JP2003111047A - データ伝送方法、データ伝送装置、データ受信方法、データ受信装置 - Google Patents

データ伝送方法、データ伝送装置、データ受信方法、データ受信装置

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JP2003111047A
JP2003111047A JP2001305512A JP2001305512A JP2003111047A JP 2003111047 A JP2003111047 A JP 2003111047A JP 2001305512 A JP2001305512 A JP 2001305512A JP 2001305512 A JP2001305512 A JP 2001305512A JP 2003111047 A JP2003111047 A JP 2003111047A
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JP
Japan
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data
jump point
point data
data segment
jump
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JP2001305512A
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Toshiharu Kobayashi
稔治 小林
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オンデマンド形式のデータ伝送において、受
信側で擬似的な早送りを行うこと。 【解決手段】 エンコーデットデータDECにジャンプ
ポイントデータセグメントJP1、JP2、JP3を設
定し、ジャンプポイントデータセグメントJP1、JP
2、JP3を抽出する。ジャンプポイントデータセグメ
ントJP1、JP2、JP3を特殊なコーディング処理
を行い、連続パケットデータDLTJPを生成する。エ
ンコーデットデータDECからジャンプポイントデータ
セグメントJP1、JP2、JP3を除いた残りのブロ
ックA、B、C、Dを夫々不均等分割してデータセグメ
ントDS1、DS2、…DS15、DS16を生成し、
各データセグメントDS1、DS2、…DS16をLT
コーディングし、連続パケットデータDLT1、DLT
2、…DLT16を生成する。連続パケットデータDL
T1、DLT2、…、DLT16、DLTJPを夫々、
複数の異なるチャンネルで並行伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オンデマンド方式
でデータ伝送を行う場合、受信側で擬似的な早送りが行
えるデータ伝送方法、データ伝送装置、データ受信方
法、およびデータ受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】絵画あるいは記録画像/音声をコンテン
ツとするテレビジョン放送等において、受信側が望む時
に望むコンテンツを受信できるようにする方式が提案さ
れており、かかる方式のもとでの放送は、オンデマンド
方式の放送(オンデマンド放送)と称されている。この
ようなオンデマンド放送は、ハードウェア及びソフトウ
エアの両面におけるディジタル技術の飛躍的発展、放送
されるコンテンツの著しい多様化等々に伴って、広く普
及することが予測される状況にある。
【0003】オンデマンド放送等のオンデマンド形式が
とられたデータ伝送にあっては、伝送されるべきコンテ
ンツをあらわす情報データは、例えば、所定のコーディ
ング処理が施されたエンコーデッドデータとされるが、
その伝送のためのデータ処理にあたり、データ分割に関
して大別すると二つの手法がとられ、さらに、データ送
信に関して大別すると二つの手法がとられる。
【0004】データ分割に関する二つの手法について
は、一つは、各種のコンテンツをあらわすエンコーデッ
ドデータを、均一時間長を有した複数のデータセグメン
トに分割する、均等分割手法であり、他の一つは、各種
のコンテンツをあらわすエンコーデッドデータを、漸増
していく時間長を有した複数のデータセグメントに分割
する、不等長分割手法である。
【0005】また、データ送信に関する二つの手法につ
いては、一つは、各種のコンテンツをあらわすエンコー
デッドデータが分割されて形成された複数のデータセグ
メントの夫々を区分パケットデータに変換して、複数の
区分パケットデータを形成し、それらの夫々を繰返して
送信する繰返し送信手法であり、他の一つは、各種のコ
ンテンツをあらわすエンコーデッドデータが分割されて
形成された複数のデータセグメントの夫々に特定コーデ
ィングを施すことにより連続パケットデータを得て、複
数の連続パケットデータを形成し、それらの夫々を連続
して送信する連続送信手法である。
【0006】図18はタイムチャートであって、不等長
分割手法及び繰返し送信手法がとられたオンデマンド形
式のデータ伝送の一例を概念的に示す。この例にあって
は、伝送されるべき所定のコンテンツをあらわすエンコ
ーデッドデータが漸増していく時間長を有したq個のデ
ータセグメントDS1〜Dsqに分割される。
【0007】最短の時間長を有するものとして分割形成
されたデータセグメントDS1は、区分パケットデータ
DP1に変換される。区分パケットデータDP1は、所
定のコーディング処理が施されたパケットストリームデ
ータとされる。そして、区分パケットデータDP1は、
データ伝送チャンネルCH1を通じて繰返し送信され
る。
【0008】データセグメントDS1の時間長より長
く、かつ、漸増していく時間長を有するものとして分割
形成されたデータセグメントDS2〜DSqも、夫々、
所定のコーディング処理が施されたパケットストリーム
データとされる区分パケットデータDP2〜DPqに変
換される。そして、区分パケットデータDP2〜DPq
は、夫々、データ伝送チャンネルCH2〜CHqを通じ
て繰返し送信される。
【0009】このようにして、個別のデータ伝送チャン
ネル(データ伝送チャンネルCH1〜CHqの夫々)を
通じて繰返し送信される区分パケットデータDP1〜D
Pqは、qチャンネルの送信データを形成することにな
る。受信側では、任意の時に、qチャンネルの送信デー
タとして送られる区分パケットデータDP1〜DPqを
受信し、受信された区分パケットデータDP1〜DPq
に夫々基づくデータセグメントDS1〜DSqを得て、
それらを順次送出し、元のコンテンツをあらわすエンコ
ーデッドデータを再生する。
【0010】図19は、タイムチャートであって、不等
長分割手法及び連続送信手法がとられたオンデマンド形
式のデータ伝送の一例を概念的に示す。この例にあって
も、伝送されるべき所定のコンテンツをあらわすエンコ
ーデッドデータが、漸増していく時間長を有したq個の
データセグメントDS1〜DSqに分割される。
【0011】最短の時間長を有するものとして分割形成
されたデータセグメントDS1は、それに、例えば、L
Tコーティング処理とされる特定のコーディング処理が
施されることにより、連続したパケットストリームから
成る連続パケットデータDLT1に変換される。そし
て、連続パケットデータDLT1は、データ伝送チャン
ネルCH1を通じて連続的に送信される。なお、LTコ
ーディングは、WO 00/18017、PCT/US
99/21574に詳しく開示されている。
【0012】LTコーディング処理は、データセグメン
トに基づき、ほぼ無限の個々に固有なパケットストリー
ムを作成し、そのうちのデータセグメントの、例えば約
105パーセントに相当するデータ量から、元のデータ
セグメントを再生することができるものとして形成する
ことができるコーディング処理である。斯かる特定のコ
ーディング処理により、伝送により生じるエラー(パケ
ットロス)に対する処理対策が図られる。
【0013】同様に、データセグメントDS1の時間長
より長く、かつ、漸増していく時間長を有するものとし
て分割形成されたデータセグメントDS2〜DSqも、
それらの夫々に、例えば、LTコーディング処理とされ
る特定のコーディング処理が施されることにより、各々
が連続したパケットストリームから成る連続パケットデ
ータDLT2〜DLTqに変換される。そして、連続パ
ケットデータDLT2〜DLTqは、夫々、データ伝送
チャンネルCH2〜CHqを通じて連続的に送信され
る。
【0014】このようにして、個別のデータ伝送チャン
ネル(データ伝送チャンネルCH1〜CHqの夫々)を
通じて送信される連続パケットデータDLT1〜DLT
qは、qチャンネルの送信データを形成することにな
る。受信側では、任意の時に、qチャンネルの送信デー
タとして送られる連続パケットデータDLT1〜DLT
qの各々における所定データ量部分を受信し、受信され
た連続パケットデータDLT1〜DLTqの各々におけ
る所定データ量部分に夫々基づくデータセグメントDS
1〜DSqを得て、それらを順次送出し、元のコンテン
ツをあらわすエンコーデッドデータを再生する。
【0015】図18及び図19に一例が示される如くの
不等長分割手法によるオンデマンド形式のデータ伝送の
場合、受信側において、データセグメントDS1の再生
は、区分パケットデータDP1あるいは連続パケットデ
ータDLT1における所定データ量部分の受信の完了後
に行われ、同様に、データセグメントDS2〜DSpも
しくはDS2〜DSqの夫々の再生も、対応する区分パ
ケットデータDP2〜DPpもしくはDP2〜DPqの
夫々、あるいは、連続パケットデータDLT2〜DLT
pもしくはDLT2〜DLTqの夫々における所定デー
タ量部分の受信の完了後に行われる。
【0016】それゆえ、受信側においては、区分パケッ
トデータDP1あるいは連続パケットデータDLT1に
おける所定データ量部分の受信を完了したとき、データ
セグメントDS1〜DSpもしくはDS1〜DSqの再
生が開始されることになり、データセグメントDS1〜
DSpもしくはDS1〜DSqについての再生開始時間
を短くすべく、データセグメントDS1の時間長は比較
的短いものとされる。
【0017】図20は、タイムチャートであって、デー
タ伝送チャンネル数を低減すべく不等長分割手法がとら
れるとともに、繰返し送信手法がいられている。
【0018】かかる図20に示される例の場合、コンテ
ンツをあらわすエンコーデッドデータが、漸増していく
時間長を有したr個のデータセグメントDS1〜DSr
に分割されている。そして、コンテンツをあらわすエン
コーデッドデータが形成し始められるとともに、データ
セグメントDS1に基づく区分パケットデータDP1に
ついてのデータ伝送チャンネルCH1を通じての繰返し
送信が開始され、データセグメントDS2〜DSrに夫
々基づく区分パケットデータDP2〜DPrについての
データ伝送チャンネルCH2〜CHrを通じての繰返し
送信が順次開始される。
【0019】図21は、タイムチャートであって、デー
タ伝送チヤンネル数を低減すべく不等長分割手法がとら
れるとともに、連続送信手法がとられている。
【0020】かかる図21に示される例の場合において
も、コンテンツをあらわすエンコーデッドデータが、漸
増していく時間長を有したr個のデータセグメントDS
1〜DSrに分割されている。そして、コンテンツをあ
らわすエンコーデッドデータが形成し始められ、データ
セグメントDS1の形成が完了した時点において、デー
タセグメントDS1に基づく連続パケットデータDLT
1についてのデータ伝送チャンネルCH1を通じての送
信が開始され、データセグメントDS2〜DSrの夫々
の形成が完了した時点において、データセグメントDS
2〜DSrに夫々基づく連続パケットデータDLT2〜
DLTrについてのデータ伝送チャンネルCH2〜CH
rを通じての送信が順次開始される。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】このような、オンデマ
ンド方式のデータ伝送にあっては、受信側で途中で早送
り(Fast Foward)を行うことは、待ち時間
が非常に長くなり、実用的には実現が不可能である。ま
た、コンテンツを形成する映像の途中に広告を挿入する
ことは可能であるが、マルチキャストで放送するので、
複数のユーザに同一の広告が送られ、各ユーザのニーズ
に合った広告を挿入することは困難であった。
【0022】本発明は、前述した問題に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、オンデマンド形式の
データ伝送において、受信側で擬似的な早送りを行うこ
とができるデータ伝送方法、データ伝送装置、データ受
信方法、データ受信装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために第1の発明は、情報データに予め設定された少な
くとも一つのジャンプポイントデータセグメントを前記
情報データから抽出するステップと、前記ジャンプポイ
ントデータセグメントを送信するステップと、前記情報
データから前記ジャンプポイントデータセグメントを取
り除いて複数のブロックを得て、各ブロックを時間長が
順次増大するように不均等分割して複数のデータセグメ
ントを生成するステップと、前記複数のデータセグメン
トに特定のコーディング処理を施すことにより複数の連
続パケットデータを生成するステップと、前記複数の連
続パケットデータを並行伝送するステップと、を有する
ことを特徴とするデータ伝送方法である。
【0024】情報データとは、ビデオ信号とオーディオ
信号等とを含んだデータであり、コンテンツを形成す
る。このコンテンツは、例えば映画や音楽番組や教育番
組やスポーツ番組等である。情報データには、予め少な
くとも一つのジャンプポイントデータセグメントが設定
される。
【0025】このジャンプポイントデータセグメント
は、もとのコンテンツの一部であったり、このコンテン
ツとは関係のない例えば広告等の情報である。ジャンプ
ポイントデータセグメントがコンテンツの一部であると
きには、情報データが一つのコンテンツを構成する。
【0026】ジャンプポイントデータセグメントがコン
テンツと関係の無い広告等の場合、ジャンプポイントデ
ータセグメントを除いた情報データが一つのコンテンツ
を構成する。情報データから前記ジャンプポイントデー
タセグメントを抽出し、ネットワーク等を介して受信側
に送る。また、情報データからジャンプポイントデータ
セグメントを取り除いて、複数のブロックを得て、この
複数のブロックを不均等分割して複数のデータセグメン
トを生成する。
【0027】各ブロックを不均等分割する場合、複数の
データセグメントが生成されるが、このデータセグメン
トは、時間長が順次増大するように徐々に長くなる。各
データセグメントは、LTコーディングと称される特定
のコーディング処理が施されて、連続パケットデータが
生成され、複数の連続パケットデータは並行伝送され
る。即ち、複数の連続パケットデータは、夫々別の複数
のチャネルを介して受信側に送られる。
【0028】ジャンプポイントデータセグメントの時間
長は、ジャンプポイントデータセグメントに後続するデ
ータセグメントと、このジャンプポイントデータセグメ
ントとを受信側において連続して再生可能となるように
決定される。ここで、連続して再生可能とは、ジャンプ
ポイントデータセグメントを再生した後、とぎれなく後
続するデータセグメントを再生することを言う。
【0029】ジャンプポイントデータセグメントは、ユ
ニキャストで受信側に送られる。また、受信側から要求
があった場合に、ジャンプポイントデータセグメントを
ユニキャストで受信側に送ってもよい。
【0030】更に、ジャンプポイントデータセグメント
に前述したLTコーディングと称される特定のコーディ
ング処理を行い、連続ジャンプパケットデータを生成し
て、この連続ジャンプパケットデータを受信側に送信し
てもよい。
【0031】第2の発明は、情報データに予め設定され
た少なくとも一つのジャンプポイントデータセグメント
を前記情報データから抽出する手段と、前記ジャンプポ
イントデータセグメントを送信する手段と、前記情報デ
ータから前記ジャンプポイントデータセグメントを取り
除いて複数のブロックを得て、各ブロックを時間長が順
次増大するように不均等分割して複数のデータセグメン
トを生成する手段と、前記複数のデータセグメントに特
定のコーディング処理を施すことにより複数の連続パケ
ットデータを生成する手段と、前記複数の連続パケット
データを並行伝送する手段と、を有することを特徴とす
るデータ伝送装置。
【0032】第2の発明は、第1の発明に対応するデー
タ伝送装置である。
【0033】第3の発明は、情報データに予め設定され
た少なくとも一つのジャンプポイントデータセグメント
を前記情報データから抽出するステップと、前記ジャン
プポイントデータセグメントを送信するステップと、前
記情報データから前記ジャンプポイントデータセグメン
トを取り除いて複数のブロックを得て、各ブロックを時
間長が順次増大するように不均等分割して複数のデータ
セグメントを生成するステップと、複数のチャンネルに
おいて前記各データセグメントを繰り返し送信し、並行
伝送するステップと、を有することを特徴とするデータ
伝送方法である。
【0034】第3の発明では、情報データから前記ジャ
ンプポイントデータセグメントを抽出し、ネットワーク
等を介して受信側に送る。また、情報データからジャン
プポイントデータセグメントを取り除いて、複数のブロ
ックを得て、この複数のブロックを不均等分割して複数
のデータセグメントを生成する。
【0035】各ブロックを不均等分割する場合、複数の
データセグメントが生成されるが、このデータセグメン
トは、時間長が順次増大するように徐々に長くなる。複
数のチャンネルにおいて前記各データセグメントを繰り
返し送信し、並行伝送する。
【0036】ジャンプポイントデータセグメントは、ユ
ニキャストで受信側に送られる。また、受信側から要求
があった場合に、ジャンプポイントデータセグメントを
ユニキャストで受信側に送ってもよい。
【0037】更に、ジャンプポイントデータセグメント
に前述したLTコーディングと称される特定のコーディ
ング処理を行い、連続ジャンプパケットデータを生成し
て、この連続ジャンプパケットデータを受信側に送信し
てもよい。
【0038】第4の発明は、情報データに予め設定され
た少なくとも一つのジャンプポイントデータセグメント
を前記情報データから抽出する手段と、前記ジャンプポ
イントデータセグメントを送信する手段と、前記情報デ
ータから前記ジャンプポイントデータセグメントを取り
除いて複数のブロックを得て、各ブロックを時間長が順
次増大するように不均等分割して複数のデータセグメン
トを生成する手段と、複数のチャンネルにおいて前記各
データセグメントを繰り返し送信し、並行伝送する手段
と、を有することを特徴とするデータ伝送装置である。
第4の発明は、第3の発明に対応したデータ伝送装置で
ある。
【0039】第5の発明は、少なくとも一つのジャンプ
ポイントデータセグメント及び、並行伝送される複数の
連続パケットデータを受信するステップと、前記ジャン
プポイントデータセグメントを再生するステップと、前
記再生されたジャンプポイントデータセグメントのう
ち、いずれかが指定されると、指定されたジャンプポイ
ントデータセグメントに後続する連続パケットデータを
再生するステップと、を有することを特徴とするデータ
受信方法である。
【0040】第5の発明は、第1の発明に対応したデー
タ伝送受信方法であり、送信側からは少なくとも一つの
ジャンプポイントデータセグメント及び、並行伝送され
る複数の連続パケットデータを受信し、前記ジャンプポ
イントデータセグメントを再生し、前記再生されたジャ
ンプポイントデータセグメントのうち、いずれかが指定
されると、指定されたジャンプポイントデータセグメン
トに後続する連続パケットデータを再生する。
【0041】再生されたジャンプポイントデータセグメ
ントのうち、いずれかが指定されると、指定されたジャ
ンプポイントデータセグメントに後続する連続パケット
データを再生するので、擬似的な早送りが行われる。
【0042】第6の発明は、少なくとも一つのジャンプ
ポイントデータセグメント及び、並行伝送される複数の
連続パケットデータを受信する手段と、前記ジャンプポ
イントデータセグメントを再生する手段と、前記再生さ
れたジャンプポイントデータセグメントのうち、いずれ
かが指定されると、指定されたジャンプポイントデータ
セグメントに後続する連続パケットデータを再生する手
段と、を有することを特徴とするデータ受信装置であ
る。第6の発明は、第5の発明に対応するデータ受信装
置である。
【0043】第7の発明は、少なくとも一つのジャンプ
ポイントデータセグメント及び、並行伝送される複数の
データセグメントを受信するステップと、前記ジャンプ
ポイントデータセグメントを再生するステップと、前記
再生されたジャンプポイントデータセグメントのうち、
いずれかが指定されると、指定されたジャンプポイント
データセグメントに後続するデータセグメントを再生す
るステップと、を有することを特徴とするデータ受信方
法である。
【0044】第7の発明は、第3の発明に対応したデー
タ受信方法であり、少なくとも一つのジャンプポイント
データセグメント及び、並行伝送される複数のデータセ
グメントを受信し、前記ジャンプポイントデータセグメ
ントを再生し、前記再生されたジャンプポイントデータ
セグメントのうち、いずれかが指定されると、指定され
たジャンプポイントデータセグメントに後続するデータ
セグメントを再生する。
【0045】第8の発明は、少なくとも一つのジャンプ
ポイントデータセグメント及び、並行伝送される複数の
データセグメントを受信する手段と、前記ジャンプポイ
ントデータセグメントを再生する手段と、前記再生され
たジャンプポイントデータセグメントのうち、いずれか
が指定されると、指定されたジャンプポイントデータセ
グメントに後続するデータセグメントを再生する手段
と、を有することを特徴とするデータ受信装置である。
第8の発明は、第7の発明に対応するデータ受信装置で
ある。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の1実施の
形態に係るデータ伝送システム1の概略構成図である。
データ伝送装置1では、ネットワーク3に送信サーバ
5、受信端末7−1、7−2、…が接続されている。
【0047】ネットワーク3は、例えばインターネット
等のネットワークであり、有線、無線を問わない。送信
サーバ5は、コンテンツに対して所定のコーディング処
理等を行い、後述する区分パケットデータや連続パケッ
トデータを生成し、ネットワーク3を介して受信端末7
−1、7−2等に送信する。
【0048】ここで、送信サーバ5が提供するコンテン
ツとは例えば映画や音楽番組や教育番組やスポーツ番組
等である。受信端末7は、一般ユーザの有するパーソナ
ルコンピュータ等である。このデータ伝送システム1で
は、オンデマンド放送が行われる。すなわち、受信端末
7−1で送信サーバ5にアクセスすると、送信サーバ5
が提供するコンテンツをオンデマンドで受信できる。例
えば、受信端末7−1のユーザは受信端末7−1を立ち
上げたときから送信サーバ5の提供するコンテンツを最
初から鑑賞することができる。
【0049】送信サーバ5の第1の実施の形態 図2は送信サーバ5の概略構成図である。送信サーバ5
は、データバス12に入力インターフェイス(入力I/
F)13、中央処理ユニット(CPU15)、プログラ
ムメモリ部17、ハードディスクドライブ(HDD)に
より構成されたデータメモリ部19及び出力インターフ
ェイス(出力I/F)21が接続された構成を有する。
【0050】また、送信サーバ5にはエンコーダ11が
接続される。エンコーダ11には、例えばビデオ情報と
オーディオ情報を含んだ信号DCMが供給される。エン
コーダ11は、信号DCMに特定の方式に従った圧縮コ
ーディング処理を施し、エンコーデットデータDECを
情報データとして生成する。
【0051】かかる際に用いられる圧縮コーディング処
理についての特定の方式は、例えば国際標準化団体のも
とにおける技術委員会の傘下の作業部会であるMPEG
(Moving Picture Experts G
roup)によって検討され、規格として承認されたM
PEGと称される標準方式が用いられる。
【0052】エンコーダ11から出力されるエンコーデ
ットデータDECは、送信サーバ5の入力I/F13に
送られ、CPU15はこのエンコーデットデータDEC
を逐次処理する。CPU15は、プログラムメモリ部1
7に格納された動作プログラムに従って処理を行う。デ
ータメモリ部19は各種データを保持する。出力I/F
21は、CPU15によって処理されたデータをネット
ワーク3側に出力する。
【0053】次に、CPU15の処理について図3のフ
ローチャート及び図4のタイムチャートに従って詳細に
説明する。CPU15は、エンコーデットデータDEC
31aにジャンプポイントデータセグメントJP1、J
P2、JP3を設定する(ステップ501)。
【0054】このジャンプポイントデータセグメントJ
P1、JP2、JP3は、コンテンツの一部を形成する
動画データであったり、ジャンプポイントデータセグメ
ントJP1、JP2、JP3に後続するコンテンツの一
部を示す静止画データであったり、コンテンツには関係
のない広告データ等でもよい。
【0055】すなわち、ジャンプポイントデータセグメ
ントJP1、JP2、JP3が動画データの場合、これ
らのジャンプポイントデータセグメントJP1、JP
2、JP3と残りのデータとで一つのコンテンツを形成
する。
【0056】また、ジャンプポイントデータセグメント
JP1、JP2、JP3が静止画データや広告データ等
の場合、ジャンプポイントデータセグメントJP1、J
P2、JP3を除いたデータの部分が一つのコンテンツ
を形成する。
【0057】ここで、ジャンプポイントデータセグメン
トの設定とは、例えばジャンプポイントデータセグメン
トがコンテンツの一部を形成する動画データの場合、ジ
ャンプポイントデータセグメントの位置を決めることで
ある。なお、ジャンプポイントデータセグメントJP
1、JP2、JP3が広告データや、ジャンプポイント
データセグメントに続くコンテンツの一部を示す静止画
データの場合には、予めエンコーデッドデータDECに
挿入されているので、送信サーバ5は、ステップ301
の処理を行はない。
【0058】受信端末7−1で、ジャンプポイントデー
タセグメントJP1、JP2、JP3のうち、例えばジ
ャンプポイントデータセグメントJP3を指定すると、
ジャンプポイントデータセグメントJP3に後続するデ
ータが再生される。すなわち、このジャンプポイントデ
ータセグメントJP1、JP2、JP3を受信装置7側
で指定することにより、擬似的な早送りが行われる。
【0059】次に、CPU15はジャンプポイントデー
タセグメントJP1、JP2、JP3を抽出し、データ
メモリ部19に保存する(ステップ502)。
【0060】次に、ジャンプポイントデータセグメント
JP1、JP2、JP3をLTコーディングして、連続
パケットデータDLTJPを生成し、データメモリ部1
9に保存する(ステップ503)。
【0061】連続パケットデータDLTJPは、ジャン
プポイントデータセグメントJP1、JP2、JP3に
特殊なコーディング処理を行ったもので、ジャンプポイ
ントデータセグメントJP1、JP2、JP3の約10
5パーセントに相当するデータ量を受信装置7−1が受
信すると、元のジャンプポイントデータセグメントJP
1、JP2、JP3を再生することができる。
【0062】CPU15はエンコーデットデータDEC
からジャンプポイントデータセグメントJP1、JP
2、JP3を除いた残りのブロックA、B、C、Dを夫
々不均等分割してデータセグメントDS1、DS2、
…、DS16を生成する(ステップ504)。なお、本
実施の形態ではジャンプポイントデータセグメントJP
1、JP2、JP3を3個としたので、ブロックA、
B、C、Dが4個となったが、ジャンプポイントデータ
セグメント数は3個に限られず、任意の数を設定するこ
とができる。
【0063】また、本実施の形態では各ブロック内を不
均等の4個のデータセグメントに分割したが、4個に限
定されず任意の数に分割することが可能である。そし
て、CPU15は分割したデータセグメントDS1、D
S2、…DS16をデータメモリ部19に保存する。
【0064】次に、CPU15は各データセグメントD
S1、DS2、…、DS16をLTコーディングし、連
続パケットデータDLT1、DLT2、…、DLT16
を生成し、データメモリ部19に保存する(ステップ5
05)。
【0065】連続パケットデータDLT1は、データセ
グメントDS1に前述したLTコーディングと称される
特定のコーディング処理を施すことによって得られる、
ほぼ無限の個々に固有なパケットストリームによって形
成される。かかるパケットストリームは、そのうちのデ
ータセグメントDS1の約105パーセントに相当する
データ量を有したいずれかの部分である所定データ部分
から元のデータセグメントDS1を再生することがで
き、所定データ量部分はデータセグメントDS1の時間
長に対応した時間長を有することになる。
【0066】連続パケットデータDLT2、…、DLT
16の夫々についても連続パケットデータDLT1と同
様であり、夫々データセグメントDS2、…、DS16
に前述したLTコーディングと称される特定のコーディ
ング処理を施すことによって得られる、ほぼ無限の連続
性を有したパケットストリームによって形成される。
【0067】かかるパケットストリームは、そのうちの
データセグメントDS2、…、DS16のいずれかの約
105パーセントに相当するデータ量を有したいずれか
の部分である所定データ部分から元のデータセグメント
DS2、…、DS16のいずれかを再生することがで
き、所定データ量部分はデータセグメントDS2、…、
DS16の時間長に対応した時間長を有することにな
る。
【0068】CPU15はデータメモリ部19に保存さ
れた各連続パケットデータDLT1、DLT2、…、D
LT16、DLTJPを別チャンネルで並行伝送する
(ステップ506)。すなわち、連続パケットデータD
LT1、DLT2、…、DLT16、DLTJPは夫々
データ伝送チャンネルCH1、…、CH16、CH17
を通じて送信されるべく出力I/F21を通じて、送信
サーバ5に接続されたネットワーク3へ送出される。
【0069】送信サーバ5の第2の実施の形態 次に、送信サーバ5の第3の実施の形態について説明す
る。前述した第1の実施の形態では、CPU15はエン
コーデットデータDECからセグメンテッドデータを生
成し、更にデータセグメントDS1、DS2、…を生成
し、LTコーディングと呼ばれる特殊なコーディング処
理を行い、連続パケットデータDLT1、DLT2、…
を生成し、複数のチャンネルで送信する。
【0070】また、ジャンプポイントデータセグメント
JP1、JP2、JP3についてもLTコーディングを
行い、連続パケットデータDLTJPデータを生成し、
ユニキャストまたは連続パケットデータDLT1、DL
T2、…とは異なる伝送チャンネルで受信端末7側に送
る。
【0071】第2の実施の形態では、データセグメント
DS1、DS2、…から区分パケットデータDP1、D
P2、…を生成して、複数のチャンネルを介して受信端
末7側に送る。また、ジャンプポイントデータセグメン
トJP1、JP2、JP3から区分パケットデータDP
JP1、DPJP2、DPJP3を生成し、受信端末7
側に送るものである。
【0072】図5は、第2の実施の形態に係るCPU1
5の処理を示すフローチャートであり、図6は、データ
のタイムチャートである。CPU15は、エンコーデッ
トデータDECにジャンプポイントデータセグメントJ
P1、JP2、JP3を設定し(ステップ701)、ジ
ャンプポイントデータセグメントJP1、JP2、JP
3を抽出し(ステップ702)、ジャンプポイントデー
タセグメントJP1、JP2、JP3から区分パケット
データDPJP1、DPJP2、DPJP3生成し、デ
ータメモリ部19に保存し、ネットワーク3を介して受
信端末7側に送信する(ステップ703)。
【0073】すなわち、CPU15はジャンプポイント
データセグメントJP1、JP2、JP3を複数の区分
パケットデータDPJP1、DPJP2、DPJP3に
順次変換する。区分パケットデータDPJP1、DPJ
P2、DPJP3の夫々は、所定のコーディング処理が
施されたパケットストリームデータである。区分パケッ
トデータDPJP1、DPJP2、DPJP3はユニキ
ャストで送信サーバ5から、例えば受信端末7−1に送
られる。
【0074】次に、CPU15はエンコーデットデータ
DECからジャンプポイントデータセグメントJP1、
JP2、JP3を除いた残りのブロックA、B、C、D
を夫々不均等分割してデータセグメントDS1、DS
2、…、DS16を生成する(ステップ704)。
【0075】次に、CPU15は各データセグメントD
S1、DS2、…、DS16から区分パケットデータD
P1、DP2、…、DP16を生成し、データメモリ部
19に保存する(ステップ705)。すなわち、CPU
15は各データセグメントDS1、DS2、…、DS1
6を複数の区分パケットデータDP1、DP2、…、D
P16に順次変換する。区分パケットデータDP1、D
P2、…、DP16の夫々は、所定のコーディング処理
が施されたパケットストリームデータである。
【0076】次に、CPU15はデータメモリ部19に
保存された各区分パケットデータDP1、DP2、…、
DP16を複数のチャンネルで並行伝送する(ステップ
706)。すなわち、区分パケットデータDP1、DP
2、…、DP16、は夫々データ伝送チャンネルCH
1、…、CH16を通じて送信されるべく出力I/F2
1を通じて送信サーバ5に接続されたネットワーク3へ
送出される。
【0077】送信サーバ5の第3の実施の形態 次に、送信サーバ5の第3の実施の形態について説明す
る。第2の実施の形態では、区分パケットデータDPJ
P1、DPJP2、DPJP3をユニキャストで受信サ
ーバ5から、例えば受信端末7−1に送信したが、第3
の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に区分パケ
ットデータDPJP1、DPJP2、DPJP3を例え
ば伝送チャンネルCH17で送り、区分パケットデータ
DP1、DP2、…、DP16を伝送チャンネルCH
1、CH2、…、CH16で送るものである。
【0078】図7、図8は、この場合のCPU15の処
理を示すフローチャート及びタイムチャートである。C
PU15は、エンコーデットデータDECにジャンプポ
イントデータセグメントJP1、JP2、JP3を設定
し(ステップ901)、ジャンプポイントデータセグメ
ントJP1、JP2、JP3を抽出し(ステップ90
2)、ジャンプポイントデータセグメントJP1、JP
2、JP3から区分パケットデータDPJP1、DPJ
P2、DPJP3を生成し、データメモリ部19に保存
する(ステップ903)。
【0079】次に、CPU15はエンコーデットデータ
DECからジャンプポイントデータセグメントJP1、
JP2、JP3を除いた残りのブロックA、B、C、D
を夫々不均等分割してデータセグメントDS1、DS
2、…、DS16を生成する(ステップ904)。
【0080】次に、CPU15は各データセグメントD
S1、DS2、…、DS16から区分パケットデータD
S1、DS2、…、DS16を生成し、データメモリ部
19に保存する(ステップ905)。
【0081】次に、CPU15はデータメモリ部19に
保存された各区分パケットデータDP1、DP2、…、
DP16、DPJP1、DPJP2、DPJP3を別チ
ャンネルで並行伝送する(ステップ906)。すなわ
ち、各区分パケットデータDP1、DP2、…、DP1
6、DPJP1、DPJP2、DPJP3は夫々データ
伝送チャンネルCH1、…、CH16、CH17を通じ
て送信されるべく出力I/F21を通じて送信サーバ5
に接続されたネットワーク3へ送出される。
【0082】受信端末7 次に、受信端末7について説明する。図9は、受信端末
7の概略構成を示すブロック図である。受信端末7は、
データバス51に入力インターフェイス(入力I/F)
53、中央処理ユニット(CPU)55、プログラムメ
モリ部57、ハードディスクドライブ(HDD)により
構成されたデータメモリ部59及び入出力インターフェ
イス(出力I/F)61が接続され、入出力I/F61
にデコーダ63が接続され、このデコーダ63に映像音
声モニタ65が接続された構成を有する。
【0083】入力I/F53はネットワーク3に接続さ
れ、送信サーバ5から送られる送信データDTを入力す
る。プログラムメモリ部57はCPU55の処理を行う
プログラムを記録しており、CPU55は、このプログ
ラムに従って処理を行う。データメモリ部59はCPU
55の演算処理中のデータ等を一時保存したりする。入
出力I/F61は送信サーバ5から送られてくる送信デ
ータDTを基にCPU55が生成するエンコーデットデ
ータDECをデコーダ63に送る。
【0084】また、入出力I/F61は、ユーザが映像
音声モニタ65のサブ画面75や目盛部77等をクリッ
クして、入力する指示をCPU55に送る。
【0085】後述するように、サブ画面75には、例え
ば複数の動画81が表示され、ユーザがいずれかの動画
81をクリックすると、どの動画81がクリックされた
かという情報が映像音声モニタ65から入出力I/F6
1を介してCPU55に送られ、CPU55はユーザが
どの動画81を指定したかを知ることができる。
【0086】同様に、ユーザが目盛部77の複数の目盛
79のうちいずれかを指定すると、どの目盛79が指定
されたかといる情報が映像音声モニタ65から入出力I
/F61を介してCPU55に送られ、CPU55はユ
ーザがどの目盛79を指定したかを知ることができる。
【0087】デコーダ63はエンコーデットデータDE
Cに特定の方式に従った伸張デコーディング処理を施し
て、ビデオ情報信号とオーディオ情報信号とを含んだ再
生出力信号SVAを生成し、映像音声モニタ65に送
る。映像音声モニタ65は再生出力信号SVAに基づい
て映像及び音声を出力する。
【0088】図10は、映像音声モニタ65の画面71
を示す図である。画面71は、液晶表示装置もしくはC
RT等の画面であり、画面71中にはメイン画面73、
サブ画面75、目盛部77等が表示される。
【0089】メイン画面73には、送信サーバ5から送
られるコンテンツが表示される。例えば映画やスポーツ
番組等の動画がメイン画面73に表示される。サブ画面
75には、ジャンプポイントデータセグメントに関する
動画、静止画等が表示される。
【0090】前述の例では、ジャンプポイントデータセ
グメントJP1、JP2、JP3という3つのジャンプ
ポイントが設定されたので、サブ画面75にはジャンプ
ポイントデータセグメントJP1、JP2、JP3に関
する動画81−1、81−2、81−3が表示される。
【0091】また、前述したようにジャンプポイントデ
ータセグメントJP1、JP2、JP3に静止画やコン
テンツと関係のない広告を載せることもできるので、こ
の場合にはサブ画面75にこれらの静止画や広告等が表
示される。情報データは広告データを含んでいるケース
において、サブ動画75の例えば81−3には配信番組
の一部(サッカーの試合等)の静止画等を表示している
が、ジャンプ先を選択すると表示されない広告データを
再生した後、配信番組を再生しても良い。
【0092】目盛部77には、目盛79−1、79−
2、79−3が表示される。目盛79−1、79−2、
79−3は夫々ジャンプポイントデータセグメントJP
1、JP2、JP3に対応している。メイン画面73
に、例えばサッカーの試合等の動画が試合開始から表示
され、サブ画面75には、サッカーの試合の途中の動画
が表示される。
【0093】ユーザが、例えば動画81−3(ジャンプ
ポイントデータセグメントJP3)をクリックすると、
メイン画面73にはジャンプポイントデータセグメント
JP3に続くコンテンツが表示される。同様に、目盛部
77の目盛79−3をユーザがクリックすると、メイン
画面73ではジャンプポイントデータセグメントJP3
続くコンテンツが表示される。このように、受信端末7
側では擬似的な早送りが行うことができる。
【0094】受信端末7の第1の実施の形態 次に、受信端末7の第1の実施の形態について説明す
る。受信端末7の第1の実施の形態は、送信サーバ5の
第1の実施の形態に対応する。図11、図12は第1の
実施の形態に係る受信端末7の処理を示すフローチャー
ト及びデータのタイムチャートである。
【0095】本実施の形態では、送信サーバ5からジャ
ンプポイントデータセグメントJP1、JP2、JP3
に関する連続パケットデータDLTJPと、各データセ
グメントDS1、DS2、…、DS16に関する連続パ
ケットデータDLT1、…、DLT16とが、複数のチ
ャンネルで同時に受信端末7に送られる。
【0096】受信端末7では、ジャンプポイントデータ
セグメントJP1、JP2、JP3に関する連続パケッ
トデータDLTJPを再生して、サブ画面75に表示
し、目盛部77に目盛79を表示する。それと同時に、
受信端末7は各データセグメントDS1、DS2、…、
DS16に関する連続パケットデータDLT1、…、D
LT16を再生して、メイン画面73に表示する。
【0097】すなわち、映像音声モニタ65のメイン画
面73には、サッカーの試合等の動画が最初から表示さ
れ、サブ画面75には、サッカーの試合の途中の一部の
動画が表示される。受信端末7側のユーザが、例えば動
画81−3(ジャンプポイントデータセグメントJP
3)をクリックすると、メイン画面73はジャンプポイ
ントデータセグメントJP3を表示し、その後、このジ
ャンプポイントデータセグメントJP3に後続するデー
タセグメントDS13、DS14、DS15、DS16
に関する動画を表示する。すなわち、サブ画面75の動
画81−3等をクリックすることにより擬似的な早送り
が行われる。
【0098】図11に示すように、受信端末7のCPU
55は連続パケットデータDLT1、DLT2、…、D
LT16、DLTJPの受信を開始し、この連続パケッ
トデータDLT1、DLT2、…、DLT16、DLT
JPをデータメモリ部59に保存する(ステップ160
1)。そして、CPU55は連続パケットデータDLT
1、DLT2、…、DLT16、DLTJPの再生を開
始する(ステップ1602)。
【0099】すなわち、データメモリ部59に保存され
た連続パケットデータDLT1における所定データ量部
分をデータメモリ部59から読み出し、それを形成する
特定のコーディング処理が施されたパケットストリーム
データに特定のデコーディング処理を施すことによりデ
ータセグメントDS1を生成する。
【0100】同様に、データメモリ部59に保存された
連続パケットデータDLT2、DLT3、…、DLTJ
Pにおける所定データ量部分をデータメモリ部59から
読み出し、それを形成する特定のコーディング処理が施
されたパケットストリームデータに特定のデコーディン
グ処理を施すことによりデータセグメントDS2、DS
3、…、ジャンプポイントデータセグメントJP1、J
P2、JP3を生成する。
【0101】かかるデータセグメントDS1、DS2、
…はデコーダ63を介し、映像音声モニタ65に送ら
れ、メイン画面73に表示される。すなわち、メイン画
面73では、サッカーの試合等の動画が最初から表示さ
れる。
【0102】また、ジャンプポイントデータセグメント
JP1、JP2、JP3もデコーダ63を介し、映像音
声モニタ65に送られ、サブ画面75に表示される。す
なわち、サブ画面75にはサッカーの試合の途中の一部
の動画が表示され、目盛部77にジャンプポイントデー
タセグメントJP1、JP2、JP3に関する目盛79
−1、79−2、79−3が表示される。
【0103】ここで、受信端末7のユーザがサブ画面7
5もしくは目盛部77をクリックすることによりジャン
プポイントを指定すると(ステップ1603)、CPU
55は該当するジャンプポイントに後続する連続パケッ
トデータDLTnを再生する(ステップ1604)。
【0104】図12に示すように、受信端末7では連続
パケットデータDLT1、DLT2、…の受信を開始し
た後、再生開始待時間IW(Initial Wait)
時間後、データセグメントDS1の再生が行われ、これ
に引き続いてデータセグメントDS2、DS3、…が再
生される。データセグメントDS4の再生中にユーザ
が、例えばサブ画面75でジャンプポイントデータセグ
メントJP3に関する動画81−3をクリックすると、
メイン画面73にはジャンプポイントデータセグメント
JP3に関する動画を表示し、それに引き続いてデータ
セグメントDS13、DS14、DS15、DS16の
動画を表示する。
【0105】なお、ジャンプポイントデータセグメント
JP1、JP2、JP3の時間長は以下のようにして決
定される。例えば、ジャンプポイントデータセグメント
JP3の時間長T2は、このジャンプポイントデータセ
グメントJP3に後続するデータセグメントDS13と
ジャンプポイントデータセグメントJP3とが連続して
再生可能となるように決定される。
【0106】より具体的に言えば、ジャンプポイントデ
ータセグメントJP3に後続するデータセグメントDS
9…、DS13がジャンプポイントデータセグメントJ
P3とともに連続して再生可能とするジャンプポイント
データセグメントJP3の時間長T2よりも長いことが
望まれる。
【0107】前述の例では、サブ画面75にはコンテン
ツの一部を形成する動画81−1、81−2、81−3
が表示された。前述したように、サブ画面75にはジャ
ンプポイントデータセグメントJP1、JP2、JP3
に後続するコンテンツに関する静止画や、コンテンツに
は無関係の広告等を表示することもできる。
【0108】例えば、サブ画面75に複数の静止画が表
示された場合、ユーザがいずれかの静止画をクリックす
ると、メイン画面73には、この静止画に関するジャン
プポイントデータセグメントに後続するコンテンツが表
示される。
【0109】また、ジャンプポイントデータセグメント
が広告の場合、サブ画面75には複数の広告情報が表示
される。広告はユニキャストで受信端末7側に送られる
ので、各ユーザに個別の広告を送ることができる。すな
わち、ユーザの趣味嗜好等が予め分かっている場合、送
信サーバ5は、各ユーザ毎にその趣味嗜好に応じた個別
の広告をユニキャストで送ることができる。
【0110】受信端末7の第2の実施の形態 次に、受信端末7の第2の実施の形態について説明す
る。受信端末7の第2の実施の形態は、送信サーバ5の
第2の実施の形態に対応する。図13、図14は受信端
末7の第3の実施の形態に係る処理を示すフローチャー
トであり、図15はデータのタイムチャートを示す。
【0111】送信サーバ5から区分パケットデータDP
JP1、DPJP2、DPJP3がユニキャストで送ら
れてくるので、受信端末7は区分パケットデータDPJ
P1、DPJP2、DPJP3を受信し、ジャンプポイ
ントデータセグメントJP1、JP2、JP3を再生
し、データメモリ部59に保存する(ステップ180
1)。
【0112】すなわち、CPU55は区分パケットデー
タDPJP1、DPJP2、DPJP3を一旦データメ
モリ部59に保存する。
【0113】CPU55は、データメモリ部59に保存
された区分パケットデータDPJP1を読み出し、それ
を形成する所定のコーディング処理が施されたパケット
ストリームデータに所定のデコーディング処理を施すこ
とにより、ジャンプポイントデータセグメントJP1を
生成し、データメモリ部59に保存する。
【0114】引き続いて、CPU55は、データメモリ
部59に保存された区分パケットデータDPJP2、D
PJP3を読み出し、それを形成する所定のコーディン
グ処理が施されたパケットストリームデータに所定の出
コーディング処理を施すことにより、ジャンプポイント
データセグメントJP2、JP3を生成し、データメモ
リ部59に保存する。
【0115】このジャンプポイントデータセグメントJ
P1、JP2、JP3はデコーダ63に送られ、デコー
ダ63はジャンプポイントデータセグメントJP1、J
P2、JP3をデコードし、映像音声モニタ65におく
る(ステップ1802)。
【0116】すなわち、デコーダ63はジャンプポイン
トデータセグメントJP1、JP2、JP3に対して特
定の方式に従った伸張デコーディング処理を行い、ビデ
オ情報信号とオーディオ情報信号とを含んだ再生出力信
号SVAを生成し、映像音声モニタ65に送る。映像音
声モニタ65のサブ画面75、目盛部77にはジャンプ
ポイントデータが表示される(ステップ1803)。
【0117】例えば、映像音声モニタ65のサブ画面7
5には、サッカーの試合の途中の動画81−1、81−
2、81−3が表示される。この動画81−1、81−
2、81−3はジャンプポイントデータセグメントJP
1、JP2、JP3に関するものである。
【0118】図14に示すように、受信端末7のCPU
55は区分パケットデータDP1、DP2、…、DP1
6の受信を開始し、この区分パケットデータDP1、D
P2、…、DP6をデータメモリ部59に保存する(ス
テップ1901)。
【0119】そして、CPU55は区分パケットデータ
DP1、DP2、…、DP16の再生を開始する(ステ
ップ1902)。すなわち、データメモリ部59に保存
された区分パケットデータDP1における所定データ量
部分をデータメモリ部59から読み出し、それを形成す
る特定のコーディング処理が施されたパケットストリー
ムデータに特定のデコーディング処理を施すことにより
データセグメントDS1を生成する。
【0120】同様に、データメモリ部59に保存された
区分パケットデータDP2、DP3、…における所定デ
ータ量部分をデータメモリ部59から読み出し、それを
形成する特定のコーディング処理が施されたパケットス
トリームデータに特定のデコーディング処理を施すこと
によりデータセグメントDS2、DS3、…を生成す
る。
【0121】かかるデータセグメントDS1、DS2、
…はデコーダ63を介し、映像音声モニタ65に送ら
れ、メイン画面73に表示される。すなわち、メイン画
面73では、サッカーの試合等の動画が最初から表示さ
れる。
【0122】ここで、受信端末7のユーザがサブ画面7
5もしくは目盛部77をクリックすることによりジャン
プポイントを指定すると(ステップ1903)、CPU
55は該当するジャンプポイントに後続する区分パケッ
トデータDPnを再生する(ステップ1904)。
【0123】図15に示すように、受信端末7では区分
パケットデータDP1、DP2、…の受信を開始した
後、再生開始待時間IW時間後、データセグメントDS
1の再生が行われ、これに引き続いてデータセグメント
DS2、DS3、…が再生される。
【0124】データセグメントDS4の再生中にユーザ
が、例えばサブ画面75でジャンプポイントデータセグ
メントJP3に関する動画81−3をクリックすると、
メイン画面73はジャンプポイントデータセグメントJ
P3に関する動画を表示し、それに引き続いてデータセ
グメントDS13、DS14、DS15、DS16の動
画を表示する。
【0125】なお、ジャンプポイントデータセグメント
JP1、JP2、JP3の時間長は以下のようにして決
定される。例えば、ジャンプポイントデータセグメント
JP3の時間長T2は、このジャンプポイントデータセ
グメントJP3に後続するデータセグメントDS13と
ジャンプポイントデータセグメントJP3とが連続して
再生可能となるように決定される。
【0126】より具体的に言えば、ジャンプポイントデ
ータセグメントJP3に後続するデータセグメントDS
9…、DS13がジャンプポイントデータセグメントJ
P3とともに連続して再生可能とするジャンプポイント
データセグメントJP3の時間長T2よりも長いことが
望まれる。
【0127】受信端末7の第3の実施の形態 次に、受信端末7の第3の実施の形態について説明す
る。受信端末7の第3の実施の形態は、送信サーバ5の
第3の実施の形態に対応する。図16、図17は第3の
実施の形態に係る受信端末7の処理を示すフローチャー
ト及びデータのタイムチャートである。
【0128】本実施の形態では、送信サーバ5からジャ
ンプポイントデータセグメントJP1、JP2、JP3
に関する区分パケットデータDPJP1、DPJP2、
DPJP3と、各データセグメントDS1、DS2、
…、DS16に関する区分パケットデータDP1、…、
DP16とが、数のチャンネルで同時に受信端末7に送
られる。
【0129】受信端末7では、ジャンプポイントデータ
セグメントJP1、JP2、JP3に関する区分パケッ
トデータDPJP1、DPJP2、DPJP3を再生し
て、サブ画面75に表示し、目盛部77に目盛79を表
示する。それと同時に、受信端末7は各データセグメン
トDS1、DS2、…、DS16に関する区分パケット
データDP1、…、DP16を再生して、メイン画面7
3に表示する。
【0130】すなわち、映像音声モニタ65のメイン画
面73には、サッカーの試合等の動画が最初から表示さ
れ、サブ画面75には、サッカーの試合の途中の一部の
動画が表示される。受信端末7側のユーザが、例えば動
画81−3(ジャンプポイントデータセグメントJP
3)をクリックすると、メイン画面73はジャンプポイ
ントデータセグメントJP3を表示し、その後、このジ
ャンプポイントデータセグメントJP3に後続するデー
タセグメントDS13、DS14、DS15、DS16
に関する動画を表示する。 すなわち、サブ画面75の
動画81−3等をクリックすることにより擬似的な早送
りが行われる。
【0131】図16に示すように、受信端末7のCPU
55は区分パケットデータDP1、DP2、…、DP1
6、DPJP1、DPJP2、DPJP3の受信を開始
し、この区分パケットデータDP1、DP2、…、DP
16、DPJP1、DPJP2、DPJP3をデータメ
モリ部59に保存する(ステップ2101)。
【0132】そして、CPU55は区分パケットデータ
DP1、DP2、…、DP16、DPJP1、DPJP
2、DPJP3の再生を開始する(ステップ210
2)。すなわち、データメモリ部59に保存された区分
パケットデータDP1における所定データ量部分をデー
タメモリ部59から読み出し、それを形成する特定のコ
ーディング処理が施されたパケットストリームデータに
特定のデコーディング処理を施すことによりデータセグ
メントDS1を生成する。
【0133】同様に、データメモリ部59に保存された
区分パケットデータDP2、…、DP16、DPJP
1、DPJP2、DPJP3における所定データ量部分
をデータメモリ部59から読み出し、それを形成する特
定のコーディング処理が施されたパケットストリームデ
ータに特定のデコーディング処理を施すことによりデー
タセグメントDS2、DS3、…、ジャンプポイントデ
ータセグメントJP1、JP2、JP3を生成する。
【0134】かかるデータセグメントDS1、DS2、
…はデコーダ63を介し、映像音声モニタ65に送ら
れ、メイン画面73に表示される。すなわち、メイン画
面73では、サッカーの試合等の動画が最初から表示さ
れる。
【0135】また、ジャンプポイントデータセグメント
JP1、JP2、JP3もデコーダ63を介し、映像音
声モニタ65に送られ、サブ画面75に表示される。す
なわち、サブ画面75にはサッカーの試合の途中の一部
の動画が表示され、目盛部77にジャンプポイントデー
タセグメントJP1、JP2、JP3に関する目盛79
−1、79−2、79−3が表示される。
【0136】ここで、受信端末7のユーザがサブ画面7
5もしくは目盛部77をクリックすることによりジャン
プポイントを指定すると(ステップ2103)、CPU
55は該当するジャンプポイントに後続する区分パケッ
トデータDPnを再生する(ステップ2104)。
【0137】図17に示すように、受信端末7では区分
パケットデータDP1、DP2、…の受信を開始した
後、再生開始待時間IW時間後、データセグメントDS
1の再生が行われ、これに引き続いてデータセグメント
DS2、DS3、…が再生される。データセグメントD
S4の再生中にユーザが、例えばサブ画面75でジャン
プポイントデータセグメントJP3に関する動画81−
3をクリックすると、メイン画面73はジャンプポイン
トデータセグメントJP3に関する動画を表示し、それ
に引き続いてデータセグメントDS13、DS14、D
S15、DS16の動画を表示する。
【0138】このように、各実施の形態に係る受信端末
7では、サブ画面75に表示された動画、静止画、広告
等を指定したり、目盛部77の目盛79を指定すること
により、メイン画面73に指定した動画等に後続するコ
ンテンツを表示させることができ、擬似的な早送り(F
ast Foward)を実現することができる。
【0139】また、ジャンプポイントデータセグメント
を広告の情報としてユニキャストでユーザ側に伝送する
場合、各ユーザ毎に個別の広告を送ることができる。
【0140】なお、ジャンプポイントデータセグメント
JP1、JP2、JP3の時間長は以下のようにして決
定される。例えば、ジャンプポイントデータセグメント
JP3の時間長T2は、このジャンプポイントデータセ
グメントJP3に後続するデータセグメントDS13と
ジャンプポイントデータセグメントJP3とが連続して
再生可能となるように決定される。
【0141】より具体的に言えば、ジャンプポイントデ
ータセグメントJP3に後続するデータセグメントDS
9…、DS13がジャンプポイントデータセグメントJ
P3とともに連続して再生可能とするジャンプポイント
データセグメントJP3の時間長T2よりも長いことが
望まれる。
【0142】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、オンデマンド形式のデータ伝送において、受信側
で擬似的な早送りを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 データ伝送システム1の概略構成図
【図2】 送信サーバ5側の概略構成図
【図3】 第1の実施の形態に係る送信サーバ5の処理
を示すフローチャート
【図4】 データのタイムチャート
【図5】 第2の実施の形態に係る送信サーバ5の処理
を示すフローチャート
【図6】 データのタイムチャート
【図7】 第3の実施の形態に係る送信サーバ5の処理
を示すフローチャート
【図8】 データのタイムチャート
【図9】 受信端末7の概略構成図
【図10】 映像音声モニタ65の画面71を示す図
【図11】 受信端末7の第1の実施の形態における処
理を示すフローチャート
【図12】 データのタイムチャート
【図13】 受信端末7の第2の実施の形態における処
理を示すフローチャート
【図14】 受信端末7の第2の実施の形態における処
理を示すフローチャート
【図15】 データのタイムチャート
【図16】 受信端末7の第3の実施の形態における処
理を示すフローチャート
【図17】 データのタイムチャート
【図18】 不均等分割手法及び繰返し送信手法がとら
れたオンデマンド形式のデータ伝送におけるタイムチャ
ート
【図19】 不均等分割手法及び連続送信手法がとられ
たオンデマンド形式のデータ伝送におけるタイムチャー
【図20】 不均等分割手法及び繰返し送信手法がとら
れたオンデマンド形式のデータ伝送におけるタイムチャ
ート
【図21】 不均等分割手法及び連続送信手法がとられ
たオンデマンド形式のデータ伝送におけるタイムチャー
【符号の説明】
1………データ伝送システム 3………ネットワーク 5………送信サーバ 7………受信端末 11………エンコーダ 13………入力I/F 15………CPU 17………プログラムメモリ部 19………データメモリ部 21………出力I/F 53………入力I/F 55………CPU 57………プログラムメモリ部 59………データメモリ部 61………入出力I/F 63………デコーダ 65………映像音声モニタ

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報データに予め設定された少なくとも
    一つのジャンプポイントデータセグメントを前記情報デ
    ータから抽出するステップと、 前記ジャンプポイントデータセグメントを送信するステ
    ップと、 前記情報データから前記ジャンプポイントデータセグメ
    ントを取り除いて複数のブロックを得て、各ブロックを
    時間長が順次増大するように不均等分割して複数のデー
    タセグメントを生成するステップと、 前記複数のデータセグメントに特定のコーディング処理
    を施すことにより複数の連続パケットデータを生成する
    ステップと、 前記複数の連続パケットデータを並行伝送するステップ
    と、 を有することを特徴とするデータ伝送方法。
  2. 【請求項2】 前記情報データが一つのコンテンツを構
    成することを特徴とする請求項1記載のデータ伝送方
    法。
  3. 【請求項3】 前記ジャンプポイントデータセグメント
    を除いた前記情報データが一つのコンテンツを構成する
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ伝送方法。
  4. 【請求項4】 前記ジャンプポイントデータセグメント
    の時間長は、前記ジャンプポイントデータセグメントと
    前記ジャンプポイントデータセグメントに後続する前記
    データセグメントとを、受信装置において連続して再生
    可能となるように決定されることを特徴とする請求項1
    記載のデータ伝送方法。
  5. 【請求項5】 前記ジャンプポイントデータセグメント
    を送信するステップは、 前記ジャンプポイントデータセグメントをユニキャスト
    通信によって送信することを特徴とする請求項1記載の
    データ伝送方法。
  6. 【請求項6】 ユニキャスト通信によって前記複数のジ
    ャンプポイントデータセグメントを送信するステップ
    は、 受信装置からの要求に応じて、前記ジャンプポイントデ
    ータセグメントを送信することを特徴とする請求項5記
    載のデータ伝送方法。
  7. 【請求項7】 前記ジャンプポイントデータセグメント
    を送信するステップは、 前記ジャンプポイントデータセグメントに特定のコーデ
    ィング処理を施して連続ジャンプパケットデータを生成
    し、この連続ジャンプパケットデータを送信することを
    特徴とする請求項1記載のデータ伝送方法。
  8. 【請求項8】 情報データに予め設定された少なくとも
    一つのジャンプポイントデータセグメントを前記情報デ
    ータから抽出する手段と、 前記ジャンプポイントデータセグメントを送信する手段
    と、 前記情報データから前記ジャンプポイントデータセグメ
    ントを取り除いて複数のブロックを得て、各ブロックを
    時間長が順次増大するように不均等分割して複数のデー
    タセグメントを生成する手段と、 前記複数のデータセグメントに特定のコーディング処理
    を施すことにより複数の連続パケットデータを生成する
    手段と、 前記複数の連続パケットデータを並行伝送する手段と、
    を有することを特徴とするデータ伝送装置。
  9. 【請求項9】 前記情報データが一つのコンテンツを構
    成することを特徴とする請求項8記載のデータ伝送装
    置。
  10. 【請求項10】 前記ジャンプポイントデータセグメン
    トを除いた前記情報データが一つのコンテンツを構成す
    ることを特徴とする請求項8記載のデータ伝送装置。
  11. 【請求項11】 前記ジャンプポイントデータセグメン
    トの時間長は、前記ジャンプポイントデータセグメント
    と前記ジャンプポイントデータセグメントに後続する前
    記データセグメントとを、受信装置において連続して再
    生可能となるように決定されることを特徴とする請求項
    8記載のデータ伝送装置。
  12. 【請求項12】 前記ジャンプポイントデータセグメン
    トを送信する手段は、 前記ジャンプポイントデータセグメントをユニキャスト
    通信によって送信することを特徴とする請求項8記載の
    データ伝送装置。
  13. 【請求項13】 ユニキャスト通信によって前記複数の
    ジャンプポイントデータセグメントを送信する手段は、 受信装置からの要求に応じて、前記ジャンプポイントデ
    ータセグメントを送信することを特徴とする請求項12
    記載のデータ伝送装置。
  14. 【請求項14】 前記ジャンプポイントデータセグメン
    トを送信する手段は、 前記ジャンプポイントデータセグメントに特定のコーデ
    ィング処理を施して連続ジャンプパケットデータを生成
    し、この連続ジャンプパケットデータを送信することを
    特徴とする請求項8記載のデータ伝送装置。
  15. 【請求項15】 情報データに予め設定された少なくと
    も一つのジャンプポイントデータセグメントを前記情報
    データから抽出するステップと、 前記ジャンプポイントデータセグメントを送信するステ
    ップと、 前記情報データから前記ジャンプポイントデータセグメ
    ントを取り除いて複数のブロックを得て、各ブロックを
    時間長が順次増大するように不均等分割して複数のデー
    タセグメントを生成するステップと、 複数のチャンネルにおいて前記各データセグメントを繰
    り返し送信し、並行伝送するステップと、 を有することを特徴とするデータ伝送方法。
  16. 【請求項16】 前記情報データが一つのコンテンツを
    構成することを特徴とする請求項15記載のデータ伝送
    方法。
  17. 【請求項17】 前記ジャンプポイントデータセグメン
    トを除いた前記情報データが一つのコンテンツを構成す
    ることを特徴とする請求項15記載のデータ伝送方法。
  18. 【請求項18】 前記ジャンプポイントデータセグメン
    トの時間長は、前記ジャンプポイントデータセグメント
    と前記ジャンプポイントデータセグメントに後続する前
    記データセグメントとを、受信装置において連続して再
    生可能となるように決定されることを特徴とする請求項
    15記載のデータ伝送方法。
  19. 【請求項19】 前記ジャンプポイントデータセグメン
    トを送信するステップは、 前記ジャンプポイントデータセグメントをユニキャスト
    通信によって送信することを特徴とする請求項15記載
    のデータ伝送方法。
  20. 【請求項20】 ユニキャスト通信によって前記複数の
    ジャンプポイントデータセグメントを送信するステップ
    は、 受信装置からの要求に応じて、前記ジャンプポイントデ
    ータセグメントを送信することを特徴とする請求項19
    記載のデータ伝送方法。
  21. 【請求項21】 前記ジャンプポイントデータセグメン
    トを送信するステップは、 前記ジャンプポイントデータセグメントに特定のコーデ
    ィング処理を施して連続ジャンプパケットデータを生成
    し、この連続ジャンプパケットデータを送信することを
    特徴とする請求項15記載のデータ伝送方法。
  22. 【請求項22】 情報データに予め設定された少なくと
    も一つのジャンプポイントデータセグメントを前記情報
    データから抽出する手段と、 前記ジャンプポイントデータセグメントを送信する手段
    と、 前記情報データから前記ジャンプポイントデータセグメ
    ントを取り除いて複数のブロックを得て、各ブロックを
    時間長が順次増大するように不均等分割して複数のデー
    タセグメントを生成する手段と、 複数のチャンネルにおいて前記各データセグメントを繰
    り返し送信し、並行伝送する手段と、 を有することを特徴とするデータ伝送装置。
  23. 【請求項23】 前記情報データが一つのコンテンツを
    構成することを特徴とする請求項22記載のデータ伝送
    装置。
  24. 【請求項24】 前記ジャンプポイントデータセグメン
    トを除いた前記情報データが一つのコンテンツを構成す
    ることを特徴とする請求項22記載のデータ伝送装置。
  25. 【請求項25】 前記ジャンプポイントデータセグメン
    トの時間長は、前記ジャンプポイントデータセグメント
    と前記ジャンプポイントデータセグメントに後続する前
    記データセグメントとを、受信装置において連続して再
    生可能となるように決定されることを特徴とする請求項
    22記載のデータ伝送装置。
  26. 【請求項26】 前記ジャンプポイントデータセグメン
    トを送信する手段は、 前記ジャンプポイントデータセグメントをユニキャスト
    通信によって送信することを特徴とする請求項22記載
    のデータ伝送装置。
  27. 【請求項27】 ユニキャスト通信によって前記複数の
    ジャンプポイントデータセグメントを送信する手段は、 受信装置からの要求に応じて、前記ジャンプポイントデ
    ータセグメントを送信することを特徴とする請求項26
    記載のデータ伝送装置。
  28. 【請求項28】 前記ジャンプポイントデータセグメン
    トを送信する手段は、 前記ジャンプポイントデータセグメントに特定のコーデ
    ィング処理を施して連続ジャンプパケットデータを生成
    し、この連続ジャンプパケットデータを送信することを
    特徴とする請求項22記載のデータ伝送装置。
  29. 【請求項29】 少なくとも一つのジャンプポイントデ
    ータセグメント及び、並行伝送される複数の連続パケッ
    トデータを受信するステップと、 前記ジャンプポイントデータセグメントを再生するステ
    ップと、 前記再生されたジャンプポイントデータセグメントのう
    ち、いずれかが指定されると、指定されたジャンプポイ
    ントデータセグメントに後続する連続パケットデータを
    再生するステップと、 を有することを特徴とするデータ受信方法。
  30. 【請求項30】 前記複数のデータセグメントと前記ジ
    ャンプポイントデータセグメントとが、一つのコンテン
    ツを構成することを特徴とする請求項29記載のデータ
    受信方法。
  31. 【請求項31】 前記ジャンプポイントデータセグメン
    トを除いた前記複数のデータセグメントが一つのコンテ
    ンツを構成することを特徴とする請求項29記載のデー
    タ受信方法。
  32. 【請求項32】 前記少なくとも一つのジャンプポイン
    トデータセグメントを受信するステップは、 前記ジャンプポイントデータセグメントをユニキャスト
    によって受信することを特徴とする請求項29記載のデ
    ータ受信方法。
  33. 【請求項33】 前記ジャンプポイントデータセグメン
    トは、特定のコーディング処理が施されて連続ジャンプ
    パケットデータであり、この連続ジャンプパケットデー
    タを受信することを特徴とする請求項29記載のデータ
    受信方法。
  34. 【請求項34】 少なくとも一つのジャンプポイントデ
    ータセグメント及び、並行伝送される複数の連続パケッ
    トデータを受信する手段と、 前記ジャンプポイントデータセグメントを再生する手段
    と、 前記再生されたジャンプポイントデータセグメントのう
    ち、いずれかが指定されると、指定されたジャンプポイ
    ントデータセグメントに後続する連続パケットデータを
    再生する手段と、 を有することを特徴とするデータ受信装置。
  35. 【請求項35】 前記複数のデータセグメントと前記ジ
    ャンプポイントデータセグメントとが、一つのコンテン
    ツを構成することを特徴とする請求項34記載のデータ
    受信装置。
  36. 【請求項36】 前記ジャンプポイントデータセグメン
    トを除いた前記複数のデータセグメントが一つのコンテ
    ンツを構成することを特徴とする請求項34記載のデー
    タ受信装置。
  37. 【請求項37】 前記少なくとも一つのジャンプポイン
    トデータセグメントを受信する手段は、 前記ジャンプポイントデータセグメントをユニキャスト
    によって受信することを特徴とする請求項34記載のデ
    ータ受信装置。
  38. 【請求項38】 前記ジャンプポイントデータセグメン
    トは、特定のコーディング処理が施されて連続ジャンプ
    パケットデータであり、この連続ジャンプパケットデー
    タを受信することを特徴とする請求項34記載のデータ
    受信装置。
  39. 【請求項39】 少なくとも一つのジャンプポイントデ
    ータセグメント及び、並行伝送される複数のデータセグ
    メントを受信するステップと、 前記ジャンプポイントデータセグメントを再生するステ
    ップと、 前記再生されたジャンプポイントデータセグメントのう
    ち、いずれかが指定されると、指定されたジャンプポイ
    ントデータセグメントに後続するデータセグメントを再
    生するステップと、 を有することを特徴とするデータ受信方法。
  40. 【請求項40】 前記複数のデータセグメントと前記ジ
    ャンプポイントデータセグメントとが、一つのコンテン
    ツを構成することを特徴とする請求項39記載のデータ
    受信方法。
  41. 【請求項41】 前記ジャンプポイントデータセグメン
    トを除いた前記複数のデータセグメントが一つのコンテ
    ンツを構成することを特徴とする請求項39記載のデー
    タ受信方法。
  42. 【請求項42】 前記少なくとも一つのジャンプポイン
    トデータセグメントを受信するステップは、 前記ジャンプポイントデータセグメントをユニキャスト
    によって受信することを特徴とする請求項39記載のデ
    ータ受信方法。
  43. 【請求項43】 前記ジャンプポイントデータセグメン
    トは、特定のコーディング処理が施されて連続ジャンプ
    パケットデータであり、この連続ジャンプパケットデー
    タを受信することを特徴とする請求項39記載のデータ
    受信方法。
  44. 【請求項44】 少なくとも一つのジャンプポイントデ
    ータセグメント及び、並行伝送される複数のデータセグ
    メントを受信する手段と、 前記ジャンプポイントデータセグメントを再生する手段
    と、 前記再生されたジャンプポイントデータセグメントのう
    ち、いずれかが指定されると、指定されたジャンプポイ
    ントデータセグメントに後続するデータセグメントを再
    生する手段と、 を有することを特徴とするデータ受信装置。
  45. 【請求項45】 前記複数のデータセグメントと前記ジ
    ャンプポイントデータセグメントとが、一つのコンテン
    ツを構成することを特徴とする請求項44記載のデータ
    受信装置。
  46. 【請求項46】 前記ジャンプポイントデータセグメン
    トを除いた前記複数のデータセグメントが一つのコンテ
    ンツを構成することを特徴とする請求項44記載のデー
    タ受信装置。
  47. 【請求項47】 前記少なくとも一つのジャンプポイン
    トデータセグメントを受信する手段は、 前記ジャンプポイントデータセグメントをユニキャスト
    によって受信することを特徴とする請求項44記載のデ
    ータ受信装置。
  48. 【請求項48】 前記ジャンプポイントデータセグメン
    トは、特定のコーディング処理が施されて連続ジャンプ
    パケットデータであり、この連続ジャンプパケットデー
    タを受信することを特徴とする請求項44記載のデータ
    受信装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008523718A (ja) * 2004-12-06 2008-07-03 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. 音声・映像コンテンツのダウンロード及び再生を同時に行う方法及びシステム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008523718A (ja) * 2004-12-06 2008-07-03 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. 音声・映像コンテンツのダウンロード及び再生を同時に行う方法及びシステム

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