JP2003099548A - 葬儀支援システム - Google Patents

葬儀支援システム

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JP2003099548A
JP2003099548A JP2001292131A JP2001292131A JP2003099548A JP 2003099548 A JP2003099548 A JP 2003099548A JP 2001292131 A JP2001292131 A JP 2001292131A JP 2001292131 A JP2001292131 A JP 2001292131A JP 2003099548 A JP2003099548 A JP 2003099548A
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Torao Shimazaki
寅雄 島崎
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HOKURIKU MATSUSHITA SYSTEM CO
HOKURIKU MATSUSHITA SYSTEM CO Ltd
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HOKURIKU MATSUSHITA SYSTEM CO
HOKURIKU MATSUSHITA SYSTEM CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 葬儀の遂行を支援するコンピュータシステム
に関し、葬儀場における香典の記帳や集計、焼香順の指
定、芳名帳の作成など支援する。 【解決手段】 氏名、故人に対する続柄、金額及び焼香
順を含む項目を記憶する記憶領域と、続柄の項目に入力
する続柄の区分を示す文字列を登録する続柄登録手段と
を備えている。香典帳入力画面と焼香順入力画面とを備
え、香典帳入力画面は、氏名項目に文字が入力されたと
きに上データを検索して一致情報があれば表示する検索
表示手段を備え、焼香順入力画面は、登録された続柄の
優先順に氏名を一覧表示し、又は、指定された続柄の区
分に属する焼香順未入力データの氏名の一覧と焼香順入
力済みデータの氏名の一覧とを表示し、候補表示領域に
表示されたデータを選択して焼香順を自動入力して焼香
順表示領域に表示する設定手段を備える

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、葬儀の円滑な遂
行を支援するコンピュータシステムに関するもので、香
典の記帳や集計、焼香順の指定、参列者の芳名帳の作成
などを支援するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】葬儀の形式は、宗派や地域によって相違
があるが、我が国で一般的に行われている仏式の葬儀で
は、参列者が受付で香典を渡し、式場では読経や弔辞の
後に参列者が焼香するということが行われている。焼香
の際には、焼香順に従って司会者が名前を読み上げる
が、名前の脱落があったり、読み上げた人が参列してい
ないことも頻繁に起こる。式場の受付では、担当者が香
典袋を開いて住所氏名と金額とを記帳し、香典帳や芳名
簿で参列者を確認して焼香順を決めてその一覧を司会者
に渡すという作業が行われる。
【0003】葬儀は人生の終焉を画する荘厳な儀式であ
るけれども、訃報は突然訪れるのが普通であり、主催者
(喪家)には葬儀の準備のための十分な時間がなく、心
情的にも的確な準備を期することができない。更に、故
人の交友関係やその相手がどのような人であるかについ
ての情報も、主催者が十分承知していない場合も多いの
で、誰が参列し、誰が供物や香典を持って来るかという
ことも定かではなく、しかも受付では香典という名目で
相当の金銭の授受が行われる。
【0004】このような状況の中で、葬儀の開始から焼
香までの短い時間に参列者を把握して焼香順を的確に決
定することはほとんど不可能であり、また葬儀終了まで
の短い時間に香典を記帳して集計し、金額を確認すると
いう作業にも人手がかかり、かつ間違いも生じ易い。
【0005】また、葬儀終了後に参列者の芳名帳の作成
や、続柄や香典の金額を考慮した香典返しの名簿作成な
ど、複数回の記帳作業が必要である。また、花輪などの
供物は、葬儀社が金額を立替えて準備するので、それら
の清算についての記帳も必要である。
【0006】これらの作業は、従来葬儀を請け負った葬
儀社の従業員や喪家の知人等の人手により行われている
が、記帳漏れを防止し、かつ相応の体裁を整える必要が
あることから、大変に忙しくかつ神経を使う作業になっ
ていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、葬儀現場
における上記のような実状に鑑み、香典や供物の記帳と
その集計、参列者のチェック、焼香順の決定や修正、芳
名帳の作成などの葬儀の進行及び後処理に必要な作業を
支援する技術手段を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の葬儀支援シス
テムは、住所、氏名、肩書、故人である特定の一個人に
対する続柄、金額及び焼香順を含む項目を一組とする多
数組のデータを記憶する記憶領域と、これらの項目のデ
ータを入力するために上記一組又は複数組のデータを表
示する少なくとも第1と第2の入力画面と、上記続柄の
項目に入力する複数の続柄の区分を示す文字列を登録す
る続柄登録手段とを備えている。
【0009】上記第1の入力画面は上記金額項目を入力
するための香典帳入力画面であり、上記第2の入力画面
は上記焼香順を入力するための焼香順入力画面である。
上記香典帳入力画面は、氏名項目に文字が入力されたと
きに上記記憶領域のデータを検索して一致情報があれば
表示する検索表示手段を備えている。
【0010】焼香順入力画面は、前記続柄登録手段に続
柄の区分を示す文字列相互の優先順を登録可能にし、登
録された前記続柄の優先順で順序づけされたデータの少
なくとも氏名を一覧表示する。
【0011】焼香順入力画面は、続柄の区分の指定領域
と、指定された続柄の区分に属する焼香順未入力データ
の氏名を一覧表示する候補表示領域及び焼香順入力済み
データの氏名を当該順に一覧表示する焼香順表示領域と
を含み、上記候補表示領域に表示されたデータの選択手
段及び選択されたデータに焼香順を自動入力して候補表
示領域から消去して焼香順表示領域に表示する焼香順設
定手段とを備えたものとすることもでき、好ましくは上
記両焼香順入力画面を切り替え表示できるようにする。
【0012】更に好ましくは、上記一組のデータを表示
する第3の入力画面を備えたものとし、この第3の入力
画面は上記住所、氏名、肩書及び特定の一個人に対する
続柄のデータを入力するための基本情報入力画面とす
る。
【0013】これらのシステムは、適宜な媒体に記録さ
れ、又は電気通信手段により送信されるプログラムによ
りパーソナルコンピュータのハードウェア上に構築され
る。
【0014】上記葬儀支援システムは、好ましくはプリ
ンタを内蔵したノートパソコンをハードウエアとして用
い、好ましくは、葬儀開始前に住所、氏名、ふりがな、
故人との続柄の区分などの基本情報を登録しておく。こ
こで言う続柄の区分は、親族、仕事関係、友人関係、地
域関係などの大区分、父方、母方、勤務先、取引先、趣
味の会、同窓生、町内会などの中区分、親子兄弟、上
司、同僚、代表者、営業担当者、町会長、などの小区分
などの階層を付けて又は付けないで、故人との関係を示
す区分である。喪家が電子化された住所録などのデータ
を既に持っているときは、これらのデータをインポート
して必要な続柄の区分を入力することで基本情報とする
こともできる。
【0015】続柄の区分を示す文字列は、故人の生前の
社会的地位や交友関係に応じて適当なものをあらかじめ
登録しておく。焼香はまず親族から始めるのが普通であ
るが、その後の順番は地域によって異なることが多いの
で、続柄の区分に対応する焼香順の優先順をあらかじめ
登録しておく。この基本情報と続柄の区分による焼香の
優先順が入力された状態で、焼香順入力画面を用いてデ
ータリストを印刷又は表示し、焼香順の指定を行う。
【0016】通夜又は葬儀の際には、基本情報が記憶さ
れたシステムの香典帳入力画面で、香典袋に記載された
氏名から基本情報を検索して香典額を入力する。例え
ば、氏名の姓のみ又は姓の頭文字一字を入力して基本情
報を検索し、該当するデータの一覧を画面に表示してそ
の中から該当者を選択するようにすれば、香典記帳時の
氏名の入力作業を大幅に軽減できる。また、コンピュー
タシステムに入力された金額データは簡単かつ瞬時に集
計できるので、香典の金額チェックも容易である。氏名
が基本情報にないときは、香典袋に記載されている住所
・氏名などの項目を新規入力して香典額を入力する。こ
の新規入力データは、基本情報に追加され、以降の入力
時の検索対象データに加えられる。
【0017】焼香順の決定の支援は、続柄の区分が入力
された基本情報を用いて行われる。前述したように、各
データの続柄の項目には故人との続柄の区分が記録され
ており、焼香順におけるその区分の優先順が登録されて
いるので、その順に続柄の項目のデータをソートするこ
とによって、大まかに順序付けした参列者の一覧を印刷
又は表示できる。そこで、これに焼香順を入力した後、
その焼香順データで参列者を再ソートすることにより、
焼香順の一覧が作成される。
【0018】コンピュータ画面上で焼香順を決定すると
きは、コンピュータのディスプレイに前記続柄の区分毎
の参列者の一覧を表示した候補表示領域と焼香順表示領
域とを設けて、候補表示領域のデータを焼香順にクリッ
クして、焼香順位表示領域に順に表示させるという方法
で焼香順を決定するようにすれば、決定や修正作業が容
易である。なお、この場合、続柄や会社名の一覧及び
「御一同様」というようなグループ化文字列の転記手段
を表示して、焼香順一覧に「○○会社御一同様」という
データを表示可能にする。
【0019】予め入力された基本情報や香典帳を入力す
る際に入力された基本情報は、供物情報や芳名簿情報を
入力する際の共通の検索対象データとなる。また、この
データを基に香典返しの宛名リストや参列者の芳名帳を
印刷することができる。また、葬儀に要した費用の入力
テーブルを加えることにより、葬儀の収支決算書を作成
することも可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例を参照し
て、この発明を更に説明する。この発明の支援システム
を実現する最も好ましいハードウエアは、プリンタ内蔵
型のノートパソコンである。図1はその一例を示す外観
図で、本体10、本体上面のキーボード11及びポイン
ティングデバイス12、起倒式の液晶ディスプレイパネ
ル13を備え、キーボード 11の手前側のパームレス
トとなる部分14にプリンタが内蔵されている。キーボ
ード11の手前側に位置するスリット15は、内蔵プリ
ンタへの用紙の挿入口、本体の手前下方にあるスリット
16は、印刷済用紙の排出口である。本体10内にはC
PU、メインメモリ及びハードディスク装置が収納され
ている。
【0021】図2は補助記憶装置(ハードディスク)内
のファイル構成を示す図である。システムの中心となる
ファイルは、データベースファイル20と喪家データフ
ァイル30である。これらのファイルには必要に応じて
種々のマスタ21・・・及び31・・・が関連付けられ
ている。データベースファイル20には、郵便番号、住
所、電話番号、会社名、役職名、氏名、ふりがな、続
柄、香典額、供物品名、供物数量、供物価格、弔電種
別、葬儀への出欠などを入力するための項目を備えた一
組のデータ(レコード)の多数組が記録される。喪家デ
ータファイル30には、故人の住所、氏名、年齢、喪主
及び近しい親族の住所、氏名、年齢、性別などが記録さ
れる。
【0022】喪家データファイル30には、斎場マスタ
31、死亡広告文例マスタ32、礼文文例マスタ33、
・・・などを関係付けることにより、死亡広告原稿の作
成や返礼文原稿の作成を支援できる。
【0023】データベースファイル20には、その入力
を支援するための各種のマスタ21、22・・・が関係
付けられている。これらのマスタは、訂正及び追加可能
な複数の登録データを記憶しており、これらの登録デー
タは、例えばデータベースファイル20のレコードの入
力時に、対応する項目にプルダウンメニューやポップア
ップメニューとして表示され、データの入力と分類を支
援する。データベースファイル20に関連付けられるマ
スタは、例えば故人との続柄の大区分マスタ21、中区
分マスタ22、小区分マスタ23、続柄の区分に対する
焼香順を定めた焼香優先順マスタ24、供物名を登録す
る供物マスタ25、弔電種別を登録する弔電種別マスタ
26などである。
【0024】また、データベースファイル20には、各
種の表示フォーマットファイル27及び印刷フォーマッ
トファイル28が関連付けられている。表示フォーマッ
トファイルはデータベースファイル内の必要な項目をデ
ィスプレイ画面上に表示する際のレイアウトを設定する
ファイルで、例えば基本情報表示フォーマット、香典帳
表示フォーマット、焼香順設定フォーマット、法要帳表
示フォーマット、焼香順表示位帳フォーマット、供物帳
フォーマット、弔電帳フォーマットなどである。また、
印刷フォーマットファイル28は、データベースファイ
ル20内のデータを印刷する際の印刷様式を設定するフ
ァイルで、例えば芳名録印刷フォーマット、香典チェッ
クリスト印刷フォーマット、香典帳印刷フォーマット、
香典一覧表印刷フォーマット、返礼名簿印刷フォーマッ
ト、香典集計表印刷フォーマット、法要帳印刷フォーマ
ット、焼香順位記入用紙印刷フォーマット、司会者用焼
香順位印刷フォーマット、焼香順位帳印刷フォーマッ
ト、供物帳印刷フォーマット、弔電帳印刷フォーマッ
ト、葬儀収支表印刷フォーマットなどである。
【0025】図3はディスプレイに表示される初期画面
の例を示した図である。図の例では複数のボタン40、
40・・・が表示され、基本情報、喪家情報、香典帳、
焼香順位帳、供物帳、弔電帳、法要帳という文字が表示
されたボタンをポインティングデバイス12でクリック
することにより、それぞれの情報の入力画面がディスプ
レイ13上に表示される。また、印刷やデータ保守と記
載されたボタンをクリックすることにより、前述した各
種印刷フォーマットや各マスタ内に登録されているデー
タの削除、訂正、追加画面が表示される。例えばデータ
保守ボタンをクリックし、表示される一覧から続柄区分
を選んでクリックし、表示された続柄区分文字列の一覧
を訂正、削除、追加し、かつ表示順によりそれらの優先
順を指定して登録する。これにより、基本情報の続柄の
入力文字列が規制され、大まかな焼香順の設定が可能に
なる。
【0026】図4は基本情報入力画面の一例を示した図
である。一覧ボタン41は、一覧表示とフォーム表示と
を切換える。新規、修正、削除ボタン47は新規レコー
ドの作成、既存レコードの修正、表示レコードの削除手
順を実行する。大区分、中区分、小区分の入力欄42
は、故人との続柄の大区分、中区分及び小区分を入力す
る欄で、これらの入力用テキストボックスは、それぞれ
のマスタ21、22、23に関連付けられて、マスタに
登録されたデータを選択して入力するようになってい
る。会社名、役職名、氏名、かななどの入力欄48は、
一般的な名簿管理データベースの項目と同様な項目であ
る。なお、氏名項目は姓の入力欄と名の入力欄とに別れ
ている。
【0027】芳名録43及び葬儀出席44は、芳名簿の
記載の有無及び葬儀の出席の有無を入力するチェック項
目である。郵便番号、住所1、住所2、電話番号及び備
考の入力欄49は、通常の名簿管理データベースの項目
と同様なデータの入力項目である。
【0028】この基本情報入力画面において、氏名の姓
の入力欄に文字を入力して確定すると、その文字を検索
文字としてデータベースの氏名欄を検索し、該当するレ
コードの氏名と住所の一覧を図4に想像線で示すよう
に、画面右に表示する。この表示ウインド46には、選
択ボタン45が表示されており、該当するレコードを選
択して選択ボタン45をクリックすることにより、当該
レコードのデータが表示される。表示されたウインドウ
46に対応するデータがないときは、新規ボタン47を
クリックして、キーボードから各入力欄に必要なデータ
を入力する。表示されたレコード及び入力したレコード
には、続柄の大分類及び中分類をメニューから選択入力
し、分かっている場合には、葬儀出欠のチェックボック
スをチェックする。
【0029】図5は香典帳の入力画面で、芳名録及び葬
儀出欠のチェック項目の位置に香典金額の入力欄60が
設けられている点が基本情報入力画面と異なる。その他
の項目及び入力支援のための検索リストウインド46が
表示される点や、続柄の大区分、中区分等に選択データ
のリストが表示される点は、基本情報の入力画面と同じ
である。
【0030】葬儀の受付において、香典を受領したとき
は、香典袋に記載されている氏名から姓の部分を氏名入
力欄に打ち込んで、検索リストウインド(図4参照)を
表示させ、前述したと同様な手順により、既存レコード
を表示するか、新規レコードを作成して、香典金額欄6
0に香典金額を入力する。
【0031】供物帳の入力画面は、図5の香典帳の入力
画面の香典金額60の入力欄の位置に供物名、供物数量
及び価格の入力欄が表示される。供物名の入力欄は、供
物マスタ25と関連付けられて、供物マスタに登録され
たデータが表示され、それを選択することによってデー
タの入力が行われる。
【0032】図6は焼香順位帳の入力画面の一例を示し
た図である。画面の焼香順表示領域50には、焼香順、
氏名、「御一同」、「御家族」のようなグループ化名、
敬称、会社名などがリスト形式で表示されており、候補
表示領域51には、続柄区分52に指定した区分で検索
された氏名の一覧が表示されている。画面には焼香順表
示領域50と候補表示領域51との間でデータを移動す
る矢印ボタン53、54が表示されており、焼香順表示
領域の近傍には、挿入位置マーク55を上下に移動させ
る矢印ボタン56が表示されている。候補表示領域51
に表示されたデータの1つを選択して、左矢印ボタン5
3をクリックすることにより。当該データが候補表示領
域51から消去され、焼香順表示領域50の挿入位置に
挿入される。焼香順表示領域の下方には、グループ化名
入力欄57と付加ボタン58とが表示されており、例え
ば「御一同」というグループ化文字が付加ボタン58を
クリックすることによって、挿入位置にあるデータのグ
ループ化欄に「御一同」という文字が付加される。続柄
を指定するテキスト欄52は、続柄の大区分マスタ21
及び/又は中区分マスタ22と関連付けられて、それら
の登録文字列が表示されるようになっており、登録区分
の1つをこの続柄指定欄52で指定して、対応する氏名
データを検索して、候補表示領域51に表示するのであ
る。
【0033】喪家の人がパソコンの操作に慣れていれ
ば、図5で示す焼香順位入力画面を使用して、焼香順を
設定するのは容易であるが、喪家の人がパソコンの操作
に慣れていないときは、かえって時間がかかる。そのよ
うな場合は焼香優先順マスタ24に登録された続柄区分
の優先順にグループ分けしてソートした一覧を打ち出し
て、これに焼香順を手書きしてもらい、焼香順を数値で
入力するという方法が便利である。図5に示した焼香順
入力画面と上述した数値による入力画面とは、データ保
守を選択して設定画面で選択して表示を切り替え可能に
している。
【0034】このような手順で焼香順が決定されると、
司会者用焼香順印刷フォーマットを用いて、例えば図7
に示すような焼香順位一覧を印刷することができる。こ
の一覧には、氏名の他に必要な肩書、会社名、御家族様
や御一同様というグループ化名及びふりがなが一覧表示
されるため、葬儀の司会者は焼香順を読み上げる際に、
誤りのない読み上げが可能になる。
【0035】プリンタを内蔵したノートパソコンを使用
することにより、葬儀場で香典の入力や芳名簿の入力を
して、必要により焼香順位帳を修正して直ちに印刷して
司会者に渡すことができるので、より正確な焼香順位の
決定が可能である。
【0036】更に前述した香典帳や供物帳と同様な入力
画面で弔電帳や法要帳を入力することができる。このと
き、基本情報はすべての入力画面で共通に使用され、従
っていずれかの入力画面で入力した基本情報は、他のす
べての入力画面で共通に用いられ、既存データの検出は
氏名の姓の欄に文字を入力して確定することで一覧表示
されたものから選択できるので、氏名や住所等の記帳の
手間を大幅に削減できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したこの発明によれば、葬儀の
際における香典や供物の記帳、記入漏れのない焼香順の
決定などを速やかに行うことができ、香典や供物の金額
の集計も直ちに可能となるので、金額の確認も容易にで
きる。また、司会者用の焼香順位リストや返礼名簿や芳
名録の印刷もパソコンに内蔵されたプリンタによって直
ちに出力できるので、誤りのない読みやすいリストを打
ち出すことができ、記載漏れや読み上げミスを防止でき
る。
【0038】また、ハードウェアとしてプリンタを内蔵
したノートパソコンを使用することにより、葬儀の規模
に応じて複数台のハードウェアを葬儀場に準備でき、葬
儀場での速やかな入力や印刷が可能となる他、葬儀の前
に喪家で基本情報の入力を行い、更に必要に応じて葬儀
社で入力を行うというように、葬儀までの短い準備期間
を有効に使って多くの基本情報の入力が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタ内蔵型のノートパソコンの一例を示す
外観図
【図2】補助記憶装置(ハードディスク)内のファイル
構成を示す図
【図3】ディスプレイに表示される初期画面の一例を示
した図
【図4】基本情報の入力画面の一例を示した図
【図5】香典帳の入力画面の一例を示した図
【図6】焼香順位帳の入力画面の一例を示した図
【図7】印刷した司会者用焼香順位一覧の一例を示した
【符号の説明】
10 本体 11 キーボード 12 ポインティングデバイス 13 ディスプレイパネル 20 データベースファイル 30 喪家データファイル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住所、氏名、肩書、特定の一個人に対す
    る続柄、金額及び焼香順を含む項目を一組とする多数組
    のデータを記憶する記憶領域と、これらの項目のデータ
    を入力するために上記一組又は複数組のデータを表示す
    る少なくとも第1と第2の入力画面と、上記続柄の項目
    に入力する複数の続柄の区分を示す文字列とその文字列
    相互の優先順とを登録する続柄登録手段とを備え、上記
    第1の入力画面は上記金額項目を入力するための香典帳
    入力画面であり、上記第2の入力画面は上記焼香順を入
    力するための焼香順入力画面であり、上記香典帳入力画
    面は、氏名項目に文字が入力されたときに上記記憶領域
    のデータを検索して一致情報があれば表示する検索表示
    手段を備え、焼香順入力画面は、登録された前記続柄の
    優先順で順序づけされたデータの少なくとも氏名を一覧
    表示する、葬儀支援システム。
  2. 【請求項2】 住所、氏名、肩書、特定の一個人に対す
    る続柄、金額及び焼香順を含む項目を一組とする多数組
    のデータを記憶する記憶領域と、これらの項目のデータ
    を入力するために一組又は複数組のデータを表示する少
    なくとも第1と第2の入力画面と、上記続柄の項目に入
    力する複数の続柄の区分を示す文字列を登録する続柄登
    録手段とを備え、上記第1の入力画面は上記金額項目を
    入力するための香典帳入力画面であり、上記第2の入力
    画面は上記焼香順を入力するための焼香順入力画面であ
    り、上記香典帳入力画面は、氏名項目に文字が入力され
    たときに上記記憶領域のデータを検索して一致情報があ
    れば表示する検索表示手段を備え、焼香順入力画面は、
    続柄の区分の指定領域と、指定された続柄の区分に属す
    る焼香順未入力データの氏名を一覧表示する候補表示領
    域及び焼香順入力済みデータの氏名を当該順に一覧表示
    する焼香順表示領域とを含み、上記候補表示領域に表示
    されたデータの選択手段及び選択されたデータに焼香順
    を自動入力して候補表示領域から消去して焼香順表示領
    域に表示する焼香順設定手段とを備えている、葬儀支援
    システム。
  3. 【請求項3】 上記一組のデータを表示する第3の入力
    画面を備え、この第3の入力画面は上記住所、氏名、肩
    書及び特定の一個人に対する続柄のデータを入力するた
    めの基本情報入力画面である、請求項1又は2記載の葬
    儀システム。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の葬儀システム
    をパーソナルコンピュータのハードウェア上に構築する
    プログラム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のプログラムを記録した記
    録媒体。
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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7734626B2 (en) 2007-08-27 2010-06-08 Jaehnig William E Computerized registration system for multiple uses
CN110308898A (zh) * 2019-07-06 2019-10-08 朱洪俊 一种提供导出打印的礼簿软件系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7734626B2 (en) 2007-08-27 2010-06-08 Jaehnig William E Computerized registration system for multiple uses
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