JP2003098252A - 目標特定評価装置 - Google Patents
目標特定評価装置Info
- Publication number
- JP2003098252A JP2003098252A JP2001287102A JP2001287102A JP2003098252A JP 2003098252 A JP2003098252 A JP 2003098252A JP 2001287102 A JP2001287102 A JP 2001287102A JP 2001287102 A JP2001287102 A JP 2001287102A JP 2003098252 A JP2003098252 A JP 2003098252A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- target
- data
- unit
- result
- database
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電波探知装置、レーダ探知装置、赤外線探知
装置、及び逆合成開口レーダ装置から得られるデータに
基づいて目標を特定する目標特定装置の評価装置におい
て、目標特定結果の確度を向上させて、各観測毎の特定
結果の変動を削除する。 【構成】 電波探知装置から得られる目標の電波デー
タ、レーダ探知装置から得られる目標の運動データ、他
部隊から得られる目標の特定データ、赤外線探知装置か
ら得られる目標の赤外線画像データ、及び逆合成開口レ
ーダ装置から得られるISAR画像データをデータベー
スと比較・照合することによって目標を特定する際に、
目標の特定結果を蓄積しかつ重み付けすることにより、
センサの誤差による特定結果の変動を削除する。
装置、及び逆合成開口レーダ装置から得られるデータに
基づいて目標を特定する目標特定装置の評価装置におい
て、目標特定結果の確度を向上させて、各観測毎の特定
結果の変動を削除する。 【構成】 電波探知装置から得られる目標の電波デー
タ、レーダ探知装置から得られる目標の運動データ、他
部隊から得られる目標の特定データ、赤外線探知装置か
ら得られる目標の赤外線画像データ、及び逆合成開口レ
ーダ装置から得られるISAR画像データをデータベー
スと比較・照合することによって目標を特定する際に、
目標の特定結果を蓄積しかつ重み付けすることにより、
センサの誤差による特定結果の変動を削除する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーダ探知装
置、電波探知装置、味方他部隊、赤外線探知装置、及び
逆合成開口レーダ探知装置により得られる目標データを
模擬し、目標情報処理装置にて行われる目標データの分
析、特定を行うアルゴリズムを模擬することによって、
目標特定のアルゴリズムを評価するシミュレータに関す
るものである。
置、電波探知装置、味方他部隊、赤外線探知装置、及び
逆合成開口レーダ探知装置により得られる目標データを
模擬し、目標情報処理装置にて行われる目標データの分
析、特定を行うアルゴリズムを模擬することによって、
目標特定のアルゴリズムを評価するシミュレータに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】まず、目標特定装置について説明する。
図5は艦船における戦闘システムの構成例を示した図で
ある。図5においてTは航空機、ミサイル、艦艇などの
目標、1は艦船、2は艦船に搭載される戦闘システムで
ある。3は電波探知装置であり、上空または水上の目標
Tの放射する電波を捜索、探知する。4は電波を受信す
る電波探知アンテナ、5は受信回路等からなる電波探知
機能回路部、6はCRTディスプレイを主体に各種の操
作スイッチを備えた電波探知表示部である。電波探知装
置3はこれら電波探知アンテナ4、電波探知機能回路部
5、電波探知表示部6から構成されている。D1は電波
探知ビデオであり、電波探知アンテナ4から電波探知機
能回路部5に送られる。D2は電波探知信号であり、電
波探知機能回路部5で電波探知ビデオD1に基づき分析
し、目標Tの電波の周波数、パルス幅等の電波特徴デー
タに変換されたものである。D3は電波特定結果であ
り、電波探知表示部6に表示された情報に基づいてオペ
レータが特定結果を判断し、電波探知表示部6を操作す
ることによって目標特定装置22に対し出力される。7
はレーダであり、電波を送信し、目標Tからの反射波を
受信し探知する装置である。8は電波の送受信を行うレ
ーダアンテナであり、9は送受信回路等からなるレーダ
探知機能回路部である。10はCRTディスプレイを主
体に各種の操作スイッチを備えたレーダ探知表示部であ
る。レーダ7はレーダアンテナ8、レーダ機能回路部
9、レーダ探知表示部10から構成されている。D4は
レーダアンテナ8によって受信されたレーダビデオであ
る。D5はレーダ目標情報であり、レーダ探知機能回路
部9にてレーダビデオD4に基づき信号処理し、目標T
の位置、運動情報に変換されたものである。D6はレー
ダ特定結果であり、レーダ探知表示部10に表示された
情報に基づいてオペレータが特定結果を判断し、レーダ
探知表示部10を操作することによって目標特定装置2
2に出力される。11は目標Tに関する特定情報を僚艦
等の味方他部隊Rから得る通信装置である。12は通信
アンテナであり、13は他部隊データ処理機能回路部で
ある。通信装置11は通信アンテナ12、他部隊データ
処理機能回路部13から構成されている。D7は通信ア
ンテナ12で受信した他の部隊から送信される他部隊目
標情報であり、他部隊データ処理機能回路部13へ送ら
れる。D8は他部隊特定結果であり、他部隊目標情報D
7に基づいて他部隊データ処理機能回路部13によって
解読され、目標特定装置22に対し出力される。14は
赤外線探知装置であり、上空または水上の目標Tの放射
する赤外線を捜索、探知する。15は赤外線を受信する
赤外線センサ、16は受信回路等からなる赤外線探知機
能回路部、17はCRTディスプレイを主体に各種の操
作スイッチを備えた赤外線探知表示部である。赤外線探
知装置14はこれら赤外線センサ15、赤外線探知機能
回路部16、赤外線探知表示部17から構成されてい
る。D9は赤外線探知ビデオであり、赤外線センサ15
から赤外線機能回路部16に送られる。D10は赤外線
探知信号であり、赤外線探知機能回路部16で赤外線探
知ビデオD9に基づき分析し、目標Tの赤外線画像特徴
データに変換されたものである。D11は赤外線特定結
果であり、赤外線探知表示部17に表示された情報に基
づいてオペレータが特定結果を判断し、赤外線探知表示
部17を操作することによって目標特定装置22に対し
出力される。18は逆合成開口レーダ探知装置であり、
電波を送信し、目標Tからの反射波を受信し探知し画像
を表示する装置である。19は電波の送受信を行う逆合
成開口レーダアンテナ、20は受信回路等からなる逆合
成開口レーダ探知機能回路部、21はCRTディスプレ
イを主体に各種の操作スイッチを備えた逆合成開口レー
ダ探知表示部である。逆合成開口レーダ装置18はこれ
ら逆合成開口レーダアンテナ19、逆合成開口レーダ探
知機能回路部20、逆合成開口レーダ探知表示部21か
ら構成されている。D12は逆合成開口レーダビデオで
あり、逆合成開口レーダアンテナ19から逆合成開口レ
ーダ探知機能回路部20に送られる。D13は逆合成開
口レーダ探知信号であり、逆合成開口レーダ探知機能回
路部20で逆合成開口レーダビデオD12に基づき分析
し、目標Tの逆合成開口レーダ画像特徴データに変換さ
れたものである。D14は逆合成開口レーダ特定結果で
あり、逆合成開口レーダ探知表示部21に表示された情
報に基づいてオペレータが特定結果を判断し、逆合成開
口レーダ探知表示部21を操作することによって目標特
定装置22に対し出力される。22は目標特定装置であ
り、電波特定結果D3とレーダ特定結果D6と僚艦特定
結果D8と赤外線特定結果D11と逆合成開口レーダ特
定結果D14を入力する。目標特定装置22は目標処理
装置23と目標情報表示部24から構成され、特定結果
の決定、確認を行う。23は目標処理装置であり、電波
特定結果D3とレーダ特定結果D6と他部隊特定結果D
8と赤外線特定結果D11と逆合成開口レーダ特定結果
D14を参考に自動的に特定候補を絞り込み、特定結果
D15として目標情報表示部24に送信するとともに、
特定結果を目標処理装置23の内部のデータベースにフ
ィードバックする。24は目標情報表示部であり、CR
Tディスプレイを主体に各種の操作スイッチを備え、特
定結果の絞り込み過程を表示し、特定結果の決定、確認
を行う。
図5は艦船における戦闘システムの構成例を示した図で
ある。図5においてTは航空機、ミサイル、艦艇などの
目標、1は艦船、2は艦船に搭載される戦闘システムで
ある。3は電波探知装置であり、上空または水上の目標
Tの放射する電波を捜索、探知する。4は電波を受信す
る電波探知アンテナ、5は受信回路等からなる電波探知
機能回路部、6はCRTディスプレイを主体に各種の操
作スイッチを備えた電波探知表示部である。電波探知装
置3はこれら電波探知アンテナ4、電波探知機能回路部
5、電波探知表示部6から構成されている。D1は電波
探知ビデオであり、電波探知アンテナ4から電波探知機
能回路部5に送られる。D2は電波探知信号であり、電
波探知機能回路部5で電波探知ビデオD1に基づき分析
し、目標Tの電波の周波数、パルス幅等の電波特徴デー
タに変換されたものである。D3は電波特定結果であ
り、電波探知表示部6に表示された情報に基づいてオペ
レータが特定結果を判断し、電波探知表示部6を操作す
ることによって目標特定装置22に対し出力される。7
はレーダであり、電波を送信し、目標Tからの反射波を
受信し探知する装置である。8は電波の送受信を行うレ
ーダアンテナであり、9は送受信回路等からなるレーダ
探知機能回路部である。10はCRTディスプレイを主
体に各種の操作スイッチを備えたレーダ探知表示部であ
る。レーダ7はレーダアンテナ8、レーダ機能回路部
9、レーダ探知表示部10から構成されている。D4は
レーダアンテナ8によって受信されたレーダビデオであ
る。D5はレーダ目標情報であり、レーダ探知機能回路
部9にてレーダビデオD4に基づき信号処理し、目標T
の位置、運動情報に変換されたものである。D6はレー
ダ特定結果であり、レーダ探知表示部10に表示された
情報に基づいてオペレータが特定結果を判断し、レーダ
探知表示部10を操作することによって目標特定装置2
2に出力される。11は目標Tに関する特定情報を僚艦
等の味方他部隊Rから得る通信装置である。12は通信
アンテナであり、13は他部隊データ処理機能回路部で
ある。通信装置11は通信アンテナ12、他部隊データ
処理機能回路部13から構成されている。D7は通信ア
ンテナ12で受信した他の部隊から送信される他部隊目
標情報であり、他部隊データ処理機能回路部13へ送ら
れる。D8は他部隊特定結果であり、他部隊目標情報D
7に基づいて他部隊データ処理機能回路部13によって
解読され、目標特定装置22に対し出力される。14は
赤外線探知装置であり、上空または水上の目標Tの放射
する赤外線を捜索、探知する。15は赤外線を受信する
赤外線センサ、16は受信回路等からなる赤外線探知機
能回路部、17はCRTディスプレイを主体に各種の操
作スイッチを備えた赤外線探知表示部である。赤外線探
知装置14はこれら赤外線センサ15、赤外線探知機能
回路部16、赤外線探知表示部17から構成されてい
る。D9は赤外線探知ビデオであり、赤外線センサ15
から赤外線機能回路部16に送られる。D10は赤外線
探知信号であり、赤外線探知機能回路部16で赤外線探
知ビデオD9に基づき分析し、目標Tの赤外線画像特徴
データに変換されたものである。D11は赤外線特定結
果であり、赤外線探知表示部17に表示された情報に基
づいてオペレータが特定結果を判断し、赤外線探知表示
部17を操作することによって目標特定装置22に対し
出力される。18は逆合成開口レーダ探知装置であり、
電波を送信し、目標Tからの反射波を受信し探知し画像
を表示する装置である。19は電波の送受信を行う逆合
成開口レーダアンテナ、20は受信回路等からなる逆合
成開口レーダ探知機能回路部、21はCRTディスプレ
イを主体に各種の操作スイッチを備えた逆合成開口レー
ダ探知表示部である。逆合成開口レーダ装置18はこれ
ら逆合成開口レーダアンテナ19、逆合成開口レーダ探
知機能回路部20、逆合成開口レーダ探知表示部21か
ら構成されている。D12は逆合成開口レーダビデオで
あり、逆合成開口レーダアンテナ19から逆合成開口レ
ーダ探知機能回路部20に送られる。D13は逆合成開
口レーダ探知信号であり、逆合成開口レーダ探知機能回
路部20で逆合成開口レーダビデオD12に基づき分析
し、目標Tの逆合成開口レーダ画像特徴データに変換さ
れたものである。D14は逆合成開口レーダ特定結果で
あり、逆合成開口レーダ探知表示部21に表示された情
報に基づいてオペレータが特定結果を判断し、逆合成開
口レーダ探知表示部21を操作することによって目標特
定装置22に対し出力される。22は目標特定装置であ
り、電波特定結果D3とレーダ特定結果D6と僚艦特定
結果D8と赤外線特定結果D11と逆合成開口レーダ特
定結果D14を入力する。目標特定装置22は目標処理
装置23と目標情報表示部24から構成され、特定結果
の決定、確認を行う。23は目標処理装置であり、電波
特定結果D3とレーダ特定結果D6と他部隊特定結果D
8と赤外線特定結果D11と逆合成開口レーダ特定結果
D14を参考に自動的に特定候補を絞り込み、特定結果
D15として目標情報表示部24に送信するとともに、
特定結果を目標処理装置23の内部のデータベースにフ
ィードバックする。24は目標情報表示部であり、CR
Tディスプレイを主体に各種の操作スイッチを備え、特
定結果の絞り込み過程を表示し、特定結果の決定、確認
を行う。
【0003】図6は、前記した図5に示した目標特定装
置の処理手順の図である。ステップS1は電波探知機能
回路部5の処理である。ステップS1において電波探知
アンテナ4から得られた電波探知ビデオD1に基づき受
信電波の分析を行い、電波探知信号D2として電波探知
表示部6に送信される。ステップS2は電波探知機能回
路部5、ステップS3〜S4は電波探知表示部6の処理
である。ステップS3において、分析された電波データ
は電波の周波数、パルス幅等の電波データとして自動的
に作成され、ステップS4において予め記憶されている
電波データベースのデータと比較される。ステップS4
において類似するいずれかの電波データベースデータに
自動選定され、単一または複数の候補が電波特定候補D
3として、目標処理装置23に送信される。ステップS
5〜S6はレーダ探知機能回路部9の処理である。ステ
ップS5においてレーダビデオD4を分析し、目標Tの
検出を行うステップS6において検出された目標に基づ
き追尾処理を行い、運動データを作成し、レーダ探知信
号D5としてレーダ探知表示部10に送信する。ステッ
プS7〜S8はレーダ探知表示部10の処理である。ス
テップS7はレーダ探知信号D5に基づき予め記憶され
ている運動データベースのデータと比較される。ステッ
プS8において類似するいずれかの運動データベースデ
ータに自動選定され、単一または複数の候補がレーダ特
定候補D6として、目標処理装置23に送信される。ス
テップS10〜S11は赤外線探知機能回路部16の処
理である。ステップS10において赤外線センサ15か
ら得られた赤外線探知ビデオD9に基づき赤外線画像の
分析を行い、ステップS11にて赤外線データを自動的
に作成し、赤外線探知信号D10として赤外線探知表示
部17に送信する。
置の処理手順の図である。ステップS1は電波探知機能
回路部5の処理である。ステップS1において電波探知
アンテナ4から得られた電波探知ビデオD1に基づき受
信電波の分析を行い、電波探知信号D2として電波探知
表示部6に送信される。ステップS2は電波探知機能回
路部5、ステップS3〜S4は電波探知表示部6の処理
である。ステップS3において、分析された電波データ
は電波の周波数、パルス幅等の電波データとして自動的
に作成され、ステップS4において予め記憶されている
電波データベースのデータと比較される。ステップS4
において類似するいずれかの電波データベースデータに
自動選定され、単一または複数の候補が電波特定候補D
3として、目標処理装置23に送信される。ステップS
5〜S6はレーダ探知機能回路部9の処理である。ステ
ップS5においてレーダビデオD4を分析し、目標Tの
検出を行うステップS6において検出された目標に基づ
き追尾処理を行い、運動データを作成し、レーダ探知信
号D5としてレーダ探知表示部10に送信する。ステッ
プS7〜S8はレーダ探知表示部10の処理である。ス
テップS7はレーダ探知信号D5に基づき予め記憶され
ている運動データベースのデータと比較される。ステッ
プS8において類似するいずれかの運動データベースデ
ータに自動選定され、単一または複数の候補がレーダ特
定候補D6として、目標処理装置23に送信される。ス
テップS10〜S11は赤外線探知機能回路部16の処
理である。ステップS10において赤外線センサ15か
ら得られた赤外線探知ビデオD9に基づき赤外線画像の
分析を行い、ステップS11にて赤外線データを自動的
に作成し、赤外線探知信号D10として赤外線探知表示
部17に送信する。
【0004】ステップS12〜S13は赤外線探知表示
部17の処理である。ステップS12において、分析さ
れた赤外線データは赤外線放射強度、赤外線画像等の赤
外線データとして自動的に作成され、ステップS13に
おいて予め記憶されている赤外線画像データベースのデ
ータと比較される。ステップS13において類似するい
ずれかの赤外線画像ベースデータに自動選定され、単一
または複数の候補が電波特定候補D11として、目標処
理装置23に送信される。ステップS15〜S16は逆
合成開口レーダ探知機能回路部20の処理である。ステ
ップS15において逆合成開口レーダアンテナ19から
得られた逆合成開口レーダ探知ビデオD12に基づき逆
合成開口レーダ画像の分析を行い、ステップS16にて
逆合成開口レーダデータを自動的に作成し、逆合成開口
レーダ探知信号D13として逆合成開口レーダ探知表示
部21に送信する。ステップS17〜S18は逆合成開
口レーダ探知表示部21の処理である。ステップS17
において、分析された逆合成開口レーダデータは逆合成
開口レーダ画像である逆合成開口レーダ画像データとし
て自動的に作成され、ステップS18において予め記憶
されている逆合成開口レーダ画像データベースのデータ
と比較される。ステップS18において類似するいずれ
かの逆合成開口レーダ画像ベースデータに自動選定さ
れ、単一または複数の候補が電波特定候補D14とし
て、目標処理装置23に送信される。ステップS20は
他部隊データ処理機能回路部13の処理である。ステッ
プS20において通信アンテナ12にて受信した他部隊
目標情報D7に基づき、内容を解読し、他部隊特定候補
D8として、目標処理装置23に送信される。
部17の処理である。ステップS12において、分析さ
れた赤外線データは赤外線放射強度、赤外線画像等の赤
外線データとして自動的に作成され、ステップS13に
おいて予め記憶されている赤外線画像データベースのデ
ータと比較される。ステップS13において類似するい
ずれかの赤外線画像ベースデータに自動選定され、単一
または複数の候補が電波特定候補D11として、目標処
理装置23に送信される。ステップS15〜S16は逆
合成開口レーダ探知機能回路部20の処理である。ステ
ップS15において逆合成開口レーダアンテナ19から
得られた逆合成開口レーダ探知ビデオD12に基づき逆
合成開口レーダ画像の分析を行い、ステップS16にて
逆合成開口レーダデータを自動的に作成し、逆合成開口
レーダ探知信号D13として逆合成開口レーダ探知表示
部21に送信する。ステップS17〜S18は逆合成開
口レーダ探知表示部21の処理である。ステップS17
において、分析された逆合成開口レーダデータは逆合成
開口レーダ画像である逆合成開口レーダ画像データとし
て自動的に作成され、ステップS18において予め記憶
されている逆合成開口レーダ画像データベースのデータ
と比較される。ステップS18において類似するいずれ
かの逆合成開口レーダ画像ベースデータに自動選定さ
れ、単一または複数の候補が電波特定候補D14とし
て、目標処理装置23に送信される。ステップS20は
他部隊データ処理機能回路部13の処理である。ステッ
プS20において通信アンテナ12にて受信した他部隊
目標情報D7に基づき、内容を解読し、他部隊特定候補
D8として、目標処理装置23に送信される。
【0005】ステップS9は目標処理装置23の処理で
ある。ステップ9は、ステップ4にて選定された単一ま
たは複数の特定候補と、S8にて選定された単一または
複数の特定候補とを比較照合し、特定候補を絞り込む。
ステップS14は目標処理装置23の処理である。ステ
ップ14は、ステップ9にて選定された単一または複数
の特定候補と、S13にて選定された単一または複数の
特定候補とを比較照合し、特定候補を絞り込む。ステッ
プS14は目標処理装置23の処理である。ステップ1
9は、ステップ14にて選定された単一または複数の特
定候補と、S18にて選定された単一または複数の特定
候補とを比較照合し、特定候補を絞り込む。ステップS
21は目標処理装置23の処理である。ステップ21
は、ステップ20にて選定された単一または複数の特定
候補と、ステップS19にて選定された単一または複数
の特定候補とを比較照合し、特定候補を絞り込む。ステ
ップS22は目標情報表示部16の処理であり、絞り込
まれた特定結果及び特定するまでの過程を表示し、オペ
レータが最終決定を行う。さらに、ステップS23では
最終決定結果に基づきデータベースを更新するためのデ
ータベース更新データD10を自動で作成し、電波探知
表示部6に送信する。
ある。ステップ9は、ステップ4にて選定された単一ま
たは複数の特定候補と、S8にて選定された単一または
複数の特定候補とを比較照合し、特定候補を絞り込む。
ステップS14は目標処理装置23の処理である。ステ
ップ14は、ステップ9にて選定された単一または複数
の特定候補と、S13にて選定された単一または複数の
特定候補とを比較照合し、特定候補を絞り込む。ステッ
プS14は目標処理装置23の処理である。ステップ1
9は、ステップ14にて選定された単一または複数の特
定候補と、S18にて選定された単一または複数の特定
候補とを比較照合し、特定候補を絞り込む。ステップS
21は目標処理装置23の処理である。ステップ21
は、ステップ20にて選定された単一または複数の特定
候補と、ステップS19にて選定された単一または複数
の特定候補とを比較照合し、特定候補を絞り込む。ステ
ップS22は目標情報表示部16の処理であり、絞り込
まれた特定結果及び特定するまでの過程を表示し、オペ
レータが最終決定を行う。さらに、ステップS23では
最終決定結果に基づきデータベースを更新するためのデ
ータベース更新データD10を自動で作成し、電波探知
表示部6に送信する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来は、前述の図5に
示した目標の特定装置と同様の機能をシミュレートする
ことを目的として目標特定評価装置を構成することによ
り、アルゴリズムの評価を実施していた。しかし、目標
を特定する上では、電波データ、運動データ、赤外線デ
ータや他部隊目標情報による絞り込みのみでは、装置に
よる目標の特定結果の確度が低く、オペレータの判断に
頼る部分が多く、オペレータへの負荷も高かった。ま
た、センサ誤差により特定結果が変動することがあり、
再度オペレータの判断、操作が必要となり、負荷を増大
させる要因となっていた。
示した目標の特定装置と同様の機能をシミュレートする
ことを目的として目標特定評価装置を構成することによ
り、アルゴリズムの評価を実施していた。しかし、目標
を特定する上では、電波データ、運動データ、赤外線デ
ータや他部隊目標情報による絞り込みのみでは、装置に
よる目標の特定結果の確度が低く、オペレータの判断に
頼る部分が多く、オペレータへの負荷も高かった。ま
た、センサ誤差により特定結果が変動することがあり、
再度オペレータの判断、操作が必要となり、負荷を増大
させる要因となっていた。
【0007】この発明は、かかる問題を解決するために
なされたもので、電波データ、運動データ、赤外線画像
データ、逆合成開口レーダ画像データ、他部隊データの
みでは絞り込めなかった、数多くの目標の特定結果を自
動で絞り込み、さらに、各観測毎に絞り込まれた特定結
果の変動をなくし、確度の高い特定及びオペレータの負
荷軽減を可能とし、それを評価、向上させることを可能
とするものである。
なされたもので、電波データ、運動データ、赤外線画像
データ、逆合成開口レーダ画像データ、他部隊データの
みでは絞り込めなかった、数多くの目標の特定結果を自
動で絞り込み、さらに、各観測毎に絞り込まれた特定結
果の変動をなくし、確度の高い特定及びオペレータの負
荷軽減を可能とし、それを評価、向上させることを可能
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、航空機、艦
船等に対応する複数の疑似的な目標を発生する疑似目標
発生部と、大気の環境を設定する環境模擬部と、任意に
設定されたレーダ探知装置、電波探知装置、赤外線探知
装置、及び逆合成開口レーダ装置等の各センサの探知可
能距離及び電波、赤外線到達可能距離を算出する覆域評
価部と、上記疑似目標発生部において発生された目標デ
ータから位置、速度、レーダ反射面積等からなる運動デ
ータ、周波数、パルス幅等からなる電波データ、赤外線
画像データ及び逆合成開口レーダ画像データを作成する
目標探知模擬部と、運動データ、電波データ、赤外線画
像データ、及び逆合成開口レーダ画像データと目標特定
結果との対応関係を格納するデータベースを作成するデ
ータベース作成部と、上記疑似目標発生部で発生され各
センサで探知された目標の速度、高度、レーダ反射面積
等の運動の特徴、目標の周波数、パルス繰り返し周波
数、パルス幅等の電波の特徴、目標の赤外線画像の特徴
及び逆合成開口レーダ画像の特徴を、上記データベース
の格納データと比較・照合することにより目標を特定す
る目標特定部と、各センサから情報が得られる度に特定
した特定結果を蓄積し、特定結果の変動に応じて特定結
果を更新する特定結果評価部と、特定結果を表示する結
果表示部と、上記特定結果評価部で特定した結果と疑似
目標に対応して予め設定された特定結果との差を算出
し、特定結果を統計的に評価する特定結果処理部と、特
定結果処理部の評価に基づいて運動データデータベー
ス、赤外線画像データベース、及び逆合成開口レーダ画
像データベースの更新処理を行うデータベース更新部
と、上記データベースと比較・参照した各項目ごとの一
致の度合いを表示させる表示処理部と、僚艦等の味方他
部隊から得られる他部隊データを特定するのための参考
情報として処理する他部隊データ処理部とを備えたもの
である。
船等に対応する複数の疑似的な目標を発生する疑似目標
発生部と、大気の環境を設定する環境模擬部と、任意に
設定されたレーダ探知装置、電波探知装置、赤外線探知
装置、及び逆合成開口レーダ装置等の各センサの探知可
能距離及び電波、赤外線到達可能距離を算出する覆域評
価部と、上記疑似目標発生部において発生された目標デ
ータから位置、速度、レーダ反射面積等からなる運動デ
ータ、周波数、パルス幅等からなる電波データ、赤外線
画像データ及び逆合成開口レーダ画像データを作成する
目標探知模擬部と、運動データ、電波データ、赤外線画
像データ、及び逆合成開口レーダ画像データと目標特定
結果との対応関係を格納するデータベースを作成するデ
ータベース作成部と、上記疑似目標発生部で発生され各
センサで探知された目標の速度、高度、レーダ反射面積
等の運動の特徴、目標の周波数、パルス繰り返し周波
数、パルス幅等の電波の特徴、目標の赤外線画像の特徴
及び逆合成開口レーダ画像の特徴を、上記データベース
の格納データと比較・照合することにより目標を特定す
る目標特定部と、各センサから情報が得られる度に特定
した特定結果を蓄積し、特定結果の変動に応じて特定結
果を更新する特定結果評価部と、特定結果を表示する結
果表示部と、上記特定結果評価部で特定した結果と疑似
目標に対応して予め設定された特定結果との差を算出
し、特定結果を統計的に評価する特定結果処理部と、特
定結果処理部の評価に基づいて運動データデータベー
ス、赤外線画像データベース、及び逆合成開口レーダ画
像データベースの更新処理を行うデータベース更新部
と、上記データベースと比較・参照した各項目ごとの一
致の度合いを表示させる表示処理部と、僚艦等の味方他
部隊から得られる他部隊データを特定するのための参考
情報として処理する他部隊データ処理部とを備えたもの
である。
【0009】また、目標の運動データを蓄積し、蛇行運
動、ポップアップ運動等の目標の運動の特徴を判定し、
特定のための参考情報として処理する運動プロファイル
処理部を設けたものである。
動、ポップアップ運動等の目標の運動の特徴を判定し、
特定のための参考情報として処理する運動プロファイル
処理部を設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明に
よる目標特定評価装置の図である。模擬目標発生部25
は電波探知装置、レーダ探知装置及び赤外線探知装置の
諸元を任意に設定し、それらのデータをセンサデータD
16として覆域評価部26に出力する。また、模擬目標
発生部25は目標の諸元及び目標発生等のシナリオを任
意に設定し、シナリオデータD17として電波探知模擬
部28、レーダ探知模擬部29、赤外線探知模擬部3
0、逆合成開口レーダ探知模擬部31に出力する。環境
模擬部27は大気、雲による電波の減衰量、水面及び地
面による反射量及び赤外線の減衰量を設定し、環境デー
タD18として覆域評価部26に出力する。覆域評価部
26は模擬目標発生部25から入力したセンサデータD
16及び環境模擬部27から入力した環境データD18
に基づき設定された電波探知装置、レーダ探知装置、赤
外線探知装置及び逆合成開口レーダ装置等のセンサの覆
域を計算し、計算結果を覆域評価データD19として電
波探知模擬部28、レーダ探知模擬部29、赤外線探知
模擬部30、逆合成開口レーダ探知模擬部31へ出力す
る。電波探知模擬部28は模擬目標発生部25から入力
したシナリオデータD17及び覆域評価データD19に
基づき設定された電波探知装置が目標を探知するかどう
かを判断し、探知していれば目標に設定されているデー
タに乱数により発生させた誤差を付加して電波諸元構成
される電波目標データD20を目標特定部39に出力す
る。レーダ探知模擬部28は模擬目標発生部25から入
力したシナリオデータD17及び覆域評価部26から入
力した覆域評価データD19に基づき設定されたレーダ
探知装置が目標を探知するかどうかを判断し、探知して
いれば目標に設定されているデータに乱数により発生さ
せた誤差を付加して運動諸元から構成されるレーダ目標
データD21を目標特定部39に出力する。赤外線探知
模擬部30は模擬目標発生部25から入力したシナリオ
データD17及び覆域評価データD19に基づき設定さ
れた赤外線探知装置がそれぞれ目標を探知するかどうか
を判断し、探知していれば目標に設定されているデータ
に乱数により発生させた誤差を付加して赤外線諸元から
構成される赤外線目標データD22を目標特定部39に
出力する。逆合成開口レーダ探知模擬部31は模擬目標
発生部25から入力したシナリオデータD17及び覆域
評価部26から入力した覆域評価データD19に基づき
設定された逆合成開口レーダ装置がそれぞれ目標を探知
するかどうかを判断し、探知していれば目標に設定され
ているデータに乱数により発生させた誤差を付加して逆
合成開口レーダ諸元から構成される逆合成開口レーダ目
標データD23を目標特定部39に出力する。データベ
ース作成部33では目標特定のためのデータである周波
数、パルス繰り返し周波数、パルス幅等の電波諸元と目
標特定結果の関係を作成し、電波諸元データD25とし
て電波データデータベース34に出力する。また、デー
タベース作成部33は位置、速度、レーダ反射面積等の
運動諸元と目標特定結果の関係を作成し、運動諸元デー
タD26として運動データデータベース35に出力す
る。また、データベース作成33は赤外線の放射強度、
画像等の赤外線諸元と目標特定結果の関係を作成し、赤
外線諸元データD27として赤外線画像データベース3
6に出力する。また、データベース作成33は逆合成開
口レーダの画像等の逆合成開口レーダ諸元と目標特定結
果の関係を作成し、ISAR(逆合成開口レーダ)画像
データD28としてISAR画像データデータベース3
7に出力する。目標特定部39は、電波探知模擬部28
から入力した電波目標データD20と電波データデータ
ベース34から入力した電波特定諸元データD30の周
波数、パルス繰り返し周波数、パルス幅等の諸元を比較
・照合し、それらの項目の全部または一部が一致する目
標特定結果を特定候補として1つまたは複数選定する。
また、目標特定部39は、レーダ探知模擬部29から入
力したレーダ目標データD21と運動データデータベー
ス35から入力したレーダ特定諸元データD31の速
力、レーダ反射面積等の諸元を比較・照合し、それらの
項目の全部または一部が一致する目標特定結果を特定候
補として1つまたは複数選定する。また、目標特定部3
9は、赤外線探知模擬部30から入力した赤外線画像デ
ータD22と赤外線画像データベース36から入力した
赤外線特定諸元データD32の赤外線強度、赤外線画像
等の諸元を比較・照合し、それらの項目の全部または一
部が一致する目標特定結果を特定候補として1つまたは
複数選定する。また、目標特定部39は、逆合成開口レ
ーダ探知模擬部31から入力したISAR画像データD
23とISAR画像データベース37から入力したIS
AR特定諸元データD33のISAR画像等の諸元を比
較・照合し、それらの項目の全部または一部が一致する
目標特定結果を特定候補として1つまたは複数選定す
る。次に目標特定部39は、電波諸元、レーダ諸元、赤
外線諸元、ISAR諸元から特定候補として選ばれた目
標をそれぞれ比較・照合し、一致する項目の数から一致
度を算出し目標特定結果及び一致度を目標特定結果デー
タD35として特定結果評価部40へ出力する。特定結
果評価部40は、目標特定部から入力した目標特定結果
データD35を入力し、探知毎の特定結果を蓄積し、特
定結果毎の重み付けを百分率にて計算し、保存する。次
に、特定結果評価部40は、目標特定部39から入力し
た最新の目標特定結果データD35と現状の特定結果を
比較し、最新の特定結果と現状の特定結果が同じであれ
ば、現状の特定結果である目標特定結果評価データD3
6を結果表示部42及び表示処理部41に出力する。ま
た、最新の特定結果と現状の特定結果が異なった場合
は、複数回連続してその特定結果が得られた場合に特定
結果を変更するように、複数回前の特定結果を参照す
る。規定された回数分連続して同じ結果が得られていれ
ば、特定結果を更新する。更新するための連続回数は、
現状の特定結果の百分率に応じて5段階等に配分し、2
〜6とする。これによって、特定結果の変動を削除す
る。特定結果評価部40は、更新された結果である目標
特定結果評価データD36を結果表示部42及び表示処
理部41に出力する。表示処理部41は、特定結果評価
部40にて特定した結果と、各項目の一致度を目標特定
結果評価データD36として入力し、各項目ごとのデー
タを見やすい形にフォーマットし、表示処理データD3
7として結果表示部42に出力し、目標特定の過程をオ
ペレータに対して表示する。結果表示部42は、特定結
果評価部40から入力した目標、特定結果、一致度を画
面に表示する。
よる目標特定評価装置の図である。模擬目標発生部25
は電波探知装置、レーダ探知装置及び赤外線探知装置の
諸元を任意に設定し、それらのデータをセンサデータD
16として覆域評価部26に出力する。また、模擬目標
発生部25は目標の諸元及び目標発生等のシナリオを任
意に設定し、シナリオデータD17として電波探知模擬
部28、レーダ探知模擬部29、赤外線探知模擬部3
0、逆合成開口レーダ探知模擬部31に出力する。環境
模擬部27は大気、雲による電波の減衰量、水面及び地
面による反射量及び赤外線の減衰量を設定し、環境デー
タD18として覆域評価部26に出力する。覆域評価部
26は模擬目標発生部25から入力したセンサデータD
16及び環境模擬部27から入力した環境データD18
に基づき設定された電波探知装置、レーダ探知装置、赤
外線探知装置及び逆合成開口レーダ装置等のセンサの覆
域を計算し、計算結果を覆域評価データD19として電
波探知模擬部28、レーダ探知模擬部29、赤外線探知
模擬部30、逆合成開口レーダ探知模擬部31へ出力す
る。電波探知模擬部28は模擬目標発生部25から入力
したシナリオデータD17及び覆域評価データD19に
基づき設定された電波探知装置が目標を探知するかどう
かを判断し、探知していれば目標に設定されているデー
タに乱数により発生させた誤差を付加して電波諸元構成
される電波目標データD20を目標特定部39に出力す
る。レーダ探知模擬部28は模擬目標発生部25から入
力したシナリオデータD17及び覆域評価部26から入
力した覆域評価データD19に基づき設定されたレーダ
探知装置が目標を探知するかどうかを判断し、探知して
いれば目標に設定されているデータに乱数により発生さ
せた誤差を付加して運動諸元から構成されるレーダ目標
データD21を目標特定部39に出力する。赤外線探知
模擬部30は模擬目標発生部25から入力したシナリオ
データD17及び覆域評価データD19に基づき設定さ
れた赤外線探知装置がそれぞれ目標を探知するかどうか
を判断し、探知していれば目標に設定されているデータ
に乱数により発生させた誤差を付加して赤外線諸元から
構成される赤外線目標データD22を目標特定部39に
出力する。逆合成開口レーダ探知模擬部31は模擬目標
発生部25から入力したシナリオデータD17及び覆域
評価部26から入力した覆域評価データD19に基づき
設定された逆合成開口レーダ装置がそれぞれ目標を探知
するかどうかを判断し、探知していれば目標に設定され
ているデータに乱数により発生させた誤差を付加して逆
合成開口レーダ諸元から構成される逆合成開口レーダ目
標データD23を目標特定部39に出力する。データベ
ース作成部33では目標特定のためのデータである周波
数、パルス繰り返し周波数、パルス幅等の電波諸元と目
標特定結果の関係を作成し、電波諸元データD25とし
て電波データデータベース34に出力する。また、デー
タベース作成部33は位置、速度、レーダ反射面積等の
運動諸元と目標特定結果の関係を作成し、運動諸元デー
タD26として運動データデータベース35に出力す
る。また、データベース作成33は赤外線の放射強度、
画像等の赤外線諸元と目標特定結果の関係を作成し、赤
外線諸元データD27として赤外線画像データベース3
6に出力する。また、データベース作成33は逆合成開
口レーダの画像等の逆合成開口レーダ諸元と目標特定結
果の関係を作成し、ISAR(逆合成開口レーダ)画像
データD28としてISAR画像データデータベース3
7に出力する。目標特定部39は、電波探知模擬部28
から入力した電波目標データD20と電波データデータ
ベース34から入力した電波特定諸元データD30の周
波数、パルス繰り返し周波数、パルス幅等の諸元を比較
・照合し、それらの項目の全部または一部が一致する目
標特定結果を特定候補として1つまたは複数選定する。
また、目標特定部39は、レーダ探知模擬部29から入
力したレーダ目標データD21と運動データデータベー
ス35から入力したレーダ特定諸元データD31の速
力、レーダ反射面積等の諸元を比較・照合し、それらの
項目の全部または一部が一致する目標特定結果を特定候
補として1つまたは複数選定する。また、目標特定部3
9は、赤外線探知模擬部30から入力した赤外線画像デ
ータD22と赤外線画像データベース36から入力した
赤外線特定諸元データD32の赤外線強度、赤外線画像
等の諸元を比較・照合し、それらの項目の全部または一
部が一致する目標特定結果を特定候補として1つまたは
複数選定する。また、目標特定部39は、逆合成開口レ
ーダ探知模擬部31から入力したISAR画像データD
23とISAR画像データベース37から入力したIS
AR特定諸元データD33のISAR画像等の諸元を比
較・照合し、それらの項目の全部または一部が一致する
目標特定結果を特定候補として1つまたは複数選定す
る。次に目標特定部39は、電波諸元、レーダ諸元、赤
外線諸元、ISAR諸元から特定候補として選ばれた目
標をそれぞれ比較・照合し、一致する項目の数から一致
度を算出し目標特定結果及び一致度を目標特定結果デー
タD35として特定結果評価部40へ出力する。特定結
果評価部40は、目標特定部から入力した目標特定結果
データD35を入力し、探知毎の特定結果を蓄積し、特
定結果毎の重み付けを百分率にて計算し、保存する。次
に、特定結果評価部40は、目標特定部39から入力し
た最新の目標特定結果データD35と現状の特定結果を
比較し、最新の特定結果と現状の特定結果が同じであれ
ば、現状の特定結果である目標特定結果評価データD3
6を結果表示部42及び表示処理部41に出力する。ま
た、最新の特定結果と現状の特定結果が異なった場合
は、複数回連続してその特定結果が得られた場合に特定
結果を変更するように、複数回前の特定結果を参照す
る。規定された回数分連続して同じ結果が得られていれ
ば、特定結果を更新する。更新するための連続回数は、
現状の特定結果の百分率に応じて5段階等に配分し、2
〜6とする。これによって、特定結果の変動を削除す
る。特定結果評価部40は、更新された結果である目標
特定結果評価データD36を結果表示部42及び表示処
理部41に出力する。表示処理部41は、特定結果評価
部40にて特定した結果と、各項目の一致度を目標特定
結果評価データD36として入力し、各項目ごとのデー
タを見やすい形にフォーマットし、表示処理データD3
7として結果表示部42に出力し、目標特定の過程をオ
ペレータに対して表示する。結果表示部42は、特定結
果評価部40から入力した目標、特定結果、一致度を画
面に表示する。
【0011】特定結果処理部38は、模擬目標発生部2
5にて一つの目標に対して種々のパターンで誤差を付加
した電波目標データD20、レーダ目標データD21、
赤外線目標データD22、逆合成開口レーダ目標データ
D23を複数作成し、それぞれ特定結果評価部40にて
特定した結果と、シナリオデータD17として模擬目標
発生部25から入力した目標の真の価との差を算出し、
本装置にて判定した特定結果が、模擬目標にあらかじめ
設定されている特定結果に対して正しかったかどうかを
カウントし、全判定回数に対する正解率を計算し、正解
率を特定結果処理データD27としてデータベース更新
部43に出力する。データベース更新部43は、特定結
果処理部38より特定結果処理データD38を入力し、
正解率からあらかじめ設定された修正する数値の幅の係
数を抽出し、元の数値の幅に係数をかけて数値の幅を計
算し、決定した数値の幅データを電波データベース更新
データD39として電波データデータベース34に出力
してデータベースの数値の幅を書き換える。同様に、運
動データ、赤外線画像データ、ISAR画像データにつ
いても、レーダデータベース更新データD40を運動デ
ータデータベース35に、赤外線画像データ更新データ
D41を赤外線画像データベース36に、ISAR画像
データデータベース更新データD42をISAR画像デ
ータデータベースに出力し、それぞれのデータベースの
数値の幅を書き換える。他部隊データ模擬部32は模擬
目標発生部25にて諸元の異なる他部隊のセンサを設定
し、同じく模擬目標発生部25にて発生したシナリオデ
ータD17に基づき他部隊での目標の探知及び分析を行
い、結果を他部隊データD24として目標特定部39に
出力する。目標特定部39は他部隊データ模擬部32か
ら入力した他部隊データD24により目標特定の際に特
定候補間で重み付けを行い確度の高い特定候補の絞り込
みを行う。
5にて一つの目標に対して種々のパターンで誤差を付加
した電波目標データD20、レーダ目標データD21、
赤外線目標データD22、逆合成開口レーダ目標データ
D23を複数作成し、それぞれ特定結果評価部40にて
特定した結果と、シナリオデータD17として模擬目標
発生部25から入力した目標の真の価との差を算出し、
本装置にて判定した特定結果が、模擬目標にあらかじめ
設定されている特定結果に対して正しかったかどうかを
カウントし、全判定回数に対する正解率を計算し、正解
率を特定結果処理データD27としてデータベース更新
部43に出力する。データベース更新部43は、特定結
果処理部38より特定結果処理データD38を入力し、
正解率からあらかじめ設定された修正する数値の幅の係
数を抽出し、元の数値の幅に係数をかけて数値の幅を計
算し、決定した数値の幅データを電波データベース更新
データD39として電波データデータベース34に出力
してデータベースの数値の幅を書き換える。同様に、運
動データ、赤外線画像データ、ISAR画像データにつ
いても、レーダデータベース更新データD40を運動デ
ータデータベース35に、赤外線画像データ更新データ
D41を赤外線画像データベース36に、ISAR画像
データデータベース更新データD42をISAR画像デ
ータデータベースに出力し、それぞれのデータベースの
数値の幅を書き換える。他部隊データ模擬部32は模擬
目標発生部25にて諸元の異なる他部隊のセンサを設定
し、同じく模擬目標発生部25にて発生したシナリオデ
ータD17に基づき他部隊での目標の探知及び分析を行
い、結果を他部隊データD24として目標特定部39に
出力する。目標特定部39は他部隊データ模擬部32か
ら入力した他部隊データD24により目標特定の際に特
定候補間で重み付けを行い確度の高い特定候補の絞り込
みを行う。
【0012】図2はこの発明による一実施例を示すアル
ゴリズムである。電波探知装置にて探知された電波はス
テップS1にて周波数、パルス繰り返し周波数、パルス
幅等の諸元に分析され、ステップS2にて電波データと
して自動的にデータが作成される。次にステップS3に
て電波データはデータベースとの比較・照合が自動的に
行われ、ステップS4にて探知した電波の諸元とデータ
ベースに登録されている電波の諸元とデータベースに登
録されている電波の諸元の全部または一部が一致するも
のを特定候補として自動的に選定する。次にステップS
5においてレーダ探知装置の探知目標の分析を行い、ス
テップS6にて運動データとして自動的にデータを作成
する。ステップS7では、ステップS6にて自動的に作
成された運動諸元とデータベースより引き出した運動デ
ータとの比較・照合を行う。ステップS8では目標の運
動データの全部または一部が一致するものを自動的に絞
り込む。ステップS9にて電波データにより選定された
特定候補から、運動データにより選定された特定候補を
元に、特定候補を絞り込む。次にステップS10で赤外
線探知装置にて探知された赤外線データを赤外線強度、
赤外線画像等の諸元に分析し、ステップS11にて赤外
線画像データとして自動的にデータを作成する。ステッ
プS12にて赤外線画像データとデータベースとの比較
・照合が自動的に行われ、ステップS13にて探知した
赤外線諸元とデータベースに登録されている赤外線諸元
とデータベースに登録されている赤外線諸元の全部また
は一部が一致するものを特定候補として自動的に選定す
る。ステップS14では赤外線データにより選定された
候補に基づき、電波データ、レーダデータにより選定、
絞り込まれた特定候補をさらに絞り込む。次に、ステッ
プS15でISAR探知装置にて探知されたISARデ
ータをISAR画像諸元に分析し、ステップS16にて
ISAR画像データとして自動的にデータを作成する。
ステップS17にてISAR画像データとデータベース
との比較・照合が自動的に行われ、ステップS18にて
探知したISAR画像諸元とデータベースに登録されて
いるISAR画像諸元とデータベースに登録されている
ISAR画像諸元の全部または一部が一致するものを特
定候補として自動的に選定する。ステップS19ではI
SAR画像データにより特定された候補に基づき、電波
データ、レーダデータ、赤外線データにより特定、絞り
込まれた特定候補をさらに絞り込む。次に、ステップS
24で、電波データ、運動データ、赤外線画像データ、
ISAR画像データにより絞り込まれた特定結果を各判
定毎に時系列に履歴として保存し、各特定結果の百分率
としての重み付けを算出する。ステップS25にて、得
られた最新の特定結果と、現状の特定結果を比較し、異
なる場合は重み付けに基づき設定されている、連続判定
回数に達した場合に、特定結果を更新する。次に、ステ
ップS21で通信装置を経由して得た目標の僚艦データ
に基づき、特定候補をさらに絞り込み、最終的な特定結
果としてステップ22で結果を表示するとともに、絞り
込みの過程を表示する。ステップ23では、最終結果に
基づき、データベースの更新を行う。
ゴリズムである。電波探知装置にて探知された電波はス
テップS1にて周波数、パルス繰り返し周波数、パルス
幅等の諸元に分析され、ステップS2にて電波データと
して自動的にデータが作成される。次にステップS3に
て電波データはデータベースとの比較・照合が自動的に
行われ、ステップS4にて探知した電波の諸元とデータ
ベースに登録されている電波の諸元とデータベースに登
録されている電波の諸元の全部または一部が一致するも
のを特定候補として自動的に選定する。次にステップS
5においてレーダ探知装置の探知目標の分析を行い、ス
テップS6にて運動データとして自動的にデータを作成
する。ステップS7では、ステップS6にて自動的に作
成された運動諸元とデータベースより引き出した運動デ
ータとの比較・照合を行う。ステップS8では目標の運
動データの全部または一部が一致するものを自動的に絞
り込む。ステップS9にて電波データにより選定された
特定候補から、運動データにより選定された特定候補を
元に、特定候補を絞り込む。次にステップS10で赤外
線探知装置にて探知された赤外線データを赤外線強度、
赤外線画像等の諸元に分析し、ステップS11にて赤外
線画像データとして自動的にデータを作成する。ステッ
プS12にて赤外線画像データとデータベースとの比較
・照合が自動的に行われ、ステップS13にて探知した
赤外線諸元とデータベースに登録されている赤外線諸元
とデータベースに登録されている赤外線諸元の全部また
は一部が一致するものを特定候補として自動的に選定す
る。ステップS14では赤外線データにより選定された
候補に基づき、電波データ、レーダデータにより選定、
絞り込まれた特定候補をさらに絞り込む。次に、ステッ
プS15でISAR探知装置にて探知されたISARデ
ータをISAR画像諸元に分析し、ステップS16にて
ISAR画像データとして自動的にデータを作成する。
ステップS17にてISAR画像データとデータベース
との比較・照合が自動的に行われ、ステップS18にて
探知したISAR画像諸元とデータベースに登録されて
いるISAR画像諸元とデータベースに登録されている
ISAR画像諸元の全部または一部が一致するものを特
定候補として自動的に選定する。ステップS19ではI
SAR画像データにより特定された候補に基づき、電波
データ、レーダデータ、赤外線データにより特定、絞り
込まれた特定候補をさらに絞り込む。次に、ステップS
24で、電波データ、運動データ、赤外線画像データ、
ISAR画像データにより絞り込まれた特定結果を各判
定毎に時系列に履歴として保存し、各特定結果の百分率
としての重み付けを算出する。ステップS25にて、得
られた最新の特定結果と、現状の特定結果を比較し、異
なる場合は重み付けに基づき設定されている、連続判定
回数に達した場合に、特定結果を更新する。次に、ステ
ップS21で通信装置を経由して得た目標の僚艦データ
に基づき、特定候補をさらに絞り込み、最終的な特定結
果としてステップ22で結果を表示するとともに、絞り
込みの過程を表示する。ステップ23では、最終結果に
基づき、データベースの更新を行う。
【0013】実施の形態2.上記の実施例1で説明した
装置に、運動プロファイルデータベース44を設け、目
標特定部でポップアップ、蛇行運動等の運動の特徴を抽
出し、運動プロファイルによる特定候補を選定し、電波
諸元、運動諸元、赤外線諸元、ISAR諸元にて絞り込
まれた、特定候補のさらなる絞り込みを行い、目標特定
の確度を向上させる。
装置に、運動プロファイルデータベース44を設け、目
標特定部でポップアップ、蛇行運動等の運動の特徴を抽
出し、運動プロファイルによる特定候補を選定し、電波
諸元、運動諸元、赤外線諸元、ISAR諸元にて絞り込
まれた、特定候補のさらなる絞り込みを行い、目標特定
の確度を向上させる。
【0014】
【発明の効果】この発明は、以上説明したとおり、適切
なデータベースを構築することにより電波探知装置、レ
ーダ探知装置及び赤外線探知装置で探知した目標の電波
データ、運動データ、赤外線データ及び逆合成開口レー
ダデータにより自動で目標の特定ができ、特定結果の履
歴を保存し、特定結果に重み付けを持たせることによ
り、センサの観測誤差による特定結果の変動を最小限に
おさえ、確度の高い目標特定を行い、オペレータの負荷
を軽減することができる。
なデータベースを構築することにより電波探知装置、レ
ーダ探知装置及び赤外線探知装置で探知した目標の電波
データ、運動データ、赤外線データ及び逆合成開口レー
ダデータにより自動で目標の特定ができ、特定結果の履
歴を保存し、特定結果に重み付けを持たせることによ
り、センサの観測誤差による特定結果の変動を最小限に
おさえ、確度の高い目標特定を行い、オペレータの負荷
を軽減することができる。
【0015】目標の運動の特徴により特定候補のさらな
る絞り込みができ、目標特定確度を向上させることがで
きる。
る絞り込みができ、目標特定確度を向上させることがで
きる。
【図1】 この発明の実施例1を示す目標特定評価装置
の図である。
の図である。
【図2】 この発明の実施例1の目標特定評価装置のア
ルゴリズムを示す図である。
ルゴリズムを示す図である。
【図3】 この発明の実施例2を示す目標特定評価装置
の図である。
の図である。
【図4】 この発明の実施例2の目標特定評価装置のア
ルゴリズムを示す図である。
ルゴリズムを示す図である。
【図5】 従来の目標特定装置を示す図である。
【図6】 従来の目標特定装置の処理手順を示す図であ
る。
る。
T 目標
R 僚艦等の他部隊
1 艦船
2 戦闘システム
3 電波探知装置
4 電波探知アンテナ
5 電波探知機能回路部
6 電波探知表示部
7 レーダ
8 レーダアンテナ
9 レーダ探知機能回路部
10 レーダ探知表示部
11 通信装置
12 通信アンテナ
13 他部隊データ処理機能回路部
14 赤外線探知装置
15 赤外線センサ
16 赤外線探知機能回路部
17 赤外線探知表示部
18 逆合成開口レーダ装置
19 逆合成開口レーダアンテナ
20 逆合成開口レーダ探知機能回路部
21 逆合成開口レーダ探知表示部
22 目標特定装置
23 目標処理装置
24 目標情報表示部
25 模擬目標発生部
26 覆域評価部
27 環境模擬部
28 電波探知模擬部
29 レーダ探知模擬部
30 赤外線探知模擬部
31 逆合成開口レーダ探知模擬部
32 他部隊データ模擬部
33 データベース作成部
34 電波データデータベース
35 運動データデータベース
36 赤外線画像データベース
37 ISAR画像データベース
38 特定結果処理部
39 目標特定部
40 特定結果評価部
41 表示処理部
42 結果表示部
43 データベース更新部
44 運動プロファイルデータベース
S1 電波探知装置にて探知データを分析するステップ
S2 電波データを自動作成ステップ
S3 電波データとデータベースの自動比較・照合をす
るステップ S4 電波データにより特定候補を自動選定するステッ
プ S5 レーダ探知データを自動分析するステップ S6 運動データを自動作成するステップ S7 運動データとデータベースの自動比較・照合をす
るステップ S8 運動データにより特定結果を決定するステップ S9 運動データにより特定結果を絞り込むステップ S10 赤外線探知装置にて探知データを分析するステ
ップ S11 赤外線データを自動作成ステップ S12 赤外線データとデータベースの自動比較・照合
をするステップ S13 赤外線データにより特定候補を自動選定するス
テップ S14 赤外線画像データによる特定候補を絞り込むス
テップ S15 逆合成開口レーダ探知データを分析するステッ
プ S16 逆合成開口レーダデータを自動作成ステップ S17 逆合成開口レーダデータとデータベースの自動
比較・照合をするステップ S18 逆合成開口レーダデータにより特定候補を自動
選定するステップ S19 逆合成開口レーダデータによる特定候補を絞り
込むステップ S20 他部隊からの特定候補情報を受信するステップ S21 他部隊データにより特定候補を自動的に絞り込
むステップ S22 絞り込まれた特定結果及び絞り込み過程を表示
するステップ S23 最終結果によりデータベースを更新するステッ
プ S24 各観測毎の特定結果を保存し、履歴を作成する
ステップ S25 センサ誤差等によって発生する特定結果の変動
を削除するステップ S26 運動データを蓄積して運動の特徴を抽出するス
テップ S27 運動プロファイルにより特定候補を絞り込むス
テップ
るステップ S4 電波データにより特定候補を自動選定するステッ
プ S5 レーダ探知データを自動分析するステップ S6 運動データを自動作成するステップ S7 運動データとデータベースの自動比較・照合をす
るステップ S8 運動データにより特定結果を決定するステップ S9 運動データにより特定結果を絞り込むステップ S10 赤外線探知装置にて探知データを分析するステ
ップ S11 赤外線データを自動作成ステップ S12 赤外線データとデータベースの自動比較・照合
をするステップ S13 赤外線データにより特定候補を自動選定するス
テップ S14 赤外線画像データによる特定候補を絞り込むス
テップ S15 逆合成開口レーダ探知データを分析するステッ
プ S16 逆合成開口レーダデータを自動作成ステップ S17 逆合成開口レーダデータとデータベースの自動
比較・照合をするステップ S18 逆合成開口レーダデータにより特定候補を自動
選定するステップ S19 逆合成開口レーダデータによる特定候補を絞り
込むステップ S20 他部隊からの特定候補情報を受信するステップ S21 他部隊データにより特定候補を自動的に絞り込
むステップ S22 絞り込まれた特定結果及び絞り込み過程を表示
するステップ S23 最終結果によりデータベースを更新するステッ
プ S24 各観測毎の特定結果を保存し、履歴を作成する
ステップ S25 センサ誤差等によって発生する特定結果の変動
を削除するステップ S26 運動データを蓄積して運動の特徴を抽出するス
テップ S27 運動プロファイルにより特定候補を絞り込むス
テップ
Claims (2)
- 【請求項1】 航空機、艦船等に対応する複数の疑似的
な目標を発生する疑似目標発生部と、大気の環境を設定
する環境模擬部と、任意に設定されたレーダ探知装置、
電波探知装置、赤外線探知装置、及び逆合成開口レーダ
装置等の各センサの探知可能距離及び電波、赤外線到達
可能距離を算出する覆域評価部と、上記疑似目標発生部
において発生された目標データから位置、速度、レーダ
反射面積等からなる運動データ、周波数、パルス幅等か
らなる電波データ、赤外線画像データ及び逆合成開口レ
ーダ画像データを作成する目標探知模擬部と、運動デー
タ、電波データ、赤外線画像データ、及び逆合成開口レ
ーダ画像データと目標特定結果との対応関係を格納する
データベースを作成するデータベース作成部と、上記疑
似目標発生部で発生され各センサで探知された目標の速
度、高度、レーダ反射面積等の運動の特徴、目標の周波
数、パルス繰り返し周波数、パルス幅等の電波の特徴、
目標の赤外線画像の特徴及び逆合成開口レーダ画像の特
徴を、上記データベースの格納データと比較・照合する
ことにより目標を特定する目標特定部と、各センサから
情報が得られる度に特定した特定結果を蓄積し、特定結
果の変動に応じて特定結果を更新する特定結果評価部
と、特定結果を表示する結果表示部と、上記特定結果評
価部で特定した結果と疑似目標に対応して予め設定され
た特定結果との差を算出し、特定結果を統計的に評価す
る特定結果処理部と、特定結果処理部の評価に基づいて
運動データデータベース、赤外線画像データベース、及
び逆合成開口レーダ画像データベースの更新処理を行う
データベース更新部と、上記データベースと比較・参照
した各項目ごとの一致の度合いを表示させる表示処理部
と、僚艦等の味方他部隊から得られる他部隊データを特
定するのための参考情報として処理する他部隊データ処
理部と、を備えた目標特定評価装置。 - 【請求項2】 目標の運動データを蓄積し、蛇行運動、
ポップアップ運動等の目標の運動の特徴を判定し、特定
のための参考情報として処理する運動プロファイル処理
部を設けたことを特徴とする請求項1記載の目標特定評
価装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001287102A JP2003098252A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 目標特定評価装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001287102A JP2003098252A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 目標特定評価装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003098252A true JP2003098252A (ja) | 2003-04-03 |
Family
ID=19109965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001287102A Pending JP2003098252A (ja) | 2001-09-20 | 2001-09-20 | 目標特定評価装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003098252A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8116687B2 (en) | 2007-07-25 | 2012-02-14 | Freescale Semiconductor, Inc. | Dynamic frequency selection in wireless devices |
JP2013210207A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Nec Corp | レーダ画像の目標識別装置、目標識別方法、及び目標識別プログラム |
KR101389133B1 (ko) | 2013-10-14 | 2014-04-25 | 엘아이지넥스원 주식회사 | 유도조종장치 |
CN111624590A (zh) * | 2020-05-13 | 2020-09-04 | 飒铂智能科技有限责任公司 | 一种无人机目标确认方法及系统 |
KR102343870B1 (ko) * | 2021-06-21 | 2021-12-27 | 한화시스템 주식회사 | 함정 전투체계에서의 함정 식별 장치 및 방법 |
-
2001
- 2001-09-20 JP JP2001287102A patent/JP2003098252A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8116687B2 (en) | 2007-07-25 | 2012-02-14 | Freescale Semiconductor, Inc. | Dynamic frequency selection in wireless devices |
JP2013210207A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Nec Corp | レーダ画像の目標識別装置、目標識別方法、及び目標識別プログラム |
KR101389133B1 (ko) | 2013-10-14 | 2014-04-25 | 엘아이지넥스원 주식회사 | 유도조종장치 |
CN111624590A (zh) * | 2020-05-13 | 2020-09-04 | 飒铂智能科技有限责任公司 | 一种无人机目标确认方法及系统 |
KR102343870B1 (ko) * | 2021-06-21 | 2021-12-27 | 한화시스템 주식회사 | 함정 전투체계에서의 함정 식별 장치 및 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0988561B1 (en) | Target type estimation in target tracking | |
JP3186401B2 (ja) | 車両用距離データ処理装置 | |
US5128684A (en) | Method and apparatus for correlating sensor detections in space and time | |
RU2687994C1 (ru) | Способ классификации морских объектов на основе весовых коэффициентов их классификационных признаков | |
CN112132042A (zh) | 基于对抗域适应的sar图像目标检测方法 | |
US20070253625A1 (en) | Method for building robust algorithms that classify objects using high-resolution radar signals | |
US5842156A (en) | Multirate multiresolution target tracking | |
JP2008504591A (ja) | 画像内の物体を認識するための方法および装置 | |
EP2169422A1 (en) | System and method for acoustic tracking an underwater vehicle trajectory | |
US20230039196A1 (en) | Small unmanned aerial systems detection and classification using multi-modal deep neural networks | |
US5604683A (en) | Evaluating target tracking when using multiple sensors | |
KR101828332B1 (ko) | 차량용 레이더 시뮬레이터 | |
EP1363243B1 (en) | Automatic target recognition by template matching | |
JP2002156445A (ja) | 目標特定評価装置 | |
US20240159869A1 (en) | Apparatus and method for gesture detection, radar system and electronic device | |
CN112116019A (zh) | 一种多传感器Vine Copula异构信息决策融合方法 | |
JP2003098252A (ja) | 目標特定評価装置 | |
US5471433A (en) | System and method for rapidly tracking highly dynamic vehicles | |
US20230273302A1 (en) | Method and apparatus for correcting distance distortion to improve detection accuracy of lidar | |
JP2006250698A (ja) | 目標特定評価装置 | |
CN116543383A (zh) | 苹果产量评估方法、装置、设备及存储介质 | |
KR101914234B1 (ko) | 대지 표적의 위협도 평가 방법 및 그 장치 | |
US8958268B2 (en) | User-interface target motion analysis method using two-dimensional parameter control and speed zoom | |
CN112215355B (zh) | 神经网络模型优化系统及方法 | |
JPH10282220A (ja) | 目標型式特定評価装置 |