JP2003088362A - Lactobacillus belonging to the genus lactococcus useful for immunoactivation - Google Patents

Lactobacillus belonging to the genus lactococcus useful for immunoactivation

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JP2003088362A JP2001280954A JP2001280954A JP2003088362A JP 2003088362 A JP2003088362 A JP 2003088362A JP 2001280954 A JP2001280954 A JP 2001280954A JP 2001280954 A JP2001280954 A JP 2001280954A JP 2003088362 A JP2003088362 A JP 2003088362A
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Abstract

PROBLEM TO BE SOLVED: To isolate a useful species for immunoactivation from lactobacillus belonging to the genus Lactococcus, having a high safety and suitable for the production of milk products, and applying as a probiotics. SOLUTION: This lactobacillus is Lactococcus lactis subspiecies lactis G50 species (FERM P-18415) which has immunoactivation activity.

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、免疫賦活に有用な
ラクトコッカス属乳酸菌に関し、詳しくは免疫賦活作用
を有するラクトコッカス・ラクティス サブスピーシー
ズ ラクティスG50株(FERM P−18415)
に関する。 【0002】 【従来の技術】乳酸菌は、チーズや漬物等の製造におい
て重要な役割を果たしている以外に、発酵乳等の形で体
内に摂取されることにより、整腸作用や血清コレステロ
ール低下作用等、乳酸菌の機能性に基づく様々な生理的
効用を発揮することが知られている。 【0003】このような乳酸菌の効用については、近年
「プロバイオティクス」(宿主の健康維持に有益に働く
生きた微生物)という概念が導入され、消費者の健康志
向を反映して広く関心を集めており、多くの研究が行わ
れている。この「プロバイオティクス」という言葉は当
初、「腸内フローラのバランスを改善することによって
宿主動物に有益に働く微生物添加物」(Fuller, R. 198
9:J. Appl. Bacteriol. 66, 365-378 )と定義されてき
たが、現在は上記のように、広義の意味で用いられるこ
とが多い。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】現在、プロバイオティ
クスとして世界的に広く利用されている微生物は、ヒト
由来のラクトバチルス属乳酸菌やビフィズス菌に限られ
ている。一方、ラクトコッカス属の乳酸菌については、
これまで消化管を生きたまま通過できないとされていた
(Teuber, M., Geis, A. and Neve, H. :1992 、The ge
nus Lactococcus. In: Balows, A., Truber, H.G., Dwo
rkin, M., Harder, W. and Schleifer, K.H. (eds.)The
Prokaryotes, Vol II, 2 nd edn. Springer Verlag, N
ew York, pp.1482-1501 )。このため、プロバイオティ
クスとしての研究が、上記ラクトバチルス属乳酸菌やビ
フィズス菌等の微生物に比べて少ないのが実情である。 【0005】しかし、最近では、ラクトコッカス属乳酸
菌の中にも生菌として消化管を通過できるものが存在す
ることが明らかになってきており(Grahn, E., Holm,
S. E., Lilja, H. and Sellgren K.:1994、Scandinavia
n Journal of Nutrition 38,2-4.)、ラクトコッカス属
乳酸菌のプロバイオティクスへの応用が考えられるよう
になってきた。ラクトコッカス属の乳酸菌は、乳中での
生育が良いために、乳製品製造のスターターとして用い
られており、乳業利用上重要な役割を果たしている。従
って、ラクトコッカス属乳酸菌の中からプロバイオティ
クスとして有効な性質を有する菌株が見出されれば、そ
れを用いた乳製品製造へ応用できる可能性が高い。 【0006】乳酸菌による免疫賦活作用は、プロバイオ
ティク機能の一つとして注目されており、がんを始めと
した各種疾病に大きく貢献するとされている。これまで
にも、乳酸菌体や菌体成分について、免疫賦活作用が報
告されている(Tejada-Simon, M.V. and Pestka, J.J.
(1999),J. Food Prot., 12, 1435-1444、Perdigon, G.e
t al. (1999),J. Dairy Sci., 82, 1108-1114) 。これ
らの報告においては、免疫賦活の指標として、T細胞の
増殖能の上昇、免疫グロブリンA(以下、IgAと略記
することがある。)の産生量の増加、細胞が生産する様
々な働きを持つペプチドであるサイトカイン量の増加等
が用いられている。しかし、これらの多くはラクトバチ
ルス属乳酸菌やビフィズス菌についての報告である。 【0007】また、ある種の生理的効用を有する物質を
体内に供給する方法としては、食品という形で摂取する
方法と医薬品という形で投与する方法がある。このう
ち、食品の形で摂取する方法は、医薬品を用いるよりも
身体に良い印象があり、さらに疾病予防として毎日摂取
することについても、食品としてならば抵抗が少ないと
考えられる。従って、食品として摂取される乳製品の製
造において重要な役割を果たし、かつ乳酸菌の中でもラ
クトバチルス属と並んで安全性の高いラクトコッカス属
乳酸菌の中から、免疫賦活に有用な菌株を見出すことが
望まれていた。 【0008】本発明の目的は、乳酸菌の中でも安全性が
高く、しかも乳製品製造に適しているラクトコッカス属
乳酸菌について探索し、該乳酸菌の中から免疫賦活に有
用な菌株を選抜し、プロバイオティクスとして応用する
ことである。そこで本発明者らは、鋭意研究を重ねた結
果、乳製品製造に適しているラクトコッカス属乳酸菌の
中から、免疫賦活に有用な菌株を選抜することに成功し
た。すなわち、ラクトコッカス属乳酸菌の中に、免疫担
当細胞の一つであるマクロファージからある種のサイト
カイン産生を誘導する菌株があることを見出し、本発明
に到達した。 【0009】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、免疫賦活作用を有するラクトコッカス・ラクティス
サブスピーシーズ ラクティスG50株(FERM
P−18415)である。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明の免疫賦活作用を有する新
規なラクトコッカス属乳酸菌であるラクトコッカス・ラ
クティス サブスピーシーズ ラクティスG50株(F
ERM P−18415)は、以下の方法によってラク
トコッカス属乳酸菌の中から選抜することができる。す
なわち、本発明の免疫賦活機能を有するラクトコッカス
属乳酸菌は、供試乳酸菌と免疫担当細胞の一つであるマ
クロファージ(大食細胞)株とを共培養したときのマク
ロファージ株のサイトカイン産生量を指標として選抜す
ることができる。本発明に用いるマクロファージ株とし
ては、BALB/c系マウス由来のJ774.1(ATCC
TIB-67 )株などがある。 【0011】乳酸菌と共培養するマクロファージ株とし
ては、BALB/c系マウス由来のJ774.1株やR
AW264.7などが挙げられるが、特にBALB/c
系マウス由来のJ774.1株が好ましい。このマクロ
ファージ株を、24ウェルプレートに、4.6×105
〜5.1×105 cells /ウェル、好ましくは5.0×
105 cells /ウェルとなるように播種する。詳しく
は、1mlあたり5.0×105 cells となるように調
製したマクロファージを1ウェルに播種する。マクロフ
ァージを播種したプレートは、5%CO2 存在下、37
℃で2〜3日間、好ましくは2日間培養する。マクロフ
ァージを播種する培地としては、血清を添加したRPM
I培地(ローズウエル・パーク・メモリアル・インスチ
チュート培地)やDMEM培地(ダルベッコ・モディフ
ァイド・イーグル培地、シグマ社製)を用いることがで
きる。 【0012】培養終了後、プレートから培地をピペット
で吸引する等の方法によって取り除き、新たに血清成分
を添加したRPMI培地を加える。このとき培地に添加
する血清成分としては、ウシ胎児血清(以下、FCSと
略記することもある。)等が挙げられるが、特にFCS
が好ましい。血清成分としてFCSを用いる場合の添加
濃度は、10%が適当である。なお、RPMI培地の他
にDMEM培地なども用いられる。 【0013】マクロファージ株と共培養する乳酸菌は、
本発明者らが選抜したG50株の他に、独立行政法人
農業技術研究機構 畜産草地研究所(茨城県稲敷郡茎崎
町)に保存されているもの及び理化学研究所(埼玉県和
光市)から入手したものも使用することができる。乳酸
菌は、予め常法に従い一昼夜培養しておく。次に、上記
培養乳酸菌株を0.85%食塩水で1〜2回、好ましく
は2回洗浄し、血清を添加したRPMI培地に懸濁した
後、1×107 〜1×109 cells/ウェル、好ましく
は1×109 cells /ウェルになるようにプレートに接
種し、マクロファージ株と共培養する。共培養の条件
は、5%CO2 存在下、37℃、8〜48時間、好まし
くは24時間が適当である。 【0014】共培養終了後、培養上清を遠心分離等の常
法によって分離し、上清中に含まれるサイトカイン量を
ELISA(固相酵素免疫測定法、エライザ)によって
測定する。ELISAはインターロイキン−12(以
下、IL−12と略記することがある。)の場合は、op
tEIAマウスIL-12 測定キット(ファーミンジエン社製)
を、TNF−αの場合は、optEIAマウスTNF-α測定キッ
ト(ファーミンジエン社製)を用い、これらキットのプ
ロトコールに従って行う。また、インターロイキン−6
(以下、IL−6と略記することがある。)の場合は、
抗マウスIL−6(ファーミンジエン社製)とビオチン
標識抗マウスIL−6(ファーミンジエン社製)の組み
合わせを使用するとよい。 【0015】上記の共培養によって産生されるサイトカ
インとしては、がん予防に寄与するとされる細胞性免疫
の賦活化を誘導するIL−12、消化管におけるIgA
産生等の液性免疫賦活に関わるIL−6又は腫瘍細胞に
対して障害活性を有する因子であるTNF−α等が挙げ
られる。 【0016】後述する実施例に示すとおり、乳酸菌とマ
クロファージ株とを共培養することにより、サイトカイ
ンの産生が促進されることが認められた。すなわち、乳
酸菌供試株16株中6株について、マクロファージ株の
サイトカイン産生を促進することが見出された。この6
株のうち、IL−12、IL−6及びTNF−αすべて
のサイトカイン産生を最も促進した菌株は1株のみであ
った。この乳酸菌がラクトコッカス・ラクティス サブ
スピーシーズ ラクティス(Lactococcus lactis subs
p. lactis)G50株である。本菌は、独立行政法人産
業技術総合研究所特許生物寄託センターに寄託されてお
り、その受託番号はFERM P−18415である。 【0017】このラクトコッカス・ラクティス サブス
ピーシーズ ラクティスG50株を、マウスに経口投与
した場合には、本菌株を投与しなかった非投与群よりも
サイトカインの産生が促進される。なお、経口投与する
際は、マウス体重1kgあたり10g程度を目安とすれ
ばよい。また、該菌株はラクトコッカス属の特長を有
し、牛乳中でもよく生育するため、スターター等として
乳製品製造へ応用することができる。 さらに、本菌株
は加熱処理等を行った死菌体であっても、マクロファー
ジ株のサイトカイン産生を促進する作用を有している。 【0018】 【実施例】以下において、本発明を実施例により詳しく
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。 実施例1 本実施例においては前記畜産草地研究所保有株や理化学
研究所から入手した乳酸菌16株について、BALB/
c系マウス由来マクロファージJ774.1株との共培
養を行い、サイトカイン産生促進能を有する乳酸菌を選
抜した。なお、対照として、乳酸菌を接種しないコント
ロールとポジティブコントロールとしてリポポリサッカ
ライド(以下、LPSと略記することがある。)を用い
たものについても同様に培養を行った。LPSは、マク
ロファージ活性化物質であり、本実験では、大腸菌由来
LPS(シグマ社製)を1μg/ウエルになるように添
加した。 【0019】まず、マクロファージJ774.1株を、
24ウェルプレート(ファルコン社製)に5×105 ce
lls /ウェルとなるように播種し、5%CO2 存在下、
37℃で2日間培養した。マクロファージを播種する培
地としては、FCSを10%添加したRPMI培地を用
いた。培養終了後、プレートから培地をピペットを用い
て吸引することによって取り除き、新たに血清成分とし
て10%FCS(シグマ社製)を添加したRPMI培地
(シグマ社製)0.9mlを加えた。 【0020】また、マクロファージ株と共培養する供試
乳酸菌は、予め常法に従って一昼夜培養した。次に、上
記の培養した乳酸菌株を0.85%食塩水で2回洗浄
し、RPMI培地に1×1010cells /ウェルになるよ
うに懸濁した後、1ウエルあたり0.1ml(乳酸菌は
1×109cells) を添加し、マクロファージ株と共培養
した。共培養の条件は、5%CO2 条件下で37℃で2
4時間とした。共培養終了後、培養上清を遠心分離(1
2000rpm、10分間、4℃)によって分離した。
この上清中に含まれるサイトカイン量を、ELISAに
よって測定した。ELISAにはIL−12の場合は、
optEIAマウスIL-12 測定キット(ファーミンジエン社
製)を用い、TNF−αの場合は、optEIAマウスTNF-α
測定キット(ファーミンジエン社製)を用いた。また、
IL−6の場合は、抗マウスIL−6(ファーミンジエ
ン社製)とビオチン標識抗マウスIL−6(ファーミン
ジエン社製)の組み合わせを用いて測定を行った。測定
は、それぞれのプロトコールに従って実施した。 【0021】図1は、マクロファージ株と乳酸菌の共培
養によって産生したサイトカイン量をELISA法によ
って測定した値を示したものである。図1から明らかな
ように、サイトカインの産生量は、共培養に用いる供試
乳酸菌の種類によって差があることが分かる。供試乳酸
菌のうちIL−12、IL−6及びTNF−αのすべて
のサイトカインの産生を促進する効果が大きく、ポジテ
ィブコントロールであるLPSと比べても同程度かそれ
以上である乳酸菌は1株のみであった。本菌株がG50
株である。 【0022】実施例2 本実施例では、実施例1において選抜したラクトコッカ
ス・ラクティス サブスピーシーズ ラクティスG50
株について、死菌体とした場合におけるマクロファージ
株のサイトカイン産生促進能について検討した。ラクト
コッカス・ラクティス サブスピーシーズ ラクティス
G50株の死菌体は、生菌体を100℃で50分間の熱
処理をすることによって調製した。共培養の条件、培養
後の培養上清に含まれるサイトカインの量の測定等は実
施例1と同様に行った。なお、対照として乳酸菌を接種
しないものについても、同様に培養を行った。 【0023】結果を図2に示す。図は、乳酸菌として生
菌体又は死菌体を共培養に用いた場合のサイトカイン産
生量の相対変化を表したものである。すなわち、各々の
測定値を対照の測定値で除すことによって算出したもの
である。この結果、G50株は死菌体であっても、生菌
体の場合と同様に、マクロファージ株のIL−12及び
IL−6産生を促進することが明らかとなった。 【0024】実施例3 本実施例では、ラクトコッカス・ラクティス サブスピ
ーシーズ ラクティスG50株を生体に経口投与した場
合における免疫系に対する影響について検討した。G5
0株は、予め常法に従って一昼夜培養した。次に、上記
の乳酸菌株を0.85%食塩水で2回洗浄し、200μ
lあたり1×109cellsとなるように10%脱脂乳(雪
印スキムミルク、雪印乳業製)に懸濁した。 【0025】G50株生菌体の10%脱脂乳懸濁液を、
BALB/c系マウス3匹(体重平均20g)に7日間
又は14日間強制的に連続して経口投与した。なお、対
照群には、10%脱脂乳のみを同様に経口投与した。ま
た、G50株の投与量は、マウス体重1kgあたり10
gを目安とした。 【0026】投与後8日目又は15日目に、供試マウス
からパイエル板細胞と脾臓細胞を採取した。採取したパ
イエル板細胞と脾臓細胞は、単一細胞にして24ウエル
プレートに播種し、FCSを10%添加したRPMI培
地を用いて、5%CO2 存在下、37℃で72時間培養
した。培養終了後、培養上清を採取し、遠心分離を行っ
て細胞を取り除いた上清中に含まれるサイトカイン量を
実施例1と同様にELISAによって測定した。結果を
図3に示す。 【0027】パイエル板細胞は、消化管免疫系で重要な
役割を果たしている組織である。この細胞は、局所性の
免疫能を表す指標と考えられる。また、脾臓細胞は、血
中に生じた抗原に対する免疫防御等の役割を果たしてい
ることから、全身性の免疫能を表す指標と考えられる。 【0028】図から明らかなように、パイエル板細胞に
おいては、G50株を7日間投与群では、IL−12産
生量が対照群に比べて約4倍の高値を示した。また、I
L−6については、該菌株の7日間投与群で対照群より
も高い産生量を示した。一方、脾臓細胞については、該
菌株の14日間投与群では、IL−12産生量が対照群
よりも高値となった。しかし、IL−6に関しては、投
与期間にかかわらず、該菌株を投与した群は対照群より
も産生量がやや低下していた。これらのことから、G5
0株は生体内において免疫担当細胞のIL−12産生を
強く誘導することが明らかとなった。 【0029】 【発明の効果】本発明により、乳酸菌の中でもラクトバ
チルス属と並んで安全性が高く、しかも乳製品製造に適
しているラクトコッカス属乳酸菌の中から選抜した、免
疫賦活に有用な菌株が提供される。したがって、該菌株
をスターター等として用いることにより乳製品製造に応
用し、そのプロバイオティク機能を利用することができ
る。
Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a lactic acid bacterium belonging to the genus Lactococcus which is useful for immunostimulation. P-18415)
About. [0002] Lactic acid bacteria play an important role in the production of cheese, pickles, etc., and are taken into the body in the form of fermented milk, etc., so that the intestinal regulating action, the serum cholesterol lowering action, etc. It is known to exhibit various physiological effects based on the functionality of lactic acid bacteria. In recent years, the concept of “probiotics” (living microorganisms that work beneficially for maintaining the health of the host) has been introduced and the interest of such lactic acid bacteria has attracted widespread interest reflecting the health orientation of consumers. Many studies have been conducted. The term “probiotic” was originally written as “a microbial additive that beneficially affects the host animal by improving the balance of the intestinal flora” (Fuller, R. 198
9: J. Appl. Bacteriol. 66, 365-378), but now it is often used in a broad sense as described above. [0004] Currently, microorganisms widely used worldwide as probiotics are limited to Lactobacillus genus lactic acid bacteria and bifidobacteria. On the other hand, for Lactococcus lactic acid bacteria,
Previously, it was said that it could not pass through the digestive tract alive (Teuber, M., Geis, A. and Neve, H.:1992, The ge
nus Lactococcus. In: Balows, A., Truber, HG, Dwo
rkin, M., Harder, W. and Schleifer, KH (eds.) The
Prokaryotes, Vol II, 2 nd edn. Springer Verlag, N
ew York, pp.1482-1501). For this reason, there are few researches as probiotics compared to the above-mentioned microorganisms such as Lactobacillus lactic acid bacteria and bifidobacteria. Recently, however, it has become clear that some Lactococcus lactic acid bacteria can pass through the digestive tract as viable bacteria (Grahn, E., Holm,
SE, Lilja, H. and Sellgren K .: 1994, Scandinavia
n Journal of Nutrition 38,2-4.), the application of Lactococcus lactic acid bacteria to probiotics has been considered. Lactic acid bacteria belonging to the genus Lactococcus are used as starters for producing dairy products because of their good growth in milk, and play an important role in dairy industry use. Therefore, if a strain having properties effective as probiotics is found from Lactococcus lactic acid bacteria, there is a high possibility that it can be applied to the production of dairy products using the same. [0006] The immunostimulatory action by lactic acid bacteria is attracting attention as one of the probiotic functions, and is considered to contribute greatly to various diseases including cancer. So far, immunostimulatory action has been reported for lactic acid bacteria and bacterial cell components (Tejada-Simon, MV and Pestka, JJ
(1999), J. Food Prot., 12, 1435-1444, Perdigon, Ge
t al. (1999), J. Dairy Sci., 82, 1108-1114). In these reports, as an index of immunostimulation, an increase in the proliferation ability of T cells, an increase in the production amount of immunoglobulin A (hereinafter sometimes abbreviated as IgA), and various functions that cells produce. An increase in the amount of cytokine, which is a peptide, is used. However, many of these are reports on Lactobacillus lactic acid bacteria and bifidobacteria. [0007] As a method for supplying a substance having a certain physiological effect into the body, there are a method of taking it in the form of food and a method of administering it in the form of a medicine. Of these, the method of ingesting in the form of food has a better impression on the body than using pharmaceuticals, and it is considered that there is less resistance if taken as a food for daily intake for disease prevention. Therefore, it can play an important role in the production of dairy products to be ingested as food, and among lactic acid bacteria, it can find a useful strain for immunostimulation from Lactobacillus genus Lactobacillus which is highly safe along with Lactobacillus genus. It was desired. The object of the present invention is to search for Lactococcus lactic acid bacteria which are highly safe among lactic acid bacteria and are suitable for producing dairy products, and select strains useful for immunostimulation from the lactic acid bacteria. It is to be applied as a tics. Therefore, as a result of intensive studies, the present inventors succeeded in selecting a strain useful for immunostimulation from Lactococcus lactic acid bacteria suitable for dairy production. That is, the present inventors have found that there are strains in Lactococcus lactic acid bacteria that induce certain cytokine production from macrophages that are one of the immunocompetent cells. Means for Solving the Problems The present invention according to claim 1 is characterized in that Lactococcus lactis sub-species Lactis G50 strain (FERM) having an immunostimulatory action.
P-18415). BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION Lactococcus lactis sub-species lactis G50 strain (F
ERM P-18415) can be selected from Lactococcus lactic acid bacteria by the following method. That is, the Lactococcus lactic acid bacterium having the immunostimulatory function of the present invention is an indicator of the amount of cytokine produced by the macrophage strain when the test lactic acid bacterium and a macrophage (macrophage) strain that is one of the immunocompetent cells are co-cultured. Can be selected as. As a macrophage strain used in the present invention, a BALB / c mouse-derived J774.1 (ATCC
TIB-67) shares. Macrophage strains co-cultured with lactic acid bacteria include the J774.1 strain derived from BALB / c mice and R
AW264.7 and the like can be mentioned, and in particular, BALB / c
The strain J774.1 derived from a mouse is preferred. This macrophage strain was transferred to a 4.6 well plate at 4.6 × 10 5.
~ 5.1 × 10 5 cells / well, preferably 5.0 ×
Seed to become 10 5 cells / well. Specifically, macrophages prepared at 5.0 × 10 5 cells per ml are seeded in one well. Plates seeded with macrophages were 37% in the presence of 5% CO 2.
Culturing is carried out at 2 ° C for 2-3 days, preferably 2 days. As a medium for seeding macrophages, RPM supplemented with serum is used.
I medium (Rosewell Park Memorial Institute medium) and DMEM medium (Dulbecco Modified Eagle medium, manufactured by Sigma) can be used. After completion of the culture, the medium is removed from the plate by pipetting or the like, and RPMI medium to which serum components are newly added is added. The serum component added to the medium at this time includes fetal calf serum (hereinafter sometimes abbreviated as FCS) and the like.
Is preferred. When FCS is used as a serum component, an addition concentration of 10% is appropriate. In addition to the RPMI medium, a DMEM medium or the like is also used. Lactic acid bacteria co-cultured with macrophage strains are:
In addition to the G50 strain selected by the inventors, an independent administrative agency
Agricultural Technology Research Organization Livestock Pasture Research Institute (Sekizaki-cho, Inashiki-gun, Ibaraki Prefecture) and those obtained from RIKEN (Wako City, Saitama Prefecture) can also be used. Lactic acid bacteria are cultured for one day in advance according to a conventional method. Next, the cultured lactic acid strain is washed with 0.85% saline 1-2 times, preferably twice, suspended in RPMI medium supplemented with serum, and then 1 × 10 7 to 1 × 10 9 cells / The plate is inoculated into a well, preferably 1 × 10 9 cells / well, and co-cultured with a macrophage strain. The conditions for the co-culture are appropriate at 37 ° C. for 8 to 48 hours, preferably 24 hours in the presence of 5% CO 2 . After completion of co-culture, the culture supernatant is separated by a conventional method such as centrifugation, and the amount of cytokine contained in the supernatant is measured by ELISA (solid phase enzyme immunoassay, ELISA). In the case of ELISA, interleukin-12 (hereinafter sometimes abbreviated as IL-12) is op.
tEIA mouse IL-12 measurement kit (Pharmin Dien)
In the case of TNF-α, an optEIA mouse TNF-α measurement kit (manufactured by Pharmingen) is used according to the protocol of these kits. Interleukin-6
(Hereinafter sometimes abbreviated as IL-6)
A combination of anti-mouse IL-6 (manufactured by Pharmingen) and biotin-labeled anti-mouse IL-6 (manufactured by Pharmingen) may be used. The cytokines produced by the above co-culture include IL-12 that induces the activation of cellular immunity that is thought to contribute to cancer prevention, and IgA in the gastrointestinal tract.
Examples include IL-6 involved in humoral immune activation such as production, or TNF-α which is a factor having a damaging activity against tumor cells. As shown in the examples described later, it was confirmed that cytokine production was promoted by co-culturing lactic acid bacteria and a macrophage strain. That is, it was found that 6 out of 16 lactic acid bacteria test strains promote cytokine production of macrophage strains. This 6
Among the strains, only one strain promoted the cytokine production of all of IL-12, IL-6 and TNF-α most. Lactococcus lactis subspices Lactococcus lactis subs
p. lactis) G50 strain. This bacterium is deposited at the Patent Organism Depositary, National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, and its deposit number is FERM P-18415. When this Lactococcus lactis subspecies lactis G50 strain is orally administered to mice, the production of cytokines is promoted more than the non-administered group to which this strain was not administered. When administered orally, about 10 g per kg body weight of the mouse may be used as a guide. Moreover, since this strain has the characteristics of the genus Lactococcus and grows well in milk, it can be applied to the production of dairy products as a starter. Furthermore, this strain has the effect of promoting cytokine production of macrophage strains even when killed by heat treatment. In the following, the present invention will be described in more detail with reference to examples, but the present invention is not limited thereto. Example 1 In this example, about 16 strains of lactic acid bacteria obtained from the stock raising laboratory and the RIKEN,
Co-culture with c strain mouse-derived macrophage J774.1 was performed, and lactic acid bacteria having the ability to promote cytokine production were selected. In addition, the culture | cultivation was similarly performed about the control which does not inoculate lactic acid bacteria as a control, and the thing using lipopolysaccharide (henceforth LPS) as positive control. LPS is a macrophage activator, and in this experiment, Escherichia coli-derived LPS (manufactured by Sigma) was added at 1 μg / well. First, macrophage J774.1 strain is
5 x 10 5 ce in a 24-well plate (Falcon)
lls / well, in the presence of 5% CO 2 ,
The cells were cultured at 37 ° C. for 2 days. As a medium for seeding macrophages, an RPMI medium supplemented with 10% FCS was used. After completion of the culture, the medium was removed from the plate by aspiration using a pipette, and 0.9 ml of RPMI medium (manufactured by Sigma) newly added with 10% FCS (manufactured by Sigma) as a serum component was added. The test lactic acid bacteria to be co-cultured with the macrophage strain were cultured in advance for a whole day and night according to a conventional method. Next, the cultured lactic acid strain was washed twice with 0.85% saline and suspended in RPMI medium at 1 × 10 10 cells / well, and then 0.1 ml per well (lactic acid bacteria were 1 × 10 9 cells) was added and co-cultured with the macrophage strain. The conditions for co-culture were 2 at 37 ° C. under 5% CO 2 condition.
4 hours. After completion of co-culture, the culture supernatant is centrifuged (1
(2000 rpm, 10 minutes, 4 ° C.).
The amount of cytokine contained in the supernatant was measured by ELISA. If the ELISA is IL-12,
In the case of TNF-α using optEIA mouse IL-12 measurement kit (Pharmin Diene), optEIA mouse TNF-α
A measurement kit (manufactured by Farming Dien) was used. Also,
In the case of IL-6, measurement was carried out using a combination of anti-mouse IL-6 (manufactured by Pharmingen) and biotin-labeled anti-mouse IL-6 (manufactured by Pharmingen). The measurement was performed according to each protocol. FIG. 1 shows values obtained by measuring the amount of cytokine produced by co-culture of a macrophage strain and lactic acid bacteria by ELISA. As can be seen from FIG. 1, the amount of cytokine produced varies depending on the type of lactic acid bacteria used for co-culture. Among the lactic acid bacteria tested, only one strain has the effect of promoting the production of all IL-12, IL-6, and TNF-α cytokines, and is comparable to or higher than the positive control LPS. Met. This strain is G50
Is a stock. Example 2 In this example, Lactococcus lactis subspecies lactis G50 selected in Example 1 was used.
Regarding the strains, the ability of macrophage strains to promote cytokine production was examined when dead cells were used. Lactococcus lactis subspecies Lactus G50 strain dead cells were prepared by subjecting live cells to heat treatment at 100 ° C. for 50 minutes. The conditions for co-culture, the measurement of the amount of cytokine contained in the culture supernatant after culture, and the like were performed in the same manner as in Example 1. In addition, the culture | cultivation was similarly performed about the thing which is not inoculated with lactic acid bacteria as a control. The results are shown in FIG. The figure shows a relative change in the amount of cytokine produced when live cells or dead cells are used for culturing as lactic acid bacteria. That is, it is calculated by dividing each measured value by the measured value of the control. As a result, it was clarified that the G50 strain promotes IL-12 and IL-6 production of the macrophage strain as in the case of the living cells even if the cells are dead cells. Example 3 In this example, the effect on the immune system when Lactococcus lactis subspecies lactis G50 strain was orally administered to a living body was examined. G5
Strain 0 was cultured overnight according to a conventional method. Next, the above lactic acid bacterial strain was washed twice with 0.85% saline,
It was suspended in 10% skim milk (Snow Brand Skimmed Milk, Snow Brand Milk Products Co., Ltd.) so as to be 1 × 10 9 cells per l. A 10% skim milk suspension of G50 strain viable cells was
Three BALB / c mice (weight average 20 g) were forcibly and continuously administered for 7 days or 14 days. In the control group, only 10% nonfat milk was orally administered in the same manner. The dose of the G50 strain is 10 per kg of mouse body weight.
g was used as a standard. On day 8 or 15 after administration, Peyer's patch cells and spleen cells were collected from the test mice. The collected Peyer's patch cells and spleen cells were seeded as single cells in a 24-well plate and cultured at 37 ° C. for 72 hours in the presence of 5% CO 2 using RPMI medium supplemented with 10% FCS. After completion of the culture, the culture supernatant was collected, and the amount of cytokine contained in the supernatant from which cells were removed by centrifugation was measured by ELISA in the same manner as in Example 1. The results are shown in FIG. Peyer's patch cells are tissues that play an important role in the digestive tract immune system. This cell is considered to be an indicator of local immunity. Moreover, since spleen cells play a role such as immune defense against antigens generated in the blood, they are considered to be indicators of systemic immunity. As is apparent from the figure, in the Peyer's patch cells, the IL-12 production was about 4 times higher in the group administered with the G50 strain for 7 days than in the control group. I
About L-6, the 7-day administration group of this strain showed a higher production amount than the control group. On the other hand, regarding the spleen cells, the IL-12 production amount was higher in the 14-day administration group of the strain than in the control group. However, regarding IL-6, regardless of the administration period, the group to which the strain was administered had a slightly lower production amount than the control group. From these things, G5
It was revealed that the 0 strain strongly induced IL-12 production of immunocompetent cells in vivo. EFFECT OF THE INVENTION According to the present invention, a strain useful for immunostimulation selected from Lactococcus lactic acid bacteria which is highly safe and suitable for dairy production among lactic acid bacteria, as well as Lactobacillus genus. Is provided. Therefore, by using the strain as a starter or the like, it can be applied to the production of dairy products and its probiotic function can be utilized.

【図面の簡単な説明】 【図1】 AとBは、実施例1におけるマクロファージ
株と各種乳酸菌を共培養した場合におけるサイトカイン
産生量を示した図である。図中、527,712,H4
8,G50及びJ53はラクトコッカス・ラクティス
サブスピーシーズ ラクティス;HP,H61,ML及
びCH2−1はラクトコッカス・ラクティス サブスピ
ーシーズ クレモリス(Lactococcus lactis subsp. cr
emoris);N7,DRC1,8W,CVT3,B75−
1W及びB75−2Yはラクトコッカス・ラクティス
サブスピーシーズ ラクティス バイオバラエティ ジ
アセチラクティス(Lactococcus lactis subsp. lactis
biovar. diacetylactis);1112はラクトバチルス
・ロイテリ(Lactobacillusreuteri)に属する乳酸菌を
それぞれ表している。 【図2】 実施例2のラクトコッカス・ラクティス サ
ブスピーシーズ ラクティスG50株の生菌体及び死菌
体を用いた場合のサイトカイン産生量の相対変化を示し
た図である。図中のAはIL−12、BはIL−6の結
果を示す。 【図3】 実施例3におけるラクトコッカス・ラクティ
ス サブスピーシーズ ラクティスG50株を経口投与
した場合のサイトカイン産生量を示した図である。図
中、Aはパイエル板細胞におけるIL−12の産生、B
はパイエル板細胞におけるIL−6の産生、Cは脾臓細
胞におけるIL−12の産生を示す。
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIGS. 1A and 1B are views showing cytokine production amounts when a macrophage strain and various lactic acid bacteria in Example 1 are co-cultured. In the figure, 527, 712, H4
8, G50 and J53 are Lactococcus lactis
Subspecies lactis; HP, H61, ML and CH2-1 are Lactococcus lactis subsp. Cr
emoris); N7, DRC1, 8W, CVT3, B75-
1W and B75-2Y are Lactococcus lactis
Lactococcus lactis subsp. Lactis
biovar. diacetylactis); 1112 represents lactic acid bacteria belonging to Lactobacillus reuteri, respectively. FIG. 2 is a graph showing a relative change in the amount of cytokine production when using live and dead cells of Lactococcus lactis subspecies lactis G50 strain of Example 2. In the figure, A shows the results for IL-12, and B shows the results for IL-6. FIG. 3 is a graph showing the amount of cytokine produced when Lactococcus lactis subspecies lactis G50 strain was orally administered in Example 3. In the figure, A is IL-12 production in Peyer's patch cells, B
Represents IL-6 production in Peyer's patch cells, and C represents IL-12 production in spleen cells.

─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成14年8月7日(2002.8.7) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0017 【補正方法】変更 【補正内容】 【0017】このラクトコッカス・ラクティス サブス
ピーシーズ ラクティスG50株を、マウスに経口投与
した場合には、本菌株を投与しなかった非投与群よりも
サイトカインの産生が促進される。なお、経口投与する
際は、マウス体重1kgあたり10mg程度を目安とす
ればよい。また、該菌株はラクトコッカス属の特長を有
し、牛乳中でもよく生育するため、スターター等として
乳製品製造へ応用することができる。 さらに、本菌株
は加熱処理等を行った死菌体であっても、マクロファー
ジ株のサイトカイン産生を促進する作用を有している。 【手続補正2】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0025 【補正方法】変更 【補正内容】 【0025】G50株生菌体の10%脱脂乳懸濁液を、
BALB/c系マウス3匹(体重平均20g)に7日間
又は14日間強制的に連続して経口投与した。なお、対
照群には、10%脱脂乳のみを同様に経口投与した。ま
た、G50株の投与量は、マウス体重1kgあたり10
mgを目安とした。
──────────────────────────────────────────────────── ───
[Procedure Amendment] [Submission Date] August 7, 2002 (2002.8.7) [Procedure Amendment 1] [Document Name to be Amended] Description [Item Name to be Amended] 0017 [Amendment Method] Change [Amendment] [0017] When this Lactococcus lactis sub-species Lactis G50 strain is orally administered to mice, the production of cytokines is promoted more than the non-administration group to which this strain was not administered. When administered orally, about 10 mg per kg body weight of the mouse may be used as a guide. Moreover, since this strain has the characteristics of the genus Lactococcus and grows well in milk, it can be applied to the production of dairy products as a starter. Furthermore, this strain has the effect of promoting cytokine production of macrophage strains even when killed by heat treatment. [Procedure Amendment 2] [Document Name to be Amended] Description [Item Name to be Amended] 0025 [Correction Method] Change [Details of Amendment] [0025]
Three BALB / c mice (weight average 20 g) were forcibly and continuously administered for 7 days or 14 days. In the control group, only 10% nonfat milk was orally administered in the same manner. The dose of the G50 strain is 10 per kg of mouse body weight.
The standard was mg .

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C12R 1:01) (72)発明者 栗▲さき▼ 純一 茨城県つくば市観音台2−1−2 独立行 政法人 農業生物資源研究所内 (72)発明者 岡本 隆史 茨城県稲敷郡茎崎町池の台2 独立行政法 人農業技術研究機構 畜産草地研究所内 Fターム(参考) 4B065 AA01X AC20 BB40 CA44 4C087 AA01 AA02 BC56 CA09 NA14 ZB09 ZB26 ──────────────────────────────────────────────────── ─── Continuation of the front page (51) Int.Cl. 7 Identification symbol FI Theme code (reference) C12R 1:01) (72) Inventor Junichi Kurisu ▲ Saki Jun 2-2-1 Kannondai, Tsukuba City, Ibaraki Pref. Institution of Agricultural and Bioresources (72) Inventor Takashi Okamoto Ikenodai, Sekizaki-cho, Inashiki-gun, Ibaraki Pref. Independent Administrative Law Human Agricultural Research Institute F-term in the Institute of Animal Husbandry (reference) 4B065 AA01X AC20 BB40 CA44 4C087 AA01 AA02 BC56 CA09 NA14 ZB09 ZB26

Claims (1)

【特許請求の範囲】 【請求項1】 免疫賦活作用を有するラクトコッカス・
ラクティス サブスピーシーズ ラクティスG50株
(FERM P−18415)。
What is claimed is: [Claim 1] Lactococcus having immunostimulatory action
Lactis Subspecies Lactis G50 strain (FERM P-18415).
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