JP2003118698A - ハイジャックの防止を目的とした機内構造を有する旅客機 - Google Patents

ハイジャックの防止を目的とした機内構造を有する旅客機

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JP2003118698A
JP2003118698A JP2001355373A JP2001355373A JP2003118698A JP 2003118698 A JP2003118698 A JP 2003118698A JP 2001355373 A JP2001355373 A JP 2001355373A JP 2001355373 A JP2001355373 A JP 2001355373A JP 2003118698 A JP2003118698 A JP 2003118698A
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cockpit
cabin
anesthetic
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JP2001355373A
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Koji Ayukawa
幸司 鮎川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハイジャックを防止するための機内構造を有
する旅客機を提供する。 【解決手段】 旅客機の操縦室1と客室2との間の隔壁
3に設けられたドア4を客室側から開けられない構造と
し、或いはドア4を廃止してその代わりに運行乗務員が
操縦室内に出入りするための専用出入口7(図2参照)
を設けることによって少なくとも乗客が搭乗した後は、
操縦室1と客室2の間を通過できないようにする。その
上でハイジャックが発生したときは、運行乗務員又は客
室乗務員のスイッチ操作によって機内に設けられた薬品
タンクから麻酔薬又は催眠薬を客室2内に噴出させ、こ
の麻酔薬又は催眠薬の力によって客室2内にいるハイジ
ャック犯の意識を一時的に失わせ、或いは身体を麻痺さ
せて行動を封じ込める(客室乗務員及び乗客も同時に意
識を失い、或いは身体を麻痺させられる)ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は旅客用航空機(以下
旅客機という)の機内構造に関し、特にハイジャックの
防止を目的とした機内構造に関する。
【0002】
【従来の技術】2001年9月11日、米国の空港を離
陸した4機の民間航空機がほぼ同時にハイジャックさ
れ、そのうち2機がニューヨークの世界貿易センターの
北タワー及び南タワーにそれぞれ激突し、1機はワシン
トン郊外の国防総省(ペンタゴン)ビルに激突し、残る
1機はピッツバーグ郊外の山中に墜落するといういわゆ
る同時多発テロ事件が発生した。各種報道によれば、こ
れら4機の民間航空機は何れもハイジャック犯によって
操縦室へ侵入され、操縦能力を奪われた結果であるとみ
られている。図4は従来の旅客機の機内平面を簡略化し
て示す図である。図4に示すように、旅客機の機内は大
きく分けて操縦室1と客室2に分けられ、客室2の部分
に乗務員及び乗客が機内へ出入りするための出入口6が
設けられている。操縦室1と客室2との間には隔壁3が
設けられており、隔壁3には操縦士、機関士等(以下運
行乗務員という)が操縦室1へ出入りするためのドア4
が設けられている。このドア4は運行乗務員の操縦室へ
の出入り以外にも飛行中にパーサ、スチュワーデス等
(以下客室乗務員という)が操縦室1内の運行乗務員と
連絡を取ったり、飲食物を操縦室1へ運んだりするため
に、客室2側から開閉できる構造になっている。このた
めにドア4の施錠・解錠装置5は客室2側からもアクセ
ス可能になっている。このようにドア4が客室2側から
開けられる構造になっていることが、乗客を装ったハイ
ジャック犯が客室2から操縦室1へ侵入し、運行乗務員
を恐喝、或いは殺傷してハイジャックを成功させ得る要
因になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、ドア4は客室
2側からは開けることができない構造にする必要があ
る。更にその上に、万一ハイジャックが発生し、客室2
内でハイジャック犯が客室乗務員或いは乗客を次々に殺
傷するなどして客室2内がパニック状態となり、ドア4
の開放を強要された場合には、客室乗務員の中にはハイ
ジャック犯の恫喝に絶えきれず、ドア4を開放してしま
うかも知れない。ドア4をハイジャック犯のために開放
することは極めて危険であり、ハイジャックを成功させ
る原因となる。従ってドア4を廃止してしまうか或いは
ドア4が設けられていても客室2からは絶対に開けられ
ないようにしておき、万一ハイジャックが発生した場合
には、何らかの方法で可及的速やかにハイジャック犯の
動きを封じ込める手だてを講じる必要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では上記ドア4を客室側から開けられない構
造とし、或いはドア4を廃止してその代わりに運行乗務
員が操縦室内に出入りするための専用出入口7(図2参
照)を設けることによって少なくとも乗客が搭乗した後
は、操縦室1と客室2の間を通過できないようにする。
その上でハイジャックが発生したときは、運行乗務員又
は客室乗務員のスイッチ操作によって機内に設けられた
薬品タンクから麻酔薬又は催眠薬(以下代表して麻酔薬
という)を客室内に噴出させ、この麻酔薬の力によって
客室2内にいるハイジャック犯の意識を一時的に失わ
せ、或いは身体を麻痺させて行動を封じ込める(客室乗
務員及び乗客も同時に意識を失い、或いは身体を麻痺さ
せられる)構造を有する旅客機を提案するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明による第1局面にお
ける旅客機の機内平面を簡略化して示す図である。図1
において図4と同一部分には同一参照番号を付してあ
る。図1及び図4においてドア4が閉められ、施錠・解
錠装置5または5Aによって施錠されているときは隔壁
3及びドア4は通常の人力では(銃器或いは相当の道具
を用いない限り)破壊できず、客室2から操縦室1へは
入れないものとする。従って乗客の機内持ち込み物品に
は凶器となり得るもの或いは隔壁を破壊する道具になり
得るもの等がないように搭乗前に十分検査する必要があ
ることは従来と同様である。しかしながら針1本でもそ
の先に毒物を塗布することによって人を殺害できること
は周知である。針1本でも機内に持ち込まれないように
することができればそれに越したことはないが、針1本
に至る機内持ち込み検査を全乗客に適用することは実務
上恐らく困難であろう。従って仮にこのような針やカッ
ターナイフ、果物ナイフ等が機内に持ち込まれ、これら
を利用したハイジャックが試みられ、客室乗務員や乗客
に対して危害が加えられたとしても、その被害を防止し
或いは最小限にし、操縦のコントロールを絶対にハイジ
ャック犯に奪われないようにして大多数の人命を救出す
るための手だてが必要である。
【0006】本発明による図1に示す機内構造と図4に
示す従来の機内構造とは殆ど類似しているが、相違点は
ドア4の施錠・解錠装置5Aである。この施錠・解錠装
置5Aは操縦室1側からのみ施錠及び解錠が可能で、客
室2側からは解錠できないように構成されている。この
ような施錠・解錠装置は既に様々な分野で使用されてお
り、周知の技術であるため詳細な説明は省略する。周知
の技術であるがこれを操縦室1と客室2の間に設けられ
たドア4に適用することによって、操縦室側からドア4
を開場しない限りハイジャック犯が操縦室へ侵入できな
いという大きな効果が生ずる。
【0007】しかしながら、上記第1局面の機内構造に
おいて、ハイジャックの発生を認識した運行乗務員が事
態を軽視し、或いは自己の力を過信してハイジャック犯
の要求に応じて、或いは自ら進んでドア4を開放し、ハ
イジャック犯との格闘や交渉を試みようとするかも知れ
ない。これも危険である。このような場合にはドア4の
存在自体が危険となる。図2は本発明による第2局面に
おける旅客機の機内平面を簡略化して示す図である。図
2においては、隔壁3のドア4を廃止し、操縦室1と客
室2の間を完全に隔離して相互の出入りを不可能にした
ものである。図2において図4と同一部分には同一参照
番号を付してある。図2において、図1の場合と同様に
隔壁3は通常の人力では(銃器或いは相当の道具を用い
ない限り)破壊できないものとする。この第2局面の機
内構造は、如何なる事情があってもハイジャック犯の操
縦室1への侵入は防止できるけれども、運行乗務員が操
縦室1へ出入りするための専用出入口7が別途必要であ
る。
【0008】ハイジャックを防止するための本発明にお
いては、上記第1局面又は第2局面による機内構造とし
た上で、ハイジャック発生の際、それに気付いた客室乗
務員又は運行乗務員のスイッチ操作によって、客室内に
適量の麻酔薬(吸引することによって一時的に意識を失
い、或いは身体が麻痺した人間が所定時間経過後に元に
戻る程度の量の麻酔薬)を客室内に噴出させ、これによ
ってハイジャック犯の意識を失わせ、或いは身体を麻痺
させる(この場合客室乗務員や乗客も同時に意識を失
い、或いは身体を麻痺させられる)ための装置を旅客機
に設けることを提案する。このような装置を設けること
によって、ハイジャック発生の際、乗客乗員の被害を最
小限にくい止め、上記所定時間内に旅客機を最寄りの空
港へ安全に着陸させることが可能になる。
【0009】図3は本発明による第3局面において使用
される麻酔薬噴出装置の機能構成を示す図である。この
麻酔薬噴出装置は、麻酔薬を充填しておくための麻酔薬
タンク11と、起動信号(例えば接点信号)Aによって
起動し、麻酔薬タンク11内の麻酔薬を放出するための
ポンプ又は弁で構成された麻酔薬放出装置12と、少な
くとも1つのノズル14を有し、上記麻酔薬放出装置1
2から放出される麻酔薬を客室2内へ噴出させるための
配管13と、運行乗務員及び客室乗務員のみが直接操作
可能な場所に設けられ、運行乗務員又は客室乗務員のス
イッチ操作によって上記麻酔薬放出装置12へ上記起動
信号Aを送信するための装置であって、操縦室1及び客
室2内の少なくとも1カ所の所定の場所にそれぞれ設置
された直接型起動信号送信装置17と、運行乗務員及び
客室乗務員が携帯し、上記麻酔薬放出装置12を起動さ
せる目的で運行乗務員又は客室乗務員のスイッチ操作に
よってリモコン信号(例えば超音波、電磁波又は赤外線
等の信号)Bを発信するリモコン信号発信器16と、上
記リモコン信号Bを受信して上記麻酔薬放出装置12へ
上記起動信号Aを送信するための装置であって、操縦室
1及び客室2内の少なくとも1カ所の所定の場所にそれ
ぞれ配置された遠隔型起動信号送信装置15と、上記直
接型起動信号送信装置17又は上記遠隔型起動信号送信
装置15からの上記起動信号Aによって動作し、上記操
縦室、上記客室双方に対してハイジャックが発生したこ
と及び麻酔薬が放出されつつあることを知らせるための
警報表示装置18から構成されることが望ましい。ま
た、上記リモコン信号Bとしては例えば家庭用のテレビ
やエアコンのリモコン用の信号と類似の信号を使用して
も良い。
【0010】上記直接型起動信号送信装置17は、この
装置上に設けられたスイッチを運行乗務員又は客室乗務
員が直接操作することによって上記起動信号Aを送信す
るものであり、上記遠隔型起動信号送信装置15の方
は、上記リモコン信号発信器16上に設けられたスイッ
チを運行乗務員又は客室乗務員が操作し、これによって
上記リモコン信号発信器16から上記リモコン信号Bが
発信され、このリモコン信号Bによって上記遠隔型起動
信号送信装置15が動作して上記起動信号Aを送信する
ものである。上記直接型起動信号送信装置17或いは上
記リモコン信号発信器16を含む上記遠隔型起動信号送
信装置15(両者を代表して起動信号送信装置という)
は何れか一方を確実に動作させることができればどちら
か一方で機能的には十分であるが、ハイジャックの旅客
機内という特殊な状況では乗務員による迅速且つ確実な
操作が必要なのでバックアップの意味も含めて両方設置
することが望ましいであろう。
【0011】上記麻酔薬噴出装置を設置した場合には、
麻酔薬が混入した客室の空気が操縦室へ侵入しないよう
に上記操縦室1及び上記客室2をそれぞれ気密に保持
し、必要があれば上記操縦室1と上記客室2とはそれぞ
れ独立して空調を行うのが望ましい。また、本発明によ
る旅客機においては運行乗務員は少なくとも飛行中上記
操縦室1から上記客室2へ入ることができないので、あ
る程度長時間飛行する場合には必要に応じて運行乗務員
専用の飲食物を提供するための設備及び手洗い所(トイ
レ)を上記操縦室1内に設ける必要があろう。更に、上
記客室2の状況を必要に応じて上記操縦室1から観察で
きるように、上記客室2にテレビカメラを設置し、この
テレビカメラに接続したモニタ装置を上記操縦室1に設
置して上記操縦室1から上記客室2の様子を監視できる
ようにするのが望ましい。
【0012】
【発明の効果】ハイジャック発生の際、ハイジャック犯
が操縦室へ入れないようにし、客室内に麻酔薬を噴出さ
せてハイジャック犯(及び乗客・乗員)を行動不能にす
ることによって、ハイジャックを殆ど不可能にし、その
被害を最小限にくい止めることができる。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による旅客機の機内平面の一例を
簡略化して示す図である。
【図2】図2は本発明による旅客機の機内平面の別の一
例を簡略化して示す図である。
【図3】図3は本発明による麻酔薬噴出装置の機能構成
図である。
【図4】図4は従来の旅客機の機内平面を簡略化して示
す図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・操縦室 2・・・・・・・客室 3・・・・・・・隔壁 4・・・・・・・ドア 5,5A・・・・施錠・解錠装置 6・・・・・・・出入口 7・・・・・・・運行乗務員専用出入口 11・・・・・・麻酔薬タンク 12・・・・・・麻酔薬放出装置 13・・・・・・配管 15・・・・・・遠隔型起動信号発信装置 16・・・・・・リモコン信号発信器 17・・・・・・直接型起動信号発信装置 18・・・・・・警報表示装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旅客を運送するための旅客機であって、 操縦室と客室の間の隔壁にはドアが設けられており、こ
    のドアの施錠及び解錠は操縦室側からのみ可能である構
    造になっている旅客機。
  2. 【請求項2】 旅客を運送するための旅客機であって、 操縦室と客室の間の隔壁にはドアが設けられて無く、そ
    の代わりに運行乗務員が機外から操縦室へ出入りするた
    めの専用出入口が設けられている構造を有する旅客機。
  3. 【請求項3】 麻酔薬を充填しておくための麻酔薬タン
    クと、 起動信号によって起動し、上記麻酔薬タンク内の麻酔薬
    を放出する麻酔薬放出装置と、 少なくとも1つのノズルを有し、上記麻酔薬放出装置か
    ら放出される麻酔薬を上記少なくとも1つのノズルから
    上記客室内へ噴出させるための配管と、 運行乗務員又は客室乗務員のスイッチ操作によって上記
    麻酔薬放出装置へ上記起動信号を送信するための少なく
    とも1つの起動信号送信装置と、 上記起動信号送信装置からの上記起動信号によって動作
    し、上記操縦室及び上記客室双方に対してハイジャック
    が発生したこと及び麻酔薬が放出されつつあることを知
    らせるための警報表示装置とを備え、 上記客室内の空気が上記操縦室へ侵入しないように上記
    操縦室と上記客室とはそれぞれ気密に保持できる構造を
    有する請求項1又は2に記載の旅客機。
JP2001355373A 2001-10-17 2001-10-17 ハイジャックの防止を目的とした機内構造を有する旅客機 Pending JP2003118698A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2881551A1 (fr) * 2005-01-31 2006-08-04 Chabunda Christophe Mwanza Dispositif et moyens de mise en oeuvre de controle instantane en vol d'un avion pirate

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