JP2003085043A - 外部記憶装置および同装置の記憶領域切替方法 - Google Patents

外部記憶装置および同装置の記憶領域切替方法

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JP2003085043A
JP2003085043A JP2001276802A JP2001276802A JP2003085043A JP 2003085043 A JP2003085043 A JP 2003085043A JP 2001276802 A JP2001276802 A JP 2001276802A JP 2001276802 A JP2001276802 A JP 2001276802A JP 2003085043 A JP2003085043 A JP 2003085043A
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Masaya Masuda
賢哉 増田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の通信先それぞれに個別にセキュリティを
確保すること等を可能とする外部記憶装置を提供する。 【解決手段】この外部記憶装置1は、エンジン部11に
より全体の制御が司られており、このエンジン部11の
EEPROM22には、記憶領域対応情報aが記録され
ている。この記憶領域対応情報aは、ハードディスク6
3のパーティションテーブルと無線通信相手を識別する
ための無線識別情報(BD_ADDR)との対応関係を
示すマッピングテーブルであり、エンジン部11は、こ
の記憶領域対応情報aに基づき、無線通信相手ごとにハ
ードディスク63のデータ入出力先を切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばBlueto
othプロトコルに準拠した無線通信機能を有する外部記
憶装置および同装置の記憶領域切替方法に係り、特に、
複数の通信先それぞれに個別にセキュリティを確保する
こと等を可能とする外部記憶装置および同装置の記憶領
域切替方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータや携帯情
報端末、携帯電話機などの情報処理装置と、プリンタな
どの周辺装置との間のデータ送受信を無線インタフェー
スを介して行うことにより、接続の煩雑さを解消し、そ
の使い勝手を向上させようとする技術が多数開発されて
いる。また、情報処理装置同士も無線インタフェースを
介して接続することにより、データの送受信および共有
化が行われるようになってきている。
【0003】そして、最近では、この無線インタフェー
スを介して情報処理装置とデータを送受信する、いわゆ
る無線通信機能を有する外部記憶装置の開発が行われる
に至ってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この無線通
信機能を有する外部記憶装置は、複数の情報処理装置か
らは共有の周辺機器として利用される場合も多い。しか
しながら、従来の無線通信機能付き外部記憶装置では、
どの情報処理装置が通信先となった場合でも、つまり通
信先に関わらずに、データの入出力先として提供する記
憶領域は固定されているため、すべての通信先に同一の
記憶領域を共有させることになり、セキュリティ面で種
々の問題を生じさせてしまっていた。
【0005】この発明は、このような事情を考慮してな
されたものであり、複数の通信先それぞれに個別にセキ
ュリティを確保すること等を可能とする外部記憶装置お
よび同装置の記憶領域切替方法を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、この発明は、無線通信手段と、記憶領域を複数
に区分け可能な記憶手段と、前記無線通信手段の通信先
と前記記憶手段の記憶領域との対応関係を管理する管理
手段と、前記管理手段により管理された対応関係に基づ
き、前記通信先ごとにデータ入出力先の前記記憶領域を
切り替える切り替え手段とを具備することを特徴とする
外部記憶装置を提供する。
【0007】この外部記憶装置においては、通信先ごと
にデータ入出力先を自動的に切り替えるため、複数の情
報処理装置で当該外部記憶装置を共有する場合に、各情
報処理装置に別々の記憶領域に対してデータを入出力さ
せることにより、複数の通信先それぞれに個別にセキュ
リティを確保すること等を可能とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。
【0009】(第1実施形態)まず、この発明の第1実
施形態について説明する。
【0010】図1は、この第1実施形態に係る外部記憶
装置の利用環境を説明するための図である。
【0011】図1に示すように、この外部記憶装置1の
通信相手は、パーソナルコンピュータ2、ポータブルゲ
ームマシン3、デジタルビデオカメラ4、PDA(pers
onalDigital Assistant)5などの情報機器である。ま
た、この外部記憶装置1と情報機器2〜5とには、Blue
toothモジュールが搭載されており、このBluetoothモジ
ュールを介して無線でデータ通信が行なわれる。
【0012】このBluetoothモジュールにより無線通信
可能な距離は、最大100m程度であり、この距離内に
外部記憶装置1と情報機器2〜5とが近づくと、Blueto
othのリンクが自動的に確立し、データの送受信が可能
となる。
【0013】図2は、この外部記憶装置1の構成を示す
ブロック図である。
【0014】図2に示すように、この外部記憶装置1
は、エンジン部11、Bluetooth無線部12、電源部1
3、設定部14およびデータ記憶部15を有している。
【0015】エンジン部11は、この外部記憶装置1全
体を制御するためのものであり、その中核を担うCPU
21は、バス26を介してEEPROM22と接続され
ている。このEEPROM22には、後述する記憶領域
対応情報aを含む各種設定情報が記録されている。
【0016】また、CPU21は、CPUバス27を介
してCPUバス/PCIバスブリッジ25に接続されて
いる。このCPUバス/PCIバスブリッジ25には、
メモリバス28を介してフラッシュメモリ23が接続さ
れ、メモリバス29を介してDRAM24が接続されて
いる。
【0017】フラッシュメモリ23は、この外部記憶装
置1の特徴である記憶領域切替制御を行うための記憶領
域切替制御プログラムbを含む、CPU21の動作手順
を記述した各種プログラムを格納する。一方、DRAM
23は、CPU21のワークメモリとして利用される。
【0018】CPUバス/PCIバスブリッジ25は、
CPUバス27とPCIバス41とのインターフェイス
ブリッジであり、また、バス30を介して表示コントロ
ーラ31に接続される。この表示コントローラ31は、
バス32を介して接続されるLCD33の表示制御を実
行する。
【0019】このPCIバス41は、PCI/ISAブ
リッジ42を介してISAバス43に接続される。ま
た、PCIバス41には、USBホストコントローラ4
6を介してBluetooth無線部12に接続されるととも
に、USBインターフェイス44に接続される。そし
て、USBインターフェイス44には、情報機器とケー
ブル接続するためのUSBコネクタ45が接続される。
【0020】Bluetooth無線部12は、USBホストコ
ントローラ46に接続され、Bluetoothの無線機能を制
御するベースバンドLSI51と、ベースバンドLSI
51が実行するプログラムを格納するフラッシュメモリ
52、アンテナ54、ベースバンドLSI51とアンテ
ナ54との間における高周波信号の制御を行なうRF部
53を具備している。
【0021】また、PCIバス41には、データ記憶部
15が接続されている。このデータ記憶部15は、PC
Iバス41を介して接続されたIDEインターフェイス
コントローラ61と、IDEインターフェイスコントロ
ーラ61にIDEインタフェース62を介して接続され
たハードディスク63とを有している。このハードシス
ク63は、パーティション情報により複数の記憶領域に
区分けすることが可能であり、この外部記憶装置1は、
この点を活用して、情報機器2〜5それぞれに個別にセ
キュリティを確保することを実現する。
【0022】さらに、PCIバス41には、電源部13
が接続されている。この電源部13は、PCIバス41
に接続された電源コントローラ71と、電源コントロー
ラ71に接続された電源制御回路72とを具備してい
る。電源制御回路72には、バッテリ73およびAC入
力74が接続されている。この外部記憶装置1をモバイ
ル環境で使用する場合には、バッテリ73によって電力
を供給し、バッテリの充電時およびAC駆動可能な環境
では、AC入力74から電力を供給する。
【0023】バッテリ73およびAC入力74からの電
力は、外部記憶装置1を動作させるために必要な要素、
たとえばエンジン部11、無線部12、データ記憶部1
5などに供給される。
【0024】一方、ISAバス43には、設定部14が
接続されている。この設定部14には、ISAバス43
に接続されたI/Oコントローラ81、I/Oコントロ
ーラ81に接続されたボタン82およびロータリスイッ
チ83が設けられている。これらボタン82およびロー
タリスイッチ83は、後述する記憶領域対応情報aの設
定を含む各種設定および装置起動のためのものである。
【0025】次に、このような構成をもつこの外部記憶
装置1における記憶領域切替制御について説明する。
【0026】まず、エンジン部11のEEPROM22
に記録される記憶領域対応情報aについて説明する。
【0027】通常、PC/AT互換機用に物理フォーマ
ットされたハードディスクには、その物理的な先頭セク
タ(512バイト)にMBR(Master Boot Record)が
置かれ、その中に、パーティションテーブルが記述され
ている。ここで、MBR中のパーティションテーブルが
使われるのは、基本領域(Primary Partition)の場合
のみであり、拡張領域(Extended Partition)上に論理
領域(Logical Partition)を作成した場合には、それ
ぞれの論理領域の先頭に置かれるEPBR(Extended P
artition Boot Record)の中に、対応するパーティショ
ンテーブルが記述されている。
【0028】そして、記憶領域対応情報aは、このパー
ティションテーブルと情報機器2〜5を識別するための
無線識別情報(BD_ADDR)との対応関係をマッピ
ングテーブルとして保持する。図3は、この記憶領域対
応情報aの一例を示す図である。各パーティションテー
ブルにどの無線識別情報(BD_ADDR)、つまり情
報機器2〜5を対応づけるかは、(記憶領域切替プログ
ラムbの記述に沿って動作する)エンジン部11が、設
定部14から通知されるボタン82およびロータリスイ
ッチ83の操作内容に基づき、EEPROM22に記録
された記憶領域対応情報aを書き替えることによって実
行する。
【0029】なお、ハードディスク63上でのMBRお
よびEPBRの形式は、図4に示すようになっており、
さらに各パーティションテーブルには、図5に示す情報
が16バイトで入っている。
【0030】次に、この記憶領域対応情報aを用いて
(記憶領域切替プログラムbの記述に沿って)エンジン
部11が実行する記憶領域切替制御について説明する。
【0031】図6は、この外部記憶装置1が無線通信に
よりデータを授受する場合の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【0032】エンジン部11は、Bluetooth無線部12
を介して情報機器2〜5からの接続要求を受信すると
(ステップA1)、記憶領域対応情報bを参照して、こ
の情報機器2〜5の識別情報が登録されているかどうか
を調べる(ステップA2)。
【0033】もし、この情報機器2〜5の識別情報が記
憶領域対応情報bになければ(ステップA2のNO)、
エンジン部11は、この接続要求を拒否する旨をBlueto
oth無線部12を介して返答する(ステップA3)。一
方、記憶領域対応情報bにあれば(ステップA2のYE
S)、エンジン部11は、記憶領域対応情報bによって
その識別情報と対応づけられたパーティション、つまり
データ記憶部15のハードディスク63内で複数に区分
けされた記憶領域の中のいずれかの記憶領域をデータ入
力先に切り替えるべく選択する(ステップA4)。
【0034】その後、エンジン部11は、Bluetooth無
線部12を介して当該情報機器2〜5から送信されるデ
ータ送受信要求を受け付け(ステップA5)、選択した
記憶領域に対するデータアクセスを実行する(ステップ
A6)。
【0035】つまり、この外部記憶装置1は、無線通信
の相手によってデータ入出力先を切り替えており、これ
により、複数の情報機器2〜5によって共有される場合
における個別のセキュリティの確保を可能としている。
【0036】図7は、この外部記憶装置1が記憶領域対
応情報bを設定する場合の動作手順を示すフローチャー
トである。
【0037】エンジン部11は、ロータリスイッチ83
が設定モード位置に切り替えられたことを設定部14か
ら通知されると、この装置全体の動作モードを通常モー
ドから設定モードへと切り替える(ステップB1)。
【0038】この切り替えを行うと、エンジン部11
は、設定部14から通知されるボタン82の操作、つま
り記憶領域対応情報bに関する設定操作を受け付け(ス
テップB2)、その受け付けた設定内容をEEPROM
22に記憶領域対応情報bとして保存する(ステップB
3)。
【0039】そして、ロータリスイッチ83が通常モー
ド位置に切り替えられたことを設定部14から通知され
ると、エンジン部11は、この装置全体の動作モードを
設定モードから通常モードへと復帰させる(ステップB
4)。
【0040】つまり、この外部記憶装置1は、通信相手
とそのデータ入出力先となる記憶領域とを対応づける、
パーティションテーブルと情報機器2〜5を識別するた
めの無線識別情報(BD_ADDR)との対応関係をユ
ーザが必要に応じて変更する仕組みを提供する。
【0041】図8は、この外部記憶装置1が有線通信に
よりデータを授受する場合の動作手順を示すフローチャ
ートである。
【0042】前述したように、この外部記憶装置1は、
情報機器とUSBケーブルを介した有線通信を行うため
のUSBコネクタ45を有している。そして、エンジン
部11は、このUSBコネクタ45を介して接続された
情報機器に対しては、記憶領域対応情報bに保持される
パーティションテーブルの通りに、データ記憶部15の
ハードディスク63を複数のパーティションに区分けさ
れた記憶媒体として提供する。
【0043】エンジン部11は、USBホストコントロ
ーラ46を介して情報機器からの接続要求を受信すると
(ステップC1)、記憶領域対応情報bを参照し、この
記憶領域対応情報bに基づいた装置情報を作成する(ス
テップC2)。ここで作成する装置情報は、ハードディ
スク63の構成(論理ディスクの作成状況など)を情報
機器に認識させるためのものである。そして、エンジン
部11は、この作成した装置情報をUSBホストコント
ローラ46を介して情報機器に返送する(ステップC
3)。
【0044】その後、エンジン部11は、USBホスト
コントローラ46を介して当該情報機器から送信される
データ送受信要求を受け付け(ステップC4)、このデ
ータ送受信要求で指定された記憶領域に対するデータア
クセスを実行する(ステップC5)。
【0045】つまり、この外部記憶装置1は、たとえば
管理者ユーザ用などのために、無線通信の相手ごとに区
分けした複数の記憶領域に対して、有線通信の相手には
同一記憶媒体上の各パーティションとしてアクセスする
仕組みを提供する。
【0046】(第2実施形態)次に、この発明の第2実
施形態について説明する。図9は、この第2実施形態に
係る外部記憶装置の構成を示すブロック図である。
【0047】前述した第1実施形態の外部記憶装置とこ
の第2実施形態の外部記憶装置1との違いは、図9に示
すように、暗号化・復号化部16がさらに設けられてい
る点にある。また、この第2実施形態の外部記憶装置1
は、情報機器2〜5を識別するための無線識別情報(B
D_ADDR)とともに、ハードディスク63にデータ
を書き込む際に暗号化・復号化部16による暗号化を施
すかどうかを示すフラグ情報をEEPROM22内の記
憶領域対応情報aに記録する。そして、エンジン部11
は、この記憶領域対応情報aに記録されたフラグ情報に
基づき、ハードディスク63に書き込むデータの暗号化
・復号化部16による暗号化と、ハードディスク63か
ら読み込んだデータの暗号化・復号化部16による復号
化とを実行する。
【0048】図10は、この外部記憶装置1が無線通信
によりデータを授受する場合の動作手順を示すフローチ
ャートである。
【0049】エンジン部11は、Bluetooth無線部12
を介して情報機器2〜5からの接続要求を受信すると
(ステップD1)、記憶領域対応情報bを参照して、こ
の情報機器2〜5の識別情報が登録されているかどうか
を調べる(ステップD2)。
【0050】もし、この情報機器2〜5の識別情報が記
憶領域対応情報bになければ(ステップD2のNO)、
エンジン部11は、この接続要求を拒否する旨をBlueto
oth無線部12を介して返答する(ステップD3)。一
方、記憶領域対応情報bにあれば(ステップD2のYE
S)、エンジン部11は、記憶領域対応情報bによって
その識別情報と対応づけられたパーティション、つまり
データ記憶部15のハードディスク63内で複数に区分
けされた記憶領域の中のいずれかの記憶領域をデータ入
力先に切り替えるべく選択する(ステップD4)。
【0051】その後、エンジン部11は、Bluetooth無
線部12を介して当該情報機器2〜5から送信されるデ
ータ送受信要求を受け付ける(ステップD5)。そし
て、記憶領域対応情報bのフラグ情報が暗号化有に設定
されていれば(ステップD6のYES)、暗号化・復号
化部16を用いて、つまり暗号化および復号化処理を介
在させながら、選択した記憶領域に対するデータアクセ
スを実行する(ステップD7)。一方、暗号化有に設定
されていなければ(ステップD6のNO)、暗号化・復
号化部16を用いず、つまり暗号化および復号化処理を
介在させずに、選択した記憶領域に対するデータアクセ
スを実行する(ステップD8)。
【0052】つまり、この外部記憶装置1は、無線通信
の相手によってデータ入出力先を切り替えることに加え
て、無線通信の相手によってはデータの暗号化を行うこ
とにより、USBコネクタ45を介して接続された情報
機器であっても解読できないようなセキュリティの確保
も可能とする。
【0053】なお、前述した第1および第2実施形態で
は、情報機器との有線接続をUSBケーブルによって行
う例を説明したが、これに限らず、たとえばこの外部記
憶装置自体を情報機器が備える拡張スロットに収納でき
るように構成し、その拡張スロットのコネクタを介して
接続するようにしてもよい。この場合、そのコネクタを
介して電力の供給を受けることも可能となり、その結
果、電源部13の搭載が不要となる。
【0054】つまり、本願発明は、前記実施形態に限定
されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しな
い範囲で種々に変形することが可能である。更に、前記
実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示さ
れる複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種
々の発明が抽出され得る。たとえば、実施形態に示され
る全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発
明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決で
き、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場
合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽
出され得る。
【0055】
【発明の効果】以上、詳述したように、この発明の外部
記憶装置によれば、通信先ごとにデータ入出力先を自動
的に切り替えるため、複数の情報処理装置で当該外部記
憶装置を共有する場合に、各情報処理装置に別々の記憶
領域に対してデータを入出力させることにより、複数の
通信先それぞれに個別にセキュリティを確保すること等
を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の外部記憶装置の利用
環境を説明するための図。
【図2】同第1実施形態の外部記憶装置の構成を示すブ
ロック図。
【図3】同第1実施形態の外部記憶装置がもつ記憶領域
対応情報の一例を示す図。
【図4】ハードディスク上でのMBRおよびEPBRの
形式を示す図。
【図5】ハードディスクのパーティションテーブルの内
容を示す図。
【図6】同第1実施形態の外部記憶装置が無線通信によ
りデータを授受する場合の動作手順を示すフローチャー
ト。
【図7】同第1実施形態の外部記憶装置が記憶領域対応
情報を設定する場合の動作手順を示すフローチャート。
【図8】同第1実施形態の外部記憶装置が有線通信によ
りデータを授受する場合の動作手順を示すフローチャー
ト。
【図9】同第第2実施形態の外部記憶装置の構成を示す
ブロック図。
【図10】同第第2実施形態の外部記憶装置が無線通信
によりデータを授受する場合の動作手順を示すフローチ
ャート。
【符号の説明】
1…外部記憶装置 2…パーソナルコンピュータ 3…ポータブルゲームマシン 4…デジタルビデオカメラ 5…PDA(personal Digital Assistant) 11…エンジン部 12…Bluetooth無線部 13…電源部 14…設定部 15…データ記憶部 16…暗号化・復号化部 21…CPU 22…EEPROM 23…フラッシュメモリ 24…DRAM 25…CPUバス/PCIバスブリッジ 26,30,32…バス 27…CPUバス 28,29…メモリバス 31…表示コントローラ 33…LCD 41…PCIバス 42…PCI/ISAブリッジ 43…ISAバス 44…USBインタフェース 45…USBコネクタ 46…USBホストコントローラ 51…ベースバンドLSI 52…フラッシュメモリ 53…RF部 54…アンテナ 61…IDEインタフェースコントローラ 62…IDEインタフェース 63…HDD 71…電源コントローラ 72…電源制御回路 73…バッテリ 74…AC入力 81…I/Oコントローラ 82…ボタン 83…ロータリスイッチ a…記憶領域対応情報 b…記憶領域切替制御プログラム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信手段と、 記憶領域を複数に区分け可能な記憶手段と、 前記無線通信手段の通信先と前記記憶手段の記憶領域と
    の対応関係を管理する管理手段と、 前記管理手段により管理された対応関係に基づき、前記
    通信先ごとにデータ入出力先の前記記憶領域を切り替え
    る切り替え手段とを具備することを特徴とする外部記憶
    装置。
  2. 【請求項2】 有線通信手段を具備し、 前記切り替え手段は、記憶領域が複数に区分けされた記
    憶媒体として前記記憶手段を前記有線通信手段の通信先
    に提供する手段を有することを特徴とする請求項1記載
    の外部記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記管理手段は、前記通信先ごとにデー
    タの暗号化有無を管理する手段を有し、 データを暗号化および復号化する暗復号化手段と、 前記管理手段によりデータの暗号化有とされた通信先か
    らの要求に応じてその通信先に対応づけられた記憶領域
    にデータを書き込む際、前記暗復号化手段によりそのデ
    ータを暗号化し、前記通信先からの要求に応じてその通
    信先に対応づけられた記憶領域のデータを読み出した
    際、前記暗復号化手段によりそのデータを復号化する暗
    復号化制御手段とを具備することを特徴とする請求項1
    または2記載の外部記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記管理手段により管理される対応関係
    を設定する設定手段を具備することを特徴とする請求項
    1、2または3記載の外部記憶装置。
  5. 【請求項5】 無線通信手段と記憶領域を複数に区分け
    可能な記憶手段とを有する外部記憶装置の記憶領域切替
    方法であって、 前記無線通信手段の通信先と前記記憶手段の記憶領域と
    の対応関係を管理するステップと、 前記管理ステップにより管理された対応関係に基づき、
    前記通信先ごとにデータ入出力先の前記記憶領域を切り
    替えるステップとを具備することを特徴とする外部記憶
    装置の記憶領域切替方法。
  6. 【請求項6】 前記外部記憶装置は、有線通信手段を具
    備し、 前記切り替えステップは、記憶領域が複数に区分けされ
    た記憶媒体として前記記憶手段を前記有線通信手段の通
    信先に提供するステップを有することを特徴とする請求
    項5項記載の外部記憶装置の記憶領域切替方法。
  7. 【請求項7】 前記管理ステップは、前記通信先ごとに
    データの暗号化有無を管理するステップを有し、 前記管理ステップによりデータの暗号化有とされた通信
    先からの要求に応じてその通信先に対応づけられた記憶
    領域に書き込む際、そのデータを暗号化し、前記通信先
    からの要求に応じてその通信先に対応づけられた記憶領
    域のデータを読み出した際、そのデータを復号化するス
    テップを具備することを特徴とする請求項5または6記
    載の外部記憶装置の記憶領域切替方法。
  8. 【請求項8】 前記管理ステップにより管理される対応
    関係を設定するステップを具備することを特徴とする請
    求項5、6または7記載の外部記憶装置の記憶領域切替
    方法。
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JP2019161403A (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及びプログラム

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