JP2003141856A - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JP2003141856A
JP2003141856A JP2002222882A JP2002222882A JP2003141856A JP 2003141856 A JP2003141856 A JP 2003141856A JP 2002222882 A JP2002222882 A JP 2002222882A JP 2002222882 A JP2002222882 A JP 2002222882A JP 2003141856 A JP2003141856 A JP 2003141856A
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美昭 田中
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昭治 植野
Norihiko Fuchigami
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音楽ソースなどのオーディオデータを主とし
て記録する場合にその内容を示す文字情報を効率的に記
録して再生、表示する。 【解決手段】 Aパックにはオーディオデータが配置さ
れ、Dパックにはオーディオデータに関する文字情報と
その表示時間データが配置される。Dパック内の表示時
間データは表示時間デコーダ51により表示開始時間デ
ータと表示終了時間データに分離されてスタートコンパ
レータ52とエンドコンパレータ53に印加され、文字
データは文字データデコーダ54により表示用のドット
マトリクス文字データに変換されてバッファ55に格納
される。スタートコンパレータ52、エンドコンパレー
タ53は表示開始時間及び表示終了時間のデータとAパ
ックアドレスを比較して文字の表示時間を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ信号の
曲名などを示す文字情報その他を記録したディスクから
それらの記録した情報を表示するために用いられるディ
スク再生装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、音楽ソースのオーディオ信号の曲
名などの文字情報やその他の制御情報を記録した媒体と
してはCD(コンパクト・ディスク)が知られている。
従来のCDでは、文字情報を記録する場合、P、Q、
R、W、S、T、U、V、Wの8ビットのサブコードの
内、RからWまでの6ビットのチャネルを利用して記録
している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CDで
は音楽ソースの内容を示す文字情報その他がディスク上
に散在して配置されて記録されているので、例えば再生
中の音楽ソースに追従してかつ瞬時に変化させながら表
示することが困難であり、したがって、再生中の音楽ソ
ース(A)に対して文字(V)をA−V効果的に表示す
ることができないという問題点がある。 【0004】ところで、DVD(デジタル・バーサタイ
ル・ディスク)−ビデオディスクでは、映画などの動画
の字幕スーパーなどを記録する場合には連続的に配置し
て記録することが行われる。しかしながら、DVDに対
して音楽ソースなどのオーディオデータを主として記録
するDVDオーディオディスクを考えると、この方法で
はオーディオデータの割り当てが減少するという問題点
がある。 【0005】 本発明は上記の問題点に鑑み、音楽ソー
スなどのオーディオデータや、その内容を示す文字情報
を記録したディスクからそれらの記録した情報を表示す
ることができるディスク再生装置を提供することを目的
とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、以下の手段よりなる。すなわち、補助信
号の記録領域と主信号の記録領域とが連続して配置され
たディスクであって、前記主信号の記録領域に、オーデ
ィオデータを含む第1のパックと、前記第1のパック内
の前記オーディオデータに関する文字情報とその表示時
間を制御する表示時間制御データを含む第2のパックで
あってこの内容を文字情報関連データであると識別する
フラグ(RTI_INFOフラグ)を有する第2のパッ
クと、前記第1のパックの再生を制御する情報を含むA
MGI管理エリアとを配置したデータ構造を有し、前記
第1のパックと前記第2のパックとを含むオーディオタ
イトルセット(ATS)が記録されており、ビデオデー
タを含むビデオパックと前記ビデオデータを制御するデ
ータとが記録されていないディスクを再生するディスク
再生装置であって、前記ディスクから少なくとも第1の
パック及び第2のパックを再生する再生手段と、前記再
生手段により再生された第2のパックからオーディオデ
ータに関する文字情報をデコードする第1のデコード手
段と、前記再生手段により再生された第2のパックから
表示時間制御データをデコードする第2のデコード手段
と、前記第1のデコード手段によりデコードされた文字
情報を前記第2のデコード手段によりデコードされた表
示時間制御データに基づいて表示する文字情報表示手段
とを、有するディスク再生装置。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、図1〜図18を参照して本
発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本発明に適
用されるオーディオ信号のエンコード装置の一実施形態
を示すブロック図、図2は図1の信号処理回路を詳細に
示すブロック図である。なお、各実施の形態では所定規
格の例として、DVDビデオ規格を例としてあげて説明
する。 【0008】図1において、アナログオーディオ信号A
はA/Dコンバータ31により十分高いサンプリング周
波数(サンプリング周期Δt)、例えば192kHzで
サンプリングされて例えば24ビットの高分解能のPC
M信号に変換され、高分解能の曲線αに対応するデータ
列 xb1,x1 ,xa1,x2 ,xb2,x3 ,xa2,・・・,
xbi,x2i-1,xai,x2i,・・・ に変換される。このデータ列(xbi,x2i-1,xai,x
2i)は図2に詳しく示す信号処理回路32及びメモリ3
3によりエンコードされ、次いでDVDフォーマット化
部34に印加される。 【0009】図2を参照して信号処理回路32の構成を
詳しく説明する。まず、1/2の帯域を通過させるロー
パスフィルタ36、例えばFIRフィルタにより、高分
解能の曲線αに対応するデータ列(xbi,x2i-1,xa
i,x2i)から、帯域制限された低分解能の曲線βに対
応するデータ列 xc1,*,*,*,xc2,*,*,*,xc3,*,*,
*,・・・,xci,*,*,*,・・・ を得、次にこのデータ列の内、データ「*」を間引き回
路37により間引くことによりデータ列 xc1,xc2,xc3,・・・,xci,・・・ を生成する。ここで、データ列xciはA/Dコンバータ
31によりA/D変換されたデジタルデータを帯域制限
してサンプリング周波数を1/4に低減したデータ列と
なっている。 【0010】また、データ列(xbi,x2i-1,xai,x
2i)の内、データxi を間引き回路38により間引くこ
とによりデータ列 xb1,xa1,xb2,xa2,・・・,xbi,xai,・・・ を生成する。 【0011】そして、これらのデータ列xci、xbi、x
aiに基づいて、差分計算器として作用する加算器39に
より差分 xbi−xci=Δ1i xai−xci=Δ2i を演算する。ここで、差分データΔ1i、Δ2iは例えば2
4ビット又はそれ以下であり、また、ビット数は固定で
も可変でもよい。 【0012】アロケーション回路40はデータ列xci及
び差分データΔ1i、Δ2iをユーザデータ(図4参照)に
パッキングし(1パケット=2034バイト)、そのユ
ーザデータをDVDフォーマット化部34に出力する。
また、16ビットの場合には高分解能のサンプリング周
波数のままのデータ列をユーザデータにパッキングし、
そのユーザデータをDVDフォーマット化部34に出力
するようにしてもよい。 【0013】また、ビデオ信号VはA/D変換器31V
によりデジタル信号に変換され、次いでこのデジタルビ
デオ信号がVエンコーダ32VによりMPEGフォーマ
ットにエンコードされ、次いで図4に示すユーザデータ
にパッキングされてDVDフォーマット化部34に印加
される。そして、DVDフォーマット化部34は図3〜
図11に示すようなフォーマットにパッキングする。こ
のDVDフォーマット化部34によりフォーマット化さ
れたデータは、変調回路35によりディスクに応じた変
調方式で変調され、この変調データに基づいてディスク
が製造される。 【0014】図3は本発明に適用されるディスクのフォ
ーマットを示す説明図、図4は図3のオーディオパック
とビデオパックのフォーマットを詳しく示す説明図、図
5は図3のコントロール(CONT)パックのフォーマ
ットを詳しく示す説明図、図6は図5のPCIデータを
詳しく示す説明図、図7は図5のデータサーチ情報(D
SI)を詳しく示す説明図、図8は図3のリアルタイム
情報データ(D)パックのフォーマットを詳しく示す説
明図、図9は図8のオーディオキャラクタディスプレイ
(ACD)エリアのフォーマットを詳しく示す説明図、
図10は図9のネームスペース情報により表示される例
を示す説明図、図11は図3のリアルタイム情報データ
(D)パックの他のフォーマットを詳しく示す説明図で
ある。また、図21は本発明に係るDVD−Avdディ
スクのデータ構造を説明する図、図22は本発明に係る
DVDオーディオディスクのデータ構造を説明する図、
図23は従来のDVDのディスク構造を説明する図であ
る。 【0015】また、図12は本発明に適用されるディス
ク再生装置の一実施形態としてDVD再生装置を示すブ
ロック図、図13は図12のDVD再生装置を機能的に
示すブロック図、図14及び図15はA−V−D同期再
生処理を説明するためのフローチャート、図16は図1
2及び図13の文字表示回路を詳細に示すブロック図、
図17は図13のDVD再生装置の変形例を示すブロッ
ク図、図18は図13のDVD再生装置の他の変形例を
示すブロック図である。 【0016】本発明に適用されるディスクのフォーマッ
トは、大別して図3(a)に示すDVD−ビデオ部と図
3(b)に示すDVD−オーディオ部により構成されて
いる。DVD−ビデオ部のフォーマットは先頭のビデオ
マネージャ(VMG)と、それに続く複数のビデオタイ
トルセット(VTS)の各エリアにより構成され、他
方、DVD−オーディオ部のフォーマットはこれに対応
してオーディオマネージャ(AMG)と、AMGに続く
複数のオーディオタイトルセット(ATS)の各エリア
により構成されている。 【0017】VTSの各々は先頭のVTSインフォメー
ション(VTSI)と、それに続く1以上のビデオコン
テンツブロックセット(VCBS)と最後のVTSIに
より構成され、他方、ATSの各々はこれに対応して先
頭のATSインフォメーション(ATSI)と、それに
続く1以上のオーディオコンテンツブロックセット(A
CBS)と最後のATSIにより構成されている。AT
SIには、ACBS内の各曲の演奏時間が実時間でセッ
トされる。 【0018】VCBSの各々は複数のVCBにより構成
され、他方、ACBSの各々は複数のACBにより構成
されている。VCBの各々はビデオの1タイトル(Ti
tle)分であり、ACBの各々はこれに対応してオー
ディオの1アルバム(Album)分である。VCBの
各々(1タイトル)は複数のチャプタ(Chapte
r)により構成され、他方、ACBの各々(1アルバ
ム)はこれに対応して複数のトラック(Track)に
より構成されている。チャプタはパートオブタイトル
(PTT)を含み、トラックはパートオブタイトル(P
TT)を含む。 【0019】チャプタの各々は複数のセル(CELL)
により構成され、他方、トラックの各々はこれに対応し
て複数のインデックスにより構成されている。セルの各
々は複数のVCBユニット(VCBU)により構成さ
れ、他方、インデックス(Index)の各々はこれに
対応して複数の仮想ACB(ACB)により構成されて
いる。VCBユニットとACBの各々は、複数のパック
により構成され、1パックは2048バイトで構成され
ている。 【0020】VCBユニットの各々は、コントロールパ
ック(以下、CONTパック)を先頭として、0.4〜
1.0秒分の任意の数のビデオ(V)パック、オーディ
オ(A)パック及びサブピクチャ(SP)パックにより
構成されている。他方、ACBの各々は、任意の数のA
パックと1.0秒以上の間隔のリアルタイム情報データ
(D)パックにより構成されている。すなわち、ACB
は仮想の単位であり、実際には境界を示すパックはな
い。 【0021】CONTパックには図5〜図7に詳しく示
すように、後続のVパックなどを制御する情報が配置さ
れる。また、図4に示すようにAパックにはオーディオ
データが配置され、Vパックにはビデオデータの他、オ
ーディオデータ以外の例えばクローズドキャプション
(CC)データが配置される。また、図8に示すように
Dパックには、Aパック内のオーディオデータに関する
文字情報とその表示時間が配置される。 【0022】隣接するAパックA1、A2は、オーディ
オ信号がお互いに関連するように配置され、例えばステ
レオの場合にはLチャネルパックとRチャネルパックが
隣接して配置される。また、5/6/8チャネルのマル
チチャネルの場合にも同様に隣接して配置される。ま
た、オーディオ信号の再生時に文字を表示する場合には
そのAパックとDパックが隣接して配置され、更にオー
ディオ信号の再生時に映像を表示する場合にはそのVパ
ック(静止画)とAパックが隣接して配置される。 【0023】Aパック、Vパック及びDパックは、図4
に示すように2034バイトのユーザデータ(Aデー
タ、Vデータ)に対して4バイトのパックスタート情報
と、6バイトのSCR(System Clock Reference:シス
テム時刻基準参照値)情報と、3バイトのMux rate情報
と1バイトのスタッフィングの合計14バイトのパック
ヘッダが付加されて構成されている(1パック=合計2
048バイト)。この場合、タイムスタンプであるSC
R情報を、ACBユニット内の先頭パックでは「1」と
して同一アルバム内で連続とすることにより同一アルバ
ム内のAパックの時間を管理することができる。 【0024】次に図5〜図7を参照してCONTパック
の構成について詳しく説明する。このCONTパックは
DVDビデオ規格ではナビゲーション・パック、通称ナ
ビ(NV)パックと呼ばれており、14バイトのパック
ヘッダと、24バイトのシステムヘッダと、PCI(プ
レゼンテーション・コントロール・インフォメーショ
ン)パケットとDSI(データ・サーチ・インフォメー
ション)パケットにより構成されている。PCIは再生
制御情報と呼ばれており、このPCIパケットは6バイ
トのパケットヘッダと、1バイトのサブストリームID
と図6に詳しく示すような979バイトのPCIデータ
により構成され(合計986バイト)、また、DSIパ
ケットは6バイトのパケットヘッダと、1バイトのサブ
ストリームIDと図7に詳しく示すな1017バイトの
DSIデータにより構成されている(合計1024バイ
ト)。 【0025】PCIデータはVOBUの再生を制御する
ナビゲーション・データであり、図6に詳しく示すよう
に60バイトのPCI一般情報(PCI GI)と、3
6バイトの非シームレス用アングル情報(NSML A
GLI)と、694バイトのハイライト情報(HLI)
と189バイトの記録情報(RECI)の4つの情報に
より構成されている。ここで、図3(a)におけるVC
BUは、DVDビデオ規格におけるVOBUと同一であ
る。 【0026】図5に示したデータサーチ情報(DSI)
はデータをサーチして、VOBUのシームレス再生を実
行するためのナビゲーションデータであり、図7に詳し
く示すように ・32バイトのDSI一般情報(DSI GI)と、 ・148バイトのシームレス再生情報(SML PB
I)と、 ・54バイトのシームレス用アングル情報(SML A
GLI)と、 ・168バイトのVOBUサーチ情報(VOBU SR
I)と、 ・144バイトの同期情報(SYNCI)と、 ・471バイトの保留エリアの合計1017バイトによ
り構成されている。 【0027】これに対し、Dパックは図8に示すよう
に、14バイトのパックヘッダと、24バイトのシステ
ムヘッダと、1003バイトのACD(オーディオキャ
ラクタリアルタイム情報データ)パケットと、1007
バイトのSEC(サウンドエフェクトコントロール)パ
ケットにより構成されている。ACDパケットは6バイ
トのパケットヘッダと、1バイトのサブストリームID
と、図9に詳しく示すような676バイトのACD(オ
ーディオキャラクタディスプレイ)情報と、294バイ
トのオーディオ再生制御情報+26バイトの保留エリア
の合計320バイトにより構成されている。SECパケ
ットは同じく6バイトのパケットヘッダ及び1バイトの
サブストリームIDと、図11に詳しく示すような10
00バイトのSEC(サウンドエフェクトコントロール
情報)データにより構成されている。 【0028】ここで、図9(A)及び図11(A)は第
1の例を示し、図9(B)及び図11(B)は第2の例
を示している。第1の例における676バイトのACD
情報エリアは、図9(A)に詳しく示すように48バイ
トのジェネラル情報エリアと、各々294バイトの文字
「1」、「2」の情報エリアと、16バイトの表示時間
制御データエリアと24バイトの保留エリアにより構成
されている。 【0029】文字「1」、「2」の各情報エリアは93
バイトのネームスペースエリアと、各々93バイトの2
つのフリースペースエリアと15バイトのデータポイン
タエリアにより構成されている。ネームスペースエリア
には例えば図10に示すような楽曲名を表示するために
31バイトの1/4角のヘッダ用文字データと、62バ
イトの全角、半角の本文用文字データが配置される。1
6バイトの表示時間制御データエリアには、文字の表示
開始時間と終了時間としてAパックのアドレス(タイミ
ング時間)が共に8バイトで配置される。 【0030】48バイトのジェネラル情報は、例えば1
6バイトのサービスレベル情報と、12バイトの言語コ
ード情報と、6バイトの文字セットコード情報と、6バ
イトの表示アイテム情報と、2バイトの「前のACD情
報との相違」情報と、6バイトの保留情報により構成さ
れる。16バイトのサービスレベル情報は、表示サイ
ズ、表示の種類、オーディオ/ビデオ/SPの区別、ス
トリームなどを示し、また、文字はマンダトリー、ビッ
トマップはオプションである。6バイトの文字セットコ
ード情報はビデオファイルと同様に文字「1」「2」の
言語をそれぞれ2バイトで示し、1ファイル中最大8言
語分を示す。英語はマンダトリーである。 【0031】6バイトの文字セットコード情報は、言語
コードに対応した文字コードを最大15個持つことが可
能であり、文字「1」「2」の言語の有無と種類を1バ
イトで示す。コード例を以下に示す。 1.ISO646 2.ISO8859−1 3.MS−JIS 6バイトの表示アイテム情報は、図9に示すフリースペ
ース「1」「2」、データポインタの有無、IDを示
す。ネームスペースはマンダトリーであり、アルバムネ
ーム、ミュージックネーム、アーティストネームは必ず
記述する。 【0032】図8に示す1000バイトのSEC(サウ
ンドエフェクトコントロール)データの内容は任意であ
り、例えば各々25バイトの40種類分のサウンドエフ
ェクトコントロール情報により構成される。1種類分の
オーディオ再生制御情報エリアには20バイトのグラフ
ィックイコライザ情報と、3バイトのレベルバランス情
報と2バイトの残響付加情報が配置され、この情報はユ
ーザにより選択されてオーディオ信号の音質が制御され
る。これらのオーディオ再生制御情報は、Aパックに配
置されている楽曲をユーザが再生する場合に例えばその
楽曲のジャンル(クラシック、ジャズ、ロック、BG
M)に応じて、また、同一ジャンルであってもその楽曲
の演奏状態、録音状態、雰囲気などに応じて再生時の音
質が最も良くなるようにいわゆるプロのミキサが推奨す
るデータである。 【0033】ACDとSECは同じパックに記録する代
わりに、別々のパックに分離して記録するようにしても
よい。すなわち、第1の実施形態の第2の例として、図
11(A)に示すようにACDのみのパケットを有する
パックと、図11(B)に示すようにSECのみのパケ
ットを有するパックを設けてもよい。この場合、パケッ
トの長さは、2010バイトの範囲で自由に設定され
る。パケットヘッダはACBの最初のものであるには1
7バイトであり、それ以外のものであるには14バイト
である。プライベートヘッダはサブストリームID(1
バイト)、パック種類IDであるRTI−INFOフラ
グ(1バイト)など含む最大12バイトで構成される。
リアルタイム情報(1979バイト)は、パック種類I
DであるRTI−INFOフラグが「0000b」の場
合にACDが記録され、「0001b」の場合にSEC
が記録される。 【0034】以上のパックにより、図21、図22に示
すような本発明に適用されるデータ構造のディスクが構
成される。ところで、図23に示すようにDVDビデオ
ディスクのデータフォーマットはビデオタイトルセット
(VTS)のみを含み、また、図22に示すようにDV
Dオーディオディスクのデータフォーマットはオーディ
オタイトルセット(ATS)のみを含む。そして、図2
1に示すディスクはDVD−Avd(オーディオ−AV
データ)ディスクと呼ばれ、ビデオタイトルセット(V
TS)とオーディオタイトルセット(ATS)の両方を
含む。また、このATSはオーディオマネージャ(AM
G)と複数のATS<1>、ATS<2>を含む。 【0035】したがって、図22に示すフォーマットに
よれば、オーディオデータを有するオーディオ専用のタ
イトルに対して、オーディオデータを含む第1のパック
と、前記第1のパック内の前記オーディオデータに関す
るサウンド制御情報とその適用時間を制御する適用時間
制御データを含む第2のパックと、前記第1のパックの
再生を管理する情報を含むAMGI管理エリアとを配置
したデータ構造を有するDVDオーディオディスクが実
現される。 【0036】また、図21に示すフォーマットによれ
ば、オーディオデータを有するオーディオ専用のタイト
ルに対して、オーディオデータを含む第1のパックと、
前記第1のパック内の前記オーディオデータに関するサ
ウンド制御情報とその適用時間を制御する適用時間制御
データを含む第2のパックと、前記第1のパックの再生
を管理する情報を含むAMGI管理エリアとを配置する
とともに、前記オーディオデータ及びビデオデータを有
するタイトルに対して、オーディオデータを含む第1の
パックと、ビデオデータを含む第3のパックと、前記第
1、第3のパックの再生を制御する情報を含むDVDビ
デオ規格のナビゲーションパックと、前記第1、第3の
パックの再生を管理する情報を含むVMGI管理エリア
を配置したデータ構造を有するDVD−Avdディスク
が実現される。 【0037】次に図24を参照して上記の3種類のディ
スクを再生する方法について説明する。方法によれ
ば、オーディオ専用のタイトルである図21のATS<
2>と、図22のATS<1>及びATS<2>は、A
MGIによりATSIを介してACBSにアクセスする
ことにより再生することができる。なお、方法、、
はビデオタイトルをアクセスする際にAMGIを用い
ることを示している。したがって、本発明の上記の2種
類のオーディオディスクは、DVDのファミリーとして
DVDと互換性を保って再生することができる。 【0038】次に、図12を参照して本発明に適用され
るDVD再生装置について説明する。ディスク1には、
上記構造のデータがEFM変調されてピットの形式で記
録されている。操作部18やリモコン装置19により曲
目選択、再生、早送り、停止操作などが行われると、制
御部23はその操作に応じてドライブ装置2と再生装置
17を制御し、再生時にはディスク1に記録されたピッ
トデータがドライブ装置2により読み取られた後、EF
M復調される。 【0039】再生装置17では、この信号がCONTパ
ック検出部3と、Aパック及びDパック検出部9に送ら
れる。CONTパック検出部3はこの再生データ中のC
ONTパックを検出して制御パラメータをパラメータ部
8、14に設定するとともに、CONTパックにより制
御されるVパックをVパックバッファ4に順次書き込
む。Vパックバッファ4に書き込まれたVパック内のユ
ーザデータ(ビデオ信号、サブピクチャ情報)は、バッ
ファ取り出し部5によりVパック内のSCR(図4参
照)に基づいてパック順に、また、CONTパック内の
PTSに基づいて出力時刻順に取り出され、次いで画像
変換部6、D/A変換部7、ビデオ出力端子15、1
5’を介してアナログビデオ信号として出力される。こ
れらのブロック3〜8はビデオ処理部17Vを構成し、
このビデオ処理部17Vは制御部23の制御に基づいて
内部電源スイッチ制御部30が電源スイッチSWをオン
にしている場合に動作する。 【0040】また、Aパック及びDパック検出部9は、
再生データ中のAパックとDパックを検出してA及びD
パックバッファ10に順次書き込む。A及びDパックバ
ッファ10に書き込まれたAパック内のユーザデータ
(オーディオ信号)は、取り出し部11によりSCRに
基づいてパック順に、また、TOC情報内のオーディオ
サーチデータなどに基づいて指示されたパックから順に
取り出され、次いでPCM変換部12、D/A変換部1
3、オーディオ出力端子16を介してアナログオーディ
オ信号として出力される。 【0041】また、Dパック中の表示用データ(図8、
図9に示すオーディオキャラクタディスプレイ情報AC
D)は表示信号生成部20に送られて表示信号が生成さ
れ、この表示信号は表示信号出力端子22を介して出力
されたり、内蔵の文字表示部21に出力される。 【0042】図13は図12に示す構成を機能的に示す
ブロック図である。再生手段2は図12に示すドライブ
装置2に対応し、再生信号処理分離手段A・D(9、1
0、11、14)はAパック及びDパック検出部9、A
及びDパックバッファ10、取り出し部11及びパラメ
ータ部14に対応し、オーディオ信号出力手段(12、
13)はPCM変換部12及びD/A変換部13に対応
している。また、文字情報出力手段20は表示信号生成
部20に対応し、表示手段21は文字表示部21に対応
している。また、再生信号処理分離手段V(3、4、
5、8)はCONTパック検出部3、Vパックバッファ
4、取り出し部5及びパラメータ部8に対応し、ビデオ
信号出力手段及びサブピクチャ情報手段(6、7)は画
像変換部6及びD/A変換部7に対応している。制御手
段23は制御部23に対応している。 【0043】図13において、制御手段23は操作部1
8やリモコン装置19から目的の楽曲を再生するための
コマンド信号が送られてくると、その再生コマンドに応
じたアドレス制御情報信号を再生手段2に送ることによ
りディスク1から目的の楽曲を再生する。再生信号処理
分離手段A・Dは再生データをオーディオ信号と文字情
報に分離してオーディオ信号をオーディオ信号出力手段
(12、13)に送り、文字情報を文字情報出力手段2
0に送る。再生信号処理分離手段Vは再生データをCO
NT情報とビデオ信号及びサブピクチャ情報に分離して
CONT情報を制御手段23に送り、ビデオ信号とサブ
ピクチャ情報をそれぞれビデオ信号手段とサブピクチャ
情報手段(6、7)に送る。 【0044】また、AMGI(オーディオマネージャイ
ンフォメーション)や、ATSI(オーディオタイトル
セットインフォメーション)の所定エリアに対してTO
C情報を追加して記録し(TOC情報はDVDオーディ
オではSAPPと呼ばれることもある)、再生装置がこ
のTOC情報にアクセスしてTOC情報記憶部14Aを
構成するメモリに記憶して曲の頭出しを行うことができ
る。このTOC情報としては、CDのリードインエリア
に記録されているものを用いることができる。 【0045】そして、このTOC情報は再生開始時に読
み取られてTOC情報記憶部14Aに記憶され、曲又は
楽章の頭出し再生が指定されると、このTOC情報記憶
部14Aを参照してディスク1にアクセスする。なお、
このTOC情報はまた、図13に示すようにディスク1
の最内周部のリードインエリア(図示TOC領域1a)
に追加して記録し、再生開始時にはTOC検出手段24
がこのTOC領域1aを独立してアクセスしてTOC情
報記憶部14Aに記憶するようにしてもよい。 【0046】次に、図14、図15を参照してTOC情
報やサーチ情報などの再生制御情報を用いたA−V−D
同期再生処理を説明する。図14において例えば曲又は
楽章の頭出し再生が指定されると、その指定位置に対応
するTOC情報を参照し(ステップS1)、次いでその
TOC情報に基づいてセルとインデックスの場所を計算
する(ステップS2)。次いでその場所をサーチし(ス
テップS3)、確認すると図15に詳しく示すようなA
パック、Vパック及びDパックの同期再生を行う(ステ
ップS4→S5)。 【0047】図15において、CONTパックを再生し
(ステップS11)、次いでAパックとVパック内の時
刻情報が同一時刻か否かをチェックする(ステップS1
3)。そして、同一時刻でない場合にはCONTパック
を±1パック分だけ調整し(ステップS14)、次いで
ステップS11に戻ってそのCONTパックを再生す
る。 【0048】ステップS13においてAパックとVパッ
ク内の時刻情報が同一の場合に、Aパック又はDパック
を再生すると共にAパックアドレス又はDパックアドレ
ス(SCR情報)を1つインクリメントし(ステップS
15)、次いでそのCONTパックにより制御されるV
パックを再生すると共にVパックアドレス(SCR情
報)を1つインクリメントする(ステップS16)。次
いでそのAパック又はDパックの再生が終了したか否か
をチェックし(ステップS17)、終了していない場合
にはステップS18に進み、他方、終了した場合にはス
テップS20に進む。 【0049】ステップS18ではそのVパックの再生が
終了したか否かをチェックし、終了していない場合には
ステップS13に戻り、他方、終了した場合にはステッ
プS19に進む。ステップS19ではそのCONTパッ
クにより制御される次のVパックを再生すると共にVパ
ックアドレスを1つインクリメントし、ステップS13
に戻る。ステップS20では次のAパック又はDパック
を再生すると共にAパックアドレス又はDパックアドレ
スを1つインクリメントし、次いでVパックの再生が終
了したか否かをチェックし(ステップS21)、終了し
ていない場合にはステップS16に戻り、他方、終了し
た場合にはステップS23に進む。 【0050】ステップS23ではそのCONTパックに
より制御される次のVパックを再生すると共にVパック
アドレスを1つインクリメントし、次いでフレームの終
了(EOF)が否かをチェックし(ステップS24)、
EOFでない場合にはステップS13に戻り、他方、E
OFの場合にはこのA−V−D同期再生処理を終了す
る。なお、CONTパックがないオーディオディスクの
場合には、図15に示す同期は必要としない。 【0051】次に、図16を参照して文字表示回路2
0、21を詳細に説明する。Dパック内の表示時間デー
タは表示時間デコーダ51により表示開始時間データと
表示終了時間データに分離され、この各データはスター
トコンパレータ52とエンドコンパレータ53に印加さ
れる。また、Dパック内の文字データは文字データデコ
ーダ54により表示用のドットマトリクス文字データに
変換され、このデータはバッファ55に格納される。 【0052】そして、スタートコンパレータ52は表示
開始時間データと再生中のAパックアドレスを比較し、
一致した時にバッファ55に対してドットマトリクスの
読み出し開始制御信号を送ると共にディスプレイ56
(21’)に対して表示オンの制御信号を送る。また、
エンドコンパレータ53は表示終了時間データと再生中
のAパックアドレスを比較し、一致した時に表示時間デ
コーダ51に対して次の文字時間データを出力するため
のタイミング信号を送ると共にディスプレイ56(2
1’)に対して表示オフの制御信号を送る。 【0053】図17は第1の実施形態の変形例として、
図12のDVD再生装置におけるビデオ処理部27Vが
省略されてVパックを再生しないオーディオ専用再生装
置を示している。この場合、再生信号処理分離手段9、
10、11、14は、オーディオ信号出力手段12、1
3が出力中のAパックの表示を制御するDパックより前
のDパック内のSEC情報を先読みしてSEC記憶部1
4Bに格納する。なお、この変形例では、SEC情報内
の文字情報を表示手段21として平面マトリクスディス
プレイ21’に表示するように構成されている。 【0054】図18は第1の実施形態の他の変形例とし
て、ディスク1の最内周部のリードインエリア(図示T
OC領域1a)に追加して記録し、再生開始時にはTO
C検出手段24がこのTOC領域1aを独立してアクセ
スしてTOC情報記憶部14Aを構成するメモリに記憶
するオーディオ専用再生装置を示している。また、この
構成では、図8に示すSECパケット内にプロのミキサ
が推奨する音質で再生するためのオーディオ再生制御情
報が記録されている場合、音質制御情報出力手段31と
音質/レベル制御処理手段32を設けてこの制御情報に
基づいて音質を制御するように構成されている。 【0055】なお、図11に示すようにDパックがAC
DとSECに分離されている場合には、その識別手段を
再生信号処理分離手段9’に設けてその識別結果によ
り、図25に示すように文字情報出力手段20と音質/
レベル制御情報出力31に分別して供給する。この場
合、図26に示すような構成により、制御開始時間デー
タと制御終了時間を用いてサウンドエフェクト制御を行
うことができる。 【0056】次に第2の実施形態について説明する。こ
の第2の実施形態では第1の実施形態と同様にDパック
を設けて、DパックのACDパケットには図9(B)に
示すように文字情報は配置されるが表示時間データは配
置されない。そして、この表示時間データ(8×2バイ
ト)は図7に示すCONTパック内のデータサーチ情報
(DSI)の保留エリア(471バイト)に配置され
る。 【0057】次に第3の実施形態について説明する。こ
の第3の実施形態では第1の実施形態と同様にDパック
を設けて、DパックのACDパケットには図9(B)に
示すように文字情報は配置されるが表示時間データは配
置されない。そして、この表示時間データ(8×2バイ
ト)と最大52バイトの表示時間データ以外の統括表示
制御データが図7に示すCONTパック内のデータサー
チ情報(DSI)の保留エリア(471バイト)に配置
される。 【0058】統括表示制御データとしては、一例として
図16に示すディスプレイ56より画素数が大きな表示
装置に表示するために、2×8個の文字情報を合成して
表示するための表示制御データとして8バイトの表示開
始アドレス(ACDの表示開始アドレスに応じたアドレ
ス)と、同じく8バイトの分割数データが配置される。 【0059】図19はこの第3の実施形態のフォーマッ
トの文字を表示するための文字表示回路を示し、表示時
間デコーダ51、スタートコンパレータ52、エンドコ
ンパレータ53、文字デコーダ54、バッファ55及び
ディスプレイ56は図16と同一の構成である。ここ
で、バッファ55及びディスプレイ56は図10に示す
ように、1行当たり全角15文字(半角31文字)×
2.5行の文字を表示可能に構成され、これを1セット
とする。そして、ビデオディスプレイプロセッサ59内
のV−RAM59aは図20に示すように2×8セット
分の文字情報を記憶可能な容量を有する。 【0060】図19に示す文字表示装置は、1セットの
文字情報をディスプレイ56に表示する通常モードと、
2×8セットの文字情報を外部出力端子15”を介して
外部の不図示の表示装置に表示させる特殊モードを有
し、通常モードの動作は図16と略同一である。すなわ
ち、通常モード時にはCONTパック内の表示時間デー
タが表示時間デコーダ51により表示開始時間データと
表示終了時間データに分離され、この各データはスター
トコンパレータ52とエンドコンパレータ53に印加さ
れる。また、Dパック内の文字データは文字データデコ
ーダ54により表示用のドットマトリクス文字データに
変換され、このデータがバッファ55に格納される。 【0061】そして、スタートコンパレータ52は表示
開始時間データと再生中のAパックアドレスを比較し、
一致した時にバッファ55に対してドットマトリクスの
読み出し開始制御信号を送ると共にディスプレイ56
(21’)に対して表示オンの制御信号を送る。また、
エンドコンパレータ53は表示終了時間データと再生中
のAパックアドレスを比較し、一致した時に表示時間デ
コーダ51に対して次の表示時間データを出力するため
のタイミング信号を送ると共にディスプレイ56(2
1’)に対して表示オフの制御信号を送る。 【0062】他方、特殊モード時にはDパック内の表示
時間データが表示時間デコーダ51により表示開始時間
データと表示終了時間データに分離され、この各データ
はスタートコンパレータ52とエンドコンパレータ53
に印加されるとともに、CPU60にも印加される。ま
た、Dパック内の文字データは文字データデコーダ54
により表示用のドットマトリクス文字データに変換さ
れ、このデータがバッファ55に格納される。さらに、
CONTパック内の表示開始アドレス(ACDの表示開
始アドレスに応じたアドレス)と分割数データは統括表
示制御データデコーダ58によりデコードされてCPU
60に印加される。 【0063】そして、スタートコンパレータ52は表示
開始時間データと再生中のAパックアドレスを比較し、
一致した時にバッファ55に対してドットマトリクスの
読み出し開始制御信号を送り、また、エンドコンパレー
タ53は表示終了時間データと再生中のAパックアドレ
スを比較し、一致した時に表示時間デコーダ51に対し
て次のセットの表示時間データを出力するためのタイミ
ング信号を送る。 【0064】そして、CPU60は統括表示制御データ
デコーダ58によりデコードされた各セットの表示開始
アドレスと分割数データに基づいて、表示時間デコーダ
51によりデコードされた各セットの表示開始時間デー
タをチェックし、一致した時にディスプレイプロセッサ
59内のV−RAM59aに対して1セット分の書き込
みアドレスを指定する。 【0065】これにより、バッファ55から読み出され
た1セット分のドットマトリクスデータは、ビデオディ
スプレイプロセッサ59内のV−RAM59aに対し
て、CPU60により表示開始アドレスと分割数データ
に基づいて指定されたアドレスに書き込まれ、以下同様
にして16セット分のドットマトリクスデータがV−R
AM59aに書き込まれる。ビデオディスプレイプロセ
ッサ59はこの16セット分のドットマトリクスデータ
を1画面のビデオ信号に展開し、このビデオ信号が外部
出力端子15”を介して外部の不図示の表示装置に出力
される。 【0066】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1のパック内のオーディオデータに関する文字情報とそ
の表示時間を制御する表示時間制御データを第2のパッ
ク内に配置し、第1のパックの再生を管理する情報をA
MGI管理エリア内に配置し、ビデオデータを含むビデ
オパック及びビデオデータを制御するデータを記録しな
いようにして、音楽ソースなどのオーディオデータを主
として記録したディスクから、それらの内容を示す文字
情報を効率的に再生、表示することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に適用されるオーディオ信号のエンコー
ド装置の一実施形態を示すブロック図である。 【図2】図1の信号処理回路を詳細に示すブロック図で
ある。 【図3】本発明に適用されるディスクのフォーマットを
示す説明図である。 【図4】図3のオーディオパックとビデオパックのフォ
ーマットを詳しく示す説明図である。 【図5】図3のコントロール(CONT)パックのフォ
ーマットを詳しく示す説明図である。 【図6】図5のPCIデータを詳しく示す説明図であ
る。 【図7】図5のデータサーチ情報(DSI)を詳しく示
す説明図である。 【図8】図3のリアルタイム情報データ(D)パックの
フォーマットを詳しく示す説明図である。 【図9】図8のオーディオキャラクタディスプレイ(A
CD)エリアのフォーマットを詳しく示す説明図であ
る。 【図10】図9のネームスペース情報により表示される
例を示す説明図である。 【図11】図3のリアルタイム情報データ(D)パック
の他のフォーマットを詳しく示す説明図である。 【図12】本発明に係るディスク再生装置の一実施形態
としてDVD再生装置を示すブロック図である。 【図13】図12のDVD再生装置を機能的に示すブロ
ック図である。 【図14】A−V−D同期再生処理を説明するためのフ
ローチャートである。 【図15】A−V−D同期再生処理を説明するためのフ
ローチャートである。 【図16】図12及び図13の文字表示回路を詳細に示
すブロック図である。 【図17】図13のDVD再生装置の変形例を示すブロ
ック図である。 【図18】図13のDVD再生装置の他の変形例を示す
ブロック図である。 【図19】第3の実施形態の文字表示回路を詳細に示す
ブロック図である。 【図20】図19のV−RAMの記録エリアを示す説明
図である。 【図21】本発明に係るDVD−Avdディスクのデー
タ構造を示す説明図である。 【図22】本発明に係るDVDオーディオディスクのデ
ータ構造を示す説明図である。 【図23】従来のDVDビデオディスクの構造を示す説
明図である。 【図24】図22〜図24に示すディスクの再生方法を
示す説明図である。 【図25】文字情報記録ディスクとサウンド制御記録デ
ィスクの判別処理を示すフローチャートである。 【図26】サウンド制御回路を詳細に示すブロック図で
ある。 【符号の説明】 1 ディスク 2 再生手段 34 DVDフォーマット化部(フォーマット化手段) 51 表示時間デコーダ(第2のデコード手段) 52 スタートコンパレータ 53 エンドコンパレータ 54 文字データデコーダ(第1のデコード手段) 55 バッファ 56 ディスプレイ(スタートコンパレータ52、エン
ドコンパレータ53、バッファ55と共に文字情報表示
手段を構成する) 58 統括表示制御データデコーダ(第2のデコード手
段) 59 ビデオディスプレイプロセッサ(CPU60と共
に文字情報表示手段を構成する) 60 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渕上 徳彦 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 Fターム(参考) 5C052 AA02 AB02 CC01 DD04 DD06 5D044 AB05 BC03 CC06 DE12 DE18 DE39 FG10 FG18 GK12 5D077 AA23 CA02 DC08 DC22 DC25 DF01 HA07 HC03

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】補助信号の記録領域と主信号の記録領域と
    が連続して配置されたディスクであって、前記主信号の
    記録領域に、オーディオデータを含む第1のパックと、
    前記第1のパック内の前記オーディオデータに関する文
    字情報とその表示時間を制御する表示時間制御データを
    含む第2のパックであってこの内容を文字情報関連デー
    タであると識別するフラグ(RTI_INFOフラグ)
    を有する第2のパックと、前記第1のパックの再生を制
    御する情報を含むAMGI管理エリアとを配置したデー
    タ構造を有し、前記第1のパックと前記第2のパックと
    を含むオーディオタイトルセット(ATS)が記録され
    ており、ビデオデータを含むビデオパックと前記ビデオ
    データを制御するデータとが記録されていないディスク
    を再生するディスク再生装置であって、前記ディスクか
    ら少なくとも第1のパック及び第2のパックを再生する
    再生手段と、前記再生手段により再生された第2のパッ
    クからオーディオデータに関する文字情報をデコードす
    る第1のデコード手段と、前記再生手段により再生され
    た第2のパックから表示時間制御データをデコードする
    第2のデコード手段と、前記第1のデコード手段により
    デコードされた文字情報を前記第2のデコード手段によ
    りデコードされた表示時間制御データに基づいて表示す
    る文字情報表示手段とを、有するディスク再生装置。
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