JP2003093568A - バレーボール競技用練習具 - Google Patents
バレーボール競技用練習具Info
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Abstract
行うことができるバレーボール競技用練習具の提供。 【解決手段】 バレーボールネット支柱2に着脱自在
に、かつその上端がネット支柱より上方に突出して取り
付けられる1組の支柱4a,4bと、この支柱間であっ
てネット3上辺より所定間隔高い位置に水平に張り渡さ
れるロープ6と、このロープの適所に所定間隔を隔てて
複数個取り付けられ、垂下せしめられる旗状部材7とか
らなるものである。サーブ練習の的として、またアタッ
ク練習上の疑似ブロッカーとして使用される。
Description
用練習具に関する。
は、サーブ、アタック、レシーブ、パス、トス等個々の
プレーのスキルアップを目的として、ネットを張ったコ
ート上で、これらのプレーがそれぞれ独立して集中的に
行われることがある。例えば、サーブの練習にあって
は、コートのエンドラインから相手方コートへサーブを
繰り返し打つのである。またアタックの練習にあって
は、1人の選手がネット際にトスを上げて、他の選手が
ジャンプして、ボールを相手方コートに打ち込むのであ
る。
るにつれて、練習もまた高度なものとなり、たとえばサ
ーブ練習にあっては、ボールが相手コートの狙った位置
に落ちるようそのコースをコントロールしたり、またア
タック練習にあっては、相手チームのブロッカーを想定
し、これをかわしながらスパイクする等の練習が必要と
なってくる。かかる場合、サーブ練習においてはコース
を見極めるための目標があればより効率的であり、また
アタック練習ではブロッカー(選手)の代わりになる何
らかの手段があれば他の選手を煩わせることもない。
れたもので、種々のバレーボールプレーのスキルアップ
に有効なバレーボール競技用練習具を提供するものであ
る。
かるバレーボール競技用練習具は、バレーボール競技用
ネットを固定するネット支柱にそれぞれ着脱自在に、か
つその上端が上記支柱より上方に突出して取り付けられ
る1組の支柱と、該支柱間であって上記ネット上辺より
所定間隔高い位置に水平に張り渡されるロープと、該ロ
ープの適所に所定間隔を隔てて複数個取り付けられ、垂
下せしめられる旗状部材とからなるものである。かかる
構成において、旗状部材は、サーブ練習においてはサー
ブの高さ及び方向を示す的として利用される。またアタ
ック練習においては、旗状部材は、相手方ブロッカーに
見立てて使用される。
競技用練習具において、上記旗状部材は、上記ロープに
挿通される筒状部分を有し、該筒状部分にて上記ロープ
の任意の位置に配置されものである。かかる構成におい
て、サーブの方向に対応して旗状部材はロープ上を左右
に移動される。
競技用練習具において、上記支柱の上方部分に所定間隔
を隔てて少なくとも2個の孔が形成されてなり、該孔に
上記ロープが通されて固定されるものである。かかる構
成において、上記ロープの両端は、各支柱の孔に通さ
れ、支柱間に張り渡される。
競技用練習具において、上記支柱の下方部分に所定間隔
を隔てて、上記支柱を上記ネット支柱に固定するための
少なくとも2個のベルト手段が固定されてなるものであ
る。かかる構成において、1組の支柱は上記ロープを張
り渡した状態でベルト手段により、ネット支柱に固定さ
れる。
競技用練習具において、上記支柱のうち1本の支柱の下
方部分に、上記ロープを巻きつけ固定するためのロープ
固定手段が設けられてなるものである。かかる構成にお
いて、ロープの一端側に結び目が形成されて、この結び
目がロープ固定手段を設けていない支柱の孔に引っかか
って固定され、ロープの他方の端が、上記ロープ固定手
段に巻きつけられて固定される。
ボール競技用ネットで、コートの両サイドに固定された
1組のネット支柱2,2間にネットロープ3にて張り渡
されている。これらネット1、ネット支柱2及びネット
ロープ3は既存のものである。4a,4bは、その上端
がネット支柱2,2より上方に突出してこれに取り付け
られた1組の支柱で、その上方部分に所定間隔、例えば
約10cm隔てて、2個の孔5,5が形成されている。
この孔5,5を上下に2個設けたのはこれに通されるロ
ープ6の高さを練習に応じて変更できるようにするため
であり、ロープ6高さが変更できれば、選手の背の高さ
あるいは練習の種類等に応じて適当な高さに調整でき、
望ましい。しかしながら、孔5の数は1個としてロープ
6の高さを一定とすることも、あるいはさらに多段の高
さ調整が可能となるよう3個以上設けることもできる。
された前述のロープでナイロン製ロープ等よりなり、1
組の支柱4a,4b間に張り渡されている。これよりロ
ープ6は、ネット3の上辺より所定間隔、例えば約50
cm高い位置に、水平に位置している。7,7…は、略
4角形の旗状部材で、一辺に筒状部分8,8…が形成さ
れ、これがロープ6に通されて、したがって旗状部材
7,7…はロープ6から垂れ下がっている。筒状部分8
は布にて、またその下方の4角形部分は、青、赤、黄、
白等の彩色に着色されたメッシュ状の布で形成すること
ができる。この旗状部材7,7…は、例えば4枚用意さ
れ、ロープ6上を任意の位置、例えば両端の旗状部材
7,7はコートのサイドライン近くに、また内側の2枚
の旗状部材77は、両端の旗状部材7,7と均等な間隔
をもって配置される。
に、例えばアルミ製の長さ約130cm、断面2.5×
2.5cm程度の角柱パイプにて形成され、前述のごと
く上方部分に2個のロープ挿通用孔5,5が形成されて
いる。9,9は、支柱4a,4bの下方部分に所定間隔
たとえば約40cm隔てて取り付けられたベルト手段
で、ベルト10、口金11及びベルト10の外表面に取
り付けられた面状ファスナー12よりなる。ベルト10
はその途中部分でリベット13にて支柱4a,4bに固
定されている。
ト支柱2,2の内側(コート側)に当て、ベルト10を
ネット支柱2に巻き、ベルト10の先端を口金11に通
して折り返し、ネット支柱2を締め付けた状態で面状フ
ァスナー12にて固定するのである。かかる構造のベル
ト手段9を使用することにより、支柱4a,4bのネッ
ト支柱2,2に対する取り付けが簡単に、かつ着脱自在
に行うことができる。支柱4a,4bは、その上方がネ
ット1の上端より上方へ突出するように取り付けられ、
ネット支柱4a,4bに対する高さによりロープ6の高
さを調整することができる。
支柱)のネット支柱2に相対する面S1以外の面S2に
おいて、ベルト手段9の中間に、溶接またはネジ等にて
取り付けられた金具で、台形の上辺及び側辺に一致する
形状を有し、ロープ固定手段として作用する。図3に示
すように、ロープ6の端をこの金具14に巻き付けるこ
とにより、ロープ6は固定される。15は金具14の外
周に巻きつけられる保護カバーで、選手の金具14への
接触による怪我及びボールの金具14への接触による破
損を防止するものである。保護カバー15には両端部分
に面状ファスナー(図示せず)が取り付けられており、
これにより支柱4b及び金具14を巻きつけた状態が維
持される。
際しては、まずロープ6の一端(図1中左端)に結び目
16をつくり、ロープ6の他端(図1中右端)を支柱4
aの孔5に通し、次いで旗状部材7を任意の数、例えば
4枚、その筒状部分8に通し、さらにもう一方の支柱4
bの孔5に通す。しかる後、支柱4a,4bをそれぞれ
ネット支柱2,2にベルト手段9を介して等しい高さに
固定し、ロープ6の他端側を引っ張り、結び目16が支
柱4aの孔5に当たって止まり、張力が付与され、ロー
プ6がぴんと張った状態で、他端を金具14に巻きつけ
固定する。かくすると、旗状部材付7,7…がロープ6
の任意の位置に垂れ下がった状態となる。
具の使用方法につき説明する。 a.サーブ練習(図4) 旗状部材7を的としてサーブを打つ。旗状部材7に当た
れば、ボールのコース、高さともに正確にコントロール
されたといえ、選手はもちろんコーチ等第三者もその正
確度を知ることができる。
る。すなわちスパイクを打つ選手は旗状部材7を避けて
これに当たらないようボールを打つのである。これによ
り他の選手にブロックしてもらう必要がなくなる。
ロックのプレーに必要なジャンプ力を向上させるととも
にプレーをイメージした実戦的ジャンプ練習を行うこと
ができる。ロープ6の高さは選手の背の高さあるいはジ
ャンプ力に応じて適切な値に調整される。
を弧を描いて飛び越えるごとく軽く打つのである。相手
選手の背の高さ、ジャンプ力を想定した練習ができる。
立てて、これにトスを上げる練習である。旗状部材7の
高さを特定の選手の打点位置にあわせれば、その選手が
いなくてもトス練習することができる。
り)として使用する。レシーブボールが緩やかなスピー
ドをもって旗状部材7の手前に落下することにより、レ
シーブの正確さを客観的に判断することができる。
の練習において、ボールを打つ方向、高さが旗状部材に
て明確に示されるから、練習がしやすくなり、またコー
チ等第三者にとっても練習の成果を客観的に知ることが
できる。
に挿通された旗状部材を、その筒状部分を介して任意の
位置に簡単に移動させることにより的あるいは目標とし
ての旗状部材を容易に移動、配置させることができる。
2個の孔を設けた場合、いずれかの孔を任意に選択する
ことにより、ロープの位置を高さの異なる2段のいずれ
かに設定でき、練習の種類或いは選手の能力(例えばジ
ャンプ力)に応じて、適切な高さとすることができる。
下方部分にて2個のベルト手段にてネット支柱に固定さ
れるから、支柱のネット支柱に対する固定はより強固な
ものとなり、ロープをぴんと張った状態に維持すること
ができる。
設けたロープ固定手段にロープの一端を巻きつけること
により、簡単かつ迅速にロープを固定することができ
る。
付けられた状態を示す正面図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 バレーボール競技用ネットを固定するネ
ット支柱にそれぞれ着脱自在に、かつその上端が上記ネ
ット支柱より上方に突出して取り付けられる1組の支柱
と、該支柱間であって上記ネット上辺より所定間隔高い
位置に水平に張り渡されるロープと、該ロープの適所に
所定間隔を隔てて複数個取り付けられ、垂下せしめられ
る旗状部材とからなることを特徴とするバレーボール競
技用練習具。 - 【請求項2】 上記旗状部材は、上記ロープに挿通され
る筒状部分を有し、該筒状部分にて上記ロープの任意の
位置に配置されることを特徴とする請求項1記載のバレ
ーボール競技用練習具。 - 【請求項3】 上記支柱の上方部分に所定間隔を隔てて
少なくとも2個の孔が形成されてなり、該孔に上記ロー
プが通されて固定されることを特徴とする請求項1また
は2記載のバレーボール競技用練習具。 - 【請求項4】 上記支柱の下方部分に所定間隔を隔て
て、上記支柱を上記ネット支柱に固定するための少なく
とも2個のベルト手段が固定されてなることを特徴とす
る請求項1ないし3のいずれかに記載のバレーボール競
技用練習具。 - 【請求項5】 上記支柱のうち1本の支柱の下方部分
に、上記ロープを巻き付ける固定するためのロープ固定
手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし
4のいずれかに記載のバレーボール競技用練習具。
Priority Applications (1)
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JP2001297571A JP3853186B2 (ja) | 2001-09-27 | 2001-09-27 | バレーボール競技用練習具 |
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JP3853186B2 JP3853186B2 (ja) | 2006-12-06 |
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Country | Link |
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2001
- 2001-09-27 JP JP2001297571A patent/JP3853186B2/ja not_active Expired - Fee Related
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