JP2003107146A - 電磁波レーダ装置 - Google Patents

電磁波レーダ装置

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JP2003107146A
JP2003107146A JP2001298982A JP2001298982A JP2003107146A JP 2003107146 A JP2003107146 A JP 2003107146A JP 2001298982 A JP2001298982 A JP 2001298982A JP 2001298982 A JP2001298982 A JP 2001298982A JP 2003107146 A JP2003107146 A JP 2003107146A
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Japan
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electric resistance
pair
resistance
element conductors
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JP2001298982A
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Atsushi Nukaga
淳 額賀
Yoshihiro Michiguchi
由博 道口
Minoru Asano
稔 浅野
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Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電磁波レーダ装置の不感帯とリンギングを低減
するとともに、深部微小欠陥の識別能力を向上する。 【解決手段】給電点13をアンテナ中央に位置する2枚
のエレメント導体1aからなる送信アンテナAと、受電
点14をアンテナ中央に位置する2枚のエレメント導体
1bからなる受信アンテナBとが並列に設置される電磁
波レーダにおいて、各アンテナの一方のエレメント導体
1a,1bの角端部に装荷された抵抗4a,4bと、そ
の一方と対を成す他方のエレメント導体1a,1bの角
端部に装荷された抵抗4a,4bとを電気的に接続し、
各抵抗4aの値を、電磁波レーダ外側に面した導体端部
に装荷された各抵抗4bよりも大きくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁波をレーダ波と
して用いた電磁波レーダ装置に係り、特に地中探査や建
造物内部探査に用いる電磁波レーダ装置に適する技術に
属する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の電磁波レーダの例である。
送信アンテナAは給電点13を中央に位置する2枚の三
角形状のエレメント導体1aよりなっており、一般にボ
ウタイ・アンテナと呼ばれる。受信アンテナBも同様に
受電点14を中央に位置する2枚の三角形状のエレメン
ト導体1bよりなるボウタイ・アンテナの構成を有す
る。
【0003】各アンテナA,Bのエレメント導体1a,
1bは受電点又は給電点同士が隣接する配置で図3のよ
うに絶縁物基盤2上に並列に設置される。各アンテナの
エレメント導体1a,1bの周囲には導電性のシールド
3が設けられ、エレメント導体1a,1bから気中への
不要放射を防止すると共に、外部雑音の進入を防いでい
る。
【0004】電磁波レーダ装置によるレーダ探査は送信
アンテナのエレメント導体1aの給電点13にパルス状
の電圧を印加し、地中あるいは建造物中に電磁波を放射
して、地中あるいは建造物中の配管や空洞などの欠陥と
いう検出すべき標的で反射した前記電磁波を反射波とし
て受信アンテナのエレメント導体1bに受けて電気的受
信信号とし、その得られた受信信号から配管や欠陥の有
無,位置などの情報を得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】その受信信号にはコン
クリート内の空洞などの標的からの反射波以外に地表面
からの反射などの不要入射波やリンギングが重畳され、
標的からの反射波の識別が困難になることがある。
【0006】そのため、図3のように各アンテナのエレ
メント導体1a,1bとシールド3とを電気的抵抗4を
介して電気的に接続し、整合をとることで上記リンギン
グを抑える対策が為される。しかし、抵抗4により整合
をとることでリンギングは小さくなるものの、送信アン
テナのエレメント導体1aと受信アンテナのエレメント
導体1bがシールド3を介して接続されているために、
送信アンテナのエレメント導体1aからの信号が直接受
信アンテナのエレメント導体1bに入射し、大振幅の直
接波が受信信号に重畳され地表付近の標的からの反射波
が検出できなくなる、いわゆる不感帯が生じる問題があ
る。
【0007】また、直接波を抑える目的で図6に示すよ
うに各アンテナのエレメント導体1a,1bのエレメン
ト導体端部に装荷した電気的抵抗4を電気的に接続し、
シールド3と各アンテナのエレメント導体1a,1b間
は電気的に分離した場合、送信アンテナのエレメント導
体1aから受信アンテナのエレメント導体1bへの直接
波は低減するものの、シールド3とアンテナ間の反射が
原因となるリンギングが受信信号に重畳され、遠方にあ
る標的からの微弱な反射波の識別が困難になる問題が生
じる。
【0008】したがって、本発明の目的は、コンクリー
トや地表などの検査対象表面付近の標的からの反射波や
遠方にある標的からの反射波を正確に識別できる電磁波
レーダ装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1手段は、電
磁波レーダ装置において、少なくとも一対の送信用エレ
メント導体を有する送信アンテナと、前記送信アンテナ
に隣接して配置され、少なくとも一対の受信用エレメン
ト導体を有する受信アンテナと、前記送信用エレメント
導体にパルス信号を与える発振器と、前記受信用エレメ
ント導体に誘起された電気情報を電気信号として入力す
る受信器と、前記受信器から出力された電気信号を入力
する信号処理手段と、前記各アンテナの周辺に設けられ
た導電性のシールドとを備え、前記一対の送信用エレメ
ント導体の前記受信アンテナ側の部分を、相互に第1の
電気抵抗を介して接続し、前記一対の送信用エレメント
導体の前記受信アンテナとは反対側の部分を、相互に前
記第1の電気抵抗よりも抵抗値の小さな第2の電気抵抗
を介して接続し、前記一対の受信用エレメント導体の前
記送信アンテナ側の部分を、相互に第3の電気抵抗を介
して接続し、前記一対の受信用エレメント導体の前記送
信アンテナとは反対側の部分を、相互に前記第3の電気
抵抗よりも抵抗値の小さな第4の電気抵抗を介して接続
してあるものである。
【0010】同じく第2手段は、電磁波レーダ装置にお
いて、少なくとも一対の送信用エレメント導体を有する
送信アンテナと、前記送信アンテナに隣接して配置さ
れ、少なくとも一対の受信用エレメント導体を有する受
信アンテナと、前記送信用エレメント導体にパルス信号
を与える発振器と、前記受信用エレメント導体に誘起さ
れた電気情報を電気信号として入力する受信器と、前記
受信器から出力された電気信号を入力する信号処理手段
と、前記各アンテナの周辺に設けられた導電性のシール
ドとを備え、前記一対の送信用エレメント導体の前記受
信アンテナ側の部分を、相互に第1の電気抵抗を介して
接続し、前記一対の送信用エレメント導体の前記受信ア
ンテナとは反対側の部分を第2の電気抵抗を介して接続
し、前記一対の受信用エレメント導体の前記送信アンテ
ナ側の部分を、相互に第3の電気抵抗を介して接続し、
前記一対の受信用エレメント導体の前記送信アンテナと
は反対側の部分を、相互に第4の電気抵抗を介して接続
し、前記送信用エレメント導体と受信用エレメント導体
は第5の電気抵抗を介して前記導電性のシールドに接続
してあるものである。
【0011】前記第2手段において、前記第1の電気抵
抗の抵抗値よりも第2の電気抵抗の抵抗値が少ないよう
に設定され、前記第3の電気抵抗の抵抗値よりも第4の
電気抵抗の抵抗値が少ないように設定されていることが
好ましい。
【0012】また、第5の電気抵抗の抵抗値は第1から
第4までのいずれの電気抵抗の抵抗値よりも大きいこと
が好ましい。
【0013】さらには、第1の電気抵抗の抵抗値に対す
る第2の電気抵抗の抵抗値の比、及び第3の電気抵抗の
抵抗値に対する第4の電気抵抗の抵抗値の比が、それぞ
れ4対1であることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施例を以下に説明
する。図1は本発明である電磁波レーダ装置の構成を示
したものである。電源11は導電性シールド3内部の発
信器12と電力線19を介して接続されており、電源1
1から電力を受けた発信器12は数nS程度以下の非常に
幅の狭いパルスをエレメント導体1aの給電点13に供
給する。
【0015】そのパルスは発信器12から給電点13へ
一定時間間隔で発信される。送信アンテナAは2枚で一
対の三角形状のエレメント導体1aからなっており、各
エレメント導体1aが隣接しあっていて、隣接して向か
い合うアンテナ中心部の給電点13に発信器12からの
パルス信号が供給される。各エレメント導体1aは絶縁
物基盤2上に配置される。受信アンテナBは2枚で一対
の三角形状のエレメント導体1bからなっており、各エ
レメント導体1bが隣接しあっている。したがって、各
アンテナA,Bは互いに隣接しあう。
【0016】エレメント導体1aに供給されたパルス状
の電気的な信号は、エレメント導体1a上を流れる表面
電流となり、この電流により空間に電磁波が放出され
る。その電磁波は、空気やコンクリート,土などの媒質
中を伝搬し、媒質中に存在する空洞や金属などの反射体
(標的ともいう。)からの反射波が受信アンテナBのエ
レメント導体1bに受信されて検出される。
【0017】受信アンテナのエレメント導体1bも送信
アンテナのエレメント導体1aと同様に三角形状の隣接
しあうエレメント導体2枚の構造となっており、絶縁物
基盤2上に送信アンテナのエレメント導体1aと並列に
設置される。各エレメント導体1bの隣接しあう各端部
は受電点14とされる。
【0018】標的で反射した各エレメント導体1aから
の電磁波を反射波として各エレメント導体1bが受ける
と、その各エレメント導体1bの上に表面電流が誘起さ
れ、受信アンテナB中心部の受電点14から受信器15
へと電気信号となって伝達する。
【0019】受信器15は記録装置16、ならびにオシ
ロスコープ17,信号処理装置18と信号線20を介し
て接続されており、受信器15により高周波サンプリン
グした受信信号を所望する有意の信号に処理してオシロ
スコープ17や処理装置18画面上で確認することが可
能となっている。したがって、サンプリング信号を所望
の有意な信号に処理する信号処理手段として、記録装置
16及びオシロスコープ17並びに信号処理装置18を
備えている。そのうちのずれか一つのみをサンプリング
信号を所望の有意な信号に処理する信号処理手段として
備えていても良い。
【0020】また、各アンテナは絶縁物基板2上に設置
され、電磁波放射面以外の周囲を箱型の導電性シールド
3で囲むことにより、気中への不要電磁波放射や外部か
らの雑音入射を防いでいる。
【0021】図2は上面から見た電磁波レーダ装置のア
ンテナ部分の構造を示したものであり、送信アンテナの
各エレメント導体1aの形状の三角形の内給電点13と
されている一角端部を除く他の一角端部には抵抗4aが
他の角端部には抵抗4bが電気的接続手段で接続されて
装荷されており、もう一方のエレメント導体1aの三角
形の二角端部に前述と同様に装荷された抵抗4a,4b
と電気的に接続されている。
【0022】受信アンテナBの各エレメント導体1bも
同様にエレメント導体の受電点14を除く角端部に抵抗
4a,4bを装荷し、各抵抗4a同士が、及び各抵抗4
b同士が電気的に接続されている。これにより、各アン
テナの各エレメント導体1a,1bにおいてレーダ中央
シールド6側に面した各抵抗4aを通る電流ループ5a
と、レーダ外側に面した各抵抗4bを通る電流ループ5
bが形成される。
【0023】上記の抵抗4a,4bのうち、送信アンテ
ナAのエレメント導体1aと受信アンテナBのエレメン
ト導体1bが対向しているレーダ中央シールド6側の電
流ループ5a上の抵抗4aを、レーダ外側の電流ループ
5b上の抵抗4bよりも大きな値とすることで、アンテ
ナのエレメント導体に流れる電流が主としてレーダ外側
の電流ループ5bを通り、レーダ中央シールド6側の電
流ループ5aに流れる電流は低減される。
【0024】これにより中央シールド6への電磁誘導
や、送信アンテナ1aから受信アンテナ1bへの電磁誘
導が低減される。レーダ外側の電流ループ5bの電流に
よるシールド3への誘導は、シールド3側面と各アンテ
ナ1a,1bの間に電波吸収材7を設置することで低減
している。尚、シールド3や中央シールド6は導電性の
材料で構成され、中央シールド6がシールド3内の空間
を受信アンテナB側と送信アンテナ側Aとの区画に独立
したシールド領域を提供するように分けている。
【0025】以上により、各アンテナ1a,1bとシー
ルド3は電気的に分離しているため、送信アンテナ1a
から受信アンテナ1bに直接流入する電流は無くなり、
直接波強度は大幅に低減される。また送信アンテナ1a
に流れる表面電流によるシールド3や受信アンテナ1b
への誘導が低減されるために受信信号のリンギングが抑
制される。
【0026】従来例と本第1実施例との比較を以下に示
す。実験は図4に示すように、深さ50cmのところに空
洞8を設けたコンクリート9上にレーダを設置して測定
したものである。図3に示すアンテナのエレメント導体
1a,1bとシールド3を抵抗を介して接続した構造
(接続型)では反射波を受信して得られる受信波は図5
となり、リンギングが抑えられているものの、送信アン
テナ1aからの直接波が大きく、地表付近の信号はこの
直接波に覆われてしまう。さらに、その受信波のピーク
強度により受信信号の表示強度幅が決定されるため、相
対的に空洞8からの反射波強度が小さくなり、識別が難
しくなっている。
【0027】また、図6に示すアンテナのエレメント導
体1a,1bとシールド3を分離し、装荷した抵抗4の
値が全て等しい構造(単純分離型)では反射波を受信し
て得られる受信波は図7となり、直接波は接続型と比較
して1/2程度と小さいものの、リンギングが発生して
おり、空洞8からの反射波がリンギングに隠れてしまい
識別ができない。
【0028】図1と図2に示すアンテナのエレメント導
体1a,1bとシールド3を分離し、レーダ中央側の抵
抗4aをレーダ外側の抵抗4bよりも大きく、抵抗値の
比率を4:1とした本発明の実施例では空洞8からの反
射波を受信して得られる受信波は図8となり、直接波は
接続型の1/2以下になり、さらにリンギングは単純分
離型の1/4以下になっており、明確に空洞8からの反
射波が識別できる。
【0029】次に第2実施例を図9により説明する。第
2実施例は第1実施例にさらに以下の構成と作用を付加
したものである。付加した内容は以下のとおりで、その
他は第1実施例と同じである。即ち、送受各アンテナの
エレメント導体1a,1bと周囲の導電性シールド3
を、エレメント導体1a,1b間に装荷した抵抗4a,
4bよりも大きな抵抗4cを介して接続している。
【0030】このような構成で各アンテナA,Bの各エ
レメント導体1a,1bとシールド3間が電気的に接続
されたことにより両者の電位差が減少し、各アンテナ
A,Bの各エレメント導体1a,1bとシールド3間の
反射が低減し、リンギングが減少する。さらに、各アン
テナA,Bの各エレメント導体1a,1bとシールド3
間の抵抗4cが各アンテナA,Bの各エレメント導体1
a,1b間に装荷されている抵抗4a,4bよりも大き
いために、電流は主としてエレメント上の電流ループ5
a,5bに流れ、シールド3への流入が抑えられるため
に直接波も抑制される。
【0031】第2実施例の構成で空洞8からの反射波を
受信して得られる受信波は図10となり、接続型に対し
て直接波が1/2以下になりコンクリート9表面近傍の
不感帯が除去されている。
【0032】図11は第3実施例を示しており、各アン
テナA,Bの各エレメント導体1a,1bと、各エレメ
ント導体1aを囲むループ状導体10や各エレメント導
体1bを囲むループ状導体10を絶縁物基板2上に配置
した。各ループ状導体10は電気的導体であり、その各
ループ状導体10と各エレメント導体1a,1bは電気
的な抵抗4a,4bを介して電気的に接続される。さら
にループ状導体10はシールド3と電気的な抵抗4cを
介して接続する。その他の構成や抵抗4a,4b,4c
の大小関係は、第2実施例と同様である。
【0033】この場合においても悪影響を及ぼす電流は
抵抗を通じて主としてループ状導体10を流れ、直接波
が抑制される。また、アンテナ1a,1bとシールド3
間が電気的に接続されたことによりアンテナ1a,1b
とシールド3間の反射が無くなり、リンギングが減少す
る。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、電磁波を用いたレーダ
装置において、直接波の低減による探査物表面近傍の不
感帯を除去することが可能となり、さらにリンギングを
低減することで深部微小欠陥の識別が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による電磁波レーダ装置の
全体構成図である。
【図2】第1実施例のアンテナ部分の平面図である。
【図3】従来の電磁波レーダ装置(接続型)のアンテナ
部分の斜視図である。
【図4】本発明の各実施例と従来例との比較試験で用い
た試験構成図である。
【図5】図3の接続型レーダ装置による受信波の受信強
度グラフ図である。
【図6】従来の電磁波レーダ装置(単純分離型)のアン
テナ構成部品の平面配置図である。
【図7】図6の単純分離型レーダ装置による受信波の受
信強度グラフ図である。
【図8】本発明の第1実施例による電磁波レーダ装置に
よる受信波の受信強度グラフ図である。
【図9】本発明の第2実施例による電磁波レーダ装置の
アンテナ構成部品の平面配置図である。
【図10】本発明の第2実施例の電磁波レーダ装置によ
る受信波の受信強度グラフ図である。
【図11】本発明の第3実施例による電磁波レーダ装置
のアンテナ構成部品の平面配置図である。
【符号の説明】
1a,1b…エレメント導体、2…絶縁物基板、3…シ
ールド、4a,4b,4c…抵抗、5a,5b…電流ル
ープ、6…中央シールド、7…電波吸収材、8…空洞、
9…コンクリート、10…ループ状導体、11…電源、
12…発信器、13…給電点、14…受電点、15…受
信器、16…記録装置、17…オシロスコープ、18…
信号処理装置、19…電力線、20…信号線、A…送信
アンテナ、B…受信アンテナ。
フロントページの続き (72)発明者 道口 由博 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発研究所内 (72)発明者 浅野 稔 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内 Fターム(参考) 5J070 AB01 AC01 AD02 AD13 AD20 AE11 AK22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一対の送信用エレメント導体を
    有する送信アンテナと、前記送信アンテナに隣接して配
    置され、少なくとも一対の受信用エレメント導体を有す
    る受信アンテナと、前記送信用エレメント導体にパルス
    信号を与える発振器と、前記受信用エレメント導体に誘
    起された電気情報を電気信号として入力する受信器と、
    前記受信器から出力された電気信号を入力する信号処理
    手段と、前記各アンテナの周辺に設けられた導電性のシ
    ールドとを備え、 前記一対の送信用エレメント導体の前記受信アンテナ側
    の部分を、相互に第1の電気抵抗を介して接続し、前記
    一対の送信用エレメント導体の前記受信アンテナとは反
    対側の部分を、相互に前記第1の電気抵抗よりも抵抗値
    の小さな第2の電気抵抗を介して接続し、 前記一対の受信用エレメント導体の前記送信アンテナ側
    の部分を、相互に第3の電気抵抗を介して接続し、前記
    一対の受信用エレメント導体の前記送信アンテナとは反
    対側の部分を、相互に前記第3の電気抵抗よりも抵抗値
    の小さな第4の電気抵抗を介して接続してある電磁波レ
    ーダ装置。
  2. 【請求項2】少なくとも一対の送信用エレメント導体を
    有する送信アンテナと、前記送信アンテナに隣接して配
    置され、少なくとも一対の受信用エレメント導体を有す
    る受信アンテナと、前記送信用エレメント導体にパルス
    信号を与える発振器と、前記受信用エレメント導体に誘
    起された電気情報を電気信号として入力する受信器と、
    前記受信器から出力された電気信号を入力する信号処理
    手段と、前記各アンテナの周辺に設けられた導電性のシ
    ールドとを備え、 前記一対の送信用エレメント導体の前記受信アンテナ側
    の部分を、相互に第1の電気抵抗を介して接続し、前記
    一対の送信用エレメント導体の前記受信アンテナとは反
    対側の部分を第2の電気抵抗を介して接続し、 前記一対の受信用エレメント導体の前記送信アンテナ側
    の部分を、相互に第3の電気抵抗を介して接続し、前記
    一対の受信用エレメント導体の前記送信アンテナとは反
    対側の部分を、相互に第4の電気抵抗を介して接続し、 前記送信用エレメント導体と受信用エレメント導体は第
    5の電気抵抗を介して前記導電性のシールドに接続して
    ある電磁波レーダ装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記第1の電気抵抗の
    抵抗値よりも第2の電気抵抗の抵抗値が少ないように設
    定され、 前記第3の電気抵抗の抵抗値よりも第4の電気抵抗の抵
    抗値が少ないように設定されている電磁波レーダ装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は請求項3において、第5の電
    気抵抗の抵抗値は第1から第4までのいずれの電気抵抗
    の抵抗値よりも大きくされている電磁波レーダ装置。
  5. 【請求項5】請求項1から請求項4において、第1の電
    気抵抗の抵抗値に対する第2の電気抵抗の抵抗値の比、
    及び第3の電気抵抗の抵抗値に対する第4の電気抵抗の
    抵抗値の比が、それぞれ4対1である電磁波レーダ装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010249715A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Japan Radio Co Ltd 探査レーダ用アンテナ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010249715A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Japan Radio Co Ltd 探査レーダ用アンテナ

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