JP2003099142A - ソフトウェアのライセンス管理システム - Google Patents

ソフトウェアのライセンス管理システム

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JP2003099142A
JP2003099142A JP2001294557A JP2001294557A JP2003099142A JP 2003099142 A JP2003099142 A JP 2003099142A JP 2001294557 A JP2001294557 A JP 2001294557A JP 2001294557 A JP2001294557 A JP 2001294557A JP 2003099142 A JP2003099142 A JP 2003099142A
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Aiichi Inoue
愛一 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ライセンス許諾要求に対して許諾を与えたソ
フトウェアの実行が正常または異常終了したことを次回
からのライセンス許諾要求の決定に反映させる。 【解決手段】 ライセンス管理装置103は、コンピュ
ータ102から実行予定ソフトウェアのライセンス使用
の許諾を確認する信号が送信されると、使用許諾ライセ
ンス数が現在使用中のソフトウェア数よりも大である場
合に、その使用を許諾する。また、このソフトウェアの
使用状況をコンピュータ102に確認する。これに対す
るコンピュータ102からの応答により、上記の現在使
用中のソフトウェア数を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ソフトウェアの
ライセンス管理システム、特に、ソフトウェアの実行に
際して、動的にライセンスの許諾を与えるソフトウェア
のライセンス管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ソフトウェアの不正使用を防ぐた
めや、同時に実行される個数を制限するために、ソフト
ウェアの実行に際して、動的にソフトウェアのライセン
スを管理する方法が考案されている。図21は、従来の
ソフトウェアのライセンス管理システムの構成を示すブ
ロック図であり、図において901はネットワーク、9
02はコンピュータ、903はライセンス管理装置を示
す。次に動作について説明する。コンピュータ902
は、ソフトウェアを使用する必要が生じた場合、このソ
フトウェアを起動(但し、ここではローディング等の準
備を意味するものとする)すると共に、ライセンス管理
装置903に対して、ネットワーク901を介し、使用
したいソフトウェアが使用可能であるか否かを問い合わ
せ、これにより、このソフトウェアの使用を許可するこ
とを示す信号が、ライセンス管理装置903から返され
たことを確認してから、このソフトウェアを使用し、そ
の後、このソフトウェアの使用が終了すると、その旨を
示す通知を、ネットワーク901を介してライセンス管
理装置903に送信する。また、このソフトウェアの使
用を不許可にすることを示す信号が、ライセンス管理装
置903から返された場合には、このソフトウェアを使
用しない。一方、ライセンス管理装置903は、コンピ
ュータ902から、ソフトウェアが使用可能であるか否
かの問い合わせを、ネットワーク901を介して受信し
た場合、現在使用中のライセンス総数が、使用を許諾さ
れているライセンス数を下回っている場合には、このソ
フトウェアの使用を許可することを示す信号をネットワ
ーク901を介してコンピュータ902に返し、その
後、コンピュータ902から、このソフトウェアの使用
を終了したことを示す通知を受信すると、現在使用中の
ライセンス総数から1を減算する。また、コンピュータ
902から、ソフトウェアが使用可能であるか否かの問
い合わせをネットワーク901を介して受信した場合に
は、現在使用中のライセンス総数が、使用を許諾されて
いるライセンス数に達している場合は、このソフトウェ
アの使用を許可しないことを示す信号をネットワーク9
01を介してコンピュータ902に返す。
【0003】この分野の技術を、特許公報により遡及調
査すると、まず、特開平9−319571号公報の「ソ
フトウェアのライセンス管理システム」には、ライセン
スの許諾を与えるか否かを決定するためのライセンス情
報が改竄されることによるソフトウェアの不正使用の防
止を目的とし、ライセンス情報を予め暗号化しておき、
クライアントからのライセンス認証要求を受信した時
に、このライセンス情報を記憶手段から読み出して、暗
号を解読し、正しく解読された場合に、その平文内容に
よりライセンスの許諾を与えるか否かを決定する技術が
開示されている。
【0004】また、特開平10−228504号公報の
「ソフトウェアライセンス管理システムおよびソフトウ
ェアライセンス管理装置」には、ユーザ側のソフトウェ
ア実行装置と、ソフトウェアライセンスを管理する側の
ソフトウェアライセンス管理装置との間の情報伝達のた
めに電子メールを使用し、ソフトウェアライセンス管理
装置では、ユーザ側からの電子メールによるライセンス
の発行依頼、照合依頼、更新依頼を受け付けて、それぞ
れ処理する技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のソフトウェアの
ライセンス管理システムは以上のように構成されている
ので、何らかの原因により、コンピュータ902上で使
用しているソフトウェアが異常終了等を引き起こした場
合には、コンピュータ902からはライセンス管理装置
903に対して、このソフトウェアの終了通知が送信さ
れないままになってしまうため、ライセンス管理装置9
03では、現在使用中のライセンス総数から1を減算す
ることができない。このため、次回からは、実際にはす
ることができる権利を有するソフトウェアに対しても、
ライセンスが許諾されない状況が発生する可能性が有る
という問題点を有していた。
【0006】なお、特開平9−319571号公報の
「ソフトウェアのライセンス管理システム」の技術は、
ライセンス情報の暗号化を主たる解決手段としており、
本発明のように、ソフトウェアライセンスの許諾を求
め、かつ、その許諾が与えられたコンピュータに対し
て、その後に、ライセンス管理装置の側から、そのソフ
トウェアの使用状況を確認するような制御過程は含まれ
ていない。
【0007】また、特開平10−228504号公報の
「ソフトウェアライセンス管理システムおよびソフトウ
ェアライセンス管理装置」の技術は、ソフトウェア実行
装置と、ソフトウェアライセンス管理装置との間の情報
伝達に電子メールを使用することを主たる解決手段とし
ており、本発明のように、コンピュータとソフトウェア
ライセンス管理装置との間を信号を使用して通信するも
のではない。また、ライセンス管理装置の側から、その
ソフトウェアの使用状況を確認するような制御過程は含
まれていない。さらには、ライセンスを許諾するか否か
の決定アルゴリズムを本発明のように具体化させたもの
ではないし、また、前記のソフトウェアの使用状況の確
認結果を、次回の決定のために反映させるものでもな
い。
【0008】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、ライセンス許諾要求に対し
て許諾を与えたソフトウェアの実行が正常または異常終
了したことを次回からのライセンス許諾要求の決定に反
映させることができるソフトウェアのライセンス管理シ
ステムを得ることを目的とする。また、この発明は、ソ
フトウェアの実行が異常終了していた場合に、コンピュ
ータの使用者や管理者に電子メールで通知することがで
きるソフトウェアのライセンス管理システムを得ること
を目的とする。さらに、この発明は、ライセンス許諾要
求に対して許諾を与えたソフトウェアが正常に実行中で
あるか、それとも異常終了済であるかを、定期的なタイ
マ割込により確認することができるソフトウェアのライ
センス管理システムを得ることを目的とする。さらに、
この発明は、ライセンス許諾要求に対して許諾を与えた
ソフトウェアが正常に実行中であるか、それとも異常終
了済であるかを、このソフトウェアを実行しているコン
ピュータとは異なる他のコンピュータから、任意の時刻
に確認することができるソフトウェアのライセンス管理
システムを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明によるソフトウ
ェアのライセンス管理システムは、ソフトウェアを使用
する複数の情報処理手段と、前記ソフトウェアのライセ
ンスを管理するライセンス管理手段とを備え、前記情報
処理手段の1つから、前記情報処理手段が使用する予定
であるソフトウェアのライセンス使用の確認要求を、前
記ライセンス管理手段に対して送出するソフトウェアラ
イセンス使用確認手段と、前記ライセンス使用の確認要
求を受けて、使用を許諾されているソフトウェアの総本
数が、現在使用中のソフトウェアの総本数よりも大であ
るか否かを検証すると共に、前記検証により、使用を許
諾されているソフトウェアの総本数が、現在使用中のソ
フトウェアの総本数よりも大であることが判断される場
合には前記ソフトウェアの使用を許諾する旨を応答する
と共に現在使用中のソフトウェアの総本数に1を加算
し、かつ使用を許諾されているソフトウェアの総本数
が、現在使用中のソフトウェアの総本数よりも大でない
ことが判断される場合には前記ソフトウェアの使用を許
諾しない旨を応答するライセンス使用決定手段と、およ
び前記ライセンス使用決定手段からの応答後に、前記ソ
フトウェアの実行状態を、前記情報処理手段に問い合わ
せるソフトウェア使用状況確認手段と、前記問い合わせ
に対する応答が、前記ソフトウェアが実行中の状態であ
ることを示す場合には、前記情報処理手段からの前記ソ
フトウェアの使用終了の通知を待って、前記の現在使用
中のソフトウェアの総本数から1を減じる使用本数更新
手段と、前記情報処理手段の前記問い合わせに対する応
答が、前記ソフトウェアが異常終了した状態であること
を示す場合には、直ちに前記の現在使用中のソフトウェ
アの総本数から1を減じる使用本数更新手段とを備える
構成としたものであり、これにより、ソフトウェアの使
用状況(実行中または異常終了済)を、次回からのライ
センス許諾要求の決定に反映させ、先行するソフトウェ
アが異常終了したことに起因して、後続のソフトウェア
がライセンス使用の許諾が得られなくなるような事態の
発生を防ぐことを可能にしている。
【0010】また、前記のソフトウェアのライセンス管
理システムにおいて、前記ソフトウェア使用状況確認手
段による確認結果が、前記ソフトウェアが異常終了した
状態であることを示す場合には、前記ソフトウェアが異
常終了した状態であることを示す通知を、電子メール伝
送手段により前記情報処理手段または予め登録されてい
る前記情報処理手段側のソフトウェア管理者やソフトウ
ェア使用者の携帯端末手段に送信する機能を付加的に備
える構成とし、これにより、前記情報処理手段からソフ
トウェアが異常終了したとの報告があった場合に、その
通知を、電子メールのメール文にして前記情報処理手段
を使用する側のソフトウェア管理者、ソフトウェア使用
者に対して知らせ、早期にその対策をとらせることを可
能にしている。
【0011】また、前記ソフトウェアのライセンス管理
システムは、定期的なタイマ割込手段を備え、前記ソフ
トウェア使用状況確認手段は、前記タイマ手段からの定
期的な割り込み信号の受信時にも、前記ソフトウェアの
実行状態を、前記情報処理手段に問い合わせる機能を付
加的に備える構成とし、使用を許諾したソフトウェアに
ついての、その後の使用状況の確認を、タイマからの定
期的な割り込み信号によっても行うことができるように
し、異常終了して使用されていないソフトウェアの本数
分を、現在使用中のソフトウェアの総本数から定期的に
除外することができるようにしている。
【0012】さらに、この発明によるソフトウェアのラ
イセンス管理システムは、ソフトウェアを使用する複数
の情報処理手段と、前記ソフトウェアのライセンスを管
理するライセンス管理手段とを備え、前記情報処理手段
の1つである第1の情報処理手段から、前記第1の情報
処理手段が使用する予定であるソフトウェアのライセン
ス使用の確認要求を、前記ライセンス管理手段に対して
送出するソフトウェアライセンス使用確認手段と、前記
ライセンス使用の確認要求を受けて、使用を許諾されて
いるソフトウェアの総本数が、現在使用中のソフトウェ
アの総本数よりも大であるか否かを検証すると共に、前
記検証により、使用を許諾されているソフトウェアの総
本数が、現在使用中のソフトウェアの総本数よりも大で
あることが判断される場合には前記ソフトウェアの使用
を許諾する旨を応答すると共に現在使用中のソフトウェ
アの総本数に1を加算し、かつ使用を許諾されているソ
フトウェアの総本数が、現在使用中のソフトウェアの総
本数よりも大でないことが判断される場合には前記ソフ
トウェアの使用を許諾しない旨を応答するライセンス使
用決定手段と、前記ライセンス使用決定手段からの応答
後、または前記情報処理手段の他の1つである第2の情
報処理手段からの前記ソフトウェアの実行状態を問う問
い合わせ信号の受信時に、前記ソフトウェアの実行状態
を、前記第1の情報処理手段に問い合わせるソフトウェ
ア使用状況確認手段と、前記問い合わせに対する応答
が、前記ソフトウェアが実行中の状態であることを示す
場合には、前記第1の情報処理手段からの前記ソフトウ
ェアの使用終了の通知を待って、前記の現在使用中のソ
フトウェアの総本数から1を減じ、前記第1の情報処理
手段の前記問い合わせに対する応答が、前記ソフトウェ
アが異常終了した状態であることを示す場合には、直ち
に前記の現在使用中のソフトウェアの総本数から1を減
じる使用本数更新手段とを備える構成とし、これによ
り、ソフトウェアの使用状況を、次回からのライセンス
許諾要求の決定に反映させ、先行するソフトウェアが異
常終了したことに起因して、後続のソフトウェアがライ
センス使用の許諾が得られなくなるような事態の発生を
防ぐと共に、このようなソフトウェアの使用状況の確認
を、前記ソフトウェアを実行する情報処理装置とは異な
る他のコンピュータからの任意の時刻の問い合わせ信号
によっても行うことができるようにし、異常終了して使
用されていないソフトウェアの本数分を、現在使用中の
ソフトウェアの総本数から任意の時刻において確実に除
外することができるようにしている。
【0013】また、前記のソフトウェアのライセンス管
理システムにおいて、前記ソフトウェア使用状況確認手
段による確認結果が、前記ソフトウェアが異常終了した
状態であることを示す場合には、前記ソフトウェアが異
常終了した状態であることを示す通知を、電子メール伝
送手段により前記第1の情報処理手段または予め登録さ
れている前記第1の情報処理手段側のソフトウェア管理
者やソフトウェア使用者の携帯端末手段に送信する機能
を付加的に備える構成とし、これにより、前記第1の情
報処理手段からソフトウェアが異常終了したとの報告が
あった場合に、その通知を、電子メールのメール文にし
て前記第1の情報処理手段を使用する側のソフトウェア
管理者、ソフトウェア使用者に対して知らせ、早期にそ
の対策をとらせることを可能にしている。
【0014】また、前記ソフトウェアのライセンス管理
システムは、定期的なタイマ割込手段を備え、前記ソフ
トウェア使用状況確認手段は、前記タイマ手段からの定
期的な割り込み信号の受信時にも、前記ソフトウェアの
実行状態を、前記第1の情報処理手段に問い合わせる機
能を付加的に備える構成とし、これにより、ソフトウェ
アの使用状況の確認を、定期的なタイマからの割り込み
信号によっても行うことができるようにし、異常終了し
て使用されていないソフトウェアの本数分を、現在使用
中のソフトウェアの総本数から任意の時刻に確実に除外
すると共に、定期的にも除外することができるようにし
ている。
【0015】さらに、この発明によるソフトウェアのラ
イセンス管理システムは、前記情報処理手段と前記ライ
センス管理手段とを、共にインターネット網に接続する
構成とすることも可能であるので、インターネット網に
接続された広域的な情報処理装手段をライセンス管理対
象に含めることを可能にしている。
【0016】また、この発明によるソフトウェアのライ
センス管理システムは、前記電子メール伝送手段につい
ても、インターネット網に接続する構成とすることを可
能とするので、インターネット網に接続された広域的な
情報処理手段をライセンス管理対象に含めると共に、こ
れらの情報処理手段に対して、使用されているソフトウ
ェアの異常終了の発生を通知することを可能にしてい
る。
【0017】
【発明の実施の形態】 以下、この発明の実施の一形態
を説明する。実施の形態1. 図1は、この発明の実施
の形態1によるソフトウェアのライセンス管理システム
の構成を示すブロック図である。図1において、101
はネットワーク、102はソフトウェアを実行するコン
ピュータ(情報処理手段)、103はソフトウェアのラ
イセンスを許諾するか否かを決定するライセンス管理装
置(ライセンス管理手段)である。ネットワーク101
は、経路にインターネット網を含むことができるし、さ
らに、全体がインターネット網であってもよいものとす
る。また、コンピュータ102、およびライセンス管理
装置103は、それぞれ複数台を設置することが可能で
ある。
【0018】図2は、この発明の実施の形態1によるソ
フトウェアのライセンス管理システムにおけるソフトウ
ェアを実行するコンピュータと、ライセンス管理装置の
構成を示すブロック図である。図2(a)はコンピュー
タ102の構成を示し、図2(b)はライセンス管理装
置103の構成を示す。図2(a)において、11は業
務用のディスク装置、12はプログラム(ここでは許諾
を受けるソフトウェア)とデータを格納するメモリ、1
3はネットワーク101上のプロトコルを含むネットワ
ークインタフェース、14はプログラムを実行する実行
部、15は指令およびデータ入力用のキーボード、16
は指令およびデータ入力用のマウス、17はモニタ用の
表示部である。メモリ12は、ライセンス許諾前後のソ
フトウェアを格納するためのソフトウェア格納領域12
1と、ソフトウェアの実行に際して必要なデータを格納
するためのデータ格納領域122とを含む。実行部14
は、ソフトウェアを起動し、ライセンスの許諾を得た後
で実行するためのソフトウェア実行部142と、ネット
ワークインタフェース13とネットワーク101とを介
して行われるライセンス管理装置103との信号の送受
信を制御するための信号送受信部141とを具備する。
【0019】図2(b)において、21はユーザ情報等
を格納する管理用のディスク装置、22はライセンス管
理用のプログラムと制御用データを格納するメモリ、2
3はネットワーク101上のプロトコルを含むネットワ
ークインタフェース、24はライセンス管理用のプログ
ラムを実行する制御部、25は指令およびデータ入力用
のキーボード、26は指令およびデータ入力用のマウ
ス、27はモニタ用の表示部である。メモリ22は、ラ
イセンスを管理するためのプログラムを格納するための
管理プログラム格納領域221と、ライセンス管理用の
プログラムの実行に際して必要なデータを格納するため
のデータ格納領域222とを含む。制御部24は、ライ
センス管理用のプログラムを起動し、実行するためのラ
イセンス管理部242と、ネットワークインタフェース
23とネットワーク101とを介して行われるコンピュ
ータ102との信号の送受信を制御するための信号送受
信部241とを具備する。
【0020】次に動作について説明する。コンピュータ
102では、ユーザ(図示は省略)が、キーボード15
とマウス16とを使用して、ソフトウェア格納領域12
1に格納されているソフトウェアのメニューを表示部1
7に表示させる指令を実行し、その後、表示部17に表
示されたソフトウェアのメニュー中から、実行すべきソ
フトウェアを選択する。ソフトウェア実行部142は、
ユーザによって選択されたソフトウェアを起動すると共
に、信号送受信部141において、このソフトウェアの
使用に必要なライセンスの許諾を要求するためのライセ
ンス使用要求信号を用意し、この用意したライセンス使
用要求信号を、ネットワークインタフェース13とネッ
トワーク101とを介してライセンス管理装置103に
送信する(ライセンス使用確認手段)。
【0021】その後、このライセンス使用要求信号に対
応するライセンス管理装置103からの応答を、ネット
ワーク101とネットワークインタフェース13とを介
して信号送受信部141で受信すると、ソフトウェア実
行部142が、この受信信号を検証し、この受信信号が
ライセンスの許諾を意味するものであった場合には、前
述のユーザによって選択されたソフトウェアを実行す
る。また、この受信信号がライセンスを許諾しないこと
を意味するものであった場合には、前述のユーザによっ
て選択されたソフトウェアは実行しない。この時、ソフ
トウェア実行部142は、ユーザが選択したソフトウェ
アに関してライセンスが許諾されなかったことを示すメ
ッセージを表示部17に表示することができる。
【0022】また、コンピュータ102は、ソフトウェ
アの実行中または異常停止時に、ライセンス管理装置1
03から、ネットワーク101とネットワークインタフ
ェース13とを介して送信されてくるソフトウェア使用
状況確認信号を信号送受信部141で受信すると、ソフ
トウェア実行部142の検証用モジュール(図示は省
略)が、この受信信号により、ソフトウェアの実行状況
を確認し、正常に実行中であるか、それとも異常が生じ
ている状態であるかを検証し、この検証結果を、ネット
ワークインタフェース13とネットワーク101とを介
してライセンス管理装置103に送信する。なお、正常
に実行中であるか、それとも異常が生じている状態であ
るかの検証は、検証用モジュールと、別タスクの応答用
モジュール(図示は省略するが、ソフトウェアと共に実
行されるようにソフトウェアに付加されているモジュー
ルとする)との間でタスク間通信を行い、その結果で判
定することができる。
【0023】即ち、検証用モジュールからの問い合わせ
に対して、応答用モジュールが即座に応答すれば、この
応答モジュールと同一タスクを形成するソフトウェアは
正常に実行中であると判断し、応答用モジュールからの
所定時間内での応答が無ければ、このソフトウェアは実
行されていない(即ち、何らかの異常発生により、異常
終了している状態)と判断することができる。
【0024】あるいは、正常に実行中であるか、それと
も異常が生じている状態であるかの検証を行う検証用モ
ジュールは、コンピュータ102の制御を管理している
OS(オペレーティング・システム)からの情報を使用
することもできる。この場合には、応答用モジュールを
実行すべきソフトウェアに付加する必要はない。さら
に、この検証用モジュール自体をOS側のタスクとする
ことも可能である。なお、この検証結果のライセンス管
理装置103への報告は、ソフトウェアが正常に実行中
である場合に限って行い、ソフトウェアが実行されてい
ない場合には報告しないで、ライセンス管理装置103
側において、コンピュータ102からの所定時間内での
報告が無いことでもって異常終了を判断させることも可
能である。
【0025】さらに、コンピュータ102は、ソフトウ
ェアが正常に実行され、かつ実行が終了すると、ソフト
ウェアの終了に必要な処理を済ませた後、信号送受信部
141において、ソフトウェア使用終了のライセンス返
却信号を用意し、この用意したソフトウェア使用終了の
ライセンス返却信号を、ネットワークインタフェース1
3とネットワーク101とを介してライセンス管理装置
103に送信する。ライセンス管理装置103は、コン
ピュータ102からのソフトウェアライセンス使用要求
信号をネットワーク101とネットワークインタフェー
ス23とを介して信号送受信部241において受信する
と、ライセンス管理部242において使用許諾ライセン
ス数が既存使用ライセンス数よりも大きいか否かを検証
し、使用許諾ライセンス数が既存使用ライセンス数より
も大きくない場合には、信号送受信部241において使
用不許可信号を用意し、この用意した使用不許可信号を
信号送受信部241からネットワークインタフェース2
3とネットワーク101とを介してコンピュータ102
に送信する(ライセンス使用決定手段)。
【0026】また、ライセンス管理部242は、使用許
諾ライセンス数が既存使用ライセンス数よりも大きい場
合には、既存使用ライセンス数に1を加算し、その後、
信号送受信部241において使用許可信号を用意し、こ
の用意した使用許可信号をネットワークインタフェース
23とネットワーク101とを介してコンピュータ10
2に送信する。
【0027】さらに、ライセンス管理装置103は、そ
の後、ライセンスを許諾したソフトウェアについて、使
用状況を確認するためのソフトウェア使用状況確認信号
を信号送受信部241において用意し、ネットワークイ
ンタフェース23とネットワーク101とを介してコン
ピュータ102に送信する(ソフトウェア使用状況確認
手段)。
【0028】ライセンス管理装置103は、前述のソフ
トウェア使用状況確認信号に対する応答を、コンピュー
タ102からネットワーク101とネットワークインタ
フェース23とを介して受信した時に、この応答を検証
し、ソフトウェアが正常終了との応答があった場合に
は、さらにコンピュータ102から、ネットワーク10
1とネットワークインタフェース23とを介して、ソフ
トウェア使用終了のライセンス返却信号が送信されてく
るのを待って既存使用ライセンス数から1を減算し(使
用本数更新手段)、前述のソフトウェアライセンス使用
要求信号に対応する処理を終える。また、ソフトウェア
が異常終了との応答があった場合には、直ちに既存使用
ライセンス数から1を減算し(使用本数更新手段)、前
述のソフトウェアライセンス使用要求信号に対応する処
理を終える。
【0029】なお、異常終了との応答が送信されない取
決めの場合は、前述のソフトウェア使用状況確認信号の
発信後から所定の時間だけ待機し、この間に正常終了の
応答が受信されない場合に、異常終了であったと判断す
ることができる。
【0030】図3は、この発明の実施の形態1によるソ
フトウェアのライセンス管理システムの動作を示すフロ
ーチャートである。以下、図1,2を参照しながら、図
3に示すフローチャートを使用して、この発明の実施の
形態1によるソフトウェアのライセンス管理システムの
動作を説明する。
【0031】但し、ここでは、まず、コンピュータ10
2側において、ユーザが、キーボード15とマウス16
とを使用してソフトウェア格納領域121に格納されて
いるソフトウェアのメニューを表示部17に表示させる
指令を実行し、その後、表示部17に表示されたソフト
ウェアのメニューの中から、実行すべきソフトウェアを
選択したことを前提とし、以後の動作を説明する。
【0032】まず、コンピュータ102において、ソフ
トウェア実行部142は、ユーザによって選択されたソ
フトウェアを起動する(ステップST101)。次に、
信号送受信部141は、このソフトウェアの使用に必要
なライセンスの許諾を要求するためのライセンス使用要
求信号を用意し、この用意したライセンス使用要求信号
を、ネットワークインタフェース13とネットワーク1
01とを介してライセンス管理装置103に送信する
(ステップST102)。
【0033】一方、ライセンス管理装置103は、コン
ピュータ102からのソフトウェアライセンス使用要求
信号を受信する(ステップST151)。これにより、
使用許諾ライセンス数が既存使用ライセンス数よりも大
きいか否かを検証する(ステップST152)。使用許
諾ライセンス数が既存使用ライセンス数よりも大きくな
い場合には、信号送受信部241において使用不許可信
号を用意し、この用意した使用不許可信号を信号送受信
部241からネットワークインタフェース23とネット
ワーク101とを介してコンピュータ102に送信する
(ステップST158)。
【0034】また、使用許諾ライセンス数が既存使用ラ
イセンス数よりも大きい場合には、既存使用ライセンス
数に1を加算し(ステップST153)、その後、信号
送受信部241において使用許可信号を用意し、この用
意した使用許可信号をネットワークインタフェース23
とネットワーク101とを介してコンピュータ102に
送信する(ステップST154)。
【0035】再びコンピュータ102に戻って、信号送
受信部141は、ライセンス使用要求信号に対応するラ
イセンス管理装置103からの応答をネットワーク10
1とネットワークインタフェース13とを介して受信す
る(ステップST103)。これにより、ソフトウェア
実行部142は、この受信信号の検証を行う(ステップ
ST104)。この受信信号がライセンスの許諾を意味
するものであった場合には、前述のユーザによって選択
されたソフトウェアを実行する(ステップST10
5)。また、この受信信号がライセンスを許諾しないこ
とを意味するものであった場合には、前述のユーザによ
って選択されたソフトウェアは実行しない(ステップS
T109)。この時、ソフトウェア実行部142は、ユ
ーザが選択したソフトウェアに関してライセンスが許諾
されなかったことを示すメッセージを表示部17に表示
することができる。
【0036】他方、ライセンス管理装置103は、ライ
センスを許諾したソフトウェアについて、使用状況を確
認するためのソフトウェア使用状況確認信号を信号送受
信部241において用意し、ネットワークインタフェー
ス23とネットワーク101とを介してコンピュータ1
02に送信する(ステップST155)。
【0037】その後、ライセンス管理装置103は、前
述のソフトウェア使用状況確認信号に対する応答を、コ
ンピュータ102からネットワーク101とネットワー
クインタフェース23とを介して受信した時に、この応
答を検証し(ステップST155)、ソフトウェアが正
常終了との応答があった場合には、さらにコンピュータ
102から、ネットワーク101とネットワークインタ
フェース23とを介して、ソフトウェア使用終了のライ
センス返却信号が送信されてくるのを待つ(ステップS
T156)。ソフトウェア使用終了のライセンス返却信
号が送信されてくると、既存使用ライセンス数から1を
減算し(ステップST157)、前述のソフトウェアラ
イセンス使用要求信号に対応する処理を終える。また、
ソフトウェアが異常終了との応答があった場合には、直
ちに(ソフトウェア使用終了のライセンス返却信号が送
信されてくるのを待たずに)既存使用ライセンス数から
1を減算し(ステップST157)、前述のソフトウェ
アライセンス使用要求信号に対応する処理を終える。
【0038】なお、コンピュータ102では、ソフトウ
ェアの実行中または異常停止時に、ライセンス管理装置
103から、ネットワーク101とネットワークインタ
フェース13とを介して送信されてくるソフトウェア使
用状況確認信号を信号送受信部141で受信すると、ソ
フトウェア実行部142が、この受信信号により、ソフ
トウェアの実行状況を確認し、正常に実行中であるか、
それとも異常が生じている状態であるかを「使用状況報
告」サブルーチンを使用して検証し、この検証結果を、
ネットワークインタフェース13とネットワーク101
とを介してライセンス管理装置103に送信する(ステ
ップST106)。
【0039】さらに、コンピュータ102は、ソフトウ
ェアが正常に実行され、かつ実行が終了すると、ソフト
ウェアの終了に必要な処理を済ませる(ステップST1
07)。その後、信号送受信部141において、ソフト
ウェア使用終了のライセンス返却信号を用意し、この用
意したソフトウェア使用終了のライセンス返却信号を、
ネットワークインタフェース13とネットワーク101
とを介してライセンス管理装置103に送信する(ステ
ップST108)。
【0040】図4は、この発明の実施の形態1によるソ
フトウェアのライセンス管理システムの動作を示すサブ
ルーチン部分のフローチャートである。前述のステップ
ST155の処理は、図4に示す「使用状況確認処理」
サブルーチンを使用して実行される。 「使用状況確認処理」サブルーチンが起動されると、ま
ず、指定されたソフトウェア信号の使用状況が既に異常
終了したものとして報告を受けているか否かを検証する
(ステップST1551)。既に報告を受けているなら
ば、そのまま待機し、未だ報告を受けていない場合は、
信号送受信部241から、指定されたソフトウェアの使
用状況を確認するためのソフトウェア使用状況確認信号
を、ネットワークインタフェース23とネットワーク1
01とを介してコンピュータ102に送信する。その
後、コンピュータ102からの応答(報告)が有るまで
待機状態に入る(ステップST1552)。コンピュー
タ102からの応答が有ると、この内容を検証し(ステ
ップST1553)、報告された内容がソフトウェアの
異常終了を意味するものであった場合には異常復帰し、
報告された内容がソフトウェアの実行中を意味するもの
であった場合には正常復帰する。
【0041】また、前述のステップST106の処理
は、図4に示す「使用状況報告」サブルーチンを使用し
て実行される。 「使用状況報告」サブルーチンでは、信号送受信部14
1において受信されたソフトウェア使用状況確認信号に
より、直ちに検証用モジュールを起動し、この検証用モ
ジュールから、検証用モジュールとは別タスクとして起
動する応答用モジュール(ソフトウェアと共に実行され
るようにソフトウェアに付加されているモジュール)
に、タスク間通信機能を使用した問い合わせを行い、こ
の問い合わせに対する応答用モジュールからの応答内容
により、ソフトウェアの実行状況を判定する(ステップ
ST1061)。
【0042】即ち、応答用モジュールからの所定時間内
での応答が有れば、ソフトウェアは実行中であるものと
判断し、さもなければ、ソフトウェアは異常終了してい
るものと判断する。この判断結果は、信号送受信部14
1において報告文(報告内容)として用意し、ネットワ
ークインタフェース13とネットワーク101とを介し
てライセンス管理装置103に送信する(ステップST
1062)。
【0043】なお、この実施の形態では、コンピュータ
102側において、ユーザが、キーボード15とマウス
16とを使用してソフトウェア格納領域121に格納さ
れているソフトウェアのメニューを表示部17に表示さ
せる指令を実行し、その後、表示部17に表示されたソ
フトウェアのメニューの中から、実行すべきソフトウェ
アを選択する場合で説明したが、一般には、実行すべき
ソフトウェアは、業務管理用のプログラム(ジョブ管理
機能)によって選択されるものであってもよいものとす
る。
【0044】図5は、この発明の実施の形態1によるソ
フトウェアのライセンス管理システムの他の構成を示す
ブロック図である。図5において、201はネットワー
ク、202はソフトウェアを実行するコンピュータ(情
報処理手段)、203はソフトウェアのライセンスを許
諾するか否かを決定するライセンス管理装置(ライセン
ス管理手段)、204は電子メール送信用の情報伝送装
置(電子メール伝送手段)である。
【0045】ネットワーク201は、経路にインターネ
ット網を含むことができるし、さらに、全体がインター
ネット網であってもよいものとする。また、コンピュー
タ202、およびライセンス管理装置203、および情
報伝送装置204は、それぞれ複数台を設置することが
可能である。図5に示すソフトウェアのライセンス管理
システムのコンピュータ202の構成は、図2(a)に
示すコンピュータ102の構成にメール機能を実現する
構成要素が付加されたものである(図示は省略する)。
【0046】図6は、図5に示すソフトウェアのライセ
ンス管理システムのライセンス管理装置の構成を示すブ
ロック図である。この実施の形態によるソフトウェアの
ライセンス管理システムのライセンス管理装置203の
構成は、メール発信部31と、制御部34にメール作成
部343が追加された点を除いては、図2(b)に示す
ライセンス管理装置103の構成と同じである。但し、
ライセンス管理部342は、ソフトウェアが異常終了し
ていることが報告された時に、メール作成部343を起
動する機能を備えている。
【0047】以下、制御部34のメール作成部343を
中心にしたライセンス管理装置203の動作を説明す
る。 ライセンス管理装置203の制御部34は、コン
ピュータ202からのソフトウェアライセンス使用要求
信号に対して、ライセンス使用を許諾することを応答し
た後、ライセンスを許諾したソフトウェアについて、そ
の使用状況を確認するためのソフトウェア使用状況確認
信号を信号送受信部241において用意し、ネットワー
クインタフェース23とネットワーク201とを介して
コンピュータ202に送信する(ソフトウェア使用状況
確認手段)。
【0048】その後、このソフトウェア使用状況確認信
号に対する応答が、ソフトウェアの異常終了を意味する
ものであった場合には、直ちにメール作成部343にお
いて、ソフトウェアの異常終了を通知するメール文を作
成し、このメール文をメール発信部31を介して情報伝
送装置204に送出する。その後、直ちに使用ライセン
ス数から1を減算し(使用本数更新手段)、ソフトウェ
アライセンス使用要求信号に対応する処理を終える。
【0049】一方、情報伝送装置204は、メール発信
部31から送出されたメール文を、ネットワーク201
を介してコンピュータ202と、予め登録されているコ
ンピュータ202側のソフトウェア管理者やソフトウェ
ア使用者の携帯端末(携帯端末手段)または携帯電話
(携帯端末手段)とに送信する。但し、ソフトウェア管
理者やソフトウェア使用者の携帯端末(携帯端末手段)
または携帯電話(携帯端末手段)のみに送信することも
可能であるものとする。
【0050】図7は、図5に示すソフトウェアのライセ
ンス管理システムの動作を示すフローチャートである。
また、図8は、図5に示すソフトウェアのライセンス管
理システムの動作を示すサブルーチン部のフローチャー
トである。図7に示すソフトウェアのライセンス管理シ
ステムの動作は、ステップST201〜ST209が、
図3に示すステップST101〜ST109に、ステッ
プST251〜ST258が、図3に示すステップST
151〜ST158に、それぞれ対応したものである。
また、図8に示すソフトウェアのライセンス管理システ
ムのサブルーチン部の動作は、ステップST2061,
ST2062が、図4に示すステップST1061,S
T1062に、ステップST2551〜ST2553
が、図4に示すステップST1551〜ST1553
に、それぞれ対応したものである。
【0051】以下、追加的なステップであるステップS
T259の処理を説明する。図6に示す制御部34は、
ステップST255において、「使用状況確認処理」ル
ーチンを使用したソフトウェアの使用状況の確認を行っ
た結果が異常終了であった場合は、ステップST157
に対応するステップST257の処理を行う前に、直ち
にメール作成部343において、コンピュータ202側
のソフトウェア管理者、ソフトウェア使用者に、ソフト
ウェアの異常終了を通知するメール文を作成し、このメ
ール文をメール発信部31を介して情報伝送装置204
に送出する(ステップST259)。
【0052】図9は、この発明の実施の形態1によるソ
フトウェアのライセンス管理システムの他の構成を示す
ブロック図である。図9において、301はネットワー
ク、302はソフトウェアを実行するコンピュータ(情
報処理手段)、303はソフトウェアのライセンスを許
諾するか否かを決定するライセンス管理装置(ライセン
ス管理手段)、305はソフトウェア使用状況を確認す
るための割り込み信号を定期的に発生させるタイマ(タ
イマ手段)である。
【0053】ネットワーク301は、経路にインターネ
ット網を含むことができるし、さらに、全体がインター
ネット網であってもよいものとする。また、コンピュー
タ302、およびライセンス管理装置303、およびタ
イマ305は、それぞれ複数台を設置することが可能で
ある。図9に示すソフトウェアのライセンス管理システ
ムのコンピュータ302の構成は、図2(a)に示すソ
フトウェアのライセンス管理システムのコンピュータ1
02の構成と同じである(図示は省略する)。
【0054】図10は、図9に示すソフトウェアのライ
センス管理システムのライセンス管理装置の構成を示す
ブロック図である。図10に示すライセンス管理装置3
03の構成は、タイマ受信部32と、制御部44にタイ
マ割込部444が追加された点を除いては、図2(b)
に示すライセンス管理装置103の構成と同じである。
但し、ライセンス管理部442は、タイマ受信部32が
受信したタイマ割り込みを、タイマ割込部444を介し
て受け付けることができる機能を備えている。
【0055】以下、制御部44のタイマ割込部444を
中心にしたライセンス管理装置303の動作を説明す
る。タイマ305は、ライセンス管理装置303のタイ
マ受信部32に定期的な割り込みを掛ける。この割り込
みの周期は、ネットワーク301、コンピュータ30
2、ライセンス管理装置303の負荷状態を確認しなが
ら調整することができるものとする。ライセンス管理装
置303は、タイマ受信部32において、タイマ305
からの使用状況を確認するための定期的な割り込み信号
を受信し、これにより、タイマ受信部32は、直ちにタ
イマ割込部444にタイマ割り込みを掛ける。このタイ
マ割り込みにより、ライセンス管理部442では、ソフ
トウェアの使用状況を確認する処理(ソフトウェア使用
状況確認手段)が開始される。
【0056】図11は、図9に示すソフトウェアのライ
センス管理システムの動作を示すフローチャートであ
る。図12は、図9に示すソフトウェアのライセンス管
理システムの動作を示すサブルーチン部のフローチャー
トである。図11に示すソフトウェアのライセンス管理
システムの動作は、ステップST301〜ST309
が、図3に示すステップST101〜ST109に、ス
テップST351〜ST358が、図3に示すステップ
ST151〜ST158にそれぞれ対応したものであ
る。
【0057】また、図12に示すソフトウェアのライセ
ンス管理システムのサブルーチン部の動作は、ステップ
ST3061,ST3062が、図4に示すステップS
T1061,ST1062に、ステップST3551〜
ST3553が、図4に示すステップST1551〜S
T1553に、それぞれ対応したものである。
【0058】以下、追加的なステップであるステップS
T359,ステップST360(図11)と、ステップ
ST3554(図12)の処理を説明する。図10に示
すライセンス管理装置303は、ステップST357ま
での一連の処理を済ませた後、さらに最後の処理とし
て、ステップST357までの一連の処理が、タイマ受
信部32においてタイマ割り込みを受信したことを契機
として実行された処理であったか否かを検証し、タイマ
割り込みによる処理であった場合は、制御の流れを、こ
のタイマ割り込みが発生する直前にライセンス管理装置
303が実行していた処理を継続して実行可能とする命
令アドレスに戻す。また、タイマ割り込みによる処理で
はなかった場合(即ち、コンピュータ302からのソフ
トウェアライセンス使用要求信号の受信を契機とする処
理であった場合)は、単に待機状態に入る(ステップS
T359)。
【0059】また、タイマ受信部32において、タイマ
305からの使用状況を確認するための定期的な割り込
み信号が受信されると、制御部44が、直ちにタイマ割
込部444にタイマ割り込みを掛け、これにより、制御
の流れを、ライセンス管理部442の「使用状況確認処
理」サブルーチンを使用するステップST355に移す
(ステップST360)。
【0060】さらに、図12に示す「使用状況確認処
理」サブルーチンでは、ステップST3551の検証
で、指定されたソフトウェア信号の使用状況が既に異常
終了したものとして報告を受けていることが判明した場
合に続く処理として、ステップST3551までの一連
の処理が、タイマ受信部32においてタイマ割り込みを
受信したことを契機として実行された処理であったか否
かを検証し、タイマ割り込みによる処理であった場合
は、制御の流れを、このタイマ割り込みが発生する直前
にライセンス管理装置303が実行していた処理を継続
して実行可能とする命令アドレスに戻す。また、タイマ
割り込みによる処理ではなかった場合(即ち、コンピュ
ータ302からのソフトウェアライセンス使用要求信号
の受信を契機とする処理であった場合)は、単に待機状
態に入る(ステップST3554)。
【0061】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、コンピュータ102(,202,302)からは、
実行すべきソフトウェアのライセンス使用の許諾を要求
する信号(ソフトウェアライセンス使用要求信号)をラ
イセンス管理装置103(,203,303)に送信し
てライセンス使用の許諾を受けることができる効果が得
られる。
【0062】また、ライセンス管理装置103(,20
3,303)からは、ライセンス使用の許諾を得て実行
されるソフトウェアの実行状態の確認を、コンピュータ
102(,202,302)からのソフトウェアライセ
ンス使用要求信号を契機とする使用許可信号の送信後に
行い、その応答内容(ソフトウェアが実行中または異常
終了済のいずれであるかの報告)を、次回からのライセ
ンス許諾要求の決定に反映させることができる効果が得
られる。
【0063】また、ライセンス管理装置203では、ソ
フトウェアが異常終了したとの報告があった場合に、そ
の通知を電子メールのメール文にして、情報伝送装置2
04を介してコンピュータ202、及びコンピュータ2
02側のソフトウェア管理者、ソフトウェア使用者の携
帯端末(携帯端末手段)または携帯電話(携帯端末手
段)に送信することにより、コンピュータ202側のソ
フトウェア管理者、ソフトウェア使用者に対して、この
ソフトウェアの異常発生を知らせ、早期にその対策をと
らせることができる効果が得られる。
【0064】さらに、ライセンス管理装置303では、
ソフトウェアの使用状況の確認を、タイマ305からの
定期的な割り込み信号によっても行うことができるの
で、異常終了して使用されていないソフトウェアの本数
分を、現在使用中のソフトウェアの総本数から確実に除
外することができる。これにより、コンピュータ302
を、例えば、ソフトウェアの異常終了が累積する可能性
が有る夜間等において、このような異常終了のソフトウ
ェアが累積することにより、新たなソフトウェアのライ
センス使用要求に対して許諾が得られないといった事態
が発生する可能性を回避することができるので、無人で
連続稼働することが可能となる効果が得られる。
【0065】また、タイマ305の割り込みの周期は、
ネットワーク301、コンピュータ302、ライセンス
管理装置303の負荷状態を確認しながら調整すること
ができるので、異常終了して使用されていないソフトウ
ェアの本数分を、無駄なく、かつ確実に、現在使用中の
ソフトウェアの総本数から除外することができるという
効果が得られる。
【0066】実施の形態2.図13は、この発明の実施
の形態2によるソフトウェアのライセンス管理システム
の構成を示すブロック図である。図13において、40
1はネットワーク、402はソフトウェアを実行するコ
ンピュータ(第1の情報処理手段)、403はソフトウ
ェアのライセンスを許諾するか否かを決定するライセン
ス管理装置(ライセンス管理手段)、406はソフトウ
ェア使用状況を確認するためのソフトウェア使用状況確
認信号を送信するコンピュータ(第2の情報処理手段)
である。
【0067】ちなみに、このコンピュータ406は、業
務用と、システムの管理用とに使用されるコンピュータ
である。異常終了するソフトウェアの本数が増加して、
或る時点からライセンス使用の許諾がことごとく拒絶さ
れる状況が生じた時には、ソフトウェアの状況の確認
を、タイマ割込時だけに定期的に行う方法では、次の割
込時点までに時間が掛かり過ぎる。このような場合に、
コンピュータ406からは、いつでもソフトウェア使用
状況を確認するためのソフトウェア使用状況確認信号を
送信することができる。
【0068】ネットワーク401は、経路にインターネ
ット網を含むことができるし、さらに、全体がインター
ネット網であってもよいものとする。また、コンピュー
タ402,406、およびライセンス管理装置403
は、それぞれ複数台を設置することが可能である。この
実施の形態によるソフトウェアのライセンス管理システ
ムのコンピュータ402の構成は、実施の形態1におけ
るソフトウェアのライセンス管理システムのコンピュー
タ102の構成と同じである(図示は省略する)。ま
た、この実施の形態によるソフトウェアのライセンス管
理システムのコンピュータ406の構成は、実施の形態
1におけるソフトウェアのライセンス管理システムのコ
ンピュータ102の構成に、ソフトウェア使用状況確認
信号を送信する機能を実現する構成要素が付加されたも
のである(図示は省略する)。
【0069】図14は、この発明の実施の形態2による
ソフトウェアのライセンス管理システムのライセンス管
理装置の構成を示すブロック図である。この実施の形態
によるソフトウェアのライセンス管理システムのライセ
ンス管理装置403の構成は、実施の形態1におけるソ
フトウェアのライセンス管理システムのライセンス管理
装置103の構成と同じであるが、信号送受信部541
は、コンピュータ406からのソフトウェア使用状況確
認信号を受け付ける機能を有している。また、ライセン
ス管理部542は、信号送受信部541がコンピュータ
406からのソフトウェア使用状況確認信号を受け付け
た時に、コンピュータ402でのソフトウェアの使用状
況をコンピュータ402に確認する機能を有している。
【0070】以下、ライセンス管理装置403の動作
を、信号送受信部541とライセンス管理部542とに
付加された機能を中心にして説明する。制御部54の信
号送受信部541は、コンピュータ402からのソフト
ウェアライセンス使用要求信号をネットワーク401と
ネットワークインタフェース23とを介して受信する機
能を有すると共に、コンピュータ406からのソフトウ
ェア使用状況確認信号をネットワーク401とネットワ
ークインタフェース23とを介して受信する機能も有す
る。
【0071】また、制御部54のライセンス管理部54
2は、信号送受信部541がコンピュータ402からの
ソフトウェアライセンス使用要求信号を受信した時にラ
イセンス使用の許諾を決定する機能(ライセンス使用決
定手段)を有すると共に、信号送受信部541がコンピ
ュータ406からのソフトウェア使用状況確認信号を受
信した時にソフトウェアの使用状況をコンピュータ40
2に問い合わせる機能(ソフトウェア使用状況確認手
段)をも有する。
【0072】なお、この実施の形態では、コンピュータ
402がソフトウェア使用のライセンスの許諾を済ませ
た上で、このソフトウェアを実行する場合を示すが、一
般には、コンピュータ406も、コンピュータ402と
同様に、ソフトウェア使用のライセンスの許諾を済ませ
た上で、このソフトウェアを実行することができるもの
とする。
【0073】図15は、この発明の実施の形態2による
ソフトウェアのライセンス管理システムの動作を示すフ
ローチャートである。図16は、この発明の実施の形態
2によるソフトウェアのライセンス管理システムのサブ
ルーチン部の動作を示すフローチャートである。図15
に示すこの発明の実施の形態2によるソフトウェアのラ
イセンス管理システムの動作は、ステップST401〜
ST409が、図3に示すステップST101〜ST1
09に、ステップST451〜ST458が、図3に示
すステップST151〜ST158に、それぞれ対応し
たものである。
【0074】また、図16に示すこの発明の実施の形態
2によるソフトウェアのライセンス管理システムのサブ
ルーチン部の動作は、ステップST4061,ST40
62が、図4に示すステップST1061,ST106
2に、ステップST4551〜ST4553が、図4に
示すステップST1551〜ST1553に、それぞれ
対応したものである。
【0075】以下、付加的なステップST450の処理
について説明する。図14に示す信号送受信部541に
おいて、コンピュータ406からのソフトウェア使用状
況確認信号が受信されると、制御部54は、直ちに制御
の流れを、ライセンス管理部542の「使用状況確認処
理」サブルーチンを使用するステップST455に移す
(ステップST450)。
【0076】図17は、この発明の実施の形態2による
ソフトウェアのライセンス管理システムの他の構成を示
すブロック図である。図17において、501はネット
ワーク、502はソフトウェアを実行するコンピュータ
(第1の情報処理手段)、503はソフトウェアのライ
センスを許諾するか否かを決定するライセンス管理装置
(ライセンス管理手段)、504は電子メール送信用の
情報伝送装置(電子メール伝送手段)、505はソフト
ウェア使用状況を確認するための割り込み信号を定期的
に発生させるタイマ(タイマ手段)、506はソフトウ
ェア使用状況を確認するためのソフトウェア使用状況確
認信号を送信するコンピュータ(第2の情報処理手段)
である。
【0077】ネットワーク501は、経路にインターネ
ット網を含むことができるし、さらに、全体がインター
ネット網であってもよいものとする。また、コンピュー
タ502,506、およびライセンス管理装置503、
情報伝送装置504、およびタイマ505は、それぞれ
複数台を設置することが可能である。なお、情報伝送装
置504とタイマ505のうちのいずれか一つはオプシ
ョナルとして省略することが可能である。
【0078】この実施の形態によるソフトウェアのライ
センス管理システムのコンピュータ502の構成は、実
施の形態1におけるソフトウェアのライセンス管理シス
テムのコンピュータ102の構成にメール機能を実現す
る構成要素が付加されたものである(図示は省略す
る)。また、この実施の形態によるソフトウェアのライ
センス管理システムのコンピュータ506の構成は、実
施の形態1におけるソフトウェアのライセンス管理シス
テムのコンピュータ102の構成に、ソフトウェア使用
状況確認信号を送信する機能を実現する構成要素が付加
されたものである(図示は省略する)。図18は、図1
7に示すソフトウェアのライセンス管理システムのライ
センス管理装置の構成を示すブロック図である。
【0079】図18に示すライセンス管理装置503の
構成は、メール発信部31、タイマ受信部32、および
制御部64にメール作成部343とタイマ割込部444
が追加された点を除いては、図2(b)に示すライセン
ス管理装置103の構成と同じである。但し、信号送受
信部541は、コンピュータ506からのソフトウェア
使用状況確認信号を受け付け、ライセンス管理部642
は、これによりコンピュータ502でのソフトウェアの
使用状況をコンピュータ502に確認する機能を有して
いる。また、ライセンス管理部642は、ソフトウェア
が異常終了していることが報告された時に、メール作成
部343を起動する機能、およびタイマ受信部32から
の割り込みを受け付けることができる機能を備えてい
る。以下、ライセンス管理装置503の動作を、メール
発信部31、タイマ受信部32の機能、及び信号送受信
部541とライセンス管理部642とに付加された機能
を中心にして説明する。
【0080】制御部64の信号送受信部541は、コン
ピュータ502からのソフトウェアライセンス使用要求
信号をネットワーク501とネットワークインタフェー
ス23とを介して受信する機能を有すると共に、コンピ
ュータ506からのソフトウェア使用状況確認信号をネ
ットワーク501とネットワークインタフェース23と
を介して受信する機能も有する。
【0081】ライセンス管理装置503の制御部64
は、コンピュータ502からのソフトウェアライセンス
使用要求信号に対して、ライセンス使用を許諾すること
を応答した後、ライセンスを許諾したソフトウェアにつ
いて、使用状況を確認するためのソフトウェア使用状況
確認信号を信号送受信部541において用意し、ネット
ワークインタフェース23とネットワーク501とを介
してコンピュータ502に送信する(ソフトウェア使用
状況確認手段)。
【0082】その後、このソフトウェア使用状況確認信
号に対する応答が、ソフトウェアの異常終了を意味する
ものであった場合には、直ちにメール作成部343にお
いて、ソフトウェアの異常終了を通知するメール文を作
成し、このメール文をメール発信部31を介して情報伝
送装置504に送出する。その後、直ちに使用ライセン
ス数から1を減算し(使用本数更新手段)、ソフトウェ
アライセンス使用要求信号に対応する処理を終える。
【0083】一方、情報伝送装置504は、メール発信
部31から送出されたメール文を、ネットワーク501
を介してコンピュータ502と、予め登録されているコ
ンピュータ502側のソフトウェア管理者やソフトウェ
ア使用者の携帯端末(携帯端末手段)または携帯電話
(携帯端末手段)とに送信する。
【0084】また、ライセンス管理装置503の制御部
64は、タイマ受信部32において、タイマ505から
の使用状況を確認するための定期的な割り込み信号を受
信し、これにより、直ちにタイマ割込部444にタイマ
割り込みを掛ける。このタイマ割り込みにより、ライセ
ンス管理部642では、ソフトウェアの使用状況を確認
する処理が開始される。
【0085】さらに、制御部64のライセンス管理部6
42は、信号送受信部541がコンピュータ502から
のソフトウェアライセンス使用要求信号を受信した時に
ライセンス使用の許諾を決定する機能(ライセンス使用
決定手段)を有すると共に、信号送受信部541がコン
ピュータ506からのソフトウェア使用状況確認信号を
受信した時にソフトウェアの使用状況をコンピュータ5
02に問い合わせる機能(ソフトウェア使用状況確認手
段)をも有する。
【0086】なお、この実施の形態では、コンピュータ
502がソフトウェア使用のライセンスの許諾を済ませ
た上で、このソフトウェアを実行する場合を示すが、一
般には、コンピュータ506も、コンピュータ502と
同様に、ソフトウェア使用のライセンスの許諾を済ませ
た上で、このソフトウェアを実行することができるもの
とする。
【0087】図19は、図17に示すソフトウェアのラ
イセンス管理システムの動作を示すフローチャートであ
る。図20は、図17に示すソフトウェアのライセンス
管理システムのサブルーチン部の動作を示すフローチャ
ートである。図17に示すソフトウェアのライセンス管
理システムの動作は、図19のステップST501〜S
T509が、図3に示すステップST101〜ST10
9に、ステップST551〜ST558が、図3に示す
ステップST151〜ST158に、それぞれ対応した
ものである。
【0088】また、図19に示すステップST550
が、図15に示すステップST450に、ステップST
559が、図11に示すステップST359に、ステッ
プST560が、図11に示すステップST360に、
ステップST561が、図7に示すステップST259
に、それぞれ対応したものである。
【0089】さらに、図20のステップST5061,
ST5062が、図4に示すステップST1061,S
T1062に、ステップST5551〜ST5554
が、図12に示すステップST3551〜ST3554
に、それぞれ対応したものである。
【0090】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、コンピュータ402(,502)からは、実行すべ
きソフトウェアのライセンス使用の許諾を要求する信号
(ソフトウェアライセンス使用要求信号)をライセンス
管理装置403(,503)に送信してライセンス使用
の許諾を受けることができる。また、ライセンス管理装
置403(,503)からは、ライセンス使用の許諾を
得て実行されるソフトウェアの実行状態の確認を、コン
ピュータ402(,502)からのソフトウェアライセ
ンス使用要求信号の受信を契機とする使用許可信号の送
信後に行い、その応答内容(ソフトウェアが実行中また
は異常終了済のいずれであるかの報告)を、次回からの
ライセンス許諾要求の決定に反映させることができる。
さらに、ソフトウェアの使用状況の確認を、ソフトウェ
アを実行しているコンピュータ402(,502)とは
異なるコンピュータ406(,506)からの任意の時
刻に発信されるソフトウェア使用状況確認信号、または
タイマ505からの定期的な割り込み信号によっても行
うことができるので、異常終了して使用されていないソ
フトウェアの本数分を、現在使用中のソフトウェアの総
本数から確実に除外することを定期的、および任意の時
刻に確実に行うことができる。さらに、ソフトウェアの
異常終了が検出された場合は、その通知を電子メールの
メール文にして、情報伝送装置504を介してコンピュ
ータ502、及びコンピュータ502側のソフトウェア
管理者、ソフトウェア使用者の携帯端末(携帯端末手
段)または携帯電話(携帯端末手段)に送信することに
より、コンピュータ502側のソフトウェア管理者、ソ
フトウェア使用者に対して、このソフトウェアの異常発
生を知らせ、早期にその対策をとらせることができる効
果が得られる。
【0091】なお、図3,4,7,8,11,12,1
5,16,19,20のフローチャートで示した処理を
実行するプログラムなど、処理装置に上記の処理を行わ
せるためのプログラムは、半導体メモリを始め、CD−
ROMや磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な
記録媒体に格納して配付してもよい。そして、少なくと
もマイクロコンピュータ,パーソナルコンピュータ,汎
用コンピュータを範疇に含むコンピュータが、上記の記
録媒体から上記プログラムを読み出して、実行するもの
としてもよい。
【0092】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ソフ
トウェアを使用する複数の情報処理手段と、前記ソフト
ウェアのライセンスを管理するライセンス管理手段とを
備えたソフトウェアのライセンス管理システムにおい
て、前記情報処理手段の1つから、前記情報処理手段が
使用する予定であるソフトウェアのライセンス使用の確
認要求を、前記ライセンス管理手段に対して送出し、前
記ライセンス管理手段においては、使用を許諾されてい
るソフトウェアの総本数が、現在使用中のソフトウェア
の総本数よりも大であるか否かを検証すると共に、前記
検証により、使用を許諾されているソフトウェアの総本
数が、現在使用中のソフトウェアの総本数よりも大であ
ることが判断される場合には前記ソフトウェアの使用を
許諾する旨を応答すると共に現在使用中のソフトウェア
の総本数に1を加算し、かつ使用を許諾されているソフ
トウェアの総本数が、現在使用中のソフトウェアの総本
数よりも大でないことが判断される場合には前記ソフト
ウェアの使用を許諾しない旨を応答し、かつ前記ライセ
ンス使用決定手段からの応答後に前記ソフトウェアの実
行状態を前記情報処理手段に問い合わせた応答が、前記
ソフトウェアが実行中の状態であることを示す場合に
は、前記情報処理手段からの前記ソフトウェアの使用終
了の通知を待って、前記の現在使用中のソフトウェアの
総本数から1を減じ、前記情報処理手段の前記問い合わ
せに対する応答が、前記ソフトウェアが異常終了した状
態であることを示す場合には、直ちに前記の現在使用中
のソフトウェアの総本数から1を減じるように構成した
ので、ソフトウェアの使用状況(実行中または異常終了
済)を、次回からのライセンス許諾要求の決定に反映さ
せることが可能となり、また、先行するソフトウェアが
異常終了したことに起因して後続のソフトウェアがライ
センス使用の許諾が得られなくなるような事態の発生を
防ぐことをも可能にするといった効果がある。
【0093】前記ソフトウェアのライセンス管理システ
ムにおいて、前記ソフトウェア使用状況確認手段による
確認結果が、前記ソフトウェアが異常終了した状態であ
ることを示す場合には、前記ソフトウェアが異常終了し
た状態であることを示す通知を、電子メールにより前記
情報処理手段または予め登録されている前記情報処理手
段側のソフトウェア管理者やソフトウェア使用者の携帯
端末手段に送信する機能を付加的に備えるように構成し
たので、前記情報処理手段からソフトウェアが異常終了
したとの報告があった場合に、その通知を、電子メール
のメール文にして前記情報処理手段を使用する側のソフ
トウェア管理者、ソフトウェア使用者に対して知らせ、
早期にその対策をとらせることができるといった効果が
ある。
【0094】この発明による前記ソフトウェアのライセ
ンス管理システムは、定期的なタイマ割込手段を付加的
に備え、前記ソフトウェアの実行状態を、前記タイマ手
段からの定期的な割り込み信号の受信時にも、前記情報
処理手段に問い合わせるように構成したので、使用を許
諾したソフトウェアについての、その後の使用状況の確
認を、タイマからの定期的な割り込み信号によっても行
うことが可能となり、異常終了して使用されていないソ
フトウェアの本数分を、現在使用中のソフトウェアの総
本数から定期的に除外することができるといった効果が
ある。
【0095】この発明によるソフトウェアのライセンス
管理システムは、ソフトウェアを使用する複数の情報処
理手段と、前記ソフトウェアのライセンスを管理するラ
イセンス管理手段とを備え、前記情報処理手段の1つで
ある第1の情報処理手段から、前記第1の情報処理手段
が使用する予定であるソフトウェアのライセンス使用の
確認要求を、前記ライセンス管理手段に対して送出する
ソフトウェアライセンス使用確認手段と、前記ライセン
ス使用の確認要求を受けて、使用を許諾されているソフ
トウェアの総本数が、現在使用中のソフトウェアの総本
数よりも大であるか否かを検証すると共に、前記検証に
より、使用を許諾されているソフトウェアの総本数が、
現在使用中のソフトウェアの総本数よりも大であること
が判断される場合には前記ソフトウェアの使用を許諾す
る旨を応答すると共に現在使用中のソフトウェアの総本
数に1を加算し、かつ使用を許諾されているソフトウェ
アの総本数が、現在使用中のソフトウェアの総本数より
も大でないことが判断される場合には前記ソフトウェア
の使用を許諾しない旨を応答するライセンス使用決定手
段と、前記ライセンス使用決定手段からの応答後、また
は前記情報処理手段の他の1つである第2の情報処理手
段からの前記ソフトウェアの実行状態を問う問い合わせ
信号の受信時に、前記ソフトウェアの実行状態を、前記
第1の情報処理手段に問い合わせるソフトウェア使用状
況確認手段と、前記問い合わせに対する応答が、前記ソ
フトウェアが実行中の状態であることを示す場合には、
前記第1の情報処理手段からの前記ソフトウェアの使用
終了の通知を待って、前記の現在使用中のソフトウェア
の総本数から1を減じ、前記第1の情報処理手段の前記
問い合わせに対する応答が、前記ソフトウェアが異常終
了した状態であることを示す場合には、直ちに前記の現
在使用中のソフトウェアの総本数から1を減じる使用本
数更新手段とを備える構成とし、これにより、ソフトウ
ェアの使用状況を、次回からのライセンス許諾要求の決
定に反映させ、先行するソフトウェアが異常終了したこ
とに起因して、後続のソフトウェアがライセンス使用の
許諾が得られなくなるような事態の発生を防ぐと共に、
このようなソフトウェアの使用状況の確認を、前記ソフ
トウェアを実行する情報処理装置とは異なる他のコンピ
ュータからの任意の時刻の問い合わせ信号によっても行
うことができるようにし、異常終了して使用されていな
いソフトウェアの本数分を、現在使用中のソフトウェア
の総本数から任意の時刻において確実に除外することが
できるようにしている。
【0096】前記ソフトウェアのライセンス管理システ
ムにおいて、前記ソフトウェア使用状況確認手段による
確認結果が、前記ソフトウェアが異常終了した状態であ
ることを示す場合には、前記ソフトウェアが異常終了し
た状態であることを示す通知を、電子メールにより前記
第1の情報処理手段または予め登録されている前記第1
の情報処理手段側のソフトウェア管理者やソフトウェア
使用者の携帯端末手段に送信する機能を付加的に備える
ように構成したので、前記情報処理手段からソフトウェ
アが異常終了したとの報告があった場合に、その通知
を、電子メールのメール文にして前記第1の情報処理手
段を使用する側のソフトウェア管理者、ソフトウェア使
用者に対して知らせ、早期にその対策をとらせることが
できるといった効果がある。
【0097】この発明による前記ソフトウェアのライセ
ンス管理システムは、定期的なタイマ割込手段を付加的
に備え、前記ソフトウェアの実行状態を、前記タイマ手
段からの定期的な割り込み信号の受信時にも、前記第1
の情報処理手段に問い合わせるように構成したので、使
用を許諾したソフトウェアについての、その後の使用状
況の確認を、タイマからの定期的な割り込み信号によっ
ても行うことが可能となり、異常終了して使用されてい
ないソフトウェアの本数分を、現在使用中のソフトウェ
アの総本数から定期的に除外することができるといった
効果がある。
【0098】この発明によるソフトウェアのライセンス
管理システムは、前記情報処理手段と前記ライセンス管
理装手段とを、共にインターネット網に接続する構成と
することも可能としたので、インターネット網に接続さ
れた広域的な情報処理手段をライセンス管理対象に含め
ることが可能となるといった効果がある。
【0099】この発明によるソフトウェアのライセンス
管理システムは、前記電子メール伝送手段についても、
インターネット網に接続する構成とすることも可能とし
たので、インターネット網に接続された広域的な情報処
理手段をライセンス管理対象に含めると共に、これらの
情報処理手段に対して、使用されているソフトウェアの
異常終了の発生を通知することが可能となるといった効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるソフトウェア
のライセンス管理システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 この発明の実施の形態1によるソフトウェア
のライセンス管理システムにおけるソフトウェアを実行
するコンピュータと、ライセンス管理装置の構成を示す
ブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるソフトウェア
のライセンス管理システムの動作を示すフローチャート
である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるソフトウェア
のライセンス管理システムの動作を示すサブルーチン部
分のフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態1によるソフトウェア
のライセンス管理システムの他の構成を示すブロック図
である。
【図6】 図5に示すソフトウェアのライセンス管理シ
ステムのライセンス管理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図7】 図5に示すソフトウェアのライセンス管理シ
ステムの動作を示すフローチャートである。
【図8】 図5に示すソフトウェアのライセンス管理シ
ステムの動作を示すサブルーチン部のフローチャートで
ある。
【図9】 この発明の実施の形態1によるソフトウェア
のライセンス管理システムの他の構成を示すブロック図
である。
【図10】 図9に示すソフトウェアのライセンス管理
システムのライセンス管理装置の構成を示すブロック図
である。
【図11】 図9に示すソフトウェアのライセンス管理
システムの動作を示すフローチャートである。
【図12】 図9に示すソフトウェアのライセンス管理
システムの動作を示すサブルーチン部のフローチャート
である。
【図13】 この発明の実施の形態2によるソフトウェ
アのライセンス管理システムの構成を示すブロック図で
ある。
【図14】 この発明の実施の形態2によるソフトウェ
アのライセンス管理システムのライセンス管理装置の構
成を示すブロック図である。
【図15】 この発明の実施の形態2によるソフトウェ
アのライセンス管理システムの動作を示すフローチャー
トである。
【図16】 この発明の実施の形態2によるソフトウェ
アのライセンス管理システムのサブルーチン部の動作を
示すフローチャートである。
【図17】 この発明の実施の形態2によるソフトウェ
アのライセンス管理システムの他の構成を示すブロック
図である。
【図18】 図17に示すソフトウェアのライセンス管
理システムのライセンス管理装置の構成を示すブロック
図である。
【図19】 図17に示すソフトウェアのライセンス管
理システムの動作を示すフローチャートである。
【図20】 図17に示すソフトウェアのライセンス管
理システムのサブルーチン部の動作を示すフローチャー
トである。
【図21】 従来のソフトウェアのライセンス管理シス
テムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11,21 ディスク装置、12,22 メモリ、1
3,23 ネットワークインタフェース、14 実行
部、15,25 キーボード、16,26 マウス、1
7,27 表示部、24,34,44,54,64 制
御部、31 メール発信部、32 タイマ受信部、10
1,201,301,401,501 ネットワーク、
102,202,302 コンピュータ(情報処理手
段)、103,203,303,403,503 ライ
センス管理装置(ライセンス管理手段)、204,50
4 情報伝送装置(電子メール伝送手段)、305,5
05 タイマ(タイマ手段)、402,502 コンピ
ュータ(第1の情報処理手段)、406,506 コン
ピュータ(第2の情報処理手段)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウェアを使用する複数の情報処理
    手段と、前記ソフトウェアのライセンスを管理するライ
    センス管理手段とを備えたソフトウェアのライセンス管
    理システムにおいて、 前記情報処理手段の1つから、前記情報処理手段が使用
    する予定であるソフトウェアのライセンス使用の確認要
    求を、前記ライセンス管理手段に対して送出するライセ
    ンス使用確認手段と、 前記ライセンス使用の確認要求を受けて、使用を許諾さ
    れているソフトウェアの総本数が、現在使用中のソフト
    ウェアの総本数よりも大であるか否かを検証すると共
    に、前記検証により、使用を許諾されているソフトウェ
    アの総本数が、現在使用中のソフトウェアの総本数より
    も大であることが判断される場合には前記ソフトウェア
    の使用を許諾する旨を応答すると共に現在使用中のソフ
    トウェアの総本数に1を加算し、かつ使用を許諾されて
    いるソフトウェアの総本数が、現在使用中のソフトウェ
    アの総本数よりも大でないことが判断される場合には前
    記ソフトウェアの使用を許諾しない旨を応答するライセ
    ンス使用決定手段と、 前記ライセンス使用決定手段からの応答後に、前記ソフ
    トウェアの実行状態を、前記情報処理手段に問い合わせ
    るソフトウェア使用状況確認手段と、 前記問い合わせに対する応答が、前記ソフトウェアが実
    行中の状態であることを示す場合には、前記情報処理手
    段からの前記ソフトウェアの使用終了の通知を待って、
    前記の現在使用中のソフトウェアの総本数から1を減
    じ、前記情報処理手段の前記問い合わせに対する応答
    が、前記ソフトウェアが異常終了した状態であることを
    示す場合には、直ちに前記の現在使用中のソフトウェア
    の総本数から1を減じる使用本数更新手段と、 を備え
    たことを特徴とするソフトウェアのライセンス管理シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記ソフトウェア使用状況確認手段によ
    る確認結果が、前記ソフトウェアが異常終了した状態で
    あることを示す場合には、前記ソフトウェアが異常終了
    した状態であることを示す通知を、電子メール伝送手段
    により前記情報処理手段または予め登録されている前記
    情報処理手段側のソフトウェア管理者やソフトウェア使
    用者の携帯端末手段に送信する機能を付加的に備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載のソフトウェアのライセン
    ス管理システム。
  3. 【請求項3】 前記ソフトウェアのライセンス管理シス
    テムは、定期的なタイマ割込手段を備え、前記ソフトウ
    ェア使用状況確認手段は、前記タイマ手段からの定期的
    な割り込み信号の受信時にも、前記ソフトウェアの実行
    状態を、前記情報処理手段に問い合わせる機能を付加的
    に備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載のソフトウェアのライセンス管理システム。
  4. 【請求項4】 ソフトウェアを使用する複数の情報処理
    手段と、前記ソフトウェアのライセンスを管理するライ
    センス管理手段とを備えたソフトウェアのライセンス管
    理システムにおいて、 前記情報処理手段の1つである第1の情報処理手段か
    ら、前記第1の情報処理手段が使用する予定であるソフ
    トウェアのライセンス使用の確認要求を、前記ライセン
    ス管理手段に対して送出するライセンス使用確認手段
    と、 前記ライセンス使用の確認要求を受けて、使用を許諾さ
    れているソフトウェアの総本数が、現在使用中のソフト
    ウェアの総本数よりも大であるか否かを検証すると共
    に、前記検証により、使用を許諾されているソフトウェ
    アの総本数が、現在使用中のソフトウェアの総本数より
    も大であることが判断される場合には前記ソフトウェア
    の使用を許諾する旨を応答すると共に現在使用中のソフ
    トウェアの総本数に1を加算し、かつ使用を許諾されて
    いるソフトウェアの総本数が、現在使用中のソフトウェ
    アの総本数よりも大でないことが判断される場合には前
    記ソフトウェアの使用を許諾しない旨を応答するライセ
    ンス使用決定手段と、 前記ライセンス使用決定手段からの応答後、または前記
    情報処理手段の他の1つである第2の情報処理手段から
    の前記ソフトウェアの実行状態を問う問い合わせ信号の
    受信時に、前記ソフトウェアの実行状態を、前記第1の
    情報処理手段に問い合わせるソフトウェア使用状況確認
    手段と、 前記問い合わせに対する応答が、前記ソフトウェアが実
    行中の状態であることを示す場合には、前記第1の情報
    処理手段からの前記ソフトウェアの使用終了の通知を待
    って、前記の現在使用中のソフトウェアの総本数から1
    を減じ、前記第1の情報処理手段の前記問い合わせに対
    する応答が、前記ソフトウェアが異常終了した状態であ
    ることを示す場合には、直ちに前記の現在使用中のソフ
    トウェアの総本数から1を減じる使用本数更新手段と、 を備えたことを特徴とするソフトウェアのライセンス管
    理システム。
  5. 【請求項5】 前記ソフトウェア使用状況確認手段によ
    る確認結果が、前記ソフトウェアが異常終了した状態で
    あることを示す場合には、前記ソフトウェアが異常終了
    した状態であることを示す通知を、電子メール伝送手段
    により前記第1の情報処理手段または予め登録されてい
    る前記第1の情報処理手段側のソフトウェア管理者やソ
    フトウェア使用者の携帯端末手段に送信する機能を付加
    的に備えたことを特徴とする請求項4記載のソフトウェ
    アのライセンス管理システム。
  6. 【請求項6】 前記ソフトウェアのライセンス管理シス
    テムは、定期的なタイマ割込手段を備え、前記ソフトウ
    ェア使用状況確認手段は、前記タイマ手段からの定期的
    な割り込み信号の受信時にも、前記ソフトウェアの実行
    状態を、前記第1の情報処理手段に問い合わせる機能を
    付加的に備えたことを特徴とする請求項4または請求項
    5に記載のソフトウェアのライセンス管理システム。
  7. 【請求項7】 前記情報処理手段と前記ライセンス管理
    手段は、共にインターネット網に接続されていることを
    特徴とする請求項1乃至請求項6のうちのいずれか1項
    に記載のソフトウェアのライセンス管理システム。
  8. 【請求項8】 前記電子メール伝送手段は、インターネ
    ット網に接続されていることを特徴とする請求項2また
    は請求項5に記載のソフトウェアのライセンス管理シス
    テム。
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