JP2003141544A - 被写体の動き評価方法及び被写体の動き評価プログラム及び被写体の動き評価プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

被写体の動き評価方法及び被写体の動き評価プログラム及び被写体の動き評価プログラムを格納した記憶媒体

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JP2003141544A
JP2003141544A JP2001335560A JP2001335560A JP2003141544A JP 2003141544 A JP2003141544 A JP 2003141544A JP 2001335560 A JP2001335560 A JP 2001335560A JP 2001335560 A JP2001335560 A JP 2001335560A JP 2003141544 A JP2003141544 A JP 2003141544A
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motion vector
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Yukinori Minamida
幸紀 南田
Yukinobu Taniguchi
行信 谷口
Haruhiko Kojima
治彦 児島
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 代表動きベクトルで表現できない「均一度が
小さい動き」と、代表輝度変化量で表現できない「均一
度が大きい動き」の両方を特徴付けることを可能とす
る。 【解決手段】 本発明は、ブロックの代表動きベクトル
の差と、ブロックの代表輝度変化量の差の絶対値を、動
きの均一度によって重み付けし、動きの沿う緯度を評価
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体の動き評価
方法及び被写体の動き評価プログラム及び被写体の動き
評価プログラムを格納した記憶媒体に係り、特に、動く
被写体を撮影した動画像について、検索のために被写体
の動きを符号化した動きを比較し、類似性を評価するた
めの被写体の動き評価方法及び被写体の動き評価プログ
ラム及び被写体の動き評価プログラムを格納した記憶媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオ画像などの動画像中の動きを符号
化する方法や、符号化した動きを比較する方法は、例え
ば、Ramprasad Polana and Randal Nelson, "TEMPORAL
TEXTURE AND ACTIVITY RECOGNITION" Motion-Based Rec
ognition, Kluwer Academic Publishers(以下、文献1
と記す)に述べられているものがある。以下に、文献1
に述べられている方法を説明する。
【0003】まず、動画像の全フレーム及び全画素につ
いて動きパラメータを算出する。動きを表すパラメータ
には、画素毎の輝度の時間変化量やその絶対値や、画素
に対応する被写体の点の動きベクトルがある。動きベク
トルは、例えば、勾配法や、ブロックマッチング法によ
って得られる。
【0004】次に、被写体の映っている領域を覆う長方
形の領域と、被写体の動きの開始フレームと終了フレー
ムを定める。この開始フレームと終了フレームの間の長
方形の領域の時系列は、時空間画像内の直方体状の領域
となる。
【0005】以下、図5に示すように、画像の横方向を
x軸、縦方向をy軸、時間をt軸で表す。時空間画像内
の直方体の領域を、x軸方向にn分割、y軸方向にm分
割、t軸方向にk分割し、全体でn×m×k個のブロッ
クに分割する。そして、このブロックの中に含まれる複
数の画素の動きパラメータを平均し、ブロックの動きパ
ラメータとする。
【0006】文献1では、画素の動きパラメータとして
一つのスカラ量を選択し、ブロックの動きパラメータも
同じく一つのスカラ量とする方法が示されている。この
ようにすると、時空間画像の直方体の領域の中の被写体
の動きが、n×m×k次元のベクトルで符号化されたこ
とになる。このベクトルの差によって、動きの相違度を
評価することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の文献1における方法では、以下のような問題が生じ
る。
【0008】動きパラメータとして、動きベクトルの方
向を選択した場合、以下に示す2種類の動きを判別でき
ないという問題がある。今、ブロック内の動きベクトル
が図6に示されているブロック21と図7に示されてい
るブロック31を比較するとする。図6は、全ての画素
で動きが発生しているが、動きの方向が不揃いであるよ
うな状態を模式的に表している。このような状態は、例
えば、木が揺れている様子や、ブロック内で複数の物体
がばらばらに動いているような場合に発生し得る。この
ような動きを「均一度が小さい動き」と称する。図7
は、一つの画素だけで動きが発生していて他の画素では
被写体が静止しているような状態を模式的に表してい
る。このような状態は、例えば、静止した背景の中で小
さな物体が少し動いているような場合に発生し得る。動
きベクトル22を平均すると図8の代表ベクトル42に
なり、動きベクトル32を同様に平均すると図9の代表
ベクトル52になる。2つの代表ベクトルは偶然類似し
たものとなる可能性がある。このとき、2つの動きは全
く異なっているにも関わらず、それらを区別できない。
画素のパラメータとして画素の輝度の時間変化量の絶対
値(画素の輝度変化量)を選択した場合、図10に示す
ような横方向に周期性のある模様が画面右向きに動いて
いる場合、左向きに動いている場合を区別できないとい
う問題がある。なぜなら、画素の輝度変化量をブロック
内で平均し、代表輝度変化量を求めると、どちらも同程
度になるためである。このようにブロックの内部で全体
的に被写体が同一方向に動いているような動きを、以下
では、「均一度が大きい動き」と称する。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、代表動きベクトルで表現できない「均一度が小さい
動き」と、代表輝度変化量で表現できない「均一度が大
きい動き」の両方を特徴付けることが可能な動きの符号
化及び比較を行なうための被写体の動き評価方法及び被
写体の動き評価プログラム及び被写体の動き評価プログ
ラムを格納した記憶媒体に関する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)は、
時空間画像中の動く2つの被写体の動きを比較する被写
体の動き評価方法において、処理の対象とする動画像の
時空間領域を入力し、各時空間領域を複数のブロックに
分割し、分割されたブロックに含まれる画素の輝度の時
間変化量と動きベクトルを求め、画素の輝度の時間変化
量と動きベクトルから、時空間領域に含まれる全てのブ
ロックの代表輝度差分と代表動きベクトルを求め、時空
間領域に含まれる全てのブロックの代表輝度差分と代表
動きベクトルを組にしたものを、被写体の動きの符号と
する。
【0011】本発明(請求項2)は、時空間領域とし
て、領域のx軸の最大値と最小値、y軸の最大値と最小
値、及び開始時刻と終了時刻を入力し、時空間領域をx
軸方向、y軸方向、時間軸方向にブロック分割し、時空
間領域内の画素毎に輝度の時間変化量の絶対値を算出
し、時空間領域内の各画素について動きベクトルを算出
し、輝度の時間変化量の絶対値と動きベクトルから、分
割されたブロック毎に代表輝度差分と代表動きベクトル
を求め、該代表輝度差分と該代表動きベクトルを当該ブ
ロックの被写体の動きの符号とする。
【0012】本発明(請求項3)は、時空間画像中の動
く2つの被写体の動きを比較する被写体の動き評価方法
において、ブロックの代表輝度差分と代表動きベクトル
を組にした2つの被写体の動きの符号を入力し、2つの
被写体の動きの符号の対応するブロックの代表輝度差分
の相違度を求め、2つの符号の対応するブロックの代表
動きベクトルの相違度を求め、ブロック毎の代表輝度差
分と代表動きベクトルの相違度を合計したものを2つの
被写体の動きの相違度とする。
【0013】本発明(請求項4)は、2つの被写体の動
きの符号から代表輝度差分の差の絶対値と代表動きベク
トルの差の絶対値を求め、ブロック内の画素の動きの均
一度を求め、所定の関数を用いて代表輝度差分の差の絶
対値と代表動きベクトルの差の絶対値をブロックの均一
度によって重み付けし、2つの被写体の動きの相違度を
求める。
【0014】図1は、本発明の原理を説明するための図
である。
【0015】本発明(請求項5)は、時空間画像中の動
く2つの被写体の動きを比較する被写体の動き評価方法
において、処理の対象とする動画像の時空間領域を入力
し(ステップ1)、各時空間領域を複数のブロックに分
割し(ステップ2)、分割されたブロックに含まれる画
素の輝度の時間変化量と動きベクトルを求め(ステップ
3)、画素の輝度の時間変化量と動きベクトルから、時
空間領域に含まれるすべてのブロックの代表輝度差分と
代表動きベクトルを求め(ステップ4)、時空間領域に
含まれる全てのブロックの代表輝度差分と代表動きベク
トルを組にしたものを、被写体の動きの符号する(ステ
ップ5)符号化過程と、2つの被写体の動きの符号を入
力し、2つの被写体の動きの符号の対応するブロックの
代表輝度差分の相違度を求め(ステップ6)、2つの符
号の対応するブロックの代表動きベクトルの相違度を求
め(ステップ7)、ブロック毎の代表輝度差分と代表動
きベクトルの相違度を合計したものを2つの被写体の動
きの相違度とする(ステップ8)評価過程からなる。
【0016】本発明(請求項6)は、符号化過程におい
て、時空間領域として、領域のx軸の最大値と最小値、
y軸の最大値と最小値、及び開始時刻と終了時刻を入力
し、時空間領域をx軸方向、y軸方向、時間軸方向にブ
ロック分割し、時空間領域内の画素毎に輝度の時間変化
量の絶対値を算出し、時空間領域内の各画素について動
きベクトルを算出し、分割されたブロック毎に代表輝度
差分と代表動きベクトルを求め、該代表輝度差分と該代
表動きベクトルを当該ブロックの被写体の動きの符号と
し、評価過程において、2つの被写体の動きの符号から
代表輝度差分の差の絶対値と代表動きベクトルの差の絶
対値を求め、ブロック内の画素の動きの均一度を求め、
代表輝度差分の差の絶対値と代表動きベクトルの差の絶
対値を均一度によって重み付けし、2つの被写体の動き
の相違度を求める。
【0017】本発明(請求項7)は、時空間画像中の動
く2つの被写体の動きを比較する被写体の動き評価プロ
グラムであって、動画像の時空間領域として、該時空間
領域のx軸の最大値及び最小値、y軸の最大値及び最小
値、開始時刻及び終了時刻を入力するプロセスと、時空
間領域に含まれる画素毎に、輝度の時間変化量の絶対値
を算出するプロセスと、指定された時空間領域内の各画
素について動きベクトルを算出するプロセスと、時空間
領域をx軸方向、y軸方向、時間軸方向にブロック分割
するプロセスと、輝度の時間変化量の絶対値から、分割
されたそれぞれのブロックの代表輝度差分を算出するプ
ロセスと、動きベクトルから、分割されたそれぞれのブ
ロックの代表動きベクトルを算出するプロセスと、ブロ
ックの代表輝度差分と代表動きベクトルの組を当該ブロ
ックの被写体の動きの符号として符号化するプロセス
と、2つの動きの符号を入力し、2つのブロック内の画
素の動きの均一度を求め、該符号に含まれる代表輝度差
分の差の絶対値と代表動きベクトルの差の絶対値を該均
一度で重み付けし、2つの被写体の動きの相違度を求め
るプロセスとを有する。
【0018】本発明(請求項8)は、時空間画像中の動
く2つの被写体の動きを比較する被写体の動き評価プロ
グラムを格納した記憶媒体であって、動画像の時空間領
域として、該時空間領域のx軸の最大値及び最小値、y
軸の最大値及び最小値、開始時刻及び終了時刻を入力す
るプロセスと、時空間領域に含まれる画素毎に、輝度の
時間変化量の絶対値を算出するプロセスと、指定された
時空間領域内の各画素について動きベクトルを算出する
プロセスと、時空間領域をx軸方向、y軸方向、時間軸
方向にブロック分割するプロセスと、輝度の時間変化量
の絶対値から、分割されたそれぞれのブロックの代表輝
度差分を算出するプロセスと、動きベクトルから、分割
されたそれぞれのブロックの代表動きベクトルを算出す
るプロセスと、ブロックの代表輝度差分と代表動きベク
トルの組を当該ブロックの被写体の符号として符号化す
るプロセスと、2つの動きの符号を入力し、2つのブロ
ック内の画素の動きの均一度を求め、該符号に含まれる
代表輝度差分の差の絶対値と代表動きベクトルの差の絶
対値を該均一度で重み付けし、2つの被写体の動きの相
違度を求めるプロセスとを有する。
【0019】前述した従来の技術による問題の原因は、
「均一度が小さい」動きが存在するブロックでは、代表
動きベクトルだけでは被写体の動きの情報を十分に表現
し得ないことにある。つまり、ブロックの画素全体で動
きが発生していて、お互いにキャンセルし合った結果、
代表動きベクトルが小さくなっているのか、それともブ
ロックの中の小さな被写体が少し動いて小さい代表動き
ベクトルとなっているのか区別ができないことによる。
【0020】一方では、代表輝度差分だけでは、「均一
度が小さい動き」を表現し得ない。これに対して、本発
明では、被写体の動きの比較において、ブロックの代表
動きベクトルの差の絶対値と、ブロックの代表輝度差分
の差の絶対値を、動きの均一度によって重み付けし、動
きの相違度を評価する。動きの均一度が小さい場合には
代表輝度差分の差を重視し、動きの均一度が大きい場合
には代表動きベクトルの差を重視するように重み付けす
る。
【0021】このようにすることで、被写体の動きを符
号化し、2つの符号を比較すれば、被写体の動きの均一
度の大小によらず、相違度を評価することが可能とな
る。また、本発明では、被写体の動きの符号化におい
て、被写体の位置の微小なずれに寛容であり、被写体の
位置が多少ずれていても、動きの比較が可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]本実施の形
態では、被写体の動きの符号化方法について説明する。
【0023】本発明の符号化では、動画像を入力とし、
その中の被写体の動きパラメータを出力する。
【0024】図2は、本発明の第1の実施の形態におけ
る被写体の動きの符号化の処理のフローチャートであ
る。
【0025】以下の説明において、入力動画像の時刻t
における座標(x,y)の画素(x,y,t)の輝度を
I(x,y,t)と表すものとする。
【0026】ステップ101) 処理対象とする動画像
の時空間領域を入力する。3次元空間の領域を指定する
方法は種々あるが、本実施の形態では、領域のx軸の最
大値、最小値(Xmax,Xmin)、y軸の最大値、
最少値(Ymax,Ymin)、開始時刻(Tbegi
n)、終了時刻(Tend)を入力し、 Xmin≦x≦Xmax, Ymin≦y≦Ymax, Tbegin≦t≦Tend を満たす画素I(x,y,t)の集合を処理対象とす
る。この場合、時空間領域は、直方体の形になる。この
例は、前述の図5に示す時空間領域と同様である。な
お、x軸方向、y軸方向の領域は、画像全体としてもよ
い。
【0027】ステップ102) 指定された時空間領域
内の画素毎に輝度の時間変化量の絶対値I’(x,y,
t)を算出する。
【0028】I’(x,y,t)=|I(x,y,t+
1)−I(x,y,t)| ステップ103) 指定された時空間領域内の各画素に
ついて,動きベクトルf* (x,y,t)(なお、*は
ベクトルを表す)を算出する。動きベクトルは、例え
ば、勾配法やブロックマッチング法として知られる方法
で得られる。勾配法については文献“Berthold K.P.Hor
n and Braian G.Schunck,,[Determing Optical Flow,]
Artificial Intelligence, Vol. 17, 1981,pp. 185-20
3”を参照されたい。ブロックマッング法は、隣接フレ
ーム間で被写体の同一点を探索し、その位置の差から動
きベクトルを求める方法である。2枚の画像の被写体の
同一点を探索する問題はステレオ法の問題として盛んに
研究されている。例えば、文献“G.Xu and Z.hang, [Ep
ipolar Geometry Stereo, Motion and Object Recognit
ion ・A unified Approach], Kluwer Academic Publish
ers, 1996 ”などを参照されたい。
【0029】ステップ104) 時空間領域をx軸方向
にn分割、y軸方向にm分割、時間軸方向にk分割し、
全体でn×m×kブロックに分割し、各々のブロックに
ついて動きパラメータを算出する。n=3,m=3,k
=2として分割した様子が前述の図5に模式的に示され
ている。なお、必ずしも等分割である必要はない。ブロ
ックに0からn×m×k−1までの番号を付け、i番目
のブロックをブロックiと呼ぶことにする。番号の付け
方は、例えば、図3に示すように、左からν番目(0≦
ν<n)、上からμ番目((0≦μ<m)、開始フレー
ムから時間軸方向にρ番目(0≦ρ<k)のブロックを
番号i=ν+μ×n+ρ×n×mとする。ブロックiの
代表輝度差分Niは、ブロックiの内部に含まれる画素
の輝度変化量の和として算出する(数式(2))。
【0030】
【数1】 代表輝度差分Niを求める方法は、これに限らず他の方
法を採用してもよい。例えば、画素の輝度変化量の平均
値をとってもよいし、medianをとってもよい。ブロック
iの代表動きベトルvi * は、ブロックiの内部に含ま
れる画素の動きベクトルの和として算出する。
【0031】
【数2】 代表動きベクトルvi * を求める方法はこれに限らず他
の方法を採用してもよい。例えば、画素の動きベクトル
の平均値をとってもよいし、x成分、y成分毎にmedian
をとってもよいし(数式(4)(5))、動きベクトル
の絶対値の平均と動きベクトルの和の偏角成分から構成
してもよい(数式(6))。 f* (x,y,t)=(fx (x,y,t),fy (x,y,t))…(4) v* =(medianfx (x,y,t),medianfy (x,y,t)) …(5) |vi * |=avg |f* |,Arg vi * =Arg Σf* …(6) ブロックiの輝度差分と動きベクトルの組(Ni ,vi
* )を、ブロックiの動きパラメータとする。
【0032】以上のようにして求められたn×m×n個
の動きパラメータをもって、時空間画像の処理対象領域
内の被写体の動きパラメータとし、動きが符号化された
ことになる。
【0033】なお、一般に動きベクトルの算出は計算コ
ストの高い処理である。そこで、計算時間を減らすため
に、ステップ103において、全画素について動きベク
トルを算出せず、数画素おきに算出したり、数フレーム
おきに算出するなどして、画素を間引いてもよい。この
ときは、ステップ104の輝度差分Ni の算出におい
て、ブロックiの内部に含まれる画素の動きベクトルを
合計すべきところを、ブロックiの内部に含まれてい
て、且つ、動きベクトルが算出されている画素について
合計するように変更すればよく、手順は本質的に変わら
ない。
【0034】[第2の実施の形態]本実施の形態では、
被写体の動きの比較処理について説明する。
【0035】本実施の形態では、前述の第1の実施の形
態で得られた符号化された2つの動きパラメータを入力
とし、その相違度dを出力する。
【0036】なお、動きパラメータを比較するために
は、図3における動きパラメータの算出のステップ10
4における時空間領域のブロック分割の分割数及び分割
の割合は一致していなければならない。
【0037】図4は、本発明の第2の実施の形態におけ
る被写体の動きの比較処理のフローチャートである。
【0038】ステップ201) 2つの動きパラメータ
を入力し、その間の相違度を算出する。入力となる2つ
の動きを、動きA、動きBとする。動きAの動きパラメ
ータをMa 、動きBの動きパラメータをMb とする。M
a は、ブロックの代表輝度差分とブロックの代表動きベ
クトルの組{Nai,vai* }をさらに、n×m×k個組
にしたものである。Mb は、ブロックの代表輝度差分と
ブロックの代表動きベクトルの組{Nbi,vbi* }をさ
らに、n×m×k個組にしたものである。また、動きA
のブロックiの動き均一度をCaiとする。Caiを全ての
ブロックiについて組にしたものをCa とする。同様に
動きBのブロックiの動きの均一度をCbiとし、Cbiを
すべてのiについて組にしたものをCb とする。代表輝
度差分の距離関数をDN とする。本実施の形態では、輝
度差分の差の絶対値とする。Dvを代表動きベクトルの
距離関数とする。ブロックiの均一度Ci は、数式
(7)で求められる。
【0039】
【数3】 均一度Ci はこれに限らず、他の方法で求めてもよい。
例えば、動きベクトルf* の方向を量子化し、ヒストグ
ラムを構築し、値のばらつきを評価してもよい。
【0040】代表輝度差分の距離関数DN は、例えば、
数式(8)のように代表輝度差分の差を絶対値とする。
【0041】 DN (Nai,Nbi)=|Nai−Nbi| …(8) また、DN は、これに限らず、他の方法で構成してもよ
い。例えば、数式(9)のように代表輝度差分の差の絶
対値の二乗でもよい。
【0042】 DN (Nai,Nbi)=|Nai−Nbi|2 …(9) 代表動きベクトルの距離関数Dv は、例えば、数式(1
0)のように、代表動きベクトルの差の絶対値とする。
【0043】 DV (vai* ,vbi* )=|vai* −vbi* | …(10) また、Dv は、これに限らず、他の方法で構成してもよ
い。例えば、数式(11)のように代表動きベクトルの
差の絶対値の二乗でもよい。
【0044】 DV (vai* ,vbi* )=|vai* −vbi* 2 …(11) 動きAと動きBの相違度dは、数式(12)に示すよう
に動きパラメータMa,Mb 、均一度Ca の関数とす
る。
【0045】 d=F(Ma ,Mb ,Ca ,Cb ) …(12) 関数Fは、DN とDv の値を反映するが、動きの均一度
が小さい場合には、Dv よりDN の重みが大きくなるよ
うに、かつ、動きの均一度が大きい場合には、DN より
Dv の重みが大きくなるように構成する。例えば、Fを
数式(13)のように構成する。
【0046】
【数4】 上記のwは、予め定める重み定数である。
【0047】関数Fの構成はこれに限らず、他の構成で
もよい。例えば、閾値Sを定め、数式(14)に示すよ
うにしてもよい。
【0048】
【数5】 また、数式(15)のように簡単な構成でもよい。
【0049】
【数6】 均一度が小さいときには、画素の動きベクトルの方向が
不揃いで、それらの和をとると自然に代表動きベクトル
の絶対値は小さくなる。すると、Dv の値が常に小さく
なり、代表輝度差分の距離関数DN の重みが増す。逆に
均一度が大きく、画素の動きベクトルの方向が揃ってい
る場合には、Dv は代表動きベクトルの差を反映するよ
うになる。数式(15)には、均一度Cai,Cbi が陽
に用いられているないが、関数Fの要件を満たしてい
る。
【0050】なお、数式(13)〜(15)では、ブロ
ック毎の相違度を、全ブロックについて単純に加算して
いるが、単純な加算に限らず、例えば、輝度変化量によ
って重み付けをして加算したり、ブロック番号iによっ
て重み付けして加算するなど、他の計算方法を用いても
よい。
【0051】このようにして得られたdが大きければ、
2つの動きの相違度が大きく、dが小さければ、類似度
が大きいと判断できる。
【0052】動きMa とMb が同じ動きかどうかを検査
するには、予め閾値Eを定め、d<Eであれば両者は同
じ動きであると判定すればよい。
【0053】ブロックに分割して動きを比較すると、被
写体の位置がブロックの大きさに比較して小さい範囲で
ずれていても、相違度に大きく影響しないので、被写体
の位置に寛容な動きの比較を行なうことができる。ブロ
ック毎でなく、画素毎に動きパラメータの比較を行なう
と、1画素ずれても相違度が大きくなり、被写体の位置
を精密に指定しなければならない。
【0054】また、本発明は、上記の実施の形態の動作
をプログラムとして構築し、被写体の動き評価装置とし
て利用されるコンピュータにインストールする、また
は、ネットワークを介して流通させることが可能であ
る。
【0055】また、構築されたプログラムを被写体の動
き評価装置として利用されるコンピュータに接続される
ハードディスク装置や、フロッピー(登録商標)ディス
ク、CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納しておき、本
発明を実施する際にインストールすることにより、容易
に本発明を実現できる。
【0056】なお、本発明は、上記の実施の形態に限定
されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更
・応用が可能である。
【0057】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、被写体
の動きを符号化し、2つの符号を比較すれば、被写体の
動きの均一度の大小によらず、相違度を評価することが
できるようになる。
【0058】また、本発明に示す被写体の動きの符号化
方法は、被写体の位置の微小なずれに寛容であり、被写
体の位置が多少ずれていても動きの比較ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における被写体の動
きの符号化処理のフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態における時空間領域
を分割したブロックの番号付けを表す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態における動きの比較
手順のフローチャートである。
【図5】従来の技術における時空間画像と時空間画像の
ブロック分割を表す図である。
【図6】従来の技術におけるブロックの中で被写体が不
揃いに動いている状態を表す模式図である。
【図7】従来の技術におけるブロックの中で小さな被写
体が少し動いている状態を示す模式図である。
【図8】従来の技術における図6に示された代表動きベ
クトルを示す図である。
【図9】従来の技術における図7に示されたブロックの
代表動きベクトルを示す図である。
【図10】従来の技術における横方向に周期性のある模
様を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 児島 治彦 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5C059 KK19 NN01 NN08 NN28 NN40 PP04 SS20 UA02 5L096 AA06 GA08 GA19 HA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時空間画像中の動く2つの被写体の動き
    を比較する被写体の動き評価方法において、 処理の対象とする動画像の時空間領域を入力し、 各時空間領域を複数のブロックに分割し、 分割された前記ブロックに含まれる画素の輝度の時間変
    化量と動きベクトルを求め、 前記画素の輝度の時間変化量と前記動きベクトルから、
    前記時空間領域に含まれる全てのブロックの代表輝度差
    分と代表動きベクトルを求め、 前記時空間領域に含まれる全てのブロックの前記代表輝
    度差分と前記代表動きベクトルを組にしたものを、前記
    被写体の動きの符号とすることを特徴とする被写体の動
    き評価方法。
  2. 【請求項2】 前記時空間領域として、領域のx軸の最
    大値と最小値、y軸の最大値と最小値、及び開始時刻と
    終了時刻を入力し、 前記時空間領域をx軸方向、y軸方向、時間軸方向にブ
    ロック分割し、 前記時空間領域内の画素毎に輝度の時間変化量の絶対値
    を算出し、 前記時空間領域内の各画素について動きベクトルを算出
    し、 前記輝度の時間変化量の絶対値と前記動きベクトルか
    ら、分割されたブロック毎に代表輝度差分と代表動きベ
    クトルを求め、該代表輝度差分と該代表動きベクトルを
    当該ブロックの被写体の動きの符号とする請求項1記載
    の被写体の動き評価方法。
  3. 【請求項3】 時空間画像中の動く2つの被写体の動き
    を比較する被写体の動き評価方法において、 ブロックの代表輝度差分と代表動きベクトルを組にした
    2つの被写体の動きの符号を入力し、 前記2つの被写体の動きの符号の対応するブロックの代
    表輝度差分の相違度を求め、 2つの符号の対応するブロックの代表動きベクトルの相
    違度を求め、 ブロック毎の前記代表輝度差分と前記代表動きベクトル
    の相違度を合計したものを前記2つの被写体の動きの相
    違度とすることを特徴とする被写体の動き評価方法。
  4. 【請求項4】 前記2つの被写体の動きの符号から代表
    輝度差分の差の絶対値と代表動きベクトルの差の絶対値
    を求め、 ブロック内の画素の動きの均一度を求め、 所定の関数を用いて前記代表輝度差分の差の絶対値と前
    記代表動きベクトルの差の絶対値を前記ブロックの均一
    度によって重み付けし、2つの被写体の動きの相違度を
    求める請求項3記載の被写体の動き評価方法。
  5. 【請求項5】 時空間画像中の動く2つの被写体の動き
    を比較する被写体の動き評価方法において、 処理の対象とする動画像の時空間領域を入力し、 各時空間領域を複数のブロックに分割し、 分割された前記ブロックに含まれる画素の輝度の時間変
    化量と動きベクトルを求め、 前記画素の輝度の時間変化量と前記動きベクトルから、
    前記時空間領域に含まれるすべてのブロックの代表輝度
    差分と代表動きベクトルを求め、 前記時空間領域に含まれる全てのブロックの前記代表輝
    度差分と前記代表動きベクトルを組にしたものを、前記
    被写体の動きの符号とする符号化過程と、 2つの被写体の動きの符号を入力し、 前記2つの被写体の動きの符号の対応するブロックの代
    表輝度差分の相違度を求め、 2つの符号の対応するブロックの代表動きベクトルの相
    違度を求め、 ブロック毎の前記代表輝度差分と前記代表動きベクトル
    の相違度を合計したものを前記2つの被写体の動きの相
    違度とする評価過程からなることを特徴とする被写体の
    動き評価方法。
  6. 【請求項6】 前記符号化過程において、 前記時空間領域として、領域のx軸の最大値と最小値、
    y軸の最大値と最小値、及び開始時刻と終了時刻を入力
    し、 前記時空間領域をx軸方向、y軸方向、時間軸方向にブ
    ロック分割し、 前記時空間領域内の画素毎に輝度の時間変化量の絶対値
    を算出し、 前記時空間領域内の各画素について動きベクトルを算出
    し、 前記輝度の時間変化量の絶対値と前記動きベクトルから
    分割されたブロック毎に代表輝度差分と代表動きベクト
    ルを求め、該代表輝度差分と該代表動きベクトルを当該
    ブロックの被写体の動きの符号とし、 前記評価過程において、 2つの被写体の動きの符号から代表輝度差分の差の絶対
    値と代表動きベクトルの差の絶対値を求め、 ブロック内の画素の動きの均一度を求め、 前記代表輝度差分の差の絶対値と前記代表動きベクトル
    の差の絶対値を前記均一度によって重み付けし、2つの
    被写体の動きの相違度を求める請求項5記載の被写体の
    動き評価方法。
  7. 【請求項7】 時空間画像中の動く2つの被写体の動き
    を比較する被写体の動き評価プログラムであって、 動画像の時空間領域として、該時空間領域のx軸の最大
    値及び最小値、y軸の最大値及び最小値、開始時刻及び
    終了時刻を入力するプロセスと、 前記時空間領域に含まれる画素毎に、輝度の時間変化量
    の絶対値を算出するプロセスと、 指定された前記時空間領域内の各画素について動きベク
    トルを算出するプロセスと、 前記時空間領域をx軸方向、y軸方向、時間軸方向にブ
    ロック分割するプロセスと、 前記輝度の時間変化量の絶対値から、分割されたそれぞ
    れのブロックの代表輝度差分を算出するプロセスと、 前記動きベクトルから、前記分割されたそれぞれのブロ
    ックの代表動きベクトルを算出するプロセスと、 前記ブロックの代表輝度差分と前記代表動きベクトルの
    組を当該ブロックの被写体の動きの符号として符号化す
    るプロセスと、 2つの前記動きの符号を入力し、2つのブロック内の画
    素の動きの均一度を求め、該符号に含まれる代表輝度差
    分の差の絶対値と代表動きベクトルの差の絶対値を該均
    一度で重み付けし、2つの被写体の動きの相違度を求め
    るプロセスとを有することを特徴とする被写体の動き評
    価プログラム。
  8. 【請求項8】 時空間画像中の動く2つの被写体の動き
    を比較する被写体の動き評価プログラムを格納した記憶
    媒体であって、 動画像の時空間領域として、該時空間領域のx軸の最大
    値及び最小値、y軸の最大値及び最小値、開始時刻及び
    終了時刻を入力するプロセスと、 前記時空間領域に含まれる画素毎に、輝度の時間変化量
    の絶対値を算出するプロセスと、 指定された前記時空間領域内の各画素について動きベク
    トルを算出するプロセスと、 前記時空間領域をx軸方向、y軸方向、時間軸方向にブ
    ロック分割するプロセスと、 前記輝度の時間変化量の絶対値から、分割されたそれぞ
    れのブロックの代表輝度差分を算出するプロセスと、 前記動きベクトルから、前記分割されたそれぞれのブロ
    ックの代表動きベクトルを算出するプロセスと、 前記ブロックの代表輝度差分と前記代表動きベクトルの
    組を当該ブロックの被写体の動きの符号として符号化す
    るプロセスと、 2つの前記動きの符号を入力し、2つのブロック内の画
    素の動きの均一度を求め、該符号に含まれる代表輝度差
    分の差の絶対値と代表動きベクトルの差の絶対値を該均
    一度で重み付けし、2つの被写体の動きの相違度を求め
    るプロセスとを有することを特徴とする被写体の動き評
    価プログラムを格納した記憶媒体。
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