JP2003096761A - 地下水域に至る金属アース埋設工法及び炭素棒アース形成埋設工法 - Google Patents

地下水域に至る金属アース埋設工法及び炭素棒アース形成埋設工法

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JP2003096761A
JP2003096761A JP2001337191A JP2001337191A JP2003096761A JP 2003096761 A JP2003096761 A JP 2003096761A JP 2001337191 A JP2001337191 A JP 2001337191A JP 2001337191 A JP2001337191 A JP 2001337191A JP 2003096761 A JP2003096761 A JP 2003096761A
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Takeshi Katayama
武 片山
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建造物の敷地内または温室等限られた耕地に
おける地電位の高低差によって起こる健康障害や植生を
改善するために、金属アースと炭素アースの埋設によっ
てその地域の地電位の高低差を改善すると共に、アース
埋設エリヤの中をマイナス電子に替えて、人間を始めそ
こに生息する生体のPHを弱アルカリに導く自然の性質
を人工的に造り出そうとするものである。 【構成】 金属アースと炭素アースを地中深く埋設して
アースの先端を地表に露出させ、耕土または建物に接続
し、地表面には微粉炭を満遍なく散布混合して、地表面
のエリヤ全域をカバーする巨大なアースとして、地電流
を集めこれをマイナス電子として空中へ放出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】大地のそれぞれ異なった地点で、
地電位が異なっていることはよくしられているところで
ある。本発明はその異なる地電位差を調整するために高
伝導度の微粉炭又は微粒炭の炭素質にアルミ粉末を混合
して地中に埋設する工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建造物の敷地内においてその地点、地点
で地電位差のあることが調査によってよく知られるよう
になった。そこでこの地電位差を縮小し均一化を計る目
的で、例えば特開平8−206677のように地面に直
径1メートル深さ1メートル乃至2メートルの穴を掘り
粉炭又は粒状炭の炭素質を投入し水で押し固めてその上
に覆土する工法、又は透水性筒状体の特定容器に炭素質
を詰めて押し固め、これを地中に埋設したり水中に投入
したりしていた。例2、特開平2−35144のように
木造建築物の床下に木炭を2センチの厚みに敷設しその
上にコンクリートを打設する工法。例3、特開平2−3
5147の如きは地表面に敷設した割ぐり石の上に鉄筋
を横架し、その上から粉砕した木炭を散布して床下の防
湿効果を計ろうとする等の技術はあるが、本発明とは基
本的にその目的と工法を異にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の方法では、施工法は簡単であるが埋設深度が浅
く実際に地電位差の大きい、地下水域近くの地電位の改
変には遠く及ばないという問題点があった。また地面や
割ぐり石の上に木炭を散布敷設する工法では本炭の粉が
風で飛散したり、飛散を防ぐために散水すれば作業員は
たちまち黒子のように墨ぞめとなり、好んで作業する者
がいないという欠点があるのでこの工法は実用化されて
いないのが現実である。本発明は、このような問題点を
解決するもので、アースオーガー等で縦穴を穿設し、地
下水流の方向とその地域の水質と土質を検証しアースの
埋設工法を選択して、施工を進める地下深層金属アース
埋設工法に加えて、地下深層炭素棒アース形成埋設工法
を提供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の金属アース埋設工法並びに地下深層炭素棒
アース形成埋設工法で、不均衡な地電流域を均衡の取れ
た地電流域に改変することができる、即ちアースを地下
水域に至る地下深層に埋設することにより、地層間の電
位差がアースを介して均等化されるのでこの工法が最も
理想的である。この工法を実施するには、アースオーガ
ー等により地下水域付近まで縦穴を穿設して地下深層地
電流の指向性を確認し、それに基き敷地内又は地域内の
地電流の指向性をトータルに把握して、全体の地電流と
電位差の改変図を作成する。さらに地表面における点域
の地電流と電位差を均等化するために、地表の耕土に炭
素を満遍なく散布し機械的に撹拌混合して転圧する(建
築の場合)作業を2回から数回繰り返し、炭素がむらな
く混合された耕土と炭素棒アースの上端部を接触させ、
金属アースの上端部は放射状に拡散し敷設することで耕
土と充分接触させることが出来るので、点域としての炭
素棒アースが地表では散布された炭素の伝導作用で面域
をカバーすることになり、アース効果を高め理想の地電
流に改変する工法を提供しようとするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
地表面から地下水域に至る縦穴(5)を穿設し、金属ア
ース(4)の下端が縦穴(5)の底部に接するまで垂直
に吊り下げ、金属アース(4)を取り囲むように混合層
(2)を形成するため砂、微粉炭素粒、アルミ粉末を混
合して最深部から搗き固めながら順次充填し埋め戻しを
する。このとき地質と地層の変化と地下水位の変動位に
応じて混合層(2)を2ないし3メトルに埋設量を調節
し、その上部の空きスペースには微粉炭素粒(7)を耕
土境界面まで充填、転圧して高密度の微粉炭素粒層
(3)を形成しこれを炭素棒アース(1)とし、金属ア
ース(4)をローソクの芯状に露出させ建造物に接続す
るか、或るいは地表面に放射状に敷設する。
【0006】請求項2記載の発明は、地表30センチか
ら60センチの耕土層(6)に微粉炭素粒(7)を混合
して、炭素棒アース(1)の上端部を接触させ、金属ア
ース(4)の上端部は放射状に拡散敷設することで耕土
と充分接触させて、耕地の地電位改変による土壌改良を
することを特徴としている。
【0007】以下本発明の実施形態について図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明の一実施の形態によ
る、地表面から地下水域に至る金属アース(4)の埋設
工法に伴う炭素棒アース(1)の断面図である。図1に
おいて、炭素棒アース(1)は1000度以上の高温で
焼かれた高純度で高い伝導性を示す木炭を粉砕して微粉
末にすることで、単位重量当りの表面積が増大し周囲の
物質との混和性が良好になるので周囲に及ぼす電子的物
性の影響力も高まり、本発明の目的を達成するのに最良
の微粉炭素質である。金属アース(4)は高伝導性で耐
食性に優れた金属棒又は金属ワイヤーを地下水域に至る
深度まで埋設し、その地点の地層の電位差に応じて、最
深部から地固め用の混合層(2)を形成するが、この混
合層(2)は砂、微粉炭素粒、アルミ粉末をあらかじめ
混合して少量の水分で混練し金属アース(4)を取り囲
むように穴底から順次充填し搗き固めながら2ないし3
メートルの混合層(2)を形成する。その上層には微粉
炭素粒(7)を充填し搗き固めて微粉炭素粒層(3)を
形成するが、ここで混合層(2)は、地下水の上下変動
による微粉炭素粒の流失を防止すると同時に地盤沈下を
防ぐ重要な要素であり、さらに、微粉炭素粒にアルミ粉
末を混合することにより、アルミ粉末が地下水流によっ
て発生する微弱電流の影響を受け微粉炭素粒の電子的物
性を高め、マイナスイオンの発生を助長するものであ
る。
【0008】図2は、本発明の一実施の形態を示す略施
工側面図である。建築基礎における施工の際通常コンク
リートパイルを地中深く打ち込んで基礎の安定を計るの
であるが、このとき本発明の炭素棒アースを所定の設定
計画に基づき敷地内の要所に2乃至3本を一組として適
宜に埋設することで効率的な磁場の形成が計られ、鉄骨
等の柱に金属アース(4)を接続する、また耕地に於い
ては金属アース(4)を耕土境界面(8)に放射状に敷
設することで本発明の目的効果を上げるのである。
【0009】図3は、本発明の一実施の形態による、地
表面から地下水域に至る金属アース(4)の埋設工法に
伴う炭素棒アース(1)が耕土層(6)と接触した状態
を示す平面図である。図3では、本発明の請求項2に記
載したとおり、地表30センチから60センチの耕土層
(6)に満遍なく微粉炭素粒(7)を散布し機械的に撹
拌混合して、この耕土層(6)に炭素棒アース(1)の
上端部を接触させ、金属アース(4)の上端部は放射状
に拡散させて敷設し耕土に充分接触させることで耕土層
(6)にマイナスイオンが満遍なく供給され、耕地の地
電位も改変されるので自然に土壌改良が行われる。
【0010】上記したように地上に露出したした金属ア
ース(4)の上端部を微粉炭素粒(7)を混合した耕土
に接触させアース効果を上げて、限定した耕地全体に安
定したマイナスイオンを満遍なく供給することで土壌は
アルカリに保たれ、これにより地電位が改変され土壌改
良が行われるので、病害虫に強い植生の改善が計られ、
作物の成育を助長して生産性を上げると共に、連作を嫌
う作物が連作出来るように改善を計るものである。
【0011】
【発明の効果】地中における地下水流の方向や、或るい
は有機質を多量に含んだ地層から発せられる不規則な地
電流によって誘発される地電位差と、この電位差から発
生する大量のプラスイオンが環境の劣化をまねき生体に
悪影響を及ぼすため、そこに住む人びとは不慮の病に悩
まされることが多く、また植物の成育も良くない。
【0012】本発明の地下水域に至る金属アース埋設工
法及び炭素棒アース形成埋設工法は、地電流の影響を受
けてマイナスイオンを発生する炭素棒アースの蓄電放電
作用により、大量のマイナスイオンを放出し地中に発生
するプラスイオンを昇華したうえ、さらにマイナスイオ
ンを地表に供給するので半永久的に環境改善が繰り返さ
れる結果となる。耕地には植生の改善となり、建造物に
は生活環境の改善となり一石二鳥の効果が得られる。
【0013】このマイナスイオンは、そこで働く人々の
血液を弱アルカリ性に導く性質があることは既によく知
られているところであり、常にベストの状態で活動でき
る環境を作り出す効果がある。植物においても同様の効
果が認められている。さらに、食品製造工場、飲食業の
厨房、生鮮食品販売店等においては雑菌の繁殖を極度に
押える効果が認められており、公的機関(食品衛生自主
検査)の示す一般細菌の生存許容数値の100分の1か
ら200分の1という驚異的な数値を示す効果は、10
年間に及ぶ立入検査の結果不変の数値であることが確認
されている。
【0014】さらに、地下水域にアルミ粉末を混入する
ことで地下水流によって発生する微弱電流から、マイナ
スイオンを増幅することが実験により観測されているこ
とからマイナスイオン効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属アースの埋設工法に伴う炭素棒ア
ース形成埋設工法の実施の形態を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示す施工の略側面図で
ある。
【図3】本発明の金属アースの埋設工法に伴う炭素棒ア
ースと金属アースが耕土と接触した状態を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 炭素棒アース 2 混合層 3 微粉炭素粒層 4 金属アース 5 縦穴 6 耕土層 7 微粉炭素粒 8 耕土境界面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地表面から地下水域に至る縦穴(5)を
    穿設し、金属アース(4)の下端が縦穴(5)の底部に
    接するまで垂直に吊り下げ、穴底より地下水の上下動域
    2ないし3メートルを砂、微粉炭素粒、アルミ粉末を混
    合して充填転圧し混合層(2)を形成する、その上部に
    微粉炭素粒(7)を充填し十分に転圧して微粉炭素粒層
    (3)を形成しこれを炭素棒アース(1)とすることを
    特徴とする、地下水域に接する金属アース埋設工法およ
    び炭素棒アース形成埋設工法。
  2. 【請求項2】 地表30センチから60センチの耕土層
    (6)に微粉炭素粒(7)を混合して、炭素棒アース
    (1)の上端部又は金属アース(4)の上端部を耕土に
    充分接触させて耕土の地電位改変による土壌改良をする
    ことを特徴とする、請求項1記載の耕地の土壌改良工
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005323542A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Heathcoat Clearway Kk 植物生長促進システム
JP2008253169A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Shizen Noho Kenkyusho:Kk 大地の電位を調整して環境を改善した住宅、工場、農地等
CN116657586A (zh) * 2023-06-06 2023-08-29 中国科学院西北生态环境资源研究院 一种应用于路桥过渡段的靶向聚焦热棒阵列

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