JP2003110616A - Ip網における公平帯域計算法、ルータ、ルーティング方法、ルーティングプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

Ip網における公平帯域計算法、ルータ、ルーティング方法、ルーティングプログラムおよび記録媒体

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JP2003110616A
JP2003110616A JP2001306028A JP2001306028A JP2003110616A JP 2003110616 A JP2003110616 A JP 2003110616A JP 2001306028 A JP2001306028 A JP 2001306028A JP 2001306028 A JP2001306028 A JP 2001306028A JP 2003110616 A JP2003110616 A JP 2003110616A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のCSFQでは、廃棄確率Pを自由に変
更できないという問題がある。特にCSFQで現在使用
されている廃棄確率Pは、TCPにとって最適であると
は言えず、結果として、TCPに対して公平に帯域を割
り当てることが出来ない。本発明の目的は、CSFQに
おいて、使用する廃棄確率に関わらず、正確な公平帯域
値を計算できるようにし、その結果、通信を行っている
ユーザに対して、公平な帯域割当を実現することであ
る。 【解決手段】 従来方式では、選択的パケット廃棄部で
バッファに入力と判断されたパケットのサイズをクレジ
ット2に加算しているのに対して、本発明では、現在の
公平帯域値を到着したパケットのヘッダに書き込まれた
レート値で割った値Pを計算し、確率Pで、到着したパ
ケットのサイズをクレジット2に加算している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コアステートレス
ネットワークで使用されるスケジューリング法におい
て、正確な公平帯域値を計算する技術、その技術を用い
たルータ、ルーティング方法、ルーティングプログラム
および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】IP技術を用いた網では、ベストエフォ
ートサービスが主流である。ベストエフォートサービス
では、通信を行っているユーザ毎に帯域を公平に分配す
ることは必要不可欠である。帯域を公平に分配する技術
として、DRR等のフェアキューイング法が知られてい
る。(M.Shreedhar et al., "Efficient fair queuing
using deficit round robin," IEEE/ACM trans. networ
king June 1996.)しかしフェアキューリング法では全
てのルータが各ユーザの情報を管理しなければならない
為、スケーラビリティに問題があった。そこでエッジル
ータのみ各ユーザの情報を管理し、コアルータでは各ユ
ーザの情報を管理しないコアステートレスネットワーク
とそのようなネットワークにおいて公平に帯域を割り当
てる、CSFQ(Core Stateless Fair Queuing)と呼
ばれるスケジューリング法が提案された。(Ion Stoica
et al., "Core-Stateless Fair Queuing: Achieving A
pproximately Fair Bandwidth Allocations in High Sp
eed Networks," SIGCOMM 98,1998.) ルータは、一般的に図1のように入力部、ルーティング
部、出力部から構成されるが、CSFQを実現するため
に、エッジルータの入力部、エッジ及びコアルータの出
力部で必要とされるシステム構成をそれぞれ図2、図3
に示す。エッジルータの入力部では、パケットが到着す
る毎に、ユーザ識別部が、そのパケットはどのユーザか
ら送信されたかを識別する。そして、レート情報書き込
み部において、そのパケットを送出しているユーザの送
信レートを測定し、その値をIPパケットのヘッダに書
き込む。エッジルータ及びコアルータの出力部では、ヘ
ッダ読み取り部において、ヘッダに書き込まれた値を読
み取る。そして、その情報と各ルータで独自に計算して
いる公平帯域値を基にして、選択的パケット廃棄部にお
いて、そのパケットをバッファに入力するかどうかの決
定を行う。
【0003】CSFQにおいては、エッジルータでは、
ユーザ毎の送信レートを測定するため、ユーザ毎の情報
を管理する必要がある。しかしコアルータでは、パケッ
トのヘッダに付与されている情報を利用するのみである
ため、フロー毎の情報を管理する必要が生じない。その
結果、フェアキューイング法と比較して、スケーラビリ
ティに優れているという特徴がある。
【0004】CSFQでは上述のように公平帯域値を計
算しているが、その計算法として、以下のような方式が
提案されている。1)エッジルータ及びコアルータの出
力部にパケットが到着した時に、到着したパケットのサ
イズをクレジット1に加算し、到着したパケットのヘッ
ダに書き込まれたレート値がマックスレート値より大き
いか比較し、大きいならばマックスレートの値を到着し
たパケットのヘッダに書き込まれたレート値にし、選択
的パケット廃棄部でバッファに入力と判断されたパケッ
トのサイズをクレジット2に加算する。2)エッジルー
タ及びコアルータの出力部にパケットが到着した時に、
その到着時刻から記録している時刻を減算した値が予め
定めている時間以上ならば、クレジット1を用いてレー
ト1を、クレジット2を用いてレート2を計算し、レー
ト1がリンク帯域以上ならば、(現在の公平帯域値*リ
ンク帯域)をレート2で除算した値を新しい公平帯域と
し、リンク帯域以下ならば、マックスレート値を新しい
公平帯域とし、新しい公平帯域値を決定した後、クレジ
ット1、クレジット2、マックスレートの値を0にし、
記録している時刻を現在の時刻にする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のCSFQ
では、正確な公平帯域値を計算するためには、選択的パ
ケット廃棄部が確率P P = max(0, 1 - 公平帯域値/パケットヘッダに書き込
まれたレート値) でパケットを廃棄する必要がある。つまりCSFQで
は、廃棄確率Pを自由に変更できないという問題があ
る。特にCSFQで現在使用されている廃棄確率Pは、
TCPにとって最適であるとは言えず、結果として、T
CPに対して公平に帯域を割り当てることが出来ない。
その為、確率PをTCPに最適な確率に変更しても、正
確な公平帯域値を計算できる新しいアルゴリズムが必要
とされている。
【0006】本発明は、前記従来技術の問題点を解決す
るためになされたものであり、本発明の目的は、CSF
Qにおいて、使用する廃棄確率に関わらず、正確な公平
帯域値を計算できるようにし、その結果、通信を行って
いるユーザに対して、公平な帯域割当を実現することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0008】従来方式では、選択的パケット廃棄部でバ
ッファに入力と判断されたパケットのサイズをクレジッ
ト2に加算しているのに対して、本発明では、現在の公
平帯域値を到着したパケットのヘッダに書き込まれたレ
ート値で割った値Pを計算し、確率Pで、到着したパケ
ットのサイズをクレジット2に加算している。その結
果、CSFQにおいてどのような廃棄確率を使用してい
たとしても、正確な公平帯域値を計算できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0010】実施例におけるエッジルータの入力部のシ
ステム構成とエッジルータ及びコアルータの出力部のシ
ステム構成はそれぞれ図2、図3と同様である。ただ
し、ヘッダ読み取り部は、レート値だけでなく、パケッ
トサイズ情報も読み取る。図4に実施例の公平帯域計算
部の詳細を示す。図5は上記した公平帯域計算を擬似コ
ードによって示したものであり、図6はフローチャート
で示したものである。図7は具体例におけるパケットの
状態を示す図である。
【0011】図4に示すような各部から公平帯域計算部
は構成される。ヘッダ読み取り部で読み取られたレート
値、パケットサイズはクレジット1計算部、クレジット
2計算部、マックスレート計算部、制御部に送られる。
クレジット1計算部では、送られたパケットサイズをク
レジット1に加算する。クレジット2計算部では、送ら
れたレート情報と公平帯域保持部で保持されてある現在
の公平帯域値から、値P(=公平帯域値/送られたレー
ト情報)を計算する。そして確率Pで、送られたパケッ
トサイズをクレジット2に加算する。マックスレート計
算部では、送られたレート情報を保持しているマックス
レート値と比較し、送られたレート情報がマックスレー
ト値より大きい場合には、マックスレートの値を送られ
たレート値に更新する。制御部は、ヘッダ読み取り部か
ら情報が送られると、その時の時刻を時刻部に問い合わ
せる。そして、現在の時刻から保持している時刻を減算
した値が、予め定めた時間より大きいかを調べる。もし
大きくなければ何もしない。大きいならば、レート1計
算部にクレジット1を基にしてレートを計算するように
求める。同様に、レート2計算部にクレジット2を基に
してレートを計算するように求める。レート1計算部で
計算されたレート値がリンク帯域より大きければ、レー
ト2計算部で(現在の公平帯域値*リンク帯域)を計算
されたレート値で除算した値とリンク帯域の小さい方の
値を公平帯域保持部に通知する。レート1計算部で計算
されたレート値がリンク帯域より小さければ、マックス
レート部で保持されているマックスレートを公平帯域保
持部に通知する。そして、クレジット1、2計算部に保
持しているクレジット1、2を0に更新するよう通知す
る。またマックスレート計算部に保持しているマックス
レートを0に更新するよう通知する。そして制御部自身
が保持している時刻情報を現在の時刻に更新する。公平
帯域保持部は、制御部から値を通知されると、保持して
いる公平帯域値を通知された値に更新する。
【0012】以下、図7のようにパケットが到着した時
の本発明の動作を図4、図5、図6を用いて示す。図7
では、時刻0.01にサイズ1000ビット、レート値10kbits/
のパケットが、時刻0.02にサイズ1000ビット、レート値
20kbit/sのパケットが、時刻0.03にサイズ1000ビット、
レート値30kbit/sのパケットが到着している。また図5
においてfirstはtrue、TIMEは0.015秒、C(リンク帯
域)は50kbit/s、BETA1、BETA2は0、alpha(公平帯域保
持部が保持している値)は10kbit/sとする。
【0013】1番目のパケットが出力部に到着すると、
ヘッダ読み取り部は1000ビット、10kbit/sの情報を通知
する。到着したパケットは最初のパケットなので、クレ
ジット1計算部、クレジット2計算部、マックスレート
計算部は、それぞれ保持している値を0に更新する。制
御部は、保持している値を現在時刻0.01秒に更新する。
【0014】2番目のパケットが出力部に到着すると、
ヘッダ読み取り部は1000ビット、20kbit/sの情報を通知
する。クレジット1計算部は、クレジット1の値を1000
に更新する。クレジット2計算部は、値Pが10k/20k=0.
5となり、確率0.5でクレジット2の値を更新する。ここ
では更新されたと仮定し、クレジット2の値は1000とな
る。マックスレート計算部は、保持している値0より、
通知された値20kbit/sが大きいので、保持している値を
20kbit/sに更新する。制御部は、現在の時刻から保持し
ている時間を減算した値、0.02-0.01=0.01が予め定めら
れている時間0.015より小さいので、何もしない。
【0015】3番目のパケットが出力部に到着すると、
ヘッダ読み取り部は1000ビット、30kbit/sの情報を通知
する。クレジット1計算部は、クレジット1の値を1000
+1000=2000に更新する。クレジット2計算部は、値Pが
10k/30k=1/3となり、確率1/3でクレジット2の値を更新
する。ここでは更新されなかったと仮定する。マックス
レート計算部は、保持している値20kbit/sより、通知さ
れた値30kbit/sが大きいので、保持している値を30kbit
/sに更新する。制御部は、現在の時刻から保持している
時間を減算した値、0.03-0.01=0.02が予め定められてい
る時間0.015より大きいので、レート1計算部にクレジ
ット1の値を用いてレートを計算するように通知する。
同様にレート2計算部にクレジット2の値を用いてレー
トを計算するように通知する。レート1計算部は、図5
の式に従ってレートを計算するとすると、
【0016】
【数1】 Rate1 = (1-BETA1)*Credit1/(now - beginTime) + BETA1*Rate1 = (1-0)*2000/(0.03 - 0.01) + 0*0 = 10k より、10kbit/sとなる。レート2計算部も同様に図5の
式に従ってレートを計算したとすると、
【0017】
【数2】 Rate2 = (1-BETA2)*Credit2/(now - beginTime) + BETA2*Rate2 = (1-0)*1000/(0.03 - 0.01) + 0*0 = 5k そして、(現在の公平帯域値*リンク帯域)を計算した
レートで除算した値は、 (10k*50k)/5k = 100k (bit/s) となる。
【0018】レート1計算部で計算された値はリンク帯
域Cより小さいので、制御部はマックスレート計算部の
保持している値を公平帯域保持部に通知する。よって、
公平帯域保持部で保持されている値は30kbit/sとなる。
そして、クレジット1計算部が保持している値、クレジ
ット2が保持している値、マックスレート計算部が保持
している値は0に更新される。制御部が保持している値
は0.03に更新される。
【0019】また本発明の有効性を示すコンピュータシ
ミュレーションの結果を示す。廃棄確率Pを以下のよう
に設定した。
【0020】
【数3】
【0021】ここで、 m :予め設定したしきい値/現在のキュー長 L :パケットのヘッダに書き込まれたレート値 α:公平帯域値 である。
【0022】図8に示すようなモデルを考える。ユーザ
数は30で、全てトランスポートプロトコルとしてUD
Pを使用している。送信側は常に送信すべきパケットを
有しているとし、それらを2Mbpsで送信するとする。受
信側は一切パケットを送信しない。リンクは全て帯域が
30Mbps、遅延時間が5msecとする。ルータ1とルータ2
の間のリンクがボトルネックとなり、ルータ1のバッフ
ァが輻輳する。よって、ルータ1で計算される公平帯域
値が30M/30=1Mbpsとなれば、正確な値が計算できている
といえる。
【0023】図9にシミュレーション結果を示す。図9
において、横軸は経過時間(Time(sec))であり、縦軸
は公平帯域値(Fair share rate(Mbps))である。図9
の結果より、廃棄確率の定義によらず、正確な値を計算
できていることが分かる。
【0024】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明
は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その要
旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは
勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
どのような廃棄確率を用いた場合でも、正確な公平帯域
計算が可能となり、その結果、ユーザ間で利用可能な帯
域を公平に分配することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ルータの構成である。
【図2】エッジルータの入力部のシステム構成である。
【図3】エッジルータ、コアルータの出力部のシステム
構成である。
【図4】公平帯域計算部の詳細である。
【図5】擬似コードによる本発明のアルゴリズムであ
る。
【図6】フローチャートによる本発明のアルゴリズムで
ある。
【図7】パケット到着パターンである。
【図8】シミュレーションモデルである。
【図9】シミュレーション結果である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロー毎の情報を管理するエッジルータ
    とフロー毎の情報を管理しないコアルータから構成され
    るコアステートレスネットワークで、 エッジルータの入力部にパケットが到着した時に、その
    パケットを送出しているユーザの送信レートを測定し、
    その値をIPパケットのヘッダに書き込み、エッジルー
    タ及びコアルータの出力部にパケットが到着した時に、
    ヘッダに書き込まれたレート値と各ルータが独自に計算
    している公平帯域値を比較することにより、そのパケッ
    トをバッファに入力するかどうかの判断を行うスケジュ
    ーリング法において、 エッジルータ及びコアルータの出力部にパケットが到着
    した時に、到着したパケットのサイズをクレジット1に
    加算し、到着したパケットのヘッダに書き込まれたレー
    ト値がマックスレート値より大きいか比較し、大きいな
    らばマックスレートの値を到着したパケットのヘッダに
    書き込まれたレート値にし、 現在の公平帯域値を到着したパケットのヘッダに書き込
    まれたレート値で割った値Pを計算し、確率Pで、到着
    したパケットのサイズをクレジット2に加算し、 エッジルータ及びコアルータの出力部にパケットが到着
    した時に、その到着時刻から記録している時刻を減算し
    た値が予め定めている時間以上ならば、クレジット1を
    用いてレート1を、クレジット2を用いてレート2を計
    算し、 レート1がリンク帯域以上ならば、(現在の公平帯域値
    *リンク帯域)をレート2で除算した値とリンク帯域の
    小さい方を新しい公平帯域値とし、リンク帯域以下なら
    ば、マックスレート値を新しい公平帯域値とし、 新しい公平帯域値を決定した後、クレジット1、クレジ
    ット2、マックスレートの値を0にし、記録している時
    刻を現在の時刻にすることを特徴とする公平帯域計算
    法。
  2. 【請求項2】 到着したパケットのサイズをクレジット
    1に加算する手段と、 到着したパケットのヘッダに書き込まれたレート値がマ
    ックスレート値より大きいか比較し、大きいならばマッ
    クスレートの値を到着したパケットのヘッダに書き込ま
    れたレート値にする手段と、 現在の公平帯域値を到着したパケットのヘッダに書き込
    まれたレート値で割った値Pを計算し、確率Pで、到着
    したパケットのサイズをクレジット2に加算する手段
    と、 パケットが到着した時に、その到着時刻から記録してい
    る時刻を減算した値が予め定めている時間以上ならば、
    クレジット1を用いてレート1を、クレジット2を用い
    てレート2を計算し、 レート1がリンク帯域以上ならば、(現在の公平帯域値
    *リンク帯域)をレート2で除算した値とリンク帯域の
    小さい方を新しい公平帯域値とし、リンク帯域以下なら
    ば、マックスレート値を新しい公平帯域値とし、 新しい公平帯域値を決定した後、クレジット1、クレジ
    ット2、マックスレートの値を0にし、記録している時
    刻を現在の時刻にする手段と、を備えたことを特徴とす
    るルータ。
  3. 【請求項3】 到着したパケットのサイズをクレジット
    1に加算し、到着したパケットのヘッダに書き込まれた
    レート値がマックスレート値より大きいか比較し、大き
    いならばマックスレートの値を到着したパケットのヘッ
    ダに書き込まれたレート値にし、 現在の公平帯域値を到着したパケットのヘッダに書き込
    まれたレート値で割った値Pを計算し、確率Pで、到着
    したパケットのサイズをクレジット2に加算し、 エッジルータ及びコアルータの出力部にパケットが到着
    した時に、その到着時刻から記録している時刻を減算し
    た値が予め定めている時間以上ならば、クレジット1を
    用いてレート1を、クレジット2を用いてレート2を計
    算し、 レート1がリンク帯域以上ならば、(現在の公平帯域値
    *リンク帯域)をレート2で除算した値とリンク帯域の
    小さい方を新しい公平帯域値とし、リンク帯域以下なら
    ば、マックスレート値を新しい公平帯域値とし、 新しい公平帯域値を決定した後、クレジット1、クレジ
    ット2、マックスレートの値を0にし、記録している時
    刻を現在の時刻にすることを特徴とするルーティング方
    法。
  4. 【請求項4】 コンピュータに、 到着したパケットのサイズをクレジット1に加算する手
    順、到着したパケットのヘッダに書き込まれたレート値
    がマックスレート値より大きいか比較し、大きいならば
    マックスレートの値を到着したパケットのヘッダに書き
    込まれたレート値にする手順、 現在の公平帯域値を到着したパケットのヘッダに書き込
    まれたレート値で割った値Pを計算し、確率Pで、到着
    したパケットのサイズをクレジット2に加算する手順、
    および、 パケットが到着した時に、その到着時刻から記録してい
    る時刻を減算した値が予め定めている時間以上ならば、
    クレジット1を用いてレート1を、クレジット2を用い
    てレート2を計算し、 レート1がリンク帯域以上ならば、(現在の公平帯域値
    *リンク帯域)をレート2で除算した値とリンク帯域の
    小さい方を新しい公平帯域値とし、リンク帯域以下なら
    ば、マックスレート値を新しい公平帯域値とし、 新しい公平帯域値を決定した後、クレジット1、クレジ
    ット2、マックスレートの値を0にし、記録している時
    刻を現在の時刻にする手順、を実行させるためのルーテ
    ィングプログラム。
  5. 【請求項5】 コンピュータに、 パケットが到着した時に、そのパケットを送出している
    ユーザの送信レートを測定し、その値をIPパケットの
    ヘッダに書き込む手順を実行させた後、請求項4記載の
    手順を実行させることを特徴とする請求項4記載のルー
    ティングプログラム。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5記載のプログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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