JP2003140771A - 腕携帯情報機器 - Google Patents
腕携帯情報機器Info
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- JP2003140771A JP2003140771A JP2001331751A JP2001331751A JP2003140771A JP 2003140771 A JP2003140771 A JP 2003140771A JP 2001331751 A JP2001331751 A JP 2001331751A JP 2001331751 A JP2001331751 A JP 2001331751A JP 2003140771 A JP2003140771 A JP 2003140771A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 接続ポートを設けると美観を損なう。携帯時
に水や砂がかかる。装着感が悪い。データの転送速度の
速いインターフェイスが望ましい。 【解決手段】 外部周辺機器と腕携帯情報機器1とを接
続するための接続ポート10(USBポート)を、腕に
携帯時において本体部における肘の方向を向く表側に備
え、接続ポート10を外側から遮蔽でき、且つ外側に露
出できるカバー部材11とを備える。カバー部材11
は、連結部材12を介して、バンド部3に遊挿された環
部13に連結される。連結部材12はバンド部3の長手
方向に沿って移動可能である。よって、美観を損なわ
ず、故障しにくく、装着感が良く、データの転送速度の
速いインターフェースを用いる腕携帯情報機器を提供で
きる。
に水や砂がかかる。装着感が悪い。データの転送速度の
速いインターフェイスが望ましい。 【解決手段】 外部周辺機器と腕携帯情報機器1とを接
続するための接続ポート10(USBポート)を、腕に
携帯時において本体部における肘の方向を向く表側に備
え、接続ポート10を外側から遮蔽でき、且つ外側に露
出できるカバー部材11とを備える。カバー部材11
は、連結部材12を介して、バンド部3に遊挿された環
部13に連結される。連結部材12はバンド部3の長手
方向に沿って移動可能である。よって、美観を損なわ
ず、故障しにくく、装着感が良く、データの転送速度の
速いインターフェースを用いる腕携帯情報機器を提供で
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多くの機能を具備
した情報機器を腕に携帯できる腕携帯情報機器に関す
る。
した情報機器を腕に携帯できる腕携帯情報機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電気素子や電子部品の小型化、及
び高性能化によって、電子機器の小型化が著しく発展し
た。これにより、高度で、多くの機能を備える情報機器
を、腕時計のように腕に携帯できるようになってきた。
このような腕携帯情報機器としては、GPS(Global P
ositioning System )機能を備えたもの、コンピュータ
機能を備えたもの、携帯電話やPHS(Personal Handy
System )に代表されるような通信機能を備えたもの、
あるいはデジタルカメラ機能を備えたものなどが知られ
ている。
び高性能化によって、電子機器の小型化が著しく発展し
た。これにより、高度で、多くの機能を備える情報機器
を、腕時計のように腕に携帯できるようになってきた。
このような腕携帯情報機器としては、GPS(Global P
ositioning System )機能を備えたもの、コンピュータ
機能を備えたもの、携帯電話やPHS(Personal Handy
System )に代表されるような通信機能を備えたもの、
あるいはデジタルカメラ機能を備えたものなどが知られ
ている。
【0003】更に最近では、腕携帯情報機器と周辺機器
とを接続し、両者の間でデータを転送する技術、特に相
互にデータを交換する技術の実現に対して要求が高まっ
ている。ここで、周辺機器としては、キーボード、ディ
スプレイ、マウス、プリンター、モデム、スキャナ、記
憶装置(例えば、DVDドライブ、MOドライブ、CD
−RWドライブなど)、GPS受信装置、デスクトップ
型パソコンやノート型パソコンのようなコンピュータ、
携帯電話やPHSのような通信機器、デジタルカメラな
ど、極めて多くの機器が考えられる。更に、腕携帯情報
機器どうしの間においてデータ交換するのであれば、腕
携帯情報機器そのものも周辺機器として挙げられる。
とを接続し、両者の間でデータを転送する技術、特に相
互にデータを交換する技術の実現に対して要求が高まっ
ている。ここで、周辺機器としては、キーボード、ディ
スプレイ、マウス、プリンター、モデム、スキャナ、記
憶装置(例えば、DVDドライブ、MOドライブ、CD
−RWドライブなど)、GPS受信装置、デスクトップ
型パソコンやノート型パソコンのようなコンピュータ、
携帯電話やPHSのような通信機器、デジタルカメラな
ど、極めて多くの機器が考えられる。更に、腕携帯情報
機器どうしの間においてデータ交換するのであれば、腕
携帯情報機器そのものも周辺機器として挙げられる。
【0004】このように、腕携帯情報機器と周辺機器と
を、データ伝送できるように接続するためには、例え
ば、接続ケーブルのような接続部材によって、両者を接
続する必要がある。このためには、腕携帯情報機器に接
続部材を接続するための接続ポートを設けなければなら
ない。
を、データ伝送できるように接続するためには、例え
ば、接続ケーブルのような接続部材によって、両者を接
続する必要がある。このためには、腕携帯情報機器に接
続部材を接続するための接続ポートを設けなければなら
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た腕携帯情報機器に接続ポートを設けると、腕携帯情報
機器の美観が甚だしく損なわれてしまった。
た腕携帯情報機器に接続ポートを設けると、腕携帯情報
機器の美観が甚だしく損なわれてしまった。
【0006】また、腕に携帯するために、意図しない外
部からの衝撃などが接続ポートに負荷され易い。同様
に、腕に携帯するために、水や砂などが接続ポートにか
かり易い。それによって、接続ポートが故障したり、破
損したりし易かった。
部からの衝撃などが接続ポートに負荷され易い。同様
に、腕に携帯するために、水や砂などが接続ポートにか
かり易い。それによって、接続ポートが故障したり、破
損したりし易かった。
【0007】さらに、接続ポートが、腕携帯情報機器の
表面より突出するように設けられると、接続ポートが肌
に接触するため、手首の屈曲が妨げられてしまう。この
ように、装着感が悪いばかりか、接続ポートが当たっ
て、肌が傷つけられることがあった。
表面より突出するように設けられると、接続ポートが肌
に接触するため、手首の屈曲が妨げられてしまう。この
ように、装着感が悪いばかりか、接続ポートが当たっ
て、肌が傷つけられることがあった。
【0008】特に、腕携帯情報機器と周辺機器とを接続
するインターフェースとして扱い易いばかりでなく、デ
ータの転送速度の速いインターフェースが望まれてい
た。
するインターフェースとして扱い易いばかりでなく、デ
ータの転送速度の速いインターフェースが望まれてい
た。
【0009】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は次の通りである。 (1)接続ポートによって美観を損なわない腕携帯情報
機器を提供すること。 (2)故障しにくい、あるいは破損しにくい、接続ポー
トを備える腕携帯情報機器を提供すること。 (3)装着感の良い、接続ポートを備える腕携帯情報機
器を提供すること。 (4)扱いやすく、データの転送速度の速いインターフ
ェースによって、周辺機器と接続できる腕携帯情報機器
を提供すること。
のであり、その目的は次の通りである。 (1)接続ポートによって美観を損なわない腕携帯情報
機器を提供すること。 (2)故障しにくい、あるいは破損しにくい、接続ポー
トを備える腕携帯情報機器を提供すること。 (3)装着感の良い、接続ポートを備える腕携帯情報機
器を提供すること。 (4)扱いやすく、データの転送速度の速いインターフ
ェースによって、周辺機器と接続できる腕携帯情報機器
を提供すること。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における腕携帯情報機器は、腕に携帯する腕
携帯情報機器にあって、外部周辺機器と腕携帯情報機器
とを、データ伝送できるように接続する接続部材を接続
するための接続ポートと、該接続ポートを外側から遮蔽
でき、且つ外側に露出できるカバー部材とを備えたこと
を特徴とするものである。
に、本発明における腕携帯情報機器は、腕に携帯する腕
携帯情報機器にあって、外部周辺機器と腕携帯情報機器
とを、データ伝送できるように接続する接続部材を接続
するための接続ポートと、該接続ポートを外側から遮蔽
でき、且つ外側に露出できるカバー部材とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0011】この構成によれば、接続ポートを外方から
遮蔽できるカバー部材を備えたので、腕携帯情報機器の
美観を損なうことがない。また、カバー部材によって、
意図しない外部からの衝撃などが接続ポートに負荷され
たり、水や砂などが接続ポートにかかったりすることが
ない。よって、故障や破損しにくい。さらに、カバー部
材によって、接続ポートが肌に接触しないため装着感が
良い。
遮蔽できるカバー部材を備えたので、腕携帯情報機器の
美観を損なうことがない。また、カバー部材によって、
意図しない外部からの衝撃などが接続ポートに負荷され
たり、水や砂などが接続ポートにかかったりすることが
ない。よって、故障や破損しにくい。さらに、カバー部
材によって、接続ポートが肌に接触しないため装着感が
良い。
【0012】また、腕に携帯する腕携帯情報機器にあっ
て、外部周辺機器と腕携帯情報機器とを、データ伝送で
きるように互いに接続する接続部材を接続するための接
続ポートを、腕に携帯した状態において本体部における
肘の方向を向く表側に備えたことを特徴とするものであ
る。
て、外部周辺機器と腕携帯情報機器とを、データ伝送で
きるように互いに接続する接続部材を接続するための接
続ポートを、腕に携帯した状態において本体部における
肘の方向を向く表側に備えたことを特徴とするものであ
る。
【0013】この構成によれば、接続ポートを腕に携帯
した状態において本体部における肘の方向を向く表側に
備えたので、接続ポートは指先から遠ざかり水や砂など
が接続ポートにかかったりしにくくなるので故障や破損
しにくい。また、接続ポートが当たって手首の屈曲が妨
げられることがないので装着感が良い。
した状態において本体部における肘の方向を向く表側に
備えたので、接続ポートは指先から遠ざかり水や砂など
が接続ポートにかかったりしにくくなるので故障や破損
しにくい。また、接続ポートが当たって手首の屈曲が妨
げられることがないので装着感が良い。
【0014】また、腕に携帯する腕携帯情報機器にあっ
て、USBポートを備えたことを特徴とするものであ
る。
て、USBポートを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0015】この構成によれば、周辺機器とのインター
フェースとして、USBを用いることができるので、扱
い易く、データの転送速度が速い。
フェースとして、USBを用いることができるので、扱
い易く、データの転送速度が速い。
【0016】また、前記カバー部材が連結部材を介して
腕携帯情報機器に連結され、接続ポートに対して着脱可
能であることを特徴とするものである。
腕携帯情報機器に連結され、接続ポートに対して着脱可
能であることを特徴とするものである。
【0017】この構成によれば、カバー部材が連結部材
を介して腕携帯情報機器に連結されるので、接続ポート
からカバー部材を取り外しても、カバー部材を紛失する
ことがない。また、接続ポートをカバー部を被せる操作
も容易になる。
を介して腕携帯情報機器に連結されるので、接続ポート
からカバー部材を取り外しても、カバー部材を紛失する
ことがない。また、接続ポートをカバー部を被せる操作
も容易になる。
【0018】また、前記連結部材が屈曲可能な柔軟な素
材よりなることを特徴とするものである。
材よりなることを特徴とするものである。
【0019】この構成によれば、連結部材が屈曲可能な
柔軟な素材よりなるので、接続ポートに対するカバー部
材の着脱が容易になる。
柔軟な素材よりなるので、接続ポートに対するカバー部
材の着脱が容易になる。
【0020】また、前記連結部材が腕携帯情報機器のバ
ンド部に連結されていることを特徴とするものである。
ンド部に連結されていることを特徴とするものである。
【0021】この構成によれば、連結部材が腕携帯情報
機器のバンド部に連結されるので、本体部に連結部材を
連結するスペースが要らない。そのため本体部にはディ
スプレイや操作キーを配置するスペースを充分に確保で
きるばかりか、本体部を小型化できる。
機器のバンド部に連結されるので、本体部に連結部材を
連結するスペースが要らない。そのため本体部にはディ
スプレイや操作キーを配置するスペースを充分に確保で
きるばかりか、本体部を小型化できる。
【0022】また、前記連結部材が腕携帯情報機器のバ
ンド部の長手方向に沿って移動可能に連結されているこ
とを特徴とするものである。
ンド部の長手方向に沿って移動可能に連結されているこ
とを特徴とするものである。
【0023】この構成によれば、連結部材が腕携帯情報
機器のバンド部の長手方向に沿って移動可能なので、連
結部材によって、カバー部材の動きが妨げられない。こ
のため、接続ポートに対するカバー部材の着脱が容易で
ある。
機器のバンド部の長手方向に沿って移動可能なので、連
結部材によって、カバー部材の動きが妨げられない。こ
のため、接続ポートに対するカバー部材の着脱が容易で
ある。
【0024】また、前記連結部材が腕携帯情報機器のバ
ンド部に遊挿された環部に連結されていることを特徴と
するものである。
ンド部に遊挿された環部に連結されていることを特徴と
するものである。
【0025】この構成によれば、簡単な構造で、連結部
材がバンド部の長手方向に沿って移動可能に連結され
る。
材がバンド部の長手方向に沿って移動可能に連結され
る。
【0026】また、前記カバー部材が前記接続ポートを
覆うキャップ形状であることを特徴とするものである。
覆うキャップ形状であることを特徴とするものである。
【0027】この構成によれば、接続ポートを簡単に遮
蔽でき、腕携帯情報機器の美観を損なうことがない。
蔽でき、腕携帯情報機器の美観を損なうことがない。
【0028】また、前記カバー部材が緩衝材よりなるこ
とを特徴とするものである。
とを特徴とするものである。
【0029】この構成によれば、意図しない外部からの
衝撃などが接続ポートに伝わりにくい。
衝撃などが接続ポートに伝わりにくい。
【0030】また、前記カバー部材がスライド可能に腕
携帯情報機器に取り付けられ、前記接続ポートを開閉す
ることを特徴とするものである。
携帯情報機器に取り付けられ、前記接続ポートを開閉す
ることを特徴とするものである。
【0031】この構成によれば、カバー部材をスライド
する簡単な操作で接続ポートを容易に開閉することがで
きる。
する簡単な操作で接続ポートを容易に開閉することがで
きる。
【0032】また、前記カバー部材が回転可能に腕携帯
情報機器に軸支され、前記接続ポートを開閉することを
特徴とするものである。
情報機器に軸支され、前記接続ポートを開閉することを
特徴とするものである。
【0033】この構成によれば、カバー部材を回動する
簡単な操作で接続ポートを容易に開閉することができ
る。
簡単な操作で接続ポートを容易に開閉することができ
る。
【0034】また、前記カバー部材が開閉可能に腕携帯
情報機器に軸着され、前記接続ポートを開閉することを
特徴とするものである。
情報機器に軸着され、前記接続ポートを開閉することを
特徴とするものである。
【0035】この構成によれば、カバー部材を蝶番式に
開閉する簡単な操作で接続ポートを容易に開閉すること
ができる。
開閉する簡単な操作で接続ポートを容易に開閉すること
ができる。
【0036】また、前記カバー部材が着脱可能に螺合さ
れ、前記接続ポートを開閉することを特徴とするもので
ある。
れ、前記接続ポートを開閉することを特徴とするもので
ある。
【0037】この構成によれば、カバー部材をネジ蓋式
にネジを回転して開閉する簡単な操作で接続ポートを容
易に開閉することができる。
にネジを回転して開閉する簡単な操作で接続ポートを容
易に開閉することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明におけ
る腕携帯情報機器について説明する。図1〜図6は、本
発明における第1の実施の形態に係わり、図1〜図3は
カバー部材を接続ポートに装着前の状態を示す。図1は
腕携帯情報機器の外観斜視図、図2は正面図、図3は接
続ポート側の側面図である。図4〜図6はカバー部材を
接続ポートに装着後の状態を示し、図4は腕携帯情報機
器の外観斜視図、図5は正面図、図6は接続ポート側の
側面図である。
る腕携帯情報機器について説明する。図1〜図6は、本
発明における第1の実施の形態に係わり、図1〜図3は
カバー部材を接続ポートに装着前の状態を示す。図1は
腕携帯情報機器の外観斜視図、図2は正面図、図3は接
続ポート側の側面図である。図4〜図6はカバー部材を
接続ポートに装着後の状態を示し、図4は腕携帯情報機
器の外観斜視図、図5は正面図、図6は接続ポート側の
側面図である。
【0039】図1〜図6において、腕携帯情報機器1
は、パソコンなどの外部周辺機器とインターフェースを
介して様々なデータを交換できる携帯情報端末としての
機能を備える。腕携帯情報機器1のケース(本体部)2
の端部にはバンド部3が連結される。ケース2の表面に
は各種の情報を表示するディスプレイ4が設けられる。
ケース2の上側(ここで上下方向とは、図1〜6で示す
図面における上下をいう)には、ケース2とバンド部3
との連結部分に寄せて、ディスプレイ4の画面を照明す
るライトスイッチ5が配設される。スイッチ5の下方に
隣接して、パソコンのマウスのクリックボタンと同様の
機能をするクリックボタン6が配設される。ケース2の
下側には、パワースイッチSW1、画面切り換えスイッ
チSW2、機能選択スイッチSW3などのスイッチ群7
が配設される。さらに、該スイッチ群7の下方には、ケ
ース2とバンド部3との連結部分に寄せて、ディスプレ
イ4に表示されるカーソルの動きを制御するためのカー
ソルコントローラー8が配設されている。
は、パソコンなどの外部周辺機器とインターフェースを
介して様々なデータを交換できる携帯情報端末としての
機能を備える。腕携帯情報機器1のケース(本体部)2
の端部にはバンド部3が連結される。ケース2の表面に
は各種の情報を表示するディスプレイ4が設けられる。
ケース2の上側(ここで上下方向とは、図1〜6で示す
図面における上下をいう)には、ケース2とバンド部3
との連結部分に寄せて、ディスプレイ4の画面を照明す
るライトスイッチ5が配設される。スイッチ5の下方に
隣接して、パソコンのマウスのクリックボタンと同様の
機能をするクリックボタン6が配設される。ケース2の
下側には、パワースイッチSW1、画面切り換えスイッ
チSW2、機能選択スイッチSW3などのスイッチ群7
が配設される。さらに、該スイッチ群7の下方には、ケ
ース2とバンド部3との連結部分に寄せて、ディスプレ
イ4に表示されるカーソルの動きを制御するためのカー
ソルコントローラー8が配設されている。
【0040】バンド部3の長手方向と直交するケース2
の側面(図2では左側)には、後述するカバー部材11
が係合する係合凸部9が突出する。係合凸部9の内部に
は外部周辺機器と腕携帯情報機器1とをデータ伝送でき
るように接続する接続部材を接続するための接続ポート
10(USBポート)が装着されている。
の側面(図2では左側)には、後述するカバー部材11
が係合する係合凸部9が突出する。係合凸部9の内部に
は外部周辺機器と腕携帯情報機器1とをデータ伝送でき
るように接続する接続部材を接続するための接続ポート
10(USBポート)が装着されている。
【0041】上記したように接続ポート10の配設位置
は、腕携帯情報機器1を腕に携帯した状態において、指
先より遠ざかり本体部における肘の方向を向く表側に備
えられている。
は、腕携帯情報機器1を腕に携帯した状態において、指
先より遠ざかり本体部における肘の方向を向く表側に備
えられている。
【0042】USB(Universal Serial Bus)は今まで
のインターフェイスより便利で簡単なインターフェイス
規格を目標に作られ、特にプリンターや外付けのドライ
ブ(FD・MO・CD)など、すぐに接続して使いたい
機器に最適である。接続はPC電源をONのまま可能で
あり、同じポートで複数の周辺機器を差し替えながら使
用できる。周辺機器のインターフェイスとして、USB
を用いることにより扱い易く、データの転送速度の速い
腕携帯情報機器を提供できる。
のインターフェイスより便利で簡単なインターフェイス
規格を目標に作られ、特にプリンターや外付けのドライ
ブ(FD・MO・CD)など、すぐに接続して使いたい
機器に最適である。接続はPC電源をONのまま可能で
あり、同じポートで複数の周辺機器を差し替えながら使
用できる。周辺機器のインターフェイスとして、USB
を用いることにより扱い易く、データの転送速度の速い
腕携帯情報機器を提供できる。
【0043】接続ポート10を外側から遮蔽でき、かつ
外側に露出するカバー部材11が設けられる。カバー部
材11は、キャップ形状をしており、その内部に接続ポ
ート10を収納するように、接続ポート10に被せられ
る。このカバー部材11は、合成樹脂、プラスチック、
ゴム等の緩衝材よりなっている。カバー部材11のキャ
ップ形状の開口部には上記したケース2の側面の形成さ
れた係合凸部9と係合する係合凹部11aが形成され
る。詳しくは、カバー部材11の係合凹部11aが外方
に弾性変形して、ケース2の係合凸部9の外周に被さる
ことで、カバー部材11はケース2に係合する。また、
カバー部材11は後述する連結部材12を介して着脱可
能に形成されている。
外側に露出するカバー部材11が設けられる。カバー部
材11は、キャップ形状をしており、その内部に接続ポ
ート10を収納するように、接続ポート10に被せられ
る。このカバー部材11は、合成樹脂、プラスチック、
ゴム等の緩衝材よりなっている。カバー部材11のキャ
ップ形状の開口部には上記したケース2の側面の形成さ
れた係合凸部9と係合する係合凹部11aが形成され
る。詳しくは、カバー部材11の係合凹部11aが外方
に弾性変形して、ケース2の係合凸部9の外周に被さる
ことで、カバー部材11はケース2に係合する。また、
カバー部材11は後述する連結部材12を介して着脱可
能に形成されている。
【0044】連結部材12は、合成樹脂、プラスチッ
ク、ゴム、紐、コイルスプリングなどの屈曲可能な柔軟
な素材よりなり、バンド部3に遊挿される環部13に連
結される。環部13は、バンド部3の長手方向(矢印
A)に沿って移動可能に連結されている。
ク、ゴム、紐、コイルスプリングなどの屈曲可能な柔軟
な素材よりなり、バンド部3に遊挿される環部13に連
結される。環部13は、バンド部3の長手方向(矢印
A)に沿って移動可能に連結されている。
【0045】以上述べた構成の腕携帯情報機器によるそ
の作用効果について説明する。カバー部材により接続ポ
ートを外方から遮蔽できる。カバー部材を備えたので、
腕携帯情報機器の美観を損なうことがない。
の作用効果について説明する。カバー部材により接続ポ
ートを外方から遮蔽できる。カバー部材を備えたので、
腕携帯情報機器の美観を損なうことがない。
【0046】また、携帯時に接続ポートの配設位置が肘
の方向を向く表側にあり、カバー部材により外部からの
衝撃などが接続ポートに負荷されたり、水や砂などが接
続ポートにかかったりすることがない。よって、故障し
にくい、あるいは破損しにくい。さらに、カバー部材に
よって、接続ポートが肌に接触しないため、装着感が良
い。
の方向を向く表側にあり、カバー部材により外部からの
衝撃などが接続ポートに負荷されたり、水や砂などが接
続ポートにかかったりすることがない。よって、故障し
にくい、あるいは破損しにくい。さらに、カバー部材に
よって、接続ポートが肌に接触しないため、装着感が良
い。
【0047】また、カバー部材が連結部材により連結さ
れ、バンドに連結されているので、カバー部材を紛失す
ることはない。
れ、バンドに連結されているので、カバー部材を紛失す
ることはない。
【0048】また、連結部材が合成樹脂やゴムなどの屈
曲可能な柔軟な素材で、バンド部の長手方向に沿って移
動可能に連結されているため、接続ポートに対するカバ
ー部材の着脱が容易である。
曲可能な柔軟な素材で、バンド部の長手方向に沿って移
動可能に連結されているため、接続ポートに対するカバ
ー部材の着脱が容易である。
【0049】また、周辺機器とのインターフェースとし
て、USBを用いることができるので、扱い易く、デー
タの転送速度の速い腕携帯情報機器を提供できる。腕携
帯情報機器1の携帯者は、通常、接続ポート10にカバ
ー部材11を被せておく。そして、携帯者は、腕携帯情
報機器1をパソコンなどの外部周辺機器と接続するとき
に、接続ポート10からカバー部材11を取り外す。携
帯者は、USBケーブルの一端を接続ポート10に接続
し、他端をパソコンに接続する。このようにして、携帯
者は、パソコンの記録装置に記憶された、たとえば、電
話番号やE−Mailアドレスを含む住所録、スケジュ
ール帳、あるいはメモ帳などの個人情報を、USBをイ
ンターフェースとして、腕携帯情報機器1に転送でき
る。腕携帯情報機器1に転送された個人情報は、ケース
2内に内蔵された記憶装置に記憶される。そして、携帯
者は、腕携帯情報機器1の記憶装置に記憶された個人情
報をロードして、ディスプレイ4に表示させることがで
きる。また、携帯者は、クリックボタン6やカーソルコ
ントローラー8を操作して、腕携帯情報機器1の記憶装
置に記憶された個人情報を変更できる。変更された個人
情報は、USBをインターフェースとして、パソコンに
転送できる。本発明における腕携帯情報機器に接続され
る外部周辺機器としては、パソコン以外にも、すでに記
述したような様々な機器やネットワークが考えられる。
また、外部周辺機器と交換されるデータも、個人情報に
限らず、転送できるデータであれば、どのようなデータ
であってもよい。また、データに限らず、プログラムを
相互に転送することも可能である。
て、USBを用いることができるので、扱い易く、デー
タの転送速度の速い腕携帯情報機器を提供できる。腕携
帯情報機器1の携帯者は、通常、接続ポート10にカバ
ー部材11を被せておく。そして、携帯者は、腕携帯情
報機器1をパソコンなどの外部周辺機器と接続するとき
に、接続ポート10からカバー部材11を取り外す。携
帯者は、USBケーブルの一端を接続ポート10に接続
し、他端をパソコンに接続する。このようにして、携帯
者は、パソコンの記録装置に記憶された、たとえば、電
話番号やE−Mailアドレスを含む住所録、スケジュ
ール帳、あるいはメモ帳などの個人情報を、USBをイ
ンターフェースとして、腕携帯情報機器1に転送でき
る。腕携帯情報機器1に転送された個人情報は、ケース
2内に内蔵された記憶装置に記憶される。そして、携帯
者は、腕携帯情報機器1の記憶装置に記憶された個人情
報をロードして、ディスプレイ4に表示させることがで
きる。また、携帯者は、クリックボタン6やカーソルコ
ントローラー8を操作して、腕携帯情報機器1の記憶装
置に記憶された個人情報を変更できる。変更された個人
情報は、USBをインターフェースとして、パソコンに
転送できる。本発明における腕携帯情報機器に接続され
る外部周辺機器としては、パソコン以外にも、すでに記
述したような様々な機器やネットワークが考えられる。
また、外部周辺機器と交換されるデータも、個人情報に
限らず、転送できるデータであれば、どのようなデータ
であってもよい。また、データに限らず、プログラムを
相互に転送することも可能である。
【0050】図7は本発明における第2の実施の形態に
係わり、図7(a)はスライド式のカバー部材を途中ま
で開けた状態を示す斜視図、図7(b)はカバー部材を
開けた状態を示す斜視図である。
係わり、図7(a)はスライド式のカバー部材を途中ま
で開けた状態を示す斜視図、図7(b)はカバー部材を
開けた状態を示す斜視図である。
【0051】図7において、前述した第1の実施の形態
と同様に、外部周辺機器と腕携帯情報機器とを、データ
転送できるように接続する接続部材を接続する接続ポー
ト10(たとえばUSBポート)は、携帯時に肘の方向
を向くようにケース2の側面に配設される。この接続ポ
ート10を外方から遮蔽でき、且つ外方に露出できるス
ライド式のカバー部材14がケース2に備えられる。カ
バー部材14は、ケース2に形成されたスライド溝2a
に嵌合して矢印B方向にスライド可能に配設される。カ
バー部材14は端部には、外方に突出した摘まみ部14
aが形成される。腕携帯情報機器1の携帯者は、この摘
まみ部14aを指で摘まみ、矢印B方向に沿ってスライ
ドさせることにより、カバー部材14を容易に開閉させ
ることができる。ここで、カバー部材14とスライド溝
2aとを、摩擦が大きくなるように嵌合させることが望
ましい。これにより、カバー部材14が不用意に開閉し
ないようにすることができる。
と同様に、外部周辺機器と腕携帯情報機器とを、データ
転送できるように接続する接続部材を接続する接続ポー
ト10(たとえばUSBポート)は、携帯時に肘の方向
を向くようにケース2の側面に配設される。この接続ポ
ート10を外方から遮蔽でき、且つ外方に露出できるス
ライド式のカバー部材14がケース2に備えられる。カ
バー部材14は、ケース2に形成されたスライド溝2a
に嵌合して矢印B方向にスライド可能に配設される。カ
バー部材14は端部には、外方に突出した摘まみ部14
aが形成される。腕携帯情報機器1の携帯者は、この摘
まみ部14aを指で摘まみ、矢印B方向に沿ってスライ
ドさせることにより、カバー部材14を容易に開閉させ
ることができる。ここで、カバー部材14とスライド溝
2aとを、摩擦が大きくなるように嵌合させることが望
ましい。これにより、カバー部材14が不用意に開閉し
ないようにすることができる。
【0052】以上述べたカバー部材の構成による作用効
果について説明する。カバー部材により接続ポートを外
方から遮蔽でき、腕携帯情報機器の美観を損なうことが
ない。また、携帯時に水や砂などが接続ポートにかかっ
たりすることがない。さらに、装着感が良く、構造が簡
単で操作が容易である。
果について説明する。カバー部材により接続ポートを外
方から遮蔽でき、腕携帯情報機器の美観を損なうことが
ない。また、携帯時に水や砂などが接続ポートにかかっ
たりすることがない。さらに、装着感が良く、構造が簡
単で操作が容易である。
【0053】図8は本発明における第3の実施の形態に
係わる回動式のカバー部材を開けた状態を示す斜視図で
ある。
係わる回動式のカバー部材を開けた状態を示す斜視図で
ある。
【0054】図8において、前述した第1及び第2の実
施の形態と同様に、接続ポート10(たとえばUSBポ
ート)は、携帯時に肘の方向を向くようにケース2の側
面に配設されている。この接続ポート10を外方から遮
蔽でき、且つ外方に露出できる回動式のカバー部材15
が回転可能にケース2に配設される。該カバー部材15
は、その一方の端部をケース2に植設された軸2bに回
動自在に軸支され、他方の端部裏面には係止片15aが
形成される。係止片15aは、ケース2の図示しない凹
部、あるいは接続ポート10が内部に収納された凹部の
開口部の縁に、圧接して係合する。よって、カバー部材
15が閉じた位置で移動しないようにケース2に係止さ
れる。カバー部材15の係止を解除するには、係止片1
5aが形成されている端部近傍をこじ開けるようにして
解除する。そして、カバー部材15を矢印C方向に回動
することにより、接続ポート10を露出させることがで
きる。
施の形態と同様に、接続ポート10(たとえばUSBポ
ート)は、携帯時に肘の方向を向くようにケース2の側
面に配設されている。この接続ポート10を外方から遮
蔽でき、且つ外方に露出できる回動式のカバー部材15
が回転可能にケース2に配設される。該カバー部材15
は、その一方の端部をケース2に植設された軸2bに回
動自在に軸支され、他方の端部裏面には係止片15aが
形成される。係止片15aは、ケース2の図示しない凹
部、あるいは接続ポート10が内部に収納された凹部の
開口部の縁に、圧接して係合する。よって、カバー部材
15が閉じた位置で移動しないようにケース2に係止さ
れる。カバー部材15の係止を解除するには、係止片1
5aが形成されている端部近傍をこじ開けるようにして
解除する。そして、カバー部材15を矢印C方向に回動
することにより、接続ポート10を露出させることがで
きる。
【0055】以上述べたカバー部材の構成による作用効
果について説明する。カバー部材の回動操作により、接
続ポートを外方から遮蔽・露出でき、腕携帯情報機器の
美観を損なうことがない。また、携帯時に水や砂などが
接続ポートにかかったりすることがない。さらに、装着
感が良く、構造が簡単で操作が容易である。
果について説明する。カバー部材の回動操作により、接
続ポートを外方から遮蔽・露出でき、腕携帯情報機器の
美観を損なうことがない。また、携帯時に水や砂などが
接続ポートにかかったりすることがない。さらに、装着
感が良く、構造が簡単で操作が容易である。
【0056】図9は本発明における第4の実施の形態に
係わる蝶番式のカバー部材を開けた状態を示す斜視図で
ある。
係わる蝶番式のカバー部材を開けた状態を示す斜視図で
ある。
【0057】図9において、前述した第1〜第3の実施
の形態と同様に、接続ポート10(たとえばUSBポー
ト)は、携帯時に肘の方向を向くようにケース2の側面
に配設される。この接続ポート10を外方から遮蔽で
き、且つ外方に露出できる蝶番式のカバー部材16を開
閉可能に配設する。該カバー部材16は、その一方の端
部をケース2に形成された巻回部2cに開閉可能に軸支
される。カバー部材16の他方の端部裏面には係止片1
6aが形成される。係止片16aは、ケース2の図示し
ない凹部、あるいは接続ポート10が内部に収納された
凹部の開口部の縁に圧接して係合する。よって、カバー
部材16が、閉じた位置で移動しないようにケース2に
係止される。前記カバー部材16の係止を解除するに
は、係止片16aが形成されている端部近傍をこじ開け
るようにして解除する。そして、カバー部材16を矢印
D方向に開いて接続ポート10を露出させることができ
る。
の形態と同様に、接続ポート10(たとえばUSBポー
ト)は、携帯時に肘の方向を向くようにケース2の側面
に配設される。この接続ポート10を外方から遮蔽で
き、且つ外方に露出できる蝶番式のカバー部材16を開
閉可能に配設する。該カバー部材16は、その一方の端
部をケース2に形成された巻回部2cに開閉可能に軸支
される。カバー部材16の他方の端部裏面には係止片1
6aが形成される。係止片16aは、ケース2の図示し
ない凹部、あるいは接続ポート10が内部に収納された
凹部の開口部の縁に圧接して係合する。よって、カバー
部材16が、閉じた位置で移動しないようにケース2に
係止される。前記カバー部材16の係止を解除するに
は、係止片16aが形成されている端部近傍をこじ開け
るようにして解除する。そして、カバー部材16を矢印
D方向に開いて接続ポート10を露出させることができ
る。
【0058】以上述べたカバー部材の構成による作用効
果について説明する。カバー部材の開閉操作により、接
続ポートを外方から遮蔽・露出でき、腕携帯情報機器の
美観を損なうことがない。また、携帯時に水や砂などが
接続ポートにかかったりすることがない。さらに、装着
感が良く、構造が簡単で操作が容易である。
果について説明する。カバー部材の開閉操作により、接
続ポートを外方から遮蔽・露出でき、腕携帯情報機器の
美観を損なうことがない。また、携帯時に水や砂などが
接続ポートにかかったりすることがない。さらに、装着
感が良く、構造が簡単で操作が容易である。
【0059】図10は本発明における第5の実施の形態
に係わるネジ蓋式のカバー部材を開けた状態を示す斜視
図である。
に係わるネジ蓋式のカバー部材を開けた状態を示す斜視
図である。
【0060】図10において、前述した第1〜第4の実
施の形態と同様に、接続ポート10(たとえばUSBポ
ート)は、携帯時に肘の方向を向くようにケース2の側
面に配設される。この接続ポート10を外方から遮蔽で
き、且つ外方に露出できるネジ蓋式のカバー部材17が
開閉可能にケース2に配設される。該カバー部材17
は、コイン形状をしており、その外周にはネジ部17a
が形成される。ケース2には、接続ポート10が内部に
配置された凹部の内壁に、該カバー部材17のネジ部1
7aが着脱可能に螺合する、ネジ部2dが形成される。
該カバー部材17の表面には開閉時にコインやスクリュ
ードライバーなどに代表される工具などが挿入されて係
合する凹部17bが形成される。カバー部材17を接続
ポート10に被せるには、カバー部材17の凹部17b
にコインや工具を挿入し、カバー部材17を回転させ
て、該カバー部材17のネジ部17aをケース2のネジ
部2dにねじ込んでいく。
施の形態と同様に、接続ポート10(たとえばUSBポ
ート)は、携帯時に肘の方向を向くようにケース2の側
面に配設される。この接続ポート10を外方から遮蔽で
き、且つ外方に露出できるネジ蓋式のカバー部材17が
開閉可能にケース2に配設される。該カバー部材17
は、コイン形状をしており、その外周にはネジ部17a
が形成される。ケース2には、接続ポート10が内部に
配置された凹部の内壁に、該カバー部材17のネジ部1
7aが着脱可能に螺合する、ネジ部2dが形成される。
該カバー部材17の表面には開閉時にコインやスクリュ
ードライバーなどに代表される工具などが挿入されて係
合する凹部17bが形成される。カバー部材17を接続
ポート10に被せるには、カバー部材17の凹部17b
にコインや工具を挿入し、カバー部材17を回転させ
て、該カバー部材17のネジ部17aをケース2のネジ
部2dにねじ込んでいく。
【0061】以上述べたカバー部材の構成による作用効
果について説明する。カバー部材の開閉操作により、接
続ポートを外方から遮蔽・露出でき、腕携帯情報機器の
美観を損なうことがない。また、携帯時に水や砂などが
接続ポートにかかったりすることがない。さらに、装着
感が良く、構造が簡単で操作が容易である。
果について説明する。カバー部材の開閉操作により、接
続ポートを外方から遮蔽・露出でき、腕携帯情報機器の
美観を損なうことがない。また、携帯時に水や砂などが
接続ポートにかかったりすることがない。さらに、装着
感が良く、構造が簡単で操作が容易である。
【0062】上記した螺合に代えて、バイヨネットによ
って、ケースにカバー部材を着脱可能に取り付けてもよ
い。すなわち、上記したネジ蓋式のカバー部材の代わり
に、前記コイン形状をした蓋の下面にバイヨネットを設
けたバイヨネット方式のカバー部材を使用しても同様な
作用効果を奏するものである。このバイヨネット方式の
カバー部材には、蓋の下面にバネ部材を取り付けてもよ
い。
って、ケースにカバー部材を着脱可能に取り付けてもよ
い。すなわち、上記したネジ蓋式のカバー部材の代わり
に、前記コイン形状をした蓋の下面にバイヨネットを設
けたバイヨネット方式のカバー部材を使用しても同様な
作用効果を奏するものである。このバイヨネット方式の
カバー部材には、蓋の下面にバネ部材を取り付けてもよ
い。
【0063】
【発明の効果】以上述べた様に、外部周辺機器と腕携帯
情報機器とを、データ転送できるように接続する接続部
材を接続するための接続ポートを、外方から遮蔽でき、
かつ外方から露出できるカバー部材を着脱可能に装着す
ることにより、接続ポートによって美観を損なわない腕
携帯情報機器を提供できる。
情報機器とを、データ転送できるように接続する接続部
材を接続するための接続ポートを、外方から遮蔽でき、
かつ外方から露出できるカバー部材を着脱可能に装着す
ることにより、接続ポートによって美観を損なわない腕
携帯情報機器を提供できる。
【0064】また、故障しにくい、あるいは破損しにく
い接続ポートを備えた腕携帯情報機器を提供できる。
い接続ポートを備えた腕携帯情報機器を提供できる。
【0065】また、装着感の良い、接続ポートを備えた
腕携帯情報機器を提供できる。
腕携帯情報機器を提供できる。
【0066】また、扱い易い、データの転送速度の速い
インターフェースによって、周辺機器と接続できる腕携
帯情報機器を提供できる。
インターフェースによって、周辺機器と接続できる腕携
帯情報機器を提供できる。
【図1】本発明における第1の実施の形態に係わり、カ
バー部材を接続ポートに装着前の状態を示す腕携帯情報
機器の外観斜視図である。
バー部材を接続ポートに装着前の状態を示す腕携帯情報
機器の外観斜視図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の接続ポート側の側面図である。
【図4】図1において、カバー部材を接続ポートに装着
後の状態を示す腕携帯情報機器の外観斜視図である。
後の状態を示す腕携帯情報機器の外観斜視図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】図4の接続ポート側の側面図である。
【図7】本発明における第2の実施の形態に係わり、図
7(a)はスライド式のカバー部材を途中まで開けた状
態を示す斜視図、図7(b)はカバー部材を開けた状態
を示す斜視図である。
7(a)はスライド式のカバー部材を途中まで開けた状
態を示す斜視図、図7(b)はカバー部材を開けた状態
を示す斜視図である。
【図8】本発明における第3の実施の形態に係わる回動
式のカバー部材を開けた状態を示す斜視図である。
式のカバー部材を開けた状態を示す斜視図である。
【図9】本発明における第4の実施の形態に係わる蝶番
式のカバー部材を開けた状態を示す斜視図である。
式のカバー部材を開けた状態を示す斜視図である。
【図10】本発明における第5の実施の形態に係わるネ
ジ蓋式のカバー部材を開けた状態を示す斜視図である。
ジ蓋式のカバー部材を開けた状態を示す斜視図である。
1 腕携帯情報機器
2 ケース
3 バンド部
4 ディスプレイ
5 ライトスイッチ
6 マウスクリックボタン
7 スイッチ群
8 カーソルコントローラー
9 係合凸部
10 接続ポート(USBポート)
11、14、15、16、17 カバー部材
11a 係合凹部
12 連結部材
13 環部
Claims (14)
- 【請求項1】 腕に携帯する腕携帯情報機器にあって、
外部周辺機器と腕携帯情報機器とを、データ伝送できる
ように接続する接続部材を接続するための接続ポート
と、該接続ポートを外側から遮蔽でき、且つ外側に露出
できるカバー部材とを備えたことを特徴とする腕携帯情
報機器。 - 【請求項2】 腕に携帯する腕携帯情報機器にあって、
外部周辺機器と腕携帯情報機器とを、データ伝送できる
ように接続する接続部材を接続するための接続ポート
を、腕に携帯した状態において本体部における肘の方向
を向く表側に備えたことを特徴とする腕携帯情報機器。 - 【請求項3】 腕に携帯する腕携帯情報機器にあって、
USBポートを備えたことを特徴とする腕携帯情報機
器。 - 【請求項4】 前記カバー部材が連結部材を介して腕携
帯情報機器に連結され、接続ポートに対して着脱可能で
あることを特徴とする請求項1記載の腕携帯情報機器。 - 【請求項5】 前記連結部材が屈曲可能な柔軟な素材よ
りなることを特徴とする請求項4記載の腕携帯情報機
器。 - 【請求項6】 前記連結部材が腕携帯情報機器のバンド
部に連結されていることを特徴とする請求項4記載の腕
携帯情報機器。 - 【請求項7】 前記連結部材が腕携帯情報機器のバンド
部の長手方向に沿って移動可能に連結されていることを
特徴とする請求項6記載の腕携帯情報機器。 - 【請求項8】 前記連結部材が腕携帯情報機器のバンド
部に遊挿された環部に連結されていることを特徴とする
請求項7記載の腕携帯情報機器。 - 【請求項9】 前記カバー部材が前記接続ポートを覆う
キャップ形状であることを特徴とする請求項4から請求
項8のいずれかに記載の腕携帯情報機器。 - 【請求項10】 前記カバー部材が緩衝材よりなること
を特徴とする請求項4から請求項8のいずれかに記載の
腕携帯情報機器。 - 【請求項11】 前記カバー部材がスライド可能に腕携
帯情報機器に取り付けられ、前記接続ポートを開閉する
ことを特徴とする請求項1記載の腕携帯情報機器。 - 【請求項12】 前記カバー部材が回転可能に腕携帯情
報機器に軸支され、前記接続ポートを開閉することを特
徴とする請求項1記載の腕携帯情報機器。 - 【請求項13】 前記カバー部材が開閉可能に腕携帯情
報機器に軸着され、前記接続ポートを開閉することを特
徴とする請求項1記載の腕携帯情報機器。 - 【請求項14】 前記カバー部材が着脱可能に螺合さ
れ、前記接続ポートを開閉することを特徴とする請求項
1記載の腕携帯情報機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001331751A JP2003140771A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 腕携帯情報機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001331751A JP2003140771A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 腕携帯情報機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003140771A true JP2003140771A (ja) | 2003-05-16 |
Family
ID=19147259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001331751A Pending JP2003140771A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | 腕携帯情報機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003140771A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1491973A1 (fr) * | 2003-06-25 | 2004-12-29 | The Swatch Group Management Services AG | Bracelet à fermoir ayant des moyens de connexion électrique |
TWI506402B (zh) * | 2013-04-09 | 2015-11-01 | Chi Mei Comm Systems Inc | 鎖扣式腕帶及具有該鎖扣式腕帶之電子裝置 |
US9858631B2 (en) | 2012-10-25 | 2018-01-02 | Intelligent ID Solutions, LLC | Personal medical information storage device and system |
-
2001
- 2001-10-30 JP JP2001331751A patent/JP2003140771A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1491973A1 (fr) * | 2003-06-25 | 2004-12-29 | The Swatch Group Management Services AG | Bracelet à fermoir ayant des moyens de connexion électrique |
WO2004114030A1 (fr) * | 2003-06-25 | 2004-12-29 | The Swatch Group Management Services Ag | Bracelet a fermoir ayant des moyens de connexion electrique |
US7345954B2 (en) | 2003-06-25 | 2008-03-18 | The Swatch Group Management Services Ag | Bracelet with clip comprising electrical connection means |
JP2008529559A (ja) * | 2003-06-25 | 2008-08-07 | ザ・スウォッチ・グループ・マネージメント・サービシイズ・エイ ジー | 電気接続手段を有する留具付きリストバンドまたはブレスレット |
CN100442172C (zh) * | 2003-06-25 | 2008-12-10 | 斯沃奇集团管理服务股份公司 | 具有电连接装置的带扣钩的腕带 |
US9858631B2 (en) | 2012-10-25 | 2018-01-02 | Intelligent ID Solutions, LLC | Personal medical information storage device and system |
TWI506402B (zh) * | 2013-04-09 | 2015-11-01 | Chi Mei Comm Systems Inc | 鎖扣式腕帶及具有該鎖扣式腕帶之電子裝置 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070807 |