JP2003125697A - 網飛ばし式捕獲具 - Google Patents

網飛ばし式捕獲具

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JP2003125697A JP2001321493A JP2001321493A JP2003125697A JP 2003125697 A JP2003125697 A JP 2003125697A JP 2001321493 A JP2001321493 A JP 2001321493A JP 2001321493 A JP2001321493 A JP 2001321493A JP 2003125697 A JP2003125697 A JP 2003125697A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 逃げ出した危険なペット、町中に現れた危険
な野生動物、精神異常者、凶器を持った不法進入者、テ
ロ犯罪者等の捕獲対象を傷付けることなく確実に捕まえ
ることができ、これら捕獲対象から身の安全を守ること
ができる網飛ばし式捕獲具の提供。 【解決手段】 広がった状態において捕獲対象に覆い被
せることができる大きさ及び形状を有する捕獲用網と、
捕獲対象に向かって飛ばすための放出手段とを備え、該
放出手段を作動させることにより前記捕獲用網を捕獲対
象に向けて飛ばし、該捕獲用網を広げた状態で覆い被せ
て前記捕獲対象を捕獲可能に構成したことを特徴とする
網飛ばし式捕獲具である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、網飛ばし式捕獲具
に関し、更に詳述すると、逃げ出した危険なペット、町
中に現れた危険な野生動物、精神異常者、凶器を持った
不法進入者、テロ犯罪者等の捕獲対象を傷付けることな
く確実に捕まえることができ、これら捕獲対象から身の
安全を守ることができる網飛ばし式捕獲具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、逃げ出したワニ、大蛇、トカゲ、
トラ、ライオン、豹等の危険なペットや町中に現れたサ
ル、イノシシ、熊等の危険な野生動物から身を守り、こ
れらを安全かつ確実に捕獲するのに適当な捕獲具は存在
せず、これらの動物を放置することにより周辺住民に思
わぬ怪我や混乱が散発している。
【0003】また、近年、社会生活の変化により、校内
暴力が多発し、学校内で生徒や先生が死傷する事件が発
生したり、学校内で凶器を持った不法侵入者により、生
徒や先生が襲われて死傷する事件が発生しており、これ
らから身を守る手段が必要になってきているが、簡易な
取り押さえ具や棍棒などでは操作に熟練を要する上に、
犯人を傷付けてしまったり、取り逃がしてしまうという
問題がある。
【0004】更に、テロ事件や精神異常者による凶悪犯
人から身を守りつつ、これらを安全に捕まえ、法の下で
裁く手段も必要とされている。
【0005】このように、逃げ出した危険なペット、町
中に現れた危険な野生動物、精神異常者、凶器を持った
不法進入者、テロ犯罪者等の捕獲対象を安全かつ確実に
捕まえることができる捕獲手段は未だ存在せず、その速
やかな提供が強く望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況下、従来における諸問題を解決し、以下の目的を達
成することを課題とする。即ち、本発明は、逃げ出した
危険なペット、町中に現れた危険な野生動物、精神異常
者、凶器を持った不法進入者、テロ犯罪者等の捕獲対象
から身の安全を守り、これら捕獲対象を傷付けることな
く確実に捕まえるための網飛ばし式捕獲具を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、下記の網飛ばし式捕獲具を提供する。
【0008】請求項1の発明は、広がった状態において
捕獲対象に覆い被せることができる大きさ及び形状を有
する捕獲用網と、捕獲対象に向かって飛ばすための放出
手段とを備え、該放出手段を作動させることにより前記
捕獲用網を捕獲対象に向かって飛ばし、該捕獲対象に捕
獲用網を広げた状態で覆い被せて捕獲可能に構成したこ
とを特徴とする網飛ばし式捕獲具である。
【0009】請求項2の発明は、周縁部に所定間隔離間
して略球形状錘を取り付けた前方に放出可能であり、か
つ広がった状態において捕獲対象に覆い被せることがで
きる大きさ及び形状を有する捕獲用網と、前記捕獲用網
が畳まれた状態で放出自在に収容される前後方向に進退
可能な円筒状収容部と、該収容部の下部周囲に所定間隔
離間して取り付けられた展開アームと、前記収容部の下
端と取手部とを結合する連結軸に介在させた弾性部材を
有する放出手段を備えた捕獲具本体と、を具備する網飛
ばし式捕獲具であって、前記捕獲用網の錘を先端鉤で保
持した複数本の展開アームが前方に放射状に開く時の反
動力及び前記収容部が前方に押出されるときの力によ
り、前記捕獲用網を捕獲対象に向かって放出して該捕獲
対象を捕獲可能に構成したことを特徴とする網飛ばし式
捕獲具である。
【0010】請求項3の発明は、前記連結軸に介在させ
た弾性部材の付勢力に抗して折り畳んだ状態でリング状
係止部材により係止されている複数本の展開アームが、
該係止部材の係止状態を解除することによる弾性部材の
弾発力で放射状に開くと同時に、前記収容部が前方に押
出され、前記捕獲用網が広がった状態で捕獲対象に向か
って放出される請求項2に記載の網飛ばし式捕獲具であ
る。
【0011】請求項4の発明は、前記連結軸に前後方向
に摺動可能に取り付けられたリング状押圧部材の周囲に
設けた支持軸と連結した展開アームが、該押圧部材の下
部の連結軸に介在させた弾性部材の弾発力により押圧部
材が押し上げられると同時に、前記支持軸を介して展開
アームが放射状に開くように構成されている請求項2又
は3に記載の網飛ばし式捕獲具である。
【0012】請求項5の発明は、前記捕獲用網の錘を先
端鉤で保持した複数本の展開アームが放射状に開く時
に、該展開アームの先端鉤による錘の保持状態を解除す
る解除手段を設けた請求項2乃至4のいずれか1項に記
載の網飛ばし式捕獲具である。
【0013】請求項6の発明は、捕獲用網の内側の少な
くとも一部に粘着剤を付着させた請求項1乃至5のいず
れか1項に記載の網飛ばし式捕獲具である。
【0014】請求項7の発明は、捕獲対象が、逃げ出し
た危険なペット、町中に現れた危険な野生動物、精神異
常者、凶器を持った不法進入者、又はテロ犯罪者である
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の網飛ばし式捕獲
具である。
【0015】本発明によれば、広がった状態において捕
獲対象に覆い被せることができる大きさ及び形状を有す
る捕獲用網と、捕獲対象に対して飛ばすための放出手段
とを備え、該放出手段を作動させることにより前記捕獲
用網を捕獲対象に向けて飛ばし、該捕獲用網を広げた状
態で覆い被せて前記捕獲対象を捕獲可能に構成したこと
により、逃げ出した危険なペット、町中に現れた危険な
野生動物、精神異常者、凶器を持った不法進入者、テロ
犯罪者等の捕獲対象を傷付けることなく安全に捕獲する
ことができる。この場合、放出手段としては、傘が開く
原理を応用した方法を採用することが操作性、安全性、
捕獲対象を傷付けることなく捕まえることができる観点
から好ましい。
【0016】また、本発明によれば、傘が開く原理を応
用した放出手段を有する網飛ばし式捕獲具、即ち、周縁
部に所定間隔離間して錘を取り付けた前方に放出可能で
あり、かつ広がった状態において捕獲対象に覆い被せる
ことができる大きさ及び形状を有する捕獲用網と、前記
捕獲用網が畳まれた状態で放出自在に収容される前後方
向に進退可能な円筒状収容部と、該収容部下部周囲に所
定間隔離間して取り付けられた展開アームと、前記収容
部の下端と取手部とを連結する連結軸に介在させた弾性
部材を有する放出手段を備えた捕獲具本体と、を具備
し、前記捕獲用網の略球形状錘を先端鉤で保持した複数
本の展開アームが前方に放射状に開く時の反動力及び前
記収容部が前方に押出されるときの力により、前記捕獲
用網を捕獲対象に向けて放出して該捕獲対象を捕獲可能
に構成したことにより、逃げ出した危険なペット、町中
に現れた危険な野生動物、精神異常者、凶器を持った不
法進入者、テロ犯罪者等の捕獲対象から身の安全を守
り、これら捕獲対象を傷付けることなく確実に捕まえる
ことができるものである。
【0017】好ましくは、捕獲用網の錘を先端鉤で保持
した複数本の展開アームが放射状に開く時に、該展開ア
ームの先端鉤による錘の保持状態を解除する解除手段を
設けることにより、捕獲用網を前方にスムーズに広がり
ながら放出することが可能となるものである。
【0018】好適には、捕獲用網の内側の少なくとも一
部に粘着剤を付着させることにより、捕獲対象に覆い被
さった捕獲用網が捕獲対象に絡み付いて捕獲対象の動き
を止めることができ、より安全かつ確実に捕獲すること
ができるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明について更に詳しく
説明する。本発明の網飛ばし式捕獲具は、広がった状態
において捕獲対象に覆い被せることができる大きさ及び
形状を有する捕獲用網と、捕獲対象に向かって飛ばすた
めの放出手段とを備え、前記放出手段を作動させること
により前記捕獲用網を捕獲対象に向かって飛ばし、該捕
獲用網を広げた状態で覆い被せて前記捕獲対象を捕獲可
能に構成したものである。
【0020】前記捕獲用網は、広がった状態において捕
獲対象に覆い被せることができる大きさ及び形状を有す
るものであれば特に制限されず、木綿、麻、ナイロン等
の合成繊維の糸で編まれた軽量かつ丈夫な材質のものを
捕獲対象に応じて適宜選択して用いることができる。
【0021】前記捕獲用網の放出手段としては、捕獲用
網を捕獲対象に向かって広がった状態で飛ばすことがで
きるものであれば特に制限されず種々の手段を採用する
ことができる、例えば、火薬を用いて爆発により放出す
る方法(例えばエアーバッグの放出原理等)、エアー銃
を利用した方法、反動を利用して網を放り投げる方法な
どが考えられるが、これらの中でも図1に示したよう
な、傘が開く原理を応用した網飛ばし式捕獲具20を用
いることが、操作性、安全性、捕獲対象を傷付けること
なく捕まえることができる観点から好ましい。
【0022】図1は、本発明に係る網飛ばし式捕獲具2
0を示す概略断面図、図2,3は同斜視図である。この
網飛ばし式捕獲具20は、常時(不使用)は、図2に示
したように、捕獲用網1がコンパクトに畳まれており、
嵩張らず収納の際に便利である。一方、使用時(放出
時)には、図3に示したように、放出手段7の作動によ
り展開アーム3が傘が開くように放射状に開き、捕獲対
象(図示せず)に向かって捕獲用網1が広がりながら前
方(図中矢印方向)に放出され、捕獲用網が広がった状
態で捕獲対象に覆い被さり、捕獲対象を捕まえることが
できるように構成されている。
【0023】前記網飛ばし式捕獲具20は、図1に示し
たように、周縁部に所定間隔離間して略球形状錘2を取
り付けた前方に放出可能であり、かつ広がった状態にお
いて捕獲対象に覆い被せることができる大きさ及び形状
を有する捕獲用網1と、前記捕獲用網1が畳まれた状態
で放出自在に収容される前後方向に進退可能な円筒状収
容部4と、該収容部4下部周囲に所定間隔離間して取り
付けられた展開アーム3と、前記収容部4下端と取手部
6とを結合する連結軸9に介在させた弾性部材5を有す
る放出手段7を備えた捕獲具本体8とを備えている。
【0024】前記捕獲用網1としては、上述した材質の
ものが使用できるが、周縁部に所定間隔離間して略球形
状錘2を取り付けた前方に放出可能であって、かつ広が
った状態で捕獲対象を覆い被せる大きさ及び形状を有す
るものが用いられる。この捕獲用網1の周縁部に所定間
隔離間して取り付けられる略球形状錘2としては、特に
制限されないが、鉄球の周囲をゴムで被覆した玉などが
好適である。なお、錘2の数は、特に制限されないが5
〜20個程度である。このように錘2を捕獲用網1の周
縁部に取り付けておくことにより、捕獲対象に網が覆い
被さった時に重石となり動きを封じ込めることができ
る。
【0025】なお、前記捕獲用網の少なくとも一部の裏
側に粘着剤を塗布することにより、捕獲対象に覆い被さ
った捕獲用網が捕獲対象に絡み付いて捕獲対象の動きを
止めることができ、より安全かつ確実に捕獲対象を捕獲
することができる。なお、粘着剤を捕獲用網に付着させ
るだけでなく、円筒状収容部4内に粘着剤注入してお
き、放出時に網に付着することができるように構成する
こともできる。この場合、粘着剤としては、特に制限さ
れないが、安全性の観点から澱粉のり、鳥もち、ゴムの
りなどが好ましい。
【0026】前記捕獲具本体8は、前記捕獲用網1が畳
まれた状態で放出自在に収容される前後方向に進退可能
な円筒状収容部4と、該収容部4下部周囲に所定間隔離
間して取り付けられた展開アーム3と、前記収容部4下
端と取手部6との間の連結軸9に介在させた弾性部材5
を有する放出手段7とを備えている。
【0027】前記放出手段7は、捕獲用網の錘2を先端
鉤3aで保持した複数本の展開アーム3が前方に放射状
に開く時の反動力及び前記収容部4が前方に押出される
ときの力により、前記捕獲用網を捕獲対象に向かって放
出可能に構成されている。
【0028】この場合、前記収容部4下端と取手部6と
を連結する連結軸9に介在させた弾性部材5の付勢力に
抗して畳んだ状態でリング状係止部材11により係止さ
れている複数本の展開アーム3が、係止部材の係止状態
を解除することにより、連結軸9に結合されている支持
軸10を弾性部材5の弾発力で押し上げて展開アーム3
が放射状に開く(傘が開くように)と同時に、前記収容
部4が前方に押出されることにより、前記捕獲用網1が
広がった状態で捕獲対象に向けて放出されるように構成
されている。
【0029】また、前記連結軸9に摺動可能に取り付け
られたリング状押圧部材12の周囲に設けた支持軸10
が展開アーム3と結合されており、該押圧部材12の下
部の弾性部材5の弾発力により押圧部材12が押し上げ
られ支持軸10を介して展開アーム3が放射状に開くよ
うに(傘が開くように)構成されている。なお、13は
リング状係止部材11に取り付けられた操作レバーであ
り、この操作レバー13を押し下げることにより係止部
材11の係止状態を解除することができる。前記弾性部
材5としては、充分な弾発力を有するものであれば特に
制限されず、コイルスプリングなどを用いることができ
る。
【0030】前記展開アーム3は、図4に示したよう
に、錘2を保持することができるように先端鉤3aが形
成されており、展開アーム3が放射状に開く時には、先
端鉤3aが図中矢印方法に広がり錘2の保持状態を解除
するための解除手段14が設けられている。この解除手
段としては、図4に示したようなV字状板バネ14であ
っても、図5に示したようなV字状板バネ間にコイルバ
ネ15を介在させたものであってもよく、また、図4に
示したV字状板バネの周囲に板スプリング16を貼り付
けたものであっても構わない。
【0031】このように展開アーム3に解除手段を有す
る先端鉤3aを設けることにより、展開アームを折り畳
む時(図2参照)には、先端鉤に錘を保持して捕獲用網
を確実に収容し得、また、放出時(図3参照)には、展
開アームが放射状に広がる際に解除手段が働いて先端鉤
3aによる錘2の保持状態を解除しながら捕獲用網1を
前方にスムーズに放出することが可能となる。
【0032】本発明の網飛ばし式捕獲具の使用方法とし
ては、特に制限されないが、図2に示したように、捕獲
用網1が折り畳まれた状態の捕獲具20の先端を捕獲対
象(図示せず)に向けて操作レバー13を引くことによ
り、図3に示したように、展開アーム3が前方に開くと
同時に、収容部4が前方に押出され、捕獲用網1が捕獲
対象に向かって(図中矢印方向)広がった状態で放出さ
れ、捕獲用網1が捕獲対象に覆い被さることにより、捕
獲対象を傷付けることなく確実に捕まえることができる
ものである。
【0033】なお、図2に示したように、捕捉具20の
展開アーム3を折り畳む時には、押圧部材12を引き戻
して展開アーム3を折り畳んで係止部材11でロックす
る方法、また、取手部6を着脱自在とし、展開アーム3
を折り畳んだ後、弾性部材5を連結軸9に通した後、取
手部6を螺子止めする方法などを採用することができ
る。
【0034】本発明に係る網飛ばし式捕獲具の捕獲対象
としては、特に制限されず、逃げ出した危険なペット
(例えばワニ、大蛇、トカゲ、トラ、ライオン、豹
等)、町中に現れた危険な野生動物(例えばサル、イノ
シシ、熊等)、精神異常者、凶器を持った不法進入者、
又はテロ犯罪者などが挙げられる。
【0035】以上、本発明の網飛ばし式捕獲具の一実施
形態について詳細に説明したが、本発明は、前記実施の
形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変更しても差し支えない。例えば、網飛ばし式捕獲具
の口を縛るロープを取り付けて採魚用の捕獲網とするこ
とも可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、広がった状態において
捕獲対象に覆い被せることができる大きさ及び形状を有
する捕獲用網と、捕獲対象に向かって飛ばすための放出
手段とを備え、前記放出手段を作動させることにより前
記捕獲用網を捕獲対象に向かって飛ばし、該捕獲用網を
広げた状態で覆い被せて前記捕獲対象を捕獲可能に構成
したことにより、逃げ出した危険なペット、町中に現れ
た危険な野生動物、精神異常者、凶器を持った不法進入
者、テロ犯罪者等の捕獲対象から身の安全を守り、これ
ら捕獲対象を傷付けることなく確実に捕まえることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施態様に係る網飛ばし式
捕獲具の断面図である。
【図2】図2は、同網飛ばし式捕獲具を示す斜視図であ
る。
【図3】図3は、同網飛ばし式捕獲具を示す斜視図であ
る。
【図4】図4は、網飛ばし式捕獲具の展開アームの先端
部を示す拡大図である。
【図5】図5は、別の網飛ばし式捕獲具の展開アームの
先端部を示す拡大図である。
【図6】図6は、更に別の網飛ばし式捕獲具の展開アー
ムの先端部を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 捕獲用網 2 錘 3 展開アーム 3a 先端鉤 4 収容部 5 弾性部材 6 取手部 7 放出手段 8 捕獲具本体 9 連結軸 10 支持軸 11 係止部材 12 押圧部材 13 操作レバー 14 解除手段 15 コイルバネ 16 板スプリング 20 網飛ばし式捕獲具

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広がった状態において捕獲対象に覆い被
    せることができる大きさ及び形状を有する捕獲用網と、
    捕獲対象に向かって飛ばすための放出手段とを備え、該
    放出手段を作動させることにより前記捕獲用網を捕獲対
    象に向かって飛ばし、該捕獲対象に捕獲用網を広げた状
    態で覆い被せて捕獲可能に構成したことを特徴とする網
    飛ばし式捕獲具。
  2. 【請求項2】 周縁部に所定間隔離間して略球形状錘を
    取り付けた前方に放出可能であり、かつ広がった状態に
    おいて捕獲対象に覆い被せることができる大きさ及び形
    状を有する捕獲用網と、 前記捕獲用網が畳まれた状態で放出自在に収容される前
    後方向に進退可能な円筒状収容部と、該収容部の下部周
    囲に所定間隔離間して取り付けられた展開アームと、前
    記収容部の下端と取手部とを結合する連結軸に介在させ
    た弾性部材を有する放出手段を備えた捕獲具本体と、を
    具備する網飛ばし式捕獲具であって、 前記捕獲用網の錘を先端鉤で保持した複数本の展開アー
    ムが前方に放射状に開く時の反動力及び前記収容部が前
    方に押出されるときの力により、前記捕獲用網を捕獲対
    象に向かって放出して該捕獲対象を捕獲可能に構成した
    ことを特徴とする網飛ばし式捕獲具。
  3. 【請求項3】 前記連結部に介在させた弾性部材の付勢
    力に抗して折り畳んだ状態でリング状係止部材により係
    止されている複数本の展開アームが、該係止部材の係止
    状態を解除することによる弾性部材の弾発力で放射状に
    開くと同時に、前記収容部が前方に押出され、前記捕獲
    用網が広がった状態で捕獲対象に向かって放出される請
    求項2に記載の網飛ばし式捕獲具。
  4. 【請求項4】 前記連結軸に前後方向に摺動可能に取り
    付けられたリング状押圧部材の周囲に設けた支持軸と連
    結した展開アームが、該押圧部材の下部の連結軸に介在
    させた弾性部材の弾発力により押圧部材が押し上げられ
    ると同時に、前記支持軸を介して展開アームが放射状に
    開くように構成されている請求項2又は3に記載の網飛
    ばし式捕獲具。
  5. 【請求項5】 前記捕獲用網の錘を先端鉤で保持した複
    数本の展開アームが放射状に開く時に、該展開アームの
    先端鉤による錘の保持状態を解除する解除手段を設けた
    請求項2乃至4のいずれか1項に記載の網飛ばし式捕獲
    具。
  6. 【請求項6】 捕獲用網の内側の少なくとも一部に粘着
    剤を付着させた請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    網飛ばし式捕獲具。
  7. 【請求項7】 捕獲対象が、逃げ出した危険なペット、
    町中に現れた危険な野生動物、精神異常者、凶器を持っ
    た不法進入者、又はテロ犯罪者である請求項1乃至6の
    いずれか1項に記載の網飛ばし式捕獲具。
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