JP2003102146A

JP2003102146A - Ac generator with vacuum pump

Info

Publication number: JP2003102146A
Application number: JP2001291659A
Authority: JP
Inventors: Masaki Okamura; 正毅岡村
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 2001-09-25
Filing date: 2001-09-25
Publication date: 2003-04-04

Abstract

PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an AC generator having a vacuum pump, capable of feeding a stable negative pressure to a brake booster by preventing damages to a belt at an early stage, by reducing the chord-pitch vibration of the belt and extending the service life of the belt. SOLUTION: An AC generator ACG and a vacuum pump VP are provided to be constant. A rotor 4 of the AC generator ACG and a rotor 9a of the vacuum pump VP are attached to the rotary shaft 10 of the AC generator ACG. A roller type one-way clutch pulley 11, which transmits rotary force in only one direction, is attached to the rotor shaft 10. The rotary driving force of the engine is transmitted to the rotary shaft 10 via a pulley 11.

Description

【発明の詳細な説明】【０００１】【発明の属する技術分野】本発明は、車両用内燃機関の
補機である真空ポンプ付発電機に係り、特に、回転変動
（角速度変動）の大きな自動車用ディーゼルエンジンに
装備するに好適な真空ポンプ付交流発電機に関する。【０００２】【従来の技術】従来から、自動車など車両では、ブレー
キ倍力装置など真空エネルギ源とした各種の機器が使用
されているが、ガソリンエンジンでは、このエネルギー
源となる真空源として、エンジンの吸気負圧を利用する
のが一般的である。一方、ディーゼルエンジンの自動車
では、エンジンの吸気負圧が充分に得られないので、別
途、真空ポンプを備える必要がある。真空ポンプの駆動
源としては、エンジンの駆動力を用いるものもあるが、
小型のディーゼルエンジンでは、取付スペース等の問題
もあるため、エンジンルームの空間効率を高めるため
に、例えば、特公平８−８７５６号公報に記載されてい
るように、発電機に真空ポンプを組み合わせた真空ポン
プ付交流発電機が知られている。エンジンによって交流
発電機を駆動するとともに、この交流発電機の回転子軸
に真空ポンプのベーンを固定することにより、発電と同
時に、真空ポンプを駆動するようにしている。また、こ
のような真空ポンプ付交流発電機は、特開平５−５６６
０２号公報に記載のように、Ｖプーリによるベルト駆動
が一般的である。なお、大型のディーゼルエンジンで
は、実開平２−４３４３８号公報に記載のように、真空
ポンプは、エンジンに一体化されている。【０００３】【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
５−５６６０２号公報に記載のように、ベルトにより真
空ポンプ付交流発電機を駆動すると、回転変動の大きい
ディーゼルエンジンと慣性モーメントの大きい交流発電
機との回転変動差から、ベルトの周速度がエンジンクラ
ンク軸と交流発電機軸で異なり、これがベルト弦振動を
引き起こし、ベルト寿命を低下させるという問題があっ
た。ディーゼルエンジンを搭載した車両では、真空ポン
プ付交流発電機の真空ポンプは、ブレーキ倍力装置のエ
ネルギー源として不可欠な補器であり、ベルトの早期破
損により真空ポンプの駆動力を失うと、ブレーキ倍力装
置の能力を低下させ、車両の制動距離を著しく延長させ
るという問題が生じることになる。【０００４】本発明の目的は、ベルト弦振動を低減する
ことにより、ベルトの早期破損を防止し、ベルト寿命を
長期化し、ブレーキ倍力装置に安定した負圧を供給する
ことのできる真空ポンプ付交流発電機を提供することに
ある。【０００５】【課題を解決するための手段】（１）上記目的を達成す
るために、本発明は、交流発電機と真空ポンプを有し、
交流発電機の回転子軸に交流発電機の回転子と真空ポン
プのロータとが取り付けられるとともに、小型ディーゼ
ルエンジンに搭載され、上記真空ポンプによって発生し
た負圧をブレーキ倍力装置に供給する真空ポンプ付交流
発電機において、上記回転子軸に設けられた回転力を一
方向のみ伝達するクラッチ機構付プーリを備え、上記小
型ディーゼルエンジンの回転駆動力を、上記クラッチ機
構付きプーリを介して、上記回転子軸に伝達するように
したものである。かかる構成により、ベルト弦振動を低
減することにより、ベルトの早期破損を防止し、ベルト
寿命を長期化し、ブレーキ倍力装置に安定した負圧を供
給することのできるものとなる。【０００６】【発明の実施の形態】以下、図１〜図３を用いて、本発
明の一実施形態による真空ポンプ付き交流発電機の構成
について説明する。最初に、図１を用いて、本実施形態
による真空ポンプ付交流発電機の全体構成について説明
する。【０００７】図１は、本発明の一実施形態による真空ポ
ンプ付交流発電機の全体構成を示す部分断面図である。【０００８】本実施形態による真空ポンプ付交流発電機
は、図中の左側に図示された交流発電機ＡＣＧに対し
て、図中の右側に図示された真空ポンプＶＰが一体化さ
れている。交流発電機ＡＣＧの回転子軸１０には、回転
子４が固定されていると共に、真空ポンプＶＰのロータ
９ａも固定されている。【０００９】最初に、交流発電機ＡＣＧの構成について
説明する。交流発電機ＡＣＧは、回転子４と、固定子３
とを備えている。回転子４は、回転子軸１０に固定され
ている。【００１０】回転子４は、１対のポールコア４ａ，４ｂ
と、ファン２ａ，２ｂとから構成されている。ポールコ
ア４ａ，４ｂは、極の形状が爪形であり、爪形部が互い
違いに噛み合うように対向して配置されている。ポール
コア４ａ，４ｂの内部には、図示しない円筒形状の界磁
コイルが配置されている。ポールコア４ａ，４ｂの両側
面には、それぞれ、ファン２ａ，２ｂが取り付けられて
いる。【００１１】回転子軸１０には、回転子４の両側の位置
に、軸受７ａ，７ｂが取り付けられている。回転子４の
回転子軸１０は、軸受７ａ，７ｂにより、フロントブラ
ケット６ａとリヤブラケット６ｂに軸支されている。回
転子軸１０のフロントブラケット６ａから突き出た軸端
部には、ローラ式一方向クラッチプーリー１１が取り付
けられている。【００１２】一方、フロントブラケット６ａとリヤブラ
ケット６ｂは、それぞれ、固定子３を固定している。固
定子３は、３相の電機子コイル３ａと、固定子鉄心３ｂ
とから構成される。電機子コイル３ａは、固定子鉄心３
ｂに巻装されている。フロントブラケット６ａとリヤブ
ラケット６ｂは、それぞれ、固定子鉄心３ｂの外周両端
面に当接嵌合され、さらに、図示しないボルトにより固
定されている。【００１３】ここで、図３を用いて後述するディーゼル
エンジンなどの外部の駆動装置からベルトを介してロー
ラ式一方向クラッチプーリー１１が回転駆動されると、
回転子４が回転駆動され、交流発電機ＡＣＧが発電動作
する。【００１４】フロントブラケット６ａには、吸気窓２０
ａ，２０ｂ，２０ｃ，２０ｄが形成され、リヤブラケッ
ト６ｂには、吸気窓２０ｅ，２０ｆ，２０ｇが形成され
ている。回転子４の回転駆動に伴い、ファン２ａ，２ｂ
が回転し、吸気窓２０ａ，…，２０ｇを介して、外気が
交流発電機ＡＣＧの内部に導入され、冷却する。【００１５】交流発電機ＡＣＧと真空ポンプＶＰの間で
あって、回転子軸１０の周囲には、オイルシール８が設
けられている。オイルシール８は、リヤブラケット６ｂ
によって支持されている。真空ポンプＶＰの内部は、オ
イル潤滑されており、オイルシール８は、この潤滑オイ
ルが真空ポンプＶＰ側から、交流発電機ＡＣＧ側に流入
するのをシールしている。【００１６】次に、真空ポンプＶＰの構成について説明
する。真空ポンプＶＰは、ロータ９ａと、ケーシング９
ｂと、ベーン９ｃとから構成されている。【００１７】回転軸１０には、ローラ式一方向クラッチ
プーリー１１が設けられている軸端とは反対側の軸端に
は、スプライン１０ａが設けられている。真空ポンプＶ
Ｐのロータ９ａは、スプライン１０ａに嵌合されてい
る。真空ポンプＶＰは、偏芯形ベーンポンプである。ロ
ータ９ａには、径方向に開口している３個の溝が、ロー
タ９ａの周方向に等間隔で設けられている。これらの溝
には、それぞれロータ９ａの径方向へ摺動可能な３個の
ベーン９ｃが挿嵌されている。【００１８】ロータ９ａは、ケーシング９ｂの円筒状を
なしている内側空間部内に、偏芯した状態で保持され、
この内側空間部の内周面に、３個のベーン９ｃの外周端
部が、図示していないスプリングの力と遠心力により、
当接押圧された状態で摺動回動されるようになってい
る。真空ポンプＶＰの内部には、エンジンオイル等のオ
イルが供給され、ベーン９ｃの外周端とケーシング９ｂ
の接触面に供給され、真空ポンプＶＰの焼き付きを防止
している。ケーシング９ｂは、交流発電機ＡＣＧのリヤ
カバー４の背面に、ボルト１４によって固定されてい
る。【００１９】交流発電機ＡＣＧの回転子４が回転駆動さ
れると、真空ポンプＶＰのロータ９ａも一緒に回転し、
周知の偏芯ベーンポンプとして動作し、真空が得られ
る。【００２０】次に、図２を用いて、本実施形態による真
空ポンプ付き交流発電機を備えたディーゼルエンジンの
構成について説明する。図２は、本発明の一実施形態に
よる真空ポンプ付交流発電機を備えたディーゼルエンジ
ンの外観構成を示す正面図である。【００２１】ディーゼルエンジンＤＥには、真空ポンプ
付交流発電機ＡＣＧ−ＶＰ，エアコン（Ａ／Ｃ）コンプ
レッサＣ（Ａ／Ｃ），パワステ（Ｐ／Ｓ）ポンプＰ（Ｐ
／Ｓ）などのエンジン補機が取り付けられている。真空
ポンプ付交流発電機ＡＣＧ−ＶＰは、図１に示した構成
を有するものである。ディーゼルエンジンＤＥのクラン
クＣＲと、真空ポンプ付交流発電機ＡＣＧ−ＶＰ，エア
コンコンプレッサＣ（Ａ／Ｃ）との間には、Ｖリブド４
山ベルトＶ１が懸架されている。ディーゼルエンジンＤ
ＥのクランクＣＲの回転駆動力が、Ｖリブド４山ベルト
Ｖ１により、真空ポンプ付交流発電機ＡＣＧ−ＶＰや，
エアコンコンプレッサＣ（Ａ／Ｃ）に伝達され、これら
を駆動する。また、ディーゼルエンジンＤＥのクランク
ＣＲと、パワステポンプＰ（Ｐ／Ｓ）との間には、テン
ショナーＴＥやアイドラーＩ／Ｄを介して、Ｖリブド４
山ベルトＶ２が懸架されている。ディーゼルエンジンＤ
ＥのクランクＣＲの回転駆動力が、Ｖリブド４山ベルト
Ｖ２により、パワステポンプＰ（Ｐ／Ｓ）に伝達され、
駆動する。なお、ベルトＶ１，Ｖ２としては、Ｖリブド
ベルトの他に、Ｖベルトを用いてもよいものである。【００２２】以上説明したように、本実施形態において
は、軸受７に隣接して、回転子４の回転子軸１０上にロ
ーラ式一方向クラッチプーリ１１を設けている。一方向
のみ伝達するクラッチ機構により、エンジンクランク軸
の回転変動増加時、プーリ外径部がロックし回転伝動経
路を接続する。一方、エンジンクランク軸の回転変動減
少時、プーリ外径部がフリー状態となり、回転伝動経路
を遮断する。【００２３】ここで、図３を用いて、本実施形態による
真空ポンプ付き交流発電機に対するベルト伝動状態につ
いて説明する。図３は、本発明の一実施形態による真空
ポンプ付交流発電機に対するベルト伝動状態について説
明図である。【００２４】図３において、横軸は時間を示し、縦軸は
回転変動を示している。また、破線Ａは、本実施形態に
よる交流発電機に対するベルト伝動状態を示し、実線Ｂ
は従来のに対するベルト伝動状態を示している。【００２５】従来の交流発電機では、回転変動の大きい
ディーゼルエンジンと慣性モーメントの大きいの回転子
４の回転子軸１０との回転変動の差から、ベルトの周速
度がエンジンクランク軸と軸１０で異なり、これがベル
ト弦振動を引き起こす。これは、図３に示すところの駆
動必要トルクＴ１に相当する。このトルクＴ１をベルト
が負担することによって、ベルト寿命を低下することに
なる。【００２６】一方、本実施形態においては、ローラ式一
方向クラッチプーリ１１により、一方向のみ伝達するこ
とにより、エンジンクランク軸の回転変動増加時、プー
リ外径部がロックし回転伝動経路を接続するが、エンジ
ンクランク軸の回転変動減少時には、プーリ外径部がフ
リー状態となり、回転伝動経路を遮断する。したがっ
て、駆動必要トルクはＴ２となる。すなわち、ベルトが
負担する駆動必要トルクがＴ１からＴ２へと低下するこ
とにより、ベルト寿命を長期化することができる。【００２７】なお、ガソリン車の中でも、高級車では、
サーペンスタインと称される１本のベルトで複数の補機
を駆動するものが知られている。このサーペンスタイン
駆動では、信頼性を向上するために、ワンウェイクラッ
チを用いることが行われる。しかしながら、ディーゼル
エンジン車で、しかも、１．５Ｌ〜２．０Ｌのような小
型なエンジンを搭載する車両ではワンウェイクラッチは
使用されていないものである。ディーゼルエンジン車に
おいても、大型のエンジンを搭載する車両においては、
取付スペースに余裕があることから、真空ポンプは、交
流発電機とは別体として、エンジンによって直接駆動す
る方式が取られている。しかし、小型なディーゼルエン
ジンを搭載する車両では、取付スペースの制限があるた
め、真空ポンプを交流発電機と一体化せざるを得ない場
合が多く、しかも、真空ポンプはブレーキ倍力装置の動
力源であるため信頼性を向上させる必要が強くなってき
ている。かかる背景の元、本実施形態では、真空ポンプ
付き交流発電機において、交流発電機の駆動軸にローラ
式一方向クラッチプーリを設けることにより、ベルト寿
命を長期化することができるものである。【００２８】本実施形態によれば、回転変動の大きいデ
ィーゼルエンジンにおいて、ベルトの早期破損を防止
し、ベルト寿命を長期化することにより、ブレーキ倍力
装置に安定した負圧を供給することができる。【００２９】【発明の効果】本発明によれば、ベルト弦振動を低減す
ることにより、ベルトの早期破損を防止し、ベルト寿命
を長期化し、ブレーキ倍力装置に安定した負圧を供給す
ることができる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a generator with a vacuum pump, which is an auxiliary device of an internal combustion engine for a vehicle, and more particularly to an automobile having a large rotation fluctuation (angular velocity fluctuation). The present invention relates to an alternator with a vacuum pump suitable for being mounted on a diesel engine. 2. Description of the Related Art Conventionally, in vehicles such as automobiles, various devices using a vacuum energy source such as a brake booster have been used. In a gasoline engine, an engine is used as a vacuum source serving as the energy source. It is common to use the intake negative pressure. On the other hand, a vehicle with a diesel engine cannot provide a sufficient negative intake air pressure of the engine, so that it is necessary to separately provide a vacuum pump. As a driving source of the vacuum pump, there is a driving source that uses the driving force of the engine,
In the case of a small diesel engine, there is also a problem of mounting space and the like. In order to enhance the space efficiency of the engine room, for example, as described in Japanese Patent Publication No. 8-8756, a generator is combined with a vacuum pump. An alternator with a vacuum pump is known. An AC generator is driven by an engine, and a vane of a vacuum pump is fixed to a rotor shaft of the AC generator, so that the vacuum pump is driven simultaneously with power generation. Further, such an alternator with a vacuum pump is disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 5-566.
As described in Japanese Patent Application Publication No. 02-203, belt drive by a V pulley is general. In a large diesel engine, the vacuum pump is integrated with the engine, as described in Japanese Utility Model Laid-Open Publication No. 2-43438. However, when an AC generator with a vacuum pump is driven by a belt as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 5-56602, a diesel engine having a large rotational fluctuation and a large inertia moment are required. The peripheral speed of the belt is different between the engine crankshaft and the AC generator shaft due to the difference in rotation fluctuation between the AC generator and the AC generator. This causes belt string vibration and reduces the belt life. In vehicles equipped with a diesel engine, the vacuum pump of the alternator with a vacuum pump is an indispensable auxiliary device as an energy source for the brake booster, and if the driving force of the vacuum pump is lost due to early damage of the belt, the brake A problem arises in that the capacity of the power device is reduced and the braking distance of the vehicle is significantly extended. SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a vacuum pump capable of preventing belt breakage early by reducing belt string vibration, prolonging belt life, and supplying a stable negative pressure to a brake booster. An alternator is provided. [0005] (1) In order to achieve the above object, the present invention has an alternator and a vacuum pump,
A vacuum pump in which a rotor of an AC generator and a rotor of a vacuum pump are mounted on a rotor shaft of the AC generator, and which is mounted on a small diesel engine and supplies a negative pressure generated by the vacuum pump to a brake booster. The alternator includes a pulley with a clutch mechanism provided on the rotor shaft for transmitting torque only in one direction, and the rotary driving force of the small diesel engine is transmitted through the pulley with the clutch mechanism. This is transmitted to the slave shaft. With this configuration, the belt string vibration can be reduced to prevent the belt from being damaged early, prolong the belt life, and supply a stable negative pressure to the brake booster. DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS The configuration of an AC generator with a vacuum pump according to an embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. First, the overall configuration of the AC generator with a vacuum pump according to the present embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 1 is a partial sectional view showing the entire configuration of an AC generator with a vacuum pump according to an embodiment of the present invention. In the AC generator with a vacuum pump according to the present embodiment, a vacuum pump VP shown on the right side in the figure is integrated with an AC generator ACG shown on the left side in the figure. The rotor 4 is fixed to the rotor shaft 10 of the AC generator ACG, and the rotor 9a of the vacuum pump VP is also fixed. First, the configuration of the AC generator ACG will be described. The alternator ACG includes a rotor 4 and a stator 3
And The rotor 4 is fixed to a rotor shaft 10. The rotor 4 includes a pair of pole cores 4a and 4b.
And fans 2a and 2b. The pole cores 4a and 4b have claw-shaped poles, and are disposed to face each other such that the claw-shaped portions are alternately meshed. A cylindrical field coil (not shown) is arranged inside the pole cores 4a and 4b. Fans 2a and 2b are attached to both side surfaces of the pole cores 4a and 4b, respectively. The rotor shaft 10 is provided with bearings 7a and 7b at positions on both sides of the rotor 4. The rotor shaft 10 of the rotor 4 is supported by the front bracket 6a and the rear bracket 6b by bearings 7a and 7b. A roller type one-way clutch pulley 11 is attached to a shaft end of the rotor shaft 10 protruding from the front bracket 6a. On the other hand, the stator 3 is fixed to each of the front bracket 6a and the rear bracket 6b. The stator 3 includes a three-phase armature coil 3a and a stator core 3b.
It is composed of The armature coil 3a includes the stator core 3
b. The front bracket 6a and the rear bracket 6b are respectively fitted to the outer peripheral end surfaces of the stator core 3b and fixed by bolts (not shown). Here, when the roller type one-way clutch pulley 11 is rotationally driven from an external driving device such as a diesel engine described later with reference to FIG.
The rotor 4 is driven to rotate, and the AC generator ACG performs a power generation operation. An intake window 20 is provided on the front bracket 6a.
a, 20b, 20c, and 20d are formed, and the rear bracket 6b is formed with intake windows 20e, 20f, and 20g. With the rotation of the rotor 4, the fans 2a, 2b
Rotate, and outside air is introduced into the AC generator ACG through the intake windows 20a,. An oil seal 8 is provided between the AC generator ACG and the vacuum pump VP and around the rotor shaft 10. The oil seal 8 is provided on the rear bracket 6b.
Supported by The inside of the vacuum pump VP is oil-lubricated, and the oil seal 8 seals the lubricating oil from flowing from the vacuum pump VP side to the AC generator ACG side. Next, the configuration of the vacuum pump VP will be described. The vacuum pump VP includes a rotor 9a, a casing 9
b and a vane 9c. The rotating shaft 10 is provided with a spline 10a at the shaft end opposite to the shaft end where the roller type one-way clutch pulley 11 is provided. Vacuum pump V
The P rotor 9a is fitted to the spline 10a. The vacuum pump VP is an eccentric vane pump. The rotor 9a is provided with three radially open grooves at regular intervals in the circumferential direction of the rotor 9a. Three vanes 9c slidable in the radial direction of the rotor 9a are inserted into these grooves, respectively. The rotor 9a is eccentrically held in a cylindrical inner space of the casing 9b.
The outer peripheral ends of the three vanes 9c are formed on the inner peripheral surface of the inner space by the force of a spring (not shown) and centrifugal force.
It is configured to be slid and rotated while being pressed against the contact. Oil such as engine oil is supplied to the inside of the vacuum pump VP, and the outer peripheral end of the vane 9c and the casing 9b
To prevent the seizure of the vacuum pump VP. The casing 9b is fixed to the rear surface of the rear cover 4 of the AC generator ACG by bolts 14. When the rotor 4 of the AC generator ACG is driven to rotate, the rotor 9a of the vacuum pump VP also rotates,
It operates as a well-known eccentric vane pump, and a vacuum is obtained. Next, the configuration of a diesel engine equipped with an AC generator with a vacuum pump according to the present embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 2 is a front view showing an external configuration of a diesel engine including an AC generator with a vacuum pump according to an embodiment of the present invention. The diesel engine DE has an AC generator ACG-VP with a vacuum pump, an air conditioner (A / C) compressor C (A / C), and a power steering (P / S) pump P (P
/ S) and other engine accessories. The AC generator ACG-VP with a vacuum pump has the configuration shown in FIG. A V rib 4 is provided between the crank CR of the diesel engine DE, the AC generator ACG-VP with vacuum pump, and the air conditioner compressor C (A / C).
The mountain belt V1 is suspended. Diesel engine D
The rotational driving force of the crank CR of the E is changed by the V-ribbed four-peak belt V1 by the AC generator ACG-VP with a vacuum pump,
It is transmitted to the air conditioner compressor C (A / C) and drives them. Further, between the crank CR of the diesel engine DE and the power steering pump P (P / S), the V rib 4 is connected via a tensioner TE and an idler I / D.
The mountain belt V2 is suspended. Diesel engine D
The rotational driving force of the crank CR of E is transmitted to the power steering pump P (P / S) by the V-ribbed four-peak belt V2,
Drive. As the belts V1 and V2, a V-belt may be used in addition to the V-ribbed belt. As described above, in the present embodiment, the roller type one-way clutch pulley 11 is provided on the rotor shaft 10 of the rotor 4 adjacent to the bearing 7. When the rotation fluctuation of the engine crankshaft increases by the clutch mechanism that transmits in only one direction, the outer diameter portion of the pulley is locked and the rotation transmission path is connected. On the other hand, when the rotation fluctuation of the engine crankshaft decreases, the outer diameter portion of the pulley becomes free, and the rotation transmission path is cut off. Here, the belt transmission state of the AC generator with a vacuum pump according to the present embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 3 is an explanatory diagram illustrating a belt transmission state of the AC generator with a vacuum pump according to the embodiment of the present invention. In FIG. 3, the horizontal axis represents time, and the vertical axis represents rotation fluctuation. A broken line A indicates a belt transmission state for the AC generator according to the present embodiment, and a solid line B
Indicates a belt transmission state with respect to the conventional one. In the conventional AC generator, the peripheral speed of the belt is changed between the engine crankshaft and the shaft 10 from the difference in the rotation fluctuation between the diesel engine having a large rotation fluctuation and the rotor shaft 10 of the rotor 4 having a large moment of inertia. Differently, this causes belt string vibration. This corresponds to the required driving torque T1 shown in FIG. When the belt bears this torque T1, the life of the belt is reduced. On the other hand, in this embodiment, the roller type one-way clutch pulley 11 transmits in only one direction, so that when the rotation fluctuation of the engine crankshaft increases, the outer diameter portion of the pulley is locked and the rotation transmission path is connected. However, when the rotation fluctuation of the engine crankshaft decreases, the outer diameter portion of the pulley is in a free state, and the rotation transmission path is shut off. Therefore, the required driving torque is T2. That is, the required driving torque that the belt bears decreases from T1 to T2, so that the belt life can be extended. [0027] Among gasoline cars, luxury cars
A device that drives a plurality of accessories with a single belt called a serpentine is known. In this serpentine drive, a one-way clutch is used in order to improve reliability. However, a one-way clutch is not used in a diesel engine vehicle and a vehicle equipped with a small engine such as 1.5 L to 2.0 L. Even in diesel engine vehicles, vehicles with large engines
Since there is ample mounting space, the vacuum pump is directly driven by the engine separately from the AC generator. However, in vehicles equipped with a small diesel engine, the installation space is limited, and in many cases, the vacuum pump must be integrated with the AC generator, and the vacuum pump is the power source of the brake booster. Therefore, there is an increasing need to improve reliability. Against this background, in the present embodiment, the belt life can be extended by providing a roller type one-way clutch pulley on the drive shaft of the AC generator in the AC generator with a vacuum pump. According to the present embodiment, in a diesel engine having a large rotation fluctuation, it is possible to prevent the belt from being damaged prematurely and prolong the life of the belt, so that a stable negative pressure can be supplied to the brake booster. . According to the present invention, the belt string vibration is reduced to prevent the belt from being damaged prematurely, to prolong the life of the belt, and to supply a stable negative pressure to the brake booster. Can be.

【図面の簡単な説明】【図１】本発明の一実施形態による真空ポンプ付交流発
電機の全体構成を示す部分断面図である。【図２】本発明の一実施形態による真空ポンプ付交流発
電機を備えたディーゼルエンジンの外観構成を示す正面
図である。【図３】本発明の一実施形態による真空ポンプ付交流発
電機に対するベルト伝動状態について説明図である。【符号の説明】２ａ，２ｂ…フアン３…固定子３ａ…電機子コイル３ｂ…固定子鉄心４…回転子４ａ，４ｂ…ポールコア６ａ，６ｂ…ブラケット７ａ，７ｂ…軸受８…オイルシール９ａ…ロータ９ｂ…ケーシング９ｃ…ベーン１０…回転子軸１０ａ…スプライン１１…ローラ式一方向クラッチプーリ２０ａ，…，２０ｇ…吸気窓ＶＰ…真空ポンプＡＣＧ…交流発電機BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a partial cross-sectional view showing the entire configuration of an AC generator with a vacuum pump according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a front view showing an external configuration of a diesel engine including an AC generator with a vacuum pump according to an embodiment of the present invention. FIG. 3 is an explanatory diagram illustrating a belt transmission state of the AC generator with a vacuum pump according to the embodiment of the present invention. [Description of Signs] 2a, 2b ... fan 3 ... stator 3a ... armature coil 3b ... stator core 4 ... rotors 4a, 4b ... pole cores 6a, 6b ... brackets 7a, 7b ... bearing 8 ... oil seal 9a ... rotor 9b ... casing 9c ... vane 10 ... rotor shaft 10a ... spline 11 ... roller type one-way clutch pulley 20a, ..., 20g ... intake window VP ... vacuum pump ACG ... AC generator

Claims

Claims: 1. An AC generator and a vacuum pump, wherein a rotor of the AC generator and a rotor of the vacuum pump are mounted on a rotor shaft of the AC generator, and a small diesel engine is provided. An AC generator equipped with a vacuum pump that is mounted and supplies a negative pressure generated by the vacuum pump to a brake booster, including a pulley with a clutch mechanism that transmits a rotational force provided on the rotor shaft in only one direction, An alternator with a vacuum pump, wherein the rotary driving force of the small diesel engine is transmitted to the rotor shaft via the pulley with the clutch mechanism.