JP2003087233A - デジタル放送システム、装置及びプログラム - Google Patents

デジタル放送システム、装置及びプログラム

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JP2003087233A
JP2003087233A JP2001273821A JP2001273821A JP2003087233A JP 2003087233 A JP2003087233 A JP 2003087233A JP 2001273821 A JP2001273821 A JP 2001273821A JP 2001273821 A JP2001273821 A JP 2001273821A JP 2003087233 A JP2003087233 A JP 2003087233A
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JP2001273821A
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English (en)
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Koji Okada
光司 岡田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 過去の契約情報の不正書込を防止すると共
に、解約後の受信端末における契約情報の管理を不要に
する。 【解決手段】 送信装置は、鍵番号Nk及び鍵情報を有
する鍵情報パケットPkと、鍵情報に基づいて復号可能
に暗号化された契約情報Dcr及び鍵番号Nkを有する契
約情報パケットPcrとの両情報パケットを含む放送波を
送信する。受信装置20は、両情報パケットPk,Pcr
を受信すると、受信した鍵情報パケットPkの鍵番号N
kが最新の値であり、且つこの鍵番号と受信した契約情
報パケットPcrの鍵番号Nkとが一致すると、この契約
情報パケット内の暗号化された契約情報Dcrを鍵情報パ
ケットPkの鍵情報に基づいて復号し、得られた契約情
報を更新して保持する。すなわち、最新の鍵番号Nkで
且つ最新の更新番号Ncrのときのみ、契約情報Dcrを更
新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば通信衛星を
利用した有料のデジタル放送システム、装置及びプログ
ラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信衛星を利用したデジタル放送
や、ケーブルテレビなどのデジタル放送が普及し始めて
いる。係るデジタル放送は、映像や音声の他に、文字や
データなどの情報を提供し、サービスを充実させてきて
いる。
【0003】また、有料のデジタル放送では、通常、予
めチャンネル、番組、時間単位などで契約を行い、契約
された提供内容だけを受信可能としている。ここで、受
信を制限する際には、受信端末毎に、受信可能な提供内
容(チャンネル又は番組など)を記述した契約情報を設
定し、放送波と契約情報との比較により、受信の可/不
可を判定する方式が一般に用いられる。
【0004】しかしながら、契約情報の設定は、受信端
末が通信回線に接続されてない衛星放送の場合、端末毎
に手動又は放送波により設定する必要がある。但し、手
動による設定はコストが高すぎるため、放送波による設
定が一般的である。
【0005】図14は衛星放送の場合の有料デジタル放
送システムの構成例を示す模式図である。この有料デジ
タル放送システムは、事業者側の顧客管理センタ1、放
送局(送信装置)2及び放送衛星3と、複数の顧客側の
複数の受信端末(受信装置)4,4,4,…及び
複数のテレビジョン受像機5,5,5,…とから
構成されている。
【0006】顧客管理センタ1は、顧客からの契約を受
付け、顧客の契約と端末IDを管理し、適宜、端末別契
約更新情報Dcrを放送局2に渡している。ここで、端末
別契約更新情報Dcrの内容は、契約開始情報、契約変更
情報又は解約情報などを含んでいる。
【0007】放送局2は、有料デジタル放送を行う事業
者に管理された送信装置であり、顧客管理センタ1から
各端末ID毎の端末別契約更新情報Dcrを受けると、こ
の端末別契約更新情報Dcrと、提供内容(番組コンテン
ツ等)とを含む放送波を放送衛星3に向けて送信する。
【0008】放送衛星3は、この放送波を中継して各受
信端末4,4,4,…向けに送信する。各顧客の
受信端末4,4,4,…は、放送衛星3からの放
送波を受信し、端末別契約更新情報Dcrを自己に設定す
る。しかる後、この端末別契約更新情報Dcrと、放送波
の内容とを比較して両者が一致したとき、受信情報を復
調等し、得られた提供内容をテレビジョン受信機5
,5,…や図示しないラジオなどに出力する。こ
れにより、顧客がデジタル放送サービスを利用可能とな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うなデジタル放送システムでは、過去の放送波を受信端
末4(iは任意番号)に受信させることにより、過去
の有利な契約情報を受信端末4に設定し直す不正書込
の可能性が考えられる。
【0010】また、この不正書込の可能性のために、通
常、解約後には受信端末4の契約情報を初期化して管
理を終了できるにも関わらず、解約後の受信端末4
も不正書込防止用に視聴不能な値の契約情報を定期的に
設定し直す必要が生じている。これに伴い、顧客管理セ
ンタ1では、解約後の受信端末4についても管理を継
続する必要が生じている。
【0011】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、過去の契約情報の不正書込を防止すると共に、解約
後の受信端末における契約情報の管理を不要にし得るデ
ジタル放送システム、装置及びプログラムを提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、「鍵番号
及び鍵情報を有する鍵情報パケットと、前記鍵情報に基
づいて復号可能に暗号化された契約情報及び鍵番号を有
する契約情報パケットとの両情報パケットを含む放送
波」を送信する送信装置と、前記両情報パケットを受信
すると、前記受信した鍵情報パケットの鍵番号が最新の
値であり、且つこの鍵番号と前記受信した契約情報パケ
ットの鍵番号とが一致するとき、この契約情報パケット
内の暗号化された契約情報を前記受信した鍵情報パケッ
トの鍵情報に基づいて復号し、得られた契約情報を更新
して保持する受信装置と、を備えたデジタル放送システ
ムである。なお、第1の発明でいう「鍵情報」は、復号
鍵自体、又は暗号化された復号鍵のいずれでもよい。こ
のように、受信した鍵情報パケットの鍵番号が最新の値
のときのみ、契約情報を更新するので、過去の契約情報
の不正書込を防止すると共に、解約後の端末における契
約情報の管理を不要にすることができる。
【0013】第2の発明は、無線通信によるデジタル放
送システムに用いられ、複数の受信装置に対して放送波
を送信する送信装置であって、定期的に鍵生成の実行命
令を送出する鍵生成順制御手段と、前記鍵生成順制御手
段から送出された実行命令を受けると、鍵番号及び暗復
号鍵を生成する鍵生成手段と、前記鍵生成手段により得
られた鍵番号及び暗復号鍵を含む鍵情報パケットを生成
する鍵情報パケット生成手段と、前記鍵生成順制御手段
により実行命令が送出される際に、外部から得た契約更
新情報を出力する出力制御手段と、前記出力制御手段か
ら出力された契約更新情報を、前記鍵生成手段により得
られた暗復号鍵に基づいて暗号化する暗号化手段と、前
記鍵生成手段により得られた鍵番号と前記暗号化手段に
より暗号化された契約更新情報との両者を含む契約情報
パケットを生成する契約情報パケット生成手段と、前記
各情報パケット手段により得られた契約情報パケットと
鍵情報パケットとをそれぞれ含む放送波を送信する送信
手段と、を備えた送信装置である。
【0014】なお、鍵情報パケット内の「暗復号鍵」
は、共通鍵暗号方式の場合には「暗号化鍵(=復号
鍵)」であり、公開鍵暗号方式の場合には「復号鍵」で
ある。また、暗号化手段が用いる「暗復号鍵」は、共通
鍵暗号方式の場合には「暗号化鍵(=復号鍵)」であ
り、公開鍵暗号方式の場合には「暗号化鍵」である。こ
れらは第3の発明でも同様である。
【0015】いずれにしても、上述したように、送信装
置の構成を規定したので、第1の発明と同様の作用を容
易且つ確実に奏することができる。
【0016】第3の発明は、無線通信によるデジタル放
送システムに用いられ、鍵番号及び暗復号鍵を含む鍵情
報パケットと前記鍵番号及び契約更新情報を含む契約情
報パケットとを含む放送波を受信する受信装置であっ
て、最新の鍵番号及び暗復号鍵が保存される鍵保存手段
と、最新の契約更新情報が保存される契約保存手段と、
前記受信した鍵情報パケットの鍵番号と前記鍵保存手段
内の鍵番号との新旧の関係を判定する第1の鍵番号判定
手段と、前記第1の鍵番号判定手段により鍵情報パケッ
トの鍵番号の方が新しいと判定されたとき、前記鍵保存
手段の内容を当該鍵情報パケットの鍵番号及び暗復号鍵
に更新する鍵更新手段と、前記受信した契約情報パケッ
トの鍵番号と前記鍵保存手段内の鍵番号との一致/不一
致を判定する第2の鍵番号判定手段と、前記第2の鍵番
号判定手段により両鍵番号が一致したと判定されたと
き、前記契約情報パケット内の暗号化された契約更新情
報を、前記鍵保存手段内の暗復号鍵に基づいて復号する
契約更新情報復号手段と、前記契約更新情報復号手段に
より復号された契約更新情報に基づいて、前記契約保存
手段の内容を更新する契約更新手段と、を備えた受信装
置である。
【0017】このように、受信装置の構成を規定したの
で、第1の発明と同様の作用を容易且つ確実にすること
ができる。
【0018】なお、第1の発明をシステムとして表現
し、第2及び第3の発明を装置として表現したが、これ
に限らず、第1の発明を装置、方法又はプログラムとし
て表現してもよく、あるいは、第2及び第3の発明をシ
ステム、方法又はプログラムとして表現してもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態につい
て図面を用いて説明する。なお、各実施形態のデジタル
放送システムは、有料システム又は無料システムのいず
れでもよい。また、受信装置は、テレビジョン受信機及
び/又はラジオ装置と一体的に構成されていてもよく、
また、テレビジョン受信機及び/又はラジオ装置と別体
的に構成されていてもよい。
【0020】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態に係るデジタル放送システムに適用される送信
装置の構成を示す模式図であり、図2は同システムに適
用される受信装置の構成を示す模式図である。なお、送
信装置10は図14の放送局2に対応し、受信装置20
は図14の受信端末4に対応する。
【0021】図1に示す送信装置10は、鍵生成順制御
部11、鍵生成部12、鍵情報パケット生成部13、出
力制御部14、端末別更新番号カウンタ15、暗号化部
16、契約情報パケット生成部17、マルチプレクサ1
8、送信部19を備えている。
【0022】ここで、鍵生成順制御部11から契約情報
パケット生成部17までの各機能部は、例えば、ハード
ウェア構成、ソフトウェア構成(例、予め記憶媒体又は
ネットワーク上からインストールされたプログラム)、
又は両構成の組合せにより実現可能となっている。
【0023】鍵生成順制御部11は、例えば1ヵ月毎と
いった一定期間毎に鍵生成部12を実行させる機能と、
鍵生成の実行を出力制御部14に通知する機能とをもっ
ている。
【0024】鍵生成部12は、鍵生成順制御部11から
の実行命令により、鍵番号Nk及び暗号化鍵Kを生成す
ると共に、図示しないメモリ内の共通秘密情報Dsに基
づいて暗号化鍵Kから復号鍵情報Dkを生成する機能
と、鍵番号Nkを両パケット生成部13,17に送出す
る機能と、復号鍵情報Dkを鍵情報パケット生成部13
に送出する機能と、暗号化鍵Kを暗号化部16に送出す
る機能とをもっている。
【0025】ここで、鍵番号Nkは、新たな暗号化鍵K
を生成する毎に、所定方向(増加又は減少)に更新した
番号を示しており、例えば、暗号化鍵Kの識別番号と言
い換えてもよい。
【0026】復号鍵情報Dkは、送信装置10の共通秘
密情報Dsにより暗号化された暗号化鍵Kであり、後述
するように、受信装置20の共通秘密情報Dsにより復
号されて復号鍵Kを生成可能なものである(暗号化鍵K
=復号鍵Kの共通鍵暗号の場合)。但し、これに限ら
ず、復号鍵情報Dkは、送信装置10の共通秘密情報D
sにより暗号化された復号鍵Kであってもよく(暗号化
鍵K≠復号鍵Kの公開鍵暗号の場合)、この場合、復号
鍵Kは暗号化鍵Kとは別に鍵生成部12で生成される。
【0027】共通秘密情報Dsは、共通鍵暗号方式の共
通鍵であり、送信装置10及び受信装置20の両者に予
め保持されている。
【0028】なお、鍵生成部12は、鍵情報パケットP
kの偽造を阻止する観点から、復号鍵情報Dkにデジタ
ル署名や改ざん検出用情報などを付加してもよい。
【0029】鍵情報パケット生成部13は、図3に示す
ように、鍵生成部12から送出された復号鍵情報Dkと
鍵番号Nkとを含む鍵情報パケットPkを生成する機能
と、得られた鍵情報パケットPkをマルチプレクサ18
に送出する機能とをもっている。ここで、鍵情報パケッ
トPkは、鍵番号Nkと、鍵番号Nkに対応した復号鍵
情報Dkとを含んでいる。
【0030】出力制御部14は、図示しない顧客管理セ
ンタ1から入力された端末別契約更新情報Dcrが解約情
報のとき、鍵生成順制御部11から通知された鍵生成の
タイミングで、この端末別契約更新情報Dcrを暗号化部
16に送出する機能をもっている。
【0031】また、出力制御部14は、端末別契約更新
情報Dcrが解約情報以外のとき、鍵生成順制御部11か
らのタイミングに関わらず、端末別契約更新情報Dcrを
端末別更新番号カウンタ15へ出力する機能をもってい
る。
【0032】端末別更新番号カウンタ15は、端末(受
信装置)別の複数のカウンタを保持し、端末別契約更新
情報Dcrが入力されると、該当する受信装置20用のカ
ウンタのカウンタ値を増加する機能と、このカウンタ値
を更新番号Ncrとして端末別契約更新情報Dcrに付加し
て、暗号化部16に送出する機能とをもっている。
【0033】暗号化部16は、鍵生成部12から受けた
暗号化鍵Kを用い、出力制御部14又は端末別更新番号
カウンタ15から受けた1つ以上の端末別契約更新情報
Dcrをまとめて暗号化する機能と、得られた端末別契約
更新情報Dcrを契約情報パケット生成部17に送出する
機能とをもっている。
【0034】契約情報パケット生成部17では、図4に
示すように、鍵生成部12から受けた鍵番号Nkと、暗
号化部16から受けた暗号化された端末別契約更新情報
Dcrとを含む契約情報パケットPcrを生成する機能と、
得られた契約情報パケットPcrをマルチプレクサ18に
送出する機能とをもっている。
【0035】ここで、契約情報パケットPcrは、更新番
号Ncrを含んで暗号化された1つ以上の端末別契約更新
情報Dcrと、端末別契約更新情報Dcrを暗号化した暗号
化鍵Kに対応する鍵番号Nkとを含んでいる。なお、図
4中、“ID”は受信装置20の識別番号を意味してい
る。
【0036】また、鍵番号Nkと更新番号Ncrとは、図
5に示すように、鍵番号Nkが一定期間毎の契約更新に
対応し、更新番号Ncrが一定期間内の複数回の契約更新
に対応するといった関係にある。
【0037】マルチプレクサ18は、鍵情報パケット生
成部13からの鍵情報パケットPkと、契約情報パケッ
ト生成部17からの契約情報パケットPcrとを例えば一
定頻度で繰返し出力する等してトランスポートパケット
ストリームを生成する機能と、このトランスポートスト
リームを送信部19に送出する機能とをもっている。
【0038】送信部19は、このトランスポートパケッ
トストリームに、変調処理並びに、データの誤り訂正符
号化処理などを施して放送波を生成する機能と、この放
送波を図示しない放送衛星3に向けて送信する機能をも
っている。
【0039】一方、図2に示す受信装置20は、図示し
ないアンテナ、受信部21、デマルチプレクサ22、解
析部23、鍵保存部24、契約保存部25を備えてい
る。なお、解析部23、鍵保存部24及び契約保存部2
5は、例えば、ハードウェア構成(例、大規模集積回
路;LSI)、ソフトウェア構成(例、予め記憶媒体又
はネットワーク上からインストールされたプログラ
ム)、又は両構成の組合せにより実現可能となってい
る。
【0040】また、受信装置20はモバイル衛星放送
(MSB;mobile satellite broadcast)に適用可能な
小型のデバイスとしてもよい。
【0041】受信部21は、放送波を受けたアンテナ
(図示せず)から送出された信号を適当に周波数変調し
た放送信号が入力されると、この放送信号に対して復調
処理並びにデータ誤り訂正処理などを行う機能と、これ
ら各処理の後に得られたパケット形式の信号をデマルチ
プレクサに送出する機能をもっている。
【0042】デマルチプレクサ22は、受信部21から
出力されたパケット形式の信号から、鍵情報パケットP
k、契約情報パケットPcrに分離し、それそれ解析部2
3へ送出する機能をもっている。
【0043】解析部23は、解析処理の途中結果を偽造
から保護するように耐タンパ性を有しており、デマルチ
プレクサ22から送出された鍵情報パケットPkと契約
情報パケットPcrとを順次解析し、解析結果に基づいて
鍵保存部24及び契約保存部25を更新する機能をもっ
ている。
【0044】具体的には、解析部23は、鍵番号第1判
定部231、復号鍵生成部232、鍵番号第2判定部2
33、契約更新情報復号部234、解約判定部235及
び更新番号判定部236を備えている。
【0045】鍵番号第1判定部231は、デマルチプレ
クサ22から受けた鍵情報パケットPk内の鍵番号Nk
と、鍵番号保存部24内の鍵番号Nkとを比較し、鍵情
報パケットPk内の鍵番号Nkの方が新しい場合のみ復
号鍵生成部232へ鍵情報パケットPk内の復号鍵情報
Dkを送出する機能をもっている。
【0046】復号鍵生成部232は、図示しないメモリ
内の共通秘密情報Dsを用いて、鍵番号第1判定部23
1から受けた復号鍵情報Dkから復号鍵Kを生成し、得
られた復号鍵Kを鍵保存部24に上書き保存する機能を
もっている。
【0047】鍵番号第2判定部233は、マルチプレク
サ22から受けた契約情報パケットPcr内の鍵番号Nk
と、鍵保存部24内の鍵番号Nkとを比較し、両鍵番号
Nkが一致すると、契約情報パケットPcr内の暗号化さ
れた端末別契約更新情報Dcrを契約更新情報復号部23
4に送出する機能をもっている。
【0048】契約更新情報復号部234は、鍵番号第2
判定部233から受けた暗号化された端末別契約更新情
報Dcrを、鍵保存部24内の復号鍵Kを用いて復号する
機能と、得られた端末別契約更新情報Dcrに自装置20
の契約更新情報Dcrが含まれていた場合、契約更新情報
Dcrを解約判定部235に送出する機能とをもってい
る。
【0049】解約判定部235は、契約更新情報復号部
234から受けた契約更新情報Dcrが解約情報かを判定
し、解約情報の場合、契約保存部25内の更新番号Ncr
と契約情報Dcrとを消去する機能と、契約更新情報が解
約情報でない場合、契約更新情報Dcrをそのまま更新番
号判定部236に送出する機能とをもっている。
【0050】更新番号判定部236は、解約判定部23
5から受けた契約更新情報Dcrの更新番号Ncrと、契約
保存部25内の更新番号Ncrとを比較し、解約判定部2
35から受けた契約更新情報Dcrの更新番号Ncrの方が
新しい場合のみ、この新しい更新番号Ncr及び契約更新
情報Dcrを契約保存部25に上書き保存する機能をもっ
ている。
【0051】一方、鍵保存部24は、解析部23から読
出/書込可能に、鍵番号Nkと、鍵番号Nkに対応する
復号鍵Kとを保存するものであり、保存内容を自装置2
0の電源がオフ状態でも保持する機能と、保存内容の改
ざん防止のための耐タンパ性機能とをもっている。
【0052】契約保存部25は、解析部23から読出/
書込可能に、更新番号Ncrと、契約情報Dcrとを保存す
るものであり、鍵保存部24と同様に、保存内容を電源
オフでも保持する機能と、耐タンパ性機能とをもってい
る。なお、契約情報Dcrは、契約保存部25に保存され
た契約更新情報Dcrを意味しており、契約更新情報と同
一内容のために同一符号“Dcr”によって表されてい
る。
【0053】次に、以上のように構成されたデジタル放
送システムの動作を図6及び図7のフローチャートを用
いて説明する。いま、送信装置10においては、図6に
示すように、鍵生成順制御部11が、一定期間毎に処理
を実行し(ST1)、鍵生成部12に実行命令を送出す
る一方、鍵生成を実行する旨を出力制御部14に通知す
る。
【0054】鍵生成部12は、鍵生成順制御部11から
の実行命令により、鍵番号Nk及び暗号化鍵Kを生成す
ると共に、共通秘密情報Dsに基づいて暗号化鍵Kから
復号鍵情報Dkを生成する(ST2)。
【0055】そして、鍵番号Nkは、両パケット生成部
13,17に送出される。復号鍵情報Dkは、鍵情報パ
ケット生成部13に送出される。また、暗号化鍵Kは、
暗号化部16に送出される。
【0056】次に、鍵情報パケット生成部13は、これ
ら鍵番号Nkと復号鍵情報Dkとを含む鍵情報パケット
Pkを生成し(ST3)、得られた鍵情報パケットPk
をマルチプレクサ18に出力する。
【0057】一方、出力制御部14は、図示しない顧客
管理センタ1から入力された端末別契約更新情報Dcrの
内容を判定し(ST4)、端末別契約情報Dcrの出力を
制御する。
【0058】具体的には、出力制御部14は、端末別契
約更新情報Dcrが解約情報のとき、鍵生成順制御部11
から通知された鍵生成のタイミングで、この端末別契約
更新情報Dcrを暗号化部16に送出する。
【0059】また、出力制御部14は、端末別契約更新
情報Dcrが解約情報以外のとき、鍵生成順制御部11か
らのタイミングに関わらず、端末別契約更新情報Dcrを
端末別更新番号カウンタ15へ出力する。
【0060】端末別更新番号カウンタ15は、端末別契
約更新情報Dcrが入力されると、該当する受信装置20
用のカウンタのカウンタ値を増加し、このカウンタ値を
更新番号Ncrとして端末別契約更新情報Dcrに付加して
(ST5)、暗号化部16に送出する。
【0061】暗号化部16は、鍵生成部12から受けた
暗号化鍵Kを用い、出力制御部14又は端末別更新番号
カウンタ15から受けた1つ以上の端末別契約更新情報
Dcrをまとめて暗号化し(ST6)、得られた端末別契
約更新情報Dcrを契約情報パケット生成部17に送出す
る。
【0062】契約情報パケット生成部17は、鍵生成部
12から受けた鍵番号Nkと、暗号化部16から受けた
暗号化された端末別契約更新情報Dcrとを含む契約情報
パケットPcrを生成し(ST7)、この契約情報パケッ
トPcrをマルチプレクサ18に送出する。
【0063】マルチプレクサ18は、鍵情報パケット生
成部13からの鍵情報パケットPkと、契約情報パケッ
ト生成部17からの契約情報パケットPcrとを一定頻度
で繰返し出力してトランスポートパケットストリームを
生成し(ST8)、このトランスポートストリームを送
信部19に送出する。
【0064】送信部19は、このトランスポートパケッ
トストリームから生成した放送波を図示しない放送衛星
3に向けて送信する(ST9)。放送衛星3は、前述し
た通り、この放送波を中継して各受信装置20に向けて
送信する。
【0065】一方、受信装置20においては、受信部2
1が、放送波を受けたアンテナ(図示せず)から送出さ
れた信号を適当に周波数変調した放送信号が入力される
と、この放送信号に対して復調処理並びにデータ誤り訂
正処理などを行い、パケット形式の信号をデマルチプレ
クサに送出する。
【0066】デマルチプレクサ22は、図7に示すよう
に、このパケット形式の信号から鍵情報パケットPkと
契約情報パケットPcrとを分離し(ST11)、それぞ
れ解析部23へ送出する。
【0067】解析部23は、送出された鍵情報パケット
Pk及び契約情報パケットPcrを入力し、順次、解析を
行う。
【0068】鍵情報パケットPkに関し、解析部23に
おいては、鍵番号第1判定部231が、鍵情報パケット
Pk内の鍵番号Nkと、鍵番号保存部24内の鍵番号N
kとを比較して鍵情報パケットPk内の鍵番号Nkの方
が新しいか否かを判定し(ST12)、新しい場合のみ
復号鍵生成部232へ鍵情報パケットPk内の復号鍵情
報Dkを送出し、他の場合には解析処理を終了する。
【0069】復号鍵生成部232は、復号鍵情報Dkを
受けると、共通秘密情報Dsに基づいてこの復号鍵情報
Dkから復号鍵Kを生成し(ST13)、得られた復号
鍵Kを鍵保存部24に上書き保存する(ST14)。
【0070】次に、契約情報パケットPcrに関し、鍵番
号第2判定部233が、契約情報パケットPcr内の鍵番
号Nkと、鍵保存部24内の鍵番号Nkとを比較して両
鍵番号Nkが一致するか否かを判定し(ST15)、不
一致の場合には解析処理を終了するが、両鍵番号Nkが
一致すると、契約情報パケットPcr内の暗号化された端
末別契約更新情報Dcrを契約更新情報復号部234に送
出する。
【0071】契約更新情報復号部234は、暗号化され
た端末別契約更新情報Dcrを、鍵保存部24内の復号鍵
Kを用いて復号し(ST16)、得られた端末別契約更
新情報Dcrに自装置20の契約更新情報Dcrが含まれて
いた場合、契約更新情報Dcrを解約判定部235に送出
する。
【0072】解約判定部235は、送出された契約更新
情報Dcrが解約情報か否かを判定し(ST17)、解約
情報の場合、契約保存部25内の更新番号Ncrと契約情
報Dcrとを消去する(ST18)。一方、契約更新情報
が解約情報でない場合、契約更新情報Dcrをそのまま更
新番号判定部236に送出する。
【0073】更新番号判定部236は、送出された契約
更新情報Dcrの更新番号Ncrと、契約保存部25内の更
新番号Ncrとを比較して、解約判定部235から受けた
契約更新情報Dcrの更新番号Ncrの方が新しいか否かを
判定し(ST19)、、新しい場合のみ新しい更新番号
Ncr及び契約更新情報Dcrを契約保存部25に上書き保
存(ST20)して解析処理を終了し、他の場合にはそ
のまま解析処理を終了する。
【0074】このように、最新の鍵番号Nkで且つ最新
の更新番号Ncrのときのみ、契約情報Dcrが更新される
処理により、古い契約情報を受信させることによる不正
な書換を阻止している。
【0075】上述したように本実施形態によれば、受信
した鍵情報パケットPkの鍵番号Nkが最新の値のとき
のみ、契約情報Dcrを更新するので、過去の契約情報の
不正書込を防止すると共に、解約後の受信端末における
契約情報の管理を不要にすることができる。
【0076】補足すると、受信装置20側において、鍵
番号第1判定部231の処理に基づき、常に最新の鍵番
号Nkをもつ復号鍵Kを保存するので、古い鍵番号Nk
をもつ復号鍵Kの再設定を阻止することができる。
【0077】また、解約情報以外の端末別契約更新情報
Dcrは最新の鍵番号Nkで送信される場合でも、更新番
号判定部236の処理により、常に最新の更新番号Ncr
をもつ契約更新情報Dcrを保存する。すなわち、最新の
鍵番号Nkをもっていても、古い更新番号Ncrをもつ契
約更新情報Dcrを再設定しないので、不正な書換を阻止
できる。
【0078】また、解約後には、受信装置20の契約情
報Dcrを消去し、かつ古い鍵番号Nkをもつ契約更新情
報Dcrを再設定させないので、解約後の受信装置20の
契約情報Dcrの管理を不要にしている。また、解約後の
受信装置20の契約情報Dcrの管理を不要にしたので、
コストを抑えた有料デジタル放送システムを実現させる
ことができる。
【0079】(第2の実施形態)図8は本発明の第2の
実施形態に係るデジタル放送システムに適用される送信
装置の構成を示す模式図であり、図9は同システムに適
用される受信装置の構成を示す模式図であって、図1及
び図2と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明
を省略し、ここでは異なる部分について主に述べる。な
お、以下の各実施形態も同様にして重複した部分の説明
を省略する。
【0080】すなわち、本実施形態は、第1の実施形態
の変形例であり、共通秘密情報Dsを省略したものであ
って、図8及び図9に示すように、それぞれ共通秘密情
報Dsに関する構成が変更又は省略されている。
【0081】ここで、送信装置10の鍵生成部12a
は、前述した各機能のうち、共通秘密情報Dsに基づい
て復号鍵情報Dkを生成する機能と復号鍵情報Dkを鍵
情報パケット生成部13に送出する機能とに代えて、生
成した暗号化鍵Kを復号鍵Kとして鍵情報パケット生成
部13に送出する機能が設けられている(暗号化鍵K=
復号鍵Kの共通鍵暗号の場合)。
【0082】係る設けられた機能は、暗号化鍵K≠復号
鍵Kの公開鍵暗号の場合、生成した復号鍵Kを鍵情報パ
ケット生成部13に送出する機能として設けられる。
【0083】また、いずれにしても、鍵情報パケットP
kは、鍵番号Nkと、鍵番号Nkに対応した復号鍵Kと
を含むものに変更される。
【0084】一方、受信装置20の復号鍵生成部232
は省略される。
【0085】受信装置20の鍵番号第1判定部231a
は、前述した機能のうち、鍵情報パケットPk内の鍵番
号Nkの方が新しい場合のみ復号鍵生成部232へ鍵情
報パケットPk内の復号鍵情報Dkを送出する機能に代
えて、鍵情報パケットPk内の鍵番号Nkの方が新しい
場合のみ鍵情報パケットPk内の復号鍵Kを鍵保存部2
4に上書き保存する機能が設けられている。
【0086】以上のような構成としても、第1の実施形
態の効果を得ることができ、また、共通秘密情報Dsに
関する機能を省略するので、構成の簡易化を図ることが
できる。
【0087】(第3の実施形態)図10は本発明の第3
の実施形態に係るデジタル放送システムに適用される送
信装置の構成を示す模式図であり、図9は同システムに
適用される受信装置の構成を示す模式図である。
【0088】すなわち、本実施形態は、第1の実施形態
の変形例であり、更新番号Ncrを省略したものであっ
て、図10及び図11に示すように、更新番号Ncrに関
する構成が変更又は省略されている。
【0089】ここで、送信装置10の端末別更新番号カ
ウンタ15は省略される。
【0090】送信装置10の出力制御部14bは、前述
した出力制御部14に代えて、鍵生成順制御部11から
通知された鍵生成の実行タイミング(鍵番号Nkに対
応)で、外部からの端末別契約更新情報Dcrを同一受信
装置20に関して1回のみ暗号化部16に出力するよう
制御する機能をもっている。
【0091】換言すると、出力制御部14bは、同一受
信装置20に関し、一定期間内の複数回の契約変更を不
正書換と見なして阻止する観点から、同一鍵番号Nkに
対する端末別契約更新情報Dcrを1回のみ暗号化部16
に出力する機能をもっている。
【0092】一方、受信装置20の更新番号判定部23
6は省略される。
【0093】受信装置20の解約判定部235bは、前
述した解約判定部235に代えて、契約更新情報復号部
234から受けた契約更新情報Dcrが解約情報かを判定
し、解約情報の場合、契約保存部25内の契約情報Dcr
を消去する機能と、契約更新情報が解約情報でない場
合、契約更新情報Dcrを契約保存部25に上書き保存す
る機能とをもっている。
【0094】受信装置20の契約保存部25bは、前述
した内容のうち、更新番号Ncrを保存する機能が省略さ
れている。
【0095】以上のような構成により、一定期間内の複
数回の契約変更は不正でなくとも不可となるものの、前
述同様に、最新の鍵番号Nkのときのみ、契約情報Dcr
が更新されるため、古い契約情報を受信させることによ
る不正な書換を阻止することができる。
【0096】また、更新番号Ncrに関する機能を省略又
は変更するので、構成の簡易化を図ることができる。
【0097】(第4の実施形態)図12は本発明の第4
の実施形態に係るデジタル放送システムに適用される送
信装置の構成を示す模式図であり、図13は同システム
に適用される受信装置の構成を示す模式図である。
【0098】すなわち、本実施形態は、第2及び第3の
実施形態を組合せた例であり、共通秘密情報Ds及び更
新番号Ncrに関する構成が変更又は省略されている。
【0099】以上のような構成により、第2及び第3の
実施形態の効果を同時に得ることができる。なお、上記
各実施形態に記載した手法は、コンピュータに実行させ
ることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フロ
ッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、
光ディスク(CD−ROM、DVDなど)、光磁気ディ
スク(MO)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納して
頒布することもできる。
【0100】また、この記憶媒体としては、プログラム
を記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒
体であれば、その記憶形式は何れの形態であっても良
い。
【0101】また、記憶媒体からコンピュータにインス
トールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上
で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、
データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW
(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処
理の一部を実行してもよい。
【0102】さらに、本発明における記憶媒体は、コン
ピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネ
ット等により伝送されたプログラムをダウンロードして
記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
【0103】また、記憶媒体は1つに限らず、複数の媒
体から本実施形態における処理が実行される場合も本発
明における記憶媒体に含まれ、媒体構成は何れの構成で
あっても良い。
【0104】尚、本発明におけるコンピュータは、記憶
媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態にお
ける各処理を実行するものであって、パソコン等の1つ
からなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシ
ステム等の何れの構成であっても良い。
【0105】また、本発明におけるコンピュータとは、
パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装
置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機
能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
【0106】なお、本願発明は、上記各実施形態に限定
されるものでなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない
範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施
形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、そ
の場合、組み合わされた効果が得られる。さらに、上記
各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示
される複数の構成用件における適宜な組み合わせにより
種々の発明が抽出され得る。例えば実施形態に示される
全構成要件から幾つかの構成要件が省略されることで発
明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施す
る場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるもの
である。
【0107】その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施できる。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、過
去の契約情報の不正書込を防止すると共に、解約後の受
信端末における契約情報の管理を不要にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るデジタル放送シ
ステムに適用される送信装置の構成を示す模式図
【図2】同実施形態における受信装置の構成を示す模式
【図3】同実施形態における鍵情報パケットを説明する
ための模式図
【図4】同実施形態における契約情報パケットを説明す
るための模式図
【図5】同実施形態における鍵番号と更新番号との関係
を説明するための模式図
【図6】同実施形態における動作を説明するためのフロ
ーチャート
【図7】同実施形態における動作を説明するためのフロ
ーチャート
【図8】本発明の第2の実施形態に係るデジタル放送シ
ステムに適用される送信装置の構成を示す模式図
【図9】同実施形態における受信装置の構成を示す模式
【図10】本発明の第3の実施形態に係るデジタル放送
システムに適用される送信装置の構成を示す模式図
【図11】同実施形態における受信装置の構成を示す模
式図
【図12】本発明の第4の実施形態に係るデジタル放送
システムに適用される送信装置の構成を示す模式図
【図13】同実施形態における受信装置の構成を示す模
式図
【図14】従来の有料デジタル放送システムの構成例を
示す模式図
【符号の説明】
10…送信装置 11…鍵生成順制御部 12,12a…鍵生成部 13…鍵情報パケット生成部 14,14b…出力制御部 15…端末別更新番号カウンタ 16…暗号化部 17…契約情報パケット生成部 18…マルチプレクサ 19…送信部 20…受信装置 21…受信部 22…デマルチプレクサ 23…解析部 24…鍵保存部 25,25b…契約保存部 231,231a…鍵番号第1判定部 232…復号鍵生成部 233…鍵番号第2判定部 234…契約更新情報復号部 235,235b…解約判定部 236…更新番号判定部 Nk…鍵番号 K…暗号化鍵、復号鍵 Ds…共通秘密情報 Dk…復号鍵情報 Pk…鍵情報パケット Pcr…契約情報パケット Dcr…端末別契約更新情報、契約情報 Ncr…更新番号
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/081 H04N 7/167 7/167 7/08 Z 7/20 610 H04L 9/00 601E Fターム(参考) 5C063 AB07 DA07 5C064 BA01 BB02 BB07 BD02 BD09 DA10 5D044 AB07 AB09 BC01 BC04 CC04 CC08 DE50 EF05 FG18 GK17 HL08 HL11 5J104 AA01 AA16 BA03 EA01 EA04 EA18 JA03 NA02 PA05 5K028 AA14 BB04 CC05 DD01 DD02 EE03 KK32 MM12 SS07 SS14 SS17

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵番号及び鍵情報を有する鍵情報パケッ
    トと、前記鍵情報に基づいて復号可能に暗号化された契
    約情報及び鍵番号を有する契約情報パケットとの両情報
    パケットを含む放送波を送信する送信装置と、 前記両情報パケットを受信すると、前記受信した鍵情報
    パケットの鍵番号が最新の値であり、且つこの鍵番号と
    前記受信した契約情報パケットの鍵番号とが一致すると
    き、この契約情報パケット内の暗号化された契約情報を
    前記受信した鍵情報パケットの鍵情報に基づいて復号
    し、得られた契約情報を更新して保持する受信装置と、 を備えたことを特徴とするデジタル放送システム。
  2. 【請求項2】 無線通信によるデジタル放送システムに
    用いられ、複数の受信装置に対して放送波を送信する送
    信装置であって、 定期的に鍵生成の実行命令を送出する鍵生成順制御手段
    と、 前記鍵生成順制御手段から送出された実行命令を受ける
    と、鍵番号及び暗復号鍵を生成する鍵生成手段と、 前記鍵生成手段により得られた鍵番号及び暗復号鍵を含
    む鍵情報パケットを生成する鍵情報パケット生成手段
    と、 前記鍵生成順制御手段により実行命令が送出される際
    に、外部から得た契約更新情報を出力する出力制御手段
    と、 前記出力制御手段から出力された契約更新情報を、前記
    鍵生成手段により得られた暗復号鍵に基づいて暗号化す
    る暗号化手段と、 前記鍵生成手段により得られた鍵番号と前記暗号化手段
    により暗号化された契約更新情報との両者を含む契約情
    報パケットを生成する契約情報パケット生成手段と、 前記各情報パケット手段により得られた契約情報パケッ
    トと鍵情報パケットとをそれぞれ含む放送波を送信する
    送信手段と、 を備えたことを特徴とする送信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の送信装置において、 前記各受信装置との間で共通に保持した共通秘密情報に
    基づいて、前記鍵情報パケットにより得られた暗復号鍵
    を共通鍵暗号方式により暗号化し、鍵情報を生成する鍵
    情報生成手段を備え、 前記鍵情報パケット手段は、前記鍵生成手段により得ら
    れた鍵番号及び暗復号鍵を含む鍵情報パケットに代え
    て、前記鍵生成手段により得られた鍵番号及び前記鍵情
    報生成手段により得られた鍵情報を含む鍵情報パケット
    を生成することを特徴とする送信装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載の送信装置
    において、 前記出力制御手段から出力された契約更新情報を、前記
    各受信装置毎の更新番号を付加した状態で前記暗号化手
    段に送出する更新番号付加手段を備えたことを特徴とす
    る送信装置。
  5. 【請求項5】 無線通信によるデジタル放送システムに
    用いられ、鍵番号及び暗復号鍵を含む鍵情報パケットと
    前記鍵番号及び契約更新情報を含む契約情報パケットと
    を含む放送波を受信する受信装置であって、 最新の鍵番号及び暗復号鍵が保存される鍵保存手段と、 最新の契約更新情報が保存される契約保存手段と、 前記受信した鍵情報パケットの鍵番号と前記鍵保存手段
    内の鍵番号との新旧の関係を判定する第1の鍵番号判定
    手段と、 前記第1の鍵番号判定手段により鍵情報パケットの鍵番
    号の方が新しいと判定されたとき、前記鍵保存手段の内
    容を当該鍵情報パケットの鍵番号及び暗復号鍵に更新す
    る鍵更新手段と、 前記受信した契約情報パケットの鍵番号と前記鍵保存手
    段内の鍵番号との一致/不一致を判定する第2の鍵番号
    判定手段と、 前記第2の鍵番号判定手段により両鍵番号が一致したと
    判定されたとき、前記契約情報パケット内の暗号化され
    た契約更新情報を、前記鍵保存手段内の暗復号鍵に基づ
    いて復号する契約更新情報復号手段と、 前記契約更新情報復号手段により復号された契約更新情
    報に基づいて、前記契約保存手段の内容を更新する契約
    更新手段と、 を備えたことを特徴とする受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の受信装置において、 前記放送波に含まれる鍵情報パケットの暗復号鍵は、前
    記放送波を放送する送信装置と各受信装置本体との間で
    共通に保持された共通秘密情報に基づいて予め共通鍵暗
    号方式により暗号化されており、 前記鍵更新手段は、前記更新する前に、当該鍵情報パケ
    ット内の暗号化された暗復号鍵を前記共通秘密鍵情報に
    基づいて復号し、得られた暗復号鍵を用いて前記更新を
    行なうことを特徴とする受信装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6に記載の受信装置
    において、 前記放送波に含まれる契約情報パケットの契約更新情報
    は予め更新番号が付加されており、 前記契約保存手段は最新の更新番号及び最新の契約更新
    情報が保存され、 前記契約更新手段は、前記更新する前に、前記復号され
    た契約更新情報の更新番号と前記契約保存手段内の更新
    番号との新旧の関係を判定し、前記復号された契約更新
    情報の更新番号の方が新しいとき、前記更新を行なうこ
    とを特徴とする受信装置。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至請求項7のいずれか1項に
    記載の受信装置において、 前記契約更新手段は、前記復号された契約更新情報の内
    容が解約情報であるとき、前記契約保存手段内の契約情
    報を消去することを特徴とする受信装置。
  9. 【請求項9】 無線通信によるデジタル放送システムに
    用いられ、複数の受信装置に対して放送波を送信する送
    信装置に使用される送信用プログラムであって、 前記送信装置のコンピュータを、 定期的に鍵生成の実行命令を送出する鍵生成順制御手
    段、 前記鍵生成順制御手段から送出された実行命令を受ける
    と、鍵番号及び暗復号鍵を生成する鍵生成手段、 前記鍵生成手段により得られた鍵番号及び暗復号鍵を含
    む鍵情報パケットを生成する鍵情報パケット生成手段、 前記鍵生成順制御手段により実行命令が送出される際
    に、外部から得た契約更新情報を出力する出力制御手
    段、 前記出力制御手段から出力された契約更新情報を、前記
    鍵生成手段により得られた暗復号鍵に基づいて暗号化す
    る暗号化手段、 前記鍵生成手段により得られた鍵番号と前記暗号化手段
    により暗号化された契約更新情報との両者を含む契約情
    報パケットを生成する契約情報パケット生成手段、 として機能させるための送信用プログラム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の送信用プログラムに
    おいて、 前記送信装置のコンピュータを、 前記各受信装置との間で共通に保持した共通秘密情報に
    基づいて、前記鍵情報パケットにより得られた暗復号鍵
    を共通鍵暗号方式により暗号化し、鍵情報を生成する鍵
    情報生成手段、として機能させ、 前記鍵情報パケット手段は、前記鍵生成手段により得ら
    れた鍵番号及び暗復号鍵を含む鍵情報パケットに代え
    て、前記鍵生成手段により得られた鍵番号及び前記鍵情
    報生成手段により得られた鍵情報を含む鍵情報パケット
    を生成することを特徴とする送信用プログラム。
  11. 【請求項11】 無線通信によるデジタル放送システム
    に用いられ、鍵番号及び暗復号鍵を含む鍵情報パケット
    と前記鍵番号及び契約更新情報を含む契約情報パケット
    とを含む放送波を受信する受信装置に使用される受信用
    プログラムであって、 前記受信装置のコンピュータを、 最新の鍵番号及び暗復号鍵が保存される鍵保存手段、 最新の契約更新情報が保存される契約保存手段、 前記受信した鍵情報パケットの鍵番号と前記鍵保存手段
    内の鍵番号との新旧の関係を判定する第1の鍵番号判定
    手段、 前記第1の鍵番号判定手段により鍵情報パケットの鍵番
    号の方が新しいと判定されたとき、前記鍵保存手段の内
    容を当該鍵情報パケットの鍵番号及び暗復号鍵に更新す
    る鍵更新手段、 前記受信した契約情報パケットの鍵番号と前記鍵保存手
    段内の鍵番号との一致/不一致を判定する第2の鍵番号
    判定手段、 前記第2の鍵番号判定手段により両鍵番号が一致したと
    判定されたとき、前記契約情報パケット内の暗号化され
    た契約更新情報を、前記鍵保存手段内の暗復号鍵に基づ
    いて復号する契約更新情報復号手段、 前記契約更新情報復号手段により復号された契約更新情
    報に基づいて、前記契約保存手段の内容を更新する契約
    更新手段、 として機能させるための受信用プログラム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の受信用プログラム
    において、 前記放送波に含まれる鍵情報パケットの暗復号鍵は、前
    記放送波を放送する送信装置と各受信装置本体との間で
    共通に保持された共通秘密情報に基づいて予め共通鍵暗
    号方式により暗号化されており、 前記鍵更新手段は、前記更新する前に、当該鍵情報パケ
    ット内の暗号化された暗復号鍵を前記共通秘密鍵情報に
    基づいて復号し、得られた暗復号鍵を用いて前記更新を
    行なうことを特徴とする受信用プログラム。
  13. 【請求項13】 請求項11又は請求項12に記載の受
    信用プログラムにおいて、 前記放送波に含まれる契約情報パケットの契約更新情報
    は予め更新番号が付加されており、 前記契約保存手段は最新の更新番号及び最新の契約更新
    情報が保存され、 前記契約更新手段は、前記更新する前に、前記復号され
    た契約更新情報の更新番号と前記契約保存手段内の更新
    番号との新旧の関係を判定し、前記復号された契約更新
    情報の更新番号の方が新しいとき、前記更新を行なうこ
    とを特徴とする受信用プログラム。
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