JP2003106680A - 太陽熱「ゴミ」焼却システム - Google Patents

太陽熱「ゴミ」焼却システム

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JP2003106680A
JP2003106680A JP2001338735A JP2001338735A JP2003106680A JP 2003106680 A JP2003106680 A JP 2003106680A JP 2001338735 A JP2001338735 A JP 2001338735A JP 2001338735 A JP2001338735 A JP 2001338735A JP 2003106680 A JP2003106680 A JP 2003106680A
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ellipsoidal mirror
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incineration system
mirror
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JP2001338735A
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Takao Shishido
昂郎 宍戸
Shuichi Shishido
秀一 宍戸
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    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers

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  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽熱で「ゴミ」等を焼却する「システム」
を提案しているものであり、ここでは晴天時に楕円面鏡
の第１の焦点の温度を２０００℃〜３０００℃程度にす
ることは容易で、従つて第２の焦点における温度を約８
５０℃以上の高温に設定出来、「ＣＯ」や「ダイオキシ
ン」の発生が無いところに特徴がある。 【解決手段】 先ず太陽光の方位と仰角を「ヘリオスタ
ット鏡」で楕円面鏡の光軸に平行に合わせ、楕円面鏡の
第１の焦点に設置した丸い棒の形の「グラファイト」を
熱する。この第１の焦点に集光した太陽光は、再び楕円
面鏡で反射して第２の焦点に像を結び、ゴミはこの像の
上に落ちて燃え上がり、灰となつて「ベルトコンベア」
の上に落ちて「トラック」の荷台に落ちる。この「焼却
システム」では、晴天時に入射してくる太陽光は、１ｍ
につき約約１ＫＷであり、従つてこの「システム」にお
ける容量は、この値をどの程度にするかによつて決定さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明に属する技術分野】本発明は、従来主に化石燃料
等を用いて来たことに対して、太陽熱を用いて、「ゴ
ミ」等の焼却を行う「システム」である。
【０００２】
【従来の技術】従来、「ゴミ」等を焼却する手段とし
て、その為に使用される燃料としては、その殆どが化石
燃料であり、その結果としてのＣＯ や「ダイオキシ
ン」による大気汚染を含めての、地球の温暖化等の問題
に拘わって来た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ここに提案している
「太陽熱」による「焼却システム」では、このような大
気汚染等の問題を惹起する事なく、「ゴミ」等の焼却を
総て「クリーン 」に処理出来るところに特徴があり、
従来の「焼却システム］とは完全に異なる「システム」
を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、これまでの
「ゴミ」等の焼却において、その燃料として主に用いら
れて来た「化石燃料」によるＣＯ２や「ダイオキシン」
の発生による「大気汚染」等を生ずることが無く、総て
「クリーン｜に処理出来る手段として評価されるもので
ある所に特徴がある。
【０００５】
【発明の実施の形態】図面（図１参照）によって本発明
の一具体例を説明する。太陽光Ａは先ず、ヘリオスタッ
ト鏡１によって、楕円面鏡２の光軸Ｂに平行になるよう
に、その方位と仰角が制御される。楕円面鏡の光軸に平
行に入った太陽光Ａは、楕円面鏡の第１の焦点３に設置
してある「グラファイト」３に焦点を結ぶ。そこで、太
陽光によって赤熱した「グラファイト」３は、楕円面鏡
２の第２の焦点４に結像する。この第２の焦点４の上か
らは、ここに集積された「ゴミ」５が「ゴミ受け」６に
沿って落下し、第２の焦点４に集光した太陽光の高熱に
よって燃え上る。「ゴミ受け」６は二重構造になってい
て、その内部には水を噴出する噴水口１１が、別に設け
パイプ７よりの水が自動給水弁８を通つて水タンク９に
入り、そのタンク９からの水はパイプ１０を下つて上下
の二重構造になつている「ゴミ受け」６上の壁の内側の
多数の穴１（図２参照）からか、或いは上側の壁にそつ
て内側にそつて取りつけられている螺旋状のパイプ１０
（図３参照）に明けられた穴２から水を噴出する。灰１
２は噴水１１と共にベルトコンベア１３の上に落下し
て、ベルトコンベア１３を動かしている起動軸１４によ
ってトラック１６に積み込まれる。
【０００６】
【実施例】楕円面鏡２の第１の焦点３の到達温度につい
ては、それを実験例としての放物面鏡にならえば、口径
比が約０．３の場合で、太陽の表面温度を５２００℃と
し、Ｔを太陽像の到達温度、γを太陽像の理想像との直
径の比、ｑを太陽光が地上に れば、理想像の直径を焦点距離を、１／１００としての
比が１の時に約４１００〜４９００℃に達し、２では約
２９００〜３４００℃、その値が３では約２４００〜２
９００℃で、４では約２０００℃〜２４００である。従
って楕円面鏡の第１焦点３と第２焦点４の距離が、第１
の焦点３の焦点距離の２倍から４倍の間にあれば、第２
焦点４における温度は、第１焦点３の温度の１／２から
１／４の範囲にあると考えて良く、この楕円面鏡の光学
系を「ダイオキシン」の発生に伴うことの無い８５０℃
以上に設定することは容易である（図５参照）。
【０００７】［考案の効果］本発明に係わる太陽熱「ゴ
ミ焼却システム」は、従来の「ゴミ焼却システム」にお
ける燃料が、その多くを化石燃料に依存して来たことの
結果としてＣＯ２や「ダイオキシン」等の発生に繋が
り、大気汚染などの公害に悪影響を及ぼして来た。ここ
に提案している発明は、「ダイオキシン」の発生に係わ
る燃焼温度を８５０℃以上にすることが出来ることか
ら、所謂大気汚染等の公害に結び付くことが無く、その
効果は測り知れないものがあると考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に係わる「焼却システム」の操作工程
図面である。
【図２】 ２層隔壁による「ゴミ受け」６の裏面に舞い
上る灰を水で洗い落とす仕組みを示す。
【図３】 螺旋状パイプによる「ゴミ受け」６の裏面に
舞い上る灰を水で洗い落とす仕組みを示す。
【図４】 楕円面鏡の光学系としての仕組みを示す。
【図５】 口径比：０．３の放物面鏡による太陽光の到
達温度
【符号の説明】
Ａ 太陽光 Ｂ 光軸 １ ヘリオスタット鏡 ２ 楕円面鏡 ３ グラファイト（第１焦点） ４ 第２焦点 ５ ゴミ ６ ゴミ受け ７ 給水パイプ ８ 自動給水弁 ９ 水タンク １０ パイプ １１ 噴水 １２ 灰 １３ ベルトコンベア １４ 起動軸 １５ 集塵筒 １６ トラツク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 太陽を追尾するための方位と仰角を制
    御する「ヘリオスタツト鏡」があり、楕円面鏡は「ヘリ
    オスタット鏡」からの光を受けて、第１の焦点に太陽像
    を結ぶ。第１の焦点には予め「グラファイト」の丸い棒
    が設置されていて、そこに集光してくる光がそれを熱す
    ることを特徴とする焼却システム。
  2. 【請求項２】 楕円面鏡の第１の焦点の「グラファイ
    ト」の丸い棒は、赤く熱つせられた形で楕円の第２の焦
    点に結像することを特徴とする焼却システム。
  3. 【請求項３】 楕円面鏡の第２の焦点の上には、その上
    から落ちて来る「ゴミ」を第２の焦点の上に落とす「ガ
    イド」の役目の上下２重の傾斜板があって、「ゴミ」
    は、その中の上側の斜板に沿って落ち、その時、「ゴ
    ミ」は第２の焦点に集光した太陽光によって燃え上るこ
    とを特徴とする焼却システム。
  4. 【請求項４】 楕円面鏡の第２の焦点の上の２重の傾斜
    板の中には、自動給水弁を持った「タンク」からのパイ
    プを通して水を噴射させて、水で濡れた灰は、「ベルト
    コンベア」の上に落ち、集塵筒の中を落ちて「トラッ
    ク」に積み込まれることを特徴とする焼却システム。
JP2001338735A 2001-09-29 2001-09-29 太陽熱「ゴミ」焼却システム Pending JP2003106680A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1466557A2 (en) 2003-04-10 2004-10-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Physical movement analyzer and physical movement analyzing method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1466557A2 (en) 2003-04-10 2004-10-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Physical movement analyzer and physical movement analyzing method

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