Ltd プログラム間バインド方法
JP2001265747A (ja) * 2000-03-16 2001-09-28 Hitachi Ltd 分散オブジェクト連携装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06301618A (ja) * 1993-04-15 1994-10-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 遠隔手続き呼び出し方法
JPH07302235A (ja) * 1994-04-30 1995-11-14 Nec Corp クライアント・サーバシステム
JP2000227860A (ja) * 1999-02-08 2000-08-15 Nec Corp 並行アクセス制御方法とその装置及びマルチスレッドプロセス方法
JP2001005652A (ja) * 1999-06-24 2001-01-12 Hitachi Ltd プログラム間バインド方法
JP2001265747A (ja) * 2000-03-16 2001-09-28 Hitachi Ltd 分散オブジェクト連携装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006172454A (ja) * 2004-12-10 2006-06-29 Microsoft Corp キューに入れられたアプリケーションメッセージを確実に転送すること
JP2007299400A (ja) * 2006-05-01 2007-11-15 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ランタイム・メモリー実行可能分離のための方法、コンピュータ・プログラム、及びデータ処理システム(ランタイム・メモリー実行可能分離のための方法及び装置)
US8695102B2 (en) 2006-05-01 2014-04-08 International Business Machines Corporation Controlling execution of executables between partitions in a multi-partitioned data processing system
JP2012027910A (ja) * 2010-07-09 2012-02-09 Thomson Licensing クライアント及びサーバにおけるリモートプロシージャコールハンドラを動作させる方法並びに当該クライアント及びサーバを含むコンピュータシステム
US9154269B2 (en) 2010-07-09 2015-10-06 Thomson Licensing Method for operating a remote procedure call handler in a client and a server and computer system comprising the same
KR20210084003A (ko) * 2019-12-27 2021-07-07 주식회사 안랩 호출 기반의 악성 진단 장치 및 호출 기반의 악성 진단 방법
KR102355556B1 (ko) 2019-12-27 2022-01-26 주식회사 안랩 호출 기반의 악성 진단 장치 및 호출 기반의 악성 진단 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2544904B2 (ja) 協調作業ネットワ―クでの呼出し管理ワ―クステ―ション及び方法
RU2406120C2 (ru) Смешанный режим обмена сообщениями для множественных точек присутствия
US8452838B2 (en) Multimodal service session establishing and providing method, and multimodal service session establishing and providing system, and control program for same
US20130254315A1 (en) Remote control using instant messaging
JP4518719B2 (ja) データ処理システム、情報処理装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラム
JPH06124253A (ja) 分散システムの複数プロトコル及び複数応用コンテキスト制御方式
GB2289186A (en) Collaborative working method and system
JPH07503569A (ja) ネットワークにおける協調作業用ワークステーション及び協調作業方法
WO2006052471A2 (en) Providing a service framework at an endpoint
JP2002543491A (ja) 分散コンピューティング環境のための通信アーキテクチャ
WO2009009967A1 (fr) Système, composant et procédé de messagerie instantanée pour des services supplémentaires
CN101834730A (zh) 一种多媒体会议控制方法和系统
US20040038712A1 (en) Radio terminal, communication control method and computer program
WO2009124498A1 (zh) 一种融合呼叫中心和第三方行业应用服务器的方法和系统
EP1088422B1 (en) A telecommunication controller messaging system
KR20010056416A (ko) 무선 단말기를 이용한 홈 네트워크 시스템
JP3612054B2 (ja) シンクライアントサーバ、呼接続方法、そのプログラム及びそのプログラムが記録された記録媒体
JP2003150393A (ja) リモートサービス処理システムおよび方法、プログラム
JPH06216964A (ja) ルーズにつないだコンピュータ装置におけるプロセッサ間セッション経路指定用のシステム及び方法
KR100914249B1 (ko) 네트워크 기반 로봇 제어를 위한 통신 시스템 및 방법
KR100962614B1 (ko) 저 레벨 계층을 고객 소프트웨어 프로그램에 개방하는메인 소프트웨어 프로그램과 저 레벨 계층을 구동하는무선통신 모듈
JP3741818B2 (ja) 多数のコンピュータが参加する情報分配応答システム
KR100613856B1 (ko) 장애 관리용 통신 프로토콜 응용 프로그래밍 인터페이스를 이용한 장애 관리 방법
JP4779678B2 (ja) コンテキスト情報管理システム
JP2001331386A (ja) システム構成作成支援サービスシステム及びその方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20041202

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050713

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050810

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060111

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060118